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高梁市地域開発事業特別会計経営健全化計画完了報告の概要. [PDF
高梁市地域開発事業特別会計 経営健全化計画完了報告の概要 地方公共団体の名称 高梁市 (高梁市地域開発事業特別会計) 完了報告の要旨 地域開発事業が保有している土地を本来の目的、性質 に分類した上で、次 の措置を講 じた。 主な団地 今後の方向性(計画時) 措置の状況 ① 販売可能 下日名工業団地 奥 万田・上谷・成美 台分譲宅地 井谷分譲宅地他 旧公社 所有の井谷 分譲宅地につ いては、一般会計で所有し、用 途変更も含め、民間への売り払 いを検討する。他の分譲宅地及 び工業団地については、地域開 発事業特別会計で事業を継続 す る。 井谷 分譲宅地については、一般会計 へ売却した。民間への売出しについ ては引き続 き検討中である。 他の分譲宅地については、引き続 き 地域開発事業特別会計で事業を継 続 中である。 ② 事業凍結 松原第2分譲宅地(吉 備ハイランドオアシ ス構想用地)、下日 名分譲宅地、成美台 分譲宅地 旧公社 所有の松原 第2分譲宅地 及 び下日名分譲宅地の一部につ いては、先行取 得的な用地であ り、県事業との関連や財政状況 の変化等により事業凍結となっ ているため、一般会計で所有 し、今後の財政状況等を見極め ながら、事業化に向けた検討を 行う。 成美台分譲宅地の一部について は、当 時集 会所用地として整備 しており、今後の動向を見極め ながら、地域開発事業特別会計 で事業を継 続する。 松原 第2分譲宅地については、一般 会計へ売却した。 成美台分譲宅地については、地域開 発事業特別会計で事業を継 続中であ る。 ③ 事業化不可 各分譲宅地の残地、 各分譲宅地の残地(道路、水路 法面他 等)については一般会計で所有 し、法面については、地域開発 事業特別会計で所有し、隣接す る所有者 への売却等を検討し、 事業を継 続 する。 各分譲宅地の残地(道路、水 路)につ いては、一般会計へ売却した。 法面については、隣 接する所有者 へ の売却等を引き続 き行っている。 ④ 事業進行中 バスターミナル用 地、松原 分譲地(残 土処分地)、上谷 楢 林分譲地 旧公社 所有のバスターミナル用 地、松原 分譲地については、一 般会計で所有し、市の施策の方 向付けの中で新たな活用方法を 検討する。上谷 楢林分譲地につ いては、地域開発事業特別会計 で事業を継 続し、早期の売り払 いに努める。 バスターミナル用地、松原 分譲地に ついては、一般会計へ売却した。 上谷 楢林分譲地については、地域開 発事業特別会計で事業を行ってい る。境界問 題のため、平 成21年度 末時点で売出しには至っていない が、平成22年 度中に売り出す予定で ある。 区分 1 計画と具体的な措置の状況 経 営 健 全 化 計 画 の 実 施 状 況 (単位:千円) 年度 計画初年度 の前年度 計画初年度 ( 平 成 21年 度 ) 区分 2 資金不足額解消の状況 当初計画 A -292 解消実績額 B 490,709 現在計画 C B-A又はC-A 491,001 資金不足額 527,735 37,026 (単位:%) 年度 計画初 年度の 前年度 計画初年度 (平 成 21年 度 ) 備 考 資金不足比率 3 資金不足比率の状況 実績値 資金不足比率 4 その他経営の健全化に必要な 事項の措置の状況 76.7 計画値 - 実績値 19.0 一部分譲地に おいて、境界 問題のため未 売り出しと なったため 今回の措置は、主として合併時の特殊事情により資金不足となった地域開発事業特別 会計を本来の健全な公営企業会計とするため実施したところであるが、結果として公営 企業から一般会計への所管替えという側面もあるため、一般会計で所有した財産の処 分、活用方法について、今後の経済情勢等の動向を見極め、市としての施策の方向性や 財政健全化の長期的見通しの中で、適時適切な単価での売り払いや有効活用を検討し た。 1 健全な経営の確保に関する事項 今 後 の 公 営 企 業 の 経 営 の 方 針 1 収入の増加に関する事項 ・保有する分譲宅地や工業団地について、販売計画等の見直しを行ったうえで、積極的 な販売活動を行う。 ・未売出しの分譲地について、早急に売出しを行う。 2 支出の削減に関する事項 ・分譲宅地販売促進パンフレット作成経費等について、内部作成またはホームページを 活用し経費削減に努める。 3 その他 ・今後、土地売却損等の要因による資金不足が生じた場合は、一般会計からの繰入金に より資金不足を解消する。 2 その他公営企業の経営の合理 化に関する事項 ・宅地造成事業は、造成から販売までのサイクルが長期におよぶことから、団地ごとの 長期的損益、資金管理が重要となる。そのため、市の施策を検討する中で、市場の動向 等に注視しながら造成販売を展開する。