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歴史的建造物 旧直江津銀行(ライオン像の家)の活用

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歴史的建造物 旧直江津銀行(ライオン像の家)の活用
歴史的建造物 旧直江津銀行(ライオン像の家)の活用
旧直江津銀行(ライオン像の家)の建物を知っていますか。当てはまるもの1つに○をつけ
てください。
問1
N=
374
無回答
1.3%
143
1 知っている
38.2%
2
226
知らない(このアンケートで知っ
た)
知っている
38.2%
60.4%
5
無回答
1.3%
知らない
(このアン
ケートで
知った)
60.4%
【問1-集計結果から把握できること】
平成21年度に土地と建物を寄附により取得し、平成23年度からは定例見学会などPRに努めてきま
したが、60.4%の人が知らないと回答しました。
【今後の事業運営での反映方法】
旧直江津銀行の歴史的建造物としての価値やこの建物が物語る直江津のまちの歴史などを広報上
越、ホームページ等による効果的な情報発信や活用イベントの実施などによりPRし、市民の認知
度向上に努めます。
問1で「1.知っている」と回答した方にお聞きします。この建物の歴史を知っていますか。
当てはまるもの1つに○をつけてください。
問2
N=
143
無回答
3.5%
69
1 知っている
48.3%
知らない(このアンケートで知っ
2
た)
69
知らない
(このアン
ケートで
知った)
48.3%
48.3%
5
無回答
3.5%
1
知っている
48.3%
【問2-集計結果から把握できること】
建物の歴史については、「知っている」と「知らない」が同率の48.3%でした。建物の存在は知っ
ていても約半数の人はその歴史などを知らないと回答しました。
【今後の事業運営での反映方法】
引き続き、定例見学会や活用イベントで旧直江津銀行の歴史や建造物の特徴などを分かりやすく説明する
とともに、地域活動団体等と連携し、市内小・中学校の地域学習や各種団体の見学受け入れなどに努めま
す。
問1で「1.知っている」と回答した方にお聞きします。この建物の魅力はどこにあると思い
ますか。当てはまるものすべてに○をつけてください。
問3
N=
1
143
直江津に唯一残る近代建築であり歴史的建
造物としての価値がある
65
45.5%
45.5%
60
42.0%
2 ライオンの石像が印象的で親しみがもてる
42.0%
3
4
5
海運業の社屋であった建物であり「港と鉄
道のまち 直江津」を今に伝えている
レンガの防火壁が火事と闘ってきた直江津
の歴史を物語っていて貴重である
土蔵造りの建物や屋根の形が特徴的な建物
である
53
37.1%
37.1%
50
35.0%
35.0%
48
33.6%
33.6%
13
9.1%
6 特に魅力は感じない
9.1%
3
2.1%
7 その他
2.1%
3
2.1%
無回答
2.1%
7 その他 ※その他と回答した人(N=3)の内容を抜粋
内部のつくりがよい
直江津銀行と言う言葉が当時の繁栄を示すものかなと思う
1には子どものころから親しんでいたが、今は魅力も何にもない
2
【問3-集計結果から把握できること】
9割以上が建物に魅力を感じ、かつ複数の魅力があると回答しています。また、「直江津に唯一残る近代
建築であり歴史的建造物としての価値がある」「ライオンの石像が印象的で親しみがもてる」が4割
を超えていますが、その他の建物の魅力も3割を超えており、内容にあまり大差がないことが分かり
【今後の事業運営での反映方法】
引き続き「直江津に唯一残る近代建築」「ライオンの石像」など、この建造物の特徴やまちの歴史
を広くPRし建物の魅力向上に努めます。
問1で「1.知っている」と回答した方にお聞きします。この建物は「保存」と「再生活用」
のどちらに重きを置いたほうがよいですか。当てはまるもの1つに○をつけてください。
問4
N=
1
2
143
建築的、文化財的な価値が高いので「保
存」を中心に考えるべき
まちの活性化のため、新たな施設として
「再生活用」を中心に考えるべき
59
41.3%
56
39.2%
わからない
1.4%
どちらとも
いえない
9.1%
無回答
9.1%
13
3 どちらともいえない
9.1%
「再生活
用」を中心
に考えるべ
き
39.2%
2
4 わからない
1.4%
13
無回答
9.1%
3 どちらともいえない ※どちらともいえないと回答した人(N=13)の主な理由を抜粋
単独の建物であり周辺とのバランスもない
撤去の道も有るのでは
金をかけても観光に役立つか
保存で歴史を伝えるのはいいが、○○マニアなど意外な所に需要が有るので売り込み方を変えてみる
実際に訪れたことがないので何とも言えない
見る人を幸せな気分にするのか…残す意味が未だわからない。(貴重だから…人を呼べるから…)
4 わからない ※わからないと回答した人(N=2)の主な理由を抜粋
あることを知っているだけ
これからの「保存」は市民がどれだけ知っているかになる
3
「保存」を
中心に考え
るべき
41.3%
【問4-集計結果から把握できること】
「保存」が41.3%で「再生活用」を2.1ポイント上回っていますが、「保存」「再生活用」とも割合
が拮抗していることから意見が分かれる結果となりました。また、「どちらともいえない」は
9.1%、「分からない」は1.4%でした。
【今後の事業運営での反映方法】
「単独の建物であり周辺とのバランスもない」との意見もあり、周辺の歴史資源や観光資源との連
携など建物の活用策やニーズの把握を行い、「保存」「再生活用」のどちらに重きを置くか引き続
き検討します。
問1で「1.知っている」と回答した方にお聞きします。この建物の「活用」に関する考え方
をお聞かせください。当てはまるもの1つに○をつけてください。
問5
N=
143
1 見学用施設としてのみ利用する
2
主に見学用施設とし、可能な範囲内で利用
する
3
歴史的建造物として保存しつつ、新たな施
設(新築も含めて)として利用する
4 わからない
無回答
9.1%
11
7.7%
わからない
4.9%
62
43.4%
50
35.0%
歴史的建造物
として保存し
つつ、新たな
施設(新築も
含めて)とし
て利用する
35.0%
7
4.9%
13
無回答
見学用施設
としてのみ
利用する
7.7%
主に見学用
施設とし、
可能な範囲
内で利用す
る
43.4%
9.1%
4 わからない ※わからないと回答した人(N=7)の主な理由を抜粋
いらない
不要と思われる
ニーズはどれ位存在するのか…
【問5-集計結果から把握できること】「主に見学用施設とし、可能な範囲内で利用する」が43.4%
で最も多く、次いで「歴史的建造物として保存しつつ、新たな施設(新築も含めて)として利用す
る」が35.0%となっています。
【今後の事業運営での反映方法】
「見学用施設としてのみ利用する」は7.7%で、「主に見学用施設とし、可能な範囲内で利用する」
と答えた方は43.4%でした。見学に重きを置きつつも、イベントなどでの利用も視野に入れた活用をすべ
きとの意見が多い結果となりました。問4で、「保存」「再生活用」とも割合が拮抗していることから、周辺の歴
史資源や観光資源との連携など建物の活用策やニーズの把握を行い、「保存」「再生活用」のどち
らに重きを置くか検討します。
4
問1で「1.知っている」と回答した方にお聞きします。この建物をどのような施設(機能)
として生まれ変わるのがよいと思いますか。当てはまるもの1つに○をつけてください。
問6
N=
143
11
1 このままでよい
7.7%
2
3
4
5
6
見学施設として利用(資料館、ギャラリー
など)
直江津のまちなか観光施設(観光案内所、
休憩所、おみやげ店など)
地域住民の交流施設(集会施設、体験学習
の場など)
観光・交流施設(上記2~4の機能を併せ持
つ多機能施設)
商業施設(レストラン、カフェ、小売店な
ど)
36
25.2%
わからな
い
4.9%
15
10.5%
9
6.3%
無回答
7.0%
このまま
その他
でよい
0.7%
7.7%
商業施設
14.0%
34
見学施設
として利
用
25.2%
23.8%
20
観光・交
流施設
23.8%
14.0%
7
7 わからない
4.9%
地域住民
の交流施
設
6.3%
1
8 その他
0.7%
直江津の
まちなか
観光施設
10.5%
10
無回答
7.0%
8 その他 ※その他と回答した人(N=1)の主な具体例を抜粋
生まれ変わらなくてよい
【問6-集計結果から把握できること】
「見学施設として利用(資料館、ギャラリーなど)」が25.2%で、次いで「観光・交流施設(上記2
~4の機能を併せ持つ多機能施設)」が23.8%、商業施設(レストラン、カフェ、小売店など)
14.0%との結果となりました。
【今後の事業運営での反映方法】
見学施設として利用このほかでは、観光・交流施設への活用との意見も多いことが分かりました。今後の活
用策の参考にします。
5
問1で「2.知らない」と回答した方にお聞きします。市内に残るさまざまな歴史的建造物を
今後どのように活用すればよいと思いますか。当てはまるもの1つに○をつけてください。
問7
N=
226
1
建築的、文化財的な価値が高いので「保
存」を中心に考えるべき
2
まちの活性化のため、新たな施設として
「再生利用」を中心に考えるべき
わからな
い
4.9%
どちらと
もいえな
い
12.8%
76
33.6%
110
48.7%
29
3 どちらともいえない
無回答
0.0%
12.8%
11
4 わからない
「再生利
用」を中
心に考え
るべき
48.7%
4.9%
0
無回答
0.0%
3 どちらともいえない ※どちらともいえないと回答した人(N=29)の主な理由を抜粋
ケースバイケース
価値に合わせて選択
年間の維持費等
修理に多額の費用がかかりすぎるから
保存して公開して広めていく
税金の無駄遣い
維持費等の問題や観光性の有無
1,2のどちらも検討が必要
再生利用ができないのであればいらない。
お金かかるので民間の方々にお願いする
将来的に行方がどうか
再生利用が良いがそれにはお金がかかる為
一部の人しか興味がないのでそもそも重要ではない
利用者が少ないのに必要か
あまり興味がないし費用をかけることは反対
維持管理費があると思えないから
無知識のためどれだけの価値なのか想像できないため
上越の建築物は分布しすぎているので無理
利用者数が少なくても市として大切と思う建物なら保存してもいいのではないか
保存するのにお金がかかり、再利用するために多額の金をかけ改築しなければならないのであれば不要
6
「保存」
を中心に
考えるべ
き
33.6%
4 わからない ※わからないと回答した人(N=11)の主な理由を抜粋
どこにどんな建造物があるのかよく知らないから
地域の点としての物だから
利用頻度が多ければ残すべきだが、そうでなければ維持費の面をみると保存は無理ではないか
どちらも税金が必要だから
建造物等に興味がない
経費との関連もあるのではないか
なくすのは簡単だが再生も大変
施設の維持は誰がしているのか、その維持はどこから出ているのか、「公の施設の在り方」で整備・統廃合している
ので歴史的建造物とはいえ、地元の人たちもどれだけの利用があるかわからないが、年代的にごく一部の年代の方々
しか利用していないと思う。このまま残してておくことがいいのかどうかわからない。
【問7-集計結果から把握できること】
「知らない」と回答した方の48.7%は、「まちの活性化のため、新たな施設として「再生利用」を
中心に考えるべき」と答えており、「保存」より「再生利用」に重きを置いていることが分かりま
した。
【今後の事業運営での反映方法】
「知っている」と回答した人は「保存」を重視しますが、「知らない」と回答した人は「再生利
用」に重きを置く傾向にあることが分かりました。また、「再利用するために多額のお金をかけ改
築しなければならないのであれば不要」など費用対効果に対する厳しい意見があることから、歴史
的価値に対する地域での評価と再生利用に対する合意形成に努めていきます。
7
問8
旧直江津銀行の活用」についてご意見がありましたらお書きください。
※回答した人(N=61)の主な内容を抜粋
どこに文化財があるのも知らない。できれば定期的に広報などで教えてほしい。
図書館
歴史を振り返りつつ、あまり近代的な手を加えないで見守ってあげられたらではとも思う。
価値が高いかもしれないがあまりお金はかけない方が良い。
PR不足と思う。活用内容が不明。
とても印象的ないい建物だと思うので、使い道が変わっても保存して欲しいと思う。
今回のアンケート調査で初めて知った。文化財として残しながら再利用できたら素晴らしいと思う。
知らないので書けない。
老朽化が進み大変危険ではないか。撤去し、再開発する案も有るのでは。
案内板や駐車場など分かりやすくアピールしてほしい。
案内板がほしい。見学日時を広く(長く)してほしい。
直江津の地域の方々の要望に答えるのがよいと思う。
少々奥にあるため道からは見えづらいと思います。とても趣のある建物でもっと市民に知ってもらいたい。
聞いたこともなかった。像があるのか。もう少しいろいろなところでアピールしてほしい。
直江津の人々が望む活用方法を取り入れていけばよいと思う。
古き良き物はできる限り無理して残す。活用する。なくなってからでは遅すぎる。今までも多くあった。
全てを保存するのではなく、シンボル的なものを残し、市民に費用的な負担を極力かけない様にしてほしい。
なるべく早く保存してもらいたい。
清掃をもう少しして頂きたい。身内が勤めていた頃はきれいだった。
朝市やお休み処になってもわざわざ出かける事はない。はっきり言って、必要ないと思う。
単独施設としては集客が難しいと思う。
価値観の違いはあるが、有識者で協議をして、他にない又は数が少ない歴史的な物であれば残すべき。
昔のもので価値が高いのでたくさんの方に見てもらいたい。
古い建物を中心に人が集まるようなイベントの開催など活用できれば面白い。
海浜公園や近くの関川加工等々とセットで開発。単独では規模が小さすぎて訪れるリピーターがいないのでは。
旧直江津銀行の存在は全く知らなかった。私の周りの数名の人に確認したが、知っている人がいなかった。
税金の無駄なので無理に利用するのはやめた方が良い。それは水族館に使ってほしい。
地域的に限定されている感じがする。正直、あまり魅力を感じない。
将来にわたり重要な建築であるか審議し、保存すべきか方向性を出した方が良いのではないか。
その建物だけでなく、そのエリア通りなどの雰囲気を合わせる
直江津は今後の発展は難しい気がする。門前・富岡~高田方面だけで良い。
直江津の港町としての文化・歴史を現代に伝えられるような、広報展開をしていく。
保存のコストのかからない方法でお願いしたい。
今回の件で知ることができたので必ず行ってみたいと思う。
旧直江津銀行の建物が、歴史的建造物であることは知らなかった。ぜひ保存し、観光に役立てていただきたい。
8
建築的、文化財的なら価値の高い事については先ず「来て自分の目で見て貰う」ことが重要と考え、3・8の市の時
に今以上に(月の1回程度は)開催日を増やしたらと思う。
今回、初めて知ったが、ぜひ保存という考えを続けていってほしい。壊すのは簡単だが文化として残しておかない
と、その当時のことはわからなくなってしまうと思うので、将来のために頑張ってほしい。
私は朝市に行くので旧直江津銀行は知っているが、私の家族は全く旧直江津銀行を知らなかった。上越市のことをよ
く知らなくて残念だ。
活用、活性化の見込みを十分検討してから寄付を受けるべきであると思う。市にとっては不要施設で民間に売却し商
業施設として活用できると思う。
私は上越に嫁いできた者で「旧直江津銀行」の存在は知っていたが、一体何の施設なのか知らなかった。豆知識を読
んで、一度足を運んでみたいと思った。
市役所の固い概念にとらわれず、素敵に有効利用してほしい。高田の旧第四銀行ももっと有効利用できないものか。
(レストラン、カフェ、ダンスホール等)
市外の人はあまり知らないと思うので、広く情報発信し、市外・圏外から人が上越市に来るようにすべきと思う。人
を呼び込むことで、わずかずつでも税収アップとなると思う。
問6:ありきたりな歴史資料館ではなく、集客力のある質の高いギャラリー等に利用してほしい。(市内の若手のク
リエータ作品など)
銀行に限らず、地域の人がともに保存へ向かわないのであれば、ただの「丸投げ」になりかねない。寄付も保存に税
金が使われるのであれば審査した方が良いと思う。
春日地区のものか、全く知りませんでした。一口に上越と云っても知らない場所や施設があると思う。広報誌などで
もっと情報を流すのもよいかもしれない。
見学施設だけではリピーターがつかないと思う。まず、市民がリピーターになるような場所でないと外から人は集ま
らないと思う。
新潟市の方でも歴史建造物をレストランにし、雰囲気のよさを前に出した利用がされている。上越でも、新しいもの
にはないよさを感じられる施設にしてみたらどうかと思う。
観光誘致にあまり効果がないようなら、最低限の費用で保存し、費用が少なくおさえられないなら処分する決断も必
要かもしれない。写真や映像で残しておく方法もよいかもしれない。
一度見学に行き、知識を得る事から、それから、自分なりの考えを持ちたいと思う。上越市内には、さまざまに建築
物が点在しており、維持管理も財源が必要。
「旧直江津銀行」だけではないと思うが、どのようなものがどれだけある状況かわからないので、保存及び保護して
いかなければならないとしか言えないと思う。
今度、現地へ歩を運んでみたい。とにかくもっとPRし、上越市に人を呼ぶことが最大の成功である。
この建物は所在地も知っているし実際に見たこともあるが、つい最近まで何の建物か知らなかった。歴史的価値のあ
る建物である事をもっとアピールした方が良いと思う。
自分自身地域の歴史を知らなすぎる、関心がなさすぎて、問題にならない。保存を考えるのであれば、観光として人
を呼べるのか、金を落としてもらえるか市からの補助はどうなのか等を検討していく必要があると思う。
とにかく、取り壊したり新しくしてほしくないと思う。歴史的価値があると思うので、有効活用してもらえればと思
う。私の親せきの実家も直江津の古い街やで家だけ残っているが、中を見ると趣があり、何とか保存できないものか
などと考えてしまう。(大学生の建物研究の対象となったこともあるとのこと)
9
アンケートで存在を知ったので見てきた。老朽化が目立ち、ライオンが堂々として見えなかったので直江津の方達は
切ないのではないかと思った。私はカール・ベングスさんが好きで、先日労災病院での講演会も行って来た。十日町
市はまちづくりの提言等ももらえているとのこと。外国人であっても、日本を愛し見識も技術も高いこのような方の
協力もいただくのよいのではないか。
3年前に県外から引っ越してきて(関西から転居)住んでいる。旧直江津銀行をはじめ、市内には歴史的なものが多
く、とても魅力を感じる。但し、上越市自体観光的な取組がヘタという感じがしている。地域の人達の協力を得て、
旧直江津銀行を中心とする創設などがアイデアとしてある。(上越市の観光スポットは点在しており、面となってい
ない。また県外へのアピールも弱い)
東京駅もレンガ造りの駅舎の一部を残し、近代的建物と融和を図り、構成に残すようにしたが、港町直江津の散策の
場所としてのルート設定も面白いのではないかと思う。北陸新幹線開業で観光地だけでなく、古きを訪ねる旅行も
(報道される)されるかもしれない。
子どものころから海へ遊びに行ったりしていたので、懐かしい心はあるが、その物がこのアンケートの中から保存し
たり、再生活用に貴重なお金を今、この建物に使う必要性がよくわからない。年々、年金が減らされ疲弊している低
所得の後期高齢者がどれほどいるのか、行政の目は一体どの方向を見ているのか、つくづく考えさせられている。
学校の課外学習などで歴史を学習して活用する。私個人は子どもの頃からあの建物の前は、少し不気味で一人では通
ることができなかった。あの建物周辺の理解が必要だと思うので、小学校の時から学習して理解することで、活用の
一歩になると思う。
ただの見学やイベント時だけオープンするだけでは保存代がかかるだけ。その場でおみやげを売ったり、コーヒーが
飲めたり(近くに来たついでにぶらっと寄る所)、朝市があるので(特にそんな時は人が来るのでは)、地元の和菓
子や洋菓子やなどから出品していただいてはどうか。
大事に保存してほしいと思う。学校授業で見学するのもよいと思うが、一生見ないで終わる人もいるのだろう。今風
のカフェになどに再利用して、歴史にふれるのもいいと思う。いろいろな人目にどんどん触れさせるべきだと思う。
特別興味のある人しか、わざわざ見に行かないかもしれない。夏場・夏休みや期間を決めて開けてもよい。
【問8-集計結果から把握できること】
旧直江津銀行の活用」について様々なご意見をいただきました。大別すると、「もっと市民に知っ
てもらうようにすべき」などPR強化に関することが26.2%と最も多く寄せられました。また、今
後の活用に関しては、「集客力のある施設にすべき」など施設の再利用を望む意見が19.7%、「壊
すのか簡単だが地域の文化として残すべき」など保存重視の意見が14.8%を占める一方で、「あま
りお金をかける必要はない」など公費負担への疑問に対する意見が24.6%寄せられました。
【今後の事業運営での反映方法】
当該施設は、三八朝市周辺エリアの歴史・文化を感じる散策拠点として位置付けていますが、新水族博物
館等、直江津地区の観光施設との相乗効果が高まるような活用を検討するとともに、施設整備に当たって
は、多額のイニシャルコストが想定されることから、将来の利用形態や活用策を十分精査するとと
もに、管理運営主体を明確にするなど運営コストの負担の軽減に向け関係団体等との協議を行いま
す。
【本アンケートの実施目的に対する成果】
■実施目的:市では、平成21年10月に寄附を受けた旧直江津銀行(ライオン像の家)を今後活用す
るに当たり、市民の認知度などを把握し活用策の参考とするため、アンケート調査を実施します。
↓
■成果:旧直江津銀行(ライオン像の家)の今後の活用に当たり、市民の認知度や活用策など把握
することができました。
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