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NACCS業務講習会資料【輸入保税】
NACCS業務講習会資料【輸入保税】 輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社 平成25年10月更新 〓目次〓 輸入業務概要について 輸入貨物取扱業務について 輸入業務フロー（輸入ストレート貨物） 蔵置中の保税貨物に行う各種業務一覧（輸入） 輸入業務フロー（輸入混載貨物） CHS（貨物取扱登録（改装・仕分）） 輸入貨物確認業務について CFS（貨物取扱確認登録（改装・仕分）） 貨物確認情報登録について CHN（貨物取扱登録（内容点検）） 【参考】航空会社での積荷目録提出業務 CHC（貨物取扱取消（内容点検）） 貨物突合について（AWB） CHT（貨物取扱登録（特殊貨物）） 貨物確認情報の訂正等について 蔵置中の保税貨物に行う各種業務一覧（輸出入共通） 輸入混載仕分けについて AHD（貨物取扱許可申請） 混載貨物確認情報登録について AHI（貨物取扱結果通知） 輸入混載貨物での突合イメージについて AHH（貨物取扱許可申請取消） 混載貨物突合処理について MMA（見本持出許可申請） 混載貨物での不突合情報について MMO（見本持出確認登録） 突合処理について（HAWB） MMC（見本持出取消） 混載貨物確認情報登録（訂正）について 輸入貨物情報変更について 貨物運送関連業務について 各種照会業務について（輸入） IAW（輸入貨物情報照会） IMF11（輸入便情報照会（AWB）） 貨物運送業務について IMF12（輸入便情報照会（HAWB）） 保税運送申告業務について IWI（保税蔵置場在庫状況照会（輸入）） 【参考】貨物移動情報登録について 輸入貨物搬出入業務について 輸入貨物の搬出入について 【付録】よくある問合せ（輸入編） 不要な枝番が付与された場合 搬出入確認登録について 【補足】BIN業務時、到着個数誤入力での対処方法 1 輸入業務概要について 2 輸入業務フロー（輸入ストレート貨物） 入港前 到着・取卸（搬入）→搬出 搬出 搬入→蔵置 通関 航 空 会 社 ADM ACH EAW 積荷目録 事前報告 AWB情報 登録 AWB情報 終了登録 突合 EAWは便単位での全AWB 突合後、入力可能となる FLT SUMMARY 航空会社蔵置場等 保 税 蔵 置 場 通 関 業 者 等 PKG EPK 貨物確認 情報登録 貨物確認 情報終了登録 FLT SUMMARY OUT 搬出確認 登録 保税蔵置場 BIN 搬入確認 登録 AWB突合後、OLT・IDC等 後続手続きが可能 OLT 保税運送 申告 保税運送 承認通知 *許可・承認 貨物 OUT 搬出確認 登録 IDC 輸入申告 許可・承認 通知 3 輸入業務フロー（輸入混載貨物） 入港前 到着・取卸（搬入）→搬出 搬出 搬入→混載仕分→蔵置 通関 航 空 会 社 ADM 積荷目録 事前報告 ACH AWB情報 登録 突合 ※便単位の扱いは前頁の通り 保 税 蔵 置 場 PKG 貨物確認 情報登録 OUT 搬出確認 登録 航空会社蔵置場等 保税蔵置場 BIN 搬入確認 登録 OUT 搬出確認 登録 HPK 混載貨物 確認情報登録 許可・承認 貨物情報 通 関 業 者 等 OLT 保税運送 申告 保税運送 混載業 HCH HAWB情報 登録 承認通知 IDC 輸入申告 許可・承認 突合 通知 MIC 輸入マニフェスト 通関申告 4 輸入貨物確認業務について 5 貨物確認情報登録について ■ 貨物確認情報登録（PKG業務） 外国貿易機から取卸された外国貨物は、最初に搬入蔵置される保税蔵置 場が、AWB単位に貨物個数及び貨物重量等、貨物の確認結果をPKG業務 にて登録します。 ‐ ULD機材番号は最初に搬入した保税蔵置場の登録ですが、ULDインタクト 貨物は開梱した保税蔵置場が登録します。 - 航 空 会 社 保 税 蔵 置 場 ACH AWB情報 登録（輸入） 通 関 業 者 UDA ＵＬＤ引取情報 登録 OLT 保税運送 申告 保税運送 承認通知 IDC 輸入申告 許可・承認 通知 PKG 貨物確認 情報登録 PKG 貨物確認 情報登録 OUT 搬出確認 登録 PKG 「ＵＬＤ引取情報登録（ＵＤＡ）」業務によりＵＬＤ引取情報が登録されている場合 は、ＵＬＤインタクト貨物とバラ貨物のそれぞれに対して本業務を行います。 6 貨物確認情報登録について ■ PKG業務の入力項目 ULD表示 （１）UDA業務で仕分けたULD インタクト貨物の場合は、 「Ｉ」を入力 （２）UDA業務で仕分けたバラ 貨物の場合は、「Ｌ」を入力 （３）ULDの場合は、「K」を入力 PKG ULD収容 ULD貨物でのPKG登録の場合、 ACH登録を行った到着空港 コードを入力 事故コードを入力 （１）複数の事故がある場合は、代表とするものを入力 （２）税関届出を必要とする事故は、先頭１桁目に「Ｚ」を 入力 （３）税関届出を必要としない民間の事故は、入力自由 （４）ＵＬＤまたはＵＬＤインタクト貨物の場合は、入力不可 輸入申告の予備申告（Ｚ申告）、または保税運送申告自動起動（UDA01業務 でのULDインタクト貨物対象）が登録されている場合、本業務の入力により 輸入申告の本申告または保税運送申告が自動起動します。 7 【参考】航空会社での積荷目録提出業務 ■ AWB情報登録(輸入) - 航空会社は、外国貿易機の入港時、航空貨物輸送証等（Air waybill＝ AWB）に基づき、積荷目録に関する情報をACH業務にて登録します。 - 入港前業務には事前報告ADMや予備情報登録AAWがありますが、 入力項目はACHと同じです。 S：スプリット貨物 B/L上の最終仕向地 U：ULD収容貨物 K：ULD 上段に到着便での個数・重量を 必須入力。スプリット貨物のみ 下段に総数量・総重量を入力 前欄仕向地コードとの組み合わせで 税関届出となり、後続業務が決まる。 （当該空港卸はスペースで可） 8 貨物確認情報登録について ■ 複数蔵置場におけるPKG業務 - 到着便名に対して複数の蔵置場においてPKG業務を実施可能です。 ※これまで到着便名に枝番を付していた運用はシステム上不要となります。 ＡＣＨ NX0794 NX0794 NX0794A システム上不要となる NX794A ※仮陸貨物 ＴＡＣＭ貨物 蔵置場Ａ ＰＫＧ ＥＰＫ ﾌﾗｲﾄｻﾏﾘｰ JL0402 航空会社 ＰＫＧ ＥＰＫ ＡＣＨ 蔵置場Ｂ ＰＫＧ NX0794 旧 シ ス テ ム 新 シ ス テ ム ※仮陸貨物 ＴＡＣＭ貨物 航空会社 ＰＫＧ ＥＰＫ ＥＰＫ JL402Ａ ﾌﾗｲﾄｻﾏﾘｰ JL402Ａ 蔵置場Ｂ ＰＫＧ ＰＫＧ ＥＰＫ ＥＰＫ ＥＡＷ ＥＡＷ ﾌﾗｲﾄｻﾏﾘｰ JL0402 蔵置場Ａ ﾌﾗｲﾄｻﾏﾘｰ JL0402 1便分ALL 蔵置場Ａ分 蔵置場Ｂ分 ﾌﾗｲﾄｻﾏﾘｰ JL0402 蔵置場Ａ分 ﾌﾗｲﾄｻﾏﾘｰ JL0402 蔵置場Ｂ分 9 貨物確認情報登録について ■ 貨物確認情報終了登録業務 - 貨物確認情報の１便分の入力が終了した旨を登録します。 - EPK業務により実施します。 ■ EPK業務の入力内容 終了表示 「Ｅ」を入力 ※貨物種別ごとに終了の登録を行う。 各蔵置場のEPK登録の都度、航空会社へ貨物確認終了情報（PKG END NOTICE）が配信される。航空会社は、配信情報を元に1便単位での貨物 確認情報の終了を判断しEAWを登録、各蔵置場へフライトサマリーが配信 される。（全B/L突合済みでないとEAW入力時エラー） 10 貨物突合について（AWB） 注意：保税業者での訂正内容です。 （航空会社で訂正可能な場合はCAW） 訂正内容 突合状態 NACCSの登録状態 不 SHORT 突 合 OVER ＡＷＢ情報登録業務（ＡＣＨ業務）で登録された到着個数よりＰＫＧ業務 で登録された確認個数が少ない場合 ACH＝3個 ＡＣＨ業務で登録された到着個数よりＰＫＧ業務で登録された確認個数 が多い場合 ACH＝1個 WGT PKG＝2個 ＡＷＢ情報登録業務で登録された到着重量とＰＫＧ業務で登録された確 認重量が一致しない場合 ACH＝600KG 未 MSAW 突 合 MSCA PKG＝2個 PKG＝500KG ＰＫＧ業務のみ行われ、ＡＷＢ情報登録業務が行われていない場合 ACH＝ X PKG＝2個 ＡＷＢ情報登録業務のみ行われ、ＰＫＧ業務またはＣＰＫ業務が行われ ていない場合 ACH＝1個 PKG＝ X 個数の増数 ＣＰＫ （ACHと同数まで） 個数の減数 ＣＰＫ （ACHと同数まで） 重量訂正 ＣＰＫ （ACHと同数まで） 削除 ＣＰＫ 追加登録 ＰＫＧまたはＣＰＫ 11 貨物確認情報の訂正等について ■ 貨物確認情報訂正(CPK業務) - 貨物確認情報登録PKG業務による確認結果の訂正・削除および、追加 登録を行います。 - 訂正：AWB情報登録ACH業務及びPKG業務が行われ、かつ不突合となった 貨物確認情報に対して訂正が可能です。 - 削除：PKG業務がAWB情報登録業務に先行して行われ、かつAWB 情報登録業務が行われるまでの間、貨物確認情報の削除が可能です。 - 追加：「貨物確認情報終了登録（EPK）」業務がすでに行われている 場合は、本業務で追加登録が可能です。 ※AWB情報登録業務が本業務に先行して行われている場合にのみ可能。 訂正 到着便名およびAWB番号の訂正は行えません。この場合本業務により AWB番号を削除後に、新たにPKG業務を行うこととなります。 12 貨物確認情報登録について ■CPK業務の入力項目（追加） ACHに合わせて 個数 / 重量を入力 ■CPK業務の入力項目（削除） 訂正理由コード ＭＳＴ：入力ミス （AWB番号の追加・削除 重量の訂正等） ＭＳＣ：ミスカウント （個数の訂正）.. 削除の場合は入力不要 訂正 CPK業務の訂正は、不突合でないと行えません。 未突合の場合は、削除のみ行えることに留意して下さい。 13 輸入混載仕分けについて ■ 輸入混載仕分け業務 - - 混載業者は、混載貨物運送状（House Air Waybill＝HAWB）に基づき、 混載貨物に係る内容をMAWB単位にHCH(HCH01）業務にて登録。 保税蔵置場は貨物の確認結果をHPK業務により登録。 システムでは両者の入力内容を精査し、突合処理を行なう。 混載貨物運送状 MAWB番号： 288-111111 HAWB番号： ① ＮＡＣ １１１１１ 1 PCS / 10.0KG ② ＮＡＣ ２２２２２ 2 PCS / 20.0KG ③ ＮＡＣ ３３３３３ 3 PCS / 30.0KG HCH（HCH01） 業務で登録 14 混載貨物確認情報登録について ■ 混載貨物確認情報登録業務 - 保税蔵置場は、混載仕分けの結果（個数・事故の有無等）をMAWB 単位にHPK業務にて登録。 - スプリット到着の場合、HPK業務は到着便毎に登録する。 ■ HPK業務の入力内容 HAWB番号での確認個数を必須入力 HAWB番号を入力 ※入力内容を無効にする場合は先頭３桁に「ＸＸＸ」 を入力する。 ※MAWBにかかる全ＨＡＷＢ情報を入力した場合、 「END」を入力 15 輸入混載貨物での突合イメージについて 混 載 業 者 MAWB 288-111111 HCH HAWB情報登録 突合後、貨物の処理単位は HAWB単位へ切り替わる。 ①NAC11111 ＭＡＷＢ配下のHAWBの個数・重量・ 仕向地等を登録する。 ②NAC22222 ③NAC33333 突合処理 【参考】HAWB単位での後続処理 保 税 蔵 置 場 ＮＡＣ 11111 全量突合 ＮＡＣ 22222 一部突合 BIN 搬入確認登録 or PKG 貨物確認登録 (スプリット） HPK 混載貨物確認 情報登録 ＮＡＣ 33333 全量突合の場合は、輸入申告・保税運送全般 が可能になります。一部突合の場合は、保税 運送は可能ですが、輸入申告は全量到着まで 待つか、情報仕分を行うことになります。（先行 便を情報仕分けをすると、後続便到着時にも 情報仕分け処理を要します。） 未突合 混載仕分けにより、確認された HAWBの個数を登録する。 16 混載貨物突合処理について ①全量到着（突合）での業務処理イメージ 混 載 業 者 HAWB番号 ① ＮＡＣ １１１１１ 1 PCS / 10.0KG MAWB番号 HCH01 HAWB情報登録 NAC 288 11111 111111 1 HAWBの総個数を入力 10.0 KGM 突合（全量到着） 保 税 蔵 置 場 HPK 混載貨物確認 情報登録 MAWB番号 NAC 288 11111 111111 1 以降、後続業務が可能 保税蔵置場において、 HAWB番号およびその個数を確認 *到着便単位に到着個数を入力 17 混載貨物突合処理について ②スプリット貨物（一部突合）での業務処理イメージ HAWB番号 ② ＮＡＣ ２２２２２ 混 載 業 者 2PCS / 20.0KG MAWB番号 HCH01 HAWB情報登録 既にHAWB情報が登録済みであり、2便目で HCHは不要（ただし、1便目でHCHがHPKより 先行登録済みのこと） NAC 288 111111 2 2 一部突合（スプリット） 突合（全量到着） 22222 Discrepancy Notice １便目 保 税 蔵 置 場 HPK 混載貨物確認 情報登録 MAWB番号 NAC ２便目 288 22222 111111 MAWB番号がスプリット入力されて いることが前提 1 HPK 混載貨物確認 情報登録 ※HPKは2便目以降も必須 MAWB番号 NAC 288 22222 111111 1 18 混載貨物突合処理について ③未着（未突合）での業務処理イメージ HAWB番号 ③ＮＡＣ ３３３３３ ※注1での後続業務 後続便で貨物到着予定 ⇒ 後続便の到着時HPK登録 実は貨物が存在しない ⇒ HAWB情報の削除（CHA） 3PCS / 30.0KG HAWB情報は取り消さなければ有効 であり、2便目でのHCH不要 混 載 業 者 MAWB番号 HCH01 HAWB情報登録 NAC 288 33333 111111 3 3 未突合（未着） 突合（全量到着） ※注1 Discrepancy Notice １便目 保 税 蔵 置 場 HPK 混載貨物確認 情報登録 MAWB番号 ２便目 288 111111 MAWB番号がスプリットとして 登録済であること HAWB番号入力なし HPK 混載貨物確認 情報登録 MAWB番号 NAC 288 33333 111111 3 19 混載貨物での不突合情報（Discrepancy Notice）について ■ 混載貨物での「不突合情報（AAS0180）」の出力処理 下記条件にすべて該当する場合、保税蔵置場・混載業者双方へ「不突合情報」として配信する。 ①HCH業務での「END」及びHPK業務での「END」の入力がされている。 ②MAWB単位で突合していないHAWB（スプリット含む）がある。 ※ジョイント混載の場合は、HPK/HCH共混載利用者毎の「END-BB」を行っていること。 20 突合処理について (HAWB) 注１：保税業者での訂正の意 (調査結果によっては混載業で訂正） 突合状態 突 合 SPLIT NACCSの登録状態 ＨＡＷＢ情報登録業務の総個数よりＨＰＫ業務またはＣＨＰ業務の確認 個数の合計が少ない場合 HCH＝3個 WGT （重量不突合） 不 突 OVER 合 未 突 合 MSCA HPK＝2個 ＨＡＷＢ情報登録業務の総重量よりＨＰＫ業務またはＣＨＰ業務の確認 重量の合計が多い場合 HCH＝50KG HPK＝60KG ＨＡＷＢ情報登録業務の総個数よりＨＰＫ業務またはＣＨＰ業務の確認 個数の合計が多い場合 HCH＝1個 MSAW 訂正内容 HPK＝2個 個数の増数 （CAI業務による） ※後続便がある場 合は訂正不要 重量の訂正 （CAI業務による） 個数の減数 （CAI業務による） ＨＡＷＢ情報登録業務が行われていない場合 X HCH＝ HPK＝2個 削除 （CHP業務による） ＨＰＫ業務が行われていない場合 HCH＝1個 X HPK＝ 追加登録 （CHP業務による） 21 混載貨物確認情報登録（訂正）について ■ 混載貨物確認情報訂正業務 - 混載貨物確認情報登録業務による確認結果の削除および、 追加登録を行います。 - 削除：HPK業務がHAWB情報登録業務（HCH業務）に先行して行われ、 かつHCH業務が行われるまでの間、貨物確認情報の削除が可能です。 - 追加：HPK業務において終了登録がすでに行われている場合は、 本業務で追加登録が可能です。 ※HCH業務が本業務に先行して行われている場合にのみ可能。 ■ CHP業務の入力項目 突合前 混載業が不明の場合は「ＸＸＸＸＸ」を入力 追加、削除すべきＨＡＷＢ番号を入力 入力内容を無効にしたい場合は、先頭３桁に「ＸＸＸ」を入力 22 輸入貨物情報変更について ■ 輸入貨物情報変更業務 - AWB（HAWB）情報にかかる輸入貨物情報の変更を行います。 - CAI業務により登録済みの情報を呼び出した上、CAI01業務により 変更登録を行います。 ■ CAI業務の入力内容 突合後 貨物情報の変更対象となるAWB（HAWB）番号を入力 CAI01業務へ 23 輸入貨物情報変更について ■ CAI01業務の入力内容 上段には登録済み情報が呼び出されます。 下段は変更内容の入力欄です。 ※訂正のない場合は入力不要 訂正理由コード※を入力 ＭＳＴ：個数以外の項目を訂正する場合 ＳＨＴ：個数を減らす場合（蔵置場のみ） ＯＶＲ：個数を増やす場合 （※）総個数の変更時は「ＭＳＴ」を入力 到着便が複数に分かれる（スプリット）場合、 到着便ごとの貨物確認情報を表示 24 輸入貨物情報変更について ■ CAI01業務の入力例（SPLITの後続処理） - 総個数の訂正 混 載 業 者 保 税 蔵 置 場 HCH01 HAWB情報登録 積荷に関する情報 HAWB番号 ＮＡＣ ２２２２２ NAC 22222 NAC NAC 22222 2PCS 2 突合（スプリット） HPK 混載貨物確認 情報登録 1PCS 実は総個数は１個だった （混載業者がCAI01訂正実施） 1 訂正前の総個数（上段）を確認し、下段に 変更後の総個数を入力 参考： 総重量の変更がある場合は、次欄も 同様に入力が必要です。 22222 2 1 MST 訂正理由コードを入力 MST：個数以外の訂正 25 輸入貨物情報変更について ■ CAI01業務の入力例（つづき） - 搬入個数の訂正（個数を増やす） 混 載 業 者 保 税 蔵 置 場 HCH01 HAWB情報登録 NAC 22222 2 積荷に関する情報 HAWB番号 ＮＡＣ ２２２２２ 突合（スプリット） HPK 混載貨物確認 情報登録 NAC NAC 22222 2PCS やっぱり２個あった （保税業者が訂正） 1 訂正理由コードを入力 OVR：個数を増やす。 22222 貨物確認を行った到着便について、情報を変更します。 OVR 1 2 変更後の情報を入力 ※個数を減らす場合は蔵置場のみ可能 26 貨物運送関連業務について 27 貨物運送業務について ■ 保税運送申告業務 - AWB、HAWBまたは「混載貨物確認情報登録（HPK）」業務が 未入力のMAWB単位に保税運送申告登録を行います。 ※ 包括保税運送承認番号を入力することにより、包括保税運送承認に 係る個別運送情報の登録となります。 ※ 特定保税運送者による特定保税運送についても本業務で行います。 蔵置場 Ａ ■ OLT01 保税運送 申告 OUT 搬出確認 登録 BIN 搬入確認 登録 蔵置場 Ｂ 貨物移動情報登録 - 保税蔵置場に蔵置されている貨物に対し、同一許可内または 総合保税地域となっている保税地域間において貨物移動情報の 登録を行います。 総合保税地域 蔵置場 Ａ KAM01 貨物移動 情報登録 OUT 搬出確認 登録 BIN 搬入確認 登録 蔵置場 Ｂ 28 保税運送申告業務について ■ 保税運送申告業務 - 保税運送申告、包括保税運送承認に係る個別運送情報の登録 または特定保税運送の登録を行います。 - OLT業務により貨物情報を呼び出した上、OLT01業務で申告を 行います。 ■ OLT業務の入力内容 包括保税運送承認に係る個別運送情報の 登録の場合は、包括保税運送承認番号を 入力 保税地域コードを入力 積戻未通関貨物の場合に「Ｒ」を入力 ※一般運送の場合は入力しない。 4MZZ1 保税地域コードを入力 OLT01業務へ 29 保税運送申告業務について ■ OLT01業務の入力内容 4MZZ1 パッケージソフトでは「ＴＲＫ：トラック」を自動出力 必要に応じ、以下のコードを上書き ＡＩＲ：航空機 ＨＮＤ：手運搬 ＳＨＰ：船 運送先がシステム未登録（例：他所蔵置）の場合、 到着地の名称と、（記事欄への）住所を必須入力 保税地域コードを有する蔵置場では入力不要 運送先がAir参加蔵置場以外では CIF欄に 邦貨で必須入力（不明な場合「UNK」） 保税運送申告からＡＷＢを除外する場合に 「Ｘ」を入力 OLT 保税運送申告の場合、申告内容に基づき「簡易審査扱い」または 「書類審査扱い｣に選定されます。 30 保税運送申告業務について ■ 保税運送申告訂正業務 - 保税運送申告、包括保税運送承認に係る個別運送情報の訂正 または取消を行います。 - 保税運送申告後承認前の訂正または取消 - 保税運送承認後の訂正または取消 - 運送期間延長承認の申請 - COT業務により貨物情報を呼び出した上、COT01業務で申告を 行います。 ■ COT業務の入力内容 １：取消し ５：訂正 ４：運送期間延長申請 COT01業務へ 31 保税運送申告業務について ■ COT01業務の入力内容 申告済みの情報が各項目に入力された状態で 業務画面が展開します。 運送期間延長申請の場合は 必須入力 システム日＜予定年月日 処理の対象からＡＷＢを除外 する場合に「Ｘ」を入力 OLT 包括保税運送承認にかかる個別運送情報の登録/特定保税運送を除き、 訂正・取消に際しては税関の審査終了が必要となります。 32 【参考】貨物移動情報登録について ■ 貨物移動情報登録（KAM業務） - 保税蔵置場に蔵置中貨物に対し、同一許可内または総合保税地域と なっている保税地域間(例：中部国際空港内）での貨物移動時には、 KAM業務により貨物情報を呼び出した上、KAM01業務で登録を 行います。 取消を行う場合も本業務で行います。 ■ KAM業務の入力内容 Ｄ：同一許可内運送 Ｓ：総合保税地域内運送 貨物移動の取消を行う場合に入力 左欄：「Ｘ」を入力 右欄：システムより払いだされた移動情報番号を入力 ＫＡＭ01業務 送 信 貨物移動情報登録の対象からＡＷＢを除外する 場合に先頭３桁に「ＸＸＸ」を入力 33 輸入貨物搬出入業務について 34 輸入貨物の搬出入について ■ 輸入貨物搬出入業務 - 保税蔵置場への搬入及び搬出した旨を登録します。 - OUT：保税蔵置場から搬出された旨登録します。 - BIN ：システム内保税蔵置場から保税運送された貨物が搬入された旨 登録します。 OIN ：システム対象外保税蔵置場から保税運送された貨物が搬入された 旨登録します。 通 関 業 者 保 税 蔵 置 場 搬出入 OLT 保税運送 申告 保税運送 承認通知 OUT 搬出確認 登録 蔵置場Ａ 保税運送 承認書 （ﾏﾆｭｱﾙ） BIN 搬入確認登録 （システム内運送） 蔵置場Ｂ OIN 搬入確認登録 （システム外運送） IDC 輸入申告 許可・承認 通知 OUT 搬出確認 登録 35 搬出入確認登録について ■ 搬出確認登録業務 - 保税蔵置場から搬出した旨を登録します。 - 搬出の取消は本業務により行います。 ■ OUT業務の入力内容 搬出の取消しを行う場合は、「Ｘ」を入力 ① ② ③ （１)時間外の場合：Ｏ（オー） （２）深夜割増料金の追加対象：N ④ １またはスペース：ＣＲＥＤＩＴ ２：ＣＡＳＨ ３：ＦＲＥＥ COPY 参考： 便利機能 必須箇所を空白にした場合、上位欄の「J1FB3」を 自動コピー システムで蔵置料計算採用の蔵置場では ①③は必須、②④は任意入力 ※蔵置料計算を行わない場合は、入力不要 36 搬出入確認登録について ■ 搬入確認登録（システム対象内保税運送）業務 - システム対象内保税蔵置場から保税運送申告等、または貨物移動 情報の登録がされた貨物の搬入確認は BIN業務により行います。 ■ BIN業務の入力内容 搬入確認を行う対象貨物の保税運送申告番号を入力 入力後送信すると、次のBIN01画面へ展開 誤った情報が登録されてしまうのを防ぐ為、直接BIN０１業務にて登録を行わ ずに、BIN業務にてAWB情報等を呼び出してから登録を行って下さい。 注意 37 搬出入確認登録について ■ BIN01業務の入力内容 保管料の無料期間を適用する場合は、 航空会社コードを入力 発送個数と到着個数が異なる場合に 到着個数を入力。 また、事故欄にも該当コードを入力 → 搬入状況通知情報(AAS0110)が 入力者と税関へ配信される。 （SAMPLE ） 搬入状況通知情報 BOND IN STATUS INFORMATION 搬入確認を行うＡＷＢ番号が間違いなく 入力されているか確認して下さい。 38 搬出入確認登録について ■ 搬入確認登録（システム対象外保税運送）業務 - システム対象外保税蔵置場から保税運送承認がされた貨物の 搬入確認は OIN業務により実施します。 ■ OIN業務の入力内容 対象貨物の保税運送申告番号 貨物の運送種別を入力 ＳＥＡ：海上貨物 ＡＩＲ：航空貨物 ＭＡＬ：メール ＢＡＧ：手荷物 不明の場合は、「ＵＮＫ」を入力 スプリットを入力した場合は、必須入力 搬出入 発送個数と到着個数が異なる場合に 到着個数を入力。 また、事故欄にも該当コードを入力 → 搬入状況通知情報(AAS0110)が入力者と税関へ 配信される。 本業務により搬入したAWBをMAWBとして混載仕分けを行うことも可能です。 39 【補足】BIN業務時、到着個数誤入力での対処方法 ＜質問＞ 保税運送されて来た貨物の搬入時、BIN01（搬入確認登録（システム対象内 保税運送））画面で、到着個数を「5」個のところ誤って「3」個と入力、未突合状態 になっている。搬入個数を「5」個に訂正する方法は？ ＜回答＞ CAI（輸入貨物情報変更登録）業務にて対象B/L番号を入力し送信、応答画面 CAI01では訂正理由：「MST」、突合欄：「Y」を入力し再送信します。 COMPLETIONとなれば貨物は「5個」で突合しています。ただし、IAW（輸入貨物 情報照会）では一部更新しない箇所もありますので、ご留意ください。 ＩＡＷ 照会区分 出力項目 訂 正 前 訂 正 後 SMRY 到着便情報でのPKG個数 0個 5個 SMRY 到着便情報での突合表示 ブランク 1 BNDI 搬入確認個数 3個 3個 BOND 蔵置個数 0個 5個 BOND 搬入加算個数 0個 5個 ※ ※ ※スプリットを除く 40 輸入貨物取扱業務について 41 蔵置中の保税貨物に行う各種業務一覧（輸入） CHS 貨物取扱登録 （改装・仕分け） CFS 貨物取扱確認登録 （改装・仕分け） CHN 貨物取扱登録 （内容点検） CHC 保税地域に蔵置されている貨物に対して関税法第40条第1項に基づく改装・仕 分け、またはスプリット情報仕分けを行う。 本業務を行った場合は、取扱保税蔵置場の管理者により「貨物取扱確認登録 （改装・仕分)(CFS）」業務が必要となる。 また、本業務で登録した情報の取消しは、取扱保税蔵置場の管理者が本業務 で取消しを行うことができる。 「貨物取扱登録（改装・仕分）（CHS）」業務により改装・仕分けまたはスプリット 情報仕分けされた貨物の取扱確認を行う。 また、CHS業務により仕分けた件数の変更を行う。 保税地域に蔵置されている貨物について、関税法第40条第1項に基づく「内容 点検」「その他の手入れ」を行う場合に本業務により必要事項を登録する。 CHN業務で行った登録の取消しを行う。 貨物取扱取消 （内容点検） CHT 貨物取扱登録 （特殊貨物） ※蔵置料金計算を行う保税蔵置場が利用する業務となる。 エサの供給、運動等を必要とする動物またはドライアイスの供給が必要な要冷 蔵貨物についての取扱作業を通関業等から依頼されている場合に登録を行う。 また、本業務で登録済の取扱情報の取消しを行う。 42 CHS（貨物取扱登録（改装・仕分）） CHS（貨物取扱登録 （改装・仕分））呼出し 入力画面 スペース：改装･仕分け Ｓ：情報仕分け Ｒ：時間延長 Ｘ：取消し 「X：取消し」は、蔵置場のみ登録可能です。 （他所蔵置場所の場合は、税関） CHS01（貨物取扱登録 （改装・仕分）） 入力画面 改装･仕分けの場合は、２以上を入力 入力した仕分数より実際に仕分けした貨物の件数が少ない場合 は、無効としたい欄に「Ｅ」を入力 （入力した欄以降はCHS業務処理対象外となる。） S:情報仕分けの場合は、仕分け親の貨物の蔵置個数と等しいこと 43 CFS（貨物取扱確認登録（改装・仕分）） CFS（貨物取扱確認登録 （改装・仕分））呼出し 入力画面 CFS01（貨物取扱確認登録 （改装・仕分）） 入力画面 （１）仕分数に増分がある場合に入力 （２）「０」は入力不可 （３）増加仕分数が登録されている場合は、入力不可 （４）情報仕分けの場合は、入力不可 情報仕分けの場合は、ＣＨＳ業務で入力された個数と等しいこと （１）ＣＨＳ業務により仕分けられた数より、実際の仕分数が少な かった場合は「Ｅ」を入力（入力した欄はCFS処理対象外となる） 例：当初3件に仕分けする予定が、2件となった場合、 ３行目終 了欄に「E」入力 （２）情報仕分けの場合は、先頭欄に入力不可 44 CHS（貨物取扱登録（改装・仕分）） CHS業務により払い出される枝番について ＜レベル１＞ 仕分けマスタの貨物 = ＜レベル３＞ ＜レベル２＞ 000 仕分け親の貨物 = ・・・・＜レベル９＞ 001 仕分け子の貨物 = 仕分け子の貨物 = 003 仕分けを繰り返すことで仕 分けのレベルが１つずつ加 算されていきますが、レベ ルの最大値は「９」までとな ります。 002 仕分け子の貨物 = 004 仕分け登録は９回まで可能と なります。 1. 入力された仕分数より仕分け子枝番を払いだします。１件の貨物に対して仕分けできる件数 は９９９件までとなります。ただし、情報仕分けの場合は、１件のみの仕分け子枝番の払い出 しとなります。 2. 仕分け子枝番は、既に払い出されている最大枝番の次の番号を連番で払い出します。 （CHSで取消を行った場合も同様です。） 45 CHN（貨物取扱登録（内容点検））/CHC（貨物取扱取消（内容点検）） CHN（貨物取扱登録 （内容点検）） 入力画面 行ったCHNを 取り消すには… CHC（貨物取扱取消 （内容点検）） 入力画面 Ｙ:内容点検の場合 Ｎ:その他の取扱いの場合 CHNで払い出された貨物取 扱番号を必須入力 取消しを行うAWB番号を 必須入力 ・｢内容の点検」とは、貨物を開披してその内容品の品質若しくは数量を点検し、またはその機能について簡単な点検を行うことをいう。 ・「その他の手入れ」とは、貨物の記号、番号の刷換えその他貨物の現状を維持するために行うさびみがき、油さし、虫ぼし、風入れ、 洗浄及びワックスかけ等をいう。 46 CHT（貨物取扱登録（特殊貨物）） CHT（貨物取扱登録 （特殊貨物）） 入力画面 蔵置料金計算を行う保税蔵置場が利用する業務です。 スペース：登録 Ｃ：取消し （１）ドライアイスまたはエサの量を入力 （２）区分が「Ｒ」の場合は、入力不可 （３）取扱貨物の種類が「Ａ」の場合で、か つ区分がスペースの場合は、必須入力 Ｉ：ＩＣＥ（ドライアイスを投入する必要のあるもの） Ａ：ＡＶＩ（犬、猫、猿等の動物の場合で、エサの投入または運 動等を必要とするもの） Ｏ：ＯＴＨＥＲ（上記以外のもの、例えば消毒等を必要と するもの） おなじ保税蔵置場に対して複数回登録を行う場合 は、先に登録されている種類と、同じ種別の登録 のみとなります。違う種別の入力を行うとエラーと なります。 （１）動物の運動及び小屋清掃要の場合は、「Ｒ」を入力 （２）（１）の場合は、取扱貨物の種類が「Ａ」であること （３）取扱貨物の種類が「Ａ」の場合で、かつ区分がスペース の場合は、投入量に入力があること ＜取扱関連計算処理 について＞ 次の計算処理の結果を登録しておくことで、OUT（搬出確認登録(一般) 時に出力される「請求書･領収書･計算書情報」に反映され ます。 ①動物の運動等の取扱累積個数の計算 ②ドライアイス詰替累積個数の計算 ③実費累積値の計算 実費の計算（投入量×単価）を行いその値を加算する。 ④取扱重量の計算処理 47 蔵置中の保税貨物に行う各種業務一覧（輸出入共通） AHD 貨物取扱許可申請 AHI 貨物取扱結果通知 （貨物取扱許可申請） AHH 保税蔵置場等に蔵置されている貨物について「見本の展示」、「簡単な加工」及び「その他こ れらに類する行為」を行う場合は、本業務により貨物取扱許可申請を行う。 「貨物取扱許可申請（ＡＨＤ）」業務で登録された取扱いについて、取扱いが終了した旨を通 知する。 システムにより行われた貨物取扱許可申請の取消し、または許可の取消しを行う。 貨物取扱許可申請取消 MMA 見本持出許可申請 MMO 見本持出確認登録 MMC 見本持出取消 貨物情報が登録されている貨物を見本として一部持出す場合に申請する。 関税法基本通達32-3に規定する包括許可に係る申請はMMAの対象外であり、マニュアル による申請を行う。 見本持出申請を行った場合、簡易審査扱い（区分1）の場合は即時に、また、書類審査扱い （区分2）の場合は、税関による見本持出審査終了（MME）業務により、見本持出許可通知 情報が配信される。 MMA業務にて許可となった見本を保税地域等から一時持出した場合は、MMO業務にてそ の旨を登録する。 MMA業務による持出期間終了日の2日後に情報が削除されるため、以降はMMOが実施で きなくなる点に留意する。 本業務は任意業務であるが、管理統計資料「貨物取扱等一覧データ」の一時持出年月日 に出力する必要がある場合、必須業務となる。MMO業務の取消しは、MMO業務で実施する。 MHA業務を行った利用者が、税関の許可前にあらかじめ税関保税担当部門に申し出た後 行う。 許可後の場合は、「NACCS登録情報変更願」を税関へ提出し、税関が取り消すこととなる。 48 AHD（貨物取扱許可申請） AHD（貨物取扱許可申請）入力画面 Ｉ： 輸入貨物 Ｅ： 輸出貨物（仮陸揚貨物、積戻し貨物を含む） Ｆ： Ｇ： Ｈ： Ｊ： 見本の展示 簡単な加工（例示あり） 簡単な加工（例示なし） その他これらに類する行為 数量単位コード ＫＧＭ： キログラム ＬＢＲ： ポンド 整数部６桁、小数部３桁 取扱保税蔵置場に蔵置されている個 数以下であること KGM、LBRの単位以外の入力も可能ですが、搬入 業務で入力可能な単位はKGM、LBRのみのため 上記以外の単位を入力してしまうと本来の数量単 位と異なることとなってしまいます。 上記いずれかの単位で入力してください。 ※ここでの入力結果は、管理資料 「航空輸出貨物取扱等一覧データ（ABT6300）」、 「航空輸入貨物取扱等一覧データ（ABS7000）」に 反映されます。 49 AHI（貨物取扱結果通知）/AHH（貨物取扱許可申請取消） AHI（貨物取扱結果通知）入力画面 ９： 通知の場合 １： 取消しの場合 「貨物取扱許可申請（ＡＨＤ）」業務で登録された取 扱いについて、取扱いが終了した旨を通知します。 また、当該通知を取り消す場合もこの業務を行いま す。 なお、本業務は貨物取扱許可申請を行った利用者 への通知が必要な場合に行うこととなります。 AHH（貨物取扱許可申請取消）入力画面 システムにより行われた貨物取扱許可申請の取消し を行います。 この業務を行うことができるのは、「貨物取扱許可申 請（ＡＨＤ）」業務を行った利用者となります。 50 MMA（見本持出許可申請） MMA（見本持出許可申請）入力画面 Ｉ： 輸入貨物 Ｒ： 輸出貨物（積戻し未通関貨物） （１）他所蔵置場所に蔵置されている場合は、必須入力 （２）税関官署を入力する場合は、蔵置場所の管轄税関 官署と同一税関内の税関官署を入力 （３）入力が省略された場合は、蔵置場所を管轄する税関 官署を処理対象とする 持出しする見本の重量または容積を 入力（整数部６桁、小数部３桁） （１）持出しする見本の価格を入力 （２）通貨種別コードが「ＪＰＹ」以外の場合は、 小数点以下第２位まで入力可 （３）通貨種別コードが「ＪＰＹ」の場合は、 小数点以下入力不可 ＫＮＰ： ＦＯＤ： ＬＡＷ： ＯＴＨ： 荷主検品 他法令該当（食品衛生法） 他法令該当（食品衛生法以外） その他 見本持出許可申請を行うと、システムは申請を「簡易審査扱い」または「書類審査扱い」のいずれかに選定します。 「簡易審査扱い」に選定された申請は即時に許可となります。「書類審査扱い」に選定された申請は、税関が行う「見本持出 許可申請審査終了（ＭＭＥ）」業務により許可となります。その際、保税蔵置場へ「見本持出許可貨物情報（AAL5120）」が出 力されます。 51 MMO（見本持出確認登録） MMO（見本持出確認登録）入力画面 ９： 一時持出 １： 一時持出の取消し 「見本持出許可申請（ＭＭＡ）」業務により登録され許可となった見本を一時持出した場合に、その旨を登録する業務 です。 一時持出した旨を取り消す場合も本業務で行うことができます。 本業務は任意業務となりますが、管理資料「航空輸入貨物取扱等一覧データ」または「航空輸出貨物取扱等 一覧データ」上に見本持出年月日を出力する必要がある場合は必須業務となります。 業務可能期間は、次のいずれかに該当する日から２日間（日祝除く）となります。 ①許可（簡易審査扱い）となった持出期間終了年月日 ②「見本持出取消（MMC）」業務を行った日 ③税関で「見本持出許可申請審査終了（MME）」業務が行われた場合、持出期間終了年月日 52 MMC（見本持出取消） MMC（見本持出取消）入力画面 MMA（見本持出許可申請）でシステ ムから払い出された見本持出許可 申請番号を入力 申請の取消しを行うには、あらかじめ税関に申し出てから行う必要があります。 MMA（見本持出許可申請）の許可前は申請者がMMC（見本持出取消）を行うことができますが、 許可後は税関がMMC（見本持出取消）を行うこととなります。 MMCが行われると保税蔵置場へ「見本持出取消通知情報（AAL51４0）」が出力されます。 入力された見本持出許可申請番号に対する「見本持出確認登録（MMO）」業務がされていると取 消しを行うことができません。この場合、訂正業務がありませんので、訂正を行う場合は取消後に 再度申請を行う必要があります。 53 各種照会業務について（輸入） 54 蔵置中の保税貨物に行う各種照会業務一覧(輸入) IAW 輸入貨物情報照会 IMF11 輸入便情報照会（AWB） IMF12 輸入便情報照会 （HAWB） IWI 輸入貨物について、個数、重量、仕向地等の主要項目、通関状況及び保税蔵置場への搬 出状況等を照会する。 ＡＷＢ番号、ＭＡＷＢ番号、ＨＡＷＢ番号、ＵＬＤ番号またはシステム外搬入貨物番号（以下、 「ＡＷＢ番号等」という。）を入力することにより、当該貨物の概要情報を照会する。さらに、 指定情報を入力することにより、当該貨物の詳細情報を照会することができる。 「ＡＷＢ情報登録（輸入）（ＡＣＨ）」業務、「ＡＷＢ情報訂正（ＣＡＷ）」業務（以下、ＡＷＢ情報 登録業務という。）、「貨物確認情報登録（ＰＫＧ）」業務または「貨物確認情報訂正（ＣＰ Ｋ）」業務により登録された到着便単位のＡＷＢ情報、仮陸揚貨物、不突合貨物、貨物到 着前輸入申告扱いの貨物または到着即時輸入申告扱いの予備申告がされたＡＷＢ情報 の照会を行う。 なお、「ＡＷＢ予備情報登録（ＡＡＷ）」業務により登録された到着便単位のＡＷＢ予備情報 または「積荷目録事前報告（ＡＤＭ０１）」業務により登録された到着便単位の積荷目録事 前報告情報の照会も可能である。 また、ＡＷＢ情報及び貨物確認情報の終了状況の照会も可能である。 「ＨＡＷＢ情報登録（輸入）（ＨＣＨ）」業務、「ＨＡＷＢ情報訂正（ＣＨＡ）」業務、「混載貨物確 認情報登録（ＨＰＫ）」業務または「混載貨物確認情報訂正（ＣＨＰ）」業務により登録された 到着便名及びＭＡＷＢ番号単位のＨＡＷＢ情報、貨物到着前輸入申告扱いのＨＡＷＢ情 報、到着即時輸入申告扱いの予備申告（税関空港で貨物を引き取る場合または航空貨物 の集積場所で貨物を引き取る場合）（Ｕ申告またはＳ申告）がされたＨＡＷＢ情報または不 突合貨物を照会する。 保税蔵置場に蔵置されている輸入貨物について在庫状況を照会する。 保税蔵置場在庫状況照 会（輸入） 55 IAW（輸入貨物情報照会） IAW（輸入貨物情報照会）入力画面 ＡＷＢ番号、ＨＡＷＢ番号、ＭＡＷＢ番号、ＵＬＤ番号、 またはシステム外搬入貨物番号を入力 入力がない場合は、概要情報を照会する ＳＭＲＹ： 概要情報 ＦＬＴＩ： 到着便情報 ＢＮＤＩ： 貨物搬入情報 ＢＯＮＤ： 保税蔵置場情報 ＢＮＤＯ： 貨物搬出情報 ＬＯＣ： ロケーション情報 ＢＢＭ： 混載仕分情報 ＰＥＲＭ： 手続諸届許可承認情報 ＳＨＩＰ： 荷送受人情報 ＨＩＳＴ： 履歴情報 到着便情報照会以外の場合は入力不可 到着空港： 取卸港単位照会 ＳＴ： 到着時刻の昇順照会 ？： 到着便名不明照会 （１）ロケーション情報照会の場合は、保税蔵置場を必須入力 （２）ロケーション情報照会以外の場合は、入力不可 照会結果は次頁を参照 56 IAW_SMRY（輸入貨物情報照会_概要情報） 指定情報：SMRY（概要情報） 照会結果 民間事故コードを出力 出力情報コード：AAS1190 AWB： ＡＷＢ番号 HAWB： ＨＡＷＢ番号 MAWB： ＭＡＷＢ番号 ULD： ＵＬＤ番号 OTHER： （ｼｽﾃﾑ外搬入貨物） S: ｽﾌﾟﾘｯﾄ F: ｽﾌﾟﾘｯﾄﾌﾙ(全量到着済み) 共 通 部 移動差止の旨が登録されている場合は、 ｢＊｣を出力、STP登録者である担当税関 利用者コードを出力 D： 輸入申告等の申告・申請中 P： 輸入申告等の許可承認 M: マニュアル許可承認 社用品の登録がされて いる場合は、「Ｖ」を出力 税関届出事故コードを出力 （税関が確認済の場合は、 １桁目に「＊」を出力） 57 IAW_SMRY（輸入貨物情報照会_概要情報） 指定情報：SMRY（概要情報） 照会結果 １：突合済 ２：訂正保留のもの ３：原因調査中のもの *：ＣＡＩ輸入貨物情報DBに保留の旨が登録されたもの 到 着 便 情 報 １：仮陸揚貨物で、輸入貨物情報ＤＢに未突合 又は不突合で輸出へ移送された場合 ２：仮陸揚貨物で、輸入貨物情報ＤＢに突合済 で輸出へ移送された場合 *：税関によりCAI業務が行われたもの 貨 物 移 動 情 報 K：マル仮、仮･仮貨物 T：TACM貨物 H：他空港向一括保税運送仮陸貨物 M：機移し貨物 CO：当該空港揚貨物 TR：仮陸揚貨物 TI：マル仮貨物 TT：仮・仮貨物 TS：機移し貨物 T：運送中 ＊：搬入済 スペース：蔵置中 58 IAW_SMRY（輸入貨物情報照会_概要情報） 指定情報：SMRY（概要情報） 照会結果 輸 入 申 告 情 報 U:予備申告(税関空港で貨物引取本申告自動起動) S:予備申告(空港貨物の集積場所で貨物引取本申告自動起動) Z:予備申告(貨物搬入時本申告自動起動） T:予備申告（本申告手動起動） J：予備申告（貨物到着前自動起動） H:予備申告後等の本申告 N:通常申告及び申告変更 税 関 手 続 情 報 更 新 情 報 D：KAM業務での同一許可内運送 S：KAM業務での総合保税地域内運送 A：特定保税運送 H：包括保税運送に係る個別運送がある場合 ＩＣ ：輸入申告（申告納税） ＢＰ ：ＢＰ承認申請 ＩＭ ：移入承認申請 ＩＧ ：展示等申告 ＩＭＷ：移出輸入申告（申告納税） ＨＫ ：輸入（引取）申告 ＨＴ ：輸入（引取・特例）申告 ＴＫ ：特例申告 ＩＴ ：一括特例申告 ＦＣ ：輸入申告（少額関税無税） ＩＳ ：蔵入承認申請 ＩＡ ：総保入承認申請 ＩＳＷ：蔵出輸入申告（申告納税） ＩＡＣ：総保出輸入申告 ＨＫＡ：特例委託輸入（引取）申告 ＨＴＡ：特例委託輸入（引取・特例）申告 ＴＫＡ：特例委託特例申告 ＩＴＡ：特例委託一括特例申告 etc 59 IAW_FLTI（輸入貨物情報照会_到着便情報） 指定情報：FLTI（到着便情報） 照会結果 出力情報コード：AAS1200 共通部はSMRY情報参照 １：突合済 ２：訂正保留のもの ３：原因調査中のもの *：ＣＡＩ輸入貨物情報 DBに保留の旨が 登録されたもの *：税関によりＣＡＩ業務が 行われたもの *：ULD引取情報が 登録された場合 １：仮陸揚貨物で、輸入貨物情報ファイルに未突合 又は不突合で輸出へ移送された場合 ２：仮陸揚貨物で、輸入貨物情報ファイルに突合済で 輸出へ移送された場合 CO：当該空港揚貨物 TR：仮陸揚貨物 TI：マル仮貨物 TT：仮・仮貨物 TS：機移し貨物 K：ULD容器 U：ULD収容貨物 T：運送中 ＊：搬入済 ｽﾍﾟｰｽ：蔵置中 △：到着空港揚貨物又は一般仮陸揚貨物 K：マル仮、仮･仮貨物 T：TACM貨物 １：航空会社保税蔵置場向け社用品 Ｈ：他空港向一括保税運送仮陸揚貨物 Ｍ：機移し貨物 ？：運送種別が未定の貨物 60 IAW_BNDI（輸入貨物情報照会_貨物搬入情報） 指定情報：BNDI（貨物搬入情報） 照会結果 出力情報コード：AAS1210 共通部はSMRY情報参照 Ｉ： システム内搬入 Ｏ：システム外搬入 同じ蔵置場であっても、 搬入単位で別表示 61 IAW_BOND（輸入貨物情報照会_保税蔵置場情報） 指定情報：BOND（保税蔵置場情報） 照会結果 出力情報コード：AAS1220 共通部はSMRY情報参照 蔵置場単位での搬出入 状況を表示 62 IAW_BNDO（輸入貨物情報照会_貨物搬出情報） 指定情報：BNDO（貨物搬出情報） 照会結果 出力情報コード：AAS1230 共通部はSMRY情報参照 保税運送申告貨物 ：保税運送申告番号を出力 輸入許可後搬出貨物：輸入申告番号を出力 Ｔ： 運送中 ＊： 搬入済 △： 申告許可後の搬出 Ｉ ： シス内への搬出 O ： シス外への搬出 TI ： TACMシス内への搬出 TO： TACMシス外への搬出 同じ蔵置場であっても、 搬出単位で別表示 63 IAW_LOC（輸入貨物情報照会_ロケーション情報） 指定情報：LOC（ロケーション情報） 照会結果 出力情報コード：AAS1240 共通部はSMRY情報参照 到着便単位（搬入単位） Ｍ：ロケーションを手作業で管理する 場合 ＊：入力者の管理する保税蔵置場に 蔵置されていない場合に出力 ロケーション管理された貨物の到着便名 の便名部、日付部、空港コードを出力 便名部６桁+日付部５桁＋空港コード３桁 （例：ZA0001/22FEB KIX) LOC PKG / HPK / OIN / BIN01 / LOA業務で登録されたロケーションが表示されます。 64 IAW_BBM（輸入貨物情報照会_混載仕分情報） 指定情報：BBM（混載仕分情報） 照会結果 出力情報コード：AAS1250 共通部はSMRY情報参照 ＨＡＷＢ情報登録がされて いる場合「＊」を出力 ＨＰＫ業務の終了の旨が登録 されている場合「＊」を出力 ＨＰＫ業務実施利用者（保税蔵置場） の管轄税関官署コード2桁を入力 ＨＣＨ業務で入力した税関官 署コード2桁を出力 65 IAW_PERM（輸入貨物情報照会_手続諸届許可承認情報） 指定情報：PERM（手続諸届許可承認情報） 照会結果 ＊：手続の取消をした場合 Ｈ：包括保税運送に係る個別運送 A：特定保税運送 D：KAM業務による同一保税地域内運送 S：KAM業務による総合保税地域内運送 出力情報コード：AAS1260 共通部はSMRY情報参照 下記、税関手続き種別コード参照※ 手続許可承認番号を出力（保税 運送承認番号、貨物取扱番号等） OLT申請での税関審査登録 （CET）内容を出力 手続等諸届許可承認情報を出力 前８桁：許可承認年月日 後４桁：許可承認時刻を出力 ※税関手続き種別コード一覧 (システム通関） IC :輸入申告 IS :蔵入申請 IM :移入申請 IA :総保入申請 MIP:輸入ﾏﾆﾌｪｽﾄ通関申告 KC :輸入引取申告 CIS:機用品蔵入申請 （許可承認） CRF:外貨機用品積込承認(個別) SEN:外貨船用品積込承認 UＢＩ:別送品輸入許可 MIC:輸入許可(一般) BIC:輸入許可(AWB) MBP:輸入許可前引取承認 MIS:蔵入承認 MIM:移入承認 MIA:総保入承認 MKC:輸入（引取)許可 KRR:仮陸揚届 TAS:他所蔵置許可 OLI:保税運送申告(ｼｽﾃﾑ内) HAK:廃棄届受理 OLO:保税運送申告(ｼｽﾃﾑ外) MEK:滅却承認 TKY:貨物取扱許可 BOU:亡失届受理 SYU:税関内収容 OLM:保税運送承認 GNS:現場収容 OTH:登録情報削除容認 MHN:見本持出許可 （貨物取扱） RSH:積戻し申告 BSW:MAWB仕分 NAI:貨物取扱(内容点検) SWK:貨物取扱(改装仕分) ESW:貨物取扱(ﾗﾍﾞﾙﾁｪﾝｼﾞ) 66 IAW_SHIP（輸入貨物情報照会_荷送受人情報） 指定情報：SHIP（荷送受人情報） 照会結果 出力情報コード：AAS1270 共通部はSMRY情報参照 荷受人の輸出入者コードを出力 SHIP ACH / HCH01業務で登録された荷送人 / 荷受人が表示されます。 67 IAW_HIST（輸入貨物情報照会_履歴情報） 指定情報：HIST（履歴情報） 照会結果 出力情報コード：AAS1280 直近 過去 過去100件まで照会可能と なっております。 68 IMF11（輸入便情報照会（AWB）） IMF11（輸入便情報照会（AWB））入力画面 スペース： ＡＷＢ情報照会 Ｙ： ＡＷＢ予備情報照会 Ｍ： 積荷目録事前報告情報照会 Ｋ： 仮陸揚貨物照会 Ｄ： 不突合貨物照会 Ｊ： 貨物到着前輸入申告扱いの貨物照会 Ｕ： 到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物照会 （税関空港で引き取る貨物） Ｓ： 到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物照会 （航空貨物の集積場所で引き取る貨物） Ａ： 貨物到着前輸入申告扱いの貨物 または到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物照会 Ｅ： ＡＷＢ情報及び貨物確認情報終了状況照会 （１）他空港の到着便情報を照会 する場合に入力 （２）到着空港を省略した場合は、 入力者から変換した到着空港 を取得する （１）複数の空港保税蔵置場に貨物が取卸 された場合で、保税蔵置場毎の貨物を 照会する場合に入力 （２）入力者が税関または航空会社の場合 のみ入力可能 （３）照会区分が「Ｙ」、「Ｍ」、「Ｋ」または 「Ｅ」の場合は、入力不可 （１）航空会社コード＋フライト・ナンバー を入力 （２）フライト・ナンバーについては３桁ま たは４桁の入力が可能。 ４桁目については、英・数記号が可、 それ以外は数字とする。 便名の日付部を以下の形式で入力 ＤＤＭＭＭ 照会結果は次頁を参照 69 IMF11（輸入便情報照会（AWB）） IMF11（輸入便情報照会（AWB））結果画面 （１）輸入貨物情報ＤＢにＵＬＤ収容の旨が登録されて いる場合は、「Ｕ」を出力 （２）輸入貨物情報ＤＢにＵＬＤの旨が登録されている 場合は、「Ｋ」を出力 （１）ＡＷＢ予備情報照会の場合 輸入便情報ＤＢに登録されているＡＡＷ業務実施済みの ＡＷＢ件数を出力 （２）積荷目録事前報告情報照会の場合 輸入便情報ＤＢに登録されているＡＤＭ業務実施済みの ＡＷＢ件数を出力 （３）（１）及び（２）以外の場合 ＡＷＢ情報登録業務実施済みの輸入便情報ＤＢに登録 されているＡＷＢ件数を出力 （ただし、ＵＬＤについては計上しない） Ｎ：申告済 Ｈ：予備申告後の本申告済み （貨物到着前輸入申告扱いの輸入（引取）申告含む） Ｐ：許可済（ＢＰ承認含む） Ｊ：貨物到着前輸入申告扱いの貨物 Ｕ：到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物 （税関空港で引き取る貨物） Ｓ：到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物 （航空貨物の集積場所で貨物を引き取る貨物） （１） ＊:不突合貨物照会以外の場合で、輸入貨物情報ＤＢに突合済でない旨が登録されている場合 （２）Ｎ:輸入貨物情報ＤＢに取り消された貨物である旨が登録されている場合 （３）Ａ:輸入貨物情報ＤＢに突合済で輸出へ移送済の旨が登録されている場合 （４）Ｍ:ＡＷＢ予備情報照会の場合で、積荷目録事前報告済の旨が登録されている場合 （５）Ｒ:ＡＷＢ予備情報照会の場合で、ＡＷＢ情報登録済の旨が登録されている場合 （６）Ｒ:積荷目録事前報告情報照会の場合で、ＡＷＢ情報登録済の旨が登録されている場合 70 IMF12（輸入便情報照会（HAWB）） IMF12（輸入便情報照会（HAWB））結果画面 スペース： ＨＡＷＢ情報照会 Ｊ： 貨物到着前輸入申告扱いの貨物照会 Ｕ： 到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物照会 （税関空港で引き取る貨物） Ｓ： 到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物照会 （航空貨物の集積場所で引き取る貨物） Ａ： 貨物到着前輸入申告扱いの貨物 または到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物照会 Ｄ： 不突合貨物照会 （１）照会区分が入力された場合は、入力不可 （２）照会区分がスペースの場合は、必須入力 （３）航空会社コード＋フライト・ナンバーを入力 （４）フライト・ナンバーについては３桁または４桁の入力が可能 ４桁目については、英・数記号が可、それ以外は数字とする。 （１）照会区分が入力された場合は、入力不可 （２）照会区分がスペースの場合は、必須入力 （３）便名の日付部を以下の形式で入力 ＤＤＭＭＭ （１）照会区分が入力された場合は、 入力不可 （２）省略した場合は、入力者から 変換した到着空港を取得する 照会結果は次頁を参照 71 IMF12（輸入便情報照会（HAWB）） IMF12（輸入便情報照会（HAWB））結果画面 （１） ＊:不突合貨物照会以外の場合で、 輸入貨物情報ＤＢに全量到着済みでない 旨が登録されている場合 （２）Ｎ:輸入貨物情報ＤＢに取り消された貨 物である旨が登録されている場合 Ｎ：申告済 Ｈ：予備申告後の本申告済み （貨物到着前輸入申告扱いの輸入（引取）申告含む） Ｐ：許可済（ＢＰ承認含む） Ｊ：貨物到着前輸入申告扱いの貨物 Ｕ：到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物 （税関空港で引き取る貨物） Ｓ：到着即時輸入申告扱いの予備申告貨物 （航空貨物の集積場所で貨物引取本申告自動起動） 72 IWI（保税蔵置場在庫状況照会（輸入）） IWI（保税蔵置場在庫状況照会（輸入））入力画面 スペース：すべての貨物種別を照会 Ａ： ＡＷＢ Ｈ： ＨＡＷＢ Ｏ： システム外搬入貨物 輸入申告等状況単位に照会する場合は、申告状況を入力 Ｂ： 申告前 Ｄ： 申告中 Ｐ： 許可済 ｢保税蔵置場在庫状況照会（輸入）リスト」を出力する場合は、 「Ｐ」を入力 保税蔵置場在庫状況照会（輸入）リスト情報が出力可能な 時間帯は22：00～08：00です。 照会結果は次頁を参照 73 IWI（保税蔵置場在庫状況照会（輸入）） IWI（保税蔵置場在庫状況照会（輸入））結果画面 スペース：すべての貨物種別を照会 Ａ： ＡＷＢ Ｈ： ＨＡＷＢ Ｏ： システム外搬入貨物 Ｂ:輸入貨物情報ＤＢに申告前の旨が 登録されている場合 Ｄ:輸入貨物情報ＤＢに申告または 申請中の旨が登録されている場合 Ｐ:輸入貨物情報ＤＢに輸入申告許可の 旨が登録されている場合 ＊:仕分け中である旨が登録 されている場合 74 【付録】よくある問合せ（輸入編） 75 不要な枝番が付与された場合 ■登録時の仕分け数と、実際の仕分け貨物数が違っています。 ＜質問＞ CFS（貨物取扱確認登録(改装･仕分)呼出し）にて「E0302」エラー（当該貨物は貨物 取扱の登録中である。）となります。何故でしょうか。 ＜回答＞ CHS01（貨物取扱登録(改装･仕分)）登録者が呼出の際に入力、払い出されている 仕分け件数枝番と、実際の仕分け貨物件数に相違があり、CHS01時に実際の仕 分け貨物件数の情報しか登録せずに送信し、結果として残りの払い出し済の枝番 が処理されずに残っている状態で、CFSを行った場合が考えられます。 当事象が起きた場合、 ①不要の枝番を削除する。 ②仕分けの取り扱いをキャンセルし再度CHS業務で登録。(ただしその場合、払い 出される枝番は、払い出し済み枝番以降の番号が払い出されます。） CFS画面 76 不要な枝番が付与された場合 ①不要な枝番を削除する方法 CHS画面 CHS01画面 仕分数：４の為、 003, 004が 払い出されています。 誤った仕分け数を入力 してしまった CHS画面 再度呼び出します CHS01画面 不要な枝番の終了欄に「E」を 入力 →「E」入力された欄以降の枝 番が削除されます。 77 不要な枝番が付与された場合 ②仕分けの取り扱いをキャンセル、再度CHSで登録。 ※払い出し済み枝番以降の番号が払い出されます。 CHS01画面 「X：取消し」は、蔵置場のみ登録可能です。 （他所蔵置場所の場合は、税関） 「X」を入力 CHS01画面 枝番005からの払い出しとなります。 78