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救急について(PDF:54KB)

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救急について(PDF:54KB)
3 救急について
„
救急車を呼んだ経験の有無
問
あなたは、119番通報して、救急車を呼んだことがありますか。次の中から、どちらかに○をつけてく
ださい。
全体(N=1211)
ある
36.2%
ない
63.8%
救急車を呼んだ経験が「ある」人は 36.2%で、「ない」人は 63.8%である。経験が「ある」割合はおおむね3人
に 1 人となっている。
救急車を呼んだ経験が「ある」人は 36.2%。
„
救急車の到着時間
《前問で「1 ある」と答えた方にお聞きします》
問
札幌市の「救急車が出動してから、現場に到着するまでの平均時間」は、5分30秒(平成15年実績)
です。あなたは、救急車が到着するまでの時間をどう感じましたか。次の中から、あてはまるものに
1つ○をつけてください。
全体(N=438)
わからない
11.2%
ふつう
48.4%
長い
22.6%
短い
17.8%
救急車を呼んだことがある人が救急車が到着するまでの時間をどう感じたかについては、「長い」が
22.6%で、「短い」の 17.8%をやや上回っている。一方、「ふつう」が 48.4%と半数近くを占めている。
救急車到着までの時間は、「長い」が 22.6%、「短い」が 17.8%、「ふつう」が 48.4%。
„
市内の救急救命士の認知
問
札幌市消防局の救急隊員には、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けた救急救命士がい
ることを知っていますか。次の中から、あてはまるものに1つ○をつけてください。
全体(N=1211)
わからない
7.4%
知らない
29.8%
知っている
62.8%
札幌市消防局の救急隊員に救急救命士がいることについては、「知っている」が 62.8%で 6 割以上を占め
ており、「知らない」29.8%の倍以上となっている。
札幌市消防局の救急隊員に救急救命士がいることを「知っている」人が 62.8%。
„
救急救命士の処置
《前問で「1 知っている」と答えた方にお聞きします》
問
救急救命士が行える処置のうち、あなたが救急救命士が行うことのできる処置だと知っているものは、
何ですか。次の中から、あてはまるものにいくつでも○をつけてください。
全体(N=760)
0%
20%
40%
気管挿管(気管にチューブを挿入し、
直接、肺に酸素を送り込む処置)
46.6
器具を用いた気道確保(食道にチューブを入れ、
食道を閉鎖して肺に酸素を送り込む処置)
40.1
33.6
除細動(心臓の動きを回復させる電気ショック)
輸液(心臓が停止した場合、
血管のしぼみを防ぐための点滴)
23.2
28.6
わからない
無回答
60%
0.1
救急救命士が行うことができる処置だと知っているものは、「気管挿管」が 46.6%、「器具を用いた気道確
保」が 40.1%、「除細動」が 33.6%、「輸液」が 23.2%の順となっている。一方、「わからない」との回答も 28.6%
を占めている。
救急救命士が行うことができる処置の認知は、「気管挿管」が 46.6%、「器具を用
いた気道確保」が 40.1%。
„
救急救命士の実習への同意
問
救急救命士が「気管挿管」を行うためには、病院での実習が必要です。実習には、患者(全身麻酔に
より手術を行う患者が対象)の書面による同意が必要となります。あなたが患者の立場となった場合、
実習に同意しますか。次の中から、あてはまるものに1つ○をつけてください。
全体(N=1211)
同意する
36.7%
わからない
43.8%
同意しない
19.4%
もし、患者の立場であった場合に、救急救命士の気管挿管の実習に同意するかどうかについては、「同
意する」が 36.7%で、「同意しない」の 19.4%よりも高くなっている。この一方で、「わからない」が 43.8%と最も
高くなっている。
患者の立場で救急救命士の気管挿管の実習について、「同意する」36.7%、「同
意しない」19.4%、「わからない」43.8%。
„
救急車出動要請が増加する理由
問
平成15年中の救急出動件数は71,757件で、およそ7分ごとに1回出動し、市民26人に1人の割合
で救急車を要請したことになります。今後も救急需要の増加が見込まれますが、増加する理由は、何
だと思いますか。次の中から、あてはまるものに1つ○をつけてください。
全体(N=1211)
夜間や休日
に、どこの病院
に行けばよい
のか、わから
ないから
11.8%
その他 わからない
2.9%
1.2%
救急車の
利用は、
無料だから
4.9%
軽度なけが
や病気での
救急車利用
12.7%
けがや病気の
対処能力を
備えた方が
周囲にいない
8.8%
高齢化に
伴う、けが
や病気の
増加
57.8%
救急車の要請が増加する理由は、「高齢化に伴う、けがや病気の増加」が 57.8%で最も高くなっている。
以下は、「軽度なけがや病気での救急車利用」12.7%、「夜間や休日に、どこの病院に行けばよいのか、わ
からないから」11.8%、「けがや病気の対処能力を備えた方が周囲にいない」8.8%の3項目が 1 割前後となっ
ている。
救急車の要請が増加する理由は、「高齢化に伴う、けがや病気の増加」と考える
人が 57.8%。
„
救急隊の増隊
問
札幌市内には、救急隊が29隊配置されていますが、増え続ける救急出動に対応するために、今後も
救急隊を増やすべきであると思いますか。次の中から、あてはまるものに1つ○をつけてください。
全体(N=1211)
わからない
17.3%
その他
2.6%
比較的軽度の
救急出動を抑制
し、救急隊は
増やすべきでない
16.1%
高齢化社会に対応
するため、救急隊を
増やしていくべきだ
64.0%
救急隊を今後増やすべきかどうかについては、「高齢化社会に対応するため、救急隊を増やしていくべ
きだ」という意見が 64.0%で、全体のほぼ 3 分の 2 を占めている。これに対して、「比較的経度の救急出動を
抑制し、救急隊は増やすべきではない」は 16.1%にとどまり、増隊を求める割合が高い。
市の救急隊の増隊については、「高齢化社会に対応するため、救急隊を増やし
ていくべき」が 64.0%。
„
軽度の患者の救急車要請について
問
救急業務は、法令上、「災害や事故によるけが、又は生命に危険を及ぼしたり著しく悪化するような病
気で、緊急に病院へ運ぶ必要のある方」を対象としております。自分で病院へ行けるような症状でも、
救急車が要請されることについて、あなたは、どう思いますか。次の中から、あてはまるものに1つ○を
つけてください。
全体(N=1211)
軽度であっても
利用してもよい
1.3%
自分では軽度
なのか判断が
つかないので
仕方ない
26.3%
その他
2.1%
わからない
3.4%
より重症な方や
緊急を要する方
のために利用を
控えるべきだ
67.0%
軽度の患者が救急車を利用することについては、「より重症な方や緊急を要する方のために利用を控え
るべきだ」が 67.0%で、「自分では軽度なのか判断がつかないので仕方ない」26.3%の 2 倍以上となっている。
一方、「軽度であっても利用してもよい」と考える人は 1.3%である。
軽度の患者の救急車利用については、「より重症な方や緊急を要する方のため
に利用を控えるべきだ」が 67.0%。
„
「民間事業者による有料の患者搬送サービス」の認知
問
あなたは、通院や入院患者の一時帰宅などに利用できる「民間事業者による有料の患者搬送サービ
ス」を知っていますか。次の中から、どちらかに○をつけてください。
全体(N=1211)
知っている
31.5%
知らない
68.5%
民間事業者による有料の患者搬送サービスの認知については、「知っている」は 31.5%、「知らない」は
68.5%で、「知らない」がかなり高い。
民間事業者による有料の患者搬送サービスを「知っている」人は 31.5%。
„
「民間事業者による有料の患者搬送サービス」の利用意向
問
「民間事業者による有料の患者搬送サービス」は、サイレンを鳴らすなどの緊急走行をできませんが、
あなたは、通院や入院患者の一時帰宅などで、このサービスを利用しようと思いますか。 次の中から、
あてはまるものに1つ○をつけてください。
全体(N=1211)
利用したい
31.6%
わからない
38.1%
利用したくない
30.3%
民間事業者による有料の患者搬送サービスの利用については、「利用したい」が 31.6%、「利用したくな
い」が 30.3%とほぼ同じ割合である。一方、「わからない」も 38.1%と 4 割近くになっている。
民間事業者による有料の患者搬送サービスについては、「利用したい」「利用し
たくない」ともに3割。
„
「民間事業者による有料の患者搬送サービス」を利用したくない理由
《前 問 で「2 利用したくない」と答えた方にお聞きします》
問
「民間事業者による有料の患者搬送サービス」を利用したくない理由は、何ですか。次の中から、あて
はまるものにいくつでも○をつけてください。
全体(N=367)
0%
20%
40%
60%
65.7
自家用車で十分だから
33.0
有料だから
容態が急変した時の応急処置に
不安を感じるから
25.9
サイレンを鳴らした緊急走行が
できないから
11.2
4.4
その他
わからない
無回答
80%
1.6
0.3
民間事業者による有料の患者搬送サービスを利用したくない理由は、「自家用車で十分だから」が 65.7%
と最も高くなっている。以下は大きく離れて、「有料だから」33.0%、「容態が急変した時の応急処置に不安を
感じるから」25.9%、「サイレンを鳴らした緊急走行ができないから」11.2%となっている。
民間事業者による有料の患者搬送サービスを利用したくない理由は、「自家用
車で十分だから」が 65.7%。
„
救急車の有料化
問
内閣府が平成15年5月に実施した、「消防・救急に関する世論調査」では、救急車の有料化につい
て、国民の約4割が賛成しています。あなたは、救急車の有料化について、どう思いますか。 次の中
から、あてはまるものに1つ○をつけてください。
全体(N=1211)
利用者が全額
負担した方
がよい
2.4%
その他
2.6%
わからない
3.8%
現在と同様
に無料とした
方がよい
44.3%
利用者が一部
負担した方
がよい
47.0%
救急車の有料化については、「現在と同様に無料とした方がよい」が 44.3%であるのに対して、「利用者が
一部負担した方がよい」が 47.0%、「利用者が全額負担した方がよい」が 2.4%である。現行どおりの“無料”を
支持する人が4割、利用者の“負担”を求める人が計 49.4%とほぼ 5 割となった。また、“負担”を求める意見
の中では、全額ではなく一部負担とする意見が大勢を占めた。
救急車の有料化については、「現在と同様に無料」が 44.3%、「利用者が一部負
担」と「利用者が全額負担」を合わせると 49.4%。
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