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平成 26 年度 事業報告書

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平成 26 年度 事業報告書
平成 26 年度
事業報告書
社会福祉法人 ふらっと
~ 総 括 ~
平成 26 年度は「成長」をキーワードに、法人組織の成長、障がい者当事者の成長、従業員の
成長、各事業の成長、地域の成長等、様々な成長を意識しながら事業を進めてきました。
従業員の労働環境の改善を少しずつ進めてきていましたが、6月に労働基準監督署の是正勧
告を受けて、一気にそのスピードが上がることとなりました。諸規程の改正や労働時間の管理
等は専門家の力を得ながら整備を進めてきています。
事業が拡大していく中で、法人組織の確立は役員を含め全体で取り組むべきことと改めて認
識し、今後も取り組むことになります。
今年度、本部を移転・拡充し、事業を安定的に進めていく体制作りも行いました。
各事業については、特にA型事業所における事業展開は、従業員の増加、成長とともに高い
品質のサービスを提供できる体制が整いつつあります。事業売上も前年度を上回ることができ
ました。今後さらに営業力、生産力、サービス力を高めつつ、事業を安定的に成長させていけ
るよう努力していきます。
相談支援事業については、松江市の計画相談の達成目標に対し、事務員を増員して対応しま
した。障がい者の地域生活を安定的に推進するためには、相談支援はますます重要なものとな
ります。松江市が予算を削減すると決める中でも、体制を維持しながら継続可能な仕組みを考
えていきます。
障がい者就労事業振興センターは、これまで二つの法人に事業を依託されて運営してきまし
たが、事業が拡大するにしたがって、より効果的な取り組みになるようNPO法人格を取得し、
発展的に来年度から独立することになりました。障がい者の工賃向上に関しては、法人として
も関心の高い課題であり、今後も会員として積極的に関わっていきます。
障がい者当事者の成長については、法人経営、事業運営において障がい者当事者が主体的に
行動できるように、様々な機会を通じ促してきています。主体的に行動していける力を持つこ
とは、自立した地域生活を送るためだけでなく、地域社会の活性化にも不可欠なものだと考え
ます。今年度新規利用者の増員もあり、技術の向上や経験の向上等で自信に繋がり、それぞれ
の成長を感じることができました。
法人経営については、資金的に非常に厳しいものとなっています。
今年度、中期計画は十分に準備できませんでしたが、世代交代や事業拡大を進める中で、将
来を見据え、従業員が安心して働ける法人となるよう事業展開を進めていく必要があります。
今後、経営視点からも分析力や計画力が必要となります。役員に情報提供を行いながら、共
通認識を持ち、公益性の高い、ニーズに沿った事業を計画していきます。
理事長
新田 裕之
法人本部
平成 26 年度は、
「様々な成長」をキーワードに事業を開始した。法人役員は経営の主体者として、
従業員は各事業の運営や実践の主体者として成長し、事業を発展させることを目指した。
この事を踏まえて、以下の通り法人事業全体および本部事業の報告をする。
I. 法人事業全体の総括
6 月 5 日の労働基準監督署の勧告により、徐々に手がけていた従業員の処遇改善の動きを、いっきに
推進することとなった。
各事業における管理者の時間管理意識、従業員の労働者としての意識、そして法人の各種規定の改
正等、一丸となって対応し改善した。
とはいえ、日常的にルーチン化した業務を遂行しながら、新たな課題への取り組みでもあり、法人
事業全体は「他に誇れる」ものにまで至っていない。年度当初に掲げた課題は積み残しが多く、再度
挑戦することとなる。
II. 法人本部の課題への取組
本部の課題として取り組みながらも、充分な対応ができず、次年度に積み残す課題があるので、い
くつか列挙する。
1.人材育成
法人の将来を見据え、採用計画、募集、採用決定方法、そして研修等を一連のものとして、本部
として組織的、計画的に取り組みたかったが、年度途中の退職者もあり、その対応に追われた。
研修の必要性を感じ、ぞれぞれの課題解決の為に外部研修への参加、フォーラムへの参加、そし
て内部研修の実施や施設・事業所訪問等が行われている。この動きをさらに伸ばしたい。
2.業務分担の明確化
一つの仕事を二人で担当し、確認作業を徹底し、ミスを無くす。二人で取り組むことで、理解や
作業がスムーズになり、不得意な部分を補いながら事務処理ができている。新人事務員の配置もあ
り、事務分掌は完全な形にはできなかったが、次年度は質の高い、より明確な形で業務分担ができ
る。各員が責任と誇りを持って業務を遂行するものと期待できる。
3.契約関係の整理
新規、更新の契約も含め、全て漸次リストアップし、内容の見直しを検討しながら契約をしてき
た。目に見えた予算削減には至っていないが、法人全体で今後も取り組みたい。
4.公用車の管理、安全運転への取組
公用車の所有台数が増えた一方で、公用車の配置をしていない事業所では私有車で外勤業務をす
る機会も激増している。安全運転管理者からの提案もあり、運転免許証のコピー提出にとどまらず、
「車両管理・取扱規程」を制定し、より安全・安心して業務に取り組めるようにした。
応援スタジオジョイには公用車が無いので、早急に検討をしなければならない。
5.各種規定の見直し
規
定
名
称
変
更
等
の
理
社会福祉法人 ふらっと 定款
変更
法人本部移転に伴う定款変更
運営規定(ビストロ庵タンドール)
変更
定員増に伴う改正
由
および
内
容
労働時間及び休憩時間についての変更
就業規則
(庵タンドールを除く)
 1か月単位の変形労働時間制の導入
変更
 出張、在宅勤務等、事業場外勤務で労働時間把握が出来ない場合の
対応
 休日の一部を変更
労働働時間及び休憩時間についての変更
 1か月単位の変形労働時間制の導入
就業規則(庵タンドール)
変更
就業規則(全事業所共通)
変更
慶弔休暇の変更、表彰日の変更
在宅勤務規程
新設
在宅勤務を可能とするため
 出張、在宅勤務等、事業場外勤務で労働時間把握が出来ない場合の
対応
就業規則
(ビストロ庵タンドール)
変更
労働時間及び休憩時間についての変更
 1か月単位の変形労働時間制の所定労働時間の変更
①
給与の体系の変更
 食事手当の導入
 職務等調整手当の廃止
 役職手当の導入(時間外労働手当相当とする)
給与規程(全事業所共通)
変更
 基本給・基本部分 → 基本給、基本給・能力部分 → 能力給
②
基本給についての変更
③
「能力給」の導入に伴い、時間外手当計算式の変更と「役職手当」
の導入
④
就業規則(全事業所共通)
変更
給与の減給の変更
適用範囲の変更
 臨時従業員 → 嘱託従業員へ変更
①
表記変更(規程全体)
 職員 → 従業員
・規定 → 規程
 雇用契約書 → 労働条件通知書
②
第 2 条【パートタイム・嘱託従業員の定義】
従業員区分の整理
③
第 3 条【採用】
これまでは期間の定めがある前提であったが、期間の定めが無い者
にも適用
パートタイム従業員及び嘱託従
業員の就業に関する規程
変更
④
第 5 条【退職
期間の定めが無い者の退職理由を追加
⑤
第 6 条【給与】
パートタイマー賃金規程へ移管する旨を記述
⑥
第 8 条【改訂】および第 9 条【賞与】
パートタイマー賃金規程への移管に伴い削除
⑦
第 9 条【職員への転換】※削除に伴い条を繰り上げ
嘱託従業員の文言の追加と正社員の文言の削除
⑧
第 10 条【無期労働契約への転換】
(新設)
労働契約法の無期転換についての条文を追加
①
規程の名称の変更
②
パートタイマーをパートタイム従業員へ表記変更
③
第 1 条(目的)
嘱託従業員もこの規程の対象とする変更
④
第 2 条(適用範囲)
規程の適用対象の根拠を規則の 2 条に変更
⑤
パートタイム従業員及び嘱託従
業員
賃金規程
第 7 条(支払原則及び控除)
 嘱託従業員もこの規程の対象とする変更
変更
 項目(4)の追加
⑥
第 10 条(更改)および第 12 条(賞与)
 規則から移管
 嘱託従業員もこの規程の対象とする変更
⑦
別表 1
給与体系の変更(基本日給、法定休日勤務手当の追加)
⑧
別表 2
 法定時間外勤務手当の定義の一部分削除
 法定休日勤務手当の定義の追加
経理規程
変更
新会計基準移行に伴う変更
①
退職手当金規程
変更
第 1 条(目的)
表記の変更(職員 → 従業員)
②
第 2 条(従業員・職員の定義)
職員の定義を明確にした(新設)
車両管理・取扱規程
新設
①
私有車借上制度の変更
②
車両管理台帳の作成
③
運転者台帳の届出
④
日常点検記録表の実施
⑤
私有車業務使用許可申請書の届出
⑥
私有車による外勤確認証の届出
⑦
運転日誌の記入
III. 具体的な実施事業の報告
1.各種会議
1)
理事会・評議員会
開催日と参加人数
第 45 回理事会
平成 26 年 4 月 1 日
理事 6 名、監事 0 名
第 37 回評議員会
平成 26 年 5 月 25 日
評議員 15 名、監事 1 名
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
議
経過報告(26.3.16~26.3.31)
理事長互選について
新体制・将来構想について
その他
第 1 号議案 経過報告(26.3.17~26.5.24)
第 2 号議案 平成 25 年度事業報告について
第 3 号議案 平成 25 年度決算報告について
第 4 号議案 監事監査報告について
第 5 号議案…法人本部移転について
第 6 号議案…各種規程の改正について
題
第 46 回理事会
平成 26 年 5 月 25 日
理事 7 名、監事 1 名
第 47 回理事会
平成 26 年 7 月 3 日
理事 8 名、監事 1 名
第 38 回評議員会
平成 26 年 9 月 18 日
評議員 15 名、監事 0 名
第 48 回理事会
平成 26 年 9 月 18 日
理事 8 名、監事 0 名
第 39 回評議員会
平成 27 年 2 月 5 日
評議員 15 名、監事 1 名
第 49 回理事会
平成 27 年 2 月 5 日
理事 7 名、監事 1 名
第 40 回評議員会
平成 27 年 3 月 28 日
評議員 11 名、監事 1 名
第 50 回理事会
平成 27 年 3 月 28 日
理事 6 名、監事 1 名
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
第 5 号議案
第 6 号議案
経過報告(26.3.17~26.5.24)
平成 25 年度事業報告について
平成 25 年度決算報告について
監事監査報告について
法人本部移転について
各種規程の改正について
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
経過報告(26.5.26~26.7.2)
労働基準監督署からの是正勧告書への対応について
その他
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
経過報告(26.7.3~26.9.17)
第一次補正予算について
各種規定の見直しについて
その他
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
第 5 号議案
経過報告(26.7.3~26.9.17)
第一次補正予算について
各種規定の見直しについて
運営資金の借入について
その他
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
経過報告(H26.9.18~H27.2.4)
補正予算について
各種規定の改正について
その他
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
第 5 号議案
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
第 5 号議案
第 6 号議案
第 7 号議案
経過報告(H26.9.18~H27.2.4)
補正予算について
各種規定の改正について
来年度に向けて
その他
経過報告(H27.2.5~H27.3.28)
来年度事業計画について
来年度予算について
運営資金の借入について
各種規程の改訂について
組織体制(人事)について
その他
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
第 5 号議案
第 6 号議案
第 7 号議案
経過報告(H27.2.5~H27.3.28)
来年度事業計画について
来年度予算について
運営資金の借入について
各種規程の改訂について
組織体制(人事)について
その他
2) 統括会議
月
日
出 席 者
平成 26 年 4 月 16 日(水) 新田、安達、石橋
福島
平成 26 年 5 月 21 日(水) 新田、安達、石橋
福島
議
案
1. 福利厚生の充実について
2. A型事業を中心とした法人事業展開と「水道局」
3. 各事業所からの報告
1. 各事業所からの報告
2. 各種規定の変更
3. 監査報告について
平成 26 年 6 月 16 日(月) 新田、安達、石橋
福島、中川、佐藤
松下
1. 労働基準監督署立入調査について
2. 各事業所からの報告
平成 26 年 7 月 14 日(月) 新田、安達、石橋
福島、中川、佐藤
高倉、山田、松下
1. 内部研修会
2. 各事業所からの報告
平成 26 年 8 月 12 日(火) 新田、安達、石橋
福島、中川、佐藤
山田、高倉、松下
1. 労働局への経過報告
2. 今後の動き
3. 各事業所からの報告
平成 26 年 9 月 12 日(金) 新田、安達、石橋
福島、佐藤、山田
高倉、松下
1. 労働局への経過報告
2. 規定の改正等について
3. 補正予算について、
4. 各事業所からの報告
平成26 年10 月 24 日
(金) 新田、安達、石橋
佐藤、山田、高倉
松下、加本
1. 就業規則改正を受けて
2. 前回の統括会議を受けて(ピー・ター・パンおよび
ビストロ庵タンドールの書式による報告の必要性)
3. 県の監査を終えて
4. 松江市による「相談所」指導を受けて
5. 人事
6. 各事業所からの報告
7. その他
1. 法人の理念について
2. 来年度計画作成に向けて
3. 各事業所からの報告(新様式に基づいて)
4. その他
1. 法人の監査対応について
2. 今後の松江市の相談支援体制について
3. ボーナスの支給について
4. 互助会の在り方について
5. 各事業所からの報告
6. その他
1. 監査結果から
2. 理事会・評議員会に向けて
3. 各事業書の振り返り-来年度事業計画
4. 各事業所からの報告(定例)
5. その他
1. 事業計画と来年度予算について
2. 理事会・評議員会(3/28)について
3. 「パートタイム従業員および嘱託職員の就業に関す
る規程」について
4. 「従業員給与規程」の改正の周知について
5. 全従業員を対象とした調査事項について
6. 互助会総会(3/12)について
7. 各事業所からの報告
8. 研修会等参加報告
9. その他
1. 来年度事業計画について
2. 来年度予算について
3. 各事業の課題・ポイントについて
4. 各事業所からの報告
5. 研修会等参加報告
6. その他
平成26 年11 月 12 日
(金) 新田、安達、石橋
佐藤、山田、松下
中川、福島
平成26 年12 月 12 日
(金) 新田、安達、石橋
中川、福島、佐藤
山田、松下
平成 27 年 1 月 12 日
(金) 新田、安達、石橋
中川、福島、高倉
佐藤、山田、松下
平成 27 年 2 月 12 日
(金) 新田、安達、石橋
中川、福島、高倉
佐藤、山田、松下
平成 27 年 3 月 12 日
(金) 新田、安達、石橋
中川、福島、山田
松下
3)
月
法人監事監査会
日
監
事
名
報
告
書
か
ら
平成 26 年 5 月 17 日(土) 笠木 重人
 障害のある人達に「就労の場」を提供し、その拡大、充実
宮本 立史
に日々努力している姿を見る事が出来た。各事業を点検し
ながら、リスクの高いものをチェックし、安定的に拡大す
るよう期待する。
 会計帳簿類を確認した処、事務的には概ね適正に処理され
ている。
 ビストロ庵タンドールで色々なイベントを実施した際に、
そのイベントについて収支の精査を行う必要がある。イベ
ントを企画する事、大勢の人に来てもらう事にも意味はあ
るが、その結果、どう収益があったのか、「労多くして益
少なし」ではないのか、利用者の皆さんをどう支援し、企
画やイベントにどうかかわり、どのような効果があったの
かが、今後問われる(笑顔で参画していると説明を受けた
が)。
 ビストロ庵タンドールの日々の売上を本部に報告し、それ
に基づいた分析を行う事が必要。
4) 内部経理監査
月
日
担
当
者
平成 27 年 2 月 2 日(月) 石橋 俊夫
佐藤 靖夫
報
告
書
か
ら
 会計処理は概ね適正に処理されている。
 予算の管理にあたって、月次試算表を出す。
 契約の取扱いにあたって、伺文書は適正に内容記載を行う。
 随意契約の合理的理由を明らかに記載し、理事長の専決額以
上の契約は理事会の議決を受ける。
2.福利厚生
1)
昼食対応
通常ならば 500 円かかる弁当代を 250 円で提供(庵タン以外の職員)
2)
健康診断
従業員の健康診断を平成 26 年 10 月~平成 27 年3月に実施した。かかりつけの医療機関で受診
した方を除いて、平成 26 年度も生協病院にお願いした。ただし、検査項目によって生協病院の予
約が取れなかった方については、門脇内科医院、松江記念病院等で行った。
また、平成 26 年 11 月 27 日に本部において、釜瀬嘱託医に出張インフルエンザ予防接種を実施
して頂いた。(31 名)
3)
互助会総会
平成 27 年 3 月 12 日(木)の 17 時より、松江東急インにおいて、3月で退職される方々の送別
会も兼ねて、互助会総会および交流会を行った。従業員が増えた中で、法人内で顔を合わせたこ
とがない現状を解消するため、従業員同士の親睦と交流をはかった。
(1) 反省点

開会時間を 17 時に設定し、業務の一部として取り扱いしたが、具体的に対象時間等をしっ
かりと詰めていなかったため混乱をきたした

会場近辺に充分な駐車場所が確保できなかった

席順をきちんと決めていなかったため、事業所別で固まってしまい、他事業所との交流があ
まりできなかった

交流会の途中での退席が目立った
(2) 今後の課題
法人内での交流はこれからも必要なことである。なるべく従業員全員が参加できるように日程を
調整し、今回の反省点を踏まえて、事前の打ち合わせをしっかりと行い、せっかく導入したシフト
制も活用していきたい。
3.従業員数
【法人の従業員数の推移】
年度
H21 年度
H22 年度
H23 年度
H24 年度
H25 年度
H26 年度
利用者29(30)
利用者30(32)
利用者30(30)
利用者30(30)
利用者30(33)
利用者36(37)
職 員8(5) 職 員11(6)
職 員14(6)
職 員11(2)
職 員12(2)
職 員14(2)
ビストロ
庵タンドール
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者5(5)
利用者11(11)
利用者10(10)
職 員 ( )
職 員 ( )
職 員 ( )
職 員3(1)
職 員6(1)
職 員8(1)
相談支援事業所
ジョイ
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
職 員1(1)
職 員1( )
職 員1( )
職 員1( )
職 員2( )
職 員3( )
地域活動支援
センタージョイ
利用者 (18)
利用者 (22)
利用者 (24)
利用者 (25)
利用者 (24)
利用者 (23)
職 員2(2)
職 員2(2)
職 員2(2)
職 員2(2)
職 員2(2)
職 員1(1)
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
職 員 ( )
職 員2( )
職 員3( )
職 員3( )
職 員3(1)
職 員4(1)
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
利用者 ( )
職 員 ( )
職 員 ( )
職 員 ( )
職 員2(1)
職 員2(1)
職 員5(3)
利用者29(30)
利用者30(32)
利用者30(30)
利用者35(35)
利用者41(44)
利用者46(47)
職 員11(8)
職 員16(8)
職 員20(8)
職 員22(6)
職 員27(7)
職 員35(7)
事業所
ピー・ター・パン
振興センター
法人本部
合
計
※
※
※
表内の数は年度末の人員数
職員については、パート従業員および嘱託従業員も含む
利用者の( )内は登録数、職員の( )内は障がい者数
4.研修等への参加
開催日
主
催
参加者
会
場
6/11
島根県,松江市
松下
松江合庁
6/18-19
島根県
松下
タウンプラザ島根
8/30-31
きょうされん
安達,青山,野津
9/10
9/25
10/7-8
10/11-12
10/27
11/7
島根高齢・障害者雇
用支援センター
島根県
障害者職業センター
〃
全国地域人権運動
総連合
障害福祉サービス事業所説明会
きょうされん中国ブロック
研究交流会 in 鳥取
加本,青山
島根県民会館
高年齢者雇用安定助成金の説明会
安達
サンラポーむらくも
黒田
くにびきメッセ
障害者職業生活相談員資格認定講習
石橋,加藤,藤山
島根県民会館
第 10 回地域人権問題全国研究集会
島根県
新田,山田
中川,藤原
障害者職業センター
監査説明会
(ビッグシップ)
運営適正化委員会
島根県
米子コンベンションセンター
研修名
くにびきメッセ
山田,柳楽
県民会館
島根県障害者ワークフェア
平成 26 年度
福祉サービス苦情解決研修会
地域職業リハ推進フォ-ラム
11/11
国税庁
加本,青山
〃
年末調整説明会
11/12-13
県社協
松下
いきいきプラザ
新会計基準研修
11/15-16
島根県
山田
出雲市民会館
発達障がい者就労支援セミナ-
佐藤
ホテル宍道湖
安全運転管理推進モデル事業所研修会
山田
松江テルサ
精神障害者の雇用と就労
加本
松江テルサ
労働契約等解説セミナー 2014
藤原
松江合庁
佐藤,山田,恩田
東京都中央区銀座
小村,清水
ベルサール汐留
宮本,佐藤,山田
くにびきメッセ
大人の発達障がい
いきいきプラザ
あいサポートメッセンジャー研修
くにびきメッセ
介護支援専門員実務研修
11/26
12/2
12/3
松江市
交通安全協会
松江障害者就業・生活
支援センター ぷらす
セミナー事務局
12/9
12/5-7
フォーラム実行委員会
12/18
島根県,県社協
1/9
1/27-29
1/30-31
2/10
2/18-19
2/19
島根県,県社協
県社協
福祉人材センター
きょうされん
一般社団法人島根
県食品衛生協会
島根県
島根県
障害者職業センター
坂本,実重
横山,渡邊
加藤
安達
KBS 京都放送会館
KBS ホール
藤原
合同庁舎
藤山,山田
くにびきメッセ
山田
松江市
総合福祉センター
2/23
松江市
松下
松江市役所
2/25
松江地区保護司会
藤山
2/27
市町村振興センター
高島,水野,恩田
市町村振興センター
2/27
就労事業振興センター
佐藤
出雲ビッグハ-ト
松江市
総合福祉センター
ジョブコーチフォローアップ研修会
就労支援フォ-ラム
NIPPON
2014
第 18 回経営管理者総合研修会
食品衛生責任者講習会
平成 26 年度
障がい者虐待防止・権利擁護研修
障がい児者雇用促進情報交換会
相談業務委託契約説明会
「中学校との連携を考える」覚せい
剤・危険ドラッグ~薬物の怖さを一
人でも多くの人に~
デザイン@しまね流
DM講習会
5.ニュースレターの発行
平成 26 年 5 月から、法人内限定でニュースレターの発行を開始した。当初、本部の新人事務員 3
名で編集作業を行っていたが、10 月からピー・ター・パンの従業員も編集メンバーに加わった。同
時に、題字のデザインを利用者に依頼し、掲載内容も大幅に変更して定例記事を設けるなど、より
親しみやすいニュースレターを目指して改編を行った。
10 月の改編以降、閲覧者が増加した実感はあるが、事業所間の情報共有という点ではまだまだ不
十分である。次年度は、編集メンバーの再編や発行頻度の見直しを含め、全体的な改善を行う必要
がある。
6.振興センター事業の受け皿づくり(NPO 法人の立ち上げ)
障がい者就労事業振興センターは、これまで二つの法人に事業が依託され、4年半運営してきた
が、事業が拡大するにしたがって、より効果的な取り組みになるよう、NPO法人格を2月末に取
得し、発展的に来年度から独立することになった。今後は、会員として積極的に関わっていく。
IV. 次年度に向けて
1.民主的経営、法人ガバナンス、危機管理等に意識的に取り組む
2.会議で決めたことの実施方法を明確にする
3.各事業の目的、目標を確認しながら日々の実践に取り組む
4.施設外就労、施設外支援等の取り組みを整理する
ピー・ター・パン
平成 26 年度は、事業の成長はもちろん、従業員それぞれの成長を考えながら、働き方や支援のあり
方を工夫することにも取り組んだ。働きたいと考える障がい者の人たちにどう仕事を提供していくか、
また、それぞれがどう成長していけるのか、成長をどう支えるのか様々な角度から検討し、出来ると
ころから形にした。
I.
人員状況(平成 27 年 3 月 31 日現在)
利用者数
36 名
うち雇用従業員
31 名
新規利用者数
4名
利用者増員計画を5名としたが、目標数には達しなかった。
養護学校から新卒ではじめて雇用できる等、学校やハローワーク等への働きかけを行った効果が出
ている。仕事の内容を知ってもらうことにより具体的な動きに繋がる。今後も積極的に関係機関に働
きかけていく。
人数が増加したため、変化に戸惑う場面もある。しかし、それがきっかけとなって、それぞれが自
分の役割や将来について考えるようになってきており、経験の蓄積、自信や責任感にも繋がってきて
いる。働き方、自分に出来ること、生活リズム等を自ら考え、決定していくことが重要であると考え、
アプローチをしている。
他の事業所への見学や、研修機会も増えてきた。特に泊まりがけの研修は利用者、職員双方にとっ
て良い経験となった。
人数の増加、それぞれの成長に伴い、新たな仕事づくりの必要性も出てきている。
一般企業と変わらない品質を追及することにより、より高いレベルを目指し、誇りを持って働いて
いけるように環境づくりや人材育成を強化していきたい。
II.
具体的事業の報告
1.印刷事業について
1) 売上目標・・・60,000,000 円
(売上目標内訳)

印刷・・・35,000,000 円

ウェアプリント*UVプリント・・・ 20,000,000 円

施設外就労委託費・・・300 万円

その他グッズ販売等・・・ 200 万円
2) 売上実績・・・62,108,525 円
(売上実績内訳)

印刷・・・44,740,536 円

ウェアプリント*UVプリント・・・17,367,989 円

グッズ制作受注増でマテリアル売上確保。出雲大社新店舗用のグッズ製作の受注などがあり、
めのやで売上約 550 万。
スサノオマジック各スポンサーからの仕事は減ったが(戦績不振で各スポンサーがノベルテ
ィなどの制作を懸念)
、チームからのオーダーは増。年間 530 万円。

Tシャツ、バッグプリントについては、夏場のクールビズポロシャツの提案で県庁各課から
の受注が安定している。シルク機器の導入により大量枚数でも内製可能となり、短納期、低
価格、提案型製品などで他社との差別化を図れた。今後の課題は繁忙期での短納期実現。今
後はインターネット注文にも対応できるようにし、継続的かつ安定的な受注につなげていく
必要がある。

印刷に関しては、行政からの受注が若干落ち込んだが、民間取引が増えたためトータルでは
前年度を上回った。郵便局とのコラボで課題としては、優先調達の周知徹底がなされておら
ず、福祉事業所と民間との相見積もりや、案件によっては断る福祉事業所が出ているため、
約 400 万円の取りこぼしがあった。また、福祉事業所同士での見積もり合わせになるとA型
とB型では提出金額に開きがある。大学からの案件についてはほぼ民間との見積もり合わせ
になり勝てないのが現状。
(これは内製と外注の差)
今年度、年賀状の売り上げも落ち込んだ。カタログ配布のタイミングがずれ込んだのも要因
の一つであるが、カタログの手配り営業が不足していた。

平成 23 年 12 月より『しまね故郷名刺』発売。平成 24 年 3 月より【しまねっこ】の使用許可
も取り、デザインと価格で他社との差別化を図った。

県の掲示板へカタログ掲載と市役所全部局、商工会議所へカタログ配布で周知徹底を行い、
年間 150 万売上(約 900 件)。現在、故郷名刺は松江市、県庁(松江)
、商工会議所が売り上
げのほとんどを占めている。県央、県西部からの注文をいかに受注できるかが課題。カタロ
グの手配り徹底。
2.各種会議
毎月一回個別支援会議を行っている。
より具体的な支援計画にしていくため、支援員間で支援のあり方を再度検討していく必要がある。
また、毎週一回現場会議を行っている。共有すべき事項を確認している。
3.施設外就労・施設外支援
頑固一徹塩ラーメン(出雲市)、
「心と体の相談センター」で取り組んでいる。また、
(株)いずもで
の作業、須田商店での店番も行った。可能な取り組みは積極的に考えていきたいが、人員等の体制や
事業者側の都合も大きく影響する。(株)いずも、須田商店との契約は今年度で終了となった。
4.防災避難訓練
実施日:平成27年1月30日

地震発生時避難訓練

火災発生時初期消火訓練

避難誘導訓練

通報訓練

消火器使用訓練

起震車体験
実施日:平成27年3月26日

応急手当の目的、必要性説明

心肺蘇生法説明、実技

AED 説明、実技

異物除去法、止血法説明
5. その他
委託訓練課程DTPデザイン科を受託し実施した。
科目:DTP デザイン科
期間:8 月 1 日~10 月 31 日(時間数:300 時間)
かなり専門性の高い科目を初心者対象で、ということもあり、困難な状況が多々見られた。個人の
基礎的能力の違いで、途中から訓練内容を変更せざるを得なかった。
また、障がいが故の中途退校という結果も出た。主に私生活部分での原因ということであったが、
改めて目に見えない部分の障がいへの対応の難しさを実感した。
個人の能力見極めと、それに合わせた臨機応変な訓練内容の選択と指導の仕方、各個人のやる気の
引き出し方等は学べたので、次回以降に有効に活用したい。
ビストロ庵タンドール
「誰もが優しい笑顔になれる場所」として、障がい者も健常者も大人も子供も集まりやすく、障が
い者が働いている姿を自然な形で目にすることもでき、行きたい場所としても選ばれるものとして挑
戦してきている。
「カフェ畔庵」も庵タンドール姉妹店として年間通しての営業は初めてだった。観光客中心の店舗
としては、出雲大社大遷宮の好影響も減りはしているが、庵タンドールの仕込み作業など仕事作りも
工夫し、少しずつ担っている。
利用者 10 名(庵タンドール 6 名、畔庵 4 名)
。各々が出来る作業も確実に増え、見違えるほど自信
を持って各作業に携わっており、お客様より高・好評価をいただいている。
弁当事業もピー・ター・パン、ジョイは年間通して行っており、市役所も 6 月から始めており、こ
ちらでも利用者雇用を始める予定。
しまね地酒マイスター事業も 6 回の試験を行っている。東京の島根県人会で 40 人余りが受験され、
出張試験を実施している。
今後も、浮き沈みの激しい飲食業界の中にあって、日々の確実なサービスやイベント等で、飽きら
れないお店作りをしていくことが必要である。
I.
売上
庵タンドール
畔庵
弁当事業 1,723,260 円)
3,727,120 円(25 年度 9 月~2,355,550 円)
合 計
II.
31,959,830 円(内
35,686,950 円(25 年度 33,468,590 円)
イベント等
4月
よしととひうたランチイベント、
5月
ランチパスポート(~8月)、2周年肉まつり、マイスター試験
6月
ビアタンドール(日・木)
、Pリーグ、庵ふゃあれ、
7月
ビアタンドール(日・木)
、マイスター試験、
8月
ビアタンドール(日・木)
、Tコレ
9月
ENZUI☆GIRI 参加、スサノオブースターイベント、バルタンドール、ドリンク半額(月・火)、
マイスター試験
10月
デザートバイキング(ランチ 11・12)、スサノオPV(~4月)
11月
街バル参加、忘年会コース、隠岐牛まつり(ランチ 29 日)、マイスター試験
12月
忘年会コース、スサノオブースターイベント、X’mas ディナー、
1月
2月
3月
隠岐牛しゃぶしゃぶコース、新年会コース、パスポートランチ(~3月)、
マイスター・ゴールドマイスター試験
隠岐牛しゃぶしゃぶコース、バレンタインランチヴュッフェ、
スサノオバレンタインイベント
歓送迎会プラン、日・月ヴュッフェ春の乱、マイスター試験
III. 日本酒マイスター試験
・年間6回試験、61名受験
ゴールドマイスター
5名
相談支援事業所 ジョイ
I.
会計
当初予算を956万円(松江市指定相談支援事業所委託料700万円・計画相談給付100万円、障が
い者相談支援事業所サポート事業156万円)と見込んでスタートした。
年度末決算では1,342万円(松江市指定相談支援事業所委託料700万円、障がい者相談支援事業
所サポート事業156万円、支援サービス給付486万円)であった。
当初予算に比し386万円増となった。これらは、①障がい者相談支援事業所サポート事業によ
る補助金、②計画相談給付が当初見込んだ金額予算を上回った( 200万円→486万円)結果(計画
相談件数増とサービス給付の請求漏れ点検が主要因)であった。
II.
相談員増員と相談受理数など
計画相談を実効的に進めるにあたって、障がい者相談支援事業所サポート事業 補助を活用し
6月に事務担当者1名を採用。職員3名体制(相談員2名)となった。相談活動に伴う事務
処理の強化を図ることで担当ケースを増やすことが可能となった。ただし、今後の相談支援
専門職の後継者を事業所で養成すること、また、経営的には相談件数をさらに増やすことが
求められている。後継者の養成については、年度末に新規採用を進め次年度の早い時期に相
談員の増員を実現することとした。
相談の延べ件数は2801件。支援内容件数では4686件であった。
計画相談計画書作成の必須化(松江市の障がい福祉サービス給付を受ける当事者は、相談支援
専門員の作成した相談支援計画書を提出しなければサービス給付をしない)から、相談員の実務
量は増加した。一方で、委託料では経営的に成り立たないことから、計画相談支援給付の増収が
望まれ、一定の収入を上げるために実務体制を補完した結果であった。同時に、一般相談を計画
相談に制度的にもシフト(意図的なシフトではない)した結果と言える。
相談受理件数とその対応方法は、総合支援法運用上の課題であり、当事業所を含めた相談支援
事業所の課題で今後重点的に検討を進める。
諸生活問題を対象とした ソーシャルワーク(一般相談:サービス給付を伴わない相談支援業
務)に関して、計画作成実務の煩雑さと実務量(新規申請及び更新申請時に、申請書を含め13頁
に及ぶ書類作成、承諾書及び契約書、重要事項説明書への押印のための家庭訪問)から時間が確
保できない状況があった。
III. 実務処理対策
相談支援事業所を開設して以来、相談ケース受理した実人員は300名に近い。その殆どのケー
スは、生活の継続を目的としており終結をみない。複数の相談員が共有できるシステム、ケース
管理、記録管理及び行政報告などを合理的に進めるために、管理ソフト(東経システム「福祉見
聞録」)を購入し、データ共有できるシステムの導入を行った。データ移行など、全面的な稼働
をした。このシステムを利用しケース管理、記録管理と計画書作成、報告実務の合理化を図った。
ただし、ソフト利用を進める中で、ソフト操作運用の未熟さ、ソフト自体の使いにくさなどから
いくつかの点は次年度の課題である。
また、同システムは計画相談支援給付の国保連請求が可能となっている。従来、法人本部事務
局で代行した請求業務について実務可能となっている。事業所単位で請求実務を行うかどうかは
今後の検討課題とする。
IV.
協働した機関などの特徴
昨年同様、ホームヘルパー利用など事業所、医療機関、他の相談支援事業所との協働をすすめ
た。また、障害に起因する社会生活上の困難に関連する活動を「相談支援」と位置づけ、事業計
画に位置づけた、①相談活動ジョイでの相談、電話・訪問、サポートステーション絆への相談員
派遣(週1回)、②ピア・カウンセリングの障がい別登録、③相談員勉強会(医師・セラピスト・
看護師・介護士・ケアマネージャーなど)を進めた。計画相談を進めていく上で、法令の運用(障
害者総合支援法と介護保険、生活保護法)のケースが増加している。
また、介護保険、生活保護法など生活援助サービスの併用事案が増加した。それらは、重症度
の高い高齢障害者と介護保険2号被保険者(40歳から65歳までの特定疾患者)の有料老人ホーム
(高齢者専用賃貸住宅、住宅型有料老人ホームなど)利用に相関している。介護保険給付限度単
位を越えて生活介護を要する事案の増加である。
様相的には、医療機関の退院が、即刻一人暮らし困難などの事案、さらに生活困難者(稼得力
の低下、家族の介護力低下など)の帰来先として有料老人ホームを選択しか方途がない案件を散
見した。
V.
研修活動と地域貢献活動
研修と位置づけた事柄


松江市サポートステーション絆が主催する事例検討会への参加(隔月/松江)
相談支援専門員初任者研修(島根県社会福祉協議会/松江)
地域活動支援センター
ジョイ
主な活動として、パソコン教室、ADL体操を設定し取り組んだ。
ADL体操は定例開催(毎週木曜日午後)が6年を経過し、定着した。作業療法士など専門家の支援を受
け、活動参加者が生活の中に「体操」を位置づけることができている。
今後の課題として、利用者の増加を図るため、活動内容の検討、新たな活動内容の設定・支援員配置が望
まれる。
以下のとおり、実績報告をする。
I.
月別実施状況
月
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
計
数
21
20
21
22
18
20
22
18
19
19
19
22
241 日 a
初日在籍通所者数
22
22
23
23
22
22
22
22
22
22
22
22
266 人
延 通 所 者 数
102
89
98
104
76
95
123
112
116
114
118
109
開
所
日
1,256 人 b
実通所者(b/a)
5人
II. 通所者の状況
障害種別
No.
性別
年齢
知的
身体
精神
年間通
所日数
障害種別
工賃支給総額
No.
性別
年齢
知的
身体
精神
年間通
所日数
工賃支給総額
1
男
67
1
189 日
円 13
男
76
2
51 日
円
2
女
69
1
234 日
円 14
男
49
2
52 日
円
3
男
65
163 日
円 15
女
71
A
52 日
円
4
男
69
1
15 日
円 16
男
49
B
40 日
円
5
女
69
2
18 日
円 17
女
72
2
43 日
円
6
男
76
2
23 日
円 18
女
78
4
43 日
円
7
女
64
1
24 日
円 19
女
80
3
24 日
円
8
男
73
4
34 日
円 20
女
67
3
13 日
円
9
男
56
1
26 日
円 21
男
77
2
47 日
円
10
男
69
1
29 日
円 22
女
69
4
45 日
円
11
女
62
1
31 日
円 23
女
23
17 日
円
12
女
67
2
43 日
円
日
円
2
III. 職員の状況
職
種
管理者
氏
名
年齢
専任・兼務の別
年間勤務日数
勤務期間
石橋
俊夫
60
専任
・
兼務
日
26 年 4 月~27 年 3 月
管理者
渡部
勉
52
専任
・
兼務
日
26 年 4 月~27 年 3 月
支援員
IV. 事業実績状況
サービスの内容
・パソコン教室
・趣味・娯楽の活動
・調理、食事会の企画
・研修会、学習会の企画
・その他(ニーズに応じて)
実
・パソコン教室の実施
・健康体操の実施(ADL体操)
績
職務内容等
事務
島根県障がい者就労事業振興センター
平成26年度島根県障がい者就労事業振興センターはセミナーや専門家派遣等を行いつつ、就労支
援事業所間の連携・協働および事業所と企業・行政・他産業との連携をコーディネートすると共に、
就労支援事業所の営業能力を高めるためのアドバイスを行い、障がい者の工賃向上を実現するために
以下の事業を行った。
I.
就労支援事業所の販路拡大
1.共同商品・共通ブランドの開発
トマト栽培連携、はっぴいエコプラザ事業等複数事業所で行う取り組みを継続支援した。トマト栽
培では生産量が上がりトマトソースの製造本数も大幅に伸びた。販売も好調に推移している。
また、新商品開発への関わりも増え、企業との連携による商品開発にも繋がり「maru 玉クッキー」
等が実現できた。事例ができることで企業との連携も広がりを見せはじめており、今後も力を入れて、
共通ブランド化に向けて計画していく。
2.バザー等の共同販売イベントの開催
ハートフルバザーには11事業所の参加があった。イベントにも参加し販売を行っている。
また、今後ウエルネス等でのイベントも企画していきたい。
農技センターフェアー
事業所名
ワークケアはつらつ
ワークケアみずうみ
希望の園
ぽんぽん船
ネットワークにじ
ふたば
合計
ハートフルバザー
事業所名
ひだまり
ワークハウスしののめ
希望の園
わんぱく大使館
トルティーノ
松江あけぼの作業所
みずうみの里
太陽の里
喫茶ひまわり
さくらんぼのお家
ネットワークにじ
合計
<農技センターフェア>
売上額
30,100
19,850
20,100
18,900
18,260
55,500
172,710
売上額
39,633
17,356
35,485
5,704
21,164
11,407
18,961
5,557
20,436
19,808
46,542
242,053
まいぽフェスティバル
事業所名
ひだまり
ワークハウスしののめ
喫茶ひまわり
はとぽっぽ
櫻苑
合計
売上額
10,300
6,310
8,930
16,150
29,000
70,690
<まいぽフェスティバル>
3.企業との商談会、受注調整
内職の需要があり、複数の事業所へ引き続き紹介している。
企業とのマッチングはドラッグストアウェルネスにおけるハートフルコーナーの運営について意見
交換を行いながら、今後さらに発展させていくために仕組みを確立させ、様々な提案をしていきたい
と考えている。
センター主催のセミナーに企業からの参加を積極的に受け入れることにより、事業所と企業との出
会いの機会をつくりながら、本格的な商談会開催に繋げていく。
また、マッチングサイト MIRAIWA の活用をさらに充実させていきたい。
<販売受注実績>
ウェルネス販売額
売上額
4月
249,887
5月
239,575
6月
206,727
7月
217,898
8月
213,291
9月
215,558
10月
203,555
11月
190,798
12月
165,752
1月
167,407
2月
177,672
3月
183,985
合計
2,432,105
取引事業所:17事業所
取扱店舗 :18店舗
<内職等実績>
株式会社 河内
績
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
内職実
委託事業所
内職発注先
金額
90,192
94,524
36,348
51,237
40,114
株式会社
谷田(タニダ)
まつえ友愛会
あすのひかり
マッチングリスト
福祉事業所
企業
フジキコーポレーション
まるべりー松江
イベント名
「Fujiki のもんだわ
祭」
110,556
256,209
297,247
158,835
68,435
203,443
413,698
1,820,838
はっぴいエコプラザ
月
医大通り店
4月
11,320
5月
9,870
6月
9,120
7月
14,810
8月
11,520
9月
15,010
10月
11,180
11月
10,890
12月
7,890
1月
10,910
2月
9,400
3月
11,570
合計
133,490
木次店
33,340
31,730
23,240
35,850
34,260
40,100
45,570
31,310
32,700
31,930
30,170
36,530
406,730
平田店
11,380
14,290
9,450
12,960
11,110
11,420
17,500
10,170
12,880
9,330
10,510
11,280
142,280
単位;円
大田店
4,157
3,908
5,986
6,221
3,078
3,265
2,969
29,584
4.官公需獲得への営業活動、受注調整
官行需、共同受注窓口については障害者優先調達推進法もあり期待されている。振興センターとし
てはマッチングサイト MIRAIWA の各事業所のデータベースを活用し、情報提供や具体的営業に繋げて
いきたいと考えている。MIRAIWA の機能の充実も図り進めていく。
また、銀行等にも働きかけ、企業とのマッチングにも活用し、受注に繋げていきたい。実際企業か
らの要望で振興センターと契約し、複数の事業所に仕事を依頼する事例も出てきつつある。
官公需
発注元
中国財務局 松江財務事務所
金額
93,312
備考
消耗品
II. 人材育成
マネージメントゲームを活用した役職員研修会等、役員向けトップセミナーや、DM活用セミナー
を企画した。より参加しやすい形を考慮しつつ、継続して進めていく。
センター主催セミナー
セミナー名
経営力アップセミナー
経営力アップセミナー
受注力アップセミナー
パッケージデザイン講習会
内 容
マネージメントゲーム
マネージメントゲーム
DM を活用した売上の上げ方
売るためのヒント
<マネージメントゲーム・大田会場>
<出雲会場>
<受注力アップセミナー>
備 考
大田会場、参加者;9名
出雲会場、参加者;9名
出雲会場、参加者;27名
松江会場、参加者;6名
III. 専門家派遣
事業所ニーズ合わせた形の派遣を心がけている。利用者を交えた形での指導もあり好評である。ま
だ利用していない事業所も多数あり、訪問時の説明等をしながら、さらに充実させていきたい。
専門家派遣実績
№
事業所名
1
㈱江友白潟事業所
2
松江あけぼの作業所
3
ふたば
4
ふたば
5
みんなの作業所
6
L.C.Cういんぐ
7
プロジェクトゆうあい
8
プロジェクトゆうあい
9
ぽてとはうす
10 エルパティオ三葉園
11 ぽてとはうす
12 太陽の里
<みんなの作業所>
<江友・白潟事業所>
回数
2
1
1
1
2
2
2
2
3
1
3
3
IV. アドバイザー設置による相談業務
島根県障がい者就労事業振興協議会会員事業所を中心に訪問を行った。
各事業所の特性や課題、現状の商品・製品などに接し、事業所が抱えている問題点・課題等を整理
した上で専門家派遣などに繋げている。
また、地域連携を推進していくにあたり、新たに地域連携会議を設け、商工関係者等と情報交換を
行った。今後具体的な地域連携事例を計画できるよう働きかけていく。
<福祉事業所>
事業所名
回数
事業所名
回数
事業所名
回数
ひだまり
9
ふたば
17
あゆみの里
1
江友・布志名事業所
2
エルパティオ三葉園
15
山光園
2
江友・白潟事業所
15
ラヴィアンローズ
5
ほたるハウス
5
江友・魚町事業所
1
太陽の里
44
さくらんぼ
10
希望の園
18
ぽてとはうす
28
きすきの里
11
松江あけぼの作業所
7
ワークセンターフロンティー
3
しゃぼん玉工房
7
ワークハウスしののめ
9
ふあっと
6
エコカレッジ
1
若草園
5
つわぶきネット
9
かも就労センター
1
にじの家
1
なかよし
46
晴雲の里
1
さくらの家(松江)
6
ワークケアみずうみ
11
どんぐり
3
だんだんネ
2
斐川あしたの丘
5
福祉ネットワークにじ
13
センターはばたき
5
ぽんぽん船
8
さざんか
5
サポートかすが
6
やまびこ園
2
はとぽっぽ
8
ピー・ター・パン
28
美野園
3
亀の子工房
5
八雲会
2
飾彩房
1
遊亀館
1
みずうみの里
2
すばる
1
さくらんぼのお家
3
四ツ葉園
1
ワークケアはつらつ
3
邑智園
7
授産センターよつば
13
豆の樹
1
緑風園
2
こだま
1
フィリア
3
はあもにいはうす
1
L.C.C ういんぐ
23
わんぱく大使館
1
愛香園
1
プロジェクトゆうあい
6
花はな
1
みんなの作業所
7
まなぶ堂
1
まるべりー斐川
1
ございな
1
ワークセンターフレンド
2
ふれあい工房ふれんど
5
さくらの家(海士)
5
さくらんぼの家
1
チューリップの里
1
あじさい
1
パックしまね
1
梨の木園
2
仁万の里
2
持田寮
1
ワークセンターやすぎ
3
フルール益田
7
あすのひかり
3
櫻
2
プチマタン
1
庵タンドール
4
さくら会
1
いなほの郷
1
わこう苑
1
だんだん工房
10
レッツビギン
1
わこうの里
1
you愛
5
まるべりー松江
4
ショップみけねこ
1
喫茶ひまわり
7
苑
<一般事業所>
事業所名
回数
事業所名
回数
事業所名
回数
一畑百貨店
2
ワンダフルワールド
6
損保ジャパン
6
山陰合同銀行
3
フジタ資源
3
ハタケヤマ
4
多伎振興
1
平岡産業
3
七洋
4
メルモのおやつ
1
グッディー
11
村田製作所
1
安菜蔵
4
山陰興業
9
オンダクリーニング
2
福屋
3
一畑トラベル
4
トーカイ
1
まいぷれ
2
メリット
1
キャスパル
2
ワイズコレクション
1
ショッピングスクウェアーベル
3
加藤紙店
7
ネオナイト
10
PAL
2
永江印祥堂
2
貴賓室
8
めのや
10
さいえんまーと
6
そば処神門
1
松江総合ビジネスカレッジ
1
マツケイ
5
河内
12
パッケージプラザ
1
千両
1
坂の下 café
1
松江中央郵便局
1
フジキコーポレーション
5
ウェルネス湖北
45
おおぐに農園
2
桑本農園
1
ぜんざい学会
1
だんだん市場
2
ふじひろ珈琲
2
出雲たかはし
1
松江三和部品
1
福屋
1
イオン日吉津
1
谷田
1
CherryCherry
5
<行政・団体>
事業所名
回数
事業所名
松江市 障がい者福祉課
18
島根県
松江市 資料編纂課
2
島根県 高齢福祉課
2
松江市
市民課
4
島根県 総務事務センター
1
安来市 障がい福祉セクション
1
島根県 女性相談センター
1
飯南町 福祉事務所
1
島根県 防災危機管理課
2
出雲市 福祉推進課
2
島根県 河川課
1
出雲市 管財契約課
1
島根県
1
雲南市 長寿障がい福祉課
3
ふるさと島根定住財団
2
奥出雲町 福祉事務所
2
出雲市社会福祉協議会
7
東出雲長
1
出雲商工会議所
2
農業振興課
障がい福祉課
回数
観光振興課
6
島根労働局 総務課
1
しまね産業振興財団 販路支援課
2
島根労働局 職業安定課
1
しまね農業振興公社
9
ハローワーク松江
1
脳外傷の会 らぶ
5
島根県立古代出雲歴史博物館
7
島根県農業技術センター
7
国際ソロプチミスト協会
1
鳥取県障害者就労事業振興センター
3
松江保護観察所
1
三鷹市議会事務局
1
花と緑のハート事業協会
1
テクノアークしまね
3
島根県立出雲養護学校
3
更生保護女性会
1
障害者就業・生活支援センター ぷらす
1
中国財務局松江財務事務所
4
障害者就業・生活支援センター リーフ
3
出雲市農業支援センター
2
島根大学
1
東部農林振興センター(出雲)
2
1
松江地方中国財務局
2
11
岡山セルプセンター
1
県立短期大学
松江キャンパス
松江地方合同庁舎
V.
その他
1.会議
振興センター関係
会議名
備考 (開催地、参加団体等)
就労事業振興協議会・地域協議会
松江、出雲、浜田、隠岐
地域連携事業連絡会議
松江、出雲、県央、雲南、浜田、益田、島前、島後
中国地区振興センター連絡会議
島根、鳥取、岡山、広島、山口の各センター
トマト栽培連携連絡会議
太陽の里、しゃぼん玉工房、きすきの里、美野園、なかよし
しまね農業振興公社、農業技術センター
出席会議
会議名
主
催
農福連携ネットワーク会議
しまね農業振興公社
使用済み食用油回収プロジェクト全体会議
全国オイルリサイクル協同組合
<地域連携連絡会議>
<振興協議会・地域協議会>
備
考
松江、出雲、県央、雲南、
浜田、益田、島前、島後
4回
<トマト栽培連携連絡会議>
2.研修・視察等
参加研修
研修名
日本セルプセンター研究大会
障がい者就労支援フォーラム in 松江
大人の発達障がい~知ることからはじめよう~
主
催
日本セルプセンター
松江圏域障がい者雇用支援ネットワーク
しまね東部・西部若者サポートステーション
視察
視察先
内日福祉会(下関市)
岡山セルプセンター
香川県社会就労センター協議会
<内日福祉会(下関市)>
備考
しまね農業振興公社
しまね農業振興公社
備
考
個別事業所支援
支援内容
事業所名
新商品開発
maru玉クッキー(島根県立古代出雲歴史博物館)
なかよし
補助金申請
複数事業所の共同事業の施設・設備整備補助金(菌床椎茸栽培設備)
つわぶきネット
補助金申請
複数事業所の共同事業の施設・設備整備補助金(食品加工設備)
なかよし
施設外就労斡旋
資材袋詰め作業( ネオナイト)
LCCういんぐ
施設外就労斡旋
清掃作業(貴賓室)
ワークセンターフレンド、さくらんぼの家
「Fujiki のもんだわ祭」、ギフト商品企画(フジキコーポレーション)
まるべりー松江
イベント・商品紹介
<ネオナイト・資材袋詰め作業>
<貴賓室・清掃作業>
VI. まとめ
今年度は平成27年度にNPO法人として活動を開始するために法人設立の準備を進めてきた。
無事に法人設立ができ、今後はより高い工賃水準を実現できるよう事業を充実させていく。
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