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地方企業の可能性

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地方企業の可能性
Bank of Japan
SHIMONOSEKI BRANCH
地方企業の可能性
~自分らしさを前面に~
─ 宇部はってんクラブにて ─
2015年2月25日
日本銀行下関支店長
鈴木 純一
当資料の意見に関わる部分は講演者の個人的見解であり、日本銀行の公式見解を示すものではありません。
当資料から文章、計数や図表等について、記事等に引用される場合には、誠にお手数では
当資料の文章、計数や図表等について、記事等に引用される場合には、誠にお手数ではございますが、あら
かじめ日本銀行下関支店までご連絡いただきますようお願いいたします。
ございますが、予め日本銀行下関支店までご連絡いただきますようお願いいたします。
1
目次
1. 地方企業を取り巻く環境
2. 有識者の見解
3. 地方企業に求められるもの
2
1.地方企業を取り巻く環境
欧州デフレ
原油安
地域活性化
人口問題
中国減速
成長戦略
格差問題
3
多少異なる3つの狙い
成長戦略
• 持続可能な社会(インフラの維持、医療・福祉サービスの提供)
を作るための経済規模(GDP)の拡大
地域活性化
• 従来の成長戦略ではなかなか活性化しない地方経済への対応
人口問題
• 長期的な人口減少を食い止めるための施策
• 東京一極集中の是正
4
1つの政策への集約
日本創成会議・人口減少問題検討分科会
2014年5月
消滅可能性
都市の公表
政府
2014年12月
まち・ひと・しごと
創生総合戦略
• 具体的な企業支援策
–
–
–
–
•
オフィス減税(取得価格の特別償却15%又は税額控除4%)
増加雇用者1人当たり50万円の税額控除(東京からの移転の場合は3年
間で140万円の税額控除)
自治体(県、市町)への「地方創生交付金」
研究開発などに対する補助金、助成金、等
毎年10万人の東京圏への転入超過数を2020年までに解消する(2020
年までに累計30万人の若者雇用を創出)
5
地方における「2つ」の人口問題
<需要不足>
<供給不足>
お客が減って
困っている。
働く人が見つからず
困っている。
企業
お客=総人口
働く人=就業者人口
•地方では、「需要不足」の問題から「供給不足」の
問題に移りつつある。
6
地方での人手不足
70
(%)
15-64歳の総人口に占める比率(山口県)
総人口の減少よりも就業者の
減少が急ピッチで進むにつれ
て人手不足が起こりやすくなる
65
60
55
50
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040
GDPギャップ
GDPギャップ(需要と供給の
差)がなくなり人手不足が顕現
人口減少によって成長スピー
ドが低下する中、今後は、慢
性的な人手不足が続く可能性
7
地方の人口変動
▽社会増減・自然増減(山口県)
▽年収と人口移動
0.6
東京
2,000
0.4
転入超過数(
総人口比%)
0
神奈川
0.2
-2,000
-4,000
愛知
沖縄
0.0
-6,000
-0.2
自然増減数
-8,000
社会増減数
-10,000
-12,000
(人)
-0.4
人口増減数
青森
(年)
1990
1995
2000
山
口
2005
2010 2013
-0.6
300
400
500
600
700
年収(万円)
8
若者の移住希望者
▽東京在住者の移住希望の有無
(移住を検討する割合、%)
▽子どもを増やすにあたっての課題
60
子育てや教育にお金がかかりすぎる
50
働きながら子育てができる職場環境が無い
40
自分または配偶者が高年齢
30
20
男性
家が狭い
10
女性
これ以上、自分または配偶者が育児の
心理的、肉体的負担に耐えられない
0
70
保育サービスが整っていない
10・20代
30代
40代
50代
60代
雇用が安定しない
妊娠・出産のときの身体的・精神的な苦痛
移住を検討する上で困っている点
(Iターン希望者、複数回答)
1 移住に関する情報が十分でなさそう(35.6%)
2 移住に関する情報をどこで入手していいのか
分からない(26.7%)
子どもがのびのび育つ社会環境でない
健康上の理由
配偶者の家事・育児への協力が得られない
特にない
自分の昇進・昇格に差し支える
その他
0
20
40
60
80
(回答率、%)
9
女性の労働参加
▽女性の労働力率と出生率(2010年)
2.0
(合計特殊出生率)
沖縄
1.8
島根
1.6
鳥取
愛知
1.4
大阪
1.2
東京
相関係数=0.38
1.0
60
65
70
75
80
85
(30~44歳女性の労働力率、%)
• 「先進国での最近の経験は、女性の労働参加率の上昇と出生
率の上昇が必ずしも相反するものではない。」(星岳雄スタン
フォード大学教授、2015.1.21日本経済新聞「経済教室」)
10
2.有識者の見解
(参考文献)
•
『地方消滅』 増田寛也編、2014年8月
•
『里山資本主義』 藻谷浩介日本総合研究所主席研究員、
2013年7月
•
『なぜローカル経済から日本は甦るのか』 冨山和彦経営
共創基盤CEO、2014年6月
•
『日本で一番大切にしたい会社』 坂本光司法政大学大学
院政策創造研究科教授、2008年3月
11
『地方消滅』
• 将来、若年女性人口が増える地域のパターン
① 産業誘致型
•
石川県川北町、鳥取県日吉津村(ひえづそん)
② ベッドタウン型
•
神奈川県都筑区、福岡県粕屋町、群馬県吉岡町
③ 学園都市型
•
愛知県日進市
④ 公共財主導型
•
京都府木津川市<関西文化学術研究都市>、大阪府田
尻町<関西国際空港>
⑤ カギを握る産業開発型
•
秋田県大潟村、福井県鯖江市、北海道ニセコ町、岡山県
真庭市(まにわし)
⑥ コンパクトシティ型
•
香川県高松市、宮城県女川町
12
コンパクトシティ化
▽コンパクトな生活圏の形成
▽インフラの維持管理・更新費用
地域A
7.1兆円
地域E
行政機能
学校
5.1兆円
地域B
4.4兆円
病院
介護施設
2012年度
2022年度
2032年度
保育所
地域C
地域D
▽人口密度が2倍になった場合の生産性上昇
▽都市化率と行政コスト
14
20 (%)
12
15
10
10
8
5
6
0
サービス業平均
小売業
製造業
(人口一人あたり歳出決算総額、十万円)
4
20
40
60
80
100
(都市化率、%)
13
地域資源を活用した産業開発(農業)
▽農作物の輸出額
6,000
(億円)
農林水産物計
5,000
水産物
4,000
3,000
林産物
2,000
農産物
1,000
0
2000
2002
2004
2006
2008
2010
2012
年
▽大規模経営農業者の輸出への取組
10.3
現在取り組んでいる
以前取り組んでいたが、現在は取り組んでいない
3.6
現在取り組んでいないが、今後は取り組む計画がある
3.2
22.0
現在取り組んでいないが、今後は取り組みたい
60.9
現在取り組んでいないし、今後も取り組むつもりはない
0
50
(%)
100
14
地域資源を活用した産業開発(観光)
▽外国人訪問者数(2013年)
香港 1(2位
韓国 2(2位
日本 2(7位
)
)
)
2014年4-6月
10
)
)
)
)
2012年4-6月
15
タイ 1(0位
)
)
ドイツ 7(位
)
英国 8(位
トルコ 6(位
)
イタリア 5(位
中国 4(位
)
スペイン 3(位
米国 2(位
フランス 1(位
沖縄
九州
四国
中国
近畿
中部
北陸信越
関東
東北
北海道
0
(%)
20
(千万人)
日本(1,036万人)は、
世界で27位、アジアで8位
10
8
6
4
2
0
▽宿泊者に占める外国人比率
5
15
『里山資本主義』
• 「お金の循環がすべてを決する、という前提で構築
された『マネー資本主義』の経営システムの横に、
お金に依存しないサブシステムも再構築しておこう
というものだ。」(p138)
• 既存の経済学の主張(=マネー資本主義)への反証となる
事例を紹介。
① 「規模の利益」⇒手間をかけることがブランド力の源泉
② 「域外からの輸入」⇒地域内でお金を回す
③ 「比較優位(分業)」⇒一人で複数の仕事をこなす
16
『里山資本主義』
• 域際収支の黒字化
– 原材料費、光熱費などのコストをできるだけ地域内で賄う。
• 原材料費:県外産野菜でなく、地元農家の野菜を使用(広島県庄原
市)(p207)
• 光熱費:中東の油でなく、地域の木材から作られるペレットを使用(岡
山県真庭市)(p27)
– 人、材料、燃料を地域で賄うことで地域に活気。
• 地域にある当たり前なもの=地域外の人にとっては有難
いものに注目
• ありふれた里山、田んぼ、トンボ⇒自然の仕組みや文化についての
説明を加えれば外国人向けツアー(岐阜県飛騨)
17
『里山資本主義』
• その地域、その時期しか買えないものこそブランド
– 大都市に出荷せず、地域に消費者を呼び込む
• 周防大島のジャムズガーデン(p155)
• 毎日味が変わる牛乳(p188)
– オリジナリティを守る
• フランスワインで日本から外貨を稼ぐフランス
• 食材が日本産でなければ和食と呼ばない
• 21世紀の木造建築
– 木造建築の方が、コンクリート建築よりも、安く、丈夫、熱
効率が高く、恰好良くできる時代
• CLT(オーストリア)
• 岩手県住田町町役場
18
『里山資本主義』
私の理解(定義)
• 地元で価値がないと見過ごされてきたもの(里山、
木材、余った野菜、空き家など)を活用し、付加価値
を付けた商品・サービスを提供する。
里山資本主義の考え方
• 売上 =原材料費+人件費+設備費(減価償却費)
+支払金利+税等+最終利益
良いモノ
を「高く」
なるべく
地域産を
使用
地域雇用
を増やす
安く長く
使える物
19
『なぜローカル経済から日本は甦るのか』
• 「ごく少数のグローバル経済圏の企業と人が世界チャンピ
オンになっても、その連鎖からはローカル経済圏の人は幸
せになれない。新自由主義の考え方では、グローバル経
済圏が豊かになれば、ローカル経済圏も豊かになるトリク
ルダウンが働くことになる。しかし、トリクルダウンは起こら
ない。」(p.146)
• 「両方ともうまく回す統一の経済学的理論は存在し得な
い。グローバルな経済圏Gとローカルな経済圏Lの経済特
性は、現実問題として大きく異なるのである。」(p31)
20
『なぜローカル経済から日本は甦るのか』
G(グローバル経済圏)
GDPの3割
L(ローカル経済圏)
GDPの7割
主な
業種
・医療機器・製薬
・情報・IT産業
・電機・機械
・特産品
商品
・モノ、情報
・コト、サービス
・移動可能(時点、場所) ・生産=消費(同時、対面型)
雇用
賃金
・高度人材、高賃金
・装置型、R&D型
・地域人口に依存
・労働集約的
・世界水準の競争力
企業像
・新陳代謝が起こりにくい
・賃金が上がりにくい
・労働生産性の向上が必要
ガバナ 「株主」からの規律付け
ンス
・「間接金融」からの規律付け
・「非営利ホールディングカンパニー」
・サービス業、交通
・飲食・宿泊、小売
・社会福祉(医療、介護)
・農業水産業の大半、等
21
『なぜローカル経済から日本は甦るのか』
• 非製造業や中小企業ほど、企業間の生産性の差が大きい。
▽生産性の格差
35
30
25
倍
大企業
中堅企業
中小企業
20
15
10
5
0
製造業
非製造業
22
『なぜローカル経済から日本は甦るのか』
労働市場の規律による新陳代謝で生産性向上を促す
• スマート・レギュレーション
– 最低賃金の引き上げ
– 労働監督の強化
• 「非上場」企業のガバナンス
M&Aなどで生産性の低
い企業から生産性の高い
企業に事業承継する役割
– 金融機関による「デットガバナンス」
– 無借金企業の「非営利ホールディングカンパニー」
• 緩やかな退出メカニズム
– 資産超過でも可能な倒産申し立て
– 債務者主導の再建
– 自己破産の不要な個人保証制度
資本を預かる立場の人の
代表と、公益に資する人
の代表で経営陣を構成
23
『なぜローカル経済から日本は甦るのか』
• 「藻谷氏が言っているように、マネー資本主義すなわちG
の世界の住人から、里山資本主義すなわちLの世界の住
人に移行するという話は現実のトレンドとして間違っていな
い。」(p.153)
• 「ローカル経済圏においても・・・マネー資本主義的な意味
での生産性の向上はやはり重要なテーマである。」(p.154)
私の理解
• サービス業を中心とする地方の第3次産業に注目し、藻
谷氏と同様に 2つの企業タイプを提示している。
• その上で、「Lの世界」に「労働生産性」という要素を挙げ
て、賃金の上昇を促している。
24
『日本で一番大切にしたい会社』
私の理解
• 経済学ではなく、純経営論的アプローチ(日本版P・ドラッカー)
• 元気のない企業の5つ
の言い訳
1.
2.
3.
4.
5.
景気
業種
規模
ロケーション
大企業・大型店
• 元気な企業の考え方
1. 景気と好況はつくるもの
2. 安物を売らない・価格競
争をしない
3. 中小企業に有利な時代
•
小ロット、多品種、短納期
4. 商圏はお客様が決める
5. この会社ならではのもの
をつくる
25
『日本で一番大切にしたい会社』
• 5人を大切にする会社
1. 社員とその家族
2. 社外社員(仕入先)
3. CS(顧客満足)
•
現在顧客と未来顧客
4. 社会弱者
•
企業経営とは社会的
弱者、とりわけ障害者
の幸せを実現するた
めの活動
5. 出資者
• 10の経営学
1. 人本経営
2. 感動経営
3. 社会貢献経営
4. バランス経営
5. 年輪
6. 市場創造経営
7. 非価格経営
8. 情報武装経営
9. 製販一体
10. 五方良し
26
3.地方企業に求められるもの
• 付加価値を高めて労働生産性を向上させる。
付加価値
• 労働生産性=
雇用者数(もしくは労働時間)
• 付加価値= 売上-原材料費
=(最終利益+人件費+減価償却費+金利+税等)
人件費を減らして利益を増やしても付加価値を増やすことにはならない。
• 生産性を向上させるため、生産性の低い企業から高い企業に
雇用を移動させることも想定。各企業の本気度が試される。
27
労働生産性と賃金
650
東京
600
神奈川
550
愛知
年収(
万円)
付加価値を
高められる
企業は高い
給料で優秀
な人材を集
められる。
大阪
500
450
山口
400
350
沖縄
300
-0.2
-0.1
0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
労働生産性( 全国平均からの乖離、対数表示)
28
労働生産性は何で決まるか
労働生産性=資本装備率×労働の質×技術進歩
資本装備率:雇用者一人当たりの資本装備
• 省力化投資、合理化投資、ICT投資によって上昇
労働の質:一人ひとりの能力
• 教育や研修、OJT等によってスキルを磨く
• 非正規雇用に対する職能向上のための訓練も必要
技術進歩(組織の制度的な革新)
•
•
•
•
新たな高付加価値製品・サービス
新たな効率的な生産方法
新たな販路・市場、調達ルート
新たな組織(従業員のやる気を引き出す)
29
人材の多様性と生産性
▽人材の多様性と労働生産性
▽多様な人材活用の効果
(帝国データバンク[2012])
時間あたり労働生産性(ドル)
若年者(新卒、第二新卒)の活用
80
1 従業員のモチベーションが上がった(16.0%)
ノルウェー
70
2 優秀な人材を登用することができた(15.0%)
米国
60
3 企業イメージが向上した(6.9%)
50
女性社員の活用
日本
40
1 優秀な人材を登用することができた(16.0%)
30
2 従業員のモチベーションが上がった(15.5%)
20
3 企業イメージが向上した(9.2%)
10
0
0.2
外国人社員の活用
1 優秀な人材を登用することができた(6.0%)
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
ジェンダー・エンパワーメント指数
(男女共同参画の度合い)
2 顧客の多様化するニーズに対応できるようになった(4.5%)
3 コスト削減につながった(3.3%)
(注)複数回答。調査時期:2012年8月
高度な技能を有する外国人労働者の受け入れが、他の従
業員の労働の質を向上。
30
販路の拡大と収益性
(%)
6
2.5
5
1
0.5
0
国内・海外
国内全域
(百万円)
近隣都道府県
同一県内
近隣市町村
広い
ネットワーク
沖縄県
鹿児島県
宮崎県
大分県
熊本県
長崎県
佐賀県
福岡県
高知県
愛媛県
香川県
徳島県
山口県
広島県
岡山県
島根県
鳥取県
和歌山県
奈良県
兵庫県
大阪府
京都府
滋賀県
三重県
愛知県
静岡県
岐阜県
長野県
山梨県
福井県
石川県
富山県
新潟県
神奈川県
東京都
千葉県
埼玉県
群馬県
栃木県
茨城県
福島県
山形県
秋田県
宮城県
岩手県
青森県
北海道
1.0
10
9
8
7
6
5
狭い
3
2
1.5
(%)
3.0
日本(製造業) :2.8%
ドイツ(全産業):19.2%
フランス(〃) :19.0%
4
2.0
▽中小企業の輸出有無別・労働生産性
同一市町村
0.0
▽輸出を行う中小企業(製造業)の割合
▽営業利益ROA
31
輸出無し
輸出有り
企業のライフステージと金融機関の役割
企業価値
ABL
出資
創業資金
運転資金
成長資金
ビジネス
創業支援
マッチング
クラウド
ファンディング
海外進出
支援
時間
リニューアル DES、DDS
資金
債権放棄
事業承継
ファンド
事業再生
事業承継
資金供給
コンサルティング業務
32
金融機関に求められている役割
(『まち・ひと・しごと創生総合戦略』より)
•
産官学金労の連携
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
「地方版総合戦略」策定時の知見の提供
「地域企業応援パッケージ」の策定への参画
「プロフェッショナル人材センター(仮称)」参加
融資・コンサルティング機能の発揮
創業支援や中核企業支援
ヘルスケアファンドへの出資
6次産業化・農商工連携
観光を軸とした地域活性化
PPP/PFIの推進
リバースモーゲージ、クラウド・ファンディング
33
まとめ:地方企業には何が求められるか?
① 本社機能の強化などによる「雇用の増加」
② 「労働生産性の向上」による賃金引き上げ
–
スマート・レギュレーションの重要性
③ 女性や若者が「働きやすい環境」整備
–
ワーク・ライフ・バランス、多様性の重視
などを通じた魅力的な企業づくり。
地方に若者を呼び込むためには、それなりの「賃金」、「環
境」、「やりがい」が必要
有識者のアイディアをヒントに、各社が自分らしさを前面に
34
日本銀行支店の公表物
下関支店
2015年2月25日 公表レポート
• 「山口県の観光の現状と今後の可能性」
– www3.boj.or.jp/shimonoseki/kouhyou/topic/topic1502.pdf
2014年9月20日 公表レポート
• 「山口県建設業における人手不足問題とその影響」
– www3.boj.or.jp/shimonoseki/kouhyou/topic/topic1409.pdf
松江支店・鳥取事務所
2014年12月
• 「山陰創生に向けた課題-生産性の改善と金融機関の役割」
– www3.boj.or.jp/matsue/kouhyoushiryou/tokubetsu/toku1412.pdf
35
ご静聴ありがとうございました。
Bank of Japan
SHIMONOSEKI BRANCH
36
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