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お寄せいただいた御意見とそれらに対する県の考え方について

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お寄せいただいた御意見とそれらに対する県の考え方について
お寄せいただいた御意見とそれらに対する県の考え方について
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実 施 期 間 平成23年2月21日(月)~平成23年3月22日(火)
意見の提出状況 9人(19件)
お寄せいただいた御意見の概要とそれらに対する県の考え方
番
御意見の概要
号
1 第1部第3章第1節
最重点「高齢者の安全確保」
田舎では高齢者といえども車がな
い生活は不便極まりなく,危険性を
覚えつつも運転せざるを得ない現状
であるので,高齢者の日常の交通手
段の確保に向けて対策を講じてくだ
さるようお願いします。
県の考え方(計画への反映状況)
計 画
案 の
ページ
高齢運転者の交通事故防止対策を推進す
るにあたり,高齢運転者の免許自主返納は
有効な手段でありますが,代替の交通手段
の確保が必要となります。
本計画では,自治体コミュニティバスや
デマンド型交通(決められた時間や経路で
はなく,利用者の要求に対応して運行する
交通システム)の導入など新たな輸送形態
への転換を促進することとします。
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道路の構造及び交通の実態を勘案して,
既存の信号機については,交通状況の変化
に 合 理 的 に 対 応 で きる よう に, 集中 制御
化,系統化,多現示化,右折感応化,速度
感応化等の高度化を推進します。
また,標識や信号機に関する道路利用者
等からの意見を受け付ける「標識BO
X」,「道の相談室」については,国道事
3
ガード下からいきなり車が出てき 務所や県警,県土木事務所等で開設してお
てびっくりすることがあるので,見 り,引き続き寄せられた意見を道路交通環
通しの悪い所に車両が走行している 境の整備に反映させていくこととします。
時は,近くの交差点に何かを知らせ
る信号,警報機等の設置はできない
ものか,検討してほしい。
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2 第1部第3章第2節2(3)
日頃から右折のしにくい信号機な
ど既存の信号機の見直しを進めても
らいたいと感じることがあり,運転
者からの要望を受付ける「標識BO
X 」,「 道 の 相 談 室 」 に つ い て は ,
ぜひ進めていただきたい施策である
と思います。
4 第1部第3章第2節2(4)
一車線の道路では後続車が追い越
安 全 で 機 能 的 な 都市 交通 を確 保す るた
せず渋滞となるので,バス優先レー め,計画的に都市部における交通規制を推
ンの拡大とバス停の拡幅を進めてほ 進し,交通流・量の適切な配分・誘導を図
しい。
ります。また,路線バス,路面電車など大
量公共輸送機関の安全・優先通行を確保す
るための交通規制を積極的に推進します。
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28
番
意見の概要
号
5 第1部第3章第2節2(5)
人・車道と自転車の区別により人
の命・自転車運転者の命の確保とい
う点からの自転車専用道路を造って
ほしい。
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車・自転車・歩行者の分離と事故
防止が低コストでできる「車道と分
離しない広い路側帯」が理想的な空
間であると思う。
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鹿児島中央駅や天文館の周辺に買
物客,観光者向けの身近な駐輪施設
を増やしてほしい。
県の考え方(計画への反映状況)
安全で快適な自転車利用環境を創出する
ため,自転車道や自転車専用通行帯,歩道
上での歩行者と自転車が通行する部分を指
定する普通自転車の歩道通行部分の指定な
ど,自転車走行空間の整備を推進します。
また,鹿児島中央駅や天文館の周辺など
自転車の駐車需要の多い地域及び今後駐車
需要が著しく多くなることが予想される地
域を中心に,路外・路上の自転車駐車場の
整備を推進するため,交通安全施設等整備
事業,都市計画街路事業等による自転車等
の駐車場整備事業を推進します。
8 第1部第3章第2節3
交通安全教育を学校,職場,地域
交通安全教育については県,市町村,警
等で実施してほしい。交通事故に対 察,地域社会,企業,家庭などがそれぞれ
する意識啓発が必要だと思う。
の役割を生かし,互いに連携を取りながら
地域ぐるみの活動が推進されるよう促しま
す。
特に交通安全教育・普及啓発活動に当た
る県及び市町村職員や教職員の指導力の向
上を図ることなどにより,地域の実情に即
した自主的な活動を促進します。
9 第1部第3章第2節3(1)
自転車乗りの小中学生が赤信号で 小中学校においては児童・生徒に対し,
交差点に進入するのをよく見かける 自転車の正しい利用方法など交通ルールと
ので,小中学生に対する教育を充実 マナーを習得させるよう努め,街頭での自
させてほしい。
転車利用者に対する指導警告についても積
極的な実施を推進します。
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計 画
案 の
ページ
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番
意見の概要
号
10 第1部第3章第2節3(1)(2)
高齢者の交通安全対策として,地
域別に交通安全教室を開催してはど
うでしょうか。
また参加者が少ないのも問題で
す。
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就学前の児童への講習会と同じよ
うに,高齢者に対しても,交通事故
防止のための講習の機会を作ってい
ただいて,1件でも死亡事故の減少
に結びつくように,啓発活動を実施
していただけるよう願っています。
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高齢者や高齢者クラブ・町内会等
への交通安全教室の実施と普及啓発
を図ってほしい。
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高齢者で50ccクラスの運転者
は,方向指示器を付けずに曲がる等
のマナーの悪い運転者が多いので,
再教育・実技等の実施をしてほし
い。
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お年寄りのシルバーカー(電動車
いす)利用者は,道路交通法を学ん
でおらず,行動が自己中心的になり
がちであるので,高齢者の指導をし
てほしい。
県の考え方(計画への反映状況)
高 齢 者 に 対 す る 交通 安全 教育 につ いて
は,加齢に伴う身体機能の変化が,歩行者
又は運転者としての交通行動に及ぼす影響
を理解させるとともに,参加・体験・実践
型の教育方法を積極的に活用することとし
ます。
県では,平成23年度,県下14箇所に
おいて高齢ドライバーを対象とした参加・
体 験 型 の 交 通 安 全 講習 会「 いき いき シル
バードライバー養成講習会」の開催を予定
しており,県警や各市町村においても各地
で高齢者向け交通安全教室の開催を予定し
ています。
また,在宅福祉アドバイザーや医療機関
等と連携し,交通安全教育を受ける機会の
なかった高齢者にも交通安全指導が行き渡
るよう努めます。
さらに,電動車いすを利用する高齢者に
対しては,電動車いすの製造メーカー等で
組織される団体等と連携して,購入時の指
導・助言を徹底するとともに,安全利用に
向けた交通安全教育の促進に努めます。
15 第1部第3章第2節3(3)
自転車が歩道を通り,歩行者が車
自転車利用時の,車両としてのルールの
道を歩かなければいけないこともあ 遵守と交通マナーの実践について,周知・
るので,自転車を利用する人の教育 徹底に努めます。
もお願いします。
また,自転車乗用中の交通事故や自転車
による迷惑行為を防止するため,歩行者や
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自転車は車両として責任ある行動 他の車両に配慮した通行など自転車の正し
が求められることに対する認識があ い 乗 り 方 に 関 す る 普及 啓発 を強 化し ,特
らゆる場合において甘いと言わざる に,自転車の歩道通行時におけるルールに
を得ない。
ついての周知・徹底を図ります。
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計 画
案 の
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番
意見の概要
号
17 第1部第3章第2節4(1)
優良運転者が常にマナーが上級者
とは限らない。
運転者がもれなく学べる機会であ
る免許更新時の講習も「優良者」と
されるほど講習の内容が薄くなって
いるように思える。
県の考え方(計画への反映状況)
運転免許の更新時講習が,単なる知識や
技能を教える場にとどまることなく,個々
の心理的・性格的な適性を踏まえた教育,
交通事故被害者等の手記等を活用した講習
を行うなどにより,交通事故の悲惨さの理
解を深める教育,自らの身体機能の状況や
健康状態について自覚を促す教育等を行う
ことを通じて,運転者の安全に運転しよう
とする意識及び態度を向上させるよう教育
内容の充実を図ります。
18 第1部第3章第2節6(1)
黄色信号で止まらない車が多いの
県警察において交通事故実態等を的確に
で,朝夕のラッシュ時における信号 分析し,死亡事故など重大事故に直結する
機のある交差点での指導と取締りを 悪質・危険性,迷惑性の高い違反に重点を
強化してほしい。
おいた交通指導取締りを推進します。
19 第3部第2章第2節1
道路と鉄道との交差点の高架化を
道路交通量の多い踏切道が連続している
進めてほしい。
地区等や,主要な道路との交差にかかるも
の等については,抜本的な交通安全対策で
ある連続立体交差化等により,踏切道の除
却を促進するとともに,道路の新設・改築
及び鉄道の新線建設に当たっても,極力立
体交差化を図ることとします。
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計 画
案 の
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