...

機能性の科学的根拠に関する点検表 商品名 機能性関与成分名

by user

on
Category: Documents
11

views

Report

Comments

Transcript

機能性の科学的根拠に関する点検表 商品名 機能性関与成分名
別紙様式(Ⅴ)-1
機能性の科学的根拠に関する点検表
1. 製品概要
商品名
はじめのグルコサミン
機能性関与成分名
グルコサミン
表示しようとする 本品にはグルコサミンが含まれます。グルコサミンは、運動や歩
行などにおける軟骨成分の過剰な分解を抑えることで、関節軟骨
機能性
を維持することが報告されています。
2. 科学的根拠
【臨床試験及び研究レビュー共通事項】
☐(主観的な指標によってのみ評価可能な機能性を表示しようとする場合)当該指標は日
本人において妥当性が得られ、かつ、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得
られたものである。
☐(最終製品を用いた臨床試験又は研究レビューにおいて、実際に販売しようとする製品
の試作品を用いて評価を行った場合)両者の間に同一性が失われていないことについて、
届出資料において考察されている。
☐最終製品を用いた臨床試験
(研究計画の事前登録)
☐UMIN臨床試験登録システムに事前登録している。注 1
☐(海外で実施する臨床試験の場合であって UMIN 臨床試験登録システムに事前登録して
いないとき)WHO の臨床試験登録国際プラットフォームにリンクされているデータベー
スへの登録をしている。
(臨床試験の実施方法)
☐「特定保健用食品の表示許可等について」(平成 26 年 10 月 30 日消食表第 259 号)の別
添 2「特定保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項」に示された試験方法に準拠
している。
☐科学的合理性が担保された別の試験方法を用いている。
→☐別紙様式(Ⅴ)-2を添付
(臨床試験の結果)
☐国際的にコンセンサスの得られた指針に準拠した形式で査読付き論文として公表され
ている論文を添付している。注 1
☐(英語以外の外国語で書かれた論文の場合)論文全体を誤りのない日本語に適切に翻訳
した資料を添付している。
☐研究計画について事前に倫理審査委員会の承認を受けたこと、並びに当該倫理審査委
員会の名称について論文中に記載されている。
☐(論文中に倫理審査委員会について記載されていない場合)別紙様式(Ⅴ)-3で補足説
1/3
別紙様式(Ⅴ)-1
明している。
☐掲載雑誌は、著者との間に利益相反による問題が否定できる。
☐最終製品に関する研究レビュー
☑機能性関与成分に関する研究レビュー
(サプリメント形状の加工食品の場合)摂取量を踏まえた臨床試験で肯定的な結果が得ら
れている。
☐(その他加工食品及び生鮮食品の場合)摂取量を踏まえた臨床試験又は観察研究で肯定
的な結果が得られている。
海外の文献データベースを用いた英語論文の検索のみではなく、国内の文献データベース
を用いた日本語論文の検索も行っている。
(機能性関与成分に関する研究レビューの場合)当該研究レビューに係る成分と最終成分
の同等性について考察されている。
☐(特定保健用食品の試験方法として記載された範囲内で軽症者等が含まれたデータを使
用している場合)疾病に罹患していない者のデータのみを対象とした研究レビューも併
せて実施し、その結果を、研究レビュー報告書及び別紙様式(Ⅰ)に報告している。
☐表示しようとする機能性の科学的根拠として、査読付き論文として公表されている。
☐当該論文を添付している。
☐(英語以外の外国語で書かれた論文の場合)論文全体を誤りのない日本語に適切に翻
訳した資料を添付している。
☐PRISMA 声明(2009 年)に準拠した形式で記載されている。
☐(PRISMA 声明(2009 年)に照らして十分に記載できていない事項がある場合)
別紙様式(Ⅴ)-3 で補足説明している。
☐(検索に用いた全ての検索式が文献データベースごとに整理された形で当該論文に記
載されていない場合)別紙様式(Ⅴ)-5 その他の適切な様式を用いて、全ての検索式を記
載している。
☐(研究登録データベースを用いて検索した未報告の研究情報についてその記載が当該
論文にない場合、任意の取組として)別紙様式(Ⅴ)-9 その他の適切な様式を用いて記載
している。
☐食品表示基準の施行前に査読付き論文として公表されている研究レビュー論文を用い
ているため、上記の補足説明を省略している。
☐各論文の質評価が記載されている注 2。
☐エビデンス総体の質評価が記載されている注 2。
☐研究レビューの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価が記載されてい
2/3
別紙様式(Ⅴ)-1
る注 2。
☑表示しようとする機能性の科学的根拠として、査読付き論文として公表されていない。
研究レビューの方法や結果等について、
☑別紙様式(Ⅴ)-4 を添付している。
☑データベース検索結果が記載されている注 3。【別紙様式(Ⅴ)-5】
☑文献検索フローチャートが記載されている注 3。【別紙様式(Ⅴ)-6】
☑採用文献リストが記載されている注 3。【別紙様式(Ⅴ)-7】
☑除外文献リストが記載されている注 3。【別紙様式(Ⅴ)-8】
☐任意の取組として、未報告研究リストが記載されている注 3。
☑参考文献リストが記載されている注 3。【別紙様式(Ⅴ)-10】
☑各論文の質評価が記載されている注 3。【別紙様式(Ⅴ)-11a】
☑エビデンス総体の質評価が記載されている注 3。【別紙様式(Ⅴ)-13a】
☑全体サマリーが記載されている注 3。【別紙様式(Ⅴ)-14】
☑研究レビューの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価が記載されてい
る注 3。【別紙様式(Ⅴ)-16】
注1
食品表示基準の施行後 1 年を超えない日までに開始(参加者 1 例目の登録)された研究につ
いては、必須としない。
注2
各種別紙様式又はその他の適切な様式を用いて記載(添付の研究レビュー論文において、
これらの様式と同等程度に詳しく整理されている場合は、記載を省略することができる。)
注3
各種別紙様式又はその他の適切な様式を用いて記載(別紙様式(Ⅴ)-4 において、これらの
様式と同等程度に詳しく整理されている場合は、記載を省略することができる。)
3/3
別紙様式(Ⅴ)-4
表示しようとする機能性に関する説明資料(研究レビュー)
標題:
本届出商品『はじめのグルコサミン』に含有する機能性関与成分グルコサ
ミンによる関節軟骨の維持に関する研究レビュー
商品名:はじめのグルコサミン
機能性関与成分名:グルコサミン
表示しようとする機能性:本品にはグルコサミンが含まれます。グルコサミン
は、運動や歩行などにおける軟骨成分の過剰な分解を抑えることで、関節軟骨
を維持することが報告されています。
作成日: 2015 年 9 月 15 日
届出者名:株式会社
リフレ
抄
録
「目的」成人健常者を対象にした臨床試験において、機能性関与成分グルコサ
ミンが関節軟骨の維持に役立つかを検証するため、研究レビューを実
施した。
「方法」事前に作成したプロトコルに基づいて研究レビューを実施した。検索
対象のデータベースとしては、PubMed 及び医中誌とし、成人健常者(変
形性関節症などの患者を除く)に対するグルコサミン摂取により膝関
節機能を評価した臨床試験の論文を収集した。主要アウトカムは関節
軟骨の代謝マーカー(CTX-Ⅱ、CPⅡ)の改善とした。収集した論文に
関して、バイアスリスク、直接性、評価項目におけるエビデンスの強
さを評価した。
「結果」一次検索で抽出された PubMed から 67 報、および医中誌から 59 報につ
いて精査した。変形性関節症等患者を対象にした論文、評価指標や対
象部位が目的と異なる論文、および動物を用いた in vivo、in vitro
実験についての論文は除外し、最終的に採用した論文は PubMed からの
2 報であった。採用論文の概要は次の通りである。①競輪選手 41 名を
3 群すなわちグルコサミン 1,500mg/日群(14 名)、グルコサミン
3,000mg/日群(14 名)および関与成分を含まないプラセボ群(13 名)に分
け、3 ヶ月間摂取させ、摂取前と後に血清と早朝 2 番尿を採取して軟骨
代謝マーカーを測定した。軟骨分解マーカーであるⅡ型コラーゲン C
1/7
別紙様式(Ⅴ)-4
末端テロペプチド(CTX-Ⅱ)がグルコサミン群(1,500mg/日、3,000mg/
日)において有意差はつかなかったものの低下傾向で、3,000mg/日群で
低下が大きかった。軟骨合成マーカーであるⅡ型コラーゲン C 末端プ
ロペプチド(CPⅡ)については有意な変化はなかったが、用量依存的
に低下を抑えられる傾向があった。グルコサミン摂取が運動による軟
骨の分解を減少させ、合成を維持することで軟骨維持機能があると肯
定的に結論付けられた。②サッカー選手 21 名を 2 群に分け、グルコサ
ミン 1,500mg/日または 3,000mg/日を 3 ヶ月間摂取させ、摂取前後およ
び摂取中止後 3 ヶ月の尿サンプルを採取して、軟骨代謝マーカーを測
定した。グルコサミン投与群では軟骨分解マーカーである CTX-Ⅱが顕
著に減少し(p <0.01)、摂取中止により元のレベルに戻った。軟骨合成
マーカーCPⅡは、摂取前後中止後において有意な変化や傾向はなかっ
た。この論文においても、グルコサミン摂取が運動による軟骨の分解
を減少させ、合成を維持することで軟骨維持機能があると肯定的に結
論付けられた。
「結論」本研究レビューの結果、健常者がグルコサミン 1,500mg/日または
3,000mg/日を3ヶ月間継続的に摂取することにより軟骨代謝が改善し、
関節軟骨の主成分であるⅡ型コラーゲンの分解消耗を抑制し合成を維
持する作用により、関節軟骨の維持に役立つことが示された。
はじめに
グルコサミンは 1990 年代頃から日本や欧米諸国において健康食品(サプリメ
ント)の素材として幅広く使われるようになってきた。グルコサミンの機能性
に関して、ヒト臨床試験をはじめ、多くの試験検討がなされ、有効性に関する
研究結果も多数報告されているが、その多くは変形性関節症など患者を対象と
した研究であり、健常者での報告は少ない。
そこで、健常者を対象とした無作為化コントロール比較試験を対象に、グル
コサミン食品摂取による関節軟骨の維持に関して PRISMA 声明チェックリストに
準じて定性的研究レビューを行った。リサーチクエスチョン及び PICOS につい
ては以下の通り設定した。
リサーチクエスチョン:
健常者を対象とした無作為化コントロール比較試験においてグルコサミン食
品摂取により関節軟骨が維持されるか。
P(対象者) :健常者(変形性関節症などの患者を除外)
I(介入)
:グルコミンの経口摂取
C(比較)
:プラセボの経口摂取または介入前後および休止後 3 ヶ月の比
較
O(アウトカム)
:関節軟骨の維持(軟骨代謝マーカーの改善)
軟骨分解マーカー:Ⅱ型コラーゲン C 末端テロペプチド
(CTX-Ⅱ)
軟骨分解マーカー:Ⅱ型コラーゲンコラゲナーゼ分解ネオエ
2/7
別紙様式(Ⅴ)-4
ピトープ(C2C)
軟骨合成マーカー:Ⅱ型コラーゲン C 末端プロペプチド(CPⅡ)
S(研究デザイン):臨床試験
方法
2014 年 4 月の消費者庁による「食品の機能性評価モデル事業」の結果報告
(http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin915.pdf)にあるデータ抽出方法
を参考に以下の通りプロトコルを作成して文献を抽出した。PRISMA声明チェッ
クリストに準じてプロトコル内容について以下記載する。プロトコルについて
は公的なデータベースに未登録である。追加的な解析は実施していない。
<適格基準>
【研究の特性】
P(対象者) :健常者(変形性関節症などの患者を除外)
I(介入)
:グルコサミンの経口摂取
C(比較)
:プラセボの経口摂取または介入前後および休止後 3 ヵ月の比
較
O(アウトカム)
:関節軟骨の維持(軟骨代謝マーカーの改善)
軟骨分解マーカー:Ⅱ型コラーゲン C 末端テロペプチド
(CTX-Ⅱ)
軟骨分解マーカー:Ⅱ型コラーゲンコラゲナーゼ分解ネオエ
ピトープ(C2C)
軟骨合成マーカー:Ⅱ型コラーゲン C 末端プロペプチド(CPⅡ)
S(研究デザイン):臨床試験
【報告の特性】
・言語
・発表状態
:英語もしくは日本語
:公開・査読付き
<情報源>
・英語文献
:PubMed(最終検索日:2014 年 7 月 17 日)
・日本語文献 :医中誌(最終検索日:2014 年 12 月 12 日)
・考慮した年数:PubMed 及び医中誌ともに全検索を行い、検索日までを考慮
した。
<検索>
PubMed と医中誌で以下の検索式で検索を行った。なお、検索結果は別紙様式
(Ⅴ)-5に記載した。
【PubMed】
#
検索式
1
”Glucosamine”
3/7
別紙様式(Ⅴ)-4
2
3
4
”Glucosamine” and “cartilage”
”Glucosamine” and “cartilage” and “administration”
”Glucosamine” and “cartilage” and “administration” and
“human”
【医中誌】
#
1
“グルコサミン”
2
“グルコサミン”
検索式
and
“臨床試験”
<研究の選択>
検索式に基づいて文献を検索し、リサーチクエスチョンについて、2人の研
究レビュー作成担当者が論文タイトルと抄録から一次選択を行った。
<データの抽出過程>
ヒト臨床試験でなく in vitro/in vivo 動物実験を対象としたもの、変形性
関節症等患者を対象としたもの、グルコサミン単独ではなく複数成分(医薬品
を含む)を配合したもの、アウトカムの評価指標・対象部位等が異なるものを
除いた。文献検索のフローチャートについては別紙様式(Ⅴ)-6に記載し、
不採用論文の情報は除外理由とともに、別紙様式(Ⅴ)-8に記載した。
<データ項目>
評価対象文献において文献番号、著者名、掲載雑誌、タイトル、研究デザイ
ン、PICO、セッティング、対象者特性、介入、対照、解析方法、アウトカム、
害、査読の有無について確認し、別紙様式(Ⅴ)-7に記載した。
<個々の研究のバイアスリスク>
評価対象文献において選択バイアス(ランダム化のプロセス・割付の秘匿方
法)、盲検性バイアス(参加者・アウトカム評価者の2項目)、症例減少バイア
ス(アウトカム不完全報告、ITT 解析非実施)、選択的アウトカム報告、その他
のバイアス(早期試験中止等)、非直接性について評価し、別紙様式(Ⅴ)-1
1aに記載した。
<要約尺度>
アウトカム(効果指標)、各群内の前後の平均値・平均値差・p値、介入群と
対照群間の平均値差・p値を評価し、別紙様式(Ⅴ)-11aに記載した。
<結果の統合>
評価対象文献の各群内の前後の平均値・平均値差、介入群と対照群間の平均
値差について評価し、別紙様式(Ⅴ)-13aに記載した。定性的研究レビュ
ーのため、結果は未統合とした。
4/7
別紙様式(Ⅴ)-4
<全研究のバイアスリスク>
バイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性、その他のバイアスについて
個々の研究のバイアスリスクを反映し評価し、別紙様式(Ⅴ)-13aに記載
した。
チェックリストの項目 5~16 を踏まえ記載する。(適宜図表を使用)
誰(「A」、「B」等、匿名で記載)がどの作業を分担したかについて明記する。
結果
検索式に基づいて、文献データベースとしてPubMedを用いて 2014 年 7 月 17
日に検索を実施し、1973 年以降の英語文献 67 件が抽出された。また、医中誌に
ついても、2014 年 12 月 12 日に検索を実施し、59 件が抽出された。これらの文
献を一次選択の対象とし、リサーチクエスチョンについて、2 人の研究レビュー
作成担当者が論文タイトルと抄録から一次選択を行った。変形性関節症等患者
を対象にした論文、評価指標や対象部位が目的と異なる論文、および動物を用
いたin vivo, 、in vitro実験についての論文は除外し、最終的に採用した論文
はPubMedからの英語文献 2 報が選択された。
なお、検索のフローは別紙様式(V)-6に、採用文献の情報はデータ項目
を抽出し、別紙様式(V)-7に、不採用論文の情報は、除外理由とともに別
紙様式(V)-8に記載した。
これらの選択文献について、各論文の質の評価について、試験デザインおよ
びアウトカムごとに評価し、別紙様式(V)-11a に記載した。選択文献につい
て、各論文の質(バイアス・リスク、非直接性)の評価を行い、別紙様式(V)
-11aに記載した。またさらに不精確、非一貫性、その他のバイアスについ
て評価し、別紙様式(Ⅴ)-13aに記載した。バイアスリスク、非直接性、
不精確、非一貫性については検出されず、本レビュー選択文献のバイアスリス
クは低いと考えられた。
考察
選択された文献は査読付きの英語文献 2 報で、要約は次の通りである。
①競輪選手 41 名を 3 群すなわちグルコサミン 1,500mg/日群(14 名)、グルコ
サミン 3,000mg/日群(14 名)および関与成分を含まないプラセボ群(13 名)に分
け、3 ヶ月間摂取させ、摂取前と後に血清と早朝 2 番尿を採取して軟骨と骨の代
謝マーカーを測定した。軟骨分解マーカーである CTX-Ⅱがグルコサミン群
(1,500mg/日、3,000mg/日)において有意差はつかなかったものの低下傾向で改
善が見られ、3,000mg/日群で低下が大きかった。軟骨合成マーカーCPⅡについ
ては有意な変化はなかったが、用量依存的に低下を抑えられる傾向があった。
軟骨代謝の分解と合成の比となる CTX-Ⅱ/CPⅡの値は、用量依存的に低下する傾
向があった。グルコサミン摂取が運動による軟骨の分解を減少させ、合成を維
持することで軟骨維持機能があると肯定的に結論付けられた。
②サッカー選手 19 名を 2 群に分け、グルコサミン 1,500mg /day または 3,000mg
/day を 3 ヶ月間摂取させ、摂取前後および摂取中止後 3 ヶ月の尿サンプルを採
5/7
別紙様式(Ⅴ)-4
取して、軟骨代謝マーカーを測定した。グルコサミン投与群では軟骨分解マー
カーである CTX-Ⅱの割合が顕著に減少し(p<0.01)、摂取中止により元のレベル
に戻った。軟骨合成マーカーCPⅡは、摂取前後中止後において有意な変化や傾
向はなかった。CTX-Ⅱ/CPⅡの値は、摂取前後で低下し、摂取中止後に上昇した。
以上の報告結果から、グルコサミン 1,500mg 以上/日の摂取は、軟骨合成マー
カーCPⅡの低下を防ぎ、軟骨分解マーカーCTX-Ⅱの上昇を抑制した。これは軟
骨合成能を維持した状態で、過剰な軟骨の分解を抑制しているものと考えられ
るグルコサミン摂取が運動による軟骨の分解を減少させ、合成を維持すること
で軟骨維持機能があると肯定的に結論付けられた。
また、サッカー選手と運動をあまり行わない大学生との比較では、サッカー
選手では運動しない大学生に比べ軟骨分解マーカーは有意に高かった( p
<0.05)。さらに競輪選手を対象とした論文とサッカー選手を対象とした論文に
おける選手間の比較では、関節への局所的な負荷の高い運動とされるサッカー
選手において、軟骨代謝マーカーへの影響が顕著であった。
これらのことは、関節軟骨への負荷が大きいほど過剰に軟骨の分解が進んで
CTX-Ⅱ値が上昇し、グルコサミンの摂取に対する反応も顕著になることを示唆
している。
今回の研究レビューの結果、グルコサミンを用いて健常者を対象に関節軟骨
への有用性を評価した文献は 2 報であった。エビデンスレベルは高い文献であ
ったものの、改善傾向は認められるが有意差がついていないもの1報、介入前
後で有意差がついているがプラセボ対象となっていないもの1報であった。い
ずれの論文でも軟骨代謝マーカーについて改善または改善傾向が示されており、
健常者がグルコサミン 1,500mg を継続的に摂取することにより軟骨代謝マーカ
ーが改善したことから、関節軟骨の維持に役立つことが示され肯定的に結論付
けられている。
本研究レビューの採用文献2報で検討されたグルコサミン 1,500mg/日を含む
カプセルと本届出商品のグルコサミン 1,500mg/日を含むカプセルは同じサプリ
メントの形状(ハードカプセル)であり、同様の規格原料である甲陽ケミカル
株式会社製グルコサミンを用いており、同等のものである。
本研究レビューに採用した論文は、健常者で恒常的に運動をしているスポー
ツ選手を対象とした 2 報であるが、一般の健常者に外挿可能であると考えられ
る。膝関節への負荷が少ない競輪選手はサッカー選手と異なり、グルコサミン
摂取前のCTX-Ⅱ初期値が運動をあまりしない大学生とほとんど差がなかったが、
グルコサミンの摂取により軟骨代謝の改善傾向が見られた。このことは、スポ
ーツ選手に比べて恒常的な関節への負荷が軽度な一般健常者であっても、グル
コサミンの摂取が関節軟骨の維持に役立ち、激しい運動をするときには有意な
軟骨代謝改善効果を発揮することを示唆している。また、CTX-Ⅱなどのバイオ
マーカーを評価指標とはしていないが、急性的な膝の痛みを経験したことのあ
る成人健常者(20~70 歳:平均 46 歳)46 名(男性 33 名、女性 13 名)を 2 群
に分け、グルコサミン 2,000mg(グルコサミン群:24 名)もしくは関与成分を含ま
ないプラセボ(プラセボ群:22 名)を 3 ヶ月間摂取させたところ、整形外科臨床
6/7
別紙様式(Ⅴ)-4
医が診断に用いる関節機能評価指標で、膝関連Quality of Lifeスコアがグルコサ
ミン群においてプラセボ群よりも有意に改善したという報告がある1)。
また厚生労働省による日本人の食事摂取基準(2015 年版)および策定検討会
報告書では、サプリメントを含めた栄養摂取に関する指標について、体格等を
判断基準に「18 歳以上」を成人としていることから 18 歳以上のほぼすべての健
常成人においては、経口摂取における外挿性は同一であると考えられる。
これらの報告結果を踏まえ、グルコサミンの作用機序(別紙様式(Ⅶ)-3)
の観点から鑑みて、グルコサミン 1,500 ㎎は健常者に対しても性差や(成人以上
であれば)年齢を問わず軟骨代謝を改善し、関節軟骨の主成分であるⅡ型コラ
ーゲンの分解による消耗を抑制し合成を維持することで、関節軟骨の維持作用
を示すものと考えられる。
グルコサミンが膝関節の健康を気にする人々によって長く使用されてきた実
績を考えれば、現段階では本研究レビューが研究の限界であり、今後はより多
くの健常者に対してグルコサミンの機能評価が進むことが期待される。
引用文献:
1) Braham R, Dawson B and Goodman C: The effect of glucosamine supplementation
on people experiencing regular knee pain, Br J Sports Med, 37(1), 45-49, 2003.
スポンサー・共同スポンサー及び利益相反に関して申告すべき事項
本研究レビューは、甲陽ケミカル株式会社の社員 3 名で行った。
各レビューワーの役割
A:文献検索、バイアスリスクの評価、データの統合、
B:文献検索、構造化抄録の作成、バイアスリスクの評価、
C:構造化抄録の作成、バイアスリスクの評価、
PRISMA 声明チェックリスト(2009 年)の準拠《いずれかにチェックを入れる》
 おおむね準拠している。
☐ あまり準拠できていない項目もある。(食品表示基準の施行後1年を超えな
い日までに、PRISMA声明チェックリストに準拠した資料との差し替えが必要)
【備考】
 上記様式に若干の修正を加えることは差し支えないが、PRISMA 声明チェ
ックリスト(2009 年)に準拠した、詳細な記載でなければならない(少な
くとも上記項目に沿った記載は必須とする。)。
 2段組にする等のレイアウト変更及び本文の文字数は任意とする。
 「はじめに」から「各レビューワーの役割」までの各項目については、上
記様式とは別の適切な様式を用いて記載してもよい。この場合、当該項目
の箇所には「提出資料○○に記載」等と記載すること。
7/7
別紙様式(Ⅴ)-5
データベース検索結果
商品名:はじめのグルコサミン
タイトル:商品名『はじめのグルコサミン』に含有する機能性関与成分グルコサミンによる関節軟骨の維
持機能に関する研究レビュー
リサーチクエスチョン:健常者を対象とした臨床試験においてグルコサミン含有食品摂取により関節軟骨
が維持されるか
日付:2014年7月17日(PubMed)、 2014年12月12日(医中誌)
検索者:A、B(甲陽ケミカル株式会社)
(1)PubMed 2014年7月17日
♯
検索式
文献数
1
"Glucosamine"
20,068
2
"Glucosamine" and "cartilage"
724
3
"Glucosamine" and "cartilage" and "administration"
116
4
"Glucosamine" and "cartilage" and "administration" and
"human"
67
(2)医中誌 2014年12月12日
♯
検索式
1
“グルコサミン”
2
“グルコサミン” and “臨床試験”
文献数
1,549
59
福井次矢,山口直人監修,Minds診療ガイドライン作成の手引き2014,医学書院,2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性がある
ので注意すること。
別紙様式(Ⅴ)-6
文献検索フローチャート
商品名:はじめのグルコサミン
PubMed (n=20068)
医学中央雑誌 (n=1549)
データベース検索により
特定された文献 (n=126)
他の情報源から特定された文献 (n= 0)
1次スクリーニングの対象文献文献
(n=126)
除外文献
(n=122)
本文を入手し、適格基準に合致しているかを
精査した文献 (n= 4)
本文を精査した結果、
除外すべき理由があり
除外した文献 (n= 2)
データの統合に用いた文献数 (n= 2)
メタアナリシスに用いた文献数 (n= 0)
福井次矢,山口直人監修,Minds診療ガイドライン作成の手引き2014,医学書院,2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性が
あるので注意すること。
別紙様式(Ⅴ)-7
採用文献リスト
商品名:はじめのグルコサミン
No. 著者名(海外
の機関に属す
る者について
は、当該機関
が存在する国
名も記載す
る。)
1
2
掲載雑誌
タイトル
研究デ PICO又はPECO
ザイン
Momomura
R, Naito K,
Igarashi M,
Watari T,
Terakado A,
Oike S,
Sakamoto K,
Nagaoka I,
Kaneko K.
Molecular
Medicine
Reports 7:
742-746,
2013.
(PMID:23358
850)
Evaluation of the
RCT
effect of
glucosamine
administration on
biomarkers for
cartilage and bone
metabolism in bicycl
e racers
P:競輪学校に所 順天堂大学
属する競輪選
手,I:グルコサミン
塩酸塩の摂取,
C:プラセボ, O:関
節機能を評価す
る軟骨代謝マー
カー
Yoshimura
M, Sakamoto
K, Tsuruta
A,
Yamamoto
T, Ishida K,
Yamaguchi
H, Nagaoka I.
International
Journal of
Molecular
Medicine 24:
487-494,
2009.
(PMID:18724
889)
Evaluation of the
effect of
glucosamine
administration on
biomarkers for
cartilage and bone
metabolism in soccer
plyers
P:順天堂大学
順天堂大学
サッカー部に所
属する学生,I:グ
ルコサミン塩酸
塩の摂取, C:プラ
セボの設定は無
く、介入の前後
の比較, O:関節
機能を評価する
軟骨代謝マー
カー
プラセ
ボ非対
照ラン
ダム化
比較
試験
セッティング(研究が 対象者特性
実施された場所等。
海外で行われた研究
については、当該国名
も記載する。)
介入(食品や 対照(プラセ
機能性関与成 ボ、何もしない
分の種類、摂 等)
取量、介入(摂
取)期間等)
解析方 主要アウトカム
法
(ITT、
FAS、
PPS等)
日本競輪学校に所属
する競輪選手41名。プ
ラセボ:13名、 グルコ
サミン1,500mg/日:14
名、 グルコサミン
3,000mg/日:14名
グルコサミン プラセボ
塩酸塩として
1,500mg/日
または
3,000mg/
日、摂取期
間:3ヶ月間
FAS
軟骨Ⅱ型コラーゲ
ン分解マーカー
(CTX-Ⅱ)、Ⅱ型コ
ラーゲン合成マー
カー(CPⅡ)
-
体重、BMI、血圧、
脈拍、血液生化学
検査値などに著し
い変化はなかった
(ただし、データの
有
記載は無し)。
日本人で平均年齢
20.3歳のサッカー選手
(週に5日間、毎回2時
間程度の練習と毎週
日曜日に公式戦に参
加する男子サッカー部
員)と平均年齢23.5歳
の大学生(過去1年間
運動を行っていない男
子学生)。
グルコサミン 介入前後の FAS
塩酸塩として 生化学マー
1,500mg/日 カーの比較
または
3,000mg/
日、摂取期
間:3ヶ月間
軟骨Ⅱ型コラーゲ
ン分解マーカー
(CTX-Ⅱ, C2C)、
Ⅱ型コラーゲン合
成マーカー(CPⅡ)
-
記載無し
他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。
副次アウト 害
カム
査読の
有無
有
別紙様式(Ⅴ)-8
除外文献リスト
商品名:はじめのグルコサミン
No.
著者名
掲載雑誌
タイトル
除外理由
Effect of oral glucosamine on joint
変形性膝関節症
Arthritis
structure in individuals with chronic
Rheumatol. 2014
(以下、OAと略
knee pain: a randomized, placeboApr;66(4):930-9.
す)対象のRCT
controlled clinical trial.
1
Kwoh CK(2014)
2
Intra-articular delivery of
動物実験(ラット
J Orthop Res.
glucosamine for treatment of
Gibson M(2014) 2014
の内側半月板切除
experimental osteoarthritis created by
Feb;32(2):302-9.
術)
a medial meniscectomy in a rat model.
3
Harv Womens
Robb-Nicholson Health Watch.
C(2013)
2013
Apr;20(8):2.
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
Ask the doctor. I'm 52 years old.
Should I take glucosamine and
chondroitin to relieve my
osteoarthritis pain and maintain
cartilage?
Arthritis Rheum.
2013
Glucosamine activates autophagy in
Carmes B(2013)
Jul;65(7):1843- vitro and in vivo.
52.
Physiological effects of oral
BMC Res Notes.
Henrotin
glucosamine on joint health: current
2013 Mar
Y(2013)
status and consensus on future
26;6:115.
research priorities.
Am Fam
Physician. 2012
Effectiveness of glucosamine and
Hall HA(2012) Dec
chondroitin for osteoarthritis.
1;86(11):994,
998
Mar Drugs. 2012 Metabolomic analyses of blood plasma
Osaki T(2012) Aug;10(8):1873- after oral administration of D82.
glucosamine hydrochloride to dogs.
Maesschalck
J(2012)
J Pharm Belg.
[Is there a place for glucosamine in
2012 Jun;(2):13the community pharmacy?].
23.
No effect of 6-month intake of
J Negat Results glucosamine sulfate on Modic changes
Wikens P(2012) Biomed. 2012 Aug or high intensity zones in the lumbar
17;11:13.
spine: sub-group analysis of a
randomized controlled trial.
Georgian Med
[Complex conservative treatment of
Maisuradze
News. 2012
legg-calve-perthes disease with dona-TG(2012)
Apr;(205):58-67. glucosamine sulfate (sachet)].
ScientificWorldJ A clinical study on glucosamine
ournal.
sulfate versus combination of
Selvan T(2012)
2012;2012:902676 glucosamine sulfate and NSAIDs in mild
.
to moderate knee osteoarthritis.
Arthritis Res
Is there any scientific evidence for
Henrotin
Ther. 2012 Jan
the use of glucosamine in the
Y(2012)
30;14(1):201.
management of human osteoarthritis?
Risk factors for magnetic resonance
Arthritis Rheum.
imaging-detected patellofemoral and
Roemer
2012
tibiofemoral cartilage loss during a
FW(2012)
Jun;64(6):1888six-month period: the joints on
98.
glucosamine study.
OA対象の論文
マウスや軟骨細胞
を用いたオート
ファジーに関する
論文
OAリスク調査に関
する論文
グルコサミンとコ
ンドロイチンのOA
に対する効果検証
犬に対するグルコ
サミン塩酸塩経口
投与時の薬物動態
患者を対象にグル
コサミンの効果や
安全性を薬理学的
に調べたもの
患者を対象とした
論文
レッグ-カルヴェペルテス病に関す
る論文
OA治療(グルコサ
ミン硫酸塩単独と
NSAIDs併用との比
較)
OAを対象とした論
文
MRIでのOA評価
No.
著者名
14 Seo HJ(2013)
掲載雑誌
Rheumatol Int.
2013
Jun;33(6):162731.
Toxicol Ind
Health. 2013
15 Arafa NM(2013)
Mar;29(2):187201.
Chiusaroli
16
R(2011)
タイトル
Prevalence and factors affecting
glucosamine use in Korea: a surveybased study.
電話調査による研
究
The effectiveness of Echinacea extract
or composite glucosamine, chondroitin
動物実験(ラット
and methyl sulfonyl methane
のRAモデル)
supplements on acute and chronic
rheumatoid arthritis rat model.
Int J Rheumatol.
Experimental pharmacology of
2011;2011:939265
glucosamine sulfate.
.
Identification and quantification of
glucosamine in rabbit cartilage and
Pastorini
correlation with plasma levels by high
17
E(2011)
performance liquid chromatographyelectrospray ionization-tandem mass
spectrometry.
Oral glucosamine increases expression
of transforming growth factor β1 (TGF
Arch Biochem
Biophys. 2011
β1) and connective tissue growth
18 Ali AA(2011)
Jun 1;510(1):11- factor (CTGF) mRNA in rat cartilage
8.
and kidney: implications for human
efficacy and toxicity.
Osteoarthritis
The effect of glucosamine on glucose
Dostrovsky
Cartilage. 2011
19
metabolism in humans: a systematic
NR(2011)
Apr;19(4):375review of the literature.
80.
Osteoarthritis
About oral absorption and human
20 Volpi N(2010) Cartilage. 2010 pharmacokinetics of chondroitin
Aug;18(8):1104-5 sulfate.
Life Sci. 2010
About oral absorption and human
21 Naito K(2010) Mar 27;86(13pharmacokinetics of chondroitin
14):538-43.
sulfate.
Osteoarthritis
The human pharmacokinetics of oral
Jackson
Cartilage. 2010 ingestion of glucosamine and
22
CG(2010)
Mar;18(3):297chondroitin sulfate taken separately
302.
or in combination.
Nat Rev
Rheumatol. 2009 New methods to diagnose and treat
23 Daher RJ(2009)
Nov;5(11):599cartilage degeneration.
607.
Osteoarthritis
The effects of oral glucosamine on
24 Block JA(2010) Cartilage. 2010 joint health: is a change in research
Jan;18(1):5-11. approach needed?
Glycobiology.
Silbert
25
2009
Dietary glucosamine under question.
JE(2009)
Jun;19(6):564-7.
J Int Med Res.
Huskisson
2008 NovGlucosamine and chondroitin for
26
EC(2008)
Dec;36(6):1161- osteoarthritis.
79.
[The role of nonsteroidal antiActa Orthop
inflammatory drugs, oral preparations,
Muezzinoglu
Traumatol Turc.
27
and viscosupplementation in
S(2007)
2007;41 Suppl
conservative treatment of cartilage
2:48-53.
lesions].
Anal Chim Acta.
2011 Jun
10;695(1-2):7783.
除外理由
in vitro、マウス
でのグルコサミン
硫酸塩の薬理学的
検討
動物実験(ウサギ
の軟骨と血漿の機
器分析による評
価)
動物実験(ラット
の軟骨、腎臓の
mRNAなどを評価)
安全性(グルコサ
ミンのグルコース
代謝に及ぼす影響
をSRにより評価)
コンドロイチン硫
酸の薬物動態
動物実験(ラット
OAモデルでのグル
コサミンの評価)
薬物動態(グルコ
サミン、コンドロ
イチン硫酸の単独
及び併用)
軟骨の変質(退
化)の診断法、治
療に関する論文
OAに対する評価
総説
OAに関する論文
OAに関する論文
No.
著者名
掲載雑誌
タイトル
Harvey
28
WF(2008)
Rheum Dis Clin
North Am. 2008
Aug;34(3):77788.
Meulyzer
29
M(2008)
Comparison of pharmacokinetics of
Osteoarthritis
glucosamine and synovial fluid levels
Cartilage. 2008 following administration of
Sep;16(9):973-9. glucosamine sulphate or glucosamine
hydrochloride.
30
Persiani
S(2007)
Hopman
31
WN(2006)
32 May M(2006)
33
[No authors
listed]2006
34
Rovati
LC(2006)
35
Persiani
S(2005)
36 Goggs R(2005)
Osteoarthritis
Cartilage. 2007
Jul;15(7):76472.
The role of analgesics and intraarticular injections in disease
management.
Synovial and plasma glucosamine
concentrations in osteoarthritic
patients following oral crystalline
glucosamine sulphate at therapeutic
dose.
Osteoarthritis
Cartilage. 2006 Prevalence of and factors associated
Dec;14(12):1288- with glucosamine use in Canada.
93.
The role of glucosamine, chondroitin
Biomed Sci
and thymoquinone on the viability and
Instrum.
proliferation of a HTB-93 rheumatoid
2006;42:338-43.
arthritis cell model.
Consum Rep. 2006 Joint supplements: brands to try and
Jun;71(6):19-20. brands to avoid.
Assessment of joint space narrowing
Osteoarthritis
with conventional standing anteroCartilage.
posterior radiographs: relief in mild2006;14 Suppl
to-moderate pain is not a confounder
A:A14-8.
in recent osteoarthritis structuremodifying drug trials.
Osteoarthritis
Glucosamine oral bioavailability and
Cartilage. 2005 plasma pharmacokinetics after
Dec;13(12):1041- increasing doses of crystalline
9.
glucosamine sulfate in man.
Crit Rev Food
Nutraceutical therapies for
Sci Nutr.
degenerative joint diseases: a
2005;45(3):145critical review.
64.
J Rheumatol.
2005
37 Cibere J(2005)
May;32(5):896902.
Nutraceutical therapies for
degenerative joint diseases: a
critical review.
除外理由
OAに関する論文
薬物動態(馬への
グルコサミン塩酸
塩、硫酸塩の投
与)
薬物動態(OA患者
に対するグルコサ
ミン硫酸塩投与に
おける滑液、血漿
のグルコサミン濃
度の検討)
カナダでのグルコ
サミン普及状況な
どの調査
リュウマチ関節炎
(以下RAと略す)
細胞モデルの評価
製品ブランド別の
推奨度評価
OAに関する評価
ヒト体内動態に関
する文献
疾患に対する検討
OAに関する論文
38 Mroz PJ(2004)
Use of 3H-glucosamine and 35S-sulfate
Arthritis Rheum.
with cultured human chondrocytes to
標識化合物とヒト
2004
determine the effect of glucosamine
軟骨細胞を用いた
Nov;50(11):3574concentration on formation of
in vitro での検証
9.
chondroitin sulfate.
Heintjes
39
E(2004)
Cochrane
Database Syst
Pharmacotherapy for patellofemoral
Rev.
pain syndrome.
2004;(3):CD00347
0.
疾病
(patellofemoral
pain syndrome)に
対する検討
No.
著者名
掲載雑誌
タイトル
除外理由
J Rheumatol.
2004
40 Grove ML(2004) Apr;31(4):826;
author reply
826-7.
A randomized, double blind, placebo
controlled trial of a topical cream
containing glucosamine sulfate,
chondroitin sulfate, and camphor for
osteoarthritis of the knee.
経口投与ではな
く、Cream(塗布
剤)を使ったOAに
対する試験
J Rheumatol.
2004
Apr;31(4):826;
author reply
826-7.
A randomized, double blind, placebo
controlled trial of a topical cream
containing glucosamine sulfate,
chondroitin sulfate, and camphor for
osteoarthritis of the knee.
上記PMID:15095742
と同一文献。経口
投与ではなく、
Cream(塗布剤)を
使ったOAに対する
試験。
41
Theodosakis
J(2004)
42
El Hajjaji
H(2003)
43
Reginster
JY(2003)
A randomized, double blind, placebo
J Rheumatol.
controlled trial of a topical cream
2003
containing glucosamine sulfate,
Nov;30(11):2444chondroitin sulfate, and camphor for
51.
osteoarthritis of the knee.
Naturocetic (glucosamine and
Curr Opin
chondroitin sulfate) compounds as
Rheumatol. 2003
structure-modifying drugs in the
Sep;15(5):651-5.
treatment of osteoarthritis.
Z Orthop Ihre
Grenzgeb. 2003
44 Grifka J(2003) MayJun;141(3):2412.
van
45 Blitterswijk
WJ(2003)
[Strategies for drug treatment and
cartilage protection in cartilage
damage].
Glucosamine and chondroitin sulfate
BMC Complement
supplementation to treat symptomatic
Altern Med. 2003
disc degeneration: biochemical
Jun 10;3:2
rationale and case report.
セレコキシブのOA
に対する論文
OAに対する論文
総説。グルコサミ
ンに関する臨床研
究ではない。医薬
品以外の治療方法
(針療法)に関す
る論文。
総説。RCTではなく
ケースレポート。
1人の実例とグル
コサミン、コンド
ロイチンのMRIを
使った考察。他の
論文の紹介。
Br J Sports Med.
The effect of glucosamine
アウトカム違い。
2003
46 Braham R(2003)
supplementation on people experiencing 補足説明資料とし
Feb;37(1):45-9;
regular knee pain.
て使用。
discussion 49.
Towheed
47
TE(2002)
Osteoarthritis
Cartilage. 2002
Nov;10(11):8367.
Published meta-analyses of
pharmacological therapies for
osteoarthritis.
OAに対する論文
A randomized double-blind clinical
trial of the effect of chondroitin
顎関節症に関する
Cranio. 2001
48 Nguyen P(2001)
sulfate and glucosamine hydrochloride
Apr;19(2):130-9.
研究
on temporomandibular joint disorders:
a pilot study.
関節の治療につい
[No Authors
Consum Rep. 2002
49
Joint remedies.
てと製品テストに
Listed]2002
Jan;67(1):18-21.
ついての報告
Arzneimittelfors
Absorption, distribution, metabolism 薬物動態(グルコ
Setnikar
chung. 2001
50
and excretion of glucosamine sulfate. サミン硫酸塩の吸
I(2001)
Sep;51(9):699A review.
収、消化、代謝)
725.
薬物動態(グルコ
Metabolism. 2001
Hoffer
Sulfate could mediate the therapeutic サミン硫酸塩投与
51
Jul;50(7):767LJ(2001)
effect of glucosamine sulfate.
時の血中硫酸塩量
70.
の評価)
No.
著者名
Reginster
52
JY(2001)
53
Reginster
JY(2000)
掲載雑誌
タイトル
Long-term effects of glucosamine
Lancet. 2001 Jan
sulphate on osteoarthritis
27;357(9252):251
progression: a randomised, placebo-6.
controlled clinical trial.
Curr Rheumatol
Evidence of nutriceutical
Rep. 2000
effectiveness in the treatment of
Dec;2(6):472-7. osteoarthritis.
除外理由
OAに対するグルコ
サミン硫酸塩長期
投与の評価
OAに関する論文
MaCarty
54
MF(1998)
Med Hypotheses.
1998
Jun;50(6):50710.
Barclay
55
TS(1998)
Ann
Pharmacother.
Glucosamine.
1998
May;32(5):574-9.
薬理(安全性、毒
性)、薬物動態に
関する論文
Muller56 Fassbender
H(1994)
Osteoarthritis
Cartilage. 1994
Mar;2(1):61-9.
OA対象であり、プ
ラセボと比較され
ていない(グルコ
サミンとイブプロ
フェンとの比較)
57 Noack W(1994)
McCarty
58
MF(2000)
59
Rovati
LC(1992)
Setnikar
60
I(1986)
61
Greiling
H(1983)
62 Weh L(1983)
63
Drovanti
A(1980)
Eichler
64
J(1973)
Osteoarthritis
Cartilage. 1994
Mar;2(1):51-9.
Med Hypotheses.
2000
May;54(5):798802.
Int J Tissue
React.
1992;14(5):24351.
Sulfated glycosaminoglycans and
glucosamine may synergize in promoting OAに関する論文
synovial hyaluronic acid synthesis.
Glucosamine sulfate compared to
ibuprofen in osteoarthritis of the
knee.
Glucosamine sulfate in osteoarthritis
OAに関する論文
of the knee.
総説(グルコサミ
Sulfated glycosaminoglycans and
ン、コンドロイチ
glucosamine may synergize in promoting
ンの効果のメカニ
synovial hyaluronic acid synthesis.
ズム)
Clinical research in osteoarthritis:
design and results of short-term and
OAに関する論文
long-term trials with diseasemodifying drugs.
Arzneimittelfors
薬物動態(グルコ
chung. 1986
Pharmacokinetics of glucosamine in the サミンのイヌおよ
Apr;36(4):729dog and in man.
びヒトでの吸排
35.
泄)
Z Rheumatol.
1983 JulAug;42(4):153-8.
Res Exp Med
(Berl).
1983;183(2):95110.
Clin Ther.
1980;3(4):26072.
Z Orthop Ihre
Grenzgeb. 1973
Aug;111(4):51621.
[Biochemical studies of potentially
antiarthritic drugs].
[Alteration of the mechanical
properties of cartilage after intraarticular administration of drugs in
vitro].
Therapeutic activity of oral
glucosamine sulfate in osteoarthrosis:
a placebo-controlled double-blind
investigation.
[Conservative therapy of
gonarthrosis].
抗関節炎薬の評価
関節腔内投与に関
するin vitro での
試験
OAに関する論文
OAに関する論文
65
Siegrist
H(1972)
Ther Umsch. 1972
[Drug treatment of arthrosis and its
Aug;29(8):489physiopathologic principles].
96.
66
真野 貴
(2013)
日本統合医療学会
ラットを用いたグ
反転腸管サック法を用いた黒酢グルコサミ
誌6巻3号
ルコサミンの吸収
ンの吸収性評価
Page152(2013.12)
性に関する論文
OAに関する論文
No.
著者名
蒲原 聖可
67
(2014)
68
蒲原 聖可
(2013)
69 Know HB(2013)
70
西原 克明
(2013)
71
横井 香里
(2013)
掲載雑誌
医と食(18836658)6巻2号
Page95100(2014.04)
タイトル
除外理由
今、必要なメディカルサプリメント 変形 OAとサプリメント
性膝関節症に対するサプリメント(1)
に関する解説
会議録。グルコサ
日本関節病学会誌
膝関節痛に対するグルコサミン・コンドロ ミン+コンドロイ
(1883-2873)32巻3
イチン・II型コラーゲン・CBP(濃縮乳清活 チン+Ⅱ型コラー
号
性たんぱく)等含有機能性食品の作用
ゲン複合物での膝
Page377(2013.10)
関節痛への評価
グルコサミン併用はアトピー性皮膚炎患者
The Journal of
に対する低用量シクロスポリンAの治療効
Dermatology(0385 果を改善する パイロットスタディ
アトピー性皮膚炎
-2407)40巻3号
(Combination of glucosamine improved 患者へのグルコサ
Page207therapeutic effect of low-dose
ミン併用効果
210(2013.03)
cyclosporin A in patients with atopic
dermatitis: A pilot study)(英語)
CLINIC
NOTE(1880-3458)9 ボスウェリア酸を含有する関節用サプリメ
動物への効果検討
巻10号 Page94ントを使用した臨床報告
97(2013.10)
新薬と臨牀(0559N-アセチルグルコ
8672)62巻9号
N-アセチルグルコサミン含有食品の膝関節 サミンの膝関節痛
Page1758痛および軟骨代謝マーカーに対する効果 への検討
1768(2013.09)
72 長岡 功(2013)
BIO
Clinica(09198237)28巻10号
Page949953(2013.09)
膝OA患者へのグル
グルコサミン含有乳飲料の変形性膝関節患
コサミン含有乳飲
者の症状と軟骨代謝マーカーに対する効果
料の効果検討
73 長岡 功(2013)
細胞(13467557)45巻7号
Page351355(2013.07)
膝OA患者へのグル
グルコサミン含有乳飲料の変形性膝関節患
コサミン含有乳飲
者の症状と軟骨代謝マーカーに対する効果
料の効果検討
74 長岡 功(2013)
75 長岡 功(2013)
76 長岡 功(2013)
日本未病システム
学会雑誌(13475541)19巻1号
Page8488(2013.05)
別冊Bio Clinica:
慢性炎症と疾患2
巻1号 Page158162(2013.04)
細胞(13467557)45巻1号
Page3438(2013.01)
変形性膝関節症における関節痛と軟骨代謝 膝OA患者へのグル
マーカーに及ぼすグルコサミン含有乳飲料 コサミン含有乳飲
の効果
料の効果検討
膝OA患者へのグル
グルコサミン含有乳飲料の変形性膝関節患
コサミン含有乳飲
者の症状と軟骨代謝マーカーに対する効果
料の効果検討
膝OA患者へのグル
グルコサミン含有乳飲料の変形性膝関節患
コサミン含有乳飲
者の症状と軟骨代謝マーカーに対する効果
料の効果検討
77 長岡 功(2012)
BIO
Clinica(09198237)27巻9号
Page887892(2012.08)
膝OA患者へのグル
グルコサミン含有乳飲料の変形性膝関節患
コサミン含有乳飲
者の症状と軟骨代謝マーカーに対する効果
料の効果検討
久保村 大樹
78
(2012)
FOOD Style
21(1343-9502)16
巻5号 Page7880(2012.05)
【美容を探求する~抗糖化から美肌作用 N-アセチルグルコ
~】 マリンスウィート(N-アセチルグルコ サミンに関する総
サミン)の最新美容データ
説
No.
著者名
掲載雑誌
国際統合医学会誌
(1883-7336)4巻1
号 Page3742(2011.09)
診療と新薬(0037380X)49巻3号
80 唐 亮(2012)
Page395403(2012.03)
Medical Science
Digest(134781 長岡 功(2012) 4340)38巻3号
Page127131(2012.03)
日本食品衛生学会
山下 慎一郎
学術講演会講演要
82
(2011)
旨集101回
Page59(2011.04)
FRAGRANCE
JOURNAL(0288山之内 智
83
9803)39巻8号
(2011)
Page5961(2011.08)
医と食(1883蒲原 聖可
6658)3巻4号
84
(2011)
Page213216(2011.08)
Health
寺本 有見
Sciences(091185
(2011)
7024)27巻1号
Page71(2011.02)
イルシー(13473239)106号
86 福田 稔(2011)
Page1933(2011.08)
中国・四国整形外
科学会雑誌(0915山下 尚寛
87
2695)23巻1号
(2011)
Page8389(2011.04)
新薬と臨牀(0559後閑 直美
8672)60巻7号
88
(2011)
Page14761482(2011.07)
New Diet
Therapy(0910清水 俊雄
89
7258)27巻1号
(2011)
Page3537(2011.06)
新薬と臨牀(05598672)60巻5号
90 原 高明(2011)
Page10651080(2011.05)
蒲原 聖可
79
(2011)
91
内藤 聖人
(2011)
タイトル
除外理由
サプリメントに関する臨床研究の検証 メ
総説
タ分析およびRCTの課題
「ヒアルロン酸とグルコサミンなどを含む
栄養補助食品」の摂取による膝関節痛軽減 患者対象の論文
作用の検証
膝OA患者へのグル
グルコサミン含有乳飲料の変形性膝関節患
コサミン含有乳飲
者の症状と軟骨代謝マーカーに対する効果
料の効果検討
グルコサミンおよびコンドロイチン硫酸塩
会議録
含有サプリメントの膝関節痛への効果
N-アセチルグルコ
N-アセチルグルコサミン(天然由来)の特徴
サミンの皮膚への
と皮膚への効果
効果
抗加齢におけるグルコサミンの有効性
抗加齢に関する総
説
抗加齢におけるグルコサミンの有効性
会議録
グルコサミンの変形性関節症に対する臨床 グルコサミンのOA
評価と科学的根拠としての信頼性
に関する総説
膝OAに対するグル
変形性膝関節症に対するグルコサミン塩酸
コサミン塩酸塩の
塩の付加的効果
付加的効果
グルコサミンおよ
グルコサミンおよびコンドロイチン硫酸塩 びコンドロイチン
含有サプリメントの膝関節痛への効果
硫酸塩複合剤の膝
関節痛への検討
グルコサミン
グルコサミンのOA
に関する総説
膝関節痛自覚者に対するベラハーブリン配 ベラハーブリン配
合発酵グルコサミン食品の臨床的効果 発 合+グルコサミン
酵グルコサミン単味食品との比較
複合剤の検討
日本整形外科学会
雑誌(0021自転車競技選手におけるグルコサミン内服
5325)85巻2号
会議録
の評価
PageS143(2011.02
)
No.
著者名
掲載雑誌
日本関節病学会誌
(1883-2873)29巻3
92 長岡 功(2010)
号
Page402(2010.10)
犬塚 守人
93
(2010)
94
榎本 宏之
(2010)
勝野 眞也
95
(2010)
川崎 隆之
96
(2009)
97 中村 洋(2009)
98 中村 洋(2009)
Matsuno
99
H(2009)
榎本 宏之
100
(2009)
101
又平 芳春
(2009)
102
川崎 隆之
(2008)
薬理と臨床(09173994)20巻4号
Page235240(2010.07)
日本整形外科学会
雑誌(00215325)84巻3号
PageS3(2010.03)
薬理と治療(03863603)38巻5号
Page435445(2010.05)
Q&Aでわかる肥満
と糖尿病(13473891)8巻6号
Page877879(2009.11)
アンチ・エイジン
グ医学(18801579)5巻2号
Page220223(2009.04)
リウマチ科(0915227X)41巻4号
Page424429(2009.04)
Bioscience,
Biotechnology,
and
Biochemistry(091
6-8451)73巻2号
Page288292(2009.02)
日本整形外科学会
雑誌(00215325)83巻2号
PageS27(2009.02)
Functional
Food(1882-3971)2
巻4号 Page397400(2009.01)
関東膝を語る会会
誌24巻1号
Page39(2008.07)
タイトル
除外理由
グルコサミン塩酸
関節病に対する保存療法 膝関節痛に対す
塩、コンドロイチ
るグルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫
ン硫酸、ケルセチ
酸、ケルセチン配糖体を含有する食品の効
ン配糖体複合剤で
果
の検討
関節痛を有する成人患者を対象としたMSM
MSMのOAへの効果検
錠反復経口摂取による安全性並びに有効性
討
の検討
変形性膝関節症の介入研究の短期成績 変 膝OAへのグルコサ
形性膝関節症に対するグルコサミンの効果 ミンの評価
N-アセチルグルコサミン含有乳飲料の膝関
N-アセチルグルコ
節痛、およびII型コラーゲン代謝マーカー
サミンの膝関節痛
に対する効果および安全性の検討 オープ
への効果
ン試験による予備的検討
【運動療法の新展開】 グルコサミンの効
果は? 変形性膝関節症を持つ人へのグル 膝OAとグルコサミ
コサミンなどサプリメントの効果について ンに関する総説
教えてください
誌上ディベート 膝疾患に対する有効的な 膝疾患に関する解
治療法とは? サプリメントによる治療
説
変形性関節症におけるグルコサミンの効果
OAにおけるグルコ
サミンの効果
骨関節炎及びリウマチ性関節炎患者の滑液
特性に及ぼすグルコサミン-コンドロイチ
ン-クエルセチングルコシド経口投与の影
響(Effects of an Oral Administration
of Glucosamine-Chondroitin-Quercetin
Glucoside on the Synovial Fluid
Properties in Patients with
Osteoarthritis and Rheumatoid
Arthritis)(英語)
骨関節炎及びRA患
者に対するグルコ
サミン複合材の検
討
変形性膝関節症の保存治療 エビデンス構
膝OAについての会
築をめざして 変形性膝関節症に対するグ
議録
ルコサミンの効果について 中間報告
N-アセチルグルコ
【皮膚老化と機能性食品】 機能性食品に
サミンの皮膚への
よる皮膚バリア機能の改善
機能
膝OAに対する運動
変形性膝関節症運動療法に対するグルコサ
療法との併用効果
ミン、リセドロネート投与の中期成績
についての会議録
No.
著者名
103
Kawasaki
T(2008)
104
坪内 利江子
(2008)
105 川口 浩(2008)
106
柴田 歌菜子
(2008)
107
川崎 隆之
(2008)
108 山口 壮(2008)
109
渡辺 潤一
(2008)
110
山本 智章
(2007)
掲載雑誌
タイトル
除外理由
家庭での運動療法を併用した変形性膝関節
症治療へのグルコサミンまたはリセドロン
Journal of Bone
酸の付加的効果 18ヵ月間の前向きランダ
and Mineral
ム化試験(Additive effects of
Metabolism(0914膝OAに対する運動
glucosamine or risedronate for the
8779)26巻3号
療法との併用効果
treatment of osteoarthritis of the
Page279knee combined with home exercise: a
287(2008.04)
prospective randomized 18-month
trial)(英語)
日本皮膚科学会雑
誌(0021-499X)118 N-アセチルグルコサミン摂取による保湿効 N-アセチルグルコ
巻4号
果の臨床的検討
サミンの保湿効果
Page677(2008.03)
クリニシアン
【他科医に聞きたいちょっとしたこと】
(0387-1541)55巻8
膝OAに対するヒア
変形性膝関節症などに市販の飲むヒアルロ
号 Page771ルロン酸の効果
ン酸は効果があるのでしょうか
773(2008.08)
Aesthetic
Dermatology(1341
N-アセチルグルコ
N-アセチルグルコサミンの乾燥肌に対する
-5530)18巻2号
サミンの乾燥肌へ
臨床効果の検討
Page91の効果
99(2008.06)
別冊整形外科
【変形性関節症 最近の知識】 変形性関
(0287-1645)53号 節症の臨床 変形性関節症の薬物療法 グ
OAの薬物療法
Page134ルコサミン、リセドロネートの変形性膝関
141(2008.04)
節症の運動療法に対する相加的効果
膝関節痛自覚者に対するグルコサミン、サ
新薬と臨牀(0559メ軟骨抽出物、デビルズクロー抽出物、コ
8672)57巻2号
患者を対象とした
ラーゲンペプチド配合食品(リビタグルコ
Page243複合剤での評価
サミンタブレットMT)の臨床的効果 グル
258(2008.02)
コサミン単味食品との比較
FOOD Style
21(1343-9502)12 【肌の健康と美肌】 毛穴、シミ、シワの
総説
巻2号 Page36トリプルアンチエイジング
39(2008.02)
FOOD Style
機能性研究レポート 中高年の変形性膝関
21(1343-9502)11
節症に対するグルコサミンとクレアチンサ 膝OA
巻11号 Page86プリメントの併用効果
89(2007.11)
No.
著者名
掲載雑誌
タイトル
除外理由
角野 隆信
111
(2007)
Orthopaedics(091
【膝関節疾患保存療法マニュアル】 変形
4-8124)20巻5号
性膝関節症に対する保存療法 グルコサミ 膝OA
Page120ン療法
127(2007.05)
菅原 忍
112
(2006)
整形・災害外科
膝OAに対するグル
(0387-4095)49巻4 変形性膝関節症に対するグルコサミン塩酸
コサミン塩酸塩の
号 Page383塩の有効性
有効性
387(2006.04)
波多野 健二
113
(2006)
薬理と治療(0386N-アセチルグルコサミン配合調製豆乳の変 N-アセチルグルコ
3603)34巻1号
形性膝関節症に対する長期摂取時の有効性 サミンの膝OAへの
Page149および安全性の検討
検討
165(2006.01)
梶本 修身
114
(2005)
新薬と臨牀(0559膝OAに対するグル
8672)54巻2号
変形性膝関節症に対するグルコサミン配合 コサミン配合食品
Page167食品の有用性
の有用性
179(2005.02)
犬塚 守人
115
(2004)
薬理と臨床(0917関節痛を有する成人患者を対象としたMSM
3994)14巻5号
関節痛患者へのMSM
錠反復経口摂取による安全性並びに有効性
Page619の検討
の検討
625(2004.09)
速水 泰彦
116
(2003)
117
梶本 修身
(2003)
臨牀と研究(00214965)80巻7号
Page14031411(2003.07)
新薬と臨牀(05598672)52巻3号
Page301312(2003.03)
変形性膝関節症患者に対するグルコサミン
膝OA患者。複合剤
塩酸塩,サメ軟骨抽出物及び西洋イラクサ
での評価
根エキス配合食品の有用性
N-アセチルグルコ
天然型N-アセチルグルコサミン含有ミルク
サミンの膝OAへの
の変形性膝関節症に対する治療効果
評価
118 川田 力(2002)
ファルマシア
(0014-8601)38巻
12号 Page11531157(2002.12)
敗血症治療薬(リ
敗血症治療薬 リポポリサッカライド
ポポリサッカライ
(LPS)アンタゴニストを試行したリピドA類 ド(LPS)アンタゴニ
縁体
ストを試行したリ
ピドA類縁体)
戸田 佳孝
119
(2000)
整形・災害外科
(0387-4095)43巻
13号 Page15391544(2000.12)
変形性膝関節症に対する塩酸グルコサミン
膝OAへの複合剤で
と硫酸コンドロイチン混合投与の効果(第2
の評価
報)
菅沼 常徳
120
(2000)
小動物臨床(02869616)19巻6号
犬の栄養補助食品(ケンプロン)の非細菌性 イヌに対する臨床
Page29関節疾患に対する臨床試験成績
試験成績
33(2000.11)
戸田 佳孝
121
(2000)
整形・災害外科
変形性膝関節症に対する栄養補助食品の効
(0387-4095)43巻8
膝OAへの複合剤で
果 塩酸グルコサミンと硫酸コンドロイチ
号 Page931の評価
ン
937(2000.07)
梶本 修身
122
(2000)
新薬と臨牀(0559N-アセチルグルコサミン配合食品における N-アセチルグルコ
8672)49巻5号
美肌効果の臨床的検討 3次元的画像解析 サミン配合食品の
Page539による客観的評価
美肌効果
548(2000.05)
梶本 修身
123
(1999)
新薬と臨牀(05598672)49巻5号
Page539548(2000.05)
oligoglucosamine経口投与におけるNK細胞
オリゴグルコサミ
活性からみたヒトに対する免疫賦活性の検
ンの免疫賦活効果
討 健常被験者を対象としたplaceboとの
の検討
クロスオーバー二重盲検試験結果
No.
著者名
掲載雑誌
タイトル
除外理由
日本臨床栄養学会
雑誌(0286膝OAに対するグル
梶本 修身
変形性膝関節症に対するグルコサミン塩酸
124
8202)20巻1号
コサミン塩酸塩の
(1998)
塩の治療効果
Page41効果
47(1998.05)
他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意
すること。
別紙様式(Ⅴ)-10
参考文献リスト
商品名:はじめのグルコサミン
No.
1
著者名、タイトル、掲載雑誌等
Braham R, Dawson B and Goodman C: The effect of glucosamine supplementation on
people experiencing regular knee pain, Br J Sports Med, 37(1), 45-49, 2003.
他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注
意すること。
別紙様式(Ⅴ)-11a(1) (連続変数を指標とした場合)
各論文の質評価シート(臨床試験)
商品名:はじめのグルコサミン
本品にはグルコサミンが含まれます。グルコサミンは、運
表示しようとする機能性 動や歩行などにおける軟骨成分の過剰な分解を抑える
ことで、関節軟骨を維持することが報告されています。
*各項目の評価は”高(-2)”、”中/疑い(-1)“、”低(0)”の3段階
対象 健常者(日本競輪学校に所属する競輪選手41名)
まとめは”高(-2)”、”中(-1)“、”低(0)”の3段階でエビデンス総体に反映させる。
グルコサミン1,500mg/日または3,000mg/日摂取、3ヶ
介入
月
対照 プラセボ
軟骨代謝マーカー(軟骨Ⅱ型コラーゲン分解マーカー
(CTX-Ⅱ)、Ⅱ型コラーゲン合成マーカー(CPⅡ)
アウトカム
各アウトカムごとに別紙にまとめる
バイアスリスク*
個別研究
研究
コード
研究
デザイン
①選択バイアス
ランダム
化
割り付
けの
隠蔵
②盲検 ③盲検
性
性
バイアス バイアス
参加者
アウトカ
ム
評価者
④症例減少
バイアス
ITT、
FAS、
PPS
非直接性*
⑤選択
⑥その
的
アウトカ 他の
まとめ
不完全
アウ
バイアス
ム
まと
アウトカ
対象 介入 対照 トカ
報告
め
ム
ム
データ
各群の前後の値
効果指 対照群 対照群 対照群
標
(前値) (後値) 平均差
軟骨分
解マー 100(%
)
カー
CTX-Ⅱ
Momomur 無作為化コ
a
ントロール試
R(2013) 験
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
軟骨合
成マー
カーCP
Ⅱ
100(%
)
83(%)
78(%)
17%
22%
CTX-Ⅱ
100(%
96(%) -4%
/CPⅡ
)
比率
p値
介入群 介入群 介入群
(前値) (後値) 平均差
p値
介入群
vs
対照群
平均差
p値
コメント
グルコサミン
1,500mg/日および
3,000mg/日の3ヶ月
間の摂取はプラセボ
に比べて有意差はな
いものの軟骨代謝
マーカー改善傾向
(分解マーカーの減
少率はプラセボ群と
被験食群で変わらな
かったが合成マー
カーの減少は被験食
群で抑制傾向で、分
解マーカー/合成
マーカの比率ではグ
ルコサミン1,500mg/
日および3,000mg/
日の被験食群で抑
制が大きかった)を示
した
N.S.
1,500m
g群:
100(%)
3,000m
g群:
100(%)
1,500m
g群:
82(%)
3,000m
g群:
77(%)
1,500m
g群:
18(%)
3,000m
g群:
23(%)
1,500m
g群:
N.S.
3,000m
g群:
N.S.
1,500m
g群:1%
3,000m
g群6%
1,500m
g群:
N.S.
3,000m
g群:
N.S.
N.S.
1,500m
g群:
100(%)
3,000m
g群:
100(%)
1,500m
g群:
87(%)
3,000m
g群:
93(%)
1,500m
g群:
13(%)
3,000m
g群:
7(%)
1,500m
g群:
N.S.
3,000m
g群:
N.S.
1,500m
g群:9%
3,000m
g群15%
1,500m
g群:
N.S.
3,000m
g群:
N.S.
N.S.
1,500m
g群:
100(%)
3,000m
g群:
100(%)
1,500m
g群:
86(%)
3,000m
g群:77
(%)
1,500m
g群:
14(%)
3,000m
g群:
23(%)
1,500m
g群:
N.S.
3,000m
g群:
N.S.
1,500m
g群10%
3,000m
g群19%
1,500m
g群:
N.S.
3,000m
g群:
N.S.
コメント(該当するセルに記入)
Momomur
a
R(2013)
福井次矢,山口直人監修,Minds診療ガイドライン作成の手引き2014,医学書院,2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。
別紙様式(Ⅴ)-11a(2) (連続変数を指標とした場合)
各論文の質評価シート(臨床試験)
商品名:はじめのグルコサミン
本品にはグルコサミンが含まれます。グルコサミンは、運
表示しようとする機能性 動や歩行などにおける軟骨成分の過剰な分解を抑える
ことで、関節軟骨を維持することが報告されています。
*各項目の評価は”高(-2)”、”中/疑い(-1)“、”低(0)”の3段階
対象 健常者(順天堂大サッカー部に所属する選手19名)
グルコサミン1,500mg/日または3,000mg/日摂取、3ヶ
介入
月
プラセボの設定は無いが、介入前後および休止後3ヶ月
対照
との比較
まとめは”高(-2)”、”中(-1)“、”低(0)”の3段階でエビデンス総体に反映させる。
軟骨代謝マーカー(軟骨Ⅱ型コラーゲン分解マーカー
(CTX-Ⅱ、C2C))、Ⅱ型コラーゲン合成マーカー(CP
Ⅱ)
アウトカム
各アウトカムごとに別紙にまとめる
バイアスリスク*
個別研究
研究
コード
研究
デザイン
プラセボ非
Yoshimur 対照無作為
aM(2009) 化コントロー
ル試験
②盲検 ③盲検
①選択バイアス
性
性
バイアス バイアス
ランダム
化
0
割り付け
アウトカ
の
参加者
ム
隠蔵
評価者
0
0
0
④症例減少
バイアス
ITT、
FAS、
PPS
-1
非直接性*
⑤選択
的
⑥その
まとめ
不完全 アウトカ 他の
アウ
ム
バイアス
アウトカ
まと
対象 介入 対照 トカ
報告
ム
め
ム
データ
0
0
-1
0
0
0
0
0
0
各群の前後の値
対照 対照 対照
群
群
群
p値
(前 (後 平均
値) 値)
差
介入群
(前値)
介入群
(後値)
介入群
平均差
p値
軟骨分
解マー
カー
CTX-Ⅱ
対照の設定は無し
1,500mg
群:1.0
3,000mg
群:1.0
1,500mg
群:約0.68
3,000mg
群:約0.68
1,500mg
群:約0.32
3,000mg
群:約0.32
1,500m
g群:
p <0.01
3,000m
g群:
p <0.01
軟骨分
解マー
カーC2C
対照の設定は無し
1,500mg
群:1.0
3,000mg
群:1.0
1,500mg
群:約1.16
3,000mg
群:約0.83
1,500mg
群:約0.16
3,000mg
群:約0.17
1,500m
g群:N.S.
3,000m
g群:N.S
軟骨合
成マー
カーCP
Ⅱ
対照の設定は無し
1,500mg
群:1.0
3,000mg
群:1.0
1,500mg
群:約1.21
3,000mg
群:約1.0
1,500mg
群:約0.21
3,000mg
群:約0
1,500m
g群:N.S.
3,000m
g群:N.S
効果指
標
コメント(該当するセルに記入)
Yoshimur
a
M(2009)
各群に
1名ずつ
脱落例
有
プラセボ
の設定
がない
福井次矢,山口直人監修,Minds診療ガイドライン作成の手引き2014,医学書院,2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。
休止後3ヶ p値 (vs
月の値 介入前)
コメント
1,500m グルコサミン
1,500mg
g群:N.S. 1,500mg/日お
群:約0.95
3,000m よび3,000mg/
3,000mg
g群:
日の3ヶ月間の
群:約0.82
p <0.05 摂取は摂取前
に比べて有意に
軟骨分解マー
1,500mg 1,500m カーを改善し
群:約0.99 g群:N.S. た。休止後3ヶ
3,000mg 3,000m 月では
群:約0.86 g群:N.S 1,500mg/日群
は介入前の値
に戻ったが、
1,500mg 1,500m 3,000mg/日群
群:約1.16 g群:N.S. では(p<0.05)
3,000mg 3,000m で戻りが緩やか
群:約1.13 g群:N.S であった。
別紙様式(Ⅴ)-13a 【様式例】(連続変数を指標とした場合)
エビデンス総体の質評価シート
商品名:はじめのグルコサミン
本品にはグルコサミンが含まれます。グルコサミンは、運動や歩行などにおける軟
表示しようとする機能性 骨成分の過剰な分解を抑えることで、関節軟骨を維持することが報告されていま
す。
対象 健常者
介入 グルコサミン1,500mg/日または3,000mg/日摂取、3ヶ月
対照 プラセボまたは介入前後および休止後3ヶ月との比較
エビデンスの強さはRCT は“強(A)”からスタート,観察研究は弱(C)からスタート
*各項目は“高(−2)”,“中/ 疑い(−1)”,“低(0)”の3 段階
**エビデンスの強さは“強(A)”,“中(B)”,“弱(C)”,“非常に弱(D)”の4 段階
各群の前後の値
エビデンス総体
アウトカム
研究デザ
イン/研究
数
バイアス
非直接性*
リスク*
*
不精確
介入群
vs
対照群
平均差
1,500mg
1,500mg
1,500mg
1,500mg
軟骨分解
群:100(%) 群:82(%) 群:18(%) 群:1%
マーカー
100(%)
83(%)
-17%
3,000mg
3,000mg
3,000mg
3,000mg
CTX-Ⅱ
群:100%) 群:77(%) 群:23(%) 群:6%
1,500mg
1,500mg
1,500mg
1,500mg
軟骨合成
群:100(%) 群:77(%) 群:13(%) 群:9%
マーカー
100(%)
78(%)
-22%
3,000mg
3,000mg
3,000mg
3,000mg
CPⅡ
群:100%) 群:93(%) 群:7(%) 群:15%
1,500mg
1,500mg
1,500mg
1,500mg
CTX-Ⅱ
群:100(%) 群:86(%) 群:14(%) 群:10%
/CPⅡ比
100(%)
96(%)
-4%
3,000mg
3,000mg
3,000mg
3,000mg
率
群:100%) 群:77(%) 群:23(%) 群:19%
1,500mg
1,500mg
1,500mg
軟骨分解
対照群の設定は無し、介入前後お 群:1.0
群:約0.68 群:約0.32
マーカー
よび休止後3ヶ月との比較
3,000mg
3,000mg
3,000mg
CTX-Ⅱ
群:1.0
群:約0.68 群:約0.32
1,500mg
1,500mg
1,500mg
軟骨分解
対照群の設定は無し、介入前後お 群:1.0
群:約1.16 群:約0.16
マーカーC
よび休止後3ヶ月との比較
3,000mg
3,000mg
3,000mg
2C
群:1.0
群:約0.83 群:約0.17
1,500mg
1,500mg
1,500mg
軟骨合成
対照群の設定は無し、介入前後お 群:1.0
群:約1.21 群:約0.21
マーカー
よび休止後3ヶ月との比較
3,000mg
3,000mg
3,000mg
CPⅡ
群:約1.0 群:約0
群:1.0
その他
上昇要因
効果指標
非一貫性 (出版バイ
(観察研究*)
アスなど*)
*
無作為化
コントロー
ル試験/1
(Momomur
a R(2013))
0
0
0
0
0
NA
プラセボ非
対照無作
為化コント
ロール試
験/1
(Yoshimur
a M(2009))
0
0
0
0
0
NA
軟骨代謝マー
カー
対照群
(前値)
対照群
(後値)
対照群
平均差
介入群
(前値)
介入群
(後値)
介入群
平均差
コメント(該当するセルに記入)
有意差はな
いが改善傾
向を認めた
Momomura
R(2013)
プラセボの設
YoshimuraM(2 定は無く、介
入前後およ
009)
び休止後3ヶ
月との比較
福井次矢, 山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変
サッカー選手と運動をしない学生との
比較では、軟骨分解マーカー(CTX-
Ⅱ)は、サッカー選手が高かった
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。
介入の前後
でCTX-Ⅱ
で有意差有
り
コメント
グルコサミン1,500mg/日
および3,000mg/日の3ヶ
月間の摂取は軟骨代謝
マーカー改善に有効で
あった。Momomura
R(2013)の論文は軟骨
マーカーの改善傾向が見
られたものの有意差が認
められなかった、また
Yoshimura M(2009)の論
文ではグルコサミン摂取
前後の軟骨分解マーカー
(CTX-Ⅱ)の値で有意差
が認められた。なお、
Yoshimura M(2009)の
サッカー選手の介入前の
CTX-Ⅱ値はMomomura
R(2013)の競輪選手のそ
れよりも高かった。これら
のことからサッカー選手
の関節への負荷は競輪
選手の関節への負荷より
強いと考えられた。
別紙様式(Ⅴ)-14
サマリーシート(定性的研究レビュー)
商品名:はじめのグルコサミン
リサーチクエスチョン
健常者を対象とした臨床試験において、グルコサミン食品摂取により関節軟骨を保護
できるか
P
健常者(変形性関節症などの疾病患者を除外)
I
グルコサミンの経口摂取
C
プラセボの経口摂取または介入前後および休止後3ヵ月の比較
O
関節軟骨の維持(軟骨代謝マーカーの改善)
臨床的文脈
健常者を対象とした関節軟骨代謝マーカーの評価による関節軟骨維持機能の検証
O1
軟骨代謝マーカーの改善
バイアスリスクの
まとめ
エビデンス総体に大きく影響するバイアスリスクはなかった
非直接性の
まとめ
エビデンス総体に大きな乖離はなかった
非一貫性その他の
まとめ
エビデンス総体に大きな乖離はなかった
コメント
軟骨分解マーカーであるCTX-Ⅱ(Ⅱ型コラーゲンC末端テロペプチド)およびC2C
(Ⅱ型コラーゲンコラゲナーゼ分解ネオエピトープ)と、軟骨合成マーカーであるCPⅡ
(Ⅱ型コラーゲンC末端プロペプチド)を指標とした軟骨評価のアウトカムにおいて、グル
コサミン1,500mg/日および3,000mg/日の3ヶ月間摂取により、プラセボ摂取または
摂取前後の比較において有意な改善または改善傾向が認められた。
Momomura R(2013)の競輪選手を対象としたRCTにおいては、有意差はつかなかっ
たもののプラセボに比較してグルコサミン1,500mg/日および3,000mg/日の3ヶ月間
の摂取は、軟骨代謝マーカーにおいて改善傾向であった。
また、Yoshimura M(2009)のサッカー選手を対象とした論文は、プラセボを対象とし
ていない準RCT論文であったが、グルコサミン摂取試験において、摂取前後の比較で
グルコサミン摂取1,500mg/日および3,000mg/日の3ヶ月間の摂取は、軟骨分解
マーカーであるCTX-Ⅱを有意に減少させた(p <0.01)。いずれの論文でも、各種運動
において、グルコサミン摂取により軟骨の分解を抑制し、合成を維持することで、軟骨
保護作用を示すと肯定的に結論付けさられた。
この2報をもってエビデンスレベルを評価した。
また、サッカー選手の軟骨分解マーカー(CTX-Ⅱ)の値は競輪選手のそれよりも高
かったことから、サッカー選手の関節軟骨への負荷は競輪選手より強いと考えられた。
福井次矢,山口直人監修,Minds診療ガイドライン作成の手引き2014,医学書院,2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる
可能性があるので注意すること。
別紙様式(Ⅴ)-16
研究レビューの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価
商品名:はじめのグルコサミン
1.表示しようとする機能性
本品にはグルコサミンが含まれます。グルコサミンは、運動や歩行などにおける軟骨成分の過剰な分解を抑えること
で、関節軟骨を維持することが報告されています。
2.研究レビュー結果と表示しようとする機能性との関連性
機能性関与成分グルコサミンを含む食品の継続摂取による関節軟骨の維持機能に関する研究レビューに採用した
論文は臨床試験2報で、うち1報はプラセボを対象としていない準RCTであった。Momomura R(2013)1)の論文では、対
象者は日本競輪学校に所属する競輪選手41名であった。対象者を3群に分け、グルコサミン1,500mg/日を含むカプ
セル(A群:14名)、グルコサミン3,000mg/日を含むカプセル(B群:14名)またはグルコサミンを含まないプラセボカプセ
ル(C群:13名)を3ヶ月間摂取させた。その結果、軟骨分解マーカーであるCTX-Ⅱについては、A群、B群およびC群で
摂取前後の変動の割合に差異がなかった。一方、合成マーカーであるCPⅡおよび分解マーカーと合成マーカーの比
率において、有意差はつかなかったものの、A群およびB群でC群に比べて改善傾向を示した。なおA群とB群との群間
比較では、B群の方がA群に比べ高い改善傾向が示された。
またYoshimura M(2009)2)の論文では、対象者は順天堂大学サッカー部に所属するサッカー選手19名であった。対
象者を2群に分けグルコサミン1,500mg/日を含むカプセル(D群:9名)、グルコサミン3,000mg/日を含むカプセル(E
群:10名)を3ヶ月間摂取させた。D群およびE群において、摂取前に比べ摂取3ヶ月で軟骨分解マーカーであるCTXⅡの値が有意に減少した(p <0.01)。さらに摂取停止後3ヶ月でCTX-Ⅱの値は摂取前に戻った。またこの論文では、
サッカー選手と運動を行わない一般大学生の軟骨代謝マーカーの値を比較しており、サッカー選手では一般大学生に
比べ軟骨分解マーカーであるCTX-Ⅱの値が有意に高い(p <0.01)こと、軟骨分解マーカーと合成マーカーの比率にお
いてもサッカー選手が一般大学生に比べ有意に高く(p <0.05)、軟骨代謝が亢進していることが示された。
なお、上記論文における試験対象者の中には19歳の未成年が含まれているが、医学的にも骨端線の活動は17歳く
らいで止まることから、18歳以上は肉体的・骨格的にも成人とみなすことができ、かつ健常成人に対するエビデンスの質
は同等であると考えられる。さらに参考文献1)で示した通り成人健常者(20~70歳:平均46歳)46名(男性33名、女
性13名)を2群に分けて2,000㎎/日のグルコサミンを飲用した結果、対照群が有意に改善を示したことから、性差や年
齢差による外挿性については大きく問う必要はないと考えられる。
参考までに、厚生労働省による日本人の食事摂取基準(2015 年版)ではサプリメントを含めた栄養摂取に関する指
標について、体格等を判断基準に「18歳以上」を成人としている。FAO/WHO/UNUとアメリカ・カナダの食事摂取基準が
採用している成長因子指数を日本人用に改編して使用しているが、18歳以上の成長因子は「0」となっており、18歳以
上の健常成人ほぼすべてに経口摂取における外挿性があると考えられている。(「日本人の食事摂取基準(2015年
版)策定検討会」報告書 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-KenkoukyokuSoumuka/0000083869.pdf)
関節軟骨において、軟骨の約2%が軟骨細胞で、残りの大半が軟骨基質である。軟骨基質にはプロテオグリカンと呼
ばれるタンパク質とグリコサミノグリカンからなる会合体が4~7%、Ⅱ型コラーゲンが15~22%、その他、多量の水分が
含まれる。Ⅱ型コラーゲンは軟骨基質の主要な構成成分であり、その構造的な異常は軟骨組織の脆弱性を引き起こし
得ると考えられる。そのため関節軟骨の主成分であるⅡ型コラーゲンの分解を抑制し軟骨代謝を維持することは、関節
軟骨を維持するうえで重要と考えられる3)4)。健常な関節も過激な運動や加齢により機能が低下する。関節軟骨の変
化で代表的な基質変化はコラーゲンネットワークの破壊である。その主たる状態は関節軟骨の変性、摩耗、破壊であ
る。さらに骨の増殖性変化により軟骨下骨の硬化がおこる。若いときは回復が早いが加齢とともに関節軟骨の代謝低下
が進むことが知られている。関節の健康度を評価するには臨床所見、X線所見があるが、そのほかに軟骨の代謝マー
カーを測定する方法がある5)6)。なお、健常者等においてはX線で関節軟骨の健康状態を評価することは困難とされて
いる。
また整形外科的処置において、膝関節へのヒアルロン酸注射によるWalking Painの緩和に伴い、CTX-Ⅱも有意に減
少するという臨床報告がある 7) 。この報告からは、膝関節内のヒアルロン酸の増加が、直接Walking Pain緩和および
CTX-Ⅱ低下に影響していることが読み取れる。さらに他の報告では長期間(21カ月以上)における関節軟骨の減少を
MRIによって測定した結果と、尿中CTX-Ⅱの増加に相関があることも臨床調査によって明らかになっている8)。
これらの報告7,8)は、関節軟骨部の物理的な増加と減少を、CTX-Ⅱの増減値が強く反映していると捉えられる。
本採用文献1,2)では関節軟骨の健康度を測定する指標として軟骨代謝マーカーを用いた。軟骨分解についてはⅡ型
コラーゲンが分解される際に、C末端から遊離されるテロペプチド(CTX-Ⅱ)やⅡ型コラーゲンのラセン部分が分解され
た際に遊離されるペプチド(C2C)を測定する方法であり、一方、軟骨合成については、合成されたⅡ型プロコラーゲンが
成熟する際に分解酵素によって遊離されるC末端のプロペプチド(CPⅡ)をマーカーとして測定する方法である。本採用
文献で検討したサッカー選手や競輪選手において、機能性関与成分グルコサミンを摂取すると分解が抑制されるととも
に合成が維持されることにより、軟骨代謝が改善することが明らかとなった。
上記のとおり、本研究レビューの結果、機能性関与成分グルコサミン1,500mg/日または3,000mg/日を3ヶ月間摂取
することにより軟骨代謝が改善し、関節軟骨の主成分であるⅡ型コラーゲンの分解消耗を抑制し合成を維持する作用
により、関節軟骨の維持に役立つことが示されたこと、試験に用いられたグルコサミンは本届出商品と規格が同じ甲陽
ケミカル株式会社製であり剤型も同等であることから、本研究レビューの結果と「グルコサミンは、運動や歩行などにおけ
る軟骨成分の過剰な分解を抑えることで、関節軟骨を維持する」という本届出商品に表示しようとする機能性には関連
性があると結論付けられた。
(引用文献)
1)Momomura R, Naito K, Igarashi M, Watari T, Terakado A, Oike S, Sakamoto K, Nagaoka I, Kaneko K: Evaluation
of the effect of glucosamine administration on biomarkers for cartilage and bone metabolism in bicycle racers.
Molecular Medicine Reports 7:742-746, 2013.
2)Yoshimura M, Sakamoto K, Tsuruta A, Yamamoto T, Ishida K, Yamaguchi H, Nagaoka I: Evaluation of the effect
of glucosamine administration on biomarkers of cartilage and bone metabolism in soccer players. International
Journal of Molecular Medicine 24:487-494, 2009.
3)岩田久、新名正由:関節マーカー -病態診断の分子生物学的アプローチ-、メディカルレビュー社、18-32、1997.
4)長岡功:関節マーカーと病態評価、グルコサミン研究5、69-78、2009.
5)Garnero P, Piperno M, Gineyts E, Christgau S, Delmas PD and Vignon E: Cross sectional evaluation of
biochemical markers of bone,cartilage,and synovial tissue metabolism in patients with knee osteoarthritis:relations
with disease activity and joint damage, Ann Rheum Dis, 60, 619-626, 2001.
6)山田治基、金治有彦、加藤慎一、伊達秀樹、市瀬彦聡、杉本春夫: 関節軟骨破壊と修復の関節マーカーによる
評価、関節外科, 25, 145-150, 2006.
7) Conrozier T, Balblanc JC, Richette P, Mulleman D, Maillet B, Henrotin Y, Rannou F, Piroth C, Hilliquin P, Mathieu
P, Walliser-Lohse A, Rousselot I, Plattner V, Maillefert JF, Vignon E, Chevalier X and on behalf of the
Osteoarthritis Group of the French Society of Rheumatology: Early Effect of Hyaluronic Acid Intra-Articular
Injections on Serum and Urine Biomarkers in Patients with Knee Osteoarthritis: An Open-Label Observational
Prospective Study, Journal of Orthopaedic Research, 679-685, 2012.
8) Dam EB, Byrjalsen I, Karsdal MA, Qvist P, Christiansen C : Increased urinary excretion of C-telopeptides of
type II collagen (CTX-II) predicts cartilage loss over 21 months by MRI, Osteoarthritis Cartilage, 17(3), 384389, 2009.
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意
すること。
Fly UP