八王子市社会福祉施設整備事業資金利子補給費交付要綱（PDF形式

八王子市社会福祉施設整備事業資金利子補給費交付要綱
平成２７年４月１日
（趣旨）
第１条
この要綱は、社会福祉法人、社会福祉事業を行うことを目的とする一般
社団法人若しくは一般財団法人又は日本赤十字社（以下「設置者」という。）
が社会福祉施設の整備事業に必要な資金の融資を独立行政法人福祉医療機構か
ら受けた場合において、八王子市が、当該融資を受けた資金の利子の一部を補
給すること（以下「利子補給」という。）により、設置者の金利負担の軽減を
図り、もって福祉の増進に資することを目的とする。
２
利子補給の交付手続等については、補助金等の交付の手続等に関する規則
（昭和３５年八王子市規則第１９号。以下「規則」という。）に定めるものの
ほか、必要な事項を定めるところによる。
（定義）
第２条
この要綱において「社会福祉施設」とは、次の各号に定めるところによ
る。
（１）生活保護法（昭和２５年法律第１４４号）に規定する保護施設
（２）売春防止法（昭和３１年法律第１１８号）に規定する婦人保護施設
（３）児童福祉法（昭和２２年法律第１６４号）に規定する児童福祉施設
（児童厚生施設のうち児童遊園を除く。）
（４）老人福祉法（昭和３８年法律第１３３号）に規定する老人福祉施設
（老人福祉センターを除く。）
（５）身体障害者福祉法（昭和２４年法律第２８３号）に規定する身体障害
者社会参加支援施設
（６）母子及び父子並びに寡婦福祉法（昭和３９年法律第１２９号）に規定
する母子・父子福祉施設
（７）障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律（平成
１７年法律第１２３号）に規定する障害者支援施設及び障害福祉サービス
事業を行う事業所
（８）（１）～（７）までに掲げるもののほか、市長が必要と認める福祉施
設及び福祉サービス事業を行う事業所
２
この要綱において「社会福祉法人」とは、社会福祉法（昭和２６年法律第４
５号）第２２条に規定する社会福祉法人をいう。
３
この要綱において「独立行政法人福祉医療機構」とは、独立行政法人福祉医
療機構法（平成１４年法律第１６６号）第２条の規定により設立される独立行
政法人福祉医療機構をいう。
（交付対象）
第３条
利子補給の交付対象となる設置者は、次に掲げる要件を全て備えたもの
とする。
(１) 第１条に定める設置者
(２) 八王子市の区域内に社会福祉施設を設置する者
２
利子補給の交付対象となる事業は、前項に定める設置者が八王子市の区域内
において次の各号に定める事業を行うときとする。
(１)
社会福祉施設の施設整備、老朽施設改築、大規模修繕、設備・備品整
備、若しくは災害復旧事業を行うとき
(２)
３
土地取得事業を行うとき
利子補給費の交付対象となる借入資金限度額、利子及び期間は、1 事業につ
き次のとおりとする。ただし、土地取得費の限度額並びに交付対象となる事
業毎の必要と認める事業費は、市長が別に定めるものとする。
(１)
利子補給費交付対象借入資金限度額
（必要と認める事業費－補
助金）×80／100
(２)
利子補給費交付対象利率
独立行政法人福祉医療機構業務方法書（平
成１５年１０月１日厚生労働大臣認可）第７条及び独立行政法人福祉医療
機構貸付利率準則（平成２３年７月２５日規定第３号）に定める利率
(３)
利子補給費交付対象期間 償還開始から３０年以内
（利子補給の額）
第４条
前条第１項に定める設置者が受けられる利子補給の額は、設置者が独立
行政法人福祉医療機構へ支払った利子の全額とする。ただし、前条第３項に定
める限度額を超過する額に対しての利子は補給しないものとする。
２
設置者が、市長が認める償還計画どおりに支払わなかった利子については、
交付しないものとする。
（交付申請）
第５条
利子補給を受けようとする設置者（以下「申請者」という。）は、独立
行政法人福祉医療機構の金銭消費賃貸借契約を締結した際に、八王子市社会福
祉施設整備事業資金利子補給費交付申請書（第１号様式）に必要書類を添えて、
市長に申請しなければならない。
（交付決定等）
第６条
市長は、前条の規定による申請があったときは、その内容を審査し、利
子補給を決定したときは、その旨を八王子市社会福祉施設整備事業資金利子補
給費交付決定通知書（第２号様式）により、申請者に通知する。また、利子補
給をしないことを決定したときは、書面に理由を記載して、申請者に通知する。
（交付の条件）
第７条
市長は、前条の規定による交付決定に際し、補助金に係る適正な予算執
行を図るため必要があると認めるときは、条件を付すことができる。
（実績報告）
第８条
第６条の規定により利子補給の決定を受けた者（以下「交付決定者」と
いう。）は、独立行政法人福祉医療機構への利子支払いについて、下表に定める
とおり八王子市社会福祉施設整備事業資金利子補給実績報告書（第３号様式）及
び事業報告書、その他必要な書類を添え、市長に提出しなければならない。
利子支払時期
４月１日～６月３０日
７月１日～９月３０日
１０月１日～１２月３１日
１月１日～３月３１日
実績報告書提出期日
７月３１日
１０月３０日
１月３１日
翌年度４月３０日
（補助金額の確定等）
第９条
市長は、前条の規定による実績報告書の提出があったときは、規則第 13
条の規定により交付すべき補助金の額を確定し、八王子市社会福祉施設整備事
業資金利子補給費確定通知書（第４号様式）により交付決定者に通知するもの
とする。
（利子補給費の請求及び交付）
第１０条
前条の規定による利子補給をする旨の決定の通知を受けた交付決定者
は、八王子市社会福祉施設整備事業資金利子補給費交付請求書（第５号様式）
に関係書類を添え、速やかに市長に請求しなければならない。
２
市長は、前項の規定により請求があったときは、関係書類を確認の上、当該
請求を受けた日から３０日以内に利子補給を行う。
（交付決定内容の変更及び承認）
第１１条
交付決定者は、独立行政法人福祉医療機構に対し繰上償還を行い償還
計画を変更しようとするときは、利子補給交付決定内容への影響が出ると見込
まれるため、繰上償還を実行する前までに八王子市社会福祉施設整備事業資金
利子補給費償還計画変更協議書（第６号様式）に必要な書類を添え、市長に協
議しなければならない。
２
市長は前項の申請書の内容を審査し、適当と認めたときは八王子市社会福祉
施設整備事業資金利子補給費償還計画変更承認書（第７号様式）により通知す
るものとする。また、償還計画の変更を承認しないことを決定したときは、書
面に理由を記載して、交付決定者に通知する。
（変更交付決定）
第１２条
市長は、前条の規定により償還計画の変更を承認したときは、その承
認事項に基づき、八王子市社会福祉施設整備事業資金利子補給費変更交付決定
通知書（第８号様式）により交付決定者に通知する。
（交付決定の取消し等）
第１３条
偽りその他不正の手段により利子補給をする旨の決定を受け、又は利
子補給を受けた設置者があるときは、市長は、利子補給をする旨の決定を取り
消し、又は既に交付した利子補給の全部若しくは一部に相当する額を返還させ
るものとする。
（その他・雑則）
第１４条
附
この要綱に定めるもののほか、必要な事項は市長が別に定める。
則
この要綱は、平成２７年４月１日から施行する。