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中間報告書

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中間報告書
株主のみなさまへ
第76期中間報告書
平成25年4月1日から平成25年9月30日まで
証券コード:4534
株主のみなさまへ
人々の健康・福祉にいっそう貢献したい。
医療の原点は、人間にとって何よりも大切な“健康”を願う意思です。わたしたち持田製薬
グループは、1913年、東京都文京区本郷で「独創研究」という考えのもとに創業し、独創的な
医薬品の研究開発活動を中心とした総合健康関連企業として、人類の健康に貢献できる歓びと
誇り、そして責任を持ちつづけてまいりました。
そして今、
「絶えず先見的特色ある製品を開発し、医療の世界に積極的に参加し、もって人類
の健康・福祉に貢献する」との企業理念を掲げ、健康に関わる医療ニーズをいち早く捉え、新
しい医薬品の概念を構築しようと、まさに「先見的独創と研究」の精神により活動を展開して
まいります。
CONTENTS
株主のみなさまへ… ………………………………… 2
特集… ………………………………………………… 3
トピックス… ………………………………………… 5
事業の概況(連結)…………………………………… 7
連結決算… …………………………………………… 9
主要製品概要… ……………………………………… 11
開発の状況… ………………………………………… 12
株式の状況… ………………………………………… 12
会社概要… …………………………………………… 13
株主メモ… …………………………………………… 14
1
表紙のステンドグラスは、キリスト教伝道者の1人である聖ルカ(St.
LUKAS)が、病に苦しむ民に投薬治療を行っている様子をモチーフに、
健康を願う強い意志を表現したものです。持田製薬(株)が所蔵して
います。
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り
厚く御礼申し上げます。第76期第2四半期累計期
間(平成25年4月1日から平成25年9月30日まで)
の事業の概況をご報告するにあたりご挨拶申し上
げます。
医薬品産業の事業環境は、社会保障費財源確保
の問題を背景とする継続的な薬剤費抑制政策の影
響を受け、また企業間競争も激化するなど、ます
ます厳しいものになっています。持田製薬グルー
プは事業環境の変化にも対応しながら持続的に成
長を遂げるために、利益重視と将来の競争力に結
びつく事業活動への投資の継続を基本方針として
経営を行っております。
当社は今年、創業100周年を迎えております。株
主様をはじめといたしまして多くのステークホル
ダーの皆様のご理解とお力添えのもと、当社の創
業の精神である企業理念「絶えず先見的特色ある
製品を開発し、医療の世界に積極的に参加し、もっ
て人類の健康・福祉に貢献する」を実践し、医療
ニーズに応えることで、成長することができたも
のと考えております。ここに、あらためて感謝申
し上げます。100周年は大きな節目であり、記念
すべき年でありますが、持続的成長の過程におけ
る通過点であると捉えております。これからも、
高い倫理観をもった企業活動を基軸におき、総合
健康関連企業として人類の健康・福祉に貢献し、
社会から信頼される企業であり続けることを目指
してまいります。
当第2四半期累計期間につきましては、高脂血
症・閉塞性動脈硬化症治療剤「エパデール」、抗う
つ剤「レクサプロ」および子宮内膜症治療剤「ディ
ナゲスト」などが伸長し、医薬品関連事業が全般
的には好調に推移したこと、ヘルスケア事業も堅
調であったことなどから、連結業績は増収を達成
しました。また、新薬開発や既存品の製品価値拡
大の取り組みに加えて、医療ニーズ・顧客ニーズ
に応える付加価値型製剤の開発、ジェネリック抗
がん剤を含めたジェネリック医薬品の拡充、バイ
オ後続品「フィルグラスチム」の発売など、新し
い事業領域での取り組みも着実に進めております。
株主の皆様には今後とも一層のご理解とご支援
を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成25年11月
持田製薬株式会社
代表取締役社長
持田 直幸
2
特集 おかげさまで、持田製薬は創業100周年を迎えました
独創的で世の中に役に立つ医薬品を創る―「先見的独創と研究」を社是に掲げる持田製薬グループは、創
売上高
(億円)
■ 独自の視点で世界に先駆けて高純度EPA製剤を創製
業以来、日本で最初の注射剤の製造やホルモン・酵素・免疫関係の分野で、先駆的な製品を開発するなど、日
現在の主力品「エパデール」は、極北に住むイヌイットの人々が心筋梗塞などの動
本の医療の発展に寄与しながら成長を続けてきました。現在では、「循環器」「産婦人科」「皮膚科」「救急」
1,000
脈硬化性疾患が少ないという疫学調査研究に着眼して開発されました。魚油に含まれ
る多価不飽和脂肪酸のEPAを高純度に精製した世界初の製剤で、閉塞性動脈硬化症、
「精神科」領域を医薬品関連事業の重点領域に据え、それぞれの領域で特徴ある有用な製品を揃えて医療ニー
高脂血症の治療剤として、1990年の発売以来のべ400万人以上の患者に処方されて
ズに応えています。さらに、持続的な成長のために、グローバル新薬の研究、難病の治療薬やバイオ医薬品の
います。大規模臨床試験で、本剤投与により高脂血症患者の心血管系疾患の発症率が
有意に低下していることが実証され、各種の疾患治療ガイドラインにも記載されるなど、
開発など、多様化する医療ニーズを事業機会と捉え、新たな事業領域にも取り組んでいます。
その有用性が高く評価されています。
800
■ 独創研究で創業
1913年、創業者持田良吉は独自の方法により眼科用化
学療法剤「モチダ式黄降汞軟膏」を創製。各種の感染に
600
よる眼病の治療薬として、抗生物質や抗ウイルス剤がなかっ
た時代に60年にわたり使用されました。
■ ホルモン剤分野に先鞭
昭和初期、ホルモン製剤の海外事情にいち早く着目した創
■ 医用酵素製剤の先駆的開発
酵素療法が注目されはじめた1950年代から、
酵素製剤を先駆的に開発。日本で最初の医用
業者が妊馬尿から卵胞ホルモンを抽出し、わが国最初の卵
酵素スプラーゼをはじめ、蛋白分解酵素ブロメ
胞ホルモン製剤「ペラニン」を完成。性ホルモン分野のパイ
ライン製剤、血液凝固酵素トロンビン製剤、線
オニアとなりました。以来、現在に至るまで、各種の卵胞ホル
維素溶解酵素ウロキナーゼ製剤などを続々と
モン製剤をはじめ、黄体ホルモン製剤、脳下垂体ホルモン製
開発し、
会社の成長に大きく寄与しました。また、
剤等々、数々のホルモン剤を世に送り出しています。ホルモ
培われた技術はインターフェロンの開発など、
ン剤は、重点領域の産婦人科の主要製品ラインとして受
その後の当社のバイオ技術の基盤となりまし
け継がれています。
(写真:卵胞ホルモン製剤「ペラニン」
)
た。
(写真:繊維素溶解酵素製剤「ウロナーゼ」
)
東京・本郷に創業
持田製薬株式会社設立
■ 東欧圏からの製品導入、
‌
主力品として成長させる
■ヒ
‌ ト由来多価酵素阻害蛋白
質を世界で初めて医薬品化
■ 抗うつ剤のグローバルドラッ
‌
グを国内単独開発・上市
1970年代初め、当時国家間の交
流も少なかった旧東ドイツを訪ね、同
国から循環機能改善剤「ロコルナー
ル」を導入し、国内開発に成功。80
年代の当社主力品に成長しました。
この製品が起点となり、内科・循環
器領域での製品ラインが充実、現在
重点領域として同領域に注力してい
ます。
天然物生理活性物質の医薬品化を
抗うつ剤「レクサプロ」は、セロト
追求していた当社は、尿中の多価酵
ニン再取り込み阻害の作用メカニズ
素阻害蛋白質に着目。その医薬品化
ムの抗うつ剤で、のべ2億人以上の
400
患者に処方されているグローバルド
に世界で初めて成功し、膵炎・ショッ
ラッグです。日本では当社が単独で開
ク治療剤「ミラクリッド」を誕生させ
発を行い、2011年に製造販売承認
ました。90年代初めに100億円規模
を取得。現在、田辺三菱製薬株式会
の売上高となる大型薬となりました。
200
社と共同販売を行い、国内抗うつ剤
シェアナンバーワンを目指しています。
東証一部指定
東証二部上場
0
1913
3
1945
1963
1975
2000
2013
4
トピックス
ヤンセンファーマ株式会社と疼痛治療剤
「トラムセット®配合錠」の共同販売を開始
(平成25年8月2日発表)
持田製薬はヤンセンファーマ株式会社(以下、「ヤ
付加価値型ジェネリック医薬品承認取得-
服用しやすく製剤設計された
「バラシクロビル粒状錠『モチダ』」
(平成25年8月)
女性ホルモン配合の
「コラージュフルフル育毛ローション」を新発売
(平成25年7月30日発表)
持田ヘルスケア株式会社は本年8月19日、女性の
ンセン」)と本年10月1日より、疼痛治療剤「トラム
持田製薬は医薬品市場のニーズに応えて、ジェネ
髪と頭皮を考えた薬用「コラージュフルフル育毛ロー
セット®配合錠」 の共同販売を開始しました。本剤は、
リック医薬品事業にも取り組んでいます。 経口フィル
ション」(120mL 希望小売価格2,940円)を新発売
弱オピオイドのトラマドール塩酸塩と解熱鎮痛剤アセト
ム剤や取り扱いやすい剤形にした錠剤など、患者様
しました。この商品は抗真菌成分配合のシャンプー&
アミノフェンの配合剤で、非オピオイド鎮痛剤で治療
の服用しやすさを考えた付加価値の高いジェネリック
リンスで好評いただいているコラージュフルフルヘアケ
困難な非がん性慢性疼痛および抜歯後の疼痛に対し
医薬品を志向しています。本年8月には付加価値型製
アシリーズに新たに加わった商品です。
て効能・効果を持つ医療用医薬品です。平成13年以
剤として、「GEMTAB®」という技術で製剤化した
ヘアサイクルは女性ホルモンの分泌量に影響を受け
降、世界約70カ国で承認され、日本ではヤンセンが
「バラシクロビル粒状錠『モチダ』」 の製造販売承認
ます。 女性の場合は加齢や出産など、同ホルモン分
開発し、平成23年より同社が販売してきました。 今
を取得しました。 本剤は単純疱疹や帯状疱疹などの
泌量が変化するライフステージにおいて、抜け毛や薄
般の共同販売は、本剤の市場浸透拡大を図るヤンセ
治療に使用される経口抗ウイルス剤です。 錠剤表面
毛の悩みを持つ方が少なくありません。「コラージュフ
ンの戦略と当社の製品導入戦略が合致したことによ
をゲル形成成分でコーティングすることにより、少量
ルフル育毛ローション」は有効成分にエチニルエスト
り進められるものです。
の水あるいは唾液と接すると表面がゲル状となり服用
ラジオール(女性ホルモン)を含み、毛根に働きかけ
「痛み」に苦しむ方は関節痛や腰痛等の整形外科
しやすくなる工夫が施されています。
て頭皮の皮脂分泌をコントロールし、頭皮の状態を整
領域にとどまらず、多くの診療科にいらっしゃいます。
これからも付加価値の高い持田製薬らしい製品を
えます。また、頭皮の血行を促進する成分 (注1)、頭皮
当社は、糖尿病性神経障害に伴う痛みや帯状疱疹に
提供してまいります。
の角質を柔らかくする成分 (注2) や保湿成分の植物エ
伴う痛みなど、内科領域や皮膚科領域など当社重点
キスを含み、毛髪を成長させる
領域での高いニーズに応えてまいります。また、本剤
とともにフケの発生を抑え、頭
による製品拡充でさらに効率的な学術情報提供活動
皮に潤いを与えます。 産後の
を行い、マーケ
抜け毛が気になる方、更年期
ティング活 動 の
以降の抜け毛が気になる方、
いっそ う の パ
髪が細くなりボリューム不足が
フォーマンス向
気になる方にお勧めする薬用育
上を目指してま
毛ローションです。
いります。
5
(注1)センブリエキス、酢酸トコフェロール
(注2)サリチル酸
単元株式数変更および株式併合に関するお知らせ
平成25年10月1日付をもって、単元株式数の変
更および株式併合を行いました。
○単元株式数変更
・1,000株を100株に変更いたしました。
・‌平成25年9月26日より、株式会社東京証券取引
所における当社普通株式の売買単位も1,000株
から100株に変更されております。
○株式併合
・普通株式5株を1株に併合いたしました。
・‌株式併合後のご所有株式数(平成25年10月1
日現在)は、平成25年11月7日にお送りいたし
ました「株式併合による新株式割当に関するご
通知」にてご案内申し上げております。
・‌株式併合により1株未満の端数が生じた場合は、
これに相当する金額をこの度の中間配当金と共
にお支払いいたします。
具体例
1,002株をお持ちの株主様(平成25年9月30日現在)
株式併合前
・所有株式数 1,000株
1,002株
2株
・所有議決権数
1個
株式併合後
・所有株式数+端数 200株
200株 +0.4(注) 0.4株
・所有議決権数
2個
(注)端数は処分代金をお支払い
6
事業の概況(連結)
全般の状況
損益の状況
キャッシュ・フローの状況
当社グループ(当社および連結子会社、以下同
じ)は前期に引き続き、グループ経営体制の整備、
人員の適正化、全社的な生産性の向上への取り組
みなど、経営全般にわたる業務改革を推進いたし
ました。医薬品関連事業では、重点領域の循環器、
産婦人科、皮膚科、救急、および精神科にリソー
スを集中し、スペシャリティファーマを目指して、
主力製品を中心とした学術情報提供活動を積極的
に展開いたしました。また、ヘルスケア事業は、
敏感肌のための基礎化粧品のエキスパートとして
事業活動を行い、マーケティングの強化に努め市
場開拓を図ってまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高
は、453億2千3百万円、前年同期比3.9%の増収と
なりました。
医薬品関連事業の売上高増に伴い売上総利益が
増加しましたが、販売費、および研究開発費を含
む一般管理費が前年同期を上回ったことにより、
営業利益は79億3千7百万円、前年同期比0.8%の
減益、また経常利益は80億3千9百万円で前年同期
比1.6%の減益となりました。四半期純利益は、第
1四半期連結会計期間に投資有価証券評価損を計上
し た こ と も あ り、44億4百 万 円 で 前 年 同 期 比
14.5%の減益となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現
金同等物の残高は、333億5千5百万円となり、前
連結会計年度末比で3億6千8百万円減少いたしま
した。
事業の状況
医薬品関連事業は、速効型食後血糖降下剤「ファ
スティック」等が前年同期を下回りましたが、高
脂血症・閉塞性動脈硬化症治療剤「エパデール」、
抗うつ剤「レクサプロ」および子宮内膜症治療剤
「ディナゲスト」等が前年同期を上回る売上高とな
り、売上高は433億3千万円、前年同期比3.8%の
増収となりました。
ヘルスケア事業は市場が低迷しているなか、抗
真菌剤配合シャンプー・リンス等の抗菌ケア製品
「コラージュフルフルシリーズ」が堅調に推移し、
売上高は19億9千3百万円で、前年同期比5.6%の
増収となりました。
7
研究開発の状況
創薬研究所は独創的グローバル新薬の創製を目
指して、引き続き、慢性疼痛、糖尿病・肥満の2分
野にテーマを集中して活動いたしました。国内外
の機関との共同研究等により研究活動の効率化を
図り、敗血症治療薬(抗体医薬)、TRPV1拮抗薬
の導出活動にも積極的に取り組んでおります。
臨床開発面では、第75期期末決算時から開発段
階の変更はなく、肺動脈性肺高血圧症治療剤「MD0701」は製造販売承認申請中、高血圧症治療用の
配合剤「AJH801」
(シルニジピン/バルサルタン
配合剤)は味の素製薬株式会社が製造販売承認申
請中です。また、潰瘍性大腸炎治療剤「MD-0901」
の臨床第Ⅲ相試験、
「レクサプロ」の社交不安障害
の臨床第Ⅲ相試験、
「ディナゲスト」の子宮腺筋症
の臨床後期第Ⅱ相試験、および「ベセルナ」の尋常
性疣贅の臨床前期第Ⅱ相試験をそれぞれ実施中です。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は55億1
千4百万円です。
財務データ
(単位:百万円)
売上高
60,000
40,000
39,151
42,512
43,631
45,323
H22.9
H23.9
H24.9
H25.9
8,004
7,937
H24.9
H25.9
8,170
8,039
H24.9
H25.9
20,000
営業活動によるキャッシュ・フロー
法人税等の支払などがありましたが、税金等調
整前四半期純利益などにより43億4千万円の収入
(前年同期は48億8百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形・無形固定資産の取得による支出などによ
り8億7千5百万円の支出(前年同期は11億8千1百
万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払や自己株式の取得による支出など
により38億3千4百万円の支出(前年同期は17億8
千8百万円の支出)となりました。
配当金について
当期の中間配当金につきましては、1株につき
13円50銭の普通配当とさせていただきたいと存じ
ます。
0
営業利益
9,000
6,782
7,370
6,000
3,000
0
H22.9
H23.9
経常利益
9,000
6,960
7,531
6,000
3,000
0
H22.9
H23.9
四半期純利益
6,000
4,000
3,885
4,705
5,152
4,404
2,000
0
H22.9
H23.9
H24.9
H25.9
8
連結決算
四半期連結貸借対照表(要旨)
四半期連結損益計算書(要旨)
(単位:百万円)
前 期
科目
当第2四半期
(平成25年 3 月31日現在)(平成25年 9 月30日現在)
86,692
86,249
現金及び預金
29,109
28,739
受取手形及び売掛金
27,784
26,378
有価証券
棚卸資産
11,335
15,285
その他
4,076
4,510
固定資産
34,136
34,471
16,677
16,846
7,124
6,895
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
2,154
2,174
土地
6,093
6,093
その他
1,304
1,682
621
613
投資その他の資産
16,837
17,010
投資有価証券
10,071
9,344
6,765
7,666
120,828
120,720
無形固定資産
その他
資産合計
9
11,334
14,387
有形固定資産
科目
当第2四半期
(平成25年 3 月31日現在)(平成25年 9 月30日現在)
【負債の部】
【資産の部】
流動資産
前 期
25,354
24,166
10,284
9,640
875
875
3,674
3,336
その他
10,520
10,315
固定負債
6,932
6,879
退職給付引当金
5,494
5,754
その他
1,438
1,124
負債合計
32,286
31,046
株主資本
86,827
87,566
資本金
7,229
7,229
資本剰余金
1,872
1,872
利益剰余金
87,062
90,027
△ 9,336
△ 11,563
1,714
2,107
1,714
2,107
88,542
89,674
120,828
120,720
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
諸引当金
【純資産の部】
自己株式
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
純資産合計
負債及び純資産合計
四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(要旨)
(単位:百万円)
科目
前第2四半期
当第2四半期
4月1日
自 平成25年 4 月 1 日
(自至 平成24年
平成24年 9 月30日)(至 平成25年 9 月30日)
(単位:百万円)
科目
前第2四半期
当第2四半期
4月1日
自 平成25年 4 月 1 日
(自至 平成24年
平成24年 9 月30日)(至 平成25年 9 月30日)
売上高
43,631
45,323
営業活動によるキャッシュ・フロー
4,808
4,340
売上原価
15,864
16,585
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,181
△ 875
売上総利益
27,766
28,738
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,788
△ 3,834
販売費及び一般管理費
19,761
20,800
現金及び現金同等物の増減額(減少:△)
1,836
△ 368
8,004
7,937
現金及び現金同等物の期首残高
27,900
33,723
営業外収益
205
150
現金及び現金同等物の四半期末残高
29,737
33,355
営業外費用
40
47
経常利益
8,170
8,039
特別利益
-
29
特別損失
151
1,016
8,018
7,052
2,865
2,648
少数株主損益調整前四半期純利益
5,152
4,404
四半期純利益
5,152
4,404
営業利益
税金等調整前四半期純利益
法人税等
10
主要製品概要
医薬品
エパデール
アテレック
レクサプロ
ディナゲスト
アラセナ-A
ミラクリッド
ノボ・へパリン
ファスティック
グランダキシン
ベセルナ
フロリード
スプレキュア
開発の状況(平成25年10月28日現在)
治 験 番 号
高脂血症・閉塞性動脈硬化症治療剤
持続性Ca拮抗降圧剤
抗うつ剤
子宮内膜症治療剤
抗ウイルス剤
膵炎・ショック治療剤
血液凝固阻止剤
速効型食後血糖降下剤
自律神経調整剤
尖圭コンジローマ・日光角化症治療薬
真菌症治療剤
子宮内膜症・子宮筋腫治療剤
ヘルスケア製品(持田ヘルスケア株式会社)
敏感肌のための保湿基礎化粧品シリーズ
コラージュ基礎化粧品
コラージュホワイトニング・ホワイトピール 年齢敏感肌のための美白化粧品・洗顔料
コラージュB.K.AGE(ビーケーエイジ) 40-50代向けの低刺激性薬用保湿スキンケアシリーズ
コラージュ石鹸(固形、液体、泡状)
肌タイプに合わせて選べる低刺激性石鹸シリーズ
コラージュフルフル(シャンプー、リンス、石鹸等) 日本初の抗真菌(抗カビ)成分配合の全身ケアシリーズ
スキナ・スキナクレン他
清拭剤を中心とした介護・衛生ケアシリーズ
スキナベーブ
ベビー用沐浴剤
AJH801
エパデール
コラージュ石鹸シリーズ
な
ど
商
品
名
未定
開 発 段 階
適
承認申請中
応
症
剤
高血圧症
型
経口剤
MD-0701
トレプロスチニル
未定
承認申請中
肺動脈性肺高血圧症
注射剤
メサラジン
未定
臨床第Ⅲ相
潰瘍性大腸炎
経口剤
MLD-55
エスシタロプラム
レクサプロ
臨床第Ⅲ相(効能追加)
社交不安障害
経口剤
MND-21
イコサペント酸エチル
エパデール
臨床第Ⅱ相終了(効能追加)
非アルコール性脂肪肝炎
経口剤
MJR-35
ジエノゲスト
ディナゲスト
臨床後期第Ⅱ相(効能追加)
子宮腺筋症
経口剤
MTD-39
イミキモド
ベセルナ
臨床前期第Ⅱ相(効能追加)
尋常性疣贅
外用剤
(シームレスカプセル)
高純度のイコサペント酸エチル
(EPA)を成分とする「エパデール」
○株式数
①発行可能株式総数
②発行済株式の総数
所有者別株式分布
300,000,000株
113,000,000株
(注)‌株式併合(5株を1株に併合)に伴い、平成25年10月1日付で発行
可能株式総数は60,000,000株、発行済株式の総数は22,600,000株
になっております。
コラージュフルフルシリーズ
ペッコリーナ、ピクノジェノール、
コエンザイムQ10、
グルコサミンナチュラル、青汁若葉、
EPA+紅麹、アンセリン100、
グルコリーナ(特定保健用食品)など
ペッコリーナ
11
名
株式の状況(平成25年9月30日現在)
(カプセル)
健康補助食品(株式会社持田インターナショナル)
ビタコラージュシリーズ
般
MD-0901
○株主数
コラージュホワイトニングシリーズ
一
シルニジピン/バルサルタン配合剤
9,148名
大株主(上位10名)
株 主 名
持株数
出資比率
公益財団法人持田記念医学薬学振興財団 13,721(千株) 12.14(%)
株式会社三菱東京UFJ銀行
4,466
3.95
みずほ信託銀行株式会社退職給付信託みずほ銀行口
4,035
3.57
再信託受託者資産管理サービス信託銀行株式会社
公益財団法人高松宮妃癌研究基金
3,909
3.46
持田 和枝
3,100
2.74
日本水産株式会社
3,000
2.65
持田 直幸
2,936
2.60
渡辺 進
2,642
2.34
持田 豊
2,500
2.21
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 2,121
1.88
個人・その他
37.93%
自己名義
10.68%
金融機関
17.57%
証券会社
0.45%
その他の法人
25.28%
外国法人等
8.09%
所有株式数別分布
自己名義
10.68% 1人
1,000単元以上
51.60% 20人
1単元未満
0.77% 2,169人
1単元以上
11.43% 6,583人
10単元以上
6.38% 310人
100単元以上
19.14% 65人
(注)‌上記のほか、当社所有の自己株式が12,065千株あります。
12
会社概要(平成25年9月30日現在)
●概 況
創
業
大正2年4月16日
●事業所、研究所
東京都新宿区四谷一丁目7番地
本
社
設
昭和20年4月28日
支
立
店
●役 員
取締役および監査役
■ 株主メモ
札幌支店、仙台支店、東京支店、東京第
代 表 取 締 役 社 長
持
田
直
幸
木
誠
事 業 内 容
各種医薬品の販売、並びに輸出入
二支店、埼玉千葉支店(蕨市)、横浜支店、
代表取締役副社長
青
資
本
金
72億29百万円
名古屋支店、京都支店、大阪支店、広島
取締役専務執行役員
佐々木 薫
従
業
員
1,467名
支店、福岡支店
取締役専務執行役員
磯 村 八州男
旭川、函館、青森、秋田、盛岡、郡山、
取締役常務執行役員
河
野
洋
一
持田製薬工場株式会社
新潟、高崎、宇都宮、水戸、土浦、松本、
取締役常務執行役員
中
村
民
夫
持田ヘルスケア株式会社
甲府、千葉、松戸、川越、多摩(立川市)
、
取締役常務執行役員
匂
坂
圭
一
株式会社持田インターナショナル
厚木、静岡、浜松、北陸(金沢市)、大阪
取締役常務執行役員
坂
田
中
株式会社テクノネット
北(豊中市)
、堺、神戸、岡山、米子、山
取 締 役 執 行 役 員
平
田
彰
口、松山、高松、高知、徳島、北九州、
取 締 役 執 行 役 員
中
村
浩
大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
取 締 役( 社 外 )
釘
澤
知
雄
常
勤
監
査
役
小
川
洋
創薬研究所(御殿場市)、開発研究所(御
常
勤
監
査
役
稲
垣
隆
殿場市)
、製剤研究所(藤枝市)
監 査 役( 社 外 )
石
川
清
隆
監 査 役( 社 外 )
渡
辺
宏
監 査 役( 社 外 )
小
林
哲
也
その他事業所
グループ会社
(那覇市)
研
究
所
ホームページアドレス http://www.mochida.co.jp
執行役員(取締役による兼務は除く)
岡本太郎 作「歓び」の像
(本社玄関前)
当社の財務情報については、「株主・投資家情報」よりご覧いただけます。
13
執
行
役
員
古
迫
正
司
執
行
役
員
宮
地
和
浩
執
行
役
員
加
藤
勝
之
執
行
役
員
高
田
和
則
執
行
役
員
水
口
清
執
行
役
員
榊
潤
一
執
行
役
員
伊
藤
昭
彦
執
行
役
員
高
橋
一
郎
執
行
役
員
福
地
一
雅
事業年度
定時株主総会
配当金
基準日
公告方法
証券コード
単元株式数
株主名簿管理人
同連絡先
特別口座の口座管理機関
同連絡先
毎年4月1日から翌年3月31日まで
毎年6月下旬
期末配当の基準日 毎年3月31日
中間配当の基準日 毎年9月30日
定時株主総会については3月31日。
そのほか必要あるときはあらかじめ公告い
たします。
電子公告とします。
ただし、事故その他やむを得ない事由によっ
て電子公告による公告をすることができない
場合は、日本経済新聞に掲載して行います。
公告掲載URL http://www.mochida.co.jp/
4534(東京証券取引所)
100株
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社
〒137-8081
東京都江東区東砂7-10-11
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120−232−711(フリーダイヤル)
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社
〒168-8507
東京都杉並区和泉2-8-4
みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120−288−324(フリーダイヤル)
(ご注意)
1.‌証券会社等に口座をお持ちの場合、株主様の住所変更、単元未
満株式の買取・買増請求その他各種お手続きにつきましては、原
則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承るこ
ととなっておりますので、口座を開設されている証券会社等にお
問合せください。
株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお手続きできません
ので、ご注意ください。
2.‌証券会社等に口座をお持ちでない場合(特別口座の場合)の株
式に関する各種お手続きにつきましては、特別口座の口座管理機
関であるみずほ信託銀行にお問合せください。
株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお手続きできません
ので、ご注意ください。
3.‌過年度の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお
支払いいたします。
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