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第52期中間報告書 - Yahoo! JAPAN

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第52期中間報告書 - Yahoo! JAPAN
株主メモ
事
定
時
業
株
年
主 総
証券コード:2469
度
会
毎年4月1日から翌年3月31日まで
毎年6月
剰余金の配当の基準日
期末配当…3月31日 中間配当…9月30日
その他、必要があるときは、
あらかじめ公告して臨時に基準日を定めます。
単
元
株
式
数
株 主 名 簿 管 理 人
100株
東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
証券会社等に口座をお持ちの場合
郵便物送付先
お問い合わせ先
電話お問い合わせ先
お取引の証券会社等になります。
お取扱店
未払配当金のお支払
公
告
方
法
上場金融商品取引所
証
券
コ
ー
ド
0120-288-324
(フリーダイヤル)
みずほ信託銀行株式会社
本店及び全国各支店
みずほ証券株式会社
本店、全国各支店及び営業所
みずほ信託銀行株式会社及び株式会社みずほ銀行の本店及び全国各支店
(みずほ証券株式会社では取次のみとなります。)
支払明細発行は特別口座の場合の
「お問い合わせ先」
までご連絡ください。
ご注意
特別口座の場合
〒168-8507
東京都杉並区和泉2-8-4
みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
単元未満の買取以外の株式売買はできま
せん。
日本経済新聞に掲載
東京証券取引所 JASDAQ
(スタンダード)
2469
株主の皆様の声をお聞かせください
当 社では、株主の皆様の声をお聞かせ いただくため、
アンケートを実施いたします。
お手数ではございますが、
アンケートへのご協力をお願 いいたします。
下記URLにアクセスいただき、アクセスコード入力後に表示される
アンケートサイトにてご回答ください。所要時間は5分程度です。
ht
tp://www.
e-kabunush
i.
com
アクセスコード 2469
いいかぶ
空メールにより
URL自動返信
検索
[email protected]へ空メールを送信してください。
(タイトル、本文は無記入)
アンケート回答用のURLが直ちに自動返信されます。
●アンケート実施期間は、本書がお手元に到着してから約 2 ヵ月間です。
ご回答いただいた方の中から抽選で薄謝(図書カード500円)を進呈させていただきます
QRコード読み取り機能のついた携帯電話をお使いの方は、
携帯電話からも
アクセスできます 右のQRコードからもアクセスできます。
※本アンケートは、株式会社 a2media
(エー・ツー・メディア)の提供する
「e-株主リサーチ」サービスにより実施いたします。
(株式会社 a2mediaについての詳細 http://www.a2media.co.jp)
※ご回答内容は統計資料としてのみ使用させていただき、事前の承諾なしにこれ以外の目的に使用することはありません。
●アンケートのお問い合わせ「e-株主リサーチ事務局」TEL:03-5777- 3900(平日 10:00∼17:30)MAIL:[email protected]
〒108-0075 東京都港区港南三丁目5番14号
TEL:03-3740-4391 FAX:03-3740-4390
http://www.hibino.co.jp/
第52期中間報告書
2014.4.1〜2014.9.30
トップメッセージ
Message from the President
おかげさまでヒビノ株式会社は設立50周年を迎えました。
けでなく、変化を
「自ら起こす」存在になることが重要だと考えてお
空港、大手アパレルの各国新規店舗、名古屋駅前街頭ビジョン等の
ります。この50年の歴史を胸に、次なる50年に向け、心新たにな
ランドマークとなる場所へLEDディスプレイ・システムを納入いたしまし
お一層社業の発展に努力を重ねてまいる所存です。
た。
これらにより、売上高は前年同四半期と比べ増加いたしました。
さて、当第2四半期
(累計)
におけるわが国経済は、消費税率引
営業利益につきましては、成長を続けるコンサート市場を背景に
第52期(2014年4月1日~2015年3月31日)の中間報告書をお届けするにあたり、
上げに伴う駆け込み需要の反動や海外景気の下振れリスク等があ
機材の増強を行ったことなどから減価償却費が増加し、前年同四
一言ご挨拶申し上げます。
るものの、政府による経済・金融政策により、企業収益の改善や設
半期実績には届きませんでした。経常利益及び四半期純利益につ
おかげさまでヒビノ株式会社は、本年11月13日に設立50周年を迎えることができま
備投資の持ち直しが見られ、緩やかな回復基調で推移いたしました。 きましては、上記特定ラジオマイクの新周波数帯域への移行に伴う
した。この記念すべき節目を迎えられましたのも、永きにわたりご指導、
ご支援をいただ
このような状況のもとヒビノグループ(当社及び連結子会社9
固定資産受贈益を営業外収益に計上したこと等により、前年同四
いております皆様のご厚情と、社員の努力の賜物であり、心から感謝申し上げます。
社)
は、全社基本方針として「進化」
を掲げ、最終年度となる中期
半期と比べ増加いたしました。
「町の科学者」
と呼ばれた創業者日比野宏明は、1956年、東京・神楽坂において
経営計画「Action 50」の総括に取り組むとともに、攻めの経営
これらの結果、売上高8,832百万円(前年同四半期比6.9%増)、
テレビの販売・修理店を開業いたしました。それから喫茶店音響設備、
ジュークボックス
へと大きく舵を切ってまいります。
営 業 利 益719百 万 円( 同7.3%減 )、経 常 利 益777百 万 円( 同
の販売へと事業を移行し、東京オリンピックが開催され、東海道新幹線が開通した
当第2四半期は、音響機器販売事業の市場で消費税増税前の
12.2%増)、四半期純利益488百万円(同25.3%増)
となりました。
1964年にヒビノ電気音響株式会社を設立いたしました。以来「音と映像のプレゼン
駆け込み需要の反動が現れましたが、電波法改正による
「特定ラジ
当期は、中期経営計画「Action 50」の最終年度であるとともに、
テーター」
として、音響と映像の分野でそれまでにない新しい「感動」
を届けるべく、歩み
オマイク
(ワイヤレスマイクロホン等)
の新周波数帯域への移行に伴
次期中期経営計画に向けた新たな
「進化」のステージへの橋渡し
を進めてまいりました。中でも、
コンサートやイベント、
そして日本のエンターテインメント
う買い替え需要」の発生が追い風となり、売上高及び利益にプラス
の年度と位置づけ、
4つの骨子に沿った施策を完遂し、過去最高売
の歴史において確かな足跡を刻むことができたと自負しております。
の影響を及ぼしました。
またコンサート・イベント事業は、計画に織り
上高及び利益の更新にグループ一丸となって取り組んでまいります。
これからも世界は速いスピードで変化を続け、新しい価値観が創造されていくでしょう。
込んでいなかった大型コンサートの発生や、映像演出の規模拡大・
なお、配当につきましては、
1株当たり中間配当25円
(普通配当15
ヒビノグループも、世界に通じる力があるかが試されます。このような時代だからこそ、揺
多様化に伴う案件単価の上昇により、好調だった前年同四半期を
円+設立50周年記念配当10円)
、期末配当15円
(普通配当15円)
るぎない軸と創業者精神(開拓精神)
を持ち、
ニーズや環境変化に「対応し続ける」だ
さらに上回る受注を獲得いたしました。映像製品の開発・製造・販
の年間40円
(普通配当30円+記念配当10円)
を予定しております。
株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
代表取締役社長
日比野 晃久
ヒビノの事業領域
お客様
商品の
販売
音と映像の
トータル・ソリューション企業
商品の提供
音響機器販売
業務用音響機器の販売、
システム設計・施工・
メンテナンス
コンサート・
イベント
製品・商品の
販売
コンサート・イベント用音響
システム及び映像システムの企画
立案、機器の貸出、
オペレート
並びにコンサート・イベントの
録音、中継、
トラックダウン、
オーサリング等
品質改善提案
品質改善提案
音響と映像の製品・商品の情報交換
1
映像ディスプレイ及び
周辺機器の開発・製造・販売
ようお願い申し上げます。
売上高合計(連結)
製品・商品の提供
映像製品の
開発・製造・販売
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜ります
合いの増加が見られ、大手百貨店、在京・在阪放送局、中部国際
2015年3月期第2四半期(累計)
映像
音響
当社グループは、音と映像を基軸と
したプ ロ 用AV&ITのトータル・ソ
リューション企業として、
「 音」
と
「映
像」、
「 販売」
と
「サービス」に関する
事業をマトリックス展開しております。
サービスの
提供
売事業は、顧客企業における前向きな設備投資の動き、新規引き
8,832百万円
(566百万円増、+6.9%)
(注)
金額は単位未満切り捨て
増減の額及び率はすべて前年同四半期比較
その他の事業 272百万円 3.1%
(142百万円増、+108.6%)
55.0%
音響機器販売事業
3,068百万円
(378百万円増、+14.1%)
コンサート・イベント事業
4,856百万円
(258百万円増、+5.6%)
イベント映像部門
3,675百万円(参考値)
(306百万円増、+9.1%)
コンサート音響部門
1,180百万円(参考値)
(48百万円減、△3.9%)
41.6%
34.7%
13.4%
7.2%
映像製品の開発・
製造・販売事業
634百万円
(212百万円減、△25.1%)
2
50周年企画:ヒビノ「感動」の創造
ヒビノは2014年11月13日に設立50周年を迎えました。半世紀に及ぶその歩みは、音響や映像、そしてエンターテインメ
の性能や品質に感動したのですが、何せ1ドル360円の時代、
ントの新たな可能性を切り拓き続けた挑戦の連続でした。この大きな節目を迎えるにあたり、ヒビノの礎を築いた日比野宏明
とにかく高額でなかなか売れず、結果的に在庫が膨れ上がって
会長と、その基盤のもとで新たなビジネスを育んできた日比野晃久社長に話を聞きました。ヒビノの“これまで”を振り返り、
しまって、当時の社員からは「販売をやめてもらいたい」
と直訴を
“今”を見つめ、そして“これから”を展望した二人のインタビューをお届けします。
受けた。でも「すばらしい製品なのだから、必ず認めてもらえる」
ビジネスの芽を見出す力
応じてビジネスを変化させていこうと考えていました。
まずはやってみるチャレンジの軌跡
—‌ただ一方で、創業期の音響機器販売やそれに続くコンサー
—‌まずは、設立50周年おめでとうございます。50年前、そもそ
ト音響は、今もなおヒビノの中核的なビジネスであり続け
もどのような思いで会社を設立されたのでしょうか。
会長
ていますが、そ の 黎 明 期、事 業 の 基 盤はどのようにして
固められていったのでしょうか。
子供の頃から私は機械いじりが好きで、音響装置を自
作したり、17歳の時にはまだ本放送が開始されていないテレビ
を製作したりしていました。そんな私が会社を作ったのは、
「 好き
なことを生涯の仕事にしたい。もっとたくさんの人にいい音を聞
的存在だったわけですね。
社長 それはその後、1984年からスタートした映 像サービス
と、歌手の方々などを相手にデモンストレーションをしているうち
事業も同じで、当時日本ではコンサートの演出に映像を使うとい
に、
「 買えないけれども貸し出してほしい」
というニーズが出てくる
う発想自体がまだありませんでした。音楽業界には「コンサート
ようになりました。そのデモンストレーション活動での試行錯誤の
ステージに映像は必要ない」
という考えが支配的だった。けれど
経験やコンサート関係の方との出会いが、のちのコンサート音
当時、すでにアメリカではコンサートの演出に映像を使うように
響事業の基礎となりました。この新たな事業が成長するきっか
なっていたし、歌 手がプロモーションビデオを作って新 曲をア
けになったのが、1971年に開催された大型野外コンサート、箱
ピールしていたので、
「音楽と映像」の融合はステージで盛り上
根アフロディーテです。ピンク・フロイドの初来日公演ともなった
がるはずだという信念は持ち続けていました。そうして営業を重
ねるうちに、ロックバンドARBの事務所が賛同してくれて、日本
ヒビノにしか生み出せない 感動を届け続けるために
で初めてステージの中央で映像演出を行うコンサートが実現し
たのです。また、このコンサートで使ったマルチビジョンの大 型
映像は、博覧会や展示会など、人が集まるところでは抜群の集
客と演出効果を発揮しました。こうして映像サービス事業の確
かせたい」
と思ったからにほかなりません。それから50年、音響
会長
機 器 販 売からスタートしたヒビノのビジネスは音 響から映 像の
領域に広がりましたが、会社を作った当初から、時代のニーズに
—‌い わば、ヒビノは日本におけるコンサ ート音 響 の 草 分け
音響機器販売の最初の転換点となったのが、アメリカ
の音響機器メーカーShure社製品との出会いでした。当時、
そ
このコンサートにShureの音響機材を提供したところ大変評判
かな地歩を固めていったのです。
になって、次々と大きな仕事が舞い込むようになったのです。
ヒビノ挑戦の歴史
1964年
1971年
1984年
2002年
プロフィール
ヒビノ株式会社 取締役会長
日比野 宏明(ひびの・ひろあき)
1934年3月25日生まれ。電 機 学
園高等学校中退後、
ミナミテレビ
株式会社に3年間、技術者として
勤務。
1956年日比野電気創業。
1964年ヒビノ電気音響株式会社
(現ヒビノ株式会社)設立、
代表取締役社長。
2002年代表取締役会長。
2005年6月から現職。
3
プロフィール
音楽喫茶に納入したレコードプレーヤー
音響機器販売を開始
17歳でテレビを自作し、
「 町の科学者 」
と呼
ばれた音楽好きの青年・日比野宏明は、1956
年、
テレビの販売・修理店「日比野電気」
を開業
した。その後、当時ブームとなっていた音楽喫茶
の音響装置の製造・設置を手掛けるようになり、
1964年11月、業務用音響機器の設計・販売
を主業務とする
「ヒビノ電気音響株式会社 」
を
設立。ジュークボックスの販売・レンタルを経た
後、Shure、JBLなど海外音響機器の音に衝撃
を受け、海外製品の販売に軸足を移す。
箱根アフロディーテ
(1971年)
コンサート音響に進出
音響機器の拡販のために続けていた顧客へ
のデモンストレーション
(試用貸出)
に対して「有
料で貸してほしい」
という顧客が現れ、1971年、
コンサート音響事業への道が開けた。ピンク・フ
ロイドも名を連ねた大型野外コンサート
「箱根ア
フロディーテ」での音響サポート、
トム・ジョーン
ズ日本武道館公演での国内初の本格的なフラ
イングスピーカーシステムの実現など、海外アー
ティストのコンサートの実績を着々と重ねながら、
「ロックのヒビノサウンド」
を確立していく。
ARBコンサート
(1985年)
映像分野へ参入
1984年、次 代 の 経 営コンセプトを
「AVCC
(オーディオ・ビジュアル・コンピューター&コミュニ
ケーション)」
と設定。音響に加えて新たに映像分
野に進出し、
さらにその先のIT時代を見据え、事
業拡大を目指す方針を掲げた。大型映像サービ
スを本格始動させた1985年には、ARB日比谷
公園大音楽堂公演で国内初のコンサート映像
演出を実現。1988年、商号を
「ヒビノ株式会社」
に変更、
「 音と映像のプレゼンテーター」
をコーポ
レートスローガンに定める。
第37回東京モーターショースバルブースにてGS-60を採用(2003年)
LEDディスプレイ・システムの開発・製造を開始
1995年、
日本で有数の映像制御技術を有する
クロマテック株式会社
(現 ヒビノクロマテック Div.)
と提携し、
いち早くLEDディスプレイ・システムの自社
開発というベンチャーに乗り出す。1996年には初の
フルカラーLEDディスプレイを発表。2002年には同
社を吸収合併し、映像製品の開発・製造・販売事業
に本格参入。同時期に発表した
「GS-60」
は、筐体、
プロセッサー、
LEDパネル、伝送方式等の各要素に
おいて他社を圧倒する性能により、国内はもとより、
海外モーターショーのスタンダードとなった。
ヒビノ株式会社 代表取締役社長
日比野 晃久(ひびの・てるひさ)
1962年7月23日生まれ。1985年
東海大学工学部応用物理学科
卒業後、
ヒビノ電気音響株式会社
(現ヒビノ株式会社)入社。
1997年ヒビノ常 務 取 締 役 映 像
事業部長。
2000年ヒビノドットコム株式会社
(04年にヒビノに吸収合併)
代表取締役社長。
2002年6月から現職。
4
50周年企画:ヒビノ「感動」の創造
—‌現 在、ヒビノの中核的なビジネスであるコンサート・イベン
ト事業も、最初の頃はさまざまな苦労があったのですね。
社長 コンサート音響も映像サービスも、音響や映像の機材を貸
し出す「レンタル業」
と言われていました。けれど、
「 我々は単なるレ
ビジネスを育てていく力
徹底した現場主義
—‌そうやっていったんやると決めたことは基本的に現場に
任せる、そんな風土がヒビノにはあるそうですね。
ンタル屋ではない。いい音、
いい映像を出して、
その価値を売ってい
くんだ」
という自負と信念のようなものがありました。
そんな強い思い
会長 ヒビノが提供するサービスや製品・商品というのは、常に
が逆境を乗り越える原動力になっていたような気がします。
会長 ヒビノはあくまでも技術力で仕事を獲得し、技術力で顧
“最高”を目指しています。この「ヒビノクオリティ」
を支えているのは、
客から評価される会社になることにこだわりました。かつて子供
す。現場のことを最もよく知る人間は彼らをおいてほかにいないわ
だった私が音響装置を作ったのも、一番いい音を出して人を感
けですから、
その意見を取り入れるのがベストでしょう。現場が上手
動させたかったからで、
そんな探究心は趣味が仕事になってから
くいっているかどうかは結果的に数字に表れてくるので、経営陣は
もずっと変わりませんでしたね。
人選と計数管理に専念し、必要に応じてバックアップするだけです。
社長 コンサートで使う音響機材に独自のチューニングや改造
—‌のちにヒビノがLEDディスプレイ・システムの開発・製造という
「ものづくり」に参入したのも、何か必然だったように感じますね。
現場で最高の音、最高の映像を追求し続けるヒビノの社員たちで
新たな50年に向けて
感動とともに
—‌これからのヒビノを展望するうえで、1つのインパクトにな
るのが2020年の東京五輪ですね。
を施して“ヒビノ仕様”に設えたり、ケーブル一本から電源の取り
方まで工夫していい音、いい映像にこだわり抜きます。思えば、
社長
国立競技場をはじめ、新たな施設が造られる際に販売
—‌この50年間でヒビノのビジネスが広がりながら発展してきた
ように、これからのヒビノも新たなフィールドに挑戦しながら、
新たな50年に向けてさらに進化していくのでしょうね。
ビジネスのフィールドやエリアも広がり、
社長 たとえば50年後、
ヒビノも大きく様変わりしているかもしれません。けれど変わらないこ
ともあります。それは私たちの仕事の根底に「感動」があり続ける
ヒビノクオリティを追求するヒビノイズムは、販売部門でも発揮
部門の売り上げが伸びるだけでなく、
そうした施設は五輪終了後
ということです。いい音や美しい映像が人々に与える感動こそが、
されています。営業マンも単に商品をセールスするのではなく、
もコンサート・イベントに使われるので、
サービス部門もさらに活躍
ヒビノの50年の歩みを支えてきたように、
これからも、
それまでな
プレイはLEDが担うことになるだろうという確信がありました。当時
お客様の話を親身に聞きながら機材の選定や使い勝手などに
のクロマテック株式会社と共同開発をスタートさせたのが1995
ついて非常に熱心にコンサルティングする。実際、
まだ取扱い
の場が増えるはずです。
会長 それからグローバル展開も大きなテーマでしょう。海外進
かった新たな感動を届けられるように進化していきたいと思います。
会長 そのために、常に新たな可能性に挑戦し、最高を追求す
年のことです。子供のころから大好きだった
「ものづくり」は、
ヒビノ
ブランドが少ない時代には、当社では取り扱っていない商品を
出ではいくつか失敗も経験していますが、
その経験を糧にしなが
るヒビノイズムは、
これからも生き続けることでしょう。そして変わり
の原点ですし、
自分たちで作ったものがなければ、世界には進出で
お客様に勧めるようなことまでありましたね。
ら、
ものづくりはもちろん、音響・映像サービスの提供も積極的に
ゆく時代の中で形や手法がたとえ変わっても、
ヒビノは人々に感
展開していきたい。世界を舞台に挑み続けたいと思います。
動を届ける会社であり続けます。株主の皆様にもそんなヒビノの
会長
1993年に青色LEDが実用化され、次世代の大型ディス
きない、
という思いもあった。のちにヒビノが作った6mmピッチの
LEDディスプレイ・システムは圧倒的な高画質で、欧州のモーター
ショーで世界的な自動車メーカーがこぞって採用してくれました。
そして、他社にはまねの
社長 つくるなら世界一、世界初のもの。
できないことをやる。思えば、
そんなチャレンジングな“ヒビノイズム”
5
新しいことに果敢に挑戦して最高へのこだわりを追求し続けられるところにこそ
ヒビノの強みがあります。
—‌ヒビノイズムは部門を問わず、さまざまなビジネスの現場に
息づいているのですね。
社長
LEDディスプレイ・システムの開発にも黎明期から参入
今後の歩みを、
ぜひ末永く見守っていただきたいと思います。
—‌具 体的な今後の売上目標については
いかがでしょうか。
社長
売上1,000億円規模の企業にするのが目標です。その
は、半世紀にわたる歴史の根底に連綿と脈打ってきたと思います。
会長 とにかく私は「can not発想」が嫌いなんですよ。できな
し、世界に先駆けて4K仕様のLEDプロセッサーを作ったり、高
精彩な“画づくり”にとことんこだわりながら、他社にはできないも
実 現のための大きな原 動力となるのが、現 在 取り組んでいる
い理由を探すのではなく、
まずはやってみる。結果的に、
たとえば
のづくりを追求してきました。
また自由に追
会長 そうやって最高へのこだわりを自発的に、
「ハニカム型経営」です。いたずらに事業の拡大や多角化を目指
アメリカや韓国への進出、IT事業、ポストプロダクション業務など
撤退した事業も少なくありませんが、失敗を恐れずに新しいフィー
求できたこと、
そして新しいことにどんどん挑戦できたことは、大会
それぞれを相互にシナジーさせ、多少のことではビクともしない
ルドに乗り出していく。そのような開拓精神は、
ヒビノイズムの大
社にはないヒビノの強みでしょう。前例や確証のないことに挑戦
高強度な体制を作っていく考えです。
事なエッセンスだと思います。
するのは、大きな会社にはなかなかできないことですから。
ヒビノの社員の物語が映画に
「ハッピーランディング」
ヒビノの社員を演じてくださった
永 山たかしさん。撮 影の合 間の
一コマ。来春、公開予定です。
すのではなく、中身がしっかりした強いビジネスのコアを増やして
6
事業紹介
Our Business
音響機器販売事業
SALE
コンサート・イベント事業
SERVICE
映像製品の開発・製造・販売事業
SALE
抜群の営業力とサービス体制、
メンテナンス
技術で業界トップのポジションを築き上げる
PA(コンサート音響)のパイオニアとして構築し
てきた事業基盤で業界トップのポジションを確保
映像システムの企画から運営まで
一貫した請負体制
世界に誇る高品質・高精彩の
LEDディスプレイ・システムを開発・供給
放送局やスタジオ、ホールやシアター、
ライブハウス等を中心にプロ用音響機器の販売
ロック、ポップス系を中心としたコンサートや各種イベントの音響
システムの企画立案、機材のレンタル、オペレート、ライブ録音等
イベントやコンサート等の映像システムの
企画立案、機材のレンタル、オペレート
LEDディスプレイ・システムをはじめとした
映像機器の開発・製造・販売
映像
音響
株式会社フジテレビジョン様に、CALRECデジタル・ミキシングコンソール
“ARTEMIS Light”他音響機器を納入
Point
CODA AUDIOスピーカーシステム
“AIRLINE LA12”“SC8F”“G712-96”を運用
Point
● 世界中か
‌
ら選りすぐった優良な海外ブランド音響機器の販
売代理業務を行うほか、
国内メーカー品も幅広く取り扱う
● ‌日本のPA
(コンサート音響)
における草分け、
豊富な実績と
ノウハウで、
常に業界をリード
● 長年の実績と積み上げてきたノ
ウハウで、
お客様のニーズ
‌
に合った適切な機材選定やシステム設計を提案
● 他社を圧倒する豊富な最新鋭機材量と現場運営スタ
ッフ
‌
数
(28チーム体制でドーム5ヵ所同時運用可能)
● 著名アーティ
‌
ストを中心に、現在130超のアーティストのコ
ンサートをサポート。スタッフや機材の質の高さで、数多くの
国内外アーティストから信頼を獲得
(主な納入案件)
■一般社団法人700MHz利用推進協会 ワイヤレスシステム他
■株式会社岩手朝日テレビ 映像システム
■株式会社フジテレビジョン デジタル・ミキシングコンソール他
■東京都PA会社 スピーカーシステム他
7
(敬称略)
(主なサポート案件)
■コブクロドーム・アリーナコンサートツアー ■SMAP ドームコンサートツアー ■ゴー
ルデンボンバー アリーナ・ホールコンサートツアー ■DREAMS COME TRUE ア
リーナコンサートツアー ■Acid Black Cherry アリーナ・ホールコンサートツアー
■flumpool アリーナ・ホールコンサートツアー ■a-nation ■浜崎あゆみ アリーナコ
ンサートツアー ■UVERworld ドーム・ホール・ライブハウスコンサートツアー ■アン
ジェラ・アキ アリーナ・ホールコンサートツアー TEAM H
JAPAN ARENA TOUR 2014
Point
● LEDディ
スプレイやプロジェクター等の大型映像装置をはじ
‌
めとした最新鋭機材を豊富に保有。お客様のニーズや演出
イメージに応じて理想的な映像システムをプランニング
● ‌高精彩大型映像に関する高い技術力があり、運用ノウハウも豊富
で、機器の性能を最大限に引き出す多くの優れた技術者を配置
● ‌コンサートや展示会、
コンベンション、
スポーツイベント、式典
等の多種多様なイベントをサポート
■EXILE TRIBE アリーナコンサート ■RADWIMPS アリーナコンサートツアー
■関ジャニ∞ スタジアムコンサート ■三代目 J Soul Brothers アリーナコン
サートツアー ■Kis-My-Ft2 ドームコンサートツアー ■滝沢歌舞伎2014 ■ユニ
コーン アリーナ・ホールコンサートツアー ■嵐のワクワク学校2014 ■World
Ophthalmology Congress ® 2014 TOKYO ■ JAPAN NIGHT -MOVE
WITH THE MUSIC- ■ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014
(敬称略)
そごう千葉店様にLEDディスプレイ・システム
「ChromaLED 6B」
を納入
Point
● ‌世界トップクラスのデジタル画像処理技術を保有
● 製品の企画
・研究開発段階から、現場で活躍する当社の
‌
システムエンジニアやオペレーターの意見・要望を取り入
れ、
ユーザーの視点を製品に反映
● 商業施設や街頭ビジョ
ン、映像機器レンタル会社等に数
‌
多く採用され、
国内外で高い評価と信頼を獲得
(主な納入案件)
■そごう千葉店 LEDディスプレイ・システム
■株式会社フジテレビジョン LEDディスプレイ・システム
■中部国際空港 LEDディスプレイ・システム
■‌ユニクロ広州ビクトリー広場店、UNIQLO OSAKA他7店舗 LEDディス
プレイ・システム
■ウメキタるるっと!ビジョン LEDディスプレイ・システム
(敬称略)
8
事業活動の概況
(連結)
Overview
●売上高
当第2四半期(累計)の概況
8,832
Financial Highlights
●経常利益
●四半期(当期)純利益
(単位:百万円)
コンサート・イベント事業はコンサートで好調推移、
特定ラジオマイクの需要拡大でフォローの風が吹く
売上高
財務ハイライト
(連結)
経常利益
UP
百万円
●566百万円増、+6.9%
777
20,000
1,500
通期予想
1,200
17,670
百万円
488
1,143
1,200
15,161
15,000
14,121
13,288
四半期純利益
UP
●84百万円増、+12.2%
通期予想
18,700
(単位:百万円)
10,000
900
8,832
●98百万円増、+25.3%
1,000
通期予想
750
800
651
777
UP
百万円
(単位:百万円)
577
600
600
488
400
430
257
300
200
0
0
5,000
音響機器販売事業
ものの、第2四半期は回復
売上高
3,068
百万円
映像製品の開発・製造・販売事業
売上高
● ‌消費税増税前の駆け込み需要の反動から、
第1四半期は流通商品の販売が落ち込んだ
△300
(当第2四半期累計)
△175
第48期 第49期 第50期 第51期 第52期
△400
(当第2四半期累計)
△13
△313
第48期 第49期 第50期 第51期 第52期
(当第2四半期累計)
Shure社製品の販売が伸長。売上・利益にプラスインパクトを与え、増収増益
●1株当たり四半期(当期)純利益
●総資産/純資産
● 顧客企業の前向きな設備投資の動き、
‌
新規引き合いの増加が見られ、回復基調が継続
屋駅前街頭ビジョン等へLEDディスプレイ・システムを納入
百万円
第48期 第49期 第50期 第51期 第52期
● ‌電波法改正により新周波数帯域に対応した特定ラジオマイクへの買い替え需要が発生、
● 大手百貨店、
‌
在京・在阪放送局、中部国際空港、大手アパレルの各国新規店舗、名古
634
0
● 在庫圧縮をはじめと
‌
したコストマネジメントにより収益を生み出す体質への転換を図り、
黒字を確保
■■ 総資産 ■■ 純資産
16,000
(単位:百万円)
14,915
14,365
13,525 13,370
12,828
●ROA(総資産経常利益率)
(単位:円)
200
通期予想
149.85
150
131.93
12,000
(単位:%)
12
8.4
8
通期予想
8.2
100
コンサート・イベント事業
売上高
4,856
8,000
50
伴う案件単価の上昇により、売上高は好調だった前年同四半期を上回る
百万円
●コンサート音響部門1,180百万円(参考値)
●イベント映像部門 3,675百万円(参考値)
その他の事業 売上高272百万円
9
97.76
● ‌計画に織り込んでいなかった大型コンサートの発生や、
映像演出の規模拡大・多様化に
● 企業収益の改善と相まって、
‌
企業イベントが株主総会案件を中心に拡大
● 成長を続けるコンサー
‌
ト市場を背景に機材の増強を行ったこと等により減価償却費が
4,000
4,121 3,903 4,049
4,667
4,889
4
△2.82
0
第48期 第49期 第50期 第51期 第52期
(当第2四半期)
5.3
△1.2
△60.95
0
4.4
3.2
0
△50
増加
● ‌業務用照明機器の販売を行う株式会社ファース
トエンジニアリングの業績が寄与
52.37
△100
第48期 第49期 第50期 第51期 第52期
(当第2四半期累計)
△4
第48期 第49期 第50期 第51期 第52期
(当第2四半期累計)
10
連結財務諸表
Consolidated Financial Statements
■ 四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
当第2四半期
科目
前期
(2014年9月30日現在)(2014年3月31日現在)
賞与引当金
387,441
419,588
その他
825,023
869,062
固定負債
4,273,098
3,906,381
受取利息
2,025,316
1,910,390
受取配当金
112,067
120,350
その他
757,646
948,170
△10,963
△29,270
6,751,302
6,250,914
5,023,848
4,670,693
1,290,455
1,294,372
△839,147
△823,368
451,307
471,004
7,204,227
6,416,052
△4,792,193
△4,390,792
2,412,033
2,025,260
902,613
756,453
△637,369
878,641
1,023,772
880,641
資産除去債務
13,913
13,837
その他
80,409
77,739
❷ 負債合計
10,026,011
9,697,849
株主資本
4,870,715
4,683,243
資本金
1,748,655
1,743,119
△642,322
資本剰余金
2,101,769
2,096,233
利益剰余金
1,097,202
920,801
△76,911
△76,911
18,400
△15,895
114,130
△1,333,859
△1,384,664
1,329,564
1,439,923
565,699
620,374
181,861
189,447
のれん
121,327
137,460
その他
60,534
51,987
減価償却累計額
リース資産
(純額)
その他
無形固定資産
投資その他の資産
1,545,591
1,390,773
その他
1,677,136
1,562,338
貸倒引当金
△131,544
△171,565
14,915,127
14,365,197
❶ 資産合計
長期借入金
1,274,817
2,824,587
776,334
282,551
原材料及び貯蔵品
265,243
719,321
478,435
45,912
2,663,424
2,199,915
100,684
167,178
工具、器具及び備品(純額)
2,435,078
474,322
仕掛品
リース資産
販売費及び一般管理費
未払法人税等
1,424,891
減価償却累計額
2,976,249
リース債務
1,908,776
工具、
器具及び備品
3,154,400
1,101,128
商品及び製品
機械装置及び運搬具(純額)
売上総利益
1,100,708
3,953,163
減価償却累計額
5,289,570
1年内返済予定の長期借入金
3,676,859
機械装置及び運搬具
5,678,047
1,538,336
受取手形及び売掛金
建物及び構築物
(純額)
売上原価
1,865,000
支払手形及び買掛金
減価償却累計額
8,265,820
短期借入金
1,651,064
建物及び構築物
8,832,447
1,102,366
1,552,259
有形固定資産
売上高
科目
999,732
現金及び預金
固定資産
前第2四半期
5,791,467
8,114,282
貸倒引当金
前期
リース債務
退職給付に係る負債
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
17,851
12,778
繰延ヘッジ損益
1,916
△14
為替換算調整勘定
1,216
△29,716
△2,583
1,056
退職給付に係る調整累計額
❸ 純資産合計
負債純資産合計
営業利益
1日
1日
(自至 2014年4月
(自至 2013年4月
2014年9月30日)
2013年9月30日)
営業外収益
532
635
2,666
2,061
124,150
─
19,365
14,257
146,715
16,954
支払利息
47,533
60,272
持分法による投資損失
29,322
28,977
為替差損
7,424
6,690
その他
4,706
4,983
88,986
100,923
経常利益
777,050
692,365
税金等調整前四半期純利益
777,050
692,365
法人税等
288,202
302,075
少数株主損益調整前四半期純利益
488,848
390,289
四半期純利益
488,848
390,289
固定資産受贈益
その他
営業外収益合計
4,889,115
4,667,348
14,915,127
14,365,197
❶ ‌商品及び製品、機械装置及び運搬具並びに工具、器具及び備品の増加
等に伴い増加しております。
退職給付に係る負債の増加等に伴い増加しております。
‌
❷ 短期借入金、
利益剰余金の増加等に伴い増加
しております。
‌
❸
営業外費用合計
■ 四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(要旨)
(単位:千円)
当第2四半期
前第2四半期
❶ 営業活動によるキャッシュ・フロー
617,820
879,966
❷ 投資活動によるキャッシュ・フロー
△930,270
△1,291,245
❸ 財務活動によるキャッシュ・フロー
195,557
349,565
現金及び現金同等物に係る換算差額
21,688
30,585
△95,204
△31,128
現金及び現金同等物の期首残高
1,647,464
1,397,102
現金及び現金同等物の四半期末残高
1,552,259
1,365,973
科目
1日
1日
(自至 2014年4月
(自至 2013年4月
2014年9月30日)
2013年9月30日)
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
営業外費用
[純資産の部]
自己株式
(単位:千円)
当第2四半期
5,752,912
流動負債
8,163,825
流動資産
当第2四半期
(2014年9月30日現在)(2014年3月31日現在)
[負債の部]
[資産の部]
11
科目
■ 四半期連結損益計算書
❶ ‌資金の主な増加要因としては、税金等調整前四半期純利益の計上777
百万円、減価償却費708百万円及び売上債権の減少額287百万円で
あります。
また、主な減少要因としては、
たな卸資産の増加額635百万円、
法人税等の支払額259百万円及び固定資産受贈益124百万円であり
ます。
❷ ‌資 金の主な減 少 要 因としては、有 形 固 定 資 産の取 得による支出912
百万円であります。
❸ ‌資金の主な増加要因としては、長期借入れによる収入730百万円及び
短期借入金の純増額326百万円であります。
また、資金の主な減少要因としては、長期借入金の返済による支出615
百万円及びリース債務の返済による支出263百万円であります。
12
通期の見通し
(連結)
Earnings Forecast
● 会社概要
通期の見通し
売上高
18,700
経常利益
1,200
UP
百万円
●1,029百万円増、+5.8%
音響機器販売事業
UP
百万円
●56百万円増、+4.9%
750
UP
百万円
●98百万円増、+15.1%
● ‌特定ラジオマイクの買い替え需要を確実に取り込み、
Shure社製品の拡販とさらなるシェ
ア拡大、利益率アップを図る
売上高
●
百万円
映像製品の開発・製造・販売事業
売上高
1,458
当期純利益
新たに連結子会社となったヒビノイマジニアリング株式会社の業績も寄与
● デジタル時代に対応
‌
しながら事業の多角化を図るべく、新規ブランドの獲得を目指す
● ‌下期も街頭ビジョンや商業施設等へLEDディスプレイ
・システム納入の見込み
● ‌4K映 像 表 示 に 対 応した新 製 品1.6mmピッチ 高 精 細LEDディスプレイ
・システム
百万円
「ChromaVision HCV16」
を発売開始
● ‌欧州展示会への出展を通して、
本格的な海外事業再構築の足がかりを掴む
コンサート・イベント事業
売上高
8,947
● ‌最重点市場であるコンサー
ト市場は、今後も好調に推移。ただし第4四半期は閑散期とな
百万円
●コンサート音響部門2,169百万円(参考値)
●イベント映像部門 6,778百万円(参考値)
その他の事業 売上高542百万円
13
る見通し
● ‌積極投資による減価償却費の増加を事業成長で吸収
ヒビノ株式会社
〒108-0075 東京都港区港南三丁目5番14号
TEL:03-3740-4391 FAX:03-3740-4390
ホームページアドレス http://www.hibino.co.jp/
設 立
1964年11月13日
資本金
17億4,865万5,600円
・業務用音響・映像機器の販売、
システム設計・施
事業内容
工・メンテナンス
・LEDディスプレイ及び周辺機器の開発・製造・販売
・コンサート・イベント用音響システム・映像システム
の企画立案、
レンタル、
オペレート。
コンサート・イベン
トの録音、中継、
トラックダウン、
オーサリング
従業員数
単体444名 連結682名
役 員
取 締 役 会 長 日 比 野 宏 明
代表取締役社長 日 比 野 晃 久
代表取締役副社長 野 牧 幸 雄
取
締
役 橋 本 良 一
取
締
役 芋 川 淳 一
取
締
役 久 野 慎 幸
取
締
役 吉 松 聡
常 勤 監 査 役 深 沢 澄 男
監
査
役 自 閑 博 巳
監
査
役 金 子 基 宏
● 連結子会社
会社名
ヒビノインターサウンド株式会社
ヒビノイマジニアリング株式会社
スチューダー・ジャパン-
ブロードキャスト株式会社
ヒビノメディアテクニカル株式会社
ヒビノベスコ株式会社
株式会社ファーストエンジニアリング
Hibino Asia Pacific Limited
(ヒビノ アジア パシフィック リミテッド)
Hibino Europe Limited
(ヒビノ ヨーロッパ リミテッド)
Hibino Asia Pacific(Shanghai)Limited
(ヒビノ アジア パシフィック(シャンハイ)リミテッド)
Company Profile/Stock Information
● 株式の状況
社 名
本社所在地
中期経営計画「Action 50」最終年度の総仕上げ、
過去最高売上高及び利益更新へ
7,751
会社概要/株式の状況(2014年9月30日現在)
設立
資本金
出資比率
1985年5月
1950年9月
4,000万円
8,000万円
100.0%
100.0%
発行可能株式総数��������� 17,000,000 株
発行済株式総数����������� 5,132,740 株
株主数������������������ 2,172 名
● 大株主
持株数
(単位:千株)
有限会社ハイビーノ
日比野晃久
338
6.5
2.9
ヒビノ株式会社
127
2.4
日比野宏明
123
2.4
日比野純子
117
2.2
日本生命保険相互会社
104
2.0
株式会社みずほ銀行
100
1.9
株式会社三菱東京UFJ銀行
100
1.9
野村ホールディングス株式会社
100
1.9
※持株数、
持株比率とも表示単位未満を切り捨てて表示しております。
● 株式分布状況
自己名義株式
2.5%
金融機関
14.6%
金融商品取引業者
2.5%
2007年8月 3,500万香港ドル 100.0%
50万英ポンド
100.0%
2010年4月
270万米ドル
100.0%
設立
資本金
出資比率
1960年3月
3,500万円
35.0%
10.0
150
1984年3月
1988年9月
1988年3月
2007年4月
29.2
517
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
所有者別株式分布状況
100.0%
100.0%
100.0%
(単位:%)
1,499
ヒビノ従業員持株会
2008年3月 1億5,000万円 100.0%
3,500万円
1,000万円
1,000万円
持株比率
個人・その他
42.9%
合計
5,132千株
その他法人
32.6%
● 関連会社
● ‌照明の事業を音響・映像に次ぐ柱となるコア事業と位置づけ、
早期確立を目指す
● ‌音響・映像・照明のソリューション提案
会社名
株式会社JVCケンウッド・アークス
外国人等
4.9%
14
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