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第2学年 算数科学習指導案

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第2学年 算数科学習指導案
第2学年 算数科学習指導案
検印
平成26年6月24日(火) 第5校時
1
単元名 100より大きい数をしらべよう「3けたの数」
2 単元について
(1) 教材観
本単元で扱う3位数は、学習指導要領に以下のように位置づけられている。
第2学年 A 数と計算
(1)数の意味や表し方について理解し、数を用いる能力を伸ばす。
・2 位数+1,2 位数=3 位数
ア 同じ大きさの集まりにまとめて数えたり、分類して数えたりすること。
イ 4位数までについて、十進位取り記数法による数の表し方および数の大小や順序について理解するこ
とができる。
ウ 数を十や百を単位としてみるなど、数の相対的な大きさについて理解すること。
エ 一つの数をほかの数の積としてみるなど、ほかの数と関連付けてみること。
第1学年では、100までの数について、10まで、20まで、100までと少しずつ数範囲を
拡張しながら、その読み方、書き方、および数の系列、順序、大小について学習してきた。また、
簡単な3位数(120程度)について、おもに数えたり、数を唱えたりすることを中心に指導がな
されてきている。第2学年では、数の範囲を10000(一万)まで拡張する。本単元では1000
までの数を扱い、10000(一万)までの数については第14単元で指導する。
本単元では、数範囲を1000まで拡張し、数の読み方、書き方、および数の系列、順序、大小
について理解を深めること、数の相対的な大きさや数の構成の理解を深めること、さらに、数の式
の大小や相関関係を不等号、等号を用いて表せるようになることをねらいとしている。また、数の
相対的な大きさや数の構成の理解を深めることを意図して、何十、何百の計算も取り上げている。
< 1年 >
① なかまづくりとかず
② なんばんめ
③ いくつといくつ
⑥10よりおおきいかず
・20までの数の数え方、読み
方、書き方
・数の構成や系列、順序、大小
⑯20よりおおきいかず
・120程度の数の数え方、
読み方、書き方
・「一のくらい」「十のく
らい」の用語
・数の構成や系列、順序、
大小
・簡単な場合の2位数の加
減計算
< 2年
>
⑥3けたの数
・1000までの数の命数法、
記数法
・
「百のくらい」の用語と位取り
・数の相対的な大きさ
・数の構成や系列、順序、大小
・数の構成に基づいた加減計算
・数や式の大小、相関関係を不
等号、等号を用いて表すこと
⑭4けたの数
・10000までの数の命数法、
記数法
・
「千のくらい」の用語と位取り
・数の相対的な大きさ
・数の構成や系列、順序、大小
1
< 3年 >
⑧大きい数のしくみ
・1億までの数の命数法、記
数法
・位取りの原理
・数の相対的な大きさ
・数の構成や系列、順序、大
小
・十進位取り記数法の仕組み
・10倍、100倍、10で
わった数の表し方
・用語「数直線」
「等号」
「不
等号」
(2) 児童観
※調査結果、考察、レディネステストの一部を省略
ア 意識調査より
【問1】算数の学習は好きですか。
はい
いいえ
【問2】算数の学習で、どんな時に楽しいと感じますか。(複数回答)
【問3】考えたことを、図や言葉、式で書くことが好きですか。
はい
いいえ
【問4】自分の考えを発表しますか。
はい
いいえ
<考察>
イ
レディネステストより
問題のねらい
調査日 平成26年6月7日 調査人数
正答人数
1 2位数の表し方(ブロック図を見て)
名
① 10のまとまりは□こ。
② ばらは□こ。
2 2位数の構成
名
① 十のくらいが4、一のくらいが7の数は□。
② 80 の十のくらいの数字は□、一のくらいの数
字は□。
2
誤答人数
人
3 数の大小の比較(一の位)
名
① どちらが大きいでしょう。
(31、38)
数の大小の比較(十の位)
①
名
どちらが大きいでしょう。
(63,
57)
4 100までの数の系列と順序
名
① 96-97-□-99-□
10とびの数の系列と順序
名
① 60-70-□-□-100
100をこえる数の系列と順序
名
① 108-109-□-□-112
5 3位数の表し方(未習) 100の束と10の
名
束とばらに分かれた色紙を見て
① 213まい
<考察>
(3) 指導観
本学級の児童は自分の考えを書いたり、発表したりすることに苦手意識を持つ児童が多くいるた
め、本単元を通して、自分の考えを何らかの方法で表現できたことの喜びを味わわせたい。そのた
め言葉や図などでの表現が苦手な児童も進んで取り組めるように、数カードを用意し、具体物の操
作を行なうことで考えを表現できるように配慮した。
また単元全体を通して、3位数を、数カードや式・言葉・数直線といった様々な方法で表現さ
せる時間を数多く取り入れ、一つの数を多様に見られる柔軟な考えを身に付け、それを分かり
やすく他者に伝えることができるようにしたい。
本時は、振り返りの時間を確保し学習の定着を児童と教師が確認することを重要視し、課題
は児童もノートに記入するが、問題はノートに記入せず、振り返りの時間にあてたいと考える。
児童の生活に身近な問題を取り上げることで、児童が興味を持って課題解決ができると考え、
運動会の得点を比べる問題とした。
3
(4) 研究テーマとの関わり
研究主題「自ら考え、生き生きと学ぶ子の育成」
一学び合いの充実を目指して一
「学び合いの充実」を目指し、以下の仮説を立て取り組んでいく。
仮説1
ねらいを明確にし、予想される児童の反応分析及び発問を工夫して練り上げの時間を充実させれば、
児童は積極的に学び合うことができるであろう。
<手立て>
・ 練り上げ構想図を作成して、予想される児童の反応と教師の発問を検討し、児童自らの手でねらいを
達成できるようにする。
仮説2
自分の考えを明らかにし、言葉や式等で表現する活動が活発になるように工夫すれば、学び合いが充
実するであろう。
<手立て>
・ 自分の考えを様々な方法で表現できるように、既習事項(3位数を数カードや式、数直線、言葉で
表現したもの)の用紙を掲示したり、数カードの操作等比較的表現しやすい具体物の操作活動を
取り入れたりすることで、全ての児童が何らかの方法で自分の考えを表現できるようにする。
仮説3
既習事項との関連を明確にして基礎基本の定着を図れば、児童は理解を深め、意欲的に取り組み、学
び合いが充実するであろう。
<手立て>
・ 練り上げの中で、既習事項との関連に目を向けさせ、共通点を見つけられるようにする。
仮説4
自分の考えを一つではなく様々な方法で表現すれば、学び合いが充実するであろう。
<手立て>
・ 単元全体を通して、数カードで表現した児童には、それを言葉や数直線で表現できないか考えさせる
等、
「図・式・言葉」を関連付けて表現方法を豊かにできるように言葉かけをする。
仮説5
振り返りの時間を確保し学習の定着を児童と教師が確認できるようにすれば 学び合いが充実する
であろう。
<手立て>
・ 適用問題に数多く取り組ませると共に適用問題を工夫し、学習の定着を図り、理解を深めさせる。
4
3
単元の目標
○ 1000までの数について、その意味や表し方を理解し、数の概念について理解を深めるとともに、
数を用いる能力を伸ばす。
【関心・意欲・態度】10や100のまとまりにして数えるよさに気づき、十進位取り記数法と関連づ
けてとらえたり、計算の仕方に活用したりしようとする。
【 数学的な考え方 】十進位取り記数法の仕組みを考え表現したり、数を相対的な大きさからとらえた
りすることができる。
【
技 能
】3位数について、書いたり読んだりするとともに、数や式の大小・相関関係を、
不等号や等号を用いて表すことができる。
【
知識・理解
】3位数について、数の読み方や表し方、数の構成や大小、順序、数の相対的な大
きさを理解する。
4
単元の指導計画とおもな評価規準(13時間扱い)本時
時
10/13
目標
学習活動
おもな評価規準
○3位数の読み方や表し方
・写真を見て、235 個のクリップの数を工夫して数
関
□クリップの数を 10 や 100 のまとまり
を理解する。
1
える。
にして数えようとしている。
・235 の数構成と命数法、記数法を知る。
・クリップの数を数字で表す。
・用語「百の位」を知る。
技
□3位数を書いたり、読んだりすること
が出来る。
・206個のブロックの数を数字で表す。
2
・鉛筆や色紙の数を数字で表す。
・3位数を書いたり、読んだりする
○数カードを並べて数を表
3
すことを通して、3位数の
・位取り板と数カードを使って、各位の数を読み取
ったり、3位数を数カードで表したりする。
知 3位数の読み方や表し方を理解して
□
いる。
技
□ 3位数の構成を等式で表すことが出
来る。
位取りの仕組みや数の構
成を理解する。
・3位数の構成を基にした表し方(合成・分解)を
100,10,1の単位の個数を示し、
練習する。
4
知3位数の各位の数字は、それぞれ
□
・3位数の構成を、等式を使って表す。
10以上の数が入らないことを理解し
ている。
○数の相対的な大きさを理
解する。
・10円玉が14枚でどれだけになるかを、10を
単位にして考える。
考230などの数を、10を単位として
□
とらえることができる。
5
・230円は10円玉で何枚になるかを、10を単
位にして考える。
○数直線の読み取りを通し
6
て、3位数の大小、順序を
・数直線を見て指示された目盛りの数を読んだり、
数直線上に数を表したりする。
理解する。
○1000の構成、数の読み
7
方、書き方及び1000付
技数直線上に表された数を読んだり、数
□
を数直線上に表したりすることができ
る。
・図の●の数を工夫して数え、百を10こ集めた数
知百を10こ集めた数を「千」といい、
□
を「千」といい、
「1000」と書くことを知る。 「1000」と書くこと、及び1000
近の数を理解する。
付近の数を理解している。
5
○1000までの数の構成
を多面的にとらえ、数の見
8
方を豊かにする。
○何十±何十の計算の仕方
を理解し、その計算ができ
る。
・780を、いろいろな表し方で表す。
考
□ 1000までの数の多様な見方について
・50とびで数を数えたり、大きい数から小さい数
考え、説明している。
へ順に2とびで唱えたりする活動に取り組む。
・10枚の束の色紙の絵を見て、50+70、
120-30の計算の仕方を考える。
考何十±何十の計算の仕方を、数の構成
□
に着目して考え、説明している。
・100枚の束の色紙の絵を見て、300+200、 技
□何十±何十の計算ができる。
600-200の計算の仕方を考える。
9
・数の構成(100がいくつ)に基づいて、計算の
仕方を考える。
・数の構成(何百といくつ)に基づいて、500+30
などの計算の仕方を考える。
考 数の大小を十進位取り記数法の考え
□
○不等号「>」
「<」を知り、 ・3つの組の点数の大小を比較する。
数の大小関係を式に表す
10
○
ことができる。
・不等号「>」
「<」を用いた式の表し方を知り、
を元に、大きい位の数字から比較する。
技不等号「<」「>」を知り、数の大小
□
数の大小を不等号を用いて表す。
関係を式に表すことができる。
○数や式の大小、相等関係を
11
不等号、等号を用いて式に
・問題を読み、150 円で買える品物を調べる。
技数や式の大小、相等関係を不等号、等
□
・数と式の大小、相等関係の表し方を調べる。
号を用いて式に表すことができる。
・〔やってみよう〕以下の活動に取り組む。
関学習内容を適切に活用して、活動に取
□
・身の回りから3位数までの数が使われている場面
り組もうとしている。
表すことができる。
○算数的活動を通して学習
内容の理解を深め、数につ
12
いての興味を広げる。
を探し、数にはものの大きさを表しているものと
表していないものがあることえを知る、
・数比べゲームに取り組む。
知基本的な学習内容を身につけている。
□
○学習内容の定着を確認し、 ・「しあげのもんだい」に取り組む。
13
5
理解を確実にする。
本時の展開(第10時)10/13
ア 本時の目標
○ 数の大小を十進位取り記数法の考えを元に、大きい位の数字から比較する。
(数学的な考え方)
○ 不等号「<」
「>」を知り、数の大小関係を式に表すことができる。
(技能)
イ 展開
学
習
過
程
・指導上の留意点
□評価
学習活動と予想される児童の反応
◎研究テーマとの関わり
A:十分満足できる状況
B:おおむね満足できる状況
★:Bに至らない児童への手立て
1 問題を知り題意をとらえる。
・児童が興味を持って取り組めるように問題
を提示する。
・振り返りの時間確保のため、課題から教師
と共に書く。
3 つのくみのてん数をくらべて、
じゅんいをきめよう。
6
時
間
百の位
4
4
3
赤
白
青
つ
か
む
十の位
1
6
9
一の位
7
5
8
点
点
点
(一と百の位のみ提示する。
)
T 3つの数で、すぐに大きい、小さいが分かる
のはどれですか。
C 青組が小さい。
T なぜ、そう分かるのですか。
C 百の位が青組だけ3だから。
(十の位を提示する。
)
・位ごとに色を変えた点数表を提示するとと
もに、点数を隠す。
・一の位の数字を見せ、一の位だけでは大小
が分からないことを確認し、次に百の位を
見せ、青組が3位であることとその理由を
考えさせる。
・青組に3位という順位の番号をはり、赤組
と白組の比較のみになったことが視覚的
に分かるようにする。
7
・比較する組が上下になるように3位の組を
得点表の一番下にする。
2 本時の課題をつかむ。
417と465の大きさのくらべかたを考え
よう。
3 見通しを立てる。
T 1位・2位を決めるには、どの位の数字を比
べればいいかな。
C 十の位。
・比較する対象(得点)を2つにしぼること
で、児童の思考をよりスムーズにする。
・瞬時に数の大きさを判断した児童には、そ
の比べ方を考えていくことを知らせる。
・着目する位の数字を○で囲む。
・3位数を言葉や図などで表した経験を想起
できるように、3 位数の様々な表現方法を
掲示し、参考にさせる。
T 数の大きさを比べる方法はどんな方法があ
るかな。
C 言葉、図、式、数の線。
4 自力解決をする。
① 数カードを使った図
百
赤
100
100
100
100
十
10
・左記の表(数カードなし)と色つき数カー
ドを用意し、数カードを表の中にはらせ、
児童が表現しやすいようにする。
・磁石つきボードに表をはり、また数カード
も磁石つきにすることで、操作がしやすい
ようにする。
・表の中に「4は同じ、1と6では6の方が
大きい。」というように、簡単な説明を記
入させる。
・百の位・十の位というキーワードになる言
葉に着目させる。
・一の位を比べると417が大きいが、あく
までも十の位を比べることを確認する。
一
1 1 1
1 1 1
1
4
白
1
7
100
100
10 10 10
1 1 1
100
100
10 10 10
1 1
4
同じ
6
5
6が大きい
7
・3位数の構成を等式を使って表した既習事
項を想起させる。
・「百の位は400で同じなので、十の位を
比べると10より60が大きいので、赤よ
りも白の方が大きい。」というように、式 8
から言葉でも説明できないか考えさせる。
② 等式を使った式
考
え
る
赤 417=400+10+7
白 465=400+60+5
※ 60は10よりも大きい。
・前時までに大まかな数直線をかく練習を十
分に行い、数直線による比較に抵抗を感じ
ないようにする。
・数直線をもとに「412は465よりも小
さい。」のように、数の大小を言葉でも表
せないか、考えさせる。
③ 数の線
400
450
417
465
考
A 3位数について、上位の数から比べれば大
※ 右は大きく、左は小さい。
小を比較できることに気づき、数直線図など
を用いて多様に説明している。
B 3位数について、上位の数から比べれば大
小を比較することができることに気づき、説
明している。
★ 数カードを与え、位ごとに1対1対応させ
て、理由を説明できるようにする。
◎ 数カードや図、数直線の中に、ポイントと
なる言葉を書き込ませる。
◎ 一つの方法ではなく、多様な説明ができな
いか考えさせる。
5 それぞれの比べ方を発表する。
★ うまく説明できないでいる児童につき、説
明の補助をする。
話
し
合
う
6 それぞれの考えの共通点を明らかにする。
(※ 練り上げ構想図 参照)
T 大きい数を見つけるために、みんなどうして
いるかな。
C 十の位を比べている。
T 一の位を比べて数の大きさを決めてもいい
のかな。
C だめ。十の位を比べる。
T 1位と2位を決めるには十の位を比べたけ
れど、はじめに戻ると、青組が3位だとどう
して分かったのかな。
C 百の位が青組だけ3で小さいから。
7 本時の学習のまとめをする。
かずの大小は、大きいくらいからじゅんばん
に数字をくらべる。
8
◎ 自分の考えを、分かりやすく説明し、共通
点を見つけさせる。
・数の大小を比べるには、百の位の数字を比
べて、同じ時は十の位を比べるというよう
に、大きい位から順に数字を比べればよい
ことを確認する。
・一の位も465の方が大きい数字だが、あく
までも十の位の数字を比べることを確認す
る。
・十の位の数字を比べる前には、まず百の位の
数字を比べたことを想起させる。
・児童が考えた今日のまとめをノートに書か
せ、その言葉から、全体のまとめの言葉と
する。
14
8 数の大小は、< >の記号を使って表せることを
・417<465(417 は 465 より小さい。)
知る。
465>417(465 は 417 より大きい。
)
417<465
417は465より小さい。
という二つの言い方があることを理解させ
小 < 大
る。
9 適用問題に取り組む。
(1) □に
ま
と
め
る
・
ふ
り
か
え
る
・本時で学習したことを生かして問題を解く。
あてはまる>,<を
書きましょう。
① 289□307
② 798□789
③ 607□602
④ 91□103
(2) □に
入る
数字を
・着目した位の数字を○で囲ませる。
・④の問題については、百の位が空位であるこ
とに気づかせる。
いいましょう。
・等号や不等号についての理解を深めることは
367<3□7
次時に扱う。
技
A
不等号「<」「>」を知り、数の大小関係
を確実に式に表すことができる。
B
不等号「<」「>」を知り、数の大小関係
を式に表すことができる。
★2つの数を位ごとの表に書き込ませて比べ
させる。
・問題解決ができた児童用に、プリントを用意
し、挑戦させる。
10 本時の学習を振り返る。
◎ 自分の考えを振り返り、分かったことや友
だちの考え方のよい点などを記入させる。
・単元全体を通して、学習感想を書く視点を明
示し、今日の学習をふりかえさせる。
エ
板書計画
は
○
も
○
3つの組のてん数をくらべて、じゅ
んいをきめよう。
赤
白
青
百の位
4
4
3
十の位
1
6
9
一の位
7
5
8
点
点
点
417と465の大きさのくらべか
ま
○
れ
○
ふ
○
9
は
○
しき 3+9
・等式
10の位
の数字を
比べる。
・数の線
10の位の数
字で、数の線
の場所を決
める。
こたえ 1 位 白 2 位 赤 3 位 青
たを考えよう。
か
○
じ
○
・数カード
10の位の
数字を比べ
る。
かずの大きい、小さいは、大きいくらいから
じゅんばんに数字をくらべる。
417<465 417は465より小さい。
小 < 大
(1) ①289□307 ② 798□789
③ 607□602 ④ 91□103
(2) 367<3□7
16
練り上げ構想図
教師の指示・発問
課題
課題および児童の反応・発言
417と465の大きさのくらべかたをかんがえよう。
そのわけを書こう。
T「417と465の数
のどの位の数字を比
赤
べたのかな。
」
<C1 数カードを使った図>
100
100
100
100
T「十の位の前に何の位
白
1
7
100
100
10 10 10
1 1 1
100
100
10 10 10
1 1
4
を比べたかな。
」
C「百の位。
」
① 百の位
② 十の位
の順に比べる
1 1 1 1
1 1 1
4
C1、C2、C3
「十の位を比べた。
」
10
6
5
6 が大きい
同 じ
T「百の位が同じ数の
ときは?」
<C2 等式を使った式>
① 百の位
② 十の位
C「十の位。
」
T「417 の方が一の位の数
417=400+10+7
465=400+60+5
・400 は同じで、
60は10よりも大きい。
字が大きいのにどうし
て 465 の 方 が大 きい
<C3 数の線>
の?」
① 百の位
400
② 十の位
450
C「一の位ではなくて、
十の位を比べるか
ら。
」
417
465
・右は大きく、左は小さい。
T「4人の考えの似てい ・400 の次は、十の位を比べて、417と465の場所を決めた。
る と こ ろ を み つ け よ ・十の位から比べる前に、まず百の位を比べたことをおさえ、
う。
」
大きい位から順番に数字を比べるとよいことに気づかせる。
C「まず百の位の数字を
比べて、同じときは
十の位の数字を比べ
る。」
↓
まとめる
かずの大小は、大きいくらいからじゅんばんに数字をくらべる。
知らせる
T「417は465より小
417<465
小 < 大
417は465より小さい。
さい。」ということを表す
記号があります。
T「
(1)は、比べる数字
に○をつけよう。
」
T「
(2)の答えは1つだ
けかな。
」
適用問題
(1)□に あてはまる>,<を 書きましょう。
① 289□307 ② 798□789
③ 607□602 ④ 91□103
(2)□に 入る 数字を いいましょう。
367<3□7
10
Fly UP