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第59号 - 米沢平野土地改良区

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第59号 - 米沢平野土地改良区
第59号
平成25年11月29日
水窪ダム監視カメラの遠隔操作に挑戦
おもな内容
◆平成25年度臨時総代会開催/
平成24年度事業報告 …………………………… 2・3
◆平成25年度決算報告/財産目録 ……………… 4・5
◆平成25年度各種事業発注状況 ……………………… 6
◆シリーズ
「維持管理組合紹介」
/
シリーズ
「農家の声」………………………………… 7
◆各種研修状況 …………………………………… 8・9
◆水とくらしの歴史発見 ……………………………… 10
◆災害訓練/環境美化活動/
収穫感謝祭/南陽農業祭 …………………………… 11
◆北沖地区完成祝賀会/表彰 ………………………… 12
◆伝言版/償還完了/工事着手 ……………………… 13
◆シリーズ
「管内スポット」
/編集後記 ……………… 14
~米沢南部学童保育所つくしんぼクラブの児童たち~
地 区 の 概 要
地区面積/8,869ha 組合員/6,324名
〒992-0012 米沢市金池五丁目9番5号
☎0238
(23)
0015
U R L:http://www.yonezawa-heiya.or.jp
E-mail:[email protected]
第 59 号
沢 平 野
広報 米
平成 25 年 11 月 29 日
平成25年度 第1回臨時総代会開催
9月9日グランドホクヨウにおいて、平成25年度第1回臨時総代会が開催されました。
平成24年度の事業報告・一般会計及び各特別会計の決算承認、財産目録の承認、平成25年度の
補正予算等が上程されました。議長に第7選挙区から島倉良次総代が選任され慎重審議の結果、全
議案原案どおり可決されました。
議長を務める島倉良次総代
積雪深(水窪ダム)となり一
六〇㎝であった。四月の降雨
量は六十一㎜(過去十ヶ年平
水利調整については、平成
二十三年末から根雪となり、
降雪量も多く二月四日に最高
一 施設維持管理の状況
本区の主要業務である施設
の維持管理は、維持管理計画
書に基づき関係法規、 定款、
諸規定を遵守し、機能の保持
と安全管理に努めた。 なお、
基幹水利施設は、直接管理と
して施設の保守点検・整備補
修を実施し、また、支線水利
施設等は、維持管理組合へ管
理を委託しており、良好に管
理がなされた。
点検業務)を山形県から受託
し、良好な管理、整備強化を
対象施設である水窪ダム、鬼
面川頭首工、淞郷堰揚水機場
の三施設の管理の一部(操作
なった。
施設管理事業については、
県営基幹水利施設管理事業の
ものの、その後七月から八月
の降雨が少なく、特に八月は
二十五㎜と小雨で各地で渇水
となったが、当地区では放流
調整を実施せずに乗り切り、
八月の出穂期には一、一四五
万㎥を放流し、九月十日に農
業用水(かんがい期)の放流
を終了した。また、国営二期
事業のダム取水設備改修工事
を行うため、九月十六日から
九月二十六日までダム水位を
三六二・五〇m以下の一定水
位で管理後、十二月までは三
六八・〇〇m以下での水位管
理を行った。
なお、水窪ダムの堆砂状況
は、累計堆砂量三六・七万㎥
となり、計画堆砂量五十万㎥
に対する比率は七三・四%と
平成二十四年度事業報告
均比一一二%)と平年並の降
雨量があり五月八日にダムを
図った。更に、平成十二年度
第一 地区及び
組合員の状況
満水位として同日から農業用
から創設された国営造成施設
管理体制整備促進事業「管理
第二 事業の状況
地 積 八、八六九・四
組合員
六、三二四人
水放流を開始した。用水開始
後も五月は降雨量が多かった
ha
2
体制整備型」により管理水準
が順調に上がっている。
地域用水については、生活
様式及び環境の変化により需
要が増大しているなかで多面
的機能を発揮しており、今後
も、行政及び地元と連携しな
がら維持用水の範囲内で調整
を図ってゆく。
二 工事施行の状況
⑴土地改良施設維持管理適正
化事業(5施設)
・蛇口用水路⑵
(用水路の整備補修)
・高野排水路⑴
(排水路の整備補修)
・矢野目排水路⑴⑵
(排水路の整備補修)
・三百石堰導水路⑵
(用水路の整備補修)
・上平柳準幹線用水路⑵
(用水路の整備補修)
⑵基幹水利施設管理事業
管理費 三四、八三〇千円
整備補修費
一、五八〇千円
⑶国営造成施設管理体制整備
促進事業
「管理体制整備型」
計画策定事業
・管理体制整備計画の策定
推進事業
・管理体制整備推進活動
支援事業
・管理費に対し支援をし、管
理体制を整備
⑷県営事業
・かんがい排水事業
北沖地区 一〇〇%
・地域水田農業支援排水対策
特別事業
打越地区 一〇〇%
・ため池等整備事業
高安地区 九七・一%
・基幹水利施設ストックマネ
ジメント事業
(戸別所得補償実施円滑化
基盤整備事業:基幹水利施
設保全型)
淞郷堰地区 一〇〇%
・戸別所得補償実施円滑化基
盤整備事業(経営体育成型)
上新田地区 八四・五%
高山地区 三九・五%
・戸別所得補償実施円滑化基
盤整備事業(水利施設整備
事業水利区域内農地集積促
進型)
米沢地区 六〇・三%
屋代郷地区 四八・八%
・地域ため池総合整備事業(調
査計画事業)
蛭沢地区 六八・六%
⑸団体営事業
・農業体質強化基盤整備促進
事業
米沢平野地区 一〇〇%
三 国営米沢平野二期農業水
利事業
⑴事業費(受託費含む)
三、四二〇、一六五千円
⑵工事施工
・水窪ダム池敷掘削
(第三工区)
・鬼面川頭首工ゲート設備他
改修建設工事他二〇件
測量、設計業務
・宮下堰頭首工実施設計他一
二件
四 担い手育成支援事業の状況
・本事業は平成七年度から九
地区が認定を受け実施、平
成十七年度をもって八地区
が助成期間満了となり、糠
野目地区は平成二十九年度
まで継続します。
また、同地区は平成二十
一年度から「経営安定対策
基盤整備緊急支援事業」に
より七年間助成が受けられ
るよう採択されています。
五 二十一世紀土地改良区創
造運動の実施
農業農村を取り巻く情勢が
著しく変貌する中で、今後土
地改良区が果たすべき役割、
機能を見直すと共に、農業用
水の重要性や環境保全等、水
土里の趣旨普及を図るため、
「水土里ネット米沢平野」とし
て創造運動へ取り組み、土地
改良施設の紹介等を通して、
地域の人達とみんなで考え実
践するよう地域行事にも積極
的に参加いたしました。
⑴ 広 報「 米 沢 平 野 」、 カ レ ン
ダーの発行
・平成二十四年四月、十一月
(広報)、平成二十四年四月
(カレンダー)
⑵ 土 地 改 良 施 設 め ぐ り「 水 と
くらしの歴史発見」の開催
・平成二十四年七月十九日㈭
中郡小学校三、 四年生三十
五名
⑶ 水窪ダム環境美化活動の実施
・平成二十四年九月十八日㈫
参加者一一〇名
(二十七団体)
⑷ホームページによる情報の
発信
・各種行事のお知らせ、報告
・広報、事業等の掲載
・水窪ダム用水状況の報告
・公示設計書の掲載
⑸PR活動の実施
・平成二十四年十月二十日㈯
米 沢 市 ま ち の 広 場( 米 澤 米
まつり)
六 農地・水保全管理支払交付金
二十七活動隊について協定
参加又は協定締結を行い、地
域住民参加による農業用用排
水施設の整備及び環境保全に
努め、多面的な機能の役割に
ついて助言または技術的な指
導を行いました。
七 米沢平野土地改良区設立
二十周年記念式典
平成二十四年十一月十五日
に記念式典を催し、 多数の
方々のご臨席とご来賓の方々
からご祝辞を賜りました。
八 農地転用の状況
件数 一四三件
面積 七八、三二六㎡
九 土地改良施設他目的使用
等の申請件数
新規 一四七件
更新 二九件
合計 一七六件
第三 事務の経過
○会議
・総代会 臨時
一回
通常 一回
・理事会
六回
・監事会
四回
(定期監査二回)
○各委員会
・未収対策委員会 二回
・総務・財務委員会 二回
・水利整備委員会 十回
・維持管理委員会 二回
3
平成 25 年 11 月 29 日
沢 平 野
広報 米
第 59 号
広報 米
平成 25 年 11 月 29 日
沢 平 野
第 59 号
平成24年度決算
一般会計
収入の部
組
合
費
財
産
収
入
他 目 的 使 用 料
補
助
金
寄
付
金
助
成
金
受
託
費
維持管理適正化事業交付金
雑
収
入
繰
入
金
借
入
金
負
担
金
繰
越
金
繰 越 金 事業償還清算金
内訳
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
支出の部
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
(単位:円)
事
選
事
務
維
持
維 持 管 理
災
害
事
企
画
財
繰
負
区 債 及
諸
事
業
予
526,525,201
42,652
9,534,991
3,821,067
0
6,490,000
361,000
24,300,000
12,609,525
90,151,272
0
8,115,392
103,324,338
70,108,730
33,215,608
平成24年度賦課金
67.05%
0.01%
1.21%
0.49%
0%
0.83%
0.05%
3.09%
1.61%
11.48%
0%
1.03%
13.16%
水利施設使用料他
農道整備他補助
市町他助成(用水管理費)
推進協力会他
土地連交付金
過年度賦課金、諸手数料他
各特別会計繰入
水路管理、保険負担金等
平成23年度繰越
収入合計 785,275,438
務
挙
管
適
復
業
調
産
出
担
び
推
備
費
費
所
費
理
費
正 化 事 業
旧
費
費
査
費
費
金
金
借 入 金
費
進
費
費
161,115,109
1,223,560
12,804,761
280,126,227
38,854,200
0
11,376,855
9,370,912
50,990,000
68,741,932
4,928,438
48,840,308
4,679,652
2,345,733
0
総代会費・役員会費・事務費
総代・役員選挙費
事務所・車輌維持費等
施設等維持管理費
事業費・拠出費
23.07%
0.18%
1.84%
40.28%
5.59%
0%
1.64%
1.35%
7.33%
9.89%
0.71%
7.02%
0.67%
0.34%
0%
在来幹線事業費他
趣旨普及・業務委託等
退任・退職・基幹施設等積立
各維持管理組合・特別会計繰出金
県土地連負担金他
事業等償還金
推進委員手当・振替手数料他
事業推進諸費
内訳
支出合計 695,397,687
差引合計 89,877,751円(次年度へ繰越)
繰 越 金 65,546,066円
事業償還清算金 24,331,685円 平成24年度 賦課金収納実績
種目・地区
1期賦課額
収納額
収納率 未収額
99.3 2,424,333
経 常 賦 課 金 372,815,393 370,391,060
地区維持管理賦課金
万 世 地 区
1,450,115
1,442,299
99.4
7,816
梓 川 地 区
2,237,938
2,194,630
98.0
43,308
羽黒川地区
1,120,560
1,107,130
98.8
13,430
片子大堰地区
360,951
354,865
98.3
6,086
山 上 地 区
1,032,149
1,029,202
99.7
2,947
米沢南部地区
2,528,481
2,496,704
98.7
31,777
塩 井 地 区
3,488,440
3,478,990
99.7
9,450
窪 田 地 区
3,821,307
3,803,925
99.5
17,382
四ヶ村堰地区
6,102,768
6,099,185
99.9
3,583
黒井堰地区
3,278,194
3,223,839
98.3
54,355
糖野目地区
1,892,887
1,768,832
93.4
124,055
屋 代 郷 地 区 12,898,539 12,842,817
99.5
55,722
淞郷堰地区
4,175,499
4,175,499 100.0
0
両 堰 地 区
6,917,531
6,850,397
99.0
67,134
川西東部地区
2,092,021
2,086,012
99.7
6,009
1 期 合 計 426,212,773 423,345,386
99.3 2,867,387
種目・地区
基幹更新積立金
特別賦課金
窪
田
入
生
田
西 割 坂 下
糠
野
目
上
平
柳
小
山
田
諏
訪
江
外ノ内下窪田
小
其
塚
屋
代
郷
上
新
田
高
山
米沢地区水利区域内(八ケ代)
屋代郷地区水利区域内
県営戸別所得補償
2 期 合 計
総
計
2期賦課額
29,352,573
(単位:円、%)
収納額
収納率
29,124,884
99.2
1,231,364
1,231,364
1,642,352
1,642,352
1,135,065
1,135,065
5,850,300
5,817,030
6,108,650
6,099,767
3,479,091
3,394,914
3,291,486
3,289,988
7,273,710
7,273,710
4,755,617
4,755,617
27,135,579 27,034,542
1,652,450
1,652,450
4,759,220
4,759,220
1,272,208
1,272,208
3,715,388
3,715,388
6,031,414
6,031,414
108,686,467 108,229,913
534,899,240 531,575,299
未収額
227,689
100.0
0
100.0
0
100.0
0
99.4
33,270
99.8
8,883
97.5
84,177
99.9
1,498
100.0
0
100.0
0
99.6
101,037
100.0
0
100.0
0
100.0
0
100.0
0
100.0
0
99.5
456,554
99.3 3,323,941
4
広報 米
第 59 号
沢 平 野
平成 25 年 11 月 29 日
特別会計
(単位:円)
会 計 名
1
総
2
職
3
財
4
代
・
員
1,724,000
4,734,648
立
161,861,618
31,262,312
130,599,306
立
123,303,324
0
123,303,324
基 幹 施 設 等 整 備 補 修 基 金 積 立
259,054,344
70,903,000
188,151,344
政
職
調
任
給
与
整
慰
労
基
基
金
金
金
積
差引残額
6,458,648
退
退
支出合計
立
員
役
収入合計
積
積
5
基 幹 水 利 施 設 更 新 準 備 積 立
279,722,540
0
279,722,540
6
維
金
285,672,459
14,769,169
270,903,290
7
地
金
128,992,653
10,157,051
118,835,602
8
水 窪 ダ ム 等 共 同 施 設 維 持 管 理 費
78,464,469
70,035,531
8,428,938
9
県 営 基 幹 水 利 施 設 管 理 事 業
54,181,867
53,281,267
900,600
10 国営造成施設管理体制整備促進事業(管理体制整備型)
35,453,886
35,359,670
94,216
11 上 新 田 地 区 県 営 経 営 体 育 成 基 盤 整 備 事 業
21,245,488
18,962,803
2,282,685
12 高 山 地 区 県 営 経 営 体 育 成 基 盤 整 備 事 業
56,011,608
50,784,358
5,227,250
13 県 営 水 利 区 域 内 農 地 集 積 促 進 整 備 事 業
15,317,293
10,104,779
5,212,514
14 農 業 体 質 強 化 基 盤 整 備 促 進 事 業
139,688,349
117,218,450
22,469,899
持
区
管
理
除
組
合
外
等
積
立
決
基
済
15 塩井地区県営戸別所得補償実施円滑化基盤整備事業
3,573,973
3,152,100
421,873
16 県 営 戸 別 所 得 補 償 実 施 円 滑 化 基 盤 整 備 事 業
17,033,111
16,474,284
558,827
1,666,035,630
504,188,774
1,161,846,856
合 計
財 産 目 録
(平成25年5月31日調製)
資 産
負 債
摘 要
金 額
146,656,934
1 流動資産
⑴現金及び預金
135,474,553
現 金 一
般
会
計
預 金
一
般
会
計
100,000
金 額
163,044,940
1 長期負債
⑴ 日本政策金融公庫
139,815,114
⑵ 山形おきたま農協
1,219,578
135,374,553
⑶ 日本政策金融公庫(合併承継分)
17,821,728
89,777,751
⑷ 山形おきたま農協(合併承継分)
4,188,520
特別会計
2 短期負債
1,127,419,296
⑴ 積立金
1,008,583,694
水窪ダム等共同施設維持管理費
8,428,938
県営基幹水利施設管理事業
900,600
総代・役員退任慰労金
4,734,648
国営造成施設管理体制整備促進事業
94,216
職 員 退 職 給 与 基 金
130,798,506
上新田地区県営経営体育成基盤整備事業
2,282,685
財
金
123,303,324
高山地区県営経営体育成基盤整備事業
5,227,250
基幹施設等整備補修基金
188,151,344
県営水利区域内農地集積促進整備事業
5,212,514
基幹水利施設更新準備積立
279,722,540
農業体質強化基盤整備促進事業
22,469,899
維持管理組合積立基金
270,903,290
塩井地区県営戸別所得補償実施円滑化基盤整備事業
421,873
国営事業処理業務費
4,196,227
558,827
県営かんぱい事業処理業務費
2,203,431
総
1,480,000
県営戸別所得補償実施円滑化基盤整備事業
⑵ 未収金
11,182,381
2 特定資産
1,131,102,296
⑴積 立 金 内訳:短期負債と同じ
1,008,583,694
⑵出資金及債券
3,683,000
⑶決 済 金
118,835,602
3 固定資産(土地・建物設備・機械器具・備品) 408,296,410
資産合計
5
(単位:円)
摘 要
1,686,055,640
政
調
代
整
研
基
修
費
農地一時転用保証金(砂利採取)
⑵ 決済金
3,090,384
118,835,602
負債合計
1,290,464,236
広報 米
平成 25 年 11 月 29 日
沢 平 野
第 59 号
平成25年度 各種事業発注状況
事業名
工事名
平成25年度
土地改良施設維持管理適正化事業(第
土地改良施設維 35期生)尾長島堰取水口整備補修工事
持管理適正化事
平成25年度
業
土地改良施設維持管理適正化事業
(第33期生)露藤排水路整備補修工事
平成24年度
(明許繰越)
米沢平野地区農業体質強化基盤
整備促進事業第1工区工事
平成24年度
(明許繰越)
米沢平野地区農業体質強化基盤
整備促進事業第2工区工事
平成24年度
(明許繰越)
農業体質強化基
米沢平野地区農業体質強化基盤
盤整備促進事業
整備促進事業第4工区工事
平成24年度
(明許繰越)
米沢平野地区農業体質強化基盤
整備促進事業第6工区工事
平成24年度
(明許繰越)
米沢平野地区農業体質強化基盤
整備促進事業第7工区工事
平成24年度
(明許繰越)
米沢平野地区農業水利施設保全
合理化事業第1工区工事
平成24年度
(明許繰越)
米沢平野地区農業水利施設保全
合理化事業第2工区工事
平成24年度
(明許繰越)
農業水利施設保
米沢平野地区農業水利施設保全
全合理化事業
合理化事業第3工区工事
平成24年度
(明許繰越)
米沢平野地区農業水利施設保全
合理化事業第4工区工事
平成24年度
(明許繰越)
米沢平野地区農業水利施設保全
合理化事業第5工区工事
会計種別
一般会計
6款 災害復旧費
2項 応急工事費
一般会計
6款 災害復旧費
2項 応急工事費
事業名
工事名
工事場所
請負業者名
請負金額(円)
米沢市六郷町西
三和メイテック
ゲート整備補修工 2基
江股地内
㈱
4,620,000
H25.9.24
H25.12.13
排水路整備補修 高畠町大字露藤
L=305.7m
地内
ゲート交換工 1基
㈱金子建設
7,350,000
H25.9.24
H25.12.13
高畠町大字夏茂 水路橋塗装 A=1,070.0㎡
地内
防護柵更新 L=50.2m
羽山総合建設㈱
12,159,000
H25.9.24
H25.12.13
南陽市砂塚地内 上無川水路橋整備工 L=15.5m 三和メイテック
織機川水路橋整備工 L=16.2m ㈱
他
18,165,000
H25.9.24
H26.2.20
米沢市下小菅地 目地改修、分水ゲート更新
我妻建設工業㈱
内他
一式
3,150,000
H25.9.24
H25.12.13
高畠町大字竹森
目地改修一式
地内
齋藤土木㈱
1,207,500
H25.9.24
H25.12.13
川西町大字尾長 目地改修、分水ゲート更新
㈱藤島建設
島地内
一式
2,572,500
H25.9.24
H25.12.13
高畠町大字二井
除塵スクリーン新設一式
宿地内
㈱テイデイイー
3,990,000
H25.9.24
H25.12.13
米沢市広幡町大
取水ゲート更新一式
沢地内
我妻建設工業㈱
3,885,000
H25.9.24
H25.12.13
高畠町大字元和
流量調整弁更新一式
田地内
三和メイテック
㈱
12,915,000
H25.9.24
H26.2.20
川西町大字高山
揚水機建屋改修一式
地内
㈱石川工務店
2,887,500
H25.9.24
H25.12.13
揚水機 1基
高畠町大字中島
制御盤 1面
地内
吸水管 L=15.0m
東北機電工業㈱
9,450,000
H25.9.24
H25.12.13
工事場所
第一揚水機導管水路漏水補修工
南陽市赤湯地内
事
工事量
請負業者名
請負金額(円)
工 期
着 工
完 成
コンクリート360°巻立て
L=9.0m
安達工業
1,260,000
H25.5.9
H25.5.31
第一揚水機導管水路漏水補修工
コンクリート360°巻立て
南陽市赤湯地内
事⑵
L=12.0m
安達工業
2,142,000
H25.7.4
H25.8.9
業務名
業務場所
平成24年度(明許繰越)
農業体質強化基
米沢市六郷町桐
米沢平野地区農業体質強化基盤
盤整備促進事業
原地内他
整備促進事業測量設計業務
平成24年度(明許繰越)
農業水利施設保
川西町大字高山
米沢平野地区農業水利施設保全
全合理化事業
地内他
合理化事業測量設計業務
平成25年度
水田畑地化基盤
高畠町大字亀岡
亀岡二期地区水田畑地化基盤強
強化対策事業
地内他
化対策事業測量設計業務
平成25年度
高畠町大字糠野
黒井堰地区農業競争力基盤整備
目地内他
事業計画設計策定業務
県営土地改良事
業計画設計事業 平成25年度
米沢市塩井町塩
塩井地区農業競争力基盤整備事
野地内他
業計画設計策定業務
戸別所得補償実 平成24年度(明許繰越)
川西町大字高山
施円滑化基盤整 高山地区戸別所得補償実施円滑
地内
備事業
化基盤整備事業換地業務
会計種別
工事量
H25.9.19現在
工 期
着 工
完 成
業務名
一般会計
平成25年度
8款 企画調査費
在来幹線管理図作成業務
2項 調査費
平成25年度
県営かん排事業登記処理業務
業務場所
業務量
請負業者名
請負金額(円)
工 期
着 工
完 成
測量設計一式
山形県土地改良
事業団体連合会
2,310,000
H25.8.12
H26.2.10
測量設計一式
山形県土地改良
事業団体連合会
1,995,000
H25.8.12
H26.2.10
測量設計一式
山形県土地改良
事業団体連合会
1,848,000
H25.9.5
H26.3.10
計画設計策定業務一式
山形県土地改良
事業団体連合会
12,075,000
H25.8.12
H26.3.10
計画設計策定業務一式
山形県土地改良
事業団体連合会
2,730,000
H25.8.12
H26.3.10
換地業務一式
山形県土地改良
事業団体連合会
4,935,000
H25.9.6
H26.2.20
業務量
請負業者名
請負金額(円)
工 期
着 工
完 成
川西町大字洲島
測量業務一式
地内他
㈱ケンコン
2,730,000
H25.4.19
H25.12.16
高畠町大字深沼
調査測量業務一式
地内他
土地家屋調査士・
行政書士
大 類 修
2,560,000
H25.8.9
H26.3.10
6
和田維持管理組合
シリーズ
「維持管理組合紹介」三回目は、和田維持管理組合
を紹介します。当改良区では十六の維持管理組合が、支線部
U
算性を主にしており組合としては、
維持管理費を徴収しない方向で先輩
達から指導をいただいている現況で
す。
今後の課題として、いち早く基盤
整備を進めていくことと、土地改良
後四十年以上も経過しているため
字溝や排水路など、劣化してきてお
り、維持管理適正化事業など最大に
活用させて頂いて、改修にあたりた
いと思っております。
終わりに、各堰組合の方々と一丸
となり維持管理に努め、後世に引き
継ぎたいと思います。
(鈴木力 記)
分までの適正な水管理において最も重要な役割を担っていま
す。
もと
東奥山を主水源とし
て、東より西へ傾斜の
ある地形で、自然流水
のみで五百十町歩の水
田が潤います。大雨の
時は当然下流側下和田
地区が大洪水となりま
す。よって昭和四十二年頃より四ヶ
村堰土地改良区の事業が始まり、元
和田、下和田の一部が基盤整備事業
に加わりそれがきっかけで上和田・
中和田・下和田・佐沢地区と基盤整
備事業を旧和田土地改良区理事長我
妻一郎氏の基、 推進して来ました。
しかし、いまなお、馬頭地区、上和
声
№6
米部の活動内容は?
「あまい」と名付けたお米(※品種はコ
シヒカリ)の生産と販売です。面積十アー
ルの田んぼから、特別な日のプレゼントの
ように、特別な価値のある、愛のあるお米
をつくりたいとスタートした『米部』の活
動。おむすびと縁結びをかけて大切な人に
おむすびを贈るイベントや、ゴハンでケー
キを作るクリスマスイベントなど、「お米
を贈り物に」をテーマに、大人が本気で遊
ぶ『大人の部活動』に奮闘中です。
シリーズ「農家の声」六回目は、農業
の 未 来 を 担 う 若 者 五 人 が 結 成 し た『 米
部』を紹介します。南陽市を中心に活動
し て い る『 米 部 』 は 、『 大 人 の 部 活 動 』
と題して、お米にかかわる様々なイベン
トや商品開発に挑戦し、農業の力とお米
の魅力を発信しています。
米部が目指すところは?
大学を卒業し、 農業を継ぐため地元に
戻ってきたときに覚えた閉塞感。人との繋
がりと、思いついたことを好きなようにで
きる場を求めて出会った若者たちが、「自
分へのご褒美」や「大切な人への贈り物」
としてのお米を目指し、コットン袋入りの
お米「あまい」の販売を実現しました。こ
のひとつのプロジェクトのように、「お米
に付加価値をつけて、お米の新しい可能性
を探っていくこと」こそがこれからの農業
に必要なことだと確信しています。
これからの農業に必要なことは?
まい」お米ができました。
部員の星さんと松木さんにお話を伺い
ました。
コットン袋入り
(1kg)
1500円
「若者によるまちづくり活動」を応援す
る南陽市の「青年教育推進事業」の一環と
して、平成二十一年に結成されました。
「米
づくりをエンターテインメントに」と考え
ていた星さんが、部長の渡沢さんの人柄に
惚れ込み、他のメンバーに声をかけたこと
がきっかけでした。現在は『米部』として
独立し、平均年齢二十六.五歳の若者五人
で活動を続け、四回目の収穫を迎えたとこ
ろです。
米部結成のきっかけは?
の
お米「あまい」の魅力は?
お米
「あまい」
南陽の新ブランドとして、
をより多くの人に知ってもらうこと。「あ
まい」を通し
てお米の新し
い魅力を伝え、
遊びを媒体に
お米と農業、
地元置賜の未
来を切り開い
ていく、そん
な『大人の部
活動』を目指
します。お米
への甘い恋心
を忘れずに。
7
川井さん
星さん
『米部』のみなさん
(部長)
長谷部さん 渡沢さん 松木さん
農 家
何といっても味が「甘い」ところです。
その要因は、傷リンゴ、米ぬか、牛フンを
混ぜて作ったオリジナルの「リンゴ堆肥」。
春には田んぼ一面が真っ赤になるくらいの
リンゴを丸ごとまいて、稲の成長期には甘
酸っぱい恋愛俳句を詠み聞かせ、「あまい
エッセン酢」と名付けた酢をふりかける、
実に斬新な試みから、みんなに愛される「あ
甘
思 いっきり やかし て
い
ま す !!
て
て
育
3
田、下和田の一部が未整理で、その
ままの姿で現在の和田維持管理組合
に移行しております。水窪ダムが完
成し、東幹線も整備され、四号分水
和田区域
維持管理組合紹介 №
から十四号分水さらに、馬頭用水の
灌漑用水により末端までの水田を潤
しております。
和田地区には、八つの水利組合と
二十五の堰組合と十一のため池があ
ります。その為独自の権限と独立採
維持管理組合区域図
平成 25 年 11 月 29 日
沢 平 野
広報 米
第 59 号
広報 米
平成 25 年 11 月 29 日
沢 平 野
第 59 号
各 種 研 修 状 況
総代および役員の改選に伴い勉強会を実施しました
6月19日
維持管理組合会計及び監事事務研修会
維持管理組合会計担当及び
監事の事務研修会を行いまし
た。研修会では維持管理組合
規程から監査要領に至るまで、
維持管理組合の円滑な管理運
営と事業推進において重要な
内容を学び大変有効なものと
なりました。
6月7日
維持管理委員管内研修
維持管理組合長及び担当理事による維持管理委員全
18名の管内研修として、基幹施設等全11箇所の現地視
察を行いました。管内の水管理において最も重要な役
割を担う維持管理組合の代表として、改めて施設の重
要性を見直すことができました。
-研修コース-
水窪ダム
↓
農業競争力強化基盤整備事業
山上地区
↓
-質疑応答-
梓川維持管理組合
島軒隆一 会計
6月3日
-組合会計処理モデル地区報告-
四ヶ村堰維持管理組合
山木義厚 組合長
鬼面川頭首工
-説明-
総務課長 安部 敦
役員実務研修
役員実務研修として、事業実施施設全12箇所の現地
視察を行いました。初夏の青空のもと今後一層の事業
の充実を図るため、全役員が気持ちを新たにしました。
-研修コース-
国営二期事業 水窪ダム
↓
農業競争力強化基盤整備事業
鬼面川頭首工
↓
北沖揚水機場
↓
農業競争力強化基盤整備事業 高山地区
↓
淞郷堰揚水機場
↓
沼尻堀
↓
東幹線末端放流工
↓
沼尻堀
幸灌渠頭首工
蛭沢ため池
米沢(窪田東部)
地区
↓
農業競争力強化基盤整備事業 米沢
(窪田東部)
地区
↓
農業競争力強化基盤整備事業 上新田地区
↓
国営附帯県営かんがい排水事業 北沖揚水機場
↓
農業競争力強化基盤整備事業
高山地区
↓
梨郷地区湛水防除事業
第1排水機場
鬼面川頭首工
窪田揚水機場
↓
米沢
(八ヶ代)地区
↓
国営二期事業
↓
↓
高山地区
国営二期事業 沼尻堀
↓
地域ため池総合整備事業(調査計画事業) 蛭沢ため池
↓
農業競争力強化基盤整備事業 屋代郷
(塩森)地区
↓
国営二期事業 窪田揚水機場
6月14日
役員研修会
新執行体制のスタートに伴い
役員研修会を行いました。本研
修では外部より講師を招き、土
-講師-
地改良区理事及び監事の職務、 全国土地改良事業団体連合会
管理運営及び監査のあり方、さ 中央換地センタ-
らには全国的に土地改良区がか 所長 浦山正四 様
かえている諸問題について知識を深め、役職員の職務
意識向上を図ることができました。
-質疑応答-
浅深清市 総括監事
-質疑応答-
青野正明 理事
8
広報 米
第 59 号
沢 平 野
平成 25 年 11 月 29 日
各 種 研 修 状 況
9月3~4日
総代視察研修
総代視察研修として小水力発電の先進地である新潟県
五城土地改良区を訪問し、五城発電所を視察しました。
当改良区でも取り組みを目指している小水力発電につい
て学び、
「農業用施設を利用した再生可能なクリーンエネ
ルギー」
に対する期待をより一層高めることができました。
五城発電所視察
10月29~30日
役職員合同研修会
8月2日
役職員あわせて48名による合同研修会を、米沢市金池に
あるグランドホクヨウ
において行いました。
職員2名による意見発
表と外部より講師を招
いての講演により、自
らの課題を改めて見直
し共有する絶好の場と
なりました。
役員・維持管理委員合同研修
役員及び維持管理委員あわせて30名が、先進地視察
研修として新潟県の阿賀野川土地改良区を訪問しまし
た。用排水系統や緊急時の施設管理員の作業について
ご教示いただき、今後の維持管理に活かせる有意義な
内容となりました。
-講師-
東北農政局米沢平野農業水利事業所
工事第一課長 林みゆき 様
水利整備課業務係長
武田健一
総務課会計係長
佐藤博美
-研修コース-
-意見発表-
1 「土地改良と消費税」について……………佐藤係長
2 「労働者災害補償保険法」について………武田係長
-講演-
「土地改良区に求めること
~地域資源を次世代に、尊い仕事~」…林課長
7月18日、22日の 大 雨 に伴う管内施設状況
被 災 施 設 一 覧
市町
米沢市
施設名
市町
施設名
市町
施設名
下新田(前原)地内 支線用水路1
梨郷(和田)地内支線用水路2
柏木目排水路
下新田(前原)地内 支線用水路2
梨郷地内支線用水路2
高安ため池
窪田地内農地
俎柳地内支線用水路
(掛樋)
石岡揚水機
四ヶ村用水路
梨郷(竹原)地内支線用水路2
左近橋揚水機
大谷地排水路
中島揚水機
東幹線5,6号スタンド
赤湯堰
沼端第2揚水機
羽口第2揚水機
蛇沼堰
南陽市
沼南第5揚水機
高安第1揚水機前水槽
高畠町 田中揚水機
前の堂堰
大縄場第1揚水機
太子堂堰
大縄場第2揚水機
高安支線用水路2
(七五田)
小右エ門堰
大橋堰揚水機
高安支線用水路3
(戸立)
砂塚地内農道橋
味噌根支線用水路
梨郷3号排水路(砂塚地内)
関根地内農道、用水路
立林排水路
中落合地内農道
一の堰
西沢地区支線用水路
梨郷(和田)地内支線用水路1
二の堰
砂川揚水機
南陽市 梨郷1号排水路(梨郷地内)
梨郷(竹原)地内支線用水路1 高畠町 根岸堰
長岡地内支線用水路
五筒堰
梨郷地内支線用水路1
中才大曲堰
7月18日㈭、22日㈪と置賜地域は南陽市を中
心に近年にない集中豪雨に見舞われ、吉野川の一
部が氾濫したため、その流域では甚大な被害が発
生しました。当改良区では今後も関係機関と連携
し、状況の把握と対策に努めてまいります。
亀岡地内準幹線排水路
第1揚水機
水深94㎝
!!
害発生
被
川西町 北沖揚水機場
国道13号白竜湖入口
沼尻堀第1太鼓橋
立沼堀排水路
弁天橋
横堀排水路
白竜湖
平成25年7月23日㈫ 13:48 十分一山より撮影
9
~
七月三十一日㈬米沢南部
学童保育所つくしんぼクラ
ブの三~六年児童と指導員
あわせて三十六名を迎えて
『水とくらしの歴史発見』
を開
催しました。子どもたちに水
の大切さと施設の役割を実
感してもらうため、水窪ダム
をはじめ、米沢平野管内の施
設及び事業現場を一日
かけて巡りました。
水窪ダムでは、 監視
カメラの遠隔操作に挑
戦したほか、 管理トン
ネルを見学し、 大量の
水が流れる迫力に子どもた
ちは
「すごーい!」「うるさー
い!」と口々に声をあげてい
ました。『置賜の水瓶』という
水窪ダムの役割を肌で感じ
ることができたのではない
でしょうか。
「子どもたちに安全で安心
な食事を」と、この日の朝採
れたばかりの野菜と上和田
有機米で作ったおにぎり
セットをおいしくいただい
た後は、 身近な天然素材を
使ったリース作りを体験。松
ぼっくりや木の実、乾燥させ
たトウモロコシの皮やほお
ずきの実など、『自然からの贈
り 物 』を ふ ん だ ん に 飾 っ て 、
世界に一つだけのリースを
完成させました。
直前まで心配された天候
にも恵まれ、一日の行程を終
えた児童の代表より、さいご
に
「水の大切さがわかりまし
た」
と感想が述べられました。
14:40~
最上川から水を揚げる
仕組みを解説
体験学習
~リース作
り~
「ほおずきの
実どこに付
けようかな」
児童代表「水の大切さ
がわかりました」
記念撮影~リース完成~
東幹線用水
3号減圧ス 路
タンド
操作室見学~監視カメラの遠隔操作に挑戦~
10:5
講師:森具子先生
0~
~米沢平野管内農業用水施設めぐり~
ローダーの
試乗体験!!
大きな田んぼ
をつくる事業
を解説
0~
淞郷堰
揚水機場
12:3
11:3
0~
さんさん
ゆうきの里 ~
~昼食
ム
管理トンネル見学
水窪ダ
9:10
第 59 号
沢 平 野
広報 米
平成 25 年 11 月 29 日
第17回 水とくらしの歴史発見
減圧スタン
ドの仕組み
を解説
朝採り野菜と上和田
有機米で作ったおに
ぎりセット
「おいしい!!」
調理担当:本田良子さん
15:10~
高山地区
ほ場整備事業現場
16:2
0~
解散式
10
取水塔へのオイルフェ
ンスの設置状況
災害対策現地本部会議
了
六月二十七日㈭水窪大橋上
でタンクローリー車が横転し
積載していた燃料が水窪ダム
湖面に流入するという事故を
想定し災害訓練を実施しまし
た。
水窪ダムにおける災害等の
緊急時に迅速かつ適切な対応を行うことを目
的とし、水窪ダム災害対策本部構成員として、
山形県をはじめ三十八名が参加しました。
訓練では、災害対策本部及び現地本部の設
置と、取水塔及び東西分水工へのオイルフェ
ンスの設置を行い、緊急時には各関係機関が
正確に連携をとり合えるよう一つ一つの行程
と現場での手順を確認しました。
水窪ダムの水は、農業用水の他、水
道水や工業用水にも利用されています。
作業開始から二時間程でトラック一台
分のゴミが集められました。
ミの量は減少しているものの、今年も
空き缶、煙草の吸殻を拾うなど清掃作
業にあたりました。年々回収されるゴ
沢、刈安の各方面で、ペットボトルや
今年で十二回目を迎える活動では、
参加者が十四班に分かれ、矢沢、前ヶ
九月十七日㈫台風一過のさわやかな
秋晴れのもと、総勢一〇三名の参加者
にご協力いただき、水窪ダムクリーン
作戦を実施しました。
~クリーン作戦~
置賜の水瓶として安全で安心な水を守
設置完
収穫感謝祭
十月十七日㈭水窪ダム収穫感謝祭を厳
かに執り行いました。
今年は、雪解けの遅れによる代掻き期
間の延長、その後六月下旬までの小雨に
よる水窪ダムの放流調整、調整開始直後
の集中豪雨と、近年にない極端な気候変
動により、農作物へ
の影響が心配されま
したが、関係機関の
ご指導と組合員のみ
なさまのご協力によ
り無事に収穫の秋を
迎えることができま
した。
十一月九日㈯二十一世紀土地改
良区創造運動の一環として、南陽市
を行い、幅広い
世代に土地改良
区の役割や活動
ジャー」の放映
や水窪ダムパン
フレットの配布
が 主 催 す る 農 業 祭「 秋 の 収 穫 感 謝
祭」に参加しました。JA山形おき
たま南陽愛菜館前広場で開催された
農 業 祭 で は 、 D V D「 水 土 里 レ ン
21世紀創造運動~PR活動~
についてPRす
ることができま
した。
11
活動成果
へ参加
水窪ダム環境美化活動
るため、これからも水窪ダム周辺の環
境保護に努めてまいります。
南陽市農業祭
「秋の収穫感謝祭」
災 害 訓 練
万が一に備えて
平成 25 年 11 月 29 日
沢 平 野
広報 米
第 59 号
挨 拶
本日ここに、国営二期附帯北沖地区県営かんがい排
水事業の完成祝賀会が開催されるにあたり、ご来賓各
位のご臨席と受益者代表各位にご出席いただき、ご挨
拶申し上げる機会を得ました事は、誠に喜びに堪えな
い所で有ります。
北沖地区につきましては、現在は米沢平野土地改良
区水窪ダムを主水源とする国営西幹線、鬼面川左岸地
区の末流域に位置しておりますが、以前は黒井堰第二
区の末流域にあり、肥沃豊穣の地でありながら、かん
がい用水の安定確保にどれだけの労を費やした事か、
今は亡き先人の知恵と英断に、今の私にはとうてい計
り知れない北沖の歴史を紐解きながら偲ぶとき、目頭
が熱くなる思いが致します。旧北沖揚水機場はその昔、
電動機の出現に、松川三合目より五馬力のモーターと
五寸ポンプで二十町歩を潤し、 そののち戦前までは、
二十五馬力のモーターと三百ミリポンプによる揚水、
戦後にあっては、五十馬力のモーターと三百ミリポン
プ等を駆使しまして、五十二町歩を潤すかんがい施設
として、平成二十三年度の落水期まで維持・管理運用
してまいりました。しかしながら時の流れと共に、施
設等の老朽化は日を増すごとに進み、補修・改修等を
重ね揚水してまいりましたが、限界が近いことを見越
して、大々的な更新の必要性に、受益者の熱意と関係
機関各位のご理解とご助力等によりまして、事業推進
委員会を立ち上げ、幾度となく協議を重ねてようやく
国営二期附帯北沖地区県営かんがい排水事業に採択い
ただきました。施工委員会に移行しましてからは、調
査・測量設計ののち、受益者の見守る中、平成二十一
年度の施工開始より四年の歳月と四億二千万円もの巨
費を投じまして、工事の安全には十分に配慮いただき、
この程無事、近代的な北沖揚水機場と付帯設備の完成
を見るに至り、完成祝賀会を開催する事が出来ました
事、誠に喜びに堪えません。
施設の概要等につきましては、最上川、淞郷堰の左
岸取水口より導水しまして、鉄筋コンクリート造りの
建屋に、吸水槽と除塵機が付き、電動機出力七十五キ
ロワット二台と三百五十ミリ二台の横軸両吸込渦巻ポ
ンプによる揚水、更には、六百ミリから五百ミリのパ
イプラインに
よりまして、
支線用水路へ
は、一号・二
号分水工によ
り吐出、第三
号分水は、約
二キロ上流、
主要地方道高
畠・川西線と
交差する吉島
一号用水路、
上小屋江第一口及び谷地口分水迄送水して放流、ここ
から更に分水し、佐戸江用水路へも注水しまして、総
受益面積二百八・ 七町歩を潤すかんがい施設として、
ここ平成の世に完成致しました。これ偏に、関係機関
各位のご理解とご助力の賜物と厚く感謝の程申し上げ
ます。
まして、二十四年度は日照り続きの年、当地区に於
きましては、かんがい用水の確保は節水調整を余儀な
くされる状態で有りましたが、それでも例年以上にも
増して豊穣の秋を迎えられました事に、当初の予定よ
り一年早く、試験運転の安全祈願祭が挙行出来ました
事は、担当役員としまして、これほどに北沖揚水機場
の有難さを思った事はございません。これによりまし
て、当初の目的である施設の機能回復と維持管理の軽
減、更には、かんがい用水の安定確保と、地域農業の
生産性向上、農業経営の安定化に十分対応出来るもの
と確信し、本事業の完成を祝うもので有ります。
また、北沖揚水機場入口門扉の銘板につきましては、
米沢平野土地改良区佐貝理事長の直筆を基に作成して
いただきました事、誠に有難うございました。
結びに、北沖揚水機場の維持・管理運営には万全を
期しまして、この肥沃にして豊かなる美田と謳われる
洲島・北沖の郷を十分潤す事でしょう。
ご来賓の皆様と北沖地区受益者各位のご健勝とご繁
栄を祈念致しまして、甚だ簡単租辞ではございますけ
れども、一言挨拶とさせていただきます。
利 廣
北沖地区担当役員 寒河江
十一月五日㈫第三十二回
山形県土地改良大会が山形国
際交流プラザで開催され、当
改良区では伊藤邦彦理事と我
妻晃子主事の二名が土地改良
功労者として、土地改良事業
団体連合会会長より感謝状を
授与されました。
我妻晃子主事
伊藤邦彦理事
成祝賀会
-北沖地区県営かんがい排水事業- 完
第 59 号
沢 平 野
広報 米
平成 25 年 11 月 29 日
おめでとうございます
旧北沖揚水機場
12
広報 米
第 59 号
沢 平 野
賦課金の納入は、口座振替でお願いします
取扱い金融機関
平成 25 年 11 月 29 日
賦課金納入は口座振替の
利用をお勧めします
○山形おきたま農業協同組合 ○ゆうちょ銀行
○山形銀行 ○米沢信用金庫
○きらやか銀行 ○山形第一信用組合
注)山形おきたま農協のみ
窓口扱いができます
こんな時は必ず届出をお願いします!
◆組合員の資格等に変更があったとき
◎農地の移動
(売買、賃貸借、交換等) ◎農業者年金等による経営移譲
◎生前一括贈与または死亡による名義変更 ◎住所の変更
◆農地を転用するとき
◎公共用地
(道路、水路)への買収による転用 ◎田んぼを宅地等への転用(一部畑賦課地域も同様)
●問い合わせ先 総務課賦課徴収係 ☎23-0015
◆土地改良施設等を使用したいとき
◎雨水排水や合併浄化槽処理水の放流 ◎土地改良施設用地を出入り口等他目的に使用
●問い合わせ先 水利整備課業務係 ☎23-3070
滞納賦課金は新しい耕作者が負担
農地の移動(売買等)の場合、滞納賦課金の農地を取得しますと土地改良法の規定により、取得した組合
員が滞納賦課金を納付しなければなりません。
必ず、土地改良区に未納があるか確かめてから契約するように注意してください。
賦課金を滞納されている組合員の方へ
償 還 完 了
土地改良区の賦課金は、各施設の維持管理費や
各事業の償還金に充当する重要な運営費で未収が
多くなれば土地改良区の運営に支障をきたし、ま
た、組合員間に不公平等が生じますので、
関係組合員の皆様にはこの厳しい農業情勢の中、長
年にわたりご理解とご協力を賜り心より感謝申しあげ
ます。平成24年度において下記3地区の事業費償還が
完済となりました。誠にありがとうございました。
組合員の皆様には、何卒ご理解ご協力をくださ
るようお願い申しあげます。
矢野目地区団体営土地改良総合整備事業
西割坂下地区団体営水田汎用化土地基盤整備事業
小山田地区県営土地改良総合整備事業
滞納している組合員の方には、滞納処分
(差押え等)
を執行します。
工事着手
~高山地区農業競争力強化基盤整備事業~
高山地区農業競争力強化基盤整備事業(農地整備
事業経営体育成型)は、平成23年度に事業採択され、
同年測量設計を実施し、平成24年度予算の一部を繰
越し平成25年度工事着手となりました。
計画受益面積113.0haのうち、43.6haの面工事と揚
水機場の建設を現在施工中です。関係組合員のみな
さまには今後ともご理解とご協力を賜りますようお
願い申しあげます。
13
「食」
毎日食べるご飯が私たちの
心と身体をつくり、生きるこ
とに繋がる。食べることは健
康の基本であり、生きること
の基本なのだ。炊きたての白
いご飯とお味噌汁と少しのお
かずとお漬物。とてもシンプ
ルだけど、ひとつひとつの素
材にこだわった
「一汁一菜」は
極上のごちそうとなる。これ
こそが日本の
「食」の原点であ
る。
人が生きるために必要なも
のは、 清浄な緑と空気と水。
これらが見事にそろったここ
置賜の地で
「食」づくりに専念
している三奥屋。「食」
づくりは
この土地の
「価値」
づくり。
「食」の文化から
「土地」の文
化が高まる。つまり
「町」づく
社長が優しい眼差しで丁寧に
話してくださった。
なるような故郷の味を子ども
たちに伝えていきたいと、近
『晩
三奥屋を代表するお漬物
菊』
は、山形で採れる春の山菜
えた近社長の姿勢がとても魅
なら十四㎞圏内”
のように、地
く旬の時期に収穫し、丁寧な
元 の 素 材 を 大 切 に し て い る 。 下ごしらえを施して、熟成蔵
素材の約九割は契約農家によ
にある六尺樽の中で一~二年
るもので、このうちの六割が
という時間をかけて熟成させ
ここ置賜産。お漬物はシンプ
る。さいごに各々の素材を梅
ル な 食 べ 物 だ け に 奥 が 深 い 。 酢であわせてできあがり。独
山形のお漬物は質も種類も日
特の香りと味わいが、あつあ
本一。その場で味付けをする
つのご飯の友として私たちの
料理とは違って、お漬物の味
食卓に届けられる。
は最低でも一日置かなければ
「山形の食文化」
わからない。だからこそ愛情
「和食」
は、
と い う 名 の 手 間 暇 が か か る 。 世界に誇る日本の
身体が喜ぶ最もバランスのと
雪国の暮らしの中で保存の知
れた食事。その
「和食」にそっ
恵が凝縮された、まさに愛情
料理。山形にとってお漬物は、 と彩りを添えるお漬物。この
お漬物を通して、山形の食文
家庭の味、おふくろの味その
化を広く全国に伝え、地元置
ものなのだ。
賜の郷土力を高めていけたら
「晩菊」
本当にしあわせなことだと、
「食」の未来をまっすぐに見据
して明記している。例えば
“ワ
ラビなら十二㎞圏内”“菊の花
力的だった。
の素材を別々に塩蔵するとこ
ろから始まる。素材の最も輝
「お漬物は愛情料理」
元禄時代に建てられたとい
う茅葺き屋根の事務所が江戸
時代から続く歴史を今に伝え
る三奥屋。 この地はかつて、
最上川を利用した船便の最終
船着場だったそう。旅篭や廻
船問屋などが軒を連ねる集落
で味噌や醤油の醸造をしてい
たのが始まり。「食」
の基盤であ
る
「農業」を支え、共にこの地
域を元気にしたいという先代
の思いから、 昭和二十三年、
お漬物を本業とした株式会社
三奥屋が誕生した。
老舗
「三奥屋」
から晩秋の菊花までの十種類
三奥屋では、産地から工場
までの距離を
“マイレージ”と
“もってのほか菊”の収穫
りは
「食」づくりそ
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
編 集 後 記
編集にあたり関係各位の御協力
に心より感謝申しあげます。 今年
は米の出来高が大変良くうれしい
限りですが背景には米価の下落や
石油の高騰など、 豊穣の年とは言
えないでおります。 終わりに、 今
号 に 関 す る ご 意 見・ ご 感 想 、 次 号
に向けての情報等をお待ちしてお
りますので是非お寄せください。
(青野)
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
14
この印刷物は大豆油にかわり米ぬか油を
使用したライスインキで印刷しています。
のもの。この土地
で培われてきた
熟成藏~六尺樽(江戸中期製)~
▪発行日/平成二十五年十一月二十九日 ▪編集/米沢平野土地改良区 〒九九二︱〇〇一二 米沢市金池五丁目九番五号 ☎〇二三八︱二三︱〇〇一五 ▪印刷/株式会社 川島印刷
ども無性に恋しく
謝する精神をはぐ
くみ、素朴だけれ
手をあわせ多くの
人の働きと命に感
に家族がそろって
は
「故郷」を愛する
こと。ご飯の時間
「食」を愛すること
三奥屋事務所(元禄初期建造)
第 59 号
沢 平 野
広報 米
平成 25 年 11 月 29 日
米沢平野管内スポット
~代表取締役社長 近 清剛 さんにお話を伺いました~
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