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スライド 1 - ワセダ アグローカルスクール
ワセダアグローカルスクール プレゼンテーション手法 プレゼンテーション研修 ~自分の意見・主張を分かりやすく伝える~ 2013年12月7日(土) 10:00~11:30 伊東 美晴 株式会社 早稲田総研インターナショナル はじめに 1 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 「伝える」と「伝わる」 「伝える」と「伝わる」の4つの局面 伝える → 伝わる ○⇒伝えたゆえに伝わった⇒○ ○⇒伝えたのに伝わらなかった⇒× ×⇒伝えなかったのに伝わった⇒○ ×⇒伝えなかったゆえに伝わらなかった⇒× 農水省平成23年度新事業創出人材育成事業 科目4プレゼンテーション手法 宇都宮大学生涯学習教育研究センター 佐々木英和准教授資料をもとに再作成 2 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 「伝える」と「伝わる」 知性的側面と感情的側面との両面を見すえる 理解 反感的 理解 共感的 理解 反感的 共感的 反感的 誤解 共感的 誤解 誤解 農水省平成23年度新事業創出人材育成事業 科目4プレゼンテーション手法 宇都宮大学生涯学習教育研究センター 佐々木英和准教授資料をもとに再作成 3 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 今日のメニュー(手順) ●科目の目的 ●プレゼンテーションとは ●発想力 ●論理力 ●資料作成力 ●伝達力 ●演習 ●振返り 4 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 科目の目的・目標・手順 5 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved この科目の目的と目標 目的 この科目では、 プレゼンテーションの基本や目的を理解し、スライド作成 の基礎やデリバリースキルを確認することで、相手が納得 できるプレゼンテーションスキルの習得を目指します。 本日の目標(終了時にできていること) • プレゼンテーションが何か、説明できる • スライド作成で気をつけることを2つ以上知っている • デリバリースキルで自分が意識すべきことを2つ以上 知っている 6 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 今日のメニュー(手順) ●科目の目的 ●プレゼンテーションとは ●発想力 ●論理力 ●資料作成力 ●伝達力 ●振り返り 7 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved プレゼンテーションとは 8 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved なぜプレゼンテーションが必要か 自己表現力がこれまで以上に必要 社会を取り巻く環境の変化 ①情報化とグローバル化 ②価値観・ライフスタイルの多様化・多元化 「伝えること」と「伝わること」のズレの露呈 「連携・協働」のための有効手段 ビジネスでは「問題解決の連続」「日々プレゼン」 コミュニケーション手段としての 「プレゼンテーション」 9 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved プレゼンテーションとは 明確な目的をもち、目的にあった内容(報告、主張、意見、 提案)を用意すること 適切な方法で相手に伝達すること、相手の理解と納得を得ること 相手の態度を自分の目的の方向へ変化させること 10 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved プレゼンテーションとは プレゼンテーションは、 目的を達成するための手段である。 手段が成功しても目的が達成するとはかぎら ない。 しかし、手段がまずいために目標が達成できな いのであれば、プロフェッショナルとはいえ ない。 11 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved プレゼンテーションまでのプロセス 事前準備(情報の入力) 提案書作成(情報の処理) プレゼンテーション(情報の出力) 事前準備:聴き手の調査(ニーズの確認、目的、背景 等)、情報収集、ヒアリング、質問等で確認 提案書の作成:提案内容構築 現状調査のまとめ、問題 点の抽出、提案の作成 プレゼンテーション:プレゼンテーション、質疑応答 12 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved プレゼンテーションの種類 説得型:話す内容を聴き手に売り込み、納得させ、行動 を起こさせることを目的としている。ビジネスのプレゼ ンテーションの原型である。 説明型:聴き手と情報を分かち合うことを目的としてい る。ある事柄について聴衆に理解してもらう(情報伝達 型)。 論証型:証拠を挙げて考え方の正当性をあきらかにする ことを目的としている。学会における発表など、自己の 業績を示して、認知を受けることを目標とする場合が多 い。 13 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 伝える・伝わるプレゼンテーション 「聞き手基点」の発想へ 説得力:「あたま(理性)」の中に届けること 伝達力:「五感」(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚) のどこかに、とにもかくにも届けること 感動喚起力:「こころ(感性)」の中に届くこと(喜び・楽 しみ、驚きなど) 実践喚起力…「からだ」に届けて、「やる気」を生み出 すこと →「理解レベル」と「共感レベル」の双方への目配り 農水省平成23年度新事業創出人材育成事業 科目4プレゼンテーション手法 宇都宮大学生涯学習教育研究センター 佐々木英和准教授資料をもとに再作成 14 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved プレゼンテーションスキル 相手の課題達成の手法を提示できる⇒企画提案力 内容をしっかり説明できる⇒情報伝達力 プレゼンテーションスキル 企画提案力 発想力 情報伝達力 論理力 資料作成力 伝達力 理解と共感を得る 15 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 発想力とは ~「思考を転換させる」とは~ 16 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 思い当たりませんか、あなたの思考停止 「去年のあの企画、上手くいったね」 →「今年も同じでいいね」× →「よかった要因はなんだろうか」○ 「特許出願中の製品です!」 →「きっと高品質の製品だから買ってみよう!」× →「出願って誰でもできるし、実際どうだろう」○ 「これって、どういうこと」 →「ググってウィキる」 × →「まずは自分で考えてみよう」 17 ○ COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 「思考を転換させる」とは これまで考えてきたこととは 違った視点で物事を見ること =過去の経験から築いた「思い込み」から脱する 「アイデアとは 既存の要素の 新しい組み合わせ以外の何ものでもない」 ジェームス・W・ヤング 「アイデアのかけらとかけらをくっつけたときに 新しいアイデアが生まれる」 水野 18 学 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 思考転換の方法 <例> • ブレインストーミング 質より量でアイデアを出す • 連想ゲーム 強制的に発想を広げる • カラーバス see(見える)からlook(見る)へ • 自然観察 発見力と想像力を鍛える • ロールプレイ 頭だけでなく体感して相手の視点に …など →「考えるクセ」をつける! 19 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 【思考転換】 ヒトを利用する ブレインストーミングによる発想 20 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved ブレインストーミング アイデアの発散ツール 「ブレインストーミング」 集団でアイデアを出し合うことによって、 相互に刺激しあい、 発想の連鎖や新たな気づきを誘発する <効果> ●多様なアイデアが出る ~色々な人が色々な視点で ●思わぬアイデアが出る ~人の意見に刺激される ●チームでの達成感が出る ~共同で作り上げる喜び 21 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved ブレインストーミングの方法 1.アイデアを出す ~ポストイットを使った方法 各自でポストイットにアイデアを書きだす 2.アイデアを共有する アイデアをグループで共有する <ブレインストーミングのルール> ●批判はしない ●自由奔放に振舞う ●質より量を出す ●他の意見を結合し、改善する 22 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved アイデアを追加する 【メンバーの意見に便乗しよう】 「新しい=ゼロから生み出す」という思い込み →メンバーから出されたアイデアをヒントに、 さらにアイデアを考える! <考えるヒント> SCAMPER S(Substitute) C(Combine) A(Adapt) M(Modify/Magnify) P(Put to other uses) E(Eliminate/Minify) R(Reverse/Rearrange) 23 代用できないか? 結合できないか? 応用できないか? 修正/拡大できないか? 転用できないか? 削除/削減できないか? 逆転/再編集できないか? COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 【思考転換】 モノを利用する 異質なものの組み合わせによる発想 24 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 異質なものを組み合わせる効果 もう一度… 「アイデアとは 既存の要素の 新しい組み合わせ以外の何ものでもない」 ジェームス・W・ヤング 「新しい=ゼロから生み出す」という思い込み ↓ 「新しい=既存の要素の新しい組み合わせ」 ※異質な要素の組み合わせであれば、新規性は高い! →テーマと関係のない要素を、あえて組み合わせる 25 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 思考を転換しなければ異質なものは出ない いつもの思考パターンでは、 「いつものアイデア」しか浮かばない →強制的に視点を変え、思考パターンを変える <思考パターンを変えるさまざまな道具> 色 →「色」連想ゲーム 写真 キーワード 形 自然… 26 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 「色」連想ゲーム <方法> ・1つの色(赤、青、白など)を決める。 ・その色で思いつくものを書き出していくことで、 強制的に新しいキーワードを作る。 →この段階では、元のテーマは気にしない! ・新しく出したキーワードとテーマを組み合わせ、 新たなアイデアを考える。 <効果> ・強制的に視点が変わる <メリット> ・道具も不要で手軽。色のバリエーションが豊富。 27 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 論理力とは 28 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 縦の論理と横の論理 縦の論理 横の論理 直列につながった状態 並列につながった状態 29 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved MECEとは? Mutually Exclusive,Collectively Exhaustive 漏れもダブりもない状態 30 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 縦横論理型の完成型ピラミッドストラクチャー(ご参考) 主張したいこと A B 横の論理 A-1 A-2 B-1 B-2 B-3 横の論理 A-1-1 A-2-1 B-1-1 B-2-1 B-3-1 横の論理 縦 の 論 理 縦 の 論 理 縦 の 論 理 31 縦 の 論 理 縦 の 論 理 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 資料作成力 32 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved プレゼンテーション構成の基礎 聞き手が納得できる構成になっているか 相手の関心ごとを押さえる。 「何を問われているのか」「何を求められているか」を 正確に意識する。 CRFの原則を考慮する。 結論(Conclusion)、理由・根拠(Reason)、事実・ データ(Fact)の3つが揃って、説得力のある主張となる。 伝える順番を考慮する。 基本的には、結論などのコアメッセージを先に伝える。 (参考)PREP法、SDS法 33 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 論理的な情報出力:CRFの原則 CRFの3つが揃って初めて説得力のある主張が生まれる Conclusion (結論) Reason (理由・根拠) Fact (事実・データ) CRFが含まれているか→どれかが欠けていると説得力がない CRFの順番を意識しているか→まずは「結論」、次に「理由」、 最後に理由を裏付ける「事実」 理由・意見と事実をきちんと整理して伝える。 34 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 演習:CRFの原則を使って主張を組み立ててみよう 【グループワーク:CRFの原則を使い、主張を組み立てる】 「あなたがお勧めしたい旅行先は?」という質問に対して、 CRF法を使って簡潔に答えてみよう。 <個人ワーク> 制限時間 5 分 お勧めの旅行先を考える <グループワーク> 制限時間 7 グループ内で発表する 制限時間 一人 1 分 代表発表者を決める 分 <全体発表> 各グループ代表者が全体に発表する 発表時間 一人 1 分 35 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 演習:CRFの原則を使って主張を組み立ててみよう 【グループワーク:CRFの原則を使い、主張を組み立てる】 「あなたがお薦めしたい旅行先は?」という質問に対して、 CRF法を使って簡潔に答えてみよう。 36 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 論理的な情報出力:PREP法 結論から伝え徐々に具体的に説明する「PREP法」 Point 結論 Reason 理由 Example 具体例 Point 結論 適した場面 ・ビジネスプレゼンテーション ・会議報告 ・調査報告など 適した内容・目的 ・結論重視 ・なぜ、その結論なのか、という 論理性が重視される場面 ・相手を説得する、納得させる場面 37 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 論理的な情報出力:SDS法 話をじっくり述べながら、ストーリー重視の「SDS法」 Summary(全体要約) Details(詳細説明) Summary(まとめ) 適した場面 ・講演、セミナー ・製品発表、研究発表 ・会社説明会など 適した内容・目的 ・ストーリー重視 ・結論よりも、その過程や話自体に重 きを おく場合(概要や結論よりもそ の間にあるエピソードだったり、検討 プロセス、手法の解説といった、内容 自体に聞いて意味がある場合) 38 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 3つのポイントにまとめるメリット 聞き手に対するメリット ・全体の枠組みを明らかにすることで、聞き手の頭の中に、3つの情 報を納める“箱”が用意される ・聞き手は、これから話される内容を事前に想定できる ・人には記憶できる限度があり、短時間で記憶でき、内容が頭に残る限 度が3~4つ 話し手のメリット ・3つに絞ることで、相手に伝えたいことをより本質的な議論論点とし て整理できる ・3つまでなら比較的簡単に記憶できるので、メモなどを見ずにプレゼ ンテーションできる 39 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved ご参考 短期記憶 •短期間保持される記憶。 •約20秒間保持される。 •7±2まで(5から9)の情報。 •心理学者ジョージ・ミラーの発見。 •7±2はマジカルナンバーと呼ばれる。 …ならその半分 短期記憶に残る情報はせいぜい7つ程度 楽に覚えられ印象に残るのはその半分程度 40 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成の基礎 41 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成の基本事項 メッセージを書く メッセージとは、スライド上部に書かれた「最も伝えたいこ とである ・伝えたいことを2~3行で言い切る タ イ ト ル トピックセンテンス2~3行 スライドの中で、何を最も伝え たいのかを端的に表現した文章 伝えたい内容で、更に強調すべ き点を表現した文章 ボトムセンテンス 1~2行 42 42 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成 スライド作成の基本事項 文字のフォント ゴシック:可視性を重視 文字サイズと本文ライン数 18ポイントから24ポイント ご参考 (ご参考) 18ポイントから24ポイント ゴシックと明朝 配色 基本は、白地に黒文字 ゴシックと明朝 ゴ シ ッ ク と 明 朝 ゴ シ ッ ク と 明 朝 1ページ3~4色 ※注意: PC≠スクリーン≠印刷 43 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成 図解作成 可能なかぎりチャートで作成する テキスト表現 文章⇒ 図解表現 チャート 数値⇒ グラフ表現 44 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成 テキスト表現 ~ キーワードで短く表現する メッセージとは 1.コミュニケーションにお いて答えるべき課題が明確で あること。 2.その課題に対して必要な 要素を満たした答えがあるこ と。 3.そのコミュニケーション の後に、相手にどのように反 応してもらいたいのか、つま り相手に期待する反応が明ら かであること。 メッセージとは 1.課題が明確 2.答えがある 3.相手に期待する反応 45 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成 図解表現:手順 内容・意味 の理解 言葉とは・・・・・・・・。 言葉自体の持つ意味 を伝える・・・・・・・・。 言葉を発する際の感 情を・・・・・・・・・・・・・ キーワードの 抽出 ・言葉 ・意味情報 ・感情情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 46 図解 言葉 意 味 情 報 感 情 情 報 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成 代表的なグラフ 円グラフ 用途:構成要素の比率 表現 使用例:商品の市場 シェア 売上の構成比率 折れ線グラフ 棒グラフ 用途:時系列による比較 使用例:市場規模の推移 売上高推移 8年以上(目安) 用途:一時点における比較 一定期間にわたる変化 使用例:競合企業との利益率 の比較 売上高比較(時系列) 7年以内(目安) 47 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成の基礎 1) 読む順序 タイトル 2) 紙面を最大活用 タイトル 3) 整然と配置 タイトル 大きな文 大きな図 ○ 300 250 200 150 100 50 0 A社 タイトル タイトル B社 C社 タイトル 小さな文 小さな図 ●●●●● 300 250 200 150 × 100 50 0 A社 B社 C社 ●●●●● 出典:高田貴久著『ロジカル・プレゼンテーション』(英治出版)をもとに再作成 48 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成 シンプルに、メリハリをつける ~属性情報を減らす 300 300 300 250 250 250 200 200 200 150 150 150 100 100 100 50 50 50 0 0 A社 B社 C社 見づらい D社 A社 B社 C社 D社 不要な色を減らす 0 A社 B社 C社 D社 不要な線を減らす 出典:高田貴久著『ロジカル・プレゼンテーション』(英治出版)をもとに再作成 49 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成 シンプルに、メリハリをつける ~属性情報を減らす 現代の消費行動からのご提案 注目 Attention 関心 Interest 検索 Search 行動 Action 共有 Share それぞれの行程を調査し、サポートすることで ネット時代の消費者の購買意欲を高くする 売上増加 出典:高田貴久著『ロジカル・プレゼンテーション』(英治出版)をもとに再作成 50 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved スライド作成 シンプルに、メリハリをつける ~属性情報を減らす 現代の消費行動からのご提案 注目 Attention 関心 Interest 検索 Search 行動 Action 共有 Share それぞれの行程を調査し、 サポートすることで ネット時代の消費者の 購買意欲を高くする 売上増加 出典:高田貴久著『ロジカル・プレゼンテーション』(英治出版)をもとに再作成 51 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 伝達力 ~デリバリースキル~ 52 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved デリバリースキル 立ち方と姿勢 ・脚は、自然に肩幅で立つ ・肩の力は抜いて、手は自然に身体の側面に ・上体はまっすぐに、しかし硬直せず アイコンタクト ・人前に立ったらまず聴衆全体を見渡す。聴衆全体に アイコンタクト ・資料やスクリーンばかりを見ないで、 あくまで聴衆 を見て話す 53 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved デリバリースキル ジェスチャー ・手の動きは視覚に訴えるため、聞き手の印象に残り、 記憶されやすくなる。 ・話し手の「伝えたい」という熱意も伝わる。 たとえば、 形を表現する 大きさを表現する 重さを表現する 比較を表現する 物の動きを表現する 数を表現する 言いたいことを強調する 54 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved デリバリースキル 話すスピード、間、抑揚 ・ビジネスのプレゼンテーションは、少しテンポよく話す方が、歯切れ の良い印象を与える ・しかし、間を取らないと、話すスピードについていけなくなり、聞き 手は途中で聞くのを止めてしまう 間を取ることは、聞き手の注意を惹きつけたり、言ったことを理解し てもらうのに役立つ ・質問を投げかけた後は、必ず間を取って、考える時間を与えることが 定石 ・一本調子の話し方や、抑揚のない話し方は時として聴衆を退屈させて しまう。必要に応じて調子を変えたり、自然な抑揚をつけて話す。 55 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved デリバリースキル あがりへの対処 ・あがることはごく自然なこと。ある程度の「あがり」はむしろプレ ゼンテーションにプラスに働くと考える ・「あがり」と戦うのではなく、自分のあがりの症状そのものを具体 的にどんなものか理解しておく ・あなたがどんなにあがっていても、あなたが思うほど人にはあがっ ては見えていないもの ・「見られている」から「見る」へ、意識をシフトする ・出だしの3分くらいを徹底的に練習しておく(考えなくてもしゃべれ るくらいに練習しておく) 56 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved デリバリースキル オープニング ・聞き手は最初の1分間で、その話が自分にとって 聞く価値があるかどうかを判断する傾向が強い ・聞き手の注意や関心を惹き付けるためのオープニ ングの工夫が必要となる 57 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved デリバリースキル 姿勢:足は肩幅、腕は両脇に 位置:聴き手の正面に 服装:TPOにあった服装で アイコンタクト:聴き手の目を見て 表情:内容にふさわしい表情で ジェスチャー:指・手・腕を動かし、印象付けを 声:口を大きく、話すスピードに変化 話し方:語尾をはっきり 心の姿勢:あがってもOK 説明:最初をしっかり、熱意を伝える 質問:大切に、冷静に、簡潔に 締めくくり:感謝 58 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 振り返り 59 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved 振り返りポイント 伝える・伝わるプレゼンテーション 説得力、伝達力、感動喚起力、実践喚起力 発想力 これまで考えてきたことと違った視点で物事を見ること 論理力 縦の論理と横の論理、MECE 資料作成力 CRFの原則、PREP法、短期記憶 スライド作成(キーワード、図解、シンプルなど) 伝達力 デリバリースキル(立ち方、ジェスチャー、あがりなど) シナリオ作り 60 COPYRIGHT Waseda University International Corporation All Rights Reserved