Comments
Description
Transcript
特記仕様書 - 沖縄県企業局
北 谷 浄 水 場 2系沈澱池電気設備工事 特記仕様書 平成26年度 沖 縄 県 企 業 局 目 次 【 2系 沈 澱 池 電 気 設 備 工 事 】 第1章 総 則 第1節 一 般 事 項 ················································ 1 - 1 第2節 使 用 機 器 共 通 仕 様 ········································ 1 – 14 第3節 低 圧 配 電 盤 一 般 仕 様 ······································ 1 – 18 第4節 コ ン ト ロ ー ル セ ン タ 一 般 仕 様 ······························ 1 – 22 第5節 現 場 操 作 盤 一 般 仕 様 ······································ 1 – 24 第6節 工 事 共 通 仕 様 ············································ 1 – 25 第2章 沈澱池電気計装設備 第1節 概 第2節 工 事 範 囲 ················································ 2 – 1 第3節 設 備 機 器 ················································ 2 – 1 第4節 機 器 仕 様 ················································ 2 – 3 第5節 工 事 詳 細 ················································ 2 – 13 第3章 要 ················································ 2 - 1 試験および検査 第1節 一 般 事 項 ················································ 3 – 1 第2節 機 器 の 試 験 ·············································· 3 – 2 第3節 現 地 試 験 ················································ 3 – 2 第4章 撤 去 工 事 ···················································· 4 – 1 第5章 追 記 事 項 ···················································· 5 – 1 1 第 1章 第1節 1. 総 則 一般事項 総括事項 ( 1) 本仕様書は、沖縄県企業局が発注する北谷浄水場2系沈澱池電気設備工事に適 用するものである。 ( 2) 本工事は、すべて沖縄県企業局工事請負契約約款並びにこの特記仕様書、水道 工事標準仕様書、設計書及び設計図によって施工し、その順序方法等については 特に明記がない限り、監督員の指示に従わなければならない。 ( 3) この仕様書は、特記事項のみを示したものであるから、この仕様書に規定する 以外は水道工事標準仕様書、その他関係諸法律、法令、条例、規則等によるもの とする。 ( 4) 工事施工のため必要な関係官公署、その他の者に対する諸手続きは、請負者に お い て 迅 速 に 処 理 し な け れ ば な ら な い 。関 係 官 公 署 、そ の 他 の 者 に 対 し て 交 渉 を 必 要 と す る と き 、ま た は 、交 渉 を 受 け た と き は 、遅 滞 な く そ の 旨 を 本 局 に 申 し 出 て協 議 す る も の と す る 。ま た 、請 負 者 は 、関 係 官 公 署 そ の 他 の 者 が 行 う 必 要 な 検 査 に 立 会 う も の と す る 。請 負 者 は 、工 事 の 施 工 に 際 し て 労 働 関 係 法 規 を 遵 守 し な け れ ば な らない。また、これらに要する費用は、すべて請負者の負担とする。 ( 5) 本浄水場の場内監視制御方式については、安定的なシステムの構築、運転・維 持 管 理 に お け る 優 位 性 を 考 慮 し 計 画 さ れ た も の で あ り 、本 工 事 に お け る シ ス テ ム の 変 更 及 び 既 設 シ ス テ ム へ の 接 続 に 関 す る 変 更 は 認 め な い 。( ゲ ー ト ウ ェ イ を 介 し て の 接 続 は 認 め な い 。) 既設機器における機能増設においては、本仕様書に忠実に施工するものとする。 ( 6) 特 記 仕 様 書( 関 連 仕 様 書 を 含 む )、設 計 書 及 び 設 計 図 書 等 に 疑 義 が 生 じ た 場 合 は 、 速やかに監督職員の指示説明を受けなければならない。 ( 7) 仕様書、設計書および設計図書等に明記されていないもの、又は交互符合しな いものがある場合には、本局と請負者との協議にて定めるものとする。 た だ し 、こ れ ら の 場 合 に お い て 工 事 上 当 然 必 要 と 認 め ら れ る 軽 微 な も の に つ い て は、請負者の負担においてこれを施工しなければならない。 材 料 、機 械 あ る い は 工 法 等 が 第 3 者 の 所 有 す る 特 許 権 に 抵 触 す る 場 合 は 、そ の 使 用 に 関 し て 必 要 な 手 続 き を 請 負 者 の 責 任 と 負 担 に よ り 行 う こ と 。万 一 、こ れ を 侵 害 した場合は、請負者の責任でこれを解決しなければならない。 ( 8) 請負者は工事着手に先立ち、現地の状況、関連工事、その他について綿密な調 査を行い、充分実情を把握の上施工しなければならない。 1 - 1 ( 9) 請負者は本局が主催する工程、設計、施工および検査等の打合せ会議に出席し なければならない。 2. 工事場所 沖縄県北谷町字宮城地内 3. 工事期間 本 工 事 期 間 は 契 約 書 に よ る も の と し 、竣 工 期 間 を 厳 守 し 、一 切 の 工 事 を 完 了 し な け ればならない。 4. 保安および衛生 ( 1) 工事現場の管理は労働基準法、労働安全衛生法、その他関係法令に従って適切 な施策をし、火災、盗難、その他事故防止に注意しなければならない。 ( 2) 工事施工場所を明示する標識および現場の安全維持に必要なすべての設備を設 けなければならない。 ( 3) 台風、豪雨等風水害および震災に対する万全の措置を講じなければならない。 ( 4) 請負者は、工事施工の為交通を禁止あるいは規制する必要があるときは、関係 官公署と十分協議し、事故防止に万全を期さなければならない。 5. 現場事務所の設置 ( 1) 請 負 者 は 、工 事 現 場 内 又 は 、現 場 付 近 に 現 場 事 務 所 を 設 置 し な け れ ば な ら な い 。 ( 2) 事務所内には、本工事の概要、実施工程表、組織表、天気図、そのた必要事項 を一目で理解できるよう作成し、掲示すること。 6. 資材等の運搬について ( 1) 資材等の運搬が運送契約によって行われる場合は、正規の運転免許を受けた者 の車両に限って使用することとする。 7. ダンプトラック等による過積載等の防止について ( 1) 工事用資機材等の積載超過のないようにすること。 ( 2) 過積載を行っている資材納入業者から、資材を購入しないこと。 ( 3) 資材等の過積載を防止するため、資材の購入等に当たっては、資材納入業者等 の利益を不当に害することのないようにすること。 ( 4) さし枠の装着又は物品積載装置の不正改造をしたダンプカーが、工事現場に出 1 - 2 入りすることのないようにすること。 ( 5) 「土 砂 等 を 運 搬 す る 大 型 自 動 車 に よ る 交 通 事 故 の 防 止 等 に 関 す る 特 別 措 置 法 」 ( 以 下 「法 」と い う 。) の 目 的 に 鑑 み 、 法 第 12条 に 規 定 す る 団 体 等 の 設 立 状 況 を 踏 ま え、同団体等への加入者の使用を促進すること。 ( 6) 下請契約の相手方又は資材納入業者を選定するに当たっては、交通安全に関す る配慮に欠けるもの又は業務に関しダンプトラック等によって悪質かつ重大な事 故を発生させたものを排除すること。 ( 7) 8. ( 1) か ら ( 6) の こ と に つ き 、 下 請 契 約 に お け る 受 注 者 を 指 導 す る こ と 。 県産品の優先使用について ( 1) 本工事に使用する資材等が県内で産出又は製造され、その規格、品質、価格等 が適正である場合は、これを優先して使用するものとする。 ( 2) 9. 県 産 品 の 使 用 資 材 に つ い て 、県 産 建 設 資 材 使 用 状 況 報 告 書 を 毎 月 提 出 す る こ と 。 労務費について 本工事の労務費は、平成 7 年 4 月 1 日以降法定労働時間を考慮したものとしてい る。 10. 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 に つ い て ( 1) 当該工事現場に「建設業退職金共済制度適用事業主工事現場」標識の掲示を確 実に実施しなければならない。 ( 2) 未加入下請け事業者(二次以下の下請け業者も含む)に対する加入を指導する ものとする。 11. 作 業 排 水 等 の 場 外 流 出 に 関 す る 事 項 に つ い て ( 1) 試運転を含む工事期間中で発生する、清掃水や床排水につき場外(海域)に濁 水 の ま ま で 直 接 排 出 さ せ て は な ら な い 。排 出 基 準 項 目・基 準 値 に 則 し て 必 要 な 対 策 を講じるものとする。 ( 2) 浄水場現場全体が排水源である。その排水計画中で大量に汚濁負荷量のある場 合 は 、適 切 な 排 水 設 備 の 設 置 並 び に 管 理 を 行 う も の と す る 。こ の 場 合 は 排 出 経 路 や 濁水管理等に必要な計画書を提出、当局承認の上で着手とする。 ( 3) 不測の事態により、異常な水質の場外排出が発生の場合、請負者は迅速に対策 を行い監督員に、報告しなければならない。 1 - 3 12. 対 外 補 償 お よ び 保 護 工 事 中 は 人 畜 、構 造 物 、田 畑 、工 作 物 等 に 損 傷 を 与 え ぬ よ う 注 意 し な け れ ば な ら な い 。万 一 、損 傷 を 与 え た 場 合 は 、請 負 者 の 費 用 を も っ て 補 償 又 は 原 形 に 復 す る も の と す る 。こ れ ら の 処 理 に 対 し 、後 日 、苦 情 申 し 立 て の 原 因 を 残 さ ぬ よ う 十 分 注 意 す る と 共に、同意書、領収書等その証となる書類の写しを本局に提出しなければならない。 13. 他 工 事 と の 協 調 ( 1) こ の 本 工 事 の 他 、諸 種 の 工 事 が 同 一 場 所 内 で 行 わ れ て お り 、そ の 施 工 時 期 は 各 々 単独、あるいは同時に施工されるものであるが、各々密接な関連を持っている。 従って、請負者は自己担当工事の他これに関連する工事には一層の注意を払い、 共に協調の精神をもって工事の円滑な進捗をはかるよう努力すること。 ( 2) 特に、同一構内および同一構造物内外で行われる種類の異なる工事は、施工順 序 、施 工 時 期 、関 連 箇 所 の 施 工 方 法 等 に つ い て は 十 分 打 合 せ の 上 、支 障 の な い よ う 工事の進行をはかること 14. 提 出 書 類 ( 1) 請 負 者 は 、契 約 締 結 後 、15 日 以 内 に 工 事 工 程 表 を 本 局 に 提 出 し な け れ ば な ら な い。 ( 2) 工事着手にあたって、材料置場、倉庫等の仮設備の計画図を作成し、監督員に 提出して承認を受けなければならない。 ( 3) 請負者は、契約成立後、速やかに次の事項を含む施工計画書を本局に提出し、 承認を受けなければならない。 A. 工 程 計 画 B. 設 備 計 画 C. 配 置 計 画 D. 現 場 組 織 計 画 E. 労 務 計 画 F. 資 材 計 画 G. 安 全 計 画 H. そ の 他 ( 4) 請負者は、契約後、速やかに本仕様書及び図面に基づき詳細な実施設計図書を 提出し、本局の承認を得た後、製作施工に着手すること。 A. 製 作 承 認 図 ( 単 線 結 線 図 お よ び 展 開 接 続 図 ) B. 製 作 承 認 図 ( 機 器 外 形 図 、 詳 細 図 、 機 器 配 線 図 、 接 続 図 ) 1 - 4 C. 仕 様 決 定 計 算 書 、 検 討 書 、 構 造 計 算 書 、 技 術 説 明 資 料 他 D. 修 理 等 工 具 、 消 耗 予 備 品 類 E. そ の 他 、 運 転 方 案 計 画 書 等 ( 監 督 員 が 特 に 必 要 と し て 指 示 す る も の ) F. 施 工 図 請負者は、本仕様書承認図書に基づき詳細な施工図を作成すること。 ( 5) 請負者は、本局が指定する様式により、日誌、日報、月報その他の書類を遅滞 なく提出しなければならない。 A. 全 体 工 程 表 ( ネ ッ ト ワ ー ク ) B. 月 間 工 程 表( ネ ッ ト ワ ー ク )( 月 一 度 の 月 間 工 程 会 議 に 工 事 実 績 と 予 定 を 提 出する) C. 工 事 月 報 ( 月 一 度 の 月 間 工 程 会 議 に 工 事 実 績 と 進 捗 状 況 写 真 を 提 出 す る ) D. 週 間 工 程 表( バ ー チ ャ ー ト )( 週 一 度 の 週 間 工 程 会 議 に 工 事 実 績 と 予 定 を 提 出する) E. 工 事 日 誌 F. 使 用 材 料 及 び 機 材 報 告 G. 工 種 別 作 業 内 容 、 進 捗 状 況 、 出 来 高 H. そ の 他 本 局 が 必 要 と す る も の ( 6) 請負者は、工事に使用する材料の証明書、各種試験成績書等を提出しなければ ならない。 ( 7) 請負者は、監督員の指示に従って、着工前写真、工程写真、完成写真等を適時 撮影し、これをアルバム状にまとめて本局に提出しなければならない。なお、写 真やアルバムの大きさ、部数等は事前に本局と打合せを行い、承認を受けなけれ ばならない。 ( 8) 工事竣工図書の作成 請負者は、工事完了後、本局の指示する形式により竣工図を作成し、下記の図 書を提出しなければならない。 A. 竣 工 原 図 ( A 1 マ イ ラ ー ) 1式 B. 同 上 白 黒 製 本 ( ゼ ロ ッ ク ス ) 5部 C. 縮 小 版 原 図 ( A 3 マ イ ラ ー ) 1式 D. 同 上 白 焼 図 面 5部 E. 竣 工 図 デ ー タ CAD デ ー タ CD-R( JW-CAD,AUTO-CAD) 1 式 CADデ-タの形式は、沖縄県企業局電子納品実施要領(工事編)に則 してSXF(SFC)とする。 ( 9) 請負者は、関連する下記事項のものにつき、これを 1 冊にまとめて製本した完 1 - 5 成図書を 3 部提出すること。 A. 承 認 決 定 図 B. 施 工 図 ( 完 成 図 書 ) C. 各 種 機 器 取 扱 い 説 明 図 書 お よ び 運 転 操 作 要 領 書 D. 各 種 機 器 お よ び 配 管 材 料 試 験 成 績 表 E. そ の 他 本 局 の 指 示 す る も の また、機器仕様に関する情報については、これらを分類別に取りまとめ、電 子情報化して報告すること。 F. 電 子 デ ー タ : 1 式 ( C D - R ) ( 10) 請 負 者 は 上 記 と 同 様 、関 連 す る 下 記 事 項 の も の に つ き 、官 庁 提 出 書 類 等 の 写 し を提出すること。 A. 各 種 手 続 き 並 び に 許 認 可 等 の 書 類 の 写 し B. そ の 他 本 局 の 指 示 す る も の 15. 公 共 事 業 労 務 費 調 査 に 対 す る 協 力 ( 1) 本工事が本局の実施する公共事業労務費調査の対象となった場合、請負者は、 調 査 票 等 に 必 要 事 項 を 正 確 に 記 入 し 本 局 に 提 出 す る 等 、必 要 な 協 力 を 行 わ な け れ ば ならない。また、本工事の工期経過後においても、同様とする。 ( 2) 調査票等を提出した事業所を本局が事後に訪問して行う調査・指導の対象に請 負 者 が な っ た 場 合 、請 負 者 は そ の 実 施 に 協 力 し な け れ ば な ら な い 。ま た 、本 工 事 の 工期経過後においても同様とする。 ( 3) 公共事業労務費調査の対象工事となった場合に正確な調査票等の提出が行える よう、請負者は、労働基準法等に従って就業規則を作成すると共に賃金台帳を調 整・保 存 す る 等 、日 頃 よ り 使 用 し て い る 現 場 労 働 者 の 賃 金 時 間 管 理 を 適 切 に 行 っ て おかなければならない。 ( 4) 請負者が本工事の一部について下請契約を締結する場合には、請負者は下請工 事 の 受 注 者( 当 該 下 請 工 事 の 一 部 に 係 る 二 次 以 降 の 下 請 人 を 含 む 。)が 前 (3)項 と 同 様の義務を負う旨を定めなければならない。 16. 建 設 リ サ イ ク ル 法 の 遵 守 (1) 工 事 受 注 者 は 、 本 工 事 に よ り 発 生 す る 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 に つ い て 、「 建 設 工 事 に 係 る 資 材 の 再 資 源 化 等 に 関 す る 法 律 」 (建 設 リ サ イ ク ル 法 )及 び 「 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 す る 法 律 」 (廃 棄 物 処 理 法 )を 遵 守 し 適 正 に 処 理 し な け れ ば な ら な い 。 (2) 工 事 受 注 者 は 、そ の 請 け 負 っ た 建 設 工 事 の 全 部 又 は 一 部 を 他 の 建 設 業 を 営 む 者 に 請 1 - 6 け負わせようとするときは、当該他の建設業を営む者に対し、建設リサイクル法第 10 条 第 1 項 第 1 号 か ら 第 5 号 ま で に 掲 げ る 事 項 に つ い て 、別 紙 告 知 書 様 式 で 告 げ な け れ ば な ら な い 。 (下 請 者 へ の 告 知 ) (3) 工 事 受 注 者 は 、 工 事 着 手 前 に 、「 再 生 資 源 利 用 計 画 書 」 及 び 「 再 生 資 源 利 用 促 進 計 画書」を監督員に提出しなければならない。 (4) 工 事 受 注 者 は 、「 再 生 資 源 利 用 計 画 書 」 及 び 「 再 生 資 源 利 用 促 進 計 画 書 」 に 従 い 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 が 適 正 に 処 理 さ れ た こ と を 確 認 し 、工 事 完 了 時 に 、「 再 資 源 化 等 報 告 書 」、「 再 生 資 源 利 用 実 施 書 」 及 び 「 再 生 資 源 利 用 促 進 実 施 書 」 を 監 督 員 に 提 出 し な け ればならない。 (5) 本 工 事 で 発 生 し た 建 設 資 材 廃 棄 物 は 、 沖 縄 県 が 、 廃 棄 物 処 理 法 に 基 づ き 許 可 し た 適正な施設で処理すること。 (6) 本 工 事 に お け る 再 資 源 化 に 要 す る 費 用 (運 搬 費 を 含 む 処 分 費 )は 、 前 記 (5)に 掲 げ る 施 設 の う ち 受 入 条 件 が 合 う も の の 中 か ら 、 運 搬 費 と 受 入 費 (平 日 の 受 入 費 用 )の 合 計 が最も経済的になるものを見込んでいる。従って、正当な理由がある場合を除き再 資 源 化 に 要 す る 費 用 (単 価 )は 変 更 し な い 。 ※ 正当な理由がある場合とは次の場合をいう。 A.当 初 搬 入 を 予 定 し て い た 再 資 源 化 施 設 が 、 災 害 不 可 抗 力 に よ り 利 用 不 可 能 と な っ た場合。 B.そ の 他 正 当 な 理 由 と 発 注 者 が 認 め る 場 合 17. 施 工 体 制 台 帳 の 提 出 ( 1) 請 負 者 は 、別 紙「 様 式 例 4( 工 事 担 当 技 術 者 )」施 工 体 制 台 帳 を 作 成 し 工 事 現 場 に 備 え る と と も に 、監 督 員 に 提 出 す る も の と す る 。な お 、様 式 に は 監 理 技 術 者 、主 任 技 術 者( 下 請 負 を 含 む )及 び 元 請 負 の 専 門 技 術 者( 専 任 し て い る 場 合 のみ)の顔写真、氏名、生年月日、所属会社名を記載するものとする。 ( 2) 請負者は、工事を施工するために締結した下請契約の代金の総額によらず、 施 工 体 制 台 帳 を 作 成 し 提 出 し な け れ ば な ら な い 。施 工 体 制 に 変 更 が 生 じ た 場 合 は、その都度提出すること。 (3) 施工体制台帳には、全ての下請業者について、下請契約の請負代金額を明示 し た 請 負 契 約 書 を 添 付 す る こ と 。ま た 、施 工 体 系 図 は 現 場 事 務 所 の 見 や す い と ころに掲示しなければならない。 18. 現 場 の 管 理 請負者は、監理技術者、主任技術者(下請負を含む)及び元請負の専門技術者 1 - 7 (専任している場合のみ)に、工事現場において、工事名、工期、顔写真、所属 会社名及び社印の入った名札を着用させるものとする。 名札例 監理(主任)技術者 氏 名 ○○ ○○ 工事名 ○○○○○○ 工 期 自○○年○○月○○日 至○○年○○月○○日 写 真 2 cm×3 cm 程度 ◇◇◇◇◇◇株式会社 印 注1)用紙の大きさは、名刺サイズ以上とする。 注2)所属会社の社印とする。 19. 主 任 技 術 者 又 は 監 理 技 術 者 の 専 任 を 要 し な い 期 間 に つ い て (1) 請 負 契 約 の 締 結 後 、 現 場 施 工 に 着 手 す る ま で の 期 間 (現 場 事 務 所 の 設 置 、 資 機 材 の 搬 入 又 は 仮 設 工 事 等 が 開 始 さ れ る ま で の 期 間 )に つ い て は 、 主 任 技 術 者 又 は 監 理技術者の工事現場への専任を要しない。なお、現場施工に着手する日について は、請負契約の締結後、監督職員との打合せにおいて定める。 (2) 工 事 完 成 後 、 検 査 が 終 了 し (発 注 者 の 都 合 に よ り 検 査 が 遅 延 し た 場 合 を 除 く )、 事 務 手 続 、後 片 付 け 等 の み が 残 っ て い る 期 間 に つ い て は 、主 任 技 術 者 又 は 監 理 技 術 者 の 工 事 現 場 へ の 専 任 を 要 し な い 。な お 、検 査 が 終 了 し た 日 は 、発 注 者 が 工 事 の 完 成 を 確 認 し た 旨 、請 負 者 に 通 知 し た 日 (工 事 検 査 合 格 通 知 に お け る 日 付 )と す る。 20. 工 事 保 険 等 (1) 建 設 業 退 職 金 共 済 に 加 入 ( 請 負 金 額 500万 以 上 の 工 事 ) A.建 退 共 制 度 の 発 注 者 用 掛 金 収 納 書 を 契 約 後 1 ヶ 月 以 内 に 契 約 者 に 提 出 す る こと。 B.当 該 建 設 現 場 に「 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 適 用 事 業 主 工 事 現 場 」の 標 識 を 提 示 すること。 C.未 加 入 下 請 業 者 に 対 し て 加 入 を 指 導 す る こ と 。 (2) 建設労災補償共済に加入 1 - 8 A.建 設 労 災 補 償 制 度 へ の 加 入 証 明 書 等 を 契 約 後 1 ヶ 月 以 内 に 契 約 者 に 提 出 す ること。 (3) 火 災 保 険 、 組 立 保 険 、 賠 償 責 任 保 険 、 そ の 他 の 保 険 に 加 入 す る こ と 。( 保 険 期 間 は 、 原 則 と し て 工 事 着 工 日 か ら 工 事 最 終 日 + 14日 以 上 と す る ) 21. 事 故 防 止 ( 1) 請負者は工事の施工に際し、公衆の生命身体若しくは財産に関する危害又は迷 惑を防止する為、必要な措置を講ずること。 ( 2) 工事用機械器具の取扱いには熟練者を配置し、常に機械の点検整備を完全に行 い、運転にあたっては操作を誤らないようにすること。 ( 3) 工事施工中、万一事故が発生した時は、所要の措置を講ずると共に事故発生の 原 因 お よ び 経 過 、事 故 に よ る 被 害 の 内 容 等 に つ い て 、直 ち に 監 督 員 に 報 告 す る こ と 。 22. 工 事 カ ル テ 作 成 、 登 録 請 負 者 は 、 受 注 時 ま た は 変 更 時 に お い て 工 事 請 負 金 額 が 2,500 万 円 以 上 の 工 事 に つ い て 実 績 情 報 サ ー ビ ス ( CORINS) に 基 づ き 、 受 注 ・ 変 更 ・ 完 成 時 に 工 事 実 績 情 報 と し て「 工 事 カ ル テ 」を 作 成 し 監 督 職 員 の 確 認 を 受 け た う え 、受 注 時 は 契 約 後 10 日 以 内 に 、登 録 内 容 の 変 更 時 は 変 更 が あ っ た 日 か ら 10 日 以 内 に 、完 成 時 は 工 事 完 成 後 10 日 以 内 に 、( 財 ) 日 本 建 設 情 報 総 合 セ ン タ ー に フ ロ ッ ピ ー デ イス ク 等 に よ り 登 録 し な け れ ばならない。 ま た 、( 財 ) 日 本 建 設 情 報 総 合 セ ン タ ー 発 行 の 「 工 事 カ ル テ 受 領 書 」 が 届 い た 場 合 は、その写しを直ちに監督職員に提出しなければならない。なお、変更時と完成時の 間 が 10 日 間 に 満 た な い 場 合 は 、 変 更 時 の 提 出 を 省 略 で き る も の と す る 。 23. 工 事 施 工 ( 1) 請負者は常に進捗状況について把握し、予定の工事工程と実績とを比較して、 工事の円滑な進行を図ること。 ( 2) 請負者は工事の出来高、品質等が、この仕様書、設計図等に適合するよう十分 な施工管理を行うこと。 ( 3) 施 工 上 、製 作 図 、施 工 図 、詳 細 図 等 を 必 要 と す る 場 合 は 、こ れ ら を 作 成 の う え 、 本局の監督員の承認を得ること。 ( 4) 請負者は本局の監督員が常に施工状況の確認ができるよう、必要な資料の提出 および報告書等を作成提出し適切な措置を講ずること。 1 - 9 24. 関 連 規 定 等 の 適 用 請 負 者 は 仕 様 書 に 記 載 す る 工 事 の 関 係 規 定 等 に 従 い 、誠 実 に し て か つ 完 全 な 施 工 を 行うものとする。 ( 1) 施工に関するもの A. 労 働 基 準 法 B. 労 働 安 全 衛 生 法 C. 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 D. 建 設 業 法 E. 建 築 基 準 法 F. 消 防 法 G. 公 害 対 策 基 本 法 H. 大 気 汚 染 防 止 法 I. 水 質 汚 濁 防 止 法 J. そ の 他 関 係 法 令 、 電 気 設 備 技 術 基 準 、 条 例 ( 2) 機器、材料に関するもの A. 日 本 工 業 規 格 ( J I S ) B. 電 気 学 会 電 気 規 格 調 査 会 標 準 規 格 ( J E C ) C. 日 本 電 機 工 業 会 規 格 ( J E M ) D. 日 本 電 線 工 業 会 規 格 ( J C S ) E. 日 本 水 道 協 会 規 格 ( J W W A ) F. そ の 他 関 連 規 格 25. 試 運 転 調 整 ( 1) 単 体 調 整 お よ び 組 合 せ 試 験 に つ い て 請 負 者 は 原 則 と し て 総 合 試 運 転 調 整 前 ま で に 、各 設 備 機 器 の 機 能 調 整 、単 体 調 整 ( シ ー ケ ン ス 試 験 、絶 縁 抵 抗 お よ び 接 地 抵 抗 の 測 定 、保 護 装 置 の 動 作 試 験 等 )お よ び 、組 合 せ 試 験( 機 器 盤 間 の 試 験 等 )を 終 わ ら せ 、そ の 後 に 総 合 試 運 転 を 実 施 す る ものとする。 ( 2) 総 合 試 運 転 調 整 前 の 準 備 作 業 等 に つ い て 請 負 者 に よ る 、総 合 試 運 転 調 整 の 一 環 と し て 、施 設 内 の 機 器 類 や 設 備 廻 り の 分 を 含む関連工事分につき、受け持ち工事範囲を清浄な状態にすること。 こ の 時 は 、土 木・建 築 本 体 工 事 や 付 帯 建 築 設 備 工 事 請 負 者 、プ ラ ン ト 機 械 工 事 請 負者など、当工事請負者も含めて関連工事全員の共同作業とする。 1 - 10 ( 3) 総 合 試 運 転 調 整 の 立 会 い 他 工 事 の 完 了 後 、浄 水 場 全 体 の シ ス テ ム 機 能 が 所 要 の 機 能 を 満 た し て い る か 、こ の 確 認 を 含 め て 総 合 試 運 転 を 行 う 。当 作 業 は 請 負 者 が 、十 分 な 試 験 調 整 員 を 適 切 な 時 期 に 派 遣 し 、他 の 工 事 請 負 者 と 協 調 し て 責 任 を 持 っ て 行 い 、監 督 員 に よ る 確 認 を 得 るものとする。また、運転員に対して必要な運転指導を行うものとする。 ( 4) 総 合 試 運 転 の 作 業 指 導 、 工 程 管 理 に つ い て 総 合 試 運 転 の 作 業 指 導 、工 程 管 理 に つ い て は 、監 督 員 並 び に 工 事 監 理 業 務 に お け る監理技術者の指示に従い、他の工事請負者と協調して着実に実施すること。 26. 運 転 調 整 計 画 書 並 び に 、 報 告 書 の 提 出 段 階 毎 の 作 業 や テ ス ト ・調 整 の 目 的 、 そ の 手 順 等 に つ き 請 負 者 は 判 定 方 法 等 を 含 めた計画書を作成提出のこと。 計画書に基づき報告書も段階毎に提出とする。なお、最終時分については、本工 事に関連した他請負者と共同で調整事項の関連が解るように(例えば、1 冊に編集 する等)すること。故に、最終分についてはその時期、再度、監督員を交えて内容 協議を行うことにする。 27. 試 運 転 調 整 に 要 す る 費 用 、 そ の 他 単体調整や組合せ試験に要する費用は、全て請負人の負担とする。ただし、総合 試運転実施に必要な電力、薬品、原水及び上水については、発注者より支給するも のとする。 調整期間中を含めて請負者の責めに起因する不具合が発見、又は発生した分につ いての復旧対応は、全て請負人の負担とする。 28. 設計 や工 事 施工 に おけ る高 度技 術・創 意 工夫 ・社 会性 に 対す る 評価 請負者は設計や工事施工において、自ら立案実施した創意工夫や技術力に関する 項目または、地域社会への貢献として評価できる事項に対して、工事完了までに所 定の様式により提出することができる。 29. 電 子 納 品 ( 1) 本工事は電子納品対象工事とする。電子納品とは、工事の各段階の最終成果を 電 子 デ ー タ で 納 品 す る こ と を い う 。こ こ で い う 電 子 デ ー タ と は 、各 種 納 品 要 領 等( 以 下 「 要 領 」 と い う 。) に 示 さ れ た フ ァ イ ル フ ォ ー マ ッ ト に 基 づ い て 作 成 さ れ た も の を示す。 1 - 11 尚、書面における署名又は押印の取扱については、別途監督員と協議するもの と す る 。 成 果 品 は 「 要 領 」 に 基 づ い て 作 成 し た 電 子 デ ー タ を 電 子 媒 体 ( CD-R) で 3 部 提 出 す る 。「 要 領 」で 特 に 記 載 の 無 い 項 目 に つ い て は 、監 督 員 と 協 議 の う え 決 定するものとする。 ( 2) 成果品は電子納品チェックシステムによるチェックを行い、エラーが無いこと を確認した後、ウイルス対策を実施すること。 ま た 、「 要 領 」に 基 づ い た 電 子 デ ー タ と な っ て い る か( 財 )沖 縄 県 建 設 技 術 セ ン タ ー に て 確 認 を 受 け 、「 確 認 証 」 の 発 行 を 受 け る こ と 。 30. 情報共有システムの使用 (1) 本 工 事 は 沖 縄 県 が 指 定 す る 情 報 共 有 シ ス テ ム を 利 用 す る も の と す る 。 現場事務所等に情報共有システムが使用可能な下記程度のインターネット環境 を 整 え る こ と 。な お 、現 場 条 件 等 に よ り 、当 該 整 備 が 不 可 能 な 場 合 は 、監 督 員 と 協議すること。 インターネット環境:ブロードバンド回線 パ ソ コ ン OS: Microsoft Windows Vista/7/8 推 奨 ブ ラ ウ ザ : Internet Explorer 情報共有システムとは、業務や工事の履行期間中において、発受注者間でイン ターネットを介して協議簿、図面等の各種データのやり取りを行い、情報共有サ ーバーを用いてそれらのデータを共有・交換するものである。 (2) 沖 縄 県 CALS シ ス テ ム 使 用 許 諾 料 の 支 払 い 受 注 者 は 、沖 縄 県 CALS シ ス テ ム の 利 用 に あ っ て は 、1 件 当 た り 67,000円( 消 費 税 除 く )の 使 用 許 諾 料 を 、 「 沖 縄 県 CALS シ ス テ ム 運 営 業 務 」を 受 託 し て い る 者 に 支払うこと。 (2) 支払証明 沖 縄 県 CALS シ ス テ ム の 使 用 許 諾 料 を 支 払 っ た と き は 、 す み や か に 監 督 員 に 支 払 い の 事 実 を 報 告 し 確 認 を 受 け る こ と( 支 払 い の 事 実 を 証 明 す る 書 類( 銀 行 振 り 込 み の 写 し 等 ) を 提 出 )。 31. ワンデーレスポンス実施対象工事 (1) こ の 工 事 は ワ ン デ ー レ ス ポ ン ス 実 施 対 象 工 事 で あ る 。 「ワンデーレスポンス」とは 受注者からの質問、協議への回答は、基本的に「 その日のうち 」に回答す るよう対応することである。ただし、即日回答が困難な場合は、いつまで回答 1 - 12 が 必 要 な の か を 受 注 者 と 協 議 の う え 、回 答 期 限 を 設 け る な ど 、何 ら か 回 答 を「 そ の日のうち」にすることである。 (2) 受 注 者 は 計 画 工 程 表 の 提 出 に あ た っ て 、 作 業 間 の 関 連 把 握 や 工 事 の 進 捗 状 況 等 を把握できる工程管理方法について、監督職員と協議を行うこと。 (3) 受 注 者 は 工 事 施 工 中 に お い て 、 問 題 が 発 生 し た 場 合 及 び 計 画 工 程 と 実 施 工 程 を 比較照査し、差異が生じた場合は速やかに文書にて監督職員へ報告すること。 (4) 効 果 ・ 課 題 等 を 把 握 す る た め ア ン ケ ー ト 等 の フ ォ ロ ー ア ッ プ 調 査 を 実 施 す る 場 合があるため、協力すること。 32. 下請業者の県内企業優先活用 請負業者は、下請契約の相手方を県内企業(主たる営業所を沖縄県内に有するも の )か ら 選 定 す る よ う に 努 め な け れ ば な ら な い 。技 術 者 、一 般 労 働 者 な ど も や む え ない場合の他は県内で採用すること。 33. 本工事の請負代金額の変更協議をする場合及び本工事と関連する工事を本工事受注 者と随意契約する場合の取扱について 本工事の請負代金額の変更協議をする場合及び本工事と関連する工事を本工事受 注 者 と 随 意 契 約 す る 場 合 に あ た っ て 、変 更 協 議 ま た は 関 連 す る 工 事 の 予 定 価 格 の 算 定 は 、本 工 事 の 請 負 比 率( 元 契 約 額 ÷元 設 計 額 )を 変 更 設 計 額 ま た は 関 連 工 事 の 設 計額に乗じた額で行う。 1 - 13 第2節 1. 概 使用機器共通仕様 要 本工事に使用する機器は、JIS,JEC,JEM各規格に準拠するもので、設備 の 設 計・製 作・施 工 を す る に 当 り 、維 持 管 理 上 、下 記 の 点 を 考 慮 し 、行 う も の と す る 。 な お 、 周 波 数 は 6 0 Hz と す る 。 多くの設計・製作・施工をするに当って、設備毎の品質のばらつきをなくし、スム ーズな進捗を計る事を目的とし、共通事項としてとりきめることとする。 2. 低圧機器 ( 1) 配 線 用 遮 断 器 A. 形 ( 2) 式 B. 定 格 電 圧 回路電圧に適合するもの C. フ レ ー ム の 大 き さ 設計図書参照 D. 極 設計図書参照 数 E. 遮 断 電 流 系統の短絡電流以上とする F. 準 拠 規 格 J I S C 8201-2-1 G. 付 属 品 名称板、しゃ断警報接点、その他必要なもの 変 流 器 A. 形 式 屋内用モールド形 B. 最 高 電 圧 設計図書参照 C. 定 格 一 次 電 圧 設計図書参照 D. 定 格 二 次 電 圧 5A E. 相 単相 数 F. 定 格 負 担 ( 3) 配電盤収納取付 当該回路に必要な容量とする。 G. 確 度 階 級 1.0 級 ( CC ユ ニ ッ ト 用 は 3.0 級 ) H. 準 拠 規 格 J I S C 1731, ま た は J E C -1201 I. 付 属 品 名称板、その他必要なもの 零相変流器 A. 形 式 B. 定 格 一 次 電 流 屋内用モールド形 当該回路の一次電流以上とする 1 - 14 C. 付 属 品 ( 4) 電磁接触器 A. 定 格 電 圧 設計図書参照 B. 極 3極 局 C. 定 格 周 波 数 60Hz D. 定 格 電 流 各負荷の使用状態に適合するもの E. 性 能 AC F. 規 格 JIS G. 付 属 品 3. 名称板、その他必要なもの 3級以上 C 8201-1 ま た は J E M -1038 補助接点、熱動継電器、その他必要なもの 保護継電器、補助継電器 ( 1) 過電流継電器 A. 形 式 瞬時要素付き静止形またはディジタル形を原則と する。 B. 定 格 5A C. 規 格 JEC- 2500, 2510 D. 付 属 品 ( 2) 不足電圧、過電圧、電圧継電器 A. 形 式 ( 4) 静止形またはディジタル形を原則とする。 B. 定 格 電 圧 AC C. 規 JEC- 2500, 2511 格 D. 付 属 品 ( 3) 補助接点、その他必要なもの 110V 補助接点、その他必要なもの 地絡過電流継電器 A. 感 度 電 流 各回路に適合したもの B. 復 帰 方 式 手動または自動 C. 付 属 品 補助接点、その他必要なもの 熱動継電器 A. 定 格 電 圧 A C 600V B. 定 格 電 流 負荷に適合するもの C. 規 JEM- 1356 格 1 - 15 D. 付 属 品 ( 5) 補助接点、その他必要なもの 補助継電器 プ ラ グ イ ン 形 で 動 作 表 示 付 き と し 、JIS C 4530 に 準 ず る 。た だ し 、高 負 荷 用 、 タイマー、ラッチリレー等特殊な継電器は除く。 タイマーには、初期設定値を明示すること。 4. 計 ( 1) 5. 器 指示計器 A. 準 拠 規 格 JIS- C - 1102, JIS- C - 1103 B. 形 式 埋 込 形 110mm、 広 角 度 C. 定 格 設計図書による D. 階 級 周波数計 1.0 級 以 上 力率計 5.0 級 その他 1.5 級 計装機器 ( 1) 一 般 事 項 A. 電 源 AC100V 60Hz 又 は DC24V B. 電 気 信 号 DC4~ 20mA 又 は DC1~ 5V を 標 準 と す る 。 C. 防 屋外、湿気の多い場所に据付ける変換器は防水構造 水 とすること。 D. 現 場 検 出 器 検出器または現場変換器は、現場指示計(実目盛) 付きとする。 E. 避 雷 検出器または現場変換器の信号ライン及び電源ライ ンの現場側と受信側の両方にアレスタを設ける。 ( 2) 電 磁 流 量 計 A. 構 造 一般形 B. 形 式 電磁式,分離形 C. 取 付 方 式 フランジ取付又は挟み込み式 フランジ規格 D. 材 JIS 規 格 又 は 水 道 協 会 規 格 質 発信器 測定管 SUS304/316、 相 当 品 1 - 16 変換器 ライニング テフロン、 ポリウレタン、 クロロプレン相 当 品 電 SUS316L、 白 金 、 チ タ ン 、 ハステロイ C、 タンタル 極 アルミニウム合金 相当品 E. 口 径 設計図書参照 F. 精 度 ±1.0% FS( 発 信 器 と の 組 合 せ 精 度 ) G. 付 属 品 専用ケーブル ( 3) 指 示 計 A. 形 式 可動コイル式又は電子式 B. 形 状 110 及 び 80mm 角 広 角 度 形 又 は 縦 形 C. 精 度 ±1.5% D. 目 盛 別途打合せによる E. 取 付 方 式 ( 4) アイソレータ A. 精 ( 5) パネル取付 度 ±0.3% FS 式 信号用、電源用 A. 入 力 AC100V B. 出 力 DC24V±10% アレスタ A. 形 ( 6) DC 電 源 装 置 ( 7) 警 報 設 定 器 6. A. ア ナ ロ グ 入 力 1点 B. 警 報 接 点 出 力 2点 C. 設 定 精 度 ±0.5% FS その他 ( 1) 操 作 ス イ ッ チ は ス テ ッ キ 型 と す る 。 ( 2) 電 圧 計 切 替 ス イ ッ チ の 相 表 示 ( 3 相 ) は 、 R - S 、 S - T 、 T - R と す る 。 ( 3) 適 切 な 盤 面 数 ご と に 、 警 報 停 止 、 表 示 復 帰 、 ラ ン プ テ ス ト ボ タ ン を 設 け る こ と 。 1 - 17 第3節 1. 形 低圧配電盤一般仕様 式 閉鎖形配電盤 2. 閉鎖階級 低 圧 配 電 盤 は 、 J E M - 1265C X 級 以 上 と す る 。 3. 構 造 鋼板製外被、底板等を有し、移設、増設に便利で電気的、機械的に堅牢で耐電圧的 にも優れた物とすること。 4. 扉 前 後 面 は 蝶 番 式 扉 と し 、扉 は み だ り に 開 放 し な い よ う 共 通 の 鍵( タ キ ゲ ン ♯ 200 相 当)で施錠する。 5. 照 明・コンセント 盤内照明を設け、ドアスイッチにより扉の開閉に連続して点滅すること。 盤 内 コ ン セ ン ト を 、コ ン セ ン ト ボ ッ ク ス を 使 用 し て 設 け る こ と 。な お 、列 盤 構 成 の 場合は、両端の盤のみでよい。 6. 低圧用配線 束配線またはダクト配線方式とし、高圧充電部よりしゃ閉すること。 7. 8. 制御電源 単相交流 100V 直 流 100V 、 24V 塗 装 塗 装 は 充 分 な 下 地 処 理 の 後 、下 地 塗 装 を 行 い 、特 に 露 出 す る 部 分 は 下 塗 り 、中 塗 り 、 仕 上 塗 り を 施 す こ と ( 内 面 60μ m 、 外 面 80μ m 以 上 )。 塗 装 は 、耐 塩 性 の 優 れ た も の( ポ リ ウ レ タ ン 塗 装 又 は 、メ ラ ミ ン 焼 付 塗 装 )を 使 用 し J E M 色 を ( 5Y7/1) 標 準 と す る 。 ま た 、 屋 外 形 は 全 艶 、 屋 内 形 は 半 艶 で 長 期 使 用 に耐えられること。 1 - 18 9. 盤板厚は下記以上を原則とする。 ド ア 3.2mm, 側 面 パ ネ ル 2.3mm, 頂 部 カ バ ー 2.3mm 底 板 2.3mm, 内 部 器 具 取 付 板 2.3mm 10. 盤 名 称 に つ い て は 丸 ゴ シ ッ ク 体 で の 表 記 と す る 。前 、背 面 扉 式 の も の は 両 面 に 盤 名 称を取付ける。取付ビスはステンレス製またはプラスチック製とする。 11. 盤名称板に記入する名称は機械設備の名称に統一する。 12. 盤ロケーション符号は、盤右上部に取り付ける。 13. 機器名称は極力日本語で記入する。 ( 例 ) No.1 主 T r 1 次 断 路 器 → No.1 主 変 圧 器 1 次 断 路 器 14. 左ヒンジ、右ハンドルとし、ハンドルの ひねり方向は時計方向とする。 15. ドアストッパー付きとする。ストッパーは、 開 盤上部、下部いずれでも構わない。 16. 盤内取付けのスペースヒーターは、入、切スイッチを設けること。 17. 盤の吊りボルト取外し後の穴埋めボルトは、ステンレス製とする。 18. 盤扉周囲にはパッキンを貼ること。また容易にはがれないものとすること。 19. 盤 の 換 気 口 に は 、フ ィ ル タ ー を 付 け る こ と 。( フ ィ ル タ ー は 経 年 劣 化 の 激 し い も の 、 ス ポ ン ジ 等 は 使 用 し な い 。) 20. 盤 内 の 保 護 板 は 機 器 の 点 検 の 容 易 な 構 造( 黒 色 パ ン チ ン グ メ タ ル 又 は 、透 明 ア ク リ ル板とし、取付、取外しが容易な大きさ、重量とし、取っ手を設けること)とする。 1 - 19 21. 盤 内 の ケ ー ブ ル 立 上 げ 部 に は 、プ ラ ス チ ッ ク 製 等 の ケ ー ブ ル 名 称 板 を 取 付 け 、行 先 等を日本語で記入すること。 22. 遮断器、接触器等は枠と本体それぞれに用途名称板、デバイスナンバーを貼付のこ と。操作スイッチにもデバイスナンバーを刻印のこと。 23. 変 換 器 、 警 報 設 定 器 等 は 本 体 に 用 途 名 称 板 を 貼 付 の こ と 。 24. 盤 筐 体 接 地 は 、 接 地 種 別 を 明 示 す る こ と 。 25. 盤 内 機 器 の 銘 板 は 機 器 本 体 と 同 じ も の を 扉 裏 の 見 や す い 場 所 に も 貼 付 る こ と 。 26. 盤 面 取 付 機 器 は 、 見 や す く 、 操 作 し や す い 位 置 に 取 付 け る こ と 。 27. 収 納 機 器 、取 付 機 器 、ケ ー ブ ル は 、新 品 を 使 用 す る こ と 。ケ ー ブ ル は エ コ ケ ー ブ ル と する。 28. 付属品 付 属 品 は 、以 下 の 品 目 、数 量 と し 、付 属 品 箱 を 用 意 し 、こ れ に 整 理 し て 納 入 す るこ と 。付 属 品 箱 に は 、工 事 名 、工 事 年 度 を 明 示 し 、収 納 品 一 覧 表( 常 用 数( % )を 明 記)を添付すること。 ・ L E D 20% , R y 20% , フ ィ ル タ ー 100% , フ ァ ン 50% ・ ラ ン プ , ヒ ュ ー ズ 100% , 盤 内 蛍 光 灯 50% ・その他必要なもの 1式 29. 共通付属品(使用対象盤に対して ) 試験プラグ 1式 分解工具および工具箱 1式 計器用変圧器一次保護ヒューズ筒 各種三相分 その他必要なもの 30. 1式 表示灯はLEDとする。 1 - 20 31. 故障表示について ① 故障表示は重故障を赤、軽故障を橙色とする。ファンの故障は、軽故障に含 めること。 ② 故障原因が除去されたものは、表示復帰ボタン押下により消灯する。 ③ 中央への監視用接点信号は、上記①の内容を転送する。 また、故障警報は、不鳴動、タイマー停止を可能とすること。 32. 屋 外 等 環 境 の 悪 い と こ ろ に 設 置 す る 盤 は 、原 則 と し て 腐 食 を 考 慮 し て す べ て ス テ ン レ ス 製 ( S U S 3 0 4 以 上 )、 溶 融 亜 鉛 メ ッ キ 、 ア ル ミ ダ イ キ ャ ス ト と 同 等 性 能 以 上 とすること。 33. 自立盤は、点検しやすいように、原則として背面も扉にすること。 34. 各種盤換気用のフィルターは、掃除が出来るように抜き差し型にすること。 35. 部品、機器等の交換をする場合を考慮した位置及び配置とすること。 1 - 21 第4節 1. 形 コントロールセンタ一般仕様 式 両 面 形 2. 準拠規格 JEM- 1195 3. 一般事項 ( 1) 交 流 600V 以 下 の 電 路 に 接 続 す る 電 動 機 や 抵 抗 負 荷 等 の 開 閉 及 び 保 護 を 目 的 と し 、 それらの主回路開閉器及び監視・制御機器などが単位回路ごとにまとめた単位装置 を閉鎖した金属外箱に集合的に組込まれたものとする。 ( 2) 単 位 装 置 は 使 用 用 途 に よ り 、 電 動 機 用 単 位 装 置 及 び 電 源 用 単 位 装 置 と す る 。 4. 構 造 ( 1) 単 位 回 路 ( ユ ニ ッ ト ) の 短 絡 保 護 は 、 原 則 と し て 遮 断 器 を 設 け る も の と す る 。 ( 2) 単 位 回 路 区 分 毎 に 装 置 を 収 納 し 、 単 位 装 置 は 互 換 性 を も ち 、 容 易 に 引 き 出 し う る 連結構造となっていること。 ( 3) 単 位 回 路 の 扉 表 面 か ら 、 遮 断 器 ま た は 開 閉 器 が 操 作 で き 、 単 位 装 置 の 扉 は 閉 路 状 態では開けない機械的インターロックを設けること。 ( 4) 扉 表 面 か ら 継 電 器 を 間 接 的 に 復 帰 で き る 操 作 部 を 設 け る こ と 。 ( 5) 前 面 単 位 装 置 に 取 付 け る 扉 の 支 持 金 具 は 内 ち ょ う 番 と し 、 扉 部 の 支 持 は 自 重 及 び 監視制御用品を含め、かつ外部からの衝動、開閉にも十分耐えるよう強固な支持構 造とする。 ( 6) 単 位 回 路 の 制 御 電 源 は 単 位 回 路 ご と に 持 つ 個 別 制 御 電 源 方 式 と す る 。 ( 7) 材 質 等 金属外箱に使用する鋼板は磨鋼板とし、主要構造材料は収納機器の重量、動作 による衝撃など十分耐える強度を有すること。 ( 8) 母 線 母線及び接続導体は原則として銅を使用し、規定条件で定格電流及び定格短時 間電流を流しても十分な容量、強度を有すること。 ( 9) 銘 板 単位装置ごとに扉前面には、段数番号・列番号・設備名称等を記入した記号銘 板 を 取 付 る こ と 。扉 裏 面 に は 、負 荷 定 格 値( 予 備 ユ ニ ッ ト は MCCB 容 量 )を 記 入 し た 1 - 22 銘板を貼付ること。 ( 10) 盤 板 厚 側面板 5. 2.3mm 以 上 、 側 面 板 以 外 1.6mm 以 上 付属品 第3節 低圧配電盤一般仕様参照のこと。 操作用踏み台 1 個/室 1 - 23 第5節 1. 形 現場操作盤一般仕様 式 壁掛形、スタンド形および自立形とし、設計図書にて指示する。 2. 構 造 ( 1) 前 面 扉 と し 、 外 被 は 鋼 板 等 を 使 用 し 堅 固 な 構 造 と す る 。 ( 2) 盤 に は ド ア パ ッ キ ン を 設 け 、扉 取 っ て に 鍵 を 設 け る こ と を 原 則 と し 、蝶 番 は 裏 蝶 番 を使用すること。 スタンド形の支持用スタンドは鋼管または適当な鋼板製の支持物とし、上部の筺 体を支持するに十分な強度を有すること。 ( 3) 外 部 配 線 の ケ ー ブ ル 重 量 が 直 接 端 子 台 に か か ら な い 構 造 と す る 。 ( 4) 盤 は 、 扉 の 部 分 を 除 き 折 り 曲 げ ま た は 溶 接 に よ る 密 閉 構 造 と す る こ と 。 ( 5) 盤 内 に は ス ペ ー ス ヒ ー タ と そ の 入 、 切 ス イ ッ チ を 設 け る こ と 。 ( 6) 盤 材 質 は 、 屋 内 は S U S 3 0 4 , 屋 外 は S U S 3 1 6 と す る こ と 。 ( 7) 操 作 ス イ ッ チ , 切 換 ス イ ッ チ 等 の ハ ン ド ル に Dev. No.を 刻 印 す る こ と 。 3. 付属品 第3節 低圧配電盤一般仕様参照のこと。 1 - 24 第6節 1. 工事共通仕様 共通事項 ( 1) 共 通 事 項 工事は関係法規に準拠し、電気的機械的に完全かつ美麗にして耐久性に富み、保 守点検が容易なように施工すること。 ( 2) 位 置 の 決 定 機械の据付けおよび配線経路の詳細な位置の決定については、施工図の承認図を 提出の上、係員の指示を受けること。 ( 3) 防 湿 、 防 蝕 処 理 湿気、水気の多い場所などに施設する器具ならびに配線はその特殊性に適合する 電気的接続、絶縁及び接地工事を行った上、所定の防湿、防食処理を施さねばなら ない。 2. 機器据付工事 ( 1) 配 電 盤 及 び 機 器 の 据 付 ア.自立形配電盤の据付 A.電気室に据付ける場合 (A) 列盤になるものは、各盤の前面の層が一直線にそろうようライナーで調 整の上、アンカーボルトでチャンネルベースを固定すること。 (B) (A)の ラ イ ナ ー は 床 仕 上 げ 後 外 面 か ら 見 え な い よ う に す る こ と 。 (C) 盤内収納機器を引出す場合、引出用台車のレールと盤内レールが一致す るように据付けること。 (D) チャンネルベースと盤本体は、ボルトにより堅固に固定すること。 ( 2) 特 記 事 項 ア . 配 電 盤 の 据 付 お よ び 機 器 の 組 立 に つ い て は 熟 練 し た 専 門 技 術 者 を 派 遣 し 、電 気的、機械的に完全に行うこと。 イ. 機 器 の 搬 入 、据 付 の 際 は 機 器 本 体 、構 造 物 に 対 し て 損 傷 を 与 え る こ と の な い よう注意すること。 ウ. 機 器 の 据 付 位 置 は 、設 計 図 面 を 参 照 の 上 、他 の 機 器 と の 取 り 合 い が 完 全 に 行 なえるよう考慮して施工すること。 エ. 機 器 の 基 礎 ベ ー ス の 施 工 は 特 に 入 念 に 行 い 、 水 平 垂 直 に 十 分 注 意 す る こ と。 据付後、歪、不揃い等は、勿論、収納機器の性能に支障をきたすことのないよ うに十分注意し施工すること。 1 - 25 3. 電路工事 ( 1) ケ ー ブ ル ラ ッ ク の 布 設 工 事 ア .ケ ー ブ ル を ケ ー ブ ル ラ ッ ク 上 に 配 線 す る 場 合 は 整 然 と 布 設 し 、間 隔 1.5m( 立 上り引下げ部では1m)以下毎に結束してケーブルラックにとめること。 イ.原則として高圧及び低圧ケーブルを同一ケーブルラックに布設してはならな い。ただし、やむを得ず同一ケーブルラック上に布設する場合はセパレータ等 にて隔離すること。 なお、セパレータには接地を施すこと。 ( 2) ケ ー ブ ル ダ ク ト 布 設 工 事 ア.ダクトは内部に塵埃及び水分が侵入しがたいようにすること。 イ.ダクトの支持間隔は次表によること。 金属ダクトの支持間隔 本 体 断 面 の 長 さ [ mm] 支 持 点 間 の 最 大 距 離 [ mm] 300 以 下 2000 300~ 600 1800 600 以 上 1500 ウ .ダ ク ト 相 互 な ど の 接 続 は 、つ き 合 せ を 完 全 に し 、ボ ル ト な ど に よ り 、機 械 的 、 電気的に堅固に接続すること。 エ.ダクト内から電線を外部に引出す部分は、金属管配線又は可とう電線管配線 によること。 オ.ダクトが床又は壁を貫通する場合は、貫通部分でダクト相互又はダクトとプ ルボックスなどの接続を行ってはならない。 カ.ダクトのふたに電線の重量がかからないようにすること。 キ.ダクト内の電線は各回線ごとにひとまとめにし、電線支持物の上に整然と並 べ堅固にとめること。 ク.その他については、ケーブルラックの布設工事に準ずる。 各ケーブルには、そのサイズ、番号、用途、所属配電盤など明記したプラス チック製、ファイバ製などの名札を取付けること。 1 - 26 4. 配線接続工事 ( 1) 一 般 事 項 ア.使用材料 電 線 ,ケ ー ブ ル ,端 末 処 理 材 は 、極 力 環 境 配 慮 型 を 使 用 す る こ と 。( 盤 内 に お い て も 同 様 と す る 。) イ.端末処理等 A.制御ケーブルの端末処理はテーピングにて行うこと。 B.機器類の各端子へのつなぎ込みは、圧着端子で行うと共にケーブルにはケ ーブル番号を記したバンド又は札をシースに取付けること。 C.低圧電力ケーブルの各芯線は相色別を行うこと。 D.制御ケーブルの各芯線には、端子記号と同じマークを刻印したマークバン ドを取付けること。 E.各ケーブルには、そのサイズ、所属配電盤、配線先の配電盤名称等を記入 したシール等を貼り付けること。 ウ.直線接続 むやみにケーブルの直線接続は行ってはならない。 エ.ケーブルと機器の接続 A.配電盤に引込むケーブルは適切な支持物に堅固に固定し、接続部に過大な 応 力 が か か ら な い よ う に す る こ と 。な お 、機 器 の 端 子 箱 に 引 込 む 場 合 は 、ビ ニル被覆プリカチューブにてケーブルを保護すること。 B.低圧ケーブルと弱電流電線を同一金属ダクト、ケーブルラック、ケーブル ピットに収納して配線するときは隔壁を設けること。 5. 粉塵防止 諸工事に際し、粉塵の設備機器への降り掛かり、内部への侵入等が無いよう十分考慮 すること。また、万一このような状態が発生した場合には、十分清掃を行い、設備機器 の運転に支障をきたすことのないようにすること。 1 - 27 第 2章 沈澱池 電気計装 設備 第1節 1. 概 概 要 要 本設備は、沈澱池設備の動力回路および計装設備を構成するものである。 第2節 工事範囲 1. 第3節 設備機器に示す機器の製作据付工事 2. 第3節 設備機器に示す機器と各負荷との間の電源及び制御配線接続工事 3. 第3節 設備機器に示す機器相互間の電源及び制御配線接続工事 4. 第3節 設備機器に記載の機器の接地工事 5. ケーブルラック・ダクト工事 6. 構造物開口部の延焼防止処理 7. その他上記に伴う諸工事 第3節 1. 設備機器 設備機器 ( 1) 2系 沈 澱 池 設 備 コ ン ト ロ ー ル セ ン タ (1) 1式 ( 2) 2系 沈 澱 池 設 備 コ ン ト ロ ー ル セ ン タ (2) 1式 ( 3) 2系 沈 澱 池 設 備 補 助 継 電 器 盤 (1) 1式 ( 4) 2系 沈 澱 池 設 備 補 助 継 電 器 盤 (2) 1式 ( 5) 2系 沈 澱 池 照 明 変 圧 器 盤 1式 ( 6) 水 中 牽 引 式 汚 泥 掻 寄 機 現 場 操 作 盤 2面 ( 7) 沈 澱 池 排 泥 弁 現 場 操 作 盤 2面 ( 8) 沈 澱 池 流 入 調 節 弁 現 場 操 作 盤 1面 ( 9) 混 和 池 撹 拌 機 現 場 操 作 盤 1面 ( 10) 沈 澱 池 床 排 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 1面 ( 11) 混 和 池 流 量 計 室 床 排 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 1面 ( 12) 沈 澱 水 検 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 1面 ( 13) 混 和 水 検 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 1面 ( 14) 沈 澱 池 流 入 流 量 1組 ( 15) 沈 澱 池 流 入 調 節 弁 開 度 1組 2 - 1 ( 16) 2系 沈 澱 池 計 器 盤 1式(2面) ( 17) 手 元 開 閉 箱 2台 ( 18) 沈 澱 池 制 御 装 置 機 能 増 設 1式 ( 19) NO.1~ 4LCD 監 視 操 作 装 置 機 能 増 設 1式 ( 20) 建 築 動 力 制 御 盤 1面 ( 21) NO.1動 力 主 幹 盤 機 能 増 設 1式 ( 22) NO.2動 力 主 幹 盤 機 能 増 設 1式 ( 23) ブ ロ ワ ー 棟 照 明 主 幹 盤 機 能 増 設 1式 ( 24) 2系 混 和 池 電 気 室 空 調 機 2台 ( 25) 2系 混 和 池 階 段 室 給 気 フ ァ ン 1台 ( 26) 汚 泥 界 面 計 4組 2 - 2 第4節 1. 機器仕様 2 系 沈 澱 池 設 備 コ ン ト ロ ー ル セ ン タ (1) ( 1) 数 量 1式 ( 2) 形 式 両面形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 2. a.配線用遮断器 1式 b.変流器 1式 c.電流計 1式 d.同上用切換スイッチ 1式 e.電圧計 1式 f.同上用切換スイッチ 1式 g.電源表示灯 1式 h.非可逆ユニット 1式 i.可逆ユニット 1式 j . VVVFユ ニ ッ ト 1式 k . MCCBフ ィ ー ダ ユ ニ ッ ト 1式 l.制御用変圧器 1式 m.盤架台 1式 n.その他必要なもの 1式 2 系 沈 澱 池 設 備 コ ン ト ロ ー ル セ ン タ (2) ( 1) 数 量 1式 ( 2) 形 式 両面形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 a.配線用遮断器 1式 b.変流器 1式 c.電流計 1式 d.同上用切換スイッチ 1式 e.電圧計 1式 f.同上用切換スイッチ 1式 g.電源表示灯 1式 2 - 3 3. h.非可逆ユニット 1式 i.可逆ユニット 1式 j . VVVFユ ニ ッ ト 1式 k . MCCBフ ィ ー ダ ユ ニ ッ ト 1式 l.制御用変圧器 1式 m.盤架台 1式 n.その他必要なもの 1式 2 系 沈 澱 池 設 備 補 助 継 電 器 盤 (1) ( 1) 数 量 1式 ( 2) 形 式 屋内自立形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 4. a.補助継電器 1式 b.端子台 1式 c.盤架台 1式 d.その他必要なもの 1式 2 系 沈 澱 池 設 備 補 助 継 電 器 盤 (2) ( 1) 数 量 1式 ( 2) 形 式 屋内自立形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 5. a.補助継電器 1式 b.端子台 1式 c.盤架台 1式 d.その他必要なもの 1式 2 系沈澱池照明変圧器盤 ( 1) 数 量 1式 ( 2) 形 式 屋内自立形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 a.単相モールド変圧器 1台 2 - 4 30kVA 210V/210-105V 6. b.電圧計 1式 c.同上用切換スイッチ 1式 d.電流計 1式 e.同上用切換スイッチ 1式 f.電力量計 1式 g.盤架台 1式 h.配線用遮断器 1式 i.パイロットランプ 1式 j.その他必要なもの 1式 水中牽引式汚泥掻寄機現場操作盤 ( 1) 数 量 2面 ( 2) 形 式 屋内スタンド形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器(1面当り) 7. a.故障表示灯 1式 b.切換スイッチ 1式 c.操作スイッチ 1式 d . 状 態 表 示 灯 ( R-W-G) 1式 e.押ボタンスイッチ 1式 f.その他必要なもの 1式 沈澱池排泥弁現場操作盤 ( 1) 数 量 2面 ( 2) 形 式 屋内スタンド形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器(1面当り) a.故障表示灯 1式 b.切換スイッチ 1式 c.操作スイッチ 1式 d . 状 態 表 示 灯 ( R-W-G) 1式 e.押ボタンスイッチ 1式 f.その他必要なもの 1式 2 - 5 8. 沈澱池流入調節弁現場操作盤 ( 1) 数 量 1面 ( 2) 形 式 屋内スタンド形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 9. a.広角度指示計 1式 b.故障表示灯 1式 c.切換スイッチ 1式 d.操作スイッチ 1式 e . 状 態 表 示 灯 ( R-W-G) 1式 f . 状 態 表 示 灯 ( R-G) 1式 g.押ボタンスイッチ 1式 h.その他必要なもの 1式 混和池撹拌機現場操作盤 ( 1) 数 量 1面 ( 2) 形 式 屋外スタンド形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 a.故障表示灯 1式 b.切換スイッチ 1式 c.操作スイッチ 1式 d . 状 態 表 示 灯 ( R-G) 1式 e.押ボタンスイッチ 1式 f.電流計 1式 g.盤架台 1式 h.その他必要なもの 1式 10. 沈 澱 池 床 排 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 ( 1) 数 量 1面 ( 2) 形 式 屋内壁掛形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 2 - 6 a.故障表示灯 1式 b.切換スイッチ 1式 c.操作スイッチ 1式 d . 状 態 表 示 灯 ( R-G) 1式 e.押ボタンスイッチ 1式 f.その他必要なもの 1式 11. 混 和 池 流 量 計 室 床 排 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 ( 1) 数 量 1面 ( 2) 形 式 屋内壁掛形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 a.故障表示灯 1式 b.切換スイッチ 1式 c.操作スイッチ 1式 d . 状 態 表 示 灯 ( R-G) 1式 e.押ボタンスイッチ 1式 f.その他必要なもの 1式 12. 沈 澱 水 検 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 ( 1) 数 量 1面 ( 2) 形 式 屋内スタンド形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 a.故障表示灯 1式 b.切換スイッチ 1式 c.操作スイッチ 1式 d . 状 態 表 示 灯 ( R-G) 1式 e.押ボタンスイッチ 1式 f.その他必要なもの 1式 13. 混 和 水 検 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 ( 1) 数 量 1面 ( 2) 形 式 屋内スタンド形 2 - 7 ( 3) 寸 法 ( 4) 主要機器 設計図書を参照 a.故障表示灯 1式 b.切換スイッチ 1式 c.操作スイッチ 1式 d . 状 態 表 示 灯 ( R-G) 1式 e.押ボタンスイッチ 1式 f.その他必要なもの 1式 14. 沈 澱 池 流 入 流 量 ( 1) 数 量 ( 2) 機器構成 1組 a . 電 磁 流 量 計 発 信 器 (700φ ) 1台 b.電磁流量計変換器 1台 c.専用ケーブル 1式 d.縦形指示計 1台 e.アイソレータ 1式 f.短管およびルーズ短管 1式 g.その他必要なもの 1式 15. 沈 澱 池 流 入 調 節 弁 開 度 ( 1) 数 量 ( 2) 機器構成 1組 a.縦形指示計 1台 b.アイソレータ 1式 c.その他必要なもの 1式 16. 2 系 沈 澱 池 計 器 盤 ( 1) 数 量 1式(2面) ( 2) 形 式 屋内自立形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 機器構成 a.入出力装置 1式 b.メディアコンバータ 1式 2 - 8 c.光成端箱 1式 d.リレーボード 1式 e.専用ケーブル 1式 f.計装機器取付スペース 1式 g.切換スイッチ 1式 h.操作スイッチ 1式 i.故障表示器 1式 j.DC電源装置 1式 k.共通制御回路 1式 l.補助継電器 1式 m.押しボタンスイッチ 1式 n.盤架台 1式 o.その他必要なもの 1式 17. 手 元 開 閉 箱 ( 1) 数 量 2台 ( 2) 形 式 屋内壁掛形(防雨型) ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 a.配線用遮断器 1式 b.電源表示ランプ 1式 c.その他必要なもの 1式 18. 沈 澱 池 制 御 装 置 機 能 増 設 ( 1) 機能増設内容 沈澱池設備の動力設備、計装設備の更新に伴い、入出力項目の変更およびソフト ウェア、ハードウェアの機能増設を行う。 a.汚泥掻寄機設備制御機能増設 1式 b.沈澱池排泥弁制御機能増設 1式 c . 2系 沈 殿 池 信 号 入 出 力 機 能 増 設 1式 d.その他必要なもの 1式 19. NO.1~ 4LCD 監 視 操 作 装 置 機 能 増 設 ( 1) 機能増設内容 2 - 9 沈澱池設備の動力設備、計装設備の更新に伴い、グラフィック画面およびソフト ウェアの機能増設を行う。 a.沈澱池監視画面機能増設 1式 b.沈澱池掻寄排泥画面機能増設 1式 c.コントロールセンタ受電画面機能増設 1式 d.その他必要なもの 1式 20. 建 築 動 力 制 御 盤 ( 1) 数 量 1面 ( 2) 形 式 屋内自立形 ( 3) 寸 法 設計図書を参照 ( 4) 主要機器 a.故障表示灯 1式 b.切換スイッチ 1式 c.操作スイッチ 1式 d . 状 態 表 示 灯 ( R-G) 1式 e.押ボタンスイッチ 1式 f.非可逆動力回路 1式 g.電源送り回路 1式 h.制御電源回路 1式 i.補助継電器 1式 j.制御用変圧器 1式 k.その他必要なもの 1式 21. NO.1 動 力 主 幹 盤 機 能 増 設 ( 1) 機能増設内容 NO.2送 水 ポ ン プ 補 機 設 備 コ ン ト ロ ー ル セ ン タ へ の フ ィ ー ダ ー 振 り 替 え に 伴 い 、 既 設盤の機能増設を行う。 ( 2) 機器構成(設計図参照) フィーダーの追加を行う。 a.配線用遮断器 b.変流器 100AF 1式 100/5A 1式 c.零相変流器 1式 d.電力量計 1式 2 - 10 e.過電流継電器 1式 f.その他必要なもの 1式 22. NO.2 動 力 主 幹 盤 機 能 増 設 ( 1) 機能増設内容 NO.2送 水 ポ ン プ 補 機 設 備 コ ン ト ロ ー ル セ ン タ へ の フ ィ ー ダ ー 振 り 替 え に 伴 い 、 既 設盤の機能増設を行う。 ( 2) 機器構成(設計図参照) フィーダーの追加を行う。 a.配線用遮断器 b.変流器 100AF 1式 100/5A 1式 c.零相変流器 1式 d.電力量計 1式 e.過電流継電器 1式 f.その他必要なもの 1式 23. ブ ロ ワ ー 棟 照 明 主 幹 盤 機 能 増 設 ( 1) 機能増設内容 1系沈澱池電灯盤への電源供給に伴い、既設盤の機能増設を行う。 ( 2) 機器構成(設計図参照) フィーダーの追加を行う。 a.配線用遮断器 225AF 1式 b.零相変流器 1式 c.過電流継電器 1式 d.その他必要なもの 1式 24. 2 系 混 和 池 電 気 室 空 調 機 ( 1) 数 量 2台 ( 2) 型 式 空冷インバータヒートポンプ式パッケージエアコン ( 3) 冷房能力 7.1( 1.9~ 8.0) kW( JIS) ( 4) 室内機 天吊型室内機<新 a 冷媒> 風量 21.5m3/分 送風機出力 0.04kW 室外機重耐塩処理(フィン込み) 2 - 11 リモコン付き ( 5) 主要機器 a.本体 ( 6) SS400相 当 品 付帯品 a.その他必要なもの 1式 25. 2 系 混 和 池 階 段 室 給 気 フ ァ ン ( 1) 数 量 1台 ( 2) 形 式 有圧換気扇 ( 3) 風 量 3,000m 3 /h ( 4) モ ー タ 0.2kW×3φ ×200V×60Hz×4P( 全 閉 形 ) ( 5) 環境条件 重塩害対策品 SUS 製 ( シ リ コ ン ア ク リ ル 樹 脂 ク リ ヤ ー 塗 装 ) ( 6) ( 7) 主部材質 a.羽根車 SUS相 当 品 b.ケーシング SUS相 当 品 c.主軸 SUS相 当 品 その他必要なもの 1式 26. 汚 泥 界 面 計 ( 1) 数 量 4組 ( 2) 機器構成(1組当り) a.汚泥界面計変換器 1台 (超音波パルス反射方式) b.界面計センサ 1台 c.水洗浄器 1式 d.専用ケーブル 1式 e.縦形指示計 1台 f.警報設定器 1台 g.アイソレータ 1式 h.アレスタ 1式 i.ポールスタンド 1式 j.その他必要なもの 1式 2 - 12 第5節 1. 工事詳細 機器据付・組立 ( 1) 搬入に際しては、搬入順序を予め十分検討しその順序に従って搬入すること。 なお、搬入時には転倒防止を十分考慮して搬入すること。 ( 2) 各 機 器 の 組 立 据 付 に 当 っ て は 水 平 垂 直 に 十 分 注 意 し 、入 念 か つ 正 確 に 組 立 据 付 、 機器の性能に支障無きように施工すること。 ( 3) 組立,接続は気象条件(湿度,風等)及び周囲条件(塵埃,作業スペース等) が適切かどうか確認してから行うこと。 2. 配 線 ( 1) ケーブルは、配線順序をあらかじめ十分検討して整然と配線すること。また、 動力,または制御計装ケーブルが平行あるいは交差するところがある場合は、セ パレータ等を設け完全に離隔すること。 ( 2) 露 出 ケ ー ブ ル は 電 線 管 内 に 布 設 し 、整 然 と 配 線 す る こ と 。ま た 、通 路 を 考 慮 し 、 配線を行うこと。 3. 他設備との取合い ( 1) 他設備と関わる施工の際は充分に打合わせを行い、施工を行うこと。 2 - 13 第3 章 試験 および検査 第1節 1. 試 一般事項 験 機 器 材 料 の 製 作 完 了 後 、製 作 工 場 に お い て 本 局 立 ち 会 い の も と に 下 記 試 験 お よ び 検 査 を行う。なお、社内試験成績書を提出すること。 ( 1) JIS等に定められた試験法のあるものはそれに従うこと。 ( 2) 形状寸法検査 ( 製作材料、加工および組立の精度等 ) ( 3) 塗装検査 ( 色見本による比較および指定色の確認、膜厚の測定 膜厚計を用意し、その場で零調整を行うこと ) ( 4) 性能試験 ( 5) 動作試験(具体的な試験方法を試験成績書に記載すること) ( 6) その他本局が必要と認めた試験 立会い試験の際は、以下のものを用意すること。 ・ 塗装色見本(マンセル) ・ 磁石(盤材質確認のため) ・ ノギス(板厚確認のため) ・ 試験用器具一覧(有効期限内であることがわかるもの) 社内試験成績書には、以下のものを添付すること。 ・ 試験用器具の校正記録 ・ 使用鋼材のミルシート ・ 試験実施状況写真 2. 現場試験 機器材料の据付および配線工事完了後、下記の現場試験を行うこと。 なお、試験成績表を本局に提出すること。 ( 1) 導通試験 電線の断線および誤接続などの有無を検査すること。 ( 2) 絶縁試験 各屋内外配線及び機器に対する絶縁抵抗測定を行うこと。 3. 雑 則 ( 1) 試験用器具および試験に必要な一切のものおよびこれに要する消耗品は、すべ て請負者負担とする。 3 - 1 ( 2) 試験方法その他試験の詳細については、その都度本局係員と協議して決定する こと。 第2節 1. 機器の試験 各種機器 各々の規格に準拠して下記の項目について行う。 ( 1) 構造点検 ( 2) 性能点検 ( 3) 操作試験 ( 4) その他係員の指示する項目 第3節 1. 現地試験 据 付 完 了 し て 機 器 に つ い て 所 要 の 性 能 を 満 足 し て い る 事 を 、標 準 入 力 を 与 え て 試 験 す ること。 2. 他設備工事との機器の良好な動作および機能的関連等を確認する試験を行うこと。 3 - 2 第4章 撤去工事 1.概 要 本工事は、設備の更新に伴い撤去図に示す通り各機器、基礎、点検架台等を撤去する ものである。 2.撤去品 (1)撤去品 (1)2 系沈澱池設備コントロールセンタ(A) 1式 (2)2 系沈澱池設備コントロールセンタ(B) 1式 (3)2 系沈澱池設備補助継電器盤(A) 1式 (4)2 系沈澱池設備補助継電器盤(B) 1式 (5)沈澱池流入現場操作盤 1面 (6)混和池攪拌機現場操作盤 1面 (7)汚泥掻寄機現場操作盤 2面 (8)沈澱池排泥弁現場操作盤 2面 (9)沈澱水検水ポンプ現場操作盤 1面 (10)二次混和水検水ポンプ現場操作盤 1面 (11)混和池流量計室床排水ポンプ現場操作盤 1面 (12)沈澱池床排水ポンプ現場操作盤 1面 (13)沈澱池電気室空調機現場操作盤 1面 (14)沈澱池流入流量 1組 (15)2 系沈澱池計器盤 1面 (16)2 系沈澱池電気室空調機 1台 (17)2 系沈澱池階段室排気ファン 1台 (18)2 系沈澱池階段室給気ファン 1台 (19)2 系混和池階段室給気ファン 1台 (2)撤去品の処理等 1)撤去品の指定場所(場内)への運搬、撤去品の廃棄処理まで本工事とする。 (3)基礎工事 1)撤去品各機器基礎のはつりは本工事とする。 2)機器撤去後に土木躯体の補強工事を行うことから、機器撤去に伴う基礎、躯体 のはつり後の養生は行わない。 3)コンクリート殼の産廃処分も本工事とする。 (4)PCB 含有機器 1)PCB含有の可能性のある油入機器については分析検査を行う。PCBが検出された 4 - 1 場合は、発注者が保管できる形で受け渡すこと。 4 - 2 第5章 追 記 事 項 1. 本工事の施工に当たり、下請発注を必要とする場合は県内業者を優先すること。 2. 技術者、一般労働者などもやむをえない場合の他は県内で採用すること。 3. 本工事に使用する資材等のうち、沖縄県で生産製造され、かつ規格・品質価格等が 適正である場合、これを優先して使用すること。また、現場操作盤など、構造が比較 的簡易な機器についても県内業者製品を優先して使用すること。 4. 鉄筋・セメント等主要建設資材については、竣工届に県産建設資材使用状況報告書 を添付すること。 5. 建設業退職金共済制度について (1) 当 該 建 設 工 事 の 現 場 に「 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 適 用 事 業 主 工 事 現 場 」標 識 の 掲 示 を確実に実施しなければならない。 (2) 未 加 入 下 請 事 業 者( 二 次 以 下 の 下 請 事 業 者 も 含 む 。)に 対 す る 加 入 を 指 導 す る こ と。 5 - 1