...

中北教育事務所通信 NO.4 2009(平成21年) 8月27日

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

中北教育事務所通信 NO.4 2009(平成21年) 8月27日
ち ゅ う
ほ
く
中 北
中北教育事務所通信
2009(平成21年)
学校教育担当
NO.4
8月27日
米長
内藤
中山
笹本
Tel 0551-23-3086
輿水
Fax 0551-23-3020
去る8月7日(金),初任者研修企業体験研修が東京電力韮
崎研修センターで開催されました。この研修は,企業の体験研
修を通じて広く職業や社会に対する認識を持ち,初任者自身が
職業人としての自覚をさらに高めるとともに,地域産業の教材化
や地域と教育の関連性などについて実践的な研修をすることを
目的として行われました。
東京電力の方々の仕事にかける情熱や使命感,環境やエネ
ルギーに対する思いや社員教育のあり方など,教育の分野にお
いても多分に共通するものを感じました。初任者の先生方も皆
真剣な表情で研修に参加をしていました。きっと,これからの教
員としてのあり方に大いに参考になったことと思います。
実際に電柱に登り点検作業体験を行う初任者
全員が慣れない作業着に着替え,はじめの
会を行いました。東京電力の方からも大勢の
社員の皆様にご参加いただき,山梨支店甲府
支社の望月支店長様からご挨拶をいただきま
した(左)。
各家庭の配電盤への接続体験では,電柱
の変圧器からの電線をつなぐ体験を行いまし
た(右)。その他にも専用器具を使って電線に
絶縁テープを巻く体験や,高所作業者に実際
に乗って,電線保護の作業を行ったりしてい
ました(左下)。
事故防止のための手袋やフェースカバ
ーをつけての作業でした。
■初任者による参加報告から・・・
○東京電力の方のプロ意識の高さが強く印象に残った。屋外へ出て電線の修復作業をする
人,電話対応をする人,どんな仕事内容であれ,
「東京電力の代表である」という意識を常
に持ち,仕事をされていた。その姿を見て,
「私はまだ初任者ではあるが,子どもたちや保
護者の前に立つ時は学校の代表なのだ。
」と思い知らされた。いろいろな業務に追われ,学
校の電話に出る時など,そうした意識を忘れていた自分を反省した。
「私は学校の代表であ
る」という意識をいつでも,いつまでも忘れずに勤務に励みたい。
右下に見えるのは,韮崎東中学校の体育
館です。ほぼ体育館の屋根の高さと同じく
らいのところでの作業でした。
○「信頼」は学校現場でも欠かせない重要語句である。東京電力の経営方針を学校教育に
置き換えてみると,
「子どもの学力を伸ばすということは当たり前のことである。そのため
に教師は様々な手立てを工夫し,子ども一人ひとりに適した指導を行う。
」ということにな
るだろうか。こうした実践を行うことが,学校の「信頼」づくりにつながるのではないか
と考える。東京電力の方々が,経営理念のもと,きめ細かでスピーディーに,そして正確
に仕事をしていたように,私は子ども一人ひとりの実態にあったきめ細かな指導を適確に
行っていきたい。
■初任者による参加報告から・・・
○期待されていることに応えるという点では教職も同じであると考える。私たちは,生徒
に授業をするだけが仕事ではなく,一人ひとりの個性を伸ばしてはじめて満足してもらえ
る仕事である。そのために,身につけて当たり前である基本的な学力や生活習慣を徹底し,
その上に個性が伸長されるように,私たち教員も高い理想とプロ意識をもって職務にあた
りたい。また,電話対応で学んだ,相手が受ける印象であったり,一人の社会人として身
につけておくべき言葉づかいや礼儀なども忘れずに生かしていきたい。
「CS=顧客満足」
顧客への応対や電話での対応の仕方
など接遇について学びました。
代表者からのお礼の言葉
「一日よい経験になりました!」
○マナー講座の最後に「マナーは心を形にしたもの」と講師の方がおっしゃっていたことが
大変印象深かった。これは教育にも通じるものがある。どんなに一生懸命に子どもや保護者,
地域社会の人々に接しても,マナーが身に付いてなく,相手が気持ちよいと感じられる態度
で接することができなければ,その誠意は伝わらないだろう。今回は自分自身の応対の仕方
を振り返るよい機会となった。教員は様々な人と接することの多い仕事なので,学んだこと
を生かし,一社会人として恥ずかしくない振る舞いを心掛けていきたい。
新教育課程説明会
8月4日・5日・6日
今年度の教育課程説明会は,県下8ヶ所において開催されました。中学校は例年
通りの開催方法でしたが,小学校部会は,全体を5ヶ所に分けて各開催地ごとに実施
しました。小学校では平成23年度,中学校では平成24年度から完全実施される新
学習指導要領の説明と,それに係わる移行期間の取り扱いについての説明が行わ
れました。各部会に参加された先生方,本当にご苦労さまでした。
ほとんどの学校ではすでに還流報告も済んでいることと思いますが,まだの学校に
おかれましては,なるべく早く情報の共有をしていただきたいと思います。よろしくお願
いいたします。
なお,当日の説明資料は,総合教育センターのホームページ→リンク「義務教育
課」→「山梨県教育課程説明会」からダウンロードできます。
説明会で
新教育課程の内容を
聞 く
還流報告で
伝える
来年度に向けて
実行する
※大切なのは,還流報告をしたかしないかではなく,22年度の教育課程編成に
て各学校がこれからどのような準備をしていくかです!
向け
■学習指導要領移行期間のポイント24■
上記総合教育センターHPより,右の「学習指導要領移行期間のポイント24」もD
Lすることができます。データはパワーポイントとPDFの2種類が小中学校ごとにD
L可能になっています。
なお,指導主事が学校訪問をする際にも持参し,もし時間があれば説明もしたい
と思っておりますので,よろしくお願いします。
郷土学習コンクール
昨年度からはじまった「ふるさと山梨」郷土学習コンクールの
応募締め切り期日が迫ってきています。今年度は,11月10日
(火)に開催する,「ふるさと山梨」郷土学習実践研究大会におい
て優秀作品が表彰されます。また,県入選作品は,山梨県立博物
館に展示されます。
作品は9月10日(木)までに教育事務所まで提出することと
なっております。夏休み中の児童生徒のよい作品がありましたら
ぜひ積極的に応募をお願いします。
Fly UP