第 10 章 試験当日の運営

第 10 章 試験当日の運営
第 10 章 試験当日の運営
1節
1.
実施前準備
試験会場（教室）設営
(1) 試験会場（教室）内外のチェック
①
机、椅子に破損がないか
②
机の配置が適切か
③
採光状況が適切か（直射日光が眩しい場合はカーテンやブラインドを閉める）
④
室温が適切か（暑い、寒いという声が多数出たら適宜調整する）
⑤
危険物がないか
⑥
出入り禁止箇所がないか
⑦
避難経路が確保されているか
⑧
監督者の声が教室の最後部まで届くか
（別の人に最後部の席に座ってもらい、声が聞こえるか確認してもらう）
⑨
集中力を損なう程の騒音が外部から聞こえてこないか
⑩
試験内容に関する掲示物がないか
(2) 板書・掲示
①
試験問題に関する訂正事項や、注意事項がある場合には、試験開始前にホワイトボード等に板書し、受験
者が確認できるようにする。
②
以下の例を参考に、試験情報を板書し、座席表を掲示する。
（板書例）
試験情報を板書する。
Ｉｌｌｕｓｔｒａｔｏｒクリエイター能力認定試験
スタンダード
会場コード
99999
受験番号
11001∼11020
試験時間
第 1 部 10:00∼10:40
（退室可能 10:20∼10:35）
第 2 部 11:00∼12:30
（退室可能 11:40∼12:25）
10 章 < 1 >
座席表を掲示する。
第 10 章 試験当日の運営
2.
3.
試験会場（教室）に持参するもの
①
受験者リスト（試験会場（教室）ごとに用意）
②
第 2 部実践問題 問題冊子（試験会場（教室）に入る前に部数を確認する）
③
受験用 USB メモリ
④
受験の手引（試験会場（教室）に入る前に部数を確認する）
⑤
試験問題に関する訂正事項の案内文、または注意事項の案内文（試験資材と同封されている場合のみ）
⑥
筆記用具（チョーク・鉛筆・メモ用紙など）
⑦
時計またはストップウォッチ
⑧
試験実施マニュアル（本書）または必要部分のコピー
確認事項
①
試験実施担当者、試験監督者、監督補助者および試験教室の時計を正しく合わせる。
②
試験時間および退室可能時間を確認する。（下表参照）
試験時間
級
第1部
知識+実技
エキスパート
第1部
90 分
実技
③
実践
50 分
スタンダード
退室可能時間
第2部
実践
40 分
試験開始 20 分後∼試験終了 5 分前
第2部
90 分
試験開始 40 分後∼試験終了 5 分前
実施担当者に、受験者用データの配布方法と解答ファイルの回収方法を確認する。
【参考】受験者用データの取得∼解答の保存について
事前
準備
受験者用データを
受験者用データを
ネットワーク経由で配布
USB メモリより受験者用パソコンへ直接コピー
試験実施担当者が、ネットワーク上の
公開フォルダーに受験者用データをコ
ピーする
試験実施担当者が、受験者用パソコンのデス
クトップに受験者用データをコピーする
▼
▼
▼
試験
開始前
受験者自身が公開フォルダーより受験
者用データをデスクトップにコピーする
※１
▼
すでに受験者用パソコンのデスクトップ上に
受験者用データがコピーされている
▼
解答の
保存
▼
受験者用パソコンのデスクトップ上に保存する
▼
▼
▼
解答の
回収
ネットワーク上の公開フォ
ル ダ ー に 回 収し た あ と 、
USB メモリ※2 へ格納する
USB メモリ※2 を使用して、各受験者用パソコンより
直接回収する
※1
受験者用データをネットワーク上から取得する操作は、出題基準外のため、試験監督者より方法を指示してく
ださい。
※2
申込人数に応じて、空の USB メモリを送付します。受験者用 USB メモリ 2 本に納まりきらない分のデータは、
空の USB メモリへ格納してください。
10 章 < 2 >
第 10 章 試験当日の運営
4.
試験実施の留意点
(1) 試験開始時刻の変更、試験の中止
①
交通機関の乱れなどで試験実施に影響を与える事態が発生した場合は、試験実施担当者が 試験開始時
刻の変更、または実施日の延期を判断する。
②
試験実施日を変更する場合は、サーティファイ認定試験事務局へ連絡の上、代わりの実施日が決まり次第
「変更届」（サーティファイ Web サイトの受験団体専用ページよりダウンロード）を起票し、メール送信する。
(2) 遅刻者
①
試験開始後 15 分以内の遅刻は、入室を許可し受験させる。ただし、この受験者に対する試験時間の延長
は認めない。
②
交通機関の遅延など、個人的事情以外のやむをえない理由によることが明らかな場合は、試験実施担当
者の判断により別室で受験させる等、受験者の不利にならないよう対応する。
(3) 急病人への対応
①
急病人が発生した場合は、その受験者の試験を中止し、本部等で静養させる。
②
症状が重い場合は、救急車の手配をするなどの措置をとる。
③
試験途中の急病人対応については、試験後「出欠席報告書」に状況を記載する。
(4) 不正行為
①
試験は公正かつ厳正に、不正が起こらないように実施する。
②
不正行為を発見した時は、明らかな証拠がある場合は退室させ、明らかな証拠がない場合は口頭で厳重
に注意する。
③
不正行為があった場合は、試験後「出欠席報告書」に状況を記載する。
(5) トイレ退室
①
受験者が我慢できずにトイレに行く場合は、監督補助者が付き添う。
②
かばんなどの持ち出しは認めない。
③
トイレ退室の際は、受験者の解答内容が他の受験者の目に触れないように注意する。
(6) 途中退室
①
退室可能時刻になって退室希望者がいる場合は、回収物を回収し、静かに退室させる。
②
いったん退室した者に対する再入室は認めない。
(7) 試験資材の配布、回収
①
試験資材は効率よく順番に配布し、空席には配布しない。
②
試験後、回収物は回収漏れがないように十分注意する。
③
受験者に配布したものは全て回収する（問題冊子等の受験者持ち帰りは不可）。
(8) 問題冊子の落丁、乱丁、印刷不鮮明
問題冊子を配布した後、受験者より落丁、乱丁、印刷不鮮明などの申し出があった場合は、予備の問題冊子と交換
する。
10 章 < 3 >
第 10 章 試験当日の運営
(9) 試験に使用するパソコンについて
試験を複数回で実施する場合は、不正行為の防止の観点から、受験者用のパソコンで同一試験、級の受験
を実施しないようにする。
(例)同一のパソコンを複数回で使用する場合
１回目：Illustrator クリエイター能力認定試験 スタンダード
→２回目：Illustrator クリエイター能力認定試験 エキスパート
(10) 試験中にパソコンに不具合が生じた場合
①
以下の《対処》のいずれかの方法で対応する。
②
試験内容に関連する場合があるため、パソコンの再起動操作以外については説明しない。
③
試験後、以下の《出欠席報告書への記入内容》を「出欠席報告書」に記載して返送する。
《対処》
a パソコンを起動後、保存されているファイルを開き、続きから試験を行う。再開までに費やした時間分、試
験時間を延長する。ただし、ファイルを開いた際に直前の編集内容が保存されていない場合は、最終
保存時点から再開までに費やした時間分を延長する。
b a でも正常に動作しない場合、別のパソコンにて続きから試験を行う。再開までに費やした時間分、試験
時間を延長する。
c a または b でも正常に動作しない場合、または対応が困難な場合はサーティファイ認定試験事務局へ連
絡する。
《出欠席報告書への記入内容》
・ パソコンに不具合の発生した受験者名
・ 発生した不具合の内容（エラーメッセージ）
・ 不具合が発生した時の状況
・ 試験監督者の方が対応した内容
(11) 不測の事態への対応
不測の事態が発生した場合は、サーティファイ認定試験事務局へ連絡し、対応を協議する。
(12) その他
①
試験時間中、試験監督者は担当教室から離れず、試験実施担当者への連絡は監督補助者が行う。
②
試験監督中は、試験会場（教室）内を巡回し、不正行為の防止に努める。
③
試験会場（教室）内での飲食、喫煙、読書、私語、メール、居眠りなど、試験監督者として受験者が不信を
抱くような行為は厳に慎み、静かな試験環境確保に努める。
④
試験監督者、監督補助者は携帯電話の電源を切る。
10 章 < 4 >
第 10 章 試験当日の運営
5.
試験中にアラートが表示された場合の対応方法
（受験者用「受験の手引き」にも下記内容が記載されています。）
(1) Ｉｌｌｕｓｔｒａｔｏｒ
①
「プロファイルなし」ダイアログボックスについて
Illustrator のカラー設定によっては、問題ファイルや素材ファイル（解答ファイル）を開く際に、「プロファイル
なし」のダイアログが表示されます。ダイアログが表示された場合は、「処理方法の選択」の「そのままにする
（カラーマネジメントなし）」を選択し、「OK」ボタンをクリックしてファイルを開いてください。ただし、問題文に
カラーマネジメントに関する指示がある場合は、問題文の指示に従ってください。
②
「フォントの問題」ダイアログボックスについて
問題ファイルや素材ファイル（解答ファイル）を開く際に、「ドキュメント「○○」で使用されているフォントは、
システムにないか、形式が異なります。このドキュメントを開きますか？」という旨のアラートが表示される場
合があります。このような場合は、「開く」ボタンをクリックしてください。
③
テキストの更新について
問題ファイルや素材ファイル（解答ファイル）を開いた後、ファイル上のテキストを編集すると、「このテキスト
は、別のバーションの Illustrator で作成されました。テキストを編集すると、一部テキストレイアウトが変更さ
れる場合があります。」という旨のアラートが表示される場合があります。このような場合は、「OK」または「更
新」ボタンをクリックしてください。
④
保存時に表示されるアラートについて
問題ファイルを保存する際に、「以前の形式（CS:CS 形式)で保存すると、テキストレイアウトの一部が更新さ
れる場合や、次にドキュメントを開いたときに編集機能の一部が使用できなくなる場合があります。続行しま
すか？」というアラートが表示される場合があります。このような場合は、「OK」ボタンをクリックしてください。
(2) Ｐｈｏｔｏｓｈｏｐ
①
「埋め込まれたプロファイルの不一致」ダイアログボックスについて
Photoshop のカラー設定によっては、問題ファイルや素材ファイル（解答ファイル）を開く際に、「埋め込まれ
たプロファイルの不一致」のダイアログが表示されます。ダイアログが表示された場合は、「作業用スペース
の代わりに埋め込みプロファイルを使用」を選択し、「OK」ボタンをクリックしてファイルを開いてください。
（エキスパートの場合のみ ： 問題文にカラーマネジメントに関する指示がある場合は、問題文の指示に従
ってください。）
②
テキストレイヤーの更新について
実技問題の素材ファイル（解答ファイル）を開く際に、「いくつかのテキストレイヤーは、ベクトル方式で出力
するために更新（CS：アップデート）が必要になる場合があります。これらのレイヤーを更新（CS：アップデー
ト）しますか？」というアラートが表示される場合があります。このような場合は、「更新」ボタンをクリックし、フ
ァイルを開いてください。
10 章 < 5 >
第 10 章 試験当日の運営
2節
試験の実施
1.
入室と説明開始
2.
①
タイムテーブルに従って試験会場(教室)へ入室し、試験前説明を開始する。
②
試験説明や試験進行のアナウンスは、試験会場（教室）全体に聞こえるように読み上げながら行う。
③
監督補助者は途中入室者への対応を行う。
第 1 部 試験前説明
「 」…試験監督者が読み上げる内容
＜ ＞…試験監督者と監督補助者が取る行動
（ ）…補足事項
（試験開始 15 分前）
(1) 「ただいまから、[
]クリエイター能力認定試験 [
] 第 1 部を実施します。」
（例：Illustrator クリエイター能力認定試験 スタンダード 第 1 部）
(2) 「受験票を忘れた方、記載内容に誤りがある方は、申し出てください。」
＜受験票不携帯の人に、受験票予備を使って仮発行をする。＞
(3) 「受験票と筆記用具以外の物はしまってください。受験票は試験監督者が確認できるように、机の通路側に
置いてください。」
＜受験者が指定の座席に着席していることを確認する。＞
(4) 「これから受験の手引きを配布します。」
＜受験の手引きを配布する。＞
(5) 「受験の手引きが無い人は挙手してください。」
＜挙手した人に受験の手引きを配布する。＞
(6) 「受験の手引きを読んでください。」
＜約 5 分間読む時間をとる。＞
（受験の手引きには、フォルダー名を変更する手順についても表記されている。）
(7) 「これから試験の注意事項を申し上げます。」
①
「パソコンが起動し、デスクトップの状態であることを確認してください。」
（パソコンが起動していない場合、起動する。）
（受験者用データをネットワーク経由で配布する場合のみ読み上げる）
②
「これから、試験で使用する受験者用データをデスクトップ上にコピーします。」
③
「［
］にある公開フォルダーを開いてください。」
（公開フォルダーの場所は、具体的に伝える。）
④
「受験者用データをフォルダーごとＰＣのデスクトップ上にコピーしてください。」
（受験者用データをネットワーク上から取得する操作に関しては、出題範囲外のため、試験監督者より方法を指示
する。）
⑤
「デスクトップ上の[
××××]フォルダー内の××××の文字を受験番号に変更してください。」
（例：IL スタンダード××××）
⑥
「解答は[
<受験番号>]フォルダーに保存してください。このフォルダーに保存されていない場合
は、採点の対象とはなりません。」
10 章 < 6 >
第 10 章 試験当日の運営
⑦
「試験に使用するパソコンで、Web ページを閲覧したり、試験に関係のないデータを不用意に検索したり開
くことは禁止です。」
⑧
「ソフトウェアのヘルプ機能の使用は許可します。」
⑨
「試験中にパソコンに不具合が生じた場合は、すぐに挙手をしてください。」
（不具合が生じた場合の対応は、10 章<4>の(10)を参照する。）
⑩
「試験の開始と終了の合図は口頭で行います。チャイムが鳴る場合がありますが、試験の進行とは関係あり
ません。」
⑪
「配布した受験の手引きには、
・試験の構成
・受験者用データのフォルダー構成と解答データの提出先
・第 1 部の解答方法
・第 2 部の解答方法
・注意事項
が記載されています。試験開始の合図をしたら、受験の手引きに従って試験を進めてください。」
⑫
「問題の内容に関する質問は一切受け付けません。自分で判断してください。」
⑬
「辞書、参考書の使用は禁止です。」
⑭
「受験者同士の用具の貸し借りは禁止です。」
⑮
「携帯電話の電源は必ず切ってください。」
⑯
「飲食、喫煙は禁止です。」
⑰
「体調が悪くなった場合は申し出てください。」
(8) 「試験時間は▲分です。退室は開始 20 分後から終了 5 分前まで可能です。」
（エキスパート：▲＝50、スタンダード：▲＝40）
(9) 「退室する場合は、解答データを保存したか確認し、挙手してください。監督者が退室の指示を出しますので、
その後に退室してください。なお、一度退室した後の再入室はできません。」
10 章 < 7 >
第 10 章 試験当日の運営
3.
第 1 部 試験の実施
（試験開始時刻）
(1) 「試験開始時刻になりました。試験を始めてください。なお、試験の解答方法や注意事項は受験の手引きを
確認してください。」
（エキスパートを実施する場合のみ読み上げる）
(2) 「なお、知識問題の PDF ファイルは、必ず Adobe Reader で開いてください。」
＜受験票と受験者リストで受験者を確認し、欠席者がいる場合は受験者リストの出欠欄に×印を記入する。＞
＜受験票にメモなど不正行為が無いか、手に取って両面を確認する。＞
＜本人かどうか疑わしい場合は身分証を提示させる。＞
＜不正が起こらないよう巡回する。＞
＜遅刻者の対応をする。＞
（試験開始 20 分後）
(3) 「これより退室可能となります。退室を希望する人は、解答データを保存したかどうかを確認し、挙手してくだ
さい。退室の指示を出しますので、その後に退室してください。」
＜途中退室者の対応をする。＞
（試験終了時刻の 5 分前）
(4) 「終了 5 分前になりました。これ以降、試験終了時刻までは退室できません。」
4.
第 1 部 試験の終了
（試験終了時刻）
(1) 「試験終了時刻になりました。マウス、キーボードから手を離してください。」
（全受験者の手がマウス、キーボードから離れたことを確認する。）
(2) 「ファイルを保存していない場合は、保存してください。」
(3) 「最後にもう一度[
[
<受験番号>]フォルダーに解答ファイルが保存されているか確認してください。
<受験番号>]フォルダー以外の場所に解答ファイルが保存されている場合は、ファイルを移動し
てください。」
（例：IL スタンダード<受験番号>）
(4) 「アプリケーションソフトを終了してください。」
(5) 「以上で[
]クリエイター能力認定試験 [
] 第 1 部の試験を終了します。」
（例：Illustrator クリエイター能力認定試験 スタンダード 第 1 部）
(6) 「ここで、10 分間の休憩に入ります。第 2 部の集合時刻は○時○分です。遅れないように着席してください。
お疲れ様でした。」
10 章 < 8 >
第 10 章 試験当日の運営
5.
第 2 部 試験前説明
（試験開始 15 分前）
(1) 「ただいまから、[
]クリエイター能力認定試験 [
] 第 2 部を実施します。」
（例：Illustrator クリエイター能力認定試験 スタンダード 第 2 部）
(2) 「受験票を忘れた方、記載内容に誤りがある方は、申し出てください。」
＜受験票不携帯の人に、受験票予備を使って仮発行をする。＞
(3) 「受験票と筆記用具と第 1 部の開始前に配布した受験の手引き以外の物はしまってください。受験票は試験
監督者が確認できるように、机の通路側に置いてください。」
＜受験者が指定の座席に着席していることを確認する。＞
(4) 「これから試験の注意事項を申し上げます。」
①
「パソコンが起動し、デスクトップの状態であることを確認してください。」
②
「試験に使用するパソコンで、Web ページを閲覧したり、試験に関係のないハードディスク内のデータを不
用意に検索したり開くことは禁止です。」
③
「ソフトウェアのヘルプ機能の使用は許可します。」
④
「試験中にパソコンに不具合が生じた場合は、すぐに挙手をしてください。」
（不具合が生じた場合の対応は、10 章<4>の(10)を参照する。）
⑤
「解答は[
<受験番号>]フォルダーに保存してください。このフォルダーに保存されていない場合
は、採点の対象とはなりません。」
⑥
「試験の開始と終了の合図は口頭で行います。チャイムが鳴る場合がありますが、試験の進行とは関係あり
ません。」
⑦
「試験開始の合図をしたら、第 1 部の際に配布した受験の手引きに従って試験を進めてください。」
⑧
「問題の内容に関する質問は一切受け付けません。自分で判断してください。」
⑨
「問題冊子の落丁、乱丁、印刷不鮮明がありましたら申し出てください。」
⑩
「辞書、参考書の使用は禁止です。」
⑪
「受験者同士の用具の貸し借りは禁止です。」
⑫
「携帯電話の電源は必ず切ってください。」
⑬
「飲食、喫煙は禁止です。」
⑭
「体調が悪くなった場合は申し出てください。」
⑮
｢試験問題冊子は回収します。受験票は持ち帰り、試験結果が届くまでは保管してください｡｣
(5) 「これから第 2 部実践問題 問題冊子を配布します。指示があるまで開かないでください。」
＜問題冊子を配布する。＞
(6) 「問題冊子が無い人は挙手してください。」
＜挙手した人に問題冊子を配布する。＞
(7) 「問題冊子の表紙に受験会場名、受験番号、氏名を記入してください。記入が終わったら、表紙の注意事項
をよく読んでください。」
＜表紙の注意事項を読む時間をとる。＞
(8) 「試験時間は 90 分です。退室は開始 40 分後から終了 5 分前まで可能です。」
(9) 「退室する場合は、解答データを保存したか確認し、挙手してください。問題冊子を回収した後、退室の指示
を出しますので、その後に退室してください。なお、一度退室した後の再入室はできません。」
10 章 < 9 >
第 10 章 試験当日の運営
6.
第 2 部 試験の実施
（試験開始時刻）
(1) 「試験開始時刻になりました。試験を始めてください。なお、試験の解答方法や注意事項は受験の手引きを
確認してください。」
＜受験票と受験者リストで受験者を確認する。＞
＜受験票にメモなど不正行為が無いか、手に取って両面を確認する。＞
＜本人かどうか疑わしい場合は身分証を提示させる。＞
＜不正が起こらないよう巡回する。＞
＜遅刻者の対応をする。＞
（試験開始 40 分後）
(2) 「これより退室可能となります。退室を希望する人は、解答データを保存したかどうかを確認し、挙手してくだ
さい。問題冊子を回収した後、退室の指示を出しますので、その後に退室してください。」
＜途中退室者の対応をする。＞
（試験終了時刻の 5 分前）
(3) 「終了 5 分前になりました。これ以降、試験終了時刻までは退室できません。」
10 章 < 10 >
第 10 章 試験当日の運営
7.
第 2 部 試験の終了
（試験終了時刻）
(1) 「試験終了時刻になりました。問題冊子を閉じ、マウス、キーボードから手を離してください。」
（全受験者の手がマウス、キーボードから離れたことを確認する。）
(2) 「ファイルを保存していない場合は、保存してください。」
(3) 「最後にもう一度[
[
<受験番号>]フォルダーに解答ファイルが保存されているか確認してください。
<受験番号>]フォルダー以外の場所に解答ファイルが保存されている場合は、ファイルを移動し
てください。」
（例：IL スタンダード<受験番号>）
(4) 「アプリケーションソフトを終了してください。」
（受験者自身に、解答ファイルをネットワーク上の公開フォルダーへ移動させる場合のみ読み上げる）
(5) 「これから解答ファイルを公開フォルダーへ移動します。」
①
「［
］にある公開フォルダーを開いてください。｣
（公開フォルダーの場所は具体的に伝える。）
②
「デスクトップ上の[
<受験番号>]フォルダーをフォルダーごと公開フォルダーに移動してくださ
い。」
（解答ファイルをネットワーク上へ移動する操作に関しては、出題範囲外のため、試験監督者より方法を指
示する。）
(6) 「問題冊子を席まで回収に行きます。指示があるまで退室はしないでください。」
＜問題冊子を回収し、部数を確認する。＞
(7) 「以上で[
]クリエイター能力認定試験 [
でした。」
（例：Illustrator クリエイター能力認定試験 スタンダード 第 2 部）
10 章 < 11 >
] 第 2 部の試験を終了します。お疲れ様
第 10 章 試験当日の運営
3節
1.
試験終了後の作業
解答ファイルの回収
(1) ネットワーク上の公開フォルダーに回収したあと、受験用 USB メモリへ格納する場合
①
ネットワーク上の公開フォルダーへ受験者用パソコンから解答フォルダー（例：IL スタンダード<受験番号>）
を移動させる。
②
受験者リストの出席状況と、公開フォルダー内に回収した解答フォルダーの受験番号が一致していることを確認する。
③
受験用 USB メモリに全受験者の解答フォルダーを格納する。
(2) USB メモリを使用して、各受験者用パソコンより直接回収する場合
①
受験者用パソコンを一台ずつまわり、受験用 USB メモリに解答フォルダー（例：IL スタンダード<受験番号>）
を移動させる。
②
2.
3.
回収後、受験者リストの出席状況と、回収した解答フォルダーの受験番号が一致していることを確認する。
試験教室の復元
①
板書内容や掲示物の撤去
②
忘れ物の確認
③
机や椅子、その他使用した備品の配置復元
④
消灯、戸締り
試験施担当者への報告と提出
(1) 試験実施担当者へ報告すること
①
受験者の出欠席状況
②
受験者氏名の外字状況
③
その他、試験実施時の問題点等（遅刻や受験票記載事項の誤り等）
(2) 実施担当者へ提出するもの
4.
①
受験者リスト
②
受験用 USB メモリ
③
回収した第 2 部実践問題 問題冊子
（→試験実施担当者の管理のもと会場にて破棄）
④
未使用の第 2 部実践問題 問題冊子
（→ 〃 ）
試験終了後の試験実施担当者の作業
①
試験監督者が USB メモリに回収した解答フォルダーが、全受験者分あるかどうかを確認する。
②
解答フォルダーのバックアップをとる。
③
受験者人数と使用された問題冊子の部数とが一致しているかを確認する。
④
出欠席報告書に申込人数・受験者数・欠席者数を記入し、試験実施時の問題点等があれば記入する。
※出欠席報告書は資材に同封されているが、サーティファイ Web サイトの受験団体専用ページよりダウンロ
ード可能。
⑤
問題冊子は、使用、未使用に関わらず、試験実施担当者の管理のもと、各会場にて確実に破棄する。
※シュレッダーにかけて破棄するか、内容物が見えないように梱包して廃棄業者へ廃棄の委託をする。
※名簿ファイルは試験結果が到着するまで保管し、結果確認後完全削除する｡
10 章 < 12 >