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就業規則 - 内田デンタル

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就業規則 - 内田デンタル
就業規則
賃金規則
内田デンタルオフィス
第1章 総 則
第1条(目的)
1.この就業規則・賃金規則(以下「規則」という。)により、労働内容、労働条件を定めます。
2. この規則に定めのない事項は、労働基準法その他の法令の定めるところによります。
第2条(規則の遵守)
院長及び従業員は、ともにこの規則を守り、協力して医院の運営にあたらなければなりません。
第2章 採 用
第3条(採用時の提出書類)
新たに採用された者は、次の書類を採用の日から2週間以内に提出しなければなりません。 ① 免許または資格証明書の写し
(歯科医師、歯科衛生士に限る)
② 年金手帳
③ 前職の源泉徴収票
④ 口座振込同意書
⑤ その他医院が指定するもの
第4条(試用期間)
1.
採用の日から 3 ヶ月間を試用期間とします。
2. 勤務成績または業務能率が不良ではあるが、改善の見込みがある場合、試用期間を延長します
3. 勤務成績または業務能率が不良で、本採用にいたる能力が備わっていないと判断された場合、
採用後 14 日以内のときは即日解雇、採用後 14 日以上のときは、30 日以上前の予告を得て
解雇となります。
4.試用期間は、勤続年数に通算されます。
第5条(休職)
1. 次の各号のいずれかに該当する場合は休職とし、この期間の賃金は支給されません。 ① 業務外の病気・ケガにより欠勤が1ヶ月以上にわたる場合 … 1ヶ月
② 前号のほか特別の事情があり、休職が適当と認められるとき … 必要な期間
2. 休職期間中に休職事由が消滅したときは、もとの職務に復帰となります。
3. 休職期間が満了しても、就業困難な場合は退職となります。 1 第3章 服務規律
第6条(服務)
医院の正常な運営を図るため、第 7 条~第 10 条の服務規律を守り、職場の秩序維持に努めな
ければなりません。
第7条(遵守事項)
従業員は、次の事項を守らなければなりません。
1.勤務中は、職務に専念し、みだりに職場を離れないこと。
2.許可なく職務以外の目的で医院の施設、物品を使用しないこと。
3.医院の金品を私用に供す、贈与を受けるなど不正な行為を行わないこと。 4. 医院の名誉または信用を傷つける行為をしないこと。
5. 業務上の秘密事項を他にもらさないこと。
6. 許可なく他の会社等の仕事をおこなわないこと。
第8条(身だしなみ)
医療職として、以下の身だしなみを守らなければなりません。
1. 制服・カーディガン・靴は貸与したものを着用すること。
2. 靴下は無地白色、ストッキングは無地肌色のもののみを着用すること。
3. 爪は短く整えて、色のついたマニキュアは使用しないこと。
4. 色の濃いアイシャドーや香りのきつい香水は使用しないこと。
5. 派手な貴金属(ブレスレット、イヤリング、宝石類、時計等)は着用しないこと。
6. ヘアカラーチャート レベル7以下の髪色にすること。
7. 付けまつげは使用しないこと。
第9条(出退勤)
1.
出退勤に当たっては、従業員自身にてタイムカードを記録しなければなりません。
2.
一日の業務終了後は、速やかに職場から退出してください。
第10条(遅刻、早退、欠勤等)
遅刻、早退もしくは欠勤をし、または勤務時間中に私用外出するときは、事前に院長に申し出て
許可を受けなければなりません。
やむを得ない理由で申し出ることが出来なかった場合、 事後速やかに届け出て承認を得ること。
2
第4章 労働時間、休憩および休日
第11条(労働時間および休憩時間)
1.
「労働基準法第32条の2」に基づき、所定労働時間は、「1ヶ月単位の変形労働時間」とします。
具体的には、下の式により計算された範囲内となります。
1 週間の法定労働時間(44 時間)× 1 ヶ月(毎月 1 日~末日) ÷ 7 日 (1 週間)
(なお、上記の式により計算すると、1ヶ月の労働時間は下の表のようになります)
1ヶ月の日数
労働時間
31 日
194.8 時間
30 日
188.5 時間
29 日
182.2 時間
28 日
176.0 時間
※当院は「特例措置対象事業場(常時10人未満の労働者を使用する商業、映画・演劇業(映画の制
作の事業を除く。)保健衛生業、接客娯楽業)」の保健衛生業にあたるため、1 週間の法定労働時間は
44 時間です。
2.始業・終業および休憩時間は、次のとおりとなります。ただし、業務の都合上、各時刻を繰り上げ、
または繰り下げする場合もあります。
始業時刻 8 時 30 分
終業時刻 18 時 50 分 ( 土曜日の終業時刻は 13 時 20 分 )
( 祝日のない週の第 2 第 4 水曜の終業時刻は 13 時 20 分 )
休憩時間 原則 13 時 00 分より 14 時 20 分 ( 原則 80 分 )
第12条(休日)
法定休日を日曜日とし、法定外休日は次のとおりとなります。
<法定休日>
<法定外休日>
日曜日
祝日 土曜午後 祝日のない週の第 1 第 3 水曜日
第13条(時間外労働および休日労働)
業務の都合上、所定労働時間を超え、または前条の休日に労働させることがあります。 3
第14条(年次有給休暇)
1. 年度ごとに所定労働日数の8割以上出勤した従業員に対しては、労働基準法に準じ、
年次有給休暇が与えられます。ただし、年末年始休暇(原則 12 月 30 日~1月 3 日)、夏期休暇
(原則3日間)は 計画的年休付与制度として有給休暇に含まれます。
採用後6ヶ月間継続労働した場合・・・10日
2年目以降 ・・・ 労働基準法に準ずる。
年次有給休暇
6ヶ月
付与日数
10日
1年6ヶ月 2年6ヶ月 3年6ヶ月 4年6ヶ月 5年6ヶ月
11日
12日
14日
16日
18日
6年6ヶ月以上
20日
2.年次有給休暇の請求は、2週間以上前に届け出をしてください。
3. 年次有給休暇は、職員が同一日に同時に請求することはできません。
4.法定の付与日数を超えた年次有給休暇未消化分は、1日あたり4,000円として買い上げ、
冬季賞与時に精算します。
5. 冠婚葬祭などの際には慶弔休暇が与えられます。
① 本人が結婚するとき・・・3日
② 配偶者、子供、父母。兄弟、姉妹が死亡したとき・・・3日
③ 祖父母、配偶者の父母、配偶者の祖父母が死亡したとき・・・1日
4
第 5 章 賃金規定
第15条(賃金の構成)
賃金の構成は次のとおりとなります。
基本給
資格手当
賃金 諸手当 職能手当
精皆勤手当
通勤手当
等
時間外労働割増賃金(時間外手当)
割増給 休日労働割増賃金(休日手当)
第16条(基本給)
基本給は、本人の経験・年齢・技能・職務遂行能力等を考慮して決定されます。
第17条(資格手当)
資格手当は、歯科衛生士に対し支給されます。
① 歯科衛生士資格手当 ・・・ 30,000円
第18条(職能手当)
職能手当は、本人の技能・職務遂行能力等を考慮して決定されます。
なお、試用期間中の職能手当は 50%となります。
第19条(主任手当) 主任手当は、職員を指導できる力量を持ち、自らの判断と責任において業務を遂行し
調整しうる能力を有すると認められる者で、主任と任命された者に対して支給されます。
主任手当 ・・・ 20,000円
5
第20条(研修制度)
就業 2 年目の職員は群馬県歯科医師会主催の歯科助手講座の受講となります。
なお、受講者には代休、代休が無い場合は報奨金2万円が支給されます。
第21条(精皆勤手当)
精皆勤手当は、次のとおり支給します。
・遅刻、早退、欠勤等が全くない者 10,000円
・遅刻、早退、欠勤等がある場合は10,000円より以下の金額を差引いた額
欠勤1日 -4,000円、 遅刻早退等1時間-500円
*遅刻は3回分の合計時間が1時間未満でも3回で1時間とみなされます。
第22条(通勤手当)
通勤手当は、次のとおりとなります。
① 公的交通機関の利用者は実費(ただし、2 km未満は0円)
② 自家用車等私的交通手段の場合
片道の通勤距離
2 km 未満
2 km 以上10 km 未満
10 km 以上30 km 未満
30㎞以上
支給金額
0円
4,200円
7,100円
12,900円
第23条(割増賃金)
割増賃金は原則として以下の算式により計算し、支給します。
① 時間外労働割増賃金
時給・・・ 給与金額/1ヶ月平均所定労働時間(180時間)×1.25
支給額・・・時給××時間外労働時間
② 休日労働割増賃金
時給・・・ 給与金額/1ヶ月平均所定労働時間(180時間)×1.35
支給額・・・時給×1.35×時間外労働時間
*給与金額には、皆勤手当と通勤手当は含めないものとし、時給の計算上
百円未満の端数が生じた場合は、切り捨てとなります。
6
第24条(欠勤等の扱い)
第21条の精皆勤手当の金額を超えて欠勤、遅刻、早退等があった場合は、原則として1時間あたり
の賃金額に、欠勤、遅刻、早退等の合計時間数を乗じた額を差し引きます。
第25条(賃金の計算期間及び支払日)
1. 賃金は、毎月20日に締切り、当月25日に支払います。
2. 支払日が休日の場合はその翌日となります。
尚、賃金は銀行振込にて支給の為、入社後2週間以内に群馬銀行に本人名義の口座を開設
すること。
3. 中途採用または退職の場合の賃金は、日割り計算して支給されます。
4. 時間外労働割増賃金、その他割増賃金等の計算においては、15分を一単位とし、端数は切り
捨てとなります。
第26条(賃金の支払いと控除)
次のものは賃金から控除されます。
① 源泉所得税
② 健康保険料の被保険者負担分
③ 雇用保険料の被保険者負担分
④ 厚生年金の被保険者負担分
⑤ その他必要とされるもの
第27条(昇給)
1. 昇給は毎年 9 月 25 日の給与時となります。
ただし医院の業績の著しい低下や、その他やむをえない事由がある場合にはこの限りではあり
ません。
2. 昇給の金額は、医院の業績および従業員の勤務成績などを考慮して決定されます。
第28条(賞与)
1. 賞与は、原則として毎年6月15日および12月15日に在籍し、かつ勤続期間が6ヶ月以上の
従業員に対し支給されます。
ただし、医院の業績の著しい低下、その他やむを得ない事由がある場合には、支給時期を延期し、
または支給しないことがあります。
2. 前項の賞与の金額は、医院の業績および従業員の勤務成績などを考慮して決定されます。
7
第 6 章 福利厚生
第29条(歯科医療費支給制度、慶弔休暇)
① 保険の範囲における歯科医療費は、領収書を提出した者に対して半額が支給されます。
なお、領収書は、朝礼で院長に提出してください。領収書は後日、返却されます。
② 慶弔休暇は、第14条5項のとおりです。
第 7 章 退職及び解雇
第30条(退職)
次のいずれかに該当するときは、退職となります。
① 退職願を提出し、受理され 後任者への引継ぎが完了したとき。
(退職願は少なくとも 退職希望日の 3 ヶ月前には提出してください)
② 期間を定めて雇用されている場合、その期間を満了したとき。
③ 第5条に定める休職期間が満了し、なお休職事由が消滅しないとき。
④ 死亡したとき
⑤ 60 才の誕生日に達したとき(定年)
⑥ 定年後、再労働契約した後、65才の誕生日に達したとき(継続雇用制度)
第31条(退職金)
満5年以上の継続勤務者に対して、別紙の規定により退職金を支給します。ただし、パート、
アルバイト、 継続雇用従業員には適用されません。
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第32条(解雇)
1. 次のいずれかに該当するときは、解雇となります。
① 勤務成績または業務能率が不良で、改善の見込みが無い場合。
② 従業員の傷病により業務に耐えられないと認められたとき。
③ 事業の縮小、その他事業の運営上やむを得ないとき。
④ その他前各号に準ずる、やむ得ない事情があるとき。
2. 前項の規定により従業員を解雇する場合は、少なくとも30日前に予告するか、
または平均賃金の30日分以上の解雇予告手当を支払うかたちです。
ただし、労働基準監督署長の認定を受け、懲戒解雇とする場合及び 試用期間 14 日以内の従
業員に該当する場合はこの限りではありません。
第 8 章 表彰及び懲戒
第33条(表彰)
次に該当する場合は、表彰します。
①事故、災害等を未然に防ぎ、または適切に対応するなど、社会的に見て 特別な功労があったとき。
第34条(懲戒の種類)
懲戒は、次の区分で行います。
①訓戒 始末書を提出させ将来を戒めます。
②減給 始末書を提出させ減給します。
ただし、減給は1回の額が平均賃金の1日分の5割をえることなく、また、
総額が 1 ヶ月賃金支払期間における賃金の1割を超えることはありません。
③出勤停止 始末書を提出させるほか、7日間を限度として出勤を停止し、
その間の賃金は支給しません。
④懲戒解雇 即時に解雇します。
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第35条(懲戒の事由)
1. 次のいずれかに該当するときは、情状に応じ、訓戒、減給または出勤停止となります。
① 正当な理由なく無断欠勤7日以上に及ぶとき。
② 正当な理由なくしばしば欠勤、遅刻、早退するなど勤務を怠ったとき。
③ 過失により医院に損害を与えたとき。
④ 医院内の秩序または風紀を乱したとき。
⑤ 不当なタイムレコーダーの打刻。
⑥ 著しく業務遂行を怠ったとき。
⑦ その他この規則に違反し、または前各号に準ずる不都合な行為があったとき。
2. 次のいずれかに該当するときは、懲戒解雇となります。ただし、情状により減給
または出勤停止とすることもあります。
① 遅刻、早退及び欠勤を繰り返し、再三の注意にも改善されないとき。
② 刑事事件に関し、有罪を受けたとき。
③ 重大な経歴詐称をしたとき。
④ その他前各号に準ずる重大な行為があったとき。
第 9 章 雑 則
第36条(安全衛生)
常に職場の安全衛生及び整理整頓に留意し、労働災害の防止に努めなければなりません。
第37条(災害補償)
業務上の事由または通勤により傷病し、または死亡した場合は、労働基準法及び労働者災害補
償保険法に定めるところにより災害補償を行います。
第38条(慶弔)
第 14 条 5 項のとおり、特別休暇を支給します。 10
第10章 歯科衛生士業務
第 39 条(歯科衛生士 業務記録簿の記載について)
歯科衛生士の業務は、アシスト、歯周治療、メンテナンスなど多岐にわたります。 院長は、スタッフ構
成に応じた職場配置を指示し、歯科衛生士は、常勤、パートに関わらず、院長より指示された職場配置
にしたがいます。
第 40 条(歯科衛生士 業務記録簿の記載について)
歯科衛生士は出勤後、「DH 個室 カルテ BOX」に入っている 自分の受け持ちカルテを、必ず読んで
おきます。
第 41 条(歯科衛生士 業務記録簿の記載について)
歯科衛生士は DH 業務をおこなった後は、歯科衛生士業務記録を記載します。
第 42 条(P 病名の初診算定ルール、P 治療の保険ルールの理解について)
歯科衛生士は、P 病名の初診算定ルール、P 治療の保険ルールについて、医院の指導のうえ、よく理
解するように努めます。
第 43 条(DH の都合による、予約キャンセルへの措置)
歯科衛生士は、DH 予約がはいっている患者さんに、衛生士の都合でキャンセルしていただいた場
合、後日、自分自身でお詫びのお電話をします。
第10章 パート衛生士
第 44 条(パート衛生士のタイムカードについて)
パート歯科衛生士は、休憩開始、休憩終了時にタイムカードを押します。 もし、押し忘れた場合は
13:00~14:20(80 分)を休憩時間と計算します。
第 45 条(パート衛生士の昇給について)
パート歯科衛生士の昇給は、個人ごとの仕事内容や、責任に応じて 9 月に臨時昇給となります。定期
昇給はありません。
11
第 46 条(パート衛生士の交通費について)
パート歯科衛生士への交通費支給はありません。
第 47 条(パート衛生士のシフトについて)
① パート歯科衛生士のシフトは個人個人の事情を考慮し、医院が最終決定します。
② 数日程度のシフト変更時は「パート DH シフト変更届」を医院に提出します。「言った。言わない」を
防ぐため、口頭での変更は原則として認めていません。
③ シフト表・アポ帳 の内容変更は、「パート DH シフト変更届」をもとに院長がおこないます。
④ 入社時に決めた出勤曜日、出勤時間帯の変更を希望する場合、5 月中旬の「年間シフト表」を作る
際に計画し、9 月よりが変更できます。
第 48 条(パート衛生士から正社員への移行について)
パート衛生士から常勤(正社員)への移行時は、それまでの給与を勘案し、医院が賃金を決定します。
なお、正社員へ移行後、半年以上経過しないと賞与は支給されません。
附則
この就業規則・賃金規則は、平成 26 年 8 月 16 日から実施します。
平成 27 年 9 月 1 日に第 3 条、第 20 条、第 22 条、第 26 条、第 27 条、第 31 条を一部変更
します。
平成 28 年 8 月 15 日に第 39 条~48 条を追加、第 22 条を一部変更します。
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退職金 支給基準率表
勤続年数
支給基準率
勤続年数
支給基準率
1
─
16
2
2
─
17
2
3
─
18
2
4
─
19
2
5
1
20
2.1
6
1.1
21
2.2
7
1.2
22
2.3
8
1.3
23
2.4
9
1.4
24
2.5
10
1.5
25
2.6
11
1.6
26
2.7
12
1.7
27
2.8
13
1.8
28
2.9
14
1.9
29
3
15
2
30
3.1
(1)勤続年数は、満年数とする。
(2)支給基準率は基本給に乗じる。
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