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障害者差別解消法施行にかかる神戸市の取り組みについて

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障害者差別解消法施行にかかる神戸市の取り組みについて
資料5
障害者差別解消法施行にかかる神戸市の取り組みについて
1.神戸市「障害を理由とする差別に関する相談窓口」開設
平成 28 年 4 月より、専用電話を設置し、障害を理由とする差別に関する相談窓口を開設し、2 名の
相談員が、電話、メール、FAXで相談に対応している(窓口相談は事前予約制)。
(別紙:神戸市「障害を理由とする差別に関する相談窓口」相談実績 参照)
2.広報啓発
障害者差別解消法の施行について、市民に広く周知するため、市の広報紙やホームページの他、諸
機関の広報紙への記事掲載、啓発カード入りティッシュの作成など、広報啓発に取り組んでいる。
(例)神戸新聞(H25.12.3 朝刊)(H27.12.3 朝刊)
(啓発記事掲載)
広報紙 KOBE3 月号折込(4 面)
(H28.3 月号)
(啓発記事掲載)
婦人神戸(H25.11.28 号)
(H27.11.28 号)
(H28.4.15 号)
(啓発記事掲載)
障害者差別相談窓口案内チラシ作成
障害者差別解消法・窓口啓発カード入りティッシュ作成
内閣府「障害者差別解消法」リーフレット(増刷)
婦人会会長研修会 チラシ・リーフレット配布
しあわせの村だより 5・6 月号(相談窓口の案内)
、7・8 月号(啓発記事掲載)
神戸商工だより(神戸商工会議所情報紙 8 月号)
(啓発記事掲載)
神戸市「障害者差別解消法」リーフレット
ほか
3.研修講師派遣
各区自立支援協議会等における障害者差別解消法に関する研修の実施にあたり、弁護士・学識経験
者等を研修講師として派遣している。
【講師派遣実績】
(平成 28 年 8 月 17 日現在 ※実施予定を含む)
・研修実施回数 13 回
・研修参加者数 約 720 人
4.障害を理由とする差別の解消の推進に関する神戸市職員対応要領(神戸市職員対応要領)
障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成 25 年法律第 65 号)は、地方公共団体等の
職員が適切に対応するために必要な要領を定めるものとしている(法第 10 条)。
これを受け、神戸市として統一的な考えのもと、全職員が必要な取り組みを実施できるよう、障害
者施策推進協議会の制度分科会においてもご意見を伺い、神戸市職員対応要領を策定した。
また、障害者差別解消法の趣旨や本要領について、市職員が理解を深め適切に対応できるよう、全
職員向け(地方独立行政法人及び外郭団体も含む)の研修を実施している。
神戸市「障害を理由とする差別に関する相談窓口」相談実績
1.相談窓口概要
平成 28 年 4 月より、神戸市「障害を理由とする差別に関する相談窓口」を開設。相談員 2 名を配置し、
専用電話、FAX、メールで相談を受け付けている(窓口相談は事前予約制)
。
受付時間は、平日 8 時 45 分~12 時、13 時~17 時 30 分。
2.相談対応
相談者から相談を受け、話を聞くだけではなく、必要に応じて、相手方へ内容をお伝えするほか、事業
者への聞き取り、現地確認を行い、提供可能な代替措置がないか促し、相談者と相手方による建設的な対
話がなされるよう、解決に向け積極的に働きかけている。
3.相談実績(平成 28 年 4 月 1 日~7 月 31 日)
(1)相談件数
38 件
(2)相談対応
延対応回数 171 回
延対応時間 114 時間
(3)相談内容
①障害種別(本人申告に基づく)
精神障害
10 件
肢体不自由
7件
視覚障害
5件
聴覚障害
4件
その他
4件
発達障害
3件
内部障害
2件
知的障害
1件
難病
1件
重複障害(視覚・聴覚)
1件
知的 難病 重複
3%
内部 3% 3%
5%
精神
26%
発達
8%
その他
10%
肢体
19%
聴覚
10%
視覚
13%
②差別を受けたと感じた場面
公共施設・交通機関
10 件
サービス(買物・サービス)
7件
窓口対応(行政)
5件
雇用・就業
4件
医療・福祉
1件
その他(身上相談など)
11 件
その他
29%
サービス(買
物・サービ
医療福祉 雇用・就業
ス)
3%
11%
窓口対応
18%
(行政)
13%
③相談事例(抜粋)
・点字ブロックが薄くなっている
・ハンドル形電動車椅子での入店を拒否された
・だれでもトイレが施錠管理されていた
・ホームセンターで、聴覚障害者に対して FAX 対応が認められなかった
・店員から幼児言葉で話しかけられた
公共施設・交
通機関
26%
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