...

Page 1 第39 号 (1) さいたま市浦和区高砂4-13

by user

on
Category: Documents
79

views

Report

Comments

Transcript

Page 1 第39 号 (1) さいたま市浦和区高砂4-13
第39号
埼玉私学
(1)
a
念
20 16年6月
を持った教員の皆様が、長年に
わたって﹁人財育成﹂に取り組
まれ、数多くの有為な人材を毅
出してこられました。
地域や社会を取り巻く環境が
大きく変化する中で、私立学校
の果たすべき役割は今後ますま
す大きくなります。県としまし
ても、引き続き私学教育の振興
に最大限努めてまいります。
平成二八年度は、私学助成の
二本柱である﹁運営費補助﹂を
充実するとともに、高等学校
において、全国トップレベル
となっている﹁父母負担軽減
事業補助﹂について、年収約
五○○万円未満世帯まで授業
料・施設費等の実質無償化を拡
大し、子育て世帯の教育費負担
私はこれからも、私学の発展
に一層力を入れ、私立学校の皆
様と力を合わせて、埼玉や日本
を大幅に軽減しました。
い必要なことです。
どうか皆様には、活力ある埼
玉のこれからを支える﹁人財育
成﹂のため、引き続き格別のお
力添えを賜りますようお願い申
います。
結びに、埼玉県私立学校総連
合会のますますの御発展と、会
員の皆様方の御健勝、御活躍を
祈念申し上げまして、巻頭に寄
し上げます。
せる言葉といたします。
本県の私立学校では、独自の
建学の精神に基づき、将来を見
据えた特色ある教育がなされて
います。子供たちと真剣に向き
合い、繰り返し指導される情熱
の発展を築く﹁人財育成﹂に積
極的に取り組んでまいります。
私は、本県、そして日本の発
展のためには、将来を担う若者
一人一人を、大切な宝として、
財産の﹁財﹂を当てた﹁人財﹂
として捉え、教育を通じて質を
高めていくことが重要と考えて
さて、教育においては子供一
人一人が能力と可能性を発揮し、
たとえ失敗したとしても何度で
もチャレンジできる環境を作る
ことが大切です。また、変化の
激しい社会を生き抜く力を育て
るため、学力・道徳・体力の基
礎を確実に身に付けることは、
いつの時代にあっても変わらな
ます。
埼玉県私立学校総連合会の皆
様には、埼玉の教育の充実をは
じめ、県政の推進に格別の御協
力を賜り、心から感謝申し上げ
﹁埼玉私学﹂に寄せて
埼玉県知事上田清司
/‐、
そう考えると背筋が凍り付くよ
阪神淡路大震災からわずか
うな思いがいたします。
二○年あまりの間に震度七クラス
の地震が日本各地、世界各地で
起こっています。もはや南海トラ
フ地震や首都直下地震がいつ起き
せんが、私たちは万が一の事態に
いきたいものです。
継いできた互助・奉仕・思いや
りの精神を絶やすことのないよ
う、心を育む教育も大切にして
改めて日本人の持つ素晴らしい
民族性に感銘を受けました。
災害時の避難マニュアルや日
頃の訓練が大切なことは言うま
でもありません。しかしそれだ
けでなく、私たちが脈々と受け
本大震災の時に﹁絶望的な状況
下でも秩序を保てる日本人﹂が
評価されましたが、この報道に
ないにもかかわらず体育館を避
難所として開放。さらにボラン
ティアの人々が入る前から、自
らも被災者である高校生が避難
してきた人々の世話をするとい
うニュースが流れました。東日
備えておかなければなりません。
以上に不安を煽るつもりはありま
ても不思議ではありません。必要
去る四月十四日、続いて十六
日と、熊本・大分両県を震度七
の大地震が襲いました。東日本
このような中、今回の地震で
は、ある高校が公の避難所では
たして不安と恐怖でパニック状
態の子どもたちを安全に避難さ
せることができたでしょうか。
は不幸中の幸いでした。入園し
てから一週間あまり。進級児で
すら新しいクラスに馴染んでい
ない頃に、親から離れた不安を
抱えた新入園児が突然大きな揺
れに襲われたらどうなるか。は
先の出来事で、いきなり冷水を
浴びせられた思いでした。
偶然にも地震の発生した時刻
が両日とも夜間で、子どもたち
が園内にいない時間帯だったの
被災地から遠く離れたところ
にいる者には、何事もなく過ぎ
ていく日々の生活が当たり前と
なり、関心が薄れつつあった矢
包まれました。
大震災からまだ五年、復興も道
半ばというときに突然襲った大
地震に、日本中が驚きと恐怖に
奪欝
埼玉県私立学校総連合会会長四シ釜雅彦
心を育む教育を
戸、
三者共々に手を取り合って行こう
高等学校、大学も大切だ。でも、
あ﹂と思うときがある。勿論、
になる専門学校があったらな
学校に進み、独自の分野のエキ
スパートを目指すことは、どれ
ほどに素晴らしい事だろう。
私は大工になりたかった。父
が大工だった為もあろう。父の
反対で私は、大工になれなかっ
た。いまでも、﹁あの頃、大工
なく、それぞれに相応しい専門
小川義男
一般社団法人埼玉県私立中学高等学校協会会長
とが多かった。
り立ち得ると思うのである。
世の中、誰でもが学問をすれば
良いというものでもない。私学
総連傘下の各種の教育機関が提
携して初めて、本当の教育は成
写衝
侭
幼稚園、専門学校、中学、高
等学校、それぞれ見事に、独自
の役割を担っていると思う。私
の経験では、戦後の学校教育は、
子供の自主性を尊重することに
追われ、教育の本質を見逃すこ
幼稚園である。
判
溌聚姦寵嶺蕊寵蕊獺縦溌蕊蕊緊蕊蕊蕊嶺蕊蕊蕊緊蕊蕊悪態蕊溌蕊蕊蕊溌蕊惑盗盗簸寵寵溌巌蕊顔謡簸韻蕊蕊蕊蕊籠蕊鐵
寒
蕊
巖蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊寵蕊蕊聚蕊蕊畿姦聚溌蕊蕊蕊蕊聚篭姦蕊聚蕊聚蕊寵聚蕊聚蕊蕊姦窓聚頴
0︾堅田呼郵︾
4・牙Jみご.●‘、妙鞠
押艮一’一.・一口一・詐峠︾︾唖
一率、一正斗争.︾一稗
。い●訳
・・.皇v
マ
専J,9
4 ■ . L ・ ︽ d
︾?.誼鰯罪い恥
Y ﹁ . . . 亜 ︾ 愁 侭 . ︾ 索
一一録︾唾一︽幸一・︾軒
︽。.L品こみ﹄
申bグ酒r守
一沖一︾一鋸︾
十
一皐産︾︾
︾
壼鍔一率
主管︾一般社団法人埼玉県私立中学高等学校協会窯
主催“毎日新聞社さいたま支局︾
﹁埼玉私学フエア2015﹂︵さいたまの私立中学・高校展悪
埼玉県内の私立中学・高校を一堂に
集めた第羽回さいたまの私立中学・高
校展﹁埼玉私学フェア2015﹂が大
宮展︵大宮ソニックシティ八月二九
れました。
日・三○日︶・川越展︵川越プリンス
ホテル八月二二日・二三日︶・熊谷展
︵キングアンバサダーホテル熊谷七月
二五日・二六日︶の三会場で延べ八,
八四一人の来場者を迎え盛大に開催さ
埼玉私学フェアは、二九年の歴史と
実績があり、受験生・保護者・教育関
係者の期待に応え、私立中学・高等学
校の情報を提供してまいりました。
各会場では受験生と保護者とのペア
やお子様連れの方々が多く見受けられ、
にぎわいのある催しとなりました。
各校のブースでは、パネルや写真を
使った自校の紹介や説明を担当者が熱
心かつ真剣に行っておりました。また、
個別の進学相談や進学情報等をきめ細
かく、そして親切、丁寧に対応してお
、一躍ゞ︾一︾﹄一●一一一
“ “ 再 却 . 印 . 卜 少 .
辿り
咽
、
りました。
白日.﹄凸’
■▽望む。■・▽︲d
西やし一G−
︲、■J■
。・ニュ
j﹃今日・■■﹄牙
.・.釦﹄
▽.口.J・︾J
&緯r予酔恵:奇竺甜玲”
?・・町・も︾●釦F,脾砂卿
︸和・︾峠一群︾﹄恥
尋.
なお、今年の川越展は、二○一五年
にオープンしましたウェスタ川越に会
、
マ
: 』,r,
。
..
IⅡ .,
遇
, ・ ロ
. . ,
?即
d,
場を移して開催いたします。広い会場
での開催となりますので、昨年度より
多くの学校が出展の予定です。
臘舞鐙蕊F
そんな時代に、膜けるべきは
驍けるべきだとして、教師や親
の主体性を確立することの重要
性を指摘し、育てる側の姿勢を
強調したのが幼稚園であった。
今日においても、育てる側の主
体性を強調し続けているのは、
蕊蕊蕊姦寵巌蕊寵姦蕊盗緊姦姦蕊聚姦姦姦蕊蕊蕊姦蕊韻姦蕊蕊蕊議姦悪畿蕊蕊態盗姦巌蕊溌蕊蕊蕊緊姦蕊蕊姦悪蕊蕊姦蕊
聚巖蕊蕊蕊簸蕊蕊蕊蕊蕊畿寵議溌溌蕊蕊謡蕊畿頴韻蕊蕊蕊嶺姦喪蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊蕊溌溌畿盗畿溌溌
へ
一一
‐‐
‐
砲彰
進学、進学で、難関校に受か
りさえすれば良いとするような
時代風潮の中で、個人と社会の
ニーズに忠実であることを指摘
し続けたのが専門学校である。
私は、進学指導の重要性を指摘
しながらも、実は、﹁学校がな
んぼのもんじゃ﹂という思いを
隠せないのである。難関校では
韻
(2)
埼玉私学
第39号
職業教育への期待の高まり
山崎彰
七月三日︶を受け、平成二六
年十月から﹁実践的な職業教
育を行う新たな高等教育機関
そして平成二七年三月二七日、
﹁実践的な職業教育を行う新た
の制度化に関する有識者会議﹂
を開催し、審議を行ってきた。
な高等教育機関の在り方につ
応した質の高い専門職業人養成
のための新たな高等教育機関の
本年三月中旬までに十二回の
会議を開催し、これまでの審議
の経過を取りまとめた﹁社会・
経済の変化に伴う人材需要に即
論が交わされた。
早速、中教審に特別部会が設
置され、〃新機関″について議
これを受けて同四月、当時の
下村博文文部科学大臣は中央教
育審議会に﹁実践的な職業教育
を行う新たな高等教育機関﹂の
制度化について諮問した。
した。
いて︵審議のまとめ︶﹂を公表
専門学校のうち、企業等と密接
このことは﹁高等教育におけ
る職業実践的な教育に特化した
新たな枠組みづくり﹂に向けた
専修学校の専門課程における先
導的試行として位置付けられて
された。
技術・技能を身につけられる実
践的な職業教育に取り組む学科
を文部科学大臣が﹁職業実践専
門課程﹂として認定することと
なり、平成二六年四月から開始
に連携して、最新の実務の知識.
しかし今後の職業教育として、
︵一社︶埼玉県専修学校各種学校協会会長
昨年︵平成二七年︶七月十日
専修学校制度制定四○周年を迎
これまでのあゆみを振り返ると、
え、盛大に記念式典を挙行した。
専門学校は時代のパイオニアと
して職業教育一筋にここまで発
展してきた。そして今、専門学
校を取り巻く環境が大きく変わ
周知のごとく専門学校は大学
ろうとしている。
いる。企業等との密接な連携に
より、最新の実務の知識等を身
につけられるよう教育課程を編
成し、より実践的な職業教育の
質の確保に組織的に取り組む専
門課程を文部科学大臣が認定し
ある。
ろまでに審議をまとめて、馳浩
文部科学大臣に答申する予定で
制度化について︵審議経過報
告こを公表した。今年の夏ご
で八三二校、二、五四○学科が、
埼玉県では二四校五○学科が
定されている。
﹁職業実践専門課程﹂として認
﹁今後の学制等の在り方につい
また、新たな動きとして文
部科学省では、教育再生会議
て︵第五次提言︶︵平成二六年
ことを期待したい。
このような時代の変化に前向
きに対応していく中で、専門学
校教育がさらに時代のニーズに
合ったものとして発展していく
二八年二月十九日現在、全国
現在三年目を迎え、平成
代の二割弱が進む教育機関と
これまで職業等に必要な能力
奨励するものである。
と同様、高等教育機関の一つと
して位置付けられており、同世
へ
なっている。
の育成を目的に掲げ、社会的
ニーズに弾力的に応えて多様な
職業教育を展開し、大きな成果
をあげてきた。教員数や施設設
備に関する基準が緩やかなもの
となっており、その柔軟な制度
的特徴から、職業教育の多様性
を発揮することの利点が生かさ
れてきた。
平成二八年二月一○日、浦
る新しい高等教育機関をいか
チャーした。
書などの変更点を詳細にレク
人会計基準改正の趣旨や概要
を説明。資金収支計算書や貸
借対照表、事業活動収支予算
このあと、学事課検査指導
担当の加藤尚也主幹が学校法
い﹂と述べた。
員組織、校舎、設備基準など
の設置基準や学校法人認可基
準の審議に注視して、魅力あ
埼玉県内すべての専修学校・
各種学校を対象に、埼玉県専
修学校各種学校連絡協議会兼
教育研修会を、埼玉県総務部
に早く作るかを考えてほし
経済の変化に伴う人
材需要に即応した質
の高い専門職業人養
成のための新たな高
等教育機関の創設に
ついて﹂と題した骨
子素案について解説
ついて説明。﹁社会・
岡本顧問は、第九
回特別部会で示され
た新機関の審議経過
報告︵骨子素案︶に
て経過報告を行った。
関する特別部会の審
議について﹂と題し
雅己副課長の挨拶のあと、本
協会の顧問で中央教育審議会
特別部会委員の岡本比呂志氏
が、中央教育審議会における
﹁実践的な職業教育を行う新
たな高等教育機関の制度化に
山崎彰会長及び学事課都留
した。
学事課の協力を得て、開催
した。その上で﹁間もなく審
議される教育プログラム、教
埼玉県専修学校
各種学校連絡協議会
、11111111111111110011019IllIllllO1111IJ
戸、
和区高砂の埼佛会館において、
グー4■■ ’■■ 1■■−1■■■■■ 4■■ I■■ l■■■■■ l■■−4■■ I■■ I■■ー’■■■■■ I■■ーーーーー■I■ 4■■ーー●■■ー−ー−−1■■q■■ 4■■−−1■■ I■■■■■ I■■■■■ 1■■ I■■q■■ーq■■ 1■■ I■■■Ⅱ■■ロ■q■■ I■■−1■■ー−−ーーーー
″IO11111101100011000101111111111111110、
!■■■■■■■■■■■−1■■ ,■■ I■■ {■■ I■■■■■ ’■■ ’■■ ’■■■■■ d■■ !■■ !■■■■■ I■■−−−Q■
−!■■■■■■■■ ,■■
■■■−−−−!■■−
■■■■ロ■
ニーニ
I■■ I■■== !■■■■■一■ロ■
−,■■
一
、一二−二コ
第39号
埼玉私学
(3)
私学の独自性を考える
二号認定の子どもたちは三、四、
定にし園によって特色を出し上
乗せ徴収を決め保護者に選んで
もらえる認定こども園にしてい
くことが、私学の独自性を担保
することに繋がると考えます。
但しこの為には学校法人施設が
設置基準を満たしていることが
絶対条件です。園舎、運動場の
面積、必要な資格を持った職員
数の確保、そして寄附行為や就
も必須条件です。
業規則等の規定類の整備とその
執行状態が適切に行われること
給付金以外でも保育料算定が
市町村によって算定表が違って
いることも事務の効率化を妨げ
ています。保育料については認
定こども園が設置されている市
です。
町村の埜準に他市町村から通園
する子どもも同一にすべきだと
思います。特に市町村の境界の
近くに存在する園では、保護者
の転居があり事務量が増えるの
い致します。
このようにして補助金を中心
とした会計経営事務量を減少さ
せ、子どもたちの成長に向けた
業務すなわち保育教育に職員全
体で関わることで私学の持てる
力を子どもたちに注いでいき私
学の独自性を担保していきたい
と思います。この為には県内は
もとより全国の幼児教育に関わ
る私学の皆様の、ご理解とご協
力が必要ですのでよろしくお願
定価額となっていますがこれの
基本額とそれに付随する加算額
の算定方法の意味がよく分から
一人にかかる費用の算定額が公
見地から見直すべきと思います。
五歳児に関わる部分は教育的な
の流用です。少なくとも三、四、
ないのです。これから幼児教育
の無償化が実現すれば、それぞ
事務では何が問題なのかにつ
いては一年の経験の中で明らか
になって来ました。給付金制度
が複雑怪奇になっていることで
す。これはすべてが保育園制度
思います。
一つの大きな理念を持って始
めた学校法人の幼稚園、これに
保育園を併設した認定こども園
が保育寄りの運営になることは
絶対排除しなければならないと
べき思います。
五歳児の従来の幼稚園児と同
じクラスで教育を受けるので
す。この子どもたちの入園の
可否は施設側に決めさせて欲
しいと思います。それぞれの
幼稚園は建学の精神に基づい
て幼児教育を始めたものであ
り、その園の教育方針に賛同
した人の選定は私学側にある
蕊
れの年齢児に対する補助額は一
賞した。来賓各位から教職
員の日頃の努力に感謝と敬
第二九回
全埼私幼連教職員中央大会
第二九回全埼私幼連教
職員中央大会が八月二一日
の子育て支援の場として、
今後も子育て家族の支援に
意を表するとともに、地域
一○○○余名の教職員が集
㈱埼玉会館大ホールで開
催された。県内各地から
一層の尽力を願いたいとの
と時を過ごした。
と多彩な内容で楽しいひ
ルショー﹂﹁音楽の広場﹂
リースタイルフットボー
は﹁マジックショー﹂﹁フ
た美しい日本語﹂との演
題で講演があった。午後
秀穂先生から﹁心のこもっ
フォーラムでは杏林大学
外国語学部教授の金田一
第二部の幼児教育
祝辞をいただいた。
い、盛会であった。
第一部教職員中央大会で
は四シ釜雅彦会長から﹁幼
児教育の重要性が叫ばれて
久しいが、このように教職
員大会において私たちが一
堂に会し、新たな情報・知
見を得て子どもたちの健や
かな成長のために学び合う
ことは大切である。﹂との
あいさつがあった。その後、
永年勤続者の表彰が行われ、
総計五二三名の教職員が受
P、
全埼玉私立幼稚園連合会副会長野中仁一
幼児教育の新制度について
は何回か本誌に寄稿しました
が、平成二七年度から始まっ
た新制度、最終的な幼児教育
保育体制と言われて発足しま
したが果たして国民の期待に
応えられる制度でしょうか。
建学の糖神に基づき私財を投
げ打って始めた幼稚園、更に
学校法人の財力を使い保育施
設を作り幼保連携型認定こど
も園になった施設ですが保育
教育がしっかりやっていける
だろうか。財源はいうまでも
ありませんが運営面での複雑
な経理処理、公定価額の決定
など予想以上に複雑すぎるの
が現状です。この中で私学の
独自性をどう守かを考えねば
と思います。新制度では保育
園を利用する子どもたちは三
号認定を受けます。この子ど
もたちの入園については行政
の判断で仕方ないと思います
が、長時間預かりを利用する
戸、
(4)
埼玉私学
第39号
埼玉私学
(5)
=.
.
:ロ
平成28年度私立学校関係予算
4一
U・ ・ど毎一
︼
ん
−.ロ
第39号
嶽宇
「総額501億円8,511万円」
平成28年度私立学校関係当初予算状況(補助金・f
事
業
区
名
私立学校運営費補助
私立幼稚園保育料軽減事業補助
私立学校授業料軽減補助(県内校通学生分)
高等学校等就学支援金
対
学校法人幼稚園
非学校法人幼稚園
小
学
校
中
学
校
高校(全日制・狭域通信制)
中
学
部
特別
支援 高
等
部
学校
計
専修. 高等課程
各種 専門課程等
学校
計
計
家計急変世帯
小
.
中学校
高校 (全日制)
高校 (通信制)
特別支援学校
高等専修学校
計
高校 (全日制)
特別支援学校
計
高校 (全日制)
高校 (通信制)
特別支援学校
高等専修学校
計
私立学校父母負担軽減事業補助
私立学校入学金軽減補助(県内校通学生分)
高等学校等奨学のための給付金事業
毒回
卜
私立学校教職員
福利厚生費補助
私立幼稚園等特別支援教育費補助
私立幼稚園新規採用教員研修促進事業費補助
幼稚園等子育て活動支援事業補助
幼児: k育の質の向上のための緊急環境整備補助
幼児4 k育の質向上推進事業
私立学校振興・共催事業団補助
私立』 芦校振興資金融資貸付金利子補助
私学団体教育研究事業費補助
475園
度
予
算
額
18,189,091
8園
49,788
5校
30校
48校
526,243
2.410,074
14,842 756
1校
41 129
18 936
60 065
34 076
51校
217 395
251 471
36,329 488
578人
64 158
50人
10 ㈹0
15,672人
3,488 936
487人
36 677
9人
1 498
84人
6,530
16,302人
5,420人
3,543,641
400
5,424人
39,498人
1,533人
542,400
09 948
250 971
10人
1 665
711人
115 895
41,752人
78 479
14 592
3,802人
384 171
600人
23 658
99人
10 093
計
稚
4,501人
417 922
47人
l1 757
30人
18人
18,238
95人
35,809
68,766人
1,145人
l団体
l団体・12m
11,497,001
290園
112 970
日本私立学校掻興・共済事業団
私学振興財団
埼玉県私立短期大学協会補助
合計
l団体
ll n体
11 n体
ll n体
l1 8体
31 n体
3金融機関
4団体
l団体
5,814
837 900
4 005
11 965
80
433,945
382 909
533 731
28 074
944 714
71
1,860
410
50,185,109
私立学校耐震改修事業費補助
緊急の課題となっている校舎や園舎の耐震化を促進するため、私立高校が行う校舎等の耐溌診断、耐震補強工事及び改築工事
並びに私立幼稚園が行う園舎等の耐震補強工事及び改築工事に対して、その経費の一部を補助する。
学種
高校
幼稚園
区
耐
改
耐
改
補助率
分
震
震
補
補
強
築
強
築
1/6
1/6
1/2, 1/3
1/3
補助対象経費上限額
2億円
2億円
'億円
1億円
補助予定
2校
4校
/‐、
542,000
4人
高校 (全日制)
筒校 (通信制)
専修・各種学校
学
退職金財団
専修学校各種学校協会
計
指定金融機関
私学教職員退職金基金補助
数
114人
修
幼
園
中学校 . 高校
専修・各種学校
計
私立学校被災児童生徒授業料等
減免事業補助
象
校
専
専門学校生の授業料等負担軽減補助
4二
28
分
予算額
66,666
133,332
4園
126,666
5園
107.556
/‐、
|般社団法人埼玉県私立中学高等学校協会
領二
立教新座中学校・高等学校
立教新座中学校・高等学校
立教新座中学校・高等学校
叡明高等学校
叡明高等学校
叡明高等学校
山村学園高等学校
武南高等学校
塚本
浅田
伊藤
今村
海老原
日色
谷
雅子
英章
伸志
堅樹
勝人
和彦
尚美
治郎
明実
細田学園高等学校 嶋根 祐一
細田学園高等学校 川原
篤
細田学園高等学校 内田 修司
慶睡義塾志木高等学校 鶴見 和幸
山村国際高等学校 佐藤 元昭
山村国際高等学校 田鴫 祥子
聖望学園中学校・高等学校 加藤 礼子
聖望学園中学校・高等学校 山口 晴司
本庄第一高等学校 仁科 達夫
本庄第一高等学校 館野 桂子
本庄第一高等学校 金木 禎 一
大宮開成中学・高等学校 竹 野 谷 信 次
小平
茂
藤野 博行
高橋 浩一郎
浦和麗明高等学校
浦和麗明高等学校
哲哲
眞弘基
誠
覚枝洋宏也生
星野高等学校
星野高等学校
浦和ル−テル学院
浦和ル−テル学院
浦和ル−テル学院
城西川越中学校
城西大学付属川越高等学校
埼玉栄高等学校
埼玉栄高等学校
栄東高等学校
栄東高等学校
栄東中学校
浦和学院高等学校
浦和学院高等学校
浦和学院高等学校
浦和学院高等学校
昌平高等学校
昌平高等学校
昌平高等学校
濁協埼玉中学高等学校
城北埼玉中学・高等学校
城北埼玉中学・高等学校
西武学園文理中学・高等学校
西武学園文理中学・高等学校
田田田本沢野田台藤
一宏広亘治治司孝巳
開智高等学校
開智高等学校
川越東高等学校
川越束高等学校
栄北高等学校
栄北高等学校
開智未来中学・高等学校
佐藤栄学園本部
佐藤栄学園本部
︵合計、名︶
興善寺幼稚園
銀の鈴幼稚園
銀の鈴幼稚園
ふじみ幼稚園
戸田ひまわり幼稚園
ひなぎく幼稚園
認定こども園愛徳幼稚園
さつき幼稚園
さつき幼稚園
︵合計9名︶
|般社団法人埼玉県専修学校各種学校協会
長 谷 川 治代
丸山 秀世
井出 久美子
太田 ヒロ子
庚中 美千代
木下 さとみ
香取 登茂子
香取 智恵子
岡田 典子
公益社団法人全埼玉私立幼稚園連合会
山内原坂広深増中加
開智高等学校
開智中学・高等学校
︵合計2名︶
花咲徳栄高等学校
内
田
慎
学
校
法
人
一川学園
花咲徳栄高等学校
専門学校越生自動車大学校
花 咲 徳 栄 高 等 学 校 新井昌一学校法人佐藤栄学園
花咲徳栄高等学校
専門学校埼玉自動車大学校
西武台高等学校
西武台高等学校
友孝光光克
賢延岳
啓一
栄一
恵里
陽子
俊浩
雄一
広一
達之輔
聖一
由美子
由紀
淳二
健二
久豊
奈美
七郎
利行
時郎
信博
賢
恵子
謙太郎
祐子
充男
正朝
浩司
淳
武蔵越生高等学校 溝端
武蔵越生高等学校 内田
伊藤
東京成徳大学深谷高等学校 馬渕
浦和実業学園高等学校 石井
浦 和 実 業 学 園 高 等 学 校 樋口
浦 和 実 業 学 園 高 等 学 校 杉本
浦和実業学園高等学校 田中
市川
星野高等学校
内
藤野丸口藤平
原内子岡野田崎野村田宮村安田林藤木田藤澤西田浦
善行
和子
侭、
、
/
藤田杢神堀寺吉菅中内大吉高吉小加大篠佐椥中山杉林齋牧音堀斉古
/
平成27年度私立学校教職員永年勤続表彰候補者名簿
、
(6)
埼玉私学
第39号
0
4月18日開催
新春懇談会参加費
900,000
900,000
0
※29年1月
開催予定
預金利子
1,000
00
0
入
0
0
0
前期繰越金
2.540,203
2,386,053
154,150
収入合計
5,161,203
5,007,053
154,150
加のもと講演会を開催します。
・県内私立諸学校の教職員の参
・平成二八年六月十日㈱
40,000
40,000
0
費
170,000
170,mO
0
研修会費
1,350,0m
1,350,M
0
450,0㈹
450,”
0
紅白まんじゅう
費
70,0㈹
70,000
0
賃
借
料
300.0”
300,000
0
通
信
費
㈹
2,000
0
費
130,0m
130,000
0
費
50,000
50,00()
0
次期繰越金
2,179,203
2,025,053
154,150
支出合計
5,161203
5,007,053
154.150
埼玉県専修学校各種学校協会
◇平成二八・二九年度は︵一社︶
発行しているものです。
けいたします。本誌は埼玉県
私立学校総連合会加盟の︵一
社︶埼玉県専修学校各種学校
協会、︵一社︶埼玉県私立中
学高等学校協会及び︵公社︶
全埼玉私立幼稚園連合会の三
団体の広報誌として、年一回
◇﹁埼玉私学﹂︵第調号︶をお届
備
を期待します。
と信頼は一層大きくなってお
ります。私学教育の充実発展
増しております。その中で、
私学教育がはたしている役割
◇近年少子化等の影響により私
学を取り巻く環境は厳しさを
ます。
理解を賜り厚く御礼申しあげ
事業の推進につきましてご
が事務局を担当いたします。
編集後記
議
予
(単位円)
正副会長会議・理事評議員会議
会
雑
私学振興研修会
400,000
・平成二九年一月二四日㈹
消耗品費
費
・日時平成二八年四月十八日側
400.000
理事評議員会議
・平成二八年六月十日㈱
0
彰
ホテル
研修会参加費
新春懇談会
・日時平成二九年一月二四日㈹
ホテル
120.0"
表
・会場浦和ロイヤルパインズ
0
・会場浦和ロイヤルパインズ
120,000
刷
・総務部長、学事課長、学事課
270,000
・埼玉県知事をお迎えし、埼玉
費
印
職員をお迎えして私学総連合
会役員と当面する課題等につ
270.0帥
県私立学校総連合会会員との
懇談会を開催。私学教育の振
興等について意見交換を行い
0
ホルダー、
300.0側
旅
いて研究協議を実施します。
埼玉県補助金
収
私立学校永年勤続者表彰式
・日時平成二八年六月十日倒
・会場プリームローズ有朋
0
・日時平成二九年一月二四日㈹
ホテル
表彰状、
300,000
謝
諸
上勤務した教職員を表彰します。
1,050,000
雑
・埼玉県内の私立学校に二五年以
﹁南部地区﹂
私立学校教職員人権教育研修会
・日時平成二八年七月二五日側
﹁北部地区﹂
・会場県民健康センター
・日時平成二八年七月二六日㈹
進センターハートピア
・会場熊谷市男女共同参画推
・県総務部学事課、県教育局人
権教育課との共催により開催
平成28年4月1日∼平成29年3月31日
ます。
します。
平成2B年度収支予算書(案)
・会場浦和ロイャルパインズ
私立学校教育振興研修会
1,050,000
担
備
差異
※を含む
金
/‐
金
/へ
(支出の部)
各団体35万円
27年度予算
分
(単位円)
(収入の部)
考
28年度予算
目
科
(8)
埼玉私学
第39号
0
当期収入合計
2,621.N0
2,815.438
.194.438
前期繰越金
2,386,053
86,053
0
合
5,007.053
5,201,491
.194,438
ロイヤルパインズホテル﹂で
開催。日本大学総合科学研究
われ、大変有意義な懇談会で
した。
所教授小山裕三先生に﹁夢
に向かって﹂の講演をいただ
きました。一流の陸上競技の
選手を育てるための指導法等
正副会長会議・理事評議員会議
埼玉県私立学校総連合会の事
業の推進、総括、予算・決算
等ついて協議しました。正副
会長会議は二回、理事評議員
会議を一回それぞれ開催しま
について研修しました。
した。
﹁埼玉私学﹂記号の発刊
費
70,000
58,718
11,282
賃
借
料
300,000
297.864
2,136
通
信
費
2,000
0
2,000
費
130,000
100,512
29,488
費
50,000
0
50.000
当期支出合計
2,982,000
61,288
320,712
次期繰越金
2,025,053
2,540,203
.515,150
合
5,㈹7,053
5,201,491
.194.438
埼玉県内の私立学校に二五年
以上勤務した教職員に表彰状
が手渡されました。被表彰者
0
新春懇談会
平成二八年一月二五日﹁浦和
ロイヤルパインズホテル﹂で
議
は九五名でした。
0
34.989
費
170,0"
142,560
27,440
研修会費
1,350,0M
21,445
.171,445
︵敬称略︶
入
元三尻幼稚園園長
562
・叙勲
438
野中仁一
1,000
・文部科学大臣表彰︵教育者表彰︶
預金利子
むさし幼稚園園長
※1月25日開催
開催。埼玉県知事上田清司様、
会
私立学校教職員人権教育研修会
県学事課、県教育局市町村支
援部人権教育課との共催によ
り開催。北部地区は七月二四
日倒熊谷文化創造館を会場と
して、南部地区は、七月二七
11
私学振興研修会
平成二七年四月十六日㈱﹁浦
和ロイヤルパインズホテル﹂
に県総務部長他をお迎えして
私学総連合会役員等と当面す
る課題について研究協議しま
△65‘OOO
長澤勇二
965,000
平成二七年六月一日﹁埼玉私
学﹂銘号を発刊。上田清司知
事の巻頭言をいただき、私学
三団体及び私学総連関係の記
216.822
日側県民健康センターで開催
され、熱心に研修に取り組ん
900,000
本木茂埼玉県議会議長等お迎
えして、埼玉県私立学校総連
合会会員と新春を祝い、私学
40,0㈹
した。
新春懇談会参加費
︵専修学校教育功労者表彰︶
4月16日開催
・文部科学大臣表彰
.130,000
事を掲載しました。
233,178
でいました。
530,000
振興のための意見交換が行
消耗品費
永年勤続者表彰式
平成二七年六月十二日勘﹁プ
400,000
学校法人中央情報学園理事長
研修会参加費
私立学校教育振興研修会
平成二八年一月二五日﹁浦和
18.m0
リームローズ有朋﹂で開催。
0
岡本比呂志
270,000
市川治子
270‘000
学校法人一川学園理事
102.㈹0
・知事表彰
120,0M
近藤文彦
費
城北埼玉学園理事長
緯尾俊光
宝光寺幼稚園園長
当期支出合計
山田道紀
支出の部
佐藤栄学園埼玉栄高等学校相撲部監督
前期繰越金
当期収入
収入合計
・優秀教員表彰
寺田宏彰
正智深谷高等学校
収入の部
2,386,053円
2,815.438円
5,201,491円
2,661,288円
2.540.203円
次期繰越金
岩上克巳
450,000
計
武蔵越生高等学校
費
備
横山和彦
彰
予
東京成徳大学深谷中学・尚等学校
埼玉県補助金
計
事務局費等
表
雑
東京成徳大学深谷中学・高等学校
100,000
刷
坂本咲子
200.㈹0
印
高橋浩一郎
1,050,000
収
※を含む
300.N0
旅
城北埼玉高等学校
1,050,000
担
備
差異
円
金
角
金
雑
謝
諸
0 各団体35万円
決算額
分
(単位円)
(支出の部)
考
予算額
目
科
(単位円)
(収入の部)
栄
東京農業大学第三高等学校
平成2フ年度収支決算書
誉
川尻真
平成27年4月1日∼平成28年3月31日
第39号
埼玉私学
(7)
Fly UP