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株式会社穴吹ハウジングサービス様
CSVIEW/応対管理 導入事例 株式会社穴吹ハウジングサービス 様 自社コールセンター開設に伴いCSVIEW/応対管理を導入 コールセンター業務の効率化とCS向上を実現 BIツールも導入し新サービス開発に活用 中四国九州地区を中心に61,000 戸にも及ぶマンションを管理するあなぶきハウジングサービス様は、2006 年に自社 運営のコールセンターを開設。これに伴い NECのコンタクトセンター支援ソリューション「CSVIEW/応対管理」を導入 し、コールセンター業務の効率化とCS 向上を実現しました。さらに2010 年 8月にはプレゼンテーション型人財育成施 設「あなぶきPMアカデミー」の開設に伴いコールセンターを移設。新たにBIツールを導入し、より深いデータ分析によ り新サービス開発に役立てています。 株式会社穴吹ハウジングサービス CS推進本部 あなぶきコールセンター 副センター長 兼 お客様担当 田中 茂樹 氏 自社運営のコールセンター設立に 当たり、最適な運営方法を研究 中四国九州地方を中心に約1500 棟、61,000戸もの を事業戦略の中で活かし、CS向上につなげていこう と考えたのです。 自社でコールセンターを運営する同業他社は非常に 分譲・賃貸マンションを管理するあなぶきハウジング 少なく、立ち上げ前に “コールセンターとは?” という サービス様は、お客様の所有される不動産の価値 ところから研究を始めました。運営方法や運営の仕 をいかに高めるかをモットーに事業を展開していま 組み、その運営を最適化できるシステムは何かなど、 す。あなぶきハウジングサービス様は、2006 年に 本格的に調査をスタートしました」 24 時間 365日受付対応の自社運営による「あなぶき コールセンター」をオープン。コールセンターには、 NEC のコンタンクトセンター支援ソリューション 「CSVIEW/ 応対管理」を導入しました。 社 名:株式会社穴吹ハウジングサービス 設 立:1983(昭和 58)年11月28日 本 社:〒760 - 0027 香川県高松市紺屋町3 - 6 資 本 金:2,000万円 従 業 員 数:1,044名(2010年6月1日現在) 主 な 事 業:分譲マンション等の建物管理事業、賃貸仲 介・開発事業、パーキング事業、 リフォーム・ インテリア製品等販売事業、インシュアラ ンス事業 U R L:http://www.anabuki-housing.co.jp/ 要性をますます感じていました。そして、集約した声 NECのノウハウに期待し パートナーに選定。機能強化で 新サービスの開発も強化 さらに2010年8月、あなぶきハウジングサービス様 田中氏は、2006年に 「CSVIEW/応対管理」 を導入し は、最新の技術やサービスを集め、外部の方々にも た時の経緯について、次のように述べます。 見ていただけるプレゼンテーション型の人財育成施 「コールセンター向けのシステムについて調査する 設「あなぶきPMアカデミー」を開設。これに合わせ なかで、実際に「CSVIEW/応対管理」を導入してい てコールセンターも移設し、 「CSVIEW/応対管理」 るコールセンターを見学しました。そこで、NECが の機能強化も併せて行いました。 コールセンターについて非常に精通しており、コー 「 CSVIEW/ 応対管理」導入の背景について CS 推 ルセンターに求められるノウハウを形にできること 進本部 あなぶきコールセンター 副センター長 兼 がよくわかりました。新設する当社のコールセンター お客様担当の田中茂樹氏は次のように語ります。 に、そのノウハウを盛り込んでもらうことを期待し、 「それまでコールセンター業務は外注していました NECをパートナーに選びました」 が、CS向上がますます重要になるという認識が強ま あなぶきハウジングサービス様では、開設準備室を り、お客様の声を直に受けて即時対応する体制をつ 設け、マンション管理業務に求められる要件をまとめ くるため、自社で運営することにしました。実際、事業 ながら、NECに意向を伝え、必要なカスタマイズを エリアが拡大するにつれ、お客様の声を集約する必 行いました。 http://www.nec.co.jp/middle/csview/ CSVIEW/応対管理 導入事例 株式会社穴吹ハウジングサービス 様 す。特にオペレータの入力や検索はしやすく、業務効 率化という点では高く評価しています」 また「あなぶきPMアカデミー」開設後の状況につい て、 こう評価しています。 「PMはプロパティマネジメントの略で、最高のサー ビスを提供するため、まず技術力・創造力・提案力を 持つ最高の人財を育成する施設として構想しまし た。 しかも、見て、体験していただけるプレゼンテー ション型、双方向型の施設にする目的がありました。 コールセンターについても、実際にご覧いただき、 安心感、信頼感を抱いていただける設備にしまし た。利用例として、導入した大型ディスプレイは、1つ の画面を見ながらゲリラ豪雨の情報を該当地域に 連絡し、現地と連絡を取り合いながら、できるだけ未 あなぶき PM アカデミー内にあるコールセンターでは、大型ディスプレイでリアルタイムに情報を共有。お客様応対の状況を見学い ただくことも可能です。 然に被害を防ぐことなどに活用しています。 リアル タイムに行われている応対の状況をご覧になると、 「コールセンターは、NECとパートナーシップを組ん 管理」のサービスインは、2006年7月、12クライアン 非常に感心され、強いインパクトを受けるようです。 で立ち上げていきました。その後、運用する中で、機 ト(席数)で運用しています。オペレータは20名、常 また、「他のマンションではどのようにやっているの 能強化や改善の必要なところは、順次NECに対応し 時8∼10名が勤務する体制をとっています。田中氏 か?」というお客様からのご質問に対して、実際に自 てもらいました」 は、現在のコールセンターの稼働状況を次のように 分達が受けた生の声を伝えられるため、説得力があ 「あなぶきPMアカデミー」開設に さらに2010年8月、 語ります。 り、お客様の信頼を勝ち得ることができ、営業的な 伴う移設に際し、 お客様にコールセンターを見ていた 「相談案件、修繕案件、 クレーム対応などインバウン だけるようにシステムを改修するとともに、新たにBI ドは、月間1,600∼1,800件、年間では2万件弱の案 (ビジネスインテリジェンス) ツールを導入。 オペレー 件に応対しています。特に多いのは、設備修繕の依 タが情報共有できるように応対画面を映せる2台の 頼で、中には水漏れなどの緊急を要するトラブル対 「BIツールは、例えば季節ごとに寄せられるリクエス 70インチの大型ディスプレイも導入しました。 コールセン 応などもあります。例えば修繕案件では、 トの傾向を分析し、エアコン故障や給水設備の故障 「 BIツールを導入したのは、お客様の声を深く分析 ターで受付後、その内容を直ちに担当者と協力業者 などを予測し、お客様に早めの修繕を提案して予防 し、今まで以上に新しいサービスにつなげたいという へ連絡、修繕が完了すれば報告を受け、対応状況を するなど、新たなサービスの提供により、さらにCS 考えがあったからです。 また、 コールセンターはお客 入力して一連の業務が終了します。対応中の案件に を向上したいと考えています。」 様対応の最前線基地という位置付けから、地域の方 時間がかかっている場合は、コールセンターから担 最後にNECに対する評価やこれからのシステム展 やマンション管理組合の方に、応対の状況を見てい 当者や現地に連絡をとり、進捗状況を確認し、適切な 開について「仕様変更、 カスタマイズはこちらの要望 ただくための施設にする工夫をしました」 指示を行います。 に適切に対応してもらい、今回の移設に関しても、 ト コールセンターに寄せられた案件は、週単位、月単位 ラブルなく24 時間 365日受付対応を維持できまし 「CSVIEW/応対管理」の導入により、 業務効率化と迅速な応対で CS向上を実現 あ な ぶ き ハ ウジング サ ー ビ ス 様 の 導 入した 「CSVIEW/応対管理」は、コールセンターの運営を 支援するソフトウェアです。 オペレータの業務を効率化し、顧客管理やオペレー タ の 作 業 管 理 が 行 えます 。また 、電 話 や FA X 、 e-mail、Webなどさまざまなチャネルからの問い合 に続けます。 で集計し、社内イントラで掲示してフィードバックし た。今回、PBXなどの電話系インフラでもNEC製品 ます」 を選択・導入したので、よりお客様満足度の高い また、2010 年の改修では、BIツールとして「 Data サービスを提供するためのCTI(コンピュータ・テレ Nature 」を導入し、一元管理している蓄積された フォニー・インテグレーション)連携も検討していま データの分析に活用を開始しました。 す。将来は、分譲マンション管理、賃貸マンション管 BIツールを活用し未然にトラブル 回避に役立て、将来は総合的な情報の 一元管理でライフサポートを構想 わせや要望に対し、顧客情報や応対履歴の一元管理 2006 年からのシステム稼働後の状況について、 ができます。 田中氏は次のように語ります。 あなぶきハウジングサービス様の「CSVIEW/応対 プラスとなっています」 一方、新規に導入したBIツールについては、次のよう 理、パーキング管理も含めて情報を一元管理し、生 活関連全般にわたる適切なライフサポートを実現し たいと考えています。CTI 連携やトータルライフサ ポートでも、今後とも NEC には協力して欲しいと 思っています」 と、田中氏は締めくくりました。 「システム全体としては使いやすいと評価していま お問い合わせは、下記へ NEC プラットフォーム販売本部 (ソフトウェアお問い合わせ) 〒108 - 8424 東京都港区芝五丁目 33 番 8 号(第一田町ビル) TEL:03(3798)7177 FAX:03(3798)8414 【受付時間】9:00 ∼12:00 13:00 ∼17:00 月曜日∼金曜日(祝日・NEC 所定の休日を除く) E-mail:[email protected] ●本カタログに記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 ●このカタログの内容は改良のため予告なしに仕様・デザインを変更することがありますのでご了承下さい。 ●本製品(ソフトウェアを含む)が、外国為替および外国貿易法の規定により、輸出規制品に該当する場合は、 日本国外に持ち出す際に日本国政府の輸出許可申請等必要な手続きをお取り下さい。 詳しくは、 マニュアルまたは各製品に添付しております注意書きをご参照下さい。 日本電気株式会社 〒108-8001 東京都港区芝五丁目7-1(NEC本社ビル) 2010年9月現在 Cat.No. E06-10090297J