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近隣町内会との懇談会 および工場見学会について
平成25年度化学物質対策セミナ- 近隣町内会との懇談会 および工場見学会について 川崎製造所環境安全1Gr 中間 本日の構成 1.川崎製造所の概要 2.サイトレポ-ト (1) 作成の経緯 (2) 掲載内容 (3) 今後の課題 3.懇談会および工場見学 (1) 目的 (2) 実施内容 (3) 今後の課題 2 川崎製造所の沿革 • 1955年8月 日本石油㈱の全額出資により日本石油化学㈱設立 • 1957年5月 川崎市塩浜エリアに、IPA・アセトン第1製造装置完成 • 1959年5月 川崎地区千鳥エリアにエチレン第1製造装置完成、 ブタジエン第1製造装置完成 • 1970年2月 浮島地区に第1エチレン製造装置完成 • 1991年4月 浮島地区にCPX製造装置完成 • 2002年6月 日本石油化学㈱、社名を新日本石油化学㈱に変更 • 2006年4月 新日本石油化学㈱ 、本社部門を新日本石油㈱に統合 • 2008年4月 新日本石油精製㈱と新日本石油化学㈱とが合併し、当事業 所の名称を新日本石油精製㈱川崎製造所に変更 • 2010年7月 新日本石油㈱、新日本石油精製㈱ および㈱ジャパンエナ ジーが合併し、当製造所の名称をJX日鉱日石エネルギー㈱ 川崎製造所に変更 3 川崎製造所の装置構成 設 備 名 称 エチレン製造装置 (OCT設備) 高純度プロピレン製造装置 ブタジエン製造装置 BTX製造装置 CPX製造装置 IPA製造装置 IPE製造装置 ノルマルパラフィン製造装置 ハイゾールSAS製造装置 LAB製造装置 ポリブテン製造装置 ポリイソブチレン製造装置 UD製造装置 LCP製造装置 イソオクテン製造装置 AFソルベント製造装置 製 品 エチレン プロピレン プロピレン(PGP) プロピレン(PGP) ブタジエン ベンゼン トルエン キシレン ノルマルヘキサン パラキシレン オルソキシレン ベンゼン イソプロピルアルコール イソプロピルエーテル ノルマルパラフィン ナフテゾール 日石ハイゾールSAS LAB ポリブテン ポリイソブチレン ジシクロペンタジエン 液晶ポリマー イソオクテン AFソルベント 最 終 製 品 フイルム、各種容器 フイルム、合成樹脂 塗料、接着剤 紙オムツ、消毒液 合成ゴム 樹脂原料 溶剤 溶剤 食用油脂抽出溶剤 ポリエステル 不飽和ポリエステル 溶剤 医薬、インキ溶剤 医薬抽出溶剤 高級アルコ-ル 洗浄剤(低芳香族) 感圧紙染料溶剤 合成洗剤 潤滑油添加剤 チュ-インガム基材 プラスチックレンズ 高性能熱可塑性樹脂 ガソリン基材 溶剤(低芳香族) 4 サイトレポ-ト (1) (1)作成の経緯 ☆新日本石油化学㈱時代にJRCC に加入(1995年) ⇒ RCレポ-トの作成 ☆新日本石油精製㈱との合併で、 JRCCを脱退(2008年3月) ⇒ サイトレポ-トの作成 JRCC:日本レスポンシブル・ケア協議会 5 サイトレポ-ト (2) (2)主な掲載内容 ① トップのメッセ-ジ ② 環境管理と実績 ・大気関係(窒素酸化物) ・水質関係(COD、窒素、りん) ・化学物資関係(PRTR) ・廃棄物関係(排出量、埋立て量) ・地球温暖化対策関係 (二酸化炭素排出量、省エネルギ-) ・社会貢献活動 6 サイトレポ-ト (3) (2)主な掲載内容 ③ 安全活動と危機管理体制 ・労働災害発生状況 (度数率、強度率、製造所のトピックス) ・安全活動 (安全教育、訓練、ヒヤリハット) ・危機管理体制の確立 (緊急時対応体制、地震・津波対策) 7 サイトレポ-ト (4) (3)準備期間 ① デ-タのとりまとめ 約1ヶ月 ② 冊子の作成( 16ペ-ジ) 約1ヶ月 (冊子900冊) (4)今後の課題 ① 記載内容の充実 ・利害関係者の声を如何に、反映させるか ・環境教育資料としての充実 ② 冊子の読みやすさ ・文字の大きさ、写真、グラフ 8 懇談会および工場見学 (1) 1.目的 地域住民に環境・安全に関する活動 内容を報告して、意思の疎通を図り、 信頼関係を築くこと。 2.対象者 近隣町内会(10町内会:20~30人) 3.実施頻度 1回/年で約3時間 4.実施内容 ① 工場見学 ② サイトレポ-トの説明(環境・安全管理) ③ 意見交換会 9 懇談会および工場見学 1.工場見学 (2) 1.5時間 (1)見学場所 ・生産施設 製造装置、入出荷設備、計器室 分析室 ・環境施設 脱硝設備、排水設備 VOC回収設備、テレメ-タ設備 ・防災設備 消防設備、オイルフェンス 10 懇談会および工場見学 2.懇談会 (3) 1~1.5時間 (1)サイトレポ-トの説明 (30~40分) ・事前アンケ-トで興味のあるものを 重点的に報告 環境 :大気汚染、悪臭、化学物質汚染 安全:災害時の対策(火災、地震) 安全活動 ・その年に話題となっている項目(環境 ) 法改正、産業廃棄物の削減 温暖化対策 11 懇談会および工場見学 (2)意見交換会 (4) (30~40分) ①事前アンケ-トでの主な質問事項 <環境 > ・削減対策 大気、水質、化学物質 ・環境管理目標(短期、長期) ・環境管理(体制、測定デ-タ) ・工場から排出する物質の実績 値が、地域住民にどのように 伝わるか 12 懇談会および工場見学 (2)意見交換会 (5) (30~40分) ①事前アンケ-トでの主な質問事項 <安全 > ・災害時の対策(近隣への影響) 火災、地震、油漏れ、テロ ・災害時の協力体制(他社) ・設備の保全管理 ・安全活動 ・教育、訓練 13 懇談会および工場見学 (6) (4)近隣町内会の評価(要望) ・大気・水質については、目に見えない事なので、 充分な管理・対策を望む。 ・サイトレポ-トを見て、環境・安全の取組みを真摯に 改善している様子を受け止める事が出来た。 ・川崎の空も昔からすれば(以前は公害の町川崎 と言われていた) 随分きれいになりました。 これも、企業の皆様方の並々ならぬ努力の結果 と感謝している。 ・多摩川の水質も大分改善され良くなっている。 今後も努力をお願いする。 14 懇談会および工場見学 (7) (4)今後の課題 ・意見交換会の充実化 知りたい情報 如何にウォッチ タイムリ-に報告 ・化学物質のリスコミへの移行 化学物質のリスク評価 15