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第 67期 報告書 - 株式会社ケーヒン

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第 67期 報告書 - 株式会社ケーヒン
株 主 の み な さ ま へ
Keihin
Report
第
67 期 報告書
平成19年4月1日∼平成20年3月31日
証券コード 7251
株式会社
ケーヒン
ケ ー ヒ ン フィロ ソ フィ ー
基本理念
社 是
人間尊重
自
立
自由な発想と自らの信念で行動し、
結果に責任を持とう。
公
平
お互いの違いを尊重し、公平に接しよう。
信
頼
誠意をもってお互いを認め合い、
足りないところを補い合おう。
私たちは、
常に新しい価値を創造し、人類の未来に貢献する。
5つの喜び
社
会
良き企業市民の模範となることで、
社会と喜びを分かち合おう。
お
客
様
高い技術と細やかな対応を通じて、
お客様と喜びを分かち合おう。
取 引 先 様
共創によりそれぞれが繁栄することで、
取引先様と喜びを分かち合おう。
夢と若さをもって何事にもチャレンジしよう
株
主
様
常に魅力ある私たちであり続けることで、
株主様と喜びを分かち合おう。
理論とアイデアと時間を大切にしよう
私
た
ち
皆様から共感と信頼を得ることで、
私たちの喜びを全員で分かち合おう。
C o n t e n t s
株主のみなさまへ……………2
単独財務ハイライト……… 15
トピックス……………………7
単独財務諸表……………… 16
連結セグメント情報……… 11
株式の状況………………… 17
連結財務ハイライト……… 12
会社概要…………………… 18
連結財務諸表……………… 13
1
行動指針
誠実な取組みと努力を尊重しよう
Message from the President
株主のみなさまへ
第9次中期経営計画の最終年度として
企業体質の改革を図りました
代表取締役社長 小田垣 邦道
株主のみなさまにおかれましては、ますますご清栄の
1.二輪車・汎用製品領域
こととお喜び申し上げます。この度取締役社長となりま
二輪車・汎用製品においては、各国の排出ガス規制強
した小田垣邦道です。今後とも引き続き変わらぬご支援
化を受け、燃料供給方式をキャブレターから電子燃料噴
とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
射システムに移行する動きが加速しており、二輪車用電
さて、第67期(平成19年4月1日から平成20年3月
31日まで)を終了いたしましたので、経営成績などに
子燃料噴射システム製品がホンダの「スーパーカブ」や
「トゥデイ」などに採用されました。
つきましてご報告申し上げます。
2.四輪車製品領域
第67期の事業展開について
四輪車用製品においては、環境に配慮した新型インジ
ェクター、大幅な軽量化を図ったマグネシウム製インテ
当社グループは、第9次中期経営計画の最終年度を
ークマニホールド等を新たに開発しました。それらを含
「創造提案型開発体制の構築」「グローバルで桁違い品質
め、燃料供給システム製品、電子制御製品、空調製品が
の仕上げ」「グローバル・全領域PIAの展開」「共感を得
ホンダの新型「アコード」や「フィット」などに採用さ
る企業活動」の4つの主要施策を展開することにより、
れました。
企業体質を改革し、「業界トップレベルの企業体質への
転換」を図ってきました。
開発体制の強化として、昨年度ドイツに設立した「ケ
ーヒンセールスアンドデベロップメントヨーロッパ・ゲ
2
株主のみなさまへ
ーエムベーハー」において、各種試験設備を導入し、顧
ー」を昨年4月に設立、本年3月から四輪車用燃料供給
客への技術サポートを開始しました。また、栃木開発セ
システムの量産を開始しました。
ンターにおいて、空調システム機器テスト棟の増築工事
を実施しました。
中国では、「東莞京濱汽車電噴装置有限公司」で空調
システム製品を本年2月から量産開始しました。インド
ネシアでは、「ピーティーケーヒンインドネシア」にお
3.グローバルで桁違い品質の仕上げ
品質強化策の一環として、国内子会社である「株式会
いて、アルミ製キャブレターの現地一貫生産を昨年8月
から開始しました。タイでは、生産品目拡大に伴い、
社那須精機製作所」、「株式会社金津製作所」、「株式会社
「ケーヒンオートパーツ(タイランド)カンパニー・リ
京浜総業」の3社が、国際品質規格ISO9001:2000を
ミテッド」において四輪事業用のEMS(エンジンマネ
昨年8月に取得し、国内全生産子会社で取得が完了しま
ジメントシステム)工場を新設し、本年3月から四輪車
した。海外では「ピーティーケーヒンインドネシア」が
用燃料供給システムの量産を開始しました。
国際品質規格ISO9001:2000を昨年9月に取得しまし
た。
4.グローバル・全領域PIAの展開
経営成績
当連結会計年度の連結売上高は3,393億2千万円、二
当社グループは現場力の強化の施策として、「PIA活
輪・汎用製品の販売好調などで、前期比2.6%の増収と
動(生産効率向上活動)」に取り組んでおります。その
なり過去最高の実績となりました。連結経常利益は
柱のひとつとして従来から取り組んで来た「品質
244億5千6百万円、売上増や原価低減努力による増益
(Q)・生産効率(C)・生産管理(D)・マネジメント
効果などで前期比4.6%の増益となりました。連結当期
(M)」の4講座からなる「ケーヒン塾」に加えて、「現
純利益は112億1百万円、前期比12.8%の減益となり
場巡回の進め方」、「体質改革の進め方」、「日々生産完結
ました。
の進め方」等の、より現場に密着した「現場リーダー研
(単位:百万円)
修」という教育体系も整えました。さらに、鋳造、加工、
組立等技術領域毎に分科会を発足し、製造技術の向上を
目指す活動もスタートしております。
5.グローバル供給体制
グローバル供給体制におきましては、引き続き海外拠
第67期
第66期
(当期)
(前期)
連 結 売 上 高 339,320 330,612
増減
金額
率(%)
8,708
2.6
連結営業利益
24,008
22,112
1,895
8.6
連結経常利益
24,456
23,375
1,081
4.6
連結当期純利益
11,201
12,846 △1,645
△12.8
点の生産能力増強を図りました。米国においては「ケー
ヒンミシガンマニュファクチュアリング・エルエルシ
3
Message from the President
所在地別売上高
配当金について
●国内は、四輪車用製品の販売減により、前期比3.1%
の減収となりました。
当社は、株主のみなさまに対する利益還元を経営の最
重要課題の一つとして位置づけております。配当につき
●米州は、景気後退と四輪車用製品の販売減により、前
ましては、今後の事業展開などを総合的に勘案し、長期
的な視点に立ち連結業績を考慮しながら実施する事を方
期比3.4%の減収となりました。
●アジアは、タイ、中国拠点の好調などにより、前期比
21.0%の大幅増収となりました。
針としております。
第67期における年間配当金は、平成19年12月10日
●欧 州 は 、 四 輪 車 用 製 品 の 販 売 好 調 に よ り 、 前 期 比
27.4%の大幅増収となりました。
に中間配当として前年同期と比べ3円増配の1株当たり
18円を実施、期末配当は1円増配の1株当たり18円と
し、合計で4円増配の1株当たり36円とさせていただき
ました。
■第67期所在地別売上高
アジア
83,726百万円
欧州
10,840百万円
3.2%
(27.4%)
当は前年同期と同様1株当たり18円、期末配当も前年
同様1株当たり18円を予定、中間配当を含めた年間配
24.7%
(21.0%)
合計
40.4%
339,320(△3.1%)
百万円
米州
107,491百万円
また、第68期の年間配当金につきましては、中間配
当は前期同様1株当たり36円とさせていただく予定で
す。
国内
137,262百万円
31.7%
(△3.4%)
第68期の見通し
(注)カッコ内は、対前期増減比です。
第68期の売上見通しとしましては、
●通期連結売上高は、3,291億円、前期比3.0%減収
■第67期事業別売上高
空調事業
65,942百万円
電子事業
74,720百万円
●通期連結経常利益は、201億円、前期比17.8%減益
19.4%
(4.6%)
34.5%
四輪事業
117,055百万円
合計 (△2.7%)
339,320
22.0% 百万円
(10.0%)
を計画しております。
為替レートは通期平均で1米ドル=100円を前提とし
ております。
(2.3%)
24.1%
●通期連結当期純利益は、100億円、前期比10.7%減益
二輪・汎用事業
81,603百万円
(注)カッコ内は、対前期増減比です。
4
株主のみなさまへ
第10次中期経営計画スタート
「第9次中期経営計画」の成果と課題を踏まえ、
平成20年4月より「第10次中期経営計画」(3ヶ年)がスタートしました。
第10次中期の目的
厳しい市場環境を勝ち抜く
第10次中期の目標
危機感を持って
総智結集
企業力と風土の構築
第10次中期経営計画の考え方
連結経常利益率
8%以上
だと私たちは考えています。各部門が一体となって「高
当社を取り巻く経営環境は、第9次中期経営計画時と
品質」「魅力的な価格」「高性能」「作りやすい」製品の
比べると大きく変化しました。サブプライムローン問題
実現を目指し、先行した取り組みをすること(フロント
による景気減速、急ピッチで進んだ円高、原油をはじめ
ローディング)で全体的な効率を上げ、ムダを徹底的に
とした原材料の高騰といった厳しい環境にあり、当社に
絞り込んだ物作り力の革新を進めてまいります。
おいても、ますます広がるグローバル展開に対応するた
めの設備投資の拡大とそれに伴う償却費の増加、先行技
より総合力を発揮しやすい体制へ
術を開発するための高水準な研究開発費といった負担も
第10次中期経営計画では、事業運営体制の変更を行
増しております。そのような状況の中、第10次中期経
い、今までの4事業本部体制から、お客様のニーズを汲
営計画では、厳しい市場環境を勝ち抜くため、危機感を
み取りやすい2事業統括本部体制とし、社内連携と業務
持って総智結集し、システムとして創造提案できる企業
の効率化を図れる体制としました。また、生産と販売部
を目指してまいります。
門を一体化し、グローバルな生産管理と販売管理の効率
を向上させることで、お客様のニーズに対して、より早
全社的な効率を向上し、物作り力の革新へ
市場やお客様のニーズを先取りし、開発の早い時期か
ら全社一丸となって総合的に物作りを考えることが大切
5
く対応できる形とするなど、機能本部を統合することで
効率化を図り、より総合力を発揮しやすい体制作りへ取
り組んでまいります。
Message from the President
システム提案できる企業へ
より総合力を発揮しやすい 体制に
完成車へ組み込んだときに、どのようなバランスがい
いのか、そのためには、部品をどのように構成すべきか
を自ら考え、創造性と独自性あふれるシステム提案がで
二輪・汎用事業本部
9
次
中
期
組
織
四輪事業本部
事業部門
10
次
中
期
組
織
空調事業本部
全社的な効率の向上と物作り力の革新、総合力を発揮し
二輪・汎用事業
統括本部
事業企画、開発、営業
四輪事業
統括本部
営業本部
開発本部
やすい体制へと進化することで、お客様のニーズを先取
りしたシステム提案ができる企業を目指して、社内付加
価値を高めてまいります。
品質保証力の仕上げと定着にむけて
電子統括本部
取
締
役
会
きることが、競争力につながると考えます。そのために、
取
締
役
会
事業企画、開発、営業
品質はお客様との信頼関係の基本であり、桁違い品質
への取組みを仕上げ、定着させることが必要です。その
ために、第9次中期経営計画で培ったものを標準化し、
全世界展開することで、品質グローバルスタンダードの
定着を図ります。また、品質問題の撲滅のため、フロン
トローディングの考えのもと、開発の早い段階から量産
購買本部
機能部門
まで特化した取組みをすることで、品質力の更なる強化
を進めてまいります。
生産本部
購買本部
生産技術本部
生産・販売本部
品質保証本部
品質保証本部
おわりに
ケーヒンは、社是である「私たちは、常に新しい価値
を創造し、人類の未来に貢献する」の実現のため、今後
も努力してまいります。株主のみなさまにおかれまして
は、今後とも引き続き変わらぬご支援とご指導のほど宜
管理本部
管理本部
しくお願いいたします。
6
トピックス
ケ ー ヒン の この 半 年
10
11
月
月
インドKPL社創立10周年記念式典開催
Hondaグリーン大会で当社の取り組みをアピール
インド・ウッタルプラデーシュ州の「ケーヒン
パナルファ・リミテッド(KPL)社」は、今年で
創立10周年を迎え、
記念式典を開催しました。
ホンダ主催の「Hondaグリーン大会」で、当社の環境に
対する取り組みをアピールし、高い評価を得ました。
October
10
月
November
12
December
月
東京モーターショーへ出展
日経環境経営度ランキングで業界10位(総合63位)を獲得
千葉・幕張メッセで開催された「第40回東京モ
ーターショー」に出展し、多くの来場者の方に
当社製品や取り組みをPRしました。
日本経済新聞社が発表する「環
境経営度ランキング」において、
当社の環境に対する取り組み
が評価され、自動車・自動車
部品業界10位にランキング
されました。
1 トヨタ自動車
2 ホンダ
3 トヨタ紡織、
デンソー
5 アイシン精機
6 豊田合成
7 日産自動車
8 日野自動車、
アイシンAW
10 ケーヒン(総合63位)
7
Topics
2
月
米ポラリス社の品質優良賞を受賞
北米の四輪新拠点で量産開始
米国・ウィスコンシン州の「ケーヒンフューエ
ルシステムズ(KFS)社」が、お客様である
ポラリス社の品質優良賞を受賞しました。
米国・ミシガン州に建設中の「ケーヒンミシガンマ
ニュファクチュアリング(KMM)社」の建屋が完成し、
量産を開始しました。
January
2
3
月
February
月
March
3
月
Keihin Kohara Racing Team・伊藤真一選手にスポンサード
タイ四輪拠点で生産能力拡大
国内二輪レース最高峰のJSB1000に参戦する、Keihin Kohara
Racing Teamと伊藤真一選手の支援を発表しました。
(今年3年目)
タイ・アユタヤの「ケーヒンオートパーツ(タ
イランド)
(KTR)社」のEMS工場が完成し、
量産を開始しました。
8
トピックス
中国四輪拠点で電子制御製品、
空調システム製品の量産開始
中国・広東省の「東莞京濱汽車電噴装置有限公司(KDG)
」では、
昨年9月からホンダ「フィット」向けなどのSRSエアバッグシス
テムの制御ユニットとセンサーの量産を開始しました。また、本
年2月から「アコード」「フィット」など向けの空調システム製品
の量産を開始しました。
米国新拠点で量産開始
米国・ミシガン州の「ケーヒンミシガンマニュファクチュアリ
ング・エルエルシー(KMM)社」は、北米4番目の生産拠点とし
て昨年4月に設立され、本年3月から北米仕様ホンダ「アコード」
向けの燃料供給システム製品の量産を開始しました。現在の従業
員数は約100名で、今後は空調システム製品の量産も予定してお
ります。
タイ四輪拠点で生産能力拡大
タイ・アユタヤの「ケーヒンオートパーツ(タイランド)カン
パニー・リミテッド(KTR)社」では、EMS工場を新設し、本年
3月からホンダ「ジャズ(日本名フィット)」向けの燃料供給シス
テム製品と「ジャズ」「シビック」向けなどの空調システム製品の
量産を開始しました。また、空調システム製品の顧客サポートを
主な目的として、マレーシア事務所をクアラルンプールに開設し
ました。
9
Topics
丸森工場のご紹介
ケーヒンの主力製品である燃料噴射装置、FI(Fuel Injection)システム。その心臓部であるインジェクタを生産
する丸森工場は、宮城県の県南に位置する人口1万6千人の丸森町にあります。仙台から車で約1時間。福島県との
県境にある山間の小さな町で、ケーヒンの主要拠点が多く立地する角田市の隣町です。
丸森工場は、1983年4月に譁京浜精機製作所丸森工場として設立。その後増床を重ね、現在は6万2千裃の敷地
に、最新鋭の設備が立ち並んでいます。約600名の従業員がインジェクタやフューエルパイプ、プレッシャレギュ
レータなどの二輪車、四輪車向け各種燃料供給システム製品を生産しています。
また、インジェクタを生産する海外工場のマザー工場としても機能しており、海外からの実習生の受入も活発で
す。
今後も二輪車のFI化の進展など、ますます事業領域は拡がって行く予定です。
設立当時(1983年)の丸森工場
現在の丸森工場
10
Review of Operation by Products
連結セグメント情報
連結売上高を第9次中期経営計画(平成17年4月∼平成20年3月)の主要施策である「商品群別事業戦略」に沿って、
4つの商品群に分類してご説明いたします。
二輪・汎用事業
四輪事業
■通期
(単位:百万円)
100,000
■通期
(単位:百万円)
150,000
80,000
81,603
74,180
67,103
60,000
111,949
100,000
91,989
57,207
120,309 117,055
99,016
50,398
40,000
50,000
20,000
0
0
63期
64期
65期
66期
67期
63期
64期
65期
66期
67期
アジア地域の市場拡大により、販売が好調だったため、売上
高は前期に比べ10%増収の81,603百万円となりました。
アジア地域での販売が好調だったものの、日本・北米地域の落
ち込みにより、売上高は前期に比べ2.7%減収の117,055百万
円となりました。
電子事業
空調事業
■通期
(単位:百万円)
■通期
(単位:百万円)
80,000
80,000
73,051 74,720
65,777
60,000
65,942
57,952 58,010 56,128
52,712
40,000
40,000
20,000
20,000
0
0
63期
64期
65期
66期
67期
国内は海外拠点への生産移管により減少しましたが、中国を
はじめとしたアジア地域の好調により、売上高は前期に比べ
2.3%増収の74,720百万円となりました。
11
63,069
60,000
57,262
63期
64期
65期
66期
67期
国内は四輪車市場の低迷による販売減がありましたが、アジ
ア地域と北米の好調により、売上高は前期に比べ4.6%増収の
65,942百万円となりました。
Financial Highlight
連結財務ハイライト
売上高
経常利益
■通期
(単位:百万円)
■通期
(単位:百万円)
30,000
350,000
330,612
300,000
339,320
300,959
25,801
25,000
24,456
23,375
271,495
250,000
253,051
20,756
20,000
200,000
15,000
16,747
150,000
10,000
100,000
5,000
50,000
0
63期
64期
65期
66期
67期
0
63期
64期
65期
66期
67期
総資産・純資産
当期純利益
■通期
(単位:百万円)
■総資産 ■純資産
(単位:百万円)
250,000
20,000
17,500
210,757
200,000
213,502
196,125
15,000
170,364
12,846
11,201
10,855
10,000
150,000
150,772
143,454
110,492
100,000
8,380
148,182
90,085
79,925
5,000
50,000
0
63期
64期
65期
66期
67期
0
63期
64期
65期
※2
※2
※2
※1
66期
67期
※1 第65期の当期純利益はホンダ厚生年金基金の代行返上(過去分返上認可)に伴う特別利益を含んでおります。
※2 第65期までの純資産の値は、連結貸借対照表上の資本合計の値を記載しております。
12
連結財務諸表
連結貸借対照表
(単位:百万円)
期 別
科 目
第67期(当期)
第66期(前期)
(H20.3.31現在)
(H19.3.31現在)
(資産の部)
流
金
資
及
び
価
た
な
繰
延
預
証
卸
税
そ
資
金
資
の
固
定
有
形
資
固
第66期(前期)
(H19.3.31現在)
定
資
58,632
59,531
支払手形及び買掛金
35,383
36,778
2,467
3,373
22
253
動
114,604
金
26,055
31,747
短
金
44,260
47,385
一年内返済予定長期借入金
券
9,632
―
産
26,736
産
3,843
9,744
1,596
1,479
28,123
製 品 保 証 引 当 金
2,715
993
3,709
役 員 賞 与 引 当 金
105
99
3,639
産
97,668
96,153
81,056
入
10,602
5,305
79,331
未
借
用
他
産
期
等
建 物 及 び 構 築 物
19,610
19,765
機械装置及び運搬具
37,673
34,449
工具、器具及び備品
6,860
6,278
未
繰
払
払
費
法
延
人
税
税
債
0
―
他
5,738
6,809
債
6,687
7,772
金
33
389
債
1,304
1,788
退 職 給 付 引 当 金
2,811
3,007
役 員 退 職 引 当 金
489
407
そ
金
負
の
固
定
長
負
期
借
延
税
そ
入
金
負
の
負
土
負
115,834
繰
債
他
2,048
2,178
合
計
65,319
67,303
資
本
127,654
119,044
金
6,932
6,932
地
7,472
7,164
勘
定
9,440
11,673
資
産
3,103
3,256
投 資 そ の 他 の 資 産
13,507
13,565
資
本
剰
余
金
7,940
7,940
8,452
9,448
利
益
剰
余
金
112,810
104,198
式
△29
△26
金
279
1,005
評 価 ・ 換 算 差 額 等
△718
4,477
繰 延 税 金 資 産
1,559
120
その他有価証券評価差額金
2,228
3,448
為 替 換 算 調 整 勘 定
△2,947
1,028
建
無
設
形
固
仮
定
投 資 有 価 証 券
(純資産の部)
株
主
資
本
自
長
期
そ
貸
付
の
他
3,247
3,025
金
△31
△34
計
213,502
210,757
少
貸
資
倒
産
引
当
合
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
13
第67期(当期)
(H20.3.31現在)
債
流
産
受取手形及び売掛金
有
科 目
(負債の部)
動
現
期 別
己
分
21,247
19,931
計
148,182
143,454
負 債 純 資 産 合 計
213,502
210,757
純
数
株
資
株
主
産
持
合
Financial Data
連結損益計算書
期 別
第67期(当期)
売
上
高
原
価
売
上
総
利
益
販売費及び一般管理費
営
業
利
益
営
業
外
収
益
受
取
利
息
受 取 配 当 金
為
替
差
益
そ
の
他
営
業
外
費
用
支
払
利
息
為
替
差
損
固 定 資 産 廃 棄 損
棚 卸 資 産 廃 棄 損
棚 卸 資 産 評 価 損
金 型 補 償 費
そ
の
他
経
常
利
益
特
別
利
益
投資有価証券売却益
特
別
損
失
固 定 資 産 売 却 損
減
損
損
失
製品保証引当金繰入額
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
少 数 株 主 利 益
当
期
純
利
益
上
連結キャッシュ・フロー計算書
期 別
第66期(前期)
(H19.4.1∼H20.3.31)(H18.4.1∼H19.3.31)
科 目
売
(単位:百万円)
339,320
289,337
49,983
25,974
24,008
2,295
923
137
―
1,235
1,847
193
823
269
90
181
―
289
24,456
―
―
3,675
―
36
3,638
20,781
7,272
△1,177
3,485
11,201
330,612
285,465
45,146
23,033
22,112
2,300
685
258
195
1,161
1,038
232
―
316
69
105
104
209
23,375
383
383
204
147
56
―
23,553
7,923
△752
3,536
12,846
第67期(当期)
33,733
27,688
△23,038
△25,108
△6,118
△3,691
△1,332
1,214
3,244
102
31,124
31,021
34,368
31,124
キャッシュ・フロー
投 資 活 動 に よ る
キャッシュ・フロー
財 務 活 動 に よ る
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に
係
る
換
算
差
額
現金及び現金同等物の
増
加
額
現金及び現金同等物の
期
首
残
高
現金及び現金同等物の
期
末
残
高
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
連結株主資本等変動計算書 第67期(H19.4.1∼H20.3.31)
(単位:百万円)
評価・換算差額等
株主資本
平成19年3月31日残高
6,932
第66期(前期)
(H19.4.1∼H20.3.31)(H18.4.1∼H19.3.31)
科 目
営 業 活 動 に よ る
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
資本金
(単位:百万円)
資本剰余金 利益剰余金
7,940
104,198
自己株式
△26
株主資本
合計
119,044
その他有価証券
評価差額金
3,448
為替換算
調整勘定
1,028
評価・換算
差額等合計
4,477
少数株主
持分
19,931
純資産合計
143,454
連結会計年度中の変動額
剰余金の配当
△2,588
△2,588
△2,588
当期純利益
11,201
11,201
11,201
自己株式の取得
△2
△2
株主資本以外の項目の連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
平成20年3月31日残高
△2
△1,220
△3,976
△5,196
1,315
△3,880
―
―
8,612
△2
8,609
△1,220
△3,976
△5,196
1,315
4,728
6,932
7,940
112,810
△29
127,654
2,228
△2,947
△718
21,247
148,182
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
14
Financial Highlight
単独財務ハイライト
売上高
経常利益
■通期
(単位:百万円)
■通期
(単位:百万円)
12,000
200,000
11,705
179,494
184,439
180,902
10,000
168,164
150,000
154,391
8,619
8,000
8,526
7,053
100,000
6,000
5,707
4,000
50,000
2,000
0
63期
64期
65期
66期
67期
0
63期
当期純利益
64期
65期
66期
67期
総資産・純資産
■通期
(単位:百万円)
12,000
■総資産 ■純資産
(単位:百万円)
150,000
11,276
10,000
127,690
128,946
128,379
119,597
100,000
8,000
109,078
6,861
83,099
6,000
5,638
67,342
4,000
87,912
87,465
72,024
50,000
3,777
3,363
2,000
0
63期
64期
65期
66期
67期
0
63期
64期
65期
※2
※2
※2
※1
※1 第65期の当期純利益はホンダ厚生年金基金の代行返上(過去分返上認可)に伴う特別利益を含んでおります。
※2 第65期までの純資産の値は、貸借対照表上の資本合計の値を記載しております。
15
66期
67期
Financial Data
単独財務諸表
貸借対照表
(単位:百万円)
期 別
科 目
(H20.3.31現在)(H19.3.31現在)
(資産の部)
流
動
資
産
現 金 及 び 預 金
受
取
手
形
売
掛
金
有
価
証
券
製
品
原
材
料
仕
掛
品
貯
蔵
品
前
渡
金
前
払
費
用
繰 延 税 金 資 産
未
収
入
金
短 期 貸 付 金
そ
の
他
固
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
機械及び装置
車 輌 運 搬 具
工具、器具及び備品
土
地
建 設 仮 勘 定
無 形 固 定 資 産
特
許
権
ソフトウェア
施 設 利 用 権
ソフトウェア仮勘定
そ
の
他
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
関係会社出資金
従業員長期貸付金
関係会社長期貸付金
長期前払費用
前払年金費用
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
資
第67期 第66期
(当期) (前期)
産
合
計
61,668
3,384
453
34,474
9,000
2,658
1,185
2,801
209
1,305
174
2,650
2,559
742
66
66,711
33,728
6,793
468
16,971
69
2,749
5,442
1,233
2,298
509
1,546
3
214
25
30,684
1,599
16,888
9,363
468
34
91
1,513
755
△31
59,220
8,567
477
36,569
―
2,322
1,157
3,227
153
1,291
101
2,298
2,268
726
57
69,726
35,521
6,670
452
15,935
64
2,559
5,418
4,420
2,415
522
1,645
3
218
25
31,789
1,837
18,653
8,491
438
257
10
1,427
706
△33
128,379 128,946
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
期 別
科 目
36,009
7,080
16,529
3,280
6,152
96
19
99
861
99
1,770
20
5,024
1,999
2,632
392
0
計
40,914
41,034
(純資産の部)
株
主
資
本
資
本
金
資 本 剰 余 金
資 本 準 備 金
利 益 剰 余 金
利 益 準 備 金
その他利益剰余金
配当準備積立金
特別償却積立金
固定資産圧縮積立金
別 途 積 立 金
繰越利益剰余金
自
己
株
式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
85,235
6,932
7,940
7,940
70,391
899
69,491
7,700
427
9
52,200
9,154
△29
2,229
2,229
84,463
6,932
7,940
7,940
69,617
899
68,717
6,370
661
10
44,400
17,276
△26
3,448
3,448
87,465
87,912
純
債
資
合
産
合
計
負 債 純 資 産 合 計
期 別
科 目
128,379 128,946
上
売
売
第67期 第66期
(当期) (前期)
(H19.4.1∼H20.3.31) (H18.4.1∼H19.3.31)
売
36,906
2,252
20,970
3,170
7,419
150
42
143
2,364
105
273
15
4,007
1,158
2,375
473
0
負
(単位:百万円)
第67期 第66期
(当期) (前期)
(H20.3.31現在)(H19.3.31現在)
(負債の部)
流
動
負
債
支
払
手
形
買
掛
金
未
払
金
未
払
費
用
未 払 法 人 税 等
前
受
金
預
り
金
製品保証引当金
役員賞与引当金
設備関係支払手形
そ
の
他
固
定
負
債
繰 延 税 金 負 債
退職給付引当金
役員退職引当金
預 り 保 証 金
損益計算書
上
上
原
総
利
高
180,902 184,439
価
164,452 167,719
益
16,449
16,720
販売費及び一般管理費
12,163
11,413
益
4,286
5,306
益
4,162
3,661
息
39
23
有 価 証 券 利 息
31
―
金
3,837
3,329
他
254
308
営
業
営
業
受
受
利
外
収
取
取
利
配
そ
当
の
用
1,394
442
支
払
利
息
―
0
為
替
差
損
846
―
固定資産廃棄損
143
115
棚卸資産廃棄損
75
62
棚卸資産評価損
営
業
金
外
型
費
補
そ
償
の
121
86
費
―
104
他
207
71
経
常
利
益
7,053
8,526
特
別
利
益
―
383
―
383
失
3,675
204
固定資産売却損
―
147
投資有価証券売却益
特
別
損
失
36
56
製品保証引当金繰入額
3,638
―
税引前当期純利益
3,378
8,704
法人税、住民税及び事業税
425
1,817
法 人 税 等 調 整 額
△409
25
当
3,363
6,861
減
損
期
純
損
利
益
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
16
Investor Information
株式の状況
■株式の状況(平成20年3月31日現在)
発行可能株式総数 240,000,000株
発行済株式の総数 73,985,246株
■大株主(発行済株式の総数の10分の1以上の株式を保有する株主)
株主名 本田技研工業株式会社
持株数 30,581,115株(出資比率41.35%)
(注)出資比率は、自己株式(20,174株)を控除して計算しております。
■株価の状況
(円)
4,000
出来高
株価
(株)
40,000
3,000
30,000
2,000
20,000
1,000
10,000
0
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 1
2
3
4
平成18年
5
6
平成19年
ホームページのご案内
http://www.keihin-corp.co.jp
ケーヒンホームページでは、本書では誌面の都合でご紹介で
きなかったケーヒンの魅力あふれる製品をご紹介しています。
また、最新のIR情報を掲載しておりますので、ホームページ
もあわせてご覧いただければ幸いです。
17
7
ケーヒン
検索
8
9 10 11 12 1
2
3
平成20年
Corporate Profile
会社概要
■会社概要(平成20年3月31日現在)
■取締役・監査役(平成20年6月20日現在)
社
名
株式会社ケーヒン
代 表 取 締 役
社
長
小田垣邦道
創
立
昭和31年12月19日
代 表 取 締 役
専 務 取 締 役
佐 々 和 幸
二輪・四輪車および輸送機器向けの部品・機器・
代 表 取 締 役
専 務 取 締 役
浮 穴 一 興
常 務 取 締 役
主な事業内容
システムの開発・製造・販売
資
本
金
従 業 員 数
社
締
役
松 尾 正 司
取
締
役
佐 藤 忠 吾
取
締
役
吉 沢 浩
取
締
役
大 沼 公 紀
渡 辺 政 美
取
締
役
小 池 正 明
常 務 取 締 役
山 懸 史 生
取
締
役
岩 田 毅
常 務 取 締 役
入 野 博 史
取
締
役
鉛 隆 司
取
締
役
橋 山 和 弘
常 勤 監 査 役
遠 藤 忠
取
締
役
草 刈 孝 三
常 勤 監 査 役
鈴 木 徹 朗
取
締
役
畑 中 章 市
監
査
役
大 矢 勝 美
取
締
役
菊 地 文 男
監
査
役
渡 部 直 也
69億3,234万円
4,369名
(注)従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社へ
の出向者を含む就業員数となっております。
本
取
〒163-0539
東京都新宿区西新宿一丁目26番2号
新宿野村ビル
TEL 03-3345-3411(代表)
■ネットワーク(平成20年3月31日現在)(注)★は連結子会社です。
英国
Keihin Europe Ltd.★
ドイツ
Keihin Sales and Development
Europe GmbH
米国
Keihin Indiana Precision Technology, Inc.★
Keihin IPT Manufacturing, Inc.★
Keihin Carolina System Technology, Inc.★
Keihin Aircon North America, Inc.★
Keihin Michigan Manufacturing, LLC
Keihin Fuel Systems, Inc.★
中国
宮城県
ブラジル
Keihin Technologia do
Brasil Ltda.★
南京京濱化油器有限公司★
東莞京濱汽車電噴装置有限公司★
京濱電子装置研究開発(上海)有限公司★
湛江徳利化油器有限公司
角田第一工場
角田第二工場
角田第三工場
丸森工場
角田開発センター
(株)金津製作所★
(株)京浜総業★
(株)ケーヒンワタリ★
(株)ケーヒンエレクトロニクス
テクノロジー★
栃木県
栃木開発センター
(株)那須精機製作所★
台湾
台灣京濱化油器股 有限公司★
インドネシア
P.T. Keihin Indonesia★
タイ
Keihin(Thailand)Co., Ltd.★
Keihin Auto Parts(Thailand)Co., Ltd.★
岩手県
岩手工場
埼玉県
狭山工場
朝霞営業所
東京都
フィリピン
Keihin Philippines Corp.★
Keihin Auto Parts(Philippines)Corp.★
インド
Keihin Panalfa Ltd.★
Keihin FIE Pvt. Ltd.★
本社
神奈川県
三重県
静岡県
鈴鹿工場
浜松営業所
川崎工場
(株)ケーヒンバルブ★
18
株 主 メ モ
事業年度
毎年4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会
6月
同総会権利行使株主確定日
3月31日
期末配当金支払株主確定日
3月31日
中間配当金支払株主確定日
9月30日
株主名簿管理人
三菱UFJ信託銀行株式会社
同事務取扱場所
〒100-8212
同連絡先
〒137-8081 東京都江東区東砂7丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
フリーダイヤル 0120-232-711
手続用紙ご請求先
フリーダイヤル 0120-244-479
URL http://www.tr.mufg.jp/daikou/
同取次所
三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店
公告方法
東京都において発行される日本経済新聞
東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
株主のみなさまの声をお聞かせ下さい
当社では、株主のみなさまの声をお聞かせいただくため、
アンケートを実施いたします。
下記URLにアクセスいただき、アクセスコード入力後に表示される
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http://www.
e-kabunushi.
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ご 回 答 いただいた方の中から抽 選で 薄 謝(図 書カード 5 0 0 円)
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(株式会社エーツーメディアについての詳細 http://www.a2media.co.jp)
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●アンケートのお問い合わせ「e - 株主リサーチ事務局」TEL:03-5777- 3900(平日 10:00∼17:30)MAIL:[email protected]
株式会社 ケーヒン
〒163-0539
東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 新宿野村ビル
TEL.03-3345-3413
http://www.keihin-corp.co.jp
Cert no. SGS-COC-2499
Fly UP