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210 ため、被害の大きい柏崎地域の有害物質使用の特定事業場(水質

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210 ため、被害の大きい柏崎地域の有害物質使用の特定事業場(水質
第4章 応急・復旧対策
ため、被害の大きい柏崎地域の有害物質使用の特定事業場(水質汚濁防止法)14事業場に対し、7月28日から
30日にかけて立入調査を実施した。
事業場内での液の漏えい(6事業場)や配管等の損傷(5事業場)は一部あったものの、有害物質の工場外
への流出や漏えいはなく、周辺環境への影響はなかった。事業者に対して環境汚染の防止と毒物劇物の適正な
取扱いについて指導を行った。
② 公共用水域の緊急水質調査
7月18日に柏崎地域の鵜川(八坂橋)及び鯖石川(安政橋)において、緊急の水質調査を実施し、両河川と
も有害物質を含め水質環境基準の達成を確認した。また、7月18日の信濃川水系における定期調査では、有害
物質項目を追加して調査を実施し、すべての調査地点で水質環境基準の達成を確認した。
③ 原油の地中埋設パイプラインの破断による油流出事故への対応
地震により柏崎地域の2事業者の原油の地中埋設配管が破断し、原油が漏えいして付近の水田や河川に流出
する事故が発生した。
事業者は、原油及び油含有土砂を回収し、さらに河川にオイルフェンスを設置して緊急対応するとともに、
流出した原油の回収及び汚染土壌の回収作業を実施した。
県は、原油が流出した河川及び周辺民家の地下水の水質調査を実施し、流出した原油に含まれる有害物質の
ベンゼンが検出されないことを確認した。
県は、柏崎市を中心として6市町村で震度6強及び6弱が観測されたこと及び多数の避難者が発生しているこ
とから、7月16日夜、震度6弱以上を観測した6市町村に災害救助法の適用を決定した(施行令第1条第1項第
4号(多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じ、避難して継続的に救助を必要とするた
め)を適用)。
その後、7月2
5日に震度5強の余震が発生しけが人も出たこと等から4市を追加適用し、最終的には県内35市
町村のうち10市町村に地震発生日(7月16日)から災害救助法が適用された。
【適用決定状況】
7月16日 長岡市、柏崎市、小千谷市、上越市、出雲崎町、刈羽村
7月25日 三条市、十日町市、燕市、南魚沼市
計 10市町村
県は、7月25日、全壊世帯が1
00を超えたことから、地震発生日(7月16日)から、県内全市町村に被災者生
活再建支援法の適用を決定した(施行令第1条第3号(自然災害により100以上の世帯の住宅が全壊する被害が
発生した都道府県の区域に係る当該自然災害)を適用)。
県は、激甚災害の指定に向け、庁内各部局が発災当初から迅速な被害状況の把握に努め、担当省庁との連携を
図るとともに、7月24日に政府に対して早期指定の要望を行った。
発災から23日目の8月7日、中越沖地震の激甚災害指定及び適用措置が閣議決定され、8月1
0日に公布された。
その後、追加の適用措置として「罹災者公営住宅建設等事業に対する補助の特例」が1
1月6日に閣議決定され、
11月9日に公布されたほか、
「中小企業信用保険法による災害関係保証の特例」の適用期間を延長する政令の一
部改正が平成20年2月1日に閣議決定され、2月6日に公布された。
なお、適用措置のうち「公共土木施設災害復旧事業等に関する特別な財政援助」について、政令で指定区域が
長岡市・柏崎市と記載されたが、実際に特別な財政援助を受けられるのはそれぞれ旧和島村域及び旧西山町域に
限定されていた。これは「市町村の合併の特例等に関する法律(平成1
6年法律第59号)」第1
9条の規定に基づき、
210
第11節 関係法令の適用と特例措置の実施
合併前の旧市町村単位で激甚災害の判定が可能となったものの、旧市町村名を記せないための措置であった。
その後、柏崎市全域において公共土木施設等の復旧事業費等の査定額が基準を超えたため、年度末には柏崎市
全域において「公共土木施設災害復旧事業等に関する特別な財政援助」を受けられることとなった。
適用措置
略称
市町村名
長岡市
旧和島村
柏崎市
出雲崎町
刈羽村
公共土木
(第2章)
○
●
○
農地等
(第5条)
農林水産業
共同利用施設
(第6条)
中小企業
(第12条、
第13条)
罹災者
公営住宅
(第22条)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◆
◆
小災害債
(第24条)
○
●
○
○
凡例:○8月7日指定 ●8月7日指定及び年度末適用措置対象区域変更(旧西山町域⇒市全域)
◆11月6日指定
① 国税
国税庁においては、被害規模が極めて甚大で広範囲に及ぶことから、7月16日以降に 到来する国税に関す
る申告、申請、納付又は徴収等の期限について、地域を指定し画一的に延長することとし、柏崎市、出雲崎町
又は刈羽村に住所を有する個人又は主たる事務所・事業所が所在する法人等について、別途告示により定める
期日まで期限延長をするとして、7月31日付けで告示を行った。
また、地震等の災害により、財産に相当な損失を受けた場合等の納税の猶予や、所得税の雑損控除、災害減
免法に定める税金の軽減・免除等についても、税務署等を通じて広く周知に努めた。
その後、延長していた申告、申請書、納付等の期限について、9月13日にJR信越本線(柏崎−柿崎駅間)
の運転が再開されることによる交通途絶の解消等を踏まえ、
「別途告示により定める期日」を11月13日とする
告示を9月26日付けで行った。
【国税における特例措置】
(1) 申告・納付等の期限の延長
○ 指定地域 柏崎市、出雲崎町、刈羽村(1市1町1村)
○ 平成1
9年7月16日以降に到来する期限等を別途告示により定める期日まで延長する旨を7月31日付けで告
示した。
(2) 延長期限の確定
○ 平成19年9月2
6日付けの告示によって、延長期限を11月13日とすることとした。
② 県税
中越沖地震は、被災地域が広範囲に及ぶことから、県においても、7月16日以降に到来する申告、申請等の
期限を地域指定により延長することとし、柏崎市、出雲崎町又は刈羽村に住所を有する個人又は主たる事務所・
事業所が所在する法人等について、別途告示により定める期日まで延長することとした。また、減免や納税の
猶予等についても検討を行い、実施することとした。
そして、この期限延長を行う旨を7月3
1日付けで告示し、これについて周知を図るため、
「災害を受けられ
た方々へ ―県税の取扱いについてのお知らせ―」(チラシ)を作成し、地域機関や市町村を通じて配布するこ
とで、申告・納税の期限延長や減免制度(個人事業税、不動産取得税及び自動車取得税)及び納税の猶予等に
ついて、周知を図った。
また、甚大な被害を受けた法人の復興を支援するため、一定額以上の損失を受けた法人に対して、法人県民
税の超過課税の対象外とする不均一課税を行うための「法人等の県民税の特例に関する条例」の一部改正を9
月議会において行い、不均一課税を実施した。
その後、9月13日にJR信越本線(柏崎−柿崎駅間)の運行が再開され、交通途絶が解消されたこと等を踏
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第4章 応急・復旧対策
まえ、
「別途告示により定める期日」を11月13日とする告示を9月26日付けで行い、これについて周知を図る
ため、
「中越沖地震に係る県税の納税等について ―延長していた納期限等が確定したことによる納税等のお願
い―」
(チラシ)を作成し、県税の申告・納税や減免・納税猶予等について、地域機関や市町村を通じて周知
に努めた。
【県税における特例措置】
1 申告・納付等の期限の延長
(1) 期限延長等の指定
○ 指定地域
柏崎市、出雲崎町、刈羽村(1市1町1村)
○ 平成1
9年7月16日以降に到来する期限等を、別途告示により(知事が)定める期日まで延長する旨を7月
31日付けで告示した。
(2) 延長期限の確定
○ 平成1
9年9月26日付けの告示によって、延長期限を11月13日とすることとした。
2 減免等の特例措置
個人事業税、不動産取得税、自動車取得税について、被災者に対する減免の特例措置を講じた。
(1) 個人事業税
所有している事業用資産の損害額が、その資産の価格の2分の1以上であるときは、所得金額等に応じて一
定額又は全額を減免することとした。
(2) 不動産取得税
建物を取得した直後に、その建物が被災して損壊したときや、被災した建物の代わりのものを取得したとき
について、一定額又は全額を減免することとした。
(3) 自動車取得税
自動車の取得日(登録日)から1か月以内に自動車が被災したときや、被災した自動車の代わりのものを取
得したときについて、一定額又は全額を減免することとした。
3 法人県民税超過課税の不均一課税
震災により資本金の2分の1以上の額の損失を受けた法人に対して、超過税率(58
. %)を適用せず、標準税率
(50
. %)とする不均一課税を行うこととした。
4 自動車税の減額
震災により修理不能なほど損壊した自動車について、申立書の提出により、減額を受けられるようにした。
③ 市町村税
市町村税については、基本的には各市町村が個々の地域内の被災状況等を勘案して、期限延長等の特例措置
の実施を判断すべきものであるが、今回の地震において、被災市町村は様々な震災対応を行わなければならず、
税関係の対応が困難となる場合も考えられたことから、市町村課は、期限の延長、徴収猶予及び減免の措置等
について、必要な情報をこれらの市町村に提供した。
なお、各市町村の特例措置の実施状況は、次のとおりである。
【市町村における特例措置】
1 申告・納付等の期限の延長
(1) 国、県の地域指定に含まれる市町村で、期限延長の告示を行った市町村(1市1町1村)
柏崎市、出雲崎町、刈羽村
(平成19年7月16日以降に到来する期限を延長する旨を告示)
(2) 国、県の地域指定に含まれない市町村で、地域を指定して期限延長の告示を行った市町村
新潟市
2 減免等の特例措置
個人住民税、固定資産税、都市計画税、国民健康保険税(料)等について、「中越沖地震に係る災害減免条例」
を制定し、又は既存の税条例等の規定により減免を行った市町村
(1) 「中越沖地震に係る災害減免条例」を制定して減免を行った市町村(1市1町1村)
柏崎市、出雲崎町、刈羽村
(2) 既存の税条例等の規定により減免を行った市町村(8市1町)
長岡市、上越市、三条市、燕市、加茂市、見附市、十日町市、妙高市、川口町
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第11節 関係法令の適用と特例措置の実施
① 国民健康保険・老人保健
ア 被災被保険者等対策 7月17日付けで厚生労働省から、被災のため紛失したり避難中等の理由により、被保険者証等を医療機関
に提示できないときは、氏名、生年月日、住所を申し立てることにより受診できる旨の連絡があり、県は、
市町村、医療機関、報道機関等に7月18日付けで通知した。
イ 一部負担金等の減免
県は、7月17日、被災被保険者に係る一部負担金及び国民健康保険料(税)の取扱いについて、「被災保
険者に対する減免措置等の適切な運用」(老人保健を含む。)を行うよう通知した。
また、7月19日付けで市町村に、「国民健康保険料(税)の減免の特例に関する条例(例)」を通知した。
国民健康保険及び老人医療の一部負担金減免は、平成1
9年度、6市町村において実施され、約68
, 00万円
が減免された。国民健康保険料(税)の減免は、平成19年度、7市町村において実施され、約220
, 00万円が
減免された。
また、7月31日付け厚生労働省保険局長通知により、平成1
9年7月16日から平成19年9月30日までの間
に一部負担金の減免対象者等が、やむを得ない事情により一部負担金免除証明書等を保険医療機関等に提出
できず既に支払ったものは、当面平成19年11月30日まで(後日平成1
9年7月1
6日から平成1
9年12月31日
までの診療分について、平成2
0年3月31日までに延長)に申請を行うことにより、還付を受けることができ
るとされた。
② 介護保険
県は市町村に対し、被災のため保険料の納付や利用者負担が困難な場合は、保険料や利用者負担の減免を行
うよう、平成19年7月17日付けで通知した。
また、同通知により被保険者が紛失等の理由により被保険者証を提示できない場合は特例介護サービス費を
支給するよう併せて周知した。
③ 県単医療費助成事業
県単医療費助成事業(重度心身障害者医療費助成事業、ひとり親家庭等医療費助成事業、乳児医療費助成事
業、幼児医療費助成事業及び老人医療費助成事業)において、紛失や避難中等の理由により受給者証を医療機
関に提示できないときは、受給者証が再交付されるまでの間、医療費助成事業の種別、住所、氏名、生年月日
及び保険種別を申告することにより、受給者証の提示なしで医療費の助成を行う旨を県のホームページに掲載
するとともに、7月19日付けで市町村、関係団体に通知した。
④ 特定疾患医療費助成事業等
地震に伴う災害発生による受診券等の消失等により、患者が医療機関において公費負担医療を受けられない
場合が想定されることから、国では、受診者証等がなくても、患者が医療機関へ受給者である旨申し出て、医
療機関が氏名、生年月日、住所を確認することにより受診できるとともに、緊急の場合は、県と委託契約を締
結した医療機関以外の医療機関でも受診できることとし、7月19日付けで県に事務連絡を行った。県ではこれ
を受け、7月20日付けで新潟県医師会及び医療機関等に対して通知を行い、上記負担 軽減措置についての周
知を図った。
⑤ 労災保険
新潟労働局は、7月1
8日、労災保険の請求に当たって必要となる事業主や診療担当者の証明が、事業場や医
療機関の倒壊等により受けられない場合には、当該証明がなくても請求書を受理する等、労災保険手続に関し
弾力的に運用することとした。
⑥ 労働保険
新潟労働局は、8月1
6日、指定地域内に所在する事業主に対し、地震発生以降に納付期限が到来する保険料
の延納措置を行うとともに、指定地域外に所在する事業主に対しても、個別申請に基づく納付猶予の措置を取
り、これらについてリーフレットを全事業場に郵送するなど周知を図った。
① 県立高等学校・中等教育学校の授業料等の減免
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第4章 応急・復旧対策
住家が全壊・半壊又は全焼・半焼した世帯及び店舗損壊や世帯主の失業等で収入が大きく減少した世帯を対
象に、平成19年7月分から最大1年間の授業料及び入学料の全額を減免するとともに、手続についても可能な
限り簡略化することとし、7月26日に方針決定し、生徒や保護者等への周知に努めた。
② 県立高等学校等の入学考査料の免除
住宅が全壊・半壊又は全焼・半焼した世帯を対象に入学考査料の免除を実施した。
③ 日本学生支援機構奨学生の特別募集
日本学生支援機構では、被災により修学に支障のある大学生、専修学校生等を支援するため、7月17日から
災害救助法適用地域等の被災世帯等を対象に奨学生の緊急採用・応急採用の募集及び返還期限の猶予の受付を
行った。
④ 県高等学校奨学生の特別募集
県では、被災により修学に支障のある高校生等を支援するため、7月23日から災害救 助法適用地域等の被
災世帯等を対象に奨学生の緊急採用の募集を行い、申込者は全員が 奨学生に採用された。
⑤ 私立高等学校・中学校の授業料等の減免
住居が全壊・半壊等甚大な被害を受け、授業料等の支払が困難となった保護者の負担を軽減するために、平
成19年7月から平成20年3月までの授業料全額を免除する学校法人に対して補助することとし、平成19年10月
31日付けで保護者等への周知について、各学校あてに通知した。また、平成20年度入学試験受験料及び入学
金の全額を免除する学校法人に対して補助することとし、平成20年1月22日付けで保護者等への周知について、
各学校あてに通知した(入学試験受験料及び入学金は中越沖地震復興基金事業)。
⑥ 私立幼稚園の保育料等の減免
住居が全壊・半壊等甚大な被害を受け、保育料等の支払が困難となった保護者(所得制限あり)の負担を軽
減するために、平成19年7月分から最大1年間、保育料及び入園料の全額を免除する学校法人に対して補助す
ることとし、平成20年1月22日付けで保護者等への周知について、各園あてに通知した(中越沖地震復興基金
事業)。
⑦ 私立専修学校の授業料の減免
住居が全壊・半壊等甚大な被害を受け、授業料の支払が困難となった保護者の負担を軽減するために、平成
19年7月から12月までの授業料全額を免除する私立専修学校の設置者に対して補助することとし、平成20年
1月10日付けで保護者等への周知について、各学校あてに通知した(中越沖地震復興基金事業)。
⑧ 保育料の減免
住家が全壊、半壊した世帯や長期避難により経済的負担の増加が見込まれる世帯などを対象に4市町村が保
育料を減免した。
① 公共料金の減免
経済産業省は、7月17日及び7月26日、東北電力が災害救助法の適用を受けた6市町村及び周辺地域(10
市町村)の被災者から申出があった場合に、支払期限の延長、不使用月に係る電気料金の免除等を行う特別措
置の認可申請ついて、即日認可した。
また、同省は、同じ7月1
7日及び7月26日、一般ガス事業者及び簡易ガス事業者が被災者に対する支払期限
の延長、不使用月に係る電気料金の免除等を行う特別措置の認可申請について、即日認可した。
② 県使用料・手数料の減免
県は、7月2
6日、中越沖地震に関する使用料・手数料の減免の取扱いについて、被災者が被災前の生活に戻
るために必要なものについて減免を行う特別措置を講じ、公表した。
【減免内容等】(中越大震災と同内容で実施)
・ 県立学校の入学考査(検定)料、入学料、授業料等
・ 被災した建築物の復旧等に係る手数料
・ 納税証明書交付手数料
・ 県営住宅使用料
・ 各種免許証等の再交付・書換のための手数料
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第11節 関係法令の適用と特例措置の実施
・ 被災者の営業再開等に係る許可等手数料 ほか
関東財務局新潟財務事務所及び日本銀行新潟支店は、7月16日及び7月25日、災害救助法が適用された地域内の
被災者が預金証書、通帳等を紛失した場合であっても迅速な払出しが行われる等の金融上の措置を講ずるよう、各
金融機関に対し要請を行った。同様な内容で、証券会社、生命保険会社及び損害保険会社に対しても要請を行った。
【7月16日】
・ 柏崎地域振興局職員の登庁数は、145人であった。
・ 登庁した職員は、執務室内の片付け、緊急連絡網を通じての職員の安否確認のほか、所管する業務の情報
収集、応急対応、本庁所管課との連絡対応などに当たった。
(企画振興部)
・ 柏崎地域振興局庁舎及び宿舎の被災状況調査
・ 柏崎市、刈羽村への情報収集のための職員派遣(∼8月20日)
(県 税 部)
・ 県災害対策本部柏崎地方本部の運営及び市村の各種情報収集として職員を派遣(∼8月1
9日)
(健康福祉部)
・ 老人福祉施設、知的障害者福祉施設等の社会福祉施設の被災状況を確認(∼7月1
7日)
・ 保育園、児童クラブ開設、被害状況調査(∼7月23日)
・ 生活保護世帯安否確認
・ 有床診療所、介護保険施設・障害者入所施設等の被害確認
・ 難病患者のうちの緊急時安否確認対象者の安否確認及び人工透析者の安否確認・透析実施状況の確認
・ 市村災害対策本部に食品衛生啓発チラシを提供し、避難所への配布・掲示を依頼
・ 水道施設被害状況等を市村に確認(∼8月1日)
・ 柏崎市元気館に「柏崎災害医療本部」を立ち上げ、避難所の巡回診療開始
・ 給食施設の状況確認及び物資の確保を実施
(農業振興部)
・ 農業農村関連施設、生産組織、畜産農家等の被害状況を確認調査し、随時情報を県に報告
・ 地すべり防止区域内の農地・農業用施設、地すべり防止施設の被害調査及びため池の被害調査
(地域整備部)
・ 県管理の道路、河川、海岸、急傾の被災状況調査及び緊急対応(通行規制、応急工事等)の実施(11時
から随時パトロール開始)
道路パトロール:6班体制
河川パトロール:3班体制
海岸パトロール:2班体制
急傾パトロール:3班体制(うち1班は港湾パトロールも実施)
・ 工事中箇所の緊急点検指示
・ 災害時の応援業務に関する協定等に基づき関係機関に応援を要請
(道路、港湾、河川等のパトロール及び応急工事の要請。復旧工法等の調査・設計検討の要請)
・ 通行規制及び解除状況
17か所の全面通行止め規制及び18か所の片側通行規制を実施
3か所の全面通行止め規制の解除及び2か所の片側通行規制を解除
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