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写真が上手くなるカメラ X-E1 [ THE 写真術 ]

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写真が上手くなるカメラ X-E1 [ THE 写真術 ]
Section
2
写真が上手くなるカメラ X-E1
[ THE 写真術 ]
覚えていると便利な操作ボタン
撮影モード
レンズの絞り値
シャッタースピード
露出補正
ホワイトバランス ( WB )
ISO 感度
フィルムシミュレーション
内蔵フラッシュ
交換レンズの種類
レンズワーク/広角レンズ
レンズワーク/標準レンズ
レンズワーク/望遠レンズ
レンズワーク/マクロレンズ
47
覚えておくと便利な操作ボタン
① MENU ボタン
③再生ボタン
カメラのセットアップや撮影や再生などについての各設定や変更は、
MENU 画面で行います。
再 生ボタンを押 すこと
で、撮影した画像をファ
インダーや LCD で見る
ことができます。
MENU ボ タン
を押します。
MENU 画面が表示されます。
セレクターボ
タン▲▼を押
して設定した
い項目を選び
ま す。 ◀ ▶ で
設定を変更し
ま す。 決 定 は
再 度 MENU ボ
タンを押しま
す。
再生ボタンを押す
と、 最後に確認し
た画像が表示され
ます。
各フォーカスモード
について
コマンドダイヤ
ルもしくはセレ
クターボタン◀
▶ を 押 すと 前
後画像を見るこ
とが で きます。
さ ら に、 ▲ ▼
を押すと、詳細
な撮影情報が
確認可能です。
④フォーカスモード切換レバー
フォーカスモード切 換レ
バーでピント合わせの方
法を変更できます。フォー
カスモードは S(シングル
AF)
、C(コンティニュア
ス AF)
、M( マ ニュアル
フォーカス)があります。
撮影に戻るには DISP/BACK
ボタンまたは、シャッター
ボタンを押します。
② Q(クイックメニュー)
Q(クイックメニュー)ボタンを押して、Q(クイックメニュー)画面からさ
まざまな撮影についての設定や設定変更が簡単に行えます。また、現在
のカメラの設定内容も一目で確認できます。
④
⑤ DIPS/BACK ボタン
(長押しで[マナーモード])
③
②
①
Q(クイックメ
ニ ュ ー) ボ タ
ンを押します。
⑤
DIPS/BACK ボタンを長押しすると[マ
ナーモード]に設定できます。マナー
モードに設定するとフラッシュ、AF
補助光が発光禁止となり、操作音、動
画の再生音がオフになり
ます。セルフタイマーラン
プも発光しません。再度長
押しすると解除できます。
48
覚えておくと便利な操作ボタン
① MENU ボタン
③再生ボタン
各フォーカスモードについて
カメラのセットアップや撮影や再生などについての各設定や変更は、
MENU 画面で行います。
セレクターボ
タン▲▼を押
して設定した
メインとなる被写体にフォーカスフレームを合わ
い項目を選び
せて、シャッターボタンを半押しすると、ピント
ま す。 ◀ ▶ で
が固定されます。スナップや風景などの動きのな
設定を変更し
い被写体の撮影に適しています。ピント位置を変
ま す。 決 定 は
再 度 MENU ボ
更したいときは、再度シャッターボタンを半押し
MENU 画面が表示されます。
各フォーカスモード
タンを押しま
にします。そのピント位置で撮影したいときは
について
す。
S(シングル AF)
MENU ボ タン
を押します。
再 生ボタンを押 すこと
で、撮影した画像をファ
インダーや LCD で見る
ことができます。
再生ボタンを押す
と、 最後に確認し
た画像が表示され
ます。
④フォーカスモード切換レバー
シャッターボタンをさらに深く押しこむ(全押し)
ことで撮影できます。
撮影に戻るには DISP/BACK
フォーカスモード切 換レ
バーでピント合わせの方
法を変更できます。フォー
カスモードは S(シングル
AF)
、C(コンティニュア
ス AF)
、M( マ ニュアル
フォーカス)があります。
ボタンまたは、シャッター
ボタンを押します。
C(コンティニュアス AF)
② Q(クイックメニュー)
シャッターボタンを押さなくても、常にピントを
合わせ続けます。動きのある被写体の撮影に適し
Q(クイックメニュー)ボタンを押して、
Q(クイックメニュー)画面からさ
ています。なお、バッテーリーの消耗が大きくな
まざまな撮影についての設定や設定変更が簡単に行えます。また、現在
りますので、バッテリー残量に注意しながら撮影
のカメラの設定内容も一目で確認できます。
しましょう。
④
⑤ DIPS/BACK ボタン
(長押しで[マナーモード])
③
②
M(マニュアルフォーカス)
Q(クイックメ
ニ ュ ー) ボ タ
ンを押します。
コマンドダイヤ
ルもしくはセレ
クターボタン◀
▶ を 押 すと 前
後画像を見るこ
とが で きます。
さ ら に、 ▲ ▼
を押すと、詳細
な撮影情報が
確認可能です。
ピントを手動で合わせたいときに使用します。
オー
トフォーカスが苦手な被写体(光沢のあるものや、
高速で移動する被写体)を撮影するときや、意図
的にピントをずらしたいときに使用します。
①
⑤
DIPS/BACK ボタンを長押しすると[マ
ナーモード]に設定できます。マナー
モードに設定するとフラッシュ、AF
補助光が発光禁止となり、操作音、動
画の再生音がオフになり
ます。セルフタイマーラン
プも発光しません。再度長
押しすると解除できます。
48
撮影モード[ Part 1 ]
撮影のリズムを崩さずに素早く撮影モードが変更できます
X-E1 には、撮影モードを変更するための「撮影モードダイヤル」がありません。撮影モードの切換は、
[シャッタースピード]の設定と[絞り値]の設定
の組み合わせにより素早く撮影モードの変更ができます。X-E1 は、カメラのホールディングを維持したまま、瞬時に撮影モードの変更ができるので、撮
影のリズムを崩すことなくシャッターチャンスに集中できます。
シャッタースピード
絞り
素早く撮影モードの
切換ができます。
シャッタースピードダイヤル
[A(オート)]に設定
カメラが自動でシャッタースピードを設定してくれます
[A(オート)]に設定
カメラが自動でシャッタースピードを設定してくれます
[各シャッタースピード]に設定
設定したシャッタースピードで撮影できます
[各シャッタースピード]に設定
設定したシャッタースピードで撮影できます
[A(オート)]に設定
カメラが自動で絞り値を設定し
てくれます
[各絞り値]に設定
設定した絞り値で撮影できます
[A(オート)]に設定
カメラが自動で絞り値を設定し
てくれます
[各絞り値]に設定
設定した絞り値で撮影できます
[プログラム AE]
カメラがシャッタースピードと絞り値
を自動で設定してくれます
[絞り優先 AE]
設定した絞り値に合わせてカメラが自動的
にシャッタースピードを合わせてくれます
[シャッタースピード優先 AE]
設定したシャッタースピードに合わせてカ
メラが自動的に絞り値を合わせてくれます
[マニュアル露出]
シャッタースピードも絞り値も撮 影
者が設定した値で撮影できます
49
撮影モード[ Part 2 ]
すべてカメラ任せではないから写真表現の基礎がすぐに身につきます
プロ用カメラ「X-Pro1」の流れをくむ X-E1 は、究極の高画質と撮影を重視した良好な操作性を受け継いでいます。シャッタースピードと絞りがメニュー
画面からの設定ではないので、撮影者の意図がスムーズに反映出来ます。X-E1 は、露出の概念や、絞り値、シャッタースピードによる表現などをすぐに
習得できます。X-E1 で工夫しながら撮影することで、写真がみるみる上達します。
プログラム AE
絞り優先 AE
カメラが絞りとシャッター
スピードを自動的に設定し
てくれます。同じ露出のま
ま絞りとシャッタースピー
ドの組み合わせの変更も可
能です。スナップ撮影など
に便利な撮影モード。
撮影者が選んだ絞り値に合
わせてカメラが自動的に
シャッタースピードを設定
してくれます。ボケをコント
ロールする場合に便利な撮影
モードです。
シャッタースピード
優先 AE
マニュアル露出
撮影者が選んだシャッター
スピードに合わせてカメラ
が自動で絞り値を設定して
くれます。動きを止めたり、
逆にブラして動感を表現す
る場合に便利な撮影モード
です。
絞り値もシャッタースピー
ド も 撮 影 者 が 設 定 し ま す。
上級者向き撮影モードです。
構図やフレーミングを変え
ても、画像の明るさを変え
たくない場合や打ち上げ花
火の撮影時に使う撮影モー
ドです。
50
レンズの絞り値 [ Part 1]
絞り値
絞りリング
絞りはボケの大きさをコントロールします。
絞りを開けるほど大きくボケ、絞リ込むほどシャープに写ります
大きくボケて
やわらかな表現ができる
絞りを開ける
[絞り値(F 値)が小さくなる]ほど
ボケが大きくなります
絞り開放 F1.4
ボケ量が少なく
シャープな表現ができる
絞りを絞る
[絞り値(F 値)が大きくなる]ほど
シャープに見える範囲が広くなります
絞り F4
絞り F11
XF レンズ
絞り値は F 値とも呼ばれま
す。設定した絞り値はファ
前景、背景輪郭がしっかり描写されています
前景、背景のボケ量が少し少なくなっています
イ ン ダ ー や 液 晶 モ ニ タ ー 前景、背景が大きくボケています
(LCD) に F5.6 あ る い は
F11 などと表示されます。
絞り込むと F 値の数字が大 レンズの絞り値は露出をコントロールする役目の他に、ボケの大きさをコントロールするという写真表現において重要な役割を
きくなり、逆に開けると数 持っています。大きくボカしてふわりとやわらかな表現にしたいときは、絞りを開けます(F 値が小さくなる)
。逆に、画面全体
字は小さくなります。
をシャープに写したいときは、絞りを絞り込みます(F 値が大きくなる)。また、そのレンズの絞りを開放(全開)にした状態(もっ
とも小さい F 値に設定した状態)を「開放絞り」といいます。この開放 F 値が小さいレンズ(明るいレンズ)ほど大きくて滑ら
かなボケ表現ができます。
51
レンズの絞り値 [ Part 2 ]
絞り値/ F8
絞り値/ F2.8
キリッとシャープな表現をするには
絞りを絞り込んで撮影しましょう
絞りを開けて背景をふわりとボカし
メインの被写体を引き立てよう
この画像のように手前から画面奥までシャープに撮影したいときは、絞り
リングを回して絞り値(F 値)を大きくしてみましょう。ファイダーや液
晶モニターで画像を確認しながら、イメージに合った絞り値に設定します。
絞りを絞るほどシャッタースピードが遅くなりますので、手ブレに注意し
ましょう。シャッタースピードが 1/60 秒より遅くなるようなら、ISO 感
度を上げてみましょう。また、同じ絞り値でもレンズの焦点距離が短くな
るほどシャープに見える範囲(被写界深度)が広くなります。
ボケは写真表現において、とても重要な役割を果たしています。絞りリン
グを回して絞り値(F 値))を小さくすることで背景や前景が大きくボケ
けて、画像全体がやさしい雰囲気になり、同時にメインの被写体がグッと
引き立って見えます。絞りを開けるほど、シャッタースピードは速くなり
ます。明るい屋外では、最も速いシャッタースピード(1/4000 秒)でも、
露出がオーバーになることがあります。その場合は ISO 感度を下げて撮
影しましょう。同じ絞り値でも焦点距離が長くなるほど大きくボケます。
52
シャッタースピード [ Part 1 ]
シャッタースピードが速いと被写体をブラさずにしっかり写せます。
遅いとブレて動感を表現できます
シャッター
スピード
ダイヤル
ブレることにより
ブレずにピタっと止まって
動きを表現できる
シャープに写る
シャッタースピードを遅く
シャッター
スピード
[分母の数値が小さくなる]ほど
被写体はブレて写ります
1/2 秒 噴水が糸を引いたようにブレています
シャッタースピードは、通常 1/2000 秒とか 1/100 秒
と表記されます。設定したシャッタースピードはファ
イ ン ダ ー や 液 晶 モ ニ タ ー(LCD) に 2000 あ る い は
100 などと整数で表示されます。2000 は 1/2000 秒、
100 は 1/100 秒のことです。数字が大きいほど速い
シャッタースピードで少ないほどシャッタースピード
は遅くなります。
1/60 秒 噴水が中途半端にブレています
シャッタースピードを速く
[分母の数値が大きくなる]ほど
被写体は止まって写ります
1/2000 秒 水がガラス玉のように止まっています
シャッタースピードは、シャッターが開いている時間のことです。シャッターが開く
とセンサーへの露光が始まり、閉じると露光が終了します。その時間が短いほど(シャッ
タースピードが速いほど)被写体は止まって写ります。逆にその時間が長いほど(シャッ
タースピードが遅いほど)被写体はブレて写ります。意図しないブレには注意が必要
ですが、あえてブラすことでスピード感や水の流れといった “ 動感 ” を表現できます。
また、シャッタースピードは露出のコントロールという重要な役割もあります。
53
シャッタースピード [ Part 2 ]
スローシャッターで
テールランプを大きく
ブラして光跡を写し
撮る
夜間にスローシャッターで
走り去るクルマを撮影する
と、このようにテールランプ
が大きくブレて光跡を写す
ことができます。掲載画像は
シャッタースピードが 8.5 秒
という長秒間撮影です。つま
り、8.5 秒間シャッターは開
いています。その間、クルマ
が高速で走行するため、テー
ルランプが尾を引いたよう
な光跡になるわけです。他に
も、湾内を航行する船の光跡
をスローシャッターで写す
ことで、夜景写真のアクセン
トにするなど、いろいろ応用
できます。ただし、こうした
スローシャッターでは必ず
三脚を使用しましょう。
シャッタースピード/ 8.5 秒
54
露出補正 [ Part 1 ]
プラスに露出補正すると明るく、
マイナスに露出補正すると暗く写ります
露出補正
ダイヤル
“ 重厚 ” “ しっとり ”
“ さわやか ” “ 透明感 ”
といった表現ができます
といった表現ができます
マイナス側に露出補正するほど
画像が暗く写ります
プラス側に補正するほど画像は
明るく写ります
露出補正値
- 1EV 補正 見た目より暗く写っています
±0EV カメラの自動露出が出した露出値
カメラの AE(自動露出)が出した露出値
よりも、明るくしたいときや暗くしたい
ときは「露出補正ダイヤル」を回して画
像の明るさを調整できます。プラス側に
設定すると明るく写り、マイナス側に設
定すると暗く写ります。露出補正値はファ
インダーや液晶モニター(LCD)の「露
出補正バー」に表示されます。いずれも
露出補正値の数値が大きいほど明るく、
あるいは暗くなります。
カメラの自動露出(AE)が出した露出値で撮影した画像が、そのままでイメージ
どおりの場合もあります。でも、もう少し明るい画像のほうが “ さわやか ”“ かわい
い ” ということもあると思います。逆に、もう少し暗い画像のほうが “ しっとり “ した
雰囲気になる、” 重厚感 ” を感じるということもあるでしょう。そうした場合は、露出
補正ダイヤルを回すことで、画像の明るさを調整できます。ファインダーや液晶モニ
ター(LCD)で画像を確認しながら、イメージに合った明るさで撮影してみましょう。
+ 1EV 補正 見た目より明るく写っています
55
露出補正
マイナス補正で重厚
なイメージを出す
カメラが出した露出値、
(露出補正なし)は見た
目 通 り の 画 像 で す が、
印象が弱い。そこでマ
イナス側に露出補正を
することで、画像全体
の ト ー ン が 落 ち 着 き、
重厚なイメージの写真
になりました。
露出補正なし/± 0
マイナス補正/− 1.3EV 補正
プラス補正で爽やか
なイメージを作る
カメラが出した露出値
(露出補正なし)でも写
真的には成立していま
す。でも写真の表現は
ひとつではありません。
プラス補正して写すこ
とで、明るく、透明感
のある表現にすること
もできます。
露出補正なし/± 0
プラス補正/+ 1.0EV 補正
56
ホワイトバランス(WB) [ Part 1 ]
AUTO
晴れ
日陰
蛍光灯 1
蛍光灯 2
蛍光灯 3
電球
水中
通常の撮影では[AUTO]
あるいは[晴れ]の設定がおすすめ
[ホワイトバランス]とは、白色の被写体がきちんと白色に写るように光源
に合わせてホワイトバランスを設定し、カメラ内で自動的に調整する機能
です。それは、本来、光線には光源特有の色があり、その光源下で撮影す
ると、色かぶりして白色が白色として写らないことがあります。それを
補正するのが[ホワイトバランス]です。通常の撮影では「AUTO」ある
いは[晴れ]がおすすめです。
57
ホワイトバランス(WB)[ Part 2 ]
ホワイトバランス/電球
ホワイトバランス[電球]は本来、電球によるオレンジの色かぶりを補
正するためのものです。そこで、屋外の太陽光の下で、あえて光源の違
う[電球]に設定して撮影すると、このように青みがかった画像が撮影
できます。このように、いろいろなホワイトバランスに設定することで、
印象的な画像を撮影できる場合があります。
ホワイトバランス/ AUTO
通常のホワイトバランスの設定は[AUTO]がオススメです。さまざま
な光源下で正確な色再現をしてくれます。この画像もその場の雰囲気を
とてもよく伝えてくれています。
光源と違う設定にすることで、印象的な表現もできます
[ホワイトバランス]は、光源特有の色の影響を補正して、白色が色かぶりしないように
補正する機能です。それをうまく利用して、敢えて光源とは違う別の[ホワイトバランス]
に設定して、カラーバランスを崩すことで、色味を変えて印象的な画像にする方法があ
ります。電子ビューファインダーや液晶モニター(LCD)で画像を確認しながら、いろ
いろな[ホワイトバランス]に設定して、イメージに合った画像を撮影してみましょう。
メニュー画面もし
く は Q( ク イ ッ ク メ
ニ ュ ー) 画 面 か ら、
任意のホワイトバラ
ンスが設定できます。
58
ISO 感度 [ Part 1 ]
低感度 ISO
常用
ISO200
拡張
ISO100
大口径の XF レンズのボケ
味が活かせる拡張 ISO 100
できるだけ絞りを絞らずに大
口 径 の XF レ ン ズ の ボ ケ 味 を
活かして撮影したい場合で
も、日差しが強いシーンでは
シャッタースピードを上限の
1/4000 秒 に 設 定 し て も 露 出
オーバーになることがありま
す。そういう場合は拡張感度
(L) の ISO100 に 設 定 す る と
1段分余裕ができ、絞りを絞
らずに撮影できる場合があり
ます。
画質優先の撮影は ISO 200
がおすすめ
この画像のような輝度差があ
るシーンでも、ハイライトか
らシャドー部まで滑らかな
ディティールで再現できます。
ISO感度の設定方法
X-E1 は、拡張感度を含め ISO100 ~ ISO25600 の範囲で撮影できます
シャッタースピードが遅くなります。
シャッタースピードが速くなります。暗いシーンでも
暗いシーンでは手ブレに注意しましょう
速いシャッタースピードで撮影できます
ISO 感度を低感度にするほどノイズが
少なくなめらかな画像になります
ISO 感度を高感度にするほどノイズが増え
画像がざらつきます
高感度 ISO
拡張
ISO25600
常用
ISO6400
通常撮影で汎用的に使用で
きる ISO 800
X-E1 は高感度 ISO でも安定した
画質で撮影できるので、ISO800
で も 十 分 高 画 質 で す。ISO800
な ら ISO200 よ り も 2 段 分 速 い
シャッタースピードで撮影でき
ます。夕暮れ時や室内撮影など
汎用的に使える ISO 感度です。
ISO6400 の超高感度でも
ここまで高画質
ISO6400 という超高感度での撮
影では、どうしてもノイズが気
になるのですが、X-E1 は、ノイ
ズをあまり感じさせない高画質
で撮影できるのが特徴です。
ISO 感度の数値が小さいほど低感度、逆に数値が大きくなるほど高感度になります。低感度に設定するほどノイズが少なく高
画質ですが、シャッタースピードが遅くなるので暗いシーンでは手ブレに注意しましょう。逆に高感度になるほど速いシャッ
タースピードで撮影できますが、ノイズが増え画像がザラつきます。画質を優先する場合は ISO 感度を低感度側に、手ブレを
回避したい場合は高感度側に設定するなど、撮影シーンに合わせて ISO 感度を設定しましょう。
59
ISO 感度 [ Part 1 ]
低感度 ISO
常用
ISO200
拡張
ISO100
大口径の XF レンズのボケ
味が活かせる拡張 ISO 100
できるだけ絞りを絞らずに大
口 径 の XF レ ン ズ の ボ ケ 味 を
活かして撮影したい場合で
も、日差しが強いシーンでは
シャッタースピードを上限の
1/4000 秒 に 設 定 し て も 露 出
オーバーになることがありま
す。そういう場合は拡張感度
(L) の ISO100 に 設 定 す る と
1段分余裕ができ、絞りを絞
らずに撮影できる場合があり
ます。
画質優先の撮影は ISO 200
がおすすめ
この画像のような輝度差があ
るシーンでも、ハイライトか
らシャドー部まで滑らかな
ディティールで再現できます。
ISO感度の設定方法
X-E1 は、拡張感度を含め ISO100 ~ ISO25600 の範囲で撮影できます
シャッタースピードが遅くなります。
暗いシーンでは手ブレに注意しましょう
シャッタースピードが速くなります。暗いシーンでも
高感度 ISO
速いシャッタースピードで撮影できます
感度の設定方法
拡張
ISO25600
MENU 画面もしくは Q(クイックメニュー)画面から設定します。初期設定で「Fn」を押す
ISO 感度を高感度にするほどノイズが増え
ISO 感度を低感度にするほどノイズが
と ISO 感度設定画面が表示されるようになっています。
画像がざらつきます
少なくなめらかな画像になります
常用
拡張感度を含め ISO100 ~ ISO25600 の範囲で撮影可能です。常用感度は ISO200 ~ ISO6400
ISO6400
です。
通常撮影で汎用的に使用で
きる ISO 800
X-E1 は高感度 ISO でも安定した
画質で撮影できるので、ISO800
で も 十 分 高 画 質 で す。ISO800
ISO AUTO
な ら ISO200 よ り も 2 段 分 速 い
シャッタースピードで撮影でき
常用感度 ISO200 ~ ISO6400 の範囲なら高感度撮影でも、ほとんどノイズを気にすることな
ます。夕暮れ時や室内撮影など
く撮影できますので、通常の ISO 設定は、ISO AUTO の設定を AUTO(6400)に設定してお
汎用的に使える ISO 感度です。
その他 ISO 感度設定
けばいいでしょう。ISO200 ~ ISO6400 の範囲でカメラが自動的に最適な ISO 感度を選んで
くれます。また、画質を優先した場合など、あまり ISO 感度を上げたくない場合は、上限感
度 AUTO(400)や AUTO(800)に設定しておけば、それ以上の ISO 感度にはなりません。
拡張感度(H)
高感度側の拡張感度は ISO12800 と ISO25600 が選べます。ISO 感度が上がるに従いノイズ
が現れますが、学術的に貴重なシーンを画像として記録しておく必要がある場合などでは非
常に有効です。
ISO6400 の超高感度でも
ここまで高画質
ISO6400 という超高感度での撮
影では、どうしてもノイズが気
拡張感度(L)
になるのですが、X-E1 は、ノイ
低感度側の拡張感度は ISO100 が選べます。日差しの強い浜辺など、日中の明るいシーンでは
ズをあまり感じさせない高画質
で撮影できるのが特徴です。
シャッター速度が AE 連動範囲外(1/4000 秒以上)になることがあります。その場合には拡張
感度 L(100)に設定することでシャッター速度を下げて撮影できます。また、被写体の動きを
ISO 感度の数値が小さいほど低感度、逆に数値が大きくなるほど高感度になります。低感度に設定するほどノイズが少なく高
表現する場合、できるだけ低速シャッターで撮影したい場合にも有効です。
画質ですが、シャッタースピードが遅くなるので暗いシーンでは手ブレに注意しましょう。逆に高感度になるほど速いシャッ
タースピードで撮影できますが、ノイズが増え画像がザラつきます。画質を優先する場合は ISO 感度を低感度側に、手ブレを
回避したい場合は高感度側に設定するなど、撮影シーンに合わせて ISO 感度を設定しましょう。
59
ISO 感度 [ Part 2 ]
ISO 感度を上げると暗い + シーンでも明るく自然に写せます
内蔵フラッシュ光が十分に届かないシーンに高 ISO 感度撮影が有効
ISO 感度を上げている
ため、フラッシュを発
光していなくても明る
く写っています。
フラッシュ光が届いて
いないため暗く写って
います
ISO200 /内蔵フラッシュで撮影
内蔵フラッシュは、手軽に使
えて便利ですが、暗いシーン
では光量が小さいため、遠く
までフラッシュ光が届かな
いため暗く写ることがありま
す。そういうときは、感度を
ISO1600、 あ る い は ISO3200
といった高感度側に設定して
撮影しましょう。
ISO3200 /フラッシュ発光しないで撮影
被写体との距離が近い場合、不自然になりがちなフラッシュ撮影よりも高 ISO 感度撮影が自然に写る
フラッシュ光が強く当
たり花が硬調に再現
されています
ISO200 /内蔵フラッシュで撮影
窓からのわずかな光
でも自然に再現され
ています
室内など、比較的暗い条件で
内蔵フラッシュで撮影すると
きに、被写体とカメラとの距
離が近い場合、コントラスト
強くなるなど不自然に写るこ
とがあります。そういうシチュ
エーションでは高感度で撮影
したほうが、自然に写ります。
ISO1600 /で撮影
60
フィルムシミュレーション [ Part 1 ]
メニュー画面から任意のフィルムシ
ミュレーションが設定できます。
PROVIA /スタンダード
Velvia /ビビッド
ASTIA /ソフト
見た目どおりの自然な発色が特徴。人物、
風景などさまざまな影シーンや被写体に
適しています。
鮮やかな発色とメリハリのある階調表現
が特徴。新緑、紅葉など自然風景の撮影
に適しています。
しっとりとした落ち着いた肌色の発色と
階調表現が特徴。屋外のポートレートに
最適です。
PRO Neg.Hi
PRO Neg.Std
セピア
モノクロ※
上品でしっとりした色調が特徴。スナッ
プだけでなく、草花の撮影にもおもしろ
い表現ができます。
豊かな階調表現が特徴。フィルム現像し
たモノクロフィルムからプリントしたよ
うな、自然な仕上がりが楽しめます。
プロ用ネガフィルムをシミュレートしたモード。Pro Neg.Std は豊かな階調を持ち細や
かなディティールを写し取ることができます。やや硬調な仕上がりの PRONeg.Hi はフ
ラットなライティング下や屋外での使用でメリハリの効いた表現にできます。
プロ写真家が作品撮りで使えるフィルムシミュレーション
※ノーマルのモノクロだけでなく、
3種類のカラーフィルターを駆使し
た多彩な表現も可能。
X-E1 は、カラー5種類、モノクロ4種類、セピアの 10 種類のフィルムシミュレーションが楽しめます。フィルム
シミュレーションは、奇抜な表現で写真を楽しむ機能ではなく、フィルムメーカーでもある富士フイルムらしい、
写真表現へのこだわりから生まれた機能です。かつて、プロ写真家が撮影シーンによってフィルムを選んだように、
色彩表現を選べるのがフィルムシミュレーションです。だから、フィルムシミュレーションは、プロ写真家の作品
撮りに使える機能と言えます。
61
フィルムシミュレーション(カラー/モノクロ/セピア)[ Part 2 ]
Velvia /ビビッド
ASTIA /ソフト
雲ひとつない快晴の青空。この清々しいん光景を、色鮮やかにパン
チの効いた画像にしたかったので[Velvia /ビビッド]に設定し
て撮影しました。
淡いパステル色の花が持つ、やわらかい階調を自然で鮮やかな彩度
を持たせた画像にするために[ASTIA /ソフト]に設定して撮影し
ました。
モノクロ(フィルターなし)
セピア
色味がない分、降雪後の寒々とした雰囲気が表現できる[モノク
ロ]に設定して撮影しました。
こうした趣のある建築物をより情緒のある画像にしてくれるのが
[セピア]です。[セピア]は建築物だけでなく草花でも上品な仕上
がりになります。
62
内蔵フラッシュ [ Part 1 ]
フラッシュポップアップ
スイッチをスライドさせ
るとフラッシュがポップ
アップします。
※[マナーモード]に設
定されているときはフ
ラッシュは発光しません。
[コマンダー]で撮影
[オート]で撮影
コマンダーに設定すると外部フラッシュを使っ 三脚を使ってじょうろで花に水をかけて内蔵フ
た多灯撮影ができます。この撮影では、正面か ラッシュで撮影しました。水がガラス玉のよう
ら内蔵フラッシュ、向かって右上から外部フ になり花を印象的に演出しています。
ラッシュを照射し撮影。花の立体感と背景を美
しいハイライトで演出できました。
コンパクトなボディに便利な内蔵フラッシュを搭載
X-E1 にはコンパクトなボディに内蔵フラッシュが搭載されてい
ます。内蔵フラッシュは、ポップされているときだけフラッシュ
が発光されます。逆光や暗いシーンではカメラが発光量を自動調
整してくれます。夜景と人物の両方をきれいに撮影する場合は、
フラッシュモードを[スローシンクロ]しましょう。その場合、
手ブレしやすいので三脚などにカメラを固定しましょう。
63
内蔵フラッシュ [ Part 1 ]
フラッシュポップアップ
スイッチをスライドさせ
るとフラッシュがポップ
アップします。
※[マナーモード]に設
定されているときはフ
ラッシュは発光しません。
[コマンダー]で撮影
[オート]で撮影
コマンダーに設定すると外部フラッシュを使っ 三脚を使ってじょうろで花に水をかけて内蔵フ
た多灯撮影ができます。この撮影では、正面か ラッシュで撮影しました。水がガラス玉のよう
ら内蔵フラッシュ、向かって右上から外部フ になり花を印象的に演出しています。
ラッシュを照射し撮影。花の立体感と背景を美
しいハイライトで演出できました。
コンパクトなボディに便利な内蔵フラッシュを搭載
X-E1 にはコンパクトなボディに内蔵フラッシュが搭載されてい
ます。内蔵フラッシュは、ポップされているときだけフラッシュ
が発光されます。逆光や暗いシーンではカメラが発光量を自動調
整してくれます。夜景と人物の両方をきれいに撮影する場合は、
フラッシュモードを[スローシンクロ]しましょう。その場合、
手ブレしやすいので三脚などにカメラを固定しましょう。
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内蔵フラッシュ [ Part 1 ]
フラッシュポップアップ
スイッチをスライドさせ
るとフラッシュがポップ
アップします。
※[マナーモード]に設
定されているときはフ
ラッシュは発光しません。
[コマンダー]で撮影
[オート]で撮影
コマンダーに設定すると外部フラッシュを使っ 三脚を使ってじょうろで花に水をかけて内蔵フ
た多灯撮影ができます。この撮影では、正面か ラッシュで撮影しました。水がガラス玉のよう
ら内蔵フラッシュ、向かって右上から外部フ になり花を印象的に演出しています。
ラッシュを照射し撮影。花の立体感と背景を美
しいハイライトで演出できました。
コンパクトなボディに便利な内蔵フラッシュを搭載
X-E1 にはコンパクトなボディに内蔵フラッシュが搭載されてい
ます。内蔵フラッシュは、ポップされているときだけフラッシュ
が発光されます。逆光や暗いシーンではカメラが発光量を自動調
整してくれます。夜景と人物の両方をきれいに撮影する場合は、
フラッシュモードを[スローシンクロ]しましょう。その場合、
手ブレしやすいので三脚などにカメラを固定しましょう。
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フラッシュ [ Part 2 ]
窓辺での通常の撮影
窓からの自然光だけだとイチゴや器が沈んで見えてメリハリが
ない上に器の影が濃く出ていてうるさい感じになっています。
窓辺での日中シンクロ
内蔵フラッシュの光が当たり、イチゴや器がクッキリと写っ
ています。また器の影も薄くなっています。
明るいシーンだからこそフラッシュ撮影でメリハリのある写真にしてみましょう
フラッシュは暗いシーンだけでなく、明るいシーンでもきれいな写真を撮るためには有効です。明るい場所では、メインの被写体と周囲
の被写体の明暗差があまりないため、フラットでインパクトに欠けた写真になりがちです。そこで、フラッシュ光を補助光としてメイン
の被写体に照射することでメリハリのついた印象的な写真にすることができます。
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交換レンズの種類
交換レンズの数だけ
写真表現の領域が広がります
単焦点レンズ
単焦点レンズは、レンズ設計に負担が少ないので、高い解像度、
シャープネス、滑らかで美しいボケ味といった優れた描写性能を
有しています。作品撮りに威力を発揮してくれるのが単焦点レン
ズです。コンパクトな XF レンズなら複数本持ち歩いてもそれほど
負担に感じることはありません。
ズームレンズ
ズームレンズは、ズームリングを回すことで焦点距離を変えて撮影で
きる便利なレンズです。レンズの構成枚数が多くなるため、収差、歪
み(ディストーション)が単焦点レンズに比べると出やすい傾向があ
ります。ただし、それらは光学的、電子的に良好に補正されているの
で、画像上での収差、歪みは極めて微弱なものです。用途に合わせ
て単焦点レンズと上手く組み合わせてみましょう。
マクロレンズ
マクロレンズは、通常のレンズよりも被写体に近づいて大きくク
ローズアップした撮影(接写)ができるレンズです。花などをフ
ワリとファンタジックに表現できるのもこのレンズの特徴です。
マクロレンズは接写もできますが通常の撮影もできます。このレ
ンズがあると写真表現の領域がとても広がります。
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レンズワーク[ Part 1 ] 広角レンズ
広角レンズは遠近感を活かしてダイナミックに撮影しよう
広角レンズの
撮影ポイント
広い範囲が撮影できるレン
ズですが、ただ広く撮影し
たのでは漫然とした、印象
の薄い写真になりがちです。
広角レンズの特性の遠近感
(パースペクティブ)を活か
すには、メインとなる被写
体に思いっきり近づいて撮
影することがポイントです。
手前の被写体が大きく写り、
背景の被写体が小さく写る
撮影ポジションが遠近感を
強調できるコツです。
▷ 広角レンズってどんなレンズですか?
焦点距離の短いレンズのことを「広角レンズ」と言います。一般的には 20mm ~ 35mm(35mm 判換算)くらいの焦点距
離のレンズのことを広角レンズと言います。広角レンズは画角(写真に写る範囲)が広く、レンズの特徴として遠近感が
強調された写真になります。 ・XF レンズでは XF14mm F2.8R、XF18mm F2R が広角レンズになります。
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レンズワーク[ Part 2 ] 標準レンズ
肉眼で見たイメージに近いクセのない自然な描写で感じたままに撮影できます
標準レンズの
撮影ポイント
広角レンズほど遠近感もな
く自然な描写が特徴なので、
ただ撮影しただけではイン
パクトに欠けた写真になり
がちです。撮影する位置や
角度を変えたり、被写体に
思い切って近づくなど変化
をつけて撮影しましょう。
▷ 標準レンズってどんなレンズですか?
焦点距離が 50mm 前後(35mm 判換算)のレンズを「標準レンズ」といいます。標準レンズは、人が肉眼で見るときの画
角に近いため、クセのない自然な描写が特徴です。
・XF レンズでは XF35mm F1.4R が標準レンズになります。
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レンズワーク[ Part 3 ] 望遠レンズ
近くにある被写体を大きく撮って背景をボカすのがポイント!
望遠レンズの
撮影ポイント
望遠レンズは離れた被写体
を大きく写せるレンズですが、
最初は近くにある物を大き
く写して、背景を大きくボカ
しましょう。背景をふわり
とボカすことで、メインと
なる被写体が引き立ちます。
また、できるだけ背景がシ
ンプルなほうがボケも美し
く滑らかになります。
▷ 望遠レンズってどんなレンズですか?
一般的には焦点距離が 85mm 前後(35mm 判換算)以上のレンズを「望遠レンズ」といいます。また、極端に焦点距離が長いレンズを超望遠レンズとい
う場合もあります。望遠レンズは、離れている被写体が大きく写せます。焦点距離が大きくなるほどボケ量も大きくなります。
・XF レンズでは XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS の 55mm 側が望遠になります。また、XF60mmF2.4 R Macro も望遠レンズになります。
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レンズワーク[ Part 4 ] マクロレンズ
被写体にできるだけ近づいて、しっかりピントを合わせましょう!
マクロレンズの
撮影ポイント
マクロレンズの撮影ポイン
トは、正確なピント合わせ
と大きなボケです。基本的
に大きくボカすために絞り
は開け気味で撮影しましょ
う。接写では、少しでもピ
ントが甘いと写真としての
“ キレ ” がなくなります。接
写の美しさは、正確にピン
トを合わせたシャープな部
分と、ふわりとやさしい大
きなボケとのコントラスト
が決めてです。
▷ マクロレンズってどんなレンズですか?
マクロレンズは拡大倍率が大きく、被写体に近づいて拡大して撮影(接写)できるように設計されたレンズです。花の
花芯(しべ)やチョウやトンボといった昆虫の一部を接写するときに使います。
・XF レンズでは XF60mmF2.4 R Macro がマクロレンズになります。
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