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CR4
〈吸血鬼の雑役女中〉 ヴァンパイア・オールワークス
ランク:4 タグ:
[モブ]
[不死]
[暗視] 識別難易度:8
【STR】2 【DEX】2 【POW】3 【INT】3
9[固定] 【回避】
9[固定] 【抵抗】
【物理防御力】8 【魔法防御力】12
【最大HP】21 【ヘイト倍率】×3
【行動力】3 【移動力】2
▼特技:
《夜の血族》_常時_このエネミーは[光輝]ダメージを受ける時、防御力を0として計算し、さらに[硬直]
を受ける。
《メイドの御裾分け》_ムーブ_自動成功_単体_4Sq_シーン1回_対象に[追撃]を与える。
その強度は(対象の【攻撃力】
)に等しい。
《痺れ蜂殺法》_[魔法攻撃]
[邪毒]_メジャー_対決(12[固定]/抵抗)_単体_至近_[35+4D]
の魔法ダメージを与える。
4LH+35 魔法ダメージ
〔マイナー〕対象の【行動力】はー3される。これはBSとして扱う。
▼ドロップ品:
固定:侍女の制服(20G)
▼解説:
高位吸血鬼である「当主」に仕える、下働きの侍女〈吸血鬼〉。主人の身の回りの世話から肉体労働、外
敵の排除まで、少人数であらゆる仕事をこなす。
〈吸血鬼〉としての能力はさほど高くないが、毒蜂を操っ
て敵を攻撃する魔法を修めている。また、身体能力も華奢な見かけに反して高く、組付や目潰しなど、裾の
長い服を生かした動きで相手をかく乱、主の本命の一撃へと繋げる戦いを得意とする。
ほとんどの「当主」はこうした侍女を複数従えており、その数は当主としての力量に比例する。大勢の侍女が
道中にいた場合、控える主の実力は油断ならぬものなのだ。
当主は侍女にとって主であると同時に父でもあり、多くの場合絶対の忠誠を誓っている。
〈黒狸族の葉隠れ術師〉ブラックラクーン・ビウィッチャー
ランク:4 [人型]
[暗視] 識別難易度:7
【STR】2 【DEX】2 【POW】3 【INT】2
2LH+2 【回避】
2LH+3 【抵抗】
【物理防御力】9<【魔法防御力】12
【最大HP】55 【ヘイト倍率】×1
【行動力】7 【移動力】2
▼特技
《身軽な動き》_常時_このエネミーは毎ラウンドごとに最初に受けた[追撃]1つを無効化する。
《狸火ショック》_セットアップ_自動成功_単体_4Sq_[ヘイトトップ]のキャラクターのみ対象にでき
る。対象は[放心]状態になる。
《狸出現の幻術》_[特殊攻撃]
[精神]_メジャー_対決(5+2D/抵抗)_単体_4Sq_対象は即座に
《基本武器攻撃》を行う。
《基本武器攻撃》の判定は+2Dされ、その対象はこのエネミーが決定する。
〔対象:放心〕対象が行う《基本武器攻撃》のダメージに+7。
2LH+5 vs抵抗
▼ドロップ品
1~5:金貨みたいな葉っぱ[換金]
(8G)
6:葉っぱ金貨[換金]
(200G)
▼解説
〈黒狸族〉の幻術使いの中で、中堅に位置するのが〈黒狸族の葉隠れ術師〉だ。
体をすっぽりと覆う筒のような衣服に身を包んでいる。
なお、服の腹の部分は黒く塗られていることが多い。
彼らは幻術の行使に、木の葉を用いる必要がある。
〈黒狸族〉の中で、木の葉はよく術の補助に使われる媒介である。
達人でないとはいえ、その幻によるかく乱戦術は厄介だ。
一度怪しげな狸火に目が眩もうものなら、神出鬼没な幻像によって翻弄され、手痛い同士討ちをする羽目になる
だろう。
〈黒狸族の銛戦士〉ブラックラクーン・ハープナー
ランク:4 [人型]
[暗視] 識別難易度:6
【STR】2 【DEX】3 【POW】2 【INT】2
2LH+3 【回避】
2LH+2 【抵抗】
【物理防御力】11>【魔法防御力】9
【最大HP】54 【ヘイト倍率】×2
【行動力】5 【移動力】2
▼特技
《身軽な動き》_常時_このエネミーは毎ラウンドごとに最初に受けた[追撃]1つを無効化する。
《幻惑ダッシュ》_[移動]_ムーブ_自動成功_このエネミーは2Sqまで[通常移動]をしてもよい。
〔マイナー〕移動終了後に「対象:範囲(選択)/射程:至近」を対象として[攻撃判定]に-2する
(この効果はBSとして扱い、ラウンド終了時まで持続する)。
《盗人スピア》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(4+3D/回避)_単体_至近_[40+2D]の物理ダメ
ージを与える。
〔マイナー〕この攻撃に対して「タイミング:ダメージ適用直前、直後」の行動は行えない。
3LH+4 vs回避
2LH+40 物理ダメージ
▼ドロップ品
1~3:
【特殊処理】お金を落とす。このドロップ品を得た人の所持金-10G。
4~6:腹黒毛皮[換金]
(100G)
▼解説
幻や詐術で人を騙す〈黒狸族〉だが、技量によって敵を翻弄する武闘派もいる。
鋭い眼光で他と一線を画す〈黒狸族の銛戦士〉はそうした戦士の代表だ。
手製の銛と簡素な革ベストだけを身に着けた彼らは、相手の隙を縫う俊敏な挙動で、相手に全力を出させずに仕
留める戦い方を得意とする。
体格も武装も一見貧弱だが、騙されてはいけない。
それこそが、彼ら一流の戦術なのだから。
〈多頭竜蛇〉ヒュドラ
ランク:4 [幻獣]
[竜]
[暗視]
[水棲]
[頭][頭][頭][頭]
[頭] 識別難易度:自動
【STR】2 【DEX】2 【POW】3 【INT】3
2LH+2 【回避】
2LH+3 【抵抗】
【物理防御力】8<【魔法防御力】12
【最大HP】72 【ヘイト倍率】×3
【行動力】0 【移動力】2
▼特技:
《頭多き竜》_常時_このエネミーは「このエネミーが[モブ]だった場合[戦闘不能]か[死亡]
する状況になった時」
、または「
[弱点(火炎)
]が起動する状況になった時」
、[頭]タグを1つ失う。
このエネミーは《ダッシュ》できない。
《多頭の乱撃》_ムーブ_自動成功_単体_4Sq_対象に[追撃:5]を1つ与える。
〔マイナー〕
[追撃]を
与える個数は1つではなく[
[頭]タグの数]に等しい。
《激流のブレス》_[魔法攻撃]
[冷気]_メジャー_対決(3+3D/抵抗)_単体_4Sq_[30+2D]
の魔法ダメージを与える。
〔マイナー〕対象の[追撃]タグをすべて起動する。
3LH+3 vs抵抗
2LH+30 魔法ダメージ
《多頭竜の生命力》_クリンナップ_このエネミーの【HP】を[[頭]タグの数×5]点回復する。
〔因果力1〕
[頭]タグを1つ増やしてもよい(最大5)
。
▼ドロップ:
1~5:多頭竜の鱗[換金]
(30G)
6:多頭竜の心臓[換金]
(150G)
▼解説:
何本もの頭を生やした、水棲の亜竜。
知性は動物並みだが狡猾な狩猟者であり、敵の攻撃が届きにくい水中から激流のブレスを浴びせて攻撃してくる。
残っている頭の数が多いほど強力な攻撃をしてくるため、「多頭竜と戦うときはまず頭数を減らせ」と言われて
いる。
〈毒巨人〉ポイズンジャイアント
ランク:4 [人型]
[巨人]
[洗脳毒] 識別難易度:4
【STR】2 【DEX】3 【POW】2 【INT】2
2LH+1 【回避】
2LH+0 【抵抗】
【物理防御力】11>【魔法防御力】8
【最大HP】63 【ヘイト倍率】×2
【行動力】5 【移動力】2
▼特技:
《毒の巨身》_常時_このエネミーは常に[軽減(邪毒):5]を持ち、[衰弱]状態にならない。
また、
[電撃]ダメージを受けるとき、防御力を0として計算する。
《毒滴る棍棒》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(5+3D/回避)_単体_1Sq_[45+2D]の物理ダ
メージを与える。
〔達成値18&対象:未行動〕対象は[行動済]状態になる。
〔達成値18&対象:行動済〕ダメージロールに+10する。
3LH+5 vs回避
2LH+45 物理ダメージ
《ふりほどく》_クリンナップ_自動成功_範囲(選択)_至近_シーン1回_対象に10点の直接ダメージを
与え、1Sqの[即時移動(強制)
]をさせる。
▼ドロップ:
1~5:爛れた生肉[換金]
(25G)
6:毒滴る棍棒[換金]
(130G)
▼解説:
巨人族のモンスター。
〈丘巨人〉の変異種。
体内を流れる血液が毒であるため、全身が紫色をしている。
皮膚はただれており、その表面を汗のように分泌された毒液が覆っている。
毒が脳にも巡っているので丘巨人よりもさらに頭が悪く、ほとんど食欲と攻撃本能だけで生きている。
毒の染み込んだ棍棒を力任せに振り回すような攻撃を得意とする。
〈白森虎〉ホワイトフォレスト・タイガー
ランク:4 [自然]
[暗視] 識別難易度:8
【STR】3 【DEX】2 【POW】2 【INT】2
3LH+2 【回避】
3LH+2 【抵抗】
【物理防御力】5<【魔法防御力】8
【最大HP】75 【ヘイト倍率】×2
【行動力】5 【移動力】2
▼特技:
《森林の主》_常時_このエネミーは[天然]タグをもつプロップから望まない効果を受けない。
ただし、
[水中]及び類似する効果に関しては[水棲]を持たない限り効果を受ける。
《ひきずりまわし》_[移動]_ムーブ_自動成功_単体_至近_シーン1回_このエネミーは2Sqまで[即
時移動]してもよい。
このエネミーの移動と同時に、対象をこのエネミーと同じSqに[即時移動(強制)
]させる。
《狩猟者の爪牙》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(5+2D/回避)_単体_至近_[23+2D]の物理ダ
メージを与える。
〔マイナー〕対象に硬直を与える。
この[硬直]は通常の方法では解除されず、対象とこのエネミーが別のSqに離れた時のみ解除される。
2LH+5 vs回避
2LH+23 物理ダメージ
▼ドロップ:
1~4:白森虎の牙[換金]
(35G)
5~6:白森虎の毛皮[換金]
(60G)
▼解説:
森林地帯を縄張りにしている小型の虎。
身軽な体を生かして樹の上を飛び回りながら獲物に襲い掛かる。
縄張り意識が強いため、巨人族などのモンスターに番犬代わりとして放し飼いにされている例も見受けられる。
ネコ科の常として水に入るのは苦手である。
〈漂泊の吸血公子アベル〉ヴァンパイア・ボヘミアンプリンス
ランク:4 タグ:
[ボス]
[不死]
[暗視] 識別難易度:8
【STR】2 【DEX】3 【POW】2 【INT】2
2LH+3 【回避】
2LH+2 【抵抗】
【物理防御力】11>【魔法防御力】9
【最大HP】216 【ヘイト倍率】×5
【行動力】5 【移動力】2 【因果力】4
▼特技:
《夜の血族》_常時_このエネミーは[光輝]ダメージを受ける時、防御力を0として計算し、さらに[硬直]
を受ける。
《邪眼の誘惑》_ムーブ_自動成功_単体_4Sq_シーン1回_対象をこのエネミーのいるSqに[即時移動
(強制)
]させる。
対象はこのメインプロセス終了時まで[弱点(不死):5]を得る。
《血啜りの肋》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(4+3D/回避)_単体_至近_[35+2D]の物理ダメ
ージを与える。
〔マイナー&達成値17〕このエネミーは【HP】を6点回復する。
〔因果力1〕さらに[硬直]を与える。与えた[硬直]はこのエネミーと別Sqに離れない限り解除することは
できない。
3LH+4 vs回避
2LH+35 物理ダメージ
《雲散霧消》_このエネミーが[防御判定]に失敗したときに使用する。
[防御判定]にクリティカルしたように成功し、このエネミーは4Sqまで[瞬間転移]してもよい。
1シナリオ1回使用可能〔因果力2〕再利用可能。
《再行動》_本文_ラウンド1回_このエネミーが[行動済]になった時に使用する。
このエネミーは即座に[未行動]となり、その後ラウンド終了時まで【行動力】が0となる。
《離脊柱の林》_クリンナップ_自動成功_広範囲1(選択)_至近_対象に5点の直接ダメージを与える。
このエネミーは自身のBSを1つ解除しても良い。
▼ドロップ品:
1~5:黒髑髏[魔触媒5]
(40G)×3
6:闇色の外套[換金]
(420G)
固定:鋭利な脊柱 [コア素材]
(60G)
▼解説:
〈漂泊の吸血公子〉は〈吸血鬼〉の中でも、特定の拠点、コミュニティに属さぬ変わり種だ。漂白の理由は
個体によって、放埓が過ぎて勘当された者、実力を認められて新たな領地を開拓すべく旅をしている者など
様々だが、アベルは前者である。主である「当主」の敷いた法に反して野放図に近隣の血袋を荒らしたこと
から領地より追放されたのだ。
彼は銀髪碧眼の中性的な美少年で、好奇心旺盛でわがまま、怖いもの知らずな性格だ。現在はイースタルの
街道沿いに旅をしながら、旅行中の〈大地人〉貴族などを主に襲っている。満腹のときには無邪気で愛嬌の
ある少年だが、わずかでも空腹を覚えれば、その笑顔のまま屈託なく人の血を啜る危険な存在である。彼の
好みは二十代から三十代の女性であり、その庇護欲を誘う容姿を最大限に利用して「狩り」を行っているよ
うだ。
アベルは子供の外観通り、
〈吸血鬼〉としては精神も能力もまた未完成である。しかし、才能には恵まれて
おり、霧に姿を変える、骨を刃に変えて武器とする、魅了の視線で敵を惑わせるといった多彩な能力を用い
る。致命的な一撃を霧となって避け、かすり傷ならば血を啜って得た生命力で癒し、体内の不調は骨格を制
御して組み替えることで回復する、生存能力が高いエネミーだといえる。
彼は旅の中で、自らが治めるに相応しい土地を探している。
〈冒険者〉や貴族の騎士団の邪魔を受けずに勢
力を拡大できる環境があれば、その幼い容姿を最大限に駆使して策謀を巡らせ、己の影響力を広げようとす
るだろう。
〈墓場漁り〉ドゥームスカベンジャー
ランク:4 [ボス]
[不死]
[暗視] 識別難易度:8
【STR】2 【DEX】3 【POW】2 【INT】2
2LH+3 【回避】
2LH+2 【抵抗】
【物理防御力】11>【魔法防御力】9
【最大HP】102 【ヘイト倍率】×5
【行動力】5 【移動力】2 【因果力】4
▼特技:
《死せる魂》_常時_このエネミーは[放心]
[重篤]にならない。
《夜会の主》_常時_このエネミーはシーン登場時に〈屍食少女〉2体を任意の位置に配置できる。
〈屍食少女〉1体は〈屍食鬼〉2体に置き換えてもよい。
この効果で配置されたエネミーからはドロップ品を入手できない。
《再行動》_本文_ラウンド1回_このエネミーが[行動済]になった時に使用する。
このエネミーは即座に[未行動]となり、その後ラウンド終了時まで【行動力】が0となる。
《満月の剣舞》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(4+3D/回避)_単体_至近_対象に[40+2D]の物
理ダメージを与える。
〔マイナー〕対象に[惑乱]を与える。
〔因果力1〕この特技を「対象:範囲(選択)
」に変更する。
3LH+4 vs回避
2LH+40 物理ダメージ
《屍鬼の軽業》_ダメージロール_シーン1回_この行動はEXパワーとして扱う。
このエネミーのダメージロールに+15する。
さらにこのエネミーはメインプロセスの終了時に1Sqまで[即時移動]してもよい。
《墓場の主》_クリンナップ_このエネミーは自身のBSを1つ選んで解除してもよい。
このラウンドに、このエネミーがHPダメージを1点も受けていない場合、20点の【HP】を回復する。
▼ドロップ品:
1~3:黒腐血[魔触媒5]
(40G)×3
4~5:堅牢な頭骨[換金]
(270G)
固定:錆びた月鋼[コア素材]
(60G)
▼解説:
墓場や古戦場に現れるアンデッドモンスター〈屍食鬼〉の上位種。
サンタクロースのように巨大な頭陀袋を背負い、月光を切り取ったような円月刀を片手に構えている。
フードつきのマントを羽織り、顔はよく見えないが、ギラギラと黄色い眼光だけが闇夜に光る。
〈墓場漁り〉は攻撃力の高さを特徴とするモンスターだ。
配下の〈屍食鬼〉らを率いて切り込んでいくことを好む。
斬った相手を狂乱させる能力がある円月刀で高威力の攻撃をひたすら叩き込み、冒険者たちを圧倒する。
彼は〈大災害〉前から〈パリドピークの墓所〉を舞台とした定期クエストのボスとして多くの冒険者に親しまれ
てきた。
しかし〈大災害〉後は、クエスト未達成のまま満月を超えると、墓所から〈屍食鬼〉が溢れ、周囲の〈大地人〉
の集落に襲い掛かる事態となった。
そのため、円卓会議から定期的に冒険者を派遣するようになっている。
〈野巨人〉ワイルドジャイアント
ランク:4 [モブ]
[人型]
[巨人] 識別難易度:8
【STR】2 【DEX】3 【POW】2 【INT】2
9[固定] 【回避】
8[固定] 【抵抗】
【物理防御力】11>【魔法防御力】9
【最大HP】31 【ヘイト倍率】×2
【行動力】5 【移動力】2
▼特技:
《樹棍の一振り》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(13[固定]/回避)_単体_1Sq_[43+2D]の
物理ダメージを与える。
〔マイナー〕対象を1Sqまで[即時移動(強制)
]してもよい。
2LH+43 物理ダメージ
《フルスイング》_ダメージロール_シーン1回_このエネミーの[白兵攻撃]のダメージロールに+15する。
▼ドロップ:
固定:巨人の下帯[換金]
(25G)
▼解説:
粗暴で野蛮な下級の巨人族。
知性は低く、引き抜いた巨木を力任せに振り回して暴れる。
物を作り出すということをせず、ほとんどは倒した獣の皮をそのまま着ている。
他の巨人族からも見下されており、使い捨ての戦力として前線に送られることも多い。
大型の獣や幻獣を飼い慣らし、一緒に狩りをすることもある。
〈緑小鬼の手斧兵〉ゴブリン・ハチェットマン
ランク:4 タグ:
[人型]
[ゴブリン] 識別難易度:4
【STR】3 【DEX】2 【POW】2 【INT】2
2LH+2 【回避】
2LH+2 【抵抗】
【物理防御力】11>【魔法防御力】4
【最大HP】78 【ヘイト倍率】×2
【行動力】3 【移動力】2
▼特技
《隙を作る陽動攻撃》_メジャー_対決(5+2D/抵抗)_単体_2Sq_〈冒険者〉を対象として使用する。
対象の【ヘイト】は+2され、対象が次に行なうダメージロールに+5する。
〔マイナー〕対象に6点の直接ダメージを与える。
2LH+5 vs抵抗
《ゴブリンレイジ》_ダメージ適用直後_このエネミーが[精神]ダメージを受けた時に使用する。
このエネミーは即座に条件を無視して《手ごわい反撃》を使用しても良い。
この時その射程を3Sqに変更する。
《手ごわい反撃》_ダメージ適用直後_自動成功_単体_2Sq_このエネミー以外の味方が対象から攻撃を受
けた直後に使用する。
対象に6点の直接ダメージを与える。
▼ドロップ品
1~4:2D×5G
5~6:欠けた手斧[換金]
(60G)
▼解説
〈緑小鬼の手斧兵〉は、
〈緑小鬼〉たちの略奪部隊の最前線における切りこみ役だ。
要所をカバーする軽装鎧を身につけ、大ぶりの手斧を片手につむじ風のごとく襲いかかってくる。
重量に任せて叩き斬る斧は、手入れをせずに錆びたり欠けたりしても威力が落ちにくいことから〈緑小鬼〉たち
が好んで使う白兵武器だが、〈緑小鬼の手斧兵〉は力押しだけでなくフェイントを交えた技巧にも長けた戦士で
あり、
〈冒険者〉が大技を繰り出したり別の敵に注意を向けた隙を見逃さず攻撃を仕掛けてくる。
たかが〈緑小鬼〉と侮ったなら手痛い反撃をこうむることになるだろう。
〈緑小鬼の巫術師〉ゴブリン・センシヴィティ
ランク:4 タグ:
[人型]
[ゴブリン] 識別難易度:4
【STR】2 【DEX】2 【POW】3 【INT】2
2LH+2 【回避】
2LH+3 【抵抗】
【物理防御力】15>【魔法防御力】4
【最大HP】54 【ヘイト倍率】×1
【行動力】3 【移動力】2
▼特技
《怒りの依代》_ムーブ_単体_4Sq_シーン1回_[ゴブリン]タグを持つエネミーのみ対象にできる。
対象は即座に《ゴブリンレイジ》を使用してもよい。
この特技は自分自身を対象にはできない。
《ゴブリンの呪箒》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(5+2D/回避)_単体_2Sq_[15+2D]の物
理ダメージを与える。
〔マイナー&確定効果〕このエネミーから見て「射程:4Sq/対象:単体」の味方を二次対象として
[障壁:10]を与える。
2LH+5 vs回避
2LH+15 物理ダメージ
《ゴブリンレイジ》_ダメージ適用直後_このエネミーが[精神]ダメージを受けた時に使用する。
このエネミーは即座に《ゴブリンの呪箒》を使用しても良い。この時、ダメージロールに+4を得る。
▼ドロップ品
1~3:怪しいお札[魔触媒4]
(30G)
4~6:折れた箒[換金]
(55G)
▼解説
先祖霊との交感を行い、何らかのお告げをもたらすことを生業とする〈緑小鬼〉の巫女。
名前の通り雌の個体がほとんどを占めているようだ。
能力も〈神祇官〉と類似しており、仲間の〈緑小鬼〉に[障壁]を張ってくるため、対処が遅れると厄介なこと
になるだろう。
服装も一般的な〈神祇官〉の装束に類似したもの(もちろん、ゴブリンらしく薄汚れてはいるが)を身に着け、
大ぶりの箒を手にしている。
これは彼らの迷信によると敵や災いを「はらう」意味のあるまじない道具にして武器であり、掃除のためのもの
ではないようだ。
〈緑小鬼の祟り使い〉ゴブリン・カースメイカー
ランク:4 タグ:
[モブ]
[人型]
[ゴブリン] 識別難易度:4
【STR】2 【DEX】2 【POW】3 【INT】3
8[固定] 【回避】
9[固定] 【抵抗】
【物理防御力】8<【魔法防御力】9
【最大HP】21 【ヘイト倍率】×3
【行動力】6 【移動力】2
▼特技
《ゴブ先祖様の祟り》_[魔法攻撃]
[精神]_メジャー_対決(12[固定]/抵抗)_単体_4Sq_[3
0+2D]の魔法ダメージを与える。
〔マイナー〕対象に[放心]および[追撃:5]を与える。
2LH+30 魔法ダメージ
《ゴブリンレイジ》_ダメージ適用直後_このエネミーが[精神]ダメージを受けた時に使用する。
このエネミーは即座に《ゴブ先祖様の祟り》を使用しても良い。この時、ダメージロールに+4を得る。
《流血の呪い》_本文_自動成功_単体_4Sq_このエネミーが[戦闘不能]になった時使用できる。
このエネミーを[戦闘不能]にしたキャラクターを対象として[衰弱:15]を与える。
▼ドロップ品
固定:不気味な像[換金]
(20G)
▼解説
犬の頭骨を被り、獣の骨でおどろおどろしく飾りたてた杖を携えた〈緑小鬼の祟り使い〉は、闇の祭祀たる呪術
師たちの中でも生粋の祟り屋である。
その全身には紫色の紋様が現れているが、これは刺青やボディペイントではなく生来のアザのようなものだ。
〈緑小鬼〉の社会では、この紋様を持って産まれた者は先祖霊の祟りの代行者と見なされ、呪術師に預けられ特
別に育てられる。
その教育の成果なのか、執念深く恨みがましい性格で、どんなに追い詰められようと敵を祟り続け、死ぬ瞬間さ
えも自分を倒した敵に呪いをかけて倒れる。
部族内では、掟に背いた者に祟りを用いて罰を下す役割を担っていることも多く、〈緑小鬼〉たちの間でも畏れ
られている。。
〈死血花〉アルラウネ
ランク:4 [自然]
[植物] 識別難易度:8
【STR】2 【DEX】2 【POW】3 【INT】3
2LH+2 【回避】
2LH+3 【抵抗】
【物理防御力】8<【魔法防御力】12
【最大HP】44 【ヘイト倍率】×3
【行動力】3 【移動力】2
▼特技:
《草木の心》_常時_このエネミーは常に[弱点(火炎):5]を持つ。また、[惑乱]にならない。
《鮮血のツタ》_[魔法攻撃]
[邪毒]_メジャー_対決(3+3D/抵抗)_範囲(選択)_4Sq_対象に
[35+2D]の魔法ダメージを与える。
〔達成値17〕対象に[放心]と[重篤]を与える。
3LH+3 vs抵抗
2LH+35 魔法ダメージ
《魔力の花粉》_ダメージロール_シーン1回_このエネミーの[魔法攻撃]のダメージロールに+15点する。
▼ドロップ:
1~3:朱の滴[魔触媒4]
(30G)
4~5:干からびた根[換金]
(50G)
6:鮮紅の花弁[コア素材]
(60G)
▼解説:
美しい少女や美女の姿をしたモンスター。
だがその実態は植物。
肌は緑色で、髪はよく見れば蔓でできている。
花飾りかと見紛うのは、そこから生えている本物の花だ。
敵対者には魔法の蔦を召喚し、それを鞭のように浴びせて攻撃する。
蔦に生えている微細な棘からは幻覚作用のある毒が分泌されており、相手の意識を朦朧とさせる。
〈屍食少女〉グーラー
ランク:4 [不死]
[暗視] 識別難易度:9
【STR】3 【DEX】2 【POW】2 【INT】2
3LH+2 【回避】
3LH+2 【抵抗】
【物理防御力】5<【魔法防御力】8
【最大HP】67 【ヘイト倍率】×1
【行動力】5 【移動力】2
▼特技:
《死せる魂》_常時_このエネミーは[放心]
[重篤]にならない。
《魅惑の噛みつき》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(5+2D/回避)_単体_至近_対象に[23+2D]
の物理ダメージを与える。
〔マイナー〕対象に[硬直]を与える。
この[硬直]は通常の方法では解除されず、このエネミーが[戦闘不能][死亡]になるかなんらかのBSを受
けた時に即座に解除される。
2LH+5 vs回避
2LH+23 物理ダメージ
《抱き寄せる腕》_本文_自動成功_単体_2Sq_対象が[移動]タグを持つ行動を実行しようとしたときに
使用する。
対象に5点の直接ダメージを与える。
▼ドロップ品:
1~3:褪せた首飾り[換金]
(25G)
4~5:魔精の小瓶(初級)
[P219]
6:紫苑爪[魔触媒4]
(30G)×3
▼解説:
幼い少女の姿をした〈屍食鬼〉の亜種。
同族より外見が人間に近く、それゆえ戦う相手に躊躇を抱かせる。
爪や牙には麻痺毒が含まれており、噛り付かれると引き離すのは困難。
〈大災害〉後は自分の外見を利用する邪悪な性質を身に付けたようで、孤児や迷子のふりをして犠牲者を誘い込
む。
〈屍食鬼〉グール
ランク:4 [モブ]
[不死]
[暗視] 識別難易度:4
【STR】2 【DEX】3 【POW】2 【INT】2
9[固定] 【回避】
8[固定] 【抵抗】
【物理防御力】11>【魔法防御力】9
【最大HP】24 【ヘイト倍率】×2
【行動力】5 【移動力】2
▼特技:
《死せる魂》_常時_このエネミーは[放心]
[重篤]にならない。
《屍食鬼の爪》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(13[固定]/回避)_単体_至近_対象に[40+2D]
の物理ダメージを与える。
〔マイナー〕対象に[衰弱:5]を与える。
2LH+40 物理ダメージ
《跳梁する悪鬼》_ダメージロール_シーン1回_このエネミーの[白兵攻撃]のダメージロールに+5する。
また、このメインプロセス終了時にこのエネミーは2Sqまで[即時移動]してもよい。
▼ドロップ品:
固定:まだらの牙[換金]
(25G)
▼解説:
灰色の皮膚に黄色い目、異常に発達した牙が口元からのぞく人型のアンデッドモンスター。
爪に毒が含まれており、戦闘になった際は注意を払う必要がある。
〈大地人〉の間では、この世に強い未練を持ったまま死ぬと、〈屍食鬼〉になると言われているが、真偽を確か
めた者はいない。
闇にまぎれて徘徊し、
〈大災害〉以後は屍肉を求めて家畜などを襲うことがある。
〈小さな精霊〉スプライト
ランク:4 [精霊]
[電撃] 識別難易度:11
【STR】2 【DEX】2 【POW】3 【INT】3
2LH+2 【回避】
2LH+3 【抵抗】
【物理防御力】8<【魔法防御力】12
【最大HP】39 【ヘイト倍率】×3
【行動力】6 【移動力】2
▼特技:
《風の精》_常時_このエネミーは常に[軽減(電撃)
:5]を持ち、
[硬直]にならない。
また、
[邪毒]ダメージを受ける時、防御力を0として計算する。
このエネミーは常に[飛行]状態となる。
《魂断ちの風》_[魔法攻撃]
[電撃]_メジャー_対決(3+3D/抵抗)_単体_4Sq_対象に[35+
2D]の魔法ダメージを与える。
〔マイナー〕対象を1Sqまで[即時移動(強制)
]させてもよい。
3LH+3 vs抵抗
2LH+35 魔法ダメージ
《魂断ちの鋏》_ダメージロール_シーン1回_このエネミーの[魔法攻撃]のダメージロールに+15する。
▼ドロップ品:
1~5:白暮の甲羅[換金]
(40G)
6:魂断ちのハサミ[コア素材]
(60G)
▼解説:
墓地や古戦場などに浮遊する風の精霊。
白く輝くカニに似た姿をとり、外敵には鋏から放つ真空の刃で応戦する。
基本的には穏やかな性質の精霊であり、通常は、植物に紅葉を引き起こすなど、人に害のないささやかな現象を
つかさどる。
彼らの引き起こす風は死者の魂と魄を導くとされ、
〈大災害〉後は戦場での目撃例が増加している。
〈土偶兵士〉テラコッタゴーレム
ランク:4 [モブ]
[人造]
[物品]
[暗視] 識別難易度:9
【STR】2 【DEX】3 【POW】2 【INT】2
9[固定] 【回避】
8[固定] 【抵抗】
【物理防御力】14>【魔法防御力】9
【最大HP】27 【ヘイト倍率】×2
【行動力】5 【移動力】2
▼特技:
《作られし心》_常時_このエネミーは[精神]ダメージを受けたとき、さらに[追撃:5]
[放心]を受ける。
このエネミーはCS解除効果を受けると即座に[放心]する。
《墓守の務め》_常時_このエネミーは[不死]タグを持つ他のキャラクターと同じSqにいる時、ダメージロ
ールに+5を得る。
また、
[機械]プロップから望まない効果を受けない。
《土偶の拳》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(13[固定]/回避)_対象に[40+2D]の物理ダメージ
を与える。
〔マイナー〕ダメージに+10する。
2LH+40 物理ダメージ
▼ドロップ品:
固定:古びたコイン[換金]
(25G)
▼解説:
土をこねて焼いた人形に魔法をかけて造られたゴーレムの一種。
体長3メートルほどで、ゴーグルをかけた人間をずんぐりとデフォルメした、いわゆる遮光器土偶のような姿を
している。
墓地や古代遺跡などの番人として置かれていることが多く、侵入者には愚直に向かっていく。
【幻獣】
【暗視】
◆ヤング・ミノタウロス/牛頭大鬼〈CR4〉
【STR】3【DEX】2【POW】2【INT】2
【回避】2+2D【抵抗】2+2D【物理防御力】16【魔法防御力】8
【最大 HP】82【ヘイト倍率】×1【行動力】3【移動力】2
【識別難易度】6
▼特技
《タウロスアタック》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(5+2D/回避)_単体_至近_[23+2D]の物
理ダメージを与える。
[マイナー]ダメージ+10
2LH+5 vs回避
2LH+23 物理ダメージ
《ブルータルチャージ》_[移動]_ムーブ_自動成功_このエネミーは2Sqまで[即時移動]しても良い。
この特技による移動で3Sq以上直進した場合、移動終了後に[対象:単体/射程:至近]を二次対象として[放
心][重篤]を与える。
[マイナー]移動距離は+2Sqされる。
▼ドロップ品
ミノタウロスの角[換金]42G
〈鼠人間〉ラットマン
ランク:4 [モブ]
[人型]
[ラットマン]
[暗視] 識別難易度:4
【STR】2 【DEX】3 【POW】2 【INT】2
9[固定] 【回避】
8[固定] 【抵抗】
【物理防御力】9>【魔法防御力】7
【最大HP】27 【ヘイト倍率】×2
【行動力】5 【移動力】2
▼特技:
《鼠の体術》_常時_このエネミーの行なう[通常移動]は常に[即時移動]になる。
また屋内や洞窟内であれば、常に[飛行]状態となる。
《悪疫の歯》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(13[固定]/回避)_対象に[43+2D]の物理ダメージ
を与える。
〔判定成功〕対象に[衰弱:7]を与える。
〔マイナー〕ダメージに+5する。
2LH+43 物理ダメージ
▼ドロップ品:
固定:鋼の歯[魔触媒2]
(20G)
▼解説:
直立した鼠と人間を掛け合わせたような姿をした亜人間種族の一種。
体躯は小柄で、灰色や褐色、黒などの湿ったような滑らかな毛皮に覆われている。
自分たちより強かったり数の多い集団を避ける傾向にあるが、いざ戦いになれば疫病を媒介する前歯で果敢に噛
みついてくる。
〈大災害〉前から、洞窟など暗く湿った場所に配置されていたが、〈大災害〉後には都市部の下水道などに棲み
着く例もあり、身近な脅威として〈大地人〉から怖れられている。
〈蠢く墓石〉リビング・グレイブストーン
ランク:4 [ギミック]
[物品]
[魔法]
[暗視] 識別難易度:9
【STR】0 【DEX】0 【POW】3 【INT】2
8[固定] 【回避】
9[固定] 【抵抗】
【物理防御力】10<【魔法防御力】14
【最大HP】27 【ヘイト倍率】×0
【行動力】0 【移動力】0
▼特技:
《意思なき機構》_常時_このエネミーの攻撃ではヘイトダメージが発生せず、[ヘイトアンダー]の防御ボ
ーナスも得られない。
また、このエネミーを対象として「解除難易度:11」の《プロップ解除》に成功すると、このエネミーは[戦
闘不能]となる。
さらに、このエネミーはムーブアクションを持たない。
《コープスリスポーン》_クリンナップ_〈動く骸骨〉1体を、このエネミーと同じSqに[行動済み]状態
で配置する。
この効果で配置された〈動く骸骨〉は、このエネミーが[戦闘不能]もしくは[死亡]すると同時にすべて[死
亡]する。
この効果で配置された〈動く骸骨〉からはドロップ品を入手できない。
▼ドロップ品:
固定:変質した大理石[換金]
(25G)
▼解説:
アンデッドの死のオーラを強く受けて変質した墓石。
この墓石は活性化すると、墓石の下に次々と〈動く骸骨〉を産みだす。
無限に産み出される〈動く骸骨〉は個別に倒すこともできるが、墓石を破壊することで共に砕け散る。
〈動く死体〉や〈屍食鬼〉など、他のアンデッドモンスターを産み出す墓石もあり、バリエーションは豊富。
〈疫病のシスラウ〉
ランク:4 [ボス]
[精霊]
[典災]
[電撃] 識別難易度:14
【STR】2 【DEX】2 【POW】3 【INT】3
2LH+2 【回避】
2LH+3 【抵抗】
【物理防御力】8<【魔法防御力】12
【最大HP】81 【ヘイト倍率】×5
【行動力】3 【移動力】2 【因果力】4
▼特技:
《毒の典災》_常時_このエネミーは常に[軽減(電撃):5]を持ち、[硬直]にならない。
また、
[邪毒]ダメージを受ける時、防御力を0として計算する。また、常に[飛行]状態となる。
《狂化洗脳毒》_常時_このエネミーはシーン登場時に[洗脳毒]タグをもつCR4以下の通常エネミー2体を
任意の位置に配置できる。
この効果で配置されたエネミーからはドロップ品を入手できない。
《突風の加護》_ムーブ_自動成功_単体_4Sq_対象を1Sqまで[即時移動(強制)]してもよい。
《毒鱗粉》_[魔法攻撃]
[邪毒]_メジャー_対決(3+3D/抵抗)_範囲(選択)_4Sq_[35+2
D]の魔法ダメージを与える。
〔マイナー〕対象に[萎縮]を与える。
〔達成値17〕対象に[放心]
[重篤]を与える。
〔因果力1〕この攻撃を「対象:広範囲1(選択)
」に変更する。
3LH+3 vs抵抗
2LH+35 魔法ダメージ
《疫病の毒素》_クリンナップ_自動成功_広範囲1(選択)_4Sq_対象に[衰弱:5]を与える。
この[衰弱]は対象が受けている[衰弱]を上書きせず、強度に加算する。
〔因果力1〕対象が[洗脳毒]タグを持っている場合、
[衰弱]を与えず【HP】を10点回復する。
《再行動》_本文_ラウンド1回_このエネミーが[行動済]になった時に使用する。
このエネミーは即座に[未行動]となり、その後ラウンド終了時まで【行動力】が0となる。
▼ドロップ:
1~3:紫斑翅[魔触媒4]
(30G)×3
4~5:強化洗脳毒[換金]
(180G)
6:ヴェーザーの笛[補助装備]
[非売品]
[M5]
(390G)
固定:鮮紅の花弁[コア素材]
(60G)
▼解説:
4番目に目覚める典災のひとりで毒を支配する。
背中に鮮やかな紫色の蝶の翅をもつ、身長30cmほどの美少年の姿をした風の妖精・フェアリー系のモンスタ
ーに受肉している。
非常に饒舌で、思ったことを言葉として垂れ流しているようにも見えるが、人の話はさっぱり聞いていない。
〈疫病のシスラウ〉は風を操る魔法と、翅から舞い散る鱗粉を武器に攻撃する広範囲攻撃型の魔術師である。
彼の鱗粉は周囲の土地を毒で汚染し、そこに住まう生物を毒で洗脳する効果を持つ。
風の魔法で敵を吹き飛ばし、【邪毒のフロア】などの汚染された地形へ移動させ、洗脳で配下にしたモンスター
に襲わせるという戦術を好む。
彼の周囲の地形は毒で汚染されているが、彼自身は宙に浮いているため被害を受けない。
彼はボダレルの原野を支配する丘巨人たちに目をつけ、〈コルヌ川〉を毒で汚染し、洗脳した巨人の軍を作ろう
と画策していた。
現在は、アキバの街を標的にしている。
▼運用
シスラウの攻撃手段である《毒鱗粉》は、長射程・高威力の範囲攻撃だ。BSを与える効果と相まって、
PCたちが複数人いるマスを狙うと大いに苦しめることができる。警戒して同じマスに入らないようならば、
《突風の加護》で無理やり同じマスに押し込んだり、【因果力】で範囲を拡大して攻撃するとよい。
一方、HPと防御力には乏しいため、あっさり落とされてしまう危険もある。
《狂化洗脳毒》によって配
置したエネミーを使ってPCたちの邪魔をしよう。基本ルールブックに掲載されているエネミーを使うなら、
HPに優れ[硬直]を与える攻撃と移動を妨害する能力を持つ〈屍食少女〉が適任だろう。安全な後方に陣
取り、2体の〈屍食少女〉を壁にしつつ、
《毒鱗粉》による攻撃を繰り返すのだ。
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