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平成 28 年度食品製造業におけるHACCPの導入状況実態調査 仕様書

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平成 28 年度食品製造業におけるHACCPの導入状況実態調査 仕様書
平成 28 年度食品製造業におけるHACCPの導入状況実態調査
仕様書
1
業務の目的
「食料・農業・農村基本計画」(平成 27 年 3 月 31 日閣議決定)において、食の安全と
消費者の信頼の確保を図るための施策として、HACCP(危害要因分析・重要管理
点)の導入を推進していく必要があるとされていることから、本調査により食品製造業
におけるHACCPの導入状況等の実態を把握し、諸施策の企画・立案に必要な資料を
得ることを目的とする。
2
業務内容
平成 28 年度食品製造業におけるHACCPの導入状況実態調査(郵送及びオンライ
ンで行う調査)の実施及びその集計・とりまとめに必要な以下の3の業務を行うこと。
(平成 28 年度の調査票については、下記の WEB ページに掲載する平成 27 年度の調
査票に準じた内容とする予定である。)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001153651
3
作業範囲
以下について、本仕様書及び担当部署である食料産業局食品製造課(以下「担当部
署」という。)との協議により実施すること。
(1) 標本選定
以下の手順により、調査対象者を選定すること。
①
請負者は、担当部署が貸与する「平成 24 年経済センサス(活動調査)」(事業
所・企業データベース母集団情報。以下同じ。)の調査対象企業リストについ
て、別添1の区分に基づき、業種別(8区分)、従業者規模別(常用雇用者数)
(5区分)及び都道府県別に区分する。
②
上記①で区分した調査対象企業リストを基に、別添2で示す標本数(総合計
1,369)の業種別(7区分)及び従業者規模別(5区分)の2倍の標本数を無作為に抽
出し、標本抽出企業名簿を作成する。この際、都道府県別の標本数を、母集団の
都道府県別企業数と比例させること。
なお、総務省における調査客体の重複是正の審査において是正対象となった企
業(担当部署から請負者へ重複企業情報を貸与)は、本調査の対象とせず、当該
各層の他の候補の中から調査客体を抽出すること。
③
上記②の標本抽出企業名簿から、別添2の標本数を無作為抽出する。この際、
都道府県別の標本数を、母集団の都道府県別企業数と比例させること。これによ
1
り標本台帳を作成する。
(2) 調査票記入の仕方等の原稿作成業務
請負者は、調査客体に対するHACCPの説明及び回答方法等の説明書である
「調査票記入の仕方」及び「回答前セルフチェック表」(以下「調査票記入の仕方
等」という。)について、担当部署が提示する調査票等の見本を基に、原稿の作成
を行うこと。
なお、請負者は、調査客体がHACCPについて正しく理解し、本調査について
正しく回答ができるよう、調査票記入の仕方等を工夫して作成し、担当部署の承認
を得ること。
(3) 調査票及び調査票記入の仕方等の発送
請負者は、以下により調査票及び調査票の記入の仕方等の発送を行う。
①
請負者は、担当部署が支給する発送用封筒(無地)に、政府統計の統一ロゴ、
農林水産省のロゴ、宛名等を印刷すること。
②
請負者は、下記の送付物を印刷し、①に封入の上発送する。
(送付物)
③
ア
調査依頼文書(担当部署が原稿作成)
イ
回答前セルフチェック表(請負者が原稿作成)
ウ
調査票(担当部署が原稿作成)
エ
調査票記入の仕方(請負者が原稿作成)
オ
オンライン調査システム操作ガイド(担当部署が原稿提示)
カ
返信用封筒(請負者準備)
②を発送後に、住所移転や廃業等の理由により調査票の未達が判明した事業者
分については、代替リスト(重複是正後の標本抽出企業名簿)から調査客体を追
加選定し、当該調査客体に調査票等の送付物を追加発送すること。
④
請負者は、発送結果を踏まえた発送企業、未達企業及び未回収企業のデータ整
理を行うこと。
(4) 問合せへの対応
請負者は、事前に、調査客体からの問合せに対する問合せ対応マニュアルを作成
し、担当部署の了解を得ること。調査客体からの問合せがあった場合は、この問合
せ対応マニュアルにより対応するとともに、問い合わせ内容等を記録すること。
(5) 電話等による督促の実施及び定期的な報告
①
請負者は、調査票等が調査客体に到着する時期に合わせ、電話等での協力依頼
を行うこと。その際に、住所移転や廃業等についても確認し、代替の調査客体へ
2
の対応を迅速に行うこと。
②
請負者は、6に示す調査票の回収率を達成するため、調査票回収期限前に未回
収企業に対しては、電話による督促(最大3回)を行うとともに、回収促進のた
め、必要に応じて調査内容の丁寧な解説やオンライン調査の記入方法の説明等の
回答の補助を行うこと。
また、回収状況については、回収期限2週間前、回収期限1週間前、回収期限
日、回収期限1週間後の節目のタイミングで担当部署に報告すること。
(6) 調査票等の回収及び確認
請負者は、調査客体から記入済みの調査票を回収する。回収した調査票の内容に
疑義がある場合又は調査票に未記入箇所がある場合には、電話により当該調査客体
に対し内容を確認し、赤字で修正するとともに、その確認の内容等を記録するこ
と。回収された調査票のうち、請負者が確認済みとした調査票については、担当部
署の確認を受けること。
なお、オンラインで回収された調査票データは、担当部署から定期的にまとめて
提供するので、郵送で回収された調査票と同様に、内容を確認すること。
(7) 調査票の問5に関する電話確認
請負者は、回収された調査票のうち、問5において「HACCP を導入する予定はな
い」又は「HACCP の考え方をよく知らない」と回答した事業者に対し、次のとおり
電話確認を行うこと。
①
確認方法
ア
インターネット等による事前の情報収集・確認
電話確認対象者をインターネットで検索し、ホームページに当該対象者の情
報が掲載されている場合は、製品、工場、企業規模といった関連情報を確認
し、当該ページをプリントアウトして参考資料とする。その際、ISO22000 や自
治体 HACCP 等の認証取得、大手食品事業者の OEM 製品の製造、大手小売チェー
ン店(コンビニエンスストア等)との取引、事業者独自の HACCP 等の衛生・品
質管理の取組等を確認しておくこと。
イ
聞き取り及びその記録等
電話確認は別添3の聞き取り事項に沿って行うこと。
電話確認で聞き取った内容のうち確認項目①~⑤は別添4の様式チェックリ
スト A に、確認事項⑥及び⑦はチェックリスト B にまとめること。その際、確
認事項①から③が全て「ある」「行っている」との回答であった調査対象者に
ついては、聞き取った内容の詳細のほか、電話での聞き取り後にホームページ
で確認した事項があればその内容(例えば、自治体 HACCP を取得していると聞
き取った場合は、当該自治体のホームページでその内容を確認する等)及びア
で収集した参考資料に基づく内容をチェックリスト A の「詳細な聞き取り情
3
報」欄に記載すること。記載内容は、別添5-1、5-2を参考とすること。
②
その他注意事項
電話確認については、連絡がつかない場合は1日1回、日を変えて3日間電話
すること。それでも連絡がつかない場合は「連絡不可」と整理し、それ以上の電
話連絡は行わない。
(8) 電話確認結果の反映
請負者は、集計したチェックリストを担当部署へ提出すること。その際、チェッ
クリスト A で確認事項①から③が全て「ある」「行っている」との回答であった調
査対象者の調査票及び(7)の①で収集した参考資料を併せて提出すること。担当部署
はチェックリスト及び参考資料の内容から、HACCP 導入の有無を確認の上、適宜調査
票を青字で修正する。請負者は修正した調査票に基づき、集計を行うこと。
(9) 発送企業データ・問合せ案件の整理
請負者は、(6)、(7)及びその他について対応した問合せ等の件数及び内容の整理
を行うこと。
(10) 調査票等の集計
請負者は、担当部署から平成 28 年度食品製造業における HACCP の導入状況実態
調査の以下の集計プログラム(マクロを含むエクセルファイル)を借り受けて集計
作業を行い、別添1の本調査で用いる業種分類、食品販売金額規模、従業者規模、
食品販売規模別の総額規模、輸出の状況の各区分別に、以下の事項について集計を
行うこと。
なお、「導入している HACCP の方式」について、集計内容を追加する必要がある
ことから、必要なシートを作成すること。それ以外で貸与する集計プログラムに修
正を要する点がある場合は、担当部署と相談の上で修正を行い、集計作業を行うも
のとする。
(集計項目)
・HACCPの導入状況
・HACCPの導入予定時期
・導入しているHACCPの方式
・HACCPの一層の充実を図る方法
・HACCPの導入に当たっての問題点
・HACCPの導入による効果(又は期待する効果)
・HACCPの導入に当たって役立った支援策(又は役に立つと考えられる支
援策)
・HACCPを導入する予定がない理由
・輸出の動向
・国別の輸出状況
4
①
データの入力
ア
回収した調査票(修正した調査票を含む)及びオンラインで回収された回答
データについて、集計プログラムに入力及び入力内容の確認を行うこと。な
お、入力したデータについては、データクリーニングを行うこと。
イ
自由記入欄の内容は、エクセルによる整理シートを作成し、質問項目ごとに
整理すること。多数の客体が記入していた場合は、内容別や販売金額規模別等
に整理すること。
②
集計の準備
集計プログラムにおいて全体の導入率等の算出に必要となる推計係数を算出す
るため、調査票の問2(常用雇用者数の規模)の回答結果に基づき、業種別(8
区分)、従業者規模別(5区分)の回答者数をまとめること。
③
集計
上記(10)に記す集計項目ごとに集計すること。なお、数値は小数第2位で四捨
五入し、事実のないものは「-」、事実不詳又は調査を欠くものは「…」と表記
すること(0 と入力したものを表示形式で「-」等と表示させるのではなく、セ
ルへの入力を「-」等とすること)。
(11)
情報処理・数値の検証
①
プログラムによる情報処理
請負者は、入力したデータの確認及び集計の進捗段階毎にエラーチェックを行
うこと。
②
集計結果による数値の検証
集計結果の数値の検証を行うこと。集計結果の数値の検証については、担当部
署の確認を受けること。
(12)
集計グラフの作成
別添6の平成 27 年度の調査結果の概要と同様に以下のグラフを作成すること。
なお、グラフは白黒印刷でも判別できるものとすること。
・導入状況別割合の経年推移
・販売金額規模別の導入状況別割合
・従業者規模別の導入状況別割合
・導入による効果の 26 年度、27 年度及び 28 年度の比較
・導入に当たっての問題点の 26 年度、27 年度及び 28 年度の比較
・導入に当たって役立つ支援策の 26 年度、27 年度及び 28 年度の比較
5
4
進捗状況等の報告
(1) 本業務の進捗状況について定期的に報告(少なくとも 2 週に1回程度)し、担当部
署の確認を得ること。
(2) 進捗状況について、担当部署からの照会があった場合は、速やかに回答すること。
5
貸与・提供物品
本業務の実施に際しては、以下の物品等の貸与及び提供を行う。
なお、入札公告期間中は担当部署において、貸与及び提供を行う物品のうち、(1)の
①、②及び⑤を除くものについて、閲覧できるものとする。閲覧期間は入札公告期間中
の平日(行政機関の休日以外の日をいう。)午前 10 時から正午及び午後1時から午後
5時までとし、閲覧を希望する日の2日前(行政機関の休日を除く。)までに食品産業
局食品製造課担当職員に連絡すること。
(1)
貸与物品
①
「平成 24 年経済センサス(活動調査)」の調査対象企業リスト
②
調査客体の重複企業情報
③
平成 28 年度実態調査の集計プログラム及び平成 27 年度の集計結果
(貸与する集計プログラム)
・集計プログラム【本省報告用】
・集計プログラム【参考資料1】(産業細分類ごとの集計)
・集計プログラム【参考資料2】(地方農政局ごとの集計)
・集計プログラム【参考資料3】(輸出についての集計)
④
調査票及び調査票記入の仕方等の見本
⑤
オンラインで回収された調査票データ
(2) 提供物品
6
①
発送用封筒(約 1,800 枚。なお、未使用分は納品時に返却すること。)
②
調査依頼文書(担当部署作成)
調査票回収率
3の(5) に関する調査票回収率については、48%以上とし、50%に達するよう努め
ること。
7
納入物品
以下のものを、(1)については1部、(2)~(10)については電子ファイルを収録した
CD2部(正副)について、ウイルス対策を行った上で納品すること。
6
なお、CDにはウイルス対策に関する情報(ウイルス対策ソフト名、ウイルス定義、
チェック年月日)を記載したラベルを貼り付けること。
(1) 調査客体から回答を受けた調査票の原票
(2) 問い合わせ等の件数・整理をしたもの
(3) 対応マニュアル
(4) 送付物一式
(5) 回収率向上に向けて取り組んだ事項とその効果等に関して整理したもの
(6) 業種別・従業者規模別の回答数・回収率一覧
(7) 自由記入欄の記入内容を整理したもの
(8) 電話確認の記録(3の(6)及び(7)関係)
(9) 電話確認の際に収集した参考資料(3の(7)関係)
(10) 電話確認のチェックリスト一式(3の(8)関係)
(11) 集計結果
*本業務の実施に必要な書面は、以下のいずれかのソフトウェアにより作成すること。
①(マイクロソフト社製)Microsoft Office Excel 2003、2007、2010 又は 2013
②(株式会社ジャストシステム製)一太郎 2010(Pro2 で閲覧等が可能なバージョ
ン)
③(マイクロソフト社製)Microsoft Office Word(2013 で閲覧等が可能なバージ
ョン)
8
納入期限
契約締結日~平成 29 年3月 31 日(金)
9
納入場所
農林水産省食料産業局食品製造課食品企業行動室
10
瑕疵担保責任
本業務の成果物の瑕疵担保期間は、納入後1年間とする。
なお、納入後1年間は、担当部署の承認を得た運用業者が問い合わせ等を行うことに
留意すること。
11
個人情報の取扱い
(1) 個人情報の取扱いに係る事項について担当部署と協議の上決定し、書面にて提出す
ること。
なお、以下の事項を記載すること。
7
ア
個人情報保護取扱責任者の所属・氏名等を記載した管理体制
イ
個人情報の管理状況の検査に関する事項(検査時期、検査項目、検査結果におい
て問題があった場合の対応等)
(2) 本業務の作業を派遣労働者に行わせる場合は、労働者派遣契約書に秘密保持義務な
ど個人情報の適正な取扱いに関する事項を明記し、担当部書の承認を得た上で実施す
ること。また、作業実施前に教育を実施し、認識を徹底させること。
(3) 個人情報を複製する際には、事前に担当部署の許可を得ること。
なお、複製の実施は必要最小限とし、複製が不要となり次第、その内容が絶対に復
元できないように破棄・消去すること。
(4) 受注者は、本業務を履行する上で個人情報(生存する個人に関する情報であって、
当該契約に含まれる氏名、生年月日、その他の記述等により特定の個人を識別するこ
とができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識
別することができることとなるものを含む。)をいう。以下同じ。)の漏えい等安全
確保の上で問題となる事案を把握した場合には、直ちに被害の拡大防止等のため必要
な措置を講ずるとともに、担当部署に事案が発生した旨、被害状況、復旧等の措置及
び本人への対応等について直ちに報告すること。
(5) 個人情報の取扱いにおいて、適正な取扱いが行われなかった場合は、本業務の契約
解除の措置を受けるものとする。
12
情報セキュリティの確保
受注者は、以下のとおり機密保持、資料の取扱いを実施すること。
(1) 本業務の遂行に当たっては、「農林水産省における情報セキュリティの確保に関す
る規則」(平成 15 年6月 26 日農林水産省訓令第 11 号)や「政府機関の情報セキュ
リティ対策のための統一管理基準」、「政府機関の情報セキュリティ対策のための統
一技術基準」及び別添7「情報セキュリティに係る遵守事項」を参照し、定められて
いる事項について遵守すること。
(2) 本業務の遂行に当たっては、情報管理責任者を明確に定め、責任者の所属、氏名等
を記載した作業体制図を提出すること。
なお、情報管理責任者と個人情報取扱責任者が同一の場合には、その旨を記載する
こと。
(3) 本業務の遂行に当たっては、知り得た全ての事項について、契約期間中はもとより、
契約終了後においても外部に漏らしてはならない。秘密保全に関することは、担当部
署の指示に従うこと。
(4) 本業務の遂行に当たっては、従事する全ての者と個別に退職後も有効な守秘義務契
約を締結すること。
(5) 本業務において知り得た情報の漏えい等の事案が発生した際には、担当部署に電話、
8
口頭等による報告を行うとともに、書面にて提出すること。
なお、事案の発生後は事態の収拾及び拡大防止の措置を迅速かつ適切に行うこと。
また、受注者以外の者の作業も含め、対処に係る費用は全て受注者が負担すること。
(6) 受注者環境に本業務に必要な情報以外を保持することのないよう、不要になった情
報は適宜、担当部署に返却を行うこと。
(7) 本業務において使用するソフトウェアについては、既知のセキュリティホールに対
するセキュリティ対策を行うこと。
(8)
当該業務において使用するパソコン等の情報漏洩防止を始めとする情報セキュリ
ティを確保するための体制等を整備すること。
(9)
調査票等の記録媒体の紛失がないよう十分に管理すること。
(10)
調査票等の複写、貸与及び提供を第三者に行ってはならない。
(11) セキュリティ事故を発見した際は、直ちに被害の拡大防止等のため、必要な措置
を講ずるとともに、担当部署に、事案が発生した旨、被害状況、復旧等の措置及び
本人への対応等について直ちに報告すること。
13
成果物の権利帰属
この契約により作成される成果物の著作権等の取扱いは、次に定めるところによる。
(1) 受注者は、著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)第 21 条(複製権)、第 26 条の3
(貸与権)、第 27 条(翻訳権・翻案権等)及び第 28 条(二次的著作物の利用に関す
る原著作者の権利)に規定する権利を、発注者に無償で譲渡し、担当部署の行為につ
いて著作者人格権を行使しないものとする。
(2) 発注者は、著作権法第 20 条(同一性保持権)第2項第3号又は第4号に該当しな
い場合においても、その使用のために当該成果物を改変し、また、任意の著作者名で
任意に公表することができるものとする。
(3) 受注者は、発注者の書面による事前の同意を得なければ、著作権法第 18 条(公表
権)及び第 19 条(氏名表示権)を行使できないものとする。
(4) 第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物」という。)を使用して成果物を
作成する場合は、発注者が特に使用を指示した場合を除いて、受注者が必要な費用の
負担及び使用許諾契約に係る一切の手続きを行うこと。この場合、受注者はその手続
きの内容について事前に発注者の承認を得ることとし、発注者は既存著作物について
その許諾要件の範囲内で使用するものとする。
なお、業務の実施に関し、第三者との間に著作権に係る権利侵害の紛争が生じた場
合は、その原因が専ら発注者の責めに帰す場合を除き、受注者の責任及び負担におい
て一切を処理すること。この場合、発注者は係る紛争等の事実を知ったときは、受注
者に通知し、必要な範囲で訴訟上の防衛を受注者に委ねる等の協力措置を講じるもの
とする。
9
(5) 使用する画像、デザイン、表現等に関して他者の著作権を侵害する行為に十分配慮
し、これを行わないこと。
14
その他
本業務において疑義が生じた場合は、速やかに担当部署と協議すること。
10
別添1
表1
業種区分一覧表
日本標準産業分類
中分類09
小分類
本調査で用いる業種分類
食料品製造業
091
畜産食料品製造業
乳製品製造業
その他の畜産食料品製造業
092
水産食料品製造業
水産食料品製造業
093
野菜缶詰・果実缶詰・
野菜缶詰・果実缶詰・
農産保存食料品製造業
中分類10
小分類
表2
094
調味料製造業
095
糖類製造業
096
精穀・製粉業
098
動植物油脂製造業
097
パン・菓子製造業
パン・菓子製造業
099
その他の食料品製造業
その他の食料品製造業
調味料・製粉・油脂等製造業
飲料・たばこ・飼料製造業
101
清涼飲料製造業
102
酒類製造業
103
茶・コーヒー製造業
従業者規模階層別一覧表
区
農産保存食料品製造業
分
従業者規模
第1階層
5~9人
第2階層
10~19人
第3階層
20~49人
第4階層
50~99人
第5階層
100人以上
清涼飲料・酒類等製造業
【別添2】
業種分類別従業者規模別標本数の配分
業種区分
従業者規模別
総合計
合計
5~9人
10 ~ 19 人
畜産食料品製造業
20 ~ 49 人
50 ~ 99 人
100人以上
合計
5~9人
10 ~ 19 人
水産食料品製造業
20 ~ 49 人
50 ~ 99 人
100人以上
合計
5~9人
野菜缶詰・果実缶
10 ~ 19 人
詰・農産保存食料品
20 ~ 49 人
製造業
50 ~ 99 人
100人以上
合計
5~9人
調味料・製粉・油脂 10 ~ 19 人
等製造業
20 ~ 49 人
50 ~ 99 人
100人以上
合計
5~9人
10 ~ 19 人
パン・菓子製造業
20 ~ 49 人
50 ~ 99 人
100人以上
合計
5~9人
その他の食料品製 10 ~ 19 人
造業
20 ~ 49 人
50 ~ 99 人
100人以上
合計
5~9人
清涼飲料・酒類等製 10 ~ 19 人
造業
20 ~ 49 人
50 ~ 99 人
100人以上
母集団企業数(平成24年
経済センサス-活動調査
)
24,407
2,108
482
465
556
300
305
5,083
1,764
1,473
1,174
398
274
1,551
502
403
405
158
83
1,823
629
454
390
170
180
3,982
1,412
953
872
353
392
7,448
2,674
1,730
1,679
662
703
2,412
991
642
493
141
145
標本数
1,369
217
17
32
38
51
79
227
51
51
45
34
46
133
16
22
24
29
42
141
20
24
23
29
45
200
42
38
36
34
50
318
78
61
62
49
68
133
30
26
23
21
33
【別添3】
問5で「導入する予定はない」・「HACCP の考え方をよく知らない」と回答した企業への再調査
電話聞き取り確認項目
(手持ちメモ)
・調査票の問5で「導入する予定はない」・「HACCP の考え方をよく知らない」と回答した企業に
対 しては、電 話 で以 下 の内 容 を確 認 し、確 認 項 目 ①~⑤については別 添 4(チェックリストA)
に、⑥及び⑦については、別添5(チェックリストB)にまとめること。
・【調査票 問*「*」(注:*は番号)に○】とある項目については、調査票の当該
番号に赤色で○をつけること。
( 既についている黒色の○は赤色で消線をつけること。)
挨拶・問い合わせの趣旨の説明
○○○○の○○と申します。本年○月~○月頃に、当方からお送りいたしました
農林水産省の「HACCP の導入状況実態調査」にご回答いただき、ありがとうござい
ました。
本日は、先日ご回答頂いた内容や、御社の HACCP 個別の取組状況等をもう少し詳
しくお聞きしたく、お電話いたしました。
今、少しお時間をいただいてはよろしいでしょうか。
→
相手の了解を確認の上、確認項目①へ
確認項目①
御社における HACCP の導入状況をお尋ねしたところ、先日の回答では、HACCP
を「導入する予定はない」(又は「考え方を知らない」)ということでしたが、
御社では、製造過程において食品事故を防ぐために、
「加熱調理する場合は、例えば「○度で○分」と、温度や時間を管理する方法」や、
「製品に異物が混入していないことを確認する方法」を何か講じていますか?
(「腐らないようにする(腐りにくくする)手順・工程」や「異物が入らないようにす
る手順・工程」などをルール化し、実行すること。)
※具体的には、
・ 殺菌工程のある食品で言えば加熱温度(時間)の管理
・ 冷蔵庫・冷凍庫の温度管理(特に加熱工程のない食品)
・ 金属探知器などによる異物のチェック
など
→
→
ない場合:【確認終了へ】
ある場合: 確認項目②へ
確認項目②
ルールどおり実施されているか、一定時間ごとに確認・点検を行っていますか?
(→計測結果が不適合になった(ルールどおりになっていなかった)場合の対応ル
ールを決めていますか?)
1
→
→
行っていない場合:【確認終了へ】
行っている場合: 確認項目③へ
確認項目③
その確認・点検結果をメモなど何らかの方法で記録・保存を行っていますか?
→
→
行っていない場合:【確認終了へ】
行っている場合 :【調査票 問6「14」に ○、問7「1」に ○、
確認項目④へ】
確認項目④
御社の工場はいくつありますか? (1つか、複数か?)
→
→
1つの場合
【調査票 問5「1」に ○
複数の場合: 確認項目⑤へ
→確認項目⑥へ】
確認項目⑤
確 認 項 目 ①~③の取 組 を行 っているのは、全 ての工 場 ですか、それとも一 部 の工
場ですか?
→
→
全ての工場の場合:【調査票 問5「1」に ○、確認項目⑥へ】
一部の工場の場合:【調査票 問5「2」に ○、確認項目⑥へ】
確認項目⑥
最後に、御社が今後HACCPを導入されたり、充実しようとお考えになる場合に、必
要があると思われるのはどのようなことか、お教えください。
→
【調査票
問 12 の選択肢で該当するものに○(複数可)、確認終了へ】
確認終了
質問は以上です。
皆様の衛生管理の取組を参考に、引き続き HACCP 導入の推進に向けた取組につ
いて検討してまいりたいと思います。
お忙しいところご協力いただき、本当にありがとうございました。
2
注:確認終了後、調査票の下記の回答について、修正内容との整合をとること。
(調査票の当該番号に赤色 で○をつけること。既につ いている黒色の○は赤
色で消線をつけること。)
<修正を要する内容>
・確認項目①~③に取り組んでいる場合
【調査票 問8 → 「2」に ○】
【調査票 問 10 → 問 13 で○を付けている番号に○】
【調査票 問 13 → ○ を削除】
3
チェックリストA (HACCP統計調査に関する聞き取り)
整理番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
社名
確認日 所要時間
対応状況
(拒否、
不在等)
①工程管理 ②時間管理 ③記録・保存 ④工場数
ない
行って 行って 行って 行って
ある いない いる いない いる 一つ 複数
【別添4】※原寸はA3
No.
⑤全てor一部
詳細聞き取り情報
全て 一部
チェックリストB (HACCP統計調査に関する聞き取り)
※原寸はA3
問12の選択肢
1 低利の融資制度
2 税の軽減措置
3 HACCP責任者・指導者の養成研修の開催
4 普及・啓発セミナーの開催
5 HACCPの認証制度説明会の開催
6 導入マニュアルの整備・活用
7 技術情報データベースの整備
8 公的機関(保健所等)による指導
9 その他(具体的に)
10 特に支援を受けていない(特に支援策は必要ない)
整理番号
社名
問12
確認日
1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2
3
4
5
6
7
8
9
10
9(その他)記入欄
電話聞き取りでHACCP導入と考えられる業者の取り組み事例(25年度及び26年度調査の例)
製造品種
1
精肉加工
【別添5-1】
通話
時間
聞き取り内容
キーワード
7分
業務用の串肉やハムを製造している。冷蔵製品は1℃、冷凍庫はマイナス25℃に設定し、時間を決めて記録している。設定
温度より高かった場合は、業者にメンテナンスに来てもらう。金属探知機または目視によるチェックは記録している。そのよう
な場合のマニュアルは作成している。○○ハム、××ハム、△△ハム等と取引しているので、同じ衛生管理をしている。取引
先から要請があった訳でなく、ノウハウを教えてもらっている。
取引先と同じレベ
ル
取引先からの要
請
2
アイスクリーム
13分
○○乳業や××のOEMのアイスクリームを製造している。ISO9001所得。5Sの取組を重点にしている。基本はHACCPだが、
うちは工場が狭くて厳しいと感じている。○○乳業や××からの要請は厳しく、毎月、チェック表を提出しなくてはならない。ま
た、毎月、監査が入る。職員に対しても、衛生管理の研修に参加するよう要請がある。(○○乳業はHACCPを導入しているこ
とを○○乳業HPで確認。)
3
食肉処理
10分
食肉処理。金属探知機を導入している。毎日3、4回テストピースを使用し、チェック・校正している。チェックは記録し、保存し
ている。○○県のS-HACCPを昨年9~10月に所得しようとしたため、衛生管理はそのレベルと同様のことをしている。ただ、
忙しくなってしまい、S-HACCPの申請作業ができていない。(○○県のHPでHACCPに準じた衛生管理であることを確認。)
自治体HACCP
4
乳製品
3分
○○乳業でHACCPを導入しており、当社はその工場の部分請負をしている。HACCPが何か認証をとるものでなく、自主的な
取り組みであるというのであれば、当社はHACCPを導入していると言える。(電話で担当者自ら宣言。)
HACCP導入工場
の部分請負
5
精肉加工
6分
鶏肉加工。工場はISO9001を所得している。○○フーズのグループに入っているが、グループ内で情報共有し、衛生管理は同
じようにやっている。グループ内にはFSSC22000を所得した会社もある。
グループ内で
HACCP導入
6
かまぼこ
12分
かまぼこのくんせい等を製造している。金属探知機を導入。加熱殺菌では中心温度のチェック、加熱後の冷却温度をチェック
し、記録・保存している。○○食品に商品を提供しており、○○食品から必須のマニュアルを受けている。(○○食品は
HACCPを導入していることを紀文HPで確認)
取引先からの要
請
7
でんぶ
9分
昔ながらの工場ででんぶを作っている。納品している問屋から衛生管理の要請があり、自分でHACCPを勉強し、HACCPの考
え方で衛生管理を行っている。今後はISO22000を所得したいと考えている。
自称HACCP
8ちくわ等水産物加工
3分
ちくわやおでんの具など水産物の練り物を製造。創業180年の歴史ある会社。HACCPの考え方を取り入れた独自の衛生管
理を行っている。認証をとることが必須でないのであればHACCPを導入しているといえる。(電話で担当者自ら宣言。)
自称HACCP
製造品種
通話
時間
聞き取り内容
9
のり、ふりかけ
6分
のり、ふりかけを製造。○○県の認証を所得している。(○○県のHPでHACCPに準じた衛生管理であることを確認。)調査
「HACCPを導入する予定はない」は、認証のことだと思った。HACCPの取り組みは行っており、認証をとることが必須でないの
であればHACCPを導入しているといえる。
10
かまぼこ
10分
新工場を建てたことから、ISO,HACCP認証を取得するつもりで、HACCPの考え方に基づいた衛生管理を行ってきた。品質管
理部に職員を3名おいている。取引先等から要求されていないため、早急にHACCP認証を取得する予定はない。担当者はハ
ザード分析、CCP管理について理解している。
自称HACCP
11
漬物、総菜
5分
・漬け物、総菜を製造している。調査票の「HACCPを導入する予定はない」は、認証のことだと思った。HACCPの取り組みは
行っており、認証をとることが必須でないのであればHACCPを導入しているといえる。
自称HACCP
12
らっきょう
6分
・らっきょうを製造。ハザード分析して、重要管理点を管理している、ということであればHACCPを導入している。担当者はハ
ザード分析、CCPの管理について理解している。
自称HACCP
13
缶詰
2分
・缶詰のJAS認定工場。調査票の「HACCPを導入する予定はない」は、認証のことだと思った。HACCPの取り組みは行ってお
り、認証をとることが必須でないのであればHACCPを導入しているといえる。
自称HACCP
14
冷凍食品
4分
・冷凍野菜を製造している。自社の品質管理室で検査することのできない微生物は、検査センターで検査している。「HACCP
を導入する予定はない」は、認証のことだと思った。工程管理等、HACCPの取り組みはしっかり行っており、認証をとることが
必須でないのであればHACCPを導入しているといえる。
自称HACCP
15
酒
6分
・酒を製造。ISO9001を所得、JAS認定工場。取り引き先である○○酒造のOEMを製造しており、金属探知機のデータなどを
提出し、チェックを受けている。(○○酒造はISO22000、HACCPを導入していることをHPで確認)担当者はHACCPの考え方
について理解している。
取引先からの要
請
16
こんにゃく
7分
・こんにゃくを製造。調査票の「HACCPを導入する予定はない」は、認証のことだと思った。HACCPの取り組みは行っており、
認証をとることが必須でないのであればHACCPを導入しているといえる。担当者はHACCPの考え方について理解している。
自称HACCP
10分
・調味料、香辛料を製造。主要取引先がHACCPを導入しており、同レベルの管理を求められているため、ハザード分析し、
CCPを決めて管理している。チェックした記録は取引先に提出している。(主要取引先がどこであるかは不明だが、電話で担
当者から、取引先がHACCPを導入していると聞き取り。)
取引先からの要
請
5分
・食酢を製造。認証はとっていないが、HACCPに基づいた○○独自の品質管理を行っている。(HACCPに準じた衛生管理で
あることをHPで確認)関東の工場ではFSSC22000導入を検討している。
自称HACCP
17 調味料、香辛料
18
食酢
キーワード
自治体HACCP
19
製造品種
通話
時間
黒糖製品
7分
聞き取り内容
・自社の土産店で販売する土産用の黒糖製品を製造しているため、少量しか製造していない。親会社である○○ハムが
HACCP認証を取得しており、同様の衛生管理を行っている。(○○ハムHPで確認)
キーワード
親会社がHACCP
導入
20醤油等、液体調味料 13分
・基本は醤油だが、たれやつゆなど、液体調味料も作っている。液体なので充填時に濾過し、異物を取り除いている。このほ
か、金属探知機を1部で、また、マグネットを使って異物をチェックしている。認証はとっていないが、ハザード分析し、CCPを管
理するようにしており、HACCPの手法は取り組んでいる。醤油の輸出も行っており、これからHACCPは取引等で必要になって
くると考えている。
自称HACCP
21 清酒、醤油、味噌
9分
・清酒、醤油、味噌。自社HPで「HACCPを導入している」と記載しているが、すべのラインで導入しているのは1部の工場のみ
で、○○工場は部分的に導入。ISO9001取得、有機JAS認定工場。(調味料)
自称HACCP
8分
・さきいか等、いかを材料にしたおつまみを製造している。サンプルをとり、自社で微生物検査、pH検査を行っている。担当者
はHACCPの講習を受けており、HACCPの考え方を理解している。主な取引先はコンビニエンスストアである○○、大手スー
取引先からの要
パーチェーンである××、△△食品等で、もともと取引先から品質管理について要請があり、取引先と同様の衛生管理を始め
請
た。(コンビニエンスストア○○はHACCPを取り組んでいることをHPで確認)取引先からのチェックは厳しく、毎月監査が入る
が、きちんとやらないと取引してもらえない。
7分
・HACCPは認証を取得するものだと思っていた。取引先(○○食品)の指導でチェックリストや記録表を作っている。取引先が
言うには、ISOと同じ方法とのこと。原料の入庫、製品の出庫時にはロットNo、消費・賞味期限をチェックして記録。保管庫温
度・金属探知機動作の確認について一定時間ごとにチェック及び記録。取引先である○○食品が主催する研修3日に参加。
年2回、○○食品の監査が入り、指導を受けたら改善している。
取引先からの要
請
取引先からの要
請
22
23
さきいか
菓子
24
パン
8分
・重要管理点(CCP)は、仕込み温度の管理である。基本的にはメーカー(取引先)からの要請で、メーカー(取引先)の基準に
則り、全工程のチェックフォーマットや基準を設けている。記録・対応ルールも決まっている。メーカー側からの立ち合いチェッ
クも行っている。
主な取引先にコンビニエンスストアである○○。(○○はHACCPを取り入れていることをHPで確認)
25
水
10分
・○○本部からの作業工程・対応ルールの規定に基づき管理している。毎日製造日報で報告しなければならず、随時厳しい
指導がある。容器の殺菌は紫外線殺菌、その後リンサー、熱湯12分洗浄、温度チェックは1日3回と決められている。本部がど
のような認証を取得しているかは不明。HPでISO2200、HACCPに準じた独自の衛生管理(AQMS)を行っていることを確認。
自称HACCP
自称HACCP
自称HACCP
26
水
10分
・○○のフランチャイズである為、本部で作成しているマニュアルに則り、工程管理を行っている。ボトルの口の殺菌は80度以
上に設定し、不適合があった場合の対応ルールも本部のマニュアルに沿って行っている。運転日誌で毎日記録・報告してい
る。本部がどのような認証を取得しているかは不明。HPでISO2200、HACCPに準じた独自の衛生管理(AQMS)を行っているこ
とを確認。
27
酒
8分
・HACCPの考えに準じて管理工程・対応ルールをマニュアル化し管理している。容器に詰める前の商品の温度、容器に詰め
た後の温度は一定時間毎に確認を行っている。異物のチェックは作業工程の中に組み込み、随時チェックできるようになって
いる。HPでHACCPに準じた品質管理を行っていることを確認。
製造品種
通話
時間
28
調味料
8分
委託された商品は、委託先の製造依頼書に基づき製造しているが、自社の商品はISO22000をベースとした工程管理を行っ 取引先と同じレベ
ている。(ハザード分析し、CCPを設定して管理している。)HACCP認証は取得していないが、HACCPの取組は行っている。
ル
29
豆腐
8分
豆腐、揚げを中心に製造、ISO9001を取得、工程管理、時間管理、記録も付けている。ISOに基づき処理し、親会社のコスモス
親会社がHACCP
食品はHACCPも取り込み、子会社である同社も同様な手法で製造している。(親会社がISO22000を取得していることをホー
導入
ムページで確認。)
聞き取り内容
キーワード
【別添5-2】
HACCP を導入していると考えられる案件例
以下の点に留意して、聞き取った企業の実施状況をメモする。
なお、HACCP を導入しているか否かの最終的な判断は、品質管理普及班で行う。
優先順位1 HACCP 認証を取得しているもの(問6の HACCP に既に取り組んでいるもの)
・ISO22000 を導入・取得している(ISO9001 のみの場合は、HACCP 導入に該当しない)
・自治体 HACCP を導入・取得している
・マル総の認定を取得している
・自称 HACCP を導入・取得している
・指定認定機関の計画認定を受けている
等
優先順位2 管理状況から HACCP を導入していると思われるもの
・工程管理を設定し、定時に測定、記録・保存し、かつ、その管理の必要性を理解して
いる。また、測定結果で不備があった場合の対応方法(改善措置、既に作ったものの
処分等)を決めている。
(例)加熱殺菌○℃・○分
冷却時間○分
X 線異物検出機、金属探知機等で○時間ごとに計測
(テストピースによる検出機等の確認)
等
・相手とのやり取りの中で、次のような HACCP 関連用語を使用又は理解している。
(例)HACCP、CCP、検証、校正、微生物の管理、○○菌、中心温度の測定
クリーンルーム
等
優先順位3 取引先等及びその要求内容から HACCP と判断できるもの
・大手コンビニ、百貨店、外食チェーン等と取引しており、取引先から以下の管理等を
要求されている。
(例)ISO レベルの品質管理
HACCP レベルの品質管理
管理表の作成
等
・大手スーパー等の PB を製造している。
・親会社が HACCP を導入しており、親会社と同様の管理を行っている。
【別添6】
平 成 2 8 年 6 月 7 日
食料産業局食品製造課
平成27年度
食品製造業におけるHACCPの導入状況実態調査
- 中小規模層の企業におけるHACCP導入率は35% -
H A CC P ( ハ サッ プ : Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、
原料受入れから最終製品までの各工程ごとに、微生物による汚染、金属の混入等の危害を予測
( 危 害 要 因分 析 : Hazard Analysis) し た う え で 、 危 害 の 防 止 に つ な が る 特 に 重 要 な 工 程 ( 重 要 管
理 点 : Critical Control Point、 例 え ば 加 熱 ・ 殺 菌 、 金 属 探 知 機 に よ る 異 物 の 検 出 等 の 工 程 )
を 継 続 的に 監 視 ・記 録 す る工 程 管 理 のシステムをいう。
【調査結果の概要】(平成27年10月1日現在)
1.食品製造業におけるHACCPの導入状況
・ H A C C P 導 入 率 (「 H A C C P を 導 入 し て い る 企 業 」 と 「 導 入 途 中 の 企 業 」 の 合
計) は 28.9% で 、平 成 26年度 調 査時 (28.7%)に 比 べ 0.2ポ イント上 昇した 。そのうち
中 小 規 模 層 (食 品 販 売 金 額 1 億 円 ~ 50億 円 )の 企 業 に お け る H A C C P 導 入 率 は 34.5
%で、平成26年度調査時(33.5%)に比べ1.0ポイント上昇した。
・ な お 、 H A C C P の 導 入を 検 討し て いる 事 業 者は 25.4% で 、 平成 26年 度 調査 時 (18.7
%)から6.7ポイント上昇した。
図1 HACCPの導入状況
<全体> 0
平.12
平.18
平.22
20
3.3
40
7.1
60
30.0
4.0
10.6
3.2
20.3
3.9
平.24
20.8
2.8
15.9
43.6
平.25
21.4
1.8
16.9
41.9
平.27
19.6
3.7
25.0
14.3
42.0
18.7
5.8
23.1
16.9
44.3
平.23
平.26
19.7
37.8
20.0
100
30.2
29.4
27.9
15.6
80
16.9
18.0
40.7
25.4
12.0
34.0
11.7
<1億円~50億円未満>
平.22
4.1
17.4
平.23
4.7
22.1
平.24
平.26
28.9
平.27
11.6
39.4
23.5
8.4
26.1
10.4
40.8
21.9
4.6
11.6
40.8
20.5
2.8
24.8
43.0
22.1
3.6
23.5
平.25
24.0
27.6
11.1
35.6
30.7
7.3
7.3
34.5%
導入済み
導入途中
導入を検討
- 1 -
導入する予定はない
HACCPの考え方をよく知らない
図2
HACCPの導入・検討状況
100 (%)
平成25年度
80
平成26年度
60
40
41.9 40.7
21.4 25.0 23.1
20
16.9 18.7
25.4
平成27年度
34.0
18.0
1.8 3.7 5.8
12.0 11.7
0
導入済み
導入途中
導入を検討
導入する予定は
ない
HACCPの考え方をよ
く知らない
2.HACCPの導入による効果(複数回答)
「 導 入 済 み 」、「 導 入 途 中 」 又 は 「 導 入 を 検 討 」 と 回 答 し た 企 業 に お け る 導 入 に よ る
効 果 を み る と 、「 品 質 ・ 安 全 性 の 向 上 」 が 93.5% と 最 も 多 く 、 次 い で 、「 企 業 の 信 用 度
やイメージの向上」(63.9%)、「従業員の意識の向上」(72.5%)となっている。
図3
100
96.1
97.6 93.5
80
HACCPの導入による効果(導入済み)(複数回答)
平成25年度
73.5
78.1
72.5
平成26年度
平成27年度
74.0
63.8
60
63.9
54.1
53.0
53.7
46.6
45.7
41.0
30.8
40
26.8
26.4
16.5
20
23.9
17.8
13.1
11.5 11.2
3.1 4.4 5.1
-
0.4 2.9
0.6 1.7 0.7
0
事故対策
品質・安全性 従業員の意識 企業の信用度 製品イメージ
の向上
コストの削減
の向上
の向上
やイメージの
向上
製品ロスの
削減
取引の増加
製品の輸出が
可能(有利)
製品価格の
上昇
その他
特に効果は
ない
3.HACCPの導入に当たっての問題点(複数回答)
「 導 入済 み」、「 導 入 途 中 」 又 は 「 導 入 を 検 討 」 と 回 答 し た 企 業 に お け る H A C C P
の 導 入 に 当 た っ て の 問 題 点 を み る と 、「 施 設 整 備 に 多 額 の 資 金 が 必 要 」 が 68.9% と 最
も 多 く 、 次 い で 、「 導 入 後 の 運 用 コ ス ト が 大 き い 」( 49.4% )、「 従 業 員 研 修 の 余 裕 が
ない」(44.1%)となっている。
図4
HACCPの導入に当たっての問題点(複数回答)
(%)
100
平成25年度
80
63.7
60
平成26年度
平成27年度
68.9
57.3
56.2
47.6
49.4
40.2 41.5 44.1
40
37.1 38.0
28.8
34.2 35.0
23.2
26.6 26.6 30.3
20
23.4
18.5
24.1
13.6
3.3 3.5 4.0
6.5 4.4
0
施設・設備の
モニタリング・ 従業員に対する
整備(初期投資) 記録管理等の人的 研修を十分に行う
に多額の
コスト等HACCP 余裕がない
資金が必要 導入後の運用コスト
(ランニングコスト)
が大きい
HACCPを
指導できる
人材がいない
導入時のコストの HACCPの
回収が困難
導入までの手続き
に手間がかかる
- 2 -
HACCPの
手順が複雑
その他
特に問題点はない
4.HACCPの導入に当たって役立つ支援策(複数回答)
「 導 入 済 み 」、「 導 入 途 中 」 又 は 「 導 入 を 検 討 」 と 回 答 し た 企 業 に お け る H A C C P
の 導 入 に 当 た っ て 役 立 つ 支 援 策 をみ る と 、「 H AC CP 責 任 者・ 指 導者 の 養 成研 修 の開
催 」 が 43.5% と 最 も 多 く 、 次 い で「 導入 マ ニ ュア ル の整 備 」( 38.8%) と な って い る。
図5
HACCPの導入に当たって役立つ支援策(複数回答)
100
平成25年度
平成26年度
平成27年度
80
60
40
50.647.4
43.5
43.6
40.0
38.8
32.833.8
29.1
31.429.1
27.2
27.830.726.2
29.5
20.721.4
20
17.920.216.1
14.611.8
8.8
18.5
13.116.5
3.5 3.3 5.8
0
HACCP
導入
責任者・
マニュアルの
指導者の
整備・活用
養成研修の開催
公的機関
(保健所等)
による指導
税の軽減措置 低利の融資制度 HACCPの
普及・啓発 技術情報データ
認証制度
セミナーの開催 ベースの整備
説明会の開催
その他
特に支援を
受けていない
(特に支援策は
必要ない)
当 調 査 の統 計 表 は、 農 林 水 産省 統 計 部ホ ームページをご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/syokuhin_doukou2/index.html
問い合わせ先
農林水産省 食料産業局 食品製造課 食品企業行動室 品質管理普及班
【代表電話】03(3502)8111(内線4164) 【 直通】03(3502)5743
- 3 -
別添 7
情報セキュリティに係る遵守事項
1
システムの管理
重要なシステムを追加、変更、廃棄等した場合は、その際の設定、構成等の履歴を記
録し、厳重に管理すること。
2
システムの開発・保守
システム開発・保守(解析を含む。)時の事故・不正行為対策のため、次の事項を必ず
定めることとする。
(1)
責任者、監督者を定めること。
(2)
作業者及び作業範囲を明確にすること。
(3)
システム開発、保守等の事故・不正行為に係るリスク分析を行うこと。
(4)
開発・保守するシステムは、可能な限り運用システムと切り離すこと。
(5)
開発・保守に際しては、可能な限りソースコードの提出をすること。
(6)
開発・保守に際しては、セキュリティ上問題となりうるおそれのあるソフトウェア
を使用しないこと。
(7)
開発・保守の際のアクセス制限を明確にすること。
(8)
機器の搬出入は、システム管理者の立ち会いを求め、その内容の確認を得ること。
(9)
開発・保守記録の提出をすること。
(10) マニュアル等は、定められた場所に納入すること。
(11) 開発・保守を行った者のユーザID 、パスワードを当該開発・保守終了後速やか
に抹消すること。
3
システムの導入
(1)
新たにシステムを導入する場合は、原則として既に稼働しているシステムに接続す
る前に、十分な試験を行うこと。ただし、導入前に十分な試験を行うことが困難な場
合は、リスク分析を行い、システム管理者と協議の上、その結果を踏まえ対処方針を
決定すること。
(2)
試験に使用したデータ及びその結果は厳重に保管すること。
(3)
安全区域で作業を行う際は必要外の記録媒体を持ち込まないこと。
4
ソフトウェアの保守及び更新
- 1 -
(1) ソフトウェア(独自開発ソフトウェア、汎用ソフトウェア)を更新又は一部修正プロ
グラムを組み込む場合は、不具合、他のシステムとの相性等の確認を行うこと。
(2) 情報セキュリティに重大な影響を及ぼす不具合に対処した修正プログラムについて
は速やかに組み込むこと。また、更新することによって、従来に増して強固なセキュ
リティ対策ができる場合は、早期にシステム管理者に情報を提供すること。
5
情報機器の廃棄等
情報が記録された情報機器を廃棄する場合は、その内容が絶対に復元できないように
すること。
6
他の情報システムとの接続
他の情報システムと接続する場合は、事前に十分な試験を行うこと。なお、試験を行
うことが困難な場合は、リスク分析を行い、システム管理者と対処方針を協議すること。
7
運用管理
(1) 開発・保守を行う要員の業務範囲及び責任範囲を明確にすること。
(2) 農林水産省食料産業局食品製造課(以下「担当部署」という。)との連絡体制を確立
すること。
なお、開発・保守の対象時間外であっても緊急時には連絡の取れる体制とすること。
(3) ネットワーク構成等の重要な情報は、公開しないこと。
(4) ユーザの情報は、厳重に管理すること。
(5) 業務上知り得た情報は、外部に漏らさないこと。
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事後対応
(1)
情報セキュリティに関する事案を把握したときは、直ちに担当部署に報告し、速や
かに被害の拡大等を防止する策を講じるとともに、原因の究明に努めること。
(2)
事案に係る関係機器のアクセス記録及び事案内容並びに経過について整理し、保存
すること。また、事案に係る再発防止の措置を検討し、速やかに対策を講じること。
注: 違反者への措置等
受注者は、遵守すべき事項に違反した場合、発生した事案の状況に応じて「農林水
産省における情報セキュリティの確保に関する規則(平成27年3月31日農林水産
省訓令第4号)」に基づき、開発・保守要員の交替等の措置を受けることがある。
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