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STEP 1
RecordNow
RecordNow Manual
introduction
はじめに
introduction
このたびは、
「RecordNow」をお買い上げいただき誠にありがと
うございます。
このマニュアルは、本製品を使用する上で必要となる事について
記載しています。本製品を正しくご利用いただくために、必ずこの
マニュアルを一読されておくことをお奨めします。
また、このマニュアルは、マニュアル作成時のソフト及びハード
ウェアの情報に基づき作成されています。その後、ソフトウェアの
バージョンアップ等により、
本マニュアルの記載内容とソフトに搭載
されている機能が異なっている場合がありますのでご了承ください。
使用許諾条項 4,5
CONTENTS 6,7
お断り/本書の表記について 8
使用許諾条項
4
プログラム設置を続ける前に、次に述べるソフトウェア・ライセンス契約の条件を読んで、確認し、承諾しなけれ
ばなりません。返事を求められたら、それらの条件を受け入れるか、拒否するかを指示して下さい。もし、それらの
ソフトウェア・ライセンスの条件を拒否するならば、ソフトウェアをコンピュータから削除して、メディア・パッケ−
ジ及びそれに付随しているものすべて(付属した文書、バインダ−又はその他の同封物を含む)を購入先に直ちに返
して、支払金の全額を返金して貰って下さい。
ソフトウェアのライセンス条件
1.ソフトウェア使用許諾
ライセンサーは貴殿に、ここに同封したライセンサーのソフトウェア・プログラム(本ソフトウェア)の一つのコ
ピーを一つのコンピュ−タと接続された単一のタ−ミナルにおいて使用する権利を許諾します。本ソフトウェアをネ
ットワ−クで使用したり、又同時に二つ以上のコンピュ−タで使用したりすることは出来ません。
2.著作権
本ソフトウェアはライセンサー又はそのサプライヤ−が権利を有し、米国著作権法及び国際条約の規定によって保
護されています。それらのサプライヤーはこのライセンス契約の第三者受益者であり、この合意書の条件の元でソフ
トウェアに対する権利を行使することができます。ユ−ザ−は、a)バックアップもしくは記録保管の目的のためにの
み、本ソフトウェアのコピ−を一つだけ作成するか、又は、b)ユ−ザ−が本ソフトウェアのオリジナルをバックアッ
プもしくは記録保管の目的のためにのみ保管して、本ソフトウェアをハ−ドディスク1枚だけにコピ−することが出
来ます。そうでない場合、本ソフトウェアをコピ−することや、本ソフトウェアに付随している文書をコピ−するこ
とは出来ません。
3.他の制約
ユ−ザ−は本ソフトウェアを貸したり、リ−スすることは出来ませんが、ユ−ザ−が本ソフトウェアのコピ−を保
有せず、譲受人がこの合意書の条件に同意した場合に限り、本ソフトウェア及びそれに付随している文書を永久に譲
渡することができます。ユ−ザ−はリバ−ス・エンジニアリング、逆コンパイラ、逆アセンブリ−を行うことは出来
ません。もし本ソフトウェアが更新されたものならば、本ソフトウェアを譲渡する場合には、更新された部分及び更
新前の部分のすべてを譲渡しなければなりません。
4.デュアル・メディア・ソフトウェア
本ソフトウェアのパッケ−ジが 3.5 インチ・ディスケット及び CD-ROM のように複数のメディアのフォ−ムを含
んでいる場合は、ユ−ザ−はその専用のコンピュ−タに適するメディアのみを使用することが出来ます。ユ−ザ−は
使用しないメディアをコンピュ−タで使ったり、他のユ−ザ−に貸与、賃貸、リ−ス、譲渡することは出来ませんが、
(上述のように)本ソフトウェア全て及び付随している文書を永久に譲渡する際に当該メディアがその一部として含
まれている場合はこの限りではありません。
5.限定された保証及び救済
ライセンサーは本ソフトウェアの最初の購入の日からソフトウェアのマニュアルに記載されている期間は、
(ディ
スケット又は CD-ROM のような)物理的なメディア及び物理的な付随文書について、その材質及び製作技術に欠陥
のないことを保証します。もし上記保証期間中にそのような欠陥についての通知をライセンサーが受け取り、それが
誤りでないことが判明した場合には、ライセンサーは欠陥のあるメディア又は文書を取り替えます。上記が、保証違
反があった場合にライセンサーがユ−ザ−に対して行う唯一の救済です。この限定された保証は損害又は欠陥が、事
故、濫用又は誤用によるものである場合には無効になります。
6.他の保証はありません。
上記の限定された保証は、本ソフトウェア及び付属文書に対する唯一の保証であり、すべての他の保証に代わる
introduction
はじめに
5
ものです。ライセンサーは、これ以外の明示又は黙示の保証を行わず、これ以外の保証を行うことを明確に否定しま
す。これは本ソフトウェア及び付属文書の商品性、特定目的への適合性及び権利侵害のないことについての黙示の保
証を含む全ての保証を否定するものです。上記の条項は、ライセンサーの責任の全て及び保証違反に関しユ−ザ−が
受ける唯一の補償を規定しています。ディストリビューター(イージーシステムズ株式会社は、一切の保証をしませ
ん)
。
7.責任の制限
ライセンサー及びそのサプライヤ−は、たとえライセンサーに対し事前に損害の発生する可能性が知らされていた
としても、ライセンサーのソフトウェアのライセンス使用又は使用不可能の結果生じるいかなる種類の派生的損害、
特別損害、付随的損害又は間接的損害について一切責任を負いません。いかなる事情の下でも、ライセンサーの損害
賠償額はユ−ザ−が支払うライセンス料の金額を超えることはありません。この責任とリスクの制限を考慮して、ソ
フトウェアの価額が決められています。ディストリビューターは、損害賠償責任を負いません。
8.分離性
この合意書の条項のいずれかが法的に無効であると判断されても、この合意書の他の条項の有効性には影響を及
ぼしません。
9.期間
このライセンスは解除されるまで有効です。ユ−ザ−は本ソフトウェアとそのコピ−、変更部分及び組み合わされ
た部分* の全てと共に廃棄することにより、いつでもこのライセンスを解除することができます。またユ−ザ−がこ
の合意書の条件に違反した場合にも解除されます。かかる解除の場合、ユ−ザ−は本ソフトウェアをそのコピ−、変
更部分及び組み合わされた部分* の全てと共に速やかに廃棄することに同意するものとします。
(注:*は「いかなる形
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態のものでも」と理解するものとします。
)
10.その他
この文書はユーザ−とライセンサーとの完全な合意となり、この合意書の対象条項について両当事者間で交わさ
れた、この合意書以前の文書又は口頭による合意に代わります。当事者は国連国際動産売買条約の適用を否認しま
す。この合意書は米国カリフォルニア州法に準拠します。ユ−ザ−は米国又は外国政府の適切な認可なしに本ソフト
ウェア又はそれに付随している文書を輸出又は再輸出することは出来ません。
米国政府の規制する権利
この合意書の対象となる本ソフトウェアの米国の軍事もしくは文官の政府機関への販売、又は米国の軍事もしく
は文官の政府機関による使用、複製、リリ−ス、改変もしくは開示に関して、ライセンシ−は本ソフトウェア及びそ
の全ての付属文書の使用が、文官の政府機関についてはFAR 12.212 に従い、軍事の政府機関については DFARS
227.7202 に従い、制限されることに同意します。政府機関によるこの本ソフトウェアの使用は、この合意書及びその
修正の条件に従い制限されます。
ライセンシ−は、以下の説明文を、この合意書の対象となる本ソフトウェアのそれぞれに添えるものとします。こ
の商業用の本ソフトウェア及びその付属文書の使用、複製、譲渡は、FAR 12.212、DFARS 227.7202 及びライセンス
契約に従い制限されます。
連絡先:Legal Department,
VERITAS Software Corporation
1600 Plymouth Street
Mountain View,CA 94043
USA
Tel:(650)335-8000
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CONTENTS
introduction
はじめに ―――――――――――――――――――――――――――――3
使用許諾条項 4,5
CONTENTS 6,7
お断り/本書の表記について 8
PART 1
RecordNowの特徴とインストール ―――――――――――――――――9
RecordNowとは? 10/作成可能なCD及びDVDの形式 10/主な特徴 11/動作環境 12
複数台のレコーダを使用する場合の制限事項 13/インストールの手順 14/アンインストールの手順 16
PART 2
RecordNowの初期設定 ―――――――――――――――――――――17
■RecordNowの起動と終了 18/RecordNowの起動 18/RecordNowの終了 18
■RecordNowの基本設定 19
一般 19/表示 21/データディスク 22/オーディオディスク 23/一時フォルダ 24/ブランクサイズ 24
ジョブ/ラウンド 25/詳細 27/Wizard 29/Wizard-DVD 30/CDDB 31
PART 3
各種CD及びDVD作成の基礎知識 ―――――――――――――――――33
■CD及びDVD作成の方法 34/RecordNowWizard 34/メインウィンドウ 34
■ジョブについて 35
RecordNowにおけるジョブの種類 35/RecordNowにおけるジョブの特徴 37
■ジョブの保存とロード 38
ジョブの保存 38/保存したジョブのロード 38/ワークスペースの保存とロード 38
■書き込み(記録)方式について 39
CDを作成する場合の書き込み方式 39/その1-「ディスクアットワンス」 39
その2-「トラックアットワンス」 39/その3-「セッションアットワンス」 39
CDを作成する場合の書き込み方式-その他 40/マルチセッション 40
DVDを作成する場合の書き込み方式 40/マルチボーダー 40
PART 4
RecordNowWizardの使い方 ―――――――――――――――――――41
■RecordNowWizardの機能 42
■RecordNowWizardの起動 43
■ディスクバックアップ 44
■オーディオディスクの作成 46
その1 オーディオファイルからオーディオディスクを作成 46
その2 他のCDからオーディオディスクを作成 52
その3 MP3プレーヤ用のオーディオディスクを作成 56
■データディスクの作成 62
その1 CD編 62/その2 DVD編 66
PART 5
データディスクの作成 ―――――――――――――――――――――――67
■データディスク作成の流れ 68
■基本操作 69
■マルチセッションについて 76
マルチセッションとは 76/マルチセッション/マルチボーダーの注意点 76/データの追記の手順 77
■イメージファイルで保存する 78
作成できるイメージの種類 78/イメージファイル作成の手順 78
■作成できるDVDの形式と制限 79
■DVD-ROM作成の手順 81
PART 6
オーディオCDの作成 ―――――――――――――――――――――――83
■オーディオCD作成の流れ 84
■基本操作 85/オーディオCDからのオーディオデータ作成手順 85
■CD Textの書き込み 92
RecordNowでのCD Textの文字情報の確認 92
CD TextのオーディオCD作成の手順 93
PART 7
データと音楽が混在したCDの作成 ―――――――――――――――――95
■ミックスモード CDとCD-Extraについて 96/ミックスモード CDとCD-Extraの構造の違い 96
■ミックスモード CD、CD-Extra作成の手順 97
■CD-Extra作成の手順 98
■ミックスモード CD作成の手順 102
PART 8
DJ-Burnの使い方 ―――――――――――――――――――――――105
■DJ-Burnでできること 106
■DJ-Burnを使ったオーディオCD作成の手順 107/DJ-Burn使用時の注意点 107
■オーディオデータからのダイレクト書込み 108
■アナログ音源からのダイレクト書き込み 110/その1-初期設定と注意点 110
その2-アナログ音源からのダイレクト書き込みの手順 111
■オーディオCDから好きな楽曲を1曲ずつ書き込む 112
introduction
PART 9
はじめに
7
Video CDの作成 ――――――――――――――――――――――――113
■Video CD作成の準備 114/Video CD作成に必要なもの 114
■Video CD作成の手順 115
PART 10
ディスクバックアップ ――――――――――――――――――――――117
■ディスクバックアップ機能について 118
ディスクバックアップの方法 118/ディスクバックアップ使用上の注意点 118
■レコーダのみでディスクバックアップを行う場合 119
■ソースドライブとレコーダの2台のドライブでディスクバックアップを行う場合 120
PART 11
イメージファイルを利用したCD/DVDの作成――――――――――――121
■イメージファイルについて 122
トラックイメージとグローバルイメージ 122/イメージファイルからの作成手順 122
■グローバル/トラックイメージからのCD/DVD作成 123
PART 12
ハイパードライブ機能の使い方 ――――――――――――――――――125
■ハイパードライブ機能について 126/ハイパードライブ機能とジョブの関係 126
同時書き込みレコーダ数と書き込み速度 126
■複数のジョブを同時に実行する手順 127
PART 13
ディスクエクスプローラの使い方 ―――――――――――――――――129
■ディスクエクスプローラの機能 130/イメージファイル作成の手順 130
■イメージファイルの作成 131
その1 トラックイメージの作成 131/その2 グローバルイメージの作成 132
■ディスクエクスプローラの便利な機能 134
PART 14
DLAの活用法 ――――――――――――――――――――――――――135
■DLAの特徴と動作環境 136
■インストール 137
■アンインストール 138
■DLAの利用方法 139
■DLAの設定について 139
■ディスクのフォーマットの手順 140
■DLAの制限と互換化 141/互換化の手順 141
■WindowsXPでの使用について 142
PART 15
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Appendix ―――――――――――――――――――――――――――143
■RecordNowのメインウィンドウの画面構成 144
■ジョブの画面構成 145
■キー操作について 146
■RWディスクの消去の仕方 147
■オーバーバーンについて 148
■ドライブアイコンの変更 149
■トレイのオープン(イジェクト)とクローズ 149
■ジョブウィンドウ表示変更の仕方 150
■イメージファイルの内容の確認 150
■ログの参照について 151/ログの閲覧方法 151
■データディスクのファイルシステム 152
■DVDディスクごとの書き込み方式の対応 153
■論理ファイルシステムについて 154
■CDのセクタフォーマット 155
■ディスクエクスプローラで表示されるディスクコード一覧 156
■トラブルシューティング 157
レコーダがRecordNowに認識されない 157/レコーダがCD-ROMドライブとして認識される 157
オーディオCDを作成した場合にノイズや音飛びが発生する 157
作成したディスクが読み込めたり、読めなかったりする 158/『一部のファイルのエントリが正しくありません。リスト
で「!」マークのついたファイルを確認してください』というメッセージが表示される 158
バッファーアンダーランエラーなどが発生して書き込みに失敗する 159
■ESJカスタマーセンターサポートカルテ Ⅰ
■ユーザー登録/サポートについて Ⅱ
■著作権について Ⅶ
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お断り/本書の表記について
■お断り
■
本製品の一部またはすべてを無断で複写、複製、改変することはその形態を問
わず、禁じます。また、本製品の内容は、将来予告なく変更することがありま
す。本書の内容については、万全を期して作成していますが、万一わかり難い点
や記載漏れ、誤記などがございましたらご連絡ください。
■
本マニュアルの画面イメージは特に断りのない場合、すべてWindowsXPを使用
して作成しました。
■本書の表記について
■
特に断りのない場合、使用しているコンピュータのことを「パソコン」と表記し
ています。
■
RecordNowをインストール後、設定の変更を全く加えていない状態を「デフォル
ト」と表記しています。
■
特に断りのない場合、Windows95及びWindows98、Windows98SE、WindowsMe、
WindowsNT、Windows2000、WindowsXPを総称して「Windows」と表記してい
ます。
■
アイコンやボタンなどにマウスのポインタ
を合わせ、左ボタンを1回押すこ
とを「クリック」
、すばやく2回押すことを「ダブルクリック」
、マウスの右ボタ
ンを1回押すことを「右クリック」と表記しています。
■
ダイアログなどのチェックボックス及び、ラジオボタンをクリックし、チェック
や
を入れることを「チェックボックスをオン(オフ)にする」と表記してい
ます。
■
ボタンをクリックして現れるメニューを「プルダウンメニュー」と表記して
います。
■
CD-RやCD-RW及びDVD-R/RW、DVD+RW/+Rは、すべてブランクディスク(何
も書かれていないディスク)状態のものをさします。また、特に断りがない限
り、両者を総称して「ディスク」と表記しています。
■
CD-R及びCD-RWドライブやDVD-R/RWドライブ及びDVD+RW/+Rドライブは、
特に断りがない限り、総称して「レコーダ」と表記しています。
■
特に断りのない場合、ディスクに対して書き込みを行うことを「書き込み」と表
記しています。
RecordNow Manual
PART 1
RecordNow の
特徴とインストール
ここでは、RecordNowの動作環境及び、特徴、パソコンへのイ
ンストール方法などを説明しています。
PART 1
RecordNowとは? 10
作成可能なCD及びDVDの形式 10
主な特徴 11
動作環境 12
複数台のレコーダを使用する場合の制限事項 13
インストールの手順 14
アンインストールの手順 16
10
RecordNowとは?
RecordNowは、専用の装置(レコーダ)を使用して、パソコン向けのCD-ROMお
よびDVD-ROMドライブや市販のオーディオCDプレーヤ/DVDプレーヤなどで読み込
み(再生)可能なCD(Compact Disc)及びDVD-ROMを作成するためのソフトウェ
アです。次のような特徴と機能を搭載しています。
■作成可能なCD及びDVDの形式
■ CD-ROM/DVD-ROM
パソコンで使用されているデータやアプリケーション(ソフトウェア)などを記録
したものです。
■ CD-DA
「44.1KHz、16bit、ステレオ」のPCMデジタル音声を記録したCDです。いわゆる音
楽を記録したオーディオCDのことです。
■ミックスモード CD
第1トラックにパソコンで使用可能なデータやアプリケーション(ソフトウェア)
などを記録し、第2トラック以降にCD-DAと同品質の音楽を記録したCDです。
■ CD-Extra
第1セッションにCD-DAと同品質の音楽を記録し、第2セッションにパソコンで
使用可能なデータやアプリケーション(ソフトウェア)を記録したCDです。
■ CD
TEXT
CD-DAと同品質の音楽に加え、アルバム名、曲目、演奏者、作詞者などの文字デ
ータを記録したCDです。対応したオーディオCDプレーヤやCD-ROMドライブを使用
することによって、文字データを表示することができます。
■ Video
CD
MPEG(Moving Picture Experts Group)1形式のデジタル圧縮動画を記録したCDで
す。Video CD専用プレーヤ、もしくはVideo CD対応のCD-ROMドライブと再生ソフ
トにより再生することができます。
主な特徴
PART1 RecordNowの特徴とインストール
11
は
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■軽量コンパクトでありながら、安定したライティングエンジンを搭載
RecordNowに搭載されている書き込みエンジン「Pxエンジン」は、レコーダを接
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続したインターフェース(ATAPIやSCSI)やCPUの負荷を極限まで減らすように最適
化しました。その結果、常に安定した書き込みを実現し、低速なパソコンで使用した
場合でも、バッファーアンダーランエラーの発生率が減少しました。
ス
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■高速でかつ強力な書き込みを実現
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軽量かつコンパクトなライティングエンジン「Pxエンジン」は、業界トップクラス
の高速書き込みを実現しました。また、各種CD規格に忠実なイメージの作成および
書き込みを行うことができ、プレスマスター向けのCDを作成する場合にも安心です。
注1
設定できる最大書
き込みスピードは使
用している環境によ
って異なります。
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動作環境
RecordNowは、以下のようなパソコン(環境と必要な機器)で使用することができ
ます。
■コンピュータ本体
PC/AT互換機およびPC98-NXシリーズの各機種。
■ OS
Windows98/98SE/Me/NT4.0(ServicePack5以降)/2000、WindowsXPの各日本語
版。
■ CPU
*1
1つのジョブから
2台のレコーダに対
して同時に記録を行
う場合。
インテル PentiumIIプロセッサ™ 300MHz以上又はその互換CPU *1(ただし、1台の
CD-R/RWドライブを使用する場合は、インテル Pentiumプロセッサ™ 166MHz以上)
。
■メモリ
32MB以上(2台以上のレコーダに対して同時に書き込む場合は、128MB以上を推
奨)
。
■ハードディスク空き容量
本ソフトウェアをインストールするために、10MBのハードディスクの空き容量が
必要です。
■イメージ作成用ディレクトリ
本ソフトウェアを使用してCDを作成するために、
「約800MB」のハードディスクの
空き容量が必要です。ただし、ISO 9660形式のCD-ROMをオンザフライ書き込みで作
成する場合は、100MB程度のハードディスクの空き容量があれば作成できます。
また、DVDを作成するためには、約5GBの空き容量が必要で、オンザフライ書き
込みを行う場合には、CDを作成する場合同様100MB程度の空き容量が必要です。
■対応レコーダ
本ソフトウェアが対応しているレコーダが必要です。対応レコーダは、随時更新さ
れています。対応レコーダ一覧については、弊社ホームページ(http://www.easy.co.jp/)
上で案内しています。
複数台のレコーダを
使用する場合の制限事項
PART1 RecordNowの特徴とインストール
13
は
じ
め
に
本ソフトウェアでは、標準で2台以上(理論値最大64台)のレコーダへの同時書き込
み機能を搭載しています。このような複数台のレコーダへの同時書き込み機能をハイ
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パードライブ(HyperDrive)機能と呼び、特別な装置や費用を追加することなく、本
格的なデュプリケート環境を構築することができます。
ただし、ハイパードライブ機能には、次のような制限があります。実際に使用する
ス
ト
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場合は、その制限事項に注意してご使用ください。
■最大同時記録レコーダ数
ハイパードライブ機能を使用して“同時”に書き込みできるのは、
“最大”64台の
レコーダです。この制限を守れば、2台以上のレコーダを接続し、CD-R/RWドライ
ブだけでなくDVD-RおよびDVD-RWドライブを混在して使用することもできます。例
えば、4台のレコーダを接続し、このうちの2台に同時に書き込みするということも
可能です。*1(注)1
■使用するレコーダについて
1つのジョブで複数台のレコーダに対して書き込みを行う場合(デュプリケータと
*1
詳しくは、37 ペ
ージのジョブの特徴
を参照。
注1
設定できる書き込
みスピードは使用し
ている環境によって
異なります。
して使用する場合)
、同一メーカー製の同一レコーダであり、かつ同一ファームウェ
アであるという条件が、デフォルトで設定されています。この制限は、オプション
(
「ツール」→「オプション」→「詳細」
)の設定を変更することで緩和することができ
ます。
ただし、この設定を変更し、条件を緩和して使用するほど、同時書き込みを行った
場合は動作が不安定になったり、バッファーアンダーランエラーなどが発生し書き込
みに失敗する可能性が高くなります。1つのジョブで複数台のレコーダに対して書き
込みを行う場合は、できるだけデフォルト設定されている条件で使用することをお奨
めします*2。
*2
設定の詳細につ
いては、27 ページ
を参照してくださ
い。
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インストールの手順
ここでは、インストールの手順を説明します。
(1)「インストールCD」をお使いのパソコンのCD-ROMドライブ、またはDVD-ROM
ドライブに挿入します。
「CD-ROMブラウザ」が表示されます。中央の
注1
WindowsNT/2000
/XPにインストール
する場合は、必ず
Administrator権限
または管理者権限
でログインし、イン
ストールを行ってく
ださい。
リストから「ESJ RecordNow MAX」を選択し、
「インストールの開始」アイコンをクリックし
ます。
(2)RecordNowのインストールメニューが起動
(注)1
します。
インストールメニューが起動されない場合は、
製品CDを挿入したCD-ROMドライブなどのア
イコンをダブルクリックして開き、
「RecordNow」
フォルダ内にある「Setup.exe」をダブルクリッ
クしてください。
(3)
「使用許諾条項」をよくお読み
になり、よろしければ「この使
用許諾契約の条件に同意しま
す」のチェックボックスを「オ
ン」にし、
[次へ]をクリック
します。
(4)インストール先を確認し、よろしけ
れば[次へ]をクリックします。
[参照]
をクリックするとインストール先を選択
することができます。
PART1 RecordNowの特徴とインストール
(5)インストールの準備完了画面が
表示されます。よろしければ[イ
ンストール]をクリックします。
15
は
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い 方B
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r
n
(6)ファイルのコピーが終了したら、
[次へ]をクリックします。次の
画面が表示されたらインストー
ルは終了です。
[終了]をクリッ
クします。
(7)パソコンを再起動
してください。
のD
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アンインストールの手順
16
RecordNowのアンインストールは、次の手順で行います。
① [コントロールパネル]を開き、Windows98/98SE/Me/2000の場合は[アプリケーションの追加と削
除]をダブルクリックします。WindowsXPの場合は[プログラムの追加と削除]をダブルクリックし
ます。
② Windows98/98SE/Meの場合は[インストールと削除]のタブを開いて表示されるリストの中から、
Windows2000/XPの場合はリストの中から「ESJ RecordNow MAX」をクリックします。その後、
Windows2000/XPの場合は[削除]、Windows98/98SE/Meの場合は[追加と削除]をクリックします。
[Windows98/98SE/Me/2000の場合]
[WindowsXPの場合]
①
①
②
Windows98/98SE/Meの場合
②
②
Windows2000の場合
③ Windows98/98SE/Meの場合はダイアログが表示されたら[次
へ]をクリックし、
「インストールの変更・修復・削除」が起
動したら[削除]をクリックします。
③
Windows2000の場合は[アプリケーションの追加と削除]のダ
イアログが表示されたら[はい]をクリックします。
WindowsXPの場合は[プログラムの追加と削除]のダイアログ
WindowsMeの場合
が表示されたら[はい]をクリックします。
③
③
Windows2000の場合
WindowsXPの場合
RecordNow Manual
PART 2
RecordNow の
初期設定
PART 2
ここでは、RecordNowの基本設定の変更の仕方や、使用する上
で必要な設定などを説明しています。
■RecordNowの起動と終了 18
RecordNowの起動 18
RecordNowの終了 18
■RecordNowの基本設定 19
一般 19
表示 21
データディスク 22
オーディオディスク 23
一時フォルダ 24
ブランクサイズ 24
ジョブ/ラウンド 25
詳細 27
Wizard 29
Wizard-DVD 30
CDDB 31
18
RecordNowの起動と終了
■RecordNowの起動
RecordNowの起動は、[スタート]メニュー→[プログラム](WindowsXPの場合は[す
べてのプログラム])→[ESJ]→[RecordNow MAX]と開き、[RecordNow MAX]を選択する
ことで行います。
また、デスクトップ上に、ショートカットを作成しておくと、より便利に使用する
ことができます。
■RecordNowの終了
RecordNowの終了は、
[ファイル]メニュー→[終了]を選択するか、タイトルバ
ーの右隅にある
をクリックすることで行います。
※RecordNow Wizardが起動している場合は、先にRecordNow Wizardのウィンドウを閉じ
てから、上記の手順で終了させてください。
RecordNowの基本設定
PART2 RecordNowの初期設定
RecordNowでは、メニューバーの[ツール]の中にある[オプション]を使用し
て、CD及びDVD作成時に使用するさまざまな基本設定を行うことができます。
■一般
ここでは、新規ジョブ作成時の初期設定やバッファーアンダーランエラー対策機能
の使用の有無などについての設定が行えます。
新規ジョブ作成のデフォルト設定
①
②
①書き込みスピードと作成方法などの設定
19
は
じ
め
に
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n
初
期
設
定
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のD
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n
標準で使用するCDおよびDVD作成時の「書き込みスピード」
、
「作成方法(書き込
みテストとベリファイを行うかどうか)」
、
「ベリファイ(書き込み後のデータチェック)
の頻度」などの設定が行えます。設定の変更は、
「最後にジョブを開始したときの設
定を保持」のチェックボックスを「オフ」にすることで行います。
②新規ジョブ作成時に選択するレコーダ等の設定
新規ジョブ作成時に自動選択するレコーダやCD-ROM/DVD-ROMドライブを以下
の3種類の中から選択できます。
・「同一のレコーダと最後に選択したソースドライブを常に選択」
この設定は複数のレコーダとソースドライブを使用するときに便利な設定です。複
数のレコーダを常に選択します。
・「最後に選択したレコーダとソースドライブを再選択」
最後に作成したジョブで選択したレコーダを使用します。また、CD及びDVDのバ
ックアップに使用する読込み用ドライブも同様です。
・「レコーダおよびソースドライブを選択しない」
新規ジョブ作成時に自動的な選択を行いません。ジョブ作成時に、使用するレコー
ダ等を手動で選択します。
のD
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20
RecordNowの基本設定
その他の初期設定
①
②
③
④
注1
この項目名の表
示は、接続された
CD/DVDドライブの
搭載するバッファー
アンダーランエラー
対策機能の名称と
なります。そのため、
接続されたCD/DVD
ドライブの種類/台
数などによって変化
します。
また、バッファー
アンダーランエラー
対策機能非搭載ド
ライブのみをご使用
の場合は、この項目
は表示されません。
(注)1
「バッファーアンダーランエラー対策機能(BURN-Proof/Just Linkなど)」
バッファーアンダーランエラー対策機能を使用するかどうかの設定を次の3種類の
中から行えます。
・無効
バッファーアンダーランエラー対策機能を常に使用しません。
・有効
バッファーアンダーランエラー対策機能を常に使用します。
・使用ドライブが一台の時有効
ジョブ毎に1台のレコーダに対してのみ書き込みを行う場合に使用します。1つのジ
ョブで複数のレコーダに対して書き込みを行う場合は、使用しません。
①「ディスクバックアップを行う前に読み取り速度をテスト」
この設定を「オン」にすると、CDやDVDのバックアップを行う場合に、
(1)読み
込み側と書き込み側に別々の製品を使用している、
(2)書き込み時にハードディスク
上に一旦イメージを作成する設定を行っていない、の2つの条件を満たす場合に限っ
て、転送元に使用するCD-ROMやDVD-ROMドライブ及び/レコーダの読み込み速度
のチェックを行います。
②「サウンドを再生」
この設定を「オン」にすると、書き込みが終了したときなどに効果音を鳴らします。
③「オートランシールド」
この設定を「オン」にすると、RecordNow起動中はオートラン機能が無効となりま
す。ただしこの設定を「オフ」にしても、RecordNowWizardではオートラン機能は有
効のままです。
④「アプリケーションの起動時にウィザードを表示」
この設定を「オン」にすると、RecordNowの起動と同時に、RecordNowWizardを
自動的に起動します。チェックを「オフ」にすると、次回からウィザードは自動では
起動しません。
PART2 RecordNowの初期設定
21
Part.4
は
じ
め
に
■表示
ここでは、RecordNowに表示される画面関係の基本設定を行うことができます。次
のD
使J
い 方B
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r
n
のような項目について設定を行うことができます。
Part.4
①「最初に開くジョブを最大化」
この設定を「オン」にすると、
作成したジョブを最大化して表示
します。
この設定を「オン」にすると、
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
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Part.4
②「ジョブを開始する前に確認ダイ
アログを表示」
初
期
設
初
定
期
設
定
のD
⑧
ディスクへの書き込み開始前に確
認ダイアログを表示します。
③「ジョブ終了時に結果メッセージを表示」
この設定を「オン」にすると、ジョブが終了した時に結果メッセ−ジを表示します。
Part.4
④「レイアウトのグリッドラインを表示」
この設定を「オン」にすると、作成されたジョブのリストウィンドにグリッドライ
Part.4
ン(敷居の線)を表示します。
⑤「ジョブを開いていないときにロゴを表示」
Part.4
この設定を「オン」にすると、ジョブの非表示状態の時(ジョブを
全く作成していない場合)に、ジョブセットアップウィンドウ内にロ
ゴイメージを表示します。
この設定を「オン」にすると、ディスクエクスプローラに表示されるディスクの空
き容量や書き込み済み容量の情報に時間/MB単位の情報だけでなく、
「セクタ数」の
チェックボックス
を「オフ」にすると
このグリッドライン
は、表示されませ
ん。
Part.4
情報も表示します。
⑦「ツールバーのボタン名表示」
表示を行います。
RecordNowのイベントログ(履歴)を選択した件数まで保存します。また、設定値
を超えた場合は、古い順から削除されます。*1
ログの参
照は、[表示]→[ログ
の表示]で行え、保
存することもできま
す。
Part.4
⑧「アクティビティログ」
*1
Point
Part.4
この設定を「オン」にすると、ツールバーのアイコンを大きく表示し、ボタン名の
Part.4
⑥「ディスクのサイズをセクタ換算で表示」
のD
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22
RecordNowの基本設定
■データディスク
ここでは、データディスクを作成する際に使用される各種設定の初期値を設定すること
ができます。設定は次のような項目について行えます。
①「フォルダとファイルの追加」
ここでは、書き込みたいファイルやフォルダ
①
を実際のディスク上のどこに書き込むかの設定
を行えます。
・「相対パス」
②
③
④
⑤
⑥
ファイルやフォルダをすべてルートディレク
トリに配置したい場合に選択します。例えば、
「Z:¥AA¥BB¥CC.TXT」というファイルを登録す
ると、ルートディレクトリに「CC.TXT」が配置
されます。
・「フルパス」
本来のフォルダ(ディレクトリ)構成で配置したい場合に選択します。例えば、
「Z:¥AA¥CC.TXT」というファイルを登録すると、ルートディレクトリに「AA」フォル
ダが作成され、その中にCC.TXTが配置されます。
*1
Point
配置の方
法は、
「選択したパ
ス」
、
「フルパス」の
ほかに、手動で配置
場所を設定すること
もでき、手動で設定
する場合は、任意の
フォルダを作成し、
配置できます。
・「プロンプト」
*2
Point
③「すべてのファイルが読み取り可能かどうか書き込みの前に確認」
この設定
は、あくまでデフォ
ルトで使用する設定
です。実際の書き込
み前に手動で追記
するセッションを選
択することもできま
す。詳しくは、74
ページを参照してく
ださい。
ファイルやフォルダを追加するたびに、どこに配置するか選びたい場合に選択しま
す。*1
②「デフォルトを[最終トラックのロード]ではなく[新しいボリューム]に設定」
この設定を「オン」にすると、マルチセッションのデータCDを作成する場合のデフォ
ルトに「新規ボリューム」が設定されます。*2
この設定を「オン」にすると、書き込み開始前にファイルの読み込みチェックを行
います。
④「書き込み中にファイルを読み取れない場合はジョブを停止」
この設定を「オン」にすると、書き込み中に読み取り不能なファイルがあった場合
に、書き込みを停止します。
⑤「DVDの仕様によってVIDEO_TSとAUDIO_TSフォルダを認識」
この設定を「オン」にすると、VIDEO_TS/AUDIO_TSフォルダをチェックして、そ
の構造が正しいかどうか照合し、チェックします。
PART2 RecordNowの初期設定
23
Part.4
は
じ
め
に
⑥「追記可能なDVDラストワンスディスクに対する作成時または追記時に警告を表示
する」
のD
使J
い 方B
u
r
n
DVD-R/+Rディスクを使用し、なおかつ「トラックアットワンス(追記可能)」オプ
Part.4
ションを使用してDVDを作成する場合に、DVD再生機器の読みとり互換性が低下す
る旨を注意する警告ダイアログを表示します。
初
期
設
初
定
期
設
定D
の
■オーディオディスク
①プレギャップ
①
・「ディスクエクスプロー
Part.4
ラにプレギャップを表示」
②
この設定を「オン」にす
ると、ディスクエクスプロ−
ラを使用し、オーディオデ
ィスクの情報を表示した場
合に「プレギャップ(トラ
ックの前に配置される領
域)
」が表示されます。
・「バックアップ/グローバルイメージの作成の際にプレギャップをコピー」
②UPC/ISRC
この設定を「オン」にする
と、ディスクエクスプローラを
情報を表示した場合に、UPC
(Universal Product Code、汎用
製品コード)と呼ばれているカ
Standard Recording Code、国際
標準記録コード)と呼ばれる12
す。
・「バックアップ/グローバルイメージの作成の際にUPCとISRCをコピー」
Part.4
この設定を「オン」にすると、オーディオディスクのバックアップ時やグローバル
イメージ作成時にUPCとISRCも含めて作成を行います。
Part.4
桁のコード番号が表示されま
Part.4
タログ番号とISRC(International
のD
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Part.4
使用し、オーディオディスクの
この設定
を「オフ」にすると、
オーディオディスク
のバックアップ時や
グローバルイメージ
の作成時にプレギャ
ップを「0」で作成
します。
Part.4
・「ディスクエクスプローラにUPCとISRCを表示」
*1
Point
Part.4
この設定を「オン」にするとオリジナルに忠実にプレギャップを再現します。*1
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Part.4
24
RecordNowの基本設定
■一時フォルダ
[一時フォルダ]は、Record
NowがCD及びDVD作成時に使
用する作業用ディレクトリの設
定です。例えば、一旦ハードデ
ィスク上にイメージを作成して
注1
この設定を変更
する場合は、指定し
たハードディスクの
空き領域に十分注
意してください。可
能なら1GB 以上の
空き領域をもつハー
ドディスク上に設定
することをお奨めし
ます。DVD を作成
する場合は、5GB
以上の空き容量の
ある領域を選択して
ください。
から、書き込みを行う場合の作
(注)1
業領域として使用されます。
この設定はRecordNowWizard
を使用する場合には適用されま
せん。RecordNowWizard使用時
の一時フォルダは、必要とする空き容量のあるドライブに自動的に作成されます。
■ブランクサイズ
ここでは、書き込みに使用するディスクの最大容量に関する設定を行うことができ
ます。設定は、次の3種類の中から選択できます。
①「メディアから取得したブラ
ンクサイズを使用」
①
②
③
この設定を選択した場合は、
メディアによって報告された容
量が、最大書き込み容量として
設定されます。オーバーバーン
注2
オーバーバーンを
行うと書き込みエラ
ーが生じる可能性が
あるだけでなく、最
悪、オーディオプレ
ーヤやCD-ROM及
び DVD-ROM ドラ
イブで読み出せない
場合があります。
(ディスクの最大容量よりも多め
に書き込みすること)
を行うこと
(注)2
はできません。
②「次のサイズをオーバーバーン」
この設定を選択した場合は、ディスクによって報告された最大書き込み容量を超えて
(注)2
書き込みたい容量(オーバーバーンの容量)をユーザーが設定することができます。
設定は、セクタ単位で行います。セクタ容量を入力すると横に表示されている「時
間」と容量(MB単位)が変動するので、それを参考にして設定を行ってください。
例えば、ディスクによって報告された最大記録容量が74分30秒だった場合に、リー
ドアウト領域(データの終わりを示す領域、1分36秒間)を削り、その領域にもデータ
を書き込みたいときなどに使用できます。
注3
③「ブランクディスクサイズを指定」
指定したサイズで
この設定を選択した場合は、標準で使用するディスクの最大容量をユーザーが任意
必ずCDが作成でき
るという保証をする に設定できます。設定は、セクタ単位で行います。セクタ容量を入力すると横に表示
ものではありません。 されている「時間」と容量(MB単位)が変動するので、それを参考にして設定を行
(注)3
ってください。
PART2 RecordNowの初期設定
■ジョブ/ラウンド
ここでは、作成したジョブを開始及び終了したときの動作に関する設定を行うこと
ができます。
①
②
③
①「ディスクをカウントする場合、成功したディスクのみカウント」
この設定を「オン」にすると、単一ジョブのCD及びDVDの作成枚数を2枚以上に
設定した場合に、書き込みに失敗したディスクを、作成済みの枚数にカウントしませ
25
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め
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初
期
設
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ん。作成に成功したディスクのみを作成済みの枚数にカウントします。
②「ラウンドの開始時のトレイ設定」
ここでは、作成したジョブの書き込み開始時のトレイの動作に関する設定を行いま
す。次の2種類から選択できます。
・「トレイクローズはユーザーが行う」
この設定を選択すると、ジョブの実行(書き込み開始)を行った場合に、ユーザー
がトレイのクローズを行うと書き込みが開始されます。
・「トレイを自動的に閉じる」
この設定を選択すると、ジョブの実行(書き込み開始)を行った場合に、指定した
時間
(秒単位)
が経過するとトレイが自動的にクローズし、書き込みが始まります。ま
た、1枚目(最初)の書き込み開始時は、必ずトレイが自動的にオープンし、
指定時間
が経過するとトレイがクローズされ、
書き込みが始まります。
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26
RecordNowの基本設定
③「ラウンドの終了時のトレイ設定」
ここでは、ディスクへの書き込みが終了した場合のトレイの動作に関する設定を行
います。
・「各ラウンドの最後に自動的に一時停止」
この設定を行うと、ディスクへの書き込みが終了した時点で「一時停止」状態にな
ります。複数枚の作成を選択している場合は、一時停止を解除すると次のディスクへ
の書き込みが始まり、最後のディスクへの書き込み時が終了した後は、
一時停止の解
(注)1
除を行わない限り、
ジョブが終了しません。
・「どのトレイも開かない」
注1
この設定を行うと、ディスクへの書き込み終了時に、作成の成功/失敗に関わらず、
この設定は、
「ど
すべてのトレイがオープンしません。
のトレイも開かない」
を選択すると設定す
ることができません。 ・「ディスクの状態に関係なくすべてのトレイを開く」
この設定を行うと、ディスクへの書き込み終了時に、作成の成功/失敗に関わらず、
すべてのトレイがオープンします。
・「ジョブが完了したディスクのトレイだけを開く」
この設定を行うと、ディスクへの書き込み終了時に、ジョブが完了したレコーダの
みトレイがオープンします。
PART2 RecordNowの初期設定
27
は
じ
め
に
■詳細
ここでは、同時書き込みに使用するレコーダや作成失敗時のエラーレポートなどに
関する設定を行うことができます。
①
②
③
④
①「ジョブ書き込みのメモリキャッシュ」
実行中(書き込み中)のジョブで使用するバッファ(キャッシュ)の容量の設定を
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初
期
設
定
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行います。設定は、プルダウンメニューから選択することで行えます。
②「ドライブエラーレポート」
バッファーアンダーランエラーなどが発生し、ディスクへの書き込みに失敗した場
合のエラーレポートの表示形式を次の2種類から選択できます。
・「完全なコマンドとセンスの表示」
この設定を選択すると、詳細なエラーレポートを表示します。
・「コマンド、センス、ASC、ASCQのみ表示」
この設定を選択すると、簡易エラーレポートが表示されます。
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RecordNowの基本設定
③「同時書き込みを行うドライブの選択」
単一ジョブで同時書き込みに使用するレコーダの制限を、次の3種類の中から設定
できます。
・「あらゆるタイプのドライブを使用」
この設定を選択すると、単一ジョブで2台以上のドライブに対して同時書き込みを
行う場合に、異なったドライブを選択することができます。
・「同一モデルのドライブのみ使用」
この設定を選択すると、単一ジョブで2台以上のドライブに対して同時書き込みを
(注)1
行う場合に、同一メーカーの同一ドライブのみが選択できます。
注1
同時書き込みは
制限が厳しいほど安
定した動作が期待
でき、制限が緩和さ
れるだけ、不安定に
なる可能性が高くな
ります。実際に使用
する場合は、注意し
て設定を行ってくだ
さい。
・「モデル及びファームウェアが一致するドライブのみ使用」
この設定を選択すると、単一ジョブで2台以上のドライブに対して同時書き込みを
行う場合に、同一メーカーの同一ドライブで、ファームウェアバージョンも同一のド
(注)1
ライブのみが選択できます。
④「データの書き込み/抽出時のセクタリードエラー」
ここでは、データの書き込み及び変換時(イメージ作成時)にリードエラーが発生
した場合の動作の設定が、次の2種類の中から行えます。
・「エラーメッセージを表示」
この設定を選択すると、リードエラーが発生した場合にエラーメッセージを表示し、
作業が停止します。
・「不良セクタをブランクに置き換えそのまま続行」
この設定を選択すると、リードエラーが発生した場合にその部分をブランクに置き
換え、作業をそのまま続行します。
PART2 RecordNowの初期設定
29
は
じ
め
に
■Wizard
①
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②
③
初
期
設
定
④
①「最大書き込み速度を次の速度に制限す
(注)1
る」
この設定は、書き込みの速度に関する設
定です。
[速度を制限しない]を設定すると、使用可能な速度で実際の書き込み作業
が行われます。また、プルダウンメニューから速度制限を行った場合は、指定した書
き込み速度を使用して書き込みが行われます。
②「ディスクを作成する前に、他のプログラムを終了することを通知する」
このチェックボックスを「オン」にしておくと、メディアへの書き込みを開始する
前に、他のアプリケーションを終了することを促すメッセージが表示されます。
③オーディオオプション
・「オーディオディスクを作成できない場合に警告を表示する」
このチェックボックスを「オン」にしておくと、複数のオーディオディスクから作
成する場合に、オーディオトラックを保存しておくハードディスクの空き領域が不足
している時にに警告を表示します。
・「次の秒数未満のファイルは表示しない」
このチェックボックスを「オン」にしておくと、
指定した秒数以上のオーディオファ
イルだけが表示されます。
「1∼999秒」
の間で任意の秒数が設定できます。
④データオプション
・「データディスクに追記する場合に警告を表示する」
このチェックボックスを「オン」にしておくと、
“追記”可能なデータディスクに対
して書き込みを行う場合に警告が表示されます。
注1
本欄の表示は、接
続されたドライブに
おけるCD用の速度
となります。
各種DVDに対し
て書き込みを行う場
合には、
「速度を制
限しない」の設定
か、ドライブ側が
DVDに対して使用
できる速度を選択し
てください。
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30
RecordNowの基本設定
■Wizard-DVD
①
*1
Point
この設定
は、パソコンにRecord
Nowが対応するDVD
レコーダがインスト
ールされており、
さら
に使用しているOSが
Windows NT/2000/
XPのいずれかであ
る場合にのみ表示さ
れます。
ここでは、RecordNowWizardを使用してDVDを記録する際の設定を行うことがで
きます。*1
①ライトワンスDVD互換性
RecordNowWizardを使い、データDVDを作成する場合の追記可能/不可能を設定
します。 *2
・「書き込みにディスクを数回使用したい」
この設定を選択すると、データDVDへの追記が可能になります。ただしこの設定で
*2
Point
ここでの
設定は、RecordNow
WizardでデータDVD
を作成する場合にの
み適用されます。
Wizardを使用せず
に(データジョブで)
データDVDを作成
する場合は、ここで
の設定は無視されま
す。
*3
Point
単体で
4GB 以上のファイ
ルを記録する場合に
関しては、
「書き込
みにディスクを数回
使用したい」を選択
しても追記を行うこ
とはできません。
は、作成したデータDVDの読みとり互換性が低くなります。使用しているパソコン本
体やOSによっては、ファイルの一部または全部が読みとれなくなることがあります。
他のパソコンへのデータ配布など互換性を重視する用途には、
「書き込みにディス
クを1度だけ使用したい」の設定を使用されることをお薦めします。 *3
・「書き込みにディスクを1度だけ使用したい」
この設定を選択すると、一度記録を行ったデータDVDへの追記が不可能になりま
す。作成したデータDVDの読みとり互換性は高くなります。
従来バージョンのRecordNowでデータDVDを記録する場合と、同じ働きです。
PART2 RecordNowの初期設定
31
は
じ
め
に
■CDDB
①
②
①曲情報のダウンロード
ここでは、CDDBを使用した曲情報のダウンロードを自動で行うかどうかについて
の設定が行えます。設定は、次の3種類から選択できます。
・ダウンロードのする/しないを選択できる……「情報をダウンロードする前に通
知する」
・常にダウンロードを行う……「常に情報をダウンロードする」
・ダウンロードを行わない……「情報をダウンロードしない」
のD
使J
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初
期
設
定
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②プロキシサーバー
この設定は、インターネットの使用にプロキシサーバーを経由している場合にのみ
有効です。プロキシサーバーの「アドレス(IPアドレス)
」や「ポート番号」など、必
要な項目の設定を行ってください。
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n
RecordNow Manual
PART 3
各種CD及び
DVD作成の
基礎知識
PART 3
ここでは、RecordNowを使用して、各種CDを作成する場合に
必要となる基礎知識について説明しています。
■CD及びDVD作成の方法 34
RecordNowWizard 34
メインウィンドウ 34
■ジョブについて 35
RecordNowにおけるジョブの種類 35
RecordNowにおけるジョブの特徴 37
■ジョブの保存とロード 38
ジョブの保存 38
保存したジョブのロード 38
ワークスペースの保存とロード 38
■書き込み(記録)方式について 39
CDを作成する場合の書き込み方式 39
その1-「ディスクアットワンス」 39
その2-「トラックアットワンス」 39
その3-「セッションアットワンス」 39
CDを作成する場合の書き込み方式─その他 40
マルチセッション 40
DVDを作成する場合の書き込み方式 40
マルチボーダー 40
34
CD及びDVD作成の方法
(RecordNowWizardとメインウィンドウ)
RecordNowは、
「RecordNowWizard」または「メインウィンドウ」を利用してCD
やDVDを作成します。それぞれ次のような特徴があります。
■RecordNowWizard
RecordNowWizardは、簡単な操作で各種CD及びDVD-ROMを作成することを目的
として準備されたWizardです。
(注)1
(1)バックアップの作成(CD及びDVDの複製)
注1
複製不可が設定
された(著作権保護
された)DVD-ROM
及びDVD-Videoの
バックアップは、行
えません。
(2)オーディオディスクの作成
(3)データディスクの作成
の3つの作業を行うことができます。
■メインウィンドウ
メインウィンドウは、詳細な各種設定が行えます。RecordNowに搭載されているす
べての機能が使用でき、柔軟でかつ強力な作成環境を提供します。
ジョブについて
PART3 各種CD及びDVD作成の基礎知識
35
■RecordNowにおけるジョブの種類
RecordNowのメインウィンドウを使用したCD及びDVDの作成は、各種形式のCD
(DVD)作成に最適化した「ジョブ」と呼ばれる専用のレイアウトウィンドウを使用し
て行います。準備されているジョブには、次の6種類があります。
(1)CD及びDVDの複製を行う「ディスクバックアップ(バックアップジョブ)
」(注)1
注1
複製不可が設定
された(著作権保護
された)DVD-ROM
及びDVD-Videoの
バックアップは、行
えません。
の各
基種
礎C
知D
識及
び
D
V
D
作
成
(2)グローバルイメージやトラックイメージなどのイメージファイルから作成を行う
「イメージファイルからの作成(イメージジョブ)
」
(3)データディスクやDVD-ROM(パソコン用のデータを書き込んだDVD)の作成に
使用する「データ(データジョブ)
」(注)2
注2
RecordNow は、
付属の「DigiOnAut
hor for DVD L.E.」
や市販のオーサリン
グソフトを併用する
ことで、DVD-Video
ディスクを作成する
ことができます。た
だし、DVD-Audio
のオーサリング機能
は提供していませ
ん。
DVD-Video の作
成は、データジョブ
で行います。
のD
使J
い 方B
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r
n
36
ジョブについて
(4)オーディオディスクの作成に使用する「オーディオ
(オーディオジョブ)
」
(5)ミックスモードまたはCD-Extraの作成に使用する「ミックスモード(ミックスモ
ードジョブ)
」
(6)Video CDの作成に使用する「Video CD(Video CDジョブ)
」
PART3 各種CD及びDVD作成の基礎知識
37
■RecordNowにおけるジョブの特徴
RecordNowで使用されているジョブは、すべてが個々に独立したCDおよびDVD作
成環境として設計されています。そして、用途に関係なくWindows98/98SE/Meでは
「最大16個」
、WindowsNT/2000/XPでは「32個」のジョブを作成でき、2台以上(理論
値最大64台)のレコーダを1つのジョブに対して割り当てることも可能です。
また、1つのジョブに1台のレコーダを割り当て、2つのジョブを同時に実行する
ということも可能で、実行中のジョブの処理終了後に、新たなジョブを自動で開始さ
の各
基種
礎C
知D
識及
び
D
V
D
作
成
せることもできるように設計されていています。
例えば、次のような使い方ができます。
(1)4台のレコーダを使用していると仮定して、ディスクバックアップジョブを作成
し、すべてのレコーダを割り当て、一度の操作で4枚のCDやDVDを作成できま
(注)1
す。
(2)4台のレコーダを使用していると仮定して、2つのジョブを作成し、1つのジョ
ブに2台ずつ異なったレコーダを割り当て、すべてのジョブを同時に実行するこ
とができます。
注1
オプションで、1
つのジョブに対して
割り当てるレコーダ
の条件を設定するこ
とができます。
(3)A、B、C、D、E、Fという6台のレコーダを使用していると仮定して、ディスク
バックアップジョブとデータディスクジョブの2つのジョブを作成し、このうち、
ディスクバックアップにAとBとCのレコーダを割り当て、データディスクジョブ
にDとEとにレコーダを割り当てます。
この場合、2つのジョブを同時に実行することはできませんが、どちらかのジョブ
(注)1
が終了した後に、残ったジョブを実行するということができます。
のD
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n
38
ジョブの保存とロード
RecordNowでは、作成したジョブを保存し、必要に応じて呼び出して使用すること
ができます。例えば、データジョブを作成中の場合は、そのレイアウト(どのような
ファイルやフォルダを登録したかという情報)が保存されます。
■ジョブの保存
ジョブの保存は、
[ファイル]メニュー→[ジョブの保存]または、
[名前を付けて保存]で行います。
また、作成したジョブの
アイコンをクリックしそのジョブを終了
する、ジョブを作成中のままRecordNowを終了させると、ジョブを保
存するかどうかたずねてきます。保存する場合は、
[はい]をクリック
し、保存しない場合は、
[いいえ]をクリックします。
■保存したジョブのロード
保存したジョブを呼び出す場合は、メニューバーにある[ファイル]から[ジョブ
を開く]を選択します。そして、ロードしたいジョブを選択します。
■ワークスペースの保存とロード
複数のジョブを作成している場合は、
「ワークスペースの保存」を使用することで、
作成中のジョブを1つ1つ保存し、後からまとめてロードすることができます。
ワークスペースの保存は、
[ファイル]メニュー
→[ワークスペースの保存]で行え、保存先の番号
(1∼8まで)を指定します。
また、ワークスペースに保存した情報のロード
は、
[ファイル]メニュー→[ワークスペースの読み
込み]を選択し、保存した番号を指定します。
書き込み
(記録)
方式について
PART3 各種CD及びDVD作成の基礎知識
39
RecordNowでは、CDを作成する場合は3種類の書き込み方式をサポートし、DVD
を作成する場合には、2種類の書き込み方式をサポートします。ここでは、それぞれ
の場合で使用できる書き込み方式について説明しています。
■CDを作成する場合の書き込み方式
■その1-「ディスクアットワンス」
の各
基種
礎C
知D
識及
び
D
V
D
作
成
ディスクアットワンスは、CD全体を頭から一気に書き込む方式です。プレスCDの
量産用マスターCD作成向けに準備されているものです。一般に販売されているよう
なプレスCDは、ほぼこの方式で書き込まれています。また、無音部分のまったくな
いオーディオCDを作成したい場合は、この書き込み方式を使用する必要があります。
ただし、この書き込み方式では、一旦書き込んでしまうと、たとえ数バイトしか書
き込んでいなくても、追記(再度書き込みを行うこと)を行うことはできません。
■その2-「トラックアットワンス」
トラックアットワンスは、トラック単位で書き込む方式です。トラックとは、CD
に書き込まれているデータの塊の単位の1つで、オーディオCD場合では、収録されて
いる楽曲1つ1つがトラックに相当します。この書き込み方式の特徴は、ディスクア
ットワンスとは異なり、一度書き込んだディスクの未書き込み部分に対して追記(再
度書き込みを行うこと)をできることです。ただし、トラックアットワンスで書き込
まれたCDがすべて、追記を行えるというわけではありません。トラックアットワンス
には、追記可能な状態とそうでない状態の2種類があり、後者の場合は、追記を行う
ことはできません。
RecordNowでは、
(1)追記を行うことができる「トラックアットワンス(追記
可)
」
、
(2)追記が行えない「トラックアットワンス(追記不可)
」の2種類が準備さ
(注)1
れ、書き込み時に両者を使い分けることができます。
トラックアットワンスで書
き込む場合は、この点に注意して、設定を行う必要があります。
また、トラックアットワンスは、便利な反面、リンクブロックと呼ばれているトラ
ックとトラックの間の繋ぎ目が必ず発生してしまいます。このため、トラック間の無
注1
トラックアットワ
ンス(追記可)を選
択し書き込む場合
でもオーディオCD
作成時は追記でき
るのはデータのみで
す。
音区間がまったく無いオーディオCDを作成することはできません。追記を行えるこ
とによって、ディスクの使用効率が向上するデータディスクの作成には、便利な書き
込み方式ですが、オーディオCDの作成には、不向きな書き込み方式といえます。
■その3-「セッションアットワンス」
*1
セッションアットワンスは、
セッション単位で一気に書き込む方式です。
ディスクアットワンスのサブセットとして、マルチセッションで作成されたCDの
量産用マスターCD作成向けに準備されています。
*1
セッションとは、
CDの最小構成単位
のことです。
ディスクアットワンスと同等の書き込みを行えるだけでなく、追記も行うことがで
きるという特徴があります。CD-Extraという第1セッションに複数のCD-DAトラッ
ク、第2セッションにパソコン用のCD-ROM/XAトラックといった構成をとったCD
のマスターCD作成に使用することができます。
のD
使J
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r
n
40
書き込み
(記録)
方式について
■CDを作成する場合の書き込み方式−その他
■マルチセッション
マルチセッションは、複数のセッションを書き込んだCDのことです。パソコン用
のデータを書き込んだデータディスクで未書き込み部分に追記を行っていくと、マル
チセッションのCDが作成されます。通常、追記可能な書き込み方式、トラックアッ
トワンスで書き込みを行います。
RecordNowでマルチセッションのデータディスクを作成したい場合は、
「トラック
アットワンス(追記可)
」を選択して書き込みを行ってください。
■DVDを作成する場合の書き込み方式
RecordNowでDVDを作成する場合は、書き込み方式として「トラックアットワン
ス(追記可能)」
「トラックアットワンス(追記不可)」の2つが使用できます。
これらの書き込み方式の基本的な概念は、ここまで紹介したCDの方式と基本的に
は同じです。そのため、
「トラックアットワンス(追記不可)」では、一度記録したディ
スクに対して追記を行うことはできません。
「トラックアットワンス(追記可能)」では、追記が可能です。ただし、この方式で記
録したDVDメディアは読み出し互換性が低くなります。
パソコン本体に搭載されたDVDドライブの機種やOSによっては、追記したデータ
が認識されなくなる、記録したデータがすべて消失したように見えるといったように、
*1
Point
記録されたDVDが正しく読み込めなくなることがあります。とくに、パソコン以外の
DVD-R/+R 作成時
に 、「 追 記 可 能 な
DVD ライトワンス
ディスクに対する作
成時または追記時
に警告を表示する」
オプションがオンに
なっていると、記録
開始前に読みとり互
換性に関する警告
ダイアログが表示さ
れます。デフォルト
では表示される設定
です。
このオプションに
ついての詳細は22
ページをご参照くだ
さい。
クアットワンス(追記不可)」で作成されることをお薦めします。*1
機器(DVD-Videoプレーヤーなど)でも使用するディスクを作成したい場合は、
「トラッ
■マルチボーダー
CDにおけるセッションにあたるDVDでの構成単位は、RecordNowでは「ボーダー」
と呼称しています。同様に、CDにおけるマルチセッションにあたるDVD書き込み方
式を、RecordNowでは「マルチボーダー」と呼びます。
制作方法に関してはマルチセッションCDと同じく、
「トラックアットワンス(追記
可能)」方式で作成したデータDVDに追記を行うことで可能です(DVD-Rのみ)。
なお、DVD+Rではマルチボーダーと同様の追記が可能ですが、ディスク上での方
式は「マルチセッション」と呼びます。またDVD+RWの場合は、シングルセッション
で追記を行います。
DVDディスクにおけるRecordNowでの書き込み方式設定とディスク上の書き込み
方式の関係については、153ページをご参照ください。
Part.1
Part.2
Part.5
Part.6
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 4
RecordNowでは、誰でも簡単な操作でCD及びDVDの作成を行
えるようにWizardを用意しています。ここでは、RecordNowWizard
を使用した作成の手順を説明しています。
■RecordNowWizardの機能 42
■RecordNowWizardの起動 43
■ディスクバックアップ 44
■オーディオディスクの作成 46
その1 オーディオファイルからオーディオディスクを作成 46
その2 他のCDからオーディオディスクを作成 52
その3 MP3プレーヤ用のオーディオディスクを作成 56
■データディスクの作成 62
その1 CD編 62
その2 DVD編 66
Part.4
RecordNow
Wizardの使い方
Part.3
RecordNow Manual
PART 4
Part.11
Part.12
42
RecordNowWizardの機能
注1
複製不可が設定
された(著作権保護
された)DVD-ROM
及びDVD-Videoの
バックアップは行え
ません。
RecordNowWizardは、メニューにそって操作を進めることで、目的のCDやDVDの
作成を行うことができる機能です。RecordNowWizardでは、次のような作業を行うこ
とができます。
(1)バックアップの作成
CDやDVDのバックアップの作成が行
えます。CD-ROM/DVD-ROMドライブ
を読み出しドライブとして使用し、レコ
ーダに対してダイレクトに書き込みを行
注2
楽曲情報の検索
を行えるのは、主に
海外の楽曲情報が
登録されている
(2)オーディオディスクの作成
「CDDB」です。
(注)1
えます。
DVDのバックアップを行
う際には、ソースのメディアと同じ種類
のディスクを使用してください。
音楽データを書き込んだオーディオディスク(オーディオCD)の作成が行えます。
また、インターネット上に設置されたミュージックデータベース「CDDB」を使用し
て楽曲情報などをハードディスク上に取り込むこともできます。作成の方法には、次
注3
RecordNowWiza
rdで使用できる曲名
情報の文字は、半
角の英数字のみで
す。日本語や全角
文字は使用できませ
ん。
これらの文字を
CD Textに記録した
い場合は、オーディ
オジョブでCDを作
成してください。
(注)2
の3種類の方法が準備されています。
・オーディオファイルからオーディオディスクを作成
パソコンに搭載されているハードディスクなどに保存されているMP3/WMA、WAV
ファイルからオーディオディスクの作成が行えます。また、ファイル名やCDDBから
取得した情報を使用し、楽曲名のみの情報をもつCD Textのオーディオディスクの作
成が行えます。
・他のCDからのオーディオディスクの作成
複数のオーディオディスクの中から、好きな楽曲のみを集めたオーディオディスク
の作成が行えます。また、ファイル名やCDDBから取得した情報を使用し、楽曲名の
(注)3
みの情報をもつCD Textのオーディオディスクの作成が行えます。
注4
RecordNowWiza
rdでDVDディスク
へ書き込みを行う場
合は、追記の可能/
不可能に関する設
定をあらかじめ確認
してください。追記
が不可能な設定で
記録を行った場合、
そのディスクに対す
る追記はできませ
ん。
設定に関しては
30 ページをご参照
ください。
・MP3プレーヤ用のディスクの作成
パソコンに搭載されているハードディスクなどに保存されているMP3ファイルを使
用し、MP3プレーヤで再生可能なオーディオディスクの作成が行えます。
(3)データディスク
コンピュータで使用されている様々なデータを書き込んだCDやDVDの作成が行え
ます。また、すでに書き込みを行ったCD/DVDメディアの未記録領域に、新たにデー
(注)4
タを追記することもできます。
RecordNowWizardの起動
PART4
RecordNowWizardの使い方
RecordNowでは、起動時にRecordNowWizardが自動的に立ち上がるように設定さ
れています。この設定は簡単に解除できますが、解除した場合でも、RecordNowメイ
ンウィンドウからRecordNowWizardを起動することができます。
メインウィンドウから、RecordNowWizardを起動する場合は、
アイコンをクリ
ックするか、
[ファイル]
メニューから[RecordNowMAXWizard]
を選択します。
43
は
じ
め
に
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n
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Record Now
Wizard
の
使
い
方
・RecordNow起動時に、RecordNowWizardを起動しないように設定する
RecordNow起動時に、RecordNowWizardを起動しないように設定するには、次の
手順で行います。
(1)RecordNowのメインウィンドウを表示します。
(2)メニューバーの[ツール]
に配置されている[オプシ
ョン]
を開きます。
(3)
[一般]
のタブを開き、
「アプリケーションの起
動時にウィザードを表
示」のチェックボックス
をオフにします。
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44
ディスクバックアップ
STEP 1
RecordNowWizardを起動 ―――――――――――
STEP 2 [バックアップの作成]アイコンをクリック
*1
Point
デフォル
トでは、最も若いド
ライブレターのドラ
イブのトレイが自動
でオープンします。
また、ドライブを変
更すると、選択した
ドライブのトレイが
自動的にオープンし
ます。
STEP 3
―――
バックアップしたいディスクをドライブにセット ――
バックアップしたいディスクを読み出し
に使用するドライブ(ソースドライブ)に
セットし、
[次へ]
をクリックします。*1
ソースドライブを変更する場合は、
[変
更]
をクリックし、表示されるメニューから
選択することができます。接続されている
ドライブが2台の場合は、直接切り替わり
ます。
PART4
STEP 4
RecordNowWizardの使い方
45
は
じ
め
に
レコーダにブランクメディアをセット ――――――
レコーダにブランクメディアをセットし、
[次へ]をクリックします。*1
*1
Point
データが
レコーダが複数台接続されている場合は、 書き込まれたRWメ
最もドライブレターの若いドライブのトレイ ディアをセットした
クすると、書き込みに使用するレコーダを
直接切り替わります。
*2
Point
STEP 5
作成開始
「次回か
らこのダイアログを
表示しない」にチェ
――――――――――――――――――― ックを入れると、次
回からこのメッセー
ジは表示されなくな
(1)実行中のアプリケーションの終了を促す り、すぐに書き込み
メッセージが表示されますので、
[OK] が開始されます。
をクリックします。これで、書き込みが
始まります。*2
(2)書き込みが終了すると、レコーダのトレ
イが自動でオープンし、もう1枚作成す
るかどうかのメッセージが表示されま
す。もう1枚作成する場合は、メディア
を入れ替え[もう1枚作成]をクリック
してください。すぐに書き込みが始まり
ます。
[完了]をクリックすると、メイン
メニューに戻ります。
Record Now
Wizard
場合は、書き込まれ
たデータを消去する
かどうかを選択する
変更することもできます。
メッセージが表示さ
接続されているドライブが2台の場合は、 れます。
が自動でオープンします。
[変更]をクリッ
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46
オーディオディスクの作成 その1
オーディオファイルからオーディオディスクを作成
STEP 1
RecordNowWizardを起動 ―――――――――――
STEP 2 [オーディオディスクの作成]アイコンをクリック
STEP 3
*1
Point
――
[オーディオファイルからオーディオディスクを作成]
アイコンをクリック ――――――――――――――
データが
書き込まれた CDRWメディアをセッ
トした場合は、書き
込まれたデータを消
去するかどうかを選
択するメッセージが
表示されます。
STEP 4
レコーダにブランクメディアをセット ――――――
レコーダにブランクメディアをセットし、
[次へ]をクリックします。*1
レコーダが複数台接続されている場合は、
最もドライブレターの若いドライブのトレイ
が自動でオープンします。
[変更]
をクリック
するとレコーダを変更できます。3台以上のレ
コーダが接続されている場合はメニューから
選択でき、2台の場合は直接切り替わります。
PART4
STEP 5
RecordNowWizardの使い方
47
は
じ
め
に
オーディオデータ(MP3/WMA/WAVファイル)の登録
ハードディスクに保存されているMP3、WMAまたはWAVファイルを登録します。
登録方法は、次の3通りがあります。注1
・登録方法1―「エクスプローラ」を使用する
Windows に標準で搭載されているエクスプローラを使用して、登録したい
MP3/WMA/WAVファイルをドラッグアンドドロップして登録します。
[いいえ]をクリッ
クすると、検索を実
行せずに次の手順に
進みます。通常は
・登録方法2―「簡易ファイラ」を使用する
[はい]をクリックし、
[参照]
ボタンをクリックし、表示される簡易ファイラを使用して登録を行えます。 検索を実行すること
をお勧めします。
作業は、次の手順で行います。
検索終了後は、
CDDB から楽曲情
(1)
[参照]をクリックする。
報のダウンロードを
試みるかどうかのダ
イアログが表示され
ます。これよりの手
順は、次ページの
『登録方法3―「検
索」を使用する』の
(2)以降をご参照く
ださい。
(2)登録したいMP3/WMA/WAVフ
ァイルが保存されているフォルダ
に移動します。
(3)ファイルを選択し、
[追加]をク
リックします。
Record Now
Wizard
注1
RecordNowWiza
rdを初めて起動した
場合は、オーディオ
ファイルの検索を開
始するダイアログが
表示されます。[は
い]をクリックする
と、RecordNowが
パソコンのハードデ
ィスクに保存されて
いる MP3/WMA/
WAVファイルを自
動的に検索します。
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48
オーディオディスクの作成 その1
オーディオファイルからオーディオディスクを作成
・登録方法3―「検索」を使用する
MP3/WMA/WAVファイルの検索機能を使用し、登録を行えます。また、この機能
では、CDDBを使用した曲目情報の検索を行うこともできます。作業は、次の手順で
行えます。
(1)
[検索]をクリックします。
(2)検索終了後、CDDB
の検索を行うかどう
かのダイアログが表示
されます。
[はい]を
クリックすると、検索
が始まります。
(3)検 索 結 果 が 表 示 さ れ ま す 。
[OK]をクリックすると、ウ
ィンドウ内左側にMP3/WM
A/WAVファイルのリストが表
示されます。
PART4
RecordNowWizardの使い方
49
は
じ
め
に
(4)ウィンドウ内左側に表示さ
れたリストから、登録したい
MP3/WMA/WAVファイル
*1
Point
Record Now
Wizard
[表 示 ]
をクリックすること
ウス操作または[Ctrl]キー
で、リストの表示を
や[Shift]キーを組み合わせ CDDB の検索結果
た操作で行えます。選択操 によって作成された
作の詳しい方法については、 アーティスト別/ア
ルバム別/ジャンル
146ページを参照してくださ
別に変更することが
い。*1
できます。
を選択します。選択は、マ
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
の
使
い
方
(5)
[追加]をクリックし、登録
を行います。*2
*2
Point
登 録 は、
ファイル選択後にド
ラッグアンドドロッ
プすることでも行え
ます。
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
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い 方B
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い 方B
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い 方B
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n
のD
使J
い 方B
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r
n
50
オーディオディスクの作成 その1
オーディオファイルからオーディオディスクを作成
STEP 6
オーディオディスクレイアウトの編集 ――――――
(1)登録したMP3/WMA/WAV
ファイルの並び順を、実際
に書き込みたい順番に変更
します。並び順の変更は、
対象ファイルを選択
し、
アイコンをク
リックすることで行えます。
また、ファイルをドラッグ
して移動させることでも行
*1
Point
[削 除 ]
アイコンをクリック
することで、不要な
ファイルを削除する
ことができます。
えます。*1
(2)RecordNowWizardでは、登
録されている名前を曲名情
報として、CD Textのオーデ
ィオディスクを作成します。
変更したいものがあれば、そ
のファイルをクリックし、名
(注)1
前を変更します。
注1
RecordNowWiza
rdで使用できる曲名
(3)すべての準備が整ったら[次へ]をクリックします。
情報の文字は、半
角の英数字のみで
す。日本語や全角
文字は使用できませ
ん。
これらの文字を
CD Textに記録した
い場合は、オーディ
オジョブでCDを作
成してください。
PART4
STEP 7
RecordNowWizardの使い方
51
は
じ
め
に
作成開始 ―――――――――――――――――――
(1)実行中のアプリケー
*1
Point
Record Now
Wizard
「次回か
らこのダイアログを
メッセージが表示さ 表示しない」にチェ
れますので、[OK] ックを入れると、次
をクリックします。 回からこのメッセー
ジは表示されなくな
これで、書き込みが
り、すぐに書き込み
始まります。*1
が開始されます。
ションの終了を促す
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
の
使
い
方
(2)書き込みが終了すると、レコーダ
のトレイが自動でオープンし、も
う1枚作成するかどうかのメッセ
ージが表示されます。もう1枚作
成する場合は、メディアを入れ替
え[もう1枚作成]をクリックし
てください。すぐに書き込みが始
まります。
[完了]をクリックす
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
ると、メインメニューに戻ります。
のD
使J
い 方B
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い 方B
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n
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い 方B
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r
n
52
オーディオディスクの作成 その2
他のCDからオーディオディスクを作成
STEP 1
RecordNowWizardを起動 ―――――――――――
STEP 2 [オーディオディスクの作成]アイコンをクリック ―
STEP 3
STEP 4
[他のCDからオーディオディスクを作成]アイコンを
クリック ―――――――――――――――――――
オーディオディスクをセット ――――――――――
登録したい楽曲が収録されたオーディオデ
ィスク(オーディオCD)をレコーダにセッ
トし、
[次へ]
をクリックします。
レコーダが複数接続されている場合は、
最もドライブレターの若いドライブのトレ
イが自動でオープンします。
[変更]をク
リックすると使用するレコーダを変更する
こともできます。接続されているドライブ
が2台の場合は、直接切り替わります。
PART4
STEP 5
RecordNowWizardの使い方
53
は
じ
め
に
オーディオトラックの登録 ―――――――――――
(1)CDDBを使用した楽曲検索を行う
かどうかのダイアログが表示され
ます。
[はい]をクリックすると
検索が始まり、ウィンドウ内左側
に検索結果が表示されます。*1
*1
Point
Record Now
Wizard
CDDBの
検索を行い候補が
複数見つかった場合
は、選択画面が表
示されます。
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
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使
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方
のD
使J
い 方B
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n
のD
使J
い 方B
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n
のD
使J
い 方B
u
r
n
(2)表示されたリストから、登録したい
楽曲を選択します。選択は、マウス
操作または[Ctrl]キーや[Shift]キ
ーを組み合わせた操作で行えます。
選択操作の詳しい方法については、
146ページを参照してください。
(3)
[追加]をクリックし、楽曲の登録
を行います。*2
*2
Point
登 録 は、
ファイル選択後にド
ラッグアンドドロッ
プすることでも行え
ます。
注1
[次の CD]及び
[完了]をクリック
すると、登録した楽
曲をハードディスク
(4)さらに他のオーディオディスクから楽曲を登録する場合は、
[次のCD]をクリッ
上に保存する作業
(注)1
クし、Step4からの操作を繰り返し行います。
が始まります。この
とき、ハードディス
クには800MBほど
の空き領域が必要
になります。
のD
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い 方B
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い 方B
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い 方B
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い 方B
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r
n
54
オーディオディスクの作成 その2
他のCDからオーディオディスクを作成
*1
Point
[削 除 ]
アイコンをクリック
することで、不要な
ファイルを削除する
ことができます。
STEP 6
オーディオディスクレイアウトの編集 ――――――
(1) 登録した楽曲の並び順を、実際
に書き込みたい順番に変更しま
す。並び順の変更は、対象ファ
イルを選択し、
アイコ
ンをクリックすることで行えま
す。また、ファイルをドラッグ
注1
RecordNowWiza
rdで使用できる曲名
情報の文字は、半
角の英数字のみで
す。日本語や全角
文字は使用できませ
ん。
これらの文字を
CD Textに記録した
い場合は、オーディ
オジョブでCDを作
成してください。
注2
完了をクリックす
ると登録した楽曲を
ハードディスクに保
存します。このとき
800MBほどの空き
領域がハードディス
クに必要です。
して移動させることでも行えま
す。*1
(2) RecordNowWizardでは、登録さ
れている名前を曲名情報として、
CD-Textのオーディオディスク
を作成します。変更したいもの
があれば、そのファイルをクリ
ックし、名前を変更します。
(注)1
(3) オーディオディスクレイアウト
の編集が終ったら「完了」をク
(注)2
リックします。
PART4
RecordNowWizardの使い方
55
*1
Point
STEP 7
レコーダにブランクメディアをセット ――――――
レコーダにブランクメディアをセ
ットし、
[次へ]をクリックしま
す。*1
は
じ
め
に
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
Record Now
Wizard
書き込み
に使用するレコーダ
は、オーディオディ
スクの登録に用いた
レコーダとなります。
また、データが書き
込まれたCD-RWメ
ディアをセットした
場合は、書き込まれ
たデータを消去する
かどうかを選択する
メッセージが表示さ
れます。
の
使
い
方
STEP 8
作成開始 ―――――――――――――――――――
(1)実行中のアプリケーション
の終了を促すメッセージが
表示されますので、
[OK]を
クリックします。これで、書
き込みが始まります。*2
(2)書き込みが終了すると、レ
コーダのトレイが自動でオー
プンし、もう1枚作成するか
どうかのメッセージが表示さ
れます。もう1枚作成する場
合は、メディアを入れ替え
[もう1枚作成]をクリック
してください。すぐに書き込
みが始まります。
[完了]を
クリックすると、メインメニ
ューに戻ります。
*2
Point
「次回か
らこのダイアログを
表示しない」にチェ
ックを入れると、次
回からこのメッセー
ジは表示されなくな
り、すぐに書き込み
が開始されます。
のD
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い 方B
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n
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い 方B
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い 方B
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い 方B
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n
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い 方B
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r
n
56
オーディオディスクの作成 その3
MP3プレーヤ用のオーディオディスクを作成
STEP 1
RecordNowWizardを起動 ―――――――――――
STEP 2 [オーディオディスクの作成]アイコンをクリック ―
STEP 3
STEP 4
[MP3プレーヤ用のディスクを作成]アイコンをクリ
ック ―――――――――――――――――――――
レコーダにブランクメディアをセット ――――――
レコーダにブランクメディアをセットし、
[次へ]をクリックします。
*1
Point
データが
書き込まれたRWメ
ディアをセットした
場合は、書き込まれ
たデータを消去する
かどうかを選択する
メッセージが表示さ
れます。
レコーダが複数台接続されている場合は、
最もドライブレターの若いドライブのトレイ
が自動でオープンします。
[変更]をクリック
すると、使用するレコーダを変更することもで
*1
きます。
接続されているドライブが2台の
場合は、直接切り替わります。
PART4
STEP 5
RecordNowWizardの使い方
MP3ファイルの登録 ――――――――――――――
ハードディスクに保存されているMP3ファイルを登録します。登録方法には、次の
3通りがあります。
・登録方法1―「エクスプローラ」を使用する
Windowsに標準で搭載されているエクスプローラを使用して、登録したいMP3ファ
イルまたはMP3ファイルが保存されているフォルダをドラッグアンドドロップして登
は
じ
め
に
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
Record Now
Wizard
録します。
57
の
使
い
方
のD
使J
い 方B
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r
n
のD
使J
い 方B
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r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
・登録方法2―「簡易ファイラ」を使用する
[参照]ボタンをクリックし、表示される簡易ファイラを使用して登録を行えます。
作業は、次の手順で行います。
(1)
[参照]をクリックします。
(2)登録したいMP3ファイル、
またはそれが保
存されているフォルダに移動します。
(3)ファイルやフォルダをマウス操作で選択
し、
[追加]をクリックします。
のD
使J
い 方B
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n
のD
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い 方B
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n
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い 方B
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n
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n
58
オーディオディスクの作成 その3
MP3プレーヤ用のオーディオディスクを作成
・登録方法3―「検索」を使用する
MP3ファイルの検索機能を使用して、登録が行えます。また、この機能では、CDDB
を使用した曲目情報の検索を行うこともできます。実際の作業は、次の手順で行えます。
(1)
[検索]アイコンをクリックします。
(2)検索終了後、CDDBの曲
名検索を行うかどうかの
ダイアログが表示されま
す。
[はい]をクリックす
ると、検索が始まります。
(3)検索結果が表示されます。
[OK]をクリッ
クすると、ウィンドウ内左側にMP3ファイ
ルのリストが表示されます。
PART4
RecordNowWizardの使い方
59
は
じ
め
に
(4)表示されたリストから、登録し
たいMP3ファイルを選択します。
選択は、マウス操作または[Ctrl] *1
キーや[Shift]キーを組み合わ
せた操作で行えます。選択操作
の詳しい方法については、146ペ
ージを参照してください。*1
登録を行います。*2
*2
Point
登 録 は、
ファイルやフォルダ
の選択後にドラッグ
アンドドロップする
ことでも行えます。
Record Now
Wizard
(5)
[追加]アイコンをクリックし、
Point [表 示 ]
をクリックすること
で、リストの表示を
CDDB の検索結果
によって作成された
アーティスト別/ア
ルバム別/ジャンル
別に変更することが
できます。また、そ
れらのフォルダを選
択することもできま
す。
のD
使J
い 方B
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r
n
のD
使J
い 方B
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r
n
のD
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使
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方
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n
のD
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い 方B
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r
n
のD
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い 方B
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r
n
60
オーディオディスクの作成 その3
MP3プレーヤ用のオーディオディスクを作成
STEP 6
ファイル/フォルダ名の編集 ――――――――――
(1)登録したMP3ファイルまたは
フォルダの名称をチェックし、
必要があれば変更を行います。
*1
Point
[削 除 ]
アイコンをクリック
することで、不要な
ものを削除すること
ができます。
変更は、ファイルまたはフォ
ルダをクリックすることで行
えます。*1
ただし、拡張子「mp3」は、変
更しないでください。
(2)すべての準備が整ったら[次
へ]をクリックします。
PART4
STEP 7
RecordNowWizardの使い方
作成開始―――――――――――――――――――
(1)実行中のアプリケーシ
ョンの終了を促すメッ
セージが表示されます
ので、
[OK]をクリック
します。これで、書き込
みが始まります。*1
ーダのトレイが自動でオープ
ンし、もう1枚作成するかど
うかのメッセージが表示され
ます。もう1枚作成する場合
は、メディアを入れ替え[も
う1枚作成]をクリックして
ください。すぐに書き込みが
始まります。
[完了]をクリ
は
じ
め
に
*1
Point
「次回か
らこのダイアログを
表示しない」のチェ
ックを「オン」にす
ると、次回からこの
メッセージは表示さ
れなくなり、すぐに
書き込みが開始され
ます。
のD
使J
い 方B
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r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
Record Now
Wizard
(2)書き込みが終了すると、レコ
61
の
使
い
方
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
ックすると、メインメニュー
に戻ります。
のD
使J
い 方B
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r
n
のD
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い 方B
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r
n
のD
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い 方B
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n
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r
n
のD
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い 方B
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n
のD
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い 方B
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r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
62
データディスクの作成 その1
注
RecordNowWiza
rdでデータCDを作
成する場合、書き込
み方式はトラックア
ットワンス(追記可
能)に固定されます。
ディスクアットワン
スなど、他の書き込
み方式でデータCD
を作成する必要があ
る場合は、データジ
ョブで作成を行って
ください。
データジョブでの
作成手順について
は、68 ページをご
参照ください。
STEP 1
CD編
RecordNowWizardを起動 ―――――――――――
STEP 2 [データディスクの作成]アイコンをクリック
STEP 3
レコーダにブランクメディアをセット ――――――
レコーダにブランクメディアをセ
ットし、
[次へ]をクリックしま
す。
レコーダが複数台接続されて
いる場合は、最もドライブレター
の若いドライブのトレイが自動で
*1
Point
データが
書き込まれたRWメ
ディアをセットした
場合は、書き込まれ
たデータを消去する
かどうかを選択する
メッセージが表示さ
れます。
オープンします。
[変更]
をクリッ
クして表示されるメニューから、
書き込みに使用するレコーダを変
更することもできます。*1 接続
されているドライブが2台の場合
は、直接切り替わります。
PART4
STEP 4
RecordNowWizardの使い方
ファイルやフォルダの登録 ―――――――――――
書き込みたいファイルやフォルダを登録します。登録方法には、次の2通りがあり
ます。
・登録方法1―エクスプローラを使用する
Windowsに標準で搭
ローラを使用して、書
き込みたいファイルや
フォルダをドラッグア
ンドドロップして登録
します。
・登録方法2―「簡易ファイラ」を使用する
[フォルダとファイルを追加]
ボタンをクリックし、表示される簡易ファイラを使用
して登録を行えます。作業は、次の手順で行います。
は
じ
め
に
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
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r
n
のD
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n
Record Now
Wizard
載されているエクスプ
63
の
使
い
方
のD
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r
n
のD
使J
い 方B
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r
n
(1)
[フォルダとファイルを追加]をクリック
します。
(2)登録したいファイルまたはフォル
ダに移動します。
(3)ファイルやフォルダを選択し、
[追
加]をクリックします。
のD
使J
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n
64
データディスクの作成 その1
STEP 5
CD編
ボリュームラベル/ファイル/フォルダ名の編集―――
(1)ボリュームラベルの設定を行い
ます。設定は、
[ボリュームラ
ベル]と書かれている文字をク
リックすることで行えます。
(2)登録したファイルまたはフォル
注1
名称の変更を行
った際には、拡張子
に変更を加えないよ
うに注意してくださ
い。
ダの名称のチェックを行い、必
要があれば変更を行います。注1
変更は、ファイルまたはフォル
ダをクリックすることで行えま
す。また、ファイルやフォルダ
選択後、
[削除]アイコンをク
リックすることで、不要なファ
イルやフォルダを削除できま
す。
(3)すべての準備が整ったら、[次
へ]をクリックします。
PART4
STEP 6
RecordNowWizardの使い方
65
は
じ
め
に
作成開始 ―――――――――――――――――――
(1) 実行中のアプリケーションの終
了を促すメッセージが表示され
ますので、
[OK]をクリックし
ます。これで、書き込みが始ま
ります。*1
のトレイが自動でオープンし、も
う1枚作成するかどうかのメッセ
ージが表示されます。もう1枚作
成する場合は、メディアを入れ替
え[もう一枚作成]
をクリックし
てください。すぐに書き込みが始
まります。
[完了]
をクリックする
と、メインメニューに戻ります。
「次回か
らこのダイアログを
表示しない」のチェ
ックを「オン」にす
ると、次回からこの
メッセージは表示さ
れなくなり、すぐに
書き込みが開始され
ます。
Record Now
Wizard
(2)書き込みが終了すると、レコーダ
*1
Point
のD
使J
い 方B
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n
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い 方B
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のD
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い 方B
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い 方B
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のD
使J
い 方B
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r
n
66
データディスクの作成 その2
DVD編
RecordNowWizardでは、データディスクを作成する場合にCD-R/RWメディア以外
注1
DVD メディアに
書き込みを行う場合
には、対応したレコ
ーダが必要です。
(注)1
DVDメディアを使用すること
にも、DVDメディアを使用することができます。
で、パソコン用のデータを書き込んだDVD-ROMを作成することができます。*1
DVDメディアへの書き込み操作の手順は、CD-R/RWメディアの場合とすべて同じ
です。異なるのは、書き込み用メディアとして「DVDメディア」をセットするという
*1
Point
なお、単
体で4GB 以上のフ
ァイルを記録する場
合に関しては、
「書
き込みにディスクを
数回使用したい」を
選択しても追記を行
うことはできません。
点のみです。詳しい操作手順は、68∼75ページを参照してください。
作成するDVD-ROMに対して追記を行いたい場合は、WizardのDVDに対する設定
が「書き込みにディスクを数回使用したい」になっていることを確認する必要があり
ます。この設定については30ページをご参照ください。
「書き込みにディスクを1度だけ使用したい」の設定で記録を行った場合、そのディ
スクに対する追記はできません。RecordNowWizardでデータDVDを作成する場合は、
あらかじめDVDに関する設定をご確認ください。
RecordNowは、付属の「DigiOn
Author for DVD L.E.」や市販の
注2
DVD-Video を作
成する場合は、DVD
プレーヤーとの互換
性を高めるため、あ
らかじめ「書き込み
にディスクを1度だ
け使用したい」設定
を行っておくことを
お薦めします。この
設定については30
ページをご参照くだ
さい。
オーサリングソフトを併用する
ことで、DVD-Videoディスクを
作成することができます。
DVD-Videoの作成は、ファイ
ルとしてハードディスク上に作
成したDVD-Videoの構造を登録
することによって行います。
作成するDVDのデータを選択
する際に、DVDオーサリングソ
フトで作成した「VIDEO_TS」
と「AUDIO_TS」フォルダを登
録してください。そのほかの手
順は、データディスクと同じで
(注)2
す。
RecordNow Manual
PART 5
データディスクの
作成
PART 5
ここでは、パソコンで使用されているデータ(ファイルやソフト
ウェア)などを書き込んだデータディスクの作成の仕方を説明して
います。
■データディスク作成の流れ 68
■基本操作 69
STEP1 新規ジョブの作成 69
STEP2 レコーダの選択 69
STEP3 初期設定 70
STEP4 ディスクに書き込むフォルダやファイルの登録 73
STEP5 ファイルやフォルダ構成のチェック 73
STEP6 書き込みオプションの設定 74
STEP7 作成開始 75
■マルチセッションについて 76
マルチセッションとは 76
マルチセッション/マルチボーダーの注意点 76
データの追記の手順 77
■イメージファイルで保存する 78
作成できるイメージの種類 78
イメージファイルの作成の手順 78
■作成できるDVDの形式と制限 79
■DVD-ROM作成の手順 81
STEP1 RecordNowの起動 81
STEP2 新規ジョブの作成 81
STEP3 レコーダの選択 81
STEP4 初期設定 82
STEP5 ファイルの登録 82
STEP6 作成開始 82
68
データディスク作成の流れ
RecordNowのデータディスク作成の方法には、RecordNowWizardを使用した作成
方法とメインウィンドウを使用した作成の2種類の方法が準備されています。いずれ
を使用してもデータディスクの作成は行えますが、メインウィンドウを使用した作成
方法では、より詳細な設定を行うことができます。
ここでは、メインウィンドウを使用し、データディスクを作成する手順を説明します。
STEP 1 新規ジョブの作成
STEP 2 レコーダの選択
STEP 3 初期設定
STEP 4 ディスクに書き込むフォルダやファイルの登録
STEP 5 ファイルやフォルダ構成のチェック
STEP 6 書き込みオプションの設定
STEP 7 作成開始
基本操作
STEP 1
PART5 データディスクの作成
69
は
じ
め
に
新規ジョブの作成 ―――――――――――――――
*1
RecordNowWizar
dが起動した場合は、
(1)RecordNowを起
[ESJ RecordNowに
動します。*1
戻る]をクリックす
(2)データディスクア ることで切り替えを
イコン をクリ 行えます。
ックしてデータデ
ィスクジョブを作
*2
成します。
STEP 2
*2
Point
データデ
ィスクジョブの作成
は、メニューバーか
ら[ファイル]→
[新規ジョブ]から
[データディスク]を
選択することでも行
えます。
レコーダの選択 ――――――――――――――――
書き込みに使用す
るレコーダを選択し
ます。また、選択さ
*3
Point
レコーダ
の選択は、使用した
変更したい場合は、 いレコーダをクリッ
使用したいレコーダ クした後、メニュー
バーから[ドライブ]
を右クリックして表
→[レコーダとして
示されるメニューか 選択/選択解除]を
ら[レコーダとして 選択することでも行
選択/選択解除]を えます。レコーダが
1台しか接続されて
選択することで行え
いない場合には選択
*3
ます。
できません。
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れているレコーダを
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70
基本操作
STEP 3
*1
Point
初期設定
は、メニューバーか
ら[編集]→[作成
オプション]を選択
しても行うことがで
きます。
初期設定 ―――――――――――――――――――
作成オプションアイコン
*1
をクリックし、初期設定を行います。
・「キャッシュ設定」
ディスク作成時にハードディス
ク上に準備したキャッシュ領域を
使用するかどうかの設定を行いま
す。設定は、プルダウンメニューか
ら選択でき、
[キャッシュなし]を選択した場合は、イメージを作成することなく、ダ
イレクトに書き込みを行い、
[すべてのファイルをキャッシュする]を選択した場合
は、キャッシュ領域にディスクイメージを作成後、書き込みを行います。容量を指定
した場合は、キャッシュ領域に指定したサイズ以下のファイルをイメージ化した後、
書き込みを行います。
・「ファイルの日付と時刻」の設定
ディスクに書き込むファイ
ルのタイムスタンプの設定を行
います。標準では、オリジナル
のファイルのもつ日付と時間設定が使用されますが、ファイルを登録した日時に変更
することもできます。
・「既にファイルが存在する場合は、変更があった場合にのみ置き換える」
このチェックボックスを有効にすると、マルチセッション(DVDではマルチボーダ
ー)で追記を行う場合に、同じ名称のファイルは、日付が新しい場合のみ書き込みま
す。
PART5 データディスクの作成
71
は
じ
め
に
・CDの「書き込みタイプ」の設定
CDの書き込みタイプを設定し
ます。マルチセッションを利用し
たい場合は[トラックアットワン
ス(追記可能)
]に設定してくださ
(注)1
い。それ以外を選択した場合は、データディスクで追記を行うことはできません。
注1
書き込みタイプの
詳細については、39、
40 ページをご参照
ください。
・「モード」の設定
CD作成に使用するセクタフォーマットの設定を行
*1
います。通常[Mode1]で使用してください。
・「ファイルシステムのタイプ」の設定
*1
セクタフォーマッ
トについては、155
ページをご参照くだ
さい。
使用するファイルシステムを選択します。通常は、最大106文字までのロングファ
イルネームが使用できるMicrosoft Jolietファイルシステムを選択してください。
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・DVDの「書き込みタイプ」の設定
DVDの書き込みタイプを設定します。作成したデータDVDに対して追記を行いた
い場合は、[トラックアットワンス(追記可能)]に設定してください。[トラックアット
ワンス(追記不可)]に設定した場合は、追記は行えません。ただし、DVD+RWディス
クは除きます。(注)2
なお、DVDディスクごとの書き込み形式とファイルシステムの詳細に関しては、153
ページをご参照ください。
注2
DVD + RW ディ
スクでは、仕様上書
き込みタイプを選択
する必要はありませ
ん。ここでの設定結
果は無視されます。
そのため、トラック
アットワンス(追記
不可)に設定した場
合でも、追記を行う
ことが可能です。
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72
基本操作
・DVDの「ファイルシステムのタイプ」の設定
使用するファイルシステムを選択します。通常は、[Joliet互換UDF]を選択してくだ
さい。
・その他の設定①
「基本ボリュームの記述フィールド」の設定を行います。
「発行者ID」はディスクの
版元の情報、
「データの作成者」はディスクの作成者の情報、
「アプリケーションID」
はディスク作成アプリケーションの情報が設定できます。これらの項目は、通常、設
定する必要はありません。
・その他の設定②
「ブータブルCD」の設定を行います。ブート(起動)可能なCDを作成する時に使
用します。通常は特に設定する必要はありません。
PART5 データディスクの作成
STEP 4
は
じ
め
に
ディスクに書き込むフォルダやファイルの登録 ――
Windowsに標準で付属しているエクスプローラなどを使用
して、任意のファイル、フォルダをドラッグアンドドロップで
登録します。
*1
ドラッグアンドドロップ
STEP 5
73
ファイルやフォルダ構成のチェック ―――――――
ファイルやフォルダ構成
の配置チェックを行い、必
要があれば、配置構成の変
更を行います。通常は、変
更を行う必要はありませ
ん。変更は、登録後のファ
*1
Point
エクスプ
ローラは、メニュー
バーから
[ツール]
→
[起動]
→[エクスプ
ローラの起動]
で呼
び出すことができま
す。
また、
[ツール]
→
[エクスプローラと
並べて表示]
を選択
すると、RecordNow
とエクスプローラを
整列して表示できま
す。
*2
Point
この設定
のデフォルトは、メ
ニューバーの[ツー
ル]
→[オプション]
→[データディスク]
で設定できます(詳
細については22ペ
ージをご参照くださ
い)
。
イルまたはフォルダ名欄を
ダブルクリックするか、右
クリックメニューから[書き込み先の変更]を選択することで行うことができます。
配置構成は、次の3種類の中から選択することができます。*2
①ルートディレクトリ:もともとのフォルダ構成を無視し
てCD内のルートディレクトリに配置します。
例).d:¥aaa¥bbb¥ccc.JPG→(CD)¥ccc.JPG
②相対パス:[書き込み先]に任意のパス名を入力し、手
動でパスを設定します。
例).d:¥aaa¥bbb¥ccc.JPG→
(CD)
¥bbb¥ccc.JPG
③フルパス:もともとのフォルダ構成のまま、登録します。
例).d:¥aaa¥bbb¥ccc.JPG→
(CD)
¥aaa¥bbb¥ccc.JPG
ファイルリスト上部のタブをクリックする
とファイル、フォルダの登録順を「実際の登
録順順」
、
「ファイル名の昇順」
、
「ファイルサ
イズ順」などに変更できます。各タブは、ト
グルスイッチになっており、クリックするた
びに「登録順(初期)
」とソートされた状態
が切り替わります。
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74
基本操作
STEP 6
書き込みオプションの設定 ―――――――――――
書き込みオプションについて設定を行ないます。
*2
・「作成枚数」
*1
同時書き込みに
については127ペー
ジをご参照くださ
い。
作成するディスクの枚数を設定します。1台のレコーダを選択している場合は、設
定枚数分ディスクを交換して書き込みを行います。
また、
複数台のレコーダを使用し、
*1
レコーダの台数分を同時に作成することもできます。
・「速度(書き込みスピード)
」
書き込みスピードを設定します。デフォルトではMaxに設定されており、JustSpeed
やFlexSS-BPなどの書き込み速度自動調整機能を搭載したレコーダでは、その機能を
「有効」にして書き込みます。上記機能を搭載していないレコーダでは、最大書き込
みスピードではなく、環境内での最適な速度が選択されます。
・書き込み動作の設定
書き込み開始前に、テスト書き込みおよびベリファイを行うかどうかの設定を行いま
す。
・ベリファイ頻度の設定
ベリファイ(書き込み後のデータチェック)を作成したCD/DVD何枚ごとに対して実行
するかを設定します。1/2/3/5/10枚より選択できます。
書き込み動作の設定で「テストと作成、ベリファイ」か「作成とベリファイ」を選
*2
Point [!][.]ボ
タンをクリックする
とそれぞれ次の設定
がボリュームラベル
に使用されます。
[!]現在の日付・時
刻をボリュームラ
ベルとして設定
[.]マスタリングの
日付・時刻をボ
リュームラベルと
して設定
択することで選択が可能になります。
・「ボリュームラベル」の設定
作成するディスクのボリュームラベルを設定します。任意の文字列に設定すること
ができます。デフォルトでは、作成日時が使用されます。*2
・「マルチセッション」の設定
一度書き込んだディスクに追記を行う場合は、独立したセッションとするか、すで
にあるセッションとつなぐか(リンクさせる)などの設定を行います。初めて書き込
む場合は、
[新規ボリューム]を選択してください。マルチセッションについては、詳
しくは76ページをご参照ください。
PART5 データディスクの作成
STEP 7
75
は
じ
め
に
作成開始 ――――――――――――――――――
作成ボタン
レコーダにディスクを挿
入し、書き込みを行いま
す。書き込みは、[作成]
(注)
1
アイコンをクリックするこ
とで行えます。また、メニ
ューバーから[ファイル]
→[作成]を選択するこ
とでも行えます。
*1
Point
Windows
でファイル名に使用
できる文字とデータ
ディスクで使える文
字は、文字種・字
数が異なるため、一
部変更が必要とな
る場合があります。
書き込み中
注1
「テストと作成」
を選択した場合、テ
スト書き込み後にト
レイが一旦イジェク
トされる場合があり
ます。ノートパソコ
ンをご利用の場合は
そのままトレイを元
に戻してください。
デスクトップの場合
は自動的に元に戻
りますので手を触れ
ないでください。
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76
マルチセッションについて
■マルチセッションとは(一度書き込んだディスクに追記を行う)
RecordNowは、書き込み方式に「トラックアットワンス(追記可能)」を選択して作
成した“データディスク”に対して、
「追記(ディスクの未書き込み部分に再度書き込
みを行うこと)」ができます。このように作成されたCDは、複数のセッションが書き
込まれたCDであることから、
「マルチセッション」のCDと呼ばれます。
同様にDVD-Rにおいては、CDのセッションに相当する管理単位を「ボーダー」と、
マルチセッションにあたる状態を「マルチボーダー」と呼びます(DVD+R/+RWでは、
CDと同様に「セッション」
、
「マルチセッション」と呼びます)。
マルチセッション(マルチボーダー)を使用した追記はディスクの空き領域がなくな
るまで繰り返すことが可能です。これにより、ディスクを効率よく使用することがで
きます。ここでは、一度書き込んだディスクに対して追記を行う場合について説明し
ています。
■マルチセッション/マルチボーダーの注意点
マルチセッション(マルチボーダー)を使用してデータディスクに追記を行うために
は、次のような点に注意する必要があります。
・データディスクが「トラックアットワンス(追記可能)」で書き込まれていること
マルチセッション(マルチボーダー)を使用し追記を行うためには、書き込み方式に
注1
DVD + RW ディ
スクでは仕様上、常
にトラックアットワ
ンス(追記可能)に
該当する設定となり
ます。そのため、書
き込み方式を[トラ
ックアットワンス(追
記不可)]に設定した
ディスクに対しても、
追記を行うことが可
能です。
「トラックアットワンス(追記可能)」を選択して書き込みを行う必要があります。それ
以外の書き込み方式で作成されたデータディスクには追記を行うことができません。(注)1
・リンクドマルチセッションとマルチボリューム
データディスクの追記方法には、すでに書き込まれている情報を引き継いで追記を
行う「リンクドマルチセッション」と、情報を引き継ぐことなく新規に新しいセッシ
ョンを書き込む「マルチボリューム」の2種類があります。
前者の方法で追記を行ったデータディスクは、新しく書き込んだセッションだけで
なく、すでに書き込まれているデータも読み出すことができるという特徴があります。
またRecordNowでは、2個以上のセッションが書き込まれている場合において、情
報を引き継ぐ(リンクさせる)セッションを選択することができます。常に最終セッシ
ョンの情報を引き継いで追記を行えば、ディスクに書き込まれているすべてのデータ
を読み出すことができます。
対して、後者の方法で追記を行ったデータディスクは、新規に書き込んだデータし
か読み出すことができません。古いデータを読み出す必要がない場合に選択します。
これらの追記方法は、
「マルチセッション」設定で選択が可能です。マルチボリュ
ームの設定は、[新しいボリューム]を選択することで行います。
PART5 データディスクの作成
77
は
じ
め
に
■データの追記の手順
RecordNowを使用したデータディスクへの追記は、通常のデータディスク作成の方
法とほとんど変わりません。違いは、実際の書き込みを開始する前に、
「マルチセッシ
ョン」の項目で追記の方法について設定を行っておくだけです。
設定は、
[新規ボリューム]
、
[最終トラックをロード]
、
[トラックNをロード(Nは、
1∼32)
]*1 中から選択することができます。(注)1
*1
Point
「トラッ
クNをロード(Nは、
1∼32)
」を使用す
ると、情報を引き継
ぐセッションを任意
に選択でき、設定し
たセッションの情報
を引き継いだリンク
ドマルチセッション
のデータCD/DVDが
作成できます。
■リンクドマルチセッションで追記を行う
リンクドマルチセッションでデータの追記を行いたい場合は、
[最終トラックをロー
ド]を選択すると最後に作られたセッションの情報を引き継ぎデータディスクの作成
を行います。また、複数のセッションが書き込まれている場合は、
[トラックNのロー
ド(Nは、1∼32)
]を選択することで、任意のセッション情報を引き継いだデータデ
ィスクの作成が行えます。
■マルチボリュームで追記を行う
マルチボリュームでデータの追記を行いたい場合は、
[新規ボリューム]を選択して
ください。
また、デフォルトでは、
[最終トラックのロード]が設定されていますが、
[ツール]
→[オプション]→[データディスク]タブをクリックすることで、
[新規ボリュー
ム]にデフォルトの設定を変更することができます。通常は、
「最終トラックのロー
ド」まま使用することをお薦めします。
注1
[トラックN をロ
ード]の「トラック」
は、DVD-R/-RWの
場合はボーダーに、
DVD+R/+RW の場
合はセッションに相
当します。つまり、
トラック1を指定す
ると、ディスク上で
はボーダー(または
セッション)1が指定
されます。
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78
イメージファイルで保存する
注1
イメージファイル
の作成には、登録し
たファイルの容量と
同じだけのハードデ
ィスクの空き領域が
必要になります。イ
メージファイルの保
存先には、十分に注
意してください。
*1
Point
トラック
イメージは、ミック
スモード CDを作成
する場合などにも使
用できます。
RecordNowは、データディスクジョブのリストウィンドウに登録したファイルやフ
ォルダを「イメージファイル」として保存することができます。作成したイメージフ
(注)1
ァイルは、
「イメージジョブ」を使用してディスクの作成に利用できます。
■作成できるイメージの種類
RecordNowで作成できるイメージファイルには、
「グローバルイメージ」と「トラ
ックイメージ」の2種類があります。
グローバルイメージは、RecordNow独自のファイル形式でディスク全体を1つのイ
メージとして保存したものです。拡張子に「gi」が付けられて保存されます。
トラックイメージは、一般的なISO規格準拠のファイル形式です。拡張子に「ISO」
が付けられて保存されます。*1
■イメージファイル作成の手順
STEP 1
*2
Point
リストウ
ィンドウ内で右クリ
ックし、
[ツール]の
中にある[トラック
イメージの作成]ま
たは[グローバルイ
メージの作成]を選
択することでもイメ
ージファイルの作成
は行えます。
注2
CDとDVDの選択
は、トラックイメー
ジから作成する予定
のディスクに合わせ
て選択してくださ
い。
CDのグローバル
イメージ(およびト
ラックイメージ)か
らDVDを作成する
ことはできません。
また、DVD のグロ
ーバルイメージ(お
よびトラックイメー
ジ)からCDを作成す
ることもできません。
データの準備 ―――――――――――――――――
68ページからのデータディスク作成の手順を参考にして、RecordNowに書き込みた
いデータを登録し、いつでも書き込みを始められる状態にします。
STEP 2
イメージ作成 ―――――――――――――――――
(1)
[編集]→[ツール]→[トラック
イメージの作成]または[グロー
バルイメージの作成]を選択し*2、
(注)2
CDまたはDVDを選択します。
(2)ファイルの保存先とファイル名を設定
し、
[保存]
をクリックします。
(3)
[イメージの作成]ダイア
ログのメーターが100%にな
ったらイメージファイルの
作成完了です。
作成できるDVDの形式と制限
PART5 データディスクの作成
79
は
じ
め
に
RecordNowは、DVDの作成に対応したレコーダを使用した場合、DVDの作成を行
うことができます。ここでは、RecordNowを使用したDVD作成について説明していま
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す。
(1)DVD-VideoおよびDVD-Audioの作成について
RecordNowは、DVDの作成機能は搭載していますが、DVD-VideoとDVD-Audioの
作成に必要となる「オーサリング機能」を搭載していません。このため、パソコン用
のデータを書き込んだDVDの作成は、RecordNowのみで行えますが、DVD-Videoや
DVD-Audioの作成には、付属の「DigionAuthor for DVD L.E.」や、市販のオーサリング
ソフトが必要になります。
(2)DVD-ROM作成に使用するジョブ
RecordNowでDVD-ROMを作成する場合は、
「データディスクジョブ」を使用して
行います。オーディオCDジョブやVideoCDジョブでは、DVD-ROMの作成は行えま
せん。また、著作権保護がなされていないDVDについては、
「ディスクバックアップ
ジョブ」を使用して、DVDの複製を行うこともでき、ディスクエクスプローラを使用
し、グローバルイメージやトラックイメージの作成やそれを利用したDVDの作成も行
えます。
(3)書き込み方式
DVD-ROMを作成する場合に使用できる書き込み方式は、追記を行うことができな
い「トラックアットワンス(追記不可)」と追記が可能な「トラックアットワンス(追記
可能)」の2種類です。
ただし、
「トラックアットワンス(追記可能)」の設定で記録したDVDディスクは読
み出し互換性が低くなります。(注)1
注1
パソコン本体に搭載
されたDVDドライ
ブの機種やOSによ
っては、記録された
DVDが正しく読み
込めなくなることが
あります。具体的に
は、追記したデータ
が認識されなくな
る、すべてのデータ
が消失したように見
えるといったような
現象が起こる可能
性があります。
そのため、他のパソコンとのデータ交換や、パソコン以外の機器(DVD-Videoプレ
ーヤーなど)で使用するディスクを作成したい場合は、互換性の高い「トラックアット
ワンス(追記不可)」で作成されることをお薦めします。DVDディスクごとの書き込み
形式の詳細に関しては、153ページをご参照ください。
(4)ファイルシステムと1ファイルあたりの最大容量
選択可能なファイルシステムは、最大128文字までのロングファイルネームが使用
でき、文字種の制限がない「UDF」
、最大106文字までのロングファイルネームが使用
でき、同じく文字種の制限がない「Joliet互換UDF」の2種類です。これらの設定で
は、1ファイルの最大容量は4.7GBに制限されます。(注)2 DVDディスクごとのファイル
システムの詳細に関しては、153ページをご参照ください。
(5)最低記録容量
最も初期に定められたDVD-R/RWの仕様では、
「DVDを作成する場合には、最低
1GBのデータを書き込まなければならない」という規定があります。
そのため「トラックアットワンス(追記不可)」の設定では、1GB未満のデータを書
注2
FAT32 でフォーマ
ットされたハードデ
ィスクを使用してい
る場合は、1ファイ
ルの最大容量は4GB
に制限されます。ま
たFAT16の場合は
最大 2GBに制限さ
れます。
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80
作成できるDVDの形式と制限
き込む場合であっても「リードアウト」と呼ばれるメディアへの書き込みの終了を示
す情報が、合計で1GBとなるまで書き込まれます。
このため、
「トラックアットワンス(追記不可)」の設定でDVDを作成する場合、フ
ァイルサイズに関わらず等速(1倍速)書き込み時の場合で最低20分前後の時間が必要
になります。(注)1
注1
この時間は書き込み
速度に比例します。
そのため、2倍速書
き込み時では10分
前後、4倍速書き込
み時では5分前後と
なります。
使用するDVDディスク
DVD-R
DVD-RW
DVD+R
DVD+RW
書き込みタイプの設定
リードアウトの1GB容量制限
追記可能
なし
追記不可
あり
追記可能
なし
追記不可
なし
追記可能
なし
追記不可
なし
追記可能
なし
追記不可
なし
DVD-ROM作成の手順
PART5 データディスクの作成
81
は
じ
め
に
RecordNowを使用したコンピュータ用のデータを書き込んだDVD-ROMの作成方法
は、基本的にはデータディスクを作成する場合と同様の手順で行います。
STEP 1
RecordNowの起動 ――――――――――――――
*1
RecordNowを起動します。
*1
Point
RecordNow Wizard
が起動した場合は、
[ESJ Record Now
に戻る]をクリック
してください。
STEP 2
をクリ
ックしてデータディスクジョブを
*2
作成します。
STEP 3
作デ
成ー
タ
デ
ィ
ス
ク
の
新規ジョブの作成 ―――――――――――――――
データディスクアイコン
*2
Point
データデ
ィスクジョブの作成
は、メニューバーか
ら[ファイル]→
[新規ジョブ]から
[データディスク]を
選択することでも行
えます。
レコーダの選択 ――――――――――――――――
書き込みに使用するレコーダを選
択します。また、選択されている
レコーダを変更したい場合は、使
用したいレコーダを右クリックし
て表示されるメニューから「レコ
ーダドライブの選択/解除」を選
*3
択することで行えます。
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
い 方B
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n
のD
使J
い 方B
u
r
n
*3
Point
レコーダ
の選択は、使用した
いレコーダをクリッ
クした後、メニュー
バーから[ドライブ]
→[レコーダとして
選択/選択解除]を
選択することでも行
えます。
のD
使J
い 方B
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n
82
DVD-ROM作成の手順
STEP 4
*1
Point
初期設定 ―――――――――――――――――――
[作成オプション]
アイコンをクリ
初期設定
は、メニューバーか
ら[編集]→[作成
オプション]を選択
しても行うことがで
きます。
ックし、ファイルキャッシュ、ファ
イルの日時、ファイルシステムの種
類などについての設定を行います。
*1 (注)1
注1
「ブート可能」なDVD
を作成することはで
きません。
注2
RecordNowは挿入
されたディスクがCD
であるかDVDであ
るかを自動認識しま
すが、DVD メディ
アにCDに収まるサ
イズのデータを書き
込もうとした場合で
も、警告なしにディ
スク作成を行いま
す。ディスク作成を
行うときはディスク
をお確かめのうえ実
行してください。
STEP 5
ファイルの登録 ――――――――――――――――
初期設定が終わったら、Windowsに標準で付属しているエクスプローラなどを使用
して、任意のファイルやフォルダをドラッグアンドドロップで登録します。
*2
Point
書き込み
タイプ設定が「トラ
ックアットワンス(追
記不可)」で書き込み
データが少量の場
合、プログレスバー
が100%を示した後、
等速書き込みでは
20分(2倍速書き込
みでは10分)程度の
終了処理時間がか
かることがあります。
STEP 6
作成開始 ―――――――――――――――――――
作成枚数、
書き込みスピード、
テスト書き込
みを行うかどうかなどの設定を行い(注)2、準
備ができたら
アイコンをクリックし書き
*2
込みを開始します。
Part.1
Part.2
Part.5
Part.6
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 6
ここでは、音楽再生用のCDプレーヤなどで再生を行うことがで
きるオーディオCDの作成の仕方について説明しています。
■オーディオCD作成の流れ 84
■基本操作 85
STEP1 オーディオデータの準備 85
オーディオCDからのオーディオデータ作成手順 85
STEP2 新規ジョブの作成 87
STEP3 レコーダの選択 87
STEP4 初期設定 88
STEP5 オーディオデータ
またはオーディオトラックの登録 88
STEP6 書き込みオプションの設定 90
STEP7 作成開始 91
■CD Textの書き込み 92
RecordNowでのCD Textの文字情報の確認 92
CD TextのオーディオCD作成の手順 93
Part.4
オーディオCDの
作成
Part.3
RecordNow Manual
PART 6
Part.11
Part.12
84
オーディオCD作成の流れ
*1
Point RecordNow
では、WAVファイル
形式、WMAファイル
形式MP3ファイル形
式の3種類のオーディ
オデータに対応してい
ます。
RecordNowを使用したオーディオCDの作成は、あらかじめ準備しておいた「オー
ディオデータ」*1 またはオーディオCDに書き込まれているトラック(オーディオトラ
*2
ックからの作成)
、を使用して行います。ここでは、メインウィンドウを使用したオ
ーディオCD作成の方法を説明します(注)1。
*2
Point オーディオト
ラックからの作成に使
用できる読み出しドラ
イブは、1台のみです。
注1
オーディオCDを
作成する際には、各
種DVDディスクを使
用することはできま
せん。また、Record
N o w では、D V D Audioディスクを作
成することはできま
せん。
STEP 1 オーディオデータの準備
STEP 2 新規ジョブの作成
STEP 3 レコーダの選択
STEP 4 初期設定
STEP 5 オーディオデータ及びオーディオトラックの登録
STEP 6 書き込みオプションの設定
STEP 7 作成開始
基本操作
STEP 1
PART6 オーディオCDの作成
85
は
じ
め
に
オーディオデータの準備 ――――――――――――
のD
使J
い 方B
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r
n
のD
使J
い 方B
u
r
n
のD
使J
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い 方B
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n
のD
使J
い 方B
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r
n
のオ
作ー
成デ
ィ
オ
RecordNowは、
(1)サンプリングレート44.1KHz、量子化ビット数16ビット、ステ
レオおよびモノラルのWAVファイル形式、
(2)MP3ファイル形式、
(3)WMAファイ
ル形式の3種類のオーディオデータからオーディオCDの作成が行えます。また、オ
ーディオCDのオーディオトラックを直接登録してオリジナルオーディオCDを作成す
ることもできます。ここでは、オーディオCDからオーディオデータを作成する手順を
説明しておきます。
■オーディオCDからのオーディオデータ作成手順
市販のオーディオCDからオーディオデータを作成するには、まず「トラックの抽
出」を行います。トラックの抽出は、
「ディスクエクスプローラ」に搭載されている機
能の1つ、
[トラックの抽出]を使用して行います。
「ディスクエクスプローラ」は、ド
ライブを右クリックして現れるメニューから選択することで行え、メニューバーの[ド
ライブ]にある[トラックの抽出]を選択することでも行えます。
CD
(1)RecordNowを起動します。
のアイコンをクリックし、ツ
ールバーの[ドライブ]メニ
ューから[トラックの抽出]を
選択します。*1
(3)オーディオCDをドライブに
挿入します。CD Text情報を
もつオーディオCDを挿入する
と対応したドライブを使用し
ている場合に限って、楽曲情
報が自動的に取得されます。
また、CDDBアイコンをクリ
ックすることでインターネッ
ト上に設置された楽曲データ
ベース「CDDB」を使用し、
楽曲情報を取得することもで
(注)1
きます。
[ディス
クエクスプローラと
ドライブのプロパテ
ィ]を起動し、
[ト
ラックの抽出]を選
択することでも同様
の操作が行えます。
注1
CDDB の設定に
ついては31ページ
を参照してくださ
い。
CD
(2)読み出しに使用するドライブ
*1
Point
のオ
作ー
成デ
ィ
オ
のD
使J
い 方B
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い 方B
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n
86
基本操作
*1
Point
複数のフ
ァイルをまとめて選
択することもできま
す。選択の仕方は、
146ページを参照し
てください。
(4)保存したいオーディオトラッ
クをマウスでクリックして選
*1
択します。
(5)保存形式をWAV、MP3の2種
類から選択します。MP3を選
択した場合は、96/128/192/
256/320kbpsの中からビット
レートを選択できます。
(6)
アイコンをクリックしオー
ディオトラックを保存するフ
ォルダを選択します。ファイ
ル名は、CD Text情報やCDDB
から楽曲情報を取得した場合
は、それが使用されます。取
得していない場合は、オーデ
ィオトラックの番号が使用さ
*2
Point 作 成 し た
WAVファイルにノ
イズや音飛びがある
場合は、読み込み速
度を遅く設定してく
ださい。
れます。
(7)読み込みに使用する速度を
[Max]、[Medium]、[Min]
の中から設定します。*2
PART6 オーディオCDの作成
87
は
じ
め
に
(8)
[抽出]をクリックすると、オ
ーディオデータの作成を開始
します。
*1
Point
RecordNowWizard
が起動した場合は、
[ ESJ RecordNow
に戻る]をクリック
してください。
STEP 2
新規ジョブの作成 ―――――――――――――――
(1)RecordNow を起動します。* 1
*2
Point
アイコンをクリックしてオー
ディオCDジョブを作成します。*2
*3
Point
STEP 3
レコーダの選択 ――――――――――――――――
書き込みに使用するレコーダを選
択します。選択されているレコーダ
を変更したい場合は、使用したいレ
コーダを右クリックして表示される
メニューから[レコーダとして選択
/選択解除]を選択することで行え
ます。*3
レコーダ
の選択は、使用した
いレコーダをクリッ
クした後、メニュー
バーから[ドライブ]
→[レコーダとして
選択/選択解除]を選
択することでも行え
ます。
のオ
作ー
成デ
ィ
オ
CD
(2)
CD
オーディ
オディスクジョブは、
でにRecordNowが起動していれば、 メニューバーから
[ファイル]→[新
ここであえて再起動する必要はあり 規ジョブ]→[オー
ません。
ディオディスク]を
選択しても作成する
ことができます。
STEP1から連続して作業を行い、す
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88
基本操作
STEP 4
初期設定 ―――――――――――――――――――
作成オプションアイコン
注1
各書き込みタイプ
の詳細については、39
ページをご参照くださ
い。
をクリックし、次の項目について初期設定を行います。
・「書き込みタイプ」の設定
書き込み方式を設定します。トラック間(曲間)にギャップがないCD(無音区間
のないCD)を作成したい場合は、
「ディスクアットワンス」または「セッションアッ
(注)1 *1
トワンス」を設定してください。
*1
Point
デフォル
トでは、ディスクア
ットワンスが設定さ
れています。
・「UPC」の設定
Universal Product Code(CDのカタログコード、13文字)について設定します。通
常は設定する必要はありません。
・「プレエンファシス」の設定
プリエンファシス(高域強調)を使用するかどうかの設定を行います。通常このチ
ェックボックスにチェックを入れる必要はありません。
・「ノーマライゼーション」の設定
作成するCD内の各トラックの音量を一定の値に揃えます。元のオーディオトラッ
クの音量がまちまちな場合に発生する音量の差を抑えることができます。
[ノーマライゼーションを有効にする]を「オン」にすると「ボリューム」設定が有
*2
Point
ノーマラ
イゼーションを「オ
ン」に設定した場
合、CDの作成工程
に音量の検出と調
整の処理が加わりま
す。そのため、CD
作成に必要となる時
間は「オフ」の時と
比べて長くなりま
す。
効になります。
「ボリューム」では、ジョブに登録したトラックの最大音量に対する比率を設定し
ます。例えば90%に設定すると、ジョブに登録された全てのトラックの音量が、もっ
とも音が大きいトラックに対して90%に設定されます。
基準となる最大音量は、自動的に検出されます。*2
・「ポストギャップを確認し、必要であればブランクを150ブロック追加」
このチェックボックスにチェックを入れると、Mixed Mode CDを作成する場合にポ
ストギャップ(トラックの最後に入れるギャップ)を150ブロック(2秒間)追加しま
す。通常この設定を行う必要はありません。
PART6 オーディオCDの作成
STEP 5
89
は
じ
め
に
オーディオデータまたはオーディオトラックの登録
Windowsに標準で付属しているエクスプローラを使用して、MP3/WMA/WAV形式
のオーディオデータまたはオーディオCDのオーディオトラック(注)1 をドラッグアンド
ドロップで登録します。オーディオトラックを登録する場合は、オーディオCDを交
換し、異なるオーディオCDのオーディオトラックを登録することもできます。*1
注1
オーディオトラック
を選択した場合は、
書き込み開始前に
ハードディスク上に
登録トラックを読み
込みます。ハードデ
ィスクの空き領域に
は注意してくださ
い。
*1
Point
ドラッグアンドドロップ
・「プレギャップ」の設定
プレギャップの設定アイコン
をクリックし、無音部分の長
さ(プレギャップ)の設定を
(注)2
行います。
設定は、トラック(ファイル)単位で行え、1秒間は75セクタです。例えば、2秒
の無音部分を設定する場合は、
「150」と設定します。複数のトラックをまとめて選択
すると、選択したトラックすべてに同じプレギャップの長さを設定することができま
す。*2
・「ISRC」の設定
国別コード(2文字)
、オーナーコード(3文字)
、書き込みした年(数字2桁)
、シリ
アル番号(数字5文字)で構成された「ISRC(国際標準記録コード)
」の設定を行い
ます。通常、この設定を行う必要はありません。
注2
最初のトラックの
プレギャップは、2
秒と決められており
変更することはでき
ません。
のオ
作ー
成デ
ィ
オ
CD
ドラッグアンドドロップ
CD
(注)
2
アイコ
ンをクリックし、
[フ
ァイルファインダー]
を使用すれば、使用
可能なオーディオデ
ータを検索できま
す。 アイコンを
クリックするとオー
ディオトラック登録
用の簡易ファイラが
起動します。
また、これらの操
作はリストウィンド
ウ内で右クリックし
て表示されるメニュ
ーから選択すること
もできます。
のD
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n
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r
n
90
基本操作
STEP 6
書き込みオプションの設定 ―――――――――――
書き込みを開始する前に、書き込みに関しての各種設定(書き込みオプションの設
定)を行います。
・「作成枚数」の設定
作成するCDの枚数を設定します。
1台のレコーダを選択している場合は、設定枚数
*1
同時書き込みに
については、127ペ
ージをご参照くださ
い。
分のディスクを交換して書き込みを行います。
また、複数台のレコーダを使用し、レ
*1
コーダの台数分を同時に作成することもできます。
・「速度」の設定
書き込みスピードを設定します。デフォルトでは、Maxに設定されており、JustSpeed
やFlexSS-BPなどの書き込み速度自動調整機能を搭載したレコーダでは、その機能を
「有効」にして書き込みます。上記機能を搭載していないレコーダでは、最大書き込
みスピードはなく、環境内での最適な速度が選択されます。
・書き込み動作の設定
書き込み開始前に、テスト書き込みおよびベリファイを行うかどうかの設定を行い
ます。
PART6 オーディオCDの作成
STEP 7
作成開始 ―――――――――――――――――――
(注)1
レコーダにディスクを挿入し、書き込みを行います。
書き込みは、
[作成]ア
*1
また、オーディオトラックを登録している
イコンをクリックすることで行えます。
場合は、登録したオーディオトラックをハードディスク上に読み出した後、書き込み
*2
が開始されます。
91
は
じ
め
に
注1
CD-RWメディア
を使用した場合は、
市販の多くのCDプ
レーヤで再生するこ
とができないため、
確認ダイアログが表
示されます。
*1
Point
書き込み
は、メニューバーか
ら[ファイル]→
[作成]を選択する
ことでも行えます。
注2
「テストと作成」
を選択した場合、テ
スト書き込み後にト
レイが一旦イジェク
トされる場合があり
ます。ノートパソコ
ンをご利用の場合は
そのままトレイを元
に戻してください。
デスクトップの場合
は自動的に元に戻
りますので手を触れ
ないでください。
のオ
作ー
成デ
ィ
オ
CD
(注)
2
複数のオ
ーディオCDからオ
ーディオトラックを
登録した場合は、オ
ーディオCDの交換
を促すメッセージが
表示されたら、オー
ディオCDを交換し
てください。
CD
*2
Point
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92
CD Textの書き込み
CD Textは、対応したオーディオCDプレーヤやパソコン用のCD-ROMドライブ及び
DVD-ROMドライブ、レコーダなどで文字情報を表示できるオーディオCDです。オー
ディオCDのバリエーションの1つ「CD-Extra」にも適用することができます。表示
できる文字情報には、
「アルバム名」
、
「アーティスト名」
、
「曲目」
、
「作詞者」
、
「作曲
者」
、
「編曲者」などがあり、最大約6000文字(半角の場合、全角文字は約3000字)を
記録しておくことができます。また、言語は英語もしくは日本語のみにて使用するこ
注1
CD Textで日本語を
入力する際は、すべて
全角文字で入力をして
ください。
とができます。*1
RecordNowでは、
「アルバム名」
、
「アーティスト名」
、
「曲目」
、
「作曲者」の情報を
もつオーディオCDを作成することができます。また、CD Text対応のオーディオCD
の作成は、文字情報を記録する必要があるという点を除けば、オーディオCDを作成
する場合とほぼ同様に行えます。ただし、次のような仕様上の制限がありますのでご
注意ください。
・レコーダ
CD Textを書き込むためには、対応したレコーダが必要です。
・記録方式
CD Textを書き込むためには、書き込み方式に「ディスクアットワンス」または「セ
ッションアットワンス」を選択する必要があります。トラックアットワンス(追記
可能/不可)では、作成することができません。
Mixed Mode CDでは、どの書き込み方式を使用してもCD Textの文字情報を書き
込むことはできません。
・プレーヤ
CD Textに対応してないオーディオCDプレーヤでは、音楽の再生は問題なく行えま
すが、文字情報が表示されません。
■RecordNowでのCD Textの文字情報の確認
RecordNowでは、
「ディスクエクスプローラ」を使用することでCD Textの文字情報
を確認することができます。手順は、
[ディスクエクスプローラとドライブのプロパテ
ィ]の[CD Text]をクリックすることで行えます。
PART6 オーディオCDの作成
93
は
じ
め
に
■CD TextのオーディオCD作成の手順
CD Textの文字情報を書き込んだオーディオCDの作成は、文字情報を設定する必
要があるという点を除けば、通常のオーディオCDを作成する場合と同じ手順で行え
ます。作成の手順は、オーディオCDの作成(84ページ∼)を参考にしていただくと
して、ここでは、文字情報の編集方法を中心に作成の手順を説明します。
STEP 1
オーディオデータの準備*1 ―――――――――――
STEP 2
新規ジョブの作成 ―――――――――――――――
STEP 3
レコーダの選択 ――――――――――――――――
STEP 4
初期設定 ―――――――――――――――――――
*1
Point RecordNow
では、WAVファイル
形式、MP3ファイル
形式、WMAファイル
形式の3種類のオーデ
ィオデータに対応して
います。
書き込み方式には、
「ディスクアットワンス」または「セッションアットワンス」を
必ず選択してください。注1
CD Text情報の編集 ――――――――――――――
CD Text編集アイコン
のオ
作ー
成デ
ィ
オ
CD
STEP 6
デジタルオーディオデータまたはオーディオトラック
の登録 ――――――――――――――――――――
CD
STEP 5
注1
書き込み方式に
「セッションアット
ワンス」を選択した
場合は、使用するレ
コーダによってはCD
Text が書き込めな
い場合があります。
のD
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のオ
作ー
成デ
ィ
オ
をクリックするか、トラックを右クリックして表示される
メニューからCD Text情報の編集画面を呼び出し、編集を行います。
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94
CD Textの書き込み
文字情報の入力は、アルバム名と楽曲(トラック)名に対して行えます。それぞれに
対して、日本語/英語の情報が入力可能です。
「ディスク」がアルバム、
「トラック」が
注1
CD Text欄に入力
された各種のデータ
の整合性はチェック
がなされません。英
語の入力欄に日本
語の文字(漢字や全
角英数字)を入力し
てCDを作成するこ
とはCD Textの規格
上は許されていませ
んが、この画面で入
力してCDを作成し
てもエラーとはなら
ず、そのまま書き込
まれてしまいます。
こうして作成された
誤ったCD Text情報
は再生時に読み出
すことができなくな
ってしまいますので、
入力時にはくれぐれ
も注意をしてくださ
い。
なお、CD Textデ
ィスクでは、日本語
/英語の情報のみの
記録することも、両
方を記録することも
可能です。
注2
この入力画面で
は、オーディオCD
からのCD Text情報
のインポートを行う
ことはできません。
CD Text情報の編集
のみが可能です。
RecordNowWizard
を使うことで、
CDDBを利用しCD
Text 情報の入力が
可能です。
楽曲を示します。(注)1
[編集]をクリックすることで、1つずつの入力が可能です。
「すべてのトラック」
のチェックを「オン」にしておくと、すべてのトラックに同じ情報を入力することが
できます。
また[トラックタイトルとしてファイル名を入力]をクリックすると、ファイル名
をタイトル(曲名)として設定することができます。(注)2
STEP 7
書き込みオプションの設定 ―――――――――――
STEP 8
作成開始―――――――――――――――――――
Part.1
Part.2
Part.6
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 7
Part.11
■ミックスモードCDとCD-Extraについて 96
ミックスモードCDとCD-Extraの構造の違い 96
■ミックスモードCD、CD-Extra作成の手順 97
■CD-Extra作成の手順 98
STEP1 オーディオデータの準備 98
STEP2 新規ジョブの作成 98
STEP3 初期設定 99
STEP4 ファイルやオーディオデータの登録 99
STEP5 プレギャップ、CD Textなどの設定 100
STEP6 書き込みオプションの設定 101
STEP7 作成開始 101
■ミックスモードCD作成の手順 102
STEP1 オーディオデータの準備 102
STEP2 新規ジョブの作成 102
STEP3 初期設定 103
STEP4 ファイルやオーディオデータの登録 103
STEP5 プレギャップ、ボリュームラベルの設定 104
STEP6 書き込みオプションの設定 104
STEP7 作成開始 104
Part.5
ここでは、パソコン用のデータとオーディオデータ(音楽)の両
方を一緒に書き込んだCDの作成方法について説明しています。
Part.4
データと音楽が
混在したCDの作成
Part.3
RecordNow Manual
PART 7
Part.12
96
ミックスモードCDとCD-Extraについて
ミックスモードCDやCD-Extraは、いずれも、パソコンで使用できるデータ部分と
オーディオCDプレーヤで再生できる音楽部分の両方が書き込まれたCDです。このよ
うな形式のCDは、パソコンで使用すると、データ部分が認識され、オーディオCDプ
レーヤで使用すると音楽部分が認識される仕組みになっています。RecordNowでは、
ミックスモードCD及びCD-Extraの両方の作成を行うことができます。ここでは、両
注1
ミックスモード
CDとCD-Extraの作
成に、各種DVDデ
ィスクを使用するこ
とはできません。
(注)1
者の作成の手順について説明しています。
■ミックスモードCDとCD-Extraの構造の違い
ミックスモードCDとCD-Extraは、いずれも音楽とパソコン用のデータが一緒に書
き込まれたCDですが、次のような違いがあります。
・ミックスモードCD
ミックスモードCDは、
「第1トラック」にパソコンで使用されるISO9660形式のデ
ータ部分が配置され、
「第2トラック以降」にオーディオ部を配置して作成されたCD
です。1つのセッションの中にパソコン用のデータと音楽を混在させて配置している
ことに特徴があります。家庭で利用するゲーム機用のCDで、このような配置をした
CDが多く見られます。音楽用としては、ほとんど見かけません。また、ミックスモー
ドCDでは、文字情報を書き込んだCD Textと組み合わせて使用することはできませ
ん。
リード
イン
データ オーディオ オーディオ
オーディオ
トラック トラック トラック ……… トラック
リード
アウト
セッション
・CD-Extra
CD-Extraは、ミックスモードCDとは異なり、マルチセッションのCDとして設計さ
れていることに特徴があります。最初のセッションにオーディオ部分が配置されてお
り、第2セッションにパソコンで使用されるISO9660形式のデータ部分を配置してい
ます。市販のオーディオCDでもこの形式で作成されているものがみられ、文字情報
を書き込んだCD Textと組み合わせて使用することもできます。
リード オーディオ オーディオ
オーディオ リード リード データ リード
イン トラック トラック ……… トラック アウト イン トラック アウト
第1セッション
第2セッション
ミックスモードCD、
CD-Extra作成の手順
PART7 データと音楽が混在したCDの作成
ミックスモードCD及びCD-Extraの作成は、同一ディスクにパソコン用のデータと
音楽を書き込んでいるため、データディスクの作成とオーディオディスクの作成の両
方をミックスした手順でその作成を行います。
STEP 1 オーディオデータの準備
STEP 2 新規ジョブの作成
STEP 3 初期設定
97
は
じ
め
に
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在デ
しー
たタ
Cと
D音
の楽
作が
成混
STEP 4 ファイルやオーディオの登録
STEP 5 プレギャップなどの設定
STEP 6 書き込みオプションの設定
STEP 7 作成開始
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98
CD-Extra作成の手順
STEP 1
オーディオデータの準備 ――――――――――――
あらかじめオーディオデータを準備しておきます。詳しくは、85ページをご覧下さ
い。
STEP 2
新規ジョブの作成 ―――――――――――――――
(1)RecordNowを起動し
ます。
(2)ミックスモードジョブ
を作成します。
(3)レコーダを選択します。
(4)作 成 タ イ プ に [ C D
Extra]を選択します。
PART7 データと音楽が混在したCDの作成
STEP 3
初期設定 ―――――――――――――――――――
[オーディオオプショ
ン]および[データオプシ
ョン]アイコンをクリッ
クし、オーディオ部の
「ノーマライゼーション」
やデータ部の「ファイル
システムのタイプ」など
について設定を行いま
す。*1
STEP 4
99
は
じ
め
に
*1
Point
オーディ
オオプションの詳し
い設定内容について
は、88ページの「オ
ーディオディスクの
初期設定」をご参
照ください。同じく
データオプションに
ついては、70∼72
ページの「データデ
ィスクの初期設定」
をご参照ください。
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n
在デ
しー
たタ
Cと
D音
の楽
作が
成混
ファイルやオーディオデータの登録 ―――――――
(1)ファイルやオーディオデータを、Windowsに標準で付属しているエクスプローラ
を使用して、ドラッグアンドドロップで登録します。
音楽用・コンピュータ用それぞれのデータは、次の場所に登録します。
・音楽部
音楽部に書き込みたいオーディオデータまたはオーディオCDのオーディオトラッ
クは、画面中央部に位置するリストウィンドウに登録します。*2
*2
Point
アイコ
ンをクリックし、
[フ
ァイルファインダー]
を使用すれば、使用
可能なオーディオデ
ータを検索できま
す。 アイコンを
クリックするとオー
ディオトラック登録
用の簡易ファイラが
起動します。
また、これらの操
作はリストウィンド
ウ内で右クリックし
て表示されるメニュ
ーから選択すること
もできます。
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100
CD-Extra作成の手順
・パソコン用データ部
パソコン用のファイルやフォルダは、画面下部に位置するリストウィンドウに登録
します。
STEP 5
プレギャップ、CD Textなどの設定 ―――――――
(1)プレギャップの設定ア
イコンをクリックし、無
音部分の長さ(プレギ
ャップ)の設定を行い
ます。詳細な設定方法
は、89ページを参照し
てください。
(2)CD Textの文字情報を
書き込みたい場合は、
[CD Text編集]アイコ
ンをクリックし設定を
行います。詳細な設定
方法は、92ページを参
照してください。
PART7 データと音楽が混在したCDの作成
101
は
じ
め
に
(3)データ部のボリューム
ラベルの設定を行いま
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n
す。
STEP 6
書き込みオプションの設定 ―――――――――――
書き込みスピード、作成枚
数などの書き込みに関する
各種設定を行います。
STEP 7
作成開始 ―――――――――――――――――――
レコーダにメディアを
在デ
しー
たタ
Cと
D音
の楽
作が
成混
挿入し、書き込みを行い
ます。書き込みは、[作
成]アイコンをクリック
することで行えます*1。ま
*1
Point
書き込み
は、メニューバーか
を登録した場合は、登録
ら[ファイル]→
したオーディオトラック [作成]を選択する
をハードディスク上に読 ことでも行えます。
た、オーディオトラック
み出した後、書き込みが
開始されます。*2
*2
Point
複数のオ
ーディオCDのオー
ディオトラックを登
録した場合は、オー
ディオCDの交換を
促すメッセージが表
示されますので、そ
の都度オーディオ
CDを交換してくだ
さい。
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102
ミックスモードCD作成の手順
STEP 1
オーディオデータの準備 ――――――――――――
あらかじめオーディオデータを準備しておきます。詳しくは、85ページをご覧下さ
い。
STEP 2
新規ジョブの作成 ―――――――――――――――
(1)RecordNow を起動し
ます。
(2)ミックスモードジョブ
を作成します。
(3)レコーダを選択します。
(4)作成タイプに「ミック
スモード」を選択しま
す。
PART7 データと音楽が混在したCDの作成
STEP 3
初期設定 ―――――――――――――――――――
[作成オプション]アイコンを
クリックし、データ部に使用
する「ファイルシステムのタ
イプ」などについて設定を行
います。*1
STEP 4
103
は
じ
め
に
*1
Point
詳しい設
定内容については、
70∼72ページのデ
ータディスクの初期
設定を参照してくだ
さい。
ファイルやオーディオデータの登録 ―――――――
(1)ファイルやオーディオデータをWindowsに標準で付属しているエクスプローラを
使用してドラッグアンドドロップで登録します。
音楽用・コンピュータ用それぞれのデータは、次の場所に登録します。
・パソコン用データ部
在デ
しー
たタ
Cと
D音
の楽
作が
成混
パソコン用のファイルやフォルダは、画面中央部に位置するリストウィンドウに登
録します。
*2
Point
・音楽部
音楽部に書き込みたいオーディオデータまたはオーディオCDのオーディオトラッ
クは、画面下部に位置するリストウィンドウに登録します。*2
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アイコ
ンをクリックし、
[フ
ァイルファインダー]
を使用すれば、使用
可能なオーディオデ
ータを検索できま
す。 アイコンを
クリックするとオー
ディオトラック登録
用の簡易ファイラが
起動します。
また、これらの操
作はリストウィンド
ウ内で右クリックし
て表示されるメニュ
ーから選択すること
もできます。
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104
ミックスモードCD作成の手順
STEP 5
プレギャップ、ボリュームラベルの設定 ―――――
(1)プレギャップの設定アイコン
をクリックし、無音部分の長
さ(プレギャップ)の設定を
行います。詳細な設定方法は、
89ページを参照してください。
(2)データ部のボリュームラベル
の設定を行います。
STEP 6
書き込みオプションの設定 ―――――――――――
書き込みスピード、作成枚数などの書き込みに関する各種設定を行います。
STEP 7
作成開始 ―――――――――――――――――――
レコーダにメディアを挿入
*1
Point
書き込み
は、メニューバーか
ら[ファイル]→
[作成]を選択する
ことでも行えます。
*2
Point
複数のオ
ーディオCDのオー
ディオトラックを登
録した場合は、オー
ディオCDの交換を
促すメッセージが表
示されますので、そ
の都度オーディオ
CDを交換してくだ
さい。
し、
[作成]
アイコンをクリック
*1
して書き込みを開始します。
書き込みは、最初にデータ部
に使用するイメージをハード
ディスクに保存した後に始ま
ります。
また、オーディオトラック
を登録した場合は、登録した
オーディオトラックをハード
ディスク上に保存するという
作業も行われます。*2
Part.1
Part.2
Part.6
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 8
DJ-Burnでできること 106
DJ-Burnを使ったオーディオCD作成の手順 107
DJ-Burn使用時の注意点 107
オーディオデータからのダイレクト書き込み 108
アナログ音源からのダイレクト書き込み 110
その1-初期設定と注意点 110
その2-アナログ音源からのダイレクト書き込みの手順 111
オーディオCDから好きな楽曲を1曲ずつ書き込む 112
Part.5
ここでは、カセットテープやレコードなどからダイレクトにオー
ディオCDの作成を行ったり、オーディオCDから1曲ずつ好きな楽
曲を書き込みながらオーディオCDを作成することができるDJ-Burn
の使い方について説明しています。
Part.4
DJ-Burnの使い方
Part.3
RecordNow Manual
PART 8
Part.11
Part.12
106
DJ-Burnでできること
DJ-Burnは、オーディオディスクジョブでは行うことができない「楽曲を1曲ずつダ
イレクトに書き込みながらオーディオCDを作成する」機能です。次のような使い方
をすることができます。
注1
この機能を使用
できるのは、1倍速
書き込みをサポート
したレコーダ又は
Burn-Proof/JustLink
機能などのバッファ
ーアンダーランエラ
ー対策機能を搭載
したレコーダのみで
す。最低書き込みス
ピードが「2倍速以
上」のレコーダでは
使用できません。
(1)アナログ音源からのオーディオCDの作成
カセットやレコードなどなどのアナログ音源を使用し、パソコンに搭載されている
(注)
1
サウンドカード経由でダイレクトにオーディオCDの作成が行えます。
実際の
作成は、メディアの空き領域がいっぱいになるまでノンストップで書き込むこともで
き、ライブ録音などでも使用できます。
(2)オーディオトラックからの作成
オーディオCDに書き込まれている楽曲(トラック)の中から、好きな楽曲のみを
(注)
2
選択し、それを1つ1つ書き込むことができます。
また、途中でオーディオCDを
交換することにより、複数のオーディオCDから好きな楽曲のみを書き込むこともで
きます。
注2
この機能を使用
するためには、レコ
ーダ以外にオーディ
オCDの読み出しに
使用するCD-ROM
又は DVD-ROM ド
ライブが接続されて
いる必要がありま
す。
(3)オーディオデータからの作成
あらかじめ準備しておいたオーディオデータ(WAV、WMA又はMP3ファイル形式)
からオーディオCDを作成できます。書き込みは登録したファイル単位で行われ、書
き込みたいオーディオデータを1つずつ登録することもできます。
(4)1曲づつの書き込み
DJ-Burnを使ったオーディオCDの作成では、上記の3つのソースの中から、使用す
るソースを選択し、1曲づつメディアがいっぱいになるまで、曲を追加していくことが
できます。
DJ-Burnを使ったオーディオCD作成の手順
PART8 DJ Burnの使い方
107
DJ-Burnを使用したオーディオCDの作成は、準備されている3種類のソースを利用
し、書き込みたい楽曲を1つ1つ登録しながら書き込みを行います。そして、すべての
楽曲を書き込んだら、
「ディスクのクローズ」を行い、オーディオCDプレーヤやパソ
コン用のCD-ROM/DVD-ROMドライブなどで再生可能な状態にするという手順で行
います。
STEP 1 RecordNowを起動する
STEP 2 DJ-Burnの起動
(1)レコーダの選択とメディアの挿入
(2)書き込みスピードの設定
(3)ソースを選択し、楽曲を書き込む*1
*1
Point
STEP 3 ディスクのクローズ
■DJ-Burn使用時の注意点
DJ-Burnを使用する場合には、次のような注意点と制限があります。
・使用できるレコーダ
DJ-Burnを使用するためには、1倍速書き込みをサポートしたレコーダ又はBurnProof/JustLinkなどのバッファーアンダーランエラー対策機能を搭載したレコーダが必
要です。バッファーアンダーランエラー対策機能を搭載していないレコーダで最低書
き込みスピードが「2倍速」以上のレコーダは使用できません。
・オーディオトラックからの作成時の制限
オーディオトラックからの作成を行う場合には、レコーダ以外にオーディオCDの読
み出しに使用するCD-ROM又はDVD-ROMドライブが必要です。
・DJ-Burnで作成中のオーディオCDについて
DJ-Burnを使用して作業(作成)中のオーディオCDは、ディスクの「クローズ」処
理を行わない限り、多くのオーディオCDプレーヤやCD-ROM/DVD-ROMドライブ
などで再生を行うことができません。
アナログ
音源、オーディオデ
ータ、オーディオCD
の3種類のソースを
切り替えながら、メ
ディアの容量がいっ
ぱいになるまで、楽
曲を書き込むことが
できます。
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108
オーディオデータからの
ダイレクト書き込み
WAVやMP3ファイルなどのあらかじめ準備したオーディオデータをダイレクトに書
き込むには、次の手順で行います。
STEP 1
DJ-Burnの起動
(1)RecordNowを起動し
て、[ツール]→[DJ
Burn]を選択し、DJ
Burnを起動します。
(2) レコーダを選択し、メ
ディアを挿入します。
メディアの挿入は
(トレーのイジ
ェクト/クローズ)ア
イコンを利用するの
が便利です。
(3)書き込み速度を設定します。
PART8 DJ Burnの使い方
STEP 2
オーディオデータの書き込み
DJ-Burnは、オーディオデータを登録すると同時に書き込みが始まり、書き込みが終
了するとリストウィンドウにトラックが追加されます。オーディオデータの登録は次
の方法で行えます。
・簡易ファイラ ―――――――――――――――――――――――――
アイコンをクリックすると簡易ファイラが起
動します。登録したいオーディオデータを選択
し、[開く]をクリックします。
・ファイルファインダ ――――――――――――――――――――――
アイコンをクリックするとファイルファインダ
が起動し、自動的に登録可能なファイルの検索が
始まります。検索が終了したら、リスト内から登
録したいオーディオデータを選択し、[選択]をクリッ
クします。
・エクスプローラ ――――――――――――――――――――――――
Windowsに標準で搭載され
ているエクスプローラを使
用し、DJ- Burnのリストウ
ィンドウにドラッグアンド
ドロップでオーディオデー
タを登録できます。
STEP 3
ディスクのクローズ
Step2の操作を繰り返すか、他のソース
を使用して楽曲の追加を行い、書き込み
たい楽曲をすべて書き込んだら、
アイ
コンをクリックし、ディスクをクローズし
ます。
クローズ処理が終わるとレコーダのト
レイが開きます。
109
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110
アナログ音源からのダイレクト書き込み
(カセットテープやレコードからのオーディオCD作成)
その1-初期設定と注意点
ここでは、DJ-Burnを使用したカセットテープやレコードなどのアナログ音源から
サウンドカード経由でダイレクトに書き込む手順と注意点を説明しています。
■アナログ音源からの書き込み時の注意点
アナログ音源からダイレクトに書き込みを行うには、パソコンにライン入力又はマ
イク入力をもつサウンドカードが搭載され、かつこれらの機能が、正常に動作するよ
うに設定されている必要があります。
ただし、この機能は、アナログ音源からダイレクトに書き込みを行うため、1倍速
書き込みをサポートしたレコーダ又はBurn-Proof/JustLink等のバッファーアンダーラ
ン対策機能搭載のレコーダのみで使用できます。
■機器の接続
DJ-Burnを使用するに当たって、サウンドカードのライン入力端子またはマイク入
力にアナログ機器を接続しておく必要があります。アナログ機器を接続する場合は、
アナログ機器側の出力端子(ラインアウト)とサウンドカードのライン入力端子(ライ
ンイン)を接続します。ライン入力端子の空きがない場合は、
「抵抗入り」ケーブル
を使用して機器側の出力端子(ラインアウト)とサウンドカードのマイク入力端子を
接続します。
■入力レベルの調整について
アナログ機器からのダイレクト書き込みを行う場合は、あらかじめ[入力レベル]の
設定を行う必要があります。入力レベルの設定は、[コントロールパネル]→[サウンド
とマルチメディアのプロパティ]→[オーディオ]のタブ→[音量]と開き、入力に使用す
る端子(ライン又はマイク)を選択し、[音量]のスライドバーを使用することで行え
ます。DJ-Burnは、アナログ信号の入力レベルを表示するレベルメーターを搭載して
いませんので、スピーカーから再生される音を聞きながら調整を行ってください。
PART8 DJ Burnの使い方
111
その2-アナログ音源からのダイレクト書き込みの手順
機器の接続が終了し、入力レベルの調整が終わったら、書き込みを行います。アナ
ログ音源からのダイレクト書き込みは、次の手順で行います。
STEP 1
DJ-Burnを起動する
(1)RecordNowを起動します。
(2)DJ-Burnを起動します。
(3)レコーダを選択し、メディアを挿入します。
(4)書き込み速度を設定します。
STEP 2
ダイレクト書き込みの開始
アイコン→アナログ機器の再生開始
またはその逆の順で操作を実行し、ライブ
(注)1
録音を開始します。
また、 (停止)アイコンをクリックす
ると、書き込みを停止し、書き込まれたも
のがトラックとして、リストウィンドに追
*1
加されます。
注1
書き込みは、
アイコンをクリック
するとすぐに開始さ
れます。アナログ機
器の再生開始又は
書き込みの開始のタ
イミングには注意し
てください。
*1
Point
STEP 3
ディスクのクローズ
Step2の操作を繰り返すか、他のソースを
使用して楽曲の追加を行い、書き込みたい
楽曲をすべて書き込んだら、
アイコン
をクリックし、ディスクをクローズします。
書き込み
が終了したら、他の
ソースを使用して書
き込みを行うことも
できます。
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112
オーディオCDから好きな楽曲を1曲ずつ書き込む
オーディオCDに書き込まれている楽曲(トラック)の中から任意のものを選択し、
(注)1
ダイレクトに書き込む場合は、次の手順で行います。
注1
この機能は、レコ
DJ-Burnを起動する
ーダ以外に CDROM 又はDVDROMドライブがパ (1)RecordNowを起動します。
ソコンに接続されて
いる必要がありま (2)DJ-Burnを起動します。
す。
STEP 1
(3)レコーダを選択し、メディアを挿入します。
(4)書き込み速度を設定します。
STEP 2
オーディオCDトラックの書き込み
アイコンをクリックし、簡易ファイラを
起動して書き込みたいオーディオトラックを
選択します(複数のオーディオCDトラック
をまとめて選択することもできます)
。
*1
エクスプローラを
使用してオーディオ
CDトラックを登録
することもできます。
その後、
「開く」をクリックすると、選択
したファイルの書き込みが始まります。*1
ディスクのクローズ ―――――――――――――――――――――――
書き込みたいファイルをすべて書き込
んだら、
アイコンをクリックし、ディ
スクをクローズします。
Part.1
Part.2
Part.3
Video CDの作成
Part.4
ここでは、動画を記録したVideo CDの作成の方法について説明し
ています。
Part.5
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 9
■Video CD作成の準備 114
Video CD作成に必要なもの 114
■Video CD作成の手順 115
STEP1 MPEG1形式のデジタル動画の準備 115
STEP2 Video CDジョブの作成 115
STEP3 MPEG1形式のファイルの登録 115
STEP4 書き込みオプションの設定 116
STEP5 作成開始 116
Part.6
RecordNow Manual
PART 9
Part.11
Part.12
114
Video CD作成の準備
Video CDは、MPEG1(Moving Picture Experts Group Phase1)に準拠したデジタ
ル動画を書き込んだCDです。ビデオデッキのVHS相当の画質とMD並の音質をもつ
デジタル動画を最大74分書き込むことができます。再生は、Video CDプレーヤやVideo
CDの再生機能を持つDVDプレーヤ、MPEGファイルの再生が可能なパソコン等で行
注1
Video CDの作成
に、各種DVDディ
スクを使用すること
はできません。
(注)1
うことができます。
■Video CD作成に必要なもの
Video CDを作成するためには、家庭用のホームビデオなどで撮影した映像を元に、Video
CDフォーマットに準拠したMPEG1形式のデジタル動画を準備しておく必要がありま
す。RecordNowは、Video CDの作成機能は搭載していますが、このMPEG1ファイルの
*1
作成機能は備えていません。
そのため、別途、MPEG1ファイルを作成できる環境
*1
Point
RecordNowが対応
しているVideo CD
規格は、Ver.1.1で
す。プレイバックコ
ントロール機能を搭
載したVer.2規格に
は対応してません。
を準備してください。
RecordNowが
対応しているMPEG1形式
また、Video CDとして作成できる
MPEG1ファイルは、その仕様が定め
られており、MPEG1形式のファイル
であれば、すべてが使用できるという
わけではありません。次のような仕様
にそったMPEG1形式のファイルを準
備しておく必要があります。
規 格
方 式
NTSC
MPEG1 PAL
準拠
Film
音 声
フレーム
レート
352×240
29.97Hz
352×288
29.97Hz
352×240
23.976Hz
44.1KHz、ステレオ
STEP 1 MPEG1形式のデジタル動画の準備
STEP 2 Video CDジョブの作成
STEP 3 MPEG1形式のファイルの登録
STEP 4 書き込みオプションの設定
STEP 5 作成開始
画像
サイズ
Video CD作成の手順
STEP 1
PART9 VideoCDの作成
115
は
じ
め
に
MPEG1形式のデジタル動画の準備 ―――――――
Video CDを作成するために必要となるMPEG1形式のファイルを事前に準備してお
きます。
STEP 2
*1
Point
Video CDジョブの作成 ――――――――――――
(1)RecordNowを起動します。
(2)
をクリックして、Video CDジョ
Video
CDジョブは、メニ
ューバーから[ファ
イル]→[新規ジョ
ブ]→[Video CD]
を選択しても作成す
ることができます。
ブを作成します。*1
(3)レコーダを選択します。
STEP 3
MPEG1形式のファイルの登録 ―――――――――
Windowsに標準で付属しているエクスプローラなどを
のD
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使用して、RecordNowで使用可能なMPEG1形式のファ
*2
イルをドラッグアンドドロップで登録します。
*2
Point
登録した
ファイルを選択後、
をクリックす
ることで、ファイル
の書き込み順を変更
することができます。
MPEG1形式のファイルの登録は、
ア
イコンをクリックして、起動する簡易フ
ァイラを使用しても行えます。
また、
アイコンをクリックするとファイ
ルファインダが起動し、MPEG1形式のフ
ァイルを検索します。
のV
作i
成d
e
o
C
D
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116
Video CD作成の手順
STEP 4
書き込みオプションの設定 ―――――――――――
書き込みを開始する前に、書き込みスピードや作成枚数などに関する設定を行いま
す。
STEP 5
*1
Point 書き込みは
メニューバーから
[ファイル]→[作
成]と選択すること
でも行えます。
作成開始 ―――――――――――――――――――
をクリックし書き
込みを開始します。
*1
Part.1
Part.2
Part.3
ディスクバックアップ
Part.4
ここでは、ディスクのバックアップ(複製)の手順について説明
しています。
Part.5
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 10
■ディスクバックアップ機能について 118
ディスクバックアップの方法 118
ディスクバックアップ使用上の注意点 118
■レコーダのみでディスクバックアップを行う場合 119
■ソースドライブとレコーダの2台のドライブで
ディスクバックアップを行う場合 120
Part.6
RecordNow Manual
PART 10
Part.11
Part.12
118
ディスクバックアップ機能について
RecordNowは、2台以上(理論値64台)のレコーダに対して同時に書き込みを行う
ことができ、一度の操作で複数枚のディスクのバックアップの作成を行うといった要
望にも答えることができます。ここでは、RecordNowのディスクバックアップ機能に
ついて説明しておきます。
■ディスクバックアップの方法
RecordNowを使用したディスクバックアップの方法には、次の2種類の方法があり
ます。また、RecordNowでは、CDだけでなくコピープロテクトの施されていないDVD
のバックアップを行うこともできます。
・レコーダのみでディスクバックアップを行う
この方法では、レコーダのみを使用してディスクバックアップを行います。実際の
作業は、バックアップを作成したい元ディスク(ソースディスク)を一旦ハードディ
スクに保存することから行われ、その後、書き込みが行われます。
・CD-ROMまたはDVD-ROMドライブを使ってディスクバックアップを行う
この方法では、バックアップを作成したい元ディスク(ソースディスク)をCDROMまたはDVD-ROMドライブで読み込みながら作業を行います。書き込みに使用す
るレコーダを複数選択することもでき、一度の操作で複数のバックアップを作成する
こともできます。
また、作成の方法には、ソースディスクを一旦ハードディスクに保存後、作成する
方法、ハードディスクに保存することなくダイレクトに作成する方法の2種類があり
ます。後者の方法を使用した場合、バッファーアンダーランエラーが発生しうまく作
成できないことがあります。この場合は、前者の方法を試してみてください。
■ディスクバックアップ使用上の注意点
ディスクバックアップを行う場合は、書き込みに使用する作業領域に注意してくだ
さい。特にレコーダのみでディスクバックアップを行う場合と「最初にハードディス
クに一時イメージを作成する」にチェックを入れた場合は、バックアップ作業にソー
スディスクの一割増し程度のハードディスクの空き領域に注意が必要です。
例えば、650MBのデータが書き込まれたソースディスクを使用する場合は、700MB
ほどの作業領域がハードディスク上に必要となり、最大4.7GBのDVD-ROMをバック
アップする場合は5GB以上の作業領域が必要です。
ただし、
「最初にハードディスクに一時イメージを作成する」にチェックを入れな
い場合は、100MB程度の作業領域があれば作成を行うことができます。また、各種
DVDディスクのバックアップを行う際には、ソースと同じ種類のディスクを使用して
ください。ただし著作権保護の施されていないDVD-ROM/DVD-Videoに関しては、す
べてのDVDディスクでバックアップが可能です。
レコーダのみでディスク
バックアップを行う場合
STEP 1
PART10 ディスクバックアップ
119
*1
Point
ディスク
バックアップジョブ
ディスクバックアップジョブの作成 ――――――― は、メニューバーか
ら[ファイル]→
[新規ジョブ]→[デ
(1)RecordNowを起動します。
ィスクバックアップ]
を選択しても作成す
(2) をクリックし、ディス ることができます。
(注)1
クバックアップジョブを作
*1
成します。
注1
「テストと作成」
ダをダブルクリックします。 を選択した場合、テ
または、レコーダのドライ スト書き込み後にト
レイが一旦イジェク
ブアイコンを右クリックし、
トされる場合があり
メニューから「ソースドラ ます。ノートパソコ
イブとして選択/選択解除」 ンをご利用の場合は
そのままトレイを元
を選択します。*2
に戻してください。
デスクトップの場合
(4)レコーダにソースディスク は自動的に元に戻
りますので手を触れ
を挿入します。
ないでください。
(3)書き込みに使用するレコー
STEP 2
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各種設定 ―――――――――――――――――――
*2
Point
読み込み
用ドライブの選択
は、[Shift]キー+
作成開始 ――――――――――――――――――― [F8]、書き込み用
ドライブの選択は
アイコンをクリックし、書き [F8]キーを押すこ
込みを開始します。また、書き とでも行えます。
書き込み枚数、書き込みスピードなど、書き込みに関する設定を行います。
STEP 3
は
じ
め
に
込みは、メニューバーから[ファ
イル]→[作成]を選択することで
も行えます。
のD
使J
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n
アデ
ッィ
プス
ク
バ
ッ
ク
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120
*1
Point
ソースドライブとレコーダの2台のドライブで
ディスクバックアップを行う場合
ディスク
バックアップジョブ
は、メニューバーか
ら[ファイル]→
[新規ジョブ]→[デ
ィスクバックアップ]
を選択しても作成す
ることができます。
STEP 1
ディスクバックアップジョブの作成 ―――――――
(1)RecordNowを起動しま
す。
(注)1
(2)
をクリックし、ディ
スクバックアップジョブを
注1
「テストと作成」
を選択した場合、テ
スト書き込み後にト
レイが一旦イジェク
トされる場合があり
ます。ノートパソコ
ンをご利用の場合は
そのままトレイを元
に戻してください。
デスクトップの場合
は自動的に元に戻
りますので手を触れ
ないでください。
作成します。*1
(3)読み込みに使用したい
ドライブをダブルクリ
ックし、読み込み用ド
ライブを設定します。
(4)書き込みに使用したい
レコーダをダブルクリ
Point
ックして書き込み用レ
ドライブの選択解除は、ドライブアイコン
を右クリックして表示されるメニューでも
選択でき、読み込み用ドライブの選択は、
[Shift]
キー+[F8]
、書き込み用ドライブの
選択は[F8]
キーを押すことでも行えます。
コーダの設定を行いま
す。
(5)レコーダにメディアを
挿入し、読み込み用ド
ライブにバックアップ
したいディスクを挿入
します。
STEP 2
各種設定 ―――――――――――――――――――
書き込み枚数、書き込みスピードなど、書き込みに関する設定を行います。
STEP 3
作成開始 ―――――――――――――――――――
アイコンをクリックし、書き込みを開始
します。また、書き込みは、メニューバーか
ら[ファイル]→[作成]を選択することでも行
えます。
Part.1
Part.2
Part.6
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 11
■イメージファイルについて 122
トラックイメージとグローバルイメージ 122
イメージファイルからの作成手順 122
■グローバル/トラックイメージからのCD/DVD作成 123
STEP1 イメージジョブの作成 123
STEP2 イメージファイルの登録 123
STEP3 各種設定 124
STEP4 作成開始 124
Part.5
ここでは、RecordNowで作成できるイメージファイルの種類と、
それを使用したCDおよびDVDの作成手順などを説明しています。
Part.4
イメージファイルを利用
したCD/DVDの作成
Part.3
RecordNow Manual
PART 11
Part.11
Part.12
122
イメージファイルについて
■トラックイメージとグローバルイメージ
RecordNowでは、
「トラックイメージ」と「グローバルイメージ」という2種類の
イメージファイルを作成/使用することができます。
トラックイメージは、CDを構成するために必要となる「トラック」を1つ1つのフ
ァイルとして取り込んだイメージファイルです。DVDの場合は、ボーダー(DVD-ROM/R/-RW)やセッション(DVD+RW/R)を1つのファイルとして取り込んだものとなります。
例えば、オーディオCDを作成する場合に使用されるWAVファイルなどのオーディオ
データがこれに相当します。データCDで一般的に使用されているISOイメージ(拡張
子「.ISO」ファイル)も、トラックイメージに属する形式のイメージファイルです。
また、グローバルイメージは、RecordNow独自のイメージファイル形式で、CDや
DVD全体を1つのイメージファイルとして作成したものです。トラックイメージでは、
マルチセッション(マルチボーダー)で作成されたCD/DVDをはじめ、1セッションの
中に複数のトラックを持つオーディオCDやミックスモードCDなどは1つのイメージ
ファイルとして保存することはできません。グローバルイメージを使うことにより、
これらのCD/DVDからでも、1つのイメージファイルを作成することが可能です。
■イメージファイルからの作成手順
トラックイメージやグローバルイメージを使用したCDやDVDの作成は次のような
手順で行います。
STEP 1 イメージジョブの作成とレコーダの選択
STEP 2 イメージファイルの登録
STEP 3 各種設定
STEP 4 作成開始
グローバル/トラックイメージ
からのCD/DVD作成
STEP 1
PART11 イメージファイルを利用したCD/DVDの作成
イメージジョブの作成 ―――――――――――――
(1)RecordNowを起動します。
(2)
をクリックして「イメージ
123
*1
Point
イメージ
ジョブの作成は[フ
ァイル]→[新規ジ
ョブ]→[イメージ
ファイルから作成]
を選択することでも
行えます。
ジョブ」を作成します。*1
注1
CDのグローバル
(3)書き込みに使用するレコーダを
イメージ(およびト
(注)1
選択します。
ラックイメージ)か
らDVDを作成する
ことはできません。
また、DVD のグロ
イメージファイルの登録 ―――――――――――― ーバルイメージ(お
よびトラックイメー
イメージファイルを登録します。登 ジ)からCDを作成す
録の方法には、次の2つがあります。 ることもできません。
また、イメージフ
ァイルからDVDを作
成する場合は、作成
の際にイメージを作
成したディスクと同
じ種類(-R/-RW/+R/
②
①
+RW)のディスクを
使用してください。
ただし著作権保護の
施されていないDVD①簡易ファイラ
ROM/DVD-Videoか
アイコンをクリックして起動され
ら作成したイメージ
る簡易ファイラを使用して登録を行 ファイルに関しては、
(注)2
すべての種類のDVD
います。
ディスクで作成が可
能です。
STEP 2
は
じ
め
に
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/
しイ
たメ
Cー
Dジ
Dフ
Vァ
Dイ
のル
作を
成利
用
②ファイルファインダ
アイコンをクリックすると、ファイルファ
インダが起動し、ハードディスク上にあるイ
メージファイルの検索が行えます。検索が終
了するとリストが表示されるので、その中か
らファイルを選択し、
[選択]をクリックし
ます。
注2
2GB以上のデータ
からグローバルイメ
ージを作成した場合、
2GBごとに分割され
た複数のファイルが
作成されます。
分割されたグロー
バルイメージファイ
ルを登録する場合は、
ファイル名に番号の
付いていないファイ
ルを選択することで
登録を行うことがで
きます。
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124
グローバル/トラックイメージからのCD/DVD作成
注1
作成オプションの
設定は、グローバル
イメージを選択した
場合は行えないので
注意して下さい。
STEP 3
各種設定 ―――――――――――――――――――
(1)
アイコンをクリックして、
「書き込み
タイプ」と「モードとブロッキング」の
設定を行います。(注)1
一般的にはISOトラックイメージの状
態に合わせて、適切な値が自動設定され
*1
モードとブロッキ
ングについては155
ページを参照してく
ださい。
ますので、特定の値を手動で選択する必
要がある場合を除き、設定の必要はあり
ません。*1
(2)書き込み枚数、書き込みスピードなどの書き込み関係の設定を行います。
STEP 4
作成開始 ―――――――――――――――――――
書き込みアイコンをクリックし、書き
込みを始めます。また、書き込みは、メ
ニューバーから[ファイル]→[作成]を選
択することでも行えます。
RecordNow Manual
PART 12
ハイパードライブ
機能の使い方
ここでは、RecordNowの特徴的な機能である「ハイパードライ
ブ機能」を利用した便利な使い方について説明しています。
PART 12
■ハイパードライブ機能について 126
ハイパードライブ機能とジョブの関係 126
同時書き込みレコーダ数と書き込み速度 126
■複数のジョブを同時に実行する手順 127
126
ハイパードライブ機能について
ハイパードライブ機能とは、2台以上(理論値で最大64台まで)のレコーダに対し同
時に書き込みを可能とする、RecordNowで最も特徴的な機能です。
さらに複数のドライブに対して同一のジョブだけでなく、別々のジョブを割り当て
ることも可能です。
複数のドライブに対して同一のジョブを割り当てた場合、同じ内容のディスクをド
ライブ台数分だけ一度に作成することができます。また、複数のジョブを割り当てた
場合、作成作業に必要とする時間を削減することができます。
■ハイパードライブ機能とジョブの関係
RecordNowでは、各種ジョブに割り当てられたレコーダは、実際の書き込み動作に
移らない限り、割り当てたジョブによって“制御”されないという仕様で設計されて
います。このため、RecordNowでは、1つのジョブに2台以上(理論値最大64台)の
レコーダを割り当てることができ、複数の同じようなジョブを作成し、 それに同じレ
(注1)
各種ジョブは、Windows/98/98SE/Me
コーダを割り当てるということもできます。
注1
最大同時書き込み の場合で最大16個、WindowsNT/2000/XPでは、最大32個作成できます。
ドライブ数は、理論
値によるものです。
実際に書き込みが可
能なレコーダの台数
と書き込み速度は、
使用しているパソコ
ンによって異なりま
す。
また、作成したジョブは、すべてを並列に実行することができます。すでに使用中
のレコーダが含まれたジョブを実行しようとした場合は、一旦そのジョブはプールさ
れます。そして、プールされたジョブは、実行中のジョブが終了すると同時に処理が
始まり、ジョブ作成時に付加された通し番号の若い順に実行に移されます。
■同時書き込みレコーダ数と書き込み速度
ハイパードライブ機能を使用する場合、同時に書き込みを行えるレコーダの数と書
き込み速度は、使用するレコーダの種類や接続方法、パソコンのスペックなどにより
異なります。
一般的に同時に書き込みを行うレコーダ数が増加すると、高速な書き込みは難しく
なります。最高速度(Max設定)での書き込みで障害が発生する場合は、同時書き込み
レコーダ数を減らす、または書き込み速度を低くするなどの設定を行ってください。
また、同時に多くのレコーダに対して書き込みを行う場合は、IEEE 1394やUSB 2.0、
SCSIなどの高速なインターフェイスで接続が可能な製品の利用をお奨めします。
複数のジョブを同時に実行する手順
PART12
ハイパードライブ機能の使い方
127
は
じ
め
に
RecordNowは、2台のレコーダが接続されていれば、異なったレコーダ同士でも複
数のジョブを作成することによって並列動作させることが可能です。ここでは、デー
タディスクジョブとオーディオディスクジョブの2つを作成し、それを同時に実行す
る手順を説明します 。(注)1
STEP 1
2つ以上のジョブを作成する ――――――――――
(1)RecordNowを起動します。
(1)2つ以上のジョブを作成します。ここでは、データディスクジョブとオーディオ
ディスクジョブの2つを作成します。
STEP 2
注1
RecordNow では、
すべてのジョブが並
列動作するので、こ
こで説明しているの
は、一例に過ぎませ
ん。また、並列動作
をさせた場合、ご使
用の環境によって
は、書き込みに失敗
することがあります。
個々のジョブに別々のレコーダを選択 ――――――
書き込みに使用するレ
コーダをジョブごとに異
なるものを設定します。
同一のレコーダが選択さ
れている場合は、レコー
ダの変更を行います。変
更は、変更したいドライ
ブのアイコンを右クリッ
クし、プルダウンメニュ
ーから[レコーダの選択
/解除]を選択することで行えます。また、選択は、解除のときと同様の方法で行え
*1
ます。
*1
Point
2台のレ
コーダが選択されて
いる場合は、書き込
み用として選択され
ているレコーダに
「
」
が付けられて
います。また、赤の
矢印がついているの
が、現在の編集対
象ジョブです。
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機ハ
能イ
パ
の
使ー
いド
方ラ
イ
ブ
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n
128
複数のジョブを同時に実行する手順
STEP 3
各種設定 ―――――――――――――――――――
データディスクジョブ、オーディオディスクジョブとも書き込み方式などの各種設
定を行います。
STEP 4
書き込みたいデータを登録・設定 ――――――――
データディスクジョ
ブの場合は、フォルダ
やファイルを登録し、
オーディオディスクジ
ョブの場合は、サウン
ドデータやCDトラッ
クを登録します。
STEP 5
作成開始 ―――――――――――――――――――
(1)書き込みに必要となる各種設定を行い、書き込みボタンを
クリックします。また、書き込みボタンをクリックする順序
は、ジョブの作成順である必要はありません。
(2)後に書き込みを始めたほうは、メッセージが表示されます。
[実行中の他のジョブと同時に今すぐこのジョブを開始]を
選択して[作成]をクリックすると並列に実行されます。ま
た、
[ジョブを待機状態にして前のジョブが終了したら開始
する]にチェックを入れ[作成]をクリックするとすでに実
行中のジョブが終了後に書き込みを始めます。
Part.1
Part.2
Part.6
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 13
■ディスクエクスプローラの機能 130
イメージファイル作成の手順 130
■イメージファイルの作成 131
その① トラックイメージの作成 131
その② グローバルイメージの作成 132
■ディスクエクスプローラの便利な機能 134
Part.5
ここでは、RecordNowに搭載されている便利なツール「ディス
クエクスプローラ」の使い方について説明しています。
Part.4
ディスクエクス
プローラの使い方
Part.3
RecordNow Manual
PART 13
Part.11
Part.12
130
ディスクエクスプローラの機能
ディスクエクスプローラは、ドライブ(レコーダやCD-ROM/DVD-ROMドライブ
など)の情報及び挿入されたメディアの情報/保存を行うことができる便利なツール
です。次のような機能が搭載されています。
・イメージファイルの作成
CDやDVDに書き込まれている情報をイメージファイルとしてパソコンに搭載され
ているハードディスクに保存できます。保存できる形式には、メディア全体を1つの
ファイルとして保存する「グローバルイメージ」と、データCDで一般的に使用され
ているISOイメージ(拡張子「.ISO」ファイル)やオーディオCDを作成する場合に使
用するWAVファイルなどの「トラックイメージ」の2種類があります。
・各種テスト機能
レコーダやCD-ROM/DVD-ROMドライブの性能を計測するためのテスト機能を搭
載しています。
注1
CD Text情 報 を
参照するためには、
CD Textの読み込み
に対応したレコーダ
もしくはCD-ROM/
DVD-ROMドライブ
が必要です。
・CD Text表示
(注)1
CD TextのオーディオCD(CD-Extra含む)文字情報を参照することができます。
■イメージファイル作成の手順
ディスクエクスプローラを使用したイメージファイルの作成は次の手順で行えます。
STEP 1 起動
STEP 2 メディアをドライブに挿入
トラックの選択(トラックイメージの作成のみ)
STEP 3 各種設定
STEP 4 イメージの作成開始
イメージファイルの作成
PART13
ディスクエクスプローラの使い方
131
その① トラックイメージの作成
は
じ
め
に
データディスクに書き込まれている情報をイメージファイルとして保存したり、オ
ーディオCDからWAVファイルの作成を行うトラックイメージの作成は、すべて同じ
手順で行うことができます。ここでは、データディスクからトラックイメージを作成
する手順をご紹介します。
STEP 1
RecordNowを起動 ――――――――――――――
(1)RecordNowを起動します。
*1
Point
ドライブ
を右クリックして現
(2)読み出しに使用するドライ れるメニューから[ト
ブのアイコンをクリックし、 ラックの抽出]を選
択することでも同様
ツールバーの[ドライブ]メニ
の操作が行えます。
ューから[トラックの抽出]を
選択します。*1
*2
Point
STEP 2
メディアをドライブに挿入 ―――――――――――
(1)イメージを作成したいメディアを挿
入します。
(2)イメージを作成したいトラックをマ
ウスでクリックして選択します。*2
複数のフ
ァイルをまとめて選
択することもできま
す。選択の仕方は、
146ページを参照し
てください。なお、
DVDの場合は以下
のような画面とな
り、CDでのトラッ
クに相当する「ゾー
ン」を選択する手順
となります。操作方
法は変わりません。
マルチボーダー(マ
ルチセッション)で
作成されたDVDデ
ィスクからのトラッ
クイメージの抽出
も、同じ手順で可能
です。
のD
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い 方B
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ース
ラク
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使ク
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132
イメージファイルの作成手順
STEP 3
各種設定 ―――――――――――――――――――
(1)保存に使用するファイル名を入力しま
す。ファイル名の入力は、
アイコン
をクリックして起動する簡易ファイラ
で行えます。
(2)読込みに使用する速度を[Max]
、
[Medium]
、
[Min]の中
*1
Point
オーディ
オCDを使用する場
合は、保存形式に
WAVまたはMP3を
選択できます。ま
た、ノイズや音飛び
などが発生した場合
は、読込み速度を遅
く設定してくださ
い。
から設定します。*1
STEP 4
イメージの作成開始 ――――――――――――――
[抽出]をクリックし、トラックイメージ
の作成を行います。
その② グローバルイメージの作成
STEP 1
RecordNowを起動 ――――――――――――――
(1)RecordNowを起動します。
(2)読み出しに使用するドライブ
のアイコンをクリックし、ツ
ールバーの[ドライブ]メニ
*2
Point
ドライブ
を右クリックして現
れるメニューから
[グローバルイメー
ジの作成]を選択す
ることでも同様の操
作が行えます。
ューから[グローバルイメー
ジの作成]
を選択します。*2
PART13
STEP 2
ディスクエクスプローラの使い方
133
は
じ
め
に
メディアをドライブに挿入 ―――――――――――
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イメージを作成したいメディアをドライ
ブに挿入します。
STEP 3
各種設定 ―――――――――――――――――――
(1)保存に使用するファイル名を入力
します。ファイル名の入力は、
アイコンで表示される簡易ファイ
ラを使用して、保存先のフォルダ
の選択やファイル名を入力後、
[保
存]をクリックすることもでも行
えます。
(2)読込みに使用する速度を[Max]、
[Medium]
、
[Min]の中から設定し
ます。
STEP 4
イメージの作成開始 ――――――――――――――
[作成]をクリックし、グローバルイメ
(注)1
ージの作成を行います。
注1
2GB 以上の容量
が記録されたディス
クからグローバルイ
メージを作成した場
合、2GB ごとに分
割された複数のファ
イルが作成されま
す。
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134
ディスクエクスプローラの便利な機能
ディスクエクスプローラは、イメージファイルの作成を行えるだけでなく、それ以
外にも次のような機能が搭載されています。
① ② ③
・各種テスト機能
ディスクエクスプローラは、レコーダやCD/DVD-ROMドライブの性能を計測する
ために3つのテスト機能を搭載しています。
① データCD/DVDからイメージを作成する場合の読み込み速度のテストを行う「デ
ータ抽出速度のテスト」
② オーディオCDからWAVファイルを作成する場合の速度を計測する「オーディオ
抽出速度のテスト」
③ レコーダの故障をチェックする「レコーダのセルフテスト」
・レイアウトの印刷
CDやDVDのディスクレイアウト(ディスクエクスプローラに
表示されている内容)の印刷を行えます。
・CDDB
オーディオCDを挿入した場合にこのアイコンをクリックすること
でインターネット上に設置されたデータベース「CDDB」から情
報を取得することができます。
・CD Text表示
注1
CD Text情報を参
照するためには、CD
Textの読み込みに対
応したレコーダもし
くはCD-ROM/DVDROMドライブが必
要です。
CD TextのオーディオCD(CD-Extra含む)のテキスト情報を参
(注)1
照することができます。
Part.1
Part.2
Part.3
DLAの活用法
Part.4
Drive Letter Access(DLA)は、CDおよびDVDレコーダをFDD
ライクに使用できる便利なソフトです。ここでは、DLAの活用法を
紹介しています。
Part.5
Part.7
Part.8
Part.9
Part.10
PART 14
■DLAの特徴と動作環境 136
■インストール 137
■アンインストール 138
■DLAの利用方法 139
■DLAの設定について 139
■ディスクのフォーマットの手順 140
■DLAの制限と互換化 141
互換化の手順 141
■WindowsXPでの使用について 142
Part.6
RecordNow Manual
PART 14
Part.11
Part.12
136
DLAの特徴と動作環境
DLAは、CD及びDVDレコーダをコンピュータで一般的に使用されているハードデ
ィスクやフロッピーなどのような感覚で使用するためのソフトウェアです。次のよう
な特徴と機能を搭載してます。
[主な特徴]
・CDおよびDVDレコーダを大容量フロッピー感覚で操作可能
注1
Windows XPをご
使用の場合、Micro
soft Office製 品 や、
一部のアプリケーシ
ョンソフトからの直
接の保存や上書き
保存が仕様上でき
ません。
従来のプリマスタリングソフトウェアでは、ドライブレターを使用したファイルや
フォルダ単位での記録は行うことができませんでした。しかし、DLAなら、エクスプ
ローラからドラッグアンドドロップによる操作で、ファイル単位、フォルダ単位でコ
ピーや削除を行うことができ、CD及びDVDレコーダを大容量フロッピーとして活用
できます。
また、消去可能なRWメディア(CD及びDVD)を使用した場合は、そのメリット
を最大限に生かし、ファイルの消去及び削除を行った場合にメディアの空き領域が増
(注1)
加するという特徴があります。
・様々なメディアに対応
DLAは、何度も書き込み可能なリライタブルメディア(RWメディア)だけでなく、
1回だけ書き込み可能なライトワンスメディア(CD-RやDVD-Rなど)を使用すること
ができます。
・バッファーアンダーラン発生の心配は無用
パケットライト方式(CDレコーダの場合)で記録を行う本製品では、プリマスタ
リングソフトウェアでみられたバッファーアンダーランエラーがほとんどありません。
[動作環境]
・PC/AT互換機及びPC98-NXシリーズの各機種
・OS:Windows95(OSR2以降)/98/98SE/Me/2000/NT/XPの各日本語版
・CPU:インテルPentiumプロセッサ133MHz以上
・32MB以上のメモリ
・10MB 以上の空きディスク領域
インストール
PART14 DLAの活用法
ここでは、DLAのインストールの手順について説明しています。
137
*1
Point
インスト
ールメニューが起動
されない場合は、製
品 CD を挿入した
(2)インストールメニューが自動的に起動した
CD-ROMドライブ
ら、
[ESJ DLA]を選択し、「インストールの開始」 を開き、[DLA]フ
ォルダ内にある
をクリックしてください。*1
[Setup.exe]をダ
ブルクリックしてく
ださい。
(1)製品CDをお使いのパソコンのCD-ROMドライブに挿入します。
(3)ウィザードが起動したら、
[次へ]をクリック
します。*2
*2
Point
ご使用の
パソコンがWindows
XP 搭載機の場合、
(4)ユーザー使用許諾契約書が表示されますので、
[次へ]をクリックし
内容を確認し、
「この使用許諾契約の条件に た後に、Windows
同意します」のチェックボックスをオンにし、 XPに標準で搭載さ
れているCD書き込
[次へ]をクリックします。
み機能の停止を警
告するダイアログが
表示されます。イン
ストールを継続する
には、[はい]をクリ
ックしてください。
(5)インストール先の情報を確認し、
[次へ]をク
リックします。* 3 インストールの準備完了の
ダイアログが表示されたら「インストール」
をクリックし、インストールを開始します。
(6)ファイルのコピーが終了すると、ダイアログ
が表示されます。
[はい]をクリックするとパ
ソコンが再起動され、インストールが完了し
ます。*4
*3
Point
[参照]を
クリックすることで、
インストール先を変
更することができま
す。
*4
Point
DLAのイ
ンストールを完了す
るには、パソコンを
再起動する必要が
あります。
は
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138
アンインストール
DLAのアンインストールは、次の手順で行います。
(1)Windows98/98SE/Me/2000の場合は[コントロールパネル]を開き、
[アプリケ
ーションの追加と削除]をダブルクリックします。WindowsXPの場合は[プログ
ラムの追加と削除]をダブルクリックします。
[Windows98/98SE/Me/2000の場合](2)Windows98/98SE/Meの場合は[インストールと削除]のタブ
を開いて表示されるリストの中から、Windows2000/XPの場合
はリストの中から「ESJ DLA」をクリックします。
(3)Windows 98/98SE/Meの場合は[追加と削除]をクリック、
Windows2000/XPの場合は[削除]をクリックします。
[WindowsXPの場合]
Windows98/98SE/Meの場合
WindowsXPの場合
Windows2000の場合
(4)Windows98/98SE/Meの場合は、セットアップウィザ
ードが起動したら[次へ]をクリックし、
「インストール
の変更・修正・削除」
が起動したら[削除]をクリックし
ます。
Windows2000の場合は、
「アプリケーションの追加と
削除」のダイアログが表示されたら[はい]をクリッ
クします。
WindowsMeの場合
Windows2000の場合
WindowsXPの場合は[プログラムの追加と削除]の
ダイアログが表示されたら[はい]をクリックします。
WindowsXPの場合
DLAの利用方法
PART14 DLAの活用法
139
は
じ
め
に
DLAは、CD及びDVDレコーダにハードディスクやフロッピーと同等の使い勝手を
提供するソフトです。DLAを使用することで、CD及びDVDレコーダに割り当てられ
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ているドライブレターを利用してファイルのコピーや移動などを行うことができ、書
き込んだデータの削除も行えます。例えば、Windowsに標準で搭載されているエクス
プローラを使用し、レコーダに対してファイルやフォルダをドラッグアンドドロップ
することでコピー等の作業を行うことができます。
DLAの設定について
DLAを使用してデータを書き込む場合は、DLAで使用するレコーダを選択する必要
(注1)
があります。選択は、次の手順で行えます。
(1)
「マイコンピュータ」から使
用したいレコーダを右クリッ
クします。
(2)メニューから[DLA使用]を選
択します。
注1
複数のレコーダが
接続されている場
合、DLA で書き込
みに使用できるレコ
ーダは1台のみで
す。
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140
ディスクのフォーマットの手順
DLAを使用してディスクに対して書き込みを行うためには、フロッピーなどを使用
する場合と同様に「フォーマット」を行う必要があります。フォーマットは次の手順
で行います。
STEP 1
フォーマッターの起動 ―――――――――――――
レコーダにメディアを挿入し、ドライブアイ
コンを右クリックして表示されるメニューから
[フォーマット]を選択します。
STEP 2
オプション設定 ――――――――――――――――
ボリュームラベル、フォーマット方法、圧縮を
利用するかどうかなどのオプションを設定し準備
ができたら[開始]をクリックします。
[クイック]
を選択すると短時間でフォーマットが行え、
[完
全]を選択するとディスク全体のフォーマットを
行います。完全を選択した場合は、数分∼90分程
注1
クイックフォーマ
ットはすでにフォー
マット済みのRWメ
ディアで選択できま
す。
注2
フォーマット中の
時間表示はあくまで
も目安となります。
正確な表示ではあり
ません。
度の時間が必要です。注1
EasyWrite機能を有効にしてフォーマットする際は[完全]を選択し、EasyWrite機能を
有効にする]のチェックボックスを「オン」に設定し、フォーマットを行ってください。
なお、このチェックボックスは、Mt.Rainier対応ドライブのみで表示されます。
STEP 3
フォーマット開始 ―――――――――――――――
確認ダイアログが表示されたら[はい]を
クリックし、フォーマットを開始します。注2
DLAの制限と互換化
PART14 DLAの活用法
141
は
じ
め
に
DLAでは、一度しか書き込みを行えないCD-Rなどのディスクと、何度も書き換え
を行うことができるCD-RWなどのディスクの両方を使用することができます。しか
し、両者は、ディスクの特性の違いから次のような制限があります。
・CD-Rなどの1度しか書き込みを行えないディスク
CD-Rなどの1度しか書き込みを行えないディスクは、
「互換化」と呼ばれる作業を
行わない限り、DLAがインストールされたパソコン以外では、読み出しを行うことが
できません。注1 注2
注1
DVD-RWメディ
アに対しては「互換
化」を行うことがで
きます。
・何度も書き換えを行えるディスク
注2
互換化後に追記
採用しています。DLAをインストールしていないパソコンでこれを読み出すためには、
した場合、DLA
UDF Ver1.5の読み出しに対応したOS(Windows2000/XP)が必要です。
がインストールされ
読み出せないときは、別途提供しているUDF Readerソフトをインストールしてく たパソコン以外では
読み出しを行うこと
ださい。*1
また、EasyWriteを有効にしてフォーマットしたディスクは、Mt.Rainier対応レコー ができません。
DLAは、RWメディアなどの何度も書き換えを行えるディスクでは、
「UDF Ver1.5」を
ダを搭載したパソコンにDLAをインストールした場合のみ読み出せます。
*1
Point
■互換化の手順
STEP 1
[互換化]の選択 ―――――――――――――――
DLAで使用しているレコーダを右クリックし、メニュ
ーから[互換化」を選択します。
STEP 2
互換化の開始 ―――――――――――――――――
UDF Readerについ
て
互換化処理を行
ったメディアを、他
のパソコン環境で読
み出しするとファイ
ル/フォルダ名の日
本語表示や、長いフ
ァイル/フォルダ名
が正常に表示されな
いことがあります。
このような現象が
発生した場合、
VERITAS社提供の
UDF Readerソフト
ウェアをご利用する
ことで正常に読み出
し可能となります。
確認ダイアログが表示されたら[開始]をクリックし、互換化を開始します。
UDF Reader
ダウンロード先
http://www.easy.co.
jp/veritas/rnmx46/d
ownload.html
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142
Windows XPでの使用について
WindowsXPには、標準でCD作成機能が搭載されていますが、
「DLA」を使用する
ためには、WindowsXPで提供されている機能を「無効」に設定する必要があります。
これは、WindowsXPで提供されている機能とDLAを同時に使用することができない
ためです。DLAを使用する設定は、次の手順で行います。
STEP 1
レコーダのプロパティを開く ――――――――――
レコーダを右クリックし、メニューから「プロパテ
ィ」を選択します。
STEP 2
書き込み機能をDLAに設定 ―――――――――――
(1)[DLA]のタブをクリックします。
(2)[ドラッグアンドドロップ書き込み] オプション
の内にある[このドライブでの書き込みを有効に
する]のチェックボックスを「オン」に設定し、
*1
Point
このチェ
ックボックスをオフ
に 設 定 す る と
WindowsXP標準搭
載のCD作成機能が
有効に設定されま
す。
[OK]をクリックします。*1
COLUMN
DLAとWindowXPに標準搭載の
CD作成機能を切り替えて使用す
る場合は、あらかじめWindowsXP
の書き込み機能を「有効」に設
定しておく必要があります。ま
た、書き込み機能の切り替えは、
[DLA]タブにある[ドラッグアン
ドドロップ書き込み] オプション
を変更することで行えます。
RecordNow Manual
PART 15
Appendix
ここでは、RecordNowのチップス的な使い方やトラブルシュー
ティング、参考資料などを説明しています。
PART 15
■RecordNowのメインウィンドウの画面構成 144
■ジョブの画面構成 145 ■キー操作について 146
■RWディスクの消去の仕方 147
■オーバーバーンについて 148
■ドライブアイコンの変更 149
■トレイのオープン(イジェクト)とクローズ 149
■ジョブウィンドウ表示変更の仕方 150
■イメージファイルの内容の確認 150
■ログの参照について/ログの閲覧方法 151
■データディスクのファイルシステム 152
■DVDディスクごとの書き込み方式の対応 153
■論理ファイルシステムについて 154
■CDのセクタフォーマット 155
■ディスクエクスプローラで表示されるディスクコード一覧 156
■トラブルシューティング 157
レコーダがRecordNowに認識されない 157
レコーダがCD-ROMドライブとして認識される 157
オーディオCDを作成した場合にノイズや音飛びが発生する 157
作成したディスクが読み込めたり、読めなかったりする 158
『一部のファイルのエントリが正しくありません。リストで「!」
マークのついたファイルを確認してください』というメッセー
ジが表示される 158
バッファーアンダーランエラーなどが発生して
書き込みに失敗する 159
■ESJカスタマーセンターサポートカルテ Ⅰ
■ユーザー登録/サポートについて Ⅱ
■著作権について Ⅶ
144
RecordNowのメインウィンドウの画面構成
B
A
C
E
F
D
A メニューバー
メニューバーは、
[ファイル]
、
[編集]
、
[ドライブ]
、
[表示]
、
[ツール]
、
[ウィンド
ウ]
、
[ヘルプ]などの項目があり、各種コマンドが準備されています。
*1
Point 「表示」メ
ニューから、ツール
バーの表示/非表示
を切り替えることも
できます。
B ツールバー
ツールバーは、メニューバーに登録されているコマンドの一部が、ショートカット
アイコンとして準備されたものです。*1
C ドライブステータスウィンドウ
*2
Point メニューバ
ーにある[表示]メ
ニューから、表示形
式を変更できます。
画面左側上段に表示されているのが、ドライブステータスウィンドウです。CDROMドライブとDVD-ROMドライブ及びレコーダの一覧を表示します。*2
D ジョブセットアップウィンドウ
画面右側に表示されているのが、ジョブセットアップウインドウです。このウィン
ドウは、CD及びDVD作成用に作られたジョブ毎のジョブセットアップパネルが表示
*3
Point 作成された
ジョブセットアップ
パネルは、 アイ
コンをクリックして
大きさを変更するこ
とができます。また、
複数のジョブを作成
した場合は、メニュ
ーバーにある[ウィ
ンドウ]から、表示
形式を変更できます
(150ページ参照)
。
されます。*3
E ジョブリストパネル
画面左側下段に表示されているのが、ジョブリストパネルです。作成したCD及び
DVD作成用のジョブの動作状況を表示します。
F ステータスバー
画面下部に表示されているのが、ステータスバーです。作成したジョブの総数など
を表示します。
また、
「PxHelper」をダブルクリックすると現在使用されているPxエンジンの詳細な
情報が表示されます。
ジョブの画面構成
PART15 Appendix
145
は
じ
め
に
A
B
C
D
A 進行ステータスバー
書き込み中、テスト書き込み中、ベリファイ中の進捗状況をこのステータスバーで
確認できます。
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B ツールバー
簡易ファイラを起動する[ファイルとフォルダの追加]アイコンや、各種ジョブごと
のオプションを設定する[オプション]アイコンなど、実際の作成に必要となるコマン
ドが用意されています。
C リストウィンドウ
各種形式のディスクを作成する場合に、書き込みたいファイルやデータなどを登録
するために準備されたウィンドウです。データディスクジョブやオーディオディスク
ジョブ、VideoCDジョブ、ミックスモードジョブなどで使用されます。
D ディスク容量ステータスバー
リストウィンドウに登録されたファイルやデータの容量を示すステータスバーです。
ディスク容量ステータスバーの上には、実際に登録されたファイルやデータの容量も
表示されます。
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Appendix
146
キー操作について
RecordNowでは、書き込みに使用するレコーダやジョブのリストウィンドウに登録
されたファイルやフォルダを選択する場合に、マウスを使用する以外にも、キーボー
ドとマウスを組み合わせて使用することで複数のレコーダやファイル/フォルダをまと
めて選択することができます。選択は、次の手順で行います。
(1)Ctrlキーを使用する
[Ctrl]キーを押しながら選択を行うと、マウスでクリックしたものすべてが選択さ
れます。例えば、ファイル名[AA]、[BB]、[CC]、[DD]、[EE]という5個のファイルが
あった場合、[Ctrl]キーを押しながら[AA]、[CC]の2つのファイルをクリックすると、
クリックした2つのファイルが選択できます。
(2)Shiftキーを使用する
[Shift]キーを押しながら選択を行うと、最初と最後にクリックしたレコーダやファ
イル/フォルダの間に配置されているものを含めてまとめて選択できます。例えば、
[AA]、[BB]、[CC]、[DD]、[EE]いうファイル名を持つ5個のファイルが上から順に
並んでいる場合、最初に[BB]をマウスでクリックし、その後[Shift]キーを押しながら、
[EE]をクリックすると[BB]と[EE]の2つのファイルだけでなく、その間のファイル
([CC]と[DD])もまとめて選択できます。
(3)マウスで範囲を指定して選択する
マウスの「左ボタン」を押しながら、使用したいCD-ROMやDVD-ROMドライブ及
びレコーダの範囲を選択することで、複数のレコーダ等をまとめて選択できます。た
だし、ジョブのリストウィンドウに登録されたファイル等は、この方法では選択でき
ません。
RWディスクの消去の仕方
PART15 Appendix
147
は
じ
め
に
RecordNowは、CD-RWやDVD-RWディスクなどの書き換え可能ディスクの消去を
行うことができます。RWディスクの消去は、次の手順で行います。
STEP 1
レコーダを選択 ――――――――――――――――
①
②
(1)消去したいディスクをレコ
ーダに挿入し、そのレコーダを
マウスでクリックして選択しま
す。
(2)ツールバーにある をクリ
ックし[ディスクの消去]を選択
します。*1
STEP 2
消去を開始 ――――――――――――――――――
ダイアログが表示されたら[はい]をクリ
ックし、消去を開始します。また、RW
ディスクの消去は、クイック消去を行
った場合で数分で終了し、フル消去を
*1
Point
をクリッ
クするとクイック消
去が選択されます。
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行った場合は、約10分から数十分かか
ることがあります。
COLUMN
RWディスクの消去は、RWディ
スクを挿入したレコーダを右クリ
ックし、メニューから[ディスク
の消去]を選択することで行える
ほか、メニューバーにある[ドラ
イブ]→[ディスクの消去]を選択
することでも行えます。
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Appendix
148
オーバーバーンについて
ブランクディスクの最大記録可能容量よりも、少し多く書き込みを行うことを「オ
(注 1)
ーバーバーン」と呼びます。
RecordNowは、オーバーバーンをサポートし、例え
注1
オーバーバーンを
行うためには、対応
したレコーダが必要
になります。また、
旧型のレコーダでは
74分以上書き込み
を行えない製品があ
ります。
ば、オーディオCDを作成した場合に、最後の楽曲を書き込むと30秒ほど容量をオー
バーしていまう、といった時などに使用することができます。ただし、オーバーバー
ンは、最悪、書き込みエラーが発生する可能性や、市販のオーディオCDプレーヤや
CD-ROM/DVD-ROMドライブで読み出せない場合があるので注意してください。
・オーバーバーンの設定
オーバーバーンの設定は、
[ツール]→[オプション]→[ブランクサイズ]の設
定で行います。また設定は、次の3つの中から選択できます。
①
②
③
①メディアから取得したブランクサイズを使用
これを選択するとオーバーバーンを行いません。
*1
ディスクのブラン
クサイズの設定は、
ディスクをレコーダ
に入れ、ディスクエ
クスプローラーを開
き、
[ブランクCDサ
イズの設定]をクリ
ックすることでも行
えます。
②次のサイズをオーバーバーン
これを選択すると、ディスクの最大記録容量を超えて書き込む容量を指定すること
ができます。例えば、最大74分05秒書き込めるディスクに「1分」多く書き込みたい
という場合に使用します。設定は、セクタ単位で行い、横に表示される時間と容量を
目安に設定を行ってください。
③ブランクディスクサイズを指定する
これを選択すると、使用するディスクの最大記録容量を設定できます。ただし、使
用するディスクの物理的な最大記録容量がここで設定した容量よりも小さい場合、書
き込みエラーが発生する可能性があります。
ドライブアイコンの変更
PART15 Appendix
RecordNowは、ドライブステータスウィンドウに表示されているレコーダおよび
CD-ROM/DVD-ROMドライブのアイコン表示を変更することができます。変更は、選
択は、メニューバーにある[表示]メニューで行います。[詳細表示]を選択すると使
用しているレコーダ及びCD-ROMドライブの型番、接続インターフェース、ファーム
ウェアバージョンなどの詳細な情報が表示されます。
トレイのオープン(イジェクト)とクローズ
RecordNowでは、ハイパードライブ機能によって、2台以上((理論値最大64台)のレ
コーダを1つのジョブに対して割り当てることができます。また、1つのジョブに2台
以上のレコーダを割り当てた上で、2つのジョブを同時に実行することや、実行中の
ジョブの処理終了後に新たなジョブを自動で開始させることも可能となっています。
このため、多くのレコーダを接続して使うのに便利な機能として、複数台のレコーダ
及びCD-ROM/DVD-ROMドライブのトレイを同時に開く(閉じる)ことができるよ
うに設計されています。
複数台のレコーダ及びCD-ROMドライブのトレイを同時に開く(閉じる)には、あ
らかじめまとめてトレイを動作させたいレコーダ及びCD-ROMドライブを選択してか
ら、
[ドライブ]→[トレイを開く(閉じる)
]を選択します。
ノートパソコンに内蔵
されているレコーダによ
ってはトレイのクローズ
ができないものがありま
す。
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Appendix
150
ジョブウィンドウ表示変更の仕方
RecordNowでは、
作成したジョブウィンドウを様々な形に並べ変えて表示できます。
表示の仕方は、次の3種類があり、いずれもツールバーの中に配置されているアイコ
ンをクリックするか、メニューバーの[ウィンドウ]から行えます。
また、メニューバーの[ツール]の中にある[エクスプローラと並べて表示]を選
択するとエクスプローラとRecordNowを並べて表示することもできます。
(1)重ねて並べる
(2)縦に並べて表示
(3)横に並べて表示
(4)エクスプローラと並べて表示する
イメージファイルの内容の確認
RecordNowは、作成したイメージファイルの内容を確認する機能が搭載されていま
す。次の手順で、内容の確認を行えます。
・グローバルイメージ
グローバルイメージは、セッション数、
物理フォーマット、容量などの構造情報
の確認を行えます。構造の確認は、[ツー
ル]→[グローバルイメージ]→[情報]と開
き、参照したいグローバルイメージを選
択することで行えます。
・トラックイメージ
トラックイメージは、ポストギャップ
の有無の確認と追加を行うことができま
す。情報の確認は、[ツール]→[ポストギ
ャップの確認/追加]を開き、参照したい
トラックイメージを選択することで行え
ます。
ログの参照について
PART15 Appendix
151
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RecordNowは、実行したジョブの
動作ログを保存/閲覧する機能を搭
載しています。
ログに保存される内容には、
(1)実
行したジョブの種類、
(2)書き込み
が正しく終了したかどうかと書き込
みに失敗した場合は、その理由、
(3)
複数のレコーダに同時に書き込んだ
場合は、その操作で作成できた枚数、
などがあります。デフォルトでは、最大1000行のログが保存されていますが、初期設定
を変更することで、最大保存行数を変更できます。*1
■ログの閲覧方法
ログの閲覧は、[表示]→[ログ
の表示]で行え、表示されたログの
保存/消去/コピーや、ユーザーコメ
ントを挿入するなどの処理を行うこ
とができます。
*1
Point
最大保存
行数を超えた場合
は、古いログから順
に削除されます。
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Appendix
152
データディスクのファイルシステム
――CD、DDCD、DVD作成時のオプションについて
注1
DDCDおよびDVD
の設定は、対応した
レコーダを使用して
いる場合にのみ表示
されます。
RecordNowは、CD(Compact Disc)
、DDCD(Double Density CD)
、DVD(Digital
Versatile Disc)の3種類のレコーダに対応し、それぞれでパソコン用のデータディス
クを作成することができます。しかし、これらの3種類のレコーダは、それぞれの規格
(注1)
が微妙に異なっており、設定できる項目に次のような違いがあります。
(1)選択できる書き込みタイプ(書き込み方式)の違い
CDでは、ほとんどのレコーダでディスクアットワンス、トラックアットワンス(追
*1
Point
記可能)/(追記不可)、セッションアットワンスの4種類から選択できますが、DDCDお
DVDでは よびDVDでは選択できないことがあります。*1
現在のところ、トラ
ックアットワンス(追
「Mode」の設定
記可能)/(追記不可) (2)
の2種類が選択可能
CDでは、
「Mode1」と「Mode2 XA」の2種類から選択できますが、DDCDでは、
です。詳細について 「Mode2 XA」以外選択できません。また、DVDでは、この設定はありません。
153ページを参照し
てください。
(3)ファイルシステムのタイプ
CDおよびDDCDでは、ISOレベル1およびレベル2/レベル2ロング、Joliet、UDF、
Joliet互換UDFの6種類から選択できますが、DVDでは、UDFまたはJoliet互換UDF
の2種類からの選択になります。
DVDディスクごとの書き込み方式の対応
PART15 Appendix
153
※この表はブランクメディアに対するものです。
使用するDVD
ディスク
書き込み
タイプの設定
トラックアッ
説 明
ファイルシステムタイプ
"ISO9660 + Joliet + UDF1.02"
追記が可能ですが、Windows 98/Meでは追記した
トワンス
データが読めない場合があります。また、Windows
(追記可能)
2000/XPにおいて合計4GB以上のデータを追記し
た場合、記録したデータの一部が見えなくなる場
合があります。この対策にはマイクロソフトのパ
ッチが必要です。ディスク上の書き込み方式はマ
DVD-R
ルチボーダー(パケット/インクリメンタルライト)
となります。
トラックアッ
"ISO9660 + Joliet + UDF1.02"
一度だけ書き込みができます。しかし、より互換
トワンス
性の高いディスクが作れます。ディスク上の書き
(追記不可)
込み方式はボーダーアットワンス(ディスクアット
ワンス)となります。
トラックアッ
"ISO9660 + Joliet + UDF1.02"
追記が可能です。また、互換性の高いディスクが
トワンス
作れますが、データの合計が1GBに満たない場
(追記可能)
合、一部のドライブでは読みこめない可能性があ
ります。ディスク上の書き込み方式はシングルボ
ーダー(リストリクデッドオーバーライト)となりま
DVD-RW
す。
トラックアッ
"ISO9660 + Joliet + UDF1.02"
一度だけ書き込みができます。しかし互換性の高
トワンス
いディスクができあがります。ディスク上の書き
(追記不可)
込み方式はボーダーアットワンス(ディスクアット
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ワンス)となります。
トラックアッ
"ISO9660 + Joliet + UDF1.02"
追記が可能ですが、Windows 98/Meでは追記した
トワンス
データが読めない場合があります。また、Windows
(追記可能)
2000/XPにおいて合計4GB以上のデータを追記し
た場合、記録したデータの一部が見えなくなる場
合があります。この対策にはマイクロソフトのパ
ッチが必要です。ディスク上の書き込み方式はマ
DVD+R
ルチセッションとなります。
トラックアッ
"ISO9660 + Joliet + UDF1.02"
一度だけ書き込みができます。しかし、より互換
トワンス
性の高いディスクが作れます。ディスク上の書き
(追記不可)
込み方式はセッションアットワンス(シングルセッ
ション)となります。
トラックアッ
"ISO9660 + Joliet + UDF1.02"
追記が可能です。また、互換性の高いディスクが
トワンス
作れますが、データの合計が1GBに満たない場
(追記可能)
合、一部のドライブでは読みこめない可能性があ
ります。ディスク上の書き込み方式はシングルセ
ッションとなります。
DVD+RW
トラックアッ
"ISO9660 + Joliet + UDF1.02"
一度だけ書き込みができます。しかし、より互換
トワンス
性の高いディスクが作れます。ディスク上の書き
(追記不可)
込み方式はセッションアットワンス(シングルセッ
Appendix
ション)となります。
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論理ファイルシステムについて
データCDでは、OSのプラットフォームに関係なく読み出せる互換性の高いものを作成するために、様々
な制限が設けられています。そして、制限が多いものほど互換性が高く、制限が緩いものほど互換性が低
くなります。RecordNowでは、次の6種類の形式のデータCDが作成でき、ロングファイル名にも対応し
ています。
(1)ISO 9660 Level1
OSのプラットフォームを選ばない、最も互換性の高い形式です。厳しい制限が付けられており、ファイ
ル名の文字数は、最大「8文字+拡張子3文字(8.3形式)
」です。ディレクトリ構造は、最大8階層、使
える文字種はアルファベットの大文字と数字、およびアンダーバーの計37種のみと限定されています。
(2)ISO 9660 Level2
本来のISO 9660 Level2は、Level1のファイル名の文字数制限を緩和し、最大31文字までを扱えるように
したものですが、RecordNowでは、これをLeve1同様に最大「8文字+拡張子3文字」と制限するかわり
に、MS-DOSで使用できる文字なら扱えるように拡張しています。
(3)ISO 9660 Level2ロング
ISO9660 Level2の制約を大幅に緩和し、最大200文字のファイル名の長さと日本語でのファイル名にも
対応しています(アプリケーションでは212文字と表記されていますが、200文字が正確な値です)
。ただ
し、使用できる文字は、MS-DOSで使用できるものに限定されます。
(4)Microsoft Joliet
マイクロソフトが提唱したISO9660 Level1上位互換の形式です。RecordNowでは、1つのファイルに対
して、ISO9660 Level1互換の「8文字+拡張子3文字」のファイル名と最大「106文字」のファイル名の
“2種類”を割り当て管理しています。対応したOSでは、106文字のほうが使用され、非対応のOSでは、
Level1互換の「8文字+3文字」のファイル名が使用されます。文字種の制限も緩和されており、日本語
を扱うこともできます。通常データCDの作成は、このファイルシステムを使用することを推奨します。
(5)UDF
DVDで採用されている形式です。RecordNowでは、日本語にも対応し、最大128文字のファイル名を
扱え、ISO9660 Level1互換(8文字+拡張子3文字)のファイル名も記録されます。UDFに対応したOSで
は、128文字のファイル名が使用され、それ以外では、ISO9660 Level1として扱われます。
(6)Joliet互換UDF
Joliet互換のUDFです。最大106文字のファイル名が使用でき、日本語にも対応しています。
(5)の
UDFの形式に、Jolietのファイル名を付加したものです。
CDのセクタフォーマット
PART15 Appendix
155
CD(Compact Disc)は、音楽用のセクタフォーマット(物理フォーマット)を基本として、コンピュー
タ用、動画用など合計5種類が準備されています。そして、作成するCDの形式によって、それを使いわけ
ています。
(1)CD-DA
1セクタあたり、
「2352バイト」のPCMデジタル音声データを記録した音楽用(CD-DA)セクタフォー
マットです。CD用のセクタフォーマットは、すべてこれを基本とし、1セクタあたりの総容量は、すべて
同じ2352バイトです。
(2)CD-ROM Mode1
CD-DAのセクタフォーマットを基本にコンピュータの世界で使用できるようにエラー訂正を強化したセ
クタフォーマットです。2352バイトのうち「2048バイト」をユーザデータ用に使用し、残りの領域に
EDC/ECCというエラー訂正を付加してデータの信頼性を高めています。
(3)CD-ROM Mode2
データの信頼性よりも、記録容量を重視したセクタフォーマットです。動画の記録などで使用され、CDROM Mode1で準備されていたECCやEDCといったエラー訂正機能を省く代わりに、その領域までデータ
を書き込めるようにしています。CD-ROM XAの登場により、現在では、ほとんど使用されていません。
(4)CD-ROM XA Form1
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CD-ROM Mode1とMode2は、1枚ディスク上に混在して配置することはできなかったため、混在して
配置できるようにその制限を取り外したものです。Form1は、CD-ROM Mode1同様に信頼性が高いデータ
を記録するためのものです。
(5)CD-ROM XA Form2
CD-ROM Mode2同様に動画などの容量優先のデータを記録するためのものです。
CD-ROM XA Form1と混在して配置できるように配慮してあるため、CD-ROM Mode2より若干ユーザデ
ータ領域が減少しています。Video CDなどの記録で使用されています。
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Appendix
156
ディスクエクスプローラで表示されるディスクコード一覧
(CDフォーマットの分類)
コード
ディスク
B1
ブランクCD-R/RW
D1
データCD-ROM
D2
Kodak Photo CD
D3
D8
D4
D9
データCD-ROM Mode1。市販されるCDや、配布用のCDなどに使用される
プレスされたCDです。
データCD-ROM Mode2 XA混在フォーム TAO。Philips/Kodak仕様に基づ
く、PhotoCDなどです。
CD-ROM Mode1/マルチセ いくつかのセッションが存在し、それぞれMode1のデータトラックが記録さ
ッション/追記不可
れているデータディスク-ROMで、追記禁止処理がされています。
CD-ROM Mode1/マルチセ 上記と同様ですが、追記禁止処理はされておらず、セッションの追記が可能に
ッション/追記可能
なっています。RecordNowのデータ書き込みの初期設定はこれになっています。
CD-ROM Mode2/マルチセ いくつかのセッションが存在し、それぞれMode2のデータトラックが記録さ
ッション/追記不可
CD-ROM Mode2/マルチセ
ッション/追記可能
D5
データCD-ROM Mode2
D6
CDRFSパケットライトCD
D7
パケットライトCD
A1
オーディオCD
A2
説 明
ブランクのCD-RまたはCD-RWです。
れているデータCD-ROMで、追記禁止処理がされています。
上記と同様ですが、最後のセッションは追記可能。AdaptecのEasy-CDCreator
や他の一般的なマスタリングソフトでCDを作成するときなどこのタイプにな
る場合があります。
標準的なプレスされたCDと同様ですが、
Mode2を使用して記録されています。
Sonyが提唱していたCD-R用の固定長パケット書き込みフォーマットを使用
したCDです。
CD-RやCD-RW用の固定長/可変長パケットライトされたCD。Adaptecの
DirectCDなどで作成されたCDです。
市販されているプレスされたオーディオCDや、オーディオトラックを書き込
み追記禁止処理
(ディスククローズ)
を行ったオーディオCDです。
オーディオCD/ディスク未ク TAOやSAOでオーディオトラックを記録し、追記禁止処理(ディスククロー
ローズ
ズ)を行っていないオーディオCDです。
データトラックとオーディオトラックを混在した初期のエンハンスドCD。デ
A3
初期のエンハンスドCD
ータトラックをオーディオトラックのプレギャップ内に収めてあります。多く
のCD-ROMと互換性が取れないため、現在は使用されていません。
A4
A5
CD-Extraまたは
第1セッションにいくつかのオーディオトラックが存在し、第2セッションにデータCD-
エンハンスドCD
ROM Mode2 XAトラックが存在する、オーディオとデータトラックが混在するCDです。
オーディオCD/セッション未
クローズ
セッションクローズされていない状態の、トラックアットワンスで記録されたオーディオ
トラックが存在するCD。これは作業中のオーディオディスクであり、レコーダでは再
生可能な場合がありますが、市販のオーディオCDプレイヤでは再生できません。
データトラックと複数のオーディオトラックが一つのセッション内に含まれて
M1
Mixed Mode CD
いる。一般的なMixed Mode CDです。市販のオーディCDオプレイヤでは最
初のデータトラックをノイズ音として再生することがあります。
M2
M3
Mixed Mode CD/TAO
上記と同様ですが、トラックアットワンスで記録されています。CDマスタリ
ングソフトウエアなどで記録されたMixed Mode CDなどです。
Kodak Photo CD
写真とサウンドを持つオーディオトラックが追加されているPhilips/Kodak仕
ポートフォリオ
様に基づいたKodak Photo CDです。
M4
Video CD
M5
CD-i
M6
PlayStation
Philips/SonyのWhite Book仕様に基づく、1セッション内にCD-ROM Mode2XAデ
ータトラックもつCDです。仕様に基づいた論理情報も共に記録されています。
PhilipsのGreen Book仕様に基づくCD-iタイプのセッション、およびモード
2XAトラックを内部に持つ特別なCDです。これらのディスクは、専用の機器
を使用して再生します。
Sony PlayStationのCDです。
トラブルシューティング
PART15 Appendix
157
●レコーダがRecordNowに認識されない
原 因 と 対 策
レコーダの設定ミス、ドライバソフトのバグなどが考えられます。
次のような対策を行ってみてください。
SCSI接続のレコーダを使用している場合
・SCSI IDが機器同士で重ならないように正しく設定されているかどうか確認してください。
・ターミネータが両端の機器に正しく設定されているかどうか確認してください。
・ケーブル長(FastSCSIの場合6m、UltraSCSIの場合3台で3m)の制限が守られているかどうか確
認してください。
・SCSIホストアダプタカードのミニポートドライバを最新版に変更してみてください。
・規格を満たした品質のケーブルを使用しているかどうか確認してください。
・電源ケーブルやSCSIケーブルが正しく接続されているかどうか確認してください。
ATAPI接続のレコーダを使用している場合
・マスター、スレーブの設定が正しいかどうか確認してください。
・IDEのミニポートドライバを最新版に変更してみてください。
・電源ケーブルやIDEケーブルが正しく接続されているかどうか確認してください。
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●レコーダがCD-ROMドライブとして認識される
原 因 と 対 策
RecordNowが、ご使用のレコーダに対応していない可能性があります。
弊社では、ホームページ上で最新のレコーダ対応状況のお知らせやアップデートファイルの配布を行っ
ています。対応状況を確認の上、必要があれば、アップデートファイルを入手し、RecordNowをアップデ
ートしてください。
●オーディオCDを作成した場合にノイズや音飛びが発生する
原 因 と 対 策
オーディオCDからの読み込みに失敗している可能性があります。読み込みスピードを遅くして再度作
成を行ってみてください。また、ディスクエクスプローラを使用し、オーディオ変換速度のテストを実行
することで、最適な読み込みスピードのチェックを行うことができます。
(ディスクエクスプローラの使い
方は、130ページを参照してください)
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Appendix
158
トラブルシューティング
●作成したディスクが読み込めたり、読めなかったりする
原 因 と 対 策
(1)レコーダが未対応のディスクを使用した。
(2)最適な書き込みスピードで書き込まれていない。
(3)相性問題が発生している。
(4)読み込みに使用したドライブがCD-Rディスクに対応していない。
などの原因が考えられます。
(1)の場合は、レコーダの推奨ディスクを使用して作成を行ってみてください。
(2)の場合は、書き込
みスピードを遅くしてみると同じディスクでも読み出せるようになることがあります。
(3)の場合も、書
き込みに使用するディスクを変えてみることによって読み込めるようになることがあります。
(4)の場合
は、ハード的な問題です。レコーダの発売元に連絡を取り相談してみてください。
●『一部のファイルのエントリが正しくありません。リストで「!」マークのつい
たファイルを確認してください』というメッセージが表示される
原 因 と 対 策
このメッセージは、書き込み開始時にレイアウトウィンドに登録したファイルやフォルダが「削除」され
ていたり、登録した時とは異なるフォルダに「移動」されていた場合などに表示されます。
ディスク(データCDやDVD)に書き込まれているファイルやフォルダをレコーダから登録し、読み出
しに使用したレコーダで書き込みを行う場合は、書き込みたいデータをパソコンのハードディスクにあら
かじめそのデータを保存してから、登録を行ってください。
また、保存しておいたマスタリングジョブ(.pxj)を使用して書き込みを行う場合にも、登録したファイ
ル/フォルダの保存場所を移動が移動しているとこのメッセージが表示されます。ファイルやフォルダが削
除/移動していないかどうか確認してください。
PART15 Appendix
159
●バッファーアンダーランエラーなどが発生して書き込みに失敗する
原 因 と 対 策
CD及びDVDの作成は、大変デリケートな作業です。バッファーアンダーランエラーなどが起き、書き
込みに失敗する場合は、使用するパソコンの環境設定を次のように設定してみてください。
■スクリーンセーバーの使用停止
[コントロールパネル]→[画面]を開き、
[スクリーンセーバ
ー]のタブをクリックして、スクリーンセーバーの使用を停止しま
す。
また、WindowsXPで クラシック表示を使用していない場合は、
[コントロールパネル]→[デスクトップの表示とテーマ]→[画
面]を開き、
[スクリーンセーバー]のタブをクリックして、スク
リーンセーバーの使用を停止します。
■省電力機能の使用停止
[コントロールパネル]→[電源オプション]を開き、省電力機
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能をすべて無効に設定します。また、WindowsXPで クラシック表
示を使用していない場合は、
[コントロールパネル]→[パフォー
マンスとメンテナンス]→[電源オプション]を開き、省電力機
能をすべて無効に設定します。
一部のノートパソコンでは、独自の省電力制御ソフトを使用し
てこの設定を行っています。そのような製品をご利用の場合は、そ
のソフトを使用して、省電力機能を無効にしてください。
■ファイルの共有の停止
[マイコンピュータ]を開き、共有を停止したいドライブのアイ
コンを右クリックして[プロパティ]を選択し、その中の[共有]
タブで設定します。WindowsXPの場合は「ネットワーク上でこのフ
ォルダを共有する」のチェックボックスをオフにします。
Windows98/98SE/Me/2000の場合は、
「共有しない」を「オン」に
します。
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Appendix
画面はWindowsXPの場合
160
トラブルシューティング
■プリンタの共有の停止
プリンタを共有を解除します。WindowsXPの場合は、[コント
ロールパネル]→[プリンタとFAX]と開き、共有しているプリン
タを右クリックし、メニューから[共有]を選択し、[このプリン
タを共有しない]を選択します。Windows98/98SE/Me/2000の場
合は、
[マイコンピュータ]→[タスク]と開き、メニューバー
の[詳細設定]からタスクスケジューラの使用停止または一時
停止を選択し、利用を停止します。また、登録されているタス
クのプロパティを開き、
「実行する」のチェックボックスのチェッ
クを「オフ」にします。
■タスクスケジューラの使用停止
[マイコンピュータ]→[タスク]と開き、メニューバーの
[詳細設定]からタスクスケジューラの使用停止または一時停止
を選択し、利用を停止します。また、登録されているタスクの
プロパティを開き、
「実行する」のチェックボックスのチェック
を「オフ」にします。
■ハードディスクのフラグメンテーションの解消
Windows98/98SE/Me/2000/XPなどに標準で付属してい
る「デフラグ」などのツールを使用し、作業に使用するハー
ドディスクのファイルの断片化を解消しておきます。
画面はWindows XPの場合
■その他
メモリを大量に消費するようなアプリケーションソフトの使用停止や、ウィルスチェッカーなどの常駐
ソフトの使用停止、アクティブデスクトップの使用停止を推奨します。
ESJカスタマーセンターサポートカルテ
I
FAX№ 03-5643-8737
RecordNowMAX
お名前
法人の場合は勤務
先とご担当者名
(
フリガナ
)
住所
〒
電話番号
FAX番号
メールアドレス
サポートID番号
ご希望の回答方法(該当方法にチェックして下さい) □FAX □電 話
お使いのCD/DVD-R/RWドライブのメーカー
型 番
ファームウェア
お使いのPC
OS
ご使用ディスク型番
お問い合わせの内容
※お問い合わせの際は、情報をより多く頂くと、早く原因特定できます。エラー
メッセージが表示される場合などは、具体的なメッセージ内容などを含め、再
現手順なども細かく記入いただけますよう、よろしくお願いいたします。
RecordNowMAX 4.0 (R)
ユーザー登録/サポートについて
II
1.技術的なお問い合わせは下記の方法からお選びください。
なお、ホームページには、最新のFAQなど問題解決への情報が用意されており
ますので、お問い合わせの前にご確認頂きますようお願い致します。
(1) FAXでのお問い合わせ
FAX 03−5643−8737
(2)電話でのお問い合わせ ESJカスタマーセンター
TEL 03−5643−8724
までご連絡ください。
(午前10時から午後5時30分まで 土日祝日および弊社特別休業日を除く)
2.ユーザー登録およびFAQ
お使いのPCをインターネットに接続し、RecordNowMAXを起動した後、ヘルプから“Web
のテクニカルサポート”をお選びください。
3.最新のアップデータ入手方法
RecordNowMAXを起動した後、ヘルプから“Webのテクニカルサポート”をお選びください。
参
考
III
著作権について
∼本ソフトウェアご使用上の注意点∼
本ソフトウェアは、各種CD及びDVDを作成するために必要となる機能を搭載したソフトウェアです。本
ソフトウェアを使用することで市販されている各種CDやDVDと同等のものを作成することができます。た
だし、テレビ放送(地上波、衛星放送、CATV等)や市販のCD、DVD及びビデオ等はすべて著作物として
「著作権法」により保護されています。これらの著作物は、著作権者に無断で、複製、改変、再配布等の
行為を行うことはできません。例えば、他人の著作物を収録したCD(複製物)を作成し譲渡したり、他人
の著作物をインターネット等のホームページ等に掲載(改変して掲載する場合を含む)するなどの行為を
行う場合は、事前に著作権者の許諾を得る必要があります。これらの行為を著作権者に無断で行うと著作
権法に違反しますのでご注意ください。
また、著作権法では、個人で「私的」に楽しむという利用目的に限定するという条件つきで、これらに
含まれる音声や映像のCDやDVDへの記録(録音)等を行ったり、複製を行うことを認めています。これ
らの行為を行う場合は、著作権法を守り、私的利用目的の範囲内から逸脱した使用にならないように注意
して、お楽しみください。私的利用目的から逸脱した使用は、法的に罰せられることがあります。
また、市販の各種ソフトウェアや民生用ゲーム機用のCDやDVDなどでは、たとえ私的利用目的の範囲
内でも、
「ソフトウェア使用許諾条項」により複製等の行為を認めていない場合があります。ソフトウェア
使用許諾条項に違反した使用は、多くの場合、ソフトウェアライセンスの失効を意味しています。これら
のCDやDVDの複製を行う場合は、必ず、使用許諾条項に目を通し、これに違反しない範囲でお楽しみく
ださい。
イージーシステムズジャパンはイージーシステムズジャパンの登録商標です。
VERITASは米国VERITAS社の登録商標です。
RecordNowは、VERITAS Software Corpの商標です。
DLAは、VERITAS Software Corpの商標です。
Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国の登録商標または商標です。
Pentiumは米国Intel社の登録商標または商標です。
その他記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標もしくは商標、またはVERITAS Software Corpの商標です。
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■開発元
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■販売元
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