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Adam family Sales Guide Book
Adam family
Sales Guide Book
目次
Ⅰ.これからは仮説検証型営業 ............................................................................................1
1.現在の市場に対応しにくい既存の営業スタイル................................................................... 2
2.仮説検証型営業とは ........................................................................................................................ 3
3.IT 業界と仮説検証型営業.............................................................................................................. 7
4.仮説検証型営業の有効プロセス ~6A メソドロジー~ ................................................... 9
Ⅱ.Adam family の適用事例 ............................................................................................... 11
1.介護保険と Adam family................................................................................................................12
2.Adam family の適用範囲...............................................................................................................18
Ⅲ. Adam で備える大量データ分析の時代 .................................................................. 21
1.あらゆるビジネスで求められるデータ分析の発想 .............................................................22
コラム 統計の種類.........................................................................................................................23
2 データ分析に最適なシステムとは.............................................................................................24
3.データ分析に使えるデータとは ..................................................................................................26
4.データ分析までの流れ...................................................................................................................28
コラム データクレンジングの必要性 .......................................................................................30
Ⅳ.Adam マジック..................................................................................................................... 31
Q Adam family の機能の中でビックリしたものは? ..............................................................32
Adam マジック 1 大量データの超高速集計 ...........................................................................35
Adam マジック 2 らくらく表作成 ...................................................................................................37
Adam マジック 3 感動の表内・表間演算.................................................................................39
Adam マジック 4 柔軟な項目・カテゴリの定義......................................................................41
Adam マジック 5 Excel でできる OLAP 分析..........................................................................43
Adam マジック 6 瞬時にできるキューブ生成.........................................................................45
Adam マジック 7 多種多彩なファイル形式と相互変換......................................................47
Ⅰ.これからは仮説検証型営業
多くの産業が成熟期へと移行し、
市場も需要開拓型へ変化しつつある今、
私たちは、営業スタイルの革新を迫られています。
これからの時代は、仮説検証型営業でなければ
対応できないとゼッタテクノロジーは考えます。
1 現在の市場に対応しにくい既存の
営業スタイル
“作れば売れる”時代の営業スタイルでは、
現在の成熟期産業、需要開拓型市場には対応で
きません。
大部分の産業が、右肩上がりの発展を期待できる成長期を過ぎ、成熟
期へと移行しつつあります。ひととおりのモノを誰もが揃えている今は、
購買意欲がわきにくい、つまり“ほしいものが、わからない”時代といえ
るでしょう。これからは需要そのものを開拓していくことを考えなくては
なりません。
かつてのプロダクト志向・マス志向の営業スタイルが通用したのは、
“作れば売れる”市場だった頃の話です。市場が需要開拓型へと変化
した現在、私たちは営業スタイルについての考え方を見直さなくては
なりません。
また今の日本は、多義性・複雑性・不確実性の時代にあります。安定
期にあった時代に比べ、市場傾向についても長期予測は立ちにくくな
っています。
こうした時代を勝ち抜くために最も重要なのは、顧客のウォンツ(隠され
たニーズ)を読み取ることです。そのために有効な営業スタイルこそ、
『仮説検証型営業』であるとゼッタテクノロジーは考えます。
2
Adam family Sales Guide Book
2 仮説検証型営業とは
仮説検証型営業のベース(1)
--------“仮説の立案”。
仮説検証型営業は、その名のとおり、仮説検証によって進められます。
まずは、市場の近い将来を類推し、顧客との対話からウォンツ(隠れた
ニーズ・問題・課題)を見つけ出します。次に、このウォンツに対応しう
る仮説を立て検証していきます。仮説検証は、最終的に顧客が納得
できるまで、改善を繰り返しながら続けられます。顧客の問題解決まで
には、製品だけでなく、さまざまなサービスやノウハウが関わってくるは
ずです。ある一つの製品があれば解決というケースは希少でしょうし、
一方的に製品を売ってクロージングとはいかないでしょう。すなわち、
仮説検証型営業とは、ただの製品販売業ではなく、むしろ便益提供業
であり問題解決業だといえます。
▼出典
Above reference from
“The Profit Zone”
written
by Adrian J Slywotzky
&David J.Morrison
著名な経営コンサルタントの1人 Adrian J Slywotzky は、その著書”
The Profit Zone”の中で、「製品からの視点だけでは小さな利益(Little
Box)しか生み出せず、様々なサービスや支援への要求を含む顧客の
視点に立ち、大きな価値(Big Box)を提供すべきである。」と語ってい
ます。
I. これからは仮説検証型営業
3
仮説検証型営業のベース(2)
--------“顧客との対話”。
仮説検証型営業の大きな特徴は、製品本位ではなく“顧客本位”で
あること。多様化が高度に進み、製品やサービスを選ぶ顧客の目が
非常に厳しいこの時代に、従来の顧客満足のレベルのままでは不充
分です。一歩上を行く“顧客感動”のレベルまで製品やサービスを引
き上げる必要があります。もはや、顧客や市場の声を聞くことなくして、
製品やサービスの開発は困難だといえるでしょう。仮説検証型営業
のプロセスは、顧客中心の協働(コラボレーション)によって進められ、
顧客との対話はあらゆる場面で行われます。仮説検証型営業は、常
に顧客に問いかけることで納得してもらう“納得型営業”であるともい
えます。
4
Adam family Sales Guide Book
組織力を最大限活用できる
ダイヤモンド型営業で。
仮説検証型営業は、組織単位の活動となります。これは、製品販売で
はなく、より難易度の高い問題解決が目標であるからです。従来の個
人商店型営業はバタフライ型であり、いくら個人の力量が高くとも、解
決できる問題にも限界があります。それに対し、多くの能力や情報網
にアクセスでき、フォローアップ体制もできあがったダイヤモンド型の組
織一体型営業なら、飛躍的に問題解決力が上がります。
▼出典
岩島嗣吉・山本庸幸著、
「コンシュマーレスポンス
革命 情報テクノロジー時
代の製販 一体化戦略」
ダイヤモンド社、(1996)
P47 を変更
I. これからは仮説検証型営業
5
顧客との関係は、
Win-Win のパートナーシップ。
仮説検証型営業における顧客との関係は、ともに成功を収める
▼SWOT
企業を分析/評価する
手法のひとつ。
強み(Strength)、
弱み(Weakness)、
機会(Opportunity)、
脅威(Threat)
の 4 つの側面から分析を
行う。強み、弱みは内部
環境、機会、脅威は外部
環境における要因。
▼出典
Hideyuki Nakabayashi
Office
中林 秀之
6
Adam family Sales Guide Book
“Win-Win”のパートナーシップ。そのために、自社と顧客の SWOT を
分析した上で、双方の S(強み)を活かし合える営業内容を定めます。
3 IT 業界と仮説検証型営業
今、求められる IT の新しい役割。
それが、仮説検証能力。
企業システムに課せられた従来の役割といえば、効率的データ処理
でした。しかし、それだけでは、現在の多義性・複雑性・不確実性の時
代には対応できません。これからの IT に求められる新たな役割は、不
確実な時代の先を読むための“仮説検証”能力です。企業は、データ
分析によって“ありのままの姿”を映し出し、仮説検証によって“将来あ
るべき姿”を描き出し、全体最適化へ向かう経営戦略を立てなければ
なりません。これら“イノベーション”の一連の流れを推進することが、こ
れからの IT の使命だといえます。
ただし、基幹業務を担う従来のシステム(基幹系システム)の役割がなく
なることはありません。データ分析や仮説検証のためのシステム(情報
系システム)との棲み分けを考えるべきでしょう。なぜなら、この二つの
システムは全く目的も性格も異なるため、別物として構築されなければ
ならないからです。
また、情報系システムにとっては、高所から新しい経営・運営環境を創
▼イノベーション
イノベーションを提唱した
J・シュンペーターの定義
は『革新的なある一つの
アイデアから始まり、製品
化・サービス化の階段を
経て顧客のもとへ行き渡
る、その“一連のプロセス
全体”に適用される概
念』。 P・F・ドラッカーも
『企業の目的意識に基づ
いて実行される“体系的
な仕事”』と表現している。
造するイノベーションの視点だけでなく、現況の情報活用レベルから
調整・改善をはかるソリューションの視点も数多くの局面で必要となる
でしょう。その点、対話を重要視する仮説検証アプローチは、イノベー
ション、ソリューション双方に有効な手法です。
I. これからは仮説検証型営業
7
IT業界こそ求められる、
仮説検証型営業。
企業の“あるがままの姿”と“あるべき姿”を描き出し、経営上の重要な
意思決定を支援する、情報系システム。より顧客満足度の高いシステ
ムを構築しようとするなら、顧客の声から将来の姿を描き、現状からの
確実なステップアップの実践を支援することになるでしょう。これはすな
わち、顧客との対話によって作業を進めていく仮説検証型営業そのも
のに他なりません。理想的な情報系システム構築プロセスと仮説検証
型営業プロセスは、互いに重なりあう部分が多くあります。
8
Adam family Sales Guide Book
4 仮説検証型営業の有効プロセス
~6A メソドロジー~
A クラスの営業チームになるために。
6 段階からなる有効プロセス。
仮説検証型営業のスタイルを実現するために、次にご紹介するプロセ
▼マクロ環境
スを辿っていくことをおすすめします。大切なのは、最初の準備段階
マクロ環境とは、企業や
組織を取り巻く外部環境
のことで、機会や脅威を
生み出す力となる。具体
的には、人口統計的環
境、経済環境、技術環
境、政治環境、社会環境
などがある。
でしっかりと現状を再認識すること、そして全体を通してデータ分析や
統計の視点を持つことです。仮説は、そうした基礎があってはじめて立
案や検証が可能になります。
Arrangement 【準備】
▼顧客志向社会
実際の営業活動や仮説立案を行う前に、まずは現状の再認識をしな
ければなりません。既存の顧客であれば、キメ細かいレベルの情報ま
で調べ上げて、まずは“実態”を正確に把握すること。新規に開拓した
顧客なら、既存顧客との実績を加味しながら“実態”を想定します。
Analysis 【分析】
現在の企業は、多様化し
刻々と変化する顧客の
個々の要求にジャストフ
ィットした商品やサービス
を提供する必要がある。
こうした社会においては、
単一の企業が顧客ニー
ズに応えることは難しい。
各企業は、開発/生産
から消費者までのリアル
タイムな連携が可能なバ
リューチェーンを構築し、
高度なコラボレーションを
実現 する た め の 仕組 み
作りを模索している。
マクロ環境から、市場と顧客の関係、もしくは市場における顧客の変
化を分析していきます。その際、重要なのは、顧客自身が“顧客志向
社会”に含まれていることを理解しなければなりません。ですから、顧
客の取引環境を想定し、現場がどう機能しているかをチェックする必
要があります。また、次の仮説立案のプロセスに移る準備として、顧客
とあなたの会社の SWOT 分析などを行っておきます。
▼SWOT 分析
企業を分析/評価する
手法のひとつ。
強み(Strength)、
弱み(Weakness)、
機会(Opportunity)、
脅威(Threat)
の 4 つの側面から分析を
行う。強み、弱みは内部
環境、機会、脅威は外部
環境における要因。
I. これからは仮説検証型営業
9
Assumption 【仮説立案】
いよいよ仮説を立てていくわけですが、この仮説は当然、顧客にどこま
での、どのようなベネフィットを与えられるか、という内容が中心となりま
すが、自社が犠牲になるような仮説は避けなければなりません。仮説
は、顧客の SWOT とあなたの会社の SWOT のうち、互いの S(強み)が
重なり合うものが最上です。そうした視点を持ちながら、営業達成シナ
リオを策定していきます。営業活動目標を具体的に決める、チーム内
共通認識を固める、といった作業も必須です。
Action 【提案実施】
立案した仮説にそって顧客とのコラボレーションを進めていきますが、
実施にあたっては、顧客へのヒアリングが不可欠です。また、課題を具
体的にピックアップし、体系化することも求められます。必要ならその
都度シナリオを調整しながら、仮説を検証していきます。
Assist & Add value 【付加価値提供】
提案内容をただ導入に移すだけでなく、導入前のコンサルテーション
から導入後のアフターサービスまでを含め、トータルなベネフィットを提
供できることが重要となります。仮説検証型営業は、提案内容がクロー
ジングすれば完了ということはありません。むしろ、導入後のアフター
サービスや次のプロセスである評価が大事になってきます。
Assessment 【評価】
提案内容を実施した結果、どのような成果が上がり、どのような課題が
残ったか。仮説そのものを評価し、次の再提案へとつなげていきます。
10
Adam family Sales Guide Book
Ⅱ. Adam family の適用事例
仮説検証型営業とは、顧客との対話を重視し、
ただの製品販売にとどまることのない、
問題解決業であると述べました。
では、具体的にどのような営業プロセスを経て、
Adam family は顧客に受け入れられていくのか。
実際の事例をご紹介していきましょう。
1 介護保険と Adam family
Adam family を使った仮説検証型営業の一例として、『介護保険第 3
期事業計画策定支援システム』のケースをご紹介しましょう。
このシステムは、介護保険事業計画のコンセプトに沿って、介護給付
額を抑制するための様々な施策を立てるにあたり、必要となる介護給
付費や介護サービス見込み量のシミュレーションを行うために開発さ
れました。しかし、開発は容易ではなく、ある保険者の方との“二人三
脚”の末、ようやく実現にこぎつけたのです。
Adam family を使った仮説検証型営業の例
~介護保険第 3 期事業計画策定支援システム~
▼事業計画策定
現在、平成 18 年に改正さ
れ る 介 護 保 険 法を 目 前
にし、保険者は、第 3 期
事業計画の策定に取り
組んでいる最中。この第
3 期事業計画策定の主眼
は、介護給付額をなるべ
く低く抑えることにある。
担当 : 石間照将
e-Japan 本部
プロジェクトサブマネージャ
まず、担当されている製品について教えてください。
石間 : 『介護保険第 3 期事業計画策定支援システム』といいまして、
▼日常生活圏域
市町村全域を単位とする
のではなく、身近な生活
エリアに様々なサービス
拠点を配置することを念
頭に定める基盤整備の
単位。具体的には、市町
村内をいくつかに分割す
るわけだが、その方法は
各市町村次第。面積や
人口だけでなく、旧行政
区、住民の生活形態、地
域づくりの活動の単位な
ど各地域の特性を考慮し
て決められる。
12
Adam family Sales Guide Book
保険者の皆さまの事業計画策定の支援を行います。具体的
には、給付実績データなどを使って、日常生活圏域ごとに、
介護給付費や介護サービス見込み量のシミュレーションを行
い、地域特性を反映した将来推計を短時間で自動算出する、
というものです」
そのシステムで採用されている Adam family は?
石間 : 「集計/分析/表作成エンジンとして Adam-Report が組み込
まれていますし、シミュレーションのための Adam-Olap for
Excel も入っています。介護保険では当然、多種多様で膨大
なデータを取り扱うわけですから、Adam-Report の舞台として
は申し分ありません」
保険者の皆さまの評価は?
▼Adam-Report
Adam family 製品のコア
的存在。従来の RDB の
常識を超える新発想から
生まれた、多次元集計レ
ポーティングシステム。超
高速な集計/分析が可
能になる。
▼Adam-Olap for Excel
石間 : 「介護保険の事業計画策定支援、というジャンルがすでに特
殊ですし、この中ではほとんどワンアンドオンリーのシステム
だと思います。多機能、高性能でもあるので、皆さまには高く
評価されていると思います。ここまで性能、機能が上がったの
Adam family 製品のひと
つ。Excel ベースのやさし
い操作性で誰にも手軽に
分析できる、多次元キュ
ーブ生成 OLAP ツール。
キューブ生成の超高速な
ため、リアルタイムな分
析が可能に。
は、保険者の方との“二人三脚”の成果ですね」
“二人三脚”とは?
石間 : 「バージョン 1.0 の頃からお使いいただいている保険者の方が
いらっしゃいまして、この方の多岐にわたるご要望にお応えし
ているうちに製品が形づくられていった印象があります。介護
保険の背景や事業計画の内容については知ってはいましたが、
具体的にリアリティをもってシステムのコンセプトを考えることが
できたのは、この方との出会いが大きかったように思います」
実際の開発の進め方は?
▼バージョン 1.0
『介護事業スコアシステ
ム』のバージョン 1.0 のこ
と。国保連合会からの給
付実績データや、都道府
県・市町村保険者が独自
に所有しているデータを
有効活用し、保険者とし
ての課題を把握すること
で、市町村保険者の介護
サービスの適正化を支援
する。
石間 : 「まず、ご要望を引き出すためのディスカッションを行います。
先方より、課長会議の資料を反映したシステムのビジョン、そ
のために欲しい機能を伺います。それに対し、不可能なこと、
▼課長会議
全国介護保険担当課長
会議のこと。
不要なことがあれば申し上げ、実現可能で必要と思われるア
イディアをロジックとして組み込んでいきました」
Ⅱ. Adam family の適用事例
13
例を一つ、挙げていただけますか?
石間 : 「『介護保険第 3 期事業計画策定支援システム』のセールスポ
イントの一つがシミュレーションのための豊富なパラメータ設定
なのですが、これも保険者の方の“もっとパラメータ、イジれな
いの?”という一言でした」
そのリクエストに対する解答は?
石間 : 「パラメータ自体をシステム本体に組み込み、設定画面を持
つのも不可能ではありませんでしたが、私たちのチームでは、
パラメータファイルを Excel 形式で別に持つという形態をおす
すめしました。これですと、使い慣れた Excel で編集できます
し、パラメータをさらに増やすことができるからです」
なるほど、“二人三脚”ですね。
石間 : 「パラメータをいろいろ設定しながら、クロス表を何回も出して
検証していただいてもいます。もちろん、ゼッタテクノロジーで
も検証は行っていますが、実データには精度検証の面ではか
なわない部分がありますから、ありがたいですね」
どうしてそれほど良好な関係になれたのでしょう?
石間 : 「“介護保険を勉強しているから対等に話せる”とは言ってい
ただいています。他の業者にはあまり見られない、とも…。もう
一つは、このシステムについての私たちのポリシーをご理解い
ただいているからだと思います」
ポリシーとは?
石間 : 「“このシステムは保険者の皆さまとともに成長する”というも
のです。二人三脚でシステムを育てていただいた保険者の方
は、“全国の保険者が、それぞれに介護保険のシステムはこう
あるべき、という思いを持った方がいい”とおっしゃいます。私
も同感です」
14
Adam family Sales Guide Book
そうした想いがシステムを成長させるのですね?
石間 : 「そうですね。私たち営業は、そうした“あるべき”という想いを
上手に引き出せる技術を身につけなければなりません」
保険者の皆さんには、システムにどんどんふれてほしいですね。
石間 : 「だから私は、“暇なときにでも、クロス表の一覧、見ておいてく
ださい”と申し上げています。クロス表は 175 種類あるのです
が、眺めていると発見がありますし、施策のヒントにもなるでし
ょう。何よりも、保険者の方自身がシミュレーションすることを楽
しめると思うのです」
システムの今後の成長は?
▼予実管理機能
石間 : 「次のバージョンアップでは、予実管理機能を搭載する予定で
す。予実管理が可能になれば、保険者の皆さんが自発的にシミ
ュレーションを重ねて、自ら施策を立てることができるようになり
ます。これが、保険者の皆さんの“あるべき姿”だと思うのです」
予算と実績を比較し、さ
まざまな評価軸から達成
状況を明らかにするのが
予実管理機能。目標を達
成していない場合は必要
な対策を検討しなければ
ならない。
最後に。現在の営業スタイルはいかがですか?
石間 : 「私は平成 16 年の入社なのですが、その前は、介護用品の
営業を担当していました。その頃はいわゆる“押しつけ型営
業”で、最終的には値引き勝負なんですよ。これではつまらな
いです。今は、先方に納得してもらえるまでお話を伺う“納得
型営業”を志していますが、やりがいがあると思っています」
Ⅱ. Adam family の適用事例
15
Arrangement 【準備】
介護保護法改正のポイント、給付費が依然として増加傾向にある介護
事業の現況および問題点などを記事や資料、あるいはお客様や関係
者の方への取材によって調べ上げました。
Analysis 【分析】
介護保険事業における環境の変化や地方保険者に求められる役割を
分析。さらに、保険者であるお客様とディスカッションを行い、システム
のビジョン、ほしい機能など要望を広く伺いました。
Assumption 【仮説立案】
保険者であるお客様に求められるのは、介護サービス適正化であり、
介護給付額を抑える施策の立案。そのためには、介護給付費、介護
サービス見込み量についての高精度なシミュレーションが必要との仮
説を立てました。その観点から先方の要望を洗い出し、豊富なパラメ
ータ設定など必須となる機能をピックアップ。これらをロジックとしてシ
ステムに組み込むことを提案しました。
Action 【提案実施】
提案したシステム設計プランに対し、お客様よりさらなる要望が必ず生
まれます。そのすべての是非を検証し、必要であれば優先的に組み
込むことを考えなければなりません。お客様にも動作検証でご協力い
ただきました。
16
Adam family Sales Guide Book
Assist & Add value 【付加価値提供】
導入後もお客様とはマメにお会いするようにしていますし、もっとシス
テムにふれてもらえるよう、“暇なときにクロス表一覧、見てください”な
どと現在もお声がけしています。施策のヒントになればと思うことをお伝
えしています。
Assessment 【評価】
今バージョンの評価をもとに、次期バージョンのアップグレードプランを
進めています。予実管理機能を搭載する予定です。
Ⅱ. Adam family の適用事例
17
2 Adam family の適用範囲
Adam family は高性能、高機能ですが、決して万能ではありません。こ
のことをまず、頭に入れておいてください。その強みを最大限に発揮
するためには、“数千万単位の大量データが対象である”“目的は情
報系システムである”などのいくつかの条件をクリアしなくてはならない
のです。Adam family の適用範囲を知っていただくために、今までに特
に有効だった事例を簡単にご紹介しましょう。
◎ 製薬会社K ...................................................................................
課 題
販売支援
大量かつ多種多様な販売情報を可視化することによって、
全国のセールスマンの販売活動を支援したい。
▼Adam-Report に
よる BI
BI(Business Intelligence)
システムは、企業や組織
に蓄積された膨大なデ
ータを活 用 し、多 くは意
思決定を支援するため
の分析/集計結果を提
供するのが目的。このケ
ースでは、セールスマン
の要求に対し、顧客情
報、売上実績情報、製品
情報といった各種情報
のデータベースから的確
な集計結果がリアルタイ
ムに提供されているわけ
で、Adam-Report の高速
性 が最 大 限 に活 かされ
ている。
18
Adam family Sales Guide Book
解決策
Adam-Report による BI システム
300 名のセールスマンがいつでも、どこでも販売情報にア
クセスでき、検索集計結果を顧客にリアルタイムに提出で
きるようになった。また、製品を売り忘れている顧客が把
握できるようになった。
効 果
売上増 10%
キメ細かなセールスアプローチが可能となり、10%の販売
売上増という結果に。
◎コンビニエンスストアF...................................................................
課 題
▼併買分析
スピーディな併買分析
全国 6000 店の店舗ごとに 1 日 1000 万件の POS データを
集計し、併買分析に活用していたが、他社システムだと分
析結果が出るのに 4~5 日かかっており役に立たなかった。
解決策
POS データなどを元にし
て、一緒に買われる商品
の組み合 わせを 見つけ
出す分析手法。データマ
イニングの代表的な応用
例のひとつ。
Adam-Report による超高速集計システム
数日かかっていた集計が、Adam-Report 導入により 7~8
時間に大幅短縮。併買パターンの膨大な組み合わせも、
躊躇なく試せるようになった。
効 果
最適な仕入プランの実施、売上増
むだのない仕入、効果的な棚割が可能となり、多くの店
舗で売上増につながった。
◎ 全国の国保連合会 ......................................................................
課 題
帳票管理出力システムの効率的開発
各都道府県で独自に管理されていた帳票システムを統
一化し、効率のよい運営をめざしていたが、帳票種類の
多種多様さ、データの膨大さがネックに。
解決策
Adam-Report&Adam-Writer を導入し開発を効率化
中間ファイルを設定し、高速で大量データに強い
Adam-Report が活かせて、開発効率のよいシステム設計
に。また、中間ファイルからの帳票出力を Adam-Report と
Adam-Writer に担当させ、各都道府県独自の仕様を盛り
込んだ柔軟な出力を可能にした。
効 果
カスタマイズ経費の大幅削減
中間ファイルを使った標準システム+Adam-Report+
Adam-Writer という構成は、各都道府県での運用が非常
に柔軟。カスタマイズの面では、手間、時間、コストを大幅
に削減。
Ⅱ. Adam family の適用事例
19
◎ ソフトベンダーM ...........................................................................
課 題
カスタマイズコストの削減
自社のパッケージ製品に対するカスタマイズの要望が高
いが、費用がかかる。もっとローコストでありながら、顧客
の要求にも応えるカスタマイズ手法はないかと模索。
解決策
Adam-Report の組み込み
自社パッケージに Adam-Report をバンドル。これにより、迅
速なカスタマイズが実現し、ERP データの活用も可能に。
効 果
カスタマイズ対応増
カスタマイズに対応できた案件が増加。データ分析の需
要にも満足いくレベルで応えることができている。
20
Adam family Sales Guide Book
Ⅲ. Adamで備える大量データ分析の時代
第Ⅰ章でふれたように、今は不確実性の時代であ
り、営業スタイルは、従来型から仮説検証型へシフ
トするべきだとゼッタテクノロジーは考えています。
そして、その仮説検証型営業を推し進める原動力
となるのが、Adam family であり、“データ分析”の
考え方なのです。
この章では、データ分析とは何かをおさらいしながら、
Adam family を起用する意味をご説明していきます。
1 あらゆるビジネスで求められる
データ分析の発想
不確実性の時代である今、
将来のリスク/チャンスを見抜く
“データ分析的視点”が不可欠です。
将来予測を立てにくい、多義性・複雑性・不確実性の時代。しかし、予
測できないからといって、無計画に従来の方法論を現状にあてはめて
ビジネスを進めるのは危険だといえます。ビジネスのリスクやチャンスに
対する感受性の低い企業は、これから生き残ることは難しいでしょう。
読めない市場、見えない顧客に危機感を抱いている企業は、データ
分析の視点を採り入れています。データ分析から市場や顧客の傾向
を把握し、そこから戦略的仮説を立案し検証していく。この一連の流れ
を非常に重要視しています。第 I 章や第 II 章でふれた『仮説検証型営
業』の根本となるのは、じつはデータ分析的視点です。
データ分析すなわち統計とは、“集団の個々の構成要素の分布を調
べ、その集団の属性を数量的に把握すること(大辞泉第一版より)”。デ
ータを集計することが目的ではなく、集計前に立てた仮説と実際の集
計結果との比較検証を行い、問題点や矛盾点、隠された傾向、規則
性を見出すことが真の目的です。発見された問題点や矛盾点、傾向、
規則性によって現状を的確に認識することができ、その現状に即した
新たな仮説や戦略が生まれ、成功確率の高い将来像を描くことができ
るわけです。
22
Adam family Sales Guide Book
コラム
統計の種類
全数調査と抽出調査
全数調査は、対象となる人や物などをすべて調査します。国勢調査や
事業所・企業統計調査などが主な例です。調査結果は正確ですが、
調査対象が膨大になる場合、作業の手間、時間、コストが相当にかか
るため、従来の一般企業ではあまり行われてきませんでした。
抽出調査は、対象をすべて調査せず、一部を抜き出して調査する方
法です。『標本調査』『サンプル調査』ともいいます。抽出調査は一般
企業でも多く採用されてきましたが、抽出した対象(サンプル)の数が少
ないと誤差が大きくなり、調査結果の信頼性が低くなることが課題とさ
れます。
現在では、POS データ、ネットログなど一般企業でも基幹系で発生す
るデータを収集すれば安いコストで全数調査が行えます。
対象データが膨大な量になるほど強みを発揮する Adam-Report が注
目されるのは、こうした背景があるからです。
名 称
全数調査
抽出調査
精 度
高
中~低
費 用
高
中~低
時 間
かかる
かからない
静態統計と動態統計
静態統計は、国勢調査の『2005 年 10 月 1 日現在の人口』のように、あ
る一時点での統計を指します。これに対し、動態統計は、人口動態調
査の『2005 年の 1 年間に生まれた乳児数』のように、ある期間内での
統計を指します。
動態統計
静態統計
会社の損益計算書
貸借対照表
一定期間の起業件数、倒産件数
ある一時点の企業の数
一定期間の国債の発行数、償還額
ある一時点の国債の残高
Ⅲ. Adam で備える大量データ分析の時代
23
2 データ分析に最適なシステムとは
“停めてはいけない”基幹系システム。
“停めなきゃ始まらない”データ分析システム。
システムを大別する際、基幹系/情報系という言葉が使われますが、
そもそもの違いは役割にあります。情報系システムとは、未経験のビジ
ネスの成功確率を向上させるのが役割であるシステム。データ分析シ
ステムは、代表的な情報系システムの一つだといえるでしょう。また、
基幹系システムはミッション・クリティカルであり、万が一にもデータ更
新作業を停止させるわけにはいきません。しかし、データ分析システム
は、データ更新を停めて初めて意味を成します。このような違いから、
データ分析システムは、基幹系システムから派生的に構築された、基
幹系とは別のシステムでなくてはなりません。
基幹系システムと統計分析システム、その両立はできません。
■Adam-Report と RDB の違い
Adam-Report
24
RDB
役割
データ分析(統計分析)
基幹業務
ファイル形式
フラットファイル
ベンダー独自フォーマット
対象
データ全体
個々のデータ
処理
メモリに一括読み込みし
て集計
トランザクション(インデッ
クスを経由して内容更新)
Adam family Sales Guide Book
データ分析システムと基幹系システムでは
“リアルタイム”の考え方にも違いがあります。
基幹系のリアルタイム
たとえば在庫状況や預金残高の“現在の数値が見たい”という要求に
応えるのが、基幹系システムにおけるリアルタイムの考え方です。こうし
た現状把握の要求に対しては、トランザクション処理に最適化された
RDB が向いています。
データ分析のリアルタイム
在庫や預金の“推移を今、見たい”という要求に応えるのが、データ分
析システムにおけるリアルタイムの考え方です。こうした時系列にそっ
て割り出した分析結果を“見たい時に見る”には、超高速集計が可能
な Adam-Report が最適です。
Ⅲ. Adam で備える大量データ分析の時代
25
3 データ分析に使えるデータとは
データ分析で使うデータとは…
期間を区切った“静的データ”であること。
データ分析に使えるデータとは、“いつからいつまで”と期間を区切り、
時間軸を固定した“静的データ”を指します。時間軸を固定することで
内容を確定させた“静的データ”なら、1 度目、2 度目…100 度目と、す
べての分析結果について比較検討を行うことができます。逆にいえば、
更新が前提である基幹系の RDB システムのデータをそのままデータ
分析に使うわけにはいきません。分析対象データの内容が、分析作業
の間に更新されて変わっている可能性が高く、結果を比較することが
無意味になるからです。
たとえば、会計の報告書は年次、月次、日次と期間が区切られていま
すが、これと同様にデータ分析でも、対象となるデータが“いつのデー
タか”はっきりしていなければなりません。このルールが守られて初め
て“静的データ”だといえます。
さらには、いつからいつまでのデータを使うか、そのことを決めるため
には、分析方針や仮説が必要となります。
26
Adam family Sales Guide Book
データ分析の基本は“カット&トライ”。
切り口を変えた分析を何度も実行。
データ分析の場合、ただ一度の作業だけで完了することは、まずあり
ません。仮説の切り口を変えながら何度も何度も分析をかける“カット
&トライ”の姿勢がなければ、納得のいく結果を得ることなどできません。
したがって、データ分析に用いられるデータは、“カット&トライ”に耐え
得る性質/品質を備えている必要があります。
Adam-Report も、データウェアハウスも、
データ分析用のデータ準備は、ほぼ同じです。
データ分析システムの代表的形態であるデータウェアハウスの提唱者、
W.H.インモン氏は、データウェアハウスを---“目的別”に“統合化”さ
れ“時系列”ごとに保管された“非更新”のシステム---と定義していま
す。もちろん、データ分析に用いられる Adam-Report にも、全く同じ定
義が当てはまります。
Adam-Report とデータウェアハウス。どちらも、次のような特徴があり
ます。
■ 意思決定支援に利用される。
■ 目的別に編成され、統合化されている。
■ データが時系列ごとに格納されている。
■ データには更新処理を行わない。
■ 基幹系システムからデータを抽出し、データクレンジング(コード
の変換や統一)後、格納する。
Ⅲ. Adam で備える大量データ分析の時代
27
4 データ分析までの流れ
28
Adam family Sales Guide Book
1.RDB
RDB からデータを抽出します。RDB そのものをデータ分析に使えばい
いという声がありますが、RDB というシステム、RDB 内に格納されたデー
▼デー タ 分析 に不適
な理由
タ、ともにデータ分析には不適です。
P.24 『 2. デ ー タ 分 析 に 最
適なシステムとは』参照
2.静的データの確保
時間軸を固定し、それ以上の更新はかけず内容を確定したデータを
『静的データ』と呼びますが、このデータこそデータ分析の対象であり、
静的データが確保できなくてはデータ分析は始まりません。
▼コードリスト
3.データクレンジング
RDB から抽出されたままのデータでは、関連性に不備があったり矛盾
があったりして使用することはできません。コードリストにより、エラーデ
ータの検出と修正を行います。
確定データの内容を元に
出力できる表で、データ
チェックに非常に有用。
データの誤りが発見でき
る他、“全体の合計値が
わかり、データの全体像
がつかめる” “カテゴリ
分布を作る際、偏りなく中
央に収めることができる”
などが可能になる。
4.データ構造の確認
▼多次元集計表一覧
コードリストにより全データおよび項目ごとのデータ分布を把握し、多次
元集計表一覧により集計項目を確認しておきます。
5.データ加工
コードリストを使ったコード付け(階級の決定/カテゴリ化)、元データに
統計表の集計対象項目
を一覧にしたもの。“ある
統計表がどのような調査
項目で構成されているの
か” “ある調査項目が統
計表のどの項目に対応し
ているのか”などを一目
瞭然で把握できるのが最
大の長所。
ない集計項目の生成、レコードフォーマットの最適化などを行います。
Ⅲ. Adam で備える大量データ分析の時代
29
コラム
データクレンジングの必要性
基幹系システムからデータを抽出した場合、そのまま、情報系システム
で使用しようとすると、さまざまな不整合が見られます。
原因 1. 内部統制のために修正記録を残したために、誤入力の修正が残る。
原因 2. 複数の基幹系システムからデータを抽出し統合するために、用語
の定義が異なったり、レコードを作成するタイミングのズレなどのた
めに、整合性が無くなる。
不整合は次のように現れます。
パターン 1. 1 レコードに現れる項目数が正常なものよりも多い。または少
ない。
パターン 2. レコードフォーマットのエラー。例:年月日を 4-2-2 桁で入力さ
れると想定したものが、8 桁で入力されるなど。
パターン 3. 異なる単位で入力される。例:通貨など。
パターン 4. 数値や文字に想定した以外のものが入力されている。例:年
齢や性別。
パターン 5. 複数項目間の整合性の欠如。例:年齢と生年月日の不整合。
パターン 6. 同一レコードが 2 回入力される。
パターン 7. 欠損値。
パターン 8. 1 レコードが、まるまる入力されないケースなど。
データの不整合は、コードリストをとる、グルーピングしてコードリストを
取るなどの方法で発見します。
不整合の原因を調べ、修正ルールを決めて、システマティックに処理し
ます。
データを分析する場合には、不整合なデータを使ったのでは分析でき
ませんから、以上の修正を行うか、データを捨てる必要があります。
また、分析の目的に応じて、古すぎるデータを捨てたり、データ形式を
統一する(比尺度、間隔尺度、順序尺度、名義尺度)、サンプリング、
多すぎるファクターの絞込みなどが必要になります。
30
Adam family Sales Guide Book
Ⅳ. Adam マジック
Adam family のプレゼンテーションを行っていると、
お客様に驚かれる、という声をよく聞きます。
他に比類のない卓越した高速性や本質を見抜く
視点から生まれる革新的な機能群など、
そうした Adam family の個性に、ほんの一端でも
ふれることでお客様に感動を伝えることができるの
だと思われます。
ここでは、そうしたインパクトのある機能をご紹介
しましょう。
Q
Adam family の機能の中でビックリしたものは?
1 大量データの高速集計
■1 億件のデータをわずか 150 秒で集計
■大量のテストデータが簡単に作成できる
■その他
・・・67%
・・・20%
・・・13%
・特別なチューニングなしでも、あらゆる集計項目で
同時間集計が可能
・超大量データに有効なデータ分割コマンドがある
・リスト集計処理におけるキーブレークやソートが簡
単&高速
・さらに約 2~10 倍の高速化が図れるパイプ機能が
ある
・マルチプロセッサに対応している
2 開発工数の激減
■1
コマンドで表作成、さらに複数表の同時集計が可能
・・・22%
・・・17%
■表内・表間演算ができる
・・・17%
■項目やカテゴリの定義が柔軟
・・・11%
■ExcelやHTMLへの直接出力が可能
・・・11%
■既存システムへの組み込みが容易
・・・ 7%
■表頭と表側の入れ替えが簡単
・・・ 7%
■RTOW を使った出力ができる
■全省庁に対応できる 48 種類の罫線テンプレートがある
・・・ 2%
■1
つの帳票内で、指定した範囲ごとにページ割付が
できる
■コードリスト機能がある
■その他
32
Adam family Sales Guide Book
・・・ 2%
・・・ 2%
・・・ 2%
3 データ分析・活用
■Excel 上で簡単な OLAP 分析ができる
■キューブ作成と再作成が簡単
■データの異常値発見に有効
■併買分析に有効
■ABC 分析に有効
■顧客分析(RFM 分析)に有効
■その他
・・・31%
・・・30%
・・・14%
・・・ 8%
・・・ 8%
・・・ 4%
・・・ 5%
・個別データまで遡れるドリルスルー機能がある
・OLAP キューブと作表を同時実行し、同時に結果
が得られる
・多種多様な環境にあるデータを対象に集計がで
きる
・データレイアウトの工夫だけで EAI 的な一括集計
ができる
4 入出力支援ツール
■PDF 変換ができる
■OCR 変換ができる
■XML データに対応
・・・29%
・・・19%
・・・15%
(セルと DTD の関連付けがドラッグ&ドロップで容易)
■HTML 変換ができる
■XSLT 変換ができる
■数値チェックが充実
■その他
・・・10%
・・・10%
・・・ 8%
・・・ 9%
・複雑な帳票を簡単に作成
・署名機能がある
・XML データベースと連携できる
・軽い
Ⅳ. Adam マジック
33
1 億件のデータを 150 秒で集計。
しかも 10 表同時に?!
「集計に時間がかかりすぎて、当日に集計結果が見られない」
この相談をよくされるのは、何千万、何億という膨大なデータを抱えて
▼Adam-Report
Adam family 製品のコア
的存在。従来の RDB の
常識を超える新発想から
生まれた、多次元集計レ
ポーティングシステム。超
高速な集計/分析が可
能になる。
34
いらっしゃるお客様です。また、こうしたシチュエーションこそ、
Adam-Report がその比類なき実力を発揮できる場面です。元々、中
央官庁の高いレベルの要求に応えるために生まれた Adam-Report は、
国勢調査や人口動態調査統計などで実績を残していますし、民間企
業においても、コンビニエンスストアの各店舗ごとの併買分析などで期
待どおりのパフォーマンスを発揮しています。
Adam family Sales Guide Book
Adam マジック
1
大量データの超高速集計
「1 億件のデータから 10 表の集計表を出力するのに、
わずか 150 秒?!」
今後、行政事務の改善に向けた業務分析やネットワークのセキュリティ
対策のためのログデータの分析など、大量データから様々な角度で分
析を短時間に行えるシステムが求められています。
また、仮説検証を繰り返す情報系のデータ分析業務では、分析結果を
元に集計の軸を変更し、新たな視点から瞬時に集計が行えるシステム
が必要になります。
Adam-Report は、こうしたニーズに応えるために「シングルデータ・マル
チレポーティング」というコンセプトのもと、大量のデータから複数の集
計表を同時に高速集計することが可能です。
一般的な RDB と Adam-Report とでは、データの処理の手法が根本的
に異なり、RDB は 1 表ごとに集計を行うのに対して、Adam-Report は複
数の集計を同時に行うのですから、集計表の数が増えれば増えるほど
集計時間のパフォーマンスに大きな差が表れるのです。
つまり、仮説検証を繰り返す集計分析業務や迅速な意思決定が求め
▼RDBとAdam-Report
主な違いは次の二つ。い
ずれも高速処理の源とな
る特長である。
・ Adam-Report はデータベ
ース構造そのものを持た
ない。
・ 集計対象は、固定長形式、
CSV のテキストファイル。
られるビジネスシーンに欠かせない最適なツールなのです。
Ⅳ. Adam マジック
35
1 コマンドで
表作成?!
開発工数が激減?!
しかも、複数表を
同時高速集計?!
「開発工数が、予想以上にかかってしまう」
お客様が持たれている代表的な悩みとして、もう一つ挙げられるのが、
開発工数がかかってしまうこと。ここでも、Adam-Report は貢献します。
Adam-Report をはじめとする Adam family の最大の特長は、シンプル
な操作で大きな仕事をやってのける、ということなのですから。
「コマンド 1 つで表が作成できる?!」
Adam スクリプトでは、集計に使うデータの定義を行った後、1 つの表を
作成するには、コマンド 1 つで済んでしまいます。
【表 T1 完成イメージ】
36
Adam family Sales Guide Book
Adam マジック
2
らくらく表作成
//FDC
FILE IN,CSV1S,256,c:\adam\data\magicdata\liquor_uri2004.csv
ITEM 売上月,A6/3
CATE "4 月"=200404,
5 月"=200405,
;---------;(中略)
;---------"上期"{"4 月."/"9 月."},
;---------;(中略)
;---------"下期"{"10 月."/"3 月."},
"期合計"{"上期."/"下期."}
ITEM 商品分類 1,A2/4
CATE "日本酒"=10_16,
;---------;(中略)
;---------"合計"{"日本酒."_"その他."}
ITEM 数量,N2/9
//CTC
データの定義
TABLE T1,,商品分類 1,売上月,(数量)
//TCC
SHEET 200,200
HEAD T1(1),"月別・商品大分類別・売上数量 @DATE"
LINE
,103
FORM
,C10.0
LBLOPT ,C
PRINT T1
表作成
レイアウト・出力
「複数の表を同時集計、しかも 1 表 1 コマンドの記述で?!」
Adam-Report は、複数表の同時高速集計だけでなく、開発工数も激減
します。一般の RDB では、ひとつの集計でも数百行にもおよぶ膨大な
SQL 文を記述しますが、Adam-Report は集計表の数だけコマンドや条
件を記述するだけです。また、複雑で階級値や分析項目が多い集計表
であっても、スクリプトのチューニングを行う必要はありません。
自由かつ簡単に集計表の内容が変更でき、多角的で効率的なデータ
分析業務を実現するのが Adam-Report なのです。
//FDC
;---------;(中略)
;---------//CTC
LET 売上金額= 数量 * 単価
LET 仕入金額= 数量 * 原価
TABLE T1,,商品分類 1,売上月,(数量)
TABLE T2,,商品分類 1,キャンペーン期,(数量)
TABLE T3,,業態 CD*(数量+売上金額),売上月
TABLE T4,,業態 CD*(数量+売上金額),キャンペーン期
TABLE T5,,曜日コード,商品分類 2,キャンペーン期*(数量)
TABLE T6,,曜日コード,商品分類 2,地区*(数量)
TABLE T7,,商品分類 1,地区,(売上金額)
TABLE T8,,天候コード,商品分類 2,(売上金額)
LTAB L9,,(数量+売上金額),得意先 CD*地区*得意先名
IF 地区=13
LTAB L10,,(売上金額+仕入金額),商品 CD*商品分類 2*商品名
ENDIF
Ⅳ. Adam マジック
37
“表単位”での
演算・加工ができる?!
表内演算も
スピーディ!
「開発工数をどうにかして大幅に削減できないか」
Adam-Report には、開発工数を大幅に削減するためのコマンドが数
多く搭載されています。その中でも特にユニークなのが、表内演算・表
間演算です。
「表内演算=行・列・ページ・セル範囲単位で演算が可能!」
下図のような粗利率表を作成する場合を考えてみましょう。いろいろと
複雑な手順が頭に浮かぶかもしれませんが、Adam-Report の場合は、
たった 1 つのコマンドで済んでしまいます。
1 列目
2 列目
3 列目
3 列目に、
{1 列目-2 列目}÷1 列目
×100 を代入します。
//TCC
LET
38
Adam family Sales Guide Book
T1 粗利(3)=(1)-(2)/(1)*100
Adam マジック
3 感動の表内・表間演算
「表間演算=表がまるごと演算の対象?!」
また、平均売上金額を計算する場合を考えてみましょう。
Adam-Report では、一つの表をまるごと演算の対象にできるため、表
間演算も 1 つのコマンドを実行させることで完了するのです。
T2 金額
÷
T2 件数
T2 平均
//TCC
LET T2 平均=T2 金額/T2 件数
さらに、あるクロス表をもとにして構成表を作成し、表同士を結合させる
といった「演算」と「加工」も、Adam-Report なら一瞬にして行えます。
T3 構成比
//TCC
RATE T3 構成比,C(7),100
JOINT T3 構成比/C=T3 数量(1),T3 構成比(1)
Ⅳ. Adam マジック
39
カテゴリが
自由に組みかえ
られるって?!
「イメージどおりの帳票作成を少ない手順で実現できないか」
表作成で大きなウェイトを占めるのは、最初にとりかかる表定義。特に、
項目やカテゴリの定義には細心の注意が必要となります。しかし、それ
は項目・カテゴリの定義にいくつもの制約がある場合。Adam-Report の
場合は、定義に柔軟性がありますから、もう少しラクにお考えいただけ
るはずです。
「カテゴリの重複定義が可能?!」
一つの項目に対し、カテゴリを重複定義することが可能です。
次の表の項目名で、[売上日][売上月][半期]「キャンペーン期」の位
置を見るとすべて「3」となっています。これは一つのデータを重複定義
しているという意味です。
こうして一つのデータに異なる複数のカテゴリを設定することは、分析
の切り口を広げることにもつながります。
40
Adam family Sales Guide Book
Adam マジック
4
柔軟な項目・カテゴリの定義
「CSV データを読み込んで、カテゴリとして利用できる?!」
次のクロス表をごらんください。
【CSV データ (商品マスタ)】
【クロス表】
Adam-Report の GUI ツールである Adam-Rex を使えば、CSV データか
らカテゴリを自動生成することが可能です。項目定義の項目名[商品分
類 2]は、CSV データである商品マスタを読み込み、利用したものです。
Ⅳ. Adam マジック
41
OLAP 分析を
Excel で?!
【収益分析の例】
項目の切り口や配
置を自由に変更し
て、より詳細な収益
分析ができます。
OLAP 分析を行いな
がら、データ明細を
取り出すことができ
ます。
42
Adam family Sales Guide Book
Adam マジック
5
Excel でできる OLAP 分析
「せっかく蓄積したデータだが、どう活用すればいいのかわから
ない」
膨大なデータを抱えたお客様から、こうした声を聞くことがあります。分
析すれば、経営の意思決定や施策立案に役立つことはわかるが、そう
したシステムを構築するには莫大な費用がかかる…とも言われます。
Adam family の分析ツールである Adam-Olap for Excel は、分析につ
いてのこうした既成概念を打ち破ります。
「Excel 上でカンタンにできる OLAP 分析?!」
Adam-Olap for Excel は、OLAP 分析を可能にする、Excel のアドインツ
ールです。起動はもちろん、操作のすべてを使い慣れた Excel から実
行します。カンタンに使えるからといって、機能に手抜きはありません。
収益分析や RFM 分析といったよく用いられる分析手法はもちろん、デ
ータの異常値発見などにも活用できます。
【RFM 分析の例】
▼OLAP
OnLine Analytical Processing
(オンライン分析処理)の
略。情報処理の専門知識
のある人材が定期的にレ
ポートするのではなく、分
析結果を要するエンドユ
ーザーが自ら、必要な時
にデータベースの検索/
集計を行う。各種データ
が蓄積されたデータベー
スを多次元解析してい
き、その結果をキューブで
視覚化しながら、問題点
や解決策のヒントとなる傾
向を見出していく。
▼RFM 分析
顧客管理に有効な分析
手法。Recency(最近いつ
買ったか)、Frequency(ど
のくらいの頻度で買って
いるか)、Monetary(いくら
買っているか)という 3 つ
の観点から、顧客をラン
ク分けする。優良顧客が
割り出せるため、効果的
な販促が可能になる。
最新購買日が最近
であり、購入金額と
購買頻度が高い層
は、優良顧客と考え
ることができます。
Ⅳ. Adam マジック
43
アッというまに
キューブができた?!
▼Adam-Olap for Excel
Adam family 製品のひと
つ。Excel ベースのやさし
い操作性で誰にも手軽に
分析できる、多次元キュ
ーブ生成 OLAP ツール。
キューブ生成の超高速な
ため、リアルタイムな分
析が可能に。
「分析の効用は理解できるが、難しくては誰も使う気になれない」
既存の分析システムに不満をお持ちのお客様もいらっしゃいます。そ
うしたお客様が Adam-Olap for Excel のデモをごらんになると、一様に
驚かれます。Adam-Olap for Excel は、特定の専門家にしか操作でき
ないツールではありません。分析を最も必要とする営業の方でもお使
いいただける、手軽かつ高機能なツールです。
▼キューブ
OLAP で操作の対象とな
るデータの多次元構造モ
デル。
「キューブの生成も再生成もらくらくカンタン?!」
キューブ生成というと躊躇されるお客様も多いですが、Adam-Olap for
▼OLAP
Excel のカンタンでスピーディな操作をごらんいただければ、“使って
OnLine Analytical Processing
(オンライン分析処理)の
略。情報処理の専門知識
のある人材が定期的にレ
ポートするのではなく、分
析結果を要するエンドユ
ーザーが自ら、必要な時
にデータベースの検索/
集計を行う。各種データ
が蓄積されたデータベー
スを多次元解析してい
き、その結果をキューブで
視覚化しながら、問題点
や解決策のヒントとなる傾
向を見出していく。
みよう”という気になるでしょう。
44
他の OLAP ツールの場合、たとえば分析軸を変更したくなっても手間
がかかるなど、再生成が難しいことも多いようです。Adam-Olap for
Excel なら、再生成も直感的な操作で瞬時に完了します。
Adam family Sales Guide Book
Adam マジック
6
瞬時にできるキューブ生成
① プロジェクトファイルの作成
② ファイル定義(項目定義・カテゴリ定義)
Adam-Olap を実行し、新規プロジェクト作成
データファイルの定義
どんなデータをつ
かって、どんな切
り口で集計する?
③ 作表指定
④ 表作成
表作成に必要な項目や条件を設定
表の作成と編集
⑤ キューブ生成(集計実行)
Server
Olap 表を選択して実行
集計
Adam スクリプト
キューブが
生成される
キューブを展開
Ⅳ. Adam マジック
45
PDF、XML、XSLT…
変換は思いのまま?!
「ファイル形式がいろいろ増えてくるとどうにも管理しにくくなる」
▼Adam-Entry
Adam family 製品のひと
つ。紙のイメージを忠実
に再現した電子帳票の作
成が可能な入力システム
開発ツール。
出力システム側を担うの
は、Adam-Writer。
こうした声が最も多く聞こえてくるのは、電子政府・電子自治体の領域か
らでしょう。Adam family の入力システム開発ツールである Adam-Entry
では、AEP ファイルシステムを採用。この AEP ファイルは、電子政府・
電子自治体で使われるさまざまなファイル形式に対応しています。いわ
ば、多彩なファイル変換の仲介役であり、標準プラットフォームでもある
のです。
▼AEP ファイル
システム
Adam-Entry/Adam-Writer
で採用されたファイルシ
ステム。電子帳票の個々
の構成要素を 1 ファイル
に集約することが可能。
Input
・OCR変換(紙、BMP、JPEG、PNG、TIFF)
・PDF変換(PDF)
PDF 形式
AEP ファイル
ActiveX 対応
HTML+
Java スクリプト
46
Adam family Sales Guide Book
Output
・HTML形式+JavaScript形式
・ActiveX対応のHTML変換
・XSLT変換
・PDF形式 等
Adam マジック
7
多種多彩なファイル形式と相互変換
「PDF の帳票フォームを XSLT 形式で出力できる?!」
こんな実験をしてみましょう。PDF 形式の帳票フォームを Adam-Entry
で読み込み、まずは XML 形式で出力。できたら次は、同じ PDF 帳票
フォームを XSLT 形式で出力。こんな芸当ができるのは、Adam-Entry
だけです。
▼XSLT 形式
XML のスタイルシート言
語である XSL には、変換
言語とテキストをフォーマ
ットする言語の 2 種類の
言語が含まれていた。こ
のうち、変換言語の部分
が分離独立し、XSLT(XSL
Transformations)となった。
PDF ファイル
Adam-Entry
PDF 変換
XML
AEP ファイル
XSLT
プロセッサ
Adam-Entry
XSLT 変換
XSLT
スタイルシート
HTML
Ⅳ. Adam マジック
47
索引
A
S
Action...................................................................10
Adam マジック ...................................................31
Adam マジック1
大量データ ....................................................35
Adam マジック 2
らくらく表作成...............................................37
Adam マジック 3
感動の表内・表間演算.............................39
Adam マジック 4
柔軟な項目・カテゴリ ................................41
Adam マジック 5
Excel でできる OLAP 分析 .....................43
Adam マジック 6
瞬時にできるキューブ生成.....................45
Adam マジック 7
多種多彩なファイル形式と相互変換..47
Adam-Entry .......................................................46
Adam-Olap for Excel ............................... 13,44
Adam-Report .............................................. 13,34
Adam で備える大量データ分析の時代.....21
AEP ファイルシステム....................................46
Analysis ........................................................... 9,12
Arrangement.................................................. 9,12
Assessment ................................................. 10,13
Assist & Add value.................................... 10,13
Assumption .................................................. 10,13
SWOT ..................................................................... 6
SWOT 分析 .......................................................... 9
B
き
BI ...........................................................................18
BI システム.........................................................18
キューブ...............................................................44
O
OLAP.............................................................. 43,44
R
RDB と Adam-Report.....................................35
RFM 分析............................................................43
W
WinWin.................................................................... 6
X
XSLT 形式..........................................................47
い
イノベーション...................................................... 7
え
営業スタイル ....................................................... 2
か
介護保険.............................................................12
仮説の立案.......................................................... 3
仮説検証型営業................................ 1,3,7,8,10
ベース(1) ........................................................ 3
ベース(2) ........................................................ 4
6A メソドロジー ............................................. 9
仮説検証能力..................................................... 7
課長会議.............................................................13
カット&トライ .....................................................27
こ
顧客との対話...................................................... 4
顧客志向社会..................................................... 9
コラム....................................................................23
コードリスト.........................................................29
し
事業計画策定...................................................12
事例 ......................................................................18
製薬会社 K....................................................18
コンビニエンスストア F..............................19
全国の国保連合会 ....................................19
ソフトベンダーM...........................................20
た
ダイヤモンド型.................................................... 5
多次元集計表一覧 .........................................29
て
適用範囲.............................................................18
適用事例.............................................................11
データ分析
発想..................................................................22
最適なシステムとは ..................................24
使えるデータとは........................................26
データ分析までの流れ..................................28
な
納得型営業.......................................................... 4
に
日常生活圏域...................................................12
は
バタフライ型......................................................... 5
へ
併買分析.............................................................19
ま
マクロ環境............................................................ 9
り
リアルタイム
基幹系.............................................................25
データ分析 ....................................................25
よ
予実管理機能...................................................15
Adam family Sales Guide Book
発行
ゼッタテクノロジー株式会社
2006年3月
東京都千代田区神田淡路町1-2-3
損保ジャパン神田淡路町ビル
©2006 Zetta Technology Inc.
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2006/03/31
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