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2006年版(湘南モールフィル) (4.16MB)

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2006年版(湘南モールフィル) (4.16MB)
1.環境レポート発刊について
①私たち湘南モールフィルは一昨年、昨年に引き続き、施設の環
CONTENTS
目 次
境保全活動・社会貢献活動について、施設をとりまくすべての
人々にご理解いただくために、第三回目の本書発刊をいたしま
Management
Communication
編集方針
01-環境コミュニケーション
した。
01-施設概要
みならず、環境との調和や永続的な社会への配慮が必要と私た
02-編集方針 Webサイト情報
環境コミュニケーション
施設の持続可能な発展のためには、施設としての利益の追求の
ちは竣工時より常々考えております。
そして施設をとりまくすべての人々
(ステークホルダー)との
03-トップメッセージ
信頼関係を維持し続けることが持続可能性を目指す私たちの
04- 運営組織と機能
使命であると、施設全体が日々意識して活動しています。
②編集にあたっては、できるだけ難解な語句の使用を避けよりわ
06-SHOP案内
かりやすい環境レポートを目指しました。
◆施設概要
・施設名
・オープン日
・営業時間
湘南モールフィル
2003年3月20日
1F・2F物販テナント、サービステナント(AM10:00∼PM9:00)
1Fグルメポート
(AM10:00∼PM10:00)
・売上高
2005年度:約218億円 2004年度:約219億円 2003年度:約225億円
・デベロッパー 大和情報サービス株式会社
(商業施設のデベロップメント、アセット管理、運営管理、施設管理)
・施設所在地
〒251-0042 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目1-1
・施設規模
地上3階、塔屋2階建
・敷地面積
44,078m2 ・延床面積 74,448m2 ・店舗面積 34,474m2
・コミュニティホール 230.74m2
・駐車台数
2,100台
(車椅子対応19台・駐輪場1,400台)
・大型店舗
三和、ノジマ、ロイヤルホームセンター、トイザらス、パシオス
・総店舗数
103店舗
・年間来場者数 2005年度:794万人 2004年度:787万人 2003年度:850万人
・土地所有者
東急・リアル・エステート・インベストメント・マネジメント株式会社
(パート、アルバイトを含む全従業員:2006.07.01現在)
・施設内従業員数 1,530人
399.35kg-CO2 /売上高百万円あたり 2004年度:406.75kg-CO2 2003年度:403.14kg-CO2
・CO2排出量
※
やむを得ず難解な語句を使用した場合には、 印を付けページ
下部に注釈を記載しました。
③皆様の率直なご意見・ご要望をいただくために、巻末にアン
ケート用紙を添付いたしました。
08-安全な施設への取り組み
したらお寄せください。
10-安全衛生管理への取り組み
今後の環境保全・社会貢献活動への取り組みや次年度の本書発
11-地域、社会貢献活動の取り組み
刊の際の参考にさせていただきたいと考えております。
12-お客様よりのご意見、ご要望反映システム
2.対象期間
本書の情報開示対象期間は2005年度
(2005年4月1日∼2006年
13-環境活動
3月31日)
としております。
14-環境方針
3.対象範囲
15-具体的環境負荷低減策
(省エネルギー)
本書の情報開示対象範囲は
『湘南モールフィル』施設全体の事
業活動です。
16-具体的環境負荷低減策
(廃棄物)
18-環境会計
4.次回発行予定
2007年9月
20-パフォーマンスデータ集
5.参考にしたガイドライン
GRI
『サステナビリティーレポーティングガイドライン2002』
環境省『環境報告書ガイドライン2003年度版』
22-第三者検証について
巻末-アンケートのお願い
●Webサイト情報
本書はホームページでも公開予定です。(2006年12月)
・湘南モールフィルホームページ http://www.shonan-fill.com
Environmental Report 2006
6,600V 本線・予備電源2回線受電
東京電力株式会社 引地川変電所
(本線)
東京電力株式会社 城藤沢変電所
(予備電源)
■高効率型天然ガスコジェネレーション設備
(パッケージ型)
新エネルギー・産業技術総合開発機構 新エネルギー事業者支援対策費補助金交付設備
ガスエンジン発電設備 発電機出力:720kw
(常用・非常用兼用)
パッケージ型 台数:2台
排熱投入型吸収冷温水機 560RT
(冷房能力:7,088MJ/h 暖房能力:6,036MJ/h)
■空調設備
上記の排熱投入型吸収冷温水機 560RT 台数:2台
ガス焚冷温水機 400RT 台数:1台 を熱源とする冷水または温水循環による冷暖房システムを採用
一部の諸室及び飲料店舗はEHP(電気式ヒートポンプ冷暖房機)
とし、玩具量販店は
GHP
(ガスヒートポンプ式冷暖房システム)
を採用
■給水設備
受水槽:148m3
上水:神奈川県営水道
井戸水原水及び浸透膜濾過水の利用
(井水受水槽:110m3)
■照明設備
照明器具:高効率インバーター式蛍光灯を主体としている
照明制御:中央監視装置による共用部照明自動制御
■防災設備
自動火災報知設備 非常警報設備 誘導灯設備 非常電源設備 スプリンクラー設備 泡消火設備 消火器 移動式粉末消火設備 排煙設備
07-社会活動
本書をご覧になって感じられたことや、ご質問などがございま
◆設備概要
■受変電設備
受電電圧
供給変電所
05- 取り組み事項と自己評価
・大和情報サービスホームページ http://www.dis-net.jp/
●資料請求先
湘南モールフィル 大和情報サービス株式会社
防災センター環境推進担当
〒251-0042 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目1-1
電話 : 0120-610-027
*ホームページでも資料の請求をお受けしております。
2
トップメッセージ
運営組織
私たちは、お客様や地域の皆様の
信頼を継続できる施設を目指します。
施設の運営組織にもそれらを
反映しています。
湘南モールフィルでは、2003年度にお客様の
『安心・安全』
を、2004年度は
『お客様や地域の皆様からの信頼』
を重
要な経営課題として取り組んでまいりました。そして2005年度は『信頼の継続』をテーマに、従来以上に力を注い
でさまざまな施策を実施しました。
今年度の
『環境レポート2006』
は、
『信頼の継続』に取り組んだ当施設のこの1年間の活動全体をまとめています。
Q:開業3年目を迎えた2005年度、湘南モールフィルとして
どのような施設運営されたのでしょうか?
も変わりません。
施設で働く従業員による地域環境活動への参加や、行政・
A:『お客様や地域の皆様が安心して利用できる、安全なショッ
自治体・地域の団体の各種キャンペーンへの参加およびス
ピングセンターを目指す。
』私たちが運営活動に取り組む姿
ペースの提供、小中学校や養護学校の積極的な見学の受入
勢は、オープン以来変わりません。2004年度はお客様や地
による教育支援など、回数のみならず内容を重視して進めて
域の皆様に"信頼される"ための踏み込んだ施策を取り入れ
まいりました。今後も、ショッピングセンターとしての施設価
た施設の運営を実施。2005年度はその1年間の成果で得た
値の向上とともに、コミュニティの場としても皆様からの信
信頼をずっと"継続する"テーマとしました。そして昨年まで
頼を継続できるように取り組んでまいります。
●湘南モールフィル
運営組織図
●管理運営部会
施設運営の基本方針および詳細手法、工程等の決定機関で、デベロッパー、管理会社、テナント役員会の
代表者からなる組織。非財務事項も含めて、この組織ですべてが決定される。
運営機能
テナント総会
の向上です。直接的にお客様とふれあう私たちの業界では、
お客様の信頼を失うことはその地域からの撤収を意味し、
削減や省エネなど多様な課題がありますが、ショッピングセ
施設の崩壊へと繋がってしまいます。こうした事態を防ぎ、
ンターはどうしても廃棄物が多く発生し、自然環境に影響を
皆様からの信頼を失うことなく施設運営を継続するために
与えるリスクがあります。ですから私たちは
「
『ゼロエミッショ
は、私たちの取り組みが本当に皆様の意に沿ったものになっ
ン』
達成を通じて地球環境、地域社会、施設運営すべてにメ
ているかを常に検証し、絶え間なく改善していくことが、環
リットを生み出すような構造を作り上げていくこと」
が自らの
境対応や企業の社会的責任を果たす一環となることを十分
使命と考えています。
に認識する必要があると考えています。
2005年度もゼロエミッション達成という目標を核とし、資源
A:今まで取り組んできたテーマを深化、拡大させること、新し
い取り組みに積極的にチャレンジする。それがお客様や地域
染除去技術等の活動に取り組みました。年々わずかずつで
一昨年より昨年、昨年より今年と、さらに取り組みの度合い
あり続けるために、信頼の継続を目指した施設運営を続け
てまいります。
様の「声」が当施設の財産であることをスタッフに周知させ、
ものであり、お客様の信頼を継続していくためにも欠かせな
日々の施設運営にあたっています。お客様から施設・設備に
いものと認識しています。私たちは、今後も全施設、全従業
関するご要望があった場合には、そのご要望を的確に、そし
員をあげて積極的に取り組んでいきたいと考えています。
況をお聞かせください。
『湘南モールフィルを取り巻くすべての皆様
(ステー
A:私たちは、
クホルダー)との関係を深く考え、施設として誠実・積極的
湘南モールフィル
支配人
Q:2005年度の『企業の地域貢献』についての取り組み状
業種部会(飲食)
同業種のテナント店長からなる組織で、共通の問題点の改善や取り組み課題の進捗、検証、修正等につ
いて協議、実行される。
環境推進部会
安全衛生部会
サービス向上部会
施設管理部会
販売促進部会
デベロッパー、管理会社、テナント店長の担当委員からなる組織で、施設運営に関わる環境側面の目標設定、
取り組み課題の進捗、検証、改善について協議、実行される。
●安全衛生部会
デベロッパー、管理会社、テナント店長の担当委員からなる組織で、施設運営に関わる安全衛生面の取り
組み課題の進捗、検証、改善について協議、実行される。
●サービス向上部会
デベロッパー、管理会社、テナント店長の担当委員からなる組織で、施設運営に関わるサービスレベルの取
り組み課題の進捗、検証、改善について協議、実行される。
Environmental Report 2006
「環境保全活動」
と「地域貢献」
は、既に企業活動とは一体の
Environmental Report 2006
また、皆様の「声」
に耳を傾けることも継続テーマです。お客
様が満足されたかの検証を行っています。
業種部会(物販)
●環境推進部会
ているところです。
ん、設備・警備・清掃等の業務についても、問題点を改善し
てスピーディーに反映できるように努め、私たちの対応に皆
業種部会(大型店)
はありますが、その活動の成果が着実に数値として現れてき
Q:最後に今後の取り組みについて教えてください。
A:お客様や地域の皆様から信頼されるショッピングセンターで
を高めています。
テナント会の代表者、テナントの代表者、テナント店長の組織で、管理運営部会での決定事項が、順次伝
達される。
ネルギー・省資源、廃棄物の減容化、水や大気・土壌の汚
の皆様が快適に利用できる施設であり続けることに繋がると
考えました。皆様が直接利用される売り場や駐車場はもちろ
●テナント役員会・テナント総会・テナント店長会
●業種部会
消費の抑制、リサイクルの推進による環境負荷の低減、省エ
しょうか?
テナント役員会
テナント店長会
Q:環境活動で、重視する課題は何でしょうか?
A:それは『ゼロエミッション』です。環境活動は、他にもCO2の
Q:"信頼"を継続するためにどのようなことを実施したので
執行機能
管理運営部会
にはなかった新たな取り組みにもチャレンジしています。
絶えず取り組んでいる施策は、皆様とのコミュニケーション
C o m m u n i c a t i o n 環境コミュニケーション
C o m m u n i c a t i o n 環境コミュニケーション
お客様、地域の皆様より信頼される
ショッピングセンターを目指します。
●施設管理部会
デベロッパー、管理会社、テナント店長の担当委員からなる組織で、施設運営に関わる施設管理の取り組
み課題の進捗、検証、改善について協議、実行される。
●販売促進部会
デベロッパー、管理会社、テナント店長の担当委員からなる組織で、施設運営に関わる販売促進の中長期
予定および具体的実施手法等について協議、実行される。
テナント
テナント
テナント
テナント
テナント
に、また透明性と説明責任を重視した運営に努め、その役
割にチャレンジする。
』
という理念を掲げています。これは今
3
4
2005年度 主な取り組み事項の目標と自己評価
SHOP案内
項 目
主 な 取 り 組 み
目標
実績
自己評価
コミュニケーション
webサイトに環境レポートの情報を開示するとともに、
『エコってなんだろう』のコーナー
を設け施設で取り組んでいる環境対応について、ステークホルダーの皆様に紹介しました。
開示・更新
開示・更新
◎
お客様に満足していただけるよう、施設全体合同販促等を定期的に実施し、高品質でリー
ズナブルな価格の商品及びサービスを提供しました。
(12回)
合同販促
12回
合同販促
12回
◎
『お客様の声』やお電話、e-mailでいただいた情報を、経営に反映させるしくみを導入し、お
客様のご要望にお応えした施設に改善しました。
(12件)
全件
12件
◎
隣接する保育園の安全対策として、朝夕の通園時間には園児の安全を確保するために、誘
導員を配置しました。
全日対応
全日対応
◎
飲食施設の衛生管理強化として、HACCPに準じた衛生管理システムを導入し、各店と共に
チェックリストに基づき定期的に点検し、安全で安心な飲食施設を提供しました。
(14回)
12回
14回
◎
施設の日常運営の中で、ご年配のお客様やお子様連れ、ハンディキャップをお持ちの方な
どの快適なお買物のサポートとして、車椅子やベビーカーの使用の利便性を図るとともに
店内のサービス施設やレイアウトの改善を実施しました。
改善10件
周辺小中学校の施設学習見学を積極的に受け入れるとともに、施設の機能や環境保全活動
をわかり易く解説し、社会の総合的学習の一端を担いました。
(25件)
20件
25件
◎
行政、地域とのコミニュケーションの一環として、地域の環境団体の行事等に積極的に参
加し、共存共栄の精神で対応しました。
(14件)
10件
14件
◎
『かながわ海岸美化財団』
『湘南四市協働活動』等の地域の美化活動へ、積極的に参加しまし
た。
(4件)
5件
4件
○
お客様の安全確保に対して万全を期するために、全体消防訓練を消防署の指導のもと2回/
年実施するだけではなく、自衛消防組織の各班単位でのあらゆるケースを想定した自主訓
練を積極的に2回/月のペースで実施しました。
2回/年
2回/年
◎
井戸水を浸透膜濾過することにより空調のクーリングタワー冷却水および飲料水等に活用
し、さらにラインの変更により濾過時に発生する排水をトイレの洗浄水や、植栽の散水と
して再利用し、水道水の使用水量低減を図りました。
水使用量
15%低減
水使用量
23%低減
◎
飲食施設のグリストラップより放流される排水の浄化度を向上させるため、試験的に新機種
を導入し、ノルマルヘキサン抽出物質含有量、BOD・COD等の環境負荷低減を図りました。
新規導入
5台
新規導入
2台
△
社会活動
環境活動
リサイクル活動として、施設内から排出される廃棄物を21項目に分別し1P4R※のスローガ
ンのもとプレサイクル・レヴュー・リデュース・リユース・リサイクルを徹底しました。
大型専門店
1F
1F
2F
2F
2F
改善15件
◎1F
◎
2
3
4
5
7
8
22
24
2F
リサイクル リサイクル
率85%
率70%
分別した21項目すべての廃棄物について、収集運搬から中間処理、最終処理工程まで外部
処理施設の調査を行い、リサイクルの実行を確認しました。
調査2回
調査2回
◎
リサイクル向上を目指し、計量および記録、データ集積の精度向上のために、計量・データ
化システムを導入しました。
システム
導入
システム
導入
◎
12回
12回
食品リサイクル法対応として、継続して施設内から排出される生ゴミを生ゴミ処理機にて
(処理量 : 119t)
水とCO2に分解し、自家処理をしました。
排出全量
処理
排出全量
処理
カーペット床の日常清掃には、吸塵力が高く汚れた排気をほとんど排出しないヘパフィル
ターを採用した、省電力型のバキュームマシンの新機種導入をいたしました。
新機種
2台導入
新機種
3台導入
◎
◎
◎
全枚数
全枚数
リサイクル リサイクル
◎
施設内の清掃の際に使用する洗剤は、健康を害する恐れのある化学物質を含まない洗剤の
選定を徹底しました。
全品調査
一部調査
MSDS入手 MSDS入手
○
商品の搬入口には『アイドリングSTOP』のポスターを掲示し、施設全体で啓蒙活動を実施す
ることにより、搬入車輌より排出される排気ガスの抑制に努めました。
アイドリング アイドリング
車輌ゼロ
数件あり
△
21
42
46
49
51
マザーガーデン
フローラ ゼンキ
カメラのきむら
青山フラワーマーケット
グラフィックステーション
◎2F
66 くまざわ書店
67 サウンドコミュニケーショ ン
ウィズ
77 オリンピア
78 サンリオギフトビレッジ
79 キャラッパ
82 ペットフォレスト
生活雑貨・インテリア
◎1F
1
41
50
52
55
58
59
60
61
62
ママイクコ
パスポート
ワンズ
マックスフリー
ラクラス
織部
オフノオン
モーダ・エン・カーサ
クルスオーアンティーク
テラ・スタイル
ヘルス&ビューティー
◎1F
ピスタ
クレアーズ
ミルフローラ
ラ・パックス
オンデーズ
ディ パフィ
69 ABC-MART
85 アイガン
97 アイシティ
◎1F
6
12
13
18
91
ラ・ボーテ・ショーナン
QBハウス
健寿の京
クスリのスーパー正和薬局
ラフィネ パートⅡ
アクアマート
◎2F
87 ブランチェ
89 ラフィネ
サービスその他
◎1F
9
10
11
14
15
16
17
47
48
93
横浜銀行マイバンク
(ATM)
スルガ銀行
(ATM)
郵便局
(ATM)
ホープのクリーニング
日本旅行
センチュリー21 ランドナビ
湘南ファミリー歯科
ミスタークラフトマン
マジックミシン
チャンスセンター
◎2F
63 スタジオアリス
64 アミューズメントパーク
ソユーラグーン
81 ヤマハ音楽 英語教室
96 つちや眼科
20
32
33
34
36
37
38
39
40
43
44
45
53
56
57
とんかつこうえつ
とんかつ味武蔵
白だし京うどん麦わ家
おむらいす亭
タリーズコーヒー
ジャンボおしどり寿司
福萬年
フレッシュネスバーガー
アボカーレ
伊藤園茶十徳
ホルン
ミスタードーナツ
サンタの作りたて工房
サーティワンアイスクリーム
湘南メロンパン
Environmental Report 2006
Environmental Report 2006
5
◎1F
ファッショングッズ
◎2F
用語解説
グルメ
◎1F
23
27
29
31
54
92
:使用中、廃棄段階において環境に負担をかけないもの、また再使用可能なもの等の調達段階での選別。
:梱包資材、デッドストック基準等の見直しによる再検閲。
:梱包資材の見直し、通函の積極的導入、使い捨てカップの廃止、最小限のコピー等による廃棄物削減。
:梱包資材、容器等の再使用の検討および慣例化、コピー用紙の裏面使用等の再使用。
:一次分別の徹底、分別容器および分別表示の明確化による資源の再利用。
ORIHIKA
ゴールウェイ
ブランシェス
ディーパム
ペンズ・ネック・カシン
ラ・ドゥ
ブギウギ
シネマクラブ
ホビー &キャラクターグッズ
施設内のお客様通路に敷設されているタイルカーペットの老朽化したものは、交換後に
メーカーへ返却し、リサイクルいたしました。
計量・データ化システム
65
68
75
76
80
83
84
86
△
△
施設周辺の美化活動として、定期的に施設の従業員にて開店前の時間を利用して、周辺の
自主清掃を実施いたしました。
(12回)
25
26
28
30
35
ミュージアム
グローバルワーク
ザ・ショップ TK タケオキクチ
any FAM
3can4on
ハッシュアッシュ
サラブランド
ベティーズブルー
&ケー・エル・シー
ナック・インナールーム
プラン・ド・ヴィー
Bare Foot
(ベアフット)
スタジオクリップ
ビースリー
◎2F
前年比
0.1%削減
※1P4R プレサイクル (Precycle)
レビュー (Review)
リデュース (Reduce)
リユース (Reuse)
リサイクル (Recycle)
ロイヤルホームセンター
三和
トイザらス
ノジマ
パシオス
ファッション
前年比
3%削減
周辺自主清掃
『湘南リラックス』をキーワードとした都市生活の利便性と
日常生活の高満足に役立つSHOP構成の充実を目指しています。
1F
廃棄物量の抑制策として、店舗ごとの排出量を21項目ごとに自主計量し、データとして施
設内の休憩室および掲示板に公表し、施設一体で減量化に取り組みました。
消防訓練
C o m m u n i c a t i o n 環境コミュニケーション
C o m m u n i c a t i o n 環境コミュニケーション
◎ 目標達成 ○ 進展あり △ 要改善
◎2F
74 三月うさぎ
90 ザ マリーナフードコート
A 尾道らーめん岡本屋
B わっぱめし五色屋
C 元祖石焼ビビンバ東大門
D 御殿場カリー
E デザート王国
F ニューヨークキッチン
G デザートQQ
H ポルトフィーノ
I ロコモコ
webサイト http://www.shonan-fill.com/shop/index.html
6
安全な施設への取り組み
Social
Social
※1
ノーマライゼーション の考えを基本に、
人にやさしい施設に取り組んでいます。
●施設の改善への積極的な取り組み
改善前
社会活動
私たちの施設では、建設段階でハートビル法※2に準拠した施設として、バリアフリー※3へ積極的に取り組みました。
2005年度は、日々の運営の中で人にやさしい、安心で安全な施設へと改善に取り組みました。
改善後
私たちは、日々の運営の中で、お客様が快適に安心して
利用できる施設やサービスを提供するため、施設内のあ
らゆる部分の改善に取り組みました。
2005年度は下記の部分を改善しました。
①フードコートの手摺の改修
フードコート内にある通路の手摺に装飾金具があり、
お子様が転倒した際等、危険なため安全性の高いもの
①フードコートの手摺の改修
へと改修いたしました。
②床配線の廃止
館内のモール
(歩行動線)の床面配線について、カバー
等にて対処してあるものの、歩行の際のつまづきを考
慮し、天井からの配線へと改善いたしました。
③消火器格納箱の養生
屋上駐車場に設置されている消火器格納箱の下部がお
②床配線の廃止
子様の目線の位置にあり、危険なため、格納箱の下部
をすべて養生いたしました。
④車止めの改善
駐車場の車止めの色が路面と近似色のため、駐車場内
◆
『地域の生活拠点』
と皆様から信頼されるように、
また、その信頼が継続できるように、さまざまな取り組みを行いました。
私たちは、湘南モールフィルを取り巻くすべての皆様との関係を深く考えております。
また、施設として誠実・積極的に、そして透明性と説明責任を重視した運営に努めております。
をお客様が歩行される際のつまづきを考慮し、車止め
が見やすくなるよう蛍光塗料を塗布いたしました。
③消火器格納箱の養生
⑤駐車場の路面表示
駐車場内をお客様が歩行する際の安全性を確保するた
め、駐車場内の表示ポールの欠損および表示のない箇
所に路面表示を施工いたしました。
⑥その他の改善
◆取り組み事項の内容を重視し、積極的に活動を行いました。
2004年度と比較して、実施回数だけではなく、果たせなかった各種取り組み事項の内容を重視した
上で進めてまいりました。
地域のコミュニティの場として、湘南地域のランドマークとなりえるよう、日々の運営を心がけて
おります。
その他にも、お客様や地域の皆様が安心して快適に施設
を利用できるよう、さまざまな部分を改善いたしました。
◎フードコートのオブジェの部品撤去
④車止めの改善
◎各SHOPの陳列什器の角への防護ゴム設置
◎階段の踏み面のカーペットのはがれ補修
◎屋上ハト小屋前への車止め設置と注意喚起
◎屋上空調室外機ゾーンへのフェンス設置
◎コインロッカーの壁面への固定
Environmental Report 2006
◎3F駐車場の路面表示を蛍光塗料に変更
◎その他
用語解説
7
⑤駐車場の路面表示
※1 ノーマライゼーション :障害者や高齢者など社会的に不利を受けやすい人々(弱者)が、社会の中で他の人々と同じように生活し、活動することが社会
の本来あるべき姿であるという考え方。
また、弱者がスムーズに社会参加できるような環境の成立を目指す活動、運動のこと。
※2 ハートビル法
:高齢者や障害者がスムーズに使える建築物を増やし、社会参加を支援するための法律。
正式には
「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」
。具体的には、デパート、ホテル、
劇場など不特定多数が利用する建築物について、出入口、廊下、階段、トイレ、駐車場などの設計に配慮するように、建築主の
努力義務を定めたもの。
※3 バリアフリー
:バリア(障壁)をなくすことを意味する。もともとの建築用語では、建物内の段差を無くしたり出入口や廊下の幅員を広げるな
ど、障害者や高齢者などが生活するのに支障のないデザインを導入すること。障害者の社会参加をはばむ制度的、心理的な障
害の除去という意味にも使われる。現在は、建物内に限らず、街づくりや交通機関でもバリアフリー化が進んでいる。
8
安全な施設への取り組み
安全衛生管理への取り組み
◎ノーマライゼーション教育の推進
Social
Social
お客様や地域の皆様の誰もが安全で快適に過ごせる施設・環境づくりを継続して進めています。
速やかに問題解決できるよう、
リスクやロスを未然に防ぐように努めています。
障害のある方や高齢の方など、誰もが快適に参加できる社会を目指す
『ノーマライゼーション』の考え方を日々の運営の中で実践できるよう、
社会活動
◎安全衛生管理体制
これにより、さまざまな障害に関する基礎知識を習得するとともに、体
安全衛生組織
験学習方式によって障害を持った方や高齢者の立場に立った適切な接
私たちの施設では、常日頃よりスタッフ全員の安全衛生への意識を高
管理運営部会
客および対応を施設の一人一人が考えるようにしています。
めるために、安全管理者および衛生管理者を中心に毎月1回
『安全衛生
安全衛生部会
ノーマライゼーション教育
◎人権啓発の取り組み
社会活動
研修等でノーマライゼーション教育を実施しています。
部会』
を継続して実施しています。
施設での安全衛生、健康管理、就業管理等の課題について討議し、解
私たちは、
『人権が尊重され、差別のない明るい環境づくり』に取り組ん
決を図るとともに、スタッフへの安全衛生教育を行うなど、安全で快適
でいます。同和問題をはじめ、在日外国人問題、セクシャルハラスメン
な施設環境の整備、確立に向けて取り組んでいます。
設
備
保
全
建
築
保
全
食
品
衛
生
トなどあらゆる人権侵害・差別の問題を正しく理解、認識し一人一人が
尊重され、お互いが信頼しあえる社会を実現するための研修、教育を
実施しています。
テ
ナ
ン
ト
テ
ナ
ン
ト
テ
ナ
ン
ト
テ
ナ
ン
ト
テ
ナ
ン
ト
訓練を継続して実施しています。スタッフ採用時の教育にも安全衛生教
対象として実施する予定でしたが、残念ながら達成できておりません。
人権啓発教育
育を取り入れ、一人ひとりのスタッフが常に、適切に行動できるよう体
制維持に取り組んでいます。
◆2005年度 ノーマライゼーション、人権に関する研修・教育実施状況
・ノーマライゼーション教育・・・・・・・・ 4回
テ
ナ
ン
ト
安全衛生部会では、部会メンバー以外のスタッフに定期的に研修・教育・
2005年度は運営・管理のスタッフとともに、施設で働くスタッフ全員を
2006年度は施設で働くスタッフ全員を対象として展開していく予定です。
テ
ナ
ン
ト
◎安全衛生教育
・ノーマライゼーション体験学習・・・・・・・ 8回
・人権啓発教育 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2回
◎消防訓練
私たちの施設では、有事の際の対策として、2回/年の総合消防訓練を
消防署指導のもと実施しています。
また、それ以外にも施設の自衛消防組織の各班単位での自主訓練を
行っています。
『安全・安心』
を提供するためにHACCP※に準じた衛生管理体制を実践・継続しています。
消防訓練については、2005年度は地域の皆様にも参加していただくこ
とを予定しておりましたが、実現できておりません。
2006年度は、地域の皆様とともに近隣の商業施設との合同での消防
訓練を計画しております。
◎食品安全の重要性
今後もスタッフ採用時の教育や定時の教育・訓練を確実に行い、いざと
提供された商品がお客様にとって安全で安心して食べられるものであ
ることは、お客様にとっても私たちにとっても非常に大切なことです。
いう時に一人ひとりのスタッフが適切に行動できる体制を維持、継続いた
食品の安全性を確保するために、飲食施設スタッフ全員が日々努力してい
します。
ます。
◎防災フェア
◎HACCPに準じた食品衛生管理
以上のようなことから、私たちの飲食施設ではHACCPに準じた『食品
消防訓練
私たちの施設では、NPO法人および消防署主催の防災フェアに施設を
定期点検
提供し、地域ボランティアとの協働活動に参加しました。
衛生マニュアル』による作業を実践し、より安全で品質の高い商品を提
主催者とともに、地域のための防災安全および指導等への協力を今後
供するように努めています。
も継続してまいります。
また、
『飲食施設衛生管理チェックリスト』を活用し、スタッフによる作業
前自主点検、安全衛生部会による定期点検を実施し、衛生管理の徹底
に努めています。
◎食品衛生研修会
湘南モールフィル
研修会では藤沢市保健所と連携したビデオ学習や、食中毒の知識等の
Q : リスクやロスについては
どのようにお考えですか?
ほか日常的な衛生管理を定期点検結果の事例を挙げて継続して学習し
A : ショッピングセンターという事業を継続していく上で、リスクや
Environmental Report 2006
Environmental Report 2006
点検時ヒアリング
私たちの施設では、定期的に食品衛生研修会を実施しています。
前田マネージャー
ています。
ロスを未然に防ぐことは大変重要なことと考えております。
2005年度は2回の食品衛生研修会を実施しました。
また、有事の際にも速やかに対応できるよう、日々の運営の中
で体制を維持していくことを心がけています。
それらが、施設全体の『信頼の継続』につながるものと確信し
食品衛生研修会
用語解説
9
※ HACCP :HACCP
(ハサップ)とは、Hazard Analysis
(危害分析)and Critical Control Points
(重要管理点)
の略で、食品の製造工程において発生する危
害を分析し、その危害を抑え込む方法を決め、その方法を継続的にチェックすることで、安全な食品を作り出そうとするもの。
て日々の運営にあたっております。
防災フェア
10
地域、社会貢献活動への取り組み
お客様よりの情報反映システムへの取り組み
私たちは、お客様や地域、社会の方の声に耳を傾け、
施設内の共有情報として施設運営の財産としています。
◎お客様への対応
◎
『お客様の声』
ボックス
私たちは地域の皆様、行政とのコミュニケーションとして、施設周辺の自主的
施設に寄せられるお客様のご意見、ご要望などを承
お客様のご意見を積極的にうかがうために、1Fエント
な環境活動に積極的に取り組んでいます。
り、より快適な施設へと反映させるよう私たちは努め
ランスに
『お客様の声』
ボックスを設置しています。
●地域環境団体への強力
地域で活動をしている環境団体である『かながわ海岸美化財団』へ活動に
必要なスペースおよび消耗資材等を提供いたしました。2006年度以降に
ついても、同団体の環境美化活動へ継続して、積極的に参画する予定です。
ています。
いただいたご意見は施設の各部会およびテナント責任
お客様よりいただいたご意見、ご要望は各部会と緊密
者と検討したうえでお客様にご回答するとともに、す
に連携させ、スピーディーに施設に反映させるなどの対
べての方にご覧いただけますようにコミュニティボード
応および改善に取り組んでいます。 また、いただいた
やWebサイトに掲示しています。
●まち美化取り組み
藤沢市の『まち美化取組』の一環である1日清掃デーに私たちの施設のス
タッフが参加いたしました。
当日は2時間にわたり、施設周辺及び隣接道路
の美化活動にあたりました。
ご意見、ご要望は記録としてデータ化し、各部会およ
●その他 地域・行政・自治体の行事等への支援
・こども交通安全防犯フェア ・違法駐車追放、暴走族排除キャンペーン
・江ノ島花火大会 ・江ノ島ファンタジー
・年末交通事故防止運動 ・交通安全防犯教室
・万引き防止キャンペーン ・辻堂育成会情報交換会
・その他
かながわ海岸美化財団
社会活動
社会活動
◎地域活動への取り組み
Social
Social
私たちは、お客様や地域、社会とともに成長、
発展していきたいと考えます。
豊かなふれあいと地域生活の拠点となりえるよう取り組んでいます。
び今後の運営に役立てるようなシステムとしています。
お客様への対応
ご意見
ご要望
お
客
様
ご回答
電話・Webサイト
『お客様の声』ボックス
インフォメーション
売場応対
管理運営部会
サービス向上部会
テナントマネージャー
改 善
ご回答
藤沢市1日清掃デー
記録
ご要望
Webサイト
情報ボード
『お客様の声』
ボックス
◎地域の小中学校の研修への協力
私たちは、地域に密着した施設作りとして、市内の小中学校からのお申し出にお
◎2005年度に多かったご意見、ご要望
応えし、施設学習見学を通じて、施設の機能や環境保全活動を説明し、実際に
体験していただいています。
私たちの日々の運営活動への理解と環境保全への
関心を高めていただくことにより、総合的学習※の
2005年度に多かったご意見、ご要望
①・・・・・・館内空調温度設定
(暑い、寒い等)
140
②・・・・・・新SHOPの要望
(映画館、100円SHOP等)
120
100
③・・・・・・駐輪場区画
(狭い、乱雑、遠隔地等)
一端を担っています。
体験学習
2005年度は25校の小中学校の子供たちが体験学
80
④・・・・・・駐車場動線
(一方通行、車両誘導等)
60
⑤・・・・・・トイレ
(清掃、消耗品等)
習に参加いたしました。2006年度はさらに学習内
40
20
容を見直し、広く参加小中学校を募る予定です。
0
館内全体
新SHOP
駐輪場
駐車場
トイレ
その他
また、私たちの施設では、開かれた地域コミュニティーの場として、施設内のスペースを提供しています。
◎お客様のご意見、ご要望で改善した事例
◎コミュニティホール
◆フードコートの照明
床面のアッパーライトにお子様が
触れるため、消灯いたしました。
私たちの施設では、地域の団体や小中学校のイベント等にコミュニティホー
ル(2F会議室)を開放しています。演奏会やセミナー等に広く開放し、地域生
活の拠点としての役割を果たしています。2005年度は8件のイベントが開催
されました。
Environmental Report 2006
子供広場
◆駐輪架台
ル活動等が開催されました。
お客様より、駐輪場が乱
雑で使用しづらいとのご
意見をいただきましたの
で、スライド式の架台を
新設いたしました。
◎コミュニティーボード
1Fエントランスでは、地域行事やサークル活動、およびボランティア活動等の告
知ができるよう、掲示板のスペースを広く開放しています。また、小中学校の生
徒の絵画や習字などの展示場としても開放しており、施設にご来場いただいた
お客様に情報を提供したり、コミュニケーションや憩いの場を提供しています。
用語解説
11
辻堂育成会情報交換会
◆郵便局ATM
◆両替機
お 客 様より、 郵 便 局の
ATM設 置のご要 望を多
くいただきましたので、
ATMコーナーに新設いた
しました。
お客様より、遊技機コー
ナーの両替機の床面ア
ンカーボルトが露出して
おり、危険とのご意見を
いただきましたので、機
種を変更いたしました。
Environmental Report 2006
◆駐車場表示
一方通行の表示が少ないとのご意
見をいただきましたので、表示を増
やすとともに、見直しました。
◎子供広場
2Fの子供広場についても、地域のサークル活動や環境団体等のオープンイベ
ント等に開放し、地域社会の豊かな生活環境つくりを支援し、社会性や公共
性を勘案した活動に積極的に取り組んでいます。2005年度は10件のサーク
◎その他の改善事例
◆館内通路
館内の通路に商品が陳列してあり、
通行時の妨げになるとのご意見を
いただきましたので、整理するとと
もに、通路を確保しました。
◆その他
お客様よりいただいたご意見で、対
応できるものについては、改善いた
しました。
※ 総合的学習:平成14年度より導入された、小中学校の学習指導要領が全面改訂されて教科の枠を超えた
『総合的な学習の時間』
総合学習では
「国際理解」
「
、 情報」
「
、 環境」
「
、 福祉・健康」および
「暮らし・地域」などをキーワードに、地域特性や児童・生徒の興味を元に選ん
だ課題に対して、自分の力で計画を立て、自ら進んで活動し、他人にその成果を伝えていく中で、探究心や表現力を養うことを目的としている。
12
環境方針
Environment
Environment
施設全体で環境保全活動を推進することを目指しています。
湘南モールフィルは、
『地球環境を守ることは施設としての社会的責務の一つである』という認識のもと環境
に対する基本的な考え方を示した「環境方針」を制定し、その遂行に向け、施設をあげて環境保全活動に取り組
んでいます。
①施設運営プロセスにおける環境負荷の低減
施設運営における全ての部門のプロセス、運営活動の各段階で環境
を事前に評価し、継続的に改善を実施することで環境負荷の低減
および汚染の予防に努める。
②環境関連法規制等の遵守
施設全体が、適用を受ける全ての法律、条例および当施設が同意し
た利害関係者の要求を遵守する。
③環境自主行動計画の策定と見直し
施設運営活動が与える影響を定量的に把握し、最も重点的に取り
組むべき環境影響を特定し、適切な環境目的、目標および計画を策
定する。
なお、これらは定期的または必要に応じて見直すものとする。
④教育および訓練の実施
環境推進体制組織図
環境活動
◆環境方針
環境管理責任者
管理運営部会
環境自主監査チーム
環境推進勉強会
推進委員
(テナント店長)
環境推進部会
推進委員
(テナント店長)
推進委員
(テナント店長)
推進委員
(テナント店長)
◎環境推進部会
デベロッパー、管理会社、テナント店長の担当委員からなる組織で、施設運営
に関わる環境側面の目標設定、取り組み課題の進捗、検証、改善について協議、
実行される。
●環境側面の抽出
●環境影響評価
●環境目的・目標の設定
計画
Do 実施
Plan
●環境活動推進
●環境教育
Check
施設内教育、啓発活動を通じて、全スタッフの環境に関する意識、
知識およびスキルを向上させ、日常業務に環境配慮を反映する。
効果検証
⑤社会貢献
◆更なる環境負荷低減への取り組み。
私たちの施設では、竣工時の建設段階および日々の運営面で環境負荷低減に取り組みました。
3年目については、各部門にて取り組み成果を検証し、新たな目標を設定し、環境負荷低減に取り
組みました。
◆健康を考慮した施設運営について。
私たちの施設では、環境負荷低減とともにお客様や施設内で働くスタッフを含めた『人の健康』に
も取り組みました。
竣工以来の取り組みに加えて、更に深化を目指し、施設運営に関わる資機材類、ケミカル類の選定
に留意し、なおかつ周辺環境への配慮もあわせて、有害廃棄物の全廃を目指して取り組んでいます。
◆アスベスト※1について
「石綿
(せ
用語解説 ※1 アスベスト:「アスベスト」は、天然に産する蛇紋岩系および角せん石系の繊維状鉱物のことで、
きめん、いしわた)
」とも呼ばれている。種類としては蛇紋岩系のクリソタイル
(温石綿または
白石綿)
、角せん石系のクロシドライト
(青石綿)
、アモサイト
(茶石綿)
などが使用されてきた。
アスベストは、耐熱性、耐磨耗性、耐腐食性などに優れるため、建材を中心に巾広く使用され
てきたが、平成16年10月1日より全てのアスベストの使用が禁止された。
(アスベスト)
とは異なる。
※2 ロックウール: ロックウール、或いはロックファイバー。岩綿とも呼ばれる。石綿
アスベストは天然鉱物繊維で、工場で生産された人造鉱物繊維のロックウールとは別の物
質。現在、IARC
(国際ガン研究機関)
では、グループ3
(人に対する発ガン性の分類が出来ない)
になっている。
●経営層による見直し
●環境法規制等の要求事項
●環境影響に関わる規定
Action 見直し
●活動内容確認
●ドキュメント管理確認
【湘南モールフィルの環境への取り組み】
●井水浄化設備
井戸水を浄化装置にて浸透膜濾過することにより、冷却塔およ
び飲料水として活用し、排水をWCの洗浄水や植栽の散水として
活用しています。
●21項目の分別
施設内より排出される排出資源を21項目に分別し、それぞれを
自家計量し、データ化し、各項目ごとにテナントと協力して、リサ
イクル化を推進しています。
●共用部空調サーモスタット
共用部の空調システムの改善として、温度設定をより調節可能と
するため、共用部複数箇所のサーモスタットでの室温設定に変
更することにより、空調エネルギーの無駄な使用を避けるととも
に、細部の調整可能とし、エ
ネルギーの無駄な使用回避
を図っています。
●定期清掃工法
施設内の定期清掃および中間清掃は水を極力使用しない工法を
取り入れ、
上下水道量の低減および床材劣化の抑制を図っています。
●生ゴミ処理機
飲食施設より排出される生ゴミは、リサイクルスタッフにて再分別
した後生ゴミ処理機に投入され、水とCO2に分解・消滅し、焼却
ゴミの削減に寄与しています。
●アイドリングストップ宣言
搬入等の来館者、テナント従業員と共に施設全体としてアイドリ
ングストップ運動に取り組んでいます。
●グリストラップの機種変更
飲食施設のグリストラップより放流される排水の浄化度を、更に
向上させるため、新機種を導
入し、排水の水質検 査デー
タより、ノルマルヘキサン抽
出物質含有量、BOD・COD等
の環境負荷低減を図るべく、
2005年度は新たに2店舗に新
規導入しました。
Environmental Report 2006
私たちの施設では耐火被覆材にはロック
※2
ウール を使用しており、アスベストは使
用しておりません。
地域社会とのコミュニケーションを積極的に図り、地域環境の保全
に貢献する。
●建設段階からの取り組み
・壁面の建築素材に軽量気泡コンクリート材を使用し、建物の空調負荷低減を図りました。
・ガラスカーテンウォールへの熱線吸収ガラス採用、南面の窓ガラス削減により空調負荷低減を図
りました。
・敷地面積の20%の緑化面積を設け、ヒートアイランド現象の抑制を図りました。
・駐車場の消火器表示灯に、太陽電池を導入し、自然エネルギーの有効活用を図りました。
・建物構造を1F 2Fは店舗、3Fの中間層および屋上を駐車場とすることにより、空調負荷低減を図り
ました。
・ガスコージェネレーションシステムの導入により、省エネおよび熱効率の向上を図りました。
・1F平面駐車場の外灯は、風力発電および太陽電池システムを採用し、自然エネルギーの有効活用
を図りました。
14
具体的環境負荷低減施策
(省エネルギー)
具体的環境負荷低減施策
(廃棄物)
私たちは、地球の温暖化による気温の上昇、異常気象、生態系への影響を深刻に受け止め、エネルギー等の消費
をできる限り抑える努力をしています。
湘南モールフィルでは、施設運営レベルにおいても継続してあらゆる面に取り組んでおり、初年度より更に深化さ
せた取り組みを行い、実際に効果の測定やデータの集積も行っています。
私たちは、施設全体として積極的に環境負荷低減を目指していく上で、資源の再生および排出物の抑制は大変重
要なことと考え、さまざまな視点で取り組んでいます。
電気・熱源、空調設備
水道水、井戸水、その他
●後方部門の照明
バックヤード、常閉避難階段、従業員駐輪場の照明設備は
時間帯により点灯状況を変更するよう改善いたしました。
また、バックヤード諸室の不在時消灯についても、従業員
の啓蒙活動により更に強化し、省エネルギーに努めました。
●井水浄化装置
井戸水をWCの洗浄水や植栽の散水に活用するとともに、
浄化装置にて浸透膜濾過することにより、冷却塔および飲
料水として活用しています。
●冷温水発生機
冷温水発生機の外気温に合わせた起動設定の細分化を継
続し、排ガス・排熱温水の有効利用とともにガス消費量の
低減も図りました。また、発電機の運転時間、供給される
排熱の投入時間の設定等にも継続して取り組みました。
●自動散水機
季節および土壌の状況等による調整を見直し、使用水量
の低減が可能となるよう、改善しました。
●省エネチェックシート
運転管理チェックシートの細分化、集積データの範囲の
拡大を図り、目標数値達成を目指し、啓蒙活動を実施しま
した。
●データ集積
施設全体で省エネルギーを目指すため、テナントごとのエ
ネルギー使用量データを集積し、各部会にて抑制策の構
築および目標数値を設定しました。
目
電気使用量(売上高百万円あたり)
435.53
100
80.93 79.95
80
77.08
433.02
91.33 90.64 87.89
2003年度
2004年度
2005年度
282.19
275.24
40
271.12
200
20
0
10.40 10.68 10.81
0
発電電力量
合計
中圧ガス
低圧ガス
合計
電気使用量
ガス使用量
種々の省エネ施策により、2005年度は2004年度と比較して、
約2%の削減ができました。
発電機および冷温水発生機の運転管理等により、
2005年度は2004年度と比較して、約3%の削減ができました。
水道使用量(売上高百万円あたり)
コピー用紙、レポート用紙、ノート、カラーコピー紙
木材
梱包木材等
衣類・繊維類
布片、衣料、繊維類
雑芥
ティッシュ、カーボン紙
タバコ空箱等、再生紙類外
弁当殻
弁当容器
(紙製は雑芥)
チラシ、パンフレット、色付封筒、
3 白色以外の紙類 ノーカーボン紙
週刊誌、雑誌、写真類
4 新聞紙
6.89 6.99
5.94
5.33
5.22
5.40
0
CO2排出量(売上高百万円あたり)
380.05
378.89 372.20
2003年度
2004年度
2005年度
300
6 紙パック
牛乳及び各種飲料パック
7 ペットボトル
ペットボトル(油系は不可)
8 アルミ缶
飲料アルミ缶
9 スチール缶
飲料等スチール缶
10 ビン
各種(色)ビン類
11 割箸
割箸(竹製品不可)
12 廃食用油
ラード、白絞油、サラダオイル、
ショートニング等の動植物性食用油
1.56
17 ゴム
ゴム、ラバー類
18 陶磁器・ガラス
陶磁器片、ガラス屑
19 金属
ボトルの王冠、缶のプルトップ、
ホチキス針、スプレー缶
20 乾電池
各種電池
21 生ゴミ21
残飯、調理屑、食材等
0
井戸水
電気
合計
中圧ガス 低圧ガス
水道水
井戸水
合計
水道使用量
CO2排出量
井水浄化設備のライン変更等により、
2005年度は2004年度と比較して、約23%の削減ができました。
エネルギー使用量の削減により、
2005年度は2004年度と比較して、約2%の削減ができました。
<中間処理>
<再生処理>
<最終処理>
<再生品>
D 紙料・H 商店
D 紙料(株)
D 紙料・H 商店
O板紙・Tパルプ
ダンボール
再生紙
白色以外紙類
K 製紙
トイレットペーパー
M 製紙
新聞紙
シュレッダー紙
D 製紙
菓子箱・絵本
紙パック
T パルプ
再生紙
PR 社・H 商店
PR 社・T通商
繊維・助燃材
アルミ缶
D 紙料・H 商店
D 紙料(株)
D 紙料・H 商店
ペットボトル
S 組合・H 商店
アルミ缶
S 組合・H 商店
H 商店
YA 社・E 社
T 製鉄・Y 金属
スチール缶
S 組合・H 商店
H 商店
S 金属・E 社
T 製鉄・J 製鋼
H鋼・鉄鋼製品
ビン
S 組合・H 商店
H 商店
I 商店・E 社
S 社・F 社
ピン・路盤・繊維
割箸
S 組合・H 商店
O 製紙
ウッドチップ
廃食用油
S 組合・H 商店
S 油脂
O 油脂・C 脂肪
O 油脂・C 脂肪
飼料・脂肪酸
発泡スチロール
S 組合・H 商店
K 企業
K 企業・H 商店
K 工業・T 産業
樹脂・モルタル
ビニールプラスチック類
S 組合・H 商店
T 商店
HR 社・D 土木
助燃材
清掃センター
O 処分場
温水プール
熱源(焼却)
S 組合・H 商店
T 鉱山
埋立
S 金属・E 社
J 製鋼・T 製鉄
鉄鋼製品
M 処分場
埋立
生ゴミ処理機
分解
陶磁器・ガラス
0.18
<収集運搬>
O 製紙
ゴム
100
※エネルギー使用量については、昨年まで延床面積m2あたりにて表記しておりましたが、延床面積は
変動しないため、最も使用量と密接な関係にある売上高百万円あたりの表記に変更しました。
15
タバコ吸殻
白色紙類
吸殻
1.05
水道水
16 吸殻
13 発泡スチロール 食品トレイ、梱包材等
14 ビニール
ビニール袋、ポリ袋、ラップ、ナイロン
プラスチック類 プラスチック容器、プラスチック片等
可燃ゴミ
200
4.00
2.00
新聞紙、業界紙
5 シュレッダー紙 シュレッダーにかけたもの
15 可燃ゴミ
S 組合・H 商店
S 組合・H 商店
金属
S 組合・H 商店
乾電池
S 組合・H 商店
生ゴミ
H 商店
Environmental Report 2006
Environmental Report 2006
6.00
kg-CO2
400
8.00
2003年度
2004年度
2005年度
類
2 白色紙類
新聞紙
60
400
m3
分
紙製飲料カップ
ダンボール
ガス使用量(売上高百万円あたり)
m3
703.96 717.72 704.14
2003年度
2004年度
2005年度
受電電力量
目
◆リサイクルフロー図
800
428.71
No 項
飲料紙カップ
<資源名>
600
類
厚紙、茶封筒を含む
私たちの施設では、排出資源の分別ルールを上記21項目に設定しております。バックヤード各所のリサイクルステーション・リサイクルセンターに21種類の
分別ツールを設置し、エコスタッフにより、再分別・計量・記録を毎日実施しています。2005年度期中に、計量および記録の精度を向上させるために、計量
システムを導入いたしました。
エネルギーの使用量
kWh
分
1 ダンボール
消滅
消
●自動販売機
施設内の自動販売機について、調光機能および冷却運転
制御機能、ピークカット機能だけでなく、更に省電力タイ
プのものに変更し、バックヤードの自動販売機については、
照明をすべてOFFにして運用しました。
●冷却塔補給水
冷却塔の補給水量は、設定の見直しを図り最少水量とな
るよう改善し、使用水量の低減を図りました。
No 項
非リサイクル資源
●外灯
外灯の点灯時刻は、日照時間による自動制御と建物照明
による照度確保できる箇所の改善等で省エネに努めま
した。
◆分別項目詳細
リサイクル資源
●照明スケジュール
運営状況にあわせた3段階(全消灯・半消灯・全灯)および
箇所により5段階に設定し、省エネに努めました。
環境活動
環境活動
さまざまな視点で廃棄物の削減、
リサイクルに積極的に取り組んでいます。
Environment
Environment
電気・ガス・水道の使用量削減を図り、
省資源・省エネルギーを追求しています。
※私たちの施設では、分別した21項目全ての廃棄物について、収集運搬から中間処理、最終処理工程まで、外部処理施設の調査を行い、リサイクルの実行を確
認しています。2005年度については、中間処理工程および最終処理工程に特に問題は見られませんでしたので、リサイクルルートは前年同様となっております。
※私たちの施設より排出された古紙類はトイレットペーパーとなって、製紙メーカーより私たちの施設へ供給される循環型のリサイクルシステムを導入しています。
16
環境負荷低減施策と排出量数値(廃棄物)
環境会計
有効な環境対策を進められたか。
2005年度の環境会計をご報告いたします。
【環境保全コスト】
分類
・生ごみ処理機の性能をフルに生かすため、投入量およ
び投入時間の改善に取り組みました。
水質汚染防止
事業エリア内コスト
・資源の排出に際しては、廃棄物処理法に基づきマニフェ
スト伝票を運用しています。また、収集運搬業者および
処理業者との契約については、事業許可証の写し、最終
処理までのルート(中間処理、再生処理、最終処理)を
添付することを義務付けています。
その他
合計
地球温暖化防止・省エネ
地球環境保全コスト
資源循環コスト
リサイクル資源名
ダンボール
60
43.8
40
45.3 45.3
18.8
20
16.15
19.2
8.8 6.0
5.5
0
リサイクル資源 非リサイクル資源
生ゴミ
合計
資源排出量
分別の徹底は計画通り進めることができましたが、全体の排出量は
0.1%の削減にとどまりました。非リサイクル資源の排出量抑制策を強化
しております。
※資源排出量については、昨年まで延床面積m2あたりにて表記しておりましたが、延床面積は変動しな
いため、最も排出量と密接な関係にある売上高百万円あたりの表記に変更しました。
排出量
(kg)
非リサイクル資源名
排出量(kg)
37.66
吸殻
0.18
白色紙類
0.01
ゴム
0.00
白色以外紙類
0.77
陶磁器・ガラス
0.16
新聞紙
0.01
可燃ゴミ
シュレッダー紙
0.04
乾電池
紙パック
0.08
小計
ペットボトル
0.37
アルミ缶
0.09
スチール缶
0.32
ビン
0.20
割箸
0.03
廃食用油
0.66
発泡スチロール
0.73
ビニール・プラスチック類
3.59
金属
0.65
小計
45.21
18.87
0.01
19.22
生ゴミ
5.47
合計
69.90
管理活動コスト
ダンボールの排出量が全体の54%、可燃ゴミが27%を占めており、前年
度とほぼ変わらない数値を示しています。ともに目標数値を上回ってい
るため、環境推進部会にて、強化策を設定し実行しております。
目標
実績
29.9%
リサイクル資源
非リサイクル資源
25
25.71
24.25
20
26.70
23.77
経費
-
-
-
0.70
-
0.70
5.50
-
0.60
0.40
0.40
0.40
54.00
-
-
-
-
-
2.50
13.20
1.00
8.50
1.00
8.60
-
-
-
-
-
-
62.00
13.20
1.60
9.60
1.40
9.70
150.76
18.00
17.62
19.00
7.00
19.50
-
-
-
-
-
-
150.76
18.00
17.62
19.00
7.00
19.50
-
-
-
-
8.40
12.00
8.60
-
20.00
-
15.90
-
16.10
15.80
27.20
3.00
24.30
12.00
24.70
グリーン購入
-
-
-
0.60
-
0.80
商品リサイクル
-
-
-
-
-
-
容器包装リサイクル
-
-
-
-
-
-
環境配慮商品
-
-
-
-
-
-
合計
0.00
0.00
0.00
0.60
0.00
0.80
環境教育
0.05
3.60
-
3.60
-
3.80
EMS
-
3.60
-
3.60
-
3.60
環境負荷監視
-
0.09
-
0.09
-
1.00
廃棄物適正処理
4.00
4.00
4.40
4.50
5.40
4.50
その他
30.00
4.80
3.00
4.80
23.00
4.80
合計
34.05
16.09
7.40
16.59
28.40
17.70
0.00
5.00
0.00
2.50
0.00
2.50
0.20
-
3.00
0.60
0.00
0.80
地域住民への環境活動
-
-
-
0.70
-
0.90
寄付・支援
-
-
-
0.70
-
0.70
0.20
0.00
3.00
2.00
0.00
2.40
環境損傷対応コスト
CO2排出量(売上高百万円あたり)
kg-CO2
30
投資
3.00
合計
2005年度リサイクル率
経費
-
緑化・美化
社会活動コスト
投資
7.20
研究開発コスト
資源別排出量
経費
2005年度
-
情報開示・環境広告
※売上高百万円あたり排出量
2004年度
15.80
リサイクル
合計
上・下流コスト
68.7 70.0 70.0
オゾン層破壊防止
合計
・コピー用紙の裏面再使用、設備・清掃関係作業で使用し
たウエス、軍手等の消耗品の再利用を徹底しています。
2003年度
2004年度
2005年度
悪臭防止
資源の効率的利用
・トイレットペーパーは芯のない古紙100%の再生品を使用
しています。
また、お客様用トイレの少なくなったトイレット
ペーパーは、従業員トイレで使用しています。
80
騒音・振動対策
公害防止コスト
・廃棄物量の抑制策として、店舗ごとの排出量を21項目ごと
に自主計量し、データとして施設内の休憩室および掲示
板 に公表し、施設一体で減量化に取り組みました。
資源排出量(売上高百万円あたり)
投資
大気汚染防止
・施設内のお客様通路に敷設されているタイルカーペット
の老朽化したものは、交換後にメーカーへ返却し、リサ
イクルいたしました。
kg
単位:百万円
2003年度
環境保全コスト計
環境活動
環境活動
■排出資源計量システム
◎その他の取り組み
◎資源排出量
Environment
Environment
ゼロエミッションに向けて、排出量の抑制と
リサイクルの推進に努めています。
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
262.81
79.49
32.62
74.59
48.80
77.30
27.15
24.25
24.25
15
Environmental Report 2006
Environmental Report 2006
【経済的効果】
10
単位:百万円
5
基準年
(2003年)
2004年
2005年
差
0
70.1%
2003年度
2004年度
2006年度
リサイクル率
CO2排出量
目標数値の85%を15%、2004年度数値を0.6%下回りました。可燃ゴミの
排出量数値が目標数値を大きく上回っているため、環境推進部会にて
業種ごとの強化策を設定し実行しております。
排出資源によるCO2排出量は、目標数値に対して12%、2004年度に対し
て1.7%上回りました。リサイクル率同様、可燃ゴミの排出量数値が目標
数値を大きく上回っているため、環境推進部会にて業種ごとの強化策を
設定し実行しております。
※生ゴミについては、分解処理をしているためリサイクル資源および非リサイクル資源に属さない設定としております。
※可燃ゴミについては、焼却時の熱を再利用していますが、ここでは非リサイクル資源としています。
(1回限りのサーマルリサイクル)
※CO2排出量には、生ゴミ処理機にて分解処理の際に発生するCO2排出量を含んでいます。
17
2005年度
確実な根拠による効果
リサイクルにより得られた収入
-
0.1
0.1
0.1
食品の値下げ回避
-
-
-
-
22.00
25.20
26.40
4.4
省エネ
省資源
廃棄物処理費削減
合計
推計による効果
環境優先の売上による総利益
-
-
-
-
1.60
1.82
1.88
0.28
23.60
27.12
28.38
4.78
-
-
-
-
18
パフォーマンスデータ集
環境保全効果
Data
Environment
持続可能な社会のために貢献できる施設となります。
詳細のデータをご報告します。
【環境保全コスト】
※注 : 業種分類 ・大型店・・・量販店 ・物販A・・・衣料品 ・物販B・・・雑貨、バッグ、靴 ・物販C・・・メガネ、ドラッグ、書店、他 ・飲食・・・飲食店、FF ・サービス・・・ペット、ATM、理美容
【エネルギー使用量データ】
事業活動に投入する
資源に関する効果
事業エリア内コストに対応する効果
環境保全効果を表す指標
2003年
2004年
2005年
電気
154,583GJ
153,414GJ
150,059GJ
ガス
84,438GJ
81,612GJ
78,871GJ
重油
-
-
-
灯油
-
-
-
軽油
-
-
-
合計
239,021GJ
235,026GJ
228,930GJ
400
水
204,399m3
152,046m3
118,468m3
200
エネルギーの投入
大気への排出
水域・土壌への排出
煤塵
基準値超過0件/測定2件 基準値超過0件/測定2件 基準値超過0件/測定2件
窒素酸化物
基準値超過0件/測定2件 基準値超過0件/測定2件 基準値超過0件/測定2件
硫黄酸化物
基準値超過0件/測定2件 基準値超過0件/測定2件 基準値超過0件/測定2件
BOD
基準値超過0件/測定5件 基準値超過0件/測定6件 基準値超過0件/測定6件
n-ヘキサン
基準値超過1件/測定5件 基準値超過0件/測定6件 基準値超過0件/測定6件
1,349t
1,403t
1,409t
985t
992t
988t
73.1%
70.7%
70.1%
非リサイクル量
(A-B)
363t
411t
421t
生ゴミ
197t
131t
120t
廃棄物等発生量
(A)
事業活動から排出する
環境負荷並びに
廃棄物に関する効果
リサイクル量
(B)
リサイクル率
廃棄物等の排出
839t
紙ゴミ
上・下流コストに対応する効果
事業活動から算出する
材・サービスに関する効果
その他の環境保全効果
868t
843t
廃プラ
76t
59t
79t
その他
434t
476t
487t
エネルギー及び廃棄物処理から発生するCO2
9,174 t-CO2
8,906 t-CO2
8,719 t-CO2
ダンボール箱を使用しない納品方法シェア
(衣)
-%
-%
-%
ダンボール箱を使用しない納品方法シェア
(生鮮)
-%
-%
-%
上記の方法によるダンボール箱の節減量
-%
-%
-%
レジ袋・包装用品等の使用量
-%
-%
-%
トレイ等生鮮の容器包装の使用量
-%
-%
-%
店頭回収量
(トレイ)
0.04t
0.02t
0.03t
店頭回収量
(紙パック)
0.02t
0.03t
0.05t
店頭回収量
(ペットボトル)
4.91t
5.94t
6.65t
店頭回収量
(その他)
7.78t
10.80t
15.25t
レジ袋の辞退率
-%
-%
-%
レジ袋の辞退者数
(延べ)
-人
-人
-人
環境推進学習会の実施回数
6回
12回
12回
環境推進学習会の参加者数
420人
(延べ)
660人
(延べ)
665人
(延べ)
業種別電力(電灯・動力)使用量(売上高百万円あたり)
kWh
1000
800
2003年度動力
2004年度動力
2005年度動力
2003年度電灯
2004年度電灯
2005年度電灯
※
※
注1
0
大型店
30,000
物販B
物販C
用途別ガス使用量
GJ
35,000
物販A
飲食
19
CO2排出係数
単位あたり発熱量
電気
千kWh
9.76GJ
0.378 t -CO2/千kWh
灯油
kℓ
36.7GJ
0.0679 t -CO2/GJ
ガス
千m
41.1GJ
0.0513 t -CO2/GJ
ガソリン
kℓ
34.6GJ
0.0671 t -CO2/GJ
廃プラ
t
-
0.268 t -CO2/ t
原油換算
kℓ
3
0.0258kℓ/GJ
サービス
2005年度 ガス使用量比率
32,215 30,279 31,640
30,011 30,013 30,697
2003年度
2004年度
2005年度
25,000
1.2%
12.3%
38.4%
9.2%
20,000
15,000
9,706
9,606 9,630
11,431
9,444
10,000
38.9%
7,252
5,000
1,173 886 937
0
1号発電機
2号発電機 冷温水1・2号 冷温水3号 テナントガス
1号発電機
2号発電機
冷温水3号
テナントガス
冷温水1・2号
業種別空調熱使用量
GJ
20,000
GJ/百万円
2004年度個別空調熱使用量
2004年度空調熱使用量
2004年度売上高百万円あたり使用量
2003年度個別空調熱使用量
2003年度空調熱使用量
2003年度売上高百万円あたり使用量
2005年度個別空調熱使用量
2005年度空調熱使用量
2005年度売上高百万円あたり使用量
4.95
4.69
6.0
5.0
4.38
15,000
4.0
3.08
3.42
10,000
3.0
2.95
2.42
2.39
2.03 2.12
5,000
2.80
2.47
2.0
2.19
1.66
1.85
1.0
1.17 1.17
0.78
0
※
注3
大型店
※
物販A
物販B
物販C
6.00
4.00
2.00
サービス
2005年度 水使用比率
5.94
2003年度
2004年度
2005年度
5.33
5.22
47.0%
33.9%
1.56
1.05
0.00
0.0
注4
飲食
Environmental Report 2006
Environmental Report 2006
単位
注2
600
上水
・井戸水使用量(売上高百万円あたり)
m3
【参考資料 】特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令
(平成18年3月 経済産業省、環境省令第3号)
地球温暖化対策推進法施工令より
パフォーマンスデータ集
環境活動
効果の内容
19.1%
0.18
水道水
井戸水
※注1・2 : 大型店、飲食施設は個別空調の動力消費を含みます。
※注3・4 : 大型店、飲食施設は個別空調の空調熱使用量を含みます。
共用部
設備
テナント
※空調熱とは………冷水及び温水を利用して空調を行なう空調機を運転した際、消費
される熱量を
「空調熱」
と定義し、カロリーメーター
(熱量計)
にて計測されます。
20
パフォーマンスデータ集
Data
※注 : 業種分類 ・大型店・・・量販店 ・物販A・・・衣料品 ・物販B・・・雑貨、バッグ、靴 ・物販C・・・メガネ、ドラッグ、書店、他 ・飲食・・・飲食店、FF ・サービス・・・ペット、ATM、理美容
【排出資源量データ】
◆第三者検証について
業種別排出量 ・ リサイクル率
t
%
パフォーマンスデータ集
1500
82.7% 82.5% 81.4%
83.8%
2003年度生ゴミ排出量(t)
2003年度その他排出量(t)
2003年度リサイクル率
84.2% 83.3% 83.9%
81.5% 81.2%
2005年度生ゴミ排出量(t)
2005年度その他排出量(t)
2005年度リサイクル率
1000
2004年度生ゴミ排出量(t)
2004年度その他排出量(t)
2004年度リサイクル率
61.0%
51.5%
三者検証』が必要ですが、まだまだ私たちの施設の取り組みについては、課題が残されております。
お客様や地域の皆様から信頼される施設として、今後継続していくには、必須事項であると理解しておりますが、開
80
業よりの年数も浅く、発展途上の施設であると考えております。
以上のことから、第三者検証については施設全体での取り組みが更に深化し、課題を克服した時点で実施することと
しています。
59.1%
62.2%
54.1%
従来、私たちの施設での環境面への取り組みについて、持続可能性の観点からの第三者による分析・評価を行う『第
100
60
将来的には、環境方針・環境活動の整合性や、その成果についての第三者検証を予定しています。
38.6%
51.3%
40
500
◆アンケートのお願い
30.5% 30.9%
20
『湘南モールフィル環境レポート2006』
をお読みいただき、誠にありがとうございました。私たちの施設のあらゆる活動
の取組に関してご理解いただけましたでしょうか。まだ、3回目の発刊ということで、至らない点も多数あることと存じ
ます。今後もよりわかりやすいレポートの作成に努めてまいります。
0
0
物販A
大型店
5.33
物販B
物販C
飲食
サービス
もしよろしければ、添付のアンケート用紙に忌憚のないご意見・ご感想を記入の上、湘南モールフィル環境推進担当
宛にFAXまたはご郵送していただければ幸いに存じます。
2005年度 資源別排出量構成比
2005年度 業種別排出量構成比
(売上高百万円あたり)
2.8%
11.7%
7.8%
6.2%
26.7%
5.1%
48.7%
17.8%
0.0%
大型店
飲食
53.3%
5.1%
13.9%
物販A
サービス
物販B
共用部
0.9%
ダンボール
可燃ゴミ
物販C
廃食用油
生ゴミ
ビニール
その他
1人あたり ・ 売上高百万円あたり排出量
250
kg
kg
0.30
2003年度売上百万円あたり排出量
0.25 0.25 0.25
2003年度お客様1人あたり排出量
200
0.25
2004年度売上百万円あたり排出量
2004年度お客様1人あたり排出量
0.20
Environmental Report 2006
150
2005年度売上百万円あたり排出量
0.17
2005年度お客様1人あたり排出量
0.16
0.16
0.15
100
0.11
0.11 0.11 0.11
0.08
0.09 0.09
0.10
0.09
50
0.05
0.03 0.03
0
物販A
物販B
物販C
湘南モールフィルも竣工より4年目を
昨年同様、作成過程で
「お客様第一の課題を実行できているか、継続で
地に足をしっかりつけて、地域に根付
きるか、新たな取り組みにチャレンジできるか」
と様々なことを考えまし
いた社会・環境活動を継続していくこ
た。私たちの施設に求められる役割である
『地域の皆様との共生を考え
その樹木を増やしていくことをお約
飲食
サービス
束することから選択しました。
選択した表紙のとおり、しっかりとし
た活動に取り組んでまいります。
21
最後までお読みいただきありがとうございました。
『湘南モールフィル 環境レポート』
も今回で3回目の発行となりました。
迎えております。
とことにより、更に幹を太く、また、
0.02
0.00
大型店
あ と が き
表紙写真 : 大地の樹々
0.11
た社会・環境活動を継続すること。お客様に安心と安全を提供すること』
を再認識し、無限に広がるその範囲と役割の重要性を深く考えてまいり
ます。私たちのこの考え方を、本誌を通じてお伝えできれば幸いです。
作成担当スタッフ一同
22
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