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奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル

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奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル
奈良県ライフライン
情報共有発信マニュアル
第3.3版
平成24年7月
奈良県ライフライン防災対策連絡会
目 次
次
第1編 総
総 則
則
1 作成経緯と目的
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
2 マニュアルの適用区分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
3 情報関係
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
(1)奈良県とライフライン機関の連携概要
(2)連絡ルート
(3)連絡体制
(4)ライフライン機関の職員の受入
(5)奈良県への報告様式と取り扱い
(6)ライフライン機関被害・復旧報告
(7)奈良県とライフライン機関の連絡窓口
4 広報関係
(1)広報活動の目的
(2)ライフライン機関の広報活動
(3)広報ルート図
(4)広報依頼文例(報道機関用)
第2編 別
別 添 資 料
1 奈良県とライフライン機関の連携概要【地震発生後】
【別添1】 ・・・・・
8
2 ライフライン機関情報連絡ルート図
【別添2】 ・・・・・
9
3 災害発生後の連絡体制
【別添3】 ・・・・・
10
4 奈良県への報告様式と取り扱い
【別添4】 ・・・・・
11
5 ライフライン機関被害・復旧報告
【別添5】 ・・・・・ 12 ~ 22
6 奈良県ライフライン防災対策連絡会名簿
【別添6】 ・・・・・ (省略)
7 広報ルート図
【別添7】 ・・・・・ 25 ~ 39
8 広報依頼文例(報道機関用)
【別添8】 ・・・・・ 40 ~ 52
9 ライフライン機関エリア図
【別添9】 ・・・・・ 53 ~ 66
10 啓発資料
【別添10】 ・・・・・ 67 ~ 80
第3編 付
付 録 資 料
奈良県防災会議委員・幹事一覧
【付録1】 ・・・・・
奈良県及び警察窓口一覧
【付録2】 ・・・・・ (省略)
市町村及び消防窓口一覧
【付録3】 ・・・・・ (省略)
報道機関一覧
【付録4】 ・・・・・ (省略)
82
第1編
総 則
第1編
総
則
1 作成経緯と目的
近年、海溝型地震である東南海・南海地震の今後30年以内の発生確率が50~70%と高まっており、
また、奈良盆地東縁断層帯等の内陸型地震も一旦発生すると大きな被害が出ると想定されていることから、
奈良県でもライフライン被害に対する防災対策の重要性が、ますます増加している。
しかし、現在のライフラインの復旧対応は、各ライフライン機関で復旧対応を行っているため、各機関の
復旧計画の違いが、道路の掘り返しや各機関の工事進行の遅れなどを生じさせ、社会全体の最適な復旧を妨
げる恐れがある。
また、被害情報、道路情報等の共有や発信についても、これらの情報が錯綜して、復旧活動に影響を及ぼ
すことも考えられる。
従って、これら大規模災害に対応するため、災害時におけるライフライン機関・報道機関及び行政機関の
相互依存性を考慮した復旧対応及び事前対策を検討する奈良県ライフライン防災対策連絡会を新たに設置し
た。
本マニュアルは、奈良県地域防災計画のライフラインの情報収集伝達に係る事項について、連絡会により
調整を図り、県・市町村・ライフライン関係機関の連絡窓口、連絡手段を明確にするなど、災害時における
効率的な災害応急活動や復旧活動ができるよう情報連絡体制の確立と、県民生活の安定や企業の業務継続を
図るための的確な広報活動の実現を目的に作成した。
2 マニュアルの適用区分
以下の大規模災害について適用する。
(1)地震災害
地震発生後から応急復旧が完了するまでの間
(2)風水害による災害
風水害による災害発生前から災害発生後の応急復旧が完了するまでの間
(3)国民保護法に規定される武力攻撃災害及び緊急対処事態における災害
武力攻撃による災害及び大規模テロ等による災害発生後から応急復旧が完了するまでの間
(4)その他の大規模障害等
大規模な停電・断水・ガス漏れ(爆発)、列車事故・交通事故等の発生後から応急復旧が完了するまで
の間
3 情報関係
市町村とライフライン機関との連絡ルート、連絡方法を明確にするとともに、連絡すべき情報の内容につい
て定め、応急対策を迅速かつ効果的に実施する。
(1) 奈良県とライフライン機関の連携概要
ライフライン機関は奈良県からの報告要請により、必要な情報を奈良県へ報告する。ただし、ライフラ
イン機関は報道機関に入れた情報について、速やかに奈良県へ報告する。
奈良県とライフライン機関の連携概要【災害発生後】‥‥ <別添1>
(2) 連絡ルート
奈良県へ必要な情報を報告する。
ライフライン機関情報連絡ルート図‥‥ <別添2>
(3) 連絡体制
連絡方法として、「災害時優先電話・FAX」、「奈良県防災行政通信ネットワークシステム」、「電
子メール」等の複数の方法により、確実な連絡を行う。
災害発生後の連絡体制‥‥ <別添3>
(4) ライフライン機関の職員の受入
災害発生後、奈良県危機管理監は、応急対策の実施を行うため必要があると認めたときは、関西電力、
大阪ガス、西日本電信電話などの関係機関の職員を次の業務を行わせるため、災害対策本部に受け入れる
ことができる。
災害発生後の対応
・関係機関の職員は当該機関の被害状況・復旧状況情報の収集及び伝達の支援
・当該機関への必要な情報の報告
・復旧拠点の調整
(5) 奈良県への報告様式と取り扱い
災害発生後から復旧までの報告様式について定める。
奈良県への報告様式と取り扱い‥‥ <別添4>
(6) 被害・復旧報告
電話、NTTFAX、電子メール等により被害・復旧状況を迅速かつ的確に報告する。
ライフライン機関被害・復旧報告‥‥<別添5>
(7) 奈良県とライフライン機関の連絡窓口
ライフライン機関が奈良県へ電話・FAXを活用し連絡する場合において、指定の電話・FAX番号を
活用する。また、奈良県及び各機関がライフライン機関と確実な連絡ができるよう、ライフライン機関の
防災体制状況における連絡窓口を定め、迅速かつ的確な情報収集を行う。
奈良県ライフライン防災対策連絡会名簿(災害対応用)‥‥ <別添6>
奈良県ライフライン防災対策連絡会名簿(連絡会事務連絡用)‥‥ <別添6-1>
4 広報関係
(1) 広報活動の目的
県・市町村及び防災関係機関は、県民に正しい情報を正確かつ迅速に提供し、県民生活の安定を図るた
め、災害応急対策状況等について広報活動を実施する。
(2) ライフライン機関の広報活動
ライフライン機関は、公共性や専門性を考えると、自社の責任における正確な情報提供が求められる。
報道機関・県・市町村へ情報を提供するとともに、自社の広報車・インターネットなどによる広報活動を
行う。また、あらかじめ各社の広報内容を取り決め、県もその内容について情報を把握し、ライフライン
機関と県が一体となって県民へ情報を提供する。
ア 広報活動の基本方針
・社会的状況の変化に適合する広報を適確な広報手段を用いて行う。
・災害発生後は、県民が求める情報が時間経過とともに変化することを十分に踏まえた広報活動を実施
する。
・報道機関に広報を依頼する場合は、各状況に応じた情報を適時・適切に提供する。
イ 広報内容
広報依頼用文例を定めライフライン機関・県・市町村で情報の共有化を図る。
・地震発生時の注意事項
・各施設の被害状況
・被害に対する対応状況及び復旧状況
・県民生活の安定のため県民に対する呼びかけ
(3) 広報ルート図‥‥ <別添7>
(4) 地震広報依頼用文例(報道機関用)‥‥ <別添8>
(5) ライフライン機関エリア図・・・・ <別添9>
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