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System x3400 M3 (7379) - Microsoft Windows Server 2008 SP2 導入

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System x3400 M3 (7379) - Microsoft Windows Server 2008 SP2 導入
System x3400 M3 (7379) - Microsoft Windows Server
2008 SP2 導入ガイド (R2対応版)
2015年4月9日
15:25
System x3400 M3 (7379) - Microsoft Windows Server 2008 SP2 導入ガイド (R2対応版)
OSインストール
INDEX
1. 導入前の作業
1.1 必要となるコンポーネント
1.2 メモリの増設
1.3 デバイス・ドライバの用意
1.3.1 デバイス・ドライバの入手
1.3.2 Webからダウンロードするデバイス・ドライバの作成方法
1.3.3 ServeRAID-M1015、M5014、M5015 コントローラのデバイス・ドライバ・メディアの作成方法
1.4 RAIDの構成
1.4.a ServeRAID-BR10il v2 コントローラが搭載されている場合
1.4.b ServeRAID-M1015,M5014,M5015 コントローラが搭載されている場合
2. Windows Server 2008 SP2 の導入
3. デバイス・ドライバの導入・更新
3.1 Intel Chipset Software installation utility
3.1 Broadcom NetXtreme II device driver
3.1 USB device-Integrated Management Module (IMM) firmware update
1.導入前の作業
当ガイドは、ServerGuideを使用しないでWindows Server 2008 を フルインストール オプション を選択して導
入する手順を記述しています。
また、ServerGuideを使用しないでWindows Server 2008 R2 を フルインストール オプション を選択して導入
する場合について補足しています。
【電源投入の前お読みください!】
オペレーター情報パネルのパワーオンLEDが高速で点滅(1 秒間に4 回)している場合、電源制御ボタンは使
用不可の状態です。(システム装置がAC電源にはじめて接続した場合、内部の初期化のために数分間が必
要な場合があります)
この場合、低速で点滅(1 秒間に1 回)する状態になるまで、しばらくお待ちください。
1.1 必要となるコンポーネント
導入には以下のメディア、およびソフトウェアが必要になります。
OS導入前に用意が必要なもの
(1) Windows Server 2008 DVD (またはWindows Server 2008 R2 DVD)
※SP2からのサポートとなりますのでSP2インクルードのメディア、もしくは別途SP2を用意して下
さい
(2) ServeRAID-M1015、M5014、M5015 Controller Driver
※ServeRAID-M5014、M5015 コントローラが搭載されており、Windows Server 2008R2を導入す
る場合は必要ありません。
※ServeRAID-BR10il v2 コントローラが搭載されている場合は必要ありません。
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 1 ページ
OS導入後に必要になるデバイス・ドライバ
(1) Intel Chipset Software installation utility
※現在Windows Server 2008 R2 用の Intel Chipset Software の最新バージョンは提供されてお
りませんので標準状態のままご利用下さい。
(2) Broadcom NetXtreme II device driver
(3) USB device-Integrated Management Module (IMM) firmware update
<注意!> Windows Server 2008 R2を導入する場合
この場合、上記のデバイス・ドライバを適用せずとも、OSが標準で持つドライバが適用されます。
ただし、既にインストールされているデバイス・ドライバに関しても、Web上に最新のものが存在した場合は、
アップグレードすることをお勧めいたします。
1.2 メモリの増設
System x3400 M3 (7379) では、メモリはソケット3と6に最小で2個のDIMMが取り付けられています。※サー
バーは、マイクロプロセッサーにつき少なくとも1つのDIMMを必要とします。
詳細に関しては 最新のシステムガイド、マニュアルをご参照ください。
1.3 デバイス・ドライバの用意
当ガイドで使用するデバイス・ドライバと、その入手方法について説明いたします。
1.3.1 デバイス・ドライバの入手
当ガイドで使用するデバイス・ドライバなどは、以下の通りです。
(1) ServeRAID-M1015、M5014、M5015 Controller Driver
搭載されている ServeRAID controller がServeRAID-M1015、M5014、M5015のいずれかの場合、以下のドラ
イバが Windows Server 2008 導入時に必要となります。
ServeRAID M Series and MR10 Series SAS Controller Driver v4.17.2 for Microsoft Windows
http://www-947.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-5082161&brandind=
5000008
(2) Chipset driver
※現在Windows Server 2008 R2 用の Intel Chipset Software の最新バージョンは提供されてお
りませんので標準状態のままご利用下さい。
Intel Chipset Software Installation Utility v9.1.1.1014-rev2
http://www-947.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-5082466&brandind=
5000008
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 2 ページ
(3) Ethernet controller driver
※Windows Server 2008 R2 ではOSが標準で持つドライバが適用されます。最新版がある場合は導入
後にアップデートすることをお勧めいたします。
Broadcom NetXtreme II Driver v5.2.17.0 for Windows
http://www-947.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-5084343
&brandind=5000008
Broadcom (R) NetXtreme II (TM) Drivers Software Release VT5.2.4.2 (CD ISO)
http://www-947.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-5081963
&brandind=5000008
管理ユーティリティも必要な場合のみ、こちらをダウンロードしてください。※当ガイドではこちらのパッ
ケージは使用しません。
(4) IBM USB Remote NDIS Network Device driver
Integrated Management Module (IMM) の firmware update パッケージに含まれています。
※Windows Server 2008 R2 ではOSが標準で持つドライバが適用されます。最新版がある場合は導入
後にアップデートすることをお勧めいたします。
Integrated Management Module firmware update v1.10 for Windows
http://www-947.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-5082546
&brandind=5000008
上記以外のコンポーネントのドライバは基本的にOSが標準で持つものが適用されますが、IBM Webサイトに
て最新版のドライバが公開されている場合がございます。
必要であれば、それぞれ最新版をダウンロードして別途適用してください。
<注意!> Windows Server 2008 R2を導入する場合
この場合、上記のデバイス・ドライバを使用せずとも、OSが標準で持つドライバが適用されます。
ただし、既にインストールされているデバイス・ドライバに関しても、Web上に最新のものが存在した場合は、
アップグレードすることをお勧めいたします。
1.3.2 Webからダウンロードするデバイス・ドライバの作成方法
下記のいずれかのサイトにアクセスし、上記デバイス・ドライバをダウンロードしてください。(上記よりも新しい
バージョンが出ている場合はそれをダウンロードしてください)
・ 日本IBMのサイト
下記サイトの「ダウンロード・ファイル」のリンクをクリックしてください。
System x 各機種に関連するデバイスのドライバやファームウェアの最新版等をダウンロード出来ます。
http://www-6.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/tech/
・ 米国IBMのサイト
下記サイトからSystem x 各機種に関連するデバイスのドライバやファームウェアの最新版等をダウンロード
出来ます。
Support for System x
https://www-304.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/selectproduct?taskind=2&brandind=
5000008&familyind=0&typeind=0&modelind=0&osind=0&taskind=1
または、以下よりご確認いただくこともできます。
技術情報 デバイス・ドライバー一覧
http://www-06.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/tech/firmdriver/list_x.shtml
米国サイトからダウンロードする場合にはtransfer protocol: を選択する画面が表示されますので
・FTP ・HTTP ・IBM Download Director のいずれかを選択し、「I agree」 をクリックしま
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・FTP ・HTTP ・IBM Download Director のいずれかを選択し、「I agree」 をクリックしま
す。次に、「このファイルを実行しますか保存しますか」 という画面が表示されますので[保存]ボ
タンを押しファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルが、ZIP形式で圧縮されている(拡張子が.zipになっている)場合、ファイルを展開して
ください。
CDまたはDVDイメージである(拡張子が.isoになっている)場合は、お手持ちのPCについているCD-R/DVD-R
ドライブに対応し、かつiso imageを書き込み可能なライティングソフトにてCDを作成してください。※詳細につ
いてはライティングソフトの供給元にお問い合わせください。
1.3.3 ServeRAID-M1015、M5014、M5015 コントローラのデバイス・ドライバ・メディアの作成方法
System x3400 M3 (7379)は、標準で ServeRAID-BR10il v2、M1015 コントローラ または、ServeRAIDM5014、M5015 コントローラ が搭載されております。
Windows Server 2008のインストールを行う前にServeRAID コントローラのデバイス・ドライバ・メディアを用意
しておく必要があります。
Windows Server 2008 R2のインストールを行う前には、ServeRAID-M1015コントローラのデバイス・ドライバ・
メディアを用意しておく必要があります。
※ServeRAID-M5014・M5015が搭載されている状態でWindows Server 2008 R2にを導入する場
合、ServeRAID-BR10il v2 が搭載されている場合はOSが標準でドライバを持っているため、事前
にデバイス・ドライバ・メディアを用意しておく必要はありません。
ここでは、「1.3.1 デバイス・ドライバの入手」で、Web からダウンロードしたドライバ・ファイルから作成していま
す。
また、ドライバ・ファイル類はUSBメモリに保存しています。
1. 「1.3.1 デバイス・ドライバの入手」でダウンロードした"ServeRAID M Series and MR10 Series SAS
Controller Driver v4.17"のファイルを、Windowsマシン上でダブルクリックして実行してください。
2. インストーラが起動して、「Querying System Package Information」画面が表示されますので、「Extract to
Hard Drive」をチェックして、[Next >]ボタンを押してください。
3. ファイル展開する場所を選択して、[OK]ボタンを押してください。
4. 3.で展開して作成されたファイルをすべて、USBメモリなどの媒体にコピーします。
以上でRAIDコントローラのドライバ・メディアの作成は終了です。
続けて「1.4 RAIDの構成」を開始してください。
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続けて「1.4 RAIDの構成」を開始してください。
1.4 RAIDの構成
System x3400 M3 (7379)は、標準でServeRAID-BR10il v2、M1015 コントローラ または、ServeRAIDM5014、M5015 コントローラ が搭載されております。
System x3400 M3 (7379) ではOSのインストールを行う前にRAIDの構成を行う必要があります。OSの導入前
のRAIDの構成は、OSに依存しないコントローラーBIOS上の設定ツールを起動して行う必要があります。
当ガイドではServeRAID-BR10il v2およびServeRAID-M1015 コントローラを搭載した場合の設定方法を説明
いたします。
ご利用になられるRAIDコントローラによって、構成を行うための設定ツールが異なります。それぞれの環境に
あわせて構成を行ってください。
1.4.a ServerRAID-BR10il v2 コントローラが搭載されている場合
ここではServeRAID-BR10il v2 コントローラでのRAID 1構成を、「LSI Logic MPT Setup Utility」で行います。
1. 電源ON後、IBM System xのロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示された
ら、<F1>キーを押して「Setup Utility」を起動します。
2. 「System Configuration and Boot Management」画面が表示されます。「System Settings」を選択して
<Enter>キーを押してください。
3. 「System Settings」画面が表示されます。「Adapters and UEFI Drivers」を選択して<Enter>キーを押してく
ださい。
4. 「Adapters and UEFI Drivers」画面が表示されます。※「Please press ENTER to refresh this
page」と表示された場合は、<Enter>キーを押してください。
「LSI Logic Fusion MPT SAS Driver」の項より「PciRoot(0x0)/Pci(0x3,0x0)/Pci(0x0,0x0)」を選択して<Enter>
キーを押してください。※ハードウェア構成によって、表記が異なっている場合がございます。
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5. 「LSI Logic MPT Setup Utility」という画面が表示されます。「SAS1064E」を選択し、<Enter>キーを押してく
ださい。
6. 「Adapter Properties -– SAS1064E」の画面で「RAID Properties」を選択し、<Enter>キーを押
してください。
7. 「Create IM Volume」、「Create IME Volume」、「Create IS Volume」のいずれかを選択し、<Enter>キーを押
してください。
ここではハードディスク2個でRAID1の構成にするために、「Create IM Volume」を選択します。
8. 「Create New Array -- SAS1064E」の画面からRAID構成をしたいハードディスクに対して RAID Disk の列
の「No」を選択し<Space>キー、<+>キー、もしくは<->キーを押してください。
ここではSlot Num 0, Slot Num 1の2つのハードディスクに対してRAID1を構成します。
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 6 ページ
ここではSlot Num 0, Slot Num 1の2つのハードディスクに対してRAID1を構成します。
9. 以下の画面が表示されたら、<D>キーを押してハードディスクに残っているデータの上書きを選択してくだ
さい。※Worning画面が表示される場合は、<Enter>キーを押してください。
10. Slot Num 0が「Yes」に変わったことを確認し、Slot Num 1に対しても「No」を選択し、<Space>キー、<+>
キー、もしくは<->キーを押してください。
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11. Slot Num 0もSlot Num 1もRAID Diskが「Yes」になっていることを確認して<C>キーを押してください。
12. 「Save changes then exit this menu」を選択し、<Enter>キーを押してください。
13. 再度表示される「Adapter Properties -- SAS1064E」の画面から「RAID Properties」を選択し、<Enter>
キーを押してください。以下のようにSlot Num 0とSlot Num 1のハードディスクでRAID1の構成がされているこ
とを確認したら<Esc>キーを押して「View Array」の画面を終了します。同様に「Adapter
Properties」、「Adapter List」の画面も、それぞれ<Esc>キーを押して終了します。※作成されているArrayを
削除される場合、「Manage Array」から削除することができます。
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削除される場合、「Manage Array」から削除することができます。
14. 「Are you sure you want to exit?」のメッセージが表示されたら、「Exit the Configuration Utility and
Restart」を選択、<Enter>キーを押し、「LSI Logic MPT Setup Utility」を終了します。※その際「The action
required is 'Stop Controller' Action now?」と表示されますので、<Enter>キーを押してくださ
い。
15. 「Adapters and UEFI Drivers」の画面が表示されるまで待ちます。
表示されたら<Esc>キーを2回押して「System Configuration and Boot Management」の画面まで戻り、「Exit
Setup」を選択して<Enter>キーを押して、「Setup Utility」を終了します。
※その際「Do you want to exit Setup Utility ?」と表示されますので、<Y>キーを押してくださ
い。
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以上でServeRAID-BR10il v2 コントローラでのRAIDの構成は終了です。
続けて「2. Windows Server 2008 の導入」を開始してください。
1.4.b ServeRAID-M1015,M5014,M5015 コントローラが搭載されている場合
ここではServeRAID-M1015 コントローラが搭載されている状態でのRAID 1構成を、「MegaRAID BIOS」で行い
ます。
1. 電源ON後、IBM System xのロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示された
ら、<F1>キーを押して「Setup Utility」を起動します。
2. 「System Configuration and Boot Management」画面が表示されます。「System Settings」を選択して
<Enter>キーを押してください。
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3. 「System Settings」画面が表示されます。「Adapters and UEFI Drivers」を選択して<Enter>キーを押してく
ださい。※「Please press ENTER to refresh this page」と表示された場合は、<Enter>キーを押
してください。
4. 「Adapters and UEFI Drivers」画面が表示されます。「LSI EFI SAS Driver」の項より
「PciRoot(0x0)/Pci(0x3,0x0)/Pci(0x0,0x0)」を選択して<Enter>キーを押してください。※ハードウェア構成に
よって、表記が異なっている場合がございます。
5. 「EFI WebBIOS」もしくは「EFI CLI」を選択する画面が表示されます。<1>キーを押してください。
6. アダプター選択画面が表示されますので[Start]ボタンを押してください。※アダプターが複数枚搭載され
ている場合はServeRAID-M1015 SAS/SATA Controllerの「Adapter No.」にチェックを入れて
おきます。
7. 「MegaRAID BIOS Configuration Utility」が起動しますので、左側のメニューから「Configuration Wizard」を
選択します。
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8. 「New Configuration」を選択して[Next]ボタンを押してください。その際、「You have chosen to clear the
configuration. This will destroy virtual drivers. All data on all virtual drives will be lost.Are you sure you want
to clear the configuration?」とメッセージが表示されることがありますが、今回は新規作成なので「Yes 」を押
します。※作成されているArrayを削除される場合、「Clear Configuration」にて削除することがで
きます。
9. 「Manual Configuration」を選択して[Next]ボタンを押してください。
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10. 「Drive Group Definition」の画面が表示されます。
左側のDrives の画面でアレイに含めるディスクを選択し「Add To Array」ボタンを押します。アレイに含める
HDDの数だけ繰り返します。ここでは2台のHDDでアレイを作成しますので2回繰り返してください。(WebBIOS
のバージョンによりCtlキーやShiftキーでHDDを一度に複数選択できる場合があります)
11. 右側の「Drive Groups」に選択したハードディスクが表示されたら、[Accept DG]ボタンを押してください。
続けて[Next]ボタンを押してください。
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12. 「Span Definition」の画面が表示されます。
「Array With Free Space」から事前に作成したDrive Groupを選択し、[Add to SPAN]ボタンを押してください。
右側の「Span」にDrive Groupが表示されたら、[Next]ボタンを押してください。
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13. 「Virtual Drive Definition」の画面が表示されます。
「RAID Level」と「Select Size」は必須ですので必ず指定してください。「Select Size」で指定可能なMAX値は、
右側の"Next LD, Possible RAID Levels"として、それぞれRAID 0の場合(R0)、RAID 1の場合(R1)と表示され
ています。ここではRAID 1でMAX値を指定しています。各設定値指定後、[Accept]ボタンを押してください。
14. 選択したWrite Policy の説明と確認の画面が表示されますので「Yes」ボタンを押します。
「Write Back with BBU」が選択されていると以下の確認画面が表示されます。
15. 右側のDrive Group 0の下にVD 0が作成されていることを確認し、[Next]ボタンを押してください。
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16. 「Configuration Preview」の画面が表示されますので、内容を確認して[Accept]ボタンを押してください。
17. 「Save this Cnfiguration?」と確認メッセージが表示されますので、[Yes]ボタンを押して構成を保存しま
す。
18. 「All data on the new Virtual Drives will be lost. Want to Initialize?」と確認メッセージが表示されますの
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 16 ページ
18. 「All data on the new Virtual Drives will be lost. Want to Initialize?」と確認メッセージが表示されますの
で、[Yes]ボタンを押して初期化を行います。※初期化処理はBackgroundで行われます。
19. 初期化完了後、[Home]ボタンを押してください。Virtual Driveが作成されていることを確認してから「Exit」
を押して「MegaRAID BIOS」を終了させてください。
※その際「Exit Application」と表示されますので、[Yes]ボタンを押してください。
その後[The action required is 'Restart Controller' Action now? Enter (YES) / Esc (NO)]と表示されるので
Enterキーを押してコントローラーを再起動してください。
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20. 「Adapters and UEFI Drivers」の画面が表示されるまで待ちます。
表示されたら<Esc>キーを2回押して「System Configuration and Boot Management」の画面まで戻り、「Exit
Setup」を選択して<Enter>キーを押して、「Setup Utility」を終了します。
※その際「Do you want to exit Setup Utility ?」と表示されますので、<Y>キーを押してくださ
い。
以上でServeRAID-M1015 コントローラを搭載している場合のRAIDの構成は終了です。
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以上でServeRAID-M1015 コントローラを搭載している場合のRAIDの構成は終了です。
続けて「2. Windows Server 2008 の導入」を開始してください。
2. Windows Server 2008 の導入
Windows Server 2008 は32bit版、64bit版があります。Windows Server 2008 R2 は64bit版のみとなります。
いずれも導入手順はほぼ同じですが、System x3400 M3 (7379) に導入する場合、Windows Server 2008
32bit版と64bit版、Windows Server 2008 R2 で使用するデバイス・ドライバが異なる場合がありますのでご注
意ください。
ここではWindows Server 2008 32bit版のDVDメディアを使用して、Standard Editionの導入を行っております。
また、Windows Server 2008 R2 を フルインストール オプション を選択して導入する場合について補足してい
ます。
1. サーバー本体の電源を投入し、直ちにWindows Server 2008 (またはWindows Server 2008 R2)のDVDROM をドライブに挿入し、DVD-ROM からブートします。
2. 「Windows のインストール」ウィンドウが表示されるまでお待ちください。表示されたら、言語とその他の項
目を選択して[次へ]ボタンを押してください。
※ここでは、初期設定のまま導入を行います。
「インストールする言語」 :日本語
「時刻と通貨の形式」 :日本語(日本)
「キーボードまたは入力方式」 :Microsoft IME
「キーボードの種類」 :日本語キーボード(106/109 キー)
3. 「今すぐインストール」のメッセージが表示されます。矢印のマークを押してください。
4. 「ライセンス認証のためのプロダクト キーの入力」画面が表示されます。
メッセージに従ってプロダクト キーを入力し、[次へ]ボタンを押してください。
※プロダクト キーが正しく入力されていると、購入した Windows のエディションが選択されま
す。
<注意!> Windows Server 2008 R2を導入する場合
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 19 ページ
<注意!> Windows Server 2008 R2を導入する場合
「ライセンス認証のためのプロダクト キーの入力」画面は表示されず、インストールするWindows の選択画面
が表示されます。
購入した Windows のエディションを選択し、[次へ]ボタンを押してください。※プロダクト キーの入力
は、OS導入後、Windows のライセンス認証時に行います。
5. 「マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項」が表示されます。
内容を確認の上「条項に同意します」にチェックを入れて、[次へ]ボタンを押してください。同意できない場合
にはインストールはできません。
6. 「インストールの種類」画面が表示されますので、「カスタム」を押してください。
7. 「Windows のインストール場所を選択してください。」画面が表示されます。
ここではまだインストール可能なパーティションを作成していないので、「ディスク 0 未割り当て領域」を選択し
て「ドライブ オプション」を押し、インストール可能なパーティションの作成を行います。
・Windows Server 2008 はServeRAID-M1015、M5014、M5015 、およびWindows Server 2008 R2 では
ServeRAID-M1015のドライバを持っていませんので、ここではディスクが認識されておらずインストール場所
の選択ができません。 ドライバーのインストールが必要です。
・Windows Server 2008 R2 ではServeRAID-M5014、M5015 のドライバを持っていますのでここでディスクが認
識されておりますのでドライバのインストールは必要ありません。8に進んで下さい。
・ServeRAID-BR10il v2 が搭載されている場合はドライバを持っていますのでドライバのインストールは必要
ありません。8に進んで下さい。
<注意!> ServeRAID-M1015、M5014、M5015 のドライバのインストール手順
※ここでは 「1.3.3 ServeRAID-M5015 コントローラのデバイス・ドライバ・メディアの作成方
法」でUSBメモリに作成したドライバを使用しております。
a.
「1.3.3 ServeRAID-M5015 コントローラのデバイス・ドライバ・メディアの作成方法」で作成したRAIDコントロー
ラのドライバ・メディアを、System x3500 M3 (7380) に接続して「ドライバの読み込み」を押してください。
b.
「ドライバの読み込み」ウィンドウが表示されたら[参照]ボタンを押します。
c.
該当するドライバの格納されているフォルダを選択して[OK]ボタンを押します。※例えば、Windows
Server 2008 32bit版を導入する場合は、USBメモリ(リムーバブル ディスクとして認識されます)
の「\win2k8-32」フォルダを選択します。
d.
インストールするドライバ(ここでは"ServeRAID M5015 SAS/SATA Controller")を選択して、[次へ]を押してく
ださい。
※ディスクが正しく認識されていることを確認してUSBメモリを取り外し、8に進みます。
8. 「ディスク 0 未割り当て領域」が選択されている状態で、「ドライブ オプション (詳細)」を押してください。続
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 20 ページ
8. 「ディスク 0 未割り当て領域」が選択されている状態で、「ドライブ オプション (詳細)」を押してください。続
いて「新規」を押してください。
9. 作成するパーティションのサイズを入力し[適用]ボタンを押してください。※R2を含む64bit版を導入され
る場合、別途システムが使用するパーティションが作成される場合があります。
10. 作成されたパーティションを選択して、[次へ]ボタンを押すと、インストールが開始されます。
インストール中に数回、自動的に再起動されます。インストールが完了するまでしばらくお待ちください。
11. インストール完了後、最初にログオンする前にパスワードを変更する必要があります。
「ユーザーは最初にログオンする前にパスワードを変更しなければなりません。」のメッセージが表示された
ら、[OK]ボタンを押してください。
12. Administratorの新しいパスワードを入力して、矢印のボタンを押してください。
正しく変更されると「パスワードは変更されました。」と表示されるので、「OK」を押してください。
13. ログオン後に、「初期構成タスク」ウィンドウが表示されます。
コンピュータ名やネットワークの設定などは、自動的に行われています。これらの変更が必要であれば、ここ
で行うことができます。
以上の手順で Windows Server 2008 もしくはWindows Server 2008 R2 のセットアップ が正しく完了しました。
System x3400 M3 (7379) ではWindows Server 2008 はSP2 からのサポートとなりますのでSP2が適用された
メディアでインストールしていない場合はSP2を適用してください。
<スタート> - <すべてのプログラム> - <アクセサリ> - <システム ツール> - <システム情報>で、OS名が
「Microsoft Windows Server 2008 Standard」 または「Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard」と 表示さ
れることで正しく導入されたことを確認できます。SP2の適用状態についてもここで確認可能です。
3. デバイス・ドライバの導入・更新
Windows Server 2008 の導入が完了した段階で、デバイス・ドライバなどの不足によりデバイス マネージャ上
で以下の様な「ほかのデバイス」が表示されます。
この項では不足しているデバイス・ドライバのインストール方法を示します。既にインストールされているデバ
イス・ドライバに関しても、Web上に最新のものが存在した場合は、アップグレードすることをお勧めいたしま
す。
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 21 ページ
<注意!> Windows Server 2008 R2を導入する場合
この場合、OSが標準で持つドライバが適用されるためデバイス・ドライバなどの不足によりデバイス マネー
ジャ上で「ほかのデバイス」が表示されることはありませんが、既にインストールされているデバイス・ドライバ
に関しても、Web上に最新のものが存在した場合は、アップグレードすることをお勧めいたします。
3.1 Intel Chipset Software installation utility
System x3400 M3 (7379) のシステムボードのデバイス・ドライバを適用します。デバイス マネージャ上のほか
のデバイスでは「基本システム デバイス」、「SM バス コントローラ」、「システム割り込みコントローラ」に適用
されます。 ※現在Windows Server 2008 R2 用の Intel Chipset Software の最新バージョンは提
供されておりませんので標準状態のままご利用下さい。
1. 「1.3デバイス・ドライバの用意」で用意した”Intel Chipset Software Installation Utility v9.1.1.1014-rev2” の
ファイル をCD-RやUSBメモリ等のメディアを使い、System x3400 M3 (7379) 上でファイルをダブルクリックし
て起動してください。
2. インストーラが起動し、「Querying System Package Information」画面が表示されますので、「Perform
Update」がチェックされていることを確認して、[Next >]ボタンを押してください。
3. 「Package and System Match Ready to Update System」画面が表示されますので、[Update]ボタンを押し
てください。
4. 「Success」画面が表示されるまでお待ちください。表示されたら[Exit]ボタンを押してください。
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 22 ページ
4. 「Success」画面が表示されるまでお待ちください。表示されたら[Exit]ボタンを押してください。
デバイス マネージャ上でほかのデバイスに
表示されていた「基本システムデバイス」などにドライバーが適用され、ほかのデバイスから消えたことが確
認できます。
3.2 Broadcom NetXtreme II device driver
System x3400 M3 (7379) のオンボードEthernetアダプタのデバイス・ドライバを適用します。デバイス マネー
ジャ上のほかのデバイスでは「イーサネット コントローラ」に適用されます。
1. 「1.3デバイス・ドライバの用意」で用意した”Broadcom NetXtreme II Driver v5.2.17.0” のファイル をCD-R
やUSBメモリ等のメディアを使い、System x3400 M3 (7379) 上でファイルをダブルクリックして起動してくださ
い。
2. インストーラが起動し、「Querying System Package Information」画面が表示されますので、「Perform
Update」がチェックされていることを確認して、[Next >]ボタンを押してください。
3. 「Package and System Match Ready to Update System」画面が表示されますので、[Update]ボタンを押し
てください。
4. 「Success」画面が表示されるまでお待ちください。表示されたら[Exit]ボタンを押してください。
デバイス マネージャ上でほかのデバイスに
表示されていた「イーサネット コントローラ」にドライバーが適用され、ほかのデバイスから消えたことが確認
できます。
3.3 IBM USB Remote NDIS Network Device
System x3400 M3 (7379) のIBM USB Remote NDIS Network Deviceのドライバを適用します。デバイス マ
ネージャ上のほかのデバイスでは「RNDIS/CDC ETHER」に適用されます。※この作業により、統合管理モ
ジュール(IMM)のファームウェアも更新されます。
1. 「1.3デバイス・ドライバの用意」で用意した”Integrated Management Module firmware update v1.10” のファ
イル をCD-RやUSBメモリ等のメディアを使い、System x3400 M3 (7379) 上でファイルをダブルクリックして起
動してください。
2. インストーラが起動し、「Querying System Package Information」画面が表示されますので、「Perform
Update」がチェックされていることを確認して、[Next >]ボタンを押してください。
3. 「Package and System Match Ready to Update System」画面が表示されますので、[Update]ボタンを押し
てください。
4. 「Success」画面が表示されるまでお待ちください。表示されたら[Exit]ボタンを押してください。
デバイス マネージャ上でほかのデバイスに
表示されていた「RNDIS/CDC ETHER」にドライバーが適用され、ほかのデバイスから消えたことが確認でき
ます。
<注意!> QoSパケットスケジューラの設定について
IBM USB Remote RNDIS Network Deviceのドライバを導入後、システムのパフォーマンスが低下する場合が
あります。
この現象は、IBM USB Remote RNDIS Network Deviceに対して、QoSパケットスケジューラが設定がされてい
る場合に発生しうる可能性があります。
そのため、IBM USB Remote RNDIS Network DeviceのプロパティからQoSパケットスケジューラの設定を外し
ます。
手順については以下をご参照ください。
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 23 ページ
手順については以下をご参照ください。
<QoSパケットスケジューラ確認手順>
1. 「スタート」→「管理ツール」より「サーバー マネージャ」 を起動して、"ネットワーク接続の表示"を選択しま
す。
2. "IBM USB Remote RNDIS Network Device"と表示されている「ローカル エリア接続」を右クリックして、「プ
ロパティ」をクリックしてください。※下図では、「ローカル エリア接続 3」になります。
3. 「ローカル エリア接続のプロパティ」ウィンドウが表示されますので、「ネットワーク」タブを表示させます。
4. "この接続は次の項目を使用します"の項に表示される一覧のうち、"QoS パケット スケジューラ"のチェッ
クをはずして、[OK]ボタンを押してください。※QoSパケットスケジューラの項目自体が無い場合は、実行
する必要はございません。
x3400M3-W2K8R2SP2導入 - 24 ページ
する必要はございません。
以上
免責:
当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的として作
成しました。
詳細につきましては、URL( http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/ )の利用条件をご参照ください。
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Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであ
り、LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。
当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同様な
結果が得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。お客様自
身の環境にこれらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってくださいますよう
お願いいたします。
Copyright 2015 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社
文書番号: SYJ0-08395F2
最終更新日: 2011-10-24
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