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Cisco モビリティ サービス エンジン(ソフトウェア リリース 8.0 以前)

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Cisco モビリティ サービス エンジン(ソフトウェア リリース 8.0 以前)
データ シート
Cisco モビリティ サービス エンジン(ソフトウェア リリー
ス 8.0 以前)
このドキュメントでは、リリース 8.0 以前のレガシー ソフトウェアを実行する Cisco® モビリ
ティ サービス エンジン(MSE)の仕様について詳しく説明します。リリース 10.0(またはそれ
以降の)ソフトウェアを実行する MSE の詳細については、Cisco MSE 10.0 データ シートを
参照してください。
概要
2018 年までに 100 億台を超えるモバイル デバイスが利用されると予想されています。1 誰もがスマートフォンやタブレットな
どのデバイスを活用するようになり、外出先でも常にインターネットに接続できる環境を求めています。この動きは、顧客や訪
問者に素晴らしいモバイル エクスペリエンスを提供する絶好の機会をもたらします。では、どうすれば高品質なインターネット
接続を提供し、収益を生み出すサービスを創出しながら、ネットワークの安全性と管理性を維持することができるでしょうか。
Cisco MSE を活用することで、目標をバランスよく達成できます。このプラットフォームでは、集中管理された方法で次のよ
うな Wi-Fi ベースのモビリティ サービスを展開できます。
●
ネットワークに関する深い洞察を得る: Base Location サービスは、デバイス ロケーション、RF スペクトルの詳細、
RF 干渉源などの重要なネットワーク情報を取得し、それらを集約します。また、多様なリアルタイム ロケーション
サービス(RTLS)もサポートします。
●
ロケーションベースのサービスでモバイル エクスペリエンスをカスタマイズする: Cisco Connected Mobile
Experiences(CMX)を活用することで、企業やサービス プロバイダーはロケーション ベースのモバイル サービス
を利用用途に合わせて、小売店、病院、ホテル、およびその他の施設のユーザに提供できます。各ユーザに合わ
せたモバイル エクスペリエンスを提供し、オンサイト分析、オンライン分析、ソーシャル分析によってユーザをより深
く理解することができます。
●
ワイヤレス ユーザとネットワークの安全性を確保する: Cisco MSE Adaptive Wireless Intrusion Prevention
System(wIPS)は、不正ワイヤレス デバイス、DoS 攻撃、およびその他のワイヤレスに対する脅威からネットワー
クを保護します。また、セキュリティ強化とコンプライアンス改善に必要なツールを提供します。
製品概要
オープン プラットフォームとして設計された Cisco MSE は、モジュラ式のライセンス アプローチを使ったモビリティ サービ
スをサポートしています。これにより、ネットワーク トポロジまたは提供するサービスの種類に基づいてオプションを設定で
きます。しかし、MSE の真価はモビリティ サービス アプリケーションのサポートで発揮されます。表 1 に利用可能なサービ
ス、プラットフォーム、およびロケーション テクノロジーの概要を示します。
表 1.
モビリティ サービスの概要
機能
利点
サービス
Base Location ライセンス
• Wi-Fi デバイス、干渉源、不正、RFID タグの追跡と検出
• プレゼンスを検知し、ジオフェンスまたはゾーンベースのアラートを受信
• システム全体の干渉源の詳細と相関関係を表示
• 干渉の影響を受けるゾーンを視覚化
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機能
利点
• オープン ロケーション API を使用して、ユーザとのエンゲージメントを図るカスタム アプリケーションを開発
• ロイヤルティ アプリに屋内の道案内機能を統合することによってカスタマー エクスペリエンスを向上
• 到着と同時に Wi-Fi ネットワークに自動的に接続し、ロイヤルティ アプリを起動することによってアプリの使用率を増大
• セキュリティへの侵入と DoS 攻撃を検出して防止
Connected Mobile Experiences(CMX)ライセンス
• ロケーション認識型のキャプティブ ポータルにより、エンドユーザにシンプルなゲスト アクセスを提供
• Facebook を活用して訪問者を管理し、ブランドの存在感を高める
• オンサイトでのお客様の行動を分析し、情報に基づいたビジネス上の意思決定を行う
• CMX SDK を活用して、ユーザとのエンゲージメントを図るカスタム アプリケーションを開発
wIPS ライセンス
• ワイヤレス ネットワークのセキュリティに対する脅威をモニタ、軽減、報告
• ロケーション インテリジェンスにより、WLAN のセキュリティおよび法規制へのコンプライアンス機能を強化
プラットフォーム
• 物理アプライアンス - 3365
• 物理アプライアンス - 3355*
• 仮想アプライアンス
ロケーション テクノロジー
• 信号強度の三角測量:WLAN ネットワーク内のアクセス ポイントで検出された相対信号強度の三角測量によって Wi-Fi
デバイスのロケーションを特定。この方法で特定されるのは、クライアントの Wi-Fi デバイスから発信されるプローブ信号
のロケーションのみです。
• FastLocate:WLAN ネットワーク内のアクセス ポイントで検出された相対信号強度の三角測量によって Wi-Fi デバイス
のロケーションを特定。この方法では、プローブ信号のロケーションに加え、クライアントの Wi-Fi デバイスから発信され
るデータ パケットも特定します。これにより、WLAN ネットワークに接続しているデバイスのロケーション計算の更新レー
トが向上します。FastLocate を使用するには、ロケーションの計算に参加するアクセス ポイントごとにワイヤレス セキュ
リティ モジュール(WSM)が必要です。
• プレゼンス:Wi-Fi デバイスに最も近いアクセス ポイントを判別することによって、そのデバイスのロケーションを特定しま
す。特定されるロケーションの精度は、三角測量ほど正確ではありませんが、この方法はアクセス ポイント数が少ない敷
地内でも使用できます。プレゼンスは現在、CMX 分析でのみ使用できますが、ノースバウンド通知 API を使用してサー
ドパーティ アプリケーションに統合することもできます。
*
MSE 3355 は、2015 年 6 月をもって販売終了することが発表されています。
製品の特長
どんなタイプの企業でも、Base Location、CMX、wIPS ライセンスを備えた Cisco MSE で、モビリティの利点を得ることが
できます(表 2)。
表 2.
MSE の利点
業界
ソリューション
• 道案内サービス付きのショップ アプリなど、魅力的なモバイル サービスを買い物客に提供する
小売
• 「ショールーミング」に対抗し、状況に応じたキャンペーンを展開して売上を伸ばす
• オンライン、オンサイト、ソーシャルの各お客様の傾向を追跡し、高額購入者を特定する
• クレジットカード データ保護基準(PCI DSS)の要件を満たすことができる
• 道案内アプリとモバイル ロケーション サービスで、患者の満足度を高める
医療
• ネットワークに接続した医療機器により、どこでも機器を追跡できる
• 医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(HIPPA)の要件遵守を支援する
• 追跡機能およびロケーション分析を使用して旅行者の総体的傾向を理解し、その傾向に合わせたサービスを提供する
運輸
• インタラクティブ マップや道案内サービスなどの拡張現実(AR)アプリケーションにより、利用者の心を掴む
ホテル業
• ビジネス向けの Wi-Fi およびロケーションベースのビジター サービスを提供して、ゲスト エクスペリエンスを改善する
• ロケーション分析およびソーシャル分析により、利用者の動向を理解し、計画と効率性を高める
Base Location ライセンス
Base Location ライセンスの内容は次のとおりです。
●
高度なスペクトル機能
●
リアルタイム ロケーション サービス(RTLS)
●
モビリティ サービス API および SDK
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高度なスペクトル機能
Cisco CleanAir® テクノロジーは、ネットワークの RF 状態を簡単にモニタおよび管理できるようにします。Cisco MSE は、
この CleanAir の機能を拡張します(表 3)。
表 3.
MSE における CleanAir 機能
ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)と CleanAir
搭載アクセス ポイント
WLC と MSE の組み合わせと CleanAir 搭載ア
クセス ポイント
干渉源の検知、分類、低減
○
○
システム全体の干渉源とイベントの相関関係を
提供
X
○
影響を受けるゾーン(Zone-of-impact)の分析を
実行
X
○
マップ上の干渉源を特定
X
○
RTLS
Cisco MSE は、Wi-Fi デバイス(スマートフォン、タブレットなど)、不正なデバイス、干渉源、RFID タグの存在を検知し、
リアルタイムでロケーションを追跡します。
モビリティ サービス API
モビリティ サービス API は、Representational State Transfer(REST)および Simple Object Access Protocol(SOAP)/
XML をサポートしています。お客様やパートナーはこれらの API を使用して MSE のロケーション情報をアプリケーション
に密接に統合できます。たとえば、ロケーションベースの機器追跡、ゲスト アクセス、デバイスベースのサービス、ブラウザ
ベースのサービス、モバイル アプリ、オンラインおよびオンサイト分析、ソーシャル分析、広告やオファーなどがそのアプリ
ケーションに含まれます。
CMX ライセンス
CMX ライセンスの内容は次のとおりです。
●
CMX Analytics
●
CMX Connect
●
CMX for Facebook Wi-Fi
●
CMX SDK
CMX 分析では、お客様のモバイル デバイスからの Wi-Fi フィンガープリントを使用してお客様のプレゼンスを検知し、お客
様のロケーションや動きを追跡します。CMX 分析は複雑なロケーション データを分析し、施設所有者に有益な情報を提供
します。施設所有者は、エンドユーザの行動に関する詳細なレポート、ダイナミックなオンスクリーン分析機能、および任意
の時間帯または施設内の特定ゾーン全体をセグメント別に解析する機能も使用できます。
CMX Connect は、ゲスト W-Fi ネットワークへの柔軟で使いやすいオンボーディングを目的に設計された、Business-toConsumer(B2C)ゲスト アクセス ソリューションです。このソリューションは、モバイル デバイス向けに最適化された、
ロケーションベースのキャプティブ ポータルを提供します。CMX Connect を活用することで、ゲスト Wi-Fi ネットワークを収
益化できます。
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CMX for Facebook Wi-Fi は、Cisco および Facebook Wi-Fi プラットフォームを使用して、シームレスな Wi-Fi サインオ
ン エクスペリエンスをゲストにまで拡張し、施設での行動を分析できるようにします。エンド ユーザが Cisco Wi-Fi ネット
ワークへの認証を実行し、施設の Facebook プロファイルへ自動「チェックイン」できるようにすることで、施設のブランド認
知度を高めます。このソリューションには、次のような利点があります。
●
Facebook の施設自動チェックインによるブランド露出が増加し、ニュース フィードのストリーミングが増加し、
Facebook のグラフ検索と付近の情報機能のランキングが上昇します。
●
チェックインしたユーザの人口統計データを通じて、カスタマー ベースの貴重な洞察を得ることができます。
●
チェックインしたユーザにターゲットを絞った広告を提供し、施設の関連度およびソーシャル コンテキストとの変換機
能が向上します。
CMX SDK は、組織が屋内ナビゲーション機能をロイヤルティ アプリ内に構築できるようにします。組織は、マップ、対象ポ
イント、およびルートを定義し、Cisco Wi-Fi ネットワークを使用してデバイスを自動的に到着時に Wi-Fi ネットワークに接続
し、アプリを起動することによってアプリの使用を促進することができます。
Cisco wIPS ライセンス
ネットワークへデバイスを追加する場合は、新たなコンプライアンスの懸念や未知のリスクが伴います。Cisco wIPS は、
不正アクセス ポイント、セキュリティへの侵入攻撃、DoS 脅威などのワイヤレス ネットワーク上の不正な活動をモニタ、
緩和、報告します。これは、法的責任の軽減、信用の保護、法規制の遵守に役立ちます。wIPS ソリューションの一部は
Cisco Wireless LAN Controller(WLC)から利用できます。MSE を追加して機能と価値を増やしましょう。
表 4 では、WLC と WLC + MSE の機能を比較します。
表 4.
Cisco wIPS の比較
機能
ベース wIPS(WLC)
MSE wIPS(WLC + MSE)
不正アクセス ポイントとアドホック不正の検出、分類、ロケーション追跡、封じ込め
○
○
スイッチ ポートのトレースと無効化
○
○
DoS 攻撃の特定と分類
X
○
ワイヤレス侵入攻撃の特定と分類
X
○
アクティブな攻撃の緩和
X
○
MSE の製品仕様(物理アプライアンス)
表 5 に、Cisco MSE 物理アプライアンスの仕様を示します。
記載したすべての仕様は MSE Release 8.0 ソフトウェアのものです。Cisco MSE Release 10 の仕様については、Cisco
MSE 10 のデータ シートを参照してください。
表 5.
Cisco MSE の製品仕様(物理アプライアンス)
機能
サポートされる
サービス
Cisco MSE 3365
• Base Location ライセンス:5,000 台のアクセス ポイント
• CMX ライセンス:5,000 台のアクセス ポイント
• wIPS ライセンス:8000 台のモニタ モードまたは拡張ローカル
モード(ELM)アクセス ポイント
• 最大トラッキング対象デバイス数:50,000 台(アクセス ポイント
ライセンス数に関わらず)。FastLocate またはプレゼンスをデバイ
ス ロケーションの特定手段として使用する場合、エンド デバイス
のスケーリング ガイドラインは異なってきます。詳細については、
『MSE ordering and licensing guide(MSE 発注およびライセン
ス ガイド)』日本語版を参照してください。
• wIPS の実行には個別の MSE アプライアンスを推奨
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Cisco MSE 3355*
• Base Location ライセンス:2,500 台のアクセス ポイント
• CMX ライセンス:2,500 台のアクセス ポイント
• wIPS ライセンス:6000 台のモニタ モードまたは拡張
ローカル モード(ELM)アクセス ポイント
• 最大トラッキング対象デバイス数:25,000 台(アクセス
ポイント ライセンス数に関わらず)。FastLocate またはプ
レゼンスをデバイス ロケーションの特定手段として使用
する場合、エンド デバイスのスケーリング ガイドラインは
異なってきます。詳細については、『MSE ordering and
licensing guide(MSE 発注およびライセンス ガイド)』
日本語版を参照してください。
• wIPS の実行には個別の MSE アプライアンスを推奨
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機能
Cisco MSE 3365
Cisco MSE 3355*
評価版のサポート
MSE:物理または仮想アプライアンスには、次の評価ライセンスを
同梱
MSE:物理または仮想アプライアンスには、次の評価ライセ
ンスを同梱
• Base Location:100 台のアクセス ポイント
• Base Location:100 台のアクセス ポイント
• CMX:100 台のアクセス ポイント
• CMX:100 台のアクセス ポイント
• wIPS:20 台のモニタ モードまたは拡張ローカル モード アクセス
ポイント
• wIPS:20 台のモニタ モードまたは拡張ローカル モード
アクセス ポイント
プロセッサ
10 コア Intel e5-2650 2.4GHz
クアッド コア Intel® Nehalem プロセッサ X 2、2.0 GHz、
4 MB キャッシュ
メモリ
16-GB DDR4-2133 MHz X 4
16 GB DDR3(8 GB X 2)
ハード ディスク
ホットスワップ可能な 600 GB SAS ドライブ X 4
ホットスワップ可能な 146 GB SAS ドライブ X 4(最大 6 Gbps
の転送速度)
リムーバブル
メディア
なし
DVD-RO ドライブ
ポート
• RJ-45 管理ポート X 1(アウトオブバンド管理用)
• USB ポート X 4:前面および背面に 2 個ずつ
• RJ-45:背面の RJ-45 コネクタ X 2(2 つのギガビット イーサネット
ネットワーク アダプタへの接続用)
• VGA ポート X 2:前面および背面に 1 個ずつ
• RJ-45 管理ポート X 1(アウトオブバンド管理用)
• RJ-45:背面の RJ-45 コネクタ X 2(2 つのギガビット
イーサネット ネットワーク アダプタへの接続用)
接続
ネットワーク:組み込み型マルチファンクション ギガビット イーサネット
ネットワーク アダプタ X 2(TCP/IP オフロード エンジン搭載)
ネットワーク:組み込み型マルチファンクション ギガビット
イーサネット ネットワーク アダプタ X 2(TCP/IP オフロード
エンジン搭載)
管理
SNMP v1、v2c、v3
SNMP v1、v2c、v3
管理インター
フェイス
Cisco Prime Infrastructure
Cisco Prime Infrastructure
ネットワーク
デバイス
システム仕様
™
• シスコ ワイヤレス コントローラおよびアクセス ポイントとのソフト
ウェア相互運用性については、MSE リリース ノートを参照してく
ださい。
• Prime Infrastructure あたりの MSE 数:20
• シスコ ワイヤレス コントローラおよびアクセス ポイントと
のソフトウェア相互運用性については、MSE リリース
ノートを参照してください。
• Prime Infrastructure あたりの MSE 数:20
プログラミング
インターフェイス
REST API
REST および SOAP/XML API
フォーム ファクタ
1 ラック ユニット(1 RU)
1 ラック ユニット(1 RU)
寸法
• 高さ:4.3 cm(1.7 インチ)
• 高さ:43 mm(1.69 インチ)
• 幅:
• 幅:440 mm(17.3 インチ)
43.0 cm(16.89 インチ)
• 奥行:711.4 mm(28.0 インチ)
ハンドルを含めた場合:
• 重量:最小 12.7 ~最大 15.9 kg(28 ~ 35.1 ポンド)
48.2 cm(18.98 インチ)
• 奥行:
75.6 cm(29.8 インチ)
ハンドルを含めた場合:
78.7 cm(30.98 インチ)
• 重量:17.2 kg(38 ポンド)
電源
冷却ファン
• AC 電源電力:770 W
• AC 電源電力:625 W
• AC 電源電圧:100 ~ 120 V(50 ~ 60 Hz)、200 ~ 240 V
(50 ~ 60 Hz)
• AC 電源電圧:100 ~ 120 V(50 ~ 60 Hz)、
200 ~ 240 V(50 ~ 60 Hz)
• 効率 92 %
• 効率 92 %
• 自動切り替え、ホットスワップ可能
• 自動切り替え、ホットスワップ可能
• 冗長電源
• 冗長電源
前面から背面冷却用のデュアル冗長ホットスワップ可能ファン X 6
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合計 6 基のファン、3+3 冗長構成
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機能
環境
Cisco MSE 3365
• 動作温度:
◦ 5 ~ 35 °C(41 ~ 95 °F)
◦ 海抜 305 m(1000 フィート)ごとに最高温度が 1 °C 低下
• 非動作時温度:
◦ -40 ~ 65 °C(-40 ~ 149 °F)
• 非動作時温度:
◦
◦
◦
◦
◦
◦
-40 ~ 65 °C(-40 ~ 149 °F)
動作湿度(RH):10 ~ 90%(28 °C(82 °F)時、結露なし)
動作湿度(RH):5 ~ 93%(28 °C(82 °F)時)
高度(動作時):0 ~ 3,000 m(0 ~ 10,000 ft)
高度(非動作時):0 ~ 12,192 m (0 ~ 40,000 ft)
音響出力レベル、A 特性 ISO7779LWAd に基づく 23 °C
(73 °F)で動作時の測定(ベル):5.4
◦ 音響出力レベル、A 特性 ISO7779 LpAm に基づく 23 °C
(73 °F)で動作時の測定(dBA):37
Cisco MSE 3355*
• 動作温度:
◦ 10 ~ 35 °C(50 ~ 95 °F)(最高 914.4 m/3,000
フィート)
◦ 10 ~ 32 °C(50 ~ 90 °F)(914.4 ~ 2133 m/3,000 ~
7,000 フィート)
• 非動作時温度:
◦ -40 ~ 60 °C(-40 ~ 140 °F)
◦ 最大温度変化は 20 °C/時(36 °F/時)
• 温度(サーバ稼働時):
◦ 10 ~ 35 °C(50 ~ 95 °F)
◦ 高度:0 ~ 914.4 m(3,000 フィート)、高度が 1,000
フィート(304.8 m)上がるごとにシステムの温度は
1.8 °F(1.0 °C)低下
• 温度(サーバ非稼働時):
◦ 5 ~ 45 °C(41 ~ 113 °F)
◦ 最大高度:3,048 m(10,000 フィート)
• 出荷時:
◦ -40 ~ 60 °C(-40 ~ 140 °F)
◦ 最大高度:3,048 m(10,000 フィート)
• 湿度(サーバ稼働時):
◦ 20 ~ 80%
◦ 最高露点:21 °C(70 °F)
◦ 最大温度変化は 5 °C/時(9 °F/時)
• 湿度(サーバ非稼働時):
◦ 8 ~ 80%
◦ 最高露点:27 °C(81 °F)
認定および適合規
格
安全規格:UL 60950-1 Second Edition、CAN/CSA-C22.2 No.
60950-1 Second Edition、EN 60950-1 Second Edition、IEC
60950-1 Second Edition、AS/NZS 60950-1GB4943 2001
EMC エミッション:47CFR Part 15(CFR 47)クラス A、AS/NZS
CISPR22 クラス A、CISPR22 クラス A、EN55022 クラス A、
ICES003 クラス A、VCCI クラス A、EN61000-3-2、EN61000-3-3、
KN22 クラス A、CNS13438 クラス A、
EMC イミュニティティ:EN55024CISPR24EN300386KN24
• 安全規格 UL 60950
• CAN/CSA-C22.2 No. 60950
• EN60950
• IEC 60950:EMC FCC Part 15(CFR 47)クラス A
• ICES-003 クラス A
• EN 55022 クラス A
• CISPR22 クラス A
• AS/NZS 3548 クラス A
• VCCI クラス A
• EN 55024
• EN 50082-1
• Energy Star 準拠
*
MSE 3355 は、2015 年 6 月をもって販売終了することが発表されています。
MSE の製品仕様(仮想アプライアンス)
表 6 に仮想 MSE の仕様を示します。記載したすべてのサーバ リソースは、MSE 仮想アプライアンスを実行する仮想マシ
ン専用として予約されます。また、ハード ドライブ構成ではシック構成を使用します。
記載されている仕様はすべて最小要件です。
記載したすべての仕様は MSE Release 8.0 ソフトウェアのものです。MSE Release 10 の仕様については、Cisco MSE
10 のデータ シートを参照してください。
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表 6.
Cisco MSE の製品仕様(仮想アプライアンス)
機能
Cisco MSE 仮想アプライアンス
仮想アプライアンスのバー
ジョン(顧客提供サーバ上の
仮想アプライアンス)
VMware ESX/ESXi バージョン 4.1/5.0/5.1/5.5 以降
サーバの最小要件
Cisco MSE ハイエンド仮想アプライアンス
Xen Server バージョン 6.1 以降
Hyper-V バージョン 2008/2012 以降
• Base Location ライセンス:5,000 台のアクセス ポイント
• CMX ライセンス:5,000 台のアクセス ポイント
• wIPS ライセンス:10,000 台のアクセス ポイント
• 最大トラッキング対象デバイス数:50,000 台(アクセス ポイント ライセンス数に関わらず)。FastLocate またはプレゼン
スをデバイス ロケーションの特定手段として使用する場合、エンド デバイスのスケーリング ガイドラインは異なってきま
す。詳細については、『MSE ordering and licensing guide(MSE 発注およびライセンス ガイド)』日本語版を参照してく
ださい。
• RAM:24 GB 以上
• 最小ハードディスク領域割り当て:500 GB、SAS ドライバおよび 1,600 IOPS(I/O 処理/秒)
• プロセッサ:2.0 GHz 以上の 16 vCPU と 4,000 以上の PassMark(cpubenchmark.net)
• Cisco UCS® リファレンス:Cisco UCS C240 M3 ラック サーバまたは C460 M2 高性能ラック サーバ
Cisco MSE スタンダード仮想アプライアンス
• Base Location ライセンス:2,500 台のアクセス ポイント
• CMX ライセンス:2,500 台のアクセス ポイント
• wIPS ライセンス:6000 台のアクセス ポイント
• 最大トラッキング対象デバイス数:25,000 台(アクセス ポイント ライセンス数に関わらず)。FastLocate またはプレゼン
スをデバイス ロケーションの特定手段として使用する場合、エンド デバイスのスケーリング ガイドラインは異なってきま
す。詳細については、『MSE ordering and licensing guide(MSE 発注およびライセンス ガイド)』日本語版を参照してく
ださい。
• RAM:16 GB 以上
• 最小ハードディスク領域割り当て:500 GB、SAS ドライバおよび 1,000 IOPS
• プロセッサ:2.0 GHz 以上の 8 vCPU と 4,000 以上の PassMark(cpubenchmark.net)
• Cisco UCS リファレンス:Cisco UCS C240 M3 ラック サーバ
Cisco MSE ローエンド仮想アプライアンス
• Base Location ライセンス:200 台のアクセス ポイント
• CMX ライセンス:CMX ライセンス非対応
• wIPS ライセンス:2000 台のアクセス ポイント
• 最大トラッキング対象デバイス数:2000 台(アクセス ポイント ライセンス数に関わらず)。FastLocate をデバイス ロケー
ションの特定手段として使用する場合、エンド デバイスのスケーリング ガイドラインは異なってきます。詳細について
は、『MSE ordering and licensing guide(MSE 発注およびライセンス ガイド)』日本語版を参照してください。
• RAM:8 GB 以上
• 最小ハードディスク領域割り当て:250 GB、SAS ドライバおよび 900 IOPS
• プロセッサ:2.0 GHz 以上の 4 vCPU と 4,000 以上の PassMark(cpubenchmark.net)
MSE 仮想アプライアンス リファレンス ハードウェア構成
表 7 に有効な MSE 仮想アプライアンス構成の詳細を記載します。
表 7.
リファレンス ハードウェア構成
MSE ローエンド仮想アプライアンス
MSE スタンダード標準仮想アプライアンス
MSE ハイエンド仮想アプライアンス
プロセッサ
UCS-CPU-E5-2609(数量 1)
UCS-CPU-E5-2660(数量 1)
UCS-CPU-E5-2660(数量 2)
RAM
UCS-MR-1X082RY-A(数量 1) - 8 GB
UCS-MR-1X082RY-A(数量 2) - 16 GB
UCS-MR-1X041RY-A(数量 6) - 24 GB
*
*
ディスク
UCS-HDD1TI2F212 (数量 2、RAID 1
構成)
UCS-HDD1TI2F212 (数量 4、RAID 10
構成)
UCS-HDD1TI2F212* (数量 4、RAID 10
構成)
RAID
UCS-RAID-9271CV
UCS-RAID-9271CV
UCS-RAID-9271CV
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MSE ローエンド仮想アプライアンス
MSE スタンダード標準仮想アプライアンス
MSE ハイエンド仮想アプライアンス
最小要件を満たす Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS)構成例:
UCSC-C240-M3L
UCS C240 M3 LFF(CPU、メモリ、HD、
PCIe、PSU なし、レール キット、expdr
あり)
UCSC-C240-M3L
UCS C240 M3 LFF(CPU、メモリ、HD、
PCIe、PSU なし、レール キット、expdr
あり)
UCSC-C240-M3L
UCS C240 M3 LFF(CPU、メモリ、HD、
PCIe、PSU なし、レール キット、expdr
あり)
UCS-CPU-E5-2609
2.4 GHz E5-2609/80W 4C/10MB キャッ
シュ/DDR3 1066MHz
UCS-CPU-E5-2660
2.20 GHz E5-2660/95W 8C/20MB キャッ
シュ/DDR3 1600MHz
UCS-CPU-E5-2660
2.20 GHz E5-2660/95W 8C/20MB キャッ
シュ/DDR3 1600MHz
UCS-MR-1X082RY-A
8 GB DDR3 1600-MHz RDIMM/PC312800/デュアル ランク/1.35v
UCS-MR-1X082RY-A
8 GB DDR3 1600-MHz RDIMM/PC312800/デュアル ランク/1.35v
UCS-MR-1X041RY-A
4 GB DDR3 1600-MHz RDIMM/PC312800/シングル ランク/1.35v
UCS-HDD1TI2F212*
1 TB SAS 7.2K RPM 3.5 インチ HDD/
ホット プラグ/ドライブ スレッド マウント済み
UCS-HDD1TI2F212*
1 TB SAS 7.2K RPM 3.5 インチ HDD/
ホット プラグ/ドライブ スレッド マウント済み
UCS-HDD1TI2F212*
1 TB SAS 7.2K RPM 3.5 インチ HDD/
ホット プラグ/ドライブ スレッド マウント済み
UCS-RAID9271CV-8I
MegaRAID 9271CV、8 つの内蔵
SAS/SATA ポート付き、Supercap 搭載
UCS-RAID9271CV-8I
MegaRAID 9271CV、8 つの内蔵
SAS/SATA ポート付き、Supercap 搭載
UCS-RAID9271CV-8I
MegaRAID 9271CV、8 つの内蔵
SAS/SATA ポート付き、Supercap 搭載
UCSC-PSU-65-0W
C シリーズ ラック サーバ向け 650 W 電源
UCSC-PSU-650W
C シリーズ ラック サーバ向け 650 W 電源
UCSC-PSU-650W
C シリーズ ラック サーバ向け 650 W 電源
R2XX-DMYMPWRCORD
電源コード オプションなし
R2XX-DMYMPWRCORD
電源コード オプションなし
R2XX-DMYMPWRCORD
電源コード オプションなし
*
注:UCSC-C240-M3L で現在利用可能な最小 HD サイズが 1 TB であるため、HD 構成は最小 HD 要件よりも大きくなっています。
関連情報
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Cisco MSE がモビリティの可能性を広げる仕組みについて詳しくは、http://www.cisco.com/jp/go/mse にアクセス
してください。
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Cisco Connected Mobile Experiences の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/cmx を参照してください。
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