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情報理論とその応用学会ニューズレター
年 月 日発行 情報理論とその応用学会ニューズレター 会長退任にあたり: 「反省とお願い」−沖縄恩納村にて− 小林欣吾 電気通信大学 国際会議,ワークショップ等開催・参加報告 参加報告 鎌部浩 岐阜大学 符号ワークショップ 開催報告 楫勇一 奈良先端科学技術大学院大学 ! "" #" "$ % & 開催報告 四方順司 横浜国立大学 年度第 回理事会報告 年度通常総会報告 国際会議のお知らせ ニューズレター原稿募集 会長退任にあたり: 「反省とお願い」 −沖縄恩納村にて− 年 月 日 小林欣吾 電気通信大学 ことが記憶に残ります.昨年のパルマでの とうとう ' は 年西安からの飛躍で絹の道を一気にイ タリアまで飛んで行っての開催でした.色々な摩擦 も生じましたが,逆に,我々の立場を国際的に理解し て貰うのに必要な勉強ともなりました.元来チーズ は苦手の私ですから,パルメザンチーズの本家本元 小林欣吾 電気通信大学 でのシンポジウムとはと前会長の中川先生を恨んだ ものです.なにかと食事付き会合があれば,必ず大 とうとう沖縄恩納では懇親会で舞台に上げられて 量のパルメザンチーズが出てきます.これも何かの 踊らされてしまいました.会長とは任期を通じてか 天罰と思い,なに食わぬ顔でチーズを食べていまし く踊らされる存在と最後になって得心いたしました. た.そのうちに本場のチーズはコピーとはどこか違 これまでニューズレターで会長が退任時に挨拶する うらしいことが感知することができるような気にも 習慣はなかったのですが,編集理事の常盤先生から なりました.イタリアもローマ,ミラノなど大都会 反省の弁を述べよとのことです.彼の言によると, を外して田舎都市パルマ開催というのも味のあるも これを慣例とはしないとのことです. 度と会長に のでした.また, () 博士を呼び寄せて * "$ を可能にしたのもイタリアであるからに違 いありません.' にせよ ' にせよ,開催地 なることのない私には慣例であろうとなかろうと関 係はないのですが. さて,この 年を振り返るといくつかの印象的な の選択は会議の成功を約束する重要な因子です.来 年は韓国ソウルでの ソウル国立大学の ' です.東大の今井先生と 先生に大会委員長を引き受け ばこんなこともあるのは確率的に至極当然と考える つぎに,沖縄シンポジウムの前には - 年度の か,不心得者が初めて潜入したかですね . て頂いています.我々の友人も多い韓国において, 学問的な志を一つにして国際的な理解と連携を求め 開催地を決めねばなりません.南の次は北に決まっ て行きたいと思います. ているということで,いまだ開催の経験がない北海 会長の主たる責任は,シンポジウム開催地を決定 道に照準を当てました.ところが,我々の学会には することにあるとは,歴代の会長から伝承されてい 北海道の会員がきわめて少ないのです.逆にいえば, る事柄です.そこで,最初にしなければならない仕 北海道にもっと我々の研究分野に乗り込んでくれる 事は, 研究者を増やさねばならないということでもありま '+ 下呂の大会までに 年の ' 開催地を決定することです.名湯下呂温泉は,その す.その意味でも北海道開催は重要な意味を持って 年前の伊香保の大会で特別講演を引き受けて頂い いると考えられました.少ない北海道の会員のなか た温泉の専門家からの格段の薦めもあって,前会長 から,沖縄シンポジウムに参加するはずの北見工大 の中川先生が選定した場所です.我々貧乏学会とし の柴田先生を発見しました.当初の打診では,柴田 ては普通に考えると手の届かない高値の花の贅沢な 先生に 温泉で,その開催を可能としたのは現副会長の平田 念しかかっていましたが,北見工大の他の先生方の さんでした.平田さんの周りには優秀なスタッフが 応援も期待できるということで,柴田先生が実行委 揃っており,大会運営の手際のよさ,会計処理の的 員長をお引き受けくださいました.そして,ついに 確さ これは会計監査が絶賛していました が語り継 念願の北海道函館開催ということが沖縄の理事会で がれることになるようです. 確定しました.これで会長としての責任の一端は果 さて, 年 ' 開催地,これはもう沖縄以外 の返事しか頂けず,この案は挫折かと断 たし終えたというところです. にあり得ないと考えていましたから,沖縄で頼りに 沖縄シンポジウムでは,奨励賞対象の発表が全体 -. を超えるほどにもなったことにみられるよう なる活躍している人はと捜せば,琉球大学に玉城先 の 生がいるではないですか.彼は有本先生の愛弟子で, に,学会も若手と思っていた人もいつの間にかベテ 森田先生の弟分にあたります.有本先生に名誉会員 ランで,それにも増して若い優秀な人材も増加して となって頂くのにも絶好の機会でもあり,とんとん いるのが心強いことです.学会の役員もどんどん若 拍子に 返りを計っていくことが肝要だと思います.設立当 ' 沖縄開催が決定したのでした.庶 務理事の西島先生の愛嬢が琉球大学進学を特に希望 初から無任所理事という役職は,主として国内の他 していたというのも,西島先生が積極的に沖縄開催 学会との調整役としての渉外担当として働いて頂い の推進役となった理由ではないかと噂されています. ていましたが, 開催当日は可愛い彼女が登録受付でお手伝いをして 野に立った活動,対応を学会としても考えていかね いたのに気がついた人はいますか.その横で西島先 ばならぬことになり,国際担当理事を置く事にしま 生は満面の笑みを浮かべていましたね. した.これは, 期の揺籃期の夜のワークショップ ナイトショップ ども国際的な関係のなかで企画を立てていくことの とも言いますが の熱気が蘇ったかと思えるほどの 必要性を考えての事です.これからは,若手はつね 有本先生の講演は,往年のベテランばかりでなく,若 に世界を視野に入れた研究を追求してください. ' の初 ' パルマのあたりから国際的視 ' に限らず,ワークショップな い研究者たちに本物の研究者の心を伝えることがで と,ここまで書いて来て,どこにも反省の弁がない きたと思えます.残念だったことは,これまでのシ ですね.これまでこの学会は世間の常識とかけ離れ ンポジウムでは全日程で太陽が顔を見せないなどと たことを随分してきました.端的に現れていたのが いうことは皆無だったのですが,今回は曇りまたは 会計年度のことです.我々の学会はシンポジウムの 雨ばかりで美しい海が泣いていました 開催時に年一回しか総会ができません.すると,事 , 回もやれ 年前のことを総会で ある理事会の散会後の飲み会で語られる機会があり 審議するというのが実態で,公認会計士にはとても ました.このようなサービスは学会活動として至極 異常に思えるということでした.私は,世間の常識 もっともなことで,皆さんに大いに喜んで貰えるは にとらわれず,いままでやってきたとおりで構わな ずです.しかし,心配性の人々もまた存在していて, いではないかと主張しましたが,中村副会長はじめ 著作権のことをクリアしないと法的に問題とされる 幾人かの役員の方々は会計年度の変更を支持されま 危惧があるという指摘もされました. した.この場合,年一回の総会であれば,予算案の での研究会から学会に生まれ変わるときのニューズ 承認を数ヶ月分だけは事後承諾となります.けれど レターに先輩方の意見が寄せられています.そこで この期間の予算執行は通例少ないので常識的な運営 は,学会スタイルに気を奪われることのないように, が実現できるということで会計年度の変更が決定さ ボランティア精神に支えられた同好会として学問を れました.この変更は,これまで必要に迫られてそ 楽しむ姿を失わないようにと,そこらにある学会と の都度パッチを当てながら修正して来た会則の全面 性格が異なるべきことなどを述べておられます.私 改訂の中にきちんと盛り込まれました.この全面改 としては,うちの学会の培ってきたこのような気風 訂作業は副会長の山本先生を核にして学会の中心的 からして,やりたい研究に打ち込む我々が良しと考 メンバーの献身的な働きによって可能となりました. えたことが第一の規範であって,法に縛られない活 また話は変わりますが,最後のお願いに記述しまし 動をという思いでしたが,私の力不足のために,任 た 期の最後の理事会でも意見を収束させることが出来 業報告,決算報告などはほぼ ( 配布についても,楽天的に考えて実行して 1,- 年それま しまえという考えは,何人かの役員に諌められてい ませんでした.その結果,出来る範囲で,これまで ます.かく,私の常識無視,法無視という乱暴な考 の論文の著者らに,このような配布への掲載の許諾 えは度々諌められて修正されて,穏当なものとなっ を頂くという作業がなされることとなりました.こ ています.さて,自分の主張を押し通してから,そ の作業はけっして楽なものでなく,多くの若い役員 れを反省すべきであったのか,主張を和らげて常識 に負担を負わせることになるだろうと心配していま に従い,法を遵守し,問題を坂庭次期会長送りにし す.敢えてその作業を引き受けようとされるそのボ たことを反省するのか,どちらの反省がよかったの ランティア精神には大変敬服しています. 一方で, かは自分でも不明です.学会の運営というかぎりに そういう雑用は出来るだけミニマムにして研究に時 おいては,常識に従い,法を遵守するというので満 間を使ってくれ,責任は俺がとるからとも言いたい 足しましょう.けれど,研究の上では常識など粉砕 のが本音です.我々の年代だと無頼無法が通り相場 しましょう.いずれにせよ,暴走しかねない会長を だったけど,若い連中は順法精神が貫かれているの 諌め,踊らせ,しかも見捨てないで各自の責任を果 かなとも感じます.洗練されず,荒削りで,欠陥だら たされた思慮深い副会長,理事,監事,幹事諸君の けだけれど研究への軒昂な意欲を忘れずにいて欲し おかげでこの い. このサービスは 年間の会長職を務められたことを実 感し,皆様に深く感謝いたしております.やっぱり 反省していないか/ 年後の第 回シンポジウム という節目の大会の目玉サービスと位置づけるのが 適切かもしれません.過去 さて,会員の皆様への最後のお願いです.我々の しての ( のなかに白抜きの論文などが存在しな 回シンポジウムからのプ い 我々のプロシーディングスがほぼ査読なし,論文 ロシーディングスを国会図書館に納めるため,玉川大 のコピーライトは著者に帰属するというのは,我々 の山崎先生のお骨折りで過去の論文の の先輩達が大切にした研究のアイデアの自由奔放な 研究活動の証として,第 年分の完全な資料集と 0 ファイ ルが作成されました.この折,国会図書館へのサー 交流を妨げないための知恵で,自分の考えたことを ビスだけでなく,この資料を できるだけ多くの人に知って貰うことが大切という あるいは ( と して我々の会員へ配布して貰いたいという希望が, 精神だと理解しています.自分の過去に発表した自 慢の論文が人に知られることを嫌う人がいるとはお ような経験を踏みながら一人前の研究者になって来 よそ考えられません.逆の場合,私自身をとってみ た記録と割り切って欲しいのです ことを願い,ま ても,過去の論文には大きな間違いも含まれ,稚拙 た,許諾作業が楽にすむよう,すべての皆様に な論理展開もあったりして恥ずかしい限りの仕事で, のご快諾を頂きたくお願い申し上げます. 2 人の目に触れさせたくないものもありますが,その 参加報告 鎌部浩 岐阜大学 8 "$" 教授, 7" 教授, 5 9$ 教授, ! 教授でした.7" 教授の講演は, 「」とい プレナリーセッションの講演者は, う名前が付けられた,マウスだけで文字を入力する というシステムに関するものでした.このシステム 鎌部浩 岐阜大学 のアイデアの源は算術符号にあるとのことで,講演 中にデモを行っていましたが,算術符号のアイデア 年の * $ # は,オーストラリアのアデレード にある '!*! 3 で,1 月 + 日か ら 1 月 1 日まで開催されました.今回の では いつもの分厚い "!4 は配布されず,かわり に各講演の - ページの原稿が収められた #567 が配布されました.また,かなり以前の で配 をアニメーションで見ているような感じがしました. 日本語入力も可能で 7" 教授のホームページか らダウンロードできます.自分のパソコンにインス トールするためにいろいろ調べてみますと,すでに 自分のパソコンには入っていた,正確には, 系のウィンドウマネージャである :; < をインス トールすると使用できることがわかりました.有名 」に関する記事が 布されていたようなアブストラクト集も配布されま な科学雑誌ネイチャーに「 した.聞きた講演を決めるために,このアブストラ 掲載されたことを紹介していましたが,かなり面白 ク集は大変役に立ち,また講演の内容も原稿でゆっ いシステムです. では, = "!4 や # = などの = 関係のセッションに一番大き くりチェックできるので,この方式は大変助かりま 今回の した. "$ の講演者は,58*$ 教授 正 確にはイリノイ大は退職されたそうです でした. な会場が割当てられていました.聴講者も非常に多 く質疑も活発で,会議の直前には $* もあり, 講演は,符号理論や情報理論を含む非常に多岐にわ 最もホットなトピックスであることを実感しました. たるものでした.学問的な話の他に,研究や教育に 私が興味を持っている分野でも面白い講演が多くあ 関する博士の考え方についても時間を割いて話をし りましたが,ここでそれらの様子や講演の全体の様 ておられました.私にとって特に印象深かったのは, 子をお伝えすることはできませんので,詳しくは会 博士がアメリカの教育制度が成功していることの証 議のサイト まだ動い 拠として,アメリカで高等教育を受けてアメリカの ているようです を参照してください. 大学の を持っているアジア人,中でも韓国,台 会議場は非常に広く,講演が行われる部屋が若干 湾の人の多さを上げていたことです. 離れていたために講演を聞くために会議場の中を走 + り回らなければなりませんでしたが,全体として非 いのですが,この記事を書くためにいろいろ調べて 常にスムーズに運営されていたと思います. いるときに,女性の財産所有権,女性の参政権を世 ウェルカムパーティでは,コアラや蛇が来ていて 界で最初に認めた都市であることを知りました.市 驚きました.また,バンケットは非常にすばらしく, の中心部ではアデレード大学と南オーストラリア大 最後まで多くの人が残ってダンスを楽しんでいまし 学が大きな面積を占めています.アデレード植物園 た.怪我のために踊ることができない の近くには試飲ができるワイン博物館があり,また & * 教授 のかわりに,岩田先生 電通大 が夫人のダンスの相 アデレードが姫路市と姉妹都市になっている関係で 手をされていました.私は 日本庭園もあります.しかし時間が足りず,どちら 時頃に会場を出ました が,これほど長くバンケット会場にいたのは初めてで はないかと思います.バンケットの席で, にも行けなかったのが残念です. に参加するといろいろな分野で精力的に研究 '=! は 5 '*=! 教授が受賞されるというこ をしている人達の講演を聞いたり,直接話をしたり とが報告されました. して日常では味わえない大きな刺激を受けます.こ 私は ;"$ には参加せず,アデレード大学→ れがこの会議に参加する大きな理由です.次回は, 南オーストラリア美術館→南オーストラリア博物館 - 年 月にアメリカのシアトルで開催されます →ライト展望台→アデレード植物園と街中を徒歩で が,今後もこの会議に参加していきたいと考えてい 歩きました.アデレードの街はそれほど大きくはな ます. 符号ワークショップ 開催報告 楫勇一 奈良先端科学技術大学院大学 - 年 月に ' と " & の共同主催で開催 された「・ターボ符号ワークショップ」の後 継となるものです.' 主催のワークショップと しては 回目の開催となりますが,実はそれ以前に, 有志による「 符号勉強会」という形での会合 を 度開催しており,そこから数えると,通算して + 回目の「勉強会」ということになります. 本ワークショップは,平成 楫勇一 奈良先端科学技術大学院大学 平成 年 1 月末に, 符号ワークショップ 今回のワークショップでは,「勉強会」への原点回 を下記のように開催しました. 帰というわけではありませんが,参加者が肩肘張ら > 共済> " & 協賛> 電子情報通信学会 情報理論研究専門委員会 日時> 平成 年 1 月 , 日?同 日 場所> ウェルサンピア会津 福島県会津若松市 実行委員> 楫 勇一 奈良先端大 和田山 正 名古屋工業大 渋谷 智治 7 主催 情報理論とその応用学会 ずに議論できる環境を提供することを大きな目標と し,実行計画を練りました.たとえば,発表内容を オリジナルの研究成果に限定せず,サーベイ,他者 の研究紹介,国際会議の参加報告,問題提起なども 広く歓迎することとしました.単に研究発表をする 場,聞く場ではなく,ひとつの話題をいろいろな方 向から議論することができるような,いわば,大学 の研究室で行われているゼミのインターカレッジ版 符号を軸とし を目指して工夫を凝らしたつもりでおります.こち ニカルセッションが開催され, らの熱意が伝わったのか,少し不便な場所での開催 て,多彩な発表が行われました.興味深い話題を提 であったにも関わらず 供してくださった講演者の方々,活発な議論に御参 名の参加者,, 件の発表 と,非常に活発で充実したワークショップとなりま 加くださいました聴講者の皆様方,また,特別講演を した. お引き受けくださいました の神谷典史氏,東 京工業大学の池谷亮志氏に,この場をお借りしまし 会議の内容ですが,第一日目は午後からの開催で, て,あらためて御礼申し上げたいと思います. チュートリアル講演と国際会議の参加報告が行われ ました.第二日目と第三日目には全部で5つのテク チュートリアル風景 休憩時間中のディスカッション 四方順司 横浜国立大学 ! 開催報告 & は, " が主催, * '"# *4" 5" '5 が共催,そ して,情報理論とその応用学会 ' ,電子情報通 国際会議 信学会情報理論研究専門委員会,電子情報通信学会 情報セキュリティ研究専門委員会,産業技術総合研究 四方順司 横浜国立大学 ' ,情報処理推進機構 ' が協賛・後援と いう形で開催されました.また,<* # は今井秀樹教授 東京大学 と 2$*4 @4 教授 :3 * であり,4 は :* 7$ 教授 A @$" でした. 本国際会議 & は,情報理論と情報セ 所 月 - 日 日 か ら 1 日 水 に か け て,淡路夢舞台国際会議場 兵庫県淡路市 におい て, ! "" #" # "$ % & が開催されました.この 本年, キュリティの境界分野における様々な研究の更なる - 発展と普及を目的として開催されました. ウェブサイト & ではこの分野に関する様々なテーマが取り扱 "## $ %&&&''' '(# & 主催 われ,特に,情報理論的なセキュリティに関する理 共催 $ ) *$+ 論と応用技術,セキュリティに応用可能な情報理論 , )*, )$!! 4 !*% "* に 協賛・後援 情報理論とその応用学会 ) 電子情報 関する話題,量子暗号の理論とその応用技術などが 通信学会 情報理論研究専門委員会 電子情報通信 挙げられます. 学会 情報セキュリティ研究専門委員会 産業技術 的手法, 総合研究所 ) 情報処理推進機構 ) & のプログラムは,招待講演を主 体とするレギュラーセッション 講演数は 件 と, 実行委員会 " - ./ 0$ + 1+ ./ 2 * $ * $ .) " .$ 3 - 1 &4$ " ( 0 2 $ ./ " ) 5 2 $ )/ $ $ + ( 0 2 $ ./ " 6 3 ./ " 7 - 2 $ )/ $ $+ プログラム 招待講演 講演順 ¯ ) + + . $ + 参加者が自由に最新の研究成果を発表できるランプ - 件 により構成されました. また,初日 月 - 日 の夕刻からは,*" 5" がウェスティンホテル淡路にて開催され ました. 日目 月 日 の午後には,わが国の 国宝であり世界遺産でもある姫路城 白鷺城 への ;"$ を実施し,これは特に外国人に好評でし た.さらに,開催 日目 月 , 日 には,会議場 に隣接する植物園にて,8B$ が開かれました. & には,世界 1 カ国から , 名の 参加者があり,そのうち日本人は 名でした.ま セッション 講演数は た,多くの著名な研究者の方々にご講演いただき,大 変盛況な会議となりました.本稿の最後にプログラ ムを掲載いたしますが,この招待講演者には,チュー 7"* 5) 教授,量子 暗号プロトコル 88,+ の発明者である * A 8 博士,<** 8! 教授をはじめとする リング賞受賞者である ¯ . $$ + ,$ 多くの著名な研究者の方々が含まれています.また, ¯ * * 7 * $ 8 会議開催期間中,秋の心地よい気候の晴天にも恵ま れ,参加者全員で記念撮影を行いました. & の開催にあ 最後になりましたが, ¯ -& ) 5 * $ * $ * $ ' 関係者の方々には,いろいろとご協力 たって, いただきましたので,この場をお借りして御礼申し上 げます.ご参考までに,以下に本国際会議 & の概要を掲載いたします. ¯ 9 - : *+ " ) $ / ¯ : ,/ % ; 日時 年 月 日− ! 日 場所 淡路夢舞台国際会議場 兵庫県淡路市 会議名 ¯ *+ 9 : + 3$ ! ¯ 9 * 2< $ !" #" ) ¯ ) : *$ $ $ % ¯ ; ) $ . $$ + & ¯ *+ 7 $ ¯ / %$ .% %$ - < ) 3$ $ ¯ , = *+ $ ¯ ,$ *+ * $ .* > & ¯ . $$ / ,$ %$ * . 2& ' ¯ 5 = * - + )$$ $ ¯ 9 * , ) ' ¯ , $- $+ 6 ;% ¯ *+ ;+ , $ * - %$ ¯ 9 ) : 3$ ¯ > *$ ) )+ * ,$ 5 %$ & !" * ( ¯ *+ ) &" ¯ ,$ ,$ > & 記念撮影 , 年度第 " 回理事会報告 , 年 度 ニ ュ ー ズ レ タ ー 発 行 状 況 お よ び - 年度発行計画 1 年度収支中間報告および - 年度収支 情報理論とその応用学会 年度第 回理事会 年 月 日 月 >#-> 於 リザンシーパークホテル谷茶ベイ 利山の間 予算案 A 監査報告 第 回シャノン理論ワークショップ開催報告 符号ワークショップ開催報告 A- 開催計画 + - 年度役員侯補について 会則・細則の変更について - 入退会者について 若手研究者のための講演会について , その他 議事 + 年度第 回理事会議事録確認 年度通常総会について + 年度会計決算および会計監査報告 年度事業中間報告および - 年度事業 計画 ' 開催中間報告 - '- 開催計画 '- 開催準備状況 年度通常総会報告 - 年度収支中間報告 ' 開催中間報告 , - 年度事業計画 1 - 年度予算案 '- 開催計画 '- 開催計画 - 年度役員選挙 会則の改定について + 細則の変更について 報告 新たな名誉会員の推薦について 報告 - その他 情報理論とその応用学会 年度通常総会 年 月 日 火 >#,> 於 リザンシーパークホテル谷茶ベイ 啓泰の間 議事 + + 年度事業報告 + 年度収支決算報告・監査報告 '+ 決算報告・監査報告 '+ 決算報告・監査報告 年度事業中間報告 1 国際会議のお知らせ 以下のご案内する内容につきましては,変更になっ ている場合もありますので,ご自身でのご確認をお 日時 願い致します.最新情報は以下のサイトなどをご覧 場所 :5 下さい. "" :5 締切 場所 :5 締切 日時 場所 場所 :5 締切 未定 締切 未定 日時 場所 締切 未定 場所 年 - 月 + 日?- 月 1 日 "% 0" 締切 未定 日時 日時 :5 締切 - 年 月 , 日 - 年 月 1 日? 月 日 6C% $*% 9 - 年 + 月 日 :5 年 月 + 日? 月 日 A4 94% 未定 :5 場所 - 年 月 日 :5 日時 締切 年 月 - 日? 月 日 4% :' 日時 :5 - 年 月 日? 月 日 0""% ' :' :5 場所 未定 , 年 月 日? 月 + 日 = 6*% $ :' 日時 日時 年 + 月 - 日?+ 月 日 A*$*$% A'% :' 場所 年 - 月 + 日?- 月 , 日 <*4=% "*! 締切 - 年 月 日? 月 - 日 4!$% - 年 - 月 日 - 年 1 月 日 - 年 1 月 日?1 月 , 日 7*% ! 日時 日時 年 月 - 日? 月 日 '"4% '9 :' :5 未定 場所 :5 締切 場所 締切 未定 日時 日時 :5 場所 :5 締切 場所 年 + 月 日?+ 月 日 $)*% *! 締切 未定 未定 - 年 月 日 - 年 1 月 日?1 月 + 日 A*% 0*! - 年 月 日 日時 日時 場所 :5 締切 - 年 月 1 日? 月 + 日 *% ' :' 場所 :5 - 年 月 1 日 締切 日時 場所 :5 締切 場所 :5 締切 - 年 - 月 日?- 月 日 )$*% $ 日時 場所 :5 年 1 月 日 締切 - 年 月 日? 月 + 日 6*!% ',:' 日時 場所 :5 !"#$% 締切 場所 締切 年 1 月 日 :5 日時 場所 :5 締切 場所 :5 締切 年 月 日 - 年 + 月 日?+ 月 日 7$"% < 年 月 日 - 年 + 月 日?+ 月 - 日 (4% ( :' 年 1 月 , 日 日時 - 年 + 月 日?+ 月 日 8% 7'% :' 年 月 + 日 - 年 月 + 日? 月 1 日 $*$% 0" 年 月 - 日 ! " # $% !$ % 日時 ! 日時 - 年 + 月 日?+ 月 1 日 8"*% 日時 - 年 月 日? 月 日 7*)$% '$* 場所 :5 締切 年 1 月 - 日 - 年 月 日? 月 日 $ !* % :$4$ 年 月 日 CALL FOR PAPERS ISITA 2006 October 29 - November 1, 2006 COEX, Seoul, Korea http://www.isita2006.org Symposium Committee General Chairs Hideki Imai (Univ. of Tokyo) Jong-Seon No (Seoul Nat'l Univ.) General Secretaries Hideki Ochiai (Yokohama Nat'l Univ.) Hong-Yeop Song (Yonsei Univ.) Kazuhiko Yamaguchi (Univ. of Electro-Comm.) Finance Chairs Jun Heo (Konkuk Univ.) Tadashi Wadayama (Nagoya Inst. Tech.) Publication Chairs Jaejin Lee (Soongsil Univ.) Hideaki Tsuchiya (Univ. of Electro-Comm.) Registration Chairs Wonjin Sung (Sogang Univ.) Toyoo Takata (Iwate Pref. Univ.) The 2006 International Symposium on Information Theory and its Applications (ISITA), sponsored by the Society of Information Theory and its Applications (SITA) with the technical co-sponsorship of the IEEE Information Theory Society and the IEICE, will be held at COEX in Seoul, Korea, from Sunday, October 29, through Wednesday, November 1, 2006. Topics of interest include, but are not limited to, the following: Error Control Coding Coded Modulation Communication Systems Detection and Estimation Spread Spectrum Systems Signal Processing Rate-distortion Theory Stochastic Processes Data Networks Multiuser Information Theory Coding Theory and Practice Data Compression and Source Coding Optical Communications Mobile Communications Pattern Recognition and Learning Speech/Image Coding Shannon Theory Cryptology and Data Security Applications of Information Theory Quantum Information Processing Local Arrangement Chairs Dong-Joon Shin (Hanyang Univ.) Yoan Shin (Soongsil Univ.) Youichi Takashima (NTT) Papers will be selected on the basis of an extended summary (not exceeding 3 pages). The deadline for submission is April 3, 2006. Notification of decisions will be made by June 30, 2006. Publicity Chairs Tomoko K. Matsushima (Polytechnic Univ.) Kyeongcheol Yang (Postech) The accepted papers will appear in the Proceedings. Detailed information on the technical program, special events, accommodations, and registration will be posted to the Symposium web site: http://www.isita2006.org Technical Program Committee Chairs Habong Chung (Hongik Univ.) Toru Fujiwara (Osaka Univ.) Inquiries on matters related to the Symposium should be addressed as follows: Vice Chair Yuichi Kaji (NAIST) General matters: [email protected] Secretary Tetsuo Tsujioka (Osaka City Univ.) International Advisory Committee Chair Kingo Kobayashi (Univ. of Electro-Comm.) Technical program matters: [email protected] Deadline for the submission of extended summary Notification of paper acceptance Deadline for final paper submission Deadline for author registration April 3, 2006 June 30, 2006 August 1, 2006 August 1, 2006 ニューズレター原稿募集 ニューズレター編集担当では,会員の皆様からの 時点での最近号に掲載する予定です.原稿は,でき C のソースファイルが望ましいですが, 原稿をお待ちしております.研究会やワークショッ るだけ プなどの その他の形式でも受け付けます.写真などの掲載も "** や国際会議などの参加報 告,会員の声など,気軽に投稿して下さい. 来年最初のニューズレターの原稿の締切は 歓迎します.詳細は,巻末の編集理事・幹事にお尋 月末 ね下さい. ですが,随時投稿を受け付けており,原稿を頂いた 編集後記 沖縄での ' も終り,年末まであっという 載せて,皆様に読んで頂くことを目指しましたが,如 / 執筆して頂いた方にも,写真 間に時間が過ぎてしまったような気がします.今号 何でしたでしょうか も,小林先生の寄稿やワークショップや国際会議の の添附などをお願いしましたが,快くお引き受け頂 報告を頂きましたが,興味深く読ませて頂きました. き,感謝しております.原稿を頂き,ニューズレター お忙しいところ原稿の執筆を快くお引き受け下さい を発行している編集と致しましては,皆様に読んで ました皆様に心より御礼申し上げます.今号で 頂けるのが,一番の喜びです. 年間愛読して頂い 年度のニューズレターの発行が終り,来年度担当の た方にも感謝申し上げます. 鴻巣 方に引継致します.今年は写真などをなるべく多く 編集担当者 & ' & 常盤欣一朗 編集理事 田島正登 編集理事 〒 〒 +#, 大阪府大東市中垣内 ## 大阪産業大学工学部電気電子工学科 & 〒 1#, 富山県富山市五福 1 富山大学工学部知能情報工学科 * #,# 内線 + 0; #,#,,1 学科事務室 #*> & 鴻巣敏之 編集幹事 ' * -#++#--0; -#++#- #*> & ' & ' 中澤真 編集幹事 #, 大阪府寝屋川市初町 ,#, 〒 大阪電気通信大学総合情報学部 1-#, 福島県会津若松市一箕町八幡門田 # 会津大学短期学部産業情報学科 * +##+ 0; +##+ #*> '&' メディアコンピュータシステム学科 * #,+# 内線 0; #,,#- #*> & 情報理論とその応用学会事務局 〒 ,+#,,+ 東京都小金井市梶野町 ## 法政大学情報科学部ディジタルメディア学科内 西島利尚 気付 * +#,#++直通 0; +#,#+- #*> & :5> +