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参考資料 - Resilis|先導的研究開発委員会 クライシスに強い社会・生活

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参考資料 - Resilis|先導的研究開発委員会 クライシスに強い社会・生活
成長戦略とレジリエンス委員会
クライシスに強い社会・生活空間創成
ICTふるさと創生・振興
ICT
ふるさと創生・振興と
と
観光・防災政策決定
観光・防災政策
決定支援システム
支援システム
– 観光立国→ICTの常用性確保 観光と減災の連携
– 個性を活かす→東南海沖、富士山、東京オリンピック
2014年10月6日
国立情報学研究所
曽根原 登 委員
委員・幹事
・幹事
2014/10/06
NII N. Sonehara
• 災害に強い国づくり→クライシスに強い社会・生
活空間創成
• 復興の加速化→スマホアプリ人材育成、ビッグ
データ駆動のICTイノベーション
• 地方創生→ICTふるさと創生・振興
• 成長戦略の実行
– 岩盤規制改革→緊急時の個人情報保護活用基盤
1
2014/10/06
委員・幹事としての報告内容
委員・幹事
としての報告内容
NII N. Sonehara
2
ICTふるさと創生・振興
• 地産・地消型知識サービス産業化を目指した
防災・減災スマホアプリ開発とスマホアプリ開
発人材育成拠点の形成@福島環境創造セン
ター
• 実世界の現況や人と社会の活動を情報世界
に映し出し、観光・地域経済活性化、防災・減
災対策などの社会課題を科学的根拠データ
に基づいて解決するビッグデータ駆動ICTシ
ステム・サービス@NICT
2014/10/06
NII N. Sonehara
3
地産・地消型の知的情報・知
識サービス産業化促進
具体的に、福島スマホアプリ
サービス開発工房形成
2014/10/06
NII N. Sonehara
4
• 福島県環境創造センター
整備事業に提案
整備事業
に提案
その心は、ICT
その心は、
ICTふるさと創生・振興
ふるさと創生・振興
• 学会・大学など学術界に
利用してほしいという期待
があり、施設利用促進を中
心に、対外発信していきた
いので、ぜひ応援してほし
い。
• 地域社会での情報システム・サービスには、その地
域固有の特徴に基づいたアプリケーションの企画・開
発、システムの持続的運用可能なビジネスモデル開
発が必要となる。
• 小中高校生・大学生・専門
学校生向けの「福島県ス
マートホンアプリ工房」を提
案。
• 自治体と地域の大学生・高校生が連携し地域社会の
安全・安心に役立つ最先端の社会イノベーションを作
り出せるような社会基盤や仕組みが必要である。
2014/10/06
• そこで、地域の自治体と地元の大学・学生が中心と
なって、働く場につながるようなICTイノベーション創出
が不可欠である。
NII N. Sonehara
5
創造力
・モバイルサービスを創ったことがない
・大規模なサービスを創ったことがない
・サービスを運用したことがない
技術力
・ICTに詳しい人材がいない
・ICT関連はアウトソーシングしている
・セキュリティ面が心配
継続・拡大
開発力
・モバイルアプリを開発したことがない
・そもそもアプリ開発のリソースがない
・自社開発ではコストがかかる
安全・安心
スピード
・すぐに始めたい
・競合他社に先駆けたい
・ニーズがあるか試してみたい
ICT技術活用
コミニケーション
2014/10/06
6
・創りたいサービスのイメージのみ
・考慮する面が多すぎて諦めている
・ニーズがあるか推し量れない
経験
新サービス創造
NII N. Sonehara
福島スマホアプリサービス開発工房
さざえカレー、地ビールも良いが、
さざえカレー、地ビールも良いが、
地産・地消型の知識サービス産業化
モバイルサービス
2014/10/06
NII N. Sonehara
7
2014/10/06
NII N. Sonehara
8
スマートフォンアプリ開発
学生コンテストの実施
福島県と学生が連携して
2014/10/06
NII N. Sonehara
9
スマートフォンアプリ開発機会
アプリ開発経験の少ない学生等に、アプリ開発キット
(SDK)を提供し、実践的な業務やサービスに触れることで、
就職に役立つ社会知識や業務知識を吸収でき、より高度な
人材育成を目指す。
プラットフォーム機能の活用
アプリ開発SDKが提供するAPIを利用することで、品質、
セキュリティを確保しながら、生産性高くアプリを開発する。
新しいサービスイノベーションのきっかけ
新たなサービス産業を創出し、開発したアプリが社会・地
域に貢献できる可能性を創造する。
NII N. Sonehara
NII N. Sonehara
10
学生コンテスト参加状況
本コンテストの目的
2014/10/06
2014/10/06
11
芝浦工業大学
山形大学
東北工業大学
日本電子専門学校
日本電子専門学校
東北工業大学
東北工業大学
山形大学
会津大学
金沢大学
首都大学東京
首都大学東京大学院
東京大学
芝浦工業大学
東北工業大学
平工業高等学校
東北工業大学
東北工業大学
東北工業大学
大分大学
四日市大学
四日市大学
東北工業大学
筑波大学
東北工業大学
2014/10/06
Moppy
山形大学お鷹ぽっぽ
(株)てんでんこ
チームパッション
多田君とゆかいな仲間たち
デザタマ
祭りケーション企画チーム MORI人
たっきょ部隊
モ ラトリアム
あいらぼ
B‐015
ア イ ニー部
NPT
fkd31
もぐら
ちーむ ところてん withめんつゆ
サガスベ
内定くん
体験トラベラー
kitsune
藤川ゼミA
藤川ゼミB
Teacher's mad
ART
教員の指導用チーム
NII N. Sonehara
12
例)東北工業大学 「てんでんこ」
防災訓練が楽しくないこと
 目的
 保護者や先生が子供たちに良い防災教育を行って子供たち自身の
意識が変わっていく、そのきっかけをつくるアプリになること。
• コンセプト
– 東日本大震災の「釜石の奇跡」の実話を聞いて、「て
んでんこに逃げる」大切さを学びました。そして、小学
生が下校途中など一人でいるときも逃げられるよう
に教育できるアプリをつくりたい。
• アプリ制作におけるコンセプト
– 子供たちが街を楽しく知ることで災害に備えるツール
– イベントを行いながら防災マップが作成できるアプリ
2014/10/06
NII N. Sonehara
13
 解決する課題
 津波に対してまだまだ意識が低かったり、防災訓練があまり行われ
ていない現状。また、防災訓練が楽しくないこと。
 イベント参加企画
 チェックポイントがところどころにあり、それらを目指して歩く。その途
中で見つけた「安全なもの」「危険なもの」「役立つもの」をカメラでと
り、防災情報記録を作成する。作成したものは、GPS機能で位置を取
得し、地図上に色分けされたピンがドロップされる。チェックポイント
につくと、ポップアップで問題が出現し、それに答えて正解すると次の
チェックポイントに進むことができる。イベントが終了したら、学校のス
クリーンで皆の防災情報記録を写して発表会をしたり、アプリにある
共有ページで皆の作成したものを見ることができる。
2014/10/06
NII N. Sonehara
14
情報システム・サービスの常用化
『GPSで位置を取得し、ピンを色
分けしてドロップ』
緊急時だけ起動するような情報システムはほ
とん
ど役に立たない。スマートフォンなど携帯 端末を活
用し、平常時に観光ナビなどで利用され、緊急時には
防災・減災対策にシームレス に転換できる情報シス
テム常用性(Systems In Common)を確保する。
具体的に、観光・防災政策決定支援システムの研究
実用化
『皆の作った防災情報
記録を共有』
2014/10/06
NII N. Sonehara
15
2014/10/06
NII N. Sonehara
16
ソーシャル・ビッグデータ駆動の観光・
防災政策決定支援
防災政策決定支援システム
システム
• 地域公共サービスは、科学的根拠データに基づいて合理的
な政策決定がされるべきである。しかし、従来の社会調査
データに基づく政策決定は、実時間の制御ができないという
問題がある。また、近年の個人情報保護意識の高まりから、
社会調査の協力が得にくく、政策決定データの質の低下の
問題が生じている。
• この問題を解決するため、宿泊設備や不動産などWebソー
シャル・ビッグデータをオンラインで収集・分析し、スマート
フォンなどを用いて、市民・社会に実時間でフィードバックす
るWebデータ駆動ICT政策決定支援システムを研究開発し、
自治体と連携して社会実装する仕組みが急務である。
2014/10/06
NII N. Sonehara
17
スマート観光・防災政策決定支援システム
• Web/SNS空間から取得可能な観光関連ビッグデータ
 自治体の観光情報、観光施設の情報、イベント情報、交
通情報、気象情報、災害情報、宿泊施設情報など
 Web空間の観光関連データを横串で収集・分析し、観光
政策決定と防災・減災政策決定を支援する次世代観光
情報インフラ
平常時
効果
•
•
•
観光情報インフラの課題
 個人旅行の増加、嗜好の多様化、スマートフォンやWeb
に対応した観光情報基盤が未整備
 観光情報の広域連携ができていない
 災害対応や多言語化など観光情報の国際化が不十分
従来の社会調査(アンケート調査)の課題
調査結果が得られるまで時間がかかり、リアルタイム制御でき
ない
 個人情報保護意識の高まりなど調査協力が得にくくなり、調査
精度が低下
 日々の状況把握ができない

現状の課題を克服する次世代観光情報インフラが必要
⇒Web予約データ(Booking‐log)に着目
2014/10/06
…
ホテル1


•
•
•
個人の利用客
NII N. Sonehara
…
観光協会 観光施設
観光関連 観光関連 観光関連
サイ トA サイ トB サイ トC
• 予約
• 情報収集
…
交通
Web空間にある
観光関連情報
横断的に情報を収集
災害時の空室状況の把握
災害時の避難誘導
災害時の市外客の把握など
情報DB
Webデータの信頼性が不明
サイト単体を観測するだけでは全体像を俯瞰できない
一定時間が過ぎたWebデータを政策決定活用するデータ基盤がない
2014/10/06
…
自治体1 自治体2
ホテル2
緊急時
イベント開催時期の決定
イベント効果の測定
宿泊客数の把握など
18
Web予約データ
Web
予約データ((BOOking
BOOking--log)
log)収集
収集





Webデータ利用の問題点

NII N. Sonehara
19
施設情報
料金情報
空室情報
観光情報
予約サイト





災害情報
交通情報
イベント情報
SNSサイト
自治体の観光サイト
Webデータ利活用のためには、データの信頼性の評価が不可欠
2014/10/06
NII N. Sonehara
20
日付を入力するだけで混雑度や料金が
日付を入力するだけで混雑度や料金
が!
宿泊施設の統合データに基づく稼働率
=
宿泊旅行統計調査報告の稼働率
宿泊旅行統計調査報告
(一ヶ月単位で測定)
日付を入力するだけで、地図上に料金・空室予報(現況)を表示
推定稼働率
(30日間平均を日ごとに表示)
予測したい日付を入力
京都市の料金予報
京都市の空室予報
5千円未満で
宿泊可能施設
空室が無い施設
空室が無い施設
1万円以上で
宿泊可能施設
宿泊可能数に余裕の
ある 宿泊施設
5千円~1万円で
宿泊可能施設
宿泊可能数がわずかな
宿泊施設
2014/10/06
NII N. Sonehara
21
ビッグデータ駆動の観光予報システム
平常時:
2014/10/06
自治体の要求:市外からの宿泊者の状況を知りたい
利用者の要求:どこへ避難すればよいか知りたい
ID・位置情報
台風で電車が止まった
⇒どこへ宿泊しようか?
観光情報DB
毎日クロール
宿泊料金の予測・
現況の可視化
NII N. Sonehara
IDデータコモンズ
観光情報DB
周辺の施設および混雑・料金状況を提示
帰宅困難者
京都市と共同
開発 ビッグ
データで観光
予報(複数の
予報
新聞・Webに
掲載)
他のホテルの
状況は?
避難誘導アプリ
(例) 災害時 の 避難誘導サービス
Web上の観光関連情報
ホテル
2014/10/06
22
観光地 安全・安心が最高のおもてなし!
自治体の要求:日々の宿泊客数、混雑度合いを知りたい
ホテルの要求:日々の地域の混雑状況、観光客数予測を知りたい
地域全体でどの程
度宿泊客がいる?
自治体
NII N. Sonehara
地域全体でどの程
度宿泊客がいる?
混雑状況の予測・
現況の可視化
23
• 市外からの宿泊者数、宿泊施設の残り収容可能数
• 利用者が個人情報の利活用を自ら許諾する「ID
IDデータコモンズ
データコモンズ」を利
用することで、帰宅難民を避難所へ誘導可能
2014/10/06
NII N. Sonehara
24
ビッグデータ駆動の減災政策決定支援
東日本大震災前後のBOOKing
東日本大震災前後の
BOOKing LOG
LOGを用いた宿泊・交通システムのレジリエンス可視化
を用いた宿泊・交通システムのレジリエンス可視化
ホテルの状況確認
ライ フラインの確認
(電気・水道・ガスなど)
物流確保 など
•
•
ホテル •
2014/10/06
設備稼働
率推定・レ
ジリエンス
可視化
NII N. Sonehara
•
•
東北新幹線
(東京⇔仙台)
路線の確認
車両の確認
など
緊急時の個人情報保護
緊急時の個人情報保護
活用基盤の社会実装
25
『災害に強い
災害に強い』』 『レジリエンス
レジリエンス』』とは?
平時社会
システム
【日常】
クライシス
発生
【復興】
公助
クライシス
対策システム
2014/10/06
• クライシスからのしな
やかな回復(レジリエ
ント)
自助
• 状況に応じたディザス
【救助】
タ・リカバリ(BCP)
• 自助・共助(コミュニ
ティ形成)と公助のバ
ランス
【復旧】
• 平時と非常時シーム
共助
レス化(常用性)
NII N. Sonehara
27
2014/10/06
NII N. Sonehara
26
融合社会のガバナンス(防災・減災)
公助
共助
自助
(国・自治体 (地域社会・ (個人・家族
など)
など)
企業・コミュ
ニティなど)
技術と
市場
社会規範
法制度
2014/10/06
NII N. Sonehara
28
ライフログ提供における心理的抵抗とインセンティブの構造
調査参加希望率(%)
参考)位置情報のビジネス利用の検討
80
70
60
50
40
30
20
10
0
Web閲覧・
GPS位置情 GPS位置情
検索履歴
コミュニ
報/Web 報/コミュ
ライ フログ GPS位置情 Web閲覧・
ケーシ ョン
/コミュニ
取得無し
報
検索履歴
閲覧・検索 ニケーショ
ケーシ ョン
履歴
ン履歴
履歴
履歴
NII N. Sonehara
29
個人情報開示と互酬性の関係
NII N. Sonehara
52.42
51.41
47.29
47.26
43.18
42.18
38.2
66.32
62.52
61.56
57.59
57.57
53.49
52.48
48.33
謝礼 10000円
70.71
67.16
66.26
62.47
62.45
58.51
57.52
53.43
2014/10/06
NII N. Sonehara
30
• ライフログサービスは、多くのユーザから大量の
データが収集・蓄積され、その中から一定のパター
ンや傾向を見出すことによって、各ユーザに対して
有用なフィードバックを返すことが可能になる。
• 「みんながライフログを提供することによって、みん
ながより良いサービスを受けることが可能になる」と
いう側面が存在する。
モデル2
-0.17 *
-0.20 **
-0.38 **
0.44 **
0.64 **
-0.17 +
-0.02 **
-0.04
-0.07 **
0.03 **
-0.02
0.11 **
0.50
2292
171.04
0.04
小林 哲郎, 一藤 裕, 曽根原 登: ライフログ提供における心理的抵抗とインセンティブの構造 ~スマートフォン利用者を対象とした被験者
実験~, 電子情報通信学会 ライフログ処理技術とその活用システム特集号, Vol .J95‐D. No.4 pp.834‐845, 2012.04
2014/10/06
56.54
謝礼 5000円
「助け合い」を誘発するライフログ
誰かに助けてもらったら、他の誰かを助けるという
互酬性の金銭的価値は、およそ1000円に相当
従属変数:調査研究への参加希望の有無
モデル1
GPS位置情報
-0.17 *
Web閲覧・検索履歴
-0.21 **
コミュニケーション履歴
-0.37 **
謝礼:5000円
0.41 **
謝礼:10000円
0.62 **
性別(女性)
年齢
学歴
プライバシー志向性
オピニオンリーダーシップ
一般的信頼
一般的互酬性
定数
0.26 **
N
3025
LR chi-squared
86.53
Pseudo R-squared
0.02
+ p<.10, * p<.05, ** p<.01
謝礼 1000円
小林 哲郎, 一藤 裕, 曽根原 登: ライフログ提供における心理的抵抗とインセンティブの構造 ~スマートフォン利用者
を対象とした被験者実験~, 電子情報通信学会 ライフログ処理技術とその活用システム特集号, Vol.J95‐D. No.4 pp.834‐845, 2012.04
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s‐news/01kiban08_02000140.html
2014/10/06
GPS位置情
報/Web
閲覧・検索
履歴/コ
ミュニケー
シ ョン履歴
31
• 個々人としては、自らライフログを提供することなく
良いサービスを得るのが最も合理的であるが、実
際には良いサービスを受けるためには、見知らぬ
大多数の他者がライフログを提供することが必要と
2014/10/06
NII N. Sonehara
32
なる。
個人情報保護活用の
個人情報保護活用
のモデル
利用者ニーズに対応した多様な
サービスモデルの提供(故東倉洋一先生)
セキュリティ重視モデル
個人情報活用モデル
【期待される効果】
・ eコマースの促進
・ 提供者・利用者による
サービスレベルの選択
2014/10/06
NII N. Sonehara
33
プライバシー情報保護活用:IDデータコモンズ
日本学術会議 マスタープラン2014(計画番138, 学術領域番号25‐10, PP.382‐383)
専門知識がなくても,自分の好む条件で,時間や地域を限定して個人データを
公開活用できる基盤
災害時(時間軸)や地域(空間軸)を限定して個人情報を開示・利活用可能
匿名
のみ
¥
非商
用限
定
観光ナビ
E
緊急
限定
期間
∞ 限定
個人情報登録
更新
ソーシャルグラフ
生活記録(ライ
フログ)閲覧
家族の安否確認
2014/10/06
デ
ー タ 匿 名化
デ
ー タへの 指紋
付与による漏えい
者特定
?
氏名,性別,生年月日,
住所
被災経験記録,ボラン
ティア経歴
場所の記録(集会所・避
難場所・宿泊場所・物資
調達)
医療情報・履歴,健康情
報・履歴
移動履歴(移動・滞在)
NII N. Sonehara
政府・自治体
介護と避難支援
教育機関
2014/10/06
交通機関
医療機関
条件
目的
匿名化され
ていれば
いつでも
ビジネス利用
(民間)
非営利のみ
社会データ基盤
(政策決定)
緊急時のみ
(例えば、連
絡先、位置、
病歴など)
期間限定
(1年、3年、
無期など)
観光ナビと防
災ナビのシー
ムレス連携
個人情報活用度
NII N. Sonehara
34
条件付きオプトイン:ID
条件付きオプトイン:
IDデータコモンズの可能性
データコモンズの可能性
お薬手帳
カ ―ナビと
物資輸送
セキュリティ重視度
IDデータコモンズの
可能性
情報空間
商用ドメイン
例:行動ターゲティング
広告・お薬手帳・
観光ナビ等
公共ドメイン
緊急時
(防災・減災)
例:オンライン人口統計・
緊急時マップ作成・
介護・見守り・
安否確認・処方箋等
サービス提供者
35
2014/10/06
NII N. Sonehara
36
ビジネスと防災・減災対策のシームレス化・常用化
災害時に有用な個人データ
個人識別情報
氏名、性別、生年月日、住所
個人情報
個人付加情報
集団付加情報
家族・世帯構成、職業、所属(会社、学校)
趣味・嗜好、被災経験記録、ボランティア経歴・
得意技、避難誘導者記録
業務プロセス別サービス
耐災害社会インフラ
ビジネスインフラ
本人確認(身元)、オンライン人
口統計、安否確認、避難誘導、
救助・救援、救護、物資輸送、
避難訓練、帰宅誘導
•本人確認(利用状況・信用
調査)・市場調査
ステータス、信用情報(支払い能力)、社会関係、
能力分析結果、
環境情報(利
用履歴)
通信情報
通信履歴(電話、メール、画像)
医療・健康情
報
医療情報・履歴(掛かり付け医師・病院、カルテ、
診断結果、処方薬(量・頻度))、健康情報・履歴
(歩数、食事、カロリー、血圧、身長、体重、運動、
サプ リ服用)、母子健康手帳、
行動情報
移動履歴(移動・滞在)
本人確認(身元)、オンライン人
口統計、安否確認、避難誘導、
救助・救援、救護、物資輸送、
帰宅誘導
•販売促進・広告宣伝(行動
ター ゲティング広告)
高度な情報通信技術によって、あらゆる情報機器やセンサがネットワー
クへ接続され、情報がデジタル化されて流通し、いつでも、誰もが、どこ
からでもアクセスすることが可能となった。この結果、情報空間 と実世界
が連携、あるいは統合した「サイバーフィジカル融合社会」が形成され
る。→東京パラリンピック・オリンピック、安全安心が最大のおもてなし
③
預貯金、金融商品、電子マネー・ポイント・借入、
カー ド決済、不動産(建物・土地)
NII N. Sonehara
37
逆に、本委員会への提言
① この委員会で検討してきたことと、成長戦略(規制緩和、農
業、医療・健康、観光、防災・減災、地方創生など)とは合
致している。
② 本委員会として、幹事を中心に、内閣府、文科省、総務省、
経産省、厚生労働省やJST、RISTEX、NICTなどへ提案
を行ってきたが、具体的成果に結びついたものは少ない。
③ 一方、文科省、総務省、NICT、JST、JSPSへの各大学・
参加企業の受託は多く、本委員会の利用価値はある。
④ 委員会の検討結果が、予算化に結びついていない現状を
踏まえ、戦略や体制の立て直しが必要である。
2014/10/06
②
•顧客誘導、顧客サポート
サー ビス利用履歴(予約・利用・金額)
サイト 利用履歴(閲覧・登録・書き込み)
2014/10/06
急速な人口減少と大都市への集中により、わが国の1740市町村の半数
となる896の自治体では、行政サービスの維持が困難となる。地域社会
の課題には、観光など地域経済活性化、地域環境・エネルギー、高齢者
介護・見守り、地震・津波・台風など自然災害対策などがある。→ICTふ
るさと創生・振興、ふるさと納税
•混雑・渋滞調査
商品購買履歴(購買商品・金額)
資産情報
①
•商品企画・サービス開発・
改善
ID・パスワード、シリアルナンバー
住居エリア情報(病院数、交通機関)、所属先情
報、被害状況、避難訓練状況、場所の記録(集
会所・避難場所・宿泊場所・物資調達記録)
本委員会と協働して政府戦略に提言
NII N. Sonehara
39
そこで、実世界の現況や人と社会の活動を情報世界に映し出し、環境・
エネルギー問題、観光・地域経済活性化、防災・減災対策などを、科学
的根拠データに基づいて意思決定や政策決定を支援するビッグデータ
駆動の政策決定支援システムを実現する必要がある。→ビッグデータ駆
動の政策決定支援システム
2014/10/06
NII N. Sonehara
38
Fly UP