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Sourcefire 3D System インストレーション ガ イ ド

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Sourcefire 3D System インストレーション ガ イ ド
Sourcefire 3D System
イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
バージ ョ ン 5.3
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の制限が適用 さ れない場合があ り ます。
2015 年 3 月 24 日 18:49
Table of Contents
Chapter 1:
Sourcefire 3D System の概要................................................... 9
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス...............................................................
防御セ ン タ ー .........................................................................................
管理対象デバイ ス ..................................................................................
ア プ ラ イ ア ン スのシ リ ーズ、 モデル、 および機能について .................
10
10
11
12
Sourcefire 3D System の コ ン ポーネ ン ト ........................................................... 18
Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス .................................................................. 21
従来の RNA ホス ト ラ イ セ ン ス と RUA ユーザ ラ イ セ ン スの使用 ....... 25
セキ ュ リ テ ィ 、 イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス、 および通信ポー ト .......................... 26
イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス要件 ............................................................... 27
オープ ン通信ポー ト の要件.................................................................... 28
ア プ ラ イ ア ン スの事前設定................................................................................. 31
Chapter 2:
展開について ........................................................................... 32
展開オプ シ ョ ン について .................................................................................... 33
イ ン タ ー フ ェ イ スについて.................................................................................
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ ス...................................................................
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス ...............................................................
ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス ...............................................................
ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス ...............................................................
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス ...........................................................
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
34
34
34
36
37
38
3
目次
ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続......................................................................
ハブの使用.............................................................................................
SPAN ポー ト の使用 ...............................................................................
ネ ッ ト ワー ク タ ッ プの使用...................................................................
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス でのイ ン ラ イ ン展開のケーブル配線 .................
特別な場合.............................................................................................
38
39
39
39
40
42
展開オプ シ ョ ン...................................................................................................
仮想ス イ ッ チ を使用 し た展開 ................................................................
仮想ルー タ を使用 し た展開....................................................................
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し た展開 ..................................
ゲー ト ウ ェ イ VPN の展開 .....................................................................
ポ リ シー ベースの NAT を使用 し た展開 ...............................................
ア ク セス制御を使用 し た展開 ................................................................
43
43
45
47
48
49
50
マルチポー ト 管理対象デバイ スの使用............................................................... 55
複雑なネ ッ ト ワー ク展開 ....................................................................................
VPN の統合 ............................................................................................
他のエ ン ト リ ポ イ ン ト での侵入検知 ....................................................
マルチサイ ト 環境での展開....................................................................
複雑なネ ッ ト ワー ク内での管理対象デバイ スの統合 ............................
Chapter 3:
58
59
59
61
63
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置 ................. 65
付属品 ................................................................................................................. 66
セキ ュ リ テ ィ の考慮事項 .................................................................................... 66
管理イ ン タ ー フ ェ イ スの識別 .............................................................................
Sourcefire 防御セ ン タ ー 750................................................................
Sourcefire 防御セ ン タ ー 1500 ..............................................................
Sourcefire 防御セ ン タ ー 3500..............................................................
Sourcefire 7000 シ リ ーズ ......................................................................
Sourcefire 8000 シ リ ーズ ......................................................................
66
67
67
68
68
69
セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スの識別 ................................................................. 70
Sourcefire 7000 シ リ ーズ ...................................................................... 70
Sourcefire 8000 シ リ ーズ ...................................................................... 75
ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用......................................................................
3D8140 の接続.......................................................................................
82xx フ ァ ミ リ と 83xx フ ァ ミ リ の接続 .................................................
8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルの使用 ......................................
ス タ ッ ク 構成デバイ スの管理 ................................................................
83
84
85
89
90
ラ ッ クへのア プ ラ イ ア ン スの設置...................................................................... 90
コ ン ソ ール出力の リ ダ イ レ ク ト ......................................................................... 93
イ ン ラ イ ン バイパス イ ン タ ー フ ェ イ スの設置のテ ス ト ................................... 94
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
4
目次
Chapter 4:
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定 ................. 96
設定プ ロ セスについて ........................................................................................ 97
シ リ ーズ 3 防御セ ン タ ーの設定 ............................................................ 99
シ リ ーズ 3 デバイ スの設定 ................................................................. 100
ス ク リ プ ト を使用 し たネ ッ ト ワー ク 設定の構成 .............................................. 100
CLI を使用 し た シ リ ーズ 3 デバイ ス上での初期設定の実行 ........................... 102
CLI を使用 し た防御セ ン タ ーへの シ リ ーズ 3 デバイ スの登録 ........... 103
初期設定ページ : デバイ ス............................................................................... 105
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー ....................................................................... 112
次の手順 ........................................................................................................... 121
Chapter 5:
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用............... 123
LCD パネルの コ ンポーネ ン ト について ............................................................ 124
LCD パネルの Multi-Function キーの使用......................................................... 126
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド ......................................................................... 127
ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド ................................................ 127
LCD パネルを使用 し たネ ッ ト ワー ク 再設定の許可............................. 130
シ ス テム ス テー タ ス モー ド ............................................................................. 130
情報モー ド ........................................................................................................ 132
エ ラ ー ア ラ ー ト モー ド .................................................................................... 134
Chapter 6:
ハー ド ウ ェ ア仕様 ................................................................ 135
ラ ッ ク と キ ャ ビ ネ ッ ト の取 り 付けオプ シ ョ ン .................................................. 135
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 防御セ ン タ ー...................................................................................
Sourcefire DC750 ................................................................................
Sourcefire DC1500 ..............................................................................
Sourcefire DC3500 ..............................................................................
136
136
144
150
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス .................................................................
Sourcefire3D7010、 3D7020、 および 3D7030 ....................................
Sourcefire 3D7110 と 3D7120 .............................................................
Sourcefire 3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 ................................
158
158
166
177
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス .................................................................
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの前面図 .......................................................
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの背面図 .......................................................
8000 シ リ ーズの物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ ............................
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ール ..................................................................
187
189
194
198
203
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
5
目次
Chapter 7:
Sourcefire アプ ラ イ アンスの工場出荷時設定の復元 ... 219
は じ める前に .................................................................................................... 219
設定 と イ ベ ン ト バ ッ ク ア ッ プのガ イ ド ラ イ ン .................................... 220
復元プ ロ セスにおける ト ラ フ ィ ッ ク フ ロー ....................................... 220
復元プ ロ セスについて ...................................................................................... 220
復元 ISO と 更新 フ ァ イルの入手....................................................................... 222
復元プ ロ セスの開始 ......................................................................................... 224
KVM または物理シ リ アルを使用 し た復元ユーテ ィ リ テ ィ の開始 ...... 225
Lights-Out Management を使用 し た復元ユーテ ィ リ テ ィ の開始 ....... 227
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元...........................................
ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの指定 .................................
ISO イ メ ージの場所お よび転送方式の指定.........................................
復元時のシ ス テム ソ フ ト ウ ェ アお よび侵入ルールの更新..................
ISO および更新 フ ァ イルのダウ ン ロー ド と イ メ ージのマウ ン ト ........
復元プ ロ セスの開始 ............................................................................
復元設定の保存 と ロー ド .....................................................................
229
231
232
234
235
235
238
CD を使用 し た DC1000 または DC3000 の復元 .............................................. 240
次の手順 ........................................................................................................... 241
ハー ド ド ラ イ ブのデー タ のス ク ラ ビ ン グ処理................................................. 242
Lights-Out Management の設定....................................................................... 243
LOM お よび LOM ユーザの有効化 ..................................................... 245
IPMI ユーテ ィ リ テ ィ のイ ン ス ト ール.................................................. 246
Chapter 8:
安全性および規制に関する情報 ..................................... 247
一般的な安全に関する注意情報 ....................................................................... 247
安全性に関する警告文...................................................................................... 249
規制情報 ...........................................................................................................
Sourcefire防御セ ン タ ー 750、 1500、 および 3500 に関する情報 ......
Sourcefire 3D500 に関する情報 .........................................................
Sourcefire シ リ ーズ 3 に関する情報 ...................................................
252
252
254
255
Waste Electrical and Electronic Equipment 指令 (WEEE) .............................. 263
Appendix A:
Sourcefire デバイ スの所要電力........................................ 264
警告 と 注意........................................................................................................ 264
イ ン タ ー フ ェ イ スの接続 ..................................................................... 265
静電気対策........................................................................................... 265
70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス......................................................................... 265
設置...................................................................................................... 265
接地要件 .............................................................................................. 266
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
6
目次
71xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス......................................................................... 267
設置...................................................................................................... 267
接地要件 .............................................................................................. 268
Appendix B:
81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス.........................................................................
AC 電源の設置 .....................................................................................
DC 電源の設置.....................................................................................
接地要件 ..............................................................................................
269
270
271
273
82xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス.........................................................................
AC 電源の設置 .....................................................................................
DC 電源の設置.....................................................................................
接地要件 ..............................................................................................
274
274
276
277
83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス.........................................................................
AC 電源の設置 .....................................................................................
DC 電源の設置.....................................................................................
接地要件 ..............................................................................................
279
279
280
282
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 デバイ スの
SFP ト ラ ン シーバの使用.................................................... 284
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 の SFP ソ ケ ッ ト および ト ラ ン シーバ... 284
SFP ト ラ ン シーバの取 り 付け........................................................................... 286
SFP ト ラ ン シーバの取 り 外 し ........................................................................... 287
Appendix C:
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し .............. 288
8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スのモ ジ ュ ール ス ロ ッ ト ................................... 288
81xx フ ァ ミ リ ...................................................................................... 289
82xx フ ァ ミ リ お よび 83xx フ ァ ミ リ ................................................... 289
付属品 ............................................................................................................... 290
モ ジ ュ ール部品の確認...................................................................................... 292
は じ める前に .................................................................................................... 292
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの取 り 外 し ................................................. 293
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの挿入 ........................................................ 294
Appendix D:
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前設定 .......................... 297
は じ める前に ....................................................................................................
必要な事前設定情報 ............................................................................
オプ シ ョ ンの事前設定情報..................................................................
時間管理の事前設定 ............................................................................
298
298
299
299
シ ス テムのイ ン ス ト ール .................................................................................. 299
デバイ スの登録................................................................................................. 300
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
7
目次
ア プ ラ イ ア ン スの移送の準備 ...........................................................................
防御セ ン タ ーか らのデバイ スの削除 ...................................................
ラ イ セ ン ス 防御セ ン タ ーの削除 .........................................................
ア プ ラ イ ア ン スの電源オ フ ..................................................................
移送に関する考慮事項.........................................................................
301
301
302
302
302
ア プ ラ イ ア ン スの事前設定の ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ ................................... 303
Glossary ......................................................................................................................304
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
8
CHAPTER 1
SOURCEFIRE 3D SYSTEM の概要
Sourcefire 3D® シ ス テムは、 業界 ト ッ プ レ ベルのネ ッ ト ワー ク侵入防御シ ス テ
ムのセキ ュ リ テ ィ に、 検出 さ れたア プ リ ケーシ ョ ン、 ユーザ、 お よび URL に基
づいてネ ッ ト ワー クへのア ク セス を制御する機能を組み合わせた ものです。 ま
た、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス を使用 し て、 ス イ ッ チ ド 、 ルーテ ッ ド 、 ま たはハ
イ ブ リ ッ ド (ス イ ッ チ ド と ルーテ ッ ド ) 環境でサービ ス を提供 し た り 、 ネ ッ ト
ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) を実行 し た り 、 Sourcefire 管理対象デバイ ス上の仮
想ルー タ 間で、 または、 管理対象デバイ スか ら リ モー ト デバイ ス またはその他
のサー ド パーテ ィ 製 VPN エ ン ド ポ イ ン ト にセキ ュ ア なバーチ ャ ル プ ラ イ ベー ト
ネ ッ ト ワー ク (VPN) ト ン ネルを構築 し た り する こ と も で き ます。
Sourcefire 防御セ ン タ ー ® は、 Sourcefire 3D System に集中管理 コ ン ソ ール と
デー タ ベース リ ポジ ト リ を提供 し ます。 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に イ ン ス ト ー
ル さ れてい る管理対象デバイ スは、 分析用の ト ラ フ ィ ッ ク を監視 し ます。
パ ッ シ ブ な展開のデバイ スは、 ネ ッ ト ワー ク を流れる ト ラ フ ィ ッ ク を、 ス イ ッ チ
SPAN、 仮想ス イ ッ チ、 ミ ラ ー ポー ト な ど を使用 し て監視 し ます。 パ ッ シ ブ セ
ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スはすべての ト ラ フ ィ ッ ク を無条件で受信 し 、 こ れ ら
のイ ン タ ー フ ェ イ ス で受信 さ れた ト ラ フ ィ ッ クは再送信 さ れません。
イ ン ラ イ ン 展開のデバ イ ス では、 ネ ッ ト ワー ク 上のホ ス ト の可用性、 整合性、
または機密性に影響を及ぼす可能性があ る攻撃か ら ネ ッ ト ワー ク を保護で き ま
す。 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スはすべての ト ラ フ ィ ッ ク を無条件で受信 し 、
展開環境での設定に よ っ て明示的に廃棄 さ れている場合を除き、 こ れ らのイ ン
タ ー フ ェ イ ス で受信 さ れた ト ラ フ ィ ッ クは再送信 さ れます。 イ ン ラ イ ン デバイ
スは単純な侵入防御シ ス テム と し て展開で き ます。 イ ン ラ イ ン デバイ ス を設定
し て、 ア ク セス制御を実行 し た り 、 他の方法でネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク を管
理 し た り する こ と がで き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
9
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
第1章
こ のイ ン ス ト ール ガ イ ド は、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス (デバイ スおよび防御
セ ン タ ー) の展開、 設置、 およびセ ッ ト ア ッ プに関する情報を提供 し ます。 ま
た、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スのハー ド ウ ェ ア仕様 と 安全性および規制に関する
情報 も含まれています。
ヒ ン ト ! 物理ア プ ラ イ ア ン ス を管理可能な、 または、 物理ア プ ラ イ ア ン ス で管
理可能な仮想防御セ ン タ ー と デバ イ ス を ホ ス ト す る こ と がで き ます。 た だ し 、
仮想ア プ ラ イ ア ン スは、 システムのハー ド ウ ェ ア ベースの機能 (冗長性、 ス イ ッ
チ ン グ、 ルーテ ィ ン グな ど) をサポー ト し ません。 詳細については、
『Sourcefire 3D System Virtual Installation Guide』 を参照 し て く だ さ い。
以降の ト ピ ッ ク では、 Sourcefire 3D System を紹介 し 、 その主要 コ ンポーネ ン ト
について説明 し ます。
•
「Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.10)
•
「Sourcefire 3D System の コ ンポーネ ン ト 」 (P.18)
•
「Sourcefire 3D System の ラ イ セ ン ス」 (P.21)
•
「セキ ュ リ テ ィ 、 イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス、 および通信ポー ト 」 (P.26)
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス は、 ト ラ フ ィ ッ ク を検知する管理対象デバイ ス と 管理
元の防御セ ン タ ーのいずれかです。
物理デバイ スは、 一定のスループ ッ ト と 機能の範囲内で利用可能な耐障害性のあ
る専用のネ ッ ト ワー ク ア プ ラ イ ア ン ス です。 防御セ ン タ ーは、 こ れ らのデバイ
スの中央管理点 と し て機能 し 、 デバイ スが生成 し た イ ベン ト を自動的に集約 し て
関連付けます。 それぞれの物理ア プ ラ イ ア ン スの タ イ プには、 い く つかの モデル
があ り ます。 こ れ らのモデルは さ ら に シ リ ーズ と フ ァ ミ リ に分類 さ れます。
Sourcefire 3D System の多 く の機能は、 ア プ ラ イ ア ン ス に よ っ て異な り ます。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「防御セ ン タ ー」 (P.10)
•
「管理対象デバイ ス」 (P.11)
•
「ア プ ラ イ ア ン スのシ リ ーズ、 モデル、 お よび機能について」 (P.12)
防御セ ン タ ー
防御セ ン タ ーは Sourcefire 3D System 展開環境に集中管理ポ イ ン ト と イ ベ ン ト
デー タ ベース を提供 し ます。 防御セ ン タ ー (物理または仮想) は、 侵入、 フ ァ イ
ル、 マルウ ェ ア、 デ ィ ス カバ リ 、 接続、 およびパフ ォーマン スのデー タ を集約し 、
相互に関連付けます。 こ れに よ り 、 デバイ ス間で交わ さ れる情報の監視、 ネ ッ ト
ワー ク上で発生する ア ク テ ィ ビ テ ィ 全体の評価や制御が可能にな り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
10
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
第1章
防御セ ン タ ーの主な機能は次の と お り です。
•
デバイ ス、 ラ イ セ ン ス、 およびポ リ シーの管理
•
表、 グ ラ フ、 および図を使用 し た イ ベ ン ト と コ ン テキス ト 情報の表示
•
ヘルス と パ フ ォ ーマ ン スのモニ タ リ ン グ
•
外部通知 と ア ラ ー ト
•
リ アル タ イ ムに脅威に対処する ための関連付け、 侵害の痕跡、 お よび修復
機能
•
レ ポー ト
多 く の物理防御セ ン タ ーでは、 高可用性 (冗長) 機能に よ り 操作の継続性が保証
さ れています。
管理対象デバイ ス
物理 Sourcefire デバイ スはフ ォ ール ト ト レ ラ ン ト で、 特定の目的に特化 し た
ネ ッ ト ワー ク ア プ ラ イ ア ン ス であ り 、 あ る範囲のスループ ッ ト で使用する こ と が
で き ます。 また、 仮想デバイ ス を ホス ト する こ と も で き ます。 パ ッ シ ブに展開 さ
れたデバイ スは、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク について理解する う え で有用です。
イ ン ラ イ ン で展開 さ れている場合は、 Sourcefire デバイ ス を使用 し 、 複数の基準
に基づいて ト ラ フ ィ ッ クの フ ローに影響を及ぼす こ と がで き ます。 防御セ ン タ ー
を使用 し て Sourcefire デバイ ス を管理する必要があ り ます。
モデルおよび ラ イ セ ン スに よ っ て、 管理対象デバイ スの機能は次のよ う に異な り
ます。
バージ ョ ン 5.3
•
組織のホス ト 、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テム、 ア プ リ ケーシ ョ ン、 ユーザ、
フ ァ イル、 ネ ッ ト ワー ク、 および脆弱性に関する詳細情報を収集する
•
ネ ッ ト ワー ク ベースの さ ま ざ ま な基準、 およびア プ リ ケーシ ョ ン、 ユー
ザ、 URL、 IP ア ド レ スの評価、 お よび侵入やマルウ ェ アの調査結果を含め
た他の基準に よ っ て、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク を ブ ロ ッ ク ま たは許可
する
•
設定可能なバイパス イ ン タ ー フ ェ イ ス、 高速パス ルール、 および厳密な
TCP の適用の他に、 ス イ ッ チ ン グ、 ルーテ ィ ン グ、 DHCP、 NAT、 VPN の
機能を備えている
•
ク ラ ス タ リ ン グ (冗長性) に よ り 操作の継続性を保証する、 ス タ ッ キン グ
に よ り 複数のデバイ スの リ ソ ース を組み合わせる こ と がで き る
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
11
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
第1章
ア プ ラ イ ア ン スのシ リ ーズ、 モデル、 および機能について
バージ ョ ン 5.3 の Sourcefire 3D System は、 2 シ リ ーズの物理ア プ ラ イ ア ン ス と
仮想ア プ ラ イ ア ン ス で使用で き ます。 Sourcefire 3D System の多 く の機能は、 ア
プ ラ イ ア ン スに よ っ て異な り ます。 詳細については、 以下を参照 し て く だ さ い。
•
「シ リ ーズ 2 ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.12)
•
「シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.12)
•
「仮想ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.12)
•
「バージ ョ ン 5.3 に付属のア プ ラ イ ア ン ス」 (P.13)
•
「ア プ ラ イ ア ン スのモデル別のサポー ト さ れる機能」 (P.14)
シ リ ーズ 2 ア プ ラ イ ア ン ス
シ リ ーズ 2 は Sourcefire 物理ア プ ラ イ ア ン スの第 2 シ リ ーズです。 リ ソ ース と
アーキテ ク チ ャ の制限に よ り 、 シ リ ーズ 2 デバイ スは Sourcefire 3D System 機
能の一部 し かサポー ト し ません。
Sourcefire では新 し い シ リ ーズ 2 ア プ ラ イ ア ン ス を出荷 し ていませんが、 シ リ ー
ズ 2 デバイ ス と 防御セ ン タ ーをバージ ョ ン 5.3 に再イ メ ージ化で き ます。 再イ
メ ージ化する と 、 ア プ ラ イ ア ン スに関するすべての設定 と イ ベン ト デー タ が失
われます。
警告! 加えて、 特定の設定 と イ ベン ト デー タ をバージ ョ ン 4.10.3 の防御セ ン
タ ーまたは 3D Sensor からバージ ョ ン 5.2 の防御セ ン タ ーに移行 し てから、 バー
ジ ョ ン 5.3 にア ッ プグ レー ド で き ます。 詳細については、 バージ ョ ン 5.2 の
『Sourcefire 3D System Migration Guide』 を参照 し て く だ さ い。
シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン ス
シ リ ーズ 3 は、 Sourcefire 物理ア プ ラ イ ア ン スの第 3 シ リ ーズです。 すべての
7000 シ リ ーズ デバイ ス と 8000 シ リ ーズ デバイ スが シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン
ス です。 8000 シ リ ーズ デバイ スは、 よ り 強力で、 7000 シ リ ーズ デバイ スがサ
ポー ト し ていないい く つかの機能をサポー ト し ます。
仮想ア プ ラ イ ア ン ス
64 ビ ッ ト 仮想防御セ ン タ ー と デバイ スは、 VMware ESX/ESXi と VMware
vCloud Director のホス テ ィ ン グ環境でホス ト する こ と がで き ます。 仮想防御セ
ン タ ーは最大 25 個の物理または仮想デバイ ス を管理する こ と が可能で、 物理防
御セ ン タ ーは仮想デバイ ス を管理する こ と が可能です。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
12
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
第1章
イ ン ス ト ールおよび適用 さ れている ラ イ セ ン スに関係な く 、 仮想ア プ ラ イ ア ン ス
はシステムのハー ド ウ ェ アベースの機能 (冗長性、 リ ソ ース共有、 ス イ ッ チング、
ルーテ ィ ン グな ど) をサポー ト し ません。 また、 仮想デバイ スには Web イ ン
タ ー フ ェ イ スがあ り ません。 仮想ア プ ラ イ ア ン スの詳細については、
『Sourcefire 3D System Virtual Installation Guide』 を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3 に付属のア プ ラ イ ア ン ス
以下の表は、 Sourcefire が Sourcefire 3D System のバージ ョ ン 5.3 で配布する ア
プ ラ イ ア ン スについて示 し ています。
バージ ョ ン 5.3 Sourcefire のア プ ラ イ ア ン ス
バージ ョ ン 5.3
モデル/フ ァ ミ リ
シ リ ーズ
タ イプ
70xx フ ァ ミ リ :
• 3D7010/3D7020/3D7030
シ リ ーズ 3
(7000 シ リ ーズ)
デバイ ス
71xx フ ァ ミ リ :
• 3D7110/3D7120
• 3D7115/3D7125
• AMP7150
シ リ ーズ 3
(7000 シ リ ーズ)
デバイ ス
81xx フ ァ ミ リ :
• 3D8120/3D8130/3D8140
• AMP8150
シ リ ーズ 3
(8000 シ リ ーズ)
デバイ ス
82xx フ ァ ミ リ :
• 3D8250
• 3D8260/3D8270/3D8290
シ リ ーズ 3
(8000 シ リ ーズ)
デバイ ス
83xx フ ァ ミ リ :
• 3D8350
• 3D8360/3D8370/3D8390
シ リ ーズ 3
(8000 シ リ ーズ)
デバイ ス
仮想デバイ ス
n/a
デバイ ス
シ リ ーズ 3 防御セ ン タ ー :
• DC750/DC1500/DC3500
シ リ ーズ 3
防御セ ン タ ー
仮想防御セ ン タ ー
n/a
防御セ ン タ ー
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
13
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
第1章
Sourcefire では、 シ リ ーズ 2 ア プ ラ イ ア ン ス上でバージ ョ ン 5.3 を提供 し ていま
せんが、 次の シ リ ーズ 2 デバイ ス と 防御セ ン タ ーをバージ ョ ン 5.3 に再イ メ ー
ジ化で き ます。
•
3D500、 3D1000、 お よび 3D2000
•
3D2100、 3D2500、 3D3500、 3D4500
•
3D6500
•
3D9900
•
DC500、 DC1000、 DC3000
再イ メ ージ化する と 、 ア プ ラ イ ア ン スに関するすべての設定 と イ ベ ン ト デー タ
が失われます。 詳細については、 「Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定
の復元」 (P.219) を参照 し て く だ さ い。
ア プ ラ イ ア ン スのモデル別のサポー ト さ れる機能
Sourcefire 3D System の多 く の機能は、 ア プ ラ イ ア ン スに よ っ て異な り ます。 次
の表は、 正 し い ラ イ セ ン スがイ ン ス ト ールお よび適用 さ れている場合の、 シ ス テ
ムの主な機能 と 、 それ らの機能をサポー ト する ア プ ラ イ ア ン ス を対応付けた もの
です。 こ れ らの機能 と ラ イ セ ン スの概要については、 「ア プ ラ イ ア ン スのモデル
別のサポー ト さ れる機能」 (P.14) と 「Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス」
(P.21) を参照 し て く だ さ い。
デバイ スベースの機能 (ス タ ッ キン グ、 ス イ ッ チ ン グ、 ルーテ ィ ン グな ど) の防
御セ ン タ ーの列は、 防御セ ン タ ーが こ れ ら の機能を実行する ためにデバイ ス を管
理お よび設定で き るかど う かを示 し ています。 た と えば、 シ リ ーズ 2 DC1000 を
使用 し て、 シ リ ーズ 3 デバイ ス上の NAT を管理で き ます。
ア プ ラ イ ア ン スのモデル別のサポー ト さ れる機能
機能
シ リ ーズ 2
デバイ ス
シ リ ーズ 2 防
御セ ン タ ー
シ リ ーズ 3
デバイ ス
シ リ ーズ 3 防
御セ ン タ ー
仮想デバ
イス
仮想防御
セン タ ー
ネ ッ ト ワー ク
デ ィ ス カバ
リ : ホス ト 、
ア プ リ ケー
シ ョ ン、 およ
びユーザ
はい
はい
はい
はい
はい
はい
位置情報デー タ
はい
DC1000、
DC3000
はい
はい
はい
はい
侵入検知および
防御 (IPS)
はい
はい
はい
はい
はい
はい
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
14
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
第1章
ア プ ラ イ ア ン スのモデル別のサポー ト さ れる機能 (続き)
機能
シ リ ーズ 2
デバイ ス
シ リ ーズ 2 防
御セ ン タ ー
シ リ ーズ 3
デバイ ス
シ リ ーズ 3 防
御セ ン タ ー
仮想デバ
イス
仮想防御
セン タ ー
セキ ュ リ テ ィ
イ ンテ リ ジ ェ ン
ス フ ィ ルタ リ
ング
いいえ
DC1000、
DC3000
はい
はい
はい
はい
ア ク セス制御 :
基本的な ネ ッ
ト ワー ク 制御
はい
はい
はい
はい
はい
はい
ア ク セス制御 :
ア プ リ ケー
ション
いいえ
はい
はい
はい
はい
はい
ア ク セス制
御 : ユーザ
いいえ
DC1000、
DC3000
はい
はい
はい
はい
ア ク セス制御 :
リ テ ラ ル URL
いいえ
はい
はい
はい
はい
はい
ア ク セス制御 :
カ テゴ リ と レ
ピ ュ テーシ ョ ン
に よ る URL
フ ィ ルタ リ ング
いいえ
DC1000、
DC3000
はい
はい
はい
はい
フ ァ イル制御 :
フ ァ イル タ イ
プ別
はい
はい
はい
はい
はい
はい
ネ ッ ト ワー ク
ベースの高度マ
ルウ ェ ア防御
(AMP)
いいえ
DC1000、
DC3000
はい
はい
はい
はい
FireAMP 統合
n/a
はい
n/a
はい
n/a
はい
高速パス
ルール
3D9900
はい
8000 シ
リ ーズ
はい
いいえ
はい
厳密な TCP の
適用
いいえ
はい
はい
はい
いいえ
はい
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
15
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
第1章
ア プ ラ イ ア ン スのモデル別のサポー ト さ れる機能 (続き)
機能
シ リ ーズ 2
デバイ ス
シ リ ーズ 2 防
御セ ン タ ー
シ リ ーズ 3
デバイ ス
シ リ ーズ 3 防
御セ ン タ ー
仮想デバ
イス
仮想防御
セン タ ー
設定可能バイパ
ス インター
フ ェ イス
はい
はい
ハー ド
ウ ェ アが
制限 さ れ
てい る場
合を除 く
はい
いいえ
はい
タ ッ プ モー ド
3D9900
はい
はい
はい
いいえ
はい
ス イ ッ チング と
ルーテ ィ ン グ
いいえ
はい
はい
はい
いいえ
はい
NAT ポ リ シー
いいえ
はい
はい
はい
いいえ
はい
VPN
いいえ
はい
はい
はい
いいえ
はい
高可用性
n/a
DC1000、
DC3000
n/a
DC1500、
DC3500
n/a
いいえ
デバイ ス ス
タ ッ キン グ
3D9900
はい
3D8140、
82xx フ ァ
ミ リ、
83xx フ ァ
ミリ
はい
いいえ
はい
デバイ ス ク ラ
ス タ リ ング
いいえ
はい
はい
はい
いいえ
はい
ク ラ ス タ 化ス
タック
いいえ
はい
3D8140、
82xx フ ァ
ミ リ、
83xx フ ァ
ミリ
はい
いいえ
はい
マルウ ェ ア
ス ト レ ージ
パッ ク
いいえ
DC1000、
DC3000
はい
はい
いいえ
いいえ
対話型 CLI
いいえ
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
16
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス
第1章
シ リ ーズ 3 デバイ ス シ ャ ーシの認定情報
こ こ では、 7000 シ リ ーズ デバイ ス、 8000 シ リ ーズ デバイ ス、 およびそれ らの
シ ャ ーシ ハー ド ウ ェ ア コ ー ド を示 し ます。 シ ャ ーシ コ ー ド はシ ャ ーシの外側の
規制ラ ベルに記載 さ れてお り 、 ハー ド ウ ェ ア認定お よび安全性のための正式な参
照 コ ー ド です。
7000 シ リ ーズ シ ャ ーシの認定情報
7000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル表に、 全世界で使用可能な 7000 シ リ ーズ モデ
ルのシ ャ ーシの認定情報を示 し ます。
7000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル
3D デバイ ス モデル
ハー ド ウ ェ アのシ ャ ー
シ コー ド
3D7010、 3D7020、 3D7030
CHRY-1U-AC
3D7110、 3D7120 (銅線)
GERY-1U-8-C-AC
3D7110、 3D7120 ( フ ァ イバ)
GERY-1U-8-FM-AC
3D7115、 3D7125、 AMP7150
GERY-1U-4C8S-AC
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの認定情報
表 「8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル」 に、 全世界で使用可能な シ リ ーズ 3 モデ
ルのシ ャ ーシの認定情報を示 し ます。
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル
バージ ョ ン 5.3
3D デバイ ス モデル
ハー ド ウ ェ アの
シ ャ ーシ コ ー ド
3D8120、 3D8130、 3D8140、 AMP8150
(AC 電源)
CHAS-1U-AC
3D8120、 3D8130、 3D8140、 AMP8150
(DC 電源)
CHAS-1U-DC
3D8120、 3D8130、 3D8140、 AMP8150
(AC または DC 電源)
CHAS-1U-AC/DC
3D8250、 3D8260、 3D8270、 3D8290
(AC 電源)
CHAS-2U-AC
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
17
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System の コ ンポーネ ン ト
第1章
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル (続き)
3D デバイ ス モデル
ハー ド ウ ェ アの
シ ャ ーシ コ ー ド
3D8250、 3D8260、 3D8270、 3D8290
(DC 電源)
CHAS-2U-DC
3D8250、 3D8260、 3D8270、 3D8290
(AC または DC 電源)
CHAS-2U-AC/DC
3D8350、 3D8360、 3D8370、 3D8390
(AC または DC 電源)
PG35-2U-AC/DC
Sourcefire 3D System の コ ンポーネ ン ト
こ こ では、 組織のセキ ュ リ テ ィ 、 ア ク セ プ タ ブル ユース ポ リ シー、 お よび ト ラ
フ ィ ッ ク 管理戦略に役立つ Sourcefire 3D System の主要な機能の一部について
説明 し ます。
ヒ ン ト ! Sourcefire 3D System の機能の多 く が、 ア プ ラ イ ア ン ス モデル、 ラ イ
セ ン ス、 お よびユーザ ロールに よ っ て異な り ます。 必要に応 じ て、 Sourcefire
のマニ ュ アルに機能 と タ ス ク ご と の要件が記載 さ れています。
冗長性 と リ ソ ース共有
Sourcefire 3D System の冗長性 と リ ソ ース共有機能を使用すれば、 運用継続性を
保証 し 、 複数の物理デバイ スの処理 リ ソ ース を統合する こ と がで き ます。
バージ ョ ン 5.3
•
防御セン タ ーの高可用性を使用すれば、 デバイ スを管理する冗長な DC1000、
DC1500、 DC3000、 ま たは DC3500 防御セ ン タ ー を指定す る こ と がで き
ます。
•
デバイ ス ス タ ッ キン グ を使用すれば、 ス タ ッ ク構成内の 2 ~ 4 つの物理デ
バイ ス を接続する こ と に よ っ て、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト 上で検査する ト
ラ フ ィ ッ クの量を増やす こ と がで き ます。
•
デバイ ス ク ラ ス タ リ ン グ を使用すれば、 複数の シ リ ーズ 3 デバイ ス また
はス タ ッ ク間のネ ッ ト ワーキン グ機能 と 設定デー タ の冗長性を構築する こ
と がで き ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
18
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System の コ ンポーネ ン ト
第1章
ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク 管理
Sourcefire 3D System のネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク 管理機能を使用すれば、 シ
リ ーズ 3 デバイ ス を組織のネ ッ ト ワー ク イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャの一部 と し て機
能 さ せる こ と がで き ます。 次の作業を実行で き ます。
•
複数のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト 間のパケ ッ ト ス イ ッ チ ン グ を実行する よ
う に レ イヤ 2 展開を設定する
•
複数のイ ン タ ー フ ェ イ ス間の ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グする よ う に レ イ
ヤ 3 展開を設定する
•
ネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) を実行する
•
管理対象デバイ ス上の仮想ルー タ か ら リ モー ト デバイ ス またはその他の
サー ド パーテ ィ 製 VPN エ ン ド ポ イ ン ト へのセキ ュ ア な VPN ト ン ネルを構
築する
FireSIGHT
FireSIGHT™ は Sourcefire のデ ィ ス カバ リ および認識テ ク ノ ロ ジーで、 ユーザが
ネ ッ ト ワー クの全容を理解で き る よ う にする ために、 ホス ト 、 オペ レ ーテ ィ ン グ
シ ス テ ム、 ア プ リ ケー シ ョ ン 、 ユーザ、 フ ァ イ ル、 ネ ッ ト ワー ク 、 地理情報、
お よび脆弱性に関する情報を収集 し ます。
防御セ ン タ ーの Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 FireSIGHT で収集 し たデー
タ を表示お よび分析する こ と がで き ます。 また、 こ のデー タ を使用する こ と で、
ア ク セス制御を実行 し 、 侵入ルールの状態を修正で き ます。 また、 ホス ト の相関
イ ベ ン ト デー タ に基づいて、 ネ ッ ト ワー ク上のホス ト の侵害の痕跡を生成 し 、
追跡で き ます。
ア ク セス制御
ア ク セス制御は、 ネ ッ ト ワー ク を通過する ト ラ フ ィ ッ ク を指定、 検査、 お よび記
録する こ と が可能なポ リ シー ベースの機能です。 ア ク セス制御の一部 と し て、 セ
キ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン ス機能を使用すれば、 ト ラ フ ィ ッ ク を よ り 詳細な分
析にかける前に、 特定の IP ア ド レ ス を ブ ラ ッ ク リ ス ト に追加 (そのア ド レ スへ
の ト ラ フ ッ ク と そのア ド レ スか らの ト ラ フ ィ ッ ク を拒否) する こ と がで き ます。
セキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ル タ リ ン グの実行後は、 対象のデバイ スが
どの ト ラ フ ィ ッ ク を どのよ う に処理するか (単純な IP ア ド レ スのマ ッ チ ン グか
ら 、 異な るユーザ、 ア プ リ ケーシ ョ ン、 ポー ト 、 お よび URL が関与する複雑な
シナ リ オま で) を定義する こ と がで き ます。 ト ラ フ ィ ッ ク を信頼、 監視、 または
ブ ロ ッ ク する こ と も、 次のよ う に詳細な分析を実行する こ と も で き ます。
バージ ョ ン 5.3
•
侵入検知お よび防御
•
フ ァ イル制御
•
フ ァ イル ト ラ ッ キン グ と ネ ッ ト ワー ク ベースの高度マルウ ェ ア防御
(AMP)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
19
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System の コ ンポーネ ン ト
第1章
侵入検知および防御
侵入検知お よび防御は、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク のセキ ュ リ テ ィ 違反を監視
し た り 、 イ ン ラ イ ン展開で悪意のあ る ト ラ フ ィ ッ ク を ブ ロ ッ ク または修正 し た り
で き る ア ク セス制御に統合 さ れたポ リ シー ベースの機能です。 侵入ポ リ シーは
次のよ う な さ ま ざ ま な要素で構成 さ れます。
•
プ ロ ト コ ル ヘ ッ ダー値、 ペ イ ロー ド の内容、 お よび特定のパケ ッ ト サイ
ズの特性を検査するルール
•
FireSIGHT の推奨事項に基づ く ルール状態設定
•
プ リ プ ロ セ ッ サやその他の検出お よ びパ フ ォ ーマ ン ス機能な どの高度な
設定
•
関連する プ リ プ ロ セ ッ サ と プ リ プ ロ セ ッ サ オプ シ ョ ン用のイ ベ ン ト を生成
可能な プ リ プ ロ セ ッ サ ルール
フ ァ イルの追跡、 コ ン ト ロール、 マルウ ェ ア防御
マルウ ェ アの影響を特定 し 、 軽減する こ と を容易にする ために、 Sourcefire 3D
System の フ ァ イル制御、 ネ ッ ト ワー ク フ ァ イルの ト ラ ジ ェ ク ト リ 、 お よび高度
な マルウ ェ ア防御の コ ンポーネ ン ト はネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク 内の フ ァ イル
の伝送を (マルウ ェ ア フ ァ イル も含めて) 検出、 追跡、 取得、 分析、 およびオ
プ シ ョ ン で ブ ロ ッ ク する こ と がで き ます。
フ ァ イル制御は、 管理対象デバイ ス でユーザに よ る特定のア プ リ ケーシ ョ ン プ
ロ ト コ ル経由の特定の タ イ プの フ ァ イルのア ッ プ ロー ド (送信) またはダウ ン
ロー ド (受信) を検出 し て ブ ロ ッ ク する こ と が可能な、 ア ク セス制御に統合 さ れ
たポ リ シー ベースの機能です。
ネ ッ ト ワー ク ベースの高度マルウ ェ ア防御 (AMP) を使用すれば、 ネ ッ ト ワー
ク ト ラ フ ィ ッ ク で、 特定の フ ァ イル タ イ プのマルウ ェ ア を検査で き ます。 管理
対象デバイ スは、 こ れ らの フ ァ イル タ イ プのいずれかを検出する と 、 その フ ァ
イルを手動分析用にハー ド ド ラ イ ブ またはマルウ ェ ア ス ト レ ージ パ ッ ク に保存
で き ます。 デバイ スは、 フ ァ イルを保存するかど う かに関係な く 、 フ ァ イルを動
的分析用に ク ラ ウ ド に送信で き ます。 防御セ ン タ ーは、 Sourcefire ク ラ ウ ド か ら
その フ ァ イルの性質を取得 し ます。 管理対象デバイ スは、 こ の情報を使用 し て、
フ ァ イルを追跡 し 、 ブ ロ ッ ク または許可 し ます。
FireAMP は、 Sourcefire のエ ン タ ープ ラ イ ズ ク ラ スのエ ン ド ポ イ ン ト ベース
AMP ソ リ ュ ーシ ョ ン です。 組織に FireAMP のサブ ス ク リ プ シ ョ ンがあ る場合
は、 個々のユーザが自身の コ ン ピ ュ ー タ およびモバイル デバイ ス (エ ン ド ポ イ
ン ト と も 呼ばれる) に FireAMP Connector を イ ン ス ト ール し ます。 こ れ らの軽
量な エージ ェ ン ト は Sourcefire ク ラ ウ ド と 通信 し 、 こ れが防御セ ン タ ー と 通信
し ます。 こ のよ う に、 防御セ ン タ ーを使用すれば、 組織内のエ ン ド ポ イ ン ト での
マルウ ェ アの検出および検疫を確認 し た り 、 マルウ ェ アの ト ラ ジ ェ ク ト リ を追跡
し た り で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
20
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス
第1章
ネ ッ ト ワー ク フ ァ イル ト ラ ジ ェ ク ト リ 機能を使用すれば、 ネ ッ ト ワー ク全体の
フ ァ イルの伝送パス を追跡する こ と がで き ます。 シ ス テムは SHA-256 ハ ッ シ ュ
値を使用 し て フ ァ イルを追跡 し ます。 各 フ ァ イルには、 関連する ト ラ ジ ェ ク ト リ
マ ッ プが付随 し てお り 、 こ れには、 一定期間の フ ァ イルの転送を視覚的に表 し た
も のや、 フ ァ イルに関する追加情報が含まれています。
ア プ リ ケーシ ョ ン プ ログ ラ ミ ング イ ン タ ー フ ェ ース
ア プ リ ケーシ ョ ン プ ロ グ ラ ミ ン グ イ ン タ ー フ ェ ース (API) を使用 し て シ ス テ
ム と 対話する方法がい く つか用意 さ れています。
•
Event Streamer (eStreamer) を使用すれば、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スか
ら の数種類のイ ベ ン ト デー タ を カ ス タ ム開発 さ れた ク ラ イ ア ン ト ア プ リ
ケーシ ョ ン にス ト リ ーム配信で き ます。
•
デー タ ベース ア ク セス機能を使用すれば、 JDBC SSL 接続をサポー ト する
サー ド パーテ ィ 製 ク ラ イ ア ン ト を使用 し て、 防御セ ン タ ー上の複数のデー
タ ベース テーブルに対 し て ク エ リ を実行する こ と がで き ます。
•
ホス ト 入力機能では、 ス ク リ プ ト または コ マ ン ド ラ イ ン フ ァ イルを使用 し
てサー ド パーテ ィ の ソ ースか ら デー タ を イ ンポー ト する こ と に よ り 、 ネ ッ
ト ワー ク マ ッ プの情報を増やす こ と がで き ます。
•
修復は、 ネ ッ ト ワー ク 上の特定の条件が満た さ れた と き に防御セ ン タ ーが
自動的に起動可能な プ ロ グ ラ ムです。 こ れに よ り 、 ユーザが攻撃に即時に
対処で き ない場合で も 攻撃の影響を自動的に緩和で き、 またシ ス テムが組
織のセキ ュ リ テ ィ ポ リ シーに準拠 し 続け る よ う にする こ と がで き ます。
Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス
組織に対 し て Sourcefire 3D System の最適な展開を実現する ために、 さ ま ざ ま
な機能について ラ イ セ ン ス を取得する こ と がで き ます。 防御セ ン タ ーを使用 し
て、 それ自身 と 管理対象デバイ スの ラ イ セ ン ス を管理する必要があ り ます。
Sourcefire は、 防御セ ン タ ーの初期設定時に、 購入 し た ラ イ セ ン ス を追加する こ
と を推奨 し ます。 そ う し ない場合、 初期設定時に登録するデバイ スは、 未 ラ イ セ
ン ス と し て防御セ ン タ ーに追加 さ れます。 こ の場合、 初期設定プ ロ セスが終了 し
た後で、 各デバイ ス で個別に ラ イ セ ン ス を有効化する必要があ り ます。 詳細につ
いては、 「Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定」 (P.96) を参照 し て く だ
さ い。
FireSIGHT ラ イ セ ン スは、 防御セ ン タ ーの各購入に含まれてお り 、 ホス ト 、 ア プ
リ ケーシ ョ ン、 お よびユーザ デ ィ ス カバ リ を実行する ために必要です。 防御セ
ン タ ー上の FireSIGHT ラ イ セ ン スに よ っ て、 防御セ ン タ ー と その管理対象デバ
イ ス を使用 し て監視可能な個別のホス ト 数 と ユーザ数だけでな く 、 ユーザ制御を
実行する ために使用可能なユーザ数 も決定 さ れます。 次の表に示すよ う に、
FireSIGHT のホス ト ラ イ セ ン ス と ユーザ ラ イ セ ン スの制限はモデル固有です。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
21
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス
第1章
防御セ ン タ ー モデル別の FireSIGHT の制限
防御セ ン タ ー モデル
FIRESIGHT のホス ト と ユーザ
の制限
DC500
1000 (ユーザ制御な し )
DC750
2000
DC1000
20,000
DC1500
50,000
DC3000
100,000
DC3500
300,000
防御セ ン タ ーが以前バージ ョ ン 4.10.x を実行 し ていた場合は、 FireSIGHT ラ イ セ
ン スの代わ り に、 従来の RNA ホス ト ラ イ セ ン ス と RUA ユーザ ラ イ セ ン ス を使
用で き る場合があ り ます。 詳細については、 「従来の RNA ホス ト ラ イ セ ン ス と
RUA ユーザ ラ イ セ ン スの使用」 (P.25) を参照 し て く だ さ い。
モデル固有ラ イ セ ン ス を追加すれば、 管理対象デバイ スは、 次のよ う に、 さ ま ざ
ま な機能を実行で き ます。
保護
保護ラ イ セ ン ス では、 管理対象デバイ スで侵入の検出および防御、 フ ァ イル
制御、 セキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン スの フ ィ ル タ リ ン グ を実行する こ と が
で き ます。
Control
Controlラ イ セ ン スでは、 管理対象デバイ ス でユーザおよびア プ リ ケーシ ョ
ンの制御を実行する こ と がで き ます。 ま た、 デバイ スがス イ ッ チ ン グお よび
ルーテ ィ ン グ (DHCP リ レーを含む) や NAT を実行 し た り 、 デバイ スおよ
びス タ ッ ク を ク ラ ス タ 化 し た り で き ます。 Controlラ イ セ ン スには、 保護ラ
イ セ ン スが必要です。
URL フ ィ ル タ リ ン グ
URL フ ィ ル タ リ ン グ ラ イ セ ン ス では、 管理対象デバイ スが定期的に更新 さ
れる ク ラ ウ ド ベースのカ テ ゴ リ およびレ ピ ュ テーシ ョ ン デー タ を使用 し て、
監視対象ホス ト が要求 し た URL に基づいて、 ネ ッ ト ワー ク を通貨で き る ト
ラ フ ィ ッ ク を判別で き ます。 URL フ ィ ル タ リ ン グ ラ イ セ ン スには保護 ラ イ
セ ン スが必要です。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
22
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス
第1章
マルウ ェ ア
マルウ ェ ア ラ イ セ ン スに よ り 、 管理対象デバイ スはネ ッ ト ワー ク ベースの
高度な マルウ ェ ア防御 (AMP) を実行で き ます。 こ れはネ ッ ト ワー ク 上で
転送 さ れる フ ァ イルに含まれる マルウ ェ ア を検出 し 、 ブ ロ ッ ク する機能で
す。 また、 ネ ッ ト ワー ク上で転送 さ れる フ ァ イルを追跡する ト ラ ジ ェ ク ト リ
を表示する こ と も で き ます。 マルウ ェ ア ラ イ セ ン スには保護ラ イ セ ン スが
必要です。
VPN
VPN ラ イ セ ン スに よ り 、 Sourcefire 管理対象デバイ ス上の仮想ルー タ 間で、
または、 管理対象デバイ スか ら リ モー ト デバイ ス またはその他のサー ド
パーテ ィ 製 VPN エ ン ド ポ イ ン ト 間へセキ ュ ア な VPN ト ン ネルを構築する こ
と がで き ます。 VPN ラ イ セ ン スには、 保護ラ イ セ ン ス と Controlラ イ セ ン ス
が必要です。
アーキテ ク チ ャ と リ ソ ースの制限に よ り 、 すべての管理対象デバイ スにすべての
ラ イ セ ン スが適用で き るわけではあ り ません。 一般に、 デバイ スがサポー ト し て
いない機能の ラ イ セ ン スは付与で き ません。 「ア プ ラ イ ア ン スのモデル別のサ
ポー ト さ れる機能」 (P.14) を参照 し て く だ さ い。
次の表に、 防御セ ン タ ーに追加 し て、 各デバイ ス モデルに適用可能な ラ イ セ ン
スの概要を示 し ます。 防御セ ン タ ーの行 (FireSIGHT を除 く すべてのラ イ セ ン
ス) は、 防御セ ン タ ーがそれ ら の ラ イ セ ン ス を使用 し てデバイ ス を管理で き るか
ど う かを示 し ます。 た と えば、 シ リ ーズ 2 DC1000 を使用 し て シ リ ーズ 3 デバ
イ ス を使用 し た VPN 展開を作成で き ますが、 DC500 を使用 し て カ テ ゴ リ お よび
レ ピ ュ テーシ ョ ン ベースの URL フ ィ ル タ リ ン グは実行する こ と は、 管理対象デ
バイ スに関係な く で き ません。 ま た、 空のセルは ラ イ セ ン スがサポー ト さ れてい
ない こ と を意味 し 、 n/a は管理対象デバイ スに関係のない防御セ ン タ ーベースの
ラ イ セ ン ス を意味 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
23
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス
第1章
各モデルでサポー ト さ れる ラ イ セ ン ス
モデル
FIRESIGHT
保護
CONTROL
URL フ ィ ル
タ リ ング
マル
ウェア
VPN
シ リ ーズ 2 デバイ ス :
• 3D500/1000/2000
• 3D2100/2500/
3500/4500
• 3D6500
• 3D9900
n/a
自動、 セキ ュ
リテ ィ イン
テ リ ジ ェ ンス
なし
いいえ
いいえ
いいえ
いいえ
シ リ ーズ 3 デバイ ス :
• 7000 シ リ ーズ
• 8000 シ リ ーズ
n/a
はい
はい
はい
はい
はい
仮想デバイ ス
n/a
はい
ハー ド ウ ェ
ア機能のサ
ポー ト な し
はい
はい
いいえ
DC500 シ リ ーズ 2 防
御セ ン タ ー
はい
セキ ュ リ テ ィ
イ ンテ リ ジ ェ
ンスな し
ユーザ制御
なし
いいえ
いいえ
はい
DC1000/3000 シ リ ー
ズ 2 防御セ ン タ ー
はい
はい
はい
はい
はい
はい
DC750/1500/3500 シ
リ ーズ 3 防御セン タ ー
はい
はい
はい
はい
はい
はい
仮想防御セ ン タ ー
はい
はい
はい
はい
はい
はい
こ の表内の情報に加え て、 次の点に注意 し て く だ さ い。
•
シ リ ーズ 2 デバイ スには、 セキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ル タ リ ン
グ を除 く 、 保護機能が自動的に組み込まれています。
•
仮想デバイ ス上のControlラ イ セ ン ス を有効にで き ますが、 仮想デバイ スは
ス イ ッ チ ン グやルーテ ィ ン グな どの、 その ラ イ セ ン スに よ っ て付与 さ れる
ハー ド ウ ェ ア ベースの機能をサポー ト し ません。
•
DC500 は、 保護ラ イ セ ン ス と Controlラ イ セ ン ス を使用 し てデバイ ス を管
理で き ますが、 セキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ル タ リ ングまたはユー
ザ制御は実行で き ません。
ラ イ セ ン スの詳細については、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の
「Licensing the Sourcefire 3D System」 の章を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
24
Sourcefire 3D System の概要
Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス
第1章
従来の RNA ホス ト ラ イ センス と RUA ユーザ ラ イ センスの使用
Sourcefire 3D System のバージ ョ ン 4.10.x では、 RNA ホス ト 機能 と RUA ユーザ
機能の ラ イ セ ン スに よ っ て、 監視対象のホス ト と ユーザの制限がそれぞれ決定 さ
れま し た。 防御セ ン タ ーが以前バージ ョ ン 4.10.x を実行 し ていた場合は、
FireSIGHT ラ イ セ ン スの代わ り に、 従来のホス ト ラ イ セ ン ス と ユーザ ラ イ セ ン
ス を使用で き る場合があ り ます。
従来の ラ イ セ ン ス を使用するバージ ョ ン 5.3 防御セ ン タ ーは、 FireSIGHT ホス ト
制限 と し て RNA ホス ト 制限を使用 し 、 FireSIGHT ユーザ と ア ク セス制御ユーザ
の両方の制限 と し て RUA ユーザ制限を使用 し ます。 FireSIGHT ホス ト ラ イ セ ン
ス制限ヘルス モ ジ ュ ールはラ イ セ ン ス制限に適 し たア ラ ー ト を発行 し ます。
RNA ホス ト 制限 と RUA ユーザ制限は累積的であ る こ と に注意 し て く だ さ い。 つ
ま り 、 各 タ イ プの複数のラ イ セ ン ス を防御セ ン タ ーに追加する こ と に よ り 、 ラ イ
セ ン スに よ っ て許可 さ れる ホス ト またはユーザの総数を監視で き ます。
後か ら FireSIGHT ラ イ セ ン ス を追加 し た場合は、 防御セ ン タ ーがよ り 高い制限
を使用 し ます。 た と えば、 DC1500 上の FireSIGHT ラ イ セ ン スは、 最大 50,000
のホス ト と ユーザをサポー ト し ます。 バージ ョ ン 4.10.x DC1500 上の RNA ホス
ト 制限が 50,000 を超えている場合は、 バージ ョ ン 5.3 を実行 し ている同 じ 防御
セ ン タ ー上で従来のホス ト ラ イ セ ン ス を使用する と よ り 高い制限が課 さ れます。
便宜上、 Web イ ン タ ー フ ェ イ スにはよ り 高い制限を示す ラ イ セ ン スだけが表示
さ れます。
重要! FireSIGHT ラ イ セ ン ス制限は防御セ ン タ ーのハー ド ウ ェ ア機能に適合 し
てい る ため、 Sourcefire では、 従来のラ イ セ ン ス を使用する場合は こ の制限を超
え ないよ う にする こ と を推奨 し ています。 ガ イ ダ ン スについては、 Sourcefire サ
ポー ト にお問い合わせ く だ さ い。
バージ ョ ン 4.10.x か ら バージ ョ ン 5.3 への更新パスが存在 し ないため、 ISO イ
メ ージ を使用 し て防御セ ン タ ーに 「復元する」 必要があ り ます。 再イ メ ージ化す
る と 、 ア プ ラ イ ア ン スに関するすべての設定 と イ ベ ン ト デー タ が失われる こ と
に注意 し て く だ さ い。 再イ メ ージ化後は、 こ のデー タ を ア プ ラ イ ア ン スに イ ン
ポー ト で き な く な り ます。 詳細については、 「Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場
出荷時設定の復元」 (P.219) を参照 し て く だ さ い 。
重要! ア プ ラ イ ア ン スの再イ メ ージ化は、 必ず保守期間中に行 っ て く だ さ い。
再イ メ ージ化に よ っ て、 イ ン ラ イ ン展開内のデバイ スが非バイパス設定に リ セ ッ
ト さ れ、 バイパス モー ド が再設定 さ れる ま で、 ネ ッ ト ワー ク上の ト ラ フ ィ ッ ク
が中断 さ れます。 詳細については、 「復元プ ロ セスにおけ る ト ラ フ ィ ッ ク フ
ロー」 (P.220) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
25
Sourcefire 3D System の概要
セキ ュ リ テ ィ 、 イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス、 および通信ポー ト
第1章
復元プ ロ セス で、 ラ イ セ ン ス と ネ ッ ト ワー クの設定を削除する よ う に促 さ れま
す。 こ れ ら の設定 を 誤 っ て削除 し て も 、 後か ら 追加 し 直す こ と がで き ま すが、
そのま まに し ておいて く だ さ い。 バージ ョ ン 5.3 防御セ ン タ ーは、 バージ ョ ン
4.10.x デバイ ス を管理で き ない こ と に注意 し て く だ さ い。 ただ し 、 サポー ト さ れ
てい るバージ ョ ン 4.10.x デバイ ス を最新バージ ョ ン に復元 し て更新する こ と が
で き ます。 詳細については、 「Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復
元」 (P.219) を参照 し て く だ さ い。
セキ ュ リ テ ィ 、 イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス、 および通信
ポー ト
防御セ ン タ ーを保護する ためには、 保護 さ れた内部ネ ッ ト ワー ク に防御セ ン タ ー
を イ ン ス ト ールする必要があ り ます。 防御セ ン タ ーは、 使用可能なサービ ス と
ポー ト の う ち必要な も ののみを持つよ う に設定 さ れていますが、 攻撃が フ ァ イ ア
ウ ォ ールの外か ら 侵入 し て、 こ こ ま で到達で き な い こ と を確認す る必要があ り
ます。
防御セ ン タ ー と 管理対象デバイ スが同 じ ネ ッ ト ワー ク上に存在 し ている場合は、
デバイ ス上の管理イ ン タ ー フ ェ イ ス を、 防御セ ン タ ー と 同 じ 保護 さ れた内部ネ ッ
ト ワー ク に接続する こ と がで き ます。 こ れに よ り 、 ユーザは防御セ ン タ ーか ら デ
バイ ス を安全に制御 し 、 管理対象デバイ スのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト 上で生成
さ れた イ ベ ン ト デー タ を集約する こ と がで き ます。 防御セ ン タ ーの フ ィ ル タ リ
ン グ機能 を 使用 し て、 ネ ッ ト ワー ク 全体で攻撃のデー タ を 分析 し て相関付け、
セキ ュ リ テ ィ ポ リ シーが適切に実装 さ れているかを評価する こ と がで き ます。
ただ し 、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スがイ ン タ ーネ ッ ト に直接接続 さ れる よ う 設定
さ れている こ と に注意 し て く だ さ い。 Sourcefire 3D System の機能には、 こ の直
接接続が必要な もの と 、 プ ロキシ サーバの使用をサポー ト する も の と があ り ま
す。 またシ ス テムでは、 ア プ ラ イ ア ン スの Web イ ン タ ー フ ェ イ スにア ク セスで
き る よ う にする ため、 お よび基本的な ア プ ラ イ ア ン ス内通信のために、 特定の
ポー ト を オープ ン な ま まに し てお く 必要があ り ます。 デ フ ォ ル ト では、 シ ス テム
が追加の機能を利用で き る よ う にする ために、 他のい く つかのポー ト がオープ ン
にな っ ています。
詳細については、 以下を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス要件」 (P.27)
•
「オープ ン通信ポー ト の要件」 (P.28)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
26
Sourcefire 3D System の概要
セキ ュ リ テ ィ 、 イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス、 および通信ポー ト
第1章
イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス要件
デ フ ォ ル ト で、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スはイ ン タ ーネ ッ ト に直接接続する よ う
に設定 さ れます。 Sourcefire 3D System の特定の機能に こ の直接接続が必要です
が、 その他の機能はプ ロキシ サーバの使用をサポー ト し ています。 『Sourcefire
3D System User Guide』 の 「Configuring Network Settings」 の章を参照 し て く
だ さ い。
ヒ ン ト ! シ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア、 侵入ルール、 GeoDB、 お よび VDB 更新は手
動で ア プ ラ イ ア ン スにア ッ プ ロー ド で き ます。
運用継続性を確保する ために、 高可用性ペアの両方の防御セ ン タ ーがイ ン タ ー
ネ ッ ト にア ク セスで き る必要があ り ます。 特定の機能については、 プ ラ イ マ リ 防
御セ ン タ ーがイ ン タ ーネ ッ ト にア ク セス し 、 同期プ ロ セス でセ カ ン ダ リ と 情報を
共有 し ます。 そのため、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Managing
Devices」 の章に記載 さ れている よ う に、 プ ラ イ マ リ に障害が発生 し た場合は、
セ カ ン ダ リ を プ ラ イ マ リ にプ ロ モー ト する必要があ り ます。
次の表に、 Sourcefire 3D System のイ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス要件を示 し ます。
Sourcefire 3D System イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セスの要件
対象
イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セスの用途
高可用性の考慮事項
プ ロキシ を
使用するか
RSS フ ィ ー ド ダ ッ
シ ュ ボー ド ウ ィ
ジェ ッ ト
Sourcefire を含む外部 ソ ースか
ら RSS フ ィ ー ド デー タ を ダウ ン
ロー ド し ます。
フ ィ ー ド デー タ は同期
さ れません。
はい
セキ ュ リ テ ィ イ ン テ
リ ジ ェ ンス フ ィ ー ド
Sourcefire イ ン テ リ ジ ェ ン ス
フ ィ ー ド を含む外部 ソ ースか ら
のセキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン
ス フ ィ ー ド デー タ を ダウ ン ロー
ド し ます。
プ ラ イ マ リ 防御セ ン
タ ーが フ ィ ー ド デー タ
を ダウ ン ロー ド し て、
セ カ ン ダ リ と 共有 し ま
す。 プ ラ イ マ リ で障害
が発生 し た場合は、
ロールを切 り 替え る必
要があ り ます。
はい
URL フ ィ ル タ リ ン グ
デー タ
ク ラ ウ ド ベースの URL カ テ ゴ リ
およびレ ピ ュ テーシ ョ ン デー タ
を ア ク セス制御用にダウ ン ロー
ド し 、 カ テ ゴ ラ イ ズ さ れていな
い URL に対 し てル ッ ク ア ッ プ を
実行 し ます。
プ ラ イ マ リ 防御セ ン
タ ーは URL フ ィ ル タ
リ ン グ デー タ を ダウ ン
ロー ド し て、 セ カ ン ダ
リ と 共有 し ます。 プ ラ
イ マ リ で障害が発生 し
た場合は、 ロールを切
り 替 え る 必要があ り
ま す。
はい
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
27
Sourcefire 3D System の概要
セキ ュ リ テ ィ 、 イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス、 および通信ポー ト
第1章
Sourcefire 3D System イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セスの要件 (続き)
対象
イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セスの用途
高可用性の考慮事項
プ ロキシ を
使用するか
マルウ ェ アの ク ラ ウ ド
ル ッ ク ア ッ プ (マル
ウ ェ ア ラ イ セ ン ス取
得済み)
ク ラ ウ ド ル ッ ク ア ッ プ を実行 し
て、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク
内で検出 さ れた フ ァ イルにマル
ウ ェ アが含まれてい るかど う か
を判断 し ます。
ペアの防御セ ン タ ーは
ク ラウ ド ルッ クア ッ プ
を個別に実行 し ますが、
フ ァ イル ポ リ シーは同
期化 さ れています。
はい
動的分析
マルウ ェ ア分析用の フ ァ イルを
ク ラ ウ ド に送信 し ます。
フ ァ イル ポ リ シーは同
期化 さ れていますが、
ペアの防御セ ン タ ー
は、 ク ラ ウ ド に対 し て
マルウ ェ ア分析のため
に送信 さ れた フ ァ イル
を個別に問い合わせ し
ます。
はい
FireAMP 統合
(FireAMP サブ ス ク リ
プ シ ョ ン)
Sourcefire ク ラ ウ ド か ら エ ン ド
ポ イ ン ト ベースのマルウ ェ ア イ
ベン ト を受信 し ます。
ク ラ ウ ド 接続は同期 さ
れません。 両方の防御
セ ン タ ーで ク ラ ウ ド 接
続を設定 し ます。
はい
シ ス テム、 侵入ルー
ル、 GeoDB、 お よび
VDB の更新
侵入ルール、 GeoDB、 VDB、 ま
たはシ ス テム更新を直接ア プ ラ
イ ア ン スにダウ ン ロー ド するか、
それ らのダウ ン ロー ド を スケ
ジ ュ ール し ます。
ルール、 GeoDB およ
び VDB の更新は同期
化 さ れていますが、 シ
ス テムの更新は同期化
さ れていません。 更新
を ダウ ン ロー ド するす
べてのア プ ラ イ ア ン ス
は、 イ ン タ ーネ ッ ト に
ア ク セスで き る必要が
あ り ます。
はい
IP ア ド レ スの コ ン テキ
ス ト メ ニ ュ ーを使用
し た whois 情報の取得
whois 情報を入手 し ます。
whois 情報を要求する
すべてのア プ ラ イ ア ン
スがイ ン タ ーネ ッ ト に
ア ク セスで き る必要が
あ り ます。
はい
オープ ン通信ポー ト の要件
Sourcefire 3D System では、 ユーザがア プ ラ イ ア ン スの Web イ ン タ ー フ ェ イ ス
へア ク セスで き る よ う にする ため、 お よび基本的な ア プ ラ イ ア ン ス内通信のため
にポー ト 443 (受信) お よび 8305 (受信および送信) を オープ ン に し てお く 必
要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
28
Sourcefire 3D System の概要
セキ ュ リ テ ィ 、 イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス、 および通信ポー ト
第1章
デ フ ォ ル ト では、 シ ス テムが追加の機能を利用で き る よ う にする ために、 他のい
く つかのポー ト がオープ ン にな っ ています。 次の表に、 こ れ ら のポー ト を示 し ま
す。 ポー ト 67 と 68 ではデ フ ォ ル ト で DHCP が無効にな っ てい る こ と に注意 し
て く だ さ い。
Sourcefire 3D System オープ ン通信ポー ト の要件
ポー ト
説明
プ ロ ト コル
方向
ポー ト を オープ ンする目的
22
SSH/SSL
TCP
双方向
ア プ ラ イ ア ン スへのセキ ュ ア な リ モー ト
接続を許可 し ます。
25
SMTP
TCP
発信
ア プ ラ イ ア ン スか ら電子 メ ール通知 と ア
ラ ー ト を送信 し ます。
53
DNS
TCP
発信
DNS を使用 し ます。
67、 68
DHCP
UDP
発信
DHCP を使用 し ます。 デ フ ォ ル ト では無
効です。
80
HTTP
TCP
発信または
双方向
RSS フ ィ ー ド ダ ッ シ ュ ボー ド ウ ィ
ジ ェ ッ ト か ら リ モー ト Web サーバに接
続で き る よ う に し ます。 自動更新で使用
し ます。
受信ア ク セス を追加する こ と に よ り 、 防
御セ ン タ ーは HTTP を介 し て カ ス タ ムお
よびサー ド パーテ ィ のセキ ュ リ テ ィ イ ン
テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ー ド を更新 し 、 URL
の フ ィ ル タ リ ン グ情報を ダウ ン ロー ド で
き る よ う に し ます。
161、 162
SNMP
UDP
双方向
(161)、 発信
(162)
SNMP ポー リ ン グ (着信) と SNMP ト
ラ ッ プ (発信) が有効にな っ てい る場合
にア ク セス を提供 し ます。
389、 636
LDAP
TCP
発信
ユーザ ア ク テ ィ ビ テ ィ の追跡 と 認証で使
用 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
29
Sourcefire 3D System の概要
セキ ュ リ テ ィ 、 イ ン タ ーネ ッ ト ア ク セス、 および通信ポー ト
第1章
Sourcefire 3D System オープ ン通信ポー ト の要件 (続き)
ポー ト
説明
プ ロ ト コル
方向
ポー ト を オープ ンする目的
443
HTTPS/
AMPQ
TCP
着信または
双方向
ア プ ラ イ ア ン スにア ク セス し ます。 必須
です。
送信ア ク セス を追加する こ と に よ り 、 防
御セ ン タ ーで ソ フ ト ウ ェ アの更新、 VDB
および GeoDB の更新、 URL の フ ィ ル タ
リ ン グ情報、 安全なセキ ュ リ テ ィ イ ン テ
リ ジ ェ ン ス フ ィ ー ド 、 およびエ ン ド ポ イ
ン ト ベースの (FireAMP の) マルウ ェ ア
イ ベン ト を ダウ ン ロー ド または受信で き
る よ う に し ます。
ポー ト 443 を介 し た接続に よ り 、 防御セ
ン タ ーは ク ラ ウ ド ル ッ ク ア ッ プ を実行 し
て、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク で検出 さ
れた フ ァ イルにマルウ ェ アが含まれてい
るかを判断する、 ク ラ ウ ド に対 し て動的
な分析情報を問い合わせる、 フ ァ イルの
ト ラ ジ ェ ク ト リ を追跡する、 な どの処理
を実行で き ます。
ポー ト 443 を介 し た接続に よ り 、 管理対
象デバイ スが動的な分析のために ク ラ ウ
ド へフ ァ イルを送信で き る よ う に し ます。
514
syslog
UDP
発信
リ モー ト syslog サーバにア ラ ー ト を送信
し ます。
623
SOL/LOM
UDP
双方向
シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン ス上で Serial
Over LAN (SOL) 接続を使用 し て
Lights-Out Management (LOM) を実行
で き る よ う に し ます。
1500、
2000
デー タ ベー
ス ア ク セス
TCP
着信
外部デー タ ベースへのア ク セスが有効に
な っ ている場合に防御セ ン タ ーにア ク セ
ス し ます。
1812、
1813
RADIUS
UDP
発信または
双方向
RADIUS を使用 し ます。 受信ア ク セス を
追加する こ と に よ り 、 RADIUS の認証お
よびア カ ウ ン テ ィ ン グが正 し く 機能する
こ と が保証 さ れます。
ポー ト 1812 と 1813 がデ フ ォ ル ト です
が、 代わ り に他のポー ト を使用する よ う
に RADIUS を設定で き ます。 詳細につい
ては、 『Sourcefire 3D System User
Guide』 を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
30
Sourcefire 3D System の概要
ア プ ラ イ ア ン スの事前設定
第1章
Sourcefire 3D System オープ ン通信ポー ト の要件 (続き)
ポー ト
説明
プ ロ ト コル
方向
ポー ト を オープ ンする目的
3306
Sourcefire
ユーザ エー
ジェン ト
TCP
着信
防御セ ン タ ー と Sourcefire ユーザ エー
ジ ェ ン ト 間の通信を可能に し ます。
8302
eStreamer
TCP
双方向
eStreamer ク ラ イ ア ン ト を使用 し ます。
8305
デバ イ ス
管理
TCP
双方向
防御セ ン タ ー と 管理対象デバイ ス間で通
信 し ます。 必須です。
8307
ホス ト 入
力ク ラ イ
アン ト
TCP
双方向
防御セ ン タ ー と ホス ト 入力 ク ラ イ ア ン ト
間の通信を可能に し ます。
32137
マルウ ェ ア
ク ラウ ド
ルッ クア ッ
プ (レ ガ
シー、 オプ
シ ョ ン)
TCP
双方向
防御セ ン タ ーで ク ラ ウ ド ル ッ ク ア ッ プ を
実行 し て、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク で
検出 さ れた フ ァ イルにマルウ ェ アが含ま
れてい るかど う かを判断 し 、 フ ァ イルの
ト ラ ジ ェ ク ト リ を追跡する こ と がで き る
よ う に し ます。
ア プ ラ イ ア ン スの事前設定
後で他のサイ ト に展開する ために中央の場所にあ る複数のア プ ラ イ ア ン ス デバ
イ ス と 防御セ ン タ ーを事前に設定で き ます。 ア プ ラ イ ア ン ス を事前に設定する場
合の考慮事項については、 「Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前設定」 (P.297) を
参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
31
CHAPTER 2
展開について
Sourcefire 3D System は、 それぞれ固有のネ ッ ト ワー ク アーキテ ク チ ャ のニー
ズに応 じ て展開する こ と がで き ます。 防御セ ン タ ーが、 Sourcefire 3D System の
集中管理 コ ン ソ ールおよびデー タ ベース リ ポジ ト リ と な り ます。 ト ラ フ ィ ッ ク
接続を収集 し て分析する ために、 複数のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト にデバイ ス を
設置 し ます。
パ ッ シ ブ展開では、 デバイ スはス イ ッ チ SPAN、 仮想ス イ ッ チ、 または ミ ラ ー
ポー ト を使用 し て、 ネ ッ ト ワー ク全体の ト ラ フ ィ ッ ク フ ローを モニ タ し 、 ネ ッ
ト ワー ク を横断する ト ラ フ ィ ッ クの特性に関するデー タ を収集 し ます。 イ ン ラ イ
ン展開では、 デバイ ス を使用 し てネ ッ ト ワー ク を モ ニ タ する こ と で、 ネ ッ ト ワー
ク 上のホス ト の可用性、 整合性、 機密性に影響を及ぼす可能性のあ る攻撃を識別
で き ます。 デバイ ス を展開で き る環境には、 イ ン ラ イ ン環境、 ス イ ッ チ ド 環境、
ルーテ ッ ド 環境、 またはハイ ブ リ ッ ド (レ イ ヤ 2/レ イヤ 3) 環境があ り ます。
展開オプ シ ョ ンの詳細については、 以下の項を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「展開オプ シ ョ ン について」 (P.33) では、 展開環境を設計する際に検討す
る必要があ る い く つかの要因について説明 し ています。
•
「イ ン タ ー フ ェ イ スについて」 (P.34) では、 イ ン タ ー フ ェ イ スの違い と 、
展開環境における イ ン タ ー フ ェ イ スの役割について説明 し ています。
•
「ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続」 (P.38) では、 展開環境でハブ、 スパ
ン、 ネ ッ ト ワー ク タ ッ プ を使用する方法を説明 し ています。
•
「展開オプ シ ョ ン」 (P.43) では、 基本的な展開について説明 し 、 その環境
内での主な機能ロ ケーシ ョ ン を特定 し ています。
•
「ア ク セス制御を使用 し た展開」 (P.50) では、 イ ン ラ イ ン展開で ア ク セス
制御を使用する利点について説明 し ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
32
展開について
展開オプ シ ョ ンについて
第2章
•
「マルチポー ト 管理対象デバイ スの使用」 (P.55) では、 管理対象デバイ ス
を複数のネ ッ ト ワー ク に使用する方法、 またはネ ッ ト ワー ク展開での仮想
ルー タ あ る いは仮想ス イ ッ チ と し て使用する方法を説明 し ています。
•
「複雑なネ ッ ト ワー ク展開」 (P.58) では、 VPN を使用 し た り 、 複数のエ ン
ト リ ポ イ ン ト を設定 し た り する な どの高度な展開シナ リ オについて説明 し
ています。
展開に関する その他の情報については、 Sourcefire 販売部門か ら入手で き る
『Best Practices Guide』 を参照 し て く だ さ い。
展開オプ シ ョ ン について
どのよ う に展開するかについては、 さ ま ざ ま な決定要因があ り ます。 以下の質問
に答え る こ と で、 自分のネ ッ ト ワー クの脆弱な領域を理解 し 、 侵入検知 と 侵入防
御のニーズを明確にする こ と がで き ます。
バージ ョ ン 5.3
•
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ ス またはイ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し
て管理対象デバイ ス を展開するのか。 デバイ スはイ ン タ ー フ ェ イ スの混在
(一部がパ ッ シ ブ で、 その他はイ ン ラ イ ン) をサポー ト するのか。 詳細に
ついては、 「イ ン タ ー フ ェ イ スについて」 (P.34) を参照 し て く だ さ い。
•
管理対象デバイ ス を ネ ッ ト ワー ク に接続する手段は何か。 ハブ、 タ ッ プ、
ス イ ッ チ上のスパニ ン グ ポー ト 、 ま たは仮想ス イ ッ チ を使用するのか。 詳
細については、 「ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続」 (P.38) を参照 し て く
だ さ い。
•
ネ ッ ト ワー ク上のすべての攻撃を検出する必要があ るのか、 または フ ァ イ
アウ ォ ールを通過する攻撃についてのみ知 り たいのか。 ネ ッ ト ワー ク 上に
財務、 会計、 個人情報、 製造規則、 またはその他の特殊なセキ ュ リ テ ィ ポ
リ シーを必要 と する保護対象の機密情報 と い っ た特別な資産があ るか。 詳
細については、 「展開オプ シ ョ ン」 (P.43) を参照 し て く だ さ い。
•
リ モー ト の作業者が VPN またはモデムで ア ク セス で き る よ う にするのか。
リ モー ト オ フ ィ スに も IPS の展開が必要なのか。 契約社員やその他の臨時
ス タ ッ フ を雇用 し ているか。 それ ら のス タ ッ フ を特定のネ ッ ト ワー ク セグ
メ ン ト に制限 し ているか。 自社のネ ッ ト ワー ク を、 顧客、 サプ ラ イ ヤ、 ビ
ジネス パー ト ナーな どの他の組織のネ ッ ト ワー ク と 統合するか。 詳細につ
いては、 「複雑なネ ッ ト ワー ク展開」 (P.58) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
33
展開について
イ ン タ ー フ ェ イ スについて
第2章
イ ン タ ー フ ェ イ スについて
こ こ では、 各種のイ ン タ ー フ ェ イ スが Sourcefire 3D System の機能にどのよ う
に影響するのかを説明 し ます。 パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ ス と イ ン ラ イ ン イ ン
タ ー フ ェ イ スに加え、 ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス、 ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ
イ ス、 ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用する こ と も で き ます。 詳細につい
ては、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.34)
•
「イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.34)
•
「ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.36)
•
「ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.37)
•
「ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.38)
パッ シブ イ ン ターフ ェ イ ス
ラ イ セ ン ス : 任意
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
パ ッ シ ブ IPS 展開環境を構成する こ と で、 ス イ ッ チ SPAN、 仮想ス イ ッ チ、 また
は ミ ラ ー ポー ト を使用 し てネ ッ ト ワー ク全体の ト ラ フ ィ ッ ク フ ローを モ ニ タ
し 、 ス イ ッ チ上の他のポー ト か ら ト ラ フ ィ ッ ク を コ ピーで き る よ う にな り ます。
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スでは、 ネ ッ ト ワー ク内の ト ラ フ ィ ッ ク を、 そのネ ッ
ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク フ ローの外部か ら 検査で き ます。 パ ッ シ ブ展開で構成 さ
れたシ ス テムでは、 特定のア ク シ ョ ン ( ト ラ フ ィ ッ クのブ ロ ッ キン グやシ ェ ーピ
ン グな ど) を実行する こ と がで き ません。 パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スは、 すべ
ての ト ラ フ ィ ッ ク を無条件で受信 し 、 受信 し た ト ラ フ ィ ッ ク を再送信 し ません。
管理対象デバイ ス上の 1 つ以上の物理ポー ト をパ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ ス と し
て設定で き ます。 詳細については、 「ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続」 (P.38)
を参照 し て く だ さ い。
イ ン ラ イ ン イ ン ターフ ェ イス
ラ イ セ ン ス : 任意
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
2 つのポー ト をバイ ン ド する こ と で、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト 上に透過的に イ
ン ラ イ ン IPS 展開を設定 し ます。 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用すれば、
隣接する ネ ッ ト ワー ク デバイ ス を設定する こ と な く 、 任意のネ ッ ト ワー ク コ ン
フ ィ ギ ュ レ ーシ ョ ン でデバイ ス を設置で き ます。 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス
は、 すべての ト ラ フ ィ ッ ク を無条件に受信 し 、 明示的に ド ロ ッ プ さ れた ト ラ
フ ィ ッ ク を除 く すべての受信 ト ラ フ ィ ッ ク を再送信 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
34
展開について
イ ン タ ー フ ェ イ スについて
第2章
管理対象デバイ ス上の 1 つ以上の物理ポー ト を イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス と
し て設定で き ます。 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スがイ ン ラ イ ン展開環境の ト ラ
フ ィ ッ ク を処理する には、 その前に、 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を イ
ン ラ イ ン セ ッ ト に割 り 当て る必要があ り ます。
重要! イ ン タ ー フ ェ イ ス を イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス と し て設定す る と 、
そのイ ン タ ー フ ェ イ スの NetMod 上の隣接ポー ト も自動的に イ ン ラ イ ン イ ン
タ ー フ ェ イ ス と な り 、 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スのペアが完成 し ます。
設定可能なバイパス イ ン ラ イ ン セ ッ ト を使用 し て、 ハー ド ウ ェ アが完全に故障
し た場合 (た と えば、 デバイ スが電力を失 っ た場合な ど) に ト ラ フ ィ ッ ク を処理
する方法を選択で き ます。 た と えば、 あ る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト では接続が
不可欠であ り 、 別のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト では未検査の ト ラ フ ィ ッ ク を許可
で き ない と 指定する こ と がで き ます。 設定可能なバイパス イ ン ラ イ ン セ ッ ト を
使用する こ と で、 次のいずれかの方法でネ ッ ト ワー クの ト ラ フ ィ ッ ク フ ローを
管理で き ます。
•
バイパス : バイパス と し て設定 し た イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を使用 し て、
デバイ ス で故障が発生 し た場合で も 、 すべての ト ラ フ ィ ッ クの フ ローを維
持 し ます。 ト ラ フ ィ ッ クは、 デバイ ス をバイパス し ます。 し たが っ て、 そ
のデバイ スに よ る イ ン スペ ク シ ョ ンやその他の処理をバイパス し ます。 バ
イパスに よ っ て未検査の ト ラ フ ィ ッ クがネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を通過す
る こ と にな り ますが、 ネ ッ ト ワー ク の接続は維持 さ れます。
•
非バイパス : 非バイパスに設定 さ れている イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアは、 デバ
イ スに障害が発生 し た場合、 すべての ト ラ フ ィ ッ ク を停止 さ せます。 障害
が発生 し たデバイ スに到達 し た ト ラ フ ィ ッ クは、 そのデバイ スに入 り ませ
ん。 非バイパス では、 未検査の ト ラ フ ィ ッ クがネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を
通過する こ と を許可 し ませんが、 デバイ スに障害が発生する と 、 ネ ッ ト
ワー ク セグ メ ン ト は接続を失います。 ネ ッ ト ワー ク セキ ュ リ テ ィ の重要
性が ト ラ フ ィ ッ クの損失よ り も優先 さ れる展開環境では、 非バイパス イ ン
タ ー フ ェ ース を使用 し ます。
デバイ スに障害が発生 し て も 、 ト ラ フ ィ ッ ク フ ローが維持 さ れる よ う にする場
合は、 イ ン ラ イ ン セ ッ ト をバイパス と し て設定 し ます。 デバイ スに障害が発生
し た場合に ト ラ フ ィ ッ ク を停止する には、 イ ン ラ イ ン セ ッ ト を非バイパス と し
て設定 し ます。 再イ メ ージ化に よ っ て、 バイパス モー ド のア プ ラ イ ア ン スが非
バイパスの設定に リ セ ッ ト さ れて、 バイパス モー ド を再設定する ま では、 ネ ッ
ト ワー ク 上の ト ラ フ ィ ッ クが中断 さ れる こ と に注意 し て く だ さ い。 詳細について
は、 「復元プ ロ セスにおける ト ラ フ ィ ッ ク フ ロー」 (P.220) を参照 し て く だ さ い。
設定可能なバイパス イ ン タ ー フ ェ イ スは、 すべてのア プ ラ イ ア ン スに含める こ
と がで き ます。 8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スには、 バイパスに設定で き ない イ
ン タ ー フ ェ イ ス を持つ NetMods を含める こ と も で き ます。 NetMods の詳細に
ついては、 「8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ール」 (P.203) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
35
展開について
イ ン タ ー フ ェ イ スについて
第2章
拡張オプ シ ョ ンは、 ア プ ラ イ ア ン ス ご と に異な り 、 タ ッ プ モー ド 、 リ ン ク状態
伝搬、 ト ラ ン スペア レ ン ト イ ン ラ イ ン モー ド 、 ス ト リ ク ト TCP モー ド が含まれ
る場合があ り ます。 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト を設定する方法につい
ては、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Configuring Inline Sets」 を参照
し て く だ さ い。 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スの使用の詳細については、 「ネ ッ ト
ワー クへのデバイ スの接続」 (P.38) を参照 し て く だ さ い。
スイ ッ チ ド イ ン ターフ ェ イス
ラ イ セ ン ス : Control
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
レ イ ヤ 2 展開環境の管理対象デバイ スにス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を設定す
る こ と で、 複数のネ ッ ト ワー ク間でのパケ ッ ト ス イ ッ チ ン グに対応で き ます。
また、 管理対象デバイ スにス タ ン ド ア ロ ン ブ ロー ド キ ャ ス ト ド メ イ ン と し て機
能する仮想ス イ ッ チ を設定 し て、 ネ ッ ト ワー ク を論理セグ メ ン ト に分割する こ と
も で き ます。 仮想ス イ ッ チは、 ホス ト か ら の Media Access Control (MAC) ア
ド レ ス を使用 し て、 パケ ッ ト の送信先を判別 し ます。
ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ スには、 物理構成または論理構成を使用で き ます。
•
物理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス は、 ス イ ッ チ ン グが設定 さ れた物理イ ン
タ ー フ ェ イ ス です。 タ グな し VLAN ト ラ フ ィ ッ ク を処理する には、 物理ス
イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し ます。
•
論理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス は、 物理イ ン タ ー フ ェ イ ス と VLAN タ グ
と の間のア ソ シ エーシ ョ ン です。 VLAN タ グが指定 さ れた ト ラ フ ィ ッ ク を
処理する には、 論理イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し ます。
仮想ス イ ッ チはス タ ン ド ア ロ ン ブ ロー ド キ ャ ス ト ド メ イ ン と し て機能 し 、 ネ ッ
ト ワー ク を論理セグ メ ン ト に分割 し ます。 仮想ス イ ッ チは、 ホス ト からの Media
Access Control (MAC) ア ド レ ス を使用 し て、 パケ ッ ト の送信先を判別 し ます。
仮想ス イ ッ チ を設定する と 、 ス イ ッ チはまず、 ス イ ッ チ上の使用可能なすべての
ポー ト か らパケ ッ ト を ブ ロー ド キ ャ ス ト し ます。 その後は、 タ グ付きの リ タ ーン
ト ラ フ ィ ッ ク を使用 し て、 各ポー ト に接続 さ れたネ ッ ト ワー ク 上にどのホス ト が
存在するのかを学習 し てい き ます。
デバ イ ス を 仮想ス イ ッ チ と し て設定 し 、 残 り の イ ン タ ー フ ェ イ ス を 使用 し て、
モ ニ タ 対象のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続で き ます。 デバイ ス上で仮想ス
イ ッ チ を使用する には、 物理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を作成 し た後、
『Sourcefire 3D System Guide』 の 「Setting Up Virtual Switches」 で説明 し てい る
手順に従 っ て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
36
展開について
イ ン タ ー フ ェ イ スについて
第2章
ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス
ラ イ セ ン ス : Control
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
レ イ ヤ 3 展開の管理対象デバ イ ス にルー テ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を設定 し 、
複数のイ ン タ ー フ ェ イ ス間で ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グする こ と がで き ます。
各イ ン タ ー フ ェ イ スに IP ア ド レ ス を割 り 当て、 こ れ らのイ ン タ ー フ ェ イ ス を、
ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グする仮想ルー タ に割 り 当て る必要があ り ます。
ゲー ト ウ ェ イ バーチ ャル プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク (ゲー ト ウ ェ イ VPN) また
はネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) で使用するルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス
を設定で き ます。 詳細については、 「ゲー ト ウ ェ イ VPN の展開」 (P.48) お よび
「ポ リ シー ベースの NAT を使用 し た展開」 (P.49) を参照 し て く だ さ い。
また、 宛先ア ド レ スに応 じ てパケ ッ ト の転送決定を行 っ て、 パケ ッ ト をルーテ ィ
ン グする よ う にシ ス テムを設定する こ と も で き ます。 ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ
イ ス と し て設定 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ スは、 レ イヤ 3 ト ラ フ ィ ッ ク を受信 し 、
転送 し ます。 ルー タ は、 転送基準に基づ く 発信イ ン タ ー フ ェ イ スか ら の宛先を取
得 し ます。 適用する セキ ュ リ テ ィ ポ リ シーは、 ア ク セス制御ルールに よ っ て指
定 さ れます。
ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スには、 物理構成または論理構成を使用で き ます。
•
物理ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス は、 ルーテ ィ ン グが設定 さ れた物理イ ン
タ ー フ ェ イ ス です。 タ グな し VLAN ト ラ フ ィ ッ ク を処理する には、 物理
ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し ます。
•
論理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス は、 物理イ ン タ ー フ ェ イ ス と VLAN タ グ
と の間のア ソ シ エーシ ョ ン です。 VLAN タ グが指定 さ れた ト ラ フ ィ ッ ク を
処理する には、 論理イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し ます。
レ イ ヤ 3 展開でルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用する には、 仮想ルー タ を設
定 し 、 それ らの仮想ルー タ にルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を割 り 当て る必要が
あ り ます。 仮想ルー タ は、 レ イ ヤ 3 ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グするルーテ ッ
ド イ ン タ ー フ ェ イ スのグループ です。
デバイ ス を仮想ルー タ と し て設定 し 、 残 り のイ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 モ ニ
タ 対象のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続で き ます。 また、 厳密な TCP 適用を有
効に し て、 TCP セキ ュ リ テ ィ を最大限に強化する こ と も で き ます。 デバイ ス上
で仮想ルー タ を使用する には、 デバイ スに物理ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を
作成 し た後、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Setting Up Virtual
Routers」 で説明 し てい る手順に従 っ て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
37
展開について
ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続
第2章
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス
ラ イ セ ン ス : Control
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
管理対象デバイ ス上に論理ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を設定する こ と で、
Sourcefire 3D System が仮想ルー タ と 仮想ス イ ッ チの間で ト ラ フ ィ ッ ク を ブ リ ッ
ジ で き る よ う にな り ます。 仮想ス イ ッ チのイ ン タ ー フ ェ イ スで受信 し た IP ト ラ
フ ィ ッ ク の宛先が、 そのス イ ッ チに関連付け られた論理ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー
フ ェ イ スの MAC ア ド レ ス と な っ てい る場合、 シ ス テムは、 その ト ラ フ ィ ッ ク を
レ イ ヤ 3 ト ラ フ ィ ッ ク と し て処理 し 、 宛先 IP ア ド レ スに応 じ て ト ラ フ ィ ッ ク を
ルーテ ィ ン グするか ト ラ フ ィ ッ ク に応答 し ます。 それ以外の宛先が設定 さ れた ト
ラ フ ィ ッ ク を受信 し た場合、 シ ス テムはその ト ラ フ ィ ッ ク を レ イ ヤ 2 ト ラ
フ ィ ッ ク と し て処理 し 、 適切な ス イ ッ チ ン グ を行います。
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を作成する には、 まず、 仮想ス イ ッ チ と 仮想
ルー タ を設定 し 、 それ らの仮想ス イ ッ チ と 仮想ルー タ をハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー
フ ェ イ スに追加 し ます。 仮想ス イ ッ チ と 仮想ルー タ の両方に関連付け られていな
いハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スは、 ルーテ ィ ングに使用で き ません。 し たがっ
て、 ト ラ フ ィ ッ ク を生成する こ と も 、 ト ラ フ ィ ッ ク に応答する こ と も し ません。
ネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) を使用するハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス
を設定する と 、 ネ ッ ト ワー ク 間での ト ラ フ ィ ッ ク の受け渡 し が可能にな り ます。
詳細については、 「ポ リ シー ベースの NAT を使用 し た展開」 (P.49) を参照 し て
く だ さ い。
デバイ ス上でハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用する には、 デバイ スにハイ
ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を定義 し た後、 『Sourcefire 3D System User Guide』
の 「Setting Up Hybrid Interfaces」 で説明 し てい る手順に従 っ て く だ さ い。
ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続
管理対象デバイ ス を ネ ッ ト ワー ク に接続する には、 い く つかの方法があ り ます。
具体的には、 パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ ス ま たはイ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス を
使用 し てハブ またはネ ッ ト ワー ク タ ッ プ を設定するか、 あ る いはパ ッ シ ブ イ ン
タ ー フ ェ イ ス を使用 し て SPAN ポー ト を設定 し ます。 以下の項で、 サポー ト さ
れている接続方法およびケーブル配線に関する考慮事項について説明 し ます。
バージ ョ ン 5.3
•
「ハブの使用」 (P.39)
•
「SPAN ポー ト の使用」 (P.39)
•
「ネ ッ ト ワー ク タ ッ プの使用」 (P.39)
•
「銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス でのイ ン ラ イ ン展開のケーブル配線」 (P.40)
•
「特別な場合」 (P.42)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
38
展開について
ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続
第2章
ハブの使用
管理対象デバイ スがネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト のすべての ト ラ フ ィ ッ ク を認識で
き る よ う にする には、 イ ーサネ ッ ト ハブが簡単な手段 と な り ます。 こ の タ イ プ
のほ と んどのハブは、 セグ メ ン ト 上のいずれかのホス ト を目的 と する IP ト ラ
フ ィ ッ ク を取得 し 、 その ト ラ フ ィ ッ ク をハブに接続 さ れてい るすべてのデバイ ス
にブ ロー ド キ ャ ス ト し ます。 設定 し た イ ン タ ー フ ェ イ ス をハブに接続 し て、 セグ
メ ン ト のすべての着信お よび発信 ト ラ フ ィ ッ ク を モ ニ タ し ます。 ト ラ フ ィ ッ ク量
が大き いネ ッ ト ワー ク では、 パケ ッ ト 衝突の可能性があ る ため、 ハブ を使用 し て
も 検出エ ン ジ ンがすべてのパケ ッ ト を認識する と は限 り ません。 こ の問題は、 低
ト ラ フ ィ ッ クの単純なネ ッ ト ワー ク ではほ と んど発生 し ません。 ト ラ フ ィ ッ ク量
の大き いネ ッ ト ワー ク では、 ハブ以外のオプ シ ョ ンのほ う が良い結果を得 ら れる
場合があ り ます。 ハブに障害が発生 し た場合、 またはハブが電源を失 っ た場合
は、 ネ ッ ト ワー ク接続が切断 さ れる こ と に注意 し て く だ さ い。 その場合、 単純な
ネ ッ ト ワー ク では、 ネ ッ ト ワー クがダウ ン し ます。
一部のデバイ スはハブ と し て販売 さ れていますが、 実際にはス イ ッ チ と し て機能
し 、 各パケ ッ ト をすべてのポー ト にブ ロー ド キ ャ ス ト するわけではあ り ません。
管理対象デバイ ス をハブに接続 し て も すべての ト ラ フ ィ ッ クが表示 さ れない場合
は、 別のハブ を購入するか、 SPAN ポー ト を備えたス イ ッ チ を使用 し て く だ さ い。
SPAN ポー ト の使用
多 く のネ ッ ト ワー ク ス イ ッ チには、 1 つ以上のポー ト の ト ラ フ ィ ッ ク を ミ ラ ー
リ ン グする SPAN ポー ト が組み込まれています。 設定 し た イ ン タ ー フ ェ イ ス を
SPAN ポー ト に接続する こ と で、 すべてのポー ト の ト ラ フ ィ ッ ク (通常は着信 ト
ラ フ ィ ッ ク と 発信 ト ラ フ ィ ッ クの両方) を ま と めて モ ニ タ で き ます。 こ の機能を
備えたス イ ッ チ をすでにネ ッ ト ワー ク上の適切な場所で使用 し てい る場合、 管理
対象デバイ スの コ ス ト の他にはほ と んど機器に コ ス ト をかけ る こ と な く 、 複数の
セグ メ ン ト で検出機能を展開で き ます。 ト ラ フ ィ ッ ク量の多いネ ッ ト ワー ク で
は、 このソ リ ューシ ョ ンにはい く つかの制約が伴います。 SPAN ポー ト が 200Mbps
を処理可能であ り 、 3 つの ミ ラ ー リ ン グ さ れたポー ト のそれぞれで処理で き るの
が最大 100Mbps の場合、 SPAN ポー ト がオーバーサブ ス ク ラ イ ブ状態 と な り 、
管理対象デバイ スの効率性が低減 さ れる可能性があ り ます。
ネ ッ ト ワー ク タ ッ プの使用
ネ ッ ト ワー ク タ ッ プ を使用する と 、 ネ ッ ト ワー ク フ ローを中断 し た り 、 ネ ッ ト
ワー ト ポロ ジーを変更 し た り する こ と な く 、 ト ラ フ ィ ッ ク をパ ッ シ ブにモ ニ タ
で き ます。 タ ッ プは さ ま ざ ま な帯域幅です ぐ に使用で き ます。 タ ッ プ を使用する
こ と で、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の着信パケ ッ ト と 発信パケ ッ ト の両方を分析
で き ます。 通常、 タ ッ プ で モ ニ タ で き る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト は 1 つに限 ら
れる ため、 ス イ ッ チ上の 8 個のポー ト の う ち、 2 個のポー ト で ト ラ フ ィ ッ ク を モ
ニ タ する必要があ る場合には、 タ ッ プは有効な ソ リ ュ ーシ ョ ン にな り ません。 そ
の場合は、 ルー タ と ス イ ッ チの間に タ ッ プ を設置 し 、 ス イ ッ チへの IP ス ト リ ー
ム全体にア ク セス し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
39
展開について
ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続
第2章
仕様上、 ネ ッ ト ワー ク タ ッ プは着信 ト ラ フ ィ ッ ク と 発信 ト ラ フ ィ ッ ク を 2 つの
異な る ケーブルで 2 つのス ト リ ームに分割 し ます。 管理対象デバイ ス では、 会
話の両側を再結合する マルチポー ト オプ シ ョ ン を使用で き ます。 こ のオプ シ ョ
ン を使用する こ と で、 ト ラ フ ィ ッ ク ス ト リ ーム全体をデ コ ーダ、 プ リ プ ロ セ ッ
サ、 検出エ ン ジ ン で評価で き ます。
銅線イ ン タ ー フ ェ イ スでのイ ン ラ イ ン展開のケーブル配線
ネ ッ ト ワー ク でデバイ ス を イ ン ラ イ ン展開する場合、 デバイ スのパイパス機能を
使用 し て、 デバイ スに障害が発生 し て も ネ ッ ト ワー ク接続を維持で き る よ う にす
る には、 ケーブル配線に特に注意する必要があ り ます。
フ ァ イバ バイパス対応イ ン タ ー フ ェ イ ス を備えたデバイ ス を展開する場合は、
接続が し っか り 固定 さ れていて、 ケーブルがよ じ れていない こ と を確認する以外
に、 ケーブル配線に関する特別な懸念事項はあ り ません。 一方、 フ ァ イバ ネ ッ
ト ワー ク イ ン タ ー フ ェ イ スではな く 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し たデバイ ス
を展開する場合、 デバイ スのモデルに よ っ て使用する ネ ッ ト ワー ク カ ー ド が異
な る ため、 使用するデバイ ス モデルに注意する必要があ り ます。 一部の 8000
シ リ ーズ NetMods ではバイパス設定が許可 さ れない こ と に注意 し て く だ さ い。
デバイ スのネ ッ ト ワー ク イ ン タ ー フ ェ イ ス カ ー ド (NIC) でサポー ト し ている
Auto-Medium Dependent Interface Crossover (Auto-MDI-X) と 呼ばれる機能を
使用する と 、 ネ ッ ト ワー ク イ ン タ ー フ ェ イ スは、 ス ト レー ト イ ーサネ ッ ト ケー
ブルまたは ク ロ ス イ ーサネ ッ ト ケーブルのど ち ら を使用 し て別のネ ッ ト ワー ク
デバイ スに接続するかを自動的に設定 し ます。 表 「デバイ スおよびバイパス特
性」 に、 各種のデバイ ス と 、 各バイパスがス ト レー ト 接続または ク ロ ス接続のい
ずれ と し てバイパスするのかを示 し ます。
デバイ スお よびバイパス特性
デバイ ス
障害時のバイパス形態
3D500、 3D1000、 3D2000
ス ト レー ト
7000 シ リ ーズ
ク ロス
8000 シ リ ーズ
ク ロス
ス ト レー ト 接続でバイパスする管理対象デバイ スの場合は、 ネ ッ ト ワー ク上で有
効なデバイ ス を通常配線する場合 と 同 じ よ う にデバイ ス を配線 し ます。 通常は、
1 本のス ト レー ト ケーブル と 1 本の ク ロ ス ケーブルを使用 し て、 2 つのエ ン ド
ポ イ ン ト にデバイ ス を接続 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
40
展開について
ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続
第2章
ス ト レー ト 接続でバイパスする場合のケーブル配線
ク ロ ス接続でバイパスする管理対象デバイ スの場合は、 展開 さ れていない状態の
デバイ ス を配線する場合 と 同 じ よ う にデバイ ス を配線 し ます。 リ ン ク は、 取 り 外
さ れたデバイ スへの電源で機能 し ます。 通常は、 2 本のス ト レー ト ケーブルを
使用 し て、 2 つのエ ン ド ポ イ ン ト にデバイ ス を接続 し ます。
ク ロ ス接続でバイパスする場合のケーブル配線
ハー ド ウ ェ ア バイパスの有効な設定の表に、 ハー ド ウ ェ ア バイパス構成で、 ス
ト レ ー ト ケーブル と ク ロ ス ケーブルのど ち ら を使用する必要があ るかを示 し ま
す。 展開環境では、 レ イヤ 2 ポー ト がス ト レー ト (MDI) エ ン ド ポ イ ン ト と し て
機能 し 、 レ イ ヤ 3 ポー ト が ク ロ ス (MDIX) エ ン ド ポ イ ン ト と し て機能する こ と
に注意 し て く だ さ い。 バイパスが正常に機能する には、 ク ロ ス (ケーブルおよび
ア プ ラ イ ア ン ス) の合計が奇数でなければな り ません。
ハー ド ウ ェ ア バイパスの有効な設定
バージ ョ ン 5.3
エン ド ポイ
ント 1
ケーブル
管理対象デ
バイ ス
ケーブル
エン ド ポイ
ント 2
MDIX
=
=
=
MDI
MDI
X
=
=
MDI
MDI
=
=
X
MDI
MDI
=
=
=
MDIX
MDIX
=
X
=
MDIX
MDI
=
X
=
MDI
MDI
X
X
X
MDI
MDIX
X
X
=
MDI
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
41
展開について
ネ ッ ト ワー クへのデバイ スの接続
第2章
重要! 表 「ハー ド ウ ェ ア バイパスの有効な設定」 では、 = はス ト レー ト ケー
ブルまたは管理対象デバイ スのバイパス接続を示 し 、 X は ク ロ ス ケーブルまた
は管理対象デバイ スのバイパス接続を示 し ます。
エ ン ド ポ イ ン ト の Auto-MDI-X サポー ト の組み合わせは異な る ため、 通常は、
すべてのネ ッ ト ワー ク 環境がそれぞれに固有にな るはずです。 デバイ スが正 し い
ケーブル配線で設置 さ れる よ う にする最 も 簡単な方法は、 まずデバイ スの電源を
オ フ に し た上で、 1 本の ク ロ ス ケーブル と 1 本のス ト レー ト ケーブルを使用 し
てデバイ ス を 2 つのエ ン ド ポ イ ン ト に接続する こ と です。 こ の 2 つのエ ン ド ポ
イ ン ト が通信で き る こ と を確認 し ます。 通信で き ない場合は、 一方のケーブルの
タ イ プが誤 っ ています。 その場合は、 ケーブルの一方だけ を別の タ イ プ (ス ト
レ ー ト ケーブルまたは ク ロ ス ケーブル) と 交換 し ます。
イ ン ラ イ ン デバイ スの電源が入 っ ていない状態で、 2 つのエ ン ド ポ イ ン ト が正
常に通信で き る よ う にな っ た ら、 デバイ スの電源を投入 し ます。 Auto-MDI-X 機
能に よ り 、 2 つのエ ン ド ポ イ ン ト 間の通信は維持 さ れます。 イ ン ラ イ ン デバイ
ス を交換する必要があ る場合は、 元のデバイ ス と 交換デバイ スのバイパス特性が
異な っ てい る場合に備え、 新 し いデバイ スの電源が入 っ ていない状態で、 エ ン ド
ポ イ ン ト が通信で き る こ と を確認する プ ロ セス を再度実行 し て く だ さ い。
Auto-MDI-X 設定は、 ネ ッ ト ワー ク イ ン タ ー フ ェ イ スの自動ネゴ シ エーシ ョ ン を
許可 し てい る場合にのみ、 正常に機能 し ます。 [Network Interface] ページの
[Auto Negotiate] オプ シ ョ ン を無効にする必要があ る ネ ッ ト ワー ク 環境の場合は、
イ ン ラ イ ン ネ ッ ト ワー ク イ ン タ ー フ ェ イ スに適切な MDI/MDIX オプ シ ョ ン を指
定する必要があ り ます。 詳細については、 『Sourcefire 3D System User Guide』
の 「Configuring Inline Interfaces」 を参照 し て く だ さ い。
特別な場合
8000 シ リ ーズ デバイ スの接続
8000 シ リ ーズ 管理対象デバイ スは、 半二重ネ ッ ト ワー ク リ ン ク をサポー ト し
ません。 また、 接続の反対側 と 異な る速度またはデ ュ プ レ ッ ク ス コ ン フ ィ ギ ュ
レ ーシ ョ ン もサポー ト し ません。 安定 し たネ ッ ト ワー ク リ ン ク を維持する ため
には、 接続の両端で自動ネゴ シ エーシ ョ ン を有効にするか、 接続の両端を同 じ 固
定速度に設定する必要があ り ます。
リ モー ト コ ン ソ ールの変更
70xx フ ァ ミ リ デバイ ス で、 リ モー ト コ ン ソ ールを物理シ リ アル ポー ト から
Lights-Out Management に、 ま たはその逆に変更 し た場合、 ア プ ラ イ ア ン ス を
2 回 リ ブー ト し てから で ない と 、 期待 さ れる LILO ブー ト プ ロ ン プ ト が表示 さ れ
ない場合があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
42
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
展開オプ シ ョ ン
ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に管理対象デバイ ス を配置する と 、 侵入検知シ ス テム
を使用 し て ト ラ フ ィ ッ ク を モ ニ タ する こ と や、 侵入防御シ ス テムを使用 し てネ ッ
ト ワー ク を脅威か ら保護する こ と が可能にな り ます。
また、 仮想ス イ ッ チ、 仮想ルー タ 、 またはゲー ト ウ ェ イ VPN と し て機能する管
理対象デバイ ス を展開する こ と も で き ます。 さ ら に、 ポ リ シーを使用 し て ト ラ
フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グ し た り 、 ネ ッ ト ワー ク での ト ラ フ ィ ッ クへのア ク セス を
制御 し た り する こ と も で き ます。 詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「仮想ス イ ッ チ を使用 し た展開」 (P.43)
•
「仮想ルー タ を使用 し た展開」 (P.45)
•
「ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し た展開」 (P.47)
•
「ゲー ト ウ ェ イ VPN の展開」 (P.48)
•
「ポ リ シー ベースの NAT を使用 し た展開」 (P.49)
•
「ア ク セス制御を使用 し た展開」 (P.50)
仮想ス イ ッ チ を使用 し た展開
ラ イ セ ン ス : Control
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス を ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス と し て設定する こ
と で、 管理対象デバ イ ス上に 仮想ス イ ッ チ を作成で き ます。 仮想ス イ ッ チは、
展開環境で レ イヤ 2 パケ ッ ト ス イ ッ チ ング を行います。 拡張オプ シ ョ ンには、
ス タ テ ィ ッ ク MAC ア ド レ スの設定、 スパニ ン グ ツ リ ー プ ロ ト コ ルの有効化、
厳密な TCP 適用の有効化、 ド メ イ ン レ ベルでのブ リ ッ ジ プ ロ ト コ ル デー タ ユ
ニ ッ ト (BPDU) の ド ロ ッ プが含まれます。 ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ スの詳細
については、 「ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.36) を参照 し て く だ さ い。
仮想ス イ ッ チが ト ラ フ ィ ッ ク を処理する には、仮想ス イ ッ チに複数のス イ ッ チ ド
イ ン タ ー フ ェ イ スがなければな り ません。 仮想ス イ ッ チご と に、 シ ス テムはス
イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス と し て設定 さ れたポー ト のセ ッ ト にのみ ト ラ フ ィ ッ
ク を ス イ ッ チ ン グ し ます。 た と えば、 4 つのス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使
用 し て仮想ス イ ッ チ を設定 し た場合、 シ ス テムは 1 つのポー ト か ら ト ラ フ ィ ッ
ク パケ ッ ト を受信する と 、 それ らのパケ ッ ト を ス イ ッ チ上の残 り の 3 つのポー
ト にブ ロー ド キ ャ ス ト し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
43
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
ト ラ フ ィ ッ ク を許可する よ う に仮想ス イ ッ チ を設定する には、 まず、 物理ポー ト
に複数のス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を設定 し ます。 そ し て、 仮想ス イ ッ チ を
追加 し て設定 し た後、 その仮想ス イ ッ チ を、 物理ポー ト に設定 し たス イ ッ チ ド
イ ン タ ー フ ェ イ スに割 り 当て ます。 シ ス テムは、 ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス
が待機 し ていない、 外部物理イ ン タ ー フ ェ イ スで受信 し たすべての ト ラ フ ィ ッ ク
を ド ロ ッ プ し ます。 シ ス テムが VLAN タ グな し のパケ ッ ト を受信 し た場合、 該
当するポー ト に物理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ スが設定 さ れていなければ、 パ
ケ ッ ト は ド ロ ッ プ さ れます。 シ ス テムが VLAN タ グ付きのパケ ッ ト を受信 し た
場合、 論理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ スが設定 さ れていなければ、 同 じ く パ
ケ ッ ト は ド ロ ッ プ さ れます。
物理ポー ト には、 必要に応 じ て追加の論理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を定義
で き ます。 ただ し 、 論理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を仮想ス イ ッ チに割 り 当
て なければ、 ト ラ フ ィ ッ クは処理 さ れません。
仮想ス イ ッ チには、 スケー ラ ビ リ テ ィ に関する利点があ り ます。 物理ス イ ッ チ を
使用する場合、 ス イ ッ チ上の使用可能なポー ト の数が制限 さ れています。 物理ス
イ ッ チ を仮想ス イ ッ チに置き換え る と 、 帯域幅 と 展開環境に導入する複雑 さ のレ
ベルのみに よ っ て制限 さ れます。
ワー ク グループの接続やネ ッ ト ワー クのセグ メ ン ト 化な ど、 レ イ ヤ 2 ス イ ッ チ
を使用する場合は、 仮想ス イ ッ チ を使用 し て く だ さ い。 レ イ ヤ 2 ス イ ッ チは、
作業者が時間の大半を ロー カル セグ メ ン ト で費やす場合には特に有効です。 大
規模な展開環境 (た と えば、 ブ ロー ド キ ャ ス ト ト ラ フ ィ ッ ク、 VoIP、 または複
数のネ ッ ト ワー クが含まれる環境) では、 展開環境を複数のネ ッ ト ワー ク セグ
メ ン ト に分割 し て、 それぞれのセグ メ ン ト で仮想ス イ ッ チ を使用で き ます。
同 じ 管理対象デバイ スに複数の仮想ス イ ッ チ を展開する と 、 各ネ ッ ト ワー ク の
ニーズに応 じ た異な る レ ベルのセキ ュ リ テ ィ レ ベルを維持で き ます。
管理対象デバイ ス上の仮想ス イ ッ チ
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
44
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
こ の例では、 管理対象デバイ スが、 2 つの異な る ネ ッ ト ワー ク (172.16.1.0/20 お
よび 192.168.1.0/24) か らの ト ラ フ ィ ッ ク を モ ニ タ し ています。 両方のネ ッ ト
ワー ク を同 じ 管理対象デバイ ス で モニ タ し ていますが、 仮想ス イ ッ チは、 同 じ
ネ ッ ト ワー ク上にあ る コ ン ピ ュ ー タ またはサーバにのみ ト ラ フ ィ ッ ク を渡 し ま
す。 コ ン ピ ュ ー タ A からの ト ラ フ ィ ッ クは、 172.16.1.0/24 仮想ス イ ッ チ を介 し
て コ ン ピ ュ ー タ B に渡 さ れます (青色の線)。 コ ン ピ ュ ー タ B から の ト ラ フ ィ ッ
ク も同 じ 仮想ス イ ッ チ を介 し て コ ン ピ ュ ー タ A に渡 さ れます (緑色の線)。 同様
に、 192.168.1.0/24 仮想ス イ ッ チ を介 し て フ ァ イル サーバお よび Web サーバ間
で ト ラ フ ィ ッ ク が受け渡 さ れます (赤色の線 と オ レ ン ジ色の線)。 ただ し 、 コ ン
ピ ュ ー タ と Web サーバまたは フ ァ イル サーバ と の間で ト ラ フ ィ ッ ク を受け渡す
こ と はで き ません。 こ れ らの コ ン ピ ュ ー タ と サーバは、 それぞれ異な る仮想ス
イ ッ チ上にあ る ためです。
ス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ スおよび仮想ス イ ッ チの設定の詳細については、
『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Setting Up Virtual Switches」 を参照 し
て く だ さ い。
仮想ルー タ を使用 し た展開
ラ イ セ ン ス : Control
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
管理対象デバイ ス上に 仮想ルー タ を作成する と 、 複数のネ ッ ト ワー ク 間で ト ラ
フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グする こ と や、 プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク をパブ リ ッ ク
ネ ッ ト ワー ク (イ ン タ ーネ ッ ト な ど) に接続する こ と が可能にな り ます。 仮想
ルー タ は、 2 つのルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を接続 し 、 宛先ア ド レ スに応 じ
て、 展開環境でのレ イヤ 3 パケ ッ ト 転送を決定 し ます。 オプ シ ョ ン で、 仮想
ルー タ の厳密な TCP 適用を有効にする こ と がで き ます。 ルーテ ッ ド イ ン タ ー
フ ェ イ スの詳細については、 「ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.37) を参照 し
て く だ さ い。 仮想ルー タ は、 ゲー ト ウ ェ イ VPN と 併せて使用する必要があ り ま
す。 詳細については、 「ゲー ト ウ ェ イ VPN の展開」 (P.48) を参照 し て く だ さ い。
仮想ルー タ には、 同 じ ブ ロー ド キ ャ ス ト ド メ イ ン内の 1 つ以上の個々のデバイ
スの物理イ ン タ ー フ ェ イ ス または論理ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス設定を含め
る こ と がで き ます。 物理イ ン タ ー フ ェ イ ス で受信 し た VLAN タ グ付きの ト ラ
フ ィ ッ ク は、 各論理イ ン タ ー フ ェ イ スにその特定の タ グが関連付け ら れていなけ
れば処理 さ れません。 ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グする には、 論理ルーテ ッ ド
イ ン タ ー フ ェ イ ス を仮想ルー タ に割 り 当て る必要があ り ます。
仮想ルー タ を設定する には、 物理または論理設定のいずれかを使用 し たルーテ ッ
ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を設定 し ます。 タ グな し VLAN ト ラ フ ィ ッ ク を処理する、
物理ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を設定で き ます。 指定の VLAN タ グ付き ト ラ
フ ィ ッ ク を処理する、 論理ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を作成する こ と も で き
ます。 シ ス テムは、 ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スが待機 し ていない、 外部物理
イ ン タ ー フ ェ イ スで受信 し たすべての ト ラ フ ィ ッ ク を ド ロ ッ プ し ます。 シ ス テム
が VLAN タ グな し のパケ ッ ト を受信 し た場合、 該当するポー ト に物理ルーテ ッ
ド イ ン タ ー フ ェ イ スが設定 さ れていなければ、 パケ ッ ト は ド ロ ッ プ さ れます。
シ ス テムが VLAN タ グ付きのパケ ッ ト を受信 し た場合、 論理ルーテ ッ ド イ ン
タ ー フ ェ イ スが設定 さ れていなければ、 同 じ く パケ ッ ト は ド ロ ッ プ さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
45
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
仮想ルー タ には、 スケー ラ ビ リ テ ィ に関する利点があ り ます。 物理ルー タ に よ っ
て、 接続可能なネ ッ ト ワー ク の数が制限 さ れる場合、 同 じ 管理対象デバイ スに複
数の仮想ルー タ を設定で き ます。 同 じ デバイ スに複数のルー タ を配置する と 、 展
開環境の物理的な複雑 さ が軽減 さ れ、 1 台のデバイ スか ら 複数のルー タ を モ ニ タ
お よび管理する こ と が可能にな り ます。
展開環境内の複数のネ ッ ト ワー ク間で ト ラ フ ィ ッ ク を転送する場合、 あ る いはプ
ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク をパブ リ ッ ク ネ ッ ト ワー ク に接続する場合は、 レ イ ヤ
3 物理ルー タ を使用する代わ り に仮想ルー タ を使用 し て く だ さ い。 多数のネ ッ ト
ワー ク またはネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト にそれぞれ異な る セキ ュ リ テ ィ 要件が伴
う 大規模な展開環境では、 仮想ルー タ が特に有効です。
管理対象デバイ スに仮想ルー タ を展開する と 、 1 台のア プ ラ イ ア ン スで複数の
ネ ッ ト ワー ク を相互接続する こ と や、 複数のネ ッ ト ワー ク を イ ン タ ーネ ッ ト に接
続する こ と が可能にな り ます。
管理対象デバイ ス上の仮想ルー タ
こ の例では、 管理対象デバイ スに含まれる仮想ルー タ に よ っ て、 ネ ッ ト ワー ク
172.16.1.0/20 上の コ ン ピ ュ ー タ 間、 お よびネ ッ ト ワー ク 192.168.1.0/24 上の
サーバ間で ト ラ フ ィ ッ ク を受け渡す こ と がで き ます (青色 と 緑色の線)。 仮想
ルー タ の 3 番目のイ ン タ ー フ ェ イ スでは、 各ネ ッ ト ワー ク と フ ァ イ アウ ォ ール
と の間で ト ラ フ ィ ッ ク を受け渡す こ と がで き ます (赤色 と オ レ ン ジ色の線)。
詳細については、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Setting Up Virtual
Routers」 を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
46
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し た展開
ラ イ セ ン ス : Control
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
管理対象デバイ ス上に ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を作成する と 、 仮想ス
イ ッ チ と 仮想ルー タ を使用 し て、 レ イ ヤ 2 ネ ッ ト ワー ク と レ イ ヤ 3 ネ ッ ト ワー
ク の間で ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グで き ます。 こ れに よ り 、 1 つのイ ン タ ー
フ ェ イ ス で、 ス イ ッ チ上のロー カル ト ラ フ ィ ッ クのルーテ ィ ン グ と 、 外部ネ ッ
ト ワー ク と の間での ト ラ フ ィ ッ クのルーテ ィ ン グの両方に対応で き ます。 最適な
結果を得る ためには、 イ ン タ ー フ ェ イ スにポ リ シー ベースの NAT を設定 し て、
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス でネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換を行え る よ う に し
て く だ さ い。 「ポ リ シー ベースの NAT を使用 し た展開」 (P.49) を参照 し て く だ
さ い。
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スには、 1 つ以上のス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス
と 1 つ以上のルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を含める必要があ り ます。 一般的な
展開環境は、 ロー カル ネ ッ ト ワー ク上で ト ラ フ ィ ッ ク を渡す仮想ス イ ッ チ と し
て設定 さ れたス イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス と 、 プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク また
はパブ リ ッ ク ネ ッ ト ワー ク に ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グする仮想ルー タ と し
て設定 さ れたルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スの 2 つで構成 さ れます。
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を作成する には、 まず、 仮想ス イ ッ チ と 仮想
ルー タ を設定 し 、 それ らの仮想ス イ ッ チ と 仮想ルー タ をハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー
フ ェ イ スに追加 し ます。 仮想ス イ ッ チ と 仮想ルー タ の両方に関連付け られていな
いハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スは、 ルーテ ィ ングに使用で き ません。 し たがっ
て、 ト ラ フ ィ ッ ク を生成する こ と も 、 ト ラ フ ィ ッ ク に応答する こ と も し ません。
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スには、 簡潔 さ と スケー ラ ビ リ テ ィ に関する利点
があ り ます。 レ イ ヤ 2 と レ イ ヤ 3 両方の ト ラ フ ィ ッ ク ルーテ ィ ン グ機能が結合
さ れた単一のハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用する こ と で、 展開環境内の
物理ア プ ラ イ ア ン スの数が減 り 、 ト ラ フ ィ ッ ク を 1 つの管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
で管理で き ます。
レ イ ヤ 2 と レ イ ヤ 3 の両方のルーテ ィ ン グ機能が必要な場合は、 ハイ ブ リ ッ ド
イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て く だ さ い。 こ の展開は、 スペースや リ ソ ースが限 ら
れた小規模な展開環境の小 さ なセグ メ ン ト に最適です。
ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を展開する と 、 ロー カル ネ ッ ト ワー クの ト ラ
フ ィ ッ ク を外部ネ ッ ト ワー ク またはパブ リ ッ ク ネ ッ ト ワー ク (イ ン タ ーネ ッ ト
な ど) に渡す こ と が可能にな り ます。 それ と 同時に、 仮想ス イ ッ チ と 仮想ルー タ
のそれぞれに異な る セキ ュ リ テ ィ 上の懸念事項に、 ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ
イ スで対処で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
47
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
管理対象デバイ ス上のハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス
こ の例では、 コ ン ピ ュ ー タ A と コ ン ピ ュ ー タ B が同 じ ネ ッ ト ワー ク上にあ り 、
管理対象デバイ ス上に設定 さ れた レ イ ヤ 2 仮想ス イ ッ チ を使用 し て通信 し てい
ます (青色 と 緑色の線)。 管理対象デバイ ス上に設定 さ れた仮想ルー タ は、 フ ァ
イ アウ ォ ールへのレ イヤ 3 ア ク セス を提供 し ます。 ハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ
イ スには仮想ス イ ッ チ と 仮想ルー タ のレ イヤ 2 お よび レ イ ヤ 3 機能が統合 さ れ
てい る ため、 各 コ ン ピ ュ ー タ か らの ト ラ フ ィ ッ ク をハイ ブ リ ッ ド イ ン タ ー フ ェ
イ ス を介 し て フ ァ イ アウ ォ ールに渡す こ と がで き ます (赤色 と オ レ ン ジ色の線)。
詳細については、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Setting Up Hybrid
Interfaces」 を参照 し て く だ さ い。
ゲー ト ウ ェ イ VPN の展開
ラ イ セ ン ス : VPN
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
ロー カル ゲー ト ウ ェ イ と リ モー ト ゲー ト ウ ェ イの間のセキ ュ ア ト ン ネルを確立
する には、 ゲー ト ウ ェ イ バーチ ャル プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク (ゲー ト ウ ェ イ
VPN) 接続を作成 し ます。 ゲー ト ウ ェ イ間のセキ ュ ア ト ン ネルに よ り 、 ゲー ト
ウ ェ イの間での通信が保護 さ れます。
Sourcefire 管理対象デバイ スの仮想ルー タ か ら リ モー ト デバイ スや他のサー ド
パーテ ィ VPN エ ン ド ポ イ ン ト へのセキ ュ ア VPN ト ン ネルを作成する には、 イ ン
タ ーネ ッ ト プ ロ ト コ ル セキ ュ リ テ ィ (IPSec) プ ロ ト コ ル ス イ ー ト を使用 し て
Sourcefire 3D System を設定 し ます。 VPN 接続が確立 さ れる と 、 ロー カル ゲー
ト ウ ェ イの背後にあ る ホス ト は、 セキ ュ ア VPN ト ン ネルを介 し て、 リ モー ト
ゲー ト ウ ェ イの背後にあ る ホス ト に接続で き る よ う にな り ます。 VPN エ ン ド ポ
イ ン ト は、 Internet Key Exchange (IKE) バージ ョ ン 1 またはバージ ョ ン 2 のプ
ロ ト コ ルを使用 し て相互認証する こ と で、 ト ン ネルのセキ ュ リ テ ィ ア ソ シ エー
シ ョ ン を確立 し ます。 シ ス テムは、 IPsec 認証ヘ ッ ダー (AH) モー ド または
IPsec Encapsulating Security Payload (ESP) モー ド のいずれかで稼動 し ます。
AH と ESP は両方 と も 認証を提供 し ます。 ESP は、 さ ら に暗号化 も提供 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
48
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
ゲー ト ウ ェ イ VPN は、 ポ イ ン ト ツーポ イ ン ト 展開、 ス タ ー型展開、 または メ ッ
シ ュ型展開で使用で き ます。
•
ポ イ ン ト ツーポ イ ン ト 展開では、 2 つのエ ン ド ポ イ ン ト を直接 1 対 1 の関
係で相互接続 し ます。 両方のエ ン ド ポ イ ン ト がピ ア デバイ ス と し て設定 さ
れ、 いずれのデバイ ス も セキ ュ ア接続を開始で き ます。 少な く と も ど ち ら
かのデバイ スが、 VPN 対応の管理対象デバイ ス であ る必要があ り ます。
リ モー ト に位置する ホス ト がパブ リ ッ ク ネ ッ ト ワー ク を使用 し てネ ッ ト
ワー ク内のホス ト に接続する場合は、 ポ イ ン ト ツーポ イ ン ト 展開を使用 し
てネ ッ ト ワー ク のセキ ュ リ テ ィ を確保 し て く だ さ い。
•
ス タ ー型展開では、 ハブ と 複数の リ モー ト エ ン ド ポ イ ン ト ( リ ー フ ノ ー
ド ) 間のセキ ュ ア接続を確立 し ます。 ハブ ノ ー ド と 個々の リ ー フ ノ ー ド
と の間の接続が、 それぞれ別個の VPN ト ン ネル と な り ます。 通常、 ハブ
ノ ー ド と な るのは、 本社に配置 さ れる VPN 対応の管理対象デバイ スです。
リ ー フ ノ ー ド は支社に配置 し ます。 ト ラ フ ィ ッ クの大部分は、 こ れ らの
リ ー フ ノ ー ド か ら 開始 さ れます。
イ ン タ ーネ ッ ト または他のサー ド パーテ ィ ネ ッ ト ワー ク でセキ ュ ア接続を
使用 し て組織の本社 と 各支社を接続する には、 ス タ ー型展開を使用 し て、
従業員全員が、 組織のネ ッ ト ワー ク に管理 さ れた形で ア ク セスする よ う に
し て く だ さ い。
•
メ ッ シ ュ型展開では、 VPN ト ン ネルを使用 し てすべてのエ ン ド ポ イ ン ト を
同時に接続 し ます。 これによ り 、 ある エ ン ド ポ イ ン ト で障害が発生 し て も、
残 り のエ ン ド ポ イ ン ト の相互通信は維持 さ れる と い う 冗長性が提供 さ れ
ます。
1 つ以上の VPN ト ン ネルで障害が発生 し て も 、 ト ラ フ ィ ッ ク フ ローが維
持 さ れる よ う にする には、 メ ッ シ ュ型展開を使用 し て、 分散 さ れた場所に
位置する一連の支社を接続 し て く だ さ い、 冗長性のレ ベルは、 こ の設定で
展開する VPN 対応の管理対象デバイ スの数に よ っ て決ま り ます。
ゲー ト ウ ェ イ VPN の設定の詳細については、 『Sourcefire 3D System User
Guide』 の 「Gateway VPN」 を参照 し て く だ さ い。
ポ リ シー ベースの NAT を使用 し た展開
ラ イ セ ン ス : Control
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
ポ リ シー ベースのネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) を使用 し てポ リ シーを定
義 し 、 NAT の実行方法を指定で き ます。 ポ リ シーの タ ーゲ ッ ト は、 単一のイ ン
タ ー フ ェ イ ス、 1 つ以上のデバイ ス、 またはネ ッ ト ワー ク 全体に設定で き ます。
静的 (1 対 1) 変換または動的 (1 対多) 変換を設定で き ます。 動的変換は順序
に依存する こ と に注意 し て く だ さ い、 つま り 、 最初に一致するルールが適用 さ れ
る ま で、 ルールが順に検索 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
49
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
一般に、 ポ リ シー ベースの NAT は以下の展開で機能 し ます。
•
プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス を非公開にする展開。
プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー クか ら パブ リ ッ ク ネ ッ ト ワー ク にア ク セスする
際に、 NAT がプ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス をパブ リ ッ ク ネ ッ ト
ワー ク ア ド レ スに変換 し ます。 特定のプ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク ア ド レ
スは、 パブ リ ッ ク ネ ッ ト ワー ク か ら隠 さ れます。
•
プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク サービ スへのア ク セス を許可する展開。
パブ リ ッ ク ネ ッ ト ワー ク がプ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク にア ク セスする際
に、 NAT がパブ リ ッ ク ア ド レ ス を プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク ア ド レ スに
変換 し ます。 こ れに よ り 、 パブ リ ッ ク ネ ッ ト ワー ク は、 特定のプ ラ イ ベー
ト ネ ッ ト ワー ク ア ド レ スにア ク セスで き ます。
•
複数のプ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク 間で ト ラ フ ィ ッ ク を リ ダ イ レ ク ト す る
展開。
プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク上のサーバが接続先のプ ラ イ ベー ト ネ ッ ト
ワー ク上のサーバにア ク セスする際に、 プ ラ イ ベー ト ア ド レ スの重複がな
く 、 こ れ らのプ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク間での ト ラ フ ィ ッ ク フ ローが可
能にな る よ う に、 NAT が 2 つのプ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク間で プ ラ イ ベー
ト ア ド レ ス を変換 し ます。
ポ リ シー ベースの NAT を使用する と 、 ハー ド ウ ェ ア を追加する必要がな く な
り 、 侵入検知または防御シ ス テムの設定 と NAT が 1 つのユーザ イ ン タ ー フ ェ イ
スに統合 さ れます。 詳細については、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の
「Using NAT Policies」 を参照 し て く だ さ い。
ア ク セス制御を使用 し た展開
ラ イ セ ン ス : 任意
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
ア ク セス制御は、 ネ ッ ト ワー クへの出入 り あ る いはネ ッ ト ワー ク内での移動を許
可する ト ラ フ ィ ッ ク を指定、 検査、 お よび記録する ために使用で き る、 ポ リ シー
ベースの機能です。 こ こ では、 ア ク セス制御が展開で どのよ う に機能するのかを
説明 し ます。 こ の機能の詳細については、 『Sourcefire 3D System User Guide』
を参照 し て く だ さ い。
ア ク セス制御ポ リ シーは、 シ ス テムがネ ッ ト ワー クの ト ラ フ ィ ッ ク を処理する方
法を決定 し ます。 ポ リ シーにア ク セス制御ルールを追加する こ と で、 ネ ッ ト ワー
ク ト ラ フ ィ ッ クの処理方法やロギン グ方法を よ り きめ細か く 制御で き ます。
ア ク セス制御ルールが含まれないア ク セス制御ポ リ シーは、 以下のいずれかのデ
フ ォ ル ト ア ク シ ョ ン を使用 し て ト ラ フ ィ ッ ク を処理 し ます。
バージ ョ ン 5.3
•
すべての ト ラ フ ィ ッ ク を ブ ロ ッ ク し て、 ネ ッ ト ワー ク に入れない
•
すべての ト ラ フ ィ ッ ク を信頼 し てネ ッ ト ワー ク に入る こ と を許可 し 、 検査
は行わない
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
50
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
•
すべての ト ラ フ ィ ッ ク がネ ッ ト ワー ク に入る こ と を許可 し 、 ネ ッ ト ワー ク
デ ィ ス カバ リ ポ リ シーのみを使用 し て ト ラ フ ィ ッ ク を検査する
•
すべての ト ラ フ ィ ッ ク がネ ッ ト ワー ク に入る こ と を許可 し 、 侵入防御ポ リ
シー と ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ ポ リ シーを使用 し て ト ラ フ ィ ッ ク を検
査する
ア ク セス制御ルールは さ ら に、 タ ーゲ ッ ト デバイ ス での ト ラ フ ィ ッ クの処理方
法を定義 し ます。 その方法には、 単純な IP ア ド レ スのマ ッ チ ン グか ら 、 異な る
複数のユーザ、 ア プ リ ケーシ ョ ン、 ポー ト 、 URL が関与する複雑な シナ リ オま
でがあ り ます。 ルールご と に、 ユーザがルール ア ク シ ョ ン を指定 し ます。 ルー
ル ア ク シ ョ ン では、 侵入または フ ァ イル ポ リ シーで一致 し た ト ラ フ ィ ッ ク を信
頼、 モニ タ 、 ブ ロ ッ ク 、 または検査するかど う かを指定 し ます。
ア ク セス制御では、 セキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン スのデー タ に基づいて ト ラ
フ ィ ッ ク を フ ィ ル タ リ ン グで き ます。 セキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン ス と は、 ア
ク セス制御ポ リ シーご と に、 送信元 IP ア ド レ ス または宛先 IP ア ド レ スに基づい
て、 ネ ッ ト ワー ク を移動で き る ト ラ フ ィ ッ ク を指定する ための機能です。 こ の機
能では、 許可 さ れない IP ア ド レ スのブ ラ ッ ク リ ス ト を作成で き ます。 ブ ラ ッ ク
リ ス ト に含まれる IP ア ド レ スか らの ト ラ フ ィ ッ ク はブ ロ ッ ク さ れ、 検査 さ れま
せん。
展開の例に、 共通のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト が示 さ れています。 各場所に展開
さ れた管理対象デバ イ スは、 それぞれに異な る 目的 を 果た し ま す。 こ こ では、
配置場所に関する一般的な推奨事項を説明 し ます。
•
「 フ ァ イ アウ ォ ールの内側」 (P.51) では、 フ ァ イ アウ ォ ールを通過する ト
ラ フ ィ ッ ク に対 し て ア ク セ ス制御がどの よ う に機能す る か を 説明 し て い
ま す。
•
「DMZ」 (P.53) では、 DMZ 内のア ク セス制御がネ ッ ト ワー ク外部 と 接触す
るサーバを保護する仕組みについて説明 し ています。
•
「内部ネ ッ ト ワー ク 」 (P.53) では、 ア ク セス制御が内部ネ ッ ト ワー ク を侵
入や不測の攻撃か ら保護する仕組みについて説明 し ています。
•
「 コ ア ネ ッ ト ワー ク」 (P.54) では、 厳密なルールを使用 し たア ク セス制御
ポ リ シーで重要な資産を保護する方法を説明 し ています。
•
「 リ モー ト ネ ッ ト ワー ク またはモバイル ネ ッ ト ワー ク」 (P.55) では、 ア ク
セス制御ポ リ シーで ト ラ フ ィ ッ ク を モ ニ タ し 、 リ モー ト の場所やモバイル
デバイ ス での ト ラ フ ィ ッ クか ら ネ ッ ト ワー ク を保護する方法を説明 し てい
ます。
フ ァ イ アウ ォ ールの内側
フ ァ イ アウ ォ ールの内側に配置 さ れた管理対象デバイ スは、 フ ァ イ アウ ォ ールに
よ っ て許可された着信 ト ラ フ ィ ッ ク、 あるいは誤っ た設定が原因で フ ァ イ アウォー
ルを通過 し た ト ラ フ ィ ッ ク を モ ニ タ し ます。 共通のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に
は、 DMZ、 内部ネ ッ ト ワー ク、 コ ア ネ ッ ト ワー ク 、 モバイル ア ク セス ネ ッ ト
ワー ク、 リ モー ト ネ ッ ト ワー ク があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
51
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
以下の図に、 Sourcefire 3D System を介 し た ト ラ フ ィ ッ ク フ ロー と 、 ト ラ フ ィ ッ
ク に対 し て行われる タ イ プのイ ン スペ ク シ ョ ンの詳細を示 し ます。 高速パス で処
理 さ れた ト ラ フ ィ ッ ク やブ ラ ッ ク リ ス ト に登録 さ れた ト ラ フ ィ ッ ク に対 し ては、
イ ン スペ ク シ ョ ンが行われない こ と に注意 し て く だ さ い。 ア ク セス制御ルールま
たはデ フ ォル ト ア ク シ ョ ン で処理 さ れた ト ラ フ ィ ッ クの場合、 その フ ロー と イ
ン スペ ク シ ョ ンは、 ルール ア ク シ ョ ン に よ っ て異な り ます。 簡潔にする ために、
こ の図にはルール ア ク シ ョ ン を示 し ていませんが、 信頼 さ れた ト ラ フ ィ ッ ク ま
たはブ ロ ッ ク さ れた ト ラ フ ィ ッ ク に対 し ては、 イ ン スペ ク シ ョ ンは一切行われま
せん。 また、 フ ァ イル イ ン スペ ク シ ョ ンは、 デ フ ォ ル ト ア ク シ ョ ン でサポー ト
さ れていません。
着信パケ ッ ト は、 最初に高速パス ルールについてチ ェ ッ ク さ れます。 一致が見
つか っ た場合、 ト ラ フ ィ ッ ク は高速パスで処理 さ れます。 一致 し ない場合、 セ
キ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン ス ベースの フ ィ ル タ リ ン グに よ り 、 パケ ッ ト がブ
ラ ッ ク リ ス ト に登録 さ れているかど う かが判別 さ れます。 登録 さ れていない場
合、 ア ク セス制御ルールが適用 さ れます。 パケ ッ ト がルールの条件を満たす場
合、 その ト ラ フ ィ ッ ク フ ロー と イ ン スペ ク シ ョ ンは、 ルール ア ク シ ョ ン に よ っ
て異な り ます。 パケ ッ ト に一致するルールがない場合、 その ト ラ フ ィ ッ ク フ
ロー と イ ン スペ ク シ ョ ンは、 デ フ ォ ル ト のポ リ シー ア ク シ ョ ン に よ っ て異な り
ます。 (モニ タ ルールの場合は例外で、 ト ラ フ ィ ッ クは引き続き評価 さ れます)。
各ア ク セス制御ポ リ シーのデ フ ォ ル ト ア ク シ ョ ンは、 高速パス処理またはブ
ラ ッ ク リ ス ト に登録 さ れなか っ た ト ラ フ ィ ッ ク、 あ る いはモ ニ タ ルール以外の
ルール と 一致 し た ト ラ フ ィ ッ ク を管理 し ます。 高速パスが使用で き るのは、
8000 シ リ ーズおよび 3D9900 デバイ スのみです。
ア ク セス制御ルールを作成する こ と で、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ クの処理方法
やロギン グ方法を よ り きめ細か く 制御で き ます。 ルールご と に、 特定の基準を満
たす ト ラ フ ィ ッ ク に適用する ア ク シ ョ ン (信頼、 モ ニ タ 、 ブ ロ ッ ク、 またはイ ン
スペ ク シ ョ ン) を指定 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
52
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
DMZ
DMZ 内には、 ネ ッ ト ワー ク外部 と 接触するサーバ (Web、 FTP、 DNS、 メ ール
な ど) があ り 、 DMZ が内部ネ ッ ト ワー ク で メ ール中継や Web プ ロキシ な どの
サービ ス をユーザに提供する場合 も あ り ます。
DMZ に保管 さ れる コ ン テ ン ツは静的であ り 、 変更の計画お よび実行は、 明確な
コ ミ ュ ニケーシ ョ ン と 事前予告に よ っ て行われます。 こ のセグ メ ン ト 内での攻撃
は、 一般に着信 ト ラ フ ィ ッ ク に よ っ て行われますが、 DMZ 内のサーバーでは計
画 さ れた変更 し か行われない こ と か ら 、 す ぐ に明 ら かにな り ます。 こ のセグ メ ン
ト に効果的な ア ク セス制御ポ リ シーは、 サービ スに対する ア ク セス を厳密に制御
し 、 あ ら ゆる新規ネ ッ ト ワー ク イ ベン ト を検索する ポ リ シーです。
DMZ 内のサーバには、 DMZ がネ ッ ト ワー ク を介 し て問い合わせで き るデー タ
ベース を含める こ と がで き ます。 DMZ と 同 じ く 、 デー タ ベースに対 し て も予定
外の変更は行われないはずですが、 デー タ ベースの コ ン テ ン ツはよ り 機密性が高
いため、 Web サイ ト や他の DMZ サービ ス よ り 保護を強化する必要があ り ます。
DMZ のア ク セス制御ポ リ シーに加え、 強力な侵入防御ポ リ シーを使用する こ と
が、 効果的な戦略 と な り ます。
こ のセグ メ ン ト に展開 さ れた管理対象デバイ スでは、 DMZ 内のセキ ュ リ テ ィ が
侵害 さ れたサーバか ら 開始 さ れて イ ン タ ーネ ッ ト に送信 さ れた攻撃を検出で き ま
す。 ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ を使用 し てネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク を モニ タ
する こ と で、 DMZ 内のサーバのセキ ュ リ テ ィ 侵害の兆候 と し て、 こ れ ら の公開
さ れたサーバの変更 (た と えば、 予期 し ないサービ スが突然出現 し た こ と な ど)
を モ ニ タ する こ と がで き ます。
内部ネ ッ ト ワー ク
不正な攻撃が、 内部ネ ッ ト ワー ク上の コ ン ピ ュ ー タ か ら 開始 さ れる可能性 も あ り
ます。 こ れ らの攻撃は、 作為的であ る こ と も (た と えば、 不明な コ ン ピ ュ ー タ が
ネ ッ ト ワー ク上に突然現れる な ど)、 予想外の感染であ る こ と も あ り ます (た と
えば、 オ フサイ ト で感染 し た職場の ラ ッ プ ト ッ プがネ ッ ト ワー ク に接続 さ れて、
ウ イルスが拡散する な ど)。 内部ネ ッ ト ワー ク での リ ス クは、 発信 ト ラ フ ィ ッ ク
で生 じ る場合 も あ り ます (た と えば、 コ ン ピ ュ ー タ が疑わ し い外部 IP ア ド レ ス
に情報を送信する な ど)。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
53
展開について
展開オプ シ ョ ン
第2章
この動的なネ ッ ト ワークには、 発信 ト ラ フ ィ ッ ク に加え、 すべての内部 ト ラ フ ィ ッ
ク に対 し て厳密な ア ク セス制御ポ リ シーが必要にな り ます。 ユーザ と ア プ リ ケー
シ ョ ンの間の ト ラ フ ィ ッ ク を厳密に制御する ア ク セス制御ルールを追加 し て く だ
さ い。
コ ア ネ ッ ト ワー ク
コ ア資産 と は、 ビ ジネスの成功に不可欠な資産であ り 、 いかな る代償を払 っ て も
保護 し なければな り ません。 コ ア資産はビ ジネスの特性に よ っ て異な り ますが、
一般的な コ ア資産 と し ては、 財務管理セ ン タ ーや知的財産の リ ポジ ト リ が挙げ ら
れます。 コ ア資産のセキ ュ リ テ ィ が侵害 さ れる と 、 ビ ジネスが壊滅的損害を被る
恐れがあ り ます。
ビ ジネスが機能する ためには、 こ のセグ メ ン ト をす ぐ に利用で き る よ う にする必
要があ り ますが、 それ と 同時に厳重に制限お よび制御 し なければな り ません。 ア
ク セス制御に よ っ て、 リ ス ク の高いネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト ( リ モー ト ネ ッ ト
ワー クやモバイル デバイ スな ど) か ら は コ ア資産にア ク セス で き ない よ う にす
る必要があ り ます。 こ のセグ メ ン ト には常に、 ユーザ と ア プ リ ケーシ ョ ン に よ る
ア ク セスに対する厳密なルールを含む、 最 も積極的な ア ク セス制御ルールを適用
し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
54
展開について
マルチポー ト 管理対象デバイ スの使用
第2章
リ モー ト ネ ッ ト ワー ク またはモバイル ネ ッ ト ワー ク
オ フサイ ト に位置する リ モー ト ネ ッ ト ワー ク では、 多 く の場合、 仮想プ ラ イ
ベー ト ネ ッ ト ワー ク (VPN) を使用 し て プ ラ イ マ リ ネ ッ ト ワー ク へのア ク セス
を提供 し ます。 モバイル デバイ スやパー ソ ナル デバイ ス を ビ ジネス で使用する
こ と が次第に一般的にな っ て き ています (た と えば、 「スマー ト フ ォ ン」 を使用
し て会社の電子 メ ールにア ク セスする な ど)。
こ れ らのネ ッ ト ワー ク は、 急速かつ継続的に変化する、 極めて動的な環境です。
専用のモバイル ネ ッ ト ワー ク または リ モー ト ネ ッ ト ワー ク に管理対象デバイ ス
を展開する と 、 不明な外部 ソ ース と の間で送受信 さ れる ト ラ フ ィ ッ ク を モ ニ タ お
よび管理する、 厳密な ア ク セス制御ポ リ シーを作成で き ます。 コ ア リ ソ ースに
対するユーザ、 ネ ッ ト ワー ク 、 ア プ リ ケーシ ョ ンのア ク セス を ポ リ シーに よ っ て
厳 し く 制限する こ と で、 リ ス ク を軽減で き ます。
マルチポー ト 管理対象デバイ スの使用
管理対象デバイ スのネ ッ ト ワー ク モ ジ ュ ールには、 複数のセ ン シ ン グ ポー ト が
用意 さ れて い ます。 マルチポー ト 管理対象デバ イ スは、 以下の目的で使用で き
ます。
•
ネ ッ ト ワー ク タ ッ プか ら の個別の接続を再結合する
•
複数の異な る ネ ッ ト ワー クか ら ト ラ フ ィ ッ ク を捕捉 し て評価する
•
仮想ルー タ と し て機能 さ せる
•
仮想ス イ ッ チ と し て機能 さ せる
重要! 各ポー ト で、 デバイ スの定格 と な っ ている全スループ ッ ト を受信する こ
と はで き ますが、 管理対象デバイ ス での合計 ト ラ フ ィ ッ クがデバイ スの定格帯域
幅を超え る と 、 パケ ッ ト 損失が発生 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
55
展開について
マルチポー ト 管理対象デバイ スの使用
第2章
ネ ッ ト ワー ク タ ッ プ を使用 し て マルチポー ト 管理対象デバイ ス を展開するのは、
単純な プ ロ セス です。 以下の図に、 ト ラ フ ィ ッ ク 量の多いネ ッ ト ワー ク セグ メ
ン ト に設置 さ れたネ ッ ト ワー ク タ ッ プ を示 し ます。
こ のシナ リ オでは、 タ ッ プは着信 ト ラ フ ィ ッ ク と 発信 ト ラ フ ィ ッ ク を個別のポー
ト を介 し て伝送 し ます。 管理対象デバイ ス上のマルチポー ト アダ プ タ カ ー ド を
タ ッ プに接続する と 、 管理対象デバイ スが ト ラ フ ィ ッ ク を単一のデー タ ス ト リ ー
ムに統合 し て、 ト ラ フ ィ ッ ク を分析可能にする こ と がで き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
56
展開について
マルチポー ト 管理対象デバイ スの使用
第2章
以下の図に示 さ れているギガ ビ ッ ト の光 タ ッ プ では、 管理対象デバイ ス上の両方
のポー ト セ ッ ト が、 タ ッ プか ら の コ ネ ク タ に よ っ て使用 さ れています。
展開環境の タ ッ プ と ス イ ッ チの両方を、 仮想ス イ ッ チで置き換え る こ と がで き ま
す。 タ ッ プ を仮想ス イ ッ チに置き換え る と 、 タ ッ プ パケ ッ ト 配信が保証 さ れな
く な る こ と に注意 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
57
展開について
複雑なネ ッ ト ワー ク展開
第2章
個別のネ ッ ト ワー クか ら デー タ を捕捉する イ ン タ ー フ ェ イ ス を作成する こ と も で
き ます。 以下の図に、 デ ュ アル ポー ト アダ プ タ と 2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス を使
用 し て 2 つのネ ッ ト ワー ク に接続する単一のデバイ ス を示 し ます。
1 台のデバイ ス で両方のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を モ ニ タ で き る だけでな く 、
デバイ スの仮想ス イ ッ チ機能を使用 し て、 展開環境内の両方のス イ ッ チ を置き換
え る こ と も で き ます。
複雑なネ ッ ト ワー ク展開
企業のネ ッ ト ワー ク には、 例えば VPN を使用 し た リ モー ト ア ク セスが必要に
な っ た り 、 ビ ジネス パー ト ナーやバンキン グ接続な どの複数のエ ン ト リ ポ イ ン
ト を使用 し た り する場合があ り ます。 以下の項で、 そのよ う な展開に伴 う 問題の
い く つかを説明 し ます。
バージ ョ ン 5.3
•
「VPN の統合」 (P.59)
•
「他のエ ン ト リ ポ イ ン ト での侵入検知」 (P.59)
•
「マルチサイ ト 環境での展開」 (P.61)
•
「複雑なネ ッ ト ワー ク内での管理対象デバイ スの統合」 (P.63)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
58
展開について
複雑なネ ッ ト ワー ク展開
第2章
VPN の統合
バーチ ャ ル プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク (VPN) では、 IP ト ン ネ リ ン グ手法を使
用 し て、 イ ン タ ーネ ッ ト を介 し た ロー カル ネ ッ ト ワー ク と リ モー ト ユーザ間の
セキ ュ リ テ ィ を提供 し ます。 一般に、 VPN ソ リ ュ ーシ ョ ン では IP パケ ッ ト の
デー タ ペ イ ロー ド を暗号化 し ます。 他のパケ ッ ト と 同様に、 パブ リ ッ ク ネ ッ ト
ワー ク でパケ ッ ト を送信で き る よ う にする ために、 IP ヘ ッ ダーは暗号化 さ れま
せん。 パケ ッ ト が宛先ネ ッ ト ワー ク に到達する と 、 ペ イ ロー ド が暗号解除 さ れ
て、 パケ ッ ト が適切なホス ト に送信 さ れます。
ネ ッ ト ワー ク ア プ ラ イ ア ン ス では VPN パケ ッ ト の暗号化 さ れたペ イ ロー ド を分
析で き ないため、 すべてのパケ ッ ト 情報にア ク セス で き る よ う に、 管理対象デバ
イ スは VPN 接続の終端エ ン ド ポ イ ン ト 外部に配置 し ます。 以下の図に、 管理対
象デバイ ス を VPN に展開する方法を示 し ます。
VPN 接続の一方の終端で、 フ ァ イ アウ ォ ールまたは タ ッ プ を管理対象デバイ ス
に置 き 換え る こ と がで き ます。 タ ッ プ を管理対象デバ イ ス に置 き 換え る と 、
タ ッ プ パケ ッ ト 配信が保証 さ れな く な る こ と に注意 し て く だ さ い。
他のエ ン ト リ ポ イ ン ト での侵入検知
多 く のネ ッ ト ワー ク には、 複数のア ク セス ポ イ ン ト が含まれます。 単一の境界
ルー タ で イ ン タ ーネ ッ ト に接続する代わ り に、 一部の企業では、 イ ン タ ーネ ッ
ト 、 モデム バン ク 、 およびビ ジネス パー ト ナー ネ ッ ト ワー クへの直接 リ ン ク を
組み合わせて使用 し ています。 通常、 管理対象デバイ ス を展開する場所は、 フ ァ
イ アウ ォ ールの近 く ( フ ァ イ アウ ォ ール内部ま たは外部、 あ るいはその両方)
の、 ビ ジネス デー タ の整合性および機密性に と っ て重要なネ ッ ト ワー ク セグ メ
ン ト 上で なければな り ません。 以下の図に、 複数のエ ン ト リ ポ イ ン ト があ る複
雑なネ ッ ト ワー ク上の重要な場所に管理対象デバイ ス を設置する方法を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
59
展開について
複雑なネ ッ ト ワー ク展開
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
第2章
60
展開について
複雑なネ ッ ト ワー ク展開
第2章
フ ァ イ アウ ォ ール と ルー タ は、 そのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト 上に展開 さ れた管
理対象デバイ スに置き換え る こ と がで き ます。
マルチサイ ト 環境での展開
多 く の組織では、 地理的に分散 し た企業全体で侵入検知を展開 し 、 1 箇所か ら す
べての IPS デー タ を分析する と い う 形態を望みます。 こ の形態をサポー ト する た
めに、 Sourcefire 3D System で提供 し てい る防御セ ン タ ーは、 組織の さ ま ざ ま な
場所に展開 さ れている管理対象デバイ スか らのイ ベ ン ト を集約 し て相互に関連付
けます。 同 じ 地理的な場所で同 じ ネ ッ ト ワー ク に複数の管理対象デバイ ス と 防御
セ ン タ ーを展開する場合 と は異な り 、 分散 し た地理的な場所に管理対象デバイ ス
を展開する場合には、 管理対象デバイ スおよびデー タ ス ト リ ームのセキュ リ テ ィ
が確保 さ れる よ う に注意 し なければな り ません。 デー タ を保護する には、 管理対
象デバイ ス と 防御セ ン タ ーを、 保護 さ れていないネ ッ ト ワー ク か ら隔離する必要
があ り ます。 それには、 以下の図に示すよ う に、 管理対象デバイ スか らのデー タ
ス ト リ ームをVPN経由で送信するか、 あ る いは他のセキ ュ ア な ト ン ネ リ ン グ プ
ロ ト コ ルを使用 し て送信する と い う 方法があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
61
展開について
複雑なネ ッ ト ワー ク展開
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
第2章
62
展開について
複雑なネ ッ ト ワー ク展開
第2章
フ ァ イ アウ ォ ール と ルー タ は、 各ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に展開 さ れた管理対
象デバイ スに置き換え る こ と がで き ます。
複雑なネ ッ ト ワー ク内での管理対象デバイ スの統合
単純な複数セ ク タ か ら な る ネ ッ ト ワー ク よ り も複雑なネ ッ ト ワー ク ト ポロ ジに
管理対象デバイ ス を展開で き ます。 こ こ では、 プ ロキシ サーバ、 NAT デバイ ス、
お よび VPN が存在する環境に管理対象デバイ ス を展開する場合に、 ネ ッ ト ワー
ク デ ィ ス カバ リ および脆弱性の分析に伴 う 問題に加え、 Sourcefire 防御セ ン タ ー
を使用 し て複数の管理対象デバイ ス を管理する方法、 およびマルチサイ ト 環境で
の管理対象デバイ スの展開 と 管理について説明 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
63
展開について
複雑なネ ッ ト ワー ク展開
第2章
プ ロキシ サーバ と NAT の統合
ネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) デバイ ス または ソ フ ト ウ ェ ア を フ ァ イ ア
ウ ォ ールの境界に導入する こ と で、 内部ホス ト の IP ア ド レ ス を効果的に フ ァ イ
アウ ォ ールの背後に隠す こ と がで き ます。 管理対象デバイ スが こ れ ら のデバイ ス
ま たは ソ フ ト ウ ェ ア と モ ニ タ 対象のホス ト の間に位置 し てい る と 、 シ ス テムがプ
ロキシ または NAT デバイ スの背後にあ るデバイ ス を正 し く 識別で き ない可能性
があ り ます。 こ の場合、 Sourcefire では、 ホス ト が正 し く 検出 さ れる よ う に、 管
理対象デバイ ス を プ ロキシ または NAT で保護 さ れたネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の
内部に配置する こ と を推奨 し ています。
ロー ド バラ ン シ ング方式の統合
一部のネ ッ ト ワー ク環境では、 「サーバ フ ァ ーム」 構成を使用 し て、 Web ホス
テ ィ ン グ、 FTP ス ト レ ージ サイ ト と い っ たサービ スに対する ネ ッ ト ワー ク ロー
ド バラ ン シ ング を実行 し ます。 ロー ド バ ラ ン シ ン グ環境では、 それぞれに固有
のオペ レ ーテ ィ ン グ シ ス テムを使用 し た複数のホス ト の間で IP ア ド レ スが共有
さ れます。 こ の場合、 シ ス テムはオペ レーテ ィ ン グ シ ス テムの変更を検出 し て
も 、 信頼度の高い静的オペ レーテ ィ ン グ シ ス テム ID を提供で き ません。 影響を
受け る ホス ト で使用 し ている異な る種類のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テムの数に
よ っ ては、 シ ス テムが大量のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テム変更イ ベン ト を生成 し
た り 、 信頼度の低い静的オペ レーテ ィ ン グ シ ス テム ID を提示 し た り する こ と が
あ り ます。
検出に関する その他の考慮事項
識別対象のホス ト の TCP/IP ス タ ッ クが変更 さ れている場合、 シ ス テムはホス ト
オペ レーテ ィ ン グ シ ス テムを正確に識別で き ない可能性があ り ます。 TCP/IP ス
タ ッ クの変更は、 パ フ ォ ーマ ン ス を向上する ために行われる場合があ り ます。 た
と えば、 Internet Information Services (IIS) Web サーバを実行する Windows
ホス ト の管理者には、 パ フ ォ ーマ ン ス を向上 さ せる方法 と し て、 大量のデー タ を
受信で き る よ う に TCP ウ ィ ン ド ウ サイ ズを大き く する こ と が推奨 さ れていま
す。 また、 実際のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テムを曖昧に し て正確な識別を不可能
に し 、 攻撃の対象にな ら ないよ う にする ために TCP/IP ス タ ッ クが変更 さ れる こ
と も あ り ます。 TCP/IP ス タ ッ ク の変更に よ っ て対処する同様のシナ リ オには、
攻撃者がネ ッ ト ワー ク の予備調査スキ ャ ン を実行 し て、 特定のオペ レーテ ィ イ ン
グ シ ス テムを使用する ホス ト を識別 し た後、 それ ら のホス ト を対象に、 そのオ
ペ レーテ ィ ン グ シ ス テムに固有の攻撃を仕掛け る と い う シナ リ オ も あ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
64
CHAPTER 3
SOURCEFIRE 3D SYSTEM ア プ ラ イ ア
ン スの設置
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スは、 大規模な Sourcefire 3D System 展開の一部 と し て
ネ ッ ト ワー ク上に容易に設置で き ます。 デバイ スはネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に
設置 さ れ、 それに適用 さ れた侵入ポ リ シ ーに基づい て ト ラ フ ィ ッ ク を 検査 し 、
侵入イ ベン ト を生成 し ます。 こ のデー タ は防御セ ン タ ーに送信 さ れます。 そ こ で
は、 デー タ を展開全体で相互に関連付け、 セキ ュ リ テ ィ に対する脅威を調整また
は処理する よ う に 1 つ以上のデバイ スが管理 さ れます。
複数のア プ ラ イ ア ン ス を別々の展開場所で使用する よ う に 1 か所で事前設定で
き ます。 事前設定のガ イ ダ ン スについては、 「Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前
設定」 (P.297) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの設置方法につい ては、 以下の項 を 参照 し て く だ
さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「付属品」 (P.66)
•
「セキ ュ リ テ ィ の考慮事項」 (P.66)
•
「管理イ ン タ ー フ ェ イ スの識別」 (P.66)
•
「セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スの識別」 (P.70)
•
「ス タ ッ ク構成でのデバイ スの使用」 (P.83)
•
「ラ ッ クへのア プ ラ イ ア ン スの設置」 (P.90)
•
「 コ ン ソ ール出力の リ ダ イ レ ク ト 」 (P.93)
•
「イ ン ラ イ ン バイパス イ ン タ ー フ ェ イ スの設置のテ ス ト 」 (P.94)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
65
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
付属品
第3章
付属品
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スに付属の コ ンポーネ ン ト を以下に示 し ます。 シ ス テム
と 関連ア ク セサ リ を開梱する と き に、 次のよ う にパ ッ ケージの中身が完全であ る
こ と を確認 し て く だ さ い。
•
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス× 1
•
電源 コ ー ド (2 本の電源 コ ー ド が冗長電源を含むア プ ラ イ ア ン スに付属 し
ています)
•
カ テ ゴ リ 5e イ ーサネ ッ ト ス ト レー ト ケーブル : 防御セ ン タ ー用 と 管理対
象デバイ ス用にそれぞれ 1 本ずつ
•
ラ ッ ク マウ ン ト キ ッ ト (3D7010、 3D7020、 お よび 3D7030 で別々に使用
する ために必要な ト レ イ と ラ ッ ク マウ ン ト キ ッ ト ) × 1
セキ ュ リ テ ィ の考慮事項
Sourcefire では、 ア プ ラ イ ア ン ス を設置する前に、 次の点を考慮する こ と を推奨
し ています。
•
無許可ユーザに よ る ア ク セスか ら保護 さ れた安全な場所にあ る ロ ッ ク 付き
ラ ッ ク に Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス を配置 し ます。
•
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの設置、 交換、 管理、 または修理は、 訓練を受
け、 資格要件を満た し ている人物にのみ許可 し ます。
•
管理イ ン タ ー フ ェ イ スは、 必ず、 不正ア ク セスか ら保護 さ れたセキ ュ ア な
内部管理ネ ッ ト ワー ク に接続 し ます。
•
ア プ ラ イ ア ン スへのア ク セス を許可可能な特定のワー ク ス テーシ ョ ンの IP
ア ド レ ス を特定 し ます。 ア プ ラ イ ア ン スのシ ス テム ポ リ シー内のア ク セス
リ ス ト を使用 し ている特定のホス ト にア プ ラ イ ア ン スへのア ク セス を限定
し ます。 詳細については、 『Sourcefire 3D System User Guide』 を参照 し て
く だ さ い。
管理イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て展開内の各ア プ ラ イ ア ン ス を ネ ッ ト ワー ク に接
続 し ます。 こ れに よ り 、 防御セ ン タ ーは管理対象デバイ ス と 通信 し て管理する こ
と がで き ます。
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スは、 さ ま ざ ま なハー ド ウ ェ ア プ ラ ッ ト フ ォ ームで出
荷 さ れます。 設置手順に従 っ て作業する際、 ア プ ラ イ ア ン スの正 し い図を参照 し
て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「Sourcefire 防御セ ン タ ー 750」 (P.67)
•
「Sourcefire 防御セ ン タ ー 1500」 (P.67)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
66
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
管理イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
•
「Sourcefire 防御セ ン タ ー 3500」 (P.68)
•
「Sourcefire 7000 シ リ ーズ」 (P.68)
•
「Sourcefire 8000 シ リ ーズ」 (P.69)
第3章
Sourcefire 防御セ ン タ ー 750
DC750 は 1U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提供 さ れます。
次のシ ャ ーシ背面図は DC750 (Rev. 1) 上の管理イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を示 し
ています。
DC750 (Rev. 1)
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
次のシ ャ ーシ背面図は DC750 (Rev. 2) 上の管理イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を示 し
ています。
DC750 (Rev. 2)
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
Sourcefire 防御セ ン タ ー 1500
DC1500 は 1U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提供 さ れます。 次のシ ャ ーシ背面図に、
DC1500 の管理イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を示 し ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
67
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
管理イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
Sourcefire 防御セ ン タ ー 3500
DC3500 は 1U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提供 さ れます。 次のシ ャ ーシ背面図に、
DC1500 の管理イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を示 し ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
Sourcefire 7000 シ リ ーズ
3D7010、 3D7020、 および 3D7030 は、 シ ャ ーシ ト レ イの半分の幅の 1U ア プ ラ
イ ア ン ス です。 次のシ ャ ーシ前面図に、 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス を示 し ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
3D7110/7120、 3D7115/7125、 お よび AMP7150 は 1U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提
供 さ れます。 次のシ ャ ーシ背面図に、 DC1500 の管理イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を
示 し ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
68
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
管理イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
Sourcefire 8000 シ リ ーズ
3D8120、 3D8130、 3D8140、 および AMP8150 は 1U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提
供 さ れます。 次のシ ャ ーシ背面図に、 DC1500 の管理イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を
示 し ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
3D8250 は 2U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提供 さ れます。 3D8260、 3D8270、 および
3D8290 は 1 つ、 2 つ、 または 3 つのセ カ ン ダ リ 2U ア プ ラ イ ア ン スが付属する
2U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提供 さ れます。 次のシ ャ ーシ背面図に、 2U ア プ ラ イ
ア ン ス ご と の管理イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を示 し ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
3D8350 は 2U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提供 さ れます。 3D8360、 3D8370、 および
3D8390 は 1 つ、 2 つ、 または 3 つのセ カ ン ダ リ 2U ア プ ラ イ ア ン スが付属する
2U ア プ ラ イ ア ン ス と し て提供 さ れます。 次のシ ャ ーシ背面図に、 2U ア プ ラ イ
ア ン ス ご と の管理イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を示 し ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
69
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
管理対象デバイ スは、 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し てネ ッ ト ワー ク セ
グ メ ン ト に接続 し ます。 1 つのデバイ スで監視可能なセグ メ ン ト の数は、 デバイ
ス上のセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スの数 と ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト 上で使用す
る接続 タ イ プ (パ ッ シ ブ、 イ ン ラ イ ン、 ルーテ ッ ド 、 またはス イ ッ チ ド ) に よ っ
て異な り ます。
こ こ では、 各管理対象デバイ スのセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スについて説明 し
ます。 接続 タ イ プについては、 「イ ン タ ー フ ェ イ スについて」 (P.34) を参照 し て
く だ さ い。
•
7000 シ リ ーズ 上のセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を特定する には、
「Sourcefire 7000 シ リ ーズ」 (P.70) を参照 し て く だ さ い。
•
8000 シ リ ーズ 上のモ ジ ュ ール ス ロ ッ ト を特定する には、 「Sourcefire
8000 シ リ ーズ」 (P.75) を参照 し て く だ さ い。
•
8000 シ リ ーズ NetMod 上のセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を特定する には、
「8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ール」 (P.77) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 7000 シ リ ーズ
Sourcefire 7000 シ リ ーズ は、 次の設定で使用で き ます。
•
個別にバイパス機能を設定可能な 8 つの銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス を備えた
ラ ッ ク ト レ イ幅が半分の 1U デバイ ス
•
個別にバイパス機能を設定可能な 8 つの銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス ま たは 8 つ
の フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス を備えた 1U デバイ ス
•
バイパス機能が設定可能な 4 つの銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス と バイパス機能の
な い 8 つの Small Form-Factor Pluggable (SFP) ポー ト を 備え た 1U デ
バイ ス
3D7010、 3D7030、 および 3D7030
3D7010、 3D7020、 および 3D7030 には、 個別にバイパス機能を設定可能な 8 つ
の銅線ポー ト セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スが付属 し ています。 次のシ ャ ーシ前
面図に、 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
70
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
8 ポー ト 1000BASE-T 銅線設定可能バイパス イ ン タ ー フ ェ イ ス
センシング イ ン タ ーフ ェ イ ス
こ れ らの接続を使用 し て、 最大 8 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的に監視
で き ます。 また、 イ ン ラ イ ン で ま たはバイパス モー ド のイ ン ラ イ ン でペア化 さ
れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 デバイ ス を最大 4 つのネ ッ ト ワー ク上に侵
入防御シ ス テム と し て展開で き ます。
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バイパス LED
デバイ スの自動バイパス機能を利用する場合は、 2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス を ネ ッ
ト ワー ク セグ メ ン ト に垂直に接続 し ます (イ ン タ ー フ ェ イ ス 1 と 2、 3 と 4、 5
と 6、 または 7 と 8)。 自動バイパス機能を使用すれば、 デバイ ス で障害が発生
し た場合や電源を消失 し た場合で も ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する こ と がで き ます。 イ
ン タ ー フ ェ イ ス を接続 し た ら 、 Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 イ ン タ ー
フ ェ イ スのペア を イ ン ラ イ ン セ ッ ト と し て設定 し 、 そのイ ン ラ イ ン セ ッ ト 上で
パイパス モー ド を有効に し ます。
3D7110 と 3D7120
3D7110 と 3D7120 には、 個別にバイパス機能を設定可能な 8 つの銅線ポー ト セ
ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス または 8 つの フ ァ イバ ポー ト セ ン シ ン グ イ ン タ ー
フ ェ イ スが付属 し ています。 次のシ ャ ーシ前面図に、 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ
イ スの位置を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
71
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
3D7110 と 3D7120 の銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス
センシング イ ン タ ーフ ェ イ ス
8 ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バイパス LED
こ れ らの接続を使用 し て、 最大 8 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的に監視
で き ます。 また、 イ ン ラ イ ン で ま たはバイパス モー ド のイ ン ラ イ ン でペア化 さ
れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 デバイ ス を最大 4 つのネ ッ ト ワー ク上に侵
入防御シ ス テム と し て展開で き ます。
デバイ スの自動バイパス機能を利用する場合は、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の左
側にあ る 2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス またはネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の右側にあ る
2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス を接続する必要があ り ます。 自動バイパス機能を使用す
れば、 デバイ ス で障害が発生 し た場合や電源を消失 し た場合で も ト ラ フ ィ ッ ク を
伝送する こ と がで き ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス を接続 し た ら、 Web イ ン タ ー フ ェ
イ ス を使用 し て、 イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を イ ン ラ イ ン セ ッ ト と し て設定 し 、
そのイ ン ラ イ ン セ ッ ト 上でパイパス モー ド を有効に し ます。
3D7110 と 3D7120 の フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス
センシング イ ン タ ーフ ェ イ ス
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
72
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
8 ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ設定可能バイパス
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
バイパス LED
8 ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ設定可能バイパス設定では、 LC タ イ プ (ロー カ
ル コ ネ ク タ ) 光 ト ラ ン シーバが使用 さ れます。
こ れ らの接続を使用 し て、 最大 8 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的に監視
で き ます。 また、 イ ン ラ イ ン で ま たはバイパス モー ド のイ ン ラ イ ン でペア化 さ
れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 デバイ ス を最大 4 つのネ ッ ト ワー ク上に侵
入防御シ ス テム と し て展開で き ます。
ヒ ン ト ! 最高のパ フ ォ ーマ ン ス を得る ために、 イ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト を連続
的に使用 し ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス を スキ ッ プする と 、 パ フ ォ ーマ ン スが低下す
る可能性があ り ます。
デバイ スの自動バイパス機能を利用する場合は、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の左
側にあ る 2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス またはネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の右側にあ る
2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス を接続する必要があ り ます。 自動バイパス機能を使用す
れば、 デバイ ス で障害が発生 し た場合や電源を消失 し た場合で も ト ラ フ ィ ッ ク を
伝送する こ と がで き ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス を接続 し た ら、 Web イ ン タ ー フ ェ
イ ス を使用 し て、 イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を イ ン ラ イ ン セ ッ ト と し て設定 し 、
そのイ ン ラ イ ン セ ッ ト 上でパイパス モー ド を有効に し ます。
3D7115、 3D7125、 および AMP7150
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 デバイ スには、 バイパス機能を設定可能な
4 ポー ト 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス と バイパス機能のない 8 つのホ ッ ト スワ ッ プ可能
な Small Form-Factor Pluggable (SFP) ポー ト が付属 し ています。 次のシ ャ ーシ
前面図に、 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スの位置を示 し ます。
3D7115 と 3D7125 の銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス と SFP イ ン タ ー フ ェ イ ス
銅線セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
SFP ソ ケ ッ ト
73
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
4 つの 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス
リ ン ク LED
アクテ ィ ビ
テ ィ LED
バイパス LED
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 4 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的に
監視する こ と がで き ます。 また、 イ ン ラ イ ン で またはバイパス モー ド のイ ン ラ
イ ン でペア化 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 デバイ ス を最大 2 つのネ ッ
ト ワー ク 上に侵入防御シ ス テム と し て展開で き ます。
デバイ スの自動バイパス機能を利用する場合は、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の左
側にあ る 2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス またはネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の右側にあ る
2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス を接続する必要があ り ます。 自動バイパス機能を使用す
れば、 デバイ ス で障害が発生 し た場合や電源を消失 し た場合で も ト ラ フ ィ ッ ク を
伝送する こ と がで き ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス を接続 し た ら、 Web イ ン タ ー フ ェ
イ ス を使用 し て、 イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を イ ン ラ イ ン セ ッ ト と し て設定 し 、
そのイ ン ラ イ ン セ ッ ト 上でパイパス モー ド を有効に し ます。
SFP イ ン タ ー フ ェ イ ス
Sourcefire SFP ト ラ ン シーバを SFP ソ ケ ッ ト に取 り 付ければ、 最大 8 つのネ ッ
ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的に監視する こ と がで き ます。 また、 イ ン ラ イ ン非
バイパス モー ド でペア化 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 デバイ ス を最大
4 つのネ ッ ト ワー ク上に侵入防御シ ス テム と し て展開で き ます。
Sourcefire SFP ト ラ ン シーバは、 1G 銅線、 1G 短距離 フ ァ イバ、 または 1G 長距
離 フ ァ イバで使用 し 、 ホ ッ ト スワ ッ プ可能です。 デバイ ス内の銅線または フ ァ イ
バ ト ラ ン シーバの任意の組み合わせをパ ッ シ ブ設定 と イ ン ラ イ ン設定のど ち ら
かで使用で き ます。 SFP ト ラ ン シーバはバイパス機能を備えていないため、 侵
入防御展開で使用 し ない よ う にする必要があ る こ と に注意 し て く だ さ い。 互換性
を保証する ために、 Sourcefire か ら 入手可能な SFP ト ラ ン シーバだけ を使用 し
て く だ さ い。 詳細については、 「3D7115、 3D7125、 および AMP7150 デバイ ス
の SFP ト ラ ン シーバの使用」 (P.284) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
74
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
サン プル SFP ト ラ ン シーバ
接点付き背面
ベール付き前面
サン プル フ ァ イバ
サン プル銅線
SFP ソ ケ ッ ト
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
Sourcefire 8000 シ リ ーズ
Sourcefire 8000 シ リ ーズ は、 10G ネ ッ ト ワー ク ス イ ッ チ を備えた 1U デバイ ス
または 10G と 40G ネ ッ ト ワー ク ス イ ッ チのど ち らかを備えた 2U デバイ ス と し
て使用で き ます。 こ のデバイ スは、 完全に組み立てた状態で出荷する こ と も 、 セ
ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を含むネ ッ ト ワー ク モ ジ ュ ール (NetMod) を取 り
付け る こ と も で き ます。
重要! デバイ ス上の互換性のないス ロ ッ ト に NetMod を取 り 付けた場合
(3D8250 または 3D8350 のス ロ ッ ト 1 と 4 に 40G NetMod を挿入 し た場合な
ど) または NetMod がシ ス テム と 互換性がない場合は、 NetMod を設定 し よ う
と する と 、 管理元の防御セ ン タ ーの Web イ ン タ ー フ ェ イ スにエ ラ ーまたは警告
メ ッ セージが表示 さ れます。 支援が必要な場合は、 Sourcefire サポー ト に連絡 し
て く だ さ い。
次のモ ジ ュ ールには、 設定可能バイパス セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スが含まれ
ています。
バージ ョ ン 5.3
•
バイパス機能を設定可能な ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ
イス
•
バイパス機能を設定可能な ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ イ ン
ターフ ェ イス
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
75
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
•
バイパス機能を設定可能なデ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR または
SMLR) フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス
•
バイパス機能を設定可能なデ ュ アルポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ イ ン
タ ー フ ェ イ ス (2U デバイ スのみ)
次のモ ジ ュ ールには、 非バ イ パス セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スが含まれてい
ます。
•
バイパス機能のない ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス
•
バイパス機能のない ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ
イス
•
バイパス機能のないデ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR)
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス
加えて、 ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールは、 同 じ 設定を持つ複数のア プ ラ イ ア ン スの
リ ソ ース を統合 し た も のです。 ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールは、 3D8140、 3D8250、
お よび 3D8350 上ではオプ シ ョ ン であ り 、 3D8260、 3D8270、 3D8290 と
3D8360、 3D8370、 3D8390 のス タ ッ ク構成では標準搭載です。
警告! モ ジ ュ ールはホ ッ ト スワ ッ プ可能ではあ り ません。 詳細については、
「8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し 」 (P.288) を参照 し て く だ さ い。
次のシ ャ ーシ前面図に、 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を含むモ ジ ュ ール ス ロ ッ
ト の位置を示 し ます。
81xx フ ァ ミ リ のシ ャ ーシ前面図
1
3
2
モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
82xx フ ァ ミ リ と 83xx フ ァ ミ リ のシ ャ ーシ前面図
1
3
2
4
5
6
7
モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
76
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ール
8000 シ リ ーズ は、 バ イ パス機能が設定可能な次のモ ジ ュ ール付属で提供で き
ます。
•
バイパス機能を設定可能な ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ
イ ス。 詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線設定可能バイ
パス NetMod」 (P.78) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能を設定可能な ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ イ ン
タ ー フ ェ イ ス。 詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ
設定可能バイパス NetMod」 (P.78) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能を設定可能なデ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR または
SMLR) フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス。 詳細については、 「デ ュ アルポー ト
10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod」
(P.79) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能を設定可能なデ ュ アルポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ イ ン
タ ー フ ェ イ ス。 詳細については、 「デ ュ アルポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ
設定可能バイパス NetMod」 (P.80) を参照 し て く だ さ い。
8000 シ リ ーズ は、 バイパス機能が設定で き ない次のモ ジ ュ ール付属で提供で き
ます。
•
バイパス機能のない ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス。
詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線非バイパス NetMod」
(P.81) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能のない ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ
イ ス。 詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ非バイパ
ス NetMod」 (P.81) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能のない ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR)
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス。 詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE
(MMSR または SMLR) フ ァ イバ非バイパス NetMod」 (P.81) を参照 し て
く だ さ い。
ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールは、 3D8140、 3D8250、 お よび 3D8350 ではオプ シ ョ
ン であ り 、 3D8260、 3D8270、 3D8290 と 3D8360、 3D8370、 3D8390 のス タ ッ
ク 構成では標準搭載です。 詳細については、 「8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ モ
ジ ュ ール」 (P.82) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
77
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線設定可能バイパス NetMod
リ ン ク LED
ア ク テ ィ バイパス LED
ビ テ ィ LED
こ れ らの接続を使用 し て、 最大 4 つの異な る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的
に監視で き ます。 また、 イ ン ラ イ ン で ま たはバイパス モー ド のイ ン ラ イ ン でペ
ア化 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 デバイ ス を最大 2 つのネ ッ ト ワー ク
上に侵入防御シ ス テム と し て展開する こ と も で き ます。
デバイ スの自動バイパス機能を利用する場合は、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の左
側にあ る 2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス またはネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の右側にあ る
2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス を接続する必要があ り ます。 こ れに よ り 、 デバイ スで障
害が発生 し た場合や電源を消失 し た場合で も ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する こ と がで き
ます。 また、 Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を イ
ン ラ イ ン セ ッ ト と し て設定 し 、 そのイ ン ラ イ ン セ ッ ト 上でパイパス モー ド を有
効にする こ と も で き ます。
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod
リ ン ク LED
ア ク テ ポー ト バイパス LED
ィ ビテ
ィ LE
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ設定可能バイパス設定では、 LC タ イ プ
(ロー カル コ ネ ク タ ) 光 ト ラ ン シーバが使用 さ れます。
こ の設定を使用 し て、 最大 4 つの異な る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的に監
視で き ます。 また、 イ ン ラ イ ン で またはバイパス モー ド のイ ン ラ イ ン でペア化
さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 管理対象デバイ ス を最大 2 つのネ ッ ト
ワー ク上に侵入防御シ ス テム と し て展開する こ と も で き ます。
ヒ ン ト ! 最高のパ フ ォ ーマ ン ス を得る ために、 イ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト を連続
的に使用 し ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス を スキ ッ プする と 、 パ フ ォ ーマ ン スが低下す
る可能性があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
78
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
デバイ スの自動バイパス機能を利用する場合は、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の左
側にあ る 2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス またはネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の右側にあ る
2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス を接続する必要があ り ます。 こ れに よ り 、 デバイ スで障
害が発生 し た場合や電源を消失 し た場合で も ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する こ と がで き
ます。 また、 Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を イ
ン ラ イ ン セ ッ ト と し て設定 し 、 そのイ ン ラ イ ン セ ッ ト 上でパイパス モー ド を有
効にする こ と も で き ます。
デ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR ま たは SMLR) フ ァ イ バ設定可能バ イ パス
NetMod
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ポー ト バイパス LED
ビ テ LED
デ ュ アルポー ト 10GBASE フ ァ イバ設定可能バイパス設定では、 LC タ イ プ
(ロー カル コ ネ ク タ ) 光 ト ラ ン シーバが使用 さ れます。 こ れ ら は MMSR イ ン
タ ー フ ェ イ ス または SMLR イ ン タ ー フ ェ イ スのいずれかであ る こ と に注意 し て
く だ さ い。
こ の設定を使用 し て、 最大 2 つの異な る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的に監
視で き ます。 また、 イ ン ラ イ ン で またはバイパス モー ド のイ ン ラ イ ン でペア化
さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 管理対象デバイ ス を単一のネ ッ ト ワー ク上
に侵入防御シ ス テム と し て展開する こ と も で き ます。
ヒ ン ト ! 最高のパ フ ォ ーマ ン ス を得る ために、 イ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト を連続
的に使用 し ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス を スキ ッ プする と 、 パ フ ォ ーマ ン スが低下す
る可能性があ り ます。
デバイ スの自動バイパス機能を利用する場合は、 2 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス を ネ ッ
ト ワー ク セグ メ ン ト に接続する必要があ り ます。 こ れに よ り 、 デバイ ス で障害
が発生 し た場合や電源を消失 し た場合で も ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する こ と がで き ま
す。 また、 Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を イ ン
ラ イ ン セ ッ ト と し て設定 し 、 そのイ ン ラ イ ン セ ッ ト 上でパイパス モー ド を有効
にする こ と も で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
79
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
デ ュ アルポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ポー ト
リ ン ク LED バイパス LED
デ ュ アルポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ設定可能バイパス設定では、 MPO (マ
ルチ フ ァ イバ プ ッ シ ュ オ ン) コ ネ ク タ 光 ト ラ ン シーバが使用 さ れます。
40G NetMod は、 3D8270、 3D8290、 3D8360、 3D8370、 お よび 3D8390、 また
は、 40G 対応の 3D8250、 3D8260、 お よび 3D8350 でのみ使用で き ます。 40G
対応ではないデバイ ス上で 40G イ ン タ ー フ ェ イ ス を作成 し よ う と する と 、 それ
を管理する防御セ ン タ ー Web イ ン タ ー フ ェ イ スの 40G イ ン タ ー フ ェ イ ス画面が
赤 く 表示 さ れます。 40G 対応の 3D8250 の LCD パネルには 「3D 8250-40G」 と
表示 さ れ、 40G 対応の 3D8350 の LCD パネルには 「3D 8350-40G」 と 表示 さ れ
ます。
こ の設定を使用 し て、 最大 2 つの異な る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的に監
視で き ます。 また、 イ ン ラ イ ン で またはバイパス モー ド のイ ン ラ イ ン でペア化
さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 デバイ ス を単一のネ ッ ト ワー ク 上に侵入防
御シ ス テム と し て展開する こ と も で き ます。
最大 2 つの 40G NetMod を使用で き ます。 1 つ目の NetMod 40G を ス ロ ッ ト 3
と 7 に、 2 つ目の NetMod 40G を ス ロ ッ ト 2 と 6 に取 り 付けます。 ス ロ ッ ト 1
と 4 で 40G NetMod を使用する こ と はで き ません。
40G NetMod の配置
40G NetMod では使用不可
セ カ ン ド 40G NetMod
フ ァ ース ト 40G NetMod
デバイ スの自動バイパス機能を利用する場合は、 Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用
し て、 イ ン タ ー フ ェ イ スのペア を イ ン ラ イ ン セ ッ ト と し て設定 し 、 そのイ ン ラ
イ ン セ ッ ト 上でパイパス モー ド を有効にする必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
80
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線非バイパス NetMod
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
こ れ らの接続を使用 し て、 最大 4 つの異な る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的
に監視で き ます。 また、 最大 2 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト のイ ン ラ イ ン設定
でペア化 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用する こ と も で き ます。
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ非バイパス NetMod
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク ポー ト
LED
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ非バイパス設定では、 LC タ イ プ (ロー
カル コ ネ ク タ ) 光 ト ラ ン シーバが使用 さ れます。
こ れ らの接続を使用 し て、 最大 4 つの異な る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的
に監視で き ます。 また、 最大 2 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト のイ ン ラ イ ン設定
でペア化 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用する こ と も で き ます。
ヒ ン ト ! 最高のパ フ ォ ーマ ン ス を得る ために、 イ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト を連続
的に使用 し ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス を スキ ッ プする と 、 パ フ ォ ーマ ン スが低下す
る可能性があ り ます。
ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ非バイパス NetMod
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ポー ト
ビ テ ィ LED
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
81
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ スの識別
第3章
ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE フ ァ イバ非バイパス設定では、 MMSR イ ン タ ー フ ェ
イ ス または SMLR イ ン タ ー フ ェ イ ス を備えた LC タ イ プ (ロー カル コ ネ ク タ )
光 ト ラ ン シーバが使用 さ れます。
警告! ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE 非バイパス NetMod には、 取 り 外 し 不可能な
Small Form-Factor Pluggable (SFP) ト ラ ン シーバが実装 さ れています。 SFP を
取 り 外そ う と する と 、 モ ジ ュ ールを破損する可能性があ り ます。
こ れ らの接続を使用 し て、 最大 4 つの異な る ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を受動的
に監視で き ます。 また、 最大 2 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト のイ ン ラ イ ン設定
でペア化 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用する こ と も で き ます。
ヒ ン ト ! 最高のパ フ ォ ーマ ン ス を得る ために、 イ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト を連続
的に使用 し ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス を スキ ッ プする と 、 パ フ ォ ーマ ン スが低下す
る可能性があ り ます。
8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール
ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールは、 同 じ 設定を持つ複数のア プ ラ イ ア ン スの リ ソ ース
を統合 し た ものです。 また、 ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールは、 3D8140、 3D8250、
お よび 3D8350 ではオプ シ ョ ン で、 3D8260、 3D8270、 3D8290 と 3D8360、
3D8370、 3D8390 のス タ ッ ク構成では標準搭載です。
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールを使用すれば、 2 つのデバイ スの リ ソ ース を それぞれ
プ ラ イ マ リ デバイ ス と セ カ ン ダ リ デバイ ス と し て統合する こ と がで き ます。 プ
ラ イ マ リ デバイ スにのみセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スがあ り ます。 次のデバイ
ス でス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールを使用で き ます。
バージ ョ ン 5.3
•
3D8140、 3D8250、 お よび 3D8350 はス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール付属で提供
で き ます。
•
3D8260 と 3D8360 には、 プ ラ イ マ リ デバイ ス と セ カ ン ダ リ デバイ スにそ
れぞれ 1 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールが標準で付属 し ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
82
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用
第3章
•
3D8270 と 3D8370 には、 プ ラ イ マ リ デバイ スに 2 つのス タ ッ キン グ モ
ジ ュ ールが、 2 つのセ カ ン ダ リ デバイ スのそれぞれに 1 つずつのス タ ッ キ
ン グ モ ジ ュ ールが標準で付属 し ています。
•
3D8290 と 3D8390 には、 プ ラ イ マ リ デバイ スに 3 つのス タ ッ キン グ モ
ジ ュ ールが、 3 つのセ カ ン ダ リ デバイ スのそれぞれに 1 つずつのス タ ッ キ
ン グ モ ジ ュ ールが標準で付属 し ています。
ス タ ッ ク 構成デバイ スの使用方法については、 ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用
を参照 し て く だ さ い。
ス タ ッ ク構成でのデバイ スの使用
ス タ ッ ク 構成内で同 じ 設定を持つデバイ スの リ ソ ース を統合する こ と に よ っ て、
ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト で検査する ト ラ フ ィ ッ クの量を増やす こ と がで き ます。
1 つのデバイ スが、 プ ラ イ マ リ デバイ ス と し て指定 さ れ、 ネ ッ ト ワー ク セグ メ
ン ト に接続 さ れます。 その他のすべてのデバイ スは、 セ カ ン ダ リ デバイ ス と し
て指定 さ れ、 プ ラ イ マ リ デバイ スに追加の リ ソ ース を提供する ために使用 さ れ
ます。 防御セ ン タ ーがス タ ッ ク構成を作成、 編集、 および管理 し ます。
プ ラ イ マ リ デバイ スには、 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス と 、 接続 さ れている セ
カ ン ダ リ デバイ ス ご と に 1 セ ッ ト ずつのス タ ッ キン グ イ ン タ ー フ ェ イ スがあ り
ます。 プ ラ イ マ リ デバイ ス上のセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を、 非ス タ ッ ク構
成デバイ ス と 同 じ 方法で監視する ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続 し ます。 ス
タ ッ キン グ ケーブルを使用 し て、 プ ラ イ マ リ デバイ ス上のス タ ッ キン グ イ ン
タ ー フ ェ イ ス を セ カ ン ダ リ デバイ ス上のス タ ッ キン グ イ ン タ ー フ ェ イ スに接続
し ます。 それぞれのセ カ ン ダ リ デバイ スは、 ス タ ッ キン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を
使用 し て プ ラ イ マ リ デバイ スに直接接続 さ れます。 セ カ ン ダ リ デバイ スにセ ン
シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スがあ る場合、 それ ら は使用 さ れません。
次の設定でデバイ ス を ス タ ッ ク で き ます。
バージ ョ ン 5.3
•
2 つの 3D8140
•
最大 4 つの 3D8250
•
1 つの 3D8260 (1 つの 10G 対応プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つのセ カ ン ダ リ
デバイ ス)
•
1 つの 3D8270 (1 つの 40G 対応プ ラ イ マ リ デバイ ス と 2 つのセ カ ン ダ リ
デバイ ス)
•
1 つの 3D8290 (1 つの 40G 対応プ ラ イ マ リ デバイ ス と 3 つのセ カ ン ダ リ
デバイ ス)
•
最大 4 つの 3D8350
•
1 つの 3D8360 (1 つの 40G 対応プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つのセ カ ン ダ リ
デバイ ス)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
83
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用
第3章
•
1 つの 3D8370 (1 つの 40G 対応プ ラ イ マ リ デバイ ス と 2 つのセ カ ン ダ リ
デバイ ス)
•
1 つの 3D8390 (1 つの 40G 対応プ ラ イ マ リ デバイ ス と 3 つのセ カ ン ダ リ
デバイ ス)
3D8260、 3D8270、 3D8360、 および 3D8370 では、 ス タ ッ ク 内の全部で 4 つの
デバイ スに追加のデバイ ス を ス タ ッ ク で き ます。
1 つのデバイ スがプ ラ イ マ リ デバイ ス と し て指定 さ れ、 プ ラ イ マ リ ロールを持
つ防御セ ン タ ーの Web イ ン タ ー フ ェ イ スに表示 さ れます。 ス タ ッ ク 構成でのそ
の他のすべてのデバイ スはセ カ ン ダ リ であ り 、 Web イ ン タ ー フ ェ イ ス でセ カ ン
ダ リ ロール と し て表示 さ れます。 ス タ ッ ク構成の個々のデバイ スか らの情報を
表示する場合を除いて、 組み合わせた リ ソ ースは 1 つのエ ン テ ィ テ ィ と し て使
用 し ます。
単一の 3D8140、 3D8250、 または 3D8350 を接続する場合 と 同様の方法で、 プ
ラ イ マ リ デバイ ス を分析対象のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続 し ます。 ス タ ッ
ク 配線図に示す よ う に、 セ カ ン ダ リ デバ イ ス を プ ラ イ マ リ デバ イ スに接続 し
ます。
デバイ スがネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト と 他のデバイ スに物理的に接続 さ れた ら、
防御セ ン タ ーを使用 し てス タ ッ ク を設定 し て管理 し ます。
こ こ では、 ス タ ッ ク構成デバイ ス を接続 し て管理する方法について詳 し く 説明 し
ます。
•
「3D8140 の接続」 (P.84)
•
「82xx フ ァ ミ リ と 83xx フ ァ ミ リ の接続」 (P.85)
•
「8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルの使用」 (P.89)
•
「ス タ ッ ク構成デバイ スの管理」 (P.90)
3D8140 の接続
2 つの 3D8140 を ス タ ッ ク構成で接続で き ます。 1 本の 8000 シ リ ーズ ス タ ッ キ
ン グ ケーブルを使用 し て、 プ ラ イ マ リ デバイ ス と セ カ ン ダ リ デバイ ス間の物理
接続を構築する必要があ り ます。 ス タ ッ キン グ ケーブルの使用方法については、
「8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルの使用」 (P.89) を参照 し て く だ さ い。
デバイ ス を ラ ッ ク内に設置 し て、 ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール間を ケーブルで容易
に接続で き る よ う に し ます。 プ ラ イ マ リ デバイ スの上ま たは下にセ カ ン ダ リ デ
バイ ス を設置で き ます。
単一の 3D8140 を接続する場合 と 同様の方法で、 プ ラ イ マ リ デバイ ス を分析対
象のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続 し ます。 セ カ ン ダ リ デバイ ス を直接プ ラ イ
マ リ デバイ スに接続 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
84
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用
第3章
下の図に、 プ ラ イ マ リ デバイ スの下にセ カ ン ダ リ デバイ ス を設置 し た状態を示
し ます。
プラ イマ リ
セカ ンダ リ
3D8140 セ カ ン ダ リ デバイ ス を接続する には :
u 8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルを使用 し て、 プ ラ イ マ リ デバイ ス上
の左側のス タ ッ キン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を セ カ ン ダ リ デバイ ス上の左側の
ス タ ッ キン グ イ ン タ ー フ ェ イ スに接続 し てか ら、 デバイ ス を管理する防御
セ ン タ ーを使用 し て、 シ ス テム内のス タ ッ ク構成デバイ スの関係を構築 し ま
す。 右側のス タ ッ キン グ イ ン タ ー フ ェ イ スが接続 さ れていない こ と に注意
し て く だ さ い。 「ス タ ッ ク 構成デバイ スの管理」 (P.90) を参照 し て く だ さ い。
82xx フ ァ ミ リ と 83xx フ ァ ミ リ の接続
次の設定のいずれかを接続で き ます。
•
最大 4 つの 3D8250 または 3D8350
•
1 つの 3D8260 (1 つの 10G 対応プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つのセ カ ン ダ リ
デバイ ス)
•
1 つの 3D8360 (1 つの 40G 対応プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つのセ カ ン ダ リ
デバイ ス)
•
1 つの 3D8270 ま たは 3D8370 (1 つの 40G 対応プ ラ イ マ リ デバ イ ス と
2 つのセ カ ン ダ リ デバイ ス)
•
1 つの 3D8290 ま たは 3D8390 (1 つの 40G 対応プ ラ イ マ リ デバ イ ス と
3 つのセ カ ン ダ リ デバイ ス)
3D8260、 3D8270、 3D8360、 および 3D8370 では、 ス タ ッ ク 内の全部で 4 つの
デバイ スに追加のデバイ ス を ス タ ッ ク で き ます。
プ ラ イ マ リ デバイ スに接続する セ カ ン ダ リ デバイ ス ご と に 2 本ずつの 8000 シ
リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルを使用する必要があ り ます。 ス タ ッ キン グ ケーブ
ルの使用方法については、 「8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルの使用」
(P.89) を参照 し て く だ さ い。
デバイ ス を ラ ッ ク内に設置 し て、 ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール間を ケーブルで容易
に接続で き る よ う に し ます。 プ ラ イ マ リ デバイ スの上ま たは下にセ カ ン ダ リ デ
バイ ス を設置で き ます。
単一の 3D8250 または 3D8350 を接続する場合 と 同様の方法で、 プ ラ イ マ リ デ
バイ ス を分析対象のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続 し ます。 設定内のセ カ ン ダ
リ デバイ スの数に必要な分だけ、 各セ カ ン ダ リ デバイ ス を プ ラ イ マ リ デバイ ス
に直接接続 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
85
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用
第3章
3D8250 または 3D8350 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つのセ カ ン ダ リ デバ
イス
次に、 3D8250 または 3D8350 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つのセ カ ン ダ リ デバイ
スの例を示 し ます。 セ カ ン ダ リ デバイ スがプ ラ イ マ リ デバイ スの下に設置 さ れ
ています。 セ カ ン ダ リ デバイ スにはセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スがない こ と に
注意 し て く だ さ い。
プラ イマリ
セカ ンダ リ
3D8260 または 3D8360 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つのセ カ ン ダ リ デバ
イス
次に、 3D8260 または 3D8360 の設定例を示 し ます。 3D8260 には 10G 対応
3D8250 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つの専用セ カ ン ダ リ デバイ スが含まれていま
す。 3D8360 には 40G 対応 3D8350 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 1 つの専用セ カ ン ダ
リ デバイ スが含まれています。 各設定 (3D8260 または 3D8360) で、 セ カ ン ダ
リ デバイ スがプ ラ イ マ リ デバイ スの下に設置 さ れます。
プラ イマリ
セカ ンダ リ
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
86
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用
第3章
3D8270 または 3D8370 プ ラ イ マ リ デバイ ス (40G) と 2 つのセ カ ン ダ
リ デバイ ス
次に、 3D8270 または 3D8370 の設定例を示 し ます。 3D8270 には 40G 対応
3D8250 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 2 つの専用セ カ ン ダ リ デバイ スが含まれていま
す。 3D8370 には 40G 対応 3D8350 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 2 つの専用セ カ ン ダ
リ デバイ スが含まれています。 各設定 (3D8270 または 3D8370) で、 1 つのセ
カ ン ダ リ デバイ スがプ ラ イ マ リ デバイ スの上に設置 さ れ、 も う 1 つのセ カ ン ダ
リ デバイ スがプ ラ イ マ リ デバイ スの下に設置 さ れます。
セカ ンダ リ
プラ イマ リ
セカ ンダ リ
3D8290 または 3D8390 プ ラ イ マ リ デバイ ス (40G) と 3 つのセ カ ン ダ
リ デバイ ス
次に、 3D8290 または 3D8390 の設定例を示 し ます。 3D8290 には 40G 対応
3D8250 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 3 つの専用セ カ ン ダ リ デバイ スが含まれていま
す。 3D8370 には 40G 対応 3D8350 プ ラ イ マ リ デバイ ス と 2 つの専用セ カ ン ダ
リ デバイ スが含まれています。 各設定 (3D8290 または 3D8390) で、 1 つのセ
カ ン ダ リ デバイ スがプ ラ イ マ リ デバイ スの上に設置 さ れ、 2 つのセ カ ン ダ リ デ
バイ スがプ ラ イ マ リ デバイ スの下に設置 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
87
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用
第3章
セカ ンダ リ
プラ イマ リ
セカ ンダ リ
セカ ンダ リ
3D8250 または 3D8350 セ カ ン ダ リ デバイ ス を接続する には :
バージ ョ ン 5.3
1.
8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルを使用 し て、 プ ラ イ マ リ デバイ ス上
のス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールの左側のイ ン タ ー フ ェ イ ス を セ カ ン ダ リ デバイ
ス上のス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールの左側のイ ン タ ー フ ェ イ スに接続 し ます。
2.
2 本目の 8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルを使用 し て、 プ ラ イ マ リ デ
バイ ス上のス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールの右側のイ ン タ ー フ ェ イ ス を セ カ ン ダ
リ デバイ ス上のス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールの右側のイ ン タ ー フ ェ イ スに接続
し ます。
3.
接続する セ カ ン ダ リ デバイ ス ご と にス テ ッ プ 1 と 2 を繰 り 返 し ます。
4.
デバイ ス を管理する防御セ ン タ ーを使用 し て、 ス タ ッ ク 構成デバイ スの関係
を構築 し 、 共有 リ ソ ース を管理 し ます。 「ス タ ッ ク構成デバイ スの管理」
(P.90) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
88
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ス タ ッ ク 構成でのデバイ スの使用
第3章
8000 シ リ ーズ ス タ ッ キング ケーブルの使用
8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルは先端が同様の鍵型にな っ てお り 、 デバ
イ スにケーブルを固定する ための ラ ッ チ と ラ ッ チ解放つまみが付いています。
ラ ッ チ解放つまみ
鍵型ケーブル端
ラッチ
8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルを使用 し て、 デバイ ス設定ご と に必要な
プ ラ イ マ リ デバイ ス と 各セ カ ン ダ リ デバイ ス間の物理接続を構築 し ます。
•
3D8250、 3D8260、 3D8270、 および 3D8290 には接続ご と に 2 本ずつの
ケーブルが必要
•
3D8350、 3D8360、 3D8370、 および 3D8390 には接続ご と に 2 本ずつの
ケーブルが必要
•
3D8140 には 1 本のケーブルが必要
ス タ ッ キン グ ケーブルの取 り 付けまたは取 り 外 し 時にデバイ スの電源を オ フ に
する必要はあ り ません。
警告! デバイ ス を配線する場合は、 Sourcefire8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケー
ブルだけ を使用 し て く だ さ い。 サポー ト さ れていないケーブルを使用する と 予期
せぬエ ラ ーが発生する可能性があ り ます。
デバイ ス を物理的に接続 し た ら、 防御セ ン タ ーを使用 し て、 ス タ ッ ク 構成デバイ
ス を管理 し ます。
8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルを挿入する には :
u ケーブルを挿入する には、 ケーブルの先端を解放つまみを上に し て持ち、 鍵
型の先端部分を ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールのポー ト に差 し 込んで、 ラ ッ チが
カ チ ッ と 鳴る ま で押 し 込みます。
8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルを取 り 外すには :
u ケーブルを取 り 外すには、 ラ ッ チ を解放する ための解放つまみを引 っ 張 っ て
か ら、 ケーブルの先端を引き抜き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
89
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ラ ッ ク へのア プ ラ イ ア ン スの設置
第3章
ス タ ッ ク構成デバイ スの管理
防御セ ン タ ーは、 デバイ ス同士のス タ ッ ク 関係を構築 し 、 プ ラ イ マ リ デバイ ス
のイ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト を制御 し 、 ス タ ッ ク内の統合 リ ソ ース を管理 し ます。
ス タ ッ ク 構成デバイ スのロー カル Web イ ン タ ー フ ェ イ ス上で イ ン タ ー フ ェ イ ス
セ ッ ト を管理する こ と はで き ません。
ス タ ッ ク 構成関係が構築 さ れる と 、 すべてのデバイ スで単一の共有検出設定を使
用 し て ト ラ フ ィ ッ クが個別に検査 さ れます。 プ ラ イ マ リ デバイ ス で障害が発生
し た場合は、 プ ラ イ マ リ デバイ スの設定に基づいて ト ラ フ ィ ッ ク が処理 さ れま
す (つま り 、 ス タ ッ ク 構成関係が存在 し ない場合 と 同様)。 セ カ ン ダ リ デバイ ス
で障害が発生 し た場合は、 プ ラ イ マ リ デバイ スが ト ラ フ ィ ッ ク を検査 し て、 ア
ラ ー ト を生成 し 、 ト ラ フ ィ ッ クが破棄 さ れた故障中のセ カ ン ダ リ デバイ スに ト
ラ フ ィ ッ ク を送信 し 続けます。
ス タ ッ ク 構成デバイ スの構築方法 と 管理方法については、 『Sourcefire 3D
System User Guide』 の 「Managing Stacked Devices」 を参照 し て く だ さ い。
ラ ッ クへのア プ ラ イ ア ン スの設置
Sourcefire 3D System は、 さ ま ざ ま なハー ド ウ ェ ア プ ラ ッ ト フ ォ ームで提供 さ
れます。 すべての Sourcefire アプ ラ イ ア ン ス (3D7010、 3D7020、 および 3D7030
用の 1U 取 り 付けキ ッ ト を購入 し た場合) を ラ ッ ク マウ ン ト で き ます。 ア プ ラ イ
ア ン ス を設置する と き に、 ア プ ラ イ ア ン スの コ ン ソ ールにア ク セスで き る こ と を
確認する必要 も あ り ます。 初期設定で コ ン ソ ールにア ク セスする には、 次のいず
れかの方法で 1 つの Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スに接続 し ます。
キーボー ド と モ ニ タ /KVM
USB キーボー ド と VGA モ ニ タ を任意の Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スに接続で
き ます。 こ れは、 キーボー ド 、 ビデオ、 およびマウス (KVM) ス イ ッ チに接
続 さ れる、 ラ ッ ク マウ ン ト ア プ ラ イ ア ン スで便利です。
管理イ ン タ ー フ ェ イ スへのイ ーサネ ッ ト 接続
次の設定値を使用 し て、 イ ン タ ーネ ッ ト に接続 し ない ロー カル コ ン ピ ュ ー
タ を設定 し ます。
バージ ョ ン 5.3
•
IP ア ド レ ス : 192.168.45.2
•
ネ ッ ト マ ス ク : 255.255.255.0
•
デ フ ォ ル ト ゲー ト ウ ェ イ : 192.168.45.1
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
90
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ラ ッ ク へのア プ ラ イ ア ン スの設置
第3章
イ ーサネ ッ ト ケーブルを使用 し て、 ロー カル コ ン ピ ュ ー タ 上のネ ッ ト ワー
ク イ ン タ ー フ ェ イ ス を ア プ ラ イ ア ン ス上の管理イ ン タ ー フ ェ イ スに接続 し
ます。 ア プ ラ イ ア ン ス と 通信する には、 HyperTerminal や Xmodem な どの端
末エ ミ ュ レ ーシ ョ ン ソ フ ト ウ ェ ア を使用 し ます。 こ の ソ フ ト ウ ェ アの設定
は、 9600 ボー、 8 デー タ ビ ッ ト 、 パ リ テ ィ チ ェ ッ ク な し 、 1 ス ト ッ プ ビ ッ
ト 、 および フ ロー制御な し です。
物理 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス上の管理イ ン タ ー フ ェ イ スは、 デ フ ォ ル ト
IPv4 ア ド レ ス で事前に設定 さ れている こ と に注意 し て く だ さ い。 ただ し 、 設
定プ ロ セスの一部 と し て、 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス を IPv6 ア ド レ ス で再設定
で き ます。
初期設定後に、 次の追加の方法で コ ン ソ ールにア ク セス で き ます。
シ リ アル接続/ラ ッ プ ト ッ プ
シ リ アル ケーブルを使用 し て、 コ ン ピ ュ ー タ を Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス
に接続で き ます。 ア プ ラ イ ア ン ス と 通信する には、 前述 し た よ う に端末エ
ミ ュ レーシ ョ ン ソ フ ト ウ ェ ア を使用 し ます。
Serial over LAN を使用 し た Lights-Out Management
LOM 機能を使用すれば、 工場出荷時設定への復元や Serial over LAN (SOL)
接続の使用を含む シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン ス上の一部の管理ア ク シ ョ ン を
実行する こ と がで き ます。 詳細については、 「Lights-Out Management の設
定」 (P.243) を参照 し て く だ さ い。
デ フ ォ ル ト で、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スは、 初期化ス テー タ ス ま たは init メ ッ
セージ を VGA ポー ト に出力 し ます。 物理シ リ アル ポー ト または SOL を使用 し
て コ ン ソ ールにア ク セスする場合、 Sourcefire では、 初期設定の完了後に コ ン
ソ ール出力を シ リ アル ポー ト に リ ダ イ レ ク ト する こ と を推奨 し ています。 詳細
については、 「 コ ン ソ ール出力の リ ダ イ レ ク ト 」 (P.93) を参照 し て く だ さ い。
ア プ ラ イ ア ン ス を設置する には :
1.
取 り 付けキ ッ ト と 付属の手順を使用 し て、 ア プ ラ イ ア ン ス を ラ ッ ク に取 り 付
けます。
2.
キーボー ド と モ ニ タ またはイ ーサネ ッ ト 接続を使用 し て ア プ ラ イ ア ン スに接
続 し ます。
3.
キーボー ド と モ ニ タ を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を設定 し てい る場合は、 こ こ
で イ ーサネ ッ ト ケーブルを使用 し て管理イ ン タ ー フ ェ イ ス を保護 さ れた
ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続 し ます。
コ ン ピ ュ ー タ を直接ア プ ラ イ ア ン スの物理管理イ ン タ ー フ ェ イ スに接続する
こ と に よ っ て初期設定プ ロ セス を実行する予定の場合は、 設定の完了時に、
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス を保護 さ れたネ ッ ト ワー ク に接続 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
91
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
ラ ッ ク へのア プ ラ イ ア ン スの設置
4.
第3章
管理対象デバイ スの場合は、 イ ン タ ー フ ェ イ スに対 し て適切なケーブルを使
用 し て、 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を分析対象のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン
ト に接続 し ます。
•
銅線センシング イ ン タ ーフ ェ イ ス : デバイ スに銅線センシング イ ン タ ー
フ ェ イ スがあ る場合は、 適切なケーブルを使用 し てデバイ スがネ ッ ト
ワー ク に接続 さ れている こ と を確認 し ます。 「銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス で
のイ ン ラ イ ン展開のケーブル配線」 (P.40) を参照 し て く だ さ い。
•
フ ァ イバ アダ プ タ カ ー ド : フ ァ イバ アダ プ タ カ ー ド を備えたデバイ
スの場合は、 オプ シ ョ ンのマルチ モー ド フ ァ イバ ケーブルの LC コ ネ
ク タ を、 任意の順序で アダ プ タ カ ー ド 上の 2 つのポー ト に接続 し ま
す。 SC プ ラ グ を分析対象のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続 し ます。
•
フ ァ イバ タ ッ プ : オプ シ ョ ンの光 フ ァ イバ タ ッ プ を備えたデバイ ス を
展開 し てい る場合は、 オプ シ ョ ンのマルチ モー ド フ ァ イバ ケーブルの
SC プ ラ グ を タ ッ プ上の 「アナ ラ イザ」 ポー ト に接続 し ます。 タ ッ プ を
分析対象のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト に接続 し ます。
•
銅線 タ ッ プ : オプ シ ョ ンの銅線 タ ッ プ を備えたデバイ ス を展開 し てい
る場合は、 タ ッ プの左側にあ る A ポー ト と B ポー ト を分析対象のネ ッ
ト ワー ク セグ メ ン ト に接続 し ます。 タ ッ プの右側にあ る A ポー ト と B
ポー ト (「アナ ラ イザ」 ポー ト ) を アダプ タ カ ー ド 上の 2 つの銅線
ポー ト に接続 し ます。
管理対象デバイ ス を展開する ためのオプ シ ョ ン については、 「展開オプ シ ョ
ン について」 (P.33) を参照 し て く だ さ い。
バイパス イ ン タ ー フ ェ イ ス を備えたデバイ ス を展開 し ている場合は、 デバ
イ スで障害が発生 し て も ネ ッ ト ワー ク接続を維持で き るデバイ スの能力を活
用で き る こ と に注意 し て く だ さ い。 設置 と 遅延のテ ス ト については、 「イ ン
ラ イ ン バイパス イ ン タ ー フ ェ イ スの設置のテ ス ト 」 (P.94) を参照 し て く だ
さ い。
5.
電源 コ ー ド を ア プ ラ イ ア ン スに接続 し 、 電力源に差 し 込みます。
ア プ ラ イ ア ン スに冗長電源があ る場合は、 電源 コ ー ド を両方の電源に接続
し 、 別々の電力源に差 し 込みます。
6.
ア プ ラ イ ア ン スの電源を オ ン に し ます。
直接イ ーサネ ッ ト 接続を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を設定する場合は、 ロー カ
ル コ ン ピ ュ ー タ 上のネ ッ ト ワー ク イ ン タ ー フ ェ イ ス と ア プ ラ イ ア ン ス上の
管理イ ン タ ー フ ェ イ スの両方の リ ン ク LED が点灯 し ている こ と を確認 し て
く だ さ い。 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス と ネ ッ ト ワー ク イ ン タ ー フ ェ イ スの LED
が点灯 し ていない場合は、 ク ロ ス ケーブルを使用 し てみて く だ さ い。 詳細
については、 「銅線イ ン タ ー フ ェ イ スでのイ ン ラ イ ン展開のケーブル配線」
(P.40) を参照 し て く だ さ い。
7.
バージ ョ ン 5.3
次の章の 「Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定」 (P.96) に進み
ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
92
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
コ ン ソ ール出力の リ ダ イ レ ク ト
第3章
コ ン ソ ール出力の リ ダ イ レ ク ト
デ フ ォ ル ト で、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スは、 初期化ス テー タ ス ま たは init メ ッ
セージ を VGA ポー ト に出力 し ます。 ア プ ラ イ ア ン ス を工場出荷時設定に復元 し 、
そのラ イ セ ン ス と ネ ッ ト ワー クの設定を削除する と 、 復元ユーテ ィ リ テ ィ に よ っ
て コ ン ソ ール出力が VGA に リ セ ッ ト さ れます。物理シ リ アル ポー ト または SOL
を使用 し て コ ン ソ ールにア ク セスする場合、 Sourcefire では、 初期設定の完了後
に コ ン ソ ール出力を シ リ アル ポー ト に リ ダ イ レ ク ト する こ と を推奨 し ています。
コ ン ソ ール出力を リ ダ イ レ ク ト する には、 ア プ ラ イ ア ン スのシ ェ ルか ら ス ク リ プ
ト を実行 し ます。 次の表に、 ア プ ラ イ ア ン スにア ク セスする方法に合わせて使用
すべき コ ン ソ ールを一覧表示 し ます。
コ ン ソ ール リ ダ イ レ ク ト オプ シ ョ ン
オプ シ ョ ン
設定
VGA (デ フ ォ ル ト )
tty0
物理シ リ アル
ttyS0
SOL を介 し た LOM
ttyS0
すべての シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン スが LOM をサポー ト し ますが、 7000 シ リ ー
ズ デバイ スは LOM と 物理シ リ アル ア ク セス を同時にサポー ト し ない こ と に注
意 し て く だ さ い。 ただ し 、 ど ち ら を使用 し て も コ ン ソ ール設定は同 じ です。
コ ン ソ ール出力を リ ダ イ レ ク ト する には :
ア ク セス : Admin
1.
キーボー ド /モ ニ タ またはシ リ アル接続を使用 し 、 管理者特権を持つア カ ウ
ン ト で ア プ ラ イ ア ン スに ロ グ イ ン し ます。 パスワー ド は、 ア プ ラ イ ア ン スの
Web イ ン タ ー フ ェ イ スのパスワー ド と 同 じ です。
ア プ ラ イ ア ン スのプ ロ ン プ ト が表示 さ れます。
2.
プ ロ ン プ ト で、 ア プ ラ イ ア ン スの root 権限にア ク セス し ます。
•
防御セ ン タ ーで、 「sudo su -」 と 入力 し 、 も う 一度パスワー ド を指定
し ます。
•
シ リ ーズ 3 管理対象デバイ ス で、 「expert」 と 入力 し て シ ェ ル プ ロ ン
プ ト を表示 し ます。 次に、 「sudo su -」 と 入力 し て、 も う 一度パス
ワー ド を指定 し ます。
root プ ロ ン プ ト が表示 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
93
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
イ ン ラ イ ン バイパス イ ン タ ー フ ェ イ スの設置のテ ス ト
3.
第3章
次のよ う に入力 し て、 コ ン ソ ール出力を設定 し ます。
/usr/local/sf/bin/set_console.sh -c console_value
こ こ で、 console_value は、 前述 し た表 「 コ ン ソ ール リ ダ イ レ ク ト オプ
シ ョ ン」 に示すよ う に、 ア プ ラ イ ア ン スにア ク セスする方法を表 し ます。
4.
変更を反映するには、 「reboot 」 と 入力 し てア プ ラ イ ア ン ス を再起動 し ます。
ア プ ラ イ ア ン スが再起動 し ます。
イ ン ラ イ ン バイパス イ ン タ ー フ ェ イ スの設置のテ ス ト
バイパス イ ン タ ー フ ェ イ ス を備えた管理対象デバイ スは、 デバイ スの電源がオ
フ にな っ ていて も、 デバイ スが動作不能で も ネ ッ ト ワー ク接続を維持する こ と が
で き ます。 こ のよ う なデバイ スが適切に設置 さ れ、 それに よ る遅延が定量化 さ れ
てい る こ と を確認する こ と が重要です。
重要! ス イ ッ チのスパニ ン グ ツ リ ー デ ィ ス カバ リ プ ロ ト コ ルは 30 秒の ト ラ
フ ィ ッ ク 遅延を引き起 こ す可能性があ り ます。 Sourcefire では、 次の手順で スパ
ニ ン グ ツ リ ーを無効にする こ と を推奨 し ています。
銅線イ ン タ ー フ ェ イ スにのみ適用可能な次の手順では、 イ ン ラ イ ン バイパス イ
ン タ ー フ ェ イ スの設置 と ping の遅延を テ ス ト する方法について説明 し ます。
ping テ ス ト を実行する ネ ッ ト ワー ク に接続 し 、 管理対象デバイ スの コ ン ソ ール
に接続する必要があ り ます。
イ ン ラ イ ン バイパス イ ン タ ー フ ェ イ スが設置 さ れたデバイ ス を テ ス ト するには :
ア ク セス : Admin
1.
ア プ ラ イ ア ン スのイ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト タ イ プがイ ン ラ イ ン バイパス
モー ド 用に設定 さ れてい る こ と を確認 し ます。
イ ン タ ー フ ェ イ ス セ ッ ト を イ ン ラ イ ン バイパス モー ド 用に設定する手順に
ついては、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Configuring Inline Sets」
を参照 し て く だ さ い。
2.
ス イ ッ チ上のすべてのイ ン タ ー フ ェ イ ス、 フ ァ イ アウ ォ ール、 お よびデバイ
スのセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス を自動ネゴ シ エーシ ョ ン に設定 し ます。
重要! シ ス コ デバイ ス では、 自動 MDIX を使用する場合に自動ネゴ シ エー
シ ョ ンが必要です。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
94
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置
イ ン ラ イ ン バイパス イ ン タ ー フ ェ イ スの設置のテ ス ト
3.
第3章
デバイ スの電源を オ フ に し て、 すべてのネ ッ ト ワー ク ケーブルを外 し ます。
デバイ ス を再接続 し て、 適切なネ ッ ト ワー ク接続が存在する こ と を確認 し ま
す。 デバイ スか ら ス イ ッ チおよび フ ァ イ アウ ォ ールへの ク ロ ス ケーブル と
ス ト レー ト ケーブルの配線手順を確認 し ます。 「銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス での
イ ン ラ イ ン展開のケーブル配線」 (P.40) を参照 し て く だ さ い。
4.
デバイ スの電源を オ フ に し て、 デバイ ス経由で フ ァ イ アウ ォ ールか ら ス イ ッ
チに ping で き る こ と を確認 し ます。
ping が失敗 し た場合は、 ネ ッ ト ワー ク配線を修正 し ます。
5.
ス テ ッ プ 10 が完了する ま で継続的に ping を実行 し ます。
6.
デバイ スの電源を オ ン に し ます。
7.
キーボー ド /モ ニ タ またはシ リ アル接続を使用 し 、 管理者特権を持つア カ ウ
ン ト でデバイ スに ロ グ イ ン し ます。 パスワー ド は、 デバイ スの Web イ ン
タ ー フ ェ イ スのパスワー ド と 同 じ です。
デバイ スのプ ロ ン プ ト が表示 さ れます。
8.
「system shutdown」 と 入力 し て、 デバイ ス を シ ャ ッ ト ダウ ン し ます。
また、 Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し てデバイ ス を シ ャ ッ ト ダウ ンする こ
と も で き ます。 『Sourcefire 3D System User Guide 』 の 「Managing Devices」
の章を参照 し て く だ さ い。 ほ と んどのデバイ スで電源を オ フ にする と 、 カ
チ ッ と い う 音が し ます。 こ の音は、 リ レーが切 り 替わ っ て、 デバイ スがハー
ド ウ ェ ア バイパスに移行 し た音です。
9.
30 秒間待機 し ます。
ping ト ラ フ ィ ッ クが再開 し た こ と を確認 し ます。
10. デバイ スの電源を オ ン に し て、 ping ト ラ フ ィ ッ ク が継続的に通過 し てい る こ
と を確認 し ます。
11. タ ッ プ モー ド をサポー ト する ア プ ラ イ ア ン スの場合は、 次の条件下で ping
遅延結果を テ ス ト し て記録で き ます。
•
デバイ スの電源がオ フ
•
デバイ スの電源がオ ン、 ポ リ シーにルールが適用 さ れていない、 イ ン
ラ イ ン侵入ポ リ シー保護モー ド
•
デバイ スの電源がオ ン、 ポ リ シーにルールが適用 さ れていない、 イ ン
ラ イ ン侵入ポ リ シー保護 タ ッ プ モー ド
•
デバイ スの電源がオ ン、 ポ リ シーに調整済みのルールが適用 さ れてい
る、 イ ン ラ イ ン侵入ポ リ シー保護モー ド
設置の遅延期間が容認で き る範囲であ る こ と を確認 し ます。 過剰な遅延の問
題の解決方法については、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Configuring
Packet Latency Thresholding and Understanding Rule Latency Thresholding」
を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
95
CHAPTER 4
SOURCEFIRE 3D SYSTEM ア プ ラ イ ア
ン スの設定
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス を展開 し て設置 し た ら 、 その新 し いア プ ラ イ ア ン スが
信頼で き る管理ネ ッ ト ワー ク 上で通信で き る よ う に設定プ ロ セス を完了する必要
があ り ます。 また、 管理者パスワー ド を変更 し 、 エ ン ド ユーザ ラ イ セ ン ス契約
書 (EULA) に同意する必要 も あ り ます。
設定プ ロ セス を使用する と 、 時間の設定、 デバイ スの登録 と ラ イ セ ン ス認証、 更
新のスケジ ュ ー リ ン グな どの さ ま ざ ま な管理レ ベル タ ス ク を実行する こ と も で
き ます。 設定 と 登録中に選択 さ れたオプ シ ョ ン に よ っ て、 シ ス テムで作成 さ れ、
適用 さ れるデ フ ォル ト イ ン タ ー フ ェ イ ス、 イ ン ラ イ ン セ ッ ト 、 ゾーン、 および
ポ リ シーが決定 さ れます。
こ れ らの初期設定 と ポ リ シーの目的は、 オプ シ ョ ン を制限する こ と ではな く 、 ア
ウ ト オブザボ ッ ク ス エ ク スペ リ エ ン ス を提供 し 、 短時間で展開を設定で き る よ
う にする こ と です。 デバイ ス を どのよ う に初期設定 し たかに関係な く 、 その設定
はいつで も防御セ ン タ ーを使用 し て変更で き ます。 つま り 、 た と えば、 設定中に
検出モー ド またはア ク セス制御ポ リ シーを選択 し て も、 特定のデバイ ス、 ゾー
ン、 またはポ リ シー設定に固定 さ れません。
初期設定プ ロ セスの各ス テ ッ プの詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「設定プ ロ セスについて」 (P.97) では、 ア プ ラ イ ア ン スのモデル と ア プ ラ
イ ア ン スへの物理的ア ク セスがあ るかど う かに よ っ て異な る設定プ ロ セス
の概要について説明 し ます。
重要! Sourcefire では、 設定プ ロ セスに精通 し ていない方は最初に こ のセ
ク シ ョ ン を読む こ と を強 く 推奨 し ています。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
96
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
設定プ ロ セスについて
第4章
•
「ス ク リ プ ト を使用 し たネ ッ ト ワー ク設定の構成」 (P.100) では、 ス ク リ プ
ト を使用 し て、 新 し いア プ ラ イ ア ン スが管理ネ ッ ト ワー ク上で通信で き る
よ う にネ ッ ト ワー ク設定を指定する方法について説明 し ます。 こ のス テ ッ
プは、 キーボー ド と モ ニ タ を使用 し て ア ク セス し てい るすべての防御セ ン
タ ーに対 し て必要です。
•
「CLI を使用 し た シ リ ーズ 3 デバイ ス上での初期設定の実行」 (P.102) で
は、 対話式の コ マ ン ド ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス (CLI) を使用 し て、 シ
リ ーズ 3 デバイ ス上で設定プ ロ セス を実行する方法について説明 し ます。
•
「初期設定ページ : デバイ ス」 (P.105) では、 デバイ スの Web イ ン タ ー
フ ェ イ ス を使用 し て、 初期設定を完了する方法について説明 し ます。
•
「初期設定ページ : 防御セ ン タ ー」 (P.112) では、 防御セ ン タ ーの Web イ
ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 初期設定を完了する方法について説明 し ます。
•
「次の手順」 (P.121) では、 Sourcefire 3D System 展開の設定時に実行可能
な設定後 タ ス ク に関する ガ イ ダ ン ス を提供 し ます。
警告! こ の章の手順では、 電源を オ ン に し たま ま ア プ ラ イ ア ン ス を設定する方
法について説明 し ます。 ただ し 、 何 らかの理由で電源を オ フ にする必要があ る場
合は、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Managing Devices」 の章に記載
さ れた手順、 シ リ ーズ 3 デバイ ス上の CLI か ら の system shutdown コ マ ン ド 、
またはア プ ラ イ ア ン スのシ ェ ル (エキスパー ト モー ド と 呼ばれる こ と も あ る)
か ら の shutdown -h now コ マ ン ド を使用 し て く だ さ い。
設定プ ロ セスについて
新 し い Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス を展開 し て設置 し た ら、 以前の章の説明に
従 っ て、 設定プ ロ セス を完了する必要があ り ます。 設定を開始する前に、 次の要
件を満た し ているかど う かを確認 し て く だ さ い。
ア プ ラ イ ア ン ス モデル
設定する ア プ ラ イ ア ン ス を理解 し てお く 必要があ り ます。 Sourcefire ア プ
ラ イ ア ン ス は、 ト ラ フ ィ ッ ク を検知する管理対象デバイ ス と 管理する 防御
セ ン タ ーのど ち らかです。 ア プ ラ イ ア ン スの タ イ プ ご と に さ ま ざ ま な モデ
ルが存在 し ます。 こ れ らのモデルは さ ら に シ リ ーズ と フ ァ ミ リ にグループ
化 さ れます。 詳細については、 「ア プ ラ イ ア ン スのシ リ ーズ、 モデル、 お
よび機能について」 (P.12) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
97
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
設定プ ロ セスについて
第4章
ア ク セス
新 し いア プ ラ イ ア ン ス を設定する には、 キーボー ド と モニ タ /KVM (キー
ボー ド 、 ビデオ、 およびマウス) またはア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー
フ ェ イ スへの直接イ ーサネ ッ ト 接続を使用 し て接続する必要があ り ます。
初期設定後は、 ア プ ラ イ ア ン ス を シ リ アル ア ク セ ス用に設定で き ます。
詳細については、 「 ラ ッ ク へのア プ ラ イ ア ン スの設置」 (P.90) を参照 し て
く だ さ い。
情報
少な く と も、 ア プ ラ イ ア ン スが管理ネ ッ ト ワー ク 上で通信で き る よ う にする
ために必要な情報 (IPv4 または IPv6 管理 IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト マス ク ま たは
プ レ フ ィ ッ ク ス長、 およびデ フ ォ ル ト ゲー ト ウ ェ イ) は入手 し てお き ます。
ア プ ラ イ ア ン スの展開方法がわか っ ている場合は、 設定プ ロ セスが登録 と ラ
イ セ ン ス認証を含む さ ま ざ ま な初期管理レ ベル タ ス ク を実行する良い機会
にな り ます。
ヒ ン ト ! 複数のア プ ラ イ ア ン ス を展開 し ている場合は、 先にデバイ ス を設定 し
てか ら、 管理元の防御セ ン タ ーを設定 し ます。 デバイ スの初期設定プ ロ セス を使
用すれば、 デバイ ス を防御セ ン タ ーに事前登録で き ます。 防御セ ン タ ーの設定プ
ロ セス を使用すれば、 事前登録 し た管理対象デバイ ス を追加 し て ラ イ セ ン ス認証
で き ます。
設定が完了 し た ら、 防御セ ン タ ー Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 展開用の
ほ と んどの管理 タ ス ク と 分析 タ ス ク を実行 し ます。 物理的な管理対象デバイ ス
は、 基本的な管理を実行する ために し か使用で き ないよ う に Web イ ン タ ー フ ェ
イ スが制限 さ れています。 詳細については、 「次の手順」 (P.121) を参照 し て く
だ さ い。
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの タ イ プ別の設定方法については、 以下を参照 し て く
だ さ い。
•
「シ リ ーズ 3 防御セ ン タ ーの設定」 (P.99)
•
「シ リ ーズ 3 デバイ スの設定」 (P.100)
ヒ ン ト ! 工場出荷時設定に復元 (「Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定
の復元」 (P.219) を参照) 後にア プ ラ イ ア ン ス を設定 し てお り 、 ア プ ラ イ ア ン ス
のラ イ セ ン ス と ネ ッ ト ワー ク 設定を削除 し ていない場合は、 管理ネ ッ ト ワー ク上
の コ ン ピ ュ ー タ を使用 し て、 ア プ ラ イ ア ン スの Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を直接閲
覧 し なが ら、 設定を実行で き ます。 「初期設定ページ : デバイ ス」 (P.105) また
は 「初期設定ページ : 防御セ ン タ ー」 (P.112) にスキ ッ プ し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
98
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
設定プ ロ セスについて
第4章
シ リ ーズ 3 防御セ ン タ ーの設定
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : シ リ ーズ 3
次の図に、 シ リ ーズ 3 防御セ ン タ ーの設定時に選択可能な設定を示 し ます。
シ リ ーズ 3 防御セ ン タ ーを設定する には :
ア ク セス : Admin
1.
キーボー ド と モ ニ タ を使用 し ている場合は、 ア プ ラ イ ア ン スが管理ネ ッ ト
ワー ク上で通信で き る よ う にする ための設定を容易にする ス ク リ プ ト を実行
し ます。 「ス ク リ プ ト を使用 し たネ ッ ト ワー ク 設定の構成」 (P.100) を参照
し て く だ さ い。
再イ メ ージ化 さ れたア プ ラ イ ア ン ス を設定 し てお り 、 復元プ ロ セスの一部 と
し てネ ッ ト ワー ク設定を維持 し ている場合、 ま たは、 直接イ ーサネ ッ ト 接続
経由で ア プ ラ イ ア ン スにア ク セス し ている場合は、 次のス テ ッ プにスキ ッ プ
し ます。
2.
バージ ョ ン 5.3
管理ネ ッ ト ワー ク上の コ ン ピ ュ ー タ か ら ア プ ラ イ ア ン スの Web イ ン タ ー
フ ェ イ ス を閲覧する こ と に よ っ て、 設定プ ロ セス を完了 し ます。
•
Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て管理対象デバイ スの設定を完了する
には、 「初期設定ページ : デバイ ス」 (P.105) を参照 し て く だ さ い。
•
Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て防御セ ン タ ーの設定を完了する に
は、 「初期設定ページ : 防御セ ン タ ー」 (P.112) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
99
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
ス ク リ プ ト を使用 し たネ ッ ト ワー ク設定の構成
第4章
シ リ ーズ 3 デバイ スの設定
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
次の図に、 シ リ ーズ 3 デバイ スの設定時に選択可能な設定を示 し ます。
シ リ ーズ 3 デバイ スへのア ク セスに よ っ て、 その設定方法が決ま り ます。 次の
選択肢があ り ます。
•
デバイ スへの接続方法に関係な く 、 CLI を使用 し てデバイ ス を設定で き ま
す。 「CLI を使用 し た シ リ ーズ 3 デバイ ス上での初期設定の実行」 (P.102)
を参照 し て く だ さ い。
•
直接イ ーサネ ッ ト 接続経由で ア プ ラ イ ア ン スにア ク セス し ている場合は、
ロー カル コ ン ピ ュ ー タ か ら ア プ ラ イ ア ン スの Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を閲
覧で き ます。 「初期設定ページ : デバイ ス」 (P.105) を参照 し て く だ さ い。
再イ メ ージ化 さ れたデバイ ス を設定 し てお り 、 復元プ ロ セスの一部 と し てネ ッ ト
ワー ク設定を維持 し ている場合は、 SSH または Lights-Out Management (LOM)
接続経由で CLI にア ク セスで き ます。 また、 管理ネ ッ ト ワー ク上の コ ン ピ ュ ー
タ か ら デバイ スの Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を閲覧する こ と も で き ます。
ス ク リ プ ト を使用 し たネ ッ ト ワー ク設定の構成
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 2
新 し い防御セ ン タ ーまたは シ リ ーズ 2 デバイ ス を イ ン ス ト ール し た ら 、 あ る い
は、 再イ メ ージ化の一部 と し てネ ッ ト ワー ク設定を削除 し た ら 、 管理ネ ッ ト ワー
ク 上で通信する よ う にア プ ラ イ ア ン ス を設定する必要があ り ます。 こ のス テ ッ プ
は、 コ ン ソ ールでス ク リ プ ト を実行する こ と に よ っ て完了 し ます。
Sourcefire 3D System は、 IPv4 と IPv6 の両方の管理環境にデ ュ アル ス タ ッ ク実
装を提供 し ます。 最初に、 ス ク リ プ ト か ら IPv4 管理設定を構成 (または無効に)
する よ う に要求 さ れてか ら、 IPv6 に移 り ます。 IPv6 展開では、 ロー カル ルー タ
か ら設定値を取得で き ます。 IPv4 または IPv6 管理 IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト マ ス ク
またはプ レ フ ィ ッ ク ス長、 およびデ フ ォ ル ト ゲー ト ウ ェ イ を指定する必要があ
り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
100
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
ス ク リ プ ト を使用 し たネ ッ ト ワー ク設定の構成
第4章
ス ク リ プ ト のプ ロ ン プ ト に従 う 場合に、複数の選択肢があ る質問では、選択肢が
(y/n) のよ う に括弧で囲まれて示 さ れます。 デ フ ォル ト 値は、 [y] のよ う に大
カ ッ コ 内に列挙 さ れます。 Enter キーを押 し て、 選択を確定 し ます。
ス ク リ プ ト か ら はア プ ラ イ ア ン スの設定 Web ページ と 同 じ 設定情報の大部分が
要求 さ れる こ と に注意 し て く だ さ い。 詳細については、 「ネ ッ ト ワー ク設定」
(P.107) (デバイ ス) と 「ネ ッ ト ワー ク 設定」 (P.114) (防御セ ン タ ー) を参照 し
て く だ さ い。
ス ク リ プ ト を使用 し てネ ッ ト ワー ク 設定を構成する には :
ア ク セス : Admin
1.
コ ン ソ ールか ら 、 ア プ ラ イ ア ン スに ロ グ イ ン し ます。
ユーザ名 と し て admin を、 パスワー ド と し て Sourcefire を使用 し ます。
2.
admin プ ロ ン プ ト で、 「sudo su -」 と 入力 し てか ら、 要求 さ れた らパス
ワー ド を再度入力する こ と に よ っ て、 root ユーザに切 り 替え ます。
3.
root プ ロ ン プ ト で、 次のス ク リ プ ト を実行 し ます。
/usr/local/sf/bin/configure-network
4.
ス ク リ プ ト のプ ロ ン プ ト に従 っ て く だ さ い。
最初に IPv4 管理設定を構成 (または無効に) し てか ら、 IPv6 に移 り ます。
ネ ッ ト ワー ク設定を手動で指定する場合は、 次の手順を実行する必要があ り
ます。
5.
•
ネ ッ ト マ ス ク を含む IPv4 ア ド レ ス を ド ッ ト 付き 10 進形式で入力 し ま
す。 た と えば、 255.255.0.0 のネ ッ ト マス ク を指定で き ます。
•
IPv6 ア ド レ ス を コ ロ ン区切 り の 16 進形式で入力 し ます。 IPv6 プ レ
フ ィ ッ ク スに対 し て、 ビ ッ ト 数を指定 し ます。 た と えば、 112 のプ レ
フ ィ ッ ク ス長を指定 し ます。
設定値が正 し い こ と を確認 し ます。
設定値を誤 っ て入力 し た場合は、 プ ロ ン プ ト で 「n」 と 入力 し て、 Enter キー
を押 し ます。 その後、 正 し い情報を入力で き ます。 設定が実装 さ れた と き
に、 コ ン ソ ールに メ ッ セージが表示 さ れる場合があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
6.
ア プ ラ イ ア ン スか ら ロ グアウ ト し ます。
7.
次のス テ ッ プはア プ ラ イ ア ン スに よ っ て異な り ます。
•
Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て管理対象デバイ スの設定を完了する
には、 「初期設定ページ : デバイ ス」 (P.105) に進みます。
•
Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て防御セ ン タ ーの設定を完了する に
は、 「初期設定ページ : 防御セ ン タ ー」 (P.112) に進みます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
101
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
CLI を使用 し た シ リ ーズ 3 デバイ ス上での初期設定の実行
第4章
CLI を使用 し た シ リ ーズ 3 デバイ ス上での初期設定の実行
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
オプ シ ョ ン で、 デバイ スの Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用する代わ り に、 CLI を
使用 し て シ リ ーズ 3 デバイ ス を設定で き ます。 CLI を使用 し て、 新 し く 設定 し
たデバイ スに初めて ロ グ イ ン し た場合は、 EULA を読んで同意する必要があ り ま
す。 その後で、 設定プ ロ ン プ ト に従 っ て管理者パスワー ド を変更 し 、 デバイ スの
ネ ッ ト ワー ク設定 と 検出モー ド を構成 し ます。 最後に、 デバイ ス を管理元の防御
セ ン タ ーに登録 し ます。
設定プ ロ ン プ ト に従 う 場合は、 (y/n) のよ う にオプ シ ョ ンがカ ッ コ 内に列挙 さ れ
ます。 デ フ ォ ル ト 値は、 [y] のよ う に大カ ッ コ 内に列挙 さ れます。 Enter キーを
押 し て、 選択を確定 し ます。
CLI か ら はデバイ スの設定 Web ページ と 同 じ 設定情報の大部分が要求 さ れる こ
と に注意 し て く だ さ い。 こ れ らのオプ シ ョ ンの詳細については、 「初期設定ペー
ジ : デバイ ス」 (P.105) を参照 し て く だ さ い。
CLI を使用 し て、 シ リ ーズ 3 デバイ ス上の初期設定を完了する には :
ア ク セス : Admin
1.
デバイ スに ロ グ イ ン し ます。 ユーザ名 と し て admin を、 パスワー ド と し て
Sourcefire を使用 し ます。
•
モ ニ タ と キーボー ド が取 り 付け られた シ リ ーズ 3 デバイ スの場合は、
コ ン ソ ールか ら ロ グ イ ン し ます。
•
イ ーサネ ッ ト ケーブルを使用 し て、 コ ン ピ ュ ー タ を シ リ ーズ 3 デバイ
スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スに接続 し ている場合は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス
のデ フ ォ ル ト IPv4 ア ド レ ス (192.168.45.45) に SSH を使用 し て接続
し ます。
直後に、 デバイ スか ら EULA を読むよ う に要求 さ れます。
2.
EULA を読んで同意 し ます。
3.
admin ア カ ウ ン ト のパスワー ド を変更 し ます。 こ のア カ ウ ン ト は管理者特権
が付与 さ れている ため、 削除で き ません。
Sourcefire では、 大文字 と 小文字が混在する 8 文字以上の英数字で、 1 つ以
上の数字を含む強力なパスワー ド を使用する こ と を推奨 し ています。 辞書に
掲載 さ れている単語の使用は避けて く だ さ い。 詳細については、 「パスワー
ド の変更」 (P.106) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
102
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
CLI を使用 し た シ リ ーズ 3 デバイ ス上での初期設定の実行
4.
第4章
デバイ スのネ ッ ト ワー ク設定を構成 し ます。
最初に IPv4 管理設定を構成 (または無効に) し てか ら、 IPv6 に移 り ます。
ネ ッ ト ワー ク設定を手動で指定する場合は、 次の手順を実行する必要があ り
ます。
•
ネ ッ ト マ ス ク を含む IPv4 ア ド レ ス を ド ッ ト 付き 10 進形式で入力 し ま
す。 た と えば、 255.255.0.0 のネ ッ ト マス ク を指定で き ます。
•
IPv6 ア ド レ ス を コ ロ ン区切 り の 16 進形式で入力 し ます。 IPv6 プ レ
フ ィ ッ ク スに対 し て、 ビ ッ ト 数を指定 し ます。 た と えば、 112 のプ レ
フ ィ ッ ク ス長を指定 し ます。
詳細については、 「ネ ッ ト ワー ク 設定」 (P.107) を参照 し て く だ さ い。 設定
が実装 さ れた と き に、 コ ン ソ ールに メ ッ セージが表示 さ れる場合があ り ます。
5.
LCD パネルを使用 し たデバイ スのネ ッ ト ワー ク設定の変更を許可するかど う
かを選択 し ます。
警告! こ のオプ シ ョ ン を有効にする と 、 セキ ュ リ テ ィ リ ス クが高ま る可能
性があ り ます。 LCD パネルを使用 し てネ ッ ト ワー ク設定を構成する場合は、
物理ア ク セスだけが必要で、 認証は必要あ り ません。 詳細については、 「シ
リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用」 (P.123) を参照し て く だ さ い。
6.
デバイ スの展開方法に基づいて検出モー ド を指定 し ます。
詳細については、 「検出モー ド 」 (P.109) を参照 し て く だ さ い。 設定が実装
さ れた と き に、 コ ン ソ ールに メ ッ セージが表示 さ れる場合があ り ます。 完了
し た ら、 こ のデバイ ス を防御セ ン タ ーに登録する よ う 要求 さ れ、 CLI プ ロ ン
プ ト が表示 さ れます。
7.
CLI を使用 し て、 デバイ ス を管理元の防御セ ン タ ーに登録する には、 次の項
(CLI を使用 し た防御セ ン タ ーへの シ リ ーズ 3 デバイ スの登録) に進みます。
デバイ スは防御セ ン タ ーを使用 し て管理する必要があ り ます。 今す ぐ デバイ
ス を登録 し ない場合は、 後でデバイ スに ロ グ イ ン し てそれを登録する ま で防
御セ ン タ ーに追加で き ません。
8.
ア プ ラ イ ア ン スか ら ロ グアウ ト し ます。
CLI を使用 し た防御セ ン タ ーへの シ リ ーズ 3 デバイ スの登録
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
Sourcefire では、 CLI を使用 し て シ リ ーズ 3 デバイ ス を設定 し た場合は、 設定ス
ク リ プ ト の完了時点で、 CLI を使用 し てデバイ ス を防御セ ン タ ーに登録する こ と
を推奨 し ています。 初期設定プ ロ セス中にデバイ ス を防御セ ン タ ーに登録する方
が簡単です。 こ れは、 すでにデバイ スの CLI に ロ グ イ ン し ている ためです。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
103
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
CLI を使用 し た シ リ ーズ 3 デバイ ス上での初期設定の実行
第4章
デバイ ス を登録する には、 configure manager add コ マ ン ド を使用 し ます。 デ
バイ ス を防御セ ン タ ーに登録する場合は、 一意の英数字登録キーが必須です。 こ
のキーは、 長 さ が 37 文字以下で、 ラ イ セ ン ス キー と は異な る シ ン プルなキー
です。
ほ と んどの場合、 次のよ う に、 登録キー と 一緒に防御セ ン タ ーのホス ト 名または
IP ア ド レ ス を指定する必要があ り ます。
configure manager add DC.example.com my_reg_key
ただ し 、 デバイ ス と 防御セ ン タ ーが NAT デバイ スに よ っ て分離 さ れてい る場合
は、 次のよ う に、 登録キー と 一緒に一意の NAT ID を入力 し 、 ホス ト 名の代わ り
に DONTRESOLVE を指定 し ます。
configure manager add DONTRESOLVE my_reg_key my_nat_id
デバイ ス を防御セ ン タ ーに登録する には :
ア ク セス : CLI Configuration
1.
2.
CLI Configuration ア ク セス レ ベルを持つユーザ と し てデバイ スに ロ グ イ ン し
ます。
•
コ ン ソ ールか ら 初期設定を実行 し てい る場合は、 必要な ア ク セス レ ベ
ルを持つ admin ユーザ と し てすでに ロ グ イ ン し ています。
•
そ う で ない場合は、デバイ スの管理 IP ア ド レ ス またはホス ト 名に SSH
を使用 し て接続 し ます。
プ ロ ン プ ト で、 次のよ う な構文の configure manager add コ マ ン ド を使用
し てデバイ ス を防御セ ン タ ーに登録 し ます。
configure manager add {hostname | IPv4_address |
IPv6_address | DONTRESOLVE} reg_key [nat_id]
値は次の と お り です。
3.
•
{hostname | IPv4_address | IPv6_address | DONTRESOLVE} は、
防御セ ン タ ーの完全修飾ホス ト 名 と IP ア ド レ スのど ち ら かを指定 し ま
す。 防御セ ン タ ーが直接ア ド レ ス指定で き ない場合は、 DONTRESOLVE
を使用 し ます。
•
reg_key は、 デバイ ス を防御セ ン タ ーに登録する ために必要な、 長 さ
が 37 文字以下の一意の英数字登録キーです。
•
nat_id は、 防御セ ン タ ー と デバイ ス間の登録プ ロ セス中に使用 さ れる
オプ シ ョ ンの英数字文字列です。 ホス ト 名が DONTRESOLVE に設定 さ
れている場合に必須です。
ア プ ラ イ ア ン スか ら ロ グアウ ト し ます。
デバイ ス を防御セ ン タ ーに追加する準備が整いま し た。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
104
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : デバイ ス
第4章
初期設定ページ : デバイ ス
すべての管理対象デバイ ス (CLI を使用 し て設定 さ れた シ リ ーズ 3 デバイ ス を
除 く 。 「CLI を使用 し た シ リ ーズ 3 デバイ ス上での初期設定の実行」 (P.102) を
参照) に対 し て、 デバイ スの Web イ ン タ ー フ ェ イ スに ロ グ イ ン し 、 設定ページ
で初期設定オプ シ ョ ン を指定する こ と に よ っ て、 設定プ ロ セス を完了する必要が
あ り ます。
管理者パスワー ド を変更 し て、 ま だの場合はネ ッ ト ワー ク設定を指定 し 、 EULA
に同意 し ます。 デバイ ス を防御セ ン タ ーに事前登録 し て検出モー ド を指定する こ
と も で き ます。 登録中に選択 さ れた検出モー ド と その他のオプ シ ョ ン に よ っ て、
シ ス テムで作成 さ れるデ フ ォ ル ト イ ン タ ー フ ェ イ ス、 イ ン ラ イ ン セ ッ ト 、 お よ
びゾーン だけで な く 、 管理対象デバイ スに最初に適用 さ れるポ リ シー も決定 さ れ
ます。
Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て物理的な管理対象デバイ ス上で初期設定を完
了する には :
ア ク セス : Admin
1.
ブ ラ ウザで https://mgmt_ip/ にア ク セス し ます。 こ こ で、 mgmt_ip はデバ
イ スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの IP ア ド レ ス です。
•
イ ーサネ ッ ト ケーブルを使用 し て コ ン ピ ュ ー タ に接続 さ れたデバイ ス
の場合は、 その コ ン ピ ュ ー タ 上のブ ラ ウザでデ フ ォル ト の管理イ ン
タ ー フ ェ イ スの IPv4 ア ド レ ス (https://192.168.45.45/) にア ク セ
ス し ます。
•
ネ ッ ト ワー ク設定がすでに構成 さ れているデバイ スの場合は、 管理
ネ ッ ト ワー ク上の コ ン ピ ュ ー タ を使用 し て、 デバイ スの管理イ ン タ ー
フ ェ イ スの IP ア ド レ ス を閲覧 し ます。
ロ グ イ ン ページが表示 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
105
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : デバイ ス
2.
第4章
ユーザ名 と し て admin を、 パスワー ド と し て Sourcefire を使用 し て ロ グ イ
ン し ます。
設定ページが表示 さ れます。 設定の完了方法については、 次の項を参照 し て
く だ さ い。
3.
•
「パスワー ド の変更」 (P.106)
•
「ネ ッ ト ワー ク設定」 (P.107)
•
「シ リ ーズ 3 デバイ スの LCD パネルの設定」 (P.108)
•
「 リ モー ト 管理」 (P.108)
•
「時刻の設定」 (P.109)
•
「検出モー ド 」 (P.109)
•
「自動バ ッ ク ア ッ プ」 (P.111)
•
「エ ン ド ユーザ ラ イ セ ン ス契約」 (P.111)
完了 し た ら、 [Apply] を ク リ ッ ク し ます。
デバイ スが選択内容に従 っ て設定 さ れます。 中間ページが表示 さ れた ら、 管
理者ロールを持つ admin ユーザ と し て Web イ ン タ ー フ ェ イ スに ロ グ イ ン し
ます。
4.
デバイ スか ら ロ グアウ ト し ます。
デバイ ス を管理元の防御セ ン タ ーに追加する準備が整いま し た。
重要! イ ーサネ ッ ト ケーブルを使用 し てデバイ スに直接接続 し てい る場合
は、 コ ン ピ ュ ー タ の接続を切断 し て、 デバイ スの管理イ ン タ ー フ ェ イ ス を管
理ネ ッ ト ワー ク に接続 し ます。 デバイ スの Web イ ン タ ー フ ェ イ スに常時ア
ク セスする必要があ る場合は、 管理ネ ッ ト ワー ク 上の コ ン ピ ュ ー タ のブ ラ ウ
ザで、 設定中に設定 し た IP ア ド レ ス またはホス ト 名にア ク セス し ます。
パスワー ド の変更
admin ア カ ウ ン ト のパスワー ド を変更する必要があ り ます。 こ のア カ ウ ン ト は管
理者特権が付与 さ れてい る ため、 削除で き ません。
Sourcefire では、 大文字 と 小文字が混在する 8 文字以上の英数字で、 1 つ以上の
数字を含む強力なパスワー ド を使用する こ と を推奨 し ています。 辞書に掲載 さ れ
てい る単語の使用は避けて く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
106
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : デバイ ス
第4章
ネ ッ ト ワー ク 設定
デバイ スのネ ッ ト ワー ク設定に よ っ て、 それが管理ネ ッ ト ワー ク上で通信で き る
よ う にな り ます。 デバイ スのネ ッ ト ワー ク 設定が完了 し てい る場合、 こ のページ
の こ のセ ク シ ョ ンは事前設定 さ れてい る こ と があ り ます。
Sourcefire 3D System は、 IPv4 と IPv6 の両方の管理環境にデ ュ アル ス タ ッ ク実
装を提供 し ます。 管理ネ ッ ト ワー ク プ ロ ト コ ル ([IPv4] 、 [IPv6] 、 または [Both])
を指定する必要があ り ます。 選択 し た内容に応 じ て、 設定のページには さ ま ざ ま
な フ ィ ール ド が表示 さ れます。 こ こ で IPv4 または IPv6 の管理 IP ア ド レ ス、
ネ ッ ト マ ス ク またはプ レ フ ィ ッ ク スの長 さ 、 およびデ フ ォル ト のゲー ト ウ ェ イ を
設定する必要があ り ます。
•
IPv4 の場合は、 ア ド レ ス と ネ ッ ト マ ス ク を ド ッ ト 付き 10 進法の形式
(255.255.0.0 のネ ッ ト マ ス ク な ど) で設定する必要があ り ます。
•
IPv6 ネ ッ ト ワー クの場合は、 [Assign the IPv6 address using router
autoconfiguration] チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ン に し て IPv6 のネ ッ ト ワー ク 設
定を自動的に割 り 当て る こ と がで き ます。 こ のチ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ン に
し ない場合は、 コ ロ ン で区切 っ た 16 進形式のア ド レ ス と 、 プ レ フ ィ ッ ク
スのビ ッ ト 数を設定する必要があ り ます (プ レ フ ィ ッ ク スの長 さ 112 など)。
また、 デバイ スに対 し てホス ト 名 と ド メ イ ンの他に、 3 つま での DNS サーバを
指定する こ と も で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
107
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : デバイ ス
第4章
シ リ ーズ 3 デバイ スの LCD パネルの設定
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
シ リ ーズ 3 デバイ ス を設定 し ている場合は、 LCD パネルを使用 し たデバイ スの
ネ ッ ト ワー ク設定の変更を許可するかど う かを選択 し ます。
警告! こ のオプ シ ョ ン を有効にする と 、 セキ ュ リ テ ィ リ ス クが高ま る可能性が
あ り ます。 LCD パネルを使用 し てネ ッ ト ワー ク設定を構成する場合は、 物理ア
ク セスだけが必要で、 認証は必要あ り ません。 詳細については、 「シ リ ーズ 3 デ
バイ ス上の LCD パネルの使用」 (P.123) を参照 し て く だ さ い。
リ モー ト 管理
Sourcefire デバ イ スは防御セ ン タ ー を使用 し て管理す る必要があ り ます。 こ の
2 段階プ ロ セス では、 最初にデバイ ス上の リ モー ト 管理を設定 し てか ら 、 デバイ
ス を防御セ ン タ ーに追加 し ます。 操作が簡単にな る よ う 、 設定ページ では、 デバ
イ ス を管理元の防御セ ン タ ーに事前登録する こ と がで き ます。
[Register This Device Now] チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ン に し たま ま、 管理元の防御
セ ン タ ーの IP ア ド レ ス または完全修飾 ド メ イ ン名を [Management Host] と し て
指定 し ます。 また、 後でデバイ ス を防御セ ン タ ーに登録する と き に使用する英数
字の [Registration Key] を入力 し ます。 こ のキーは、 長 さ が 37 文字以下で、 ラ イ
セ ン ス キー と は異な る シ ン プルなキーであ る こ と に注意 し て く だ さ い。
重要! デバイ ス と 防御セ ン タ ーがネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) デバイ ス
に よ っ て分離 さ れている場合は、 初期設定が完了する ま でデバイ ス登録を延期 し
ます。 詳細については、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Managing
Devices」 の章を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
108
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : デバイ ス
第4章
時刻の設定
デバイ スの時刻は、 手動で設定する こ と も 、 防御セ ン タ ーを含むネ ッ ト ワー ク
タ イ ム プ ロ ト コ ル (NTP) サーバか ら NTP 経由で設定する こ と も で き ます。
Sourcefire では、 防御セ ン タ ーを管理対象デバイ ス用の NTP サーバ と し て使用
する こ と を推奨 し ています。
admin ア カ ウ ン ト のロー カル Web イ ン タ ー フ ェ イ ス上で使用 さ れる タ イ ム ゾー
ン を指定する こ と も で き ます。 現在の タ イ ム ゾーン を ク リ ッ ク し て、 ポ ッ プ
ア ッ プ ウ ィ ン ド ウ を使用 し てそれを変更 し ます。
検出モー ド
デバイ スに対 し て検出モー ド を選択する と 、 シ ス テムが最初にデバイ ス イ ン
タ ー フ ェ イ ス を どのよ う に設定するか、 および こ れ らのイ ン タ ー フ ェ イ スがイ ン
ラ イ ン セ ッ ト と セキ ュ リ テ ィ ゾーンのど ち ら に属するかが決定 さ れます。
検出モー ド はユーザが後か ら 変更で き ない設定で、 設定時にユーザが選択する だ
けのオプ シ ョ ン です。 このオプ シ ョ ンの選択によ り 、 シ ス テムはデバイ スの初期
設定を調整 し て行 う こ と がで き ます。 一般的には、 デバイ スがどのよ う に展開 さ
れているかに基づいて検出モー ド を選択する必要があ り ます。
パッ シブ
デバイ スがパ ッ シ ブ展開 さ れている場合は、 こ のモー ド を侵入検知シ ス テム
(IDS) と し て選択 し ます。 パ ッ シ ブ展開では、 フ ァ イル と マルウ ェ アの検
出、 セキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン スの監視、 お よびネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カ
バ リ 実行で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
109
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : デバイ ス
第4章
インライン
デバイ スがイ ン ラ イ ン で展開 さ れてい る場合は、 こ のモー ド を侵入防御シ ス
テム (IPS) と し て選択 し ます。 IPS は、 通常、 フ ェ ール オープ ン であ り 、
一致 し ない ト ラ フ ィ ッ ク を 許可 し ます。
イ ン ラ イ ン展開では、 ネ ッ ト ワー ク ベースの高度マルウ ェ ア防御 (AMP)、
フ ァ イル制御、 セキ ュ リ テ ィ イ ン テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ル タ リ ン グ、 および
ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ を実行する こ と も で き ます。
すべてのデバイ スに対 し て イ ン ラ イ ン モー ド を選択で き ますが、 次のイ ン
タ ー フ ェ イ ス を使用 し た イ ン ラ イ ン セ ッ ト はバイパス機能が欠如 し ている
こ と に留意 し て く だ さ い。
•
8000 シ リ ーズ デバイ ス上の非バイパス NetMod
•
71xx フ ァ ミ リ デバイ ス上の SFP ト ラ ン シーバ
重要! 再イ メ ージ化はイ ン ラ イ ン展開内のデバイ ス を非バイパス設定に リ セ ッ
ト し ます。 こ れに よ り 、 バイパス モー ド を再設定する ま で、 ネ ッ ト ワー ク上の
ト ラ フ ィ ッ クが中断 さ れます。 詳細については、 「復元プ ロ セスにおけ る ト ラ
フ ィ ッ ク フ ロー」 (P.220) を参照 し て く だ さ い。
ア ク セス制御
デバイ スがア ク セス制御展開の一部 と し て イ ン ラ イ ン展開 さ れてい る場合、
つま り 、 ア プ リ ケーシ ョ ン、 ユーザ、 および URL 制御を実行する場合に、
こ のモー ド を選択 し ます。 ア ク セス制御を実行する よ う に設定 さ れてい るデ
バイ スは、 通常、 フ ェ ールク ローズ であ り 、 一致 し ない ト ラ フ ィ ッ ク を ブ
ロ ッ ク し ます。 ルールで、 通過 さ せる ト ラ フ ィ ッ クが明示的に指定 さ れます。
デバイ スの特定のハー ド ウ ェ ア ベースの機能 ((モデルに よ っ て異な る) ク
ラ ス タ リ ン グ、 厳密な TCP の適用、 フ ァ ス ト パス ルール、 ス イ ッ チ ン グ、
ルーテ ィ ン グ、 DHCP、 NAT、 VPN な ど) を使用する場合は、 こ のモー ド も
選択する必要があ り ます
ア ク セス制御展開では、 マルウ ェ ア防御、 フ ァ イル制御、 セキ ュ リ テ ィ イ
ン テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ル タ リ ン グ、 およびネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ も実行
で き ます。
ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ
デバイ スがパ ッ シ ブ展開 さ れている場合は、 ホス ト 、 ア プ リ ケーシ ョ ン、 お
よびユーザ デ ィ ス カバ リ のみを実行する ために こ のモー ド を選択 し ます。
次の表に、 選択 さ れた検出モー ド に基づいて シ ス テムが作成する イ ン タ ー フ ェ イ
ス、 イ ン ラ イ ン セ ッ ト 、 お よびゾーン を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
110
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : デバイ ス
第4章
検出モー ド に基づ く 初期設定
検出モー ド
セキ ュ リ テ ィ
ゾーン
インライン
セッ ト
イ ン ターフ ェ イス
インライン
内部 と 外部
デフ ォル ト
インライン
セッ ト
デ フ ォル ト イ ン ラ イ ン
セ ッ ト に追加 さ れた最初の
ペア : 内部ゾーン向けの 1
つ と 外部ゾーン向けの 1 つ
パッ シブ
パッ シブ
なし
パ ッ シ ブ ゾーン に割 り 当
て ら れた最初のペア
ア ク セス制御
なし
なし
なし
ネ ッ ト ワー ク
デ ィ ス カバ リ
パッ シブ
なし
パ ッ シ ブ ゾーン に割 り 当
て ら れた最初のペア
セキ ュ リ テ ィ ゾーンは、 実際にデバイ スが防御セ ン タ ーに登録 さ れる ま で シ ス
テムで作成 さ れない防御セ ン タ ーレ ベルの設定であ る こ と に注意 し て く だ さ い。
登録時に、 適切な ゾーン (内部、 外部、 またはパ ッ シ ブ) がすでに防御セ ン タ ー
上に存在 し ていた場合は、 登録プ ロ セスに よ っ て、 列挙 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス
が既存のゾーン に追加 さ れます。 ゾーンが存在 し ない場合は、 シ ス テムがそれを
作成 し て イ ン タ ー フ ェ イ ス を追加 し ます。 イ ン タ ー フ ェ イ ス、 イ ン ラ イ ン セ ッ
ト 、 およびセキ ュ リ テ ィ ゾーンの詳細については、 『Sourcefire 3D System User
Guide』 を参照 し て く だ さ い。
自動バ ッ ク ア ッ プ
デバイ スはデー タ のアー カ イ ブ メ カ ニズムを備えてい る ため、 障害発生時に設
定 と イ ベン ト デー タ を復元で き ます。 初期設定の一部 と し て、 自動バ ッ ク ア ッ
プ を有効にする こ と がで き ます。
こ の設定を有効にする と 、 デバイ ス上で設定の週次バ ッ ク ア ッ プ を作成する予定
タ ス クが作成 さ れます。
エ ン ド ユーザ ラ イ セ ン ス契約
EULA を よ く 読んで、 規定に従 う 場合はチ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ン に し ます。 指定
し た情報がすべて正 し い こ と を確認 し て、 [Apply] を ク リ ッ ク し ます。 デバイ ス
が選択内容に応 じ て設定 さ れ、 管理元の防御セン タ ーに追加する準備が整います。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
111
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
第4章
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
すべての防御セ ン タ ーに対 し て、 防御セ ン タ ーの Web イ ン タ ー フ ェ イ スに ロ グ
イ ン し て、 設定ページ で初期設定オプ シ ョ ン を指定する こ と に よ っ て、 設定プ ロ
セス を完了する必要があ り ます。 管理者のパスワー ド 変更 と 、 ネ ッ ト ワー ク 設定
の指定を まだ行 っ ていない場合は こ れ らの 2 つ を実行 し 、 EULA に同意する必要
があ り ます。
設定プ ロ セス では、 デバイ スの登録お よび ラ イ セ ン ス付与を行 う こ と も で き ま
す。 デバイ ス を登録する前に、 防御セ ン タ ーを リ モー ト マネージ ャ と し て追加
する だけでな く 、 そのデバイ ス自体の設定プ ロ セス を完了する必要があ り ます。
完了 し ていない場合、 デバイ スの登録が失敗 し ます。
詳細については、 「ア プ ラ イ ア ン スのモデル別のサポー ト さ れる機能」 (P.14) お
よび 「Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス」 (P.21) を参照 し て く だ さ い。
Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て防御セ ン タ ー上で初期設定を完了する には :
ア ク セス : Admin
1.
ブ ラ ウザで https://mgmt_ip/ にア ク セス し ます。 こ こ で、 mgmt_ip は防御
セ ン タ ーの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの IP ア ド レ スです。
•
イ ーサネ ッ ト ケーブルを使用 し て コ ン ピ ュ ー タ に接続 さ れた防御セ ン
タ ーの場合は、 その コ ン ピ ュ ー タ 上のブ ラ ウザでデ フ ォ ル ト の管理イ
ン タ ー フ ェ イ スの IPv4 ア ド レ ス (https://192.168.45.45/) にア ク
セス し ます。
•
ネ ッ ト ワー ク設定がすでに構成 さ れている防御セ ン タ ーの場合は、 管
理ネ ッ ト ワー ク 上の コ ン ピ ュ ー タ を使用 し て、 防御セ ン タ ーの管理イ
ン タ ー フ ェ イ スの IP ア ド レ ス を閲覧 し ます。
ロ グ イ ン ページが表示 さ れます。
2.
ユーザ名 と し て admin を、 パスワー ド と し て Sourcefire を使用 し て ロ グ イ
ン し ます。
設定ページが表示 さ れます。 設定の完了方法については、 次の項を参照 し て
く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「パスワー ド の変更」 (P.113)
•
「ネ ッ ト ワー ク設定」 (P.114)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
112
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
3.
•
「時刻の設定」 (P.115)
•
「ルール更新の定期イ ンポー ト 」 (P.115)
•
「地理情報の定期的な更新」 (P.116)
•
「自動バ ッ ク ア ッ プ」 (P.117)
•
「ラ イ セ ン ス設定」 (P.117)
•
「デバイ ス登録」 (P.118)
•
「エ ン ド ユーザ ラ イ セ ン ス契約」 (P.120)
第4章
完了 し た ら、 [Apply] を ク リ ッ ク し ます。
防御セ ン タ ーが選択内容に従 っ て設定 さ れます。 中間ページが表示 さ れた
ら 、 管理者ロールを持つ admin ユーザ と し て Web イ ン タ ー フ ェ イ スに ロ グ
イ ン し ます。
重要! イ ーサネ ッ ト ケーブルを使用 し てデバイ スに直接接続 し てい る場合
は、 コ ン ピ ュ ー タ の接続を切断 し て、 防御セ ン タ ーの管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
を管理ネ ッ ト ワー ク に接続 し ます。 管理ネ ッ ト ワー ク上の コ ン ピ ュ ー タ のブ
ラ ウザを使用 し て、 先ほど設定 し た IP ア ド レ ス またはホス ト 名で防御セ ン
タ ーにア ク セス し 、 こ のガ イ ド の残 り の手順を完了 し ます。
4.
初期設定が正常に終了 し た こ と を確認する には、 [Task Status] ページ
([System] > [Monitoring] > [Task Status]) を使用 し ます。
ページは 10 秒ご と に自動的に更新 さ れます。 最初のデバイ ス登録およびポ
リ シーの適用の タ ス ク について、 [Completed] ス テー タ スが表示 さ れる ま で
ページ を監視 し ます。 設定の一部 と し て、 侵入ルールまたは位置情報の更新
を設定 し た場合は、 こ れ らの タ ス ク も監視する こ と がで き ます。
防御セ ン タ ーを使用する準備が整いま し た。 展開の設定方法については、
『Sourcefire 3D System User Guide』 を参照 し て く だ さ い。
5.
「次の手順」 (P.121) に進みます。
パスワー ド の変更
admin ア カ ウ ン ト のパスワー ド を変更する必要があ り ます。 こ のア カ ウ ン ト は管
理者特権が付与 さ れてい る ため、 削除で き ません。
Sourcefire では、 大文字 と 小文字が混在する 8 文字以上の英数字で、 1 つ以上の
数字を含む強力なパスワー ド を使用する こ と を推奨 し ています。 辞書に掲載 さ れ
てい る単語の使用は避けて く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
113
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
第4章
ネ ッ ト ワー ク 設定
防御セ ン タ ーのネ ッ ト ワー ク 設定に よ っ て、 それが管理ネ ッ ト ワー ク 上で通信で
き る よ う にな り ます。 ネ ッ ト ワー ク 設定が完了 し ている場合、 こ のページの こ の
セ ク シ ョ ンは事前設定 さ れてい る こ と があ り ます。
Sourcefire 3D System は、 IPv4 と IPv6 の両方の管理環境にデ ュ アル ス タ ッ ク実
装を提供 し ます。 管理ネ ッ ト ワー ク プ ロ ト コ ル ([IPv4] 、 [IPv6] 、 または [Both])
を指定する必要があ り ます。 選択 し た内容に応 じ て、 設定のページには さ ま ざ ま
な フ ィ ール ド が表示 さ れます。 こ こ で IPv4 または IPv6 の管理 IP ア ド レ ス、 ネ ッ
ト マス ク またはプ レ フ ィ ッ ク スの長 さ 、 およびデ フ ォ ル ト のゲー ト ウ ェ イ を設定
する必要があ り ます。
•
IPv4 の場合は、 ア ド レ ス と ネ ッ ト マ ス ク を ド ッ ト 付き 10 進法の形式
(255.255.0.0 のネ ッ ト マ ス ク な ど) で設定する必要があ り ます。
•
IPv6 ネ ッ ト ワー クの場合は、 [Assign the IPv6 address using router
autoconfiguration] チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ン に し て IPv6 のネ ッ ト ワー ク 設
定を自動的に割 り 当て る こ と がで き ます。 こ のチ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ン に
し ない場合は、 コ ロ ン で区切 っ た 16 進形式のア ド レ ス と 、 プ レ フ ィ ッ ク
スのビ ッ ト 数を設定する必要があ り ます (プ レ フ ィ ッ ク スの長 さ 112 など)。
また、 デバイ スに対 し てホス ト 名 と ド メ イ ンの他に、 3 つま での DNS サーバを
指定する こ と も で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
114
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
第4章
時刻の設定
防御セ ン タ ーの時刻は、 手動で設定する こ と も、 ネ ッ ト ワー ク タ イ ム プ ロ ト コ
ル (NTP) サーバか ら NTP 経由で設定する こ と も で き ます。
admin ア カ ウ ン ト のロー カル Web イ ン タ ー フ ェ イ ス上で使用 さ れる タ イ ム ゾー
ン を指定する こ と も で き ます。 現在の タ イ ム ゾーン を ク リ ッ ク し て、 ポ ッ プ
ア ッ プ ウ ィ ン ド ウ を使用 し てそれを変更 し ます。
ルール更新の定期イ ンポー ト
ラ イ セ ン ス : 保護
新 し い脆弱性が発見 さ れた場合、 Sourcefire の脆弱性調査チーム (VRT) は侵入
ルールの更新を公開 し ます。 ルールの更新では、 新 し く 見つか っ たおよび更新 さ
れた侵入ルールお よびプ リ プ ロ セ ッ サ ルール、 既存のルールの変更 さ れたス
テー タ ス、 変更 さ れたデ フ ォ ル ト 侵入ポ リ シーの設定が提供 さ れます。 ルールの
更新では、 ルールを削除 し て、 新 し いルール カ テ ゴ リ およびシ ス テム変数を提
供する場合 も あ り ます。
侵入検知お よび防御を実行する よ う 計画 し ている場合、 Sourcefire は、 [Enable
Recurring Rule Update Imports] を選択する こ と を推奨 し ています。
それぞれのルール更新の後で、 シ ス テムが侵入についての [Policy Reapply] を実
行する よ う 設定する だけで な く 、 [Import Frequency] も 指定する こ と がで き ま
す。 初期設定プ ロ セスの一部 と し てルールの更新を実行する には、 [Install Now]
を選択 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
115
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
第4章
重要! ルールの更新には、 新 し いバイ ナ リ が含まれている場合があ り ます。
ルール更新のダウ ン ロー ド および イ ン ス ト ールのプ ロ セスが、 自身のセキ ュ リ
テ ィ ポ リ シーに適合 し てい る こ と を確認 し ます。 また、 ルールの更新は量が多
く な る こ と があ る ため、 ルールのイ ンポー ト はネ ッ ト ワー クの使用量が少ない と
き に行 う よ う に し て く だ さ い。
地理情報の定期的な更新
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC500 を除 く )
ほ と んどの防御セ ン タ ーを使用 し て、 ダ ッ シ ュ ボー ド および Context Explorer の
地理情報統計を監視する だけで な く 、 シ ス テムで生成 さ れた イ ベ ン ト に関連付け
ら れているルーテ ッ ド IP ア ド レ スの地理情報を表示する こ と がで き ます。
防御セ ン タ ーの地理情報デー タ ベース (GeoDB) には、 IP ア ド レ スに関連する
イ ン タ ーネ ッ ト サービ ス プ ロバイ ダ (ISP)、 接続 タ イ プ、 プ ロキシ情報、 正確
な位置情報な どの情報が含まれています。 定期的な GeoDB の更新を有効にする
こ と で、 シ ス テムが常に最新の地理情報を使用する よ う にする こ と がで き ます。
展開で地理情報シ ス テムに関連する分析の実行を計画する場合、 Sourcefire は
[Enable Recurring Weekly Updates] を選択する こ と を推奨 し ています。
GeoDB について、 週次の更新頻度を指定で き ます。 ポ ッ プ ア ッ プ ウ ィ ン ド ウ を
使用 し て タ イ ム ゾーン を変更する には、 その タ イ ム ゾーン を ク リ ッ ク し ます。
初期設定プ ロ セスの一部 と し てデー タ ベース を ダウ ン ロー ド する には、 [Install
Now] を選択 し ます。
重要! GeoDB の更新は量が多 く な る こ と があ る ため、 ダウ ン ロー ド の後のイ
ン ス ト ールに最大で 45 分かかる こ と があ り ます。 GeoDB は、 ネ ッ ト ワー ク の
使用量が少ない と き に更新 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
116
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
第4章
自動バ ッ ク ア ッ プ
防御セ ン タ ーには、 障害時に設定を復元で き る よ う に、 デー タ を アー カ イ ブする
ための し く みが用意 さ れています。 初期設定の一部 と し て、 自動バ ッ ク ア ッ プ を
有効にする こ と がで き ます。
こ の設定を有効にする と 、 スケジ ュ ール さ れた タ ス クが作成 さ れ、 こ の タ ス ク に
よ っ て防御セ ン タ ーの設定のバ ッ ク ア ッ プが週次に作成 さ れます。
ラ イ セ ン ス設定
組織に対 し て Sourcefire 3D System の最適な展開を実現する ために、 さ ま ざ ま
な機能について ラ イ セ ン ス を取得する こ と がで き ます。 ホス ト 、 ア プ リ ケーシ ョ
ン、 およびユーザ デ ィ ス カバ リ を行 う には、 防御セ ン タ ーに FireSIGHT の ラ イ
セ ン スが必要です。 モデル固有の追加ラ イ セ ン ス を取得する と 、 管理対象デバイ
ス で さ ま ざ ま な機能を実行する こ と がで き ます。 アーキテ ク チ ャ と リ ソ ースの制
限に よ り 、 すべての管理対象デバイ スにすべての ラ イ セ ン スが適用で き るわけで
はあ り ません。 「ア プ ラ イ ア ン スのモデル別のサポー ト さ れる機能」 (P.14) お よ
び 「Sourcefire 3D System の ラ イ セ ン ス」 (P.21) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire では、 初期設定 ページ を使用 し て、 組織で購入 し た ラ イ セ ン ス を追
加する こ と を推奨 し ています。 こ の時点で ラ イ セ ン ス を追加 し ない場合、 初期設
定で登録するすべてのデバイ スは、 ラ イ セ ン ス未登録 と し て防御セ ン タ ーに追加
さ れる ため、 初期設定プ ロ セスが終了 し た後で、 個別に ラ イ セ ン ス を付与する必
要があ り ます。 再イ メ ージ化 さ れたア プ ラ イ ア ン ス を設定 し てお り 、 復元プ ロ セ
スの一部 と し て ラ イ セ ン ス設定を維持 し てい る場合は、 こ のセ ク シ ョ ンが事前生
成 さ れてい る こ と があ る こ と に注意 し て く だ さ い。
まだ ラ イ セ ン ス を取得 し ていない場合は、 リ ン ク を ク リ ッ ク し て
https://keyserver.sourcefire.com/ にナ ビゲー ト し 、 画面上の指示に従 っ
て く だ さ い。 サポー ト 契約に関連付け られている連絡先に メ ールで送信 さ れたア
ク テ ィ ベーシ ョ ン キーのほかに、 (初期設定のページに示 さ れてい る) ラ イ セ ン
ス キーが必要です。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
117
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
第4章
ラ イ セ ン ス を テキス ト ボ ッ ク スに貼 り 付けて、 [Add/Verify] を ク リ ッ ク する こ と
に よ っ て、 ラ イ セ ン ス を追加 し ます。 有効な ラ イ セ ン ス を追加する と ページが更
新 さ れ、 どの ラ イ セ ン ス を追加 し たかを追跡する こ と がで き ます。 ラ イ セ ン スは
一度に 1 つずつ追加 し ます。
デバイ ス登録
防御セ ン タ ーは、 現在 Sourcefire 3D System でサポー ト さ れているすべてのデ
バイ ス (物理または仮想) を管理で き ます。
重要! デバイ ス を防御セ ン タ ーに登録する には、 デバイ ス上で リ モー ト 管理を
設定する必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
118
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
第4章
初期設定プ ロ セス中に、 事前登録 さ れたほ と んどのデバイ ス (「 リ モー ト 管理」
(P.108) を参照) を防御セ ン タ ーに追加で き ます。 ただ し 、 デバイ ス と 防御セ ン
タ ーが NAT デバイ スに よ っ て分離 さ れてい る場合は、 設定プ ロ セスが完了 し た
後で、 デバイ ス を追加する必要があ り ます。
ア ク セス制御ポ リ シーを登録時にデバイ スに自動的に適用する場合は、 デバイ ス
を登録する と き に、 [Apply Default Access Control Policies] チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を
オ ンのま まに し ます。 防御セ ン タ ーが各デバイ スに対 し て どのポ リ シーを適用す
るかは、 選択で き ません。 選択で き るのはポ リ シーを適用するかど う かのみであ
る こ と に注意 し て く だ さ い。 次の表に示すよ う に、 それぞれのデバイ スに適用 さ
れるポ リ シーは、 デバイ スの設定時に選択 し た検出モー ド (「検出モー ド 」
(P.109) を参照) に よ っ て異な り ます。
検出モー ド ご と に適用 さ れるデ フ ォ ル ト のア ク セス制御ポ リ シー
検出モー ド
デ フ ォ ル ト のア ク セス制御
ポ リ シー
インライン
Default Intrusion Prevention
パッ シブ
Default Intrusion Prevention
ア ク セス制御
Default Access Control
ネ ッ ト ワー ク デ ィ
ス カバ リ
Default Network Discovery
防御セ ン タ ーを使用 し て以前にデバイ ス を管理 し てお り 、 そのデバイ スの最初の
イ ン タ ー フ ェ イ ス設定を変更する と 、 例外が発生 し ます。 こ のよ う な場合、 新 し
い防御セ ン タ ーのページに よ っ て適用 さ れるポ リ シーは、 変更 し た (現在の) デ
バイ スの設定に よ っ て異な り ます。 設定済みのイ ン タ ー フ ェ イ スが存在する場合
は、 防御セ ン タ ーが Default IntrusionPrevention ポ リ シーを適用 し ます。 そ う で
ない場合は、 防御セ ン タ ーが Default Access Control ポ リ シーを適用 し ます。
デバイ ス を追加する には、 デバイ スの登録時に指定 し た登録キーのほかに、 ホス
ト 名または IP ア ド レ ス を入力 し ます。 こ のキーは、 長 さ が 37 文字以下で、 ラ イ
セ ン ス キー と は異な る シ ン プルなキーであ る こ と に注意 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
119
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
初期設定ページ : 防御セ ン タ ー
第4章
次に、 チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を使用 し て、 ラ イ セ ン スが付与 さ れた機能をデバイ スに
追加 し ます。 事前に防御セ ン タ ーに追加 し た ラ イ セ ン ス し か選択で き ません。
「ラ イ セ ン ス設定」 (P.117) を参照 し て く だ さ い。
アーキテ ク チ ャ と リ ソ ースの制限に よ り 、 すべての管理対象デバイ スにすべての
ラ イ セ ン スが適用で き るわけではあ り ません。 ただ し 、 設定 ページ で、 管理対
象デバイ ス上でサポー ト さ れていない ラ イ セ ン ス を有効に し た り 、 モデル固有の
ラ イ セ ン スが付与 さ れていない機能を有効に し た り する こ と は可能です。 こ れ
は、 防御セ ン タ ーは こ の時点ではデバイ ス モデルを決定 し ていないためです。
シ ス テムは無効な ラ イ セ ン ス を有効にする こ と はで き ません。 また、 無効な ラ イ
セ ン ス を有効に し よ う と し て も 、 ユーザが使用で き る ラ イ セ ン ス数は減少 し ま
せん。
各ラ イ セ ン ス を各デバイ ス モデルに適用する ために使用可能な防御セ ン タ ーの
ラ イ セ ン ス を含む ラ イ セ ン ス認証の詳細については、 「ア プ ラ イ ア ン スのモデル
別のサポー ト さ れる機能」 (P.14) と 「Sourcefire 3D System のラ イ セ ン ス」
(P.21) を参照 し て く だ さ い。
重要! [Apply Default Access Control Policies] を有効に し た場合は、 [Inline] また
は [Passive] 検出モー ド を選択 し たデバイ ス上で保護ラ イ セ ン ス を有効にする必
要があ り ます。 また、 設定 さ れた イ ン タ ー フ ェ イ ス を備え ている、 以前に管理 し
ていたデバイ ス上で保護を有効にする必要があ り ます。 有効に し ない場合は、 デ
フ ォ ル ト のポ リ シー ( こ の場合は保護が必要) の適用が失敗 し ます。
ラ イ セ ン ス を有効に し た後で [Add] を ク リ ッ ク し てデバイ スの登録設定を保存 し
ます。 必要に応 じ てデバイ ス を追加 し ます。
間違 っ たオプ シ ョ ン を選択 し た場合、 ま たはデバイ ス名を誤 っ て入力 し た場合
は、 [Delete] を ク リ ッ ク し て削除 し ます。 その後で、 デバイ ス を も う 一度追加で
き ます。
エ ン ド ユーザ ラ イ セ ン ス契約
EULA を よ く 読んで、 規定に従 う 場合はチ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ン に し ます。 指定
し た情報がすべて正 し い こ と を確認 し て、 [Apply] を ク リ ッ ク し ます。
防御セ ン タ ーが選択内容に従 っ て設定 さ れます。 中間ページが表示 さ れた ら 、 管
理者ロールを持つ admin ユーザ と し て Web イ ン タ ー フ ェ イ スに ロ グ イ ン し ま
す。 防御セ ン タ ーの初期設定を完了する には、 「初期設定ページ : 防御セ ン タ ー」
(P.112) の手順 3 に進みます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
120
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
次の手順
第4章
次の手順
ア プ ラ イ ア ン スの初期設定プ ロ セスが完了 し 、 正常に終了 し た こ と が確認で き た
ら 、 Sourcefire では、 展開での管理を容易にする ための さ ま ざ ま な管理 タ ス ク を
完了する こ と を推奨 し ています。 また、 デバイ スの登録やラ イ セ ン スの取得な
ど、 初期設定で省略 し た タ ス ク も完了する必要があ り ます。 以降の項で説明する
タ ス クの詳細 と 、 展開の設定を開始する方法については、 『Sourcefire 3D
System User Guide』 を参照 し て く だ さ い。
ヒ ン ト ! シ リ アルまたは LOM/SOL 接続を使用 し て ア プ ラ イ ア ン スの コ ン ソ ー
ルにア ク セスする場合は、 コ ン ソ ール出力を リ ダ イ レ ク ト する必要があ り ます。
「 コ ン ソ ール出力の リ ダ イ レ ク ト 」 (P.93) を参照 し て く だ さ い。 特に LOM を使
用する場合は、 その機能を有効にする だけで な く 、 1 人以上の LOM ユーザ も 有
効にする必要があ り ます。 「LOM および LOM ユーザの有効化」 (P.245) を参照
し て く だ さ い。
個別のユーザ ア カ ウン ト
初期設定を完了 し た状態では、 シ ス テム上のユーザは admin ユーザのみです。
こ のユーザは Administrator のロールお よびア ク セス権を所有 し ています。 こ の
ロールを所有 し ているユーザは、 シ ェ ルまたは CLI を介 し たア ク セス を含め、
シ ス テムのすべての メ ニ ュ ーお よび設定にア ク セス で き ます。 セキ ュ リ テ ィ お よ
び監査上の理由か ら、 Sourcefire では、 admin ア カ ウ ン ト (および Administrator
ロール) の使用を制限する こ と を推奨 し ています。
シ ス テムを使用する各ユーザに対 し て個別のア カ ウ ン ト を作成する と 、 各ユーザ
に よ っ て行われたア ク シ ョ ン と 変更を組織で監査で き るほか、 各ユーザに関連付
け られたユーザ ア ク セス ロールを制限する こ と がで き ます。 こ れは、 ほ と んど
の設定および分析 タ ス ク を実行する防御セ ン タ ーで特に重要です。 た と えば、 ア
ナ リ ス ト はネ ッ ト ワー クのセキ ュ リ テ ィ を分析する ために イ ベン ト デー タ にア
ク セスする必要があ り ますが、 展開の管理機能にア ク セスする必要はあ り ません。
シ ス テムには、 さ ま ざ ま な管理者およびアナ リ ス ト 用に設計 さ れた 10 個の事前
定義のユーザ ロールが用意 さ れています。 また、 特別な ア ク セス権限を持つ カ
ス タ ム ユーザ ロールを作成する こ と も で き ます。
ヘルス ポ リ シー と シ ス テム ポ リ シー
デ フ ォ ル ト では、 すべてのア プ ラ イ ア ン スにシ ス テムの初期ポ リ シーが適用 さ れ
ます。 シ ス テム ポ リ シーは、 メ ール リ レー ホス ト のプ リ フ ァ レ ン スや時間同期
の設定な ど、 展開内の複数のア プ ラ イ ア ン ス で共通 し てい る可能性が高い設定を
管理 し ます。 Sourcefire では、 防御セ ン タ ーを使用 し て、 防御セ ン タ ー自身お よ
びその管理対象デバイ スすべてに同 じ シ ス テム ポ リ シーを適用する こ と を推奨
し ています。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
121
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設定
次の手順
第4章
デ フ ォ ル ト で、 防御セ ン タ ーにはヘルス ポ リ シー も 適用 さ れます。 ヘルス ポ リ
シーは、 ヘルス モ ニ タ リ ン グ機能の一部 と し て、 シ ス テムが展開環境内で ア プ
ラ イ ア ン スのパ フ ォ ーマ ン ス を継続 し て監視する ための基準を提供 し ます。
Sourcefire では、 防御セ ン タ ーを使用 し て、 その管理対象デバイ スすべてにヘル
ス ポ リ シーを適用する こ と を推奨 し ています。
ソ フ ト ウ ェ ア と デー タ ベースの更新
展開を開始する前に、 ア プ ラ イ ア ン ス上で シ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア を更新する必
要があ り ます。 Sourcefire では、 展開環境内のすべてのア プ ラ イ ア ン スが最新
バージ ョ ンの Sourcefire 3D System を実行する こ と を推奨 し ています。 展開環
境で こ れ らのア プ ラ イ ア ン ス を使用する場合は、 最新の侵入ルール更新、 VDB、
お よび GeoDB も イ ン ス ト ールする必要があ り ます。
警告! Sourcefire 3D System のいずれかの部分を更新する前に、 更新に付属の
リ リ ース ノ ー ト またはア ド バイザ リ テキス ト を読んでお く 必要があ り ます。 リ
リ ース ノ ー ト には、 サポー ト さ れる プ ラ ッ ト フ ォ ーム、 互換性、 前提条件、 警
告、 および特定のイ ン ス ト ール と ア ン イ ン ス ト ールの手順な どの重要な情報が記
載 さ れています。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
122
CHAPTER 5
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パ
ネルの使用
シ ス テムの Web イ ン タ ー フ ェ イ スの代わ り に、 シ リ ーズ 3 デバイ ス前面の LCD
パネルを使用 し て、 デバイ ス情報を表示 し た り 、 特定の設定を構成 し た り する こ
と がで き ます。
LCD パネルにはデ ィ ス プ レ イ と 4 つの Multi-Function キーがあ り 、 複数の異な
る動作モー ド が用意 さ れています。 モー ド に よ っ て異な る情報が表示 さ れ、 デバ
イ スの状態に応 じ て異な る設定を構成で き る よ う にな っ ています。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「LCD パネルの コ ン ポーネ ン ト について」 (P.124) では、 LCD パネルの コ
ン ポーネ ン ト を識別する方法、 およびパネルの メ イ ン メ ニ ュ ーを表示する
方法を説明 し ています。
•
「LCD パネルの Multi-Function キーの使用」 (P.126) では、 LCD パネルの
Multi-Function キーを使用する方法を説明 し ています。
•
「ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド 」 (P.127) では、 デバイ スがア イ ド ル状態
の と き に LCD パネルに表示 さ れる各種のシ ス テム情報について説明 し てい
ます。
•
「ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド 」 (P.127) では、 LCD パネ
ルを使用 し てデバイ スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの設定 (IPv4 または IPv6
ア ド レ ス、 サブネ ッ ト マ ス ク またはプ レ フ ィ ッ ク ス、 およびデ フ ォル ト
ゲー ト ウ ェ イ) を構成する方法を説明 し ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
123
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
LCD パネルの コ ンポーネ ン ト について
第5章
警告! LCD パネルを使用 し て再設定で き る よ う にする こ と には、 セキ ュ
リ テ ィ リ ス ク が伴い ます。 LCD パネルに物理的に ア ク セ スす る だけ で、
認証な し で設定を構成で き る ためです。 詳細については、 「シ リ ーズ 3 デ
バイ ス上の LCD パネルの使用」 (P.123) を参照 し て く だ さ い。
•
「シ ス テム ス テー タ ス モー ド 」 (P.130) では、 モ ニ タ 対象シ ス テムの情報
( リ ン ク状態の伝搬、 バイパス ス テー タ ス、 シ ス テム リ ソ ースな ど) を表
示する方法、 お よび LCD パネルの輝度 と コ ン ト ラ ス ト を変更する方法を説
明 し ています。
•
「情報モー ド 」 (P.132) では、 シ ス テムの識別情報 (デバイ スのシ ャ ーシ
シ リ アル番号、 IP ア ド レ ス、 モデル、 ソ フ ト ウ ェ アおよび フ ァ ームウ ェ ア
のバージ ョ ン な ど) を表示する方法を説明 し ています。
•
「エ ラ ー ア ラ ー ト モー ド 」 (P.134) では、 LCD パネルでのエ ラ ーまたは障
害状態 (バイパス、 フ ァ ン ス テー タ ス、 ハー ド ウ ェ ア ア ラ ー ト な ど) の
通知について説明 し ます。
重要! LCD パネルを使用する には、 デバイ スの電源が投入 さ れてい る必要があ
り ます。 デバイ スの安全な電源投入またはシ ャ ッ ト ダウ ン方法については、
『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Managing Devices」 の章を参照 し て く
だ さ い。
LCD パネルの コ ンポーネ ン ト について
デバイ ス シ リ ーズ 3前面の LCD パネルには、 デ ィ ス プ レ イ と 4 つの MultiFunction キーがあ り ます。
•
デ ィ ス プ レ イ には 2 行のテキス ト (各行につ き最大 17 文字) と 、 MultiFunction キー マ ッ プが表示 さ れます。 マ ッ プには、 対応する Multi-Function
キーで実行で き る操作が記号で示 さ れます。
•
Multi-Function キーを使用 し て、 シ ス テム情報を表示 し た り 、 基本的な設
定 タ ス ク を実行 し た り する こ と がで き ます。 表示 さ れる情報 と 実行可能な
タ ス クは、 LCD パネルのモー ド に応 じ て異な り ます。 詳細については、
「LCD パネルの Multi-Function キーの使用」 (P.126) を参照 し て く だ さ い。
以下の図に、 パネルのア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド (デ フ ォ ル ト のモー ド ) を
示 し ます。 こ のモー ド では、 キー マ ッ プは表示 さ れません。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
124
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
LCD パネルの コ ンポーネ ン ト について
第5章
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド の LCD パネル
LCD デ ィ ス プ レ イ
Multi-Function キー
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド では、 パネルに CPU 使用率お よび使用可能な空き
メ モ リ 容量 と 、 シ ャ ーシ シ リ アル番号が交互に表示 さ れます。 ネ ッ ト ワー ク コ
ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド 、 シ ス テム ス テー タ ス モー ド 、 情報モー ド にア ク
セスする には、 ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド を中断 し て LCD パネルの メ イ ン
メ ニ ュ ーを表示 し ます。
以下の図に、 メ イ ン メ ニ ュ ーを示 し ます。 メ イ ン メ ニ ュ ーには、 4 つの MultiFunction キー (左上、 右上、 左下、 右下) のそれぞれに対応するキー マ ッ プが
表示 さ れます。
LCD パネルの メ イ ン メ ニ ュ ー
LCD デ ィ ス プ レ イ
キー マ ッ プ
左上
右上
左下
右下
Multi-Function キー
メ イ ン メ ニ ュ ーにア ク セスする には :
u ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド で、 任意の Multi-Function キーを押 し ます。
メ イ ン メ ニ ュ ーが表示 さ れます。
•
デバイ スのネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン を変更する場合は、
「ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド 」 (P.127) を参照 し て
く だ さ い。
•
モ ニ タ 対象シ ス テムの情報を表示する場合、 ま たは LCD パネルの輝度
と コ ン ト ラ ス ト を調整する場合は、 「シ ス テム ス テー タ ス モー ド 」
(P.130) を参照 し て く だ さ い。
•
シ ス テムの識別情報を表示する場合は、 「情報モー ド 」 (P.132) を参照
し て く だ さ い。
重要! LCD パネルがア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド に切 り 替わる と き に
Multi-Function キーを押す と 、 予期 し ない メ ニ ュ ーが表示 さ れる こ と があ り
ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
125
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
LCD パネルの Multi-Function キーの使用
第5章
LCD パネルの Multi-Function キーの使用
シ リ ーズ 3 デバイ スの LCD パネルでは、 4 つの Multi-Function キーを使用 し て
メ ニ ュ ー と オプ シ ョ ン に移動で き ます。 こ れ らの Multi-Function キーを使用で き
るのは、 デ ィ ス プ レ イ にキー マ ッ プが表示 さ れている場合です。 マ ッ プ上の記
号の位置は、 各機能およびその機能を実行する ために使用するキーの位置に対応
し ます。 記号が表示 さ れていない場合、 対応するキーで実行で き る機能はあ り ま
せん。
ヒ ン ト ! LCD パネル のモー ド に よ っ て、 記号の機能は異な り ます ( し たが っ
て、 表示 さ れるキー マ ッ プ も異な り ます)。 期待する結果を得 られない場合は、
LCD パネルのモー ド を確認 し て く だ さ い。
以下の表に、 Multi-Function キーの機能を記載 し ます。
LCD パネルの Multi-Function キー
記号
バージ ョ ン 5.3
説明
機能
上矢印
現在の メ ニ ュ ー オプ シ ョ ンの リ ス ト を ス ク ロール
ア ッ プ し ます。
下矢印
現在の メ ニ ュ ー オプ シ ョ ンの リ ス ト を ス ク ロールダ
ウ ン し ます。
左矢印
以下のいずれかの操作を実行 し ます。
• 操作を実行せずに、 LCD パネル メ ニ ュ ーを表示
し ます。
• カ ー ソルを左に移動 し ます。
• 再び編集可能に し ます。
右矢印
以下のいずれかの操作を実行 し ます。
• その行に示 さ れている メ ニ ュ ー オプ シ ョ ンに移
動 し ます。
• カ ー ソルを右に移動 し ます。
• 以降に続 く テキス ト にス ク ロール し ます。
X
キ ャ ン セル
操作をキ ャ ン セル し ます。
+
追加
選択 さ れた数値を 1 つ増や し ます。
-
減算
選択 さ れた数値を 1 つ減 ら し ます。
チェ ッ ク
マー ク
操作を受け入れます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
126
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド
第5章
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド
エ ラ ーが検出 さ れない状態で、 60 秒間操作が行われない と (Multi-Function キー
が押 さ れない と )、 LCD パネルはア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド に切 り 替わ り ま
す。 シ ス テムがエ ラ ーを検出する と 、 そのエ ラ ーが解決 さ れる ま で、 パネルはエ
ラ ー ア ラ ー ト モー ド にな り ます (「エ ラ ー ア ラ ー ト モー ド 」 (P.134) を参照)。
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド は、 設定の編集中や診断の実行中に も 無効にな り
ます。
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド では、 パネルに CPU 使用率お よび使用可能な空き
メ モ リ 容量 と 、 シ ャ ーシ シ リ アル番号が (5 秒間隔で) 交互に表示 さ れます。
以下に、 それぞれの表示例を示 し ます。
CPU: 50%
FREE MEM: 1024 MB
または
Serial Number:
3D99-101089108-BA0Z
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド の状態で Multi-Function キーを押す と 、 メ イ ン メ
ニ ュ ーが表示 さ れます。 「LCD パネルの コ ンポーネ ン ト について」 (P.124) を参
照 し て く だ さ い。
重要! LCD パネルがア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド に切 り 替わる と き に MultiFunction キーを押す と 、 予期 し ない メ ニ ュ ーが表示 さ れる こ と があ り ます。
ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド
Sourcefire 3D System では、 IPv4 および IPv6 管理環境の両方に応 じ たデ ュ アル
ス タ ッ ク 実装を提供 し ています。 ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド
の LCD パネルでは、 シ リ ーズ 3 デバイ スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの設定 (IP ア
ド レ ス、 サブネ ッ ト マ ス ク またはプ レ フ ィ ッ ク ス、 お よびデ フ ォ ル ト ゲー ト
ウ ェ イ) を構成で き ます。
デ フ ォ ル ト では、 LCD パネルを使用 し て設定を変更する こ と はで き ません。 こ
のオプ シ ョ ンは、 初期設定プ ロ セス中、 あ る いはデバイ スの Web イ ン タ ー フ ェ
イ ス を使用 し て有効にする こ と がで き ます。 詳細については、 「LCD パネルを使
用 し たネ ッ ト ワー ク再設定の許可」 (P.130) を参照 し て く だ さ い。
警告! こ のオプ シ ョ ン を有効にする と 、 セキ ュ リ テ ィ リ ス クが生 じ る可能性が
あ り ます。 LCD パネルに物理的にア ク セスする だけで、 認証な し で設定を構成
で き る ためです。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
127
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド
第5章
ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド を使用 し て設定を構成する には :
1.
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド で、 Multi-Function キーを押 し て メ イ ン メ
ニ ュ ーを表示 し ます。
メ イ ン メ ニ ュ ーが表示 さ れます。
Network Config System Status 2.
上の行の右矢印キーを押 し て、 ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー
ド にア ク セス し ます。
LCD パネルに以下のオプ シ ョ ンが表示 さ れます。
IPv4 IPv6 3.
設定する IP ア ド レ ス を選択する には、 該当する右矢印キーを押 し ます。
•
IPv4 の場合、 LCD パネルには次のオプ シ ョ ンが表示 さ れます。
IPv4 set to DHCP. Enable Manual? •
IPv6 の場合、 LCD パネルには次のオプ シ ョ ンが表示 さ れます。
IPv6 Disabled. Enable Manual? 4.
手動でネ ッ ト ワー ク を設定する には、 右矢印キーを押 し ます。
•
IPv4 の場合、 LCD パネルに IPv4 ア ド レ スが表示 さ れます。 次に例を
示 し ます。
IPv4 Address: - +
194.170.001.001 X •
IPv6 の場合、 LCD パネルに空白の IPv6 ア ド レ スが表示 さ れま す。
次に例を示 し ます。
IPv6 Address: - +
0000:0000:0000:00 X IPv4 ア ド レ ス と IPv6 ア ド レ スのど ち ら を編集 し ているかは、 パネルの最初
の行に示 さ れます。 2 番目の行に、 編集中の IP ア ド レ スが示 さ れます。 カ ー
ソ ルは最初の桁の下に配置 さ れ、 編集中の桁を示 し ます。 各行の右側にあ る
2 つの記号は、 Multi-Function キーに対応 し ます。
IPv6 ア ド レ スは、 デ ィ ス プ レ イ に収ま り き ら ない こ と に注意 し て く だ さ い。
各桁の編集を進めてい く と カ ー ソルが右に移動 し 、 IPv6 ア ド レ スが右にス ク
ロール し てい き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
128
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
ネ ッ ト ワー ク コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド
5.
第5章
必要に応 じ て、 カ ー ソ ルが下に配置 さ れていない桁を編集 し 、 IP ア ド レ スの
次の桁に移動 し ます。
•
桁を編集する には、 上の行のマ イ ナス (-) キーま たはプ ラ ス (+)
キーを押 し て、 その桁の数値を 1 つずつ増減 し ます。
•
IP ア ド レ スの次の桁に移動する には、 下の行にあ る右矢印キーを押 し
て、 カ ー ソルを右隣の桁に移動 し ます。
カ ー ソルが最初の桁に配置 さ れている と き には、 LCD パネル上の IP ア ド レ
スの末尾にキ ャ ン セル記号 と 右矢印記号が表示 さ れます。 カ ー ソルが最初の
桁以外の桁に配置 さ れている と き には、 LCD パネルに左矢印 と 右矢印の記号
が表示 さ れます。
6.
IPv4 または IPv6 ア ド レ スの編集が完了 し た ら 、 右矢印キーを再度押 し て
チ ェ ッ ク マー ク ( ) キーを表示 し 、 変更を受け入れます。
右矢印キーを押す前は、 デ ィ ス プ レ イ上の機能記号は以下のよ う に表示 さ れ
ます。
IPv4 Address: - +
194.170.001.001 X 右矢印キーを押 し た後は、 デ ィ ス プ レ イ上の機能記号は以下のよ う に表示 さ
れます。
IPv4 Address: X
194.170.001.001 7.
IP ア ド レ スに対する変更を受け入れるには、 チ ェ ッ ク マーク キーを押 し ます。
IPv4 の場合、 LCD パネルに以下が表示 さ れます。
Subnet Mask: - +
000.000.000.000 X IPv6 の場合、 LCD パネルに以下が表示 さ れます。
Prefix: - +
000.000.000.000 X 8.
IP ア ド レ ス を編集する場合 と 同 じ 方法で、 サブネ ッ ト マ ス ク またはプ レ
フ ィ ッ ク ス を編集 し 、 チ ェ ッ ク マー ク キーを押 し て変更を受け入れます。
LCD パネルに以下のオプ シ ョ ンが表示 さ れます。
Default Gateway - +
000.000.000.000 X 9.
IP ア ド レ ス を編集する場合 と 同 じ 方法で、 デ フ ォル ト ゲー ト ウ ェ イ を編集
し 、 チ ェ ッ ク マー ク キーを押 し て変更を受け入れます。
LCD パネルに以下のオプ シ ョ ンが表示 さ れます。
Save? X
10. 変更を保存する には、 チ ェ ッ ク マー ク キーを押 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
129
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
シ ス テム ス テー タ ス モー ド
第5章
LCD パネルを使用 し たネ ッ ト ワー ク再設定の許可
LCD パネルを使用 し て設定を変更で き る よ う にする オプ シ ョ ン には、 セキ ュ リ
テ ィ リ ス ク が伴 う ため、 こ のオプ シ ョ ンはデ フ ォ ル ト で無効に さ れています。
こ のオプ シ ョ ンは、 初期設定プ ロ セス中に有効にする こ と がで き ます (「シ リ ー
ズ 3 デバイ スの設定」 (P.100) を参照)。 または、 以下の手順に従 っ て、 デバイ
スの Web イ ン タ ー フ ェ イ ス で有効にする こ と も で き ます。
デバイ スの LCD パネルでのネ ッ ト ワー ク再設定を許可する には :
ア ク セス : Admin
1.
デバイ スの初期設定を完了 し た ら、 管理者特権が割 り 当て られたア カ ウ ン ト
を使用 し て、 デバイ スの Web イ ン タ ー フ ェ イ スに ロ グ イ ン し ます。
2.
[System] > [Local] > [Configuration] の順に選択 し ます。
[Information] ページが表示 さ れます。
3.
[Network] を ク リ ッ ク し ます。
[Network Settings] ページが表示 さ れます。
4.
[LCD Panel] で、 [Allow reconfiguration of network settings] チ ェ ッ ク ボ ッ ク
ス を オ ン に し ます。 セキ ュ リ テ ィ 警告が表示 さ れた ら、 こ のオプ シ ョ ン を有
効にする こ と を確認 し ます。
ヒ ン ト ! こ のページの他のオプ シ ョ ンの詳細については、 『Sourcefire 3D
System User Guide』 を参照 し て く だ さ い。
5.
[Save] を ク リ ッ ク し ます。
ネ ッ ト ワー ク設定が変更 さ れます。
シ ス テム ス テー タ ス モー ド
LCD パネルのシ ス テム ス テー タ ス モー ド では、 モ ニ タ 対象シ ス テムの情報 と し
て、 リ ン ク状態の伝搬、 バイパス ス テー タ ス、 シ ス テム リ ソ ースな どが表示 さ
れます。 シ ス テム ス テー タ ス モー ド で も 、 LCD パネルの輝度 と コ ン ト ラ ス ト を
変更で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
130
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
シ ス テム ス テー タ ス モー ド
第5章
次の表に、 こ のモー ド で使用で き る情報およびオプ シ ョ ン を記載 し ます。
シ ス テム ス テー タ ス モー ド のオプ シ ョ ン
オプ シ ョ ン
説明
Resources
CPU 使用率 と 使用可能な空き メ モ リ が表示 さ れます。 こ
の情報は、 ア イ ド ル デ ィ スプ レ イ モー ド で も表示されます。
Link State
現在使用中のイ ン ラ イ ン セ ッ ト と 、 そのセ ッ ト の リ ン ク
状態ス テー タ スの リ ス ト が表示 さ れます。 最初の行はイ ン
ラ イ ン セ ッ ト を識別 し 、 2 番目の行は、 そのセ ッ ト のス
テー タ ス (正常ま たは ト リ ッ プ) を表示 し ます。 次に例を
示 し ます。
eth2-eth3:
normal
Fail Open
使用中のバイパス イ ン ラ イ ン セ ッ ト と 、 それ らのペアの
ス テ ー タ ス (正常ま たはバ イ パス) の リ ス ト が表示 さ れ
ま す。
Fan Status
デバ イ スの フ ァ ン と そのス テ ー タ スの リ ス ト が表示 さ れ
ま す。
Diagnostics
Sourcefire サポー ト か ら提供 さ れた特定のキー シーケ ン ス
を押 し た後にア ク セス可能にな り ます。
警告! Sourcefire サポー ト の指示がない限り 、 [Diagnostics]
メ ニ ュ ーにはア ク セス し ないで く だ さ い。 Sourcefire サ
ポー ト か らの具体的な指示な し で [Diagnostics] メ ニ ュ ー
にア ク セスする と、 システムが破損する可能性があ り ます。
LCD Brightness
LCD デ ィ ス プ レ イの輝度を調整する場合に使用 し ます。
LCD Contrast
LCD デ ィ ス プ レ イの コ ン ト ラ ス ト を調整する場合に使用 し
ます。
シ ス テム ス テー タ ス モー ド に切 り 替えて モ ニ タ 対象シ ス テムの情報を表示する
には :
1.
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド で、 Multi-Function キーを押 し て メ イ ン メ
ニ ュ ーを表示 し ます。
メ イ ン メ ニ ュ ーが表示 さ れます。
Network Config System Status バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
131
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
情報モー ド
2.
第5章
下の行にあ る右矢印 ( ) キーを押 し て、 シ ス テム ス テー タ ス モー ド にア
ク セス し ます。
LCD パネルに以下のオプ シ ョ ンが表示 さ れます。
Resources Link State 3.
下矢印 () キーを押 し て、 オプ シ ョ ン を ス ク ロール し ます。 表示する ス
テー タ スの行で横に表示 さ れた右矢印キーを押 し ます。
選択 し たオプ シ ョ ン に応 じ て、 LCD パネルに表 「シ ス テム ス テー タ ス モー
ド のオプ シ ョ ン」 (P.131) に リ ス ト さ れている情報が表示 さ れます。 LCD パ
ネルの輝度ま たは コ ン ト ラ ス ト を変更す る には、 次の手順を参照 し て く だ
さ い。
LCD パネルの輝度または コ ン ト ラ ス ト を調整する には :
1.
シ ス テム ス テー タ ス モー ド で、LCD パネルに [LCD Brightness] および [LCD
Contrast] オプ シ ョ ンが表示 さ れる ま で、 下矢印 () キーを押 し てオプ シ ョ
ン を ス ク ロール し ます。
LCD Brightness LCD Contrast 2.
調整する LCD デ ィ ス プ レ イ機能 (輝度または コ ン ト ラ ス ト ) の行で横に表
示 さ れた右矢印キーを押 し ます。
LCD パネルに以下のオプ シ ョ ンが表示 さ れます。
Increase Decrease 3.
右矢印キーを押 し て、 選択 し たデ ィ ス プ レ イ機能の値を増減 し ます。
キーを押すご と に LCD デ ィ ス プ レ イが変化 し ます。
4.
下矢印を押 し て、 [Exit] オプ シ ョ ン を表示 し ます。
Decrease Exit 5.
[Exit] 行で右矢印キーを押 し て設定を保存 し 、 メ イ ン メ ニ ュ ーに戻 り ます。
情報モー ド
LCD パネルの情報モー ド では、 シ ス テムの識別情報 と し て、 デバイ スのシ ャ ー
シ シ リ アル番号、 IP ア ド レ ス、 モデル、 および ソ フ ト ウ ェ ア と フ ァ ームウ ェ ア
バージ ョ ンが表示 さ れます。 Sourcefire サポー ト に問い合わせる際に、 こ の情報
が求め ら れる場合があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
132
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
情報モー ド
第5章
次の表に、 こ のモー ド で使用で き る情報を記載 し ます。
情報モー ド のオプ シ ョ ン
オプ シ ョ ン
説明
IP address
デバイ スの管理イ ン タ ーフ ェ イ スの IP ア ド レスが示されます。
Model
デバイ スのモデルが示 さ れます。
Serial number
デバイ スのシ ャ ーシ シ リ アル番号が示 さ れます。
Versions
デバイ スのシ ス テム ソ フ ト ウ ェ アお よび フ ァ ームウ ェ アの
バージ ョ ンが示 さ れます。 以下の情報を ス ク ロールする に
は、 Multi-Function キーを使用 し ます。
• 製品バージ ョ ン
• NFE のバージ ョ ン
• マ イ ク ロ エ ン ジ ンのバージ ョ ン
• Flash のバージ ョ ン
• GerChr のバージ ョ ン
情報モー ド に切 り 替え て シ ス テムの識別情報を表示する には :
1.
ア イ ド ル デ ィ ス プ レ イ モー ド で、 Multi-Function キーを押 し て メ イ ン メ
ニ ュ ーを表示 し ます。
メ イ ン メ ニ ュ ーが表示 さ れます。
Network Config System Status 2.
LCD パネルに [Information] モー ド が表示 さ れる ま で、 下矢印 () キーを押
し て モー ド を ス ク ロール し ます。
System Status Information 3.
下の行にあ る右矢印 ( ) キーを押 し て、 情報モー ド にア ク セス し ます。
4.
下矢印 () キーを押 し て、 オプ シ ョ ン を ス ク ロール し ます。 表示する情報
の横の行にあ る右矢印キーを押 し ます。
選択 し たオプ シ ョ ン に応 じ て、 LCD パネルに表 「情報モー ド のオプ シ ョ ン」
(P.133) に リ ス ト さ れてい る情報が表示 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
133
シ リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用
エ ラ ー ア ラ ー ト モー ド
第5章
エ ラ ー ア ラ ー ト モー ド
エ ラ ーまたは障害が発生する と 、 エ ラ ー ア ラ ー ト モー ド に よ っ て ア イ ド ル デ ィ
ス プ レ イ モー ド が中断 さ れます。 エ ラ ー ア ラ ー ト モー ド では、 LCD デ ィ ス プ レ
イ が点滅 し 、 次の表に リ ス ト す る エ ラ ーの う ち、 1 つ以上のエ ラ ーが表示 さ れ
ます。
LCD パネルのエ ラ ー ア ラ ー ト
エラー
説明
ハー ド ウ ェ ア ア ラ ーム
ハー ド ウ ェ ア エ ラ ーのア ラ ー ト
リ ン ク 状態伝搬
ペアにな っ ている イ ン タ ー フ ェ イ スの リ ン ク 状態
が表示 さ れます。
バイパス
バイパス モー ド で設定 さ れた イ ン ラ イ ン セ ッ ト の
ス テー タ スが表示 さ れます。
フ ァ ン ス テー タ ス
フ ァ ンが ク リ テ ィ カル条件に達 し た時点で ア ラ ー
ト が出 さ れます。
複数のエ ラ ー ア ラ ー ト を確認する には :
u Multi-Function キー を 使用 し て、 エ ラ ー ア ラ ー ト の リ ス ト を ス ク ロ ール し
ま す。
詳細については、 表 「LCD パネルの Multi-Function キー」 (P.126) を参照 し
て く だ さ い。
エ ラ ー ア ラ ー ト モー ド を終了する には :
u LCD デ ィ ス プ レ イ に示 さ れた該当する Multi-Function キーを押 し ます。
ア ラ ー ト を ト リ ガー し たエ ラ ーを解決する前にエ ラ ー ア ラ ー ト モー ド を終
了する と 、 LCD パネルはエ ラ ー ア ラ ー ト モー ド に戻 り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
134
CHAPTER 6
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 3D System は、 組織のニーズを満たす さ ま ざ ま な ア プ ラ イ ア ン ス上で
提供 さ れます。 ア プ ラ イ ア ン ス を ラ ッ ク に設置する方法については、 「ラ ッ ク と
キ ャ ビ ネ ッ ト の取 り 付けオプ シ ョ ン」 (P.135) を参照 し て く だ さ い。
それぞれのア プ ラ イ ア ン スのハー ド ウ ェ ア仕様について、 次の項で説明 し ます。
•
「Sourcefire 防御セ ン タ ー」 (P.136)
•
「Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス」 (P.158)
•
「Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス」 (P.187)
ラ ッ ク と キ ャ ビ ネ ッ ト の取 り 付けオプ シ ョ ン
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スはラ ッ ク と サーバ キ ャ ビ ネ ッ ト に設置する こ と がで
き ます。 ア プ ラ イ ア ン スには、 3D7010、 3D7020、 お よび 3D7030 を除 く ラ ッ ク
マウ ン ト キ ッ ト が同梱 さ れています。 ア プ ラ イ ア ン ス を ラ ッ ク に設置する方法
については、 ラ ッ ク マウ ン ト キ ッ ト に付属の取扱説明書を参照 し て く だ さ い。
3D7010、 3D7020、 および 3D7030 には、 別売 り の ト レ イ と ラ ッ ク マウ ン ト
キ ッ ト が必要です。 他のア プ ラ イ ア ン ス用のラ ッ ク と キ ャ ビ ネ ッ ト 取 り 付けキ ッ
ト を別途購入で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
135
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
Sourcefire 防御セ ン タ ー
防御セ ン タ ーの詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「Sourcefire DC750」 (P.136)
•
「Sourcefire DC1500」 (P.144)
•
「Sourcefire DC3500」 (P.150)
Sourcefire DC750
DC750 は、 2 種類のシ ャ ーシ (Rev. 1 と Rev. 2) で提供 さ れる 1U ア プ ラ イ ア ン
ス です。 仕様は異な り ますが、 ア プ ラ イ ア ン スは同様に機能 し ます。 ア プ ラ イ ア
ン スの詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「DC750 シ ャ ーシの前面図」 (P.136)
•
「DC750 シ ャ ーシの背面図」 (P.140)
•
「DC750 の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ 」 (P.142)
DC750 シ ャ ーシの前面図
DC750 (Rev. 1) シ ャ ーシの前面には前面パネル コ ン ト ロールがあ り ます。
DC750 (Rev. 1)
前面パネルの コ ン ト ロール
DC750 (Rev. 2) シ ャ ーシの前面には前面パネル コ ン ト ロールがあ り ます。
DC750 (Rev. 2)
USB ポー ト
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
前面パネルの コ
ン ト ロール
136
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
次の図に、 DC750 (Rev. 1) の前面パネルの コ ン ト ロール と LED を示 し ます。
DC750 (Rev. 1)
A
B
C
D E
F G
前面パネルの コ ンポーネ ン ト (Rev. 1)
A
USB ポー ト
E
固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブ ス
テー タ ス LED
B
電源ボ タ ン
F
NIC 1 ア ク テ ィ ビ テ ィ ス テー
タ ス LED
C
シ ス テム ス テー タ ス LED
G
NIC 2 ア ク テ ィ ビ テ ィ ス テー
タ ス LED
D
電源 LED
次の図に、 DC750 (Rev. 2) の前面パネルの コ ン ト ロール と LED を示 し ます。
ハー ド デ ィ ス ク ド ラ イ ブ ス テー タ ス ア イ コ ン と シ ス テム ス テー タ ス ア イ コ ン、
NIC ア ク テ ィ ビ テ ィ ス テー タ スの番号 (1、 2、 3、 及び 4)、 および電源ボ タ ン
も LED です。
DC750 (Rev. 2)
A
B C D
G H
E
F
I
J
前面パネルの コ ンポーネ ン ト (Rev. 2)
バージ ョ ン 5.3
A
ID LED 付き ID ボ タ ン
F
ハー ド デ ィ ス ク ド ラ イ ブ ス
テー タ ス LED
B
マス ク 不能割 り 込みボ タ ン
G
NIC 1 ア ク テ ィ ビ テ ィ ス テー
タ ス LED
C
NIC 2 ア ク テ ィ ビ テ ィ ス テー
タ ス LED
H
NIC 3 ア ク テ ィ ビ テ ィ ス テー
タ ス LED
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
137
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
前面パネルの コ ンポーネ ン ト (Rev. 2) (続き)
D
NIC 4 ア ク テ ィ ビ テ ィ ス テー
タ ス LED
I
シ ス テム ス テー タ ス LED
E
リセッ ト ボタ ン
J
電源 LED 付き電源ボ タ ン
シ ャ ーシの前面パネルには、 シ ス テムの動作状態を表示 し て確認で き る 5 つの
LED が付いています。 表 「DC750 前面パネル LED」 に、 前面パネルの LED の説
明を示 し ます。
DC750 前面パネル LED
LED
説明
シ ス テム ス テー タ ス
シ ス テム ス テー タ ス を示 し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 シ ス テムが正常に動作 し ている こ と を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 シ ス テムがデグ レー ド 状態で動作 し ている こ と
を示 し ます。
DC750 (Rev. 1) のみ :
• オ レ ン ジ色の ラ イ ト は、 シ ス テムが重大な ま たは回復不可能な状態にあ る
こ と を示 し ます。
• 点滅する オ レ ン ジ色のラ イ ト は、 シ ス テムが重大な状態にない こ と を示 し
ます。
重要 : オ レ ン ジ色のス テー タ ス ラ イ ト は、 緑色のス テー タ ス ラ イ ト よ り 優先
さ れます。 オ レ ン ジ色の ラ イ ト が点灯または点滅 し てい る場合は、 緑色の ラ
イ ト が消灯 し ています。
詳細については、 表 「DC750 シ ス テム ス テー タ ス」 (P.139) を参照 し て く だ
さ い。
電源
シ ス テムに電力が供給 さ れているのか、 シ ス テムがス リ ープ状態なのかを示
し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 シ ス テムが正常に動作 し ている こ と を示 し ます。
• 消灯は、 シ ス テムがオ フ にな っ てい る こ と を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 シ ス テムがス リ ープ状態にあ る こ と を示 し ます。
チ ッ プ セ ッ ト のス タ ンバイ中はス リ ープ表示が継続 さ れます。 BIOS を通過せ
ずにシ ス テムの電源がオ フ にな っ た場合は、 電源オ フ の時点で有効だ っ た状
態がシ ス テムの電源がオ ン にな っ た と き に復元 さ れ、 BIOS がその状態を ク リ
アする ま で継続 さ れます。 シ ス テムの電源が正常にオ フ にな ら なか っ た場合
は、 BIOS の実行が妨げ ら れる障害または設定変更が原因で シ ス テム ス テー
タ ス ラ イ ト が消灯する と 同時に、 電源ラ イ ト が点滅 し 始めるはずです。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
138
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC750 前面パネル LED (続き)
LED
説明
ハー ド ド ラ イ ブ ア
クテ ィ ビテ ィ
ハー ド ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブがア ク テ ィ ブ であ る こ と
を示 し ます。
• 消灯は、 ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない、 つま り 、 シ ス テムの電源
がオ フ にな っ ているか、 シ ス テムがス リ ープ状態にあ る こ と を示 し ます。
DC750 (Rev. 1) のみ : オ レ ン ジ色のラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブ で障
害が発生 し てい る こ と を示 し ます。
ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ はオ ンボー ド ハー ド デ ィ ス ク コ ン ト ロー ラ か ら特
定 さ れます。 サーバ ボー ド はア ド イ ン コ ン ト ロー ラ に こ の ラ イ ト へのア ク セ
ス を許可する ヘ ッ ダー も提供 し ます。
NIC ア ク テ ィ ビ テ ィ
シ ス テム と ネ ッ ト ワー ク間のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
表 「DC750 シ ス テム ス テー タ ス」 に、 シ ス テム ス テー タ ス LED が点灯する条
件の説明を示 し ます。
DC750 シ ス テム ス テー タ ス
条件
説明
重大
次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた重大な または回復不可能な し き い値超過
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大な し き い値超過
• 電源サブ シ ス テムの障害
• 正 し く 取 り 付け られていないプ ロ セ ッ サまたは互換性のないプ ロ セ ッ サが
原因で シ ス テムの電源がオ ン にな ら ない
• 重大な イ ベン ト ロギン グ エ ラ ー、 System Memory Uncorrectable ECC エ
ラ ー と 、 PCI SERR や PERR な どの致命的な/修正不可能なバス エ ラ ーを含
む
重大で ない
重大で ない状態は、 次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた し き い値超過です。
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大で ない し き い値超過
• シ ャ ーシ侵害
• シ ス テム BIOS か ら の Set Fault Indication コ マ ン ド 。 BIOS は こ の コ マ ン ド
を使用 し て シ ス テム メ モ リ や CPU の設定変更な どの追加の、 重大で ない
ス テー タ ス を示す場合があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
139
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC750 シ ス テム ス テー タ ス (続き)
条件
説明
デグ レ ー ド
デグ レ ー ド 状態は次のイ ベン ト に関連付け られます。
• 1 つ以上のプ ロ セ ッ サが Fault Resilient Boot (FRB) または BIOS に よ っ て
無効にな っ てい る
• BIOS がシ ス テム メ モ リ の一部を無効化またはマ ッ プ アウ ト し た
DC750 シ ャ ーシの背面図
DC750 (Rev. 1) のシ ャ ーシの背面には電源 と 接続ポー ト があ り ます。
DC750 (Rev. 1)
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
電源モ ジ ュ ール
シ リ アル ポー ト VGA ポー ト
代替 eStreamer イ ン タ ー フ ェ イ ス
USB ポー ト
DC750 (Rev. 2) のシ ャ ーシの背面には電源 と 接続ポー ト があ り ます。
DC750 (Rev. 2)
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
電源モ ジ ュ ール
シ リ アル ポー ト
VGA ポー ト
代替 eStreamer イ ン タ ー フ ェ イ ス
USB ポー ト
表 「DC750 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの背面にあ
る機能の説明を示 し ます。
DC750 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図
機能
説明
電源モ ジ ュ ール
AC 電源を通 し て防御セ ン タ ーに電力を供給 し ます。
シ リ アル ポー ト 、
VGA ポー ト
USB ポー ト
デバイ スにモ ニ タ 、 キーボー ド 、 お よびマウス を接続で き る よ う に し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
140
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC750 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図 (続き)
機能
説明
10/100/1000Mbps
イ ーサネ ッ ト 管理イ
ン ターフ ェ イス
アウ ト オブバン ド 管理ネ ッ ト ワー ク接続を提供 し ます。 こ の管理イ ン タ ー
フ ェ イ スは、 メ ン テナ ン ス と 設定の目的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ
フ ィ ッ ク を伝送する ための ものではあ り ません。
代替 eStreamer イ ン
ターフ ェ イス
eStreamer ク ラ イ ア ン ト に代替イ ン タ ー フ ェ イ ス を提供 し ます。
10/100/1000Mbps 管理イ ン タ ー フ ェ イ スはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れて
います。 表 「DC750 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED」 に、 管理イ ン タ ー フ ェ イ スに
関連付け られた LED の説明を示 し ます。
DC750 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED
LED
左 ( リ ン ク)
説明
リ ン ク が確立 し ているかど う かを示 し ます。
• ラ イ ト が点灯 し て い る 場合は、 リ ン ク が確立 し て い
ま す。
• 消灯は、 リ ン クが存在 し ない こ と を示 し ます。
右 (ア ク テ ィ ビ
テ ィ)
バージ ョ ン 5.3
ポー ト 上のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 点滅する ラ イ ト はア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 消灯は、 リ ン クが存在 し ない こ と を示 し ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
141
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC750 の物理パラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
表 「DC750 (Rev. 1) の物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ 」 に、 ア プ ラ イ ア ン ス
の物理属性 と 環境パ ラ メ ー タ の説明を示 し ます。
DC750 (Rev. 1) の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
パラ メ ー タ
説明
フ ォ ーム フ ァ ク タ
1U
寸法 (D x W x H)
20.0 イ ン チ x 16.93 イ ン チ x 1.67 イ ン チ (50.8 cm x 43.0 cm x 4.24 cm)
最大重量
33 ポン ド (15 kg)
電源モ ジ ュ ール
120 VAC 用の 350 W 電源
110 V で 最大 9.5 A、 50/60 Hz
220 V で 最大 4.75 A、 50/60 Hz
動作温度
50 ~ 95°F (10 ~ 35°C)、 最大変化率は 1 時間あた り 18°F (10°C) を超
え ない
非動作時温度
-40 ~ +158°F (-40 ~ +70°C)
非動作時湿度
90%、 95°F (35°C) で結露 し ない こ と
音響 ノ イ ズ
標準的な オ フ ィ ス周囲温度のア イ ド ル状態で 7.0 dBA 未満 ( ラ ッ ク マ ウ
ン ト)
耐衝撃性
2G の正弦波衝撃の半分で エ ラ ーな し (11 ミ リ 秒 間に)
梱包衝撃
24 イ ン チ (60 cm) 自由落下後 も 動作するが、 表面的な損傷が生 じ る場合
があ る。 シ ャ ーシ重量 40 ~ 80 ポン ド (18 ~ 36 kg)
ESD
エ アー排出用の +/-12 kV と 接続用の 8 K
エ アー フ ロー
前面か ら 背面
シ ス テム冷却要件
1660 BTU/時
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
142
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
表 「DC750 (Rev. 2) の物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ 」 に、 ア プ ラ イ ア ン ス
の物理属性 と 環境パ ラ メ ー タ の説明を示 し ます。
DC750 (Rev. 2) の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
パラ メ ー タ
DC750 (REV. 2)
フ ォ ーム フ ァ ク タ
1U
寸法 (D x W x H)
21.8 イ ン チ x 17.25 イ ン チ x 1.67 イ ン チ (55.37 cm x 43.82 cm x 4.24 cm)
最大重量
33 ポン ド (15 kg)
電源モ ジ ュ ール
120 VAC 用の 250 W 電源
110 V で 最大 6.0 A、 50/60 Hz
220 V で 最大 3.0 A、 50/60 Hz
動作温度
50 ~ 95°F (10 ~ 35°C)、 最大変化率は 1 時間あた り 18°F (10°C) を超え
ない
非動作時温度
-40 ~ +158°F (-40 ~ +70°C)
非動作時湿度
90%、 95°F (35°C) で結露 し ない こ と
音響 ノ イ ズ
標準的なオ フ ィ ス周囲温度のア イ ド ル状態で 7.0 dBA (23 +/- 2°C、 73 +/- 4°F)
耐衝撃性
2G の正弦波衝撃の半分で エ ラ ーな し (11 ミ リ 秒 間に)
梱包衝撃
24 イ ン チ (60 cm) 自由落下後 も 動作するが、 表面的な損傷が生 じ る場合
があ る。 シ ャ ーシ重量 40 ~ 80 ポン ド (18 ~ 36 kg)
ESD
エ アー排出用の +/-12 kV と 接続用の 8 K
エ アー フ ロー
前面か ら背面
シ ス テム冷却要件
1660 BTU/時
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
143
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
Sourcefire DC1500
DC1500 は、 1U ア プ ラ イ ア ン ス です。 ア プ ラ イ ア ン スの詳細については、 次の
項を参照 し て く だ さ い。
•
「DC1500 シ ャ ーシの前面図」 (P.144)
•
「DC1500 シ ャ ーシの背面図」 (P.147)
•
「DC1500 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ 」 (P.149)
DC1500 シ ャ ーシの前面図
シ ャ ーシの前面にはハー ド ド ラ イ ブ と 前面パネル コ ン ト ロールがあ り ます。
ハー ド ド ラ イ ブ(RAID 1)
前面パネルの コ ン ト ロール
次の図に、 前面パネルの コ ン ト ロール と LED を示 し ます。
C D EF
G
B
A
H
I
J
K
L
前面パネルの コ ンポーネ ン ト
バージ ョ ン 5.3
A
NIC 2 ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
G
ID LED
B
NIC 1 ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
H
ID ボ タ ン
C
電源ボ タ ン
I
ビデオ コ ネ ク タ (使用不可)
D
電源/ス リ ープ LED
J
マ ス ク 不能割 り 込みボ タ ン
E
固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブ ス
テー タ ス
K
USB 2.0 コ ネ ク タ
F
シ ス テム ス テー タ ス LED
L
リセッ ト ボタン
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
144
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
シ ャ ーシの前面パネルには LED が 6 つ付いています。 こ れ ら の LED は前面カ
バーがあ っ て も な く て も シ ス テムの動作状態を表示 し て確認で き ます。 表
「DC1500 前面パネル LED」 に、 前面パネルの LED の説明を示 し ます。
DC1500 前面パネル LED
LED
説明
NIC 1 ア ク テ ィ ビ テ ィ
NIC 2 ア ク テ ィ ビ テ ィ
シ ス テム と ネ ッ ト ワー ク間のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
電源/ス リ ープ
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
シ ス テムに電力が供給 さ れてい るのか、 シ ス テムがス リ ープ状態なのかを
示 し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 シ ス テムが正常に動作 し ている こ と を示 し ます。
• 点滅す る 緑色の ラ イ ト は、 シ ス テ ムがス リ ー プ状態にあ る こ と を 示 し
ま す。
• 消灯は、 シ ス テムに電力が供給 さ れていない こ と を示 し ます。
チ ッ プ セ ッ ト のス タ ンバイ中はス リ ープ表示が継続 さ れます。 BIOS を通
過せずにシ ス テムの電源がオ フ にな っ た場合は、 電源オ フの時点で有効
だ っ た状態がシ ス テムの電源がオ ン にな っ た と き に復元 さ れ、 BIOS がそ
の状態を ク リ アする ま で継続 さ れます。 シ ス テムの電源が正常にオ フ にな
ら なか っ た場合は、 BIOS の実行が妨げ ら れる障害または設定変更が原因
で シ ス テム ス テー タ ス ラ イ ト が消灯する と 同時に、 電源ラ イ ト が点滅 し
始めるはずです。
ハー ド ド ラ イ ブ ア ク
テ ィ ビテ ィ
ハー ド ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブがア ク テ ィ ブ であ る こ
と を示 し ます。
• オ レ ン ジ色の ラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブ で障害が発生 し てい る こ
と を示 し ます。
• 消灯は、 ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない、 つま り 、 シ ス テムの電
源がオ フ に な っ て い る か、 シ ス テ ムがス リ ー プ状態にあ る こ と を 示 し
ま す。
ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ はオ ンボー ド ハー ド デ ィ ス ク コ ン ト ロー ラ か ら
特定 さ れます。 サーバ ボー ド はア ド イ ン コ ン ト ロー ラ に こ のラ イ ト への
ア ク セス を許可するヘ ッ ダー も提供 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
145
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC1500 前面パネル LED (続き)
LED
説明
シ ス テム ス テー タ ス
シ ス テム ス テー タ ス を示 し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 シ ス テムが正常に動作 し ている こ と を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 シ ス テムがデグ レー ド 状態で動作 し ている こ
と を示 し ます。
• オ レ ン ジ色の ラ イ ト は、 シ ス テムが重大な または回復不可能な状態にあ
る こ と を示 し ます。
• 点滅する オ レ ン ジ色のラ イ ト は、 シ ス テムが重大な状態にない こ と を示
し ます。
• 消灯は、 パワー オ ン セル フ テ ス ト (POST) の実行中、 または、 シ ス テ
ムが停止 し てい る こ と を示 し ます。
重要 : オ レ ン ジ色のス テー タ ス ラ イ ト は、 緑色のス テー タ ス ラ イ ト よ り
優先 さ れます。 オ レ ン ジ色のラ イ ト が点灯または点滅 し ている場合は、 緑
色の ラ イ ト が消灯 し ています。
詳細については、 表 「DC750 シ ス テム ス テー タ ス」 (P.139) を参照 し て く
だ さ い。
シ ス テム ID
他の同様のシ ス テム と 一緒に高密度ラ ッ ク に設置 さ れてい る シ ス テムを特
定で き る よ う に し ます。
• 青色の ラ イ ト は ID ボ タ ンが押 さ れて、 ア プ ラ イ ア ン スの背面で青色の ラ
イ ト が点灯 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ID ボ タ ンが押 さ れていない こ と を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
146
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
表 「DC1500 シ ス テム ス テー タ ス」 に、 シ ス テム ス テー タ ス LED が点灯する条
件の説明を示 し ます。
DC1500 シ ス テム ス テー タ ス
条件
説明
重大
次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた重大な または回復不可能な し き い値超過
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大な し き い値超過
• 電源サブ シ ス テムの障害
• 正 し く 取 り 付け られていないプ ロ セ ッ サまたは互換性のないプ ロ セ ッ サが
原因で シ ス テムの電源がオ ン にな ら ない
• 重大な イ ベン ト ロギン グ エ ラ ー、 System Memory Uncorrectable ECC エ
ラ ー と 、 PCI SERR や PERR な どの致命的な/修正不可能なバス エ ラ ーを含
む
重大で ない
重大で ない状態は、 次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた し き い値超過です。
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大で ない し き い値超過
• シ ャ ーシ侵害
• シ ス テム BIOS か ら の Set Fault Indication コ マ ン ド 。 BIOS は こ の コ マ ン ド
を使用 し て シ ス テム メ モ リ や CPU の設定変更な どの追加の、 重大で ない
ス テー タ ス を示す場合があ り ます。
デグ レー ド
デグ レ ー ド 状態は次のイ ベン ト に関連付け られます。
• 1 つ以上のプ ロ セ ッ サが Fault Resilient Boot (FRB) または BIOS に よ っ て
無効にな っ てい る
• BIOS がシ ス テム メ モ リ の一部を無効化またはマ ッ プ アウ ト し た
DC1500 シ ャ ーシの背面図
シ ャ ーシの背面には、 接続ポー ト と 電源があ り ます。
VGA ポー ト
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
シ リ アル ポー ト USB ポー ト
バージ ョ ン 5.3
代替 eStreamer イ ン タ ー フ ェ イ ス
電源モ ジ ュ ール
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
147
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
表 「DC1500 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの背面に
あ る機能の説明を示 し ます。
DC1500 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図
機能
説明
電源モ ジ ュ ール
AC 電源を通 し て防御セ ン タ ーに電力を供給 し ます。
VGA ポー ト
USB ポー ト
防御セン タ ーにモニ タ、 キーボー ド 、 およびマウスを接続で き る よ う に し ます。
10/100/1000Mbps
イ ーサネ ッ ト 管理イ
ン ターフ ェ イス
アウ ト オブバン ド 管理ネ ッ ト ワー ク接続を提供 し ます。 こ の管理イ ン タ ー
フ ェ イ スは、 メ ン テナ ン ス と 設定の目的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ
フ ィ ッ ク を伝送する ための ものではあ り ません。
代替 eStreamer イ ン
ターフ ェ イス
eStreamer ク ラ イ ア ン ト に代替イ ン タ ー フ ェ イ ス を提供 し ます。
RJ45 シ リ アル
ポー ト
ア プ ラ イ ア ン ス上のすべての管理サービ スに直接ア ク セスする ためのワー ク
ス テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間直接接続 (RJ45 / DB-9 アダ プ タ を使用) を
確立で き る よ う に し ます。 RJ45 シ リ アル ポー ト は、 メ ン テナ ン ス と 設定の
目的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する ための ものではあ り
ません。 表 「DC1500 シ リ アル ポー ト のピ ン割 り 当て」 (P.149) を参照 し て
く だ さ い。
重要 : 前面パネル と 背面パネルのシ リ アル ポー ト を同時に使用する こ と はで
き ません。
10/100/1000Mbps 管理イ ン タ ー フ ェ イ スはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れて
います。 表 「DC1500 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED」 に、 管理イ ン タ ー フ ェ イ スに
関連付け られた LED の説明を示 し ます。
DC1500 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED
LED
説明
左 ( リ ン ク)
リ ン クが確立 し てい るかど う かを示 し ます。
• ラ イ ト が点灯し ている場合は、 リ ン クが確立し ています。
• 消灯は、 リ ン ク が存在 し ない こ と を示 し ます。
右 (ア ク テ ィ ビ
テ ィ)
バージ ョ ン 5.3
ポー ト 上のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 点滅する ラ イ ト はア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
148
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
表 「DC1500 シ リ アル ポー ト のピ ン割 り 当て」 に、 DB-9 コ ネ ク タ 上に現れる信
号の説明を示 し ます。
DC1500 シ リ アル ポー ト のピ ン割 り 当て
ピン
信号
説明
1
DCD
キ ャ リ ア検出
2
RD
受信デー タ
3
TD
送信デー タ
4
DTR
デー タ タ ー ミ ナル レ デ ィ
5
GND
地面
6
DSR
デー タ セ ッ ト レデ ィ
7
RTS
送信要求
8
CTS
送信可
9
RI
リ ン グ イ ン ジケー タ
DC1500 の物理パラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
表 「DC1500 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ 」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの物理属
性 と 環境パラ メ ー タ の説明を示 し ます。
DC1500 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ
パラ メ ー タ
説明
フ ォ ーム フ ァ ク タ
1U
寸法 (D x W x H)
27.2 イ ン チ x 16.93 イ ン チ x 1.7 イ ン チ (69.1 cm x 43.0 cm x 4.3 cm)
最大重量
34 ポン ド (15.4 kg)
電源モ ジ ュ ール
120 VAC 用の 600 W 電源
110 V で 最大 9.5 A、 50/60 Hz
220 V で 最大 4.75 A、 50/60 Hz
動作温度
50 ~ 95°F (10 ~ 35°C)
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
149
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC1500 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
非動作時温度
-40 ~ +158°F (-40 ~ +70°C)
非動作時湿度
90%、 82.4°F (28°C) で結露 し ない こ と
音響 ノ イ ズ
標準的なオ フ ィ ス周囲温度のア イ ド ル状態で 7.0 dBA 未満 (ラ ッ ク マウ
ン ト)
耐衝撃性
2G の正弦波衝撃の半分で エ ラ ーな し (11 ミ リ 秒 間に)
梱包衝撃
24 イ ン チ (60 cm) 自由落下後 も 動作するが、 表面的な損傷が生 じ る
場合があ る。 シ ャ ーシ重量 40 ~ 80 ポン ド (18 ~ 36 kg)
ESD
Intel 環境テ ス ト 仕様に基づ く +/-15 kV (I/O ポー ト +/-8 KV)
エ アー フ ロー
前面か ら 背面
シ ス テム冷却要件
2550 BTU/時
Sourcefire DC3500
DC3500 は、 1U ア プ ラ イ ア ン ス です。 ア プ ラ イ ア ン スの詳細については、 次の
項を参照 し て く だ さ い。
•
「DC3500 シ ャ ーシの前面図」 (P.150)
•
「DC3500 シ ャ ーシの背面図」 (P.153)
•
「DC3500 の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ 」 (P.157)
DC3500 シ ャ ーシの前面図
シ ャ ーシの前面にはハー ド ド ラ イ ブ と 前面パネルがあ り ます。
ハー ド ド ラ イ ブ(RAID 1)
前面パネル
ア プ ラ イ ア ン スの前面には前面パネルの コ ン ト ロール と LED 表示があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
150
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
次の図に、 前面パネルの コ ン ト ロール と LED を示 し ます。
A B C
D
E F G
前面パネルの コ ンポーネ ン ト
A
ID LED
E
ID ボ タ ン
B
シ ス テム ス テー タ ス LED
F
リセッ ト ボタン
C
電源 LED
G
電源ボ タ ン
D
USB ポー ト
シ ャ ーシの前面パネルには、 シ ス テムの動作状態を表示する 3 つの LED が付い
ています。 表 「DC3500 前面パネル LED」 に、 前面パネルの LED の説明を示 し
ます。
DC3500 前面パネル LED
LED
説明
電源
シ ス テムに電力が供給 さ れているかど う かを示 し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 シ ス テムに電力が供給 さ れてい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 シ ス テムに電力が供給 さ れていない こ と を示 し ます。
シ ス テム ス テー タ ス
シ ス テム ス テー タ ス を示 し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 シ ス テムが正常に動作 し ている こ と を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 シ ス テムがデグ レー ド 状態で動作 し ている こ と
を示 し ます。
• 点滅する オ レ ン ジ色のラ イ ト は、 シ ス テムが重大な状態にない こ と を示 し
ます。
• オ レ ン ジ色の ラ イ ト は、 シ ス テムが重大な ま たは回復不可能な状態にあ る
こ と を示 し ます。
• 消灯は、 シ ス テムが起動中か、 オ フ にな っ ている こ と を示 し ます。
重要 : オ レ ン ジ色のス テー タ ス ラ イ ト は、 緑色のス テー タ ス ラ イ ト よ り 優先
さ れます。 オ レ ン ジ色の ラ イ ト が点灯または点滅 し てい る場合は、 緑色の ラ
イ ト が消灯 し ています。
詳細については、 表 「DC3500 シ ス テム ス テー タ ス」 (P.152) を参照 し て く
だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
151
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC3500 前面パネル LED (続き)
LED
説明
ハー ド ド ラ イ ブ ア
クテ ィ ビテ ィ
ハー ド ド ラ イ ブ ス テー タ ス を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブがア ク テ ィ ブ であ る こ と
を示 し ます。
• オ レ ン ジ色の ラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブの障害を示 し ます。
• 消灯は、 ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない、 つま り 、 シ ス テムの電源
がオ フ にな っ ている こ と を示 し ます。
NIC ア ク テ ィ ビ テ ィ
ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在するかど う かを示 し ます。
• 緑色のラ イ ト は、 ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
シ ス テム ID
他の同様のシ ス テム と 一緒に高密度ラ ッ ク に設置 さ れてい る シ ス テムを特定で
き る よ う に し ます。
• 青色の ラ イ ト は ID ボ タ ンが押 さ れて、 ア プ ラ イ ア ン スの背面で青色の ラ イ
ト が点灯 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ID ボ タ ンが押 さ れていない こ と を示 し ます。
表 「DC3500 シ ス テム ス テー タ ス」 に、 シ ス テム ス テー タ ス LED が点灯する条
件の説明を示 し ます。
DC3500 シ ス テム ス テー タ ス
条件
説明
重大
次のイ ベン ト に関連付け られた重大な または回復不可能な し き い値超過
• 温度、 電圧、 ま たは フ ァ ンの重大な し き い値超過
• 電源サブ シ ス テムの障害
• 正 し く 取 り 付け ら れていないプ ロ セ ッ サまたは互換性のないプ ロ セ ッ サが原因
で シ ス テムの電源がオ ン にで き ない
• 重大な イ ベン ト ロギン グ エ ラ ー、 System Memory Uncorrectable ECC エ ラ ー
と 、 PCI SERR や PERR な どの致命的な/修正不可能なバス エ ラ ーを含む
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
152
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC3500 シ ス テム ス テー タ ス (続き)
条件
説明
重大で ない
重大で ない状態は、 次のイ ベン ト に関連付け られた し き い値超過です。
• 温度、 電圧、 ま たは フ ァ ンの重大でない し き い値超過
• シ ャ ーシ侵害
• シ ス テム BIOS か ら の Set Fault Indication コ マ ン ド 。 BIOS は こ の コ マ ン ド を使
用 し て シ ス テム メ モ リ や CPU の設定変更な どの追加の、 重大で ないス テー タ
ス を示す場合があ り ます。
デグ レー ド
デグ レ ー ド 状態は次のイ ベ ン ト に関連付け ら れます。
• 1 つ以上のプ ロ セ ッ サが Fault Resilient Boot (FRB) または BIOS に よ っ て無効
にな っ ている
• 一部のシ ス テム メ モ リ が BIOS に よ っ て無効化またはマ ッ プ アウ ト さ れている
• いずれかの電源が、 ケーブルが外れてい るか、 機能 し ていない
ヒ ン ト : デグ レ ー ド 状態が表示 さ れた場合は、 最初に電源の接続を チ ェ ッ ク し て
く だ さ い。 ア プ ラ イ ア ン スの電源を オ フ に し て、 両方の電源 コ ー ド を外 し 、 も う
一度接続 し て元に戻 し てか ら、 ア プ ラ イ ア ン ス を再起動 し ます。
警告 : 電源を安全にオ フ にする には、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の
「Managing Devices」 の章に記載 さ れた手順または防御セ ン タ ーのシ ェ ルか ら
shutdown -h now コ マ ン ド を使用 し ます。
DC3500 シ ャ ーシの背面図
シ ャ ーシの背面には、 接続ポー ト と 電源があ り ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
シ リ アル
ポー ト
VGA
ポー ト
バージ ョ ン 5.3
USB
ポー ト
代替 eStreamer イ ン タ ー フ ェ イ ス
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
電源モ ジ ュ ール
153
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
表 「DC3500 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの背面に
あ る機能の説明を示 し ます。
DC3500 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図
機能
説明
PS/2 マウス コ ネ ク タ
PS/2 キーボー ド コ ネ
クタ
VGA ポー ト
USB ポー ト
RJ45 シ リ アル ポー ト を使用する代わ り に、 ア プ ラ イ ア ン スにモニ タ 、 キー
ボー ド 、 お よびマウス を接続 し て、 ワー ク ス テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間の
直接接続を確立で き る よ う に し ます。 また、 ア プ ラ イ ア ン スに付属のサム ド
ラ イ ブ を使用 し て、 USB ポー ト 経由で ア プ ラ イ ア ン ス を元の工場出荷時状態
に復元する必要 も あ り ます。
RJ45 シ リ アル ポー ト
ア プ ラ イ ア ン ス上のすべての管理サービ スに直接ア ク セスする ためのワー ク
ス テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間直接接続 (RJ45 / DB-9 アダ プ タ を使用) を
確立で き る よ う に し ます。 RJ45 シ リ アル ポー ト は、 メ ン テナ ン ス と 設定の
目的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する ための ものではあ り
ません。 表 「DC3500 シ リ アル ポー ト のピ ン割 り 当て」 (P.156) を参照 し て
く だ さ い。
重要 : 前面パネル と 背面パネルのシ リ アル ポー ト を同時に使用する こ と はで
き ません。
10/100/1000Mbps
イ ーサネ ッ ト 管理イ
ン ターフ ェ イス
アウ ト オブバン ド 管理ネ ッ ト ワー ク接続を提供 し ます。 こ の管理イ ン タ ー
フ ェ イ スは、 メ ン テナ ン ス と 設定の目的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ
フ ィ ッ ク を伝送する ためのも のではあ り ません。
代替 eStreamer イ ン
ターフ ェ イス
eStreamer ク ラ イ ア ン ト に代替イ ン タ ー フ ェ イ ス を提供 し ます。
冗長電源
AC 電源を通 し て ア プ ラ イ ア ン スに電力を供給 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
154
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
10/100/1000Mbps 管理イ ン タ ー フ ェ イ スはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れて
います。 表 「DC3500 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED」 に、 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
に関連付け られた LED の説明を示 し ます。
DC3500 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED
LED
説明
左 (ア ク テ ィ ビ
テ ィ)
ポー ト 上のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
右 ( リ ン ク)
• 点滅する ラ イ ト はア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
リ ン ク が確立 し ているかど う かを示 し ます。
• ラ イ ト は リ ン クが確立 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 リ ン クが存在 し ない こ と を示 し ます。
電源モ ジ ュ ールはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れています。 表 「DC3500 電源
LED」 に、 デ ュ アル電源に関連付け ら れた LED の説明を示 し ます。
DC3500 電源 LED
LED
説明
消灯
電源が接続 さ れていません。
オレンジ
こ のモ ジ ュ ールに電力が供給 さ れていません。
または
モ ジ ュ ール障害、 飛んだ ヒ ュ ーズ、 フ ァ ン障害な どの電
源重大イ ベン ト 。 電源はシ ャ ッ ト ダウ ン さ れます。
バージ ョ ン 5.3
オ レ ン ジに点滅
高温や フ ァ ン速度低下な どの電源警告イ ベ ン ト 。 電源は
動作を継続 し ます。
緑色に点滅
AC 入力が存在 し ます。 待機電圧。 電源がオ フ にな っ てい
ます。
緑
電源が接続 さ れ、 オ ン にな っ ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
155
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
表 「DC3500 シ リ アル ポー ト のピ ン割 り 当て」 に、 DB-9 コ ネ ク タ 上に現れる信
号の説明を示 し ます。
DC3500 シ リ アル ポー ト のピ ン割 り 当て
ピン
信号
説明
1
DCD
キ ャ リ ア検出
2
RD
受信デー タ
3
TD
送信デー タ
4
DTR
デー タ タ ー ミ ナル レ デ ィ
5
GND
地面
6
DSR
デー タ セ ッ ト レデ ィ
7
RTS
送信要求
8
CTS
送信可
9
RI
リ ン グ イ ン ジケー タ
DC3500 内部 USB コ ネ ク タ のピ ン配列表に、 USB コ ネ ク タ 上に表示 さ れる信号
の説明を示 し ます。
DC3500 内部 USB コ ネ ク タ のピ ン配列
バージ ョ ン 5.3
ピン
信号名
説明
1
USB2_VBUS4
USB 電源 (ポー ト 4)
2
USB2_VBUS5
USB 電源 (ポー ト 5)
3
USB_ICH_P4N_CONN
USB ポー ト 4 の負信号
4
USB_ICH_P5N_CONN
USB ポー ト 5 の負信号
5
USB_ICH_P4P_CONN
USB ポー ト 4 の正信号
6
USB_ICH_P5P_CONN
USB ポー ト 5 の正信号
7
地面
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
156
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 防御セ ン タ ー
第6章
DC3500 内部 USB コ ネ ク タ のピ ン配列 (続き)
ピン
信号名
説明
8
地面
9
キー
ピンな し
10
TP_ISB_ICH_NC
テス ト ポイ ン ト
DC3500 の物理パラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
表 「DC3500 の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ 」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの物理属
性 と 環境パラ メ ー タ の説明を示 し ます。
DC3500 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ
パラ メ ー タ
説明
フ ォ ーム フ ァ ク タ
1U
寸法 (D x W x H)
26.2 イ ン チ x 16.93 イ ン チ x 1.7 イ ン チ (66.5 cm x 43.0 cm x 4.3 cm)
重量
38 ポン ド (17.2 kg)
電源モ ジ ュ ール
120 VAC 用のデ ュ アル 650 W 冗長電源
110 V で 最大 8.5 A、 50/60 Hz
220 V で 最大 4.2 A、 50/60 Hz
動作温度
50 ~ 95°F (10 ~ 35°C)
非動作時温度
-40 ~ 158°F (-40 ~ 70°C)
動作湿度
5 ~ 85%
非動作時湿度
90%、 95°F (35°C) で結露 し ない こ と
音響 ノ イ ズ
標準的なオ フ ィ ス周囲温度のア イ ド ル状態で 7.0 BA 未満 ( ラ ッ ク マ
ウン ト )
耐衝撃性
2G の正弦波衝撃の半分で エ ラ ーな し (11 ミ リ 秒 間に)
梱包衝撃
24 イ ン チ (60 cm) 自由落下後 も 動作するが、 表面的な損傷が生 じ
る場合があ る。 シ ャ ーシ重量 40 ~ 80 ポン ド (18 ~ 36 kg)
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
157
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
DC3500 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
ESD
Intel 環境テ ス ト 仕様に基づ く +/-15 KV (I/O ポー ト +/-8 KV)
エ アー フ ロー
前面か ら背面
シ ス テム冷却要件
2550 BTU/時
RoHS
RoHS 指令 2002/95/EC に準拠
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
すべての 7000 シ リ ーズ デバイ スで、 ア プ ラ イ ア ン スの前面に、 ア プ ラ イ ア ン
ス を表示 し た り 、 有効な場合に設定 し た り する ための LCD パネルがあ り ます。
デバイ スの詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「Sourcefire3D7010、 3D7020、 および 3D7030」 (P.158)
•
「Sourcefire 3D7110 と 3D7120」 (P.166)
•
「Sourcefire 3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150」 (P.177)
Sourcefire3D7010、 3D7020、 および 3D7030
70xx フ ァ ミ リ と も呼ばれる 3D7010、 3D7020、 および 3D7030 デバイ スは、 1U
ア プ ラ イ ア ン ス であ り 、 ラ ッ ク ト レ イの半分の幅で、 個別にバイパス機能を設
定可能な 8 つの銅線イ ン タ ー フ ェ イ スが付属 し ています。 70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ
イ ア ン スの安全上の考慮事項については、 「Sourcefire シ リ ーズ 3 に関する情報」
(P.255) を参照 し て く だ さ い。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「70xx フ ァ ミ リ 前面図」 (P.159)
•
「70xx フ ァ ミ リ 背面図」 (P.164)
•
「70xx フ ァ ミ リ の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ 」 (P.165)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
158
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
70xx フ ァ ミ リ 前面図
シ ャ ーシの前面には、 LCD パネル、 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス、 前面パネル、
お よび管理ポー ト があ り ます。
70xx フ ァ ミ リ (シ ャ ーシ : CHRY-1U-AC) の前面図
前面パネル
LCD パネル
センシング イ ン タ ーフ ェ イ ス
管理ポー ト
表 「70xx フ ァ ミ リ シ ス テム コ ン ポーネ ン ト : 前面図」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの前
面にあ る機能の説明を示 し ます。
.
70xx フ ァ ミ リ シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 前面図
機能
説明
LCD パネル
デバイ スの設定、 エ ラ ー メ ッ セージの表示、 およびシ ス テム ス テー タ スの
確認を行 う ために さ ま ざ ま な モー ド で動作 し ます。 詳細については、 「シ
リ ーズ 3 デバイ ス上の LCD パネルの使用」 (P.123) を参照 し て く だ さ い。
センシング イ ン タ ー
フ ェ イス
ネ ッ ト ワー ク に接続する セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スがあ り ます。 詳細に
ついては、 「セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.162) を参照 し て く だ さ い。
10/100/1000 イ ーサ
ネ ッ ト 管理イ ン タ ー
フ ェ イス
アウ ト オブバン ド 管理ネ ッ ト ワー ク接続を提供 し ます。 こ の管理イ ン タ ー
フ ェ イ スは、 メ ン テナ ン ス と 設定の目的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ
フ ィ ッ ク を伝送する ための ものではあ り ません。
前面パネル
シ ス テムの動作状態を表示する LED だけでな く 、 電源ボ タ ン な どの さ ま ざ
ま な コ ン ト ロール も 配置 さ れています。 詳細については、 「3D7110 お よび
3D7120 前面パネル コ ンポーネ ン ト 」 (P.168) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
159
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
70xx フ ァ ミ リ の前面パネル
A B C
D
E
前面パネルの コ ンポーネ ン ト
A
リセッ ト ボタ ン
D
シ ス テム ID ボ タ ン
B
シ ス テム ス テー タ ス LED
E
電源ボ タ ン および LED
C
ハー ド ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ
テ ィ LED
シ ャ ーシの前面パネルには、 シ ス テムの動作状態を表示する LED が付いていま
す。 表 「70xx フ ァ ミ リ 前面パネル LED」 に、 前面パネルの LED の説明 を 示 し
ま す。
70xx フ ァ ミ リ 前面パネル LED
LED
説明
リセッ ト ボタン
電源か ら切 り 離 さ ずにア プ ラ イ ア ン ス を リ ブー ト で き る よ う に し ます。
シ ス テム ス テー タ ス
シ ス テム ス テー タ ス を示 し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 電源がオ ン にな っ てお り 、 シ ス テムが正常に動作 し てい
る、 または、 電源がオ フ にな っ てお り 、 AC 電源に接続 さ れてい る こ と を
示 し ます。
• オ レ ン ジ色の ラ イ ト は、 シ ス テム障害を示 し ます。
詳細については、 表 「70xx フ ァ ミ リ シ ス テム ス テー タ ス」 (P.161) を参照
し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
160
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
70xx フ ァ ミ リ 前面パネル LED (続き)
LED
説明
ハー ド ド ラ イ ブ ア
クテ ィ ビテ ィ
ハー ド ド ラ イ ブ ス テー タ ス を示 し ます。
シ ス テム ID
押す と 、 ID ボ タ ンが青色に光 り 、 シ ャ ーシの背面にあ る青色の ラ イ ト が点灯
し ます。
電源ボ タ ンお よび
LED
ア プ ラ イ ア ン スに電力が供給 さ れているかど う かを示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブがア ク テ ィ ブ であ る こ と
を示 し ます。
• ラ イ ト が消灯 し ている場合は、 ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ないか、
シ ス テムの電源がオ フ にな っ ています。
• 緑色の ラ イ ト は、 ア プ ラ イ ア ン スに電力が供給 さ れてお り 、 シ ス テムがオ
ン にな っ ている こ と を示 し ます。
• 消灯は、 シ ス テムがシ ャ ッ ト ダウ ン さ れたか、 電力が供給 さ れていない こ
と を示 し ます。
70xx フ ァ ミ リ シ ス テム ス テー タ ス表に、 シ ス テム ス テー タ ス LED が点灯する
条件の説明を示 し ます。
70xx フ ァ ミ リ シ ス テム ス テー タ ス
条件
説明
重大
次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた重大な または回復不可能な し き い値超過
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大な し き い値超過
• 電源サブ シ ス テムの障害
• 正 し く 取 り 付け られていないプ ロ セ ッ サまたは互換性のないプ ロ セ ッ サが
原因で シ ス テムの電源がオ ン にで き ない
• 重大な イ ベン ト ロギン グ エ ラ ー、 System Memory Uncorrectable ECC エ
ラ ー と 、 PCI SERR や PERR な どの致命的な/修正不可能なバス エ ラ ーを含
む
重大で ない
重大で ない状態は、 次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた し き い値超過です。
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大で ない し き い値超過
• シ ス テム BIOS か ら の Set Fault Indication コ マ ン ド 。 BIOS は こ の コ マ ン ド
を使用 し て シ ス テム メ モ リ や CPU の設定変更な どの追加の、 重大で ない
ス テー タ ス を示す場合があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
161
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
70xx フ ァ ミ リ シ ス テム ス テー タ ス (続き)
条件
説明
デグ レ ー ド
デグ レ ー ド 状態は次のイ ベン ト に関連付け られます。
• 1 つ以上のプ ロ セ ッ サが Fault Resilient Boot (FRB) または BIOS に よ っ て
無効にな っ てい る
• 一部のシ ス テム メ モ リ が BIOS に よ っ て無効化またはマ ッ プ アウ ト さ れて
いる
• いずれかの電源が、 ケーブルが外れているか、 機能 し ていない
セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ ス
70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン スには、 バイパス機能を個別に設定可能な 8 つの銅
線イ ン タ ー フ ェ イ スが付属 し ています。
8 ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス
リ ン ク LED
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バイパス LED
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス上のア ク テ ィ ビ テ ィ LED と リ ン ク LED については、 表
「70xx フ ァ ミ リ 銅線 リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LED」 を参照 し て く だ さ い。
70xx フ ァ ミ リ 銅線 リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バージ ョ ン 5.3
ス テー タ ス
説明
両方の LED が消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し ません。
リ ン ク (オ レ ン ジ)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 10 Mb ま
たは 100 Mb です。
リ ン ク (緑)
イ ン タ ーフ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 1 Gb です。
アクテ ィ ビテ ィ
(点滅する緑)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ ク
が通過 し ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
162
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス上のバイパス LED については、 表 「70xx フ ァ ミ リ 銅線バ
イパス LED」 を参照 し て く だ さ い。
70xx フ ァ ミ リ 銅線バイパス LED
ス テー タ ス
説明
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド で ないか、 電力
が供給 さ れていません。
緑色で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな る準備が
整 っ ています。
オ レ ン ジ で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな っ てお り 、
ト ラ フ ィ ッ ク を検査 し ていません。
オ レ ン ジに点滅
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな っ てい る、
つま り 、 フ ェ ール オープ ンの状態にな っ ています。
10/100/1000 管理イ ン タ ー フ ェ イ スはア プ ラ イ ア ン スの前面に配置 さ れていま
す。 表 「70xx フ ァ ミ リ 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED」 に、 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
に関連付け られた LED の説明を示 し ます。
70xx フ ァ ミ リ 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED
バージ ョ ン 5.3
LED
説明
左 ( リ ン ク)
リ ン ク が確立 し ているかど う かを示 し ます。 ラ イ ト が
点灯 し ている場合は、 リ ン クが確立 し ています。 ラ イ
ト が消灯 し てい る場合は、 リ ン ク が存在 し ません。
右 (ア ク テ ィ ビ
テ ィ)
ポー ト 上のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。 ラ イ ト が点滅
し ている場合は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ます。 ラ イ
ト が消灯 し てい る場合は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ま
せん。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
163
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
70xx フ ァ ミ リ 背面図
シ ャ ーシの背面には、 シ ス テム ID LED、 接続ポー ト 、 アース ス タ ッ ド 、 お よび
電源 コ ネ ク タ があ り ます。
70xx フ ァ ミ リ (シ ャ ーシ : CHRY-1U-AC) の背面図
2.0 USB ポー ト
シ ス テム ID LED
アース ス タ ッ ド
VGA ポー ト シ リ アル
ポー ト
電源 コ ネ ク タ
表 「70xx フ ァ ミ リ シ ス テム コ ン ポーネ ン ト : 背面図」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの背
面にあ る機能の説明を示 し ます。
70xx フ ァ ミ リ シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図
機能
説明
シ ス テム ID LED
他の同様のシ ス テム と 一緒に高密度 ラ ッ ク に設置 さ れてい る シ ス テムを特定
で き る よ う に し ます。 青色の LED は ID ボ タ ンが押 さ れた こ と を示 し ます。
2.0 USB ポー ト
VGA ポー ト
シ リ アル ポー ト
RJ45 シ リ アル ポー ト を使用する代わ り に、 デバイ スにモ ニ タ 、 キーボー ド 、
お よびマウス を接続 し て、 ワー ク ス テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間の直接接続
を確立で き る よ う に し ます。
アース ス タ ッ ド
ア プ ラ イ ア ン ス を共通ボンデ ィ ン グ網に接続で き る よ う に し ます。 詳細につ
いては、 「Sourcefire デバイ スの所要電力」 (P.264) を参照 し て く だ さ い。
12 V 電源 コ ネ ク タ
AC 電源経由のデバイ スへの電源接続を提供 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
164
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
70xx フ ァ ミ リ の物理パラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
表 「70xx フ ァ ミ リ の物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ 」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの
物理属性 と 環境パラ メ ー タ の説明を示 し ます。
70xx フ ァ ミ リ の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
パラ メ ー タ
説明
フ ォ ーム フ ァ ク タ
1U、 ラ ッ ク幅の半分
寸法 (D x W x H)
シ ン グル シ ャ ーシ : 12.49 イ ン チ x 7.89 イ ン チ x 1.66 イ ン チ (31.74 cm x
20.04 cm x 4.21 cm)
2 シ ャ ーシ ト レ イ : 25.05 イ ン チ x 17.24 イ ン チ x 1.73 イ ン チ (63.62 cm ×
43.8 cm × 4.44 cm)
シ ャ ーシの重量
最大設置
シ ャ ーシ : 7 ポン ド (3.17 kg)
ト レ イ内のシ ン グル シ ャ ーシ と 電源 : 17.7 ポン ド (8.03 kg)
シ ン グル ト レ イ内のダ ブル シ ャ ーシ と 電源 : 24.7 ポン ド (11.2 kg)
銅線 1000BASE-T
ペア構成内のギガ ビ ッ ト 銅線イ ーサネ ッ ト バイパス対応イ ン タ ー フ ェ イ ス
ケーブル と 距離 : Cat5E、 50 m
電源モ ジ ュ ール
200 W AC 電源
電圧 : 公称 100 ~ 240 VAC (最大 90 ~ 264 VAC)
電流 : フルレ ン ジ で最大 2 A
周波数範囲 : 公称 50/60 Hz (最大 47 ~ 63 Hz)
動作温度
0 ~ 40°C (32 ~ 104°F)
非動作時温度
-20 ~ 70°C (-29 ~ 158°F)
動作湿度
5 ~ 95%、 結露 し ない こ と
こ れ ら の制限を超えた動作は保証 さ れず、 推奨 さ れません。
非動作時湿度
0 ~ 95% (結露 し ない こ と )
ユニ ッ ト は 95% の非結露相対湿度未満で保管 し て く だ さ い。 ユニ ッ ト
を 稼働 さ せ る 前に、 48 時間以上、 最大動作湿度未満で慣 ら し 運転 し て く
だ さ い。
高度
バージ ョ ン 5.3
0 (海抜) ~ 5905 フ ィ ー ト (0 ~ 1800 m)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
165
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
70xx フ ァ ミ リ の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
冷却要件
682 BTU/時
必要な動作温度範囲内で ア プ ラ イ ア ン ス を維持する ために十分な冷却を提
供する必要があ り ます。 こ れがで き ない場合は、 ア プ ラ イ ア ン スの誤動作
や損傷を引き起 こ す可能性があ り ます。
音響 ノ イ ズ
53 dBA (ア イ ド ル時) 62 dBA (全プ ロ セ ッ サ負荷時)
耐衝撃性
5G の正弦波衝撃の半分で エ ラ ーな し (11 ミ リ 秒 間に)
エ アー フ ロー
20 フ ィ ー ト 3 (0.57 m3) /分
側面に換気口がないため、 エ アー フ ローはア プ ラ イ ア ン スの前面か ら入 っ
て背面に抜けます。
Sourcefire 3D7110 と 3D7120
71xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D7110 デバイ ス と 3D7120 デバイ スは、 1U ア プ ラ イ
ア ン ス であ り 、 バイパス機能を個別に設定可能な 8 つの銅線または フ ァ イバ イ
ン タ ー フ ェ イ スが付属 し ています。 71xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン スの安全上の考
慮事項については、 「Sourcefire シ リ ーズ 3 に関する情報」 (P.255) を参照 し て
く だ さ い。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「3D7110 シ ャ ーシ と 3D7120 シ ャ ーシの前面図」 (P.166)
•
「3D7110 シ ャ ーシ と 3D7120 シ ャ ーシの背面図」 (P.173)
•
「3D7110 と 3D7120 の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ 」 (P.175)
3D7110 シ ャ ーシ と 3D7120 シ ャ ーシの前面図
シ ャ ーシの前面には、 LCD パネル、 USB ポー ト 、 お よび銅線セ ン シ ン グ イ ン
タ ー フ ェ イ ス と フ ァ イバ セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スのど ち らかがあ り ます。
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス付きの 3D7110 と 3D7120 (シ ャ ーシ : GERY-1U-8-C-AC)
LCD パネル
バージ ョ ン 5.3
USB 2.0 ポー ト
前面パネル
センシング イ ン タ ーフ ェ イ ス
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
166
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス付きの 3D7110 と 3D7120 (シ ャ ーシ : GERY-1U-8-FM-AC)
LCD パネル
USB 2.0 ポー ト
前面パネル
センシング イ ン タ ーフ ェ イ ス
3D7110 および 3D7120 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 前面図表に、 ア プ ラ イ ア ン ス
の前面にあ る機能の説明を示 し ます。
3D7110 お よび 3D7120 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 前面図
バージ ョ ン 5.3
機能
説明
LCD パネル
デバイ スの設定、 エ ラ ー メ ッ セージの表示、 お よびシ ス
テム ス テー タ スの確認を行 う ために さ ま ざ ま な モー ド で
動作 し ます。 詳細については、 「シ リ ーズ 3 デバイ ス上の
LCD パネルの使用」 (P.123) を参照 し て く だ さ い。
前面パネル USB
2.0 ポー ト
デバイ スにキーボー ド を接続で き る よ う に し ます。
前面パネル
シ ス テムの動作状態を表示する LED だけで な く 、 電源ボ
タ ン な どの さ ま ざ ま な コ ン ト ロール も配置 さ れています。
詳細については、 「3D7110 および 3D7120 前面パネル」
(P.168) を参照 し て く だ さ い。
センシング イ ン
ターフ ェ イス
ネ ッ ト ワー ク に接続す る セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス
があ り ま す。 詳細につい ては、 「3D7110 および 3D7120
セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス」 (P.171) を 参照 し て く だ
さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
167
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
3D7110 お よび 3D7120 前面パネル
A
B
C D
E F
G
H
3D7110 お よび 3D7120 前面パネル コ ンポーネ ン ト
A
USB 2.0 コ ネ ク タ
E
NIC1 ア ク テ ィ ビ テ ィ
LED
B
リセッ ト ボタ ン
F
ハー ド ド ラ イ ブ ア ク
テ ィ ビ テ ィ LED
C
NIC2 ア ク テ ィ ビ テ ィ
LED
G
ID ボ タ ン
D
シ ス テム ス テー タ ス
LED
H
電源ボ タ ン お よび LED
シ ャ ーシの前面パネルには、 シ ス テムの動作状態を表示する LED が付いていま
す。 8000 シ リ ーズ 前面パネルの コ ンポーネ ン ト 表に、 前面パネルの LED の説
明を示 し ます。
3D7110 お よび 3D7120 前面パネル LED
LED
説明
NIC ア ク テ ィ ビ テ ィ
(1 と 2)
ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在するかど う かを示 し ます。
• 緑色のラ イ ト は、 ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
シ ス テム ス テー タ ス
シ ス テム ス テー タ ス を示 し ます。
• 消灯は、 シ ス テムが正常に動作 し ているか、 電源がオ フ にな っ ている こ と
を示 し ます。
• 赤色の ラ イ ト は、 シ ス テム エ ラ ーを示 し ます。
詳細については、 「3D7110 および 3D7120 シ ス テム ス テー タ ス」 (P.170) を
参照 し て く だ さ い。
リセッ ト ボタン
バージ ョ ン 5.3
電源か ら切 り 離 さ ずにア プ ラ イ ア ン ス を リ ブー ト で き る よ う に し ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
168
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
3D7110 お よび 3D7120 前面パネル LED (続き)
LED
説明
ハー ド ド ラ イ ブ ア
クテ ィ ビテ ィ
ハー ド ド ラ イ ブ ス テー タ ス を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブがア ク テ ィ ブ であ る こ と
を示 し ます。
• オ レ ン ジ色の ラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブの障害を示 し ます。
• ラ イ ト が消灯 し ている場合は、 ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ないか、
シ ス テムの電源がオ フ にな っ ています。
シ ス テム ID
他の同様のシ ス テム と 一緒に高密度ラ ッ ク に設置 さ れてい る シ ス テムを特定で
き る よ う に し ます。
• 青色の ラ イ ト は ID ボ タ ンが押 さ れて、 ア プ ラ イ ア ン スの背面で青色の ラ イ
ト が点灯 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ID ボ タ ンが押 さ れていない こ と を示 し ます。
電源ボ タ ンお よび
LED
ア プ ラ イ ア ン スに電力が供給 さ れているかど う かを示 し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 ア プ ラ イ ア ン スに電力が供給 さ れてお り 、 シ ス テムがオ
ン にな っ ている こ と を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 ア プ ラ イ ア ン スが、 電力が供給 さ れた状態で
シ ャ ッ ト ダウ ン さ れてい る こ と を示 し ます。
• ラ イ ト が消灯 し ている場合は、 シ ス テムに電力が供給 さ れていません。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
169
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
次の表に、 シ ス テム ス テー タ ス LED が点灯する条件の説明を示 し ます。
3D7110 お よび 3D7120 シ ス テム ス テー タ ス
条件
説明
重大
次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた重大な または回復不可能な し き い値超過
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大な し き い値超過
• 電源サブ シ ス テムの障害
• 正 し く 取 り 付け られていないプ ロ セ ッ サまたは互換性のないプ ロ セ ッ サが
原因で シ ス テムの電源がオ ン にで き ない
• 重大な イ ベン ト ロギン グ エ ラ ー、 System Memory Uncorrectable ECC エ
ラ ー と 、 PCI SERR や PERR な どの致命的な/修正不可能なバス エ ラ ーを含
む
重大で ない
重大で ない状態は、 次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた し き い値超過です。
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大で ない し き い値超過
• シ ャ ーシ侵害
• シ ス テム BIOS か ら の Set Fault Indication コ マ ン ド 。 BIOS は こ の コ マ ン ド
を使用 し て シ ス テム メ モ リ または CPU の設定変更な どの追加の、 重大で
ないス テー タ ス を示す場合があ り ます。
デグ レ ー ド
デグ レ ー ド 状態は次のイ ベン ト に関連付け られます。
• 1 つ以上のプ ロ セ ッ サが Fault Resilient Boot (FRB) または BIOS に よ っ て
無効にな っ てい る
• 一部のシ ス テム メ モ リ が BIOS に よ っ て無効化またはマ ッ プ アウ ト さ れて
いる
• いずれかの電源が、 ケーブルが外れているか、 機能 し ていない
ヒ ン ト : デグ レー ド 状態が表示 さ れた場合は、 最初に電源の接続を チ ェ ッ ク
し て く だ さ い。 デバイ スの電源を オ フ に し て、 両方の電源 コ ー ド を外 し 、 も
う 一度接続 し て元に戻 し てか ら、 デバイ ス を再起動 し ます。
警告 : 電源 を安全にオ フ にす る には、 『Sourcefire 3D System User Guide』
の 「Managing Devices」 の章に記載 さ れた手順または CLI か ら shutdown -h
now コ マ ン ド を使用 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
170
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
3D7110 および 3D7120 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス
3D7110 デバ イ ス と 3D7120 デバ イ ス には、 バ イ パス機能 を 個別に設定可能な
8 ポー ト 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス または 8 ポー ト フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ スが付
属 し ています。
8 ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バイパス LED
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス上のア ク テ ィ ビ テ ィ LED と リ ン ク LED については、 次の
表を参照 し て く だ さ い。
3D7110 お よび 3D7120 銅線 リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ス テー タ ス
説明
両方の LED が
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し ません。
リ ン ク (オ レ
ン ジ)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 10 Mb また
は 100 Mb です。
リ ン ク (緑)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 1 Gb です。
アクテ ィ ビテ ィ
(点滅する緑)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ ク が
通過 し ています。
銅線 イ ン タ ー フ ェ イ ス上のバ イ パス LED につい ては、 次の表 を 参照 し て く だ
さ い。
3D7110 お よび 3D7120 銅線バイパス LED
バージ ョ ン 5.3
ス テー タ ス
説明
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド でないか、 電力
が供給 さ れていません。
緑色で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな る準備が
整 っ ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
171
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
3D7110 お よび 3D7120 銅線バイパス LED (続き)
ス テー タ ス
説明
オ レ ン ジ で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな っ てお り 、
ト ラ フ ィ ッ ク を検査 し ていません。
オ レ ン ジに点滅
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな っ ている、
つま り 、 フ ェ ール オープ ンの状態にな っ ています。
8 ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ設定可能バイパス イ ン タ ー フ ェ イ ス
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
バイパス LED
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス上の リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED については、
次の表を参照 し て く だ さ い。
3D7110 お よび 3D7120 フ ァ イバ リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ス テー タ ス
説明
上部 (ア ク テ ィ
ビテ ィ )
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : イ ン タ ー フ ェ イ
ス上に ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在す る場合に ラ イ ト が点灯 し
ます。 消灯 し てい る場合は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ま
せん。
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : ラ イ ト が機能 し ま
せん。
下部 ( リ ン ク )
バージ ョ ン 5.3
イ ン ラ イ ン またはパ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : イ
ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン ク が存在する場合に ラ イ ト が点
灯 し ます。 消灯 し てい る場合は、 リ ン ク が存在 し ません。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
172
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス上のア ク テ ィ ビ テ ィ LED と リ ン ク LED については、
次の表を参照 し て く だ さ い。
3D7110 お よび 3D7120 フ ァ イバ バイパス LED
ス テー タ ス
説明
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド でないか、 電力
が供給 さ れていません。
緑色で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな る準備が
整 っ ています。
オ レ ン ジ で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな っ てお り 、
ト ラ フ ィ ッ ク を検査 し ていません。
オ レ ン ジに点滅
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな っ ている、
つま り 、 フ ェ ール オープ ンの状態にな っ ています。
3D7110 シ ャ ーシ と 3D7120 シ ャ ーシの背面図
シ ャ ーシの背面には、 管理ポー ト 、 接続ポー ト 、 アース ス タ ッ ド 、 お よび電源
があ り ます。
3D7110 と 3D7120 (シ ャ ーシ : GERY-1U-8-C-AC または GERY-1U-8-FM-AC) の背面図
確保済み
USB 2.0 ポー ト
アース ス タ ッ ド
電源装置の LED
#2
#1
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
バージ ョ ン 5.3
VGA ポー ト シ リ アル
ポー ト
ID LED
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
冗長電源
173
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
次の表に、 ア プ ラ イ ア ン スの背面にあ る機能の説明を示 し ます。
3D7110 お よび 3D7120 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図
機能
説明
VGA ポー ト
USB ポー ト
デバイ スにモ ニ タ 、 キーボー ド 、 お よびマウス を接続 し て、 ワー ク ス
テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間の直接接続を確立で き る よ う に し ます。
10/100/1000 イ ーサネ ッ ト 管
理イ ン タ ー フ ェ イ ス
アウ ト オブバン ド 管理ネ ッ ト ワー ク接続を提供 し ます。 こ の管理イ ン
タ ー フ ェ イ スは、 メ ン テナ ン ス と 設定の目的にのみ使用 さ れ、 サービ
ス ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する ための も のではあ り ません。
シ ス テム ID LED
他の同様のシ ス テム と 一緒に高密度ラ ッ ク に設置 さ れてい る シ ス テム
を特定で き る よ う に し ます。 青色のラ イ ト は ID ボ タ ンが押 さ れた こ
と を示 し ます。
アース ス タ ッ ド
ア プ ラ イ ア ン ス を共通ボンデ ィ ン グ網に接続で き る よ う に し ます。 詳
細については、 「Sourcefire デバイ スの所要電力」 (P.264) を参照 し
て く だ さ い。
冗長電源
AC 電源を通 し てデバイ スに電力を供給 し ます。 シ ャ ーシの背面か ら
見て、 左側が電源 #1 で、 右側が電源 #2 です。
電源装置の LED
電源のス テー タ ス を示 し ます。 「3D7110 および 3D7120 電源 LED」
(P.175) を参照 し て く だ さ い。
10/100/1000 管理イ ン タ ー フ ェ イ スはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れていま
す。 次の表に、 管理イ ン タ ー フ ェ イ スに関連付け られた LED の説明を示 し ます。
3D7110 お よび 3D7120 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED
LED
説明
左 (ア ク テ ィ ビ
テ ィ)
ポー ト 上のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
右 ( リ ン ク)
• 点滅する ラ イ ト はア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
リ ン ク が確立 し ているかど う かを示 し ます。
• ラ イ ト は リ ン クが確立 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 リ ン クが存在 し ない こ と を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
174
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
電源モ ジ ュ ールはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れています。 次の表に、 電源に
関連付け られた LED の説明を示 し ます。
3D7110 お よび 3D7120 電源 LED
LED
説明
消灯
電源 コ ー ド が接続 さ れていません。
赤
こ のモ ジ ュ ールに電力が供給 さ れていません。
または
モ ジ ュ ール障害、 飛んだ ヒ ュ ーズ、 フ ァ ン障害な どの電
源重大イ ベン ト 。 電源はシ ャ ッ ト ダウ ン さ れます。
赤色に点滅
高温や フ ァ ン速度低下な どの電源警告イ ベ ン ト 。 電源は
動作を継続 し ます。
緑色に点滅
AC 入力が存在 し ます。 待機電圧。 電源がオ フ にな っ てい
ます。
緑
電源が接続 さ れ、 オ ン にな っ ています。
3D7110 と 3D7120 の物理パラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
次の表に、 ア プ ラ イ ア ン スの物理属性 と 環境パ ラ メ ー タ の説明を示 し ます。
3D7110 と 3D7120 の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ
パラ メ ー タ
説明
フ ォ ーム フ ァ ク タ
1U
寸法 (D x W x H)
21.6 イ ン チ x 19.0 イ ン チ x 1.73 イ ン チ (54.9 cm x 48.3 cm x 4.4 cm)
重量
最大設置
27.5 ポン ド (12.5 kg)
銅線 1000BASE-T
ペア構成内のギガ ビ ッ ト 銅線イ ーサネ ッ ト バイパス対応イ ン タ ー フ ェ イ ス
ケーブル と 距離 : Cat5E、 50 m
フ ァ イバ 1000BASE-SX
LC コ ネ ク タ 付き フ ァ イバ バイパス対応イ ン タ ー フ ェ イ ス
ケーブル と 距離 : SX はマルチモー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
175
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
3D7110 と 3D7120 の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
電源モ ジ ュ ール
450 W デ ュ アル冗長 (1+1) AC 電源
電圧 : 公称 100 ~ 240 VAC (最大 85 ~ 264 VAC)
電流 : 電源あた り 90 ~ 132 VAC に対 し て最大 3 A
電源あた り 187 ~ 264 VAC に対 し て最大 1.5 A
周波数範囲 : 47 ~ 63 Hz
動作温度
5oC ~ 40oC (41oF ~ 104oF)
非動作時温度
-20oC ~ 70oC (-29oF ~ 158oF)
動作湿度
5 ~ 85% (結露 し ない こ と )
非動作時湿度
5 ~ 90%、 25oC ~ 35oC (77oF ~ 95oF) の温度で 28oC (82oF) の最大湿
球を使用 し て結露 し ない こ と
ユニ ッ ト は 95% の非結露相対湿度未満で保管 し て く だ さ い。 ユニ ッ ト を
稼働 さ せる前に、 48 時間以上、 最大動作湿度未満で慣 ら し 運転 し て く だ
さ い。
高度
0 (海抜) ~ 5905 フ ィ ー ト (1800 m)
冷却要件
900 BTU/時
必要な動作温度範囲内で ア プ ラ イ ア ン ス を維持する ために十分な冷却を提
供する必要があ り ます。 こ れがで き ない場合は、 ア プ ラ イ ア ン スの誤動作
や損傷を引き起 こ す可能性があ り ます。
音響 ノ イ ズ
全プ ロ セ ッ サ負荷で 64 dBA、 通常の フ ァ ン動作
GR-63-CORE 4.6 Acoustic Noise に準拠
耐衝撃性
Bellecore GR-63-CORE 標準に準拠
エ アー フ ロー
140 フ ィ ー ト 3 (3.9 m3) /分
側面に換気口がないため、 エ アー フ ローはア プ ラ イ ア ン スの前面か ら 入 っ
て背面に抜けます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
176
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
Sourcefire 3D7115、 3D7125、 および AMP7150
71xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 デバイ スには、
バイパス機能を設定可能な 4 ポー ト 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス と 、 バイパス機能の
ない 8 つのホ ッ ト スワ ッ プ可能な Small Form-Factor Pluggable (SFP) ポー ト が
付属 し ています。 互換性を確保する には、 Sourcefire SFP ト ラ ン シーバのみを使
用 し て く だ さ い。 71xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン スの安全上の考慮事項について
は、 「Sourcefire シ リ ーズ 3 に関する情報」 (P.255) を参照 し て く だ さ い。
重要! Sourcefire AMP7150 には 3D7115 お よび 3D7125 と 同 じ フ ォ ーム フ ァ
ク タ が数多 く 含まれていますが、 Sourcefire のネ ッ ト ワー ク ベースの高度マル
ウ ェ ア防御 (AMP) 機能を利用する ために最適化 さ れています。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 シ ャ ーシの前面図」 (P.177)
•
「3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 シ ャ ーシの背面図」 (P.184)
•
「3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ
メ ー タ 」 (P.186)
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 シ ャ ーシの前面図
シ ャ ーシの前面には、 LCD パネル、 USB ポー ト 、 銅線セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ
イ ス、 および SFP ソ ケ ッ ト があ り ます。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 (シ ャ ーシ : GERY-1U-8-4C8S-AC) の前面図
LCD パネル
バージ ョ ン 5.3
USB 2.0 ポー ト 前面パネル
銅線セ ン シ ン グ
イン ターフ ェ イス
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
SFP ソ ケ ッ ト
177
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
次の表に、 ア プ ラ イ ア ン スの前面にあ る機能の説明を示 し ます。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 前面図
機能
説明
LCD パネル
デバイ スの設定、 エ ラ ー メ ッ セージの表示、 お よび
シ ス テム ス テー タ スの確認を行 う ために さ ま ざ ま な
モー ド で動作 し ます。 詳細については、 「シ リ ーズ 3
デバイ ス上の LCD パネルの使用」 (P.123) を参照 し て
く だ さ い。
前面パネル USB 2.0
ポー ト
デバイ スにキーボー ド を接続で き る よ う に し ます。
前面パネル
システムの動作状態を表示する LED だけでな く 、 電源
ボ タ ン などのさ まざまな コ ン ト ロールも配置 さ れてい
ます。 詳細については、 「3D7115、 3D7125、 お よび
AMP7150 前面パネル」 (P.178) を参照し て く だ さ い。
センシング イ ン
ターフ ェ イス
ネ ッ ト ワー ク に接続する セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ
スがあ り ます。 詳細については、 「3D7115、 3D7125、
お よび AMP7150 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス」
(P.180) を参照 し て く だ さ い。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 前面パネル
A
B
C D
E F
G
H
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 前面パネル コ ンポーネ ン ト
バージ ョ ン 5.3
A
USB 2.0 コ ネ ク タ
E
NIC1 ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
B
リセッ ト ボタ ン
F
ハー ド ド ラ イ ブ ア ク テ ィ
ビ テ ィ LED
C
NIC2 ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
G
ID ボ タ ン
D
シ ス テム ス テー タ ス LED
H
電源ボ タ ン お よび LED
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
178
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
シ ャ ーシの前面パネルには、 シ ス テムの動作状態を表示する LED が付いていま
す。 次の表に、 前面パネルの LED の説明を示 し ます。
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 前面パネル LED
LED
説明
NIC ア ク テ ィ ビ テ ィ
(1 と 2)
ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在するかど う かを示 し ます。
• 緑色のラ イ ト は、 ネ ッ ト ワーク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
シ ス テム ス テー タ ス
シ ス テム ス テー タ ス を示 し ます。
• 消灯は、 シ ス テムが正常に動作 し ているか、 電源がオ フ にな っ ている こ と
を示 し ます。
• 赤色の ラ イ ト は、 シ ス テム エ ラ ーを示 し ます。
詳細については、 「3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 シ ス テム ス テー タ
ス」 (P.180) を参照 し て く だ さ い。
リセッ ト ボタン
電源か ら切 り 離 さ ずにア プ ラ イ ア ン ス を リ ブー ト で き る よ う に し ます。
ハー ド ド ラ イ ブ ア
クテ ィ ビテ ィ
ハー ド ド ラ イ ブ ス テー タ ス を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブがア ク テ ィ ブ であ る こ と
を示 し ます。
• オ レ ン ジ色の ラ イ ト は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブの障害を示 し ます。
• ラ イ ト が消灯 し ている場合は、 ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ないか、
シ ス テムの電源がオ フ にな っ ています。
シ ス テム ID
他の同様のシ ス テム と 一緒に高密度ラ ッ ク に設置 さ れてい る シ ス テムを特定で
き る よ う に し ます。
• 青色の ラ イ ト は ID ボ タ ンが押 さ れて、 ア プ ラ イ ア ン スの背面で青色の ラ イ
ト が点灯 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ID ボ タ ンが押 さ れていない こ と を示 し ます。
電源ボ タ ンお よび
LED
ア プ ラ イ ア ン スに電力が供給 さ れているかど う かを示 し ます。
• 緑色の ラ イ ト は、 ア プ ラ イ ア ン スに電力が供給 さ れてお り 、 シ ス テムがオ
ン にな っ ている こ と を示 し ます。
• 点滅する緑色のラ イ ト は、 ア プ ラ イ ア ン スが、 電力が供給 さ れた状態で
シ ャ ッ ト ダウ ン さ れてい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 シ ス テムに電力が供給 さ れていない こ と を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
179
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
次の表に、 シ ス テム ス テー タ ス LED が点灯する条件の説明を示 し ます。
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 シ ス テム ス テー タ ス
条件
説明
重大
次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた重大な または回復不可能な し き い値超過
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大な し き い値超過
• 電源サブ シ ス テムの障害
• 正 し く 取 り 付け られていないプ ロ セ ッ サまたは互換性のないプ ロ セ ッ サが
原因で シ ス テムの電源がオ ン にで き ない
• 重大な イ ベン ト ロギン グ エ ラ ー、 System Memory Uncorrectable ECC エ
ラ ー と 、 PCI SERR や PERR な どの致命的な/修正不可能なバス エ ラ ーを含
む
重大で ない
重大で ない状態は、 次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた し き い値超過です。
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大で ない し き い値超過
• シ ャ ーシ侵害
• シ ス テム BIOS か ら の Set Fault Indication コ マ ン ド 。 BIOS は こ の コ マ ン ド
を使用 し て シ ス テム メ モ リ または CPU の設定変更な どの追加の、 重大で
ないス テー タ ス を示す場合があ り ます。
デグ レ ー ド
デグ レ ー ド 状態は次のイ ベン ト に関連付け られます。
• 1 つ以上のプ ロ セ ッ サが Fault Resilient Boot (FRB) または BIOS に よ っ て
無効にな っ てい る
• 一部のシ ス テム メ モ リ が BIOS に よ っ て無効化またはマ ッ プ アウ ト さ れて
いる
• いずれかの電源が、 ケーブルが外れているか、 機能 し ていない
ヒ ン ト : デグ レー ド 状態が表示 さ れた場合は、 最初に電源の接続を チ ェ ッ ク
し て く だ さ い。 デバイ スの電源を オ フ に し て、 両方の電源 コ ー ド を外 し 、 も
う 一度接続 し て元に戻 し てか ら、 デバイ ス を再起動 し ます。
警告 : 電源を安全にオ フ にす る には、 『Sourcefire 3D System User Guide』
の 「Managing Devices」 の章に記載 さ れた手順ま たは CLI か ら shutdown
-h now コ マ ン ド を使用 し ます。
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 セ ン シ ング イ ン タ ー フ ェ イ ス
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 デバイ スには、 バイパス機能を設定可能な
4 ポー ト 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス と バイパス機能のない 8 つのホ ッ ト スワ ッ プ可能
な Small Form-Factor Pluggable (SFP) ポー ト が付属 し ています。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
180
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
4 つの 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED バイパス LED
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス上の リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED については、 次の
表を参照 し て く だ さ い。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 銅線 リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ス テー タ ス
説明
両方の LED が消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し ません。
リ ン ク (オ レ ン ジ)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 10 Mb ま
たは 100 Mb です。
リ ン ク (緑)
イ ン タ ーフ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 1 Gb です。
アクテ ィ ビテ ィ
(点滅する緑)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ ク
が通過 し ています。
銅線 イ ン タ ー フ ェ イ ス上のバ イ パス LED については、 次の表を参照 し て く だ
さ い。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 銅線バイパス LED
バージ ョ ン 5.3
ス テー タ ス
説明
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド で ないか、 電
力が供給 さ れていません。
緑色で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな る準備が
整 っ ています。
オ レ ン ジ で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな っ てお
り 、 ト ラ フ ィ ッ ク を検査 し ていません。
オ レ ン ジに点滅
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアがバイパス モー ド にな っ てい
る、 つま り 、 フ ェ ール オープ ンの状態にな っ ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
181
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
SFP イ ン タ ー フ ェ イ ス
1G 銅線、 1G 短距離 フ ァ イバ、 または 1G 長距離 フ ァ イバで使用可能な、 ホ ッ ト
スワ ッ プ可能な Sourcefire SFP ト ラ ン シーバを最大 8 つま で設置で き ます。SFP
ト ラ ン シーバはバイパス機能を備え ていないため、 侵入防御展開では使用 し ない
で く だ さ い。 詳細については、 「3D7115、 3D7125、 および AMP7150 デバイ ス
の SFP ト ラ ン シーバの使用」 (P.284) を参照 し て く だ さ い。
サン プル SFP ト ラ ン シーバ
接点付き背面
ベール付き前面
サン プル フ ァ イバ サン プル銅線
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
フ ァ イバ LED については、 次の表を参照 し て く だ さ い。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 SFP ソ ケ ッ ト ア ク テ ィ ビ テ ィ / リ ン ク LED
ス テー タ ス
説明
上部 (ア ク
テ ィ ビテ ィ )
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : イ ン タ ー フ ェ イ ス上
にア ク テ ィ ビ テ ィ が存在する場合に ラ イ ト が点灯 し ます。
消灯 し てい る場合は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ません。
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : ラ イ ト が機能 し ません。
下部 ( リ ン ク )
バージ ョ ン 5.3
イ ン ラ イ ン またはパ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : イ ン
タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在する場合に ラ イ ト が点灯 し
ます。 消灯 し てい る場合は、 リ ン ク が存在 し ません。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
182
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
SFP 光 ト ラ ン シーバの仕様については、 次の表を参照 し て く だ さ い。
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 SFP 光パ ラ メ ー タ
パラ メ ー タ
1000BASE-SX
1000BASE-LX
光コ ネ ク タ
LC デ ュ プ レ ッ ク ス
LC デ ュ プ レ ッ ク ス
ビ ッ ト レー ト
1000 Mbps
1000 Mbps
ボー レ ー ト /符号化/許容値
1250 Mbps /
8b/10b 符号化
1250 Mbps /
8b/10b 符号化
光イ ン タ ー フ ェ イ ス
マルチ モー ド
シ ン グル モー ド のみ
動作距離
200 m (656 フ ィ ー ト )
62.5 μm / 125 μm フ ァ イ
バの場合
10 km (6.2 マ イル)
9 μm / 125 μm フ ァ イバ
の場合
500 m (1640 フ ィ ー ト )
50 μm / 125 μm フ ァ イバ
の場合
ト ラ ン ス ミ ッ タ 波長
770-860 nm
(標準 850 nm)
1270-1355 nm
(標準 1310 nm)
最大平均出射パワー
0 dBm
-3 dBm
最小平均出射パワー
-9.5 dBm
-11.5 dBm
レ シーバでの最大平均パワー
0 dBm
-3 dBm
レ シーバ感度
-17 dBm
-19 dBm
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
183
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 シ ャ ーシの背面図
シ ャ ーシの背面には、 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス、 接続ポー ト 、 アース ス タ ッ ド 、
お よび電源があ り ます。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 (シ ャ ーシ : GERY-1U-8-4C8S-AC) の背面図
確保済み
USB 2.0 ポー ト
電源装置の LED
アース ス タ ッ ド
#2
#1
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
VGA ポー ト
シ リ アル
ポー ト
ID LED
冗長電源
次の表に、 ア プ ラ イ ア ン スの背面にあ る機能の説明を示 し ます。
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図
機能
説明
VGA ポー ト
USB ポー ト
デバイ スにモ ニ タ 、 キーボー ド 、 お よびマウス を接続 し て、 ワー ク ス
テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間の直接接続を確立で き る よ う に し ます。
10/100/1000 イ ーサネ ッ ト
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
アウ ト オブバン ド 管理ネ ッ ト ワー ク接続を提供 し ます。 こ の管理イ ン
タ ー フ ェ イ スは、 メ ン テナ ン ス と 設定の目的にのみ使用 さ れ、 サービ
ス ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する ための も のではあ り ません。
シ ス テム ID LED
他の同様のシ ス テム と 一緒に高密度ラ ッ ク に設置 さ れてい る シ ス テム
を特定で き る よ う に し ます。 青色のラ イ ト は ID ボ タ ンが押 さ れた こ と
を示 し ます。
アース ス タ ッ ド
ア プ ラ イ ア ン ス を共通ボンデ ィ ン グ網に接続で き る よ う に し ます。 詳
細については、 「Sourcefire デバイ スの所要電力」 (P.264) を参照 し て
く だ さ い。
冗長電源
AC 電源を通 し てデバイ スに電力を供給 し ます。 シ ャ ーシの背面か ら 見
て、 左側が電源 #1 で、 右側が電源 #2 です。
電源装置の LED
電源のス テー タ ス を示 し ます。 「3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150
電源 LED」 (P.185) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
184
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
10/100/1000 管理イ ン タ ー フ ェ イ スはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れていま
す。 次の表に、 管理イ ン タ ー フ ェ イ スに関連付け られた LED の説明を示 し ます。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED
LED
左 (ア ク テ ィ ビ
テ ィ)
右 ( リ ン ク)
説明
ポー ト 上のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 点滅する ラ イ ト はア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
リ ン ク が確立 し ているかど う かを示 し ます。
• ラ イ ト は リ ン クが確立 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 リ ン クが存在 し ない こ と を示 し ます。
電源モ ジ ュ ールはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れています。 次の表に、 電源に
関連付け られた LED の説明を示 し ます。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 電源 LED
LED
説明
消灯
電源 コ ー ド が接続 さ れていません。
赤
こ のモ ジ ュ ールに電力が供給 さ れていません。
または
モ ジ ュ ール障害、 飛んだ ヒ ュ ーズ、 フ ァ ン障害な どの電
源重大イ ベン ト 。 電源はシ ャ ッ ト ダウ ン さ れます。
バージ ョ ン 5.3
赤色に点滅
高温や フ ァ ン速度低下な どの電源警告イ ベ ン ト 。 電源は
動作を継続 し ます。
緑色に点滅
AC 入力が存在 し ます。 待機電圧。 電源がオ フ にな っ てい
ます。
緑
電源が接続 さ れ、 オ ン にな っ ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
185
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 7000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
3D7115、 3D7125、 お よ び AMP7150 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パ ラ
メータ
次の表に、 ア プ ラ イ ア ン スの物理属性 と 環境パ ラ メ ー タ の説明を示 し ます。
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
パラ メ ー タ
説明
フ ォ ーム フ ァ ク タ
1U
寸法 (D x W x H)
21.6 イ ン チ x 19.0 イ ン チ x 1.73 イ ン チ (54.9 cm x 48.3 cm x 4.4 cm)
重量
最大設置
29.0 ポン ド (13.2 kg)
銅線 1000BASE-T
ペア構成内のギガビ ッ ト 銅線イーサネ ッ ト バイパス対応イ ン タ ー フ ェ イ ス
ケーブル と 距離 : Cat5E、 50 m
銅線 1000BASE-T SFP
ペア構成内のギガビ ッ ト 銅線イーサネ ッ ト バイパス対応イ ン タ ー フ ェ イ ス
ケーブル と 距離 : Cat5E、 50 m
フ ァ イ バ 1000BASESX SFP
LC コ ネ ク タ 付き フ ァ イバ非バイパス対応イ ン タ ー フ ェ イ ス
フ ァ イ バ 1000BASELX SFP
LC コ ネ ク タ 付き フ ァ イバ非バイパス対応イ ン タ ー フ ェ イ ス
電源モ ジ ュ ール
ケーブルと距離 : SX はマルチモー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
62.5 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 200 m (656 フ ィ ー ト )
50 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 500 m (1640 フ ィ ー ト )
ケーブル と 距離 : LX はシ ン グルモー ド フ ァ イバ (1310 nm)、
9 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 10 km (標準)
450 W デ ュ アル冗長 (1+1) AC 電源
電圧 : 公称 100 ~ 240 VAC (最大 85 ~ 264 VAC)
電流 : 電源あた り 90 ~ 132 VAC に対 し て最大 3 A
電源あた り 187 ~ 264 VAC に対 し て最大 1.5 A
周波数範囲 : 47 ~ 63 Hz
動作温度
5oC ~ 40oC (41oF ~ 104oF)
非動作時温度
-20oC ~ 70oC (-29oF ~ 158oF)
動作湿度
5 ~ 85% (結露 し ない こ と )
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
186
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
非動作時湿度
5 ~ 90%、 25oC ~ 35oC (77oF ~ 95oF) の温度で 28oC (82oF) の最大
湿球を使用 し て結露 し ない こ と
ユニ ッ ト は 95% の非結露相対湿度未満で保管 し て く だ さ い。 ユニ ッ ト を
稼働 さ せる前に、 48 時間以上、 最大動作湿度未満で慣 ら し 運転 し て く だ
さ い。
高度
0 (海抜) ~ 5905 フ ィ ー ト (1800 m)
冷却要件
900 BTU/時
必要な動作温度範囲内で ア プ ラ イ ア ン ス を維持する ために十分な冷却を
提供する必要があ り ます。 こ れがで き ない場合は、 ア プ ラ イ ア ン スの誤
動作や損傷を引き起 こ す可能性があ り ます。
音響 ノ イ ズ
全プ ロ セ ッ サ負荷で 64 dBA、 通常の フ ァ ン動作
GR-63-CORE 4.6 Acoustic Noise に準拠
耐衝撃性
Bellecore GR-63-CORE 標準に準拠
エ アー フ ロー
140 フ ィ ー ト 3 (3.9 m3) /分
側面に換気口がないため、 エ アー フ ローはア プ ラ イ ア ン スの前面か ら
入 っ て背面に抜けます。
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
8000 シ リ ーズ デバイ スは、 銅線セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス と フ ァ イバ セ ン
シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スのど ち らかを含むネ ッ ト ワー ク モ ジ ュ ール (NetMod)
を使用 し ます。 デバイ スは完全に組み立て られた状態で出荷する こ と も、 自分で
モ ジ ュ ールを設置する こ と も で き ます。 Sourcefire 3D System を設置する前に、
デバイ ス を組み立て て く だ さ い。 モ ジ ュ ールに付属の組立説明書を参照 し て く だ
さ い。
一部の 8000 シ リ ーズ デバイ スは、 ス タ ッ キン グ し て シ ス テムの機能を強化す
る こ と がで き ます。 ス タ ッ キン グ キ ッ ト ご と に、 NetMod と ス タ ッ キン グ モ
ジ ュ ールを交換 し 、 8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブルを使用 し てデバイ ス
同士を つなぎ ます。 詳細については、 「ス タ ッ ク構成でのデバイ スの使用」
(P.83) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
187
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
8000 シ リ ーズ デバイ スは、 さ ま ざ ま な シ ャ ーシ で提供で き ます。
•
81xx フ ァ ミ リ と も呼ばれる 3D8120、 3D8130、 3D8140、 および
AMP8150 は、 1U シ ャ ーシ であ り 、 最大 3 つのモ ジ ュ ールを収容する こ と
がで き ます。 3D8140 だけは、 ス タ ッ キン グ キ ッ ト を追加 し て全部で 2U
構成にで き ます。
重要! Sourcefire AMP8150 には 3D8130 と 同 じ フ ォ ーム フ ァ ク タ が数多
く 含まれていますが、 Sourcefire のネ ッ ト ワー ク ベースの高度マルウ ェ ア
防御 (AMP) 機能を利用する ために最適化 さ れています。
バージ ョ ン 5.3
•
82xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D8250 は、 2U シ ャ ーシ であ り 、 最大 7 つのモ
ジ ュ ールを収容する こ と がで き ます。 最大 3 つのス タ ッ キン グ キ ッ ト を追
加 し て合計で 8U 構成にで き ます。
•
82xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D8260 は、 2 つの 2U シ ャ ーシか ら な る 4U 構
成です。 プ ラ イ マ リ シ ャ ーシには、 1 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール と 6 つ
のセ ン シ ン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 セ カ ン ダ リ シ ャ ーシには、 1 つ
のス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 最大 2 つのス タ ッ キン グ
キ ッ ト を追加 し て合計で 8U 構成にで き ます。
•
82xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D8270 は、 3 つの 2U シ ャ ーシか ら な る 6U 構
成です。 プ ラ イ マ リ シ ャ ーシには、 2 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール と 最大
5 つのセ ン シ ン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 各セ カ ン ダ リ シ ャ ーシに
は、 1 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 1 つのス タ ッ キン グ
キ ッ ト を追加 し て合計で 8U 構成にで き ます。
•
82xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D8290 は、 4 つの 2U シ ャ ーシか ら な る 8U 構
成です。 プ ラ イ マ リ シ ャ ーシには、 3 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール と 最大
4 つのセ ン シ ン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 各セ カ ン ダ リ シ ャ ーシに
は、 1 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 こ のモデルは フル構
成であ り 、 ス タ ッ キン グ キ ッ ト を収容で き ません。
•
83xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D8350 は、 2U シ ャ ーシ であ り 、 最大 7 つのモ
ジ ュ ールを収容する こ と がで き ます。 最大 3 つのス タ ッ キン グ キ ッ ト を追
加 し て合計で 8U 構成にで き ます。
•
83xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D8360 は、 2 つの 2U シ ャ ーシか ら な る 4U 構
成です。 プ ラ イ マ リ シ ャ ーシには、 1 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール と 6 つ
のセ ン シ ン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 セ カ ン ダ リ シ ャ ーシには、 1 つ
のス タ ッ キング モジ ュールが収容 されます。 最大 2 つのス タ ッ キング キ ッ
ト を追加 し て合計で 8U 構成にで き ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
188
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
•
83xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D8370 は、 3 つの 2U シ ャ ーシか ら な る 6U 構
成です。 プ ラ イ マ リ シ ャ ーシには、 2 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール と 最大
5 つのセ ン シ ン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 各セ カ ン ダ リ シ ャ ーシに
は、 1 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 1 つのス タ ッ キン グ
キ ッ ト を追加 し て合計で 8U 構成にで き ます。
•
83xx フ ァ ミ リ に含まれる 3D8390 は、 4 つの 2U シ ャ ーシか ら な る 8U 構
成です。 プ ラ イ マ リ シ ャ ーシには、 3 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール と 最大
4 つのセ ン シ ン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 各セ カ ン ダ リ シ ャ ーシに
は、 1 つのス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールが収容 さ れます。 こ のモデルは フル構
成であ り 、 ス タ ッ キン グ キ ッ ト を収容で き ません。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの前面図」 (P.189)
•
「8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの背面図」 (P.194)
•
「8000 シ リ ーズの物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ 」 (P.198)
•
「8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ール」 (P.203)
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの前面図
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシは、 81xx フ ァ ミ リ 、 82xx フ ァ ミ リ 、 ま たは 83xx フ ァ
ミ リ に収容で き ます。
81xx フ ァ ミ リ 、 82xx フ ァ ミ リ 、 お よび 83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン スの安全上
の考慮事項については、 「Sourcefire シ リ ーズ 3 に関する情報」 (P.255) を参照
し て く だ さ い。
81xx フ ァ ミ リ シ ャ ーシの前面図
シ ャ ーシの前面には、 LCD パネル、 前面パネル、 お よび 3 つのモ ジ ュ ール ス
ロ ッ ト があ り ます。
81xx フ ァ ミ リ (シ ャ ーシ : CHAS-1U-AC/DC) 前面図
LCD パネル
1
3
2
モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
前面パネル
189
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
82xx フ ァ ミ リ および 83xx フ ァ ミ リ シ ャ ーシの前面図
シ ャ ーシの前面には、 LCD パネル、 前面パネル、 お よび 7 つのモ ジ ュ ール ス
ロ ッ ト があ り ます。
82xx フ ァ ミ リ (シ ャ ーシ : CHAS-2U-AC/DC) および 83xx フ ァ ミ リ (PG35-2U-AC/DC)
前面図
LCD パネル
前面パネル
1
3
2
4
5
6
7
モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
表 「8000 シ リ ーズ シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 前面図」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの
前面にあ る機能の説明を示 し ます。
8000 シ リ ーズ シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 前面図
バージ ョ ン 5.3
機能
説明
モ ジ ュ ール ス
ロッ ト
モ ジ ュ ールを収容 し ます。 使用可能な モ ジ ュ ールについ
ては、 「8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ール」 (P.203) を参照 し て
く だ さ い。
LCD パネル
デバイ スの設定、 エ ラ ー メ ッ セージの表示、 お よびシ ス
テム ス テー タ スの確認を行 う ために さ ま ざ ま な モー ド で
動作 し ます。 詳細については、 「シ リ ーズ 3 デバイ ス上の
LCD パネルの使用」 (P.123) を参照 し て く だ さ い。
前面パネルの コ
ン ト ロール
シ ス テムの動作状態を表示する LED だけで な く 、 電源ボ
タ ン な どの さ ま ざ ま な コ ン ト ロール も配置 さ れています。
詳細については、 「82xx フ ァ ミ リ と 83xx フ ァ ミ リ の前面
パネル」 (P.191) を参照 し て く だ さ い。
前面パネルの
USB ポー ト
USB 2.0 ポー ト を使用すれば、 デバイ スにキーボー ド を
接続で き ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
190
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「8000 シ リ ーズ の前面パネル」 (P.191)
•
「8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの背面図」 (P.194)
8000 シ リ ーズ の前面パネル
81xx フ ァ ミ リ 、 82xx フ ァ ミ リ 、 お よび 83xx フ ァ ミ リ の前面パネルには、 同 じ
コ ンポーネ ン ト があ り ます。
81xx フ ァ ミ リ の前面パネル
A B C D E
F
G
H
I
82xx フ ァ ミ リ と 83xx フ ァ ミ リ の前面パネル
A B C D
E
F
G
H
I
8000 シ リ ーズ 前面パネルの コ ンポーネ ン ト
バージ ョ ン 5.3
A
NIC ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
F
リセッ ト ボタン
B
確保済み
G
ID ボ タ ン
C
ハー ド ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ
テ ィ LED
H
電源ボ タ ンおよび LED
D
シ ス テム ス テー タ ス LED
I
USB 2.0 コ ネ ク タ
E
マ ス ク 不能割 り 込みボ タ ン
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
191
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
シ ャ ーシの前面パネルには、 シ ス テムの動作状態を表示する LED が付いていま
す。 表 「8000 シ リ ーズ 前面パネル LED」 に、 前面パネルの LED の説明を示 し
ます。
8000 シ リ ーズ 前面パネル LED
LED
説明
NIC ア ク テ ィ ビ テ ィ
ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在するかど う かを示 し ます。
• 緑色は、 ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在する こ と を示 し ます。
• ラ イ ト が消灯 し て い る 場合は、 ネ ッ ト ワー ク ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ま
せん。
ハー ド ド ラ イ ブ ア
クテ ィ ビテ ィ
ハー ド ド ラ イ ブ ス テー タ ス を示 し ます。
• 点滅す る 緑色は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブがア ク テ ィ ブ で あ る こ と を 示 し
ま す。
• オ レ ン ジ色は、 固定デ ィ ス ク ド ラ イ ブの障害を示 し ます。
• ラ イ ト が消灯 し ている場合は、 ド ラ イ ブ ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ないか、
シ ス テムの電源がオ フ にな っ ています。
シ ス テム ス テー タ ス
シ ス テム ス テー タ ス を示 し ます。
•
•
•
•
緑色は、 シ ス テムが正常に動作 し ている こ と を示 し ます。
点滅する緑色は、 システムがデグレー ド 状態で動作し ている こ と を示し ます。
点滅する オ レ ン ジ色は、 シ ス テムが重大な状態にない こ と を示 し ます。
オ レ ン ジ色は、 シ ス テムが重大な または回復不可能な状態にあ るか、 起動
中であ る こ と を示 し ます。
• ラ イ ト が消灯 し ている場合は、 シ ス テムが起動中か、 オ フ にな っ ています。
重要 : オ レ ン ジ色のス テー タ ス ラ イ ト は、 緑色のス テー タ ス ラ イ ト よ り 優先
さ れます。 オ レ ン ジ色の ラ イ ト が点灯または点滅 し てい る場合は、 緑色の ラ
イ ト が消灯 し ています。
詳細については、 表 「8000 シ リ ーズ シ ス テム ス テー タ ス」 (P.193) を参照
し て く だ さ い。
シ ス テム ID
他の同様のシ ス テム と 一緒に高密度ラ ッ ク に設置 さ れてい る シ ス テムを特定
で き る よ う に し ます。
• 青色の ラ イ ト は ID ボ タ ンが押 さ れて、 ア プ ラ イ ア ン スの背面で青色の ラ イ
ト が点灯 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ID ボ タ ンが押 さ れていない こ と を示 し ます。
電源ボ タ ンお よび
LED
バージ ョ ン 5.3
シ ス テムに電力が供給 さ れているかど う かを示 し ます。
• 緑色は、 シ ス テムに電力が供給 さ れている こ と を示 し ます。
• ラ イ ト が消灯 し ている場合は、 シ ス テムに電力が供給 さ れていません。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
192
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
8000 シ リ ーズ シ ス テム ス テー タ ス表に、 シ ス テム ス テー タ ス LED が点灯する
条件の説明を示 し ます。
8000 シ リ ーズ シ ス テム ス テー タ ス
条件
説明
重大
次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた重大な または回復不可能な し き い値超過
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大な し き い値超過
• 電源サブ シ ス テムの障害
• 正 し く 取 り 付け られていないプ ロ セ ッ サまたは互換性のないプ ロ セ ッ サが
原因で シ ス テムの電源がオ ン にで き ない
• 重大な イ ベン ト ロギン グ エ ラ ー、 System Memory Uncorrectable ECC エ
ラ ー と 、 PCI SERR や PERR な どの致命的な/修正不可能なバス エ ラ ーを含
む
重大で ない
重大で ない状態は、 次のイ ベ ン ト に関連付け ら れた し き い値超過です。
• 温度、 電圧、 または フ ァ ンの重大で ない し き い値超過
• シ ャ ーシ侵害
• シ ス テム BIOS か ら の Set Fault Indication コ マ ン ド 。 BIOS は こ の コ マ ン ド
を使用 し て シ ス テム メ モ リ や CPU の設定変更な どの追加の、 重大で ない
ス テー タ ス を示す場合があ り ます。
デグ レー ド
デグ レ ー ド 状態は次のイ ベン ト に関連付け られます。
• 1 つ以上のプ ロ セ ッ サが Fault Resilient Boot (FRB) または BIOS に よ っ て
無効にな っ てい る
• 一部のシ ス テム メ モ リ が BIOS に よ っ て無効化またはマ ッ プ アウ ト さ れて
いる
• いずれかの電源が、 ケーブルが外れているか、 機能 し ていない
ヒ ン ト : デグ レー ド 状態が表示 さ れた場合は、 最初に電源の接続を チ ェ ッ ク
し て く だ さ い。 デバイ スの電源を オ フ に し て、 両方の電源 コ ー ド を外 し 、 も
う 一度接続 し て元に戻 し てか ら、 デバイ ス を再起動 し ます。
警告 : 電源を安全にオ フ にす る には、 『Sourcefire 3D System User Guide』
の 「Managing Devices」 の章に記載 さ れた手順ま たは CLI か ら shutdown
-h now コ マ ン ド を使用 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
193
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの背面図
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシは、 81xx フ ァ ミ リ 、 82xx フ ァ ミ リ 、 ま たは 83xx フ ァ
ミ リ に収容で き ます。
81xx フ ァ ミ リ シ ャ ーシの背面図
シ ャ ーシの背面には、 接続ポー ト 、 管理 イ ン タ ー フ ェ イ ス、 お よ び電源があ り
ます。
81xx フ ァ ミ リ (シ ャ ーシ : CHAS-1U-AC/DC) 背面図
USB 2.0 ポー ト
確保済み
電源装置の LED
#2
シ リ アル VGA ポー ト 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
ポー ト
アースの位置
#1
冗長電源
82xx フ ァ ミ リ シ ャ ーシの背面図
シ ャ ーシの背面には、 電源、 接続ポー ト 、 お よ び管理 イ ン タ ー フ ェ イ スがあ り
ます。
82xx フ ァ ミ リ (シ ャ ーシ : CHAS-2U-AC/DC) 背面図
電源装置の LED
#2
USB 2.0 ポー ト
確保済み
#1
冗長電源
シ リ アル VGA ポー ト
ポー ト
管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
アースの位置
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
194
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
83xx フ ァ ミ リ シ ャ ーシの背面図
シ ャ ーシの背面には、 電源、 接続ポー ト 、 お よ び管理 イ ン タ ー フ ェ イ スがあ り
ます。
83xx フ ァ ミ リ (シ ャ ーシ : PG35-2U-AC/DC) の背面図
管理イ ン タ
ー フ ェ イ ス 確保済み
電源装置の LED
#2
#1
冗長電源
シ リ アル VGA ポー ト USB 2.0
ポー ト
ポー ト
アースの位置
表 「8000 シ リ ーズ シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図」 に、 ア プ ラ イ ア ン スの
背面にあ る機能の説明を示 し ます。
8000 シ リ ーズ シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図
バージ ョ ン 5.3
機能
説明
VGA ポー ト
USB 2.0 ポー ト
シ リ アル ポー ト を使用する代わ り に、 デバイ スにモ ニ
タ 、 キーボー ド 、 およびマウス を接続 し て、 ワー ク ス
テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間の直接接続を確立で き る よ
う に し ます。
RJ45 シ リ アル
ポー ト (81xx
フ ァ ミ リ と 82xx
フ ァ ミ リ)
デバイ ス上のすべての管理サービ スに直接ア ク セスする
ためのワー ク ス テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間直接接続
(RJ45 / DB-9 アダ プ タ を使用) を確立で き る よ う に し ま
す。 RJ45 シ リ アル ポー ト は、 メ ン テナ ン ス と 設定の目
的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する た
めの も のではあ り ません。 表 「8000 シ リ ーズ RJ-45 /
DB-9 アダ プ タ 間のピ ン割 り 当て」 (P.197) を参照 し て く
だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
195
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
8000 シ リ ーズ シ ス テム コ ンポーネ ン ト : 背面図 (続き)
機能
説明
RS232 シ リ アル
ポー ト
(83xx フ ァ ミ リ )
ワー ク ス テーシ ョ ン/ア プ ラ イ ア ン ス間の直接接続を確立
し て、 デバイ ス上のすべての管理サービ スに直接ア ク セ
スで き る よ う に し ます。 RJ232 シ リ アル ポー ト は、 メ ン
テナ ン ス と 設定の目的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ
フ ィ ッ ク を伝送する ための ものではあ り ません。
10/100/1000
イ ーサネ ッ ト 管
理イ ン タ ー フ ェ
イス
アウ ト オブバン ド 管理ネ ッ ト ワー ク接続を提供 し ます。
こ の管理イ ン タ ー フ ェ イ スは、 メ ン テナ ン ス と 設定の目
的にのみ使用 さ れ、 サービ ス ト ラ フ ィ ッ ク を伝送する た
めの も のではあ り ません。
冗長電源
AC 電源を通 し てデバイ スに電力を供給 し ます。 シ ャ ーシ
の背面か ら見て、 電源 #1 は右側に、 電源 #2 は左側にあ
り ます。
アースの位置
ア プ ラ イ ア ン ス を共通ボンデ ィ ン グ網に接続で き る よ う
に し ます。 詳細については、 「Sourcefire デバイ スの所要
電力」 (P.264) を参照 し て く だ さ い。
10/100/1000 管理イ ン タ ー フ ェ イ スはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れていま
す。 表 「8000 シ リ ーズ 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED」 に、 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス
に関連付け られた LED の説明を示 し ます。
8000 シ リ ーズ 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス LED
LED
説明
左 (ア ク テ ィ ビ
テ ィ)
ポー ト 上のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
右 ( リ ン ク)
• 点滅する ラ イ ト はア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
リ ン ク が確立 し ているかど う かを示 し ます。
• ラ イ ト は リ ン クが確立 し てい る こ と を示 し ます。
• 消灯は、 リ ン クが存在 し ない こ と を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
196
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
電源モ ジ ュ ールはア プ ラ イ ア ン スの背面に配置 さ れています。 表 「8000 シ リ ー
ズ 電源 LED」 に、 管理 イ ン タ ー フ ェ イ ス に関連付け ら れた LED の説明を示 し
ます。
8000 シ リ ーズ 電源 LED
LED
説明
消灯
電源が接続 さ れていません。
オレンジ
こ のモ ジ ュ ールに電力が供給 さ れていません。
または
モ ジ ュ ール障害、 飛んだ ヒ ュ ーズ、 フ ァ ン障害な どの電
源重大イ ベン ト 。 電源はシ ャ ッ ト ダウ ン さ れます。
オ レ ン ジに点滅
高温や フ ァ ン速度低下な どの電源警告イ ベ ン ト 。 電源は
動作を継続 し ます。
緑色に点滅
AC 入力が存在 し ます。 待機電圧。 電源がオ フ にな っ てい
ます。
緑
電源が接続 さ れ、 オ ン にな っ ています。
表 「8000 シ リ ーズ RJ-45 / DB-9 アダ プ タ 間のピ ン割 り 当て」 に、 標準の DB-9
シ リ アル コ ネ ク タ 上の信号 と 、 デバイ スの RJ45 シ リ アル コ ネ ク タ の対応する
ピ ン を一覧表示 し ます。 こ の表を使用 し て、 アダプ タ を シ リ アル接続用に構成で
き ます。
8000 シ リ ーズ RJ-45 / DB-9 アダ プ タ 間のピ ン割 り 当て
DB-9 ピ ン
信号
説明
RJ45 ピ ン
1
DCD/DSR
デー タ キ ャ リ ア検出/デー タ セ ッ ト
レデ ィ
7
2
RD
受信デー タ
6
3
TD
伝送デー タ
3
4
DTR
デー タ タ ー ミ ナル レデ ィ
2
5
GND
地面
4と 5
6
バージ ョ ン 5.3
接続な し
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
197
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
8000 シ リ ーズ RJ-45 / DB-9 アダ プ タ 間のピ ン割 り 当て (続き)
DB-9 ピ ン
信号
説明
RJ45 ピ ン
7
RTS
送信要求
1
8
CTS
送信可
8
9
接続な し
8000 シ リ ーズの物理パラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
次の表に、 81xx フ ァ ミ リ デバ イ スの物理属性 と 環境パ ラ メ ー タ の説明 を示 し
ます。
81xx フ ァ ミ リ の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ
パラ メ ー タ
説明
フ ォ ーム フ ァ ク タ
1U
寸法
(D x W x H)
28.7 イ ン チ × 17.2 イ ン チ × 1.73 イ ン チ (72.8 cm x 43.3 cm x 4.4 cm)
重量
最大設置
43.5 ポン ド (19.8 kg)
銅線 1000BASE-T 設
定可能バイパス
NetMod
ペア構成内の ク ア ッ ド ポー ト ギガ ビ ッ ト 銅線イ ーサネ ッ ト 設定可能バイパス
イ ン ターフ ェ イス
ケーブル と 距離 : Cat5E、 50 m
フ ァ イバ 10GBASE
設定可能バイパス
MMSR または
SMLR NetMod
LC コ ネ ク タ を使用 し たデ ュ アルポー ト フ ァ イバ設定可能バイパス イ ン タ ー
フ ェ イス
ケーブル と 距離 :
LR はシ ン グルモー ド 、 5000 m (使用可能)
SR はマルチ モー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
フ ァ イバ 1000BASESX 設定可能バイパ
ス NetMod
LC コ ネ ク タ を使用 し た ク ア ッ ド ポー ト フ ァ イバ設定可能バイパス イ ン タ ー
フ ェ イ ス 1000BASE-SX
ケーブル と 距離 : SX はマルチ モー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
銅線 1000BASE-T 非
バイパス NetMod
ペア構成内の ク ア ッ ド ポー ト ギガ ビ ッ ト 銅線イ ーサネ ッ ト 非バイパス イ ン
ターフ ェ イス
ケーブル と 距離 : Cat5E、 50 m
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
198
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
81xx フ ァ ミ リ の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
フ ァ イバ 10GBASE
非バイパス
MMSR または
SMLR NetMod
LC コ ネ ク タ を使用 し た ク ア ッ ド ポー ト フ ァ イバ非バイパス イ ン タ ー フ ェ イ ス
ケーブル と 距離 :
LR はシ ン グルモー ド 、 5000 m (使用可能)
SR はマルチ モー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
フ ァ イバ 1000BASESX 非バイパス
NetMod
LC コ ネ ク タ を使用 し た ク ア ッ ド ポー ト フ ァ イバ非バイパス イ ン タ ー フ ェ イ
ス 1000BASE-SX
ケーブル と 距離 : SX はマルチ モー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
電源モ ジ ュ ール
AC または DC 用に設計 さ れたデ ュ アル 650 W 冗長電源
AC 電圧 : 公称 100 ~ 240 VAC (最大 85 ~ 264 VAC)
AC 電流 : 電源あた り フルレ ン ジ で最大 5.2 A
電源あた り 187 ~ 264 VAC に対 し て最大 2.6 A
AC 周波数範囲 : 47 ~ 63 Hz
DC 電圧 : RTN を基準に公称 -48 VDC
最大 -40 ~ -72 VDC
DC 電流 : 電源あた り 最大 11 A
動作温度
10 ~ 35°C (50 ~ 95°F)
非動作時温度
-20 ~ 70°C (-29 ~ 158°F)
動作湿度
5 ~ 85% (結露 し ない こ と )
非動作時湿度
5 ~ 90%、 25 ~ 35°C (77 ~ 95°F) の温度で 28°C の最大湿球を使用 し て結
露 し ない こ と
高度
0 (海抜) ~ 6000 フ ィ ー ト (0 ~ 1800 m)
冷却要件
1725 BTU/時
必要な動作温度範囲内で ア プ ラ イ ア ン ス を維持する ために十分な冷却を提供
する必要があ り ます。 こ れがで き ない場合は、 ア プ ラ イ ア ン スの誤動作や損
傷を引き起 こ す可能性があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
199
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
81xx フ ァ ミ リ の物理パ ラ メ ー タ と 環境パラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
音響 ノ イ ズ
最大正常作動音は 87.6 dB LWAd (高温) です。
標準正常作動音は 80 dB LWAd です。
耐衝撃性
2G の正弦波衝撃の半分で エ ラ ーな し (11 ミ リ 秒 間に)
エ アー フ ロー
160 フ ィ ー ト 3 (4.5 m3) /分
キ ャ ビ ネ ッ ト のユニ ッ ト の前後、 または周囲を十分な空間を設けずに遮断す
る な ど し て エ アー フ ローを制限する と 、 周囲温度が動作範囲内であ っ て も 、
ユニ ッ ト が過熱状態にな る可能性があ り ます。
エ アー フ ローはア プ ラ イ ア ン スの前面か ら入 っ て背面に抜けます。 前後の空
間の最小推奨値は 7.9 イ ン チ (20 cm) です。 こ の最小値は、 ア プ ラ イ ア ン
スの前面か ら の冷気の供給を確保で き る場合にのみ適用 さ れます。
次の表に、 82xx フ ァ ミ リ デバイ ス と 83xx フ ァ ミ リ デバイ スの物理属性 と 環境
パラ メ ー タ の説明を示 し ます。
82xx フ ァ ミ リ および 83xx フ ァ ミ リ の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ
パラ メ ー タ
説明
フ ォ ーム フ ァ ク タ
2U
寸法 (D x W x H)
29.0 イ ン チ x 17.2 イ ン チ x 3.48 イ ン チ (73.5 cm x 43.3 cm x 88.2 cm)
最大設置重量
82xx フ ァ ミ リ :
58 ポン ド (25.3 kg)
83xx フ ァ ミ リ :
67 ポン ド (30.5 kg)
銅線 1000BASE-T
設定可能バイパス
NetMod
ペア構成内の ク ア ッ ド ポー ト ギガ ビ ッ ト 銅線イ ーサネ ッ ト 設定可能バイパス
イン ターフ ェ イス
ケーブル と 距離 : Cat5E、 50 m
フ ァ イバ 10GBASE
MMSR または
SMLR 設定可能バ
イパス NetMod
LC コ ネ ク タ を使用 し たデ ュ アルポー ト フ ァ イバ設定可能バイパス イ ン タ ー
フ ェ イス
ケーブル と 距離 :
LR はシ ン グルモー ド 、 5000 m (使用可能)
SR はマルチ モー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
200
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
82xx フ ァ ミ リ および 83xx フ ァ ミ リ の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
フ ァ イバ
1000BASE-SX 設定
可能バイパス
NetMod
LC コ ネ ク タ を使用 し た ク ア ッ ド ポー ト フ ァ イバ設定可能バイパス イ ン タ ー
フ ェ イ ス 1000BASE-SX
ケーブル と 距離 : SX はマルチモー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
フ ァ イバ 40GBASESR4 設定可能バイ
パス NetMod
OTP/MTP コ ネ ク タ を使用 し たデ ュ アルポー ト フ ァ イバ設定可能バイパス イ ン
ターフ ェ イス
ケーブル と 距離 :
OM3 : 850 nm マルチモー ド 、 100 m
OM4 : 850 nm マルチモー ド 、 150 m
銅線 1000BASE-T
非バイパス NetMod
ペア構成内の ク ア ッ ド ポー ト ギガ ビ ッ ト 銅線イ ーサネ ッ ト 非バイパス イ ン
ターフ ェ イス
ケーブル と 距離 : Cat5E、 50 m
フ ァ イバ 10GBASE
非バイパス
MMSR または
SMLR NetMod
LC コ ネ ク タ を使用 し た ク ア ッ ド ポー ト フ ァ イバ非バイパス イ ン タ ー フ ェ イ ス
ケーブル と 距離 :
LR はシ ン グルモー ド 、 5000 m (使用可能)
SR はマルチ モー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
フ ァ イバ
1000BASE-SX 非バ
イパス NetMod
LC コ ネ ク タ を使用 し た ク ア ッ ド ポー ト フ ァ イバ非バイパス イ ン タ ー フ ェ イ ス
1000BASE-SX
ケーブル と 距離 :
SX はマルチ モー ド フ ァ イバ (850 nm)、 550 m (標準)
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
201
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
82xx フ ァ ミ リ および 83xx フ ァ ミ リ の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
電源モ ジ ュ ール
82xx フ ァ ミ リ :
AC または DC 用に設計 さ れたデ ュ アル 750 W 冗長電源
AC 電圧 : 公称 100 ~ 240 VAC (最大 85 ~ 264 VAC)
AC 電流 : 電源あた り フルレ ン ジ で最大 8 A
電源あた り 187 ~ 264 VAC に対 し て最大 4 A
AC 周波数範囲 : 47 ~ 63 Hz
DC 電圧 : RTN を基準に公称 -48 VDC
最大 -40 ~ -72 VDC
DC 電流 : 電源あた り 最大 18 A
83xx フ ァ ミ リ :
AC または DC 用に設計 さ れたデ ュ アル 1100 W 冗長電源
AC 電圧 : 公称 100 ~ 240 VAC (最大 85 ~ 264 VAC)
AC 電流 : 電源あた り フルレ ン ジ で最大 11 A
電源あた り 187 ~ 264 VAC に対 し て最大 5.5 A
AC 周波数範囲 : 47 ~ 63 Hz
DC 電圧 : RTN を基準に公称 -48 VDC
最大 -40 ~ -72 VDC
DC 電流 : 電源あた り 最大 25 A
動作温度
10 ~ 35°C (50 ~ 95°F)
非動作時温度
-20oC ~ 70oC (-29oF ~ 158oF)
動作湿度
5 ~ 85% (結露 し ない こ と )
非動作時湿度
5 ~ 90%、 25 ~ 35°C (77 ~ 95°F) の温度で 28°C の最大湿球を使用 し て結
露 し ない こ と
高度
0 (海抜) ~ 6000 フ ィ ー ト (0 ~ 1800 m)
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
202
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
82xx フ ァ ミ リ および 83xx フ ァ ミ リ の物理パラ メ ー タ と 環境パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
説明
冷却要件
最大 2900 BTU/時
必要な動作温度範囲内で ア プ ラ イ ア ン ス を維持する ために十分な冷却を提供す
る必要があ り ます。 こ れがで き ない場合は、 ア プ ラ イ ア ン スの誤動作や損傷を
引き起 こ す可能性があ り ます。
音響 ノ イ ズ
最大正常作動音は 81.6 dB LWAd (高温) です。
標準正常作動音は 81.4 dB LWAd です。
耐衝撃性
2G の正弦波衝撃の半分で エ ラ ーな し (11 ミ リ 秒 間に)
エ アー フ ロー
前か ら後ろへ、 210 フ ィ ー ト 3 (6 m3) /分
キ ャ ビ ネ ッ ト のユニ ッ ト の前後、 または周囲を十分な空間を設けずに遮断する
な ど し て エ アー フ ローを制限する と 、 周囲温度が動作範囲内であ っ て も 、 ユ
ニ ッ ト が過熱状態にな る可能性があ り ます。
エ アー フ ローはア プ ラ イ ア ン スの前面か ら 入 っ て背面に抜けます。 前後の空間
の最小推奨値は 7.9 イ ン チ (20 cm) です。 こ の最小値は、 ア プ ラ イ ア ン スの
前面か ら の冷気の供給を確保で き る場合にのみ適用 さ れます。
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ール
8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スのセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スは、 銅線イ ン
タ ー フ ェ イ ス または フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス で提供で き ます。
警告! モ ジ ュ ールはホ ッ ト スワ ッ プ可能ではあ り ません。 詳細については、
「8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し 」 (P.288) を参照 し て く だ さ い。
次のモ ジ ュ ールには、 設定可能バイパス セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スが含まれ
ています。
バージ ョ ン 5.3
•
バイパス機能を設定可能な ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ
イ ス。 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線設定可能バイパス NetMod」
(P.204) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能を設定可能な ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ イ ン
タ ー フ ェ イ ス。 詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ
設定可能バイパス NetMod」 (P.206) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
203
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
•
バイパス機能を設定可能なデ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR または
SMLR) フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス。 詳細については、 「デ ュ アルポー ト
10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod」
(P.208) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能を設定可能なデ ュ アル ポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ イ ン
タ ー フ ェ イ ス (2U デバイ スのみ)。 詳細については、 「デ ュ アルポー ト
40GBASE-SR4 フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod」 (P.211) を参照 し て く
だ さ い。
次のモ ジ ュ ールには、 非バ イ パス セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スが含まれて い
ま す。
•
バイパス機能のない ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス。
詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線非バイパス NetMod」
(P.213) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能のない ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ
イ ス。 詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ非バイパ
ス NetMod」 (P.214) を参照 し て く だ さ い。
•
バイパス機能のない ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR)
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス。 詳細については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE
(MMSR または SMLR) フ ァ イバ非バイパス NetMod」 (P.215) を参照 し
て く だ さ い。
加えて、 ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールを使用 し て、 2 つの 3D8140、 最大 4 つの
3D8250、 または最大 4 つの 3D8350 デバイ ス を接続 し 、 それ らの処理能力を組
み合わせて、 スループ ッ ト を向上 さ せる こ と がで き ます。 詳細については、 「ス
タ ッ キン グ モ ジ ュ ール」 (P.217) を参照 し て く だ さ い。
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線設定可能バイパス NetMod
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線設定可能バイパス NetMod には、 4 つの銅線
ポー ト 、 お よび リ ン ク LED、 ア ク テ ィ ビ テ ィ LED、 お よびバイパス LED があ り
ます。
リ ン ク LED
ア ク テ ィ バイパス LED
ビ テ ィ ED
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
204
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス上の リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED については、 銅線
リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LEDの表を参照 し て く だ さ い。
銅線 リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ス テー タ ス
説明
両方の LED が
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ スは、 リ ン クが存在せず、 バイパス モー
ド ではあ り ません。
リ ン ク (オ レ
ン ジ)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 10 Mb また
は 100 Mb です。
リ ン ク (緑)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 1 Gb です。
アクテ ィ ビテ ィ
(点滅する緑)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ ク が
通過 し ています。
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス上のバイパス LED については、 表 「銅線バイパス LED」
を参照 し て く だ さ い。
銅線バイパス LED
バージ ョ ン 5.3
ス テー タ ス
説明
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ スは、 リ ン クが存在せず、 バイパス モー
ド ではあ り ません。
緑色で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ ク が
通過 し ています。
オ レ ン ジ で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ スは意図的に停止 さ れています。
オ レ ン ジに点滅
イ ン タ ー フ ェ イ スがバイパス モー ド にな っ てい る、 つま
り 、 フ ェ ール オープ ンの状態にな っ ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
205
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-AX フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod には、 4 つの
フ ァ イバ ポー ト 、 お よび リ ン ク LED、 ア ク テ ィ ビ テ ィ LED、 お よびバイパス
LED があ り ます。
リ ン ク LED ポー ト
アクテ ィ
ビ テ ィ LED
バイパス LED
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス上の リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED については、
フ ァ イバ リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LEDの表を参照 し て く だ さ い。
フ ァ イバ リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ス テー タ ス
説明
上部
イ ン ラ イ ン またはパ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 :
• 点滅する ラ イ ト は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス上にア ク テ ィ ビ
テ ィ が存在する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
下部
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 :
• 点灯は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス上にア ク テ ィ ビ テ ィ が存在
する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合は、 ラ イ ト が常時点灯
し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
206
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス上のバイパス LED については、 表 「 フ ァ イバ バイパス
LED」 を参照 し て く だ さ い。
フ ァ イバ バイパス LED
ス テー タ ス
説明
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ スは、 リ ン クが存在せず、 バイパス モー
ド ではあ り ません。
緑色で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ ク が
通過 し ています。
オ レ ン ジ で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ スは意図的に停止 さ れています。
オ レ ン ジに点滅
イ ン タ ー フ ェ イ スがバイパス モー ド にな っ てい る、 つま
り 、 フ ェ ール オープ ンの状態にな っ ています。
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ スの光仕様については、 表 「1000BASE-SX NetMod 光
パラ メ ー タ 」 を参照 し て く だ さ い。
1000BASE-SX NetMod 光パラ メ ー タ
パラ メ ー タ
1000BASE-SX
光コ ネ ク タ
LC デ ュ プ レ ッ ク ス
ビ ッ ト レー ト
1000 Mbps
ボー レー ト /符号化/許容値
1250 Mbps/8b/10b 符号化
光イ ン タ ー フ ェ イ ス
マルチ モー ド
動作距離
62.5 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 200 m
(656 フ ィ ー ト )
50 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 500 m
(1640 フ ィ ー ト )
バージ ョ ン 5.3
ト ラ ン ス ミ ッ タ 波長
770-860 nm (標準 850 nm)
最大平均出射パワー
0 dBm
最小平均出射パワー
-9.5 dBm
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
207
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
1000BASE-SX NetMod 光パラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
1000BASE-SX
レ シーバでの最大平均パワー
0 dBm
レ シーバ感度
-17 dBm
デ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ設定可能
バイパス NetMod
デ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ設定可能バイパス
NetMod には、 2 つの フ ァ イバ ポー ト 、 および リ ン ク LED、 ア ク テ ィ ビ テ ィ
LED、 およびバイパス LED があ り ます。
リ ン ク LED ポー ト
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バイパス LED
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス上の リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED については、
フ ァ イバ リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LEDの表を参照 し て く だ さ い。
フ ァ イバ リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ス テー タ ス
説明
上部
イ ン ラ イ ン またはパ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 :
• 点滅する ラ イ ト は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス上にア ク テ ィ ビ
テ ィ が存在する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
下部
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 :
• 点灯は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス上にア ク テ ィ ビ テ ィ が存在
する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合は、 ラ イ ト が常時点灯
し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
208
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス上のバイパス LED については、 フ ァ イバ バイパス
LEDの表を参照 し て く だ さ い。
フ ァ イバ バイパス LED
ス テー タ ス
説明
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ スは、 リ ン クが存在せず、 バイパス モー
ド ではあ り ません。
緑色で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ ク が
通過 し ています。
オ レ ン ジ で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ スは意図的に停止 さ れています。
オ レ ン ジに点滅
イ ン タ ー フ ェ イ スがバイパス モー ド にな っ てい る、 つま
り 、 フ ェ ール オープ ンの状態にな っ ています。
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ スの光パラ メ ー タ については、 表 「10GBASE MMSR
お よび SMLR NetMod の光パラ メ ー タ 」 を参照 し て く だ さ い。
10GBASE MMSR お よび SMLR NetMod の光パ ラ メ ー タ
パラ メ ー タ
10GBASE MMSR
10GBASE SMLR
光コ ネ ク タ
LC デ ュ プ レ ッ ク ス
LC デ ュ プ レ ッ ク ス
ビ ッ ト レー ト
10.000 Gbps
10.000 Gbps
ボー レ ー ト /
符号化/許容値
10.3125 Gbps/
64/66b 符号化/
+/- 100 ppm
10.3125 Gbps/
64/166b 符号化/
+/- 100 ppm
光イ ン タ ー フ ェ イ ス
マルチ モー ド
シ ン グル モー ド のみ
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
209
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
10GBASE MMSR お よび SMLR NetMod の光パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
10GBASE MMSR
10GBASE SMLR
動作距離
840-860 nm
(標準 850 nm)
1270-1355 nm
(標準 1310 nm)
62.5 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 26 ~ 33 m
(85 ~ 108 フ ィ ー ト ) (それぞれモーダル BW
160 ~ 200)
2 m ~ 10 km
(6 フ ィ ー ト ~
6.2 マ イル)
9 μm / 125 μm
フ ァ イバの場合
50 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 66 ~ 82 m
(216 ~ 269 フ ィ ー ト ) (それぞれモーダル
BW 400 ~ 500)
300 m (980 フ ィ ー ト ) ま での距離では高品質
(OM3) フ ァ イバを利用で き ます。
最短距離 (すべて) :
2 m (6 フ ィ ー ト )
ト ラ ン ス ミ ッ タ 波長
840-860 nm
(標準 850 nm)
1270-1355 nm
(標準 1310 nm)
最大平均出射パワー
-1 dBm
-0.5 dBm
最小平均出射パワー
-7.3 dBm
-8.2 dBm
レ シーバでの最大平
均パワー
-1 dBm
-0.5 dBm
レ シーバ感度
-9.9 dBm
-14.4 dBm
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
210
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
デ ュ アルポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod
デ ュ アルポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod には、 2 つの
フ ァ イバ ポー ト 、 リ ン ク LED、 ア ク テ ィ ビ テ ィ LED、 お よびバイパス LED があ
り ます。
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ポー ト
リ ン ク LED
バイパス LED
40G NetMod を使用で き るのは、 3D8270、 3D8290、 3D8360、 3D8370、 お よび
3D8390 または 40G 対応の 3D8250、 3D8260、 および 3D8350 だけです。 40G
対応ではないデバイ ス上で 40G イ ン タ ー フ ェ イ ス を作成 し よ う と する と 、 それ
を管理する防御セ ン タ ー Web イ ン タ ー フ ェ イ スの 40G イ ン タ ー フ ェ イ ス画面が
赤 く 表示 さ れます。 40G 対応の 3D8250 の LCD パネルには 「3D 8250-40G」 と
表示 さ れ、 40G 対応の 3D8350 の LCD パネルには 「3D 8350-40G」 と 表示 さ れ
ます。 配置の詳細については、 「8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ール」 (P.77) を参照 し て
く だ さ い。
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス上の リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED については、
フ ァ イバ リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LEDの表を参照 し て く だ さ い。
フ ァ イバ リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バージ ョ ン 5.3
ス テー タ ス
説明
上部 (ア ク テ ィ
ビテ ィ )
ラ イ ト は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス上にア ク テ ィ ビ テ ィ が存在
する場合に点滅 し ます。 消灯 し てい る場合は、 ア ク テ ィ
ビ テ ィ が存在 し ません。
下部 ( リ ン ク )
ラ イ ト は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン ク が存在する場合
に点灯 し ます。 消灯 し ている場合は、 リ ン クが存在 し ま
せん。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
211
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ スのバイパス LED については、 フ ァ イバ バイパス
LEDの表を参照 し て く だ さ い。
フ ァ イバ バイパス LED
ス テー タ ス
説明
消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアは、 リ ン ク が存在せず、 バイパス
モー ド で ないか、 電力が供給 さ れていません。
緑色で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス ペアは、 リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ
クが通過 し ています。
オ レ ン ジ で点灯
イ ン タ ー フ ェ イ スは意図的に停止 さ れています。
オ レ ン ジに点滅
イ ン タ ー フ ェ イ スがバイパス モー ド にな っ てい る、 つま
り 、 フ ェ ール オープ ンの状態にな っ ています。
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ スの光パラ メ ー タ については、 表 「40GBASE-SR4
NetMod 光パラ メ ー タ 」 を参照 し て く だ さ い。
40GBASE-SR4 NetMod 光パ ラ メ ー タ
パラ メ ー タ
40GBASE-SR4
光コ ネ ク タ
OTP/MTP 単一行 12 フ ァ イバ位置。 外側
の 8 つの フ ァ イバだけが使用 さ れます。
ビ ッ ト レー ト
40.000 Gbps
ボー レー ト /符号化/許容値
10.3125 Gbps/
64/66b 符号化/ +/-100 ppm
光イ ン タ ー フ ェ イ ス
マルチ モー ド
動作距離
100 m (320 フ ィ ー ト )
50 μm / 125 μm フ ァ イバ (OM3) の場合
最短距離 : 0.5 m (2 フ ィ ー ト )
40G 光学素子は MPO コ ネ ク タ 付 き の
8 本の フ ァ イバ ケーブルで伝送 さ れます。
ト ラ ン ス ミ ッ タ 波長
バージ ョ ン 5.3
840-860 nm (標準 850 nm)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
212
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
40GBASE-SR4 NetMod 光パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
40GBASE-SR4
最大平均出射パワー
2.4 dBm
最小平均出射パワー
-7.8 dBm
レ シーバでの最大平均パワー
2.4 dBm
レ シーバ感度
-9.5 dBm
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線非バイパス NetMod
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX 銅線非バイパス NetMod には、 4 つの銅線ポー ト
と 、 リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED があ り ます。
リ ン ク LED
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
銅線 LED については、 非バイパス銅線 リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LEDの表を参照 し
て く だ さ い。
非バイパス銅線 リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バージ ョ ン 5.3
ス テー タ ス
説明
両方の LED が消灯
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し ません。
リ ン ク (オ レ ン ジ)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 10 Mb
または 100 Mb です。
リ ン ク (緑)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上の ト ラ フ ィ ッ クの速度が 1 Gb
です。
アクテ ィ ビテ ィ
(点滅する緑)
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在 し 、 ト ラ フ ィ ッ
クが通過 し ています。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
213
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ非バイパス NetMod
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ非バイパス NetMod には、 4 つの フ ァ イ
バ ポー ト と 、 リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED があ り ます。
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
ポー ト
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス上の リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED については、
非バイパス フ ァ イバ リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LEDの表を参照 し て く だ さ い。
非バイパス フ ァ イバ リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ス テー タ ス
説明
上部
(ア ク テ ィ ビ テ ィ )
イ ン ラ イ ン またはパ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場
合 : イ ン タ ー フ ェ イ ス上にア ク テ ィ ビ テ ィ が存在す
る場合に ラ イ ト が点滅 し ます。 消灯 し ている場合は、
ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ません。
下部
( リ ン ク)
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : イ ン タ ー フ ェ
イ ス上に リ ン クが存在する場合に ラ イ ト が点灯 し ま
す。 消灯 し ている場合は、 リ ン クが存在 し ません。
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : ラ イ ト が常時点
灯 し ます。
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ スの光パラ メ ー タ については、 表 「1000BASE-SX
NetMod 光パラ メ ー タ 」 を参照 し て く だ さ い。
1000BASE-SX NetMod 光パラ メ ー タ
バージ ョ ン 5.3
パラ メ ー タ
1000BASE-SX
光コ ネ ク タ
LC デ ュ プ レ ッ ク ス
ビ ッ ト レー ト
1000 Mbps
ボー レー ト /符号化/許容値
1250 Mbps/8b/10b 符号化
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
214
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
1000BASE-SX NetMod 光パラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
1000BASE-SX
光イ ン タ ー フ ェ イ ス
マルチ モー ド
動作距離
62.5 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 200 m
(656 フ ィ ー ト )
50 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 500 m
(1640 フ ィ ー ト )
ト ラ ン ス ミ ッ タ 波長
770-860 nm (標準 850 nm)
最大平均出射パワー
0 dBm
最小平均出射パワー
-9.5 dBm
レ シーバでの最大平均パワー
0 dBm
レ シーバ感度
-17 dBm
ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ非バイパ
ス NetMod
ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ非バイパス NetMod
には、 4 つのフ ァ イバ ポー ト と 、 リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED があ り ます。
警告! ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE 非バイパス NetMod には、 取 り 外 し 不可能な
SFP が含まれています。 SFP を取 り 外そ う と する と 、 モ ジ ュ ールが破損する可
能性があ り ます。
リ ン ク LED
ポー ト
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
215
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ ス上の リ ン ク LED と ア ク テ ィ ビ テ ィ LED については、
フ ァ イバ リ ン ク/ア ク テ ィ ビ テ ィ LEDの表を参照 し て く だ さ い。
フ ァ イバ リ ン ク /ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
ス テー タ ス
説明
上部
イ ン ラ イ ン またはパ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : イ ン
タ ー フ ェ イ ス上にア ク テ ィ ビ テ ィ が存在する場合に ラ イ ト
が点滅 し ます。 消灯 し ている場合は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存
在 し ません。
下部
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : イ ン タ ー フ ェ イ ス上
に リ ン ク が存在する場合に ラ イ ト が点灯 し ます。 消灯 し て
い る場合は、 リ ン ク が存在 し ません。
パ ッ シ ブ イ ン タ ー フ ェ イ スの場合 : ラ イ ト が常時点灯 し
ま す。
フ ァ イバ イ ン タ ー フ ェ イ スの光パラ メ ー タ については、 表 「10GBASE MMSR
お よび SMLR NetMod の光パラ メ ー タ 」 を参照 し て く だ さ い。
10GBASE MMSR お よび SMLR NetMod の光パ ラ メ ー タ
パラ メ ー タ
10GBASE MMSR
10GBASE SMLR
光コ ネ ク タ
LC デ ュ プ レ ッ ク ス
LC デ ュ プ レ ッ ク ス
ビ ッ ト レー ト
10.000 Gbps
10.000 Gbps
ボー レ ー ト /
符号化/許容値
10.3125 Gbps/
64/66b 符号化/
+/- 100 ppm
10.3125 Gbps/
64/66b 符号化/
+/- 100 ppm
光イ ン タ ー フ ェ イ ス
マルチ モー ド
シ ン グル モー ド のみ
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
216
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
10GBASE MMSR お よび SMLR NetMod の光パ ラ メ ー タ (続き)
パラ メ ー タ
10GBASE MMSR
10GBASE SMLR
動作距離
840-860 nm
(標準 850 nm)
1270-1355 nm
(標準 1310 nm)
62.5 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 26 ~ 33 m
(85 ~ 108 フ ィ ー ト ) (それぞれモーダル
BW 160 ~ 200)
2 m ~ 10 km (6 フ ィ ー ト
~ 6.2 マ イル)
9 μm / 125 μm フ ァ イバの場合
50 μm / 125 μm フ ァ イバの場合 66 ~ 82 m
(216 ~ 269 フ ィ ー ト ) (それぞれモーダル
BW 400 ~ 500)
300 m (980 フ ィ ー ト ) ま での距離では高品
質 (OM3) フ ァ イバを利用で き ます。
最短距離 (すべて) :
2 m (6 フ ィ ー ト )
ト ラ ン ス ミ ッ タ 波長
840-860 nm
(標準 850 nm)
1270-1355 nm
(標準 1310 nm)
最大平均出射パワー
-1 dBm
-0.5 dBm
最小平均出射パワー
-7.3 dBm
-8.2 dBm
レ シーバでの最大平
均パワー
-1 dBm
-0.5 dBm
レ シーバ感度
-9.9 dBm
-14.4 dBm
ス タ ッ キング モ ジ ュ ール
ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールには、 8000 シ リ ーズ ス タ ッ キン グ ケーブル用の 2 つ
の接続ポー ト と 、 ア ク テ ィ ビ テ ィ LED と リ ン ク LED が付属 し ています。
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
217
ハー ド ウ ェ ア仕様
Sourcefire 8000 シ リ ーズ デバイ ス
第6章
ス タ ッ キン グ LED については、 表 「ス タ ッ キン グ LED」 を参照 し て く だ さ い。
ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ールは、 3D8140、 3D8250、 お よび 3D8350 で使用可能で
あ り 、 3D8260/3D8270/3D8290 と 3D8360/3D8370/3D8390 では標準搭載 さ れて
い る こ と に注意 し て く だ さ い。
ス タ ッ キン グ LED
ス テー タ ス
説明
上部
イ ン タ ー フ ェ イ ス上のア ク テ ィ ビ テ ィ を示 し ます。
• 点滅する ラ イ ト は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス上にア ク テ ィ ビ
テ ィ が存在する こ と を示 し ます。
• 消灯は、 ア ク テ ィ ビ テ ィ が存在 し ない こ と を示 し ます。
下部
イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在するかど う かを示 し
ます。
• 点灯は、 イ ン タ ー フ ェ イ ス上に リ ン クが存在する こ と
を示 し ます。
• 消灯は、 リ ン クが存在 し ない こ と を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
218
CHAPTER 7
SOURCEFIRE ア プ ラ イ ア ン スの工場
出荷時設定の復元
Sourcefire のサポー ト サイ ト で、 防御セ ン タ ー と 管理対象デバイ スの工場出荷
時設定の復元 と 再イ メ ージ化のための ISO イ メ ージ を提供 し ています。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
「は じ める前に」 (P.219)
•
「復元プ ロ セスについて」 (P.220)
•
「復元 ISO と 更新 フ ァ イルの入手」 (P.222)
•
「復元プ ロ セスの開始」 (P.224)
•
「対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元」 (P.229)
•
「CD を使用 し た DC1000 または DC3000 の復元」 (P.240)
•
「次の手順」 (P.241)
•
「ハー ド ド ラ イ ブのデー タ のス ク ラ ビ ン グ処理」 (P.242)
•
「Lights-Out Management の設定」 (P.243)
は じ める前に
ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定を復元する前に、 復元プ ロ セス中に予期 さ れる
シ ス テムの動作を理解 し てお く 必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
219
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元プ ロ セスについて
第7章
設定 と イ ベン ト バ ッ ク ア ッ プのガ イ ド ラ イ ン
Sourcefire は、 復元プ ロ セス を開始する前に、 ア プ ラ イ ア ン スに存在するバ ッ ク
ア ッ プ フ ァ イルをすべて削除または移動 し てか ら、 最新のイ ベン ト お よび設定
デー タ を外部ロ ケーシ ョ ン にバ ッ ク ア ッ プする こ と を推奨 し ます。
ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定を復元する と 、 ア プ ラ イ ア ン スのほぼすべての
設定 と イ ベ ン ト デー タ が失われます。 復元ユーテ ィ リ テ ィ はア プ ラ イ ア ン スの
ラ イ セ ン ス、 ネ ッ ト ワー ク、 コ ン ソ ール、 Lights-Out Management (LOM) の
設定を保持で き ますが、 復元プ ロ セス完了後にその他のすべての設定 タ ス ク を実
行する必要があ り ます。
復元プ ロ セスにおける ト ラ フ ィ ッ ク フ ロー
ネ ッ ト ワー クの ト ラ フ ィ ッ ク フ ローが中断 さ れないよ う にする ため、 Sourcefire
は、 ア プ ラ イ ア ン スの復元を、 保守期間中または中断に よ り 展開環境に及ぶ影響
が最 も少ない時間帯に行 う こ と を推奨 し ます。
イ ン ラ イ ン展開 さ れた管理対象デバイ ス を復元する と 、 デバイ スは非バイパス
(フ ェ ール ク ローズ) 設定に リ セ ッ ト さ れ、 ネ ッ ト ワー ク上の ト ラ フ ィ ッ ク が中
断 し ます。 デバイ ス でバイパス対応イ ン ラ イ ン セ ッ ト を設定する ま で、 ト ラ
フ ィ ッ ク はブ ロ ッ ク さ れます。
デバイ ス設定を編集 し てバイパス を設定する方法については、 『Sourcefire 3D
System User Guide』 の 「Managing Devices」 の章を参照 し て く だ さ い。
復元プ ロ セスについて
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス は ト ラ フ ィ ッ ク セ ン シ ン グ管理対象デバイ ス または
管理元の防御セ ン タ ー です。 ア プ ラ イ ア ン ス タ イ プ ご と に複数の モデルがあ り 、
こ れ らのモデルは さ ら に シ リ ーズ と フ ァ ミ リ にグループ化 さ れます。 詳細につい
ては、 「ア プ ラ イ ア ン スのシ リ ーズ、 モデル、 お よび機能について」 (P.12) を参
照 し て く だ さ い。
正確な ア プ ラ イ ア ン ス復元手順は、 ア プ ラ イ ア ン スのモデル と 、 ア プ ラ イ ア ン ス
に物理的にア ク セス で き るかど う かに応 じ て異な り ますが、 一般的な プ ロ セスは
同 じ です。
重要! ア プ ラ イ ア ン スの再イ メ ージ化は、 必ず保守期間に実行 し て く だ さ い。
再イ メ ージ化に よ り 、 バイパス モー ド のア プ リ ケーシ ョ ンは非バイパス設定に
リ セ ッ ト さ れ、 バイパス モー ド を再設定する まではネ ッ ト ワー ク上の ト ラ フ ィ ッ
ク が中断 さ れます。 詳細については、 「復元プ ロ セスにおける ト ラ フ ィ ッ ク フ
ロー」 (P.220) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
220
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元プ ロ セスについて
第7章
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス を復元する には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
復元する ア プ ラ イ ア ン ス (デバイ ス または防御セ ン タ ー) のモデルを決定 し
ます。
2.
サポー ト サイ ト か ら正 し い復元 ISO イ メ ージ を取得 し ます。
3.
適切な ス ト レージ メ デ ィ アに イ メ ージ を コ ピー し ます。
4.
ア プ ラ イ ア ン スに接続 し ます。
5.
ア プ ラ イ ア ン ス を再起動 し て、 復元ユーテ ィ リ テ ィ を起動 し ます。
6.
ISO イ メ ージ を イ ン ス ト ール し ます。
便宜上、 ほ と んどのア プ ラ イ ア ン スの復元プ ロ セスで、 その一環 と し て シ ス テム
ソ フ ト ウ ェ ア と 侵入ルールの更新を イ ン ス ト ールで き ます。
次の表は、 Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの復元方法を モデル別にま と めています。
ア プ ラ イ ア ン ス モデル別のサポー ト さ れる復元方法
モデル
復元方法
物理ア ク セスが
必要か
復元中に更
新を行 う か
DC1000
ISO イ メ ージが収録 さ れている
Sourcefire 提供の CD-ROM を使用す
るか、 または独自の CD を作成する。
はい (CD を ロー ド
する ため)
いいえ
Sourcefire 提供の外部 USB ド ラ イ ブ
か ら起動 し 、 対話型 メ ニ ュ ーを使用
し て ISO イ メ ージ を ア プ ラ イ ア ン ス
に ダ ウ ン ロ ー ド し て イ ン ス ト ール
する。
はい (USB ド ラ イ ブ
を挿入する ため)
はい
ア プ ラ イ ア ン スの内部 フ ラ ッ シ ュ ド
ラ イ ブか ら起動 し 、 対話型 メ ニ ュ ー
を使用 し て ISO イ メ ージ を ア プ ラ イ
ア ン スにダウ ン ロー ド し て イ ン ス
ト ールする。
いいえ ( リ モー ト
KVM ス イ ッ チ (す
べて) または LOM
(シ リ ーズ 3) に よ り
リ モー ト 操作で復元
可能)
はい
DC3000
DC500
すべての シ リ ーズ 2
デバイ ス (3D9900
を除 く )
3D9900
シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ
アンス
Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元する こ と はで き ない こ
と に注意 し て く だ さ い。 ア プ ラ イ ア ン ス を復元する には、 次のいずれかの方法で
ア プ ラ イ ア ン スに接続する必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
221
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元 ISO と 更新フ ァ イルの入手
第7章
キーボー ド と モ ニ タ /KVM
すべての Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スに USB キーボー ド と VGA モ ニ タ を接続
で き ます。 こ れは、 KVM (キーボー ド 、 ビデオ、 マウス) ス イ ッ チに接続 し
てい る ラ ッ ク マウ ン ト 型ア プ ラ イ ア ン スで便利です。 リ モー ト ア ク セス可
能な KVM があ る場合、 物理的にア ク セスで き ない状態で も シ リ ーズ 3 ア プ
ラ イ ア ン スおよび 3D9900 を復元で き ます。
シ リ アル接続/ラ ッ プ ト ッ プ
3D2100/2500/3500/4500 デバイ ス以外のすべての Sourcefire ア プ ラ イ ア ン
スには、 シ リ アル ケーブルを使用 し て コ ン ピ ュ ー タ を接続で き ます。 ア プ
ラ イ ア ン ス と 通信する には、 Xmodem または HyperTerminal な どの端末エ
ミ ュ レーシ ョ ン ソ フ ト ウ ェ ア を使用 し ます。 こ の ソ フ ト ウ ェ アの設定は、
9600 ボー、 8 デー タ ビ ッ ト 、 パ リ テ ィ チ ェ ッ ク な し 、 1 ス ト ッ プ ビ ッ ト 、
フ ロー制御な し です。
Serial over LAN を使用 し た Lights-Out Management
LOM 機能では、 Serial over LAN (SOL) 接続を使用 し て、 シ リ ーズ 3 ア プ
ラ イ ア ン ス で限 られたア ク シ ョ ン を実行で き ます。 LOM 対応ア プ ラ イ ア ン
ス を工場出荷時設定に復元する必要があ るが、 こ のア プ ラ イ ア ン スに物理的
にア ク セスで き ない場合は、 LOM を使用 し て復元プ ロ セス を実行で き ます。
LOM を使用 し て ア プ ラ イ ア ン スに接続 し た後で、 物理シ リ アル接続を使用
する場合 と 同様の方法で、 復元ユーテ ィ リ テ ィ に対 し て コ マ ン ド を発行 し ま
す。 詳細については、 「Lights-Out Management の設定」 (P.243) を参照 し
て く だ さ い。
復元 ISO と 更新 フ ァ イルの入手
Sourcefire は、 ア プ ラ イ ア ン ス を元の工場出荷時設定に復元する ための ISO イ
メ ージ を提供 し ています。 ア プ ラ イ ア ン ス を復元する前に、 Sourcefire サポー ト
サイ ト か ら正 し い ISO イ メ ージ を入手 し ます。
ア プ ラ イ ア ン ス を復元する ために使用する ISO イ メ ージは、 そのア プ ラ イ ア ン
ス モデルに対 し て Sourcefire がサポー ト を提供する時点に よ っ て異な り ます。
新 し いア プ ラ イ ア ン ス モデルに対応する ためにマ イ ナー バージ ョ ン で ISO イ
メ ージが リ リ ース さ れる場合を除き、 ISO イ メ ージは通常、 シ ス テム ソ フ ト
ウ ェ アの メ ジ ャ ー バージ ョ ン (5.2、 5.3 な ど) に関連付け ら れています。 互換
性のないバージ ョ ンのシステムを イ ン ス ト ール し ないよ う にするため、 Sourcefire
では、 ア プ ラ イ ア ン スの最新 ISO イ メ ー ジ を 常に使用す る こ と を 推奨 し て い
ま す。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
222
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元 ISO と 更新フ ァ イルの入手
第7章
ほ と んどの Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス では外部 USB ド ラ イ ブ または内部 フ ラ ッ
シ ュ ド ラ イ ブ を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を起動 し ます。 こ れに よ り 、 復元ユー
テ ィ リ テ ィ を実行で き ます。 ただ し DC1000 および DC3000 防御セ ン タ ーでは、
復元 ISO CD が必要です。 DC1000 または DC3000 を使用 し ている場合は、 ア プ
ラ イ ア ン スの購入時に Sourcefire か ら ISO イ メ ージ を収録 し た CD-ROM が提供
さ れます。 ア プ ラ イ ア ン ス を異な るバージ ョ ン に復元する場合は、 該当する ISO
イ メ ージ を ダウ ン ロー ド し 、 新 し い復元 ISO (デー タ ではな く ) CD を作成 し 、
こ の CD を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元で き ます。
Sourcefire はまた、 ア プ ラ イ ア ン ス でサポー ト さ れる最新バージ ョ ンのシ ス テム
ソ フ ト ウ ェ ア を常に実行する こ と を推奨 し ます。 ア プ ラ イ ア ン ス をサポー ト さ れ
る最新 メ ジ ャ ー バージ ョ ン に復元 し た後で、 シ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア、 侵入ルー
ル、 脆弱性デー タ ベース (VDB) を更新する必要があ り ます。 詳細については、
適用する更新の リ リ ース ノ ー ト と 、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の
「Updating System Software」 の章を参照 し て く だ さ い。
便宜上、 ほ と んどのア プ ラ イ ア ン スの復元プ ロ セスで、 その一環 と し て シ ス テム
ソ フ ト ウ ェ ア と 侵入ルールの更新を イ ン ス ト ールで き ます。 た と えば、 デバイ ス
をバージ ョ ン 5.3 に復元 し てか ら 、 こ の復元プ ロ セスの一部 と し て さ ら にバー
ジ ョ ン 5.3.0.1 に更新で き ます。 ルール更新は防御セ ン タ ーだけで必要であ る こ
と に注意 し て く だ さ い。
DC1000 および DC3000 防御セ ン タ ーの復元には CD を使用する ため、 こ れ らの
ア プ ラ イ ア ン ス で復元プ ロ セスの一環 と し て更新を イ ン ス ト ールする こ と はで き
ません。 その代わ り に、 ア プ ラ イ ア ン ス を後で更新 し ます。
復元 ISO と その他の更新 フ ァ イルを入手する には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Any
1.
サポー ト ア カ ウ ン ト のユーザ名 と パスワー ド を使用 し て、 Sourcefire サポー
ト サイ ト (https://support.sourcefire.com/ ) に ロ グ イ ン し ます。
2.
[Downloads] を ク リ ッ ク し 、 表示 さ れる ページの [3D System] タ ブ を選択 し 、
イ ン ス ト ールする シ ス テム ソ フ ト ウ ェ アの メ ジ ャ ー バージ ョ ン を ク リ ッ ク
し ます。
た と えば、 バージ ョ ン 5.3 またはバージ ョ ン 5.3.1 の ISO イ メ ージ を ダウ ン
ロー ド する には、 [Downloads] > [3D System] > [5.3] を ク リ ッ ク し ます。
3.
ダウ ン ロー ド する イ メ ージ (ISO イ メ ージ) を見つけます。
ページの左側にあ る リ ン クの 1 つ を ク リ ッ ク し て、 ページの該当する セ ク
シ ョ ン を表示 し ます。 た と えば、 Sourcefire 3D System バージ ョ ン 5.3.1 の
イ メ ージ と リ リ ース ノ ー ト を 表示す る には、 [5.3.1 Images] を ク リ ッ ク し
ま す。
4.
ダウ ン ロー ド する ISO イ メ ージ を ク リ ッ ク し ます。
フ ァ イルのダウ ン ロー ド が開始 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
223
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元プ ロ セスの開始
5.
第7章
オプ シ ョ ン で、 シ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア と 侵入ルールの更新を ダウ ン ロー ド
し ます。
•
シ ス テム ソ フ ト ウ ェ アの更新は、 サポー ト サイ ト で ISO イ メ ージ と 同
じ ページにあ り ます。 ページの左側にあ る リ ン ク の 1 つを ク リ ッ ク し
て、 ページの該当する セ ク シ ョ ン を表示 し ます。 た と えば、 Sourcefire
3D System バージ ョ ン 5.3.1 の更新 と リ リ ース ノ ー ト を表示する には、
[5.3.1] を ク リ ッ ク し ます。
•
ルールの更新をダウン ロー ド するには、 [Downloads] > [Rules & VDB] >
[Rules] を選択 し ます。 最新のルール更新がページ上部に表示 さ れます。
DC1000 または DC3000 を復元する場合は、 復元プ ロ セスの完了後に更新を
イ ン ス ト ールする必要があ る こ と に注意 し て く だ さ い。
6.
どのよ う にア プ ラ イ ア ン ス を復元 し ますか?
•
USB ま たは内部 フ ラ ッ シ ュ ド ラ イ ブ を使用 し て復元を行 う ほ と んどの
ア プ ラ イ ア ン ス では、 管理ネ ッ ト ワー ク上で ア プ ラ イ ア ン スがア ク セ
ス で き る HTTP (Web) サーバ、 FTP サーバ、 または SCP 対応ホス ト
に フ ァ イルを コ ピー し ます。
•
DC1000 および DC3000 では、 ISO イ メ ージ を使用 し て復元 CD を作
成 し ます。
警告! 電子 メ ールを使用 し て ISO または更新 フ ァ イルを転送 し ないで く だ
さ い。 こ のよ う に転送する と 、 フ ァ イルが破損する こ と があ り ます。 また、
フ ァ イルの名前を変更 し ないで く だ さ い。 復元ユーテ ィ リ テ ィ では、 フ ァ イ
ル名がサポー ト サイ ト での名前 と 同一であ る こ と が必要です。
復元プ ロ セスの開始
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000、 DC3000 を除 く )
DC1000 および DC3000 防御セ ン タ ー以外のすべてのア プ ラ イ ア ン ス では、 ア プ
ラ イ ア ン ス モデルに応 じ て外部 USB または内部 フ ラ ッ シ ュ ド ラ イ ブか ら ア プ ラ
イ ア ン ス を起動 し て、 復元プ ロ セス を開始 し ます。 表 「ア プ ラ イ ア ン ス モデル
別のサポー ト さ れる復元方法」 (P.221) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
224
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元プ ロ セスの開始
第7章
ア プ ラ イ ア ン スへのア ク セス と 接続のレ ベルが適切であ り 、 ISO イ メ ージが正 し
い こ と を確認 し た ら、 次のいずれかの手順で ア プ ラ イ ア ン ス を復元 し ます。
•
「KVM ま たは物理シ リ アルを使用 し た復元ユーテ ィ リ テ ィ の開始」 (P.225)
では、 LOM に対応 し ていないア プ ラ イ ア ン ス、 または LOM にア ク セス で
き ないア プ ラ イ ア ン ス での復元プ ロ セスの開始方法を説明 し ます。
DC1000 または DC3000 防御セ ン タ ー以外のすべてのア プ ラ イ ア ン スは こ
の方法で復元で き ます。
•
「Lights-Out Management を使用 し た復元ユーテ ィ リ テ ィ の開始」 (P.227)
では、 SOL 接続を介 し 、 LOM を使用 し て シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン スの復
元プ ロ セス を開始する方法を説明 し ます。
•
「CD を使用 し た DC1000 または DC3000 の復元」 (P.240) では、 CD を使
用 し た DC1000 または DC3000 防御セ ン タ ーの復元方法を説明 し ます。
警告! こ の章の手順では、 ア プ ラ イ ア ン スの電源を オ フ にせずにア プ ラ イ ア ン
ス を復元する方法を説明 し ます。 ただ し 、 何 らかの理由で電源を オ フ にする必要
があ る場合は、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Managing Device」 の
章にあ る手順を使用するか、 シ リ ーズ 3 デバイ スの CLI か ら system shutdown
コ マ ン ド を使用するか、 またはア プ ラ イ ア ン スのシ ェ ル (エキスパー ト モー ド
と も呼ばれます) か ら shutdown-h now コ マ ン ド を使用 し ます。
KVM または物理シ リ アルを使用し た復元ユーテ ィ リ テ ィ の開始
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000、 DC3000 を除 く )
DC1000 および DC3000 防御セ ン タ ー以外のすべてのア プ ラ イ ア ン ス では、
Sourcefire か ら ア プ ラ イ ア ン ス モデルに応 じ て外部 USB ま たは内部 フ ラ ッ シ ュ
ド ラ イ ブ で復元ユーテ ィ リ テ ィ が提供 さ れます。 表 「ア プ ラ イ ア ン ス モデル別
のサポー ト さ れる復元方法」 (P.221) を参照 し て く だ さ い。
ヒ ン ト ! シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン ス を工場出荷時設定に復元する必要があ る
が、 ア プ ラ イ ア ン スに物理的にア ク セスで き ない場合は、 LOM を使用 し て復元
プ ロ セス を実行で き ます。 「Lights-Out Management を使用 し た復元ユーテ ィ リ
テ ィ の開始」 (P.227) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
225
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元プ ロ セスの開始
第7章
復元ユーテ ィ リ テ ィ を開始する には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
USB ド ラ イ ブ を使用 し て 3D9900 以外の シ リ ーズ 2 デバイ ス または DC500
を復元する場合は、 ア プ ラ イ ア ン スの使用可能な USB ポー ト に USB ド ラ イ
ブ を挿入 し ます。
それ以外の場合は、 次のス テ ッ プに進みます。
2.
キーボー ド /モ ニ タ 接続またはシ リ アル接続を使用 し て、 Administrator 特権
が付与 さ れている ア カ ウ ン ト で ア プ ラ イ ア ン スに ロ グ イ ン し ます。 パスワー
ド は、 ア プ ラ イ ア ン スの Web イ ン タ ー フ ェ イ スのパスワー ド と 同 じ です。
ア プ ラ イ ア ン スのプ ロ ン プ ト が表示 さ れます。
3.
ア プ ラ イ ア ン ス を再起動 し ます。
•
防御セ ン タ ーまたはシ リ ーズ 2 管理対象デバイ スで、 sudo su - と 入
力 し 、 次にパスワー ド を再入力 し ます。 root プ ロ ン プ ト で reboot と
入力 し て、 ア プ ラ イ ア ン ス を再起動 し ます。
•
シ リ ーズ 3 管理対象デバイ ス で、 system reboot と 入力 し ます。
ア プ ラ イ ア ン スが再起動 し ます。 DC500 防御セ ン タ ーまたは
3D500/1000/2000 デバ イ ス では、 Sourcefire ス プ ラ ッ シ ュ 画面が表示 さ れ
ます。
4.
再起動の状況を監視 し ます。
•
DC500 防御セ ン タ ーまたは 3D500/1000/2000 デバイ ス では、 ス プ
ラ ッ シ ュ画面が表示 さ れた ら Ctrl + U をゆ っ く り と 繰 り 返 し 押 し ます。
•
キーボー ド /モ ニ タ 接続を使用する他のすべてのデバイ スでは、 赤色の
LILO 起動 メ ニ ュ ーが表示 さ れます。 ア プ ラ イ ア ン スが現在イ ン ス ト ー
ル さ れてい るバージ ョ ンのシ ス テムを起動する こ と を防ぐ ため、 矢印
キーの 1 つ を素早 く 押 し ます。
•
シ リ アル接続を使用する その他のすべてのア プ ラ イ ア ン ス では、 BIOS
起動オプ シ ョ ンが表示 さ れた ら、 Tab キーをゆ っ く り と 繰 り 返 し 押 し
ます (ア プ ラ イ ア ン スが現在イ ン ス ト ール さ れてい るバージ ョ ンのシ
ス テムを起動する こ と を防ぐ ため)。 LILO boot プ ロ ン プ ト が表示 さ れ
ます。
LILO 22.8 boot:
3D-5.3 System_Restore
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
226
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元プ ロ セスの開始
5.
第7章
シ ス テムを復元する こ と を指定 し ます。
•
DC500 防御セ ン タ ーまたは 3D500/1000/2000 デバイ ス では、 Enter
キーを押 し ます。
•
キーボー ド /モ ニ タ 接続を使用する他のすべてのア プ ラ イ ア ン スでは、
矢印キー を使用 し て [System_Restore] を選択 し 、 Enter キー を押 し
ます。
•
シ リ アル接続を使用する その他のすべてのア プ ラ イ ア ン ス では、 プ ロ
ン プ ト で System_Restore と 入力 し 、 Enter キーを押 し ます。
以下の選択項目の後に boot プ ロ ン プ ト が表示 さ れます。
0. Load with standard console
1. Load with serial console
6.
復元ユーテ ィ リ テ ィ の対話型 メ ニ ュ ーの表示モー ド を選択 し ます。
•
キーボー ド /モ ニ タ 接続の場合、 0 と 入力 し て Enter キーを押 し ます。
•
シ リ アル接続の場合、 1 と 入力 し て Enter キーを押 し ます。
表示モー ド を選択 し ない場合、 10 秒経過後に復元ユーテ ィ リ テ ィ でデ フ ォ
ル ト の標準 コ ン ソ ールが使用 さ れます。
ア プ ラ イ ア ン ス を こ の メ ジ ャ ー バージ ョ ン に初めて復元する場合以外は、
最後に使用 し た復元設定がユーテ ィ リ テ ィ に よ り 自動的に読み込まれます。
続行する には、 一連のページ で設定を確認 し ます。
復元ユーテ ィ リ テ ィ の著作権情報が表示 さ れます。
7.
Enter キーを押 し て著作権表示を確認 し 、 「対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ
イ ア ン スの復元」 (P.229) を続行 し ます。
Lights-Out Management を使用 し た復元ユーテ ィ リ テ ィ の開始
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : シ リ ーズ 3
シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン ス を工場出荷時設定に復元する必要があ るが、 ア プ ラ
イ ア ン スに物理的にア ク セス で き ない場合は、 LOM を使用 し て復元プ ロ セス を
実行で き ます。
重要! LOM を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元する前に、 LOM を有効にする必
要があ り ます。 「Lights-Out Management の設定」 (P.243) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
227
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
復元プ ロ セスの開始
第7章
Lights-Out Management を使用 し て復元ユーテ ィ リ テ ィ を開始する には、 次の手順
を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
コ ン ピ ュ ー タ の コ マ ン ド プ ロ ン プ ト で、 SOL セ ッ シ ョ ン を開始 し 、 ア プ ラ
イ ア ン スのプ ロ ン プ ト を表示する ための IPMI コ マ ン ド を入力 し ます。
•
IPMItool では次のよ う に入力 し ます。
ipmitool -I lanplus -H IP_address -U username sol activate
•
ipmiutil では次のよ う に入力 し ます。
ipmiutil sol -a -V4 -J3 -N IP_address -U username -P
password
IP_address はア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの IP ア ド レ ス、
username は承認済み LOM ア カ ウ ン ト のユーザ名、 password はそのア カ ウ
ン ト のパスワー ド です。 IPMItool では、 sol activate コ マ ン ド の発行後に
パスワー ド の入力が求め られる こ と に注意 し て く だ さ い。
2.
ア プ ラ イ ア ン ス を再起動 し ます。
•
防御セ ン タ ーでは、 sudo su - と 入力 し てか ら 、 パスワー ド を再入力
し ます。 root プ ロ ン プ ト で reboot と 入力 し て、 ア プ ラ イ ア ン ス を再
起動 し ます。
•
シ リ ーズ 3 デバイ スでは、 system reboot と 入力 し ます。
ア プ ラ イ ア ン スが再起動 し ます。
3.
再起動状況の監視 BIOS 起動オプ シ ョ ンが表示 さ れた ら、 LILO boot プ ロ ン
プ ト が表示 さ れる ま で Tab キーをゆ っ く り と 繰 り 返 し 押 し ます (ア プ ラ イ ア
ン スが現在イ ン ス ト ール さ れているバージ ョ ンのシ ス テムを起動する こ と を
防ぐ ため)。
LILO 22.8 boot:
3D-5.3 System_Restore
4.
boot プ ロ ン プ ト で System_Restore と 入力し て、 復元プ ロセス を開始し ます。
以下の選択項目の後に boot プ ロ ン プ ト が表示 さ れます。
0. Load with standard console
1. Load with serial console
5.
1 と 入力 し て Enter キーを押 し ます。 ア プ ラ イ ア ン スのシ リ アル接続を介 し
て対話型の復元 メ ニ ュ ーが読み込まれます。
重要! 表示モー ド を選択 し ない場合、 10 秒経過後に復元ユーテ ィ リ テ ィ で
デ フ ォ ル ト の標準 コ ン ソ ールが使用 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
228
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
第7章
ア プ ラ イ ア ン ス を こ の メ ジ ャ ー バージ ョ ン に初めて復元する場合以外は、
最後に使用 し た復元設定がユーテ ィ リ テ ィ に よ り 自動的に読み込まれます。
続行する には、 一連のページ で設定を確認 し ます。
復元ユーテ ィ リ テ ィ の著作権情報が表示 さ れます。
6.
Enter キーを押 し て著作権表示を確認 し 、 「対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ
イ ア ン スの復元」 (P.229) を続行 し ます。
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000/3000 を除 く )
ほ と んどの Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの復元ユーテ ィ リ テ ィ では、 対話型 メ
ニ ュ ーに よ っ て復元処理を進め られます。
ヒ ン ト ! CD を使用 し て DC1000 または DC3000 を復元する場合は、 「CD を使
用 し た DC1000 または DC3000 の復元」 (P.240) に進みます。
重要! ア プ ラ イ ア ン スの再イ メ ージ化は、 必ず保守期間に実行 し て く だ さ い。
再イ メ ージ化に よ り 、 バイパス モー ド のア プ リ ケーシ ョ ンは非バイパス設定に
リ セ ッ ト さ れ、 バイパス モー ド を再設定する ま ではネ ッ ト ワー ク 上の ト ラ
フ ィ ッ ク が中断 さ れます。 詳細については、 「復元プ ロ セスにおける ト ラ フ ィ ッ
ク フ ロー」 (P.220) を参照 し て く だ さ い。
メ ニ ュ ーに表示 さ れる オプ シ ョ ン を次の表に示 し ます。
復元 メ ニ ュ ーのオプ シ ョ ン
オプ シ ョ ン
説明
詳細情報の参照先
1 IP Configuration
復元する ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー
フ ェ イ スに関する ネ ッ ト ワー ク情報を指
定 し ます。 こ れに よ り 、 ISO および更新
フ ァ イルを格納 し たサーバ と ア プ ラ イ ア
ン スが通信で き る よ う にな り ます。
「ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー
フ ェ イ スの指定」 (P.231)
2 Choose the
transport protocol
ア プ ラ イ ア ン ス を復元する ために使用す
る ISO イ メ ージの場所 と 、 ア プ ラ イ ア ン
スで フ ァ イルのダウン ロー ド に必要なす
べての資格情報を指定 し ます。
「ISO イ メ ージの場所お よび転送
方式の指定」 (P.232)
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
229
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
第7章
復元 メ ニ ュ ーのオプ シ ョ ン (続き)
オプ シ ョ ン
説明
詳細情報の参照先
3 Select
Patches/Rule
Updates
ア プ ラ イ ア ン ス を ISO イ メ ージのベース
バージ ョ ン に復元 し た後で適用する シ ス
テム ソ フ ト ウ ェ アおよび侵入ルールの更
新を指定 し ます。
「復元時のシ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア
お よび侵入ルールの更新」
(P.234)
4 Download and
Mount ISO
適切な ISO イ メ ージ と 、 シ ス テム ソ フ
ト ウ ェ ア または侵入ルールの更新を ダウ
ン ロー ド し ます。 ISO イ メ ージ を マウ ン
ト し ます。
「ISO および更新 フ ァ イルのダウ
ン ロー ド と イ メ ージのマウ ン ト 」
(P.235)
5 Run the Install
復元プ ロ セス を開始 し ます。
「復元プ ロ セスの開始」 (P.235)
6 Save Configuration
後で使用で き る よ う に復元設定のセ ッ ト
を保存するか、 または保存 さ れてい る
セ ッ ト を読み込みます。
「復元設定の保存 と ロー ド 」
(P.238)
ハー ド ド ラ イ ブの内容に今後ア ク セス で
き ないよ う にする ため、 ハー ド ド ラ イ ブ
のス ク ラ ビ ング処理を確実に実行 し ます。
「ハー ド ド ラ イ ブのデー タ のス ク
ラ ビ ン グ処理」 (P.242)
7 Load Configuration
8 Wipe Contents of
Disk
メ ニ ュ ー内の移動には矢印キーを使用 し ます。 メ ニ ュ ー オプ シ ョ ン を選択する
には、 上下矢印キーを使用 し ます。 ページ下部にあ る [OK] ボ タ ン と [Cancel] ボ
タ ンの切 り 替えには、 左右矢印キーを を使用 し ます。
メ ニ ュ ーには、 2 種類のオプ シ ョ ンが表示 さ れます。
•
番号付き オプ シ ョ ン を選択する には、 最初に上下矢印キーを使用 し て正 し
いオプ シ ョ ン を強調表示 し てか ら、 ページ下部で [OK] ボ タ ンが強調表示 さ
れている状態で Enter キーを押 し ます。
•
複数項目オプ シ ョ ン (オプ シ ョ ン ボ タ ン) を選択する場合は、 最初に上下
矢印キーを使用 し て正 し いオプ シ ョ ン を強調表示 し てか ら、 スペース バー
を押 し て、 そのオプ シ ョ ン に [X] のマー ク を付けます。 選択内容を受け入
れるには、 [OK] ボ タ ンが強調表示 さ れている状態で Enter キーを押 し ます。
ほ と んどの場合、 メ ニ ュ ー オプ シ ョ ン 1、 2、 4、 お よび 5 を こ の順序で実行 し ま
す。 オプ シ ョ ン で、 メ ニ ュ ー オプ シ ョ ン 3 を追加 し て、 復元プ ロ セスで シ ス テ
ム ソ フ ト ウ ェ アおよび侵入ルールの更新を イ ン ス ト ール し ます。
ア プ ラ イ ア ン スに現在イ ン ス ト ール さ れてい るバージ ョ ン と は異な る メ ジ ャ ー
バージ ョ ン にア プ ラ イ ア ン ス を復元する場合は、 2 パス復元プ ロ セスが必要で
す。 1 回目のパス でオペ レーテ ィ ン グ シ ス テムを更新 し 、 2 回目のパスで シ ス テ
ム ソ フ ト ウ ェ アの新 し いバージ ョ ン を イ ン ス ト ール し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
230
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
第7章
こ れが 2 回目のパス であ るか、 または使用する復元設定が復元ユーテ ィ リ テ ィ
に よ り 自動的に読み込まれる場合は、 メ ニ ュ ー オプ シ ョ ン 4 : 「ISO および更新
フ ァ イルのダウ ン ロー ド と イ メ ージのマウ ン ト 」 (P.235) か ら開始で き ます。 た
だ し Sourcefire は、 操作を続行する前に復元設定の内容を ダ ブルチ ェ ッ ク する
こ と を推奨 し ています。
ヒ ン ト ! 以前に保存 し た設定を使用する には、 メ ニ ュ ー オプ シ ョ ン 6 : 「復元
設定の保存 と ロー ド 」 (P.238) か ら開始 し ます。 設定を読み込んだ ら、 メ ニ ュ ー
オプ シ ョ ン 4 : 「ISO お よび更新 フ ァ イルのダウ ン ロー ド と イ メ ージのマウ ン ト 」
(P.235) に進みます。
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元する には、 次の手順を使用 し て
く だ さ い。
1.
1 IP Configuration : 「ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの指定」 (P.231)
を参照 し て く だ さ い。
2.
2 Choose the transport protocol : 「ISO イ メ ージの場所お よび転送方式の指定」
(P.232) を参照 し て く だ さ い。
3.
3 Select Patches/Rule Updates (オプ シ ョ ン) : 「復元時のシ ス テム ソ フ ト ウ ェ
アお よび侵入ルールの更新」 (P.234) を参照 し て く だ さ い。
4.
4 Download and Mount ISO : 「ISO お よび更新 フ ァ イルのダウ ン ロー ド と イ
メ ージのマウ ン ト 」 (P.235) を参照 し て く だ さ い。
5.
5 Run the Install : 「復元プ ロ セスの開始」 (P.235) を参照 し て く だ さ い。
ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの指定
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000/3000 を除 く )
復元ユーテ ィ リ テ ィ を実行する際には、 最初に復元する ア プ ラ イ ア ン スの管理イ
ン タ ー フ ェ イ ス を指定 し ます。 こ れに よ り 、 ISO および更新 フ ァ イルを コ ピー し
たサーバ と ア プ ラ イ ア ン スが通信で き る よ う にな り ます。 LOM を使用する場合
は、 ア プ ラ イ ア ン スの管理 IP ア ド レ スが LOM IP ア ド レ スではない こ と に注意
し て く だ さ い。
アプ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ーフ ェ イ ス を指定するには、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
メ イ ン メ ニ ュ ーで、 [1 IP Configuration] を選択 し ます。
[Pick Device] ページが表示 さ れます。
2.
ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ ス (通常は [th0]) を選択 し ます。
[IP Configuration] ページが表示 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
231
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
3.
第7章
管理ネ ッ ト ワー ク に使用する プ ロ ト コル ([IPv4] または [IPv6]) を選択 し ます。
管理イ ン タ ー フ ェ イ スに IP ア ド レ ス を割 り 当て る ためのオプ シ ョ ンが表示
さ れます。
4.
5.
管理イ ン タ ー フ ェ イ スに IP ア ド レ ス を割 り 当て る方法 ([Static] または
[DHCP]) を選択 し ます。
•
[Static] を選択 し た場合は、 一連のページ で、 管理イ ン タ ー フ ェ イ スの
IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト ワー ク マ ス ク またはプ レ フ ィ ッ ク ス長、 およびデ
フ ォル ト ゲー ト ウ ェ イ を手動で入力する よ う 促 さ れます。
•
[DHCP] を選択 し た場合は、 管理イ ン タ ー フ ェ イ スの IP ア ド レ ス、
ネ ッ ト ワー ク マ ス ク またはプ レ フ ィ ッ ク ス長、 およびデ フ ォル ト ゲー
ト ウ ェ イがア プ ラ イ ア ン スに よ り 自動的に検出 さ れ、 IP ア ド レ スが表
示 さ れます。
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 設定を確認 し ます。
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スに割 り
当て られている IP ア ド レ ス を確認 し ます。 メ イ ン メ ニ ュ ーが再び表示 さ れ
ます。
6.
次の項 (ISO イ メ ージの場所および転送方式の指定) に進みます。
ISO イ メ ージの場所および転送方式の指定
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000/3000 を除 く )
復元プ ロ セス で必要な フ ァ イルを ダウ ン ロー ド する ために使用 さ れる管理 IP ア
ド レ ス を設定 し た ら、 次にア プ ラ イ ア ン スの復元に使用する ISO イ メ ージ を指
定する必要があ り ます。 こ れは、 サポー ト サイ ト (「復元 ISO と 更新 フ ァ イルの
入手」 (P.222) を参照) か ら ダウ ン ロー ド し 、 Web サーバ、 FTP サーバ、 また
は SCP 対応ホス ト に保存 し た ISO イ メ ージ です。
対話型 メ ニ ュ ーで、 ダウ ン ロー ド を実行する ために必要な情報の入力が求め られ
ます。 こ れ らの情報を次の表に示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
232
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
第7章
復元 フ ァ イルのダウ ン ロー ド に必要な情報
使用す
る方式
指定する必要があ る情報
HTTP
• Web サーバの IP ア ド レ ス
• ISO イ メ ージ デ ィ レ ク ト リ の フ ル パス
(例 : /downloads/ISOs/)
FTP
• FTP サーバの IP ア ド レ ス
• 資格情報が使用 さ れるユーザのホーム デ ィ レ ク ト リ を基準に し
た ISO イ メ ージ デ ィ レ ク ト リ の相対パス (例 :
mydownloads/ISOs/)
• FTP サーバの認証ユーザ名 と パスワー ド
SCP
• SCP サーバの IP ア ド レ ス
• SCP サーバの認証ユーザ名
• ISO イ メ ージ デ ィ レ ク ト リ の フ ル パス
• 先に入力 し たユーザ名のパスワー ド
パスワー ド を入力する前に、 ア プ ラ イ ア ン スか ら、 信頼で き る ホ
ス ト の リ ス ト に SCP サーバを追加する よ う 求め られる こ と があ る
点に注意 し て く だ さ い。 続行する には、 同意する必要があ り ます。
復元ユーテ ィ リ テ ィ は、 ISO イ メ ージ デ ィ レ ク ト リ 内で も更新 フ ァ イルを検索
する こ と に注意 し て く だ さ い。
復元 フ ァ イルの場所および転送方式を指定する には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
メ イ ン メ ニ ュ ーで、 [2 Choose the transport protocol] を選択 し ます。
2.
表示 さ れる ページ で、 [HTTP]、 [FTP]、 または [SCP] を選択 し ます。
3.
復元ユーテ ィ リ テ ィ に よ り 表示 さ れる一連のページ で、 表 「復元 フ ァ イルの
ダウ ン ロー ド に必要な情報」 (P.233) の説明に従い選択 し たプ ロ ト コ ルに必
要な情報を入力 し ます。
情報が正 し ければ、 ア プ ラ イ ア ン スはサーバに接続 し 、 指定 さ れた場所の
Sourcefire ISO イ メ ージの リ ス ト を表示 し ます。
4.
使用するISO イ メ ージ を選択 し ます。
5.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 設定を確認 し ます。
メ イ ン メ ニ ュ ーが再び表示 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
233
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
6.
第7章
復元プ ロ セス中にシ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア ま たは侵入ルールの更新を イ ン ス
ト ール し ますか?
•
イ ン ス ト ールする場合は、 次の項 (復元時のシ ス テム ソ フ ト ウ ェ アお
よび侵入ルールの更新) に進みます。
•
イ ン ス ト ール し ない場合は、 「ISO および更新 フ ァ イルのダウ ン ロー ド
と イ メ ージのマウ ン ト 」 (P.235) に進みます。 復元プ ロ セスが完了 し
た ら、 シ ス テムの Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て手動で更新を イ ン
ス ト ールで き る こ と に注意 し て く だ さ い。
復元時のシス テム ソ フ ト ウ ェ アおよび侵入ルールの更新
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000/3000 を除 く )
オプ シ ョ ン で、 ア プ ラ イ ア ン ス を ISO イ メ ージのベース バージ ョ ン に復元 し た
後で、 復元ユーテ ィ リ テ ィ を使用 し て シ ス テム ソ フ ト ウ ェ アおよび侵入ルール
を更新で き ます。 ルール更新は防御セ ン タ ーだけで必要 と な る こ と に注意 し て く
だ さ い。
復元ユーテ ィ リ テ ィ は、 1 つのシ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア更新 と 1 つのルール更新
だけ を使用で き ます。 ただ し シ ス テム更新は直前の メ ジ ャ ー バージ ョ ン に対 し
て累積 さ れます。 ルール更新 も累積 さ れます。 Sourcefire では、 ご使用のア プ ラ
イ ア ン スに対 し て使用可能な最新の更新を入手する こ と を推奨 し ます。 「復元
ISO と 更新 フ ァ イルの入手」 (P.222) を参照 し て く だ さ い。
復元プ ロ セス で ア プ ラ イ ア ン ス を更新 し ない こ と を選択 し た場合、 後で シ ス テム
の Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て更新で き ます。 詳細については、 イ ン ス
ト ールする更新の リ リ ース ノ ー ト と 、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の
「Updating System Software」 の章を参照 し て く だ さ い。
復元プ ロセスの一環と し て更新を イ ン ス ト ールするには、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
メ イ ン メ ニ ュ ーで [3 Select Patches/Rule Updates] を選択 し ます。
復元ユーテ ィ リ テ ィ は、 前の手順 (「ISO イ メ ージの場所お よび転送方式の
指定」 (P.232) を参照) で指定 し た場所 と プ ロ ト コ ルを使用 し て、 その場所
にあ るすべてのシ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア更新 フ ァ イルの リ ス ト を取得 し て表
示 し ます。 SCP を使用する場合、 更新 フ ァ イル リ ス ト を表示する ためのプ
ロ ン プ ト が表示 さ れた らパスワー ド を入力 し ます。
2.
使用する シ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア更新がわか っ ている場合は、 それを選択 し
ます。
更新を選択 し な く て も かまいません。 続行する には、 更新を選択せずに
Enter キーを押 し ます。 適切な場所にシ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア更新がない場合
は、 Enter キーを押 し て続行する よ う 求め ら れます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
234
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
第7章
復元ユーテ ィ リ テ ィ は、 ルール更新 フ ァ イルの リ ス ト を取得 し て表示 し ま
す。 SCP を使用する場合、 リ ス ト を表示する ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れた
ら パスワー ド を入力 し ます。
3.
使用するルール更新がわか っ ている場合は、 それを選択 し ます。
更新を選択 し な く て も かまいません。 続行する には、 更新を選択せずに
Enter キーを押 し ます。 適切な場所にルール更新がない場合は、 Enter キー
を押 し て続行する よ う 求め ら れます。
選択内容が保存 さ れ、 メ イ ン メ ニ ュ ーが再表示 さ れます。
4.
次の項 (ISO お よび更新 フ ァ イルのダウ ン ロー ド と イ メ ージのマウ ン ト ) に
進みます。
ISO および更新フ ァ イルのダウン ロー ド と イ メ ージのマウン ト
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000、 DC3000 を除 く )
復元プ ロ セス を呼び出す前の最後の手順 と し て、 必要な フ ァ イルを ダウ ン ロー ド
し て ISO イ メ ージ を マウ ン ト し ます。
ヒ ン ト ! こ の手順を開始する前に、 復元設定を後で使用で き る よ う に保存 し て
お く こ と を お勧め し ます。 詳細については、 「復元設定の保存 と ロー ド 」 (P.238)
を参照 し て く だ さ い。
ISO イ メ ージ を ダウ ン ロー ド し て マウ ン ト する には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
メ イ ン メ ニ ュ ーで [4 Download and Mount ISO] を選択 し ます。
2.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 選択項目を確認 し ます。 SCP サーバか ら ダウ ン
ロー ド する場合は、 プ ロ ン プ ト が表示 さ れた らパスワー ド を入力 し ます。
該当する フ ァ イルがダウ ン ロー ド さ れ、 マウ ン ト さ れます。 メ イ ン メ
ニ ュ ーが再び表示 さ れます。
3.
次の項 (復元プ ロ セスの開始) に進みます。
復元プ ロ セスの開始
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000、 DC3000 を除 く )
ISO イ メ ージ を ダウ ン ロー ド し て マウ ン ト し た ら、 復元プ ロ セス を開始で き ま
す。 ア プ ラ イ ア ン スに現在イ ン ス ト ール さ れているバージ ョ ン と は異な る メ
ジ ャ ー バージ ョ ン にア プ ラ イ ア ン ス を復元する場合は、 2 パス復元プ ロ セスが
必要です。 1 回目のパス でオペ レーテ ィ ン グ シ ス テムを更新 し 、 2 回目のパスで
シ ス テム ソ フ ト ウ ェ アの新 し いバージ ョ ン を イ ン ス ト ール し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
235
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
第7章
2 つのパスの う ちの 1 回目のパス ( メ ジ ャ ー バージ ョ ンの変更のみ)
ア プ ラ イ ア ン ス を異な る メ ジ ャ ー バージ ョ ン に復元する場合は、 復元ユーテ ィ
リ テ ィ に よ る 1 回目のパス ではア プ ラ イ ア ン スのオペ レーテ ィ ン グ シ ス テム と 、
必要に応 じ て復元ユーテ ィ リ テ ィ 自体が更新 さ れます。
重要! ア プ ラ イ ア ン ス を同 じ メ ジ ャ ー バージ ョ ン に復元する場合、 または こ れ
が こ のプ ロ セスの 2 回目のパスの場合は、 次の手順 (「2 回目のパス、 および 1
つのパスのみ」 (P.237)) に進みます。
2 パス復元プ ロ セスの 1 回目のパス を実行する には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
メ イ ン メ ニ ュ ーで [5 Run the Install] を選択 し ます。
2.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら (2 回)、 ア プ ラ イ ア ン ス を再起動する こ と を確
認 し ます。
重要! 外部 USB ド ラ イ ブ を使用 し て復元する ア プ ラ イ ア ン ス で、 ド ラ イ ブ
に含まれている復元ユーテ ィ リ テ ィ がシ ス テムの異な るバージ ョ ン に関連付
け られてい る場合は、 続行する ために ド ラ イ ブのユーテ ィ リ テ ィ を更新する
必要があ り ます。 プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 yes と 入力 し てユーテ ィ リ
テ ィ を更新 し ます (保存 さ れている復元設定はすべて削除 さ れます)。 更新
さ れた ド ラ イ ブか ら再起動する こ と を確認 し ます。 USB ド ラ イ ブ を更新 し
ない場合は、 ア プ ラ イ ア ン スが再起動 し ます。 こ の ド ラ イ ブ を使用 し て ア プ
ラ イ ア ン ス を復元する こ と はで き ません。
3.
再起動を監視 し 、 復元プ ロ セス を再度開始 し ます。
•
キーボー ド /モ ニ タ 接続の場合、 赤色の LILO ブー ト メ ニ ュ ーが表示 さ
れます。 ア プ ラ イ ア ン スが現在イ ン ス ト ール さ れてい るバージ ョ ンの
シ ス テ ム を 起動す る こ と を 防 ぐ ため、 矢印キーの 1 つ を 素早 く 押 し
ま す。
•
シ リ アル接続または SOL/LOM 接続の場合、 BIOS ブー ト オプ シ ョ ン
が表示 さ れた ら 、 LILO boot プ ロ ン プ ト が表示 さ れる ま で、 Tab キーを
ゆ っ く り と 繰 り 返 し 押 し ます。
LILO 22.8 boot:
3D-5.3 System_Restore
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
236
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
4.
第7章
シ ス テムを復元する こ と を指定 し ます。
•
•
キーボー ド /モ ニ タ 接続の場合、矢印キーを使用 し て [System_Restore]
を選択 し 、 Enter キーを押 し ます。
シ リ アル接続または SOL/LOM 接続の場合、 プ ロ ン プ ト で
System_Restore と 入力 し 、 Enter キーを押 し ます。
いずれの場合で も、 以下の選択項目の後に boot プ ロ ン プ ト が表示 さ れます。
0. Load with standard console
1. Load with serial console
5.
復元ユーテ ィ リ テ ィ の対話型 メ ニ ュ ーの表示モー ド を選択 し ます。
•
キーボー ド /モ ニ タ 接続の場合、 0 と 入力 し て Enter キーを押 し ます。
•
シ リ アル接続または SOL/LOM 接続の場合、 1 と 入力 し て Enter キーを
押 し ます。
表示モー ド を選択 し ない場合、 10 秒経過後に復元ユーテ ィ リ テ ィ でデ フ ォ
ル ト の標準 コ ン ソ ールが使用 さ れます。
ア プ ラ イ ア ン ス を こ の メ ジ ャ ー バージ ョ ン に初めて復元する場合以外は、
最後に使用 し た復元設定がユーテ ィ リ テ ィ に よ り 自動的に読み込まれます。
続行する には、 一連のページ で設定を確認 し ます。
復元ユーテ ィ リ テ ィ の著作権情報が表示 さ れます。
6.
Enter キーを押 し て著作権表示を確認 し 、 プ ロ セスの 2 回目のパス を 「対話
型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元」 (P.229) を 参照 し て 開始 し
ま す。
2 回目のパス、 および 1 つのパスのみ
復元プ ロ セスの 2 回目のパス または 1 つだけのパス を実行する には、 次の手順
を使用 し ます。
復元プ ロ セスの 2 回目のパス または 1 つだけのパス を実行する には、 次の手順を
実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
メ イ ン メ ニ ュ ーで [5 Run the Install] を選択 し ます。
2.
ア プ ラ イ ア ン ス を復元する こ と を確認 し 、 次のス テ ッ プに進みます。
3.
ア プ ラ イ ア ン スのラ イ セ ン スお よびネ ッ ト ワー ク 設定を削除するかど う かを
選択 し ます。 こ れ らの設定を削除する と 、 表示 ( コ ン ソ ール) 設定が リ セ ッ
ト さ れます。 シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン スの場合は LOM が リ セ ッ ト さ れます。
ほ と んどの場合、 初期設定プ ロ セス をが短 く な る可能性があ る ため、 こ れ ら
の設定は削除 し ないで く だ さ い。 復元 と それに続 く 初期設定の後に設定を変
更する場合、 通常は、 それ ら の設定を今 リ セ ッ ト する よ り も時間がかか り ま
せん。 詳細については、 「次の手順」 (P.241) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
237
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
第7章
4.
USB ド ラ イ ブ を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元する場合は、 ア プ ラ イ ア ン
ス復元の最終確認の入力を復元ユーテ ィ リ テ ィ に よ り 求め られた ら、 ド ラ イ
ブ を取 り 外 し ます。
5.
ア プ ラ イ ア ン ス復元の最終確認を入力 し ます。
復元プ ロ セスの最終段階が開始 さ れます。 完了 し 、 プ ロ ン プ ト が表示 さ れた
ら 、 ア プ ラ イ ア ン ス を再起動する こ と を確認 し ます。
警告! 復元プ ロ セスが完了する ま で十分な時間を おいて く だ さ い。 内部 フ
ラ ッ シ ュ ド ラ イ ブ を備えたア プ ラ イ ア ン スでは、 ユーテ ィ リ テ ィ は最初に
フ ラ ッ シ ュ ド ラ イ ブ を更新 し 、 その後 こ の フ ラ ッ シ ュ ド ラ イ ブ を使用 し て
他の復元 タ ス ク が実行 さ れます。 フ ラ ッ シ ュ更新中に (Ctrl + C を押す操作
な どに よ り ) 終了する と 、 回復不能な エ ラ ーが発生する可能性があ り ます。
復元にかかる時間が長すぎ る場合、 または復元プ ロ セスに関連する他の問題
が発生 し ている場合は、 終了 し ないで く だ さ い。 代わ り に、 サポー ト に連絡
し て く だ さ い。
重要! 再イ メ ージ化に よ り 、 バイパス モー ド のア プ リ ケーシ ョ ンは非バイ
パス設定に リ セ ッ ト さ れ、 バイパス モー ド を再設定する ま ではネ ッ ト ワー
ク 上の ト ラ フ ィ ッ クが中断 さ れます。 詳細については、 「復元プ ロ セスにお
ける ト ラ フ ィ ッ ク フ ロー」 (P.220) を参照 し て く だ さ い。
6.
「次の手順」 (P.241) に進みます。
復元設定の保存 と ロー ド
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000、 DC3000 を除 く )
ほ と んどのア プ ラ イ ア ン ス では、 復元ユーテ ィ リ テ ィ を使用 し て復元設定を保存
で き ます。 復元設定は、 ア プ ラ イ ア ン ス を再び復元する必要が生 じ た場合に使用
し ます。 復元ユーテ ィ リ テ ィ は最後に使用 さ れた設定を自動的に保存 し ますが、
次のよ う な複数の設定を保存する こ と も で き ます。
バージ ョ ン 5.3
•
アプ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ーフ ェ イ スに関するネ ッ ト ワーク情報。 「ア プ
ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの指定」 (P.231) を参照 し て く だ さ い。
•
復元 ISO イ メ ージの場所 と 、 ア プ ラ イ ア ン スが フ ァ イルを ダウ ン ロー ド す
る ために必要 と する転送プ ロ ト コ ルお よび資格情報。 「ISO イ メ ージの場所
および転送方式の指定」 (P.232) を参照 し て く だ さ い。
•
ア プ ラ イ ア ン ス を ISO イ メ ージのベース バージ ョ ン に復元 し た後で適用す
る シ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア と 侵入ルールの更新 (存在する場合)。 「復元時の
シ ス テム ソ フ ト ウ ェ アおよび侵入ルールの更新」 (P.234) を参照 し て く だ
さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
238
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
対話型 メ ニ ュ ーを使用 し たア プ ラ イ ア ン スの復元
第7章
SCP パスワー ド は保存 さ れません。 ユーテ ィ リ テ ィ がア プ ラ イ ア ン スに ISO や
その他の フ ァ イルを転送する と き に SCP を使用する必要があ る こ と が設定で指
定 さ れてい る場合は、 復元プ ロ セス を実行する ためにサーバに対 し て再度認証を
行 う 必要があ り ます。
復元設定を保存するのに最適な時点は、 上記の情報の指定後、 ISO イ メ ージ を ダ
ウ ン ロー ド し て マウ ン ト する前です。 シ ス テムの別の メ ジ ャ ー バージ ョ ン と 互
換にな る よ う に復元 USB ド ラ イ ブ を更新する と 、 保存 さ れてい る復元設定はす
べて失われる こ と に注意 し て く だ さ い。
復元設定を保存する には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
復元ユーテ ィ リ テ ィ の メ イ ン メ ニ ュ ーか ら、 [6 Save Configuration] を選択 し
ます。
ユーテ ィ リ テ ィ に よ り 、 保存する設定の設定内容の設定が表示 さ れます。
2.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 設定を保存する こ と を確認 し ます。
3.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 設定の名前を入力 し ます。
設定が保存 さ れ、 メ イ ン メ ニ ュ ーが再び表示 さ れます。
4.
保存 し た設定を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元する場合は、 「ISO お よび更
新 フ ァ イルのダウ ン ロー ド と イ メ ージのマウ ン ト 」 (P.235) に進みます。
復元設定を読み込むには、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
メ イ ン メ ニ ュ ーで、 [7 Load Configuration] を選択 し ます。
ユーテ ィ リ テ ィ に よ り 、 保存 さ れてい る復元設定の リ ス ト が表示 さ れます。
1 番目のオプ シ ョ ン [default_config] は、 最後にア プ ラ イ ア ン ス を復元する際
に使用 し た設定です。 その他のオプ シ ョ ンは、 こ れま でに保存 し た復元設定
です。
2.
使用する設定を選択 し ます。
ユーテ ィ リ テ ィ に よ り 、 読み込む設定の設定内容が表示 さ れます。
3.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 設定を読み込む こ と を確認 し ます。
設定が読み込まれます。 プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 ア プ ラ イ ア ン スの管理
イ ン タ ー フ ェ イ スに割 り 当て られてい る IP ア ド レ ス を確認 し ます。 メ イ ン
メ ニ ュ ーが再び表示 さ れます。
4.
バージ ョ ン 5.3
読み込まれた設定を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元する場合は、 「ISO お よ
び更新 フ ァ イルのダウ ン ロー ド と イ メ ージのマウ ン ト 」 (P.235) に進みます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
239
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
CD を使用 し た DC1000 または DC3000 の復元
第7章
CD を使用 し た DC1000 または DC3000 の復元
サポー ト さ れてい るデバイ ス : な し
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : DC1000、 DC3000
CD-ROM ド ラ イ ブが備わ っ てい る DC3000 および DC1000 防御セ ン タ ーの場
合、 ア プ ラ イ ア ン スの購入時に Sourcefire か ら 復元 CD が提供 さ れます。 ア プ ラ
イ ア ン ス を異な るバージ ョ ン に復元する場合は、 該当する ISO イ メ ージ を ダウ
ン ロー ド し 、 新 し い ISO (デー タ ではな く ) 復元 CD を作成 し 、 こ の CD を使用
し て シ ス テムを復元で き ます。 「復元 ISO と 更新 フ ァ イルの入手」 (P.222) を参
照 し て く だ さ い。
防御セ ン タ ーの復元には CD を使用する ため、 こ れ ら のア プ ラ イ ア ン スで復元プ
ロ セスの一環 と し て更新を イ ン ス ト ールする こ と はで き ません。 その代わ り に、
ア プ ラ イ ア ン ス を後で更新 し ます。
CD を使用 し て DC1000 または DC3000 を復元する には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
防御セ ン タ ーの CD ト レ イ に復元 CD を入れます。
ア プ ラ イ ア ン スの電源がオ フ の場合は、 ト レ イ を開 く ため電源を入れます。
2.
キーボー ド /モ ニ タ 接続またはシ リ アル接続を使用 し て、 Administrator 特権
が付与 さ れている ア カ ウ ン ト で防御セ ン タ ーに ロ グ イ ン し ます。 パスワー ド
は、 防御セ ン タ ーの Web イ ン タ ー フ ェ イ スのパスワー ド と 同 じ です。
防御セ ン タ ーのプ ロ ン プ ト が表示 さ れます。
3.
プ ロ ン プ ト で、 root 権限にア ク セス し ます。 sudo su と 入力 し 、 Enter キー
を押 し 、 パスワー ド を入力 し ます。
4.
root プ ロ ン プ ト で reboot と 入力 し て、 防御セ ン タ ーを再起動 し ます。
CD か ら防御セ ン タ ーが起動 さ れます。 こ れには数分かかる こ と があ り ます。
5.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 防御セ ン タ ーを復元する こ と を確認 し ます。
6.
ア プ ラ イ ア ン スのラ イ セ ン スお よびネ ッ ト ワー ク 設定を削除するかど う かを
選択 し ます。 こ れ らの設定を削除する と 、 表示 ( コ ン ソ ール) 設定 も リ セ ッ
ト さ れます。
ほ と んどの場合、 初期設定プ ロ セス をが短 く な る可能性があ る ため、 こ れ ら
の設定は削除 し ないで く だ さ い。 復元 と それに続 く 初期設定の後に設定を変
更する場合、 通常は、 それ ら の設定を今 リ セ ッ ト する よ り も時間がかか り ま
せん。 詳細については、 「次の手順」 (P.241) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
240
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
次の手順
7.
第7章
ア プ ラ イ ア ン ス復元の最終確認を入力 し ます。
復元プ ロ セスが開始 し 、 画面にその進行状況が表示 さ れます。
警告! 復元プ ロ セスが完了する ま で十分な時間を おいて く だ さ い。 まれに、
(た と えば、 Ctrl + C を押すか、 ア プ ラ イ ア ン スの電源を オ フ に し て) 終了す
る と 、 回復不能な エ ラ ーが発生する可能性があ り ます。 復元にかかる時間が
長すぎ る場合、 または復元プ ロ セスに関連する他の問題が発生 し ている場合
は、 終了 し ないで く だ さ い。 代わ り に、 サポー ト に連絡 し て く だ さ い。
8.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 Enter キーを押 し て続行 し ます。
防御セ ン タ ーか ら CD が排出 さ れます。 CD を取 り 出 し 、 ト レ イ を閉 じ ます。
9.
再度プ ロ ン プ ト が表示 さ れた場合、 復元が完了 し てお り 、 ア プ ラ イ ア ン ス を
再起動する こ と を確認する ため、 Enter キーを押 し ます。
ア プ ラ イ ア ン スが再起動 し ます。
10. 次の手順に進みます。
次の手順
ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定を復元する と 、 ア プ ラ イ ア ン スのほぼすべての
設定 と イ ベ ン ト デー タ (イ ン ラ イ ン展開 さ れたデバイ スのバイパス設定を含む)
が失われます。 詳細については、 「復元プ ロ セスにおけ る ト ラ フ ィ ッ ク フ ロー」
(P.220) を参照 し て く だ さ い。
ア プ ラ イ ア ン スの復元後に、 初期設定プ ロ セス を実行する必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
•
ア プ ラ イ ア ン スのラ イ セ ン スお よびネ ッ ト ワー ク 設定を削除 し ていない場
合は、 管理ネ ッ ト ワー ク上の コ ン ピ ュ ー タ を使用 し て、 ア プ ラ イ ア ン スの
Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を直接参照 し 、 設定を実行で き ます。 詳細について
は、 「初期設定ページ : デバイ ス」 (P.105) および 「初期設定ページ : 防御
セ ン タ ー」 (P.112) を参照 し て く だ さ い。
•
ラ イ セ ン ス と ネ ッ ト ワー ク設定を削除 し てい る場合は、 ア プ ラ イ ア ン ス を
新品の場合 と 同様に設定する必要があ り ます。 最初に、 管理ネ ッ ト ワー ク
と 通信する よ う に設定 し ます。 次の章 「Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア
ン スの設定」 (P.96) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
241
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
ハー ド ド ラ イ ブのデー タ のス ク ラ ビ ング処理
第7章
ラ イ セ ン スおよびネ ッ ト ワー ク設定を削除する と 、 表示 ( コ ン ソ ール) 設定 と 、
シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン スの場合は LOM 設定も リ セ ッ ト さ れる こ と に注意 し て
く だ さ い。 初期設定プ ロ セスの完了後 :
•
シ リ アル接続または SOL/LOM 接続を使用 し て ア プ ラ イ ア ン スの コ ン ソ ー
ルにア ク セスする場合は、 コ ン ソ ール出力を リ ダ イ レ ク ト する必要があ り
ます。 「 コ ン ソ ール出力の リ ダ イ レ ク ト 」 (P.93) を参照 し て く だ さ い。
•
LOM を使用する場合は、 機能を再度有効に し 、 1 つ以上の LOM ユーザを
有効に し ます。 「LOM お よび LOM ユーザの有効化」 (P.245) を参照 し て
く だ さ い。
ハー ド ド ラ イ ブのデー タ のス ク ラ ビ ン グ処理
サポー ト さ れてい るデバイ ス : 任意
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : 任意 (DC1000、 DC3000 を除 く )
ハー ド ド ラ イ ブの内容に今後ア ク セス で き ない よ う にする ため、 ほ と んどの
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スのハー ド ド ラ イ ブは確実にス ク ラ ビ ン グ処理で き ま
す。 た と えば、 機密デー タ が含まれている故障 し たア プ ラ イ ア ン ス を返却する必
要があ る場合は、 こ の機能を使用 し てデー タ を上書き で き ます。
デ ィ ス ク のス ク ラ ビ ン グ処理を行 う こ のモー ド は、 次の軍用標準規格に準拠 し て
います。
標準規格
DoD ス ク ラ ブ シーケ ン スは、 着脱可能または着脱不可能な リ ジ ッ ド デ ィ
ス クのサニ タ イ ズに関する DoD 5220.22-M 手順に準拠 し ています。 こ の
手順では、 すべてのア ド レ ス可能な場所を 1 つの文字で上書き し 、 その補
数の文字で上書き し 、 さ ら に ラ ン ダムな文字 コ ー ド で上書き処理を行 う 必
要があ り ます。 その他の制約については、 DoD の資料を参照 し て く だ さ い。
警告! ハー ド ド ラ イ ブのス ク ラ ビ ン グ処理では、 ア プ ラ イ ア ン スのすべての
デー タ が失われ、 動作不能であ る と 示 さ れます。
ハー ド ド ラ イ ブのス ク ラ ビ ン グ処理を行 う には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
以下のいずれかの項の説明に従い、 復元ユーテ ィ リ テ ィ の対話型 メ ニ ュ ーを
表示 し ます。 これは、 ア プ ラ イ ア ン スへのア ク セス方法に応 じ て異な り ます。
•
「KVM ま たは物理シ リ アルを使用 し た復元ユーテ ィ リ テ ィ の開始」
(P.225)
•
「Lights-Out Management を使用 し た復元ユーテ ィ リ テ ィ の開始」
(P.227)
DC1000 および DC3000 は こ の機能をサポー ト し ていない こ と に注意 し て く
だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
242
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
Lights-Out Management の設定
第7章
2.
メ イ ン メ ニ ュ ーで、 [8 Wipe Contents of Disk] を選択 し ます。
3.
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 ハー ド ド ラ イ ブ を ス ク ラ ビ ン グ処理する こ と
を確認 し ます。
ハー ド ド ラ イ ブがス ク ラ ビ ン グ処理 さ れます。 ス ク ラ ビ ン グ処理プ ロ セス
が完了する ま でに数時間かかる こ と があ り ます。 ド ラ イ ブの容量が大き いほ
ど、 時間がかか り ます。
Lights-Out Management の設定
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : シ リ ーズ 3
シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン ス を工場出荷時設定に復元する必要があ るが、 ア プ ラ
イ ア ン スに物理的にア ク セス で き ない場合は、 Lights-Out Management (LOM)
を使用 し て復元プ ロ セス を実行で き ます。 LOM を使用 し て シ リ ーズ 2 ア プ ラ イ
ア ン ス を復元する こ と はで き ません。 シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン スのみが LOM を
サポー ト し ています。
LOM 機能では、 Serial over LAN (SOL) 接続を使用 し て、 シ リ ーズ 3 防御セ ン
タ ーまたは管理対象デバイ ス で限 ら れたア ク シ ョ ン を実行で き ます。 LOM で
は、 アウ ト オブバン ド 管理接続で コ マ ン ド ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し
て、 シ ャ ーシ シ リ アル番号の確認や、 フ ァ ン速度や温度な どの状況の監視 と
い っ た作業を行 う こ と がで き ます。
LOM コ マ ン ド の構文は、 使用 し て い る ユー テ ィ リ テ ィ に よ り 異な り ますが、
通常 LOM コ マ ン ド には、 次の表に示す要素が含まれています。
.
LOM コ マ ン ド 構文
バージ ョ ン 5.3
IPMITOOL
(LINUX/MAC)
IPMIUTIL
ipmitool
ipmiutil
IPMI ユーテ ィ リ テ ィ を起動 し ます。
n/a
v4
ipmiutil のみ。 LOM セ ッ シ ョ ン で管理
特権を有効に し ます。
-I lanplus
-J3
LOM セ ッ シ ョ ン の暗号化 を 有効に し
ま す。
-H IP_address
-N IP_address
ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ
スの IP ア ド レ ス を指定 し ます。
-U username
-U username
承認済み LOM ア カ ウ ン ト のユーザ名
を指定 し ます。
説明
(WINDOWS)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
243
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
Lights-Out Management の設定
第7章
LOM コ マ ン ド 構文 (続き)
IPMITOOL
(LINUX/MAC)
IPMIUTIL
n/a (ロ グオ ン
時に求め ら れ
ま す)
-P password
ipmiutil のみ。 承認済み LOM ア カ ウ ン
ト のパスワー ド を指定 し ます。
コマン ド
コマン ド
ア プ ラ イ ア ン スに対 し て発行する コ マ
ン ド 。 コ マ ン ド を発行する場所は、
ユーテ ィ リ テ ィ に よ っ て異な り ます。
説明
(WINDOWS)
• IPMItool の場合、 コ マ ン ド は最後に
入力 し ます。
• ipmiutil の場合、 コ マ ン ド は最初に入
力 し ます。
IPMItool の場合 :
ipmitool -I lanplus -H IP_address -U username command
ipmiutil の場合 :
ipmiutil command -V4 -J3 -N IP_address -U username -P
password
Sourcefire 3D System でサポー ト さ れるすべての LOM コ マ ン ド の リ ス ト につい
ては、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Configuring Appliance Settings」
の章を参照 し て く だ さ い。
重要! SOL を使用 し て 7000 シ リ ーズ デバイ スに接続する には、 その前に、 デ
バイ スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スに接続 さ れたサー ド パーテ ィ のス イ ッ チ ン グ装置
の Spanning Tree Protocol (STP) を無効にする必要があ り ます。
LOM を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元する には、 その前に、 ア プ ラ イ ア ン ス と
復元を実行するユーザの両方に対 し て LOM を有効にする必要があ り ます。 次
に、 サー ド パーテ ィ の Intelligent Platform Management Interface (IPMI) ユー
テ ィ リ テ ィ を使用 し て、 ア プ ラ イ ア ン スにア ク セス し ます。 また、 ア プ ラ イ ア ン
スの コ ン ソ ール出力を シ リ アル ポー ト に リ ダ イ レ ク ト し てい る こ と も確認する
必要があ り ます。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「LOM および LOM ユーザの有効化」 (P.245)
•
「IPMI ユーテ ィ リ テ ィ のイ ン ス ト ール」 (P.246)
•
「 コ ン ソ ール出力の リ ダ イ レ ク ト 」 (P.93)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
244
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
Lights-Out Management の設定
第7章
LOM および LOM ユーザの有効化
サポー ト さ れてい るデバイ ス : シ リ ーズ 3
サポー ト さ れてい る防御セ ン タ ー : シ リ ーズ 3
LOM を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を復元する には、 その前に、 こ の機能を有効に
し て設定する必要があ り ます。 こ の機能を使用するユーザに対 し て LOM 権限を
明示的に付与する必要 も あ り ます。
各ア プ ラ イ ア ン スのロー カル Web イ ン タ ー フ ェ イ ス を使用 し て、 ア プ ラ イ ア ン
ス ご と に LOM と LOM ユーザを設定 し ます。 つま り 、 防御セ ン タ ーを使用 し て
管理対象デバイ スで LOM を設定する こ と はで き ません。 同様に、 ユーザはア プ
ラ イ ア ン ス ご と に個別に管理 さ れる ため、 防御セ ン タ ーで LOM 対応ユーザを有
効化ま たは作成 し て も 、 管理対象デバ イ スのユーザにはその機能は転送 さ れま
せん。
LOM ユーザには、 次のよ う な制約 も あ り ます。
•
ユーザに Administrator ロールを割 り 当て る必要があ り ます。
•
ユーザ名には最大で 16 文字の英数字を使用で き ます。 LOM ユーザに対
し 、 ハイ フ ン と こ れよ り も長いユーザ名はサポー ト さ れていません。
•
パスワー ド には、 最大で 20 文字の英数字を使用で き ます。 LOM ユーザに
対 し 、 こ れよ り も長いパスワー ド はサポー ト さ れていません。 ユーザの
LOM パスワー ド は、 そのユーザのシ ス テム パスワー ド と 同 じ です。
•
シ リ ーズ 3 防御セ ン タ ーおよび 8000 シ リ ーズ デバイ スには、 最大 13 人
の LOM ユーザを設定で き ます。 7000 シ リ ーズ デバイ スには、 最大 8 人
の LOM ユーザを設定で き ます。
ヒ ン ト ! 次の タ ス クの詳細な手順については、 『Sourcefire 3D System User
Guide』 の 「Configuring Appliance Settings」 の章を参照 し て く だ さ い。
LOM を有効にする には、 次の手順を実行 し ます。
ア ク セス : Admin
バージ ョ ン 5.3
1.
[System] > [Local] > [Configuration] を選択 し 、 [Console Configuration] を ク
リ ッ ク し ます。
2.
次のス テ ッ プは、 ア プ ラ イ ア ン スのモデルに よ っ て異な り ます。
•
防御セ ン タ ー と 8000 シ リ ーズ デバイ スで LOM を有効にする には、
LOM IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト マス ク、 およびデ フ ォ ル ト ゲー ト ウ ェ イ を
指定する (または DHCP を使用 し て こ れ ら の値を自動的に割 り 当て
る) 前に、 [Physical Serial Port] を使用 し て リ モー ト ア ク セス を有効に
し ます。
•
7000 シ リ ーズ デバイ スでは [Lights Out Management] を選択 し て、
LOM 設定を行います。 7000 シ リ ーズ デバイ スでは、 LOM と 物理シ
リ アル ア ク セスは同時にサポー ト さ れません。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
245
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの工場出荷時設定の復元
Lights-Out Management の設定
第7章
重要! LOM IP ア ド レ スは、 ア プ ラ イ ア ン スの管理イ ン タ ー フ ェ イ スの IP
ア ド レ ス と は異な る必要があ り ます。
Sourcefire 3D System ユーザに対 し て LOM 機能を有効にする には、 次の手順を実
行 し ます。
ア ク セス : Admin
1.
[System] > [Local] > [User Management] を選択 し 、既存のユーザを編集 し て
LOM 許可を追加するか、 またはア プ ラ イ ア ン スへの LOM ア ク セスに使用
する新規ユーザを作成 し ます。
2.
[User Configuration] ページ で、 [Administrator] ロールがまだ有効にな っ てい
ない場合は、 こ のロールを有効に し ます。
3.
[Allow Lights-Out Management Access] チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ン に し 、 変更
を保存 し ます。
IPMI ユーテ ィ リ テ ィ のイ ン ス ト ール
ア プ ラ イ ア ン スへの SOL 接続を作成する には、 コ ン ピ ュ ー タ でサー ド パーテ ィ
IPMI ユーテ ィ リ テ ィ を使用 し ます。
Linux ま たは Mac OS が稼働 し てい る コ ン ピ ュ ー タ では、 IPMItool を使用 し ま
す。 IPMItool は多 く の Linux デ ィ ス ト リ ビ ュ ーシ ョ ン で標準ですが、 Mac には
IPMItool を イ ン ス ト ールする必要があ り ます。 最初に、 Apple の xCode 開発
ツール パ ッ ケージが Mac に イ ン ス ト ール さ れてい る こ と を確認 し ます。 コ マ ン
ド ラ イ ン開発のためのオプ シ ョ ン コ ン ポーネ ン ト (新 し いバージ ョ ン では
「UNIX Development」 および 「System Tools」、 古いバージ ョ ン では
「Command Line Support」) がイ ン ス ト ール さ れている こ と も確認 し ます。 最後
に、 MacPorts お よび IPMItool を イ ン ス ト ール し ます。 詳細については、 検索エ
ン ジ ン を使用するか、 または次のサイ ト を参照 し て く だ さ い。
https://developer.apple.com/technologies/tools/
http://www.macports.org/
Windows 環境では ipmiutil を使用 し ます。 こ のツールは各自で コ ンパイルする
必要があ り ます。 コ ンパイ ラ にア ク セスで き ない場合は、 ipmiutil 自体を使用 し
て コ ンパイルで き ます。 詳細については、 検索エ ン ジ ン を使用するか、 または次
のサイ ト を参照 し て く だ さ い。
http://ipmiutil.sourceforge.net/
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
246
CHAPTER 8
安全性および規制に関する情報
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スは複数のハー ド ウ ェ ア プ ラ ッ ト フ ォ ームで提供 さ れ
ます。 「一般的な安全に関する注意情報」 は、 すべてのア プ ラ イ ア ン スに適用 さ
れます。 各ア プ ラ イ ア ン スの 「規制に関する情報」 はそれぞれの該当する項で説
明 し ます。 各ア プ ラ イ ア ン ス を設置する前に以下の項の内容を読み、 ア プ ラ イ ア
ン ス を扱 う と き にはすべてのガ イ ド ラ イ ン に従 っ て く だ さ い。
Sourcefire では、 一般的な安全 と 電磁波放射に関する業界のガ イ ド ラ イ ン に従 う
こ と を強 く 推奨 し ます。 以降の項で詳 し く 説明 し ます。
•
「一般的な安全に関する注意情報」 (P.247)
•
「安全性に関する警告文」 (P.249)
•
「規制情報」 (P.252)
•
「Waste Electrical and Electronic Equipment 指令 (WEEE)」 (P.263)
一般的な安全に関する注意情報
一般的な安全を確保する ために、 次の規則に従 っ て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
1.
保守中および保守後は、 機器周辺の整理整頓を心掛けて く だ さ い。
2.
シ ャ ーシ エ リ アは常にほ こ り のない状態に維持 し て く だ さ い。
3.
重量物を持ち上げる場合 :
•
シ ャ ーシ を持ち上げる には 2 人の作業者が必要 と な る こ と があ り ます。
•
滑 ら ずに安全に立て る こ と を確認 し ます。
•
重量物の重量を両足に均等にかけます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
247
安全性お よび規制に関する情報
一般的な安全に関する注意情報
第8章
•
ゆ っ く り と 持ち上げます。 持ち上げる と き に、 急に動か し た り 向き を
変えた り し ないで く だ さ い。
•
立 っ て持ち上げるか、 または足の筋肉を使 っ て押 し なが ら持ち上げま
す。 こ の動作では背中の筋肉に負担がかか り ません。 16 kg (35 ポン
ド ) を超え る重量物、 または重すぎ る と 思われる ものは持ち上げない
で く だ さ い。
4.
危険につながる作業や、 機器の安全を損な う よ う な作業は行なわないで く だ
さ い。
5.
マ シ ン を起動する前に、 他の保守担当者およびお客様の担当者が危険な場所
にいない こ と を確認 し ます。
6.
マ シ ンの保守作業中は、 取 り 外 し た カバーやその他の部品を、 人の邪魔にな
ら ない安全な場所に保管 し て く だ さ い。
7.
他の人が工具箱につまずかない よ う に、 工具箱は人の行き来のあ る場所か ら
離れた と こ ろ に置いて く だ さ い。
8.
マ シ ンの可動部品にひ っかかる可能性があ るゆ っ た り と し た衣服は着用 し な
いで く だ さ い。 袖を固定するか、 肘の上ま で ま く っ て く だ さ い。 髪が長い場
合は し ば っ て く だ さ い。
9.
ネ ク タ イやス カ ー フの端を衣服の中に入れるか、 非導電 ク リ ッ プ を使い端か
ら 約 8 cm (3 イ ン チ) を留めます。
10. AC 電源 コ ン セ ン ト に電源を接続する と き には、 ア プ ラ イ ア ン ス を正 し く 接
地する必要があ り ます。
11. 装身具、 チ ェ ーン、 金属製 フ レームの眼鏡、 ま たは金属 フ ァ スナーのついた
衣服を着用 し ないで く だ さ い。
警告! 注意 : 金属製品は電気を よ く 通 し ます。
12. 電気シ ョ ッ ク を防止する ため、 適切な指示がない状態で シ ャ ーシ カバーや
金属製の部品を開いた り 取 り 外 し た り し ないで く だ さ い。
13. ハン マーの使用、 ド リ ルでの穴あけ、 はんだ付け、 ワ イヤの切断、 バネの取
り 付け、 溶剤の使用な ど、 目に危険を及ぼす可能性のあ る作業時には、 保護
眼鏡を着用 し て く だ さ い。
14. 冷却用の吸気口 と 排気口、 およびネ ッ ト ワー ク イ ン タ ー フ ェ イ ス モ ジ ュ ー
ルにア ク セスする ために、 シ ャ ーシの周囲に十分な スペース を確保 し て く だ
さ い (5cm (2 イ ン チ) 以上)。
15. ア プ ラ イ ア ン ス を使用する前に、 梱包材をすべて取 り 外 し ます。
16. 通気口を覆 う こ と や遮る こ と がないよ う に し て く だ さ い。 ア プ ラ イ ア ン スが
覆われない よ う に し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
248
安全性お よび規制に関する情報
安全性に関する警告文
第8章
安全性に関する警告文
こ の製品を設置する前に、 こ の項の安全性に関する情報を お読み く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 1
危険!電源、 電話、 お よび通信ケーブルか らの電流は危険です。
感電の危険を防止する ために、 次に従います。
•
雷雨時には、 こ の製品のケーブルの接続や取 り 外 し 、 または製品の設置、
メ ン テナ ン ス、 も し く は再設定を実行 し ないで く だ さ い。
•
電源 コ ー ド はすべて、 正 し く 配線 さ れ、 接地 さ れた電源 コ ン セ ン ト に接続
し て く だ さ い。
•
注意 !こ の製品に接続 さ れる機器はすべて、 正 し く 配線 さ れた電源に接続
し て く だ さ い。
•
可能な場合は、 信号ケーブルを接続または外す際に片方の手だけ を使用 し
ます。
•
火、 水分、 または構造的損傷の兆候があ る場合は、 装置を絶対にオ ン に し
ないで く だ さ い。
•
設置および設定の手順で特に指示がない限 り 、 デバイ スのカバーを開 く 前
に、 接続 し ている電源 コ ー ド 、 通信シ ス テム、 ネ ッ ト ワー ク、 お よびモデ
ムを取 り 外 し て く だ さ い。
•
こ の製品または接続デバイ スの設置、 移動、 ま たはカバーを開 く 場合は、
次の表に示すよ う にケーブルの接続お よび取 り 外 し を行います。
接続方法 :
1.
すべて を オ フ に し ます。
2.
デバイ スにすべてのケーブルを接続 し ます。
3.
コ ネ ク タ に信号ケーブルを接続 し ます。
4.
電源 コ ー ド を コ ン セ ン ト に差 し 込みます。
5.
デバイ ス を オ ン に し ます。
取 り 外 し 方法 :
バージ ョ ン 5.3
1.
すべて を オ フ に し ます。
2.
コ ン セ ン ト か ら 電源 コ ー ド を抜き ます。
3.
コ ネ ク タ か ら信号ケーブルを取 り 外 し ます。
4.
デバイ スか ら すべてのケーブルを取 り 外 し ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
249
安全性お よび規制に関する情報
安全性に関する警告文
第8章
ス テー ト メ ン ト 2
注意! リ チウム バ ッ テ リ を交換する と きは、 製造元が推奨する同等の タ イ プの
バ ッ テ リ だけ を使用 し て く だ さ い。 リ チウム バ ッ テ リ を使用する モ ジ ュ ールが
シ ス テムに含まれている場合、 こ のモ ジ ュ ールは、 必ず同 じ 製造元の同 じ タ イ プ
のモ ジ ュ ール と 交換 し て く だ さ い。 バ ッ テ リ は リ チ ウム を 含有 し て い る ため、
適正な使用、 処理、 廃棄を怠る と 、 爆発する可能性があ り ます。
以下の行為は行わないで く だ さ い。
•
水中に投げ入れた り 、 沈めた り する。
•
100°C (212°F) 以上に熱する。
•
修理または分解する。
バ ッ テ リ は、 現地法または規制に従 っ て廃棄 し て く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 3
注意!レ ーザー製品 (CD-ROM、 DVD ド ラ イ ブ、 光 フ ァ イバ デバイ ス、 または ト
ラ ン ス ミ ッ タ な ど) が設置 さ れている場合は、 次の点に注意 し て く だ さ い。
•
カバーを取 り 外 さ ないで く だ さ い。 レーザー製品のカバーを取 り 外す と 、
危険な レ ーザー放射を受ける可能性があ り ます。 こ のデバイ ス内には保守
可能な部品はあ り ません。
•
こ のマニ ュ アルで指定 さ れてい る管理、 調整、 または実行手順以外の操作
を行 っ た場合、 危険な放射線に被曝する可能性があ り ます。
危険!一部のレ ーザー製品は、 ク ラ ス 3A または ク ラ ス 3B レ ーザー ダ イ オー ド
を内蔵 し ています。 次の点に注意 し て く だ さ い。 開 く と レーザーが放射 さ れま
す。 光線を直視 し ないで く だ さ い。 光学機器に よ り 直視 し ないで く だ さ い。 光線
を直接浴びないで く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 4
注意!安全な方法で持ち上げて く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 5
注意!デバイ スの電源制御ボ タ ン と 、 電源の電源ス イ ッ チでは、 デバイ スに供給
さ れている電流を止める こ と はで き ません。 ま た、 デバイ スには複数の電源 コ ー
ド が接続 さ れてい る場合があ り ます。 デバイ スか ら すべての電流を取 り 除 く に
は、 すべての電源 コ ー ド が電源か ら 取 り 外 さ れてい る こ と を確認 し て く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 6
注意!電源装置のカバーや、 次のラ ベルの付いた部品は取 り 外 さ ないで く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
250
安全性お よび規制に関する情報
安全性に関する警告文
第8章
こ のラ ベルの付いた コ ンポーネ ン ト 内には、 危険な電圧、 電流、 お よびエネル
ギー レ ベルが存在 し ます。 こ れ らの コ ンポーネ ン ト 内に保守可能な部品はあ り
ません。 こ れ ら の部品のいずれかに問題があ る と 思われる場合は、 サービ ス技術
者に連絡 し て く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 7
注意!次の ラ ベルは、 付近に高温面があ る こ と を示 し ます。
ス テー ト メ ン ト 8
危険!分岐回路が過負荷状態にな る と 、 特定の条件下では火災や感電の危険性が
あ り ます。 こ のよ う な危険性を防ぐ ため、 シ ス テムの所要電力が、 分岐回路の保
護要件を超え ない よ う に し て く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 9
注意!危険な電圧、 電流、 およびエネルギー レベルが存在する可能性があ り ます。
認定保守技術者だけが、 次の ラ ベルが付いた カバーを取 り 外す こ と がで き ます。
ス テー ト メ ン ト 10
注意!サーバ装置を拡張 し た と き に転倒する こ と がない よ う 、 ラ ッ ク が し っ か り
と 固定 さ れている こ と を確認 し て く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 11
注意!一部のア ク セサ リ やオプ シ ョ ン ボー ド の出力はク ラ ス 2 または有限電源の
制限を超え ます。 こ のため、 設置時には National Electric Code に従い、 適切な
相互接続配線を行 っ て く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 12
注意!次の ラ ベルは、 付近に可動部品があ る こ と を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
251
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
警告! こ の製品の コ ー ド または こ の製品 と と も に販売 さ れてい る ア ク セサ リ に関
連する コ ー ド を扱 う 際には、 鉛に触れる こ と があ り ます。 カ リ フ ォ ルニ ア州で
は、 鉛は癌、 出生異常、 およびその他の生殖障害を引き起 こ す こ と が知 られてい
る化学物質です。 作業後には手を洗 っ て く だ さ い。
ス テー ト メ ン ト 13
警告!次の ラ ベルは、 こ の製品に危険な可動部が含まれている こ と を示 し ます。
動作 し てい る フ ァ ン ブ レ ー ド に近づかないで く だ さ い。
規制情報
各ア プ ラ イ ア ン スの規制情報は、 それぞれの該当する項で説明 し ます。
•
「Sourcefire防御セ ン タ ー 750、 1500、 および 3500 に関する情報」 (P.252)
•
「Sourcefire 3D500 に関する情報」 (P.254)
•
「Sourcefire シ リ ーズ 3 に関する情報」 (P.255)
Sourcefire防御セ ン タ ー 750、 1500、 および 3500 に関する情報
こ の製品は、 次の安全基準および認定に準拠 し ています。
安全基準
次の情報は、 DC750、 DC1500 および DC3500 に適用 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
•
UL60950 - CSA 60950 (米国/カ ナダ)
•
EN60950 (欧州)
•
IEC60950 (全世界)
•
CB 証明書およびレポー ト IEC60950(各国の個別要求事項を含むための報告)
•
GS ラ イ セ ン ス ( ド イ ツ)
•
GOST R 50377-92 -ラ イ セ ン ス (ロ シ ア)
•
ベ ラルーシ ラ イ セ ン ス (ベ ラ ルーシ)
•
ウ ク ラ イ ナ ラ イ セ ン ス (ウ ク ラ イ ナ)
•
CE - 低電圧指令 73/23/EEE (欧州)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
252
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
•
IRAM 認証 (アルゼン チ ン)
•
GB4943- CNCA 認証 (中国)
•
FCC (ク ラ ス A 検証) - 放射エ ミ ッ シ ョ ン お よび伝導エ ミ ッ シ ョ ン (米国)
•
CISPR 22 - エ ミ ッ シ ョ ン (全世界)
•
EN55022 - エ ミ ッ シ ョ ン (欧州)
•
EN55024 -イ ミ ュ ニ テ ィ (欧州)
•
EN61000-3-2 - 高調波 (欧州)
•
EN61000-3-3 - 電圧 フ リ ッ カ (欧州)
•
CE - EMC 指令 89/336/EEC (欧州)
•
VCCI エ ミ ッ シ ョ ン (日本)
•
AS/NZS 3548 エ ミ ッ シ ョ ン (オース ト ラ リ ア/ニ ュ ージー ラ ン ド )
•
BSMI CNS13438 エ ミ ッ シ ョ ン (台湾)
•
GOST R 29216-91 エ ミ ッ シ ョ ン (ロ シ ア)
•
GOST R 50628-95 イ ミ ュ ニ テ ィ (ロ シ ア)
•
ベ ラルーシ ラ イ セ ン ス (ベ ラ ルーシ)
•
ウ ク ラ イ ナ ラ イ セ ン ス (ウ ク ラ イ ナ)
•
RRL MIC Notice 番号 1997-41 (EMC) & 1997-42 (EMI) (韓国)
•
GB 9254 - CNCA 認証 (中国)
•
GB 17625 - (高調波) CNCA 認証 (中国)
認証/登録/宣言
次の情報は、 DC750/1500/3500 に適用 さ れます。
バージ ョ ン 5.3
•
UL 認証 (米国/カ ナダ)
•
CE 適合宣言 (CENELEC 欧州)
•
FCC/ICES-003 ク ラ ス A 認証 (米国/カ ナダ)
•
VCCI 認証 (日本)
•
C-Tick 適合宣言 (オース ト ラ リ ア)
•
MED 適合宣言 (ニ ュ ージー ラ ン ド )
•
BSMI 認証 (台湾)
•
GOST R 認証/ラ イ セ ン ス (ロ シ ア)
•
ベ ラルーシ認証/ラ イ セ ン ス (ベ ラルーシ)
•
RRL 認証 (韓国)
•
IRAM 認証 (アルゼン チ ン)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
253
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
•
CNCA 認証 (中国)
•
環境宣言 (全世界)
第8章
Sourcefire 3D500 に関する情報
このアプ ラ イ ア ン スは、 次の電磁両立性 (EMC) に関する規制に準拠し ています。
米国連邦通信委員会 (FCC) ス テー ト メ ン ト
注 : こ の装置はテ ス ト 済みであ り 、 FCC ルール Part 15 に規定 さ れた ク ラ ス A デ
ジ タ ル デバイ スの制限に準拠 し ている こ と が判明 し ています。
こ れ らの制限は、 商業環境で装置を使用 し た と き に、 干渉を防止する適切な保護
を規定 し ています。 こ の装置は、 無線周波エネルギーを生成、 使用、 または放射
する可能性があ り 、 こ の装置のマニ ュ アルに記載 さ れた指示に従 っ て設置および
使用 し なか っ た場合、 ラ ジオお よびテ レ ビの受信障害が起 こ る こ と があ り ます。
住宅地で こ の装置を使用する と 、 干渉を引き起 こ す可能性があ り ます。 その場合
には、 ユーザ側の負担で干渉防止措置を講 じ る必要があ り ます。
FCC エ ミ ッ シ ョ ン制限に適合する ため、 適切に保護および接地 し たケーブル と
コ ネ ク タ を使用する必要があ り ます。 Sourcefire は、 推奨 さ れる ケーブル と コ ネ
ク タ 以外の製品を使用 し た場合や、 こ の装置への不正な変更や改造を行 っ た場合
に発生する ラ ジオおよびテ レ ビへの干渉について責任を負いません。 不正な変更
や改造を行 う と 、 その機器を操作す る ユーザの権限が無効に な る可能性があ り
ます。
本機器は、 FCC ルール Part 15 に準拠 し ています。 動作は次の 2 つの条件を前提
と し ています。
•
本機器か ら有害な干渉が発生する こ と はあ り ません。
•
本機器は、 予想外の動作を引き起 こ す可能性のあ る干渉 も含め、 すべての
干渉を受け入れなければな り ません。
Industry Canada ク ラ ス A エ ミ ッ シ ョ ン準拠ス テー ト メ ン ト
こ の ク ラ ス A デジ タ ル機器は、 カ ナダの Canadian ICES-003 に準拠 し ています。
Avis de conformité à la réglementation d'Industrie Canada
Cet appareil numérique de la classe A est conforme à la norme NMB-003 du
Canada.
オース ト ラ リ アおよびニ ュ ージー ラ ン ド ク ラ ス A ス テー ト メ ン ト
注意 : こ の装置は、 ク ラ ス A 製品です。 国内環境で本製品を使用する と 、 電波
障害を引き起 こ す可能性があ り ます。 その場合には、 ユーザが十分な対策を講 じ
る よ う に求め ら れる こ と があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
254
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
英国電気通信安全性要件
お客様への通知 : こ の装置は、 承認番号 NS/G/1234/J/100003 の も と に、 英国の
公共電気通信シ ス テムに間接的に接続する こ と を承認 さ れています。
欧州連合 EMC 指令適合宣言書
こ の製品は、 European Council Directive EMC 2004/108/EC の保護要件に準拠 し
ています。
こ の製品はテ ス ト 済みであ り 、 CISPR 22/欧州標準 EN 55022 に基づ く Class A
Information Technology Equipment の制限に準拠 し ている こ と が判明 し ていま
す。 ク ラ ス A 機器の制約事項は、 商用お よび産業環境向けに、 認定通信機器の
干渉に対する保護を提供する目的で作成 さ れています。
注意 : こ の装置は、 ク ラ ス A 製品です。 国内環境で本製品を使用する と 、 電波
障害を引き起 こ す可能性があ り ます。 その場合には、 ユーザが十分な対策を講 じ
る よ う に求め ら れる こ と があ り ます。
Sourcefire シ リ ーズ 3 に関する情報
次の項に、 シ リ ーズ 3 デバイ ス を シ リ ーズ、 フ ァ ミ リ 、 お よびシ ャ ーシ ハー ド
ウ ェ ア コ ー ド 別に リ ス ト し ます。 シ ャ ーシ コ ー ド はシ ャ ーシの外側の規制 ラ ベ
ルに記載 さ れてお り 、 ハー ド ウ ェ ア認定および安全性のための正式な参照 コ ー ド
です。
シ リ ーズ 3 デバイ ス フ ァ ミ リ
シ リ ーズ
ファ ミ リ
アプ ラ イアンス
7000 シ リ ーズ
70xx フ ァ ミ リ
3D7010
3D7020
3D7030
7000 シ リ ーズ
71xx フ ァ ミ リ
3D7110
3D7115
3D7120
3D7125
AMP7150
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
255
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
シ リ ーズ 3 デバイ ス フ ァ ミ リ (続き)
シ リ ーズ
ファ ミ リ
アプ ラ イアンス
8000 シ リ ーズ
81xx フ ァ ミ リ
3D8120
3D8130
3D8140
AMP8150
8000 シ リ ーズ
82xx フ ァ ミ リ
3D8250
3D8260
3D8270
3D8290
8000 シ リ ーズ
83xx フ ァ ミ リ
3D8350
3D8360
3D8370
3D8390
次の安全性および規制に関する情報は、 7000 シ リ ーズおよび 8000 シ リ ーズ デ
バイ スに適用 さ れます。
•
「安全性および規制への準拠」 (P.256)
•
「シ ャ ーシおよび NetMod の認定情報」 (P.258)
•
「安全上の注意事項」 (P.262)
安全性および規制への準拠
こ こ では、 シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア ン スの安全性および規制への準拠について説
明 し ます。
70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
次の情報はすべての 70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン スに適用 さ れます。
エミ ッシ ョ ン :
バージ ョ ン 5.3
•
FCC、 47 CFR Part 15、 ク ラ ス A デジ タ ル機器
•
EN 55022:2010、 ク ラ ス A
•
EN 55024:2010
•
EN61000-3-2:2006
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
256
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
•
EN61000-3-3:2008
•
BSMI CNS 13438
第8章
安全性 :
•
IEC 60950-1
•
UL/CSA 60950-1:2nd Edition – 2011
•
EN 60950-1: 2006/A11:2009
•
EC Council Directive 2001/95/EC
•
BSMI CNS 14336-1
•
UL CB スキーム
•
こ れ らの Sourcefire 装置は、 次の指令に も 準拠 し ています。
•
指令 2011/65/EU、 Restriction of Hazardous Substances (RoHS)
•
指令 1907/2006EC、 Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction
of Chemicals (REACH)
71xx フ ァ ミ リ および 8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スの安全性および規制へ
の準拠
こ の 71xx フ ァ ミ リ および 8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スは、 次の安全基準に準
拠 し ています。
71xx フ ァ ミ リ お よび 8000 シ リ ーズ の安全性お よび規制への準拠
バージ ョ ン 5.3
規制
説明
IEC 60950-1
Safety of Information Technology Equipment
UL/CSA 60950-1:2nd
Edition – 2007
Safety of Information Technology Equipment
EN 60950-1:
2006/A11:2009
Safety of Information Technology Equipment
AS/NZS 60950-1: 2001
Safety of Information Technology Equipment
AS/NZS CISPR22:2022
Information Technology Equipment - Radio
Disturbance Characteristics
FCC、 47 CFR Part 15、
ク ラ ス A デジ タ ル機器
Radio Frequency Devices – Subpart B – Unintentional
Radiators
ICES-003 Issue 4 – Feb
2004、 ク ラ ス A
Interference-Causing Equipment Standards –
Digital Apparatus
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
257
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
71xx フ ァ ミ リ お よび 8000 シ リ ーズ の安全性お よび規制への準拠 (続き)
規制
説明
EN 55022:2006、 ク ラ
スA
Information Technology Equipment – Radio
Disturbance Characteristics
EN 55024:1998 +
A1:2001 + A2:2003
Information Technology Equipment – Immunity
Characteristics
CISPR 22:2005 +
A1:2005+A2:2006、
ク ラス A
Information Technology Equipment – Radio
Disturbance Characteristics
CISPR 24:1997
Information Technology Equipment – Immunity
Characteristics
EN61000-3-2:2006
Power Line Harmonics
EN61000-3-3:2008
Flicker and Voltage Fluctuations
ANSI C63.4
Radio-Noise Emissions from Low-Voltage Electrical
and Electronic Equipment
EC Council Directive
2001/95/EC
Safety
EC Council Directive
2006/95/EC
LVD
EC Council Directive
2004/108/EC
Electromagnetic compatibility
シ ャ ーシおよび NetMod の認定情報
こ こ では、 韓国内で使用可能な ア プ ラ イ ア ン スの 7000 シ リ ーズ お よび 8000 シ
リ ーズ ア プ ラ イ ア ン ス シ ャ ーシ、 ハー ド ウ ェ ア シ ャ ーシ コ ー ド 、 お よび韓国
KC 認証登録番号の リ ス ト を示 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
258
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
7000 シ リ ーズ シ ャ ーシの認定情報
7000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル : 全世界および韓国内での認定情報の表に、 全
世界および韓国内で使用可能な 7000 シ リ ーズ モデルのシ ャ ーシの認定情報を
示 し ます。
7000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル : 全世界お よび韓国内での認定情報
3D デバイ ス モデル
ハー ド ウ ェ アの
シ ャ ーシ コ ー ド
韓国 KC 認定登録番号
3D7010、 3D7020、
3D7030
CHRY-1U-AC
KCC-REM-SFi-CHRY1UAC
3D7110、 3D7120
GERY-1U-8-C-AC
KCC-REM-SFiGERY1U8CAC
3D7110、 3D7120
GERY-1U-8-FM-AC
KCC-REM-SFiGERY1U8FMAC
3D7115、 3D7125、
AMP7150
GERY-1U-4C8S-AC
KCC-REM-SFiGERY1U4C8SAC
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシの認定情報
表 「8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル - 全世界における認定情報」 に、 全世界で使
用可能な シ リ ーズ 3 モデルのシ ャ ーシの認定情報を示 し ます。
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル - 全世界における認定情報
バージ ョ ン 5.3
3D デバイ ス モデル
ハー ド ウ ェ アの
シ ャ ーシ コ ー ド
3D8120、 3D8130、 3D8140、 AMP8150
(AC 電源)
CHAS-1U-AC
3D8120、 3D8130、 3D8140、 AMP8150
(DC 電源)
CHAS-1U-DC
3D8120、 3D8130、 3D8140、 AMP8150
(AC または DC 電源)
CHAS-1U-AC/DC
3D8250、 3D8260、 3D8270、 3D8290
(AC 電源)
CHAS-2U-AC
3D8250、 3D8260、 3D8270、 3D8290
(DC 電源)
CHAS-2U-DC
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
259
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル - 全世界における認定情報 (続き)
3D デバイ ス モデル
ハー ド ウ ェ アの
シ ャ ーシ コ ー ド
3D8250、 3D8260、 3D8270、 3D8290
(AC または DC 電源)
CHAS-2U-AC/DC
3D8350、 3D8360、 3D8370、 3D8390
(AC または DC 電源)
PG35-2U-AC/DC
表 「8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル - 韓国内での認定情報」 に、 韓国内で使用可
能な シ リ ーズ 3 モデルのシ ャ ーシ認定情報を示 し ます。 リ ス ト さ れてい る各ス
ロ ッ ト のネ ッ ト ワー ク モ ジ ュ ールの代わ り にブ ラ ン ク (空の位置) が使用 さ れ
る こ と があ る点に注意 し て く だ さ い。
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル - 韓国内での認定情報
3D デバイ ス モデル
ハー ド ウ ェ アの
シ ャ ーシ コ ー ド
韓国 KC 認定登録
番号
ネ ッ ト ワー ク モ ジ ュ ール設定
3D8120、 3D8130、
3D8140、 AMP8150
(AC 電源)
CHAS-1U-AC-0003
KCC-REM-SFiCHAS1UAC0003
ス ロ ッ ト 1 : NM-C4-0 (ま た
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 2 : NM-C4-0 (ま た
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 3 : NM-FX4-0 (また
はブ ラ ン ク)
3D8120、 3D8130、
3D8140、 AMP8150
(DC 電源)
CHAS-1U-DC-0003
KCC-REM-SFiCHAS1UDC0003
ス ロ ッ ト 1 : NM-C4-0 (ま た
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 2 : NM-C4-0 (ま た
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 3 : NM-FX4-0 (また
はブ ラ ン ク)
3D8120、 3D8130、
3D8140、 AMP8150
(AC 電源)
CHAS-1U-AC-0004
KCC-REM-SFiCHAS1UAC0004
ス ロ ッ ト 1 : SF-3D-CLSTMOD-0 (またはブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 2 : NM-*R2-0 (また
はブ ラ ン ク) 1
ス ロ ッ ト 3 : NM-*R2-0 (また
はブ ラ ン ク) 1
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
260
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
8000 シ リ ーズ シ ャ ーシ モデル - 韓国内での認定情報 (続き)
3D デバイ ス モデル
ハー ド ウ ェ アの
シ ャ ーシ コ ー ド
韓国 KC 認定登録
番号
ネ ッ ト ワー ク モ ジ ュ ール設定
3D8120、 3D8130、
3D8140、 AMP8150
(DC 電源)
CHAS-1U-DC-0004
KCC-REM-SFiCHAS1UDC0004
ス ロ ッ ト 1 : SF-3D-CLSTMOD-0 (またはブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 2 : NM-*R2-0 (また
はブ ラ ン ク) 1
ス ロ ッ ト 3 : NM-*R2-0 (また
はブ ラ ン ク) 1
3D8250、 3D8260、
3D8270、 3D8290
(AC 電源)
CHAS-2U-AC-0005
KCC-REM-SFiCHAS2UAC0005
ス ロ ッ ト 1 : SF-3D-CLSTMOD-0 (またはブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 2 : NM-*R2-0 (また
はブ ラ ン ク) 1
ス ロ ッ ト 3 : NM-C4-0 (ま た
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 4 : NM-FX4-0 (また
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 5 : NM-FX4-0 (また
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 6 : NM-*R2-0 (また
はブ ラ ン ク) 1
ス ロ ッ ト 7 : NM-C4-0 (ま た
はブ ラ ン ク)
3D8250、 3D8260、
3D8270、 3D8290
(DC 電源)
CHAS-2U-DC-0005
KCC-REM-SFiCHAS2UDC0005
ス ロ ッ ト 1 : SF-3D-CLSTMOD-0 (またはブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 2 : NM-*R2-0 (また
はブ ラ ン ク) 1
ス ロ ッ ト 3 : NM-C4-0 (ま た
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 4 : NM-FX4-0 (また
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 5 : NM-FX4-0 (また
はブ ラ ン ク)
ス ロ ッ ト 6 : NM-*R2-0 (また
はブ ラ ン ク) 1
ス ロ ッ ト 7 : NM-C4-0 (ま た
はブ ラ ン ク)
1
バージ ョ ン 5.3
このネ ッ ト ワー ク モジ ュ ールは、 NM-SR2-0 または NM-LR2-0 のいずれかです。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
261
安全性お よび規制に関する情報
規制情報
第8章
NetMod の認定情報 (韓国)
表 「8000 シ リ ーズ NetMod の認定情報 (韓国)」 に、 韓国内で使用可能な シ
リ ーズ 3 モデルの NetMod の認定情報を示 し ます。
8000 シ リ ーズ NetMod の認定情報 (韓国)
NETMOD モデル
韓国 KC 認定登録番号
SF-3D-CLST-MOD-0
KCC-REM-SFi-SF3DCLSTMOD0
NM-C4-0
KCC-REM-SFi-NMC40
NM-FX4-0
KCC-REM-SFi-NMFX40
NM-SR2-0
KCC-REM-SFi-NMSR20
NM-LR2-0
KCC-REM-SFi-NMLR20
安全上の注意事項
こ こ では、 韓国、 日本、 および台湾向けの安全上の注意を示 し ます。
安全上の注意事項 (韓国)
Sourcefire の機器が ク ラ ス A であ る こ と を示す文が必要です。
安全上の注意事項 (日本)
安全上の注意事項 (台湾)
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
262
安全性お よび規制に関する情報
Waste Electrical and Electronic Equipment 指令 (WEEE)
第8章
Waste Electrical and Electronic Equipment 指令 (WEEE)
Sourcefire は、 Waste Electrical and Electronic Equipment 指令 (WEEE)、 指令
2002/96/EC (2003/108/EC に よ り 改正) に準拠 し ています。 欧州連合内で
Sourcefire 製品の廃棄を希望するお客様は、 適切な廃棄のために Sourcefire へ製
品を送付で き ます。
詳細については下記ま で ご連絡 く だ さ い。
Sourcefire EMEA
C/O Seko Benelux BV - Operations
Valkweg 1
1118 EC Schiphol
The Netherlands
Tel: +31-(0)20-8201193
Fax: +31-(0)20-6583 359
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
263
APPENDIX A
SOURCEFIRE デバイ スの所要電力
こ こ では、 Sourcefire 3D System デバイ スの所要電力および関連情報について説
明 し ます。
•
「警告 と 注意」 (P.264)
•
「70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.265)
•
「71xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.267)
•
「81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.269)
•
「82xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.274)
•
「83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス」 (P.279)
警告 と 注意
こ のマニ ュ アルには警告 と 注意の両方が含まれています。 警告は、 安全性に関連
する ものです。 警告に従わない と 、 けがや機器の損傷を引き起 こ す可能性があ り
ます。 注意は、 正常に機能する ための要件です。 注意に従わない と 、 操作が正 し
く 行われない結果 と な る こ と があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
264
Sourcefire デバイ スの所要電力
70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
イ ン タ ー フ ェ イ スの接続
警告! 機器ま たはサブ ア セ ン ブ リ の屋内ポー ト は、 建物内配線や露出配線、 また
はケーブル配線のみの接続に適 し ています。 機器またはサブ アセ ン ブ リ の屋内
ポー ト は、 局外設備 (OSP) あ るいはその配線に接続 さ れる イ ン タ ー フ ェ イ スに
金属で接続 し てはな り ません。 こ れ らのイ ン タ ー フ ェ イ スは、 屋内イ ン タ ー フ ェ
イ ス専用 (GR-1089-CORE Issue 4 に記載 さ れた タ イ プ 2 ポー ト ま たは タ イ プ
4 ポー ト ) に設計 さ れてお り 、 屋外用の OSP ケーブル と 区別する必要があ り ま
す。 こ れ らのイ ン タ ー フ ェ イ ス を金属で OSP 配線 と 接続する場合、 プ ラ イ マ リ
プ ロ テ ク タ を追加する だけでは、 十分に保護 さ れません。
静電気対策
注意! ア プ ラ イ ア ン スの開梱、 設置、 移動の前に、 静電気放電対策手順 (接地 リ
ス ト ス ト ラ ッ プや静電気防止用の作業台の使用な ど) を実施 し て く だ さ い。 過
剰な静電気放電は、 ア プ ラ イ ア ン ス を損傷 し 、 意図 し ない操作が行われる可能性
があ り ます。
70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
3D7010、 3D7020 お よび 3D7030 (CHRY-1U-AC) は、 National Electric Code 適
用対象の場所やネ ッ ト ワー ク 通信施設で、 有資格担当者が設置 し ます。 こ のデバ
イ スは AC ア プ ラ イ ア ン ス と し てのみ使用で き る こ と に注意 し て く だ さ い。
Sourcefire では、 返品に備え て梱包材を保管 し てお く こ と を推奨 し ます。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
回路の配置、 電圧、 電流、 周波数範囲、 および電源 コ ー ド の詳細について
は 「設置」 (P.265) を参照 し て く だ さ い。
•
ボンデ ィ ン グ位置、 推奨 さ れる端子、 およびアース線の要件については
「接地要件」 (P.266) を参照 し て く だ さ い。
設置
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スは、 『National Electric Code (NEC)
Handbook』 の NFPA 70、 条項 250 の要件に従っ て設置する必要があ り ます。
こ のア プ ラ イ ア ン スは 1 つの電源を使用 し ます。 Sourcefire 3D System を装着す
る ネ ッ ト ワー ク 機器の入力位置に外部電力サージ保護装置を使用する必要があ り
ます。
回路の定格は、 ア プ ラ イ ア ン スの フ ル定格に基づいている必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
265
Sourcefire デバイ スの所要電力
70xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
電圧
電源は公称 100VAC ~ 240VAC (最大 90VAC ~ 264VAC) で動作 し ます。 こ の範
囲を超え る電圧を使用する と 、 ア プ ラ イ ア ン スが損傷する恐れがあ り ます。
電流
ラ ベルに記載 さ れている定格電流は、 フルレ ン ジ で最大 2A です。 火災発生の可
能性を抑え る ため、 適切なワ イ ヤおよびブ レー カ ーを使用する必要があ り ます。
周波数範囲
AC 電源の周波数範囲は 47 Hz ~ 63 Hz です。 こ の範囲外の周波数では、 ア プ ラ
イ ア ン スが動作 し ないか、 または正 し く 動作 し ない可能性があ り ます。
電源コ ー ド
電源の電源接続部は IEC C14 コ ネ ク タ です。 IEC C13 コ ネ ク タ も使用可能です。
UL 認定電源 コ ー ド を使用する必要があ り ます。 最小ワ イヤ ゲージは 16 AWG で
す。 ア プ ラ イ ア ン スに付属の コ ー ド は 16 AWG、 UL 認定 コ ー ド (NEMA 515P
プ ラ グ付き) です。 ほかの電源コ ー ド については、 工場にお問い合わせ く だ さ い。
重要! 電源の コ ー ド を切断 し ないで く だ さ い。
接地要件
ア プ ラ イ ア ン スは、 共通ボンデ ィ ン グ網に接地する必要があ り ます。
ボンデ ィ ング位置
接地ボンデ ィ ン グ位置は、 シ ャ ーシの背面です。 M4 ス タ ッ ド が提供 さ れます。
リ ン グ端子を接続する ための外歯ロ ッ ク ワ ッ シ ャが提供 さ れます。 標準接地記
号を各ス タ ッ ド に使用で き ます。
次の図は、 シ ャ ーシのボンデ ィ ン グ位置を示 し ます。
ボンデ ィ ン グ
位置
推奨 さ れる端子
接地接続には、 UL 認定の端子を使用する必要があ り ます。 #6 (M3.5) ス タ ッ ド
用の隙間穴付き リ ン グ端子を使用で き ます。 16 AWG ワ イヤ用には AMP/Tyco
36151 が推奨 されます。 これは、 #6 ス タ ッ ド 用の穴付き UL 認定 リ ング端子です。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
266
Sourcefire デバイ スの所要電力
71xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
アース線の要件
単一故障の場合に回路の電流を処理で き る十分なサイ ズのアース線を使用する必
要があ り ます。 アース線のサイ ズは、 回路保護のために使用 さ れる ブ レー カ ーの
電流 と 同等であ る必要があ り ます。 「電流」 (P.266) を参照 し て く だ さ い。
圧着接続を行 う 前に、 裸導線に腐食防止剤が塗布 さ れて い る必要があ り ます。
接地には銅線ケーブルだけ を使用で き ます。
71xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
こ こ では、 次の Sourcefire デバイ スの所要電力について説明 し ます。
•
3D7110 および 3D7120 (GERY-1U-8-AC)
•
3D7115 および 3D7125 (GERY-1U-4C8S-AC)
こ れ らの Sourcefire デバイ スは、 National Electric Code が適用 さ れる場所や
ネ ッ ト ワー ク通信施設で、 認定を受けた担当者に よ り 設置 さ れる ものです。 こ の
デバイ スは AC ア プ ラ イ ア ン ス と し てのみ使用で き る こ と に注意 し て く だ さ い。
Sourcefire では、 返品に備え て梱包材を保管 し てお く こ と を推奨 し ます。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
回路の配置、 電圧、 電流、 周波数範囲、 および電源 コ ー ド の詳細について
は 「設置」 (P.267) を参照 し て く だ さ い。
•
ボンデ ィ ン グ位置、 推奨 さ れる端子、 およびアース線の要件については
「接地要件」 (P.268) を参照 し て く だ さ い。
設置
Sourcefire 3D System は、 『National Electric Code (NEC) Handbook』 の NFPA
70、 条項 250 の要件に従 っ て設置する必要があ り ます。
冗長電源を作成する ためには個別の回路が必要です。 入力線での電力グ リ ッ チに
よ る電源状態の問題や電力損失を防ぐ ため、 無停電電源またはバ ッ テ リ バ ッ ク
ア ッ プの電源を使用 し ます。
ア プ ラ イ ア ン ス全体を稼働で き る十分な電力を各電源に供給 し ます。 各電源の定
格電圧 と 定格電流は、 ア プ ラ イ ア ン スの ラ ベルに記載 さ れています。
Sourcefire 3D System を装着する ネ ッ ト ワー ク機器の入力部に外部電力サージ保
護装置を使用 し ます。
専用回路の設置
専用回路を使用する場合、 各回路の定格はア プ ラ イ ア ン スの フ ル定格に基づいて
い る必要があ り ます。 こ の設定は、 回路の故障や電源の故障に備えた ものです。
例 : 各電源はそれぞれ異な る 220V 回路に接続 し ています。 各回路は、 ラ ベルに
記載 さ れている よ う に 5A を供給で き る必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
267
Sourcefire デバイ スの所要電力
71xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
共有回路の設置
1 つの回路で両方の電源に電力を供給する場合は、 1 つの電源の定格電力がボ ッ
ク ス全体に適用 さ れます。 こ の設定は、 電源の故障に対する保護のみを提供 し
ます。
例 : 両方の電源が同 じ 220V 回路に接続 さ れています。 こ の回路の最大引き込み
電流量は、 ラ ベルに記載 さ れている よ う に 5A です。
電圧
電源は公称 100VAC ~ 240VAC (最大 85VAC ~ 264 VAC) で動作 し ます。 こ の
範囲を超え る電圧を使用する と 、 ア プ ラ イ ア ン スが損傷する恐れがあ り ます。
電流
各電源の ラ ベルに記載 さ れてい る定格電流 : 電源あた り フルレ ン ジ で最大 10A、
電源あた り 187VAC ~ 264VAC で最大 5A。 火災発生の可能性を抑え る ため、
適切なワ イ ヤおよびブ レー カ ーを使用する必要があ り ます。
周波数範囲
AC 電源の周波数範囲は 47 Hz ~ 63 Hz です。 こ の範囲外の周波数では、 ア プ ラ
イ ア ン スが動作 し ないか、 または正 し く 動作 し ない可能性があ り ます。
電源コ ー ド
電源の電源接続部は IEC C14 コ ネ ク タ です。 IEC C13 コ ネ ク タ も使用可能です。
UL 認定電源 コ ー ド を使用する必要があ り ます。 最小ワ イヤ ゲージは 16 AWG で
す。 ア プ ラ イ ア ン スに付属の コ ー ド は 16 AWG、 UL 認定 コ ー ド (NEMA 515P
プ ラ グ付き) です。 ほかの電源コ ー ド については、 工場にお問い合わせ く だ さ い。
接地要件
Sourcefire 3D System は共通ボンデ ィ ン グ網に接地する必要があ り ます。
ボンデ ィ ング位置
接地ボンデ ィ ン グ位置は、 シ ャ ーシの背面です。 M4 ス タ ッ ド が提供 さ れます。
リ ン グ端子を接続する ための外歯ロ ッ ク ワ ッ シ ャが提供 さ れます。 標準接地記
号を各ス タ ッ ド に使用で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
268
Sourcefire デバイ スの所要電力
81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
次の図は、 シ ャ ーシのボンデ ィ ン グ位置を示 し ます。
ボンデ ィ ン グ位置
推奨 さ れる端子
接地接続には、 UL 認定端子を使用する必要があ り ます。 4mm ま たは #8 ス タ ッ
ド 用の隙間穴付き リ ン グ端子を使用で き ます。 10 ~ 12 AWG ワ イ ヤには Tyco
34853 が推奨 さ れます。 これは、 #8 ス タ ッ ド 用の穴付き UL 認定 リ ング端子です。
アース線の要件
単一故障の場合に回路の電流を処理で き る十分なサイ ズのアース線を使用する必
要があ り ます。 アース線のサイ ズは、 回路保護のために使用 さ れる ブ レー カ ーの
電流 と 同等であ る必要があ り ます。 「電流」 (P.268) を参照 し て く だ さ い。
圧着接続を行 う 前に、 裸導線に腐食防止剤が塗布 さ れて い る必要があ り ます。
接地には銅線ケーブルだけ を使用で き ます。
81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
こ の項で説明するデバイ スは次の と お り です。
•
3D8120、 3D8130、 お よび 3D8140 (CHAS-1U-AC、 CHAS-1U-DC、 または
CHAS-1U-AC/DC)
こ れ らの Sourcefire デバイ スは、 National Electric Code が適用 さ れる場所や
ネ ッ ト ワー ク通信施設で、 認定を受けた担当者に よ り 設置 さ れる ものです。
Sourcefire では、 返品に備え て梱包材を保管 し てお く こ と を推奨 し ます。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
回路の配置、 電圧、 電流、 周波数範囲、 および電源 コ ー ド の詳細について
は 「AC 電源の設置」 (P.270) を参照 し て く だ さ い。
•
回路の配置、 電圧、 電流、 接地基準、 端子、 ブ レ ー カ ーの要件、 お よ び
最小ワ イ ヤ サイ ズについては、 「DC 電源の設置」 (P.271) を参照 し て く だ
さ い。
•
ボンデ ィ ン グ位置、 推奨 さ れる端子、 アース線の要件、 お よび DC 電源に
ついては 「接地要件」 (P.273) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
269
Sourcefire デバイ スの所要電力
81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
AC 電源の設置
Sourcefire 3D System は、 『National Electric Code (NEC) Handbook』 の NFPA
70、 条項 250 の要件に従 っ て設置する必要があ り ます。
警告! AC 電源に DC 電源を接続 し ないで く だ さ い。
冗長電源を作成する ためには個別の回路が必要です。 入力線での電力グ リ ッ チに
よ る電源状態の問題や電力損失を防ぐ ため、 無停電電源またはバ ッ テ リ バ ッ ク
ア ッ プの電源を使用 し ます。
ア プ ラ イ ア ン ス全体を稼働で き る十分な電力を各電源に供給 し ます。 各電源の定
格電圧 と 定格電流は、 ア プ ラ イ ア ン スの ラ ベルに記載 さ れています。
Sourcefire 3D System を装着する ネ ッ ト ワー ク機器の入力部に外部電力サージ保
護装置を使用 し ます。
専用回路の設置
専用回路を使用する場合、 各回路の定格はア プ ラ イ ア ン スの フ ル定格に基づいて
い る必要があ り ます。 こ の設定は、 回路の故障や電源の故障に備えた ものです。
例 : 各電源はそれぞれ異な る 220V 回路に接続 し ています。 各回路は、 ラ ベルに
記載 さ れている よ う に 5A を供給で き る必要があ り ます。
共有回路の設置
1 つの回路で両方の電源に電力を供給する場合は、 1 つの電源の定格電力がボ ッ
ク ス全体に適用 さ れます。 こ の設定は、 電源の故障に対す る保護のみを提供 し
ます。
例 : 両方の電源が同 じ 220V 回路に接続 さ れています。 こ の回路の最大引き込み
電流量は、 ラ ベルに記載 さ れている よ う に 5A です。
AC 電圧
電源は公称 100VAC ~ 240VAC (最大 85VAC ~ 264 VAC) で動作 し ます。 こ の
範囲を超え る電圧を使用する と 、 ア プ ラ イ ア ン スが損傷する恐れがあ り ます。
AC 電流
各電源の ラ ベルに記載 さ れてい る定格電流 : 電源あた り フルレ ン ジ で最大 5.2A、
電源あた り 187VAC ~ 264VAC で最大 2.6A。 火災発生の可能性を抑え る ため、
適切なワ イ ヤおよびブ レー カ ーを使用する必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
270
Sourcefire デバイ スの所要電力
81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
周波数範囲
AC 電源の周波数範囲は 47 Hz ~ 63 Hz です。 こ の範囲外の周波数では、 ア プ ラ
イ ア ン スが動作 し ないか、 または正 し く 動作 し ない可能性があ り ます。
電源コ ー ド
電源の電源接続部は IEC C14 コ ネ ク タ です。 IEC C13 コ ネ ク タ も使用可能です。
UL 認定電源 コ ー ド を使用する必要があ り ます。 最小ワ イヤ ゲージは 16 AWG で
す。 ア プ ラ イ ア ン スに付属のコ ー ド は 16 AWG、 UL 認定コ ー ド (NEMA 515P プ
ラ グ付き) です。 ほかの電源 コ ー ド については、 工場にお問い合わせ く だ さ い。
DC 電源の設置
冗長電源を作成する ためには個別の回路が必要です。 入力線での電力グ リ ッ チに
よ る電源状態の問題や電力損失を防ぐ ため、 無停電電源またはバ ッ テ リ バ ッ ク
ア ッ プの電源を使用 し ます。
警告! DC 電源に AC 電源を接続 し ないで く だ さ い。
ア プ ラ イ ア ン ス全体を稼働で き る十分な電力を各電源に供給 し ます。 各電源の定
格電圧 と 定格電流は、 ア プ ラ イ ア ン スの ラ ベルに記載 さ れています。
Sourcefire 3D System を装着する ネ ッ ト ワー ク機器の入力部に外部電力サージ保
護装置を使用 し ます。
専用回路の設置
専用回路を使用する場合、 各回路の定格はア プ ラ イ ア ン スの フ ル定格に基づいて
い る必要があ り ます。 こ の設定は、 回路の故障や電源の故障に備えた ものです。
例 : 各電源はそれぞれ異な る -48VDC 回路に接続 し ています。 各回路は、 ラ ベル
に記載 さ れている よ う に 20A を供給で き る必要があ り ます。
共有回路の設置
1 つの回路で両方の電源に電力を供給する場合は、 1 つの電源の定格電力がボ ッ
ク ス全体に適用 さ れます。 こ の設定は、 電源の故障に対す る保護のみを提供 し
ます。
例 : 両方の電源が同 じ –48VDC 回路に接続 さ れています。 こ の回路の最大引き
込み電流量は、 ラ ベルに記載 さ れてい る よ う に 20A です。
警告! こ の最適化を利用する には、 電源 コ ー ド の定格が各電源の フル定格に基
づいている必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
271
Sourcefire デバイ スの所要電力
81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
DC 電圧
電源の作動電圧は次の と お り です。
•
公称 -48VDC (RTN を基準)
•
最大 -40VDC ~ -72VDC
この範囲を超え る電圧を使用する と、 アプ ラ イ ア ン スが損傷する恐れがあ り ます。
DC 電流
電源あた り 最大 11A。
接地基準
DC 電源は、 接地基準か ら完全に隔離 さ れます。
推奨 さ れる端子
電源はネジ端子を介 し て DC 電源に接続 し ます。 端子は UL 認定品であ る必要が
あ り ます。 端子には、 M4 または #8 ネジに対応 し た穴が付いてい る必要があ り
ます。 端子の最大幅は 8.1mm (0.320 イ ン チ) です。 10 ~ 12 ゲージのワ イ ヤ
用の代表的な Y 字型端子は Tyco 325197 です。
ブ レー カ ーの要件
定格電圧で定格電流を伝送で き る十分な規模のブ レー カ ーを用意する必要があ り
ます。 回路ブ レ ー カ ーは次の要件を満た し ている必要があ り ます。
•
UL 認定
•
CSA 認定 (推奨)
•
VDE 認定 (推奨)
•
最大負荷電流 (20A) に対応
•
導入電圧 (電源での必要に応 じ て - 40V ~ -72VDC) に対応
•
DC 使用に適 し た定格
推奨ブ レー カーは Airpax IELK1-1-72-20.0-01-V です。 使用する端末オプ シ ョ ンは、
設置環境によ っ て異な り ます。 このブ レー カーは単極、 定格 DC 80V の 20A ブ
レー カーです。 このブ レー カーは長期遅延型 である と 示 さ れています。 このブ
レー カーに関する情報は http://www.airpax.net/site/utilities/eliterature/pdfs/ial.pdf
にあ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
272
Sourcefire デバイ スの所要電力
81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
最小ワ イヤ サイ ズ要件
レ ースウ ェ イ あた り 3 本のワ イ ヤ (1 回路) を使用 し た給電部では、 12 AWG 線
を使用で き ます。 レースウ ェ イ あた り 複数の回路を使用 し た給電部では、 10 AWG
線を使用する必要があ り ます。 冗長電源用の 2 つの個別の給電部が 2 つの回路
であ り 、 10 AWG 線を使用する必要があ る こ と に注意 し て く だ さ い。
接地要件
Sourcefire 3D System は共通ボンデ ィ ン グ網に接地する必要があ り ます。
ボンデ ィ ング位置
接地ボンデ ィ ン グ位置は、 シ ャ ーシの背面です。 M4 ス タ ッ ド が提供 さ れます。
リ ン グ端子を接続する ための外歯ロ ッ ク ワ ッ シ ャが提供 さ れます。 標準接地記
号を各ス タ ッ ド に使用で き ます。
次の図は、 1U シ ャ ーシのボンデ ィ ン グ位置を示 し ます。
ボンデ ィ ン グ位置
推奨 さ れる端子
接地接続には、 UL 認定端子を使用する必要があ り ます。 4mm ま たは #8 ス タ ッ
ド 用の隙間穴付き リ ン グ端子を使用で き ます。 10 ~ 12 AWG ワ イ ヤには Tyco
34853 が推奨 さ れます。 これは、 #8 ス タ ッ ド 用の穴付き UL 認定 リ ング端子です。
アース線の要件
単一故障の場合に回路の電流を処理で き る十分なサ イ ズのアース線を使用す る
必要があ り ます。 アース線のサ イ ズは、 回路保護のために使用 さ れる ブ レ ー
カ ーの電流 と 同等であ る必要があ り ます。 AC 回路については、 「AC 電流」
(P.270) を参照 し て く だ さ い。 DC 電流については、 「DC 電流」 (P.272) を参照
し て く だ さ い。
圧着接続を行 う 前に、 裸導線に腐食防止剤が塗布 さ れてい る必要があ り ます。 接
地には銅線ケーブルだけ を使用で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
273
Sourcefire デバイ スの所要電力
82xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
DC 電源
各 DC 電源には追加のアース接続があ り ます。 こ れに よ り 、 ホ ッ ト スワ ッ プ可能
な電源をパワー、 リ タ ーン、 アースに接続で き、 電源を安全に挿入で き ます。こ
のアース ラ グ を接続する必要があ り ます。
こ れは M4 ネジ と 外歯ロ ッ ク ワ ッ シ ャ です。
アース線のサ イ ズは、 回路のブ レ ー カ ーに対応す る よ う に調整す る必要があ り
ます。
82xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
こ の項で説明するデバイ スは次の と お り です。
•
3D8250、 3D8260、 3D8270 および 3D8290 (CHAS-2U-AC、 CHAS-2U-DC、
または CHAS-2U-AC/DC)
こ れ らの Sourcefire デバイ スは、 National Electric Code が適用 さ れる場所や
ネ ッ ト ワー ク通信施設で、 認定を受けた担当者に よ り 設置 さ れる ものです。
Sourcefire では、 返品に備え て梱包材を保管 し てお く こ と を推奨 し ます。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
回路の配置、 電圧、 電流、 周波数範囲、 および電源 コ ー ド の詳細について
は 「AC 電源の設置」 (P.274) を参照 し て く だ さ い。
•
回路の配置、 電圧、 電流、 接地基準、 端子、 ブ レーカーの要件、 および最小
ワ イヤ サイズについては、 「DC 電源の設置」 (P.276) を参照 し て く だ さ い。
•
ボンデ ィ ン グ位置、 推奨 さ れる端子、 アース線の要件、 お よび DC 電源に
ついては 「接地要件」 (P.277) を参照 し て く だ さ い。
AC 電源の設置
Sourcefire 3D System は、 『National Electric Code (NEC) Handbook』 の NFPA
70、 条項 250 の要件に従 っ て設置する必要があ り ます。
警告! AC 電源に DC 電源を接続 し ないで く だ さ い。
冗長電源を作成する ためには個別の回路が必要です。 入力線での電力グ リ ッ チに
よ る電源状態の問題や電力損失を防ぐ ため、 無停電電源またはバ ッ テ リ バ ッ ク
ア ッ プの電源を使用 し ます。
ア プ ラ イ ア ン ス全体を稼働で き る十分な電力を各電源に供給 し ます。 各電源の定
格電圧 と 定格電流は、 ア プ ラ イ ア ン スの ラ ベルに記載 さ れています。
Sourcefire 3D System を装着する ネ ッ ト ワー ク機器の入力部に外部電力サージ保
護装置を使用 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
274
Sourcefire デバイ スの所要電力
82xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
専用回路の設置
専用回路を使用する場合、 各回路の定格はア プ ラ イ ア ン スの フ ル定格に基づいて
い る必要があ り ます。 こ の設定は、 回路の故障や電源の故障に備えた ものです。
例 : 各電源はそれぞれ異な る 220V 回路に接続 し ています。 各回路は、 ラ ベルに
記載 さ れている よ う に 5A を供給で き る必要があ り ます。
共有回路の設置
1 つの回路で両方の電源に電力を供給する場合は、 1 つの電源の定格電力がボ ッ
ク ス全体に適用 さ れます。 こ の設定は、 電源の故障に対す る保護のみを提供 し
ます。
例 : 両方の電源が同 じ 220V 回路に接続 さ れています。 こ の回路の最大引き込み
電流量は、 ラ ベルに記載 さ れている よ う に 5A です。
AC 電圧
電源は公称 100VAC ~ 240VAC (最大 85VAC ~ 264 VAC) で動作 し ます。 こ の
範囲を超え る電圧を使用する と 、 ア プ ラ イ ア ン スが損傷する恐れがあ り ます。
AC 電流
各電源の ラ ベルに記載 さ れてい る定格電流 : 電源あた り フルレ ン ジ で最大 8A、
電源あた り 187VAC ~ 264VAC で最大 4A。 火災発生の可能性を抑え る ため、
適切なワ イ ヤおよびブ レー カ ーを使用する必要があ り ます。
周波数範囲
AC 電源の周波数範囲は 47 Hz ~ 63 Hz です。 こ の範囲外の周波数では、 ア プ ラ
イ ア ン スが動作 し ないか、 または正 し く 動作 し ない可能性があ り ます。
電源コ ー ド
電源の電源接続部は IEC C14 コ ネ ク タ です。 IEC C13 コ ネ ク タ も使用可能です。
UL 認定電源 コ ー ド を使用する必要があ り ます。 最小ワ イヤ ゲージは 16 AWG で
す。 ア プ ラ イ ア ン スに付属の コ ー ド は 16 AWG、 UL 認定 コ ー ド (NEMA 515P
プ ラ グ付き) です。 ほかの電源コ ー ド については、 工場にお問い合わせ く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
275
Sourcefire デバイ スの所要電力
82xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
DC 電源の設置
冗長電源を作成する ためには個別の回路が必要です。 入力線での電力グ リ ッ チに
よ る電源状態の問題や電力損失を防ぐ ため、 無停電電源またはバ ッ テ リ バ ッ ク
ア ッ プの電源を使用 し ます。
警告! DC 電源に AC 電源を接続 し ないで く だ さ い。
ア プ ラ イ ア ン ス全体を稼働で き る十分な電力を各電源に供給 し ます。 各電源の定
格電圧 と 定格電流は、 ア プ ラ イ ア ン スの ラ ベルに記載 さ れています。
Sourcefire 3D System を装着する ネ ッ ト ワー ク機器の入力部に外部電力サージ保
護装置を使用 し ます。
専用回路の設置
専用回路を使用する場合、 各回路の定格はア プ ラ イ ア ン スの フ ル定格に基づいて
い る必要があ り ます。 こ の設定は、 回路の故障や電源の故障に備えた ものです。
例 : 各電源はそれぞれ異な る -48VDC 回路に接続 し ています。 各回路は、 ラ ベル
に記載 さ れている よ う に 20A を供給で き る必要があ り ます。
共有回路の設置
1 つの回路で両方の電源に電力を供給する場合は、 1 つの電源の定格電力がボ ッ
ク ス全体に適用 さ れます。 こ の設定は、 電源の故障に対す る保護のみを提供 し
ます。
例 : 両方の電源が同 じ –48VDC 回路に接続 さ れています。 こ の回路の最大引き
込み電流量は、 ラ ベルに記載 さ れてい る よ う に 20A です。
警告! こ の最適化を利用する には、 電源 コ ー ド の定格が各電源の フル定格に基
づいている必要があ り ます。
DC 電圧
電源の作動電圧は次の と お り です。
•
公称 -48VDC (RTN を基準)
•
最大 -40VDC ~ -72VDC
この範囲を超え る電圧を使用する と、 アプ ラ イ ア ン スが損傷する恐れがあ り ます。
DC 電流
電源あた り 最大 18A。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
276
Sourcefire デバイ スの所要電力
82xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
接地基準
DC 電源は、 接地基準か ら完全に隔離 さ れます。
推奨 さ れる端子
電源はネジ端子を介 し て DC 電源に接続 し ます。 端子は UL 認定品であ る必要が
あ り ます。 端子には、 M4 または #8 ネジに対応 し た穴が付いてい る必要があ り
ます。 端子の最大幅は 8.1mm (0.320 イ ン チ) です。 10 ~ 12 ゲージのワ イ ヤ
用の代表的な Y 字型端子は Tyco 325197 です。
ブ レー カ ーの要件
定格電圧で定格電流を伝送で き る十分な規模のブ レー カ ーを用意する必要があ り
ます。 回路ブ レ ー カ ーは次の要件を満た し ている必要があ り ます。
•
UL 認定
•
CSA 認定 (推奨)
•
VDE 認定 (推奨)
•
最大負荷電流 (20A) に対応
•
導入電圧 (電源での必要に応 じ て - 40V ~ -72VDC) に対応
•
DC 使用に適 し た定格
推奨ブ レー カーは Airpax IELK1-1-72-20.0-01-V です。 使用する端末オプ シ ョ ンは、
設置環境によ っ て異な り ます。 このブ レー カーは単極、 定格 DC 80V の 20A ブ
レー カーです。 このブ レー カーは長期遅延型 である と 示 さ れています。 このブ
レー カーに関する情報は http://www.airpax.net/site/utilities/eliterature/pdfs/ial.pdf
にあ り ます。
最小ワ イヤ サイ ズ要件
レ ースウ ェ イ あた り 3 本のワ イ ヤ (1 回路) を使用 し た給電部では、 12 AWG 線
を使用で き ます。 レースウ ェ イ あた り 複数の回路を使用 し た給電部では、 10 AWG
線を使用する必要があ り ます。 冗長電源用の 2 つの個別の給電部が 2 つの回路
であ り 、 10 AWG 線を使用する必要があ る こ と に注意 し て く だ さ い。
接地要件
Sourcefire 3D System は共通ボンデ ィ ン グ網に接地する必要があ り ます。
ボンデ ィ ング位置
接地ボンデ ィ ン グ位置は、 シ ャ ーシの背面です。 M4 ス タ ッ ド が提供 さ れます。
リ ン グ端子を接続する ための外歯ロ ッ ク ワ ッ シ ャが提供 さ れます。 標準接地記
号を各ス タ ッ ド に使用で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
277
Sourcefire デバイ スの所要電力
82xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
次の図は、 2U シ ャ ーシのボンデ ィ ン グ位置を示 し ます。
ボンデ ィ ン グ位置
推奨 さ れる端子
接地接続には、 UL 認定端子を使用する必要があ り ます。 4mm ま たは #8 ス タ ッ
ド 用の隙間穴付き リ ン グ端子を使用で き ます。 10 ~ 12 AWG ワ イ ヤには Tyco
34853 が推奨 さ れます。 これは、 #8 ス タ ッ ド 用の穴付き UL 認定 リ ング端子です。
アース線の要件
単一故障の場合に回路の電流を処理で き る十分なサ イ ズのアース線を使用す る
必要があ り ます。 アース線のサイズは、 回路保護のために使用 さ れる ブ レー カー
の電流 と 同等で あ る必要があ り ます。 AC 回路につい ては、 「AC 電流」 (P.270)
を参照 し て く だ さ い。 DC 電流につい ては、 「DC 電流」 (P.272) を参照 し て く
だ さ い。
圧着接続を行 う 前に、 裸導線に腐食防止剤が塗布 さ れてい る必要があ り ます。 接
地には銅線ケーブルだけ を使用で き ます。
DC 電源
各 DC 電源には追加のアース接続があ り ます。 こ れに よ り 、 ホ ッ ト スワ ッ プ可能
な電源をパワー、 リ タ ーン、 アースに接続で き、 電源を安全に挿入で き ます。 こ
のアース ラ グ を接続する必要があ り ます。
こ れは M4 ネジ と 外歯ロ ッ ク ワ ッ シ ャ です。
ア ース線のサ イ ズは、 回路のブ レ ー カ ーに対応す る よ う に調整す る 必要があ
り ま す。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
278
Sourcefire デバイ スの所要電力
83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
こ の項で説明するデバイ スは次の と お り です。
•
3D8350/8360/8370/8390 (PG35-2U-AC/DC)
こ れ らの Sourcefire デバイ スは、 National Electric Code が適用 さ れる場所や
ネ ッ ト ワー ク通信施設で、 認定を受けた担当者に よ り 設置 さ れる ものです。
Sourcefire では、 返品に備え て梱包材を保管 し てお く こ と を推奨 し ます。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
•
回路の配置、 電圧、 電流、 周波数範囲、 および電源 コ ー ド の詳細について
は 「AC 電源の設置」 (P.279) を参照 し て く だ さ い。
•
回路の配置、 電圧、 電流、 接地基準、 端子、 ブ レ ー カ ーの要件、 お よ び
最小ワ イ ヤ サ イ ズについ ては、 「DC 電源の設置」 (P.280) を参照 し て く
だ さ い。
•
ボンデ ィ ン グ位置、 推奨 さ れる端子、 アース線の要件、 お よび DC 電源に
ついては 「接地要件」 (P.282) を参照 し て く だ さ い。
AC 電源の設置
Sourcefire 3D System は、 『National Electric Code (NEC) Handbook』 の NFPA
70、 条項 250 の要件に従 っ て設置する必要があ り ます。
警告! AC 電源に DC 電源を接続 し ないで く だ さ い。
冗長電源を作成する ためには個別の回路が必要です。 入力線での電力グ リ ッ チに
よ る電源状態の問題や電力損失を防ぐ ため、 無停電電源またはバ ッ テ リ バ ッ ク
ア ッ プの電源を使用 し ます。
ア プ ラ イ ア ン ス全体を稼働で き る十分な電力を各電源に供給 し ます。 各電源の定
格電圧 と 定格電流は、 ア プ ラ イ ア ン スの ラ ベルに記載 さ れています。
Sourcefire 3D System を装着する ネ ッ ト ワー ク機器の入力部に外部電力サージ保
護装置を使用 し ます。
専用回路の設置
専用回路を使用する場合、 各回路の定格はア プ ラ イ ア ン スの フ ル定格に基づいて
い る必要があ り ます。 こ の設定は、 回路の故障や電源の故障に備えた ものです。
例 : 各電源はそれぞれ異な る 220V 回路に接続 し ています。 各回路は、 ラ ベルに
記載 さ れている よ う に 10A を供給で き る必要があ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
279
Sourcefire デバイ スの所要電力
83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
共有回路の設置
1 つの回路で両方の電源に電力を供給する場合は、 1 つの電源の定格電力がボ ッ
ク ス全体に適用 さ れます。 こ の設定は、 電源の故障に対す る保護のみを提供 し
ます。
例 : 両方の電源が同 じ 220V 回路に接続 さ れています。 こ の回路の最大引き込み
電流量は、 ラ ベルに記載 さ れている よ う に 10A です。
AC 電圧
電源は公称 100VAC ~ 240VAC (最大 85VAC ~ 264 VAC) で動作 し ます。 こ の
範囲を超え る電圧を使用する と 、 ア プ ラ イ ア ン スが損傷する恐れがあ り ます。
AC 電流
各電源の ラ ベルに記載 さ れてい る定格電流 : 電源あた り フルレ ン ジ で最大 11A、
電源あた り 187VAC ~ 264VAC で最大 5.5A。 火災発生の可能性を抑え る ため、
適切なワ イ ヤおよびブ レー カ ーを使用する必要があ り ます。
周波数範囲
AC 電源の周波数範囲は 47 Hz ~ 63 Hz です。 こ の範囲外の周波数では、 ア プ ラ
イ ア ン スが動作 し ないか、 または正 し く 動作 し ない可能性があ り ます。
電源コ ー ド
電源の電源接続部は IEC C14 コ ネ ク タ です。 IEC C13 コ ネ ク タ も使用可能です。
UL 認定電源 コ ー ド を使用する必要があ り ます。 最小ワ イヤ ゲージは 16 AWG で
す。 ア プ ラ イ ア ン スに付属の コ ー ド は 16 AWG、 UL 認定 コ ー ド (NEMA 515P
プ ラ グ付 き ) で す。 ほかの電源 コ ー ド につい ては、 工場にお問い合わせ く だ
さ い。
DC 電源の設置
冗長電源を作成する ためには個別の回路が必要です。 入力線での電力グ リ ッ チに
よ る電源状態の問題や電力損失を防ぐ ため、 無停電電源またはバ ッ テ リ バ ッ ク
ア ッ プの電源を使用 し ます。
警告! DC 電源に AC 電源を接続 し ないで く だ さ い。
ア プ ラ イ ア ン ス全体を稼働で き る十分な電力を各電源に供給 し ます。 各電源の定
格電圧 と 定格電流は、 ア プ ラ イ ア ン スの ラ ベルに記載 さ れています。
Sourcefire 3D System を装着する ネ ッ ト ワー ク機器の入力部に外部電力サージ保
護装置を使用 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
280
Sourcefire デバイ スの所要電力
83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
専用回路の設置
専用回路を使用する場合、 各回路の定格はア プ ラ イ ア ン スの フ ル定格に基づいて
い る必要があ り ます。 こ の設定は、 回路の故障や電源の故障に備えた ものです。
例 : 各電源はそれぞれ異な る -48VDC 回路に接続 し ています。 各回路は、 ラ ベル
に記載 さ れている よ う に 25A を供給で き る必要があ り ます。
共有回路の設置
1 つの回路で両方の電源に電力を供給する場合は、 1 つの電源の定格電力がボ ッ
ク ス全体に適用 さ れます。 こ の設定は、 電源の故障に対す る保護のみを提供 し
ます。
例 : 両方の電源が同 じ –48VDC 回路に接続 さ れています。 こ の回路の最大引き
込み電流量は、 ラ ベルに記載 さ れてい る よ う に 25A です。
警告! こ の最適化を利用する には、 電源 コ ー ド の定格が各電源の フル定格に基
づいている必要があ り ます。
DC 電圧
電源の作動電圧は次の と お り です。
•
公称 -48VDC (RTN を基準)
•
最大 -40VDC ~ -72VDC
この範囲を超え る電圧を使用する と、 アプ ラ イ ア ン スが損傷する恐れがあ り ます。
DC 電流
電源あた り 最大 25A。
接地基準
DC 電源は、 接地基準か ら完全に隔離 さ れます。
推奨 さ れる端子
電源はネジ端子を介 し て DC 電源に接続 し ます。 端子は UL 認定品であ る必要が
あ り ます。 端子には、 M4 または #8 ネジに対応 し た穴が付いてい る必要があ り
ます。 端子の最大幅は 8.1mm (0.320 イ ン チ) です。 10 ~ 12 ゲージのワ イ ヤ
用の代表的な Y 字型端子は Tyco 325197 です。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
281
Sourcefire デバイ スの所要電力
83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
ブ レー カ ーの要件
定格電圧で定格電流を伝送で き る十分な規模のブ レー カ ーを用意する必要があ り
ます。 回路ブ レ ー カ ーは次の要件を満た し ている必要があ り ます。
•
UL 認定
•
CSA 認定 (推奨)
•
VDE 認定 (推奨)
•
最大負荷電流 (20A) に対応
•
導入電圧 (電源での必要に応 じ て - 40V ~ -72VDC) に対応
•
DC 使用に適 し た定格
推奨ブ レー カーは Airpax IELK1-1-72-20.0-01-V です。 使用する端末オプ シ ョ ンは、
設置環境によ っ て異な り ます。 このブ レー カーは単極、 定格 DC 80V の 20A ブ
レー カーです。 このブ レー カーは長期遅延型 である と 示 さ れています。 このブ
レー カーに関する情報は http://www.airpax.net/site/utilities/eliterature/pdfs/ial.pdf
にあ り ます。
最小ワ イヤ サイ ズ要件
レ ースウ ェ イ あた り 3 本のワ イ ヤ (1 回路) を使用 し た給電部では、 12 AWG 線
を使用で き ます。 レースウ ェ イあた り 複数の回路を使用 し た給電部では、 10 AWG
線を使用する必要があ り ます。 冗長電源用の 2 つの個別の給電部が 2 つの回路
であ り 、 10 AWG 線を使用する必要があ る こ と に注意 し て く だ さ い。
接地要件
Sourcefire 3D System は共通ボンデ ィ ン グ網に接地する必要があ り ます。
ボンデ ィ ング位置
接地ボンデ ィ ン グ位置は、 シ ャ ーシの背面です。 M4 ス タ ッ ド が提供 さ れます。
リ ン グ端子を接続する ための外歯ロ ッ ク ワ ッ シ ャが提供 さ れます。 標準接地記
号を各ス タ ッ ド に使用で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
282
Sourcefire デバイ スの所要電力
83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス
付録 A
次の図は、 83xx フ ァ ミ リ 2U シ ャ ーシのボンデ ィ ン グ位置を示 し ます。
ボンデ ィ ン グ位置
推奨 さ れる端子
接地接続には、 UL 認定端子を使用する必要があ り ます。 4mm ま たは #8 ス タ ッ
ド 用の隙間穴付き リ ン グ端子を使用で き ます。 10 ~ 12 AWG ワ イ ヤには Tyco
34853 が推奨 さ れます。 これは、 #8 ス タ ッ ド 用の穴付き UL 認定 リ ング端子です。
アース線の要件
単一故障の場合に回路の電流を処理で き る十分なサ イ ズのアース線を使用す る
必要があ り ます。 アース線のサイズは、 回路保護のために使用 さ れる ブ レーカー
の電流 と 同等で あ る必要があ り ます。 AC 回路につい ては、 「AC 電流」 (P.280)
を参照 し て く だ さ い。 DC 電流については、 「DC 電流」 (P.281) を参照 し て く だ
さ い。
圧着接続を行 う 前に、 裸導線に腐食防止剤が塗布 さ れてい る必要があ り ます。 接
地には銅線ケーブルだけ を使用で き ます。
DC 電源
各 DC 電源には追加のアース接続があ り ます。 こ れに よ り 、 ホ ッ ト スワ ッ プ可能
な電源をパワー、 リ タ ーン、 アースに接続で き、 電源を安全に挿入で き ます。 こ
のアース ラ グ を接続する必要があ り ます。
こ れは M4 ネジ と 外歯ロ ッ ク ワ ッ シ ャ です。
アース線のサ イ ズは、 回路のブ レ ー カ ーに対応す る よ う に調整す る必要があ り
ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
283
APPENDIX B
3D7115、 3D7125、 および
AMP7150 デバイ スの SFP ト ラ
ン シーバの使用
こ こ では、 3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 デバイ スの Small Form-factor
Pluggable (SFP) ソ ケ ッ ト と ト ラ ン シーバの使用に関する詳細を説明 し ます。
•
「3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 の SFP ソ ケ ッ ト お よび ト ラ ン
シーバ」 (P.284)
•
「SFP ト ラ ン シーバの取 り 付け」 (P.286)
•
「SFP ト ラ ン シーバの取 り 外 し 」 (P.287)
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 の SFP ソ ケ ッ ト および ト
ラ ン シーバ
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 には 8 個の Small Form-factor Pluggable
(SFP) ソ ケ ッ ト が備わっ てお り 、 最大 8 個の SFP ト ラ ン シーバを搭載で き ます。
3D7115、 3D7125、 お よび AMP7150 の正面図
SFP ソ ケ ッ ト
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
284
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 デバイ スの SFP ト ラ ン シーバの使用
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 の SFP ソ ケ ッ ト および ト ラ ン シーバ
付録 B
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 の SFP ソ ケ ッ ト
8 個の SFP ソ ケ ッ ト には、 垂直パ タ ーン で 5 か ら 12 ま での番号が付け ら れてい
ます。 こ れ ら の ソ ケ ッ ト は、 タ ブか ら 中央に向いて構成 さ れています (上部の ソ
ケ ッ ト は上向き、 下部の ソ ケ ッ ト は下向き です)。
ア ク テ ィ ビ テ ィ LED
リ ン ク LED
ソ ケ ッ ト の左側にあ る LED には、 各イ ン タ ー フ ェ イ スのア ク テ ィ ビ テ ィ と リ ン
ク の情報が示 さ れます。 詳細については、 「3D7115、 3D7125、 および AMP7150
SFP ソ ケ ッ ト ア ク テ ィ ビ テ ィ / リ ン ク LED」 (P.182) を参照 し て く だ さ い。
SFP ト ラ ン シーバの例
コ ン タ ク ト が付
いた背面
ベールが付いた前面
フ ァ イバの例
銅線の例
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 では、 以下の 3 つの フ ォ ーマ ッ ト を任意に
組み合わせた SFP ト ラ ン シーバを、 最大 8 個ま で使用する こ と がで き ます。
•
SFP-C-1 : 銅線 ト ラ ン シーバ
•
SFP-F-1-SR : 短距離 フ ァ イバ ト ラ ン シーバ
•
SFP-F-1-LR : 長距離 フ ァ イバ ト ラ ン シーバ
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 では、 Sourcefire 製 SFP ト ラ ン シーバのみ
を使用 し て く だ さ い。 Sourcefire 製ではない SFP ト ラ ン シーバを使用する と 、
ソ ケ ッ ト が故障 し て、 ト ラ ン シーバ、 シ ャ ーシ、 またはその両方に永久的な損傷
を与え る可能性があ り ます。
ト ラ ン シーバの取 り 付け取 り 外 し は、 デバイ スの動作中に行 う こ と がで き ます。
設定の変更を確認する には、 防御セ ン タ ーのユーザ イ ン タ ー フ ェ イ ス を更新 し
て く だ さ い。
SFP ト ラ ン シーバにはバイパス機能があ り ません。 こ れ ら の ト ラ ン シーバは、
デバイ スの障害または電力損失が発生 し た場合にデバイ スのすべての ト ラ フ ィ ッ
ク を停止す る、 パ ッ シ ブ展開ま たは イ ン ラ イ ン展開で使用 し ます (た と えば、
仮想ス イ ッ チ、 仮想ルー タ 、 ア ク セス制御ポ リ シー)。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
285
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 デバイ スの SFP ト ラ ン シーバの使用
SFP ト ラ ン シーバの取 り 付け
付録 B
パ ッ シ ブ展開の場合、 最大 8 個の ソ ケ ッ ト に任意の組み合わせの ト ラ ン シーバ
を取 り 付けて、 最大 8 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を モ ニ タ で き ます。 イ ン ラ
イ ン配置の場合、 縦に並んだ ソ ケ ッ ト (5 と 6、 7 と 8、 9 と 10、 または 11 と
12) に任意の組み合わせの ト ラ ン シーバ (銅線、 フ ァ イバ、 こ の 2 つの混在)
を取 り 付けて、 最大 4 つのネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト を モ ニ タ で き ます。
ト ラ ン シーバ上のポー ト を設定する には、 デバイ ス を管理する防御セ ン タ ーを使
用 し ます。
SFP ト ラ ン シーバの取 り 付け
ト ラ ン シーバを取 り 付け る際には、 適切な静電放電 (ESD) 手順に従 っ て く だ さ
い。 背面の コ ン タ ク ト には触れないよ う に し て く だ さ い。 また、 コ ン タ ク ト と
ポー ト は、 ほ こ り や汚れが付いていない状態に維持する必要があ り ます。
警告! SFP ト ラ ン シーバを ソ ケ ッ ト に無理や り 押 し 込む と 、 ト ラ ン シーバが詰
ま っ て、 ト ラ ン シーバ、 シ ャ ーシ、 またはその両方に永久的な損傷を与え る可能
性があ り ます。
SFP ト ラ ン シーバを取 り 付け る には :
1.
背面の コ ン タ ク ト に触れないよ う に し て、 ベールの両側を指でつまみ、 ト ラ
ン シーバの背面を シ ャ ーシ上の ソ ケ ッ ト に滑 り 込ませます。 上部にあ る ソ
ケ ッ ト は上向 き 、 下部にあ る ソ ケ ッ ト は下向 き で あ る こ と に注意 し て く だ
さ い。
2.
ベールを ト ラ ン シーバーのほ う にゆ っ く り と 押 し 込み、 ベールを閉 じ て ロ ッ
ク し 、 ト ラ ン シーバーを所定の位置に固定 し ます。
3.
「Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置」 (P.65) の手順に従 っ て、 ト
ラ ン シーバ上のポー ト を設定 し ます。
現在動作中のデバイ スに ト ラ ン シーバを取 り 付ける場合、 変更を確認する に
は、 防御セ ン タ ーのユーザ イ ン タ ー フ ェ イ ス を更新する必要があ る こ と に
注意 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
286
3D7115、 3D7125、 および AMP7150 デバイ スの SFP ト ラ ン シーバの使用
SFP ト ラ ン シーバの取 り 外 し
付録 B
SFP ト ラ ン シーバの取 り 外 し
ト ラ ン シーバを取 り 外す際には、 適切な静電放電 (ESD) 手順に従 っ て く だ さ
い。 背面の コ ン タ ク ト には触れないよ う に し て く だ さ い。 また、 コ ン タ ク ト と
ポー ト は、 ほ こ り や汚れが付いていない状態に維持する必要があ り ます。
SFP ト ラ ン シーバを取 り 外すには :
1.
デバイ スから取 り 外す ト ラ ン シーバから、 すべてのケーブルを取 り 外 し ます。
2.
指でベールを つまみ、 ゆ っ く り と ト ラ ン シーバを シ ャ ーシか ら 引き出 し て、
接続機構を外 し ます。
上部に取 り 付け られた ト ラ ン シーバの場合は、 引き下げます。 下部に取 り 付
け られた ト ラ ン シーバの場合は、 引き上げます。
3.
バージ ョ ン 5.3
指でベールの両端を つかみ、 ベールをハン ド ル と し て使用 し て、 ゆ っ く り と
ト ラ ン シーバを シ ャ ーシか ら 引き出 し ます。 その際、 ト ラ ン シーバ背面の コ
ン タ ク ト に触れないよ う に注意 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
287
APPENDIX C
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入
と取り外し
8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スは、 導入環境にモ ジ ュ ール方式に よ る柔軟性を
提供 し ます。 次の作業を行 う 場合に、 こ の項の手順を使用 し ます。
•
ア プ ラ イ ア ン スに新 し いモ ジ ュ ールを装着する
•
ア プ ラ イ ア ン スに事前に装着 さ れてい る モ ジ ュ ールを取 り 外すかまたは交
換する
こ こ では、 8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入、 取 り 外 し 、 および交換の手順を説
明 し ます。
•
「8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スのモ ジ ュ ール ス ロ ッ ト 」 (P.288)
•
「付属品」 (P.290)
•
「モ ジ ュ ール部品の確認」 (P.292)
•
「は じ める前に」 (P.292)
•
「モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの取 り 外 し 」 (P.293)
•
「モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの挿入」 (P.294)
8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スのモ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スの次のス ロ ッ ト で モ ジ ュ ールを使用で き ます。
バージ ョ ン 5.3
•
「81xx フ ァ ミ リ 」 (P.289)
•
「82xx フ ァ ミ リ および 83xx フ ァ ミ リ 」 (P.289)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
288
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し
8000 シ リ ーズ ア プ ラ イ ア ン スのモ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
付録 C
ア プ ラ イ ア ン スにモ ジ ュ ールを挿入 し た ら 、 モ ジ ュ ールの使用法の詳細について
次の項を参照 し て く だ さ い。
•
セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スの設定については、 「セ ン シ ン グ イ ン タ ー
フ ェ イ スの識別」 (P.70) を参照 し て く だ さ い。
•
ス タ ッ ク モ ジ ュ ールの使用については、 「ス タ ッ ク構成でのデバイ スの使
用」 (P.83) を参照 し て く だ さ い。
81xx フ ァ ミ リ
81xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン スの次のス ロ ッ ト で モ ジ ュ ールを使用で き ます。
2
1
3
S
ス ロ ッ ト 1 ~ 3:NetMod
ス ロ ッ ト S:ス タ ッ ク モ ジ ュ ール
ス タ ッ ク設定に関する考慮事項
ス タ ッ ク 構成デバイ スの場合、 モ ジ ュ ールを次のよ う に設定 し ます。
•
NetMod はプ ラ イ マ リ デバイ スのみに装着 し ます。
•
1 つのス タ ッ ク モ ジ ュ ールを プ ラ イ マ リ モ ジ ュ ールに装着 し 、 も う 1 つの
ス タ ッ ク モ ジ ュ ールを セ カ ン ダ リ デバイ スに装着 し ます。
82xx フ ァ ミ リ および 83xx フ ァ ミ リ
82xx フ ァ ミ リ お よび 83xx フ ァ ミ リ ア プ ラ イ ア ン ス では、 次のス ロ ッ ト で モ
ジ ュ ールを使用で き ます。
82xx フ ァ ミ リ お よび 83xx フ ァ ミ リ プ ラ イ マ リ デバイ ス
1
S
4
S
5
S
2
3
6
7
ス ロ ッ ト 1 ~ 7:NetMod
ス ロ ッ ト S:ス タ ッ ク モ ジ ュ ール
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
289
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し
付属品
付録 C
ス タ ッ ク設定に関する考慮事項
ス タ ッ ク 構成デバイ スの場合、 モ ジ ュ ールを次のよ う に設定 し ます。
•
NetMod はプ ラ イ マ リ デバイ スのみに装着 し ます。
•
プ ラ イ マ リ デバイ スに、 ス タ ッ ク構成のセ カ ン ダ リ デバイ ス ご と に 1 つ
のス タ ッ ク モ ジ ュ ールを装着 し 、 も う 1 つのス タ ッ ク モ ジ ュ ールを各セ
カ ン ダ リ デバイ スに装着 し ます。
82xx フ ァ ミ リ お よび 83xx フ ァ ミ リ セ カ ン ダ リ デバイ ス
S
ス ロ ッ ト S:ス タ ッ ク モ ジ ュ ール
付属品
モ ジ ュ ール アセ ン ブ リ キ ッ ト には T8 ト ル ク ス ド ラ イバ と 、 次の 1 つ以上のモ
ジ ュ ールが含まれています。
•
ク ワ ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線設定可能バイパス NetMod。 詳細につい
ては、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線設定可能バイパス NetMod」
(P.204) を参照 し て く だ さ い。
•
ク ワ ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod。 詳細
については、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ設定可能バイパス
NetMod」 (P.206) を参照 し て く だ さ い。
•
デ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ設定可能バイ
パス NetMod。 詳細については、 「デ ュ アルポー ト 10GBASE (MMSR また
は SMLR) フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod」 (P.208) を参照 し て く だ
さ い。
•
デ ュ アル ポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ設定可能バイパス NetMod。 詳細
については、 「デ ュ アルポー ト 40GBASE-SR4 フ ァ イバ設定可能バイパス
NetMod」 (P.211) を参照 し て く だ さ い。
重要! こ のデ ュ アル ス ロ ッ ト NetMod は、容量が 40G の 3D8250 または
3D8350 でのみ使用 し て く だ さ い。 ア プ ラ イ ア ン ス を ア ッ プグ レー ド する
必要があ る場合は、 『Sourcefire8000 Series Device 40G Capacity Upgrade
Guide』 を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
290
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し
付属品
付録 C
•
ク ワ ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線非バイパス NetMod。 詳細については、
「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-T 銅線非バイパス NetMod」 (P.213) を参照 し
て く だ さ い。
•
ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ非バイパス NetMod。 詳細につい
ては、 「 ク ア ッ ド ポー ト 1000BASE-SX フ ァ イバ非バイパス NetMod」
(P.214) を参照 し て く だ さ い。
•
ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE (MMSR または SMLR) フ ァ イバ非バイパス
NetMod。 詳細については、 「ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE (MMSR または
SMLR) フ ァ イバ非バイパス NetMod」 (P.215) を参照 し て く だ さ い。
警告! ク ア ッ ド ポー ト 10GBASE フ ァ イバ非バイパス NetMod は、 取 り
外 し 不可能な着脱可能小型 フ ォ ーム フ ァ ク タ (SFP) ト ラ ン シーバを内蔵
し ています。 SFP を取 り 外そ う と する と 、 モ ジ ュ ールが破損する恐れがあ
り ます。
•
ス タ ッ ク モ ジ ュ ール。 詳細については、 「ス タ ッ キン グ モ ジ ュ ール」
(P.217) を参照 し て く だ さ い。
NetMod を ア プ ラ イ ア ン ス上の互換性がないス ロ ッ ト に装着する場合、 または
NetMod にご使用のシ ス テム と の互換性がない場合は、 NetMod を設定 し よ う と
する と 管理元の防御セ ン タ ー Web イ ン タ ー フ ェ イ スにエ ラ ー メ ッ セージ または
警告 メ ッ セージが表示 さ れます。 詳細については、 Sourcefire サポー ト にお問い
合わせ く だ さ い。
重要! 韓国の認証 (KCC マー ク) を受けてい る フ ル構成 さ れたア プ ラ イ ア ン ス
の場合、 NetMod を交換する と その構成が変更 さ れる可能性があ り ます。 詳細に
ついては、 ご使用のア プ ラ イ ア ン スの設定マニ ュ アルおよび 「シ ャ ーシお よび
NetMod の認定情報」 (P.258) を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
291
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し
モ ジ ュ ール部品の確認
付録 C
モ ジ ュ ール部品の確認
モ ジ ュ ールのセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス、 速度、 寸法に関係な く 、 すべての
モ ジ ュ ールで付属部品は同一です。
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの例 (開いた状態)
T8 ト ル ク ス ネジ穴
レバー穴
モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
EMI ガスケ ッ ト
ラ ッ チの遠端
ラ ッ チの近端
レバー
ラッチ
モ ジ ュ ール レバーの例 (ネジ を穴に取 り 付け、 閉 じ た状態)
T8 ト ル ク ス ネジのネジ穴
レバー
は じ める前に
次のガ イ ド ラ イ ン を使用 し て モ ジ ュ ールの挿入または取 り 外 し の準備を し て く だ
さ い。
•
すべてのア プ ラ イ ア ン スおよびモ ジ ュ ールの部品を確認 し ます。
•
NetMod を装着する ス ロ ッ ト を確認 し ます。
ヒ ン ト ! NetMod は、 使用可能な互換性のあ る ス ロ ッ ト に挿入で き ます。
•
バージ ョ ン 5.3
ス タ ッ ク モ ジ ュ ールを挿入する正 し いス ロ ッ ト を確認 し ます。 「ス タ ッ ク
構成でのデバイ スの使用」 (P.83) お よび次の リ ス ト を参照 し て く だ さ い。
•
3D8140 : ス ロ ッ ト 3
•
3D8250、 3D8260 お よび 3D8350、 3D8360 プ ラ イ マ リ ス ロ ッ ト :
スロ ッ ト 5
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
292
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの取 り 外 し
付録 C
•
3D8270 お よび 3D8370 プ ラ イ マ リ ス ロ ッ ト : ス ロ ッ ト 5 お よび 1
•
3D8290 および 3D8390 プ ラ イ マ リ スロ ッ ト : ス ロ ッ ト 5、 1、 および 4
•
3D82xx および 3D83xx セ カ ン ダ リ : ス ロ ッ ト S
•
EMI ガスケ ッ ト が正 し い位置にあ る こ と を確認 し ます。
•
ア プ ラ イ ア ン スか ら すべての電源 コ ー ド を抜き ます。
警告! モ ジ ュ ールのホ ッ ト スワ ッ プはで き ません。 モ ジ ュ ールを挿入ま
たは取 り 外す前に、 電源を オ フ に し 、 ア プ ラ イ ア ン スか ら 両方の電源 コ ー
ド を抜き ます。
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの取 り 外 し
モ ジ ュ ールを扱 う と き には、 リ ス ト ス ト ラ ッ プの装着や静電気防止作業台の使
用な ど、 適切な静電気防止 (ESD) 対策に従 っ て く だ さ い。 損傷を防 ぐ ため、
未使用のモ ジ ュ ールは静電気防止用の袋または箱に入れて保存 し ます。
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーを取 り 外すには、 次の手順を実行 し ます。
1.
付属の ド ラ イバを使用 し て、 モ ジ ュ ールのレバーか ら T8 ト ル ク ス ネジ を取
り 外 し て保管 し ます。
ネジ
レバー
2.
バージ ョ ン 5.3
ラ ッ チが解除 さ れる ま で レバーを モ ジ ュ ールか ら 引き出 し ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
293
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの挿入
3.
付録 C
モ ジ ュ ールを滑 ら せなが ら ス ロ ッ ト か ら 取 り 出 し ます。
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの挿入
新 し いモ ジ ュ ールを挿入で き る よ う にス ロ ッ ト を準備する ため、 既存のモ ジ ュ ー
ルまたはス ロ ッ ト カバーを取 り 外 し ます。 詳細については、 「モ ジ ュ ールまたは
ス ロ ッ ト カバーの取 り 外 し 」 (P.293) を参照 し て く だ さ い。
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーを挿入する には、 次の手順を実行 し ます。
1.
付属の ド ラ イバを使用 し て、 モ ジ ュ ールのレバーか ら T8 ト ル ク ス ネジ を取
り 外 し て保管 し ます。
ネジ
レバー
2.
ラ ッ チが開 く ま で、 レバーを モ ジ ュ ールか ら引き出 し ます。 ラ ッ チの近端が
目で確認で き ます。 ラ ッ チの遠端はモ ジ ュ ール内側にあ り ます。
ラ ッ チの遠端(モ ジ ュ ール
内側)
ラ ッ チの近端
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
294
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの挿入
3.
付録 C
ラ ッ チの遠端がス ロ ッ ト の内側に入 り 、 ラ ッ チの近端がモ ジ ュ ール ス ロ ッ
ト の外側に接触する ま で、 モ ジ ュ ールを ス ロ ッ ト に挿入 し ます。
正 し いモ ジ ュ ールの配置
ラ ッ チの遠端(モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト 内側)
モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
ラ ッ チの近端(モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト 外側に接触)
正 し く ないモ ジ ュ ールの配置
モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト
ラ ッ チの遠端(モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト 外側)
ラ ッ チの近端
4.
ラ ッ チがはま り 、 モ ジ ュ ールを ス ロ ッ ト に引き込むま で、 レバー を モ ジ ュ ー
ルの方へ押 し ます。
ラ ッ チの遠端(モ ジ ュ ール
ス ロ ッ ト 内側にはめ込む)
ラ ッ チの近端(モ ジ ュ ール ス ロ ッ ト 外側にはめ
込む)
警告! 力を入れすぎ ないで く だ さ い。 ラ ッ チがはま ら ない場合は、 モ
ジ ュ ールを取 り 外 し て位置を整え直 し てか ら、 も う 一度試 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
295
8000 シ リ ーズ モ ジ ュ ールの挿入 と 取 り 外 し
モ ジ ュ ールまたはス ロ ッ ト カバーの挿入
5.
付録 C
ネジ穴部分を し っか り 押 し 、 ラ ッ チが確実にはま る ま で モ ジ ュ ールに対 し て
レバーを押 し 込みます。
レバーがモ ジ ュ ールに し っか り と 押 し 込まれる と 、 モ ジ ュ ールがシ ャ ーシ と
ぴ っ た り と 揃います。
6.
保管 し ておいた T8 ト ル ク ス ネジ を レバーに差 し 込んで締めます。
ネジ
レバー
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
296
APPENDIX D
SOURCEFIRE ア プ ラ イ ア ン スの事前
設定
ス テージ ング ロ ケーシ ョ ン (複数のア プ ラ イ ア ン スの事前設定またはス テージ
ン グ を行 う 中央ロ ケーシ ョ ン) で ア プ ラ イ ア ン ス (防御セ ン タ ーまたはデバイ
ス) を事前設定 し 、 タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン (ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ン以外
の場所) に展開で き ます。
ア プ ラ イ ア ン ス を事前設定 し て タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン に展開する には、 次の
手順を実行 し ます。
•
ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ン でデバイ スにシ ス テムを イ ン ス ト ール し ます。
•
オプ シ ョ ン で、 デバイ ス を防御セ ン タ ーに登録 し ます。
•
オプ シ ョ ン で、 管理元の防御セ ン タ ーか ら のすべての更新をデバイ スに
プ ッ シ ュ し ます。
•
オプ シ ョ ン で、 防御セ ン タ ーか ら デバイ ス を登録解除 し ます。
•
ア プ ラ イ ア ン ス を シ ャ ッ ト ダウ ン し 、 タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン に移送 し
ます。
•
ア プ ラ イ ア ン ス を タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン に展開 し ます。
詳細については、 次の項を参照 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
•
「は じ める前に」 (P.298)
•
「シ ス テムのイ ン ス ト ール」 (P.299)
•
「デバイ スの登録」 (P.300)
•
「ア プ ラ イ ア ン スの移送の準備」 (P.301)
•
「ア プ ラ イ ア ン スの事前設定の ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ」 (P.303)
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
297
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前設定
は じ める前に
付録 D
ヒ ン ト ! すべての梱包材を保管 し 、 ア プ ラ イ ア ン ス を再梱包する と き にはすべ
ての参考資料 と 電源 コ ー ド を同梱 し ます。
は じ める前に
ア プ ラ イ ア ン ス を事前設定する前に、 ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ン と タ ーゲ ッ ト
ロ ケーシ ョ ンのネ ッ ト ワー ク 設定、 ラ イ セ ン ス、 お よびその他の関連情報を収集
し ます。
ヒ ン ト ! ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ン と タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン で こ の情報を管
理する ためのス プ レ ッ ド シー ト を作成する と 便利です。
初期設定時に、 ア プ ラ イ ア ン ス を ネ ッ ト ワー ク に接続 し て シ ス テムを イ ン ス ト ー
ルする ための十分な情報を使用 し て ア プ ラ イ ア ン ス を設定 し ます。 オプ シ ョ ン
で、 防御セ ン タ ーにデバイ ス を接続 し 、 防御セ ン タ ーか らの更新をすべてデバイ
スにプ ッ シ ュ で き ます。 初期設定では必須ではあ り ませんが、 事前設定で役に立
つその他の機能を有効に し てお く こ と も で き ます。 詳細については、 次の項を参
照 し て く だ さ い。
•
「必要な事前設定情報」 (P.298)
•
「オプ シ ョ ンの事前設定情報」 (P.299)
•
「時間管理の事前設定」 (P.299)
必要な事前設定情報
ア プ ラ イ ア ン ス を事前設定する際には、 少な く と も次の情報が必要です。
バージ ョ ン 5.3
•
新 し いパスワー ド (初期設定時にパスワー ド を変更する必要があ り ます)
•
ア プ ラ イ ア ン スのホス ト 名
•
ア プ ラ イ ア ン スの ド メ イ ン名
•
ア プ ラ イ ア ン スの IP 管理ア ド レ ス
•
タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ンのア プ ラ イ ア ン スのネ ッ ト ワー ク マ ス ク
•
タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ンのア プ ラ イ ア ン スのデ フ ォ ル ト ゲー ト ウ ェ イ
•
ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ン (または タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン にア ク セス
可能な場合は タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン) の DNS サーバの IP ア ド レ ス
•
ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ン (または タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン にア ク セス
可能な場合は タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン) の NTP サーバの IP ア ド レ ス
•
タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ンの検出モー ド
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
298
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前設定
シ ス テムのイ ン ス ト ール
付録 D
オプ シ ョ ンの事前設定情報
次のよ う ない く つかのデ フ ォ ル ト 設定を変更で き ます。
•
デバイ ス (シ リ ーズ 3 管理対象デバイ スのみ) を設定する LCD パネルへ
のア ク セス を許可 し ます。
•
ア プ ラ イ ア ン スの時間を手動で設定する場合は、 時間帯を設定 し ます。
•
自動バ ッ ク ア ッ プに使用する リ モー ト ス ト レ ージ ロ ケーシ ョ ン を設定 し
ます。
•
デバイ ス で LOM を有効にする ため、 シ リ ーズ 3 デバイ スの Lights-Out
Management (LOM) IP ア ド レ ス を設定 し ます。
防御セ ン タ ーにデバイ ス を登録する場合は、 次の情報が必要です。
•
管理対象デバイ スの名前ま たは IP ア ド レ ス
•
管理ホス ト (防御セ ン タ ー) の名前
•
登録キー (最大 37 文字の個人作成の一意の英数字キー)
時間管理の事前設定
次の考慮事項に注意 し ます。
•
Sourcefire では、 物理的 NTP サーバ と 時間を同期する こ と を推奨 し ます。
管理対象デバイ ス を仮想防御セ ン タ ー と 同期 し ないで く だ さ い。 仮想ア プ
ラ イ ア ン スでパ フ ォ ーマ ン ス最適化を行 う と 、 リ アル タ イ ム ク ロ ッ ク に影
響する可能性があ り ます。
•
ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ンのネ ッ ト ワー クか ら タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン
の DNS サーバお よび NTP サーバにア ク セスで き る場合は、 タ ーゲ ッ ト ロ
ケーシ ョ ンの DNS サーバおよび NTP サーバの IP ア ド レ ス を使用 し ます。
それ以外の場合は、 ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ンの情報を使用 し 、 タ ーゲ ッ
ト ロ ケーシ ョ ン で リ セ ッ ト し ます。
•
NTP を使用する代わ り に、 ア プ ラ イ ア ン スの時間を手動で設定する場合
は、 タ ーゲ ッ ト 展開環境の時間帯を使用 し ます。 「時刻の設定」 (P.109) を
参照 し て く だ さ い。
シ ス テムのイ ン ス ト ール
「Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン スの設置」 (P.65) および 「Sourcefire 3D
System ア プ ラ イ ア ン スの設定」 (P.96) で説明する イ ン ス ト ール手順を使用 し て
く だ さ い。 シ ス テムを事前設定する際に、 以下の点に注意 し て く だ さ い。
•
バージ ョ ン 5.3
シ リ ーズ 3 デバイ スでは、 LCD パネルを使用 し たデバイ ス ネ ッ ト ワー ク
設定へのア ク セス を許可 し た場合、 物理的にデバイ スにア ク セス し て不正
な変更を実行で き る と い う セキ ュ リ テ ィ 上の リ ス クが発生 し ます。 「シ
リ ーズ 3 デバイ スの LCD パネルの設定」 (P.108) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
299
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前設定
デバイ スの登録
付録 D
•
防御セ ン タ ーのホス ト 名ま たは IP ア ド レ ス を使用 し て、 デバイ ス を事前登
録 し ます。 後で登録を完了する ために、 登録キーを書き留めておいて く だ
さ い。 「 リ モー ト 管理」 (P.108) を参照 し て く だ さ い。
•
デ フ ォ ル ト の検出モー ド を変更する場合は、 タ ーゲ ッ ト 展開環境の該当す
る担当員に通知 し て く だ さ い。 検出モー ド と 異な る方法で イ ン タ ー フ ェ イ
ス を設定する と 、 シ ス テムがイ ン タ ー フ ェ イ ス を誤 っ て割 り 当て る こ と が
あ り ます。 「検出モー ド 」 (P.109) を参照 し て く だ さ い。
•
デバイ スのネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) を設定する必要があ る場合
は、 デバイ ス (シ リ ーズ 3 デバイ スのみ) の CLI またはその管理元の防御
セ ン タ ーの Web イ ン タ ー フ ェ イ スのいずれかか ら デバイ ス を登録する と
き に、 デバイ スの NAT ID を指定 し て く だ さ い。 「CLI を使用 し た防御セ ン
タ ーへの シ リ ーズ 3 デバイ スの登録」 (P.103) お よび 『Sourcefire 3D
System User Guide』 の 「Working In NAT Environments」 を参照 し て く だ
さ い。
•
ラ イ セ ン スは、 初期設定時に追加 し ます。 こ の時点で ラ イ セ ン ス を追加 し
ない場合は、 初期設定時に登録 し たデバイ スが防御セ ン タ ーに ラ イ セ ン ス
な し と し て追加 さ れます。 初期設定プ ロ セスの完了後に、 各デバイ スに個
別に ラ イ セ ン ス を付与する必要があ り ます。 「 ラ イ セ ン ス設定」 (P.117) を
参照 し て く だ さ い。
デバイ スの登録
防御セ ン タ ーで実行 し ている ソ フ ト ウ ェ ア バージ ョ ンがデバイ スの ソ フ ト ウ ェ
ア バージ ョ ン以上の場合、 防御セ ン タ ーにデバイ ス を登録 し 、 管理対象デバイ
スにポ リ シー と 更新を プ ッ シ ュ で き ます。
重要! 防御セ ン タ ー と その管理対象デバイ ス を それぞれ異な る タ ーゲ ッ ト ロ
ケーシ ョ ン に展開する場合は、 ア プ ラ イ ア ン ス を シ ャ ッ ト ダウ ンする前に、 防御
セ ン タ ーか ら デバイ ス を削除する必要があ り ます。 「防御セ ン タ ーか らのデバイ
スの削除」 (P.301) を参照 し て く だ さ い。
デバイ ス を防御セ ン タ ーに登録する には、 次の手順を実行 し ます。
1.
デバイ ス で、 タ ーゲ ッ ト 展開環境の防御セ ン タ ーのホス ト 名または IP ア ド
レ ス を使用 し て、 リ モー ト 管理を設定 し ます。 後で登録を完了する と き に使
用で き る よ う に、 登録キーを書き留めておいて く だ さ い。 「 リ モー ト 管理」
(P.108) を参照 し て く だ さ い。
重要! 防御セ ン タ ーにデバイ ス を登録する前に、 デバイ ス で リ モー ト 管理
を設定する必要があ り ます。
2.
バージ ョ ン 5.3
防御セ ン タ ーで、 リ モー ト 管理設定の登録情報を使用 し てデバイ ス を登録 し
ます。 「デバイ ス登録」 (P.118) を参照 し て く だ さ い。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
300
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前設定
ア プ ラ イ ア ン スの移送の準備
付録 D
ア プ ラ イ ア ン スの移送の準備
移送に向けて ア プ ラ イ ア ン ス を準備する には、 ア プ ラ イ ア ン スの電源を安全にオ
フ に し 、 ア プ ラ イ ア ン ス を再梱包 し ます。
•
タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン で、 防御セ ン タ ー と 管理対象デバイ スが同 じ 設定
で使用 さ れない場合は、 防御セ ン タ ーか ら デバイ ス を削除 し てか ら、 電源
を オ フ に し 、 ア プ ラ イ ア ン ス を再梱包する必要があ り ます。 「防御セ ン
タ ーか ら のデバイ スの削除」 (P.301) を参照 し て く だ さ い。
•
ア プ ラ イ ア ン スの電源を安全にオ フ にする には、 「ア プ ラ イ ア ン スの電源
オ フ」 (P.302) を参照 し て く だ さ い。
•
ア プ ラ イ ア ン スの移送の準備が完了 し た こ と を確認する には、 「移送に関
する考慮事項」 (P.302) を参照 し て く だ さ い。
防御セ ン タ ーからのデバイ スの削除
防御セ ン タ ー と その管理対象デバイ ス を同 じ タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ン に展開 し
ない場合は、 防御セ ン タ ーか ら デバイ ス を削除する必要があ り ます。 こ れに よ
り 、 タ ーゲ ッ ト サ イ ト で異な る 防御セ ン タ ーにデバ イ ス を 登録す る と き に、
デバイ スが元の防御セ ン タ ーの UUID を検索する こ と を防止で き ます。
デバイ ス を防御セ ン タ ーか ら 削除する には、 次の手順を実行 し ます。
1.
防御セ ン タ ーで [Devices] > [Device Management] を選択 し ます。
[Device Management] ページが表示 さ れます。
2.
削除するデバイ スの横にあ る削除ア イ コ ン (
) を ク リ ッ ク し ます。
プ ロ ン プ ト が表示 さ れた ら、 デバイ ス を削除する こ と を確認 し ます。 デバイ
ス と 防御セ ン タ ーの間の通信が切断 さ れ、 [Device Management] ページか ら
デバイ スが削除 さ れます。 デバイ スに設定 さ れてい る シ ス テム ポ リ シーに
よ っ て、 デバイ スが NTP を介 し て防御セ ン タ ーか ら時間を受信する場合は、
デバイ スはロー カル時間管理に戻 り ます。
防御セ ン タ ーか ら デバイ ス を削除 し た ら、 デバイ スが防御セ ン タ ーに よ っ て リ
モー ト に管理 さ れていない こ と を確認 し ます。
デバイ スが防御セ ン タ ーに よ っ て管理 さ れていない こ と を確認する には、 次の手
順を実行 し ます。
u 管理対象デバイ スでは Web イ ン タ ー フ ェ イ ス と CLI のいずれかを使用で き
ます。
バージ ョ ン 5.3
•
管理対象デバイ スの Web イ ン タ ー フ ェ イ スで、 [System] > [Local] >
[Registration] > [Remote Management] に移動 し 、 [Remote
Management] 画面の [Host] リ ス ト が空であ る こ と を確認 し ます。
•
管理対象デバイ スの CLI で、 コ マ ン ド show manager を実行 し 、 ホス
ト が表示 さ れない こ と を確認 し ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
301
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前設定
ア プ ラ イ ア ン スの移送の準備
付録 D
ラ イ セ ン ス 防御セ ン タ ーの削除
何 らかの理由で ラ イ セ ン ス を削除する必要があ る場合は、 次の手順を使用 し ま
す。 Sourcefire は、 各防御セ ン タ ー固有の ラ イ セ ン ス キーに基づいて ラ イ セ ン
ス を生成する ため、 あ る防御セ ン タ ーで ラ イ セ ン ス を削除 し 、 その ラ イ セ ン ス を
別の防御セ ン タ ーで再利用する こ と はで き ない点に注意 し て く だ さ い。 詳細につ
いては、 『Sourcefire 3D System User Guide』 の 「Licensing the Sourcefire 3D
System」 を参照 し て く だ さ い。
ラ イ セ ン ス を削除する には、 次の手順を実行 し ます。
1.
[Systems] > [Licenses] を選択 し ます。
[License] ページが表示 さ れます。
2.
削除するデバイ スの横にあ る削除ア イ コ ン (
) を ク リ ッ ク し ます。
ラ イ セ ン ス を削除する と 、 そのラ イ セ ン ス を使用するすべてのデバイ スか
ら 、 ラ イ セ ン ス さ れてい る機能が削除 さ れます。 た と えば、 Protection ラ イ
セ ン スが有効であ り 、 100 台の管理対象デバイ スに対 し て有効化 さ れている
場合は、 こ の ラ イ セ ン ス を削除する と 、 こ の 100 台のデバイ スすべてか ら保
護機能が削除 さ れます。
3.
ラ イ セ ン ス を削除する こ と を確認 し ます。
ラ イ セ ン スが削除 さ れます。
ア プ ラ イ ア ン スの電源オ フ
電源を取 り 外す前に、 次の手順に従 っ て ア プ ラ イ ア ン スの電源を安全にオ フ に し
ます。
ア プ ラ イ ア ン スの電源を オ フ する には、 次の手順を実行 し ます。
u 防御セ ン タ ーで、 コ マ ン ド ラ イ ン に次のよ う に入力 し ます。
sudo shutdown -h now
防御セ ン タ ーが安全にシ ャ ッ ト ダウ ン し ます。
u デバイ ス で、 コ マ ン ド ラ イ ン に次のよ う に入力 し ます。
system shutdown
デバイ スが安全にシ ャ ッ ト ダウ ン し ます。
移送に関する考慮事項
タ ーゲ ッ ト ロ ケーシ ョ ンへの移送に向けて ア プ ラ イ ア ン ス を準備する には、 ア
プ ラ イ ア ン スの電源を安全にオ フ に し 、 再梱包する必要があ り ます。 次の考慮事
項に注意 し ます。
バージ ョ ン 5.3
•
ア プ ラ イ ア ン スの再梱包には元の梱包材を使用 し ます。
•
ア プ ラ イ ア ン スに付属のすべての参考資料および電源コ ー ド を同梱 し ます。
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
302
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン スの事前設定
ア プ ラ イ ア ン スの事前設定の ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ング
付録 D
•
不適切な取 り 扱いや押 し つぶ し に よ る損傷か ら NetMod お よび SFP を保護
し ます。
•
新 し いパスワー ド や検出モー ド を含むすべての設定情報を タ ーゲ ッ ト ロ
ケーシ ョ ン に提供 し ます。
ア プ ラ イ ア ン スの事前設定の ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ング
ア プ ラ イ ア ン スが タ ーゲ ッ ト 展開環境向けに正 し く 事前設定 さ れている場合は、
追加の設定を行わずにア プ ラ イ ア ン ス を設置 し て展開で き ます。
ア プ ラ イ ア ン スへのロ グ イ ン に問題があ る場合は、 事前設定が誤 っ てい る可能性
があ り ます。 次の ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ手順を実行 し ます。
•
すべての電源 コ ー ド および通信ケーブルがア プ ラ イ ア ン スに正 し く 接続 さ
れている こ と を確認 し ます。
•
ア プ ラ イ ア ン スの現行パスワー ド がわか っ ている こ と を確認 し ます。 ス
テージ ン グ ロ ケーシ ョ ン での初期設定時に、 パスワー ド の変更が求め ら れ
ます。 新 し いパスワー ド については、 ス テージ ン グ ロ ケーシ ョ ン で提供 さ
れる設定情報を参照 し て く だ さ い。
•
ネ ッ ト ワー ク設定が正 し い こ と を確認 し ます。 「初期設定ページ : デバイ
ス」 (P.105) および 「初期設定ページ : 防御セ ン タ ー」 (P.112) を参照 し て
く だ さ い。
•
正 し い通信ポー ト が正 し く 動作 し てい る こ と を確認 し ます。 フ ァ イ ア
ウ ォ ール ポー ト の管理については、 ご使用の フ ァ イ アウ ォ ールのマニ ュ ア
ルを参照 し て く だ さ い。 必要なオープ ン ポー ト については、 「オープ ン通
信ポー ト の要件」 (P.28) を参照 し て く だ さ い。
•
展開環境でネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) ア プ ラ イ ア ン ス を使用する
場合は、 NAT が正 し く 設定 さ れてい る こ と を確認 し ます。 『Sourcefire 3D
System User Guide』 の 「Working In NAT Environments」 を参照 し て く だ
さ い。
それで も 問題が解決 し ない場合は、 IT 部門に連絡 し て く だ さ い。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
303
Glossary
7000 シ リ ーズ
シ リ ーズ 3 Sourcefire 管理対象デバイ スのグループ。 こ のシ リ ーズのデバイ スに
は、 70xx フ ァ ミ リ (3D7010、 3D7020、 3D7030 モデル) および71xx フ ァ ミ リ
(3D7110、 3D7115、 3D7120、 3D7125、 AMP7150 モデル) が含まれます。
8000 シ リ ーズ
シ リ ーズ 3 Sourcefire 管理対象デバイ スのグループ。 こ のシ リ ーズのデバイ スに
は、 81xx フ ァ ミ リ (3D8120、 3D8130、 3D8140、 AMP8150 モデル)、 82xx
フ ァ ミ リ (3D8250、 3D8260、 3D8270、 3D8290 モデル)、 および83xx フ ァ ミ
リ (3D8350、 3D8360、 3D8370、 3D8390 モデル) があ り ます。 8000 シ リ ーズ
デバイ スは、 一般的に7000 シ リ ーズ デバイ ス よ り も 高性能です。
CLI
コ マ ン ド ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ ス を参照 し て く だ さ い。
Context Explorer
侵入、 接続、 フ ァ イル、 位置情報、 マルウ ェ ア、 お よびデ ィ ス カバ リ ポ リ シー
を使用 し て、 監視対象ネ ッ ト ワー ク に関する詳細で イ ン タ ラ ク テ ィ ブ なグ ラ フ ィ
カル情報を表示する ページ。 個々のセ ク シ ョ ン には、 詳細な リ ス ト と と も に鮮明
な折れ線グ ラ フ 、 棒グ ラ フ、 円グ ラ フ、 および ド ーナ ツ グ ラ フの形式で情報が
表示 さ れます。 分析を調整する ために カ ス タ ム フ ィ ル タ を容易に作成および適
用で き ます。 また、 グ ラ フ エ リ ア を ク リ ッ ク するかまたはカ ー ソ ルを置 く と 、
デー タ セ ク シ ョ ンの詳細を確認で き ます。 細かい カ ス タ マ イ ズが可能であ り 、
区分化 さ れてお り 、 リ アル タ イ ムで更新 さ れる ダ ッ シ ュ ボー ド と 比較。 Context
Explorer は手動で更新 さ れ、 デー タ のよ り 幅広い コ ン テキス ト を提供する こ と を
目的 と し てお り 、 ア ク テ ィ ブ なユーザ操作のために単一で一貫性のあ る レ イ アウ
ト を備え ています。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
304
用語集
Controlラ イ セ ン ス
ユーザ と ア プ リ ケーシ ョ ン条件を ア ク セス制御ルールに追加する こ と で、 ユーザ
制御 と ア プ リ ケーシ ョ ン制御を実装で き る よ う にする ラ イ セ ン ス。 また、 ス イ ッ
チ ン グおよびルーテ ィ ン グ (DHCP リ レーお よび NAT を含む) を実行する よ う
に管理対象デバイ ス を設定 し 、 ク ラ ス タ リ ン グ管理対象デバイ ス を設定する こ と
も で き ます。
eStreamer
防御セ ン タ ーまたは管理対象デバイ スか ら のイ ベン ト デー タ を外部 ク ラ イ ア ン
ト ア プ リ ケーシ ョ ン にス ト リ ー ミ ン グで き る よ う にする Sourcefire 3D System
の コ ンポーネ ン ト 。
FireAMP
Sourcefire のエ ン タ ープ ラ イ ズ ク ラ スのエ ン ド ポ イ ン ト を ベース と し た高度な
マルウ ェ ア分析お よびマルウ ェ ア対策 ソ リ ュ ーシ ョ ン。 マルウ ェ アの感染、 継続
的に発生する脅威、 標的型攻撃を検出、 認識 し 、 ブ ロ ッ ク し ます。 組織に
FireAMP サブ ス ク リ プ シ ョ ンがあ る場合は、 個々のユーザが軽量 FireAMP コ ネ
ク タ を エ ン ド ポ イ ン ト ( コ ン ピ ュ ー タ 、 モバイル デバイ ス) に イ ン ス ト ール し
ます。 こ れに よ り 、 エ ン ド ポ イ ン ト が Sourcefire ク ラ ウ ド と 通信 し ます。 こ れ
に よ り 、 マルウ ェ ア を迅速に特定 し て検疫 し 、 感染を発生時点で特定 し 、 伝搬経
路を追跡 し 、 影響を把握 し 、 適切な回復方法を理解で き ます。 また、 FireAMP
ポー タ ルを使用 し て、 カ ス タ ムの対策を作成 し 、 特定のア プ リ ケーシ ョ ンの実行
を ブ ロ ッ ク し 、 カ ス タ ム ホワ イ ト リ ス ト を作成で き ます。 ネ ッ ト ワー ク ベース
の高度マルウ ェ ア防御 と 比較。
FireAMP コ ネ ク タ
サブ ス ク リ プ シ ョ ン ベースのFireAMP 展開環境のユーザが、 コ ン ピ ュ ー タ やモ
バイル デバイ ス な どのエ ン ド ポ イ ン ト に イ ン ス ト ールする軽量のエージ ェ ン ト 。
コ ネ ク タ は Sourcefire ク ラ ウ ド と 通信 し 、 情報を交換 し ます。 こ れに よ り 、 組
織全体で マルウ ェ ア を迅速に特定 し て検疫で き ます。
FireAMP サブ ス ク リ
プシ ョ ン
組織が FireAMP を高度マルウ ェ ア防御 (AMP) ソ リ ュ ーシ ョ ン と し て使用で き
る よ う にする個別購入サブ ス ク リ プ シ ョ ン。 管理対象デバイ ス でネ ッ ト ワー ク
ベースの AMP を実行する ために有効にする マルウ ェ ア ラ イ セ ン ス と 比較。
FireAMP ポー タ ル
組織のサブ ス ク リ プ シ ョ ン ベースの FireAMP 展開環境を設定で き る Web サイ
ト (http://amp.sourcefire.com/)。
FireSIGHT ラ イ セ
ンス
防御セ ン タ ーのデ フ ォ ル ト ラ イ セ ン ス。 こ れに よ り 、 ホス ト 、 ア プ リ ケーシ ョ
ン、 およびユーザ デ ィ ス カバ リ を実行で き ます。 FireSIGHT ラ イ セ ン スに よ り 、
防御セ ン タ ー と その管理対象デバイ ス で監視で き る個々のホス ト と ユーザの数、
お よびユーザ制御を実行する ためにア ク セス制御ルールで使用で き る ア ク セス制
御ユーザの数が決定 さ れます。
GeoDB
位置情報デー タ ベース を参照 し て く だ さ い。
LDAP 認証
ユーザ資格情報を、 Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) デ ィ レ ク ト
リ サーバに保存 さ れている LDAP デ ィ レ ク ト リ と 比較 し て、 その資格情報を検
証する外部認証方式。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
305
用語集
Lights-OutManagement (LOM)
アウ ト オブバン ド Serial over LAN (SOL) 管理接続を使用 し て、 ア プ ラ イ ア ン ス
の Web イ ン タ ー フ ェ イ スに ロ グ イ ンせずにア プ ラ イ ア ン ス を リ モー ト で監視ま
たは管理で き る よ う にする シ リ ーズ 3 の機能。 シ ャ ーシのシ リ アル番号の確認
や、 フ ァ ンの速度や温度などの状態の監視などの限られた タ ス ク を実行で き ます。
NAT
ネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換。 プ ラ イ ベー ト ネ ッ ト ワー ク上の複数のホス ト 間で
1 つのイ ン タ ーネ ッ ト 接続を共有すために最 も よ く 使用 さ れる機能。 シ ス テムは
デ ィ ス カバ リ を使用 し て、 ネ ッ ト ワー ク デバイ ス を論理イ ン タ ー フ ェ イ ス と し
て識別で き ます。 また、 Sourcefire 3D System のレ イ ヤ 3 展開環境では、 NAT
ポ リ シー を使用 し て NAT でルーテ ィ ン グ を設定で き ます。
NAT ポ リ シー
NAT ルールを使用 し て NAT に よ るルーテ ィ ン グ を実行する ポ リ シー。
NetMod
管理対象デバイ スのシ ャ ーシに装着する モ ジ ュ ール。 装着するデバイ ス用のセ ン
シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スが含まれます。
RADIUS 認証
Remote Authentication Dial In User Service。 ネ ッ ト ワー ク リ ソ ースへのユーザ
ア ク セスの認証、 認可、 およびア カ ウ ン テ ィ ン グに使用 さ れるサービ ス です。
Sourcefire 3D System ユーザが RADIUS サーバを介 し て認証で き る よ う に、
外部認証オブ ジ ェ ク ト を作成で き ます。
Security Intelligence
送信元または宛先の IP ア ド レ スに基づいて、 ア ク セス制御ポ リ シーご と にネ ッ
ト ワー ク を通過で き る ト ラ フ ィ ッ ク を指定で き る機能。 こ れは、 ト ラ フ ィ ッ クが
ア ク セス制御ルールに よ っ て分析 さ れる前に、 特定の IP リ ス ト を ブ ラ ッ ク リ ス
ト に追加 (その IP ア ド レ ス と の間での ト ラ フ ィ ッ ク を拒否) する場合に特に便
利です。 オプ シ ョ ン で Security Intelligence フ ィ ル タ リ ン グにモ ニ タ 設定を使用
で き ます。 こ れに よ り 、 シ ス テムはブ ラ ッ ク リ ス ト に追加 さ れる可能性があ る接
続を分析で き、 また一致がブ ラ ッ ク リ ス ト に記録 さ れます。
Security Intelligence
フ ィード
Security Intelligence オブ ジ ェ ク ト の タ イ プの 1 つで、 シ ス テムが定期的または
設定 し た間隔でダウ ン ロー ド する IP ア ド レ スの動的な コ レ ク シ ョ ン。 フ ィ ー ド
は定期的に更新 さ れる ため、 フ ィ ー ド を使用する こ と で、 シ ス テムが Security
Intelligence 機能を使用 し たネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ クの フ ィ ル タ リ ン グに最新
の情報を使用する こ と が保証 さ れます。 Sourcefire イ ン テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ー ド
も 参照 し て く だ さ い。
Security Intelligence
リスト
防御セ ン タ ーに Security Intelligence オブ ジ ェ ク ト と し て手動で ア ッ プ ロー ド す
る IP ア ド レ スのシ ン プルで静的な コ レ ク シ ョ ン。 Security Intelligence フ ィ ー
ド 、 グ ローバル ブ ラ ッ ク リ ス ト 、 およびグ ローバル ホワ イ ト リ ス ト を拡大お よ
び調整する と き に、 リ ス ト を使用 し ます。
SFP モ ジ ュ ール
71xx フ ァ ミ リ デバイ スのネ ッ ト ワー ク モ ジ ュ ールに挿入 さ れる小型 フ ォ ーム
フ ァ ク タ ト ラ ン シーバ。 SFP モ ジ ュ ールのセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スでは設
定可能なバイパスは許可 さ れていません。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
306
用語集
Sourcefire VRT
Sourcefire の脆弱性調査チーム。
Sourcefire イ ン テ リ
ジ ェ ンス フ ィ ー ド
Sourcefire VRT に よ り レ ピ ュ テーシ ョ ンが低い と 判定 さ れる IP ア ド レ スの リ ス
ト の集合。 リ ス ト は定期的に更新 さ れます。 フ ィ ー ド の各 リ ス ト は特定のカ テ ゴ
リ (オープ ン リ レー、 既知の攻撃者、 偽の IP ア ド レ ス (bogon) な ど) を表 し
ます。 ア ク セス制御ポ リ シーでは、 Security Intelligence を使用 し て一部または
すべてのカ テ ゴ リ のブ ラ ッ ク リ ス ト を作成で き ます。 イ ン テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ー
ド は定期的に更新 さ れる ため、 イ ン テ リ ジ ェ ン ス フ ィ ー ド を使用する こ と で、
シ ス テムがネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク の フ ィ ル タ リ ン グに最新の情報を使用す
る こ と が保証 さ れます。
Sourcefire ク ラ ウ ド
防御セ ン タ ーが最新の関連情報 (マルウ ェ ア、 Security Intelligence、 お よび
URL フ ィ ル タ リ ン グ デー タ な ど) を取得で き る、 Sourcefire に よ り ホス テ ィ ン
グ さ れる外部サーバ。 ク ラ ウ ド サービ ス と も 呼ばれます。 マルウ ェ ア ク ラ ウ ド
検索 も参照 し て く だ さ い。
URL カ テ ゴ リ
URL の一般的な分類 (マルウ ェ ア、 ソ ーシ ャル ネ ッ ト ワーキン グな ど)。
URL フ ィ ル タ リ ン グ
監視対象ホス ト に よ り 要求 さ れ、 防御セ ン タ ーに よ り Sourcefire ク ラ ウ ド か ら
取得 さ れる URL に関する URL カ テ ゴ リ お よび URL レ ピ ュ テーシ ョ ンの情報に
関連付け られてい る URL に基づいて、 ネ ッ ト ワー ク を通過で き る ト ラ フ ィ ッ ク
を判別する ア ク セス制御ルールを作成で き る よ う にする機能。 許可またはブ ロ ッ
ク する個々の URL または URL のグループ を指定する こ と で、 Web ト ラ フ ィ ッ
ク に対する きめの細かい カ ス タ ム コ ン ト ロールを実現で き ます。
URL フ ィ ル タ リ ン グ
ラ イセンス
URL カ テ ゴ リ と URL レ ピ ュ テーシ ョ ン情報に基づいて URL フ ィ ル タ リ ン グ を
実行で き る よ う にする ラ イ セ ン ス。 URL フ ィ ル タ リ ン グ ラ イ セ ン スは期限が切
れる こ と があ り ます。
UTC 時間
協定世界時。 UTC は世界のあ ら ゆる場所で共通の標準時間です。 グ リ ニ ッ チ標
準時 (GMT) と も呼ばれます。 Sourcefire 3D System は UTC を使用 し ますが、
[Time Zone] 機能を使用 し て現地時間を設定する こ と も で き ます。
VDB
脆弱性デー タ ベース を参照 し て く だ さ い。
VLAN
仮想ロー カル エ リ ア ネ ッ ト ワー ク VLAN では、 地理的な場所ではな く 、 部門や
主な用途な どの基準に基づいてホス ト がマ ッ ピ ン グ さ れます。 監視対象ホス ト の
ホス ト プ ロ フ ァ イルには、 ホス ト に関連付け られてい るすべての VLAN 情報が
示 さ れます。 VLAN 情報は、 イ ベ ン ト を ト リ ガー し たパケ ッ ト の最も 内側の
VLAN タ グ と し て、 侵入イ ベン ト に も含まれています。 VLAN に基づいて侵入ポ
リ シーを フ ィ ル タ リ ン グ し た り 、 VLAN で コ ン プ ラ イ ア ン ス ホワ イ ト リ ス ト を
対象に し た り で き ます。 レ イヤ 2 お よび レ イ ヤ 3 展開環境では、 管理対象デバ
イ ス上の仮想ス イ ッ チ と 仮想ルー タ が VLAN タ グ付き ト ラ フ ィ ッ ク を適切に処
理する よ う に設定で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
307
用語集
VPN
Sourcefire 管理対象デバイ ス上の仮想ルー タ 間、 または管理対象デバイ スか ら そ
の他のサー ド パーテ ィ VPN エ ン ド ポ イ ン ト 上の リ モー ト デバイ スへのセキ ュ ア
な VPN ト ン ネルを構築で き る機能。
VPN ラ イ セ ン ス
Sourcefire 管理対象デバイ ス上の仮想ルー タ 間、 または管理対象デバイ スか ら そ
の他のサー ド パーテ ィ VPN エ ン ド ポ イ ン ト 上の リ モー ト デバイ スへのセキ ュ ア
な VPN ト ン ネルを構築で き る ラ イ セ ン ス。
VRT
Sourcefire VRTを参照 し て く だ さ い。
Web ア プ リ ケー
ション
HTTP ト ラ フ ィ ッ ク の内容または HTTP ト ラ フ ィ ッ ク に対 し て要求 さ れた URL を
表すア プ リ ケーシ ョ ン タ イ プ。
ア ク セス リ ス ト
シ ス テム ポ リ シーで設定 さ れる IP ア ド レ スの リ ス ト 。 ア プ ラ イ ア ン スにア ク セ
ス で き る ホス ト を表 し ます。 デ フ ォ ル ト では、 すべてのユーザがポー ト 443
(HTTPS) を使用 し て ア プ ラ イ ア ン スの Web イ ン タ ー フ ェ イ スにア ク セス で き、
ポー ト 22 (SSH) を使用 し て コ マ ン ド ラ イ ン にア ク セスで き ます。 また、 ポー
ト 161 を使用する SNMP ア ク セス を追加で き ます。
ア ク セス制御
ネ ッ ト ワー ク を通過で き る ト ラ フ ィ ッ クの指定、 検査、 記録を可能にする
Sourcefire 3D System の機能。 ア ク セス制御には、 侵入検知 と 防御、 フ ァ イル制
御、 高度マルウ ェ ア防御の各機能が含まれます。 またア ク セス制御に よ っ て、
デ ィ ス カバ リ 機能を使用 し て検査で き る ト ラ フ ィ ッ クが決定 さ れます。
ア ク セス制御ポ リ
シー
管理対象デバイ スが監視する ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク を ア ク セス制御する た
めに こ れ らのデバイ スに適用するポ リ シー。 ア ク セス制御ポ リ シーには複数のア
ク セス制御ルールを組み込む こ と がで き ます。 また、 こ れ らのルールの基準を満
た さ ない ト ラ フ ィ ッ ク の処理 と ロギン グ を決定するデ フ ォル ト ア ク シ ョ ン を指
定 し ます。 ア ク セス制御ポ リ シーは、 HTTP 応答ページ (Security Intelligence)
と その他の詳細設定 も 指定で き ます。
ア ク セス制御ルール
Sourcefire 3D Systemが監視対象ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ クの検査に使用する一
連の条件。 こ れ ら を使用する こ と で、 きめ細かな ア ク セス制御が可能にな り ま
す。 ア ク セス制御ルールにはア ク セス制御ポ リ シーが取 り 込まれ、 単純な IP ア
ド レ ス照合を実行 し た り 、 さ ま ざ ま なユーザ、 ア プ リ ケーシ ョ ン、 ポー ト 、 お よ
び URL が関与する複雑な接続の特性を指定 し た り する こ と がで き ます。 ア ク セ
ス制御ルール ア ク シ ョ ンは、 ルールの条件を満たす ト ラ フ ィ ッ ク を シ ス テムが
どのよ う に処理するかを決定 し ます。 その他のルール設定に よ り 、 接続を ロ グに
記録する方法 (お よびロ グに記録するかど う か) と 、 侵入ポ リ シーまたは フ ァ イ
ル ポ リ シーが一致する ト ラ フ ィ ッ ク を検査するかど う かが決定 し ます。
アプ ラ イアンス
防御セ ン タ ーまたは管理対象デバイ ス。 物理ア プ ラ イ ア ン ス と 仮想ア プ ラ イ ア ン
スがあ り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
308
用語集
ア プ リ ケーシ ョ ン
検出 さ れたネ ッ ト ワー ク アセ ッ ト 、 通信方式、 ま たはそれに対 し て ア ク セス制
御ルールを作成で き る HTTP コ ン テ ン ツ です。 シ ス テムは、 ア プ リ ケーシ ョ ン
プ ロ ト コ ル、 ク ラ イ ア ン ト ア プ リ ケーシ ョ ン、 Web ア プ リ ケーシ ョ ンの 3 種類
のア プ リ ケーシ ョ ン を検出 し ます。
ア プ リ ケーシ ョ ン
プロ ト コル
サーバ と ホス ト 上の ク ラ イ ア ン ト ア プ リ ケーシ ョ ンの間の通信で検出 さ れたア
プ リ ケーシ ョ ン プ ロ ト コ ル ト ラ フ ィ ッ ク を表すア プ リ ケーシ ョ ンの タ イ プ
(例 : SSH、 HTTP な ど)。
ア プ リ ケーシ ョ ン
制御
ア ク セス制御の一部 と し て、 どのア プ リ ケーシ ョ ン ト ラ フ ィ ッ ク がネ ッ ト ワー
ク を通過可能であ るかど う かを指定で き る機能。
アラー ト
シ ス テムが特定のイ ベン ト を生成 し た こ と を示す通知。 侵入イ ベ ン ト (イ ンパ ク
ト フ ラ グ を含む)、 デ ィ ス カバ リ イ ベン ト 、 マルウ ェ ア イ ベン ト 、 相関ポ リ
シー違反、 ヘルス ス テー タ スの変化、 お よび特定のア ク セス制御ルールに よ り
ロ グに記録 さ れる接続に基づいて ア ラ ー ト を発行で き ま す。 ほ と んどの場合、
電子 メ ール、 syslog、 SNMP ト ラ ッ プに よ り ア ラ ー ト を発行で き ます。
位置情報
監視対象ネ ッ ト ワー ク の ト ラ フ ィ ッ ク で検出 さ れたルーテ ィ ン グ可能な IP ア ド
レ スの位置情報 ソ ースに関するデー タ (接続 タ イ プ、 イ ン タ ーネ ッ ト サービ ス
プ ロバイ ダな ど) を提供する機能。 接続イ ベ ン ト 、 侵入イ ベ ン ト 、 フ ァ イル イ
ベ ン ト 、 マルウ ェ ア イ ベン ト 、 お よびホス ト プ ロ フ ァ イルでは、 位置情報デー
タ ベースに格納 さ れてい る位置情報を参照で き ます。
位置情報デー タ
ベース
GeoDB と も呼ばれます。 ルーテ ィ ン グ可能な IP ア ド レ スに関連付け られている
既知の位置情報デー タ が格納 さ れてお り 、 定期的に更新 さ れるデー タ ベースです。
イベン ト
ワー ク フ ローを使用 し て イ ベン ト ビ ュ ーア で表示で き る特定の発生事象に関す
る詳細の集合。 イ ベン ト は、 ネ ッ ト ワー ク に対する攻撃、 検出 さ れたネ ッ ト ワー
ク 資産の変更、 組織のセキ ュ リ テ ィ お よびネ ッ ト ワー ク 使用ポ リ シーの違反な ど
を表 し ます。 シ ス テムは、 ア プ ラ イ ア ン スのヘルス ス テー タ スの変更、 Web イ
ン タ ー フ ェ イ スの使用状況、 ルール更新、 開始 さ れた修復に関する情報が含まれ
てい る イ ベ ン ト も生成 し ます。 最後に、 シ ス テムはその他の特定情報を イ ベン ト
と し て示 し ますが、 こ のよ う な 「イ ベ ン ト 」 が特定の発生事象を表 し ていない こ
と も あ り ます。 た と えば、 イ ベ ン ト ビ ュ ーア を使用 し て、 検出 さ れたホス ト 、
ア プ リ ケーシ ョ ン、 およびそ脆弱性に関する詳細情報を確認で き ます。
イベン ト ス ト
リ ーマ
eStreamerを参照 し て く だ さ い。
イ ベ ン ト ビ ュ ーア
イ ベ ン ト を表示お よび操作で き る シ ス テム コ ンポーネ ン ト 。 イ ベン ト ビ ュ ーア
では、 ワー ク フ ローを使用 し て幅広い イ ベン ト ビ ュ ーが示 さ れ、 さ ら に目的の
イ ベ ン ト のみを表示する絞 り 込まれた イ ベン ト ビ ュ ーが表示 さ れます。 ワー ク
フ ローを ド リ ルダウ ンするか、 ま たは検索を使用 し て、 イ ベ ン ト ビ ュ ーのイ ベ
ン ト を制限で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
309
用語集
イ ンポー ト
ア プ ラ イ ア ン ス間で各種設定を転送する ために使用で き る手法。 同 じ タ イ プの別
のア プ ラ イ ア ン スか ら 以前にエ ク スポー ト し た設定を イ ンポー ト で き ます。
インライン イン
ターフ ェ イス
イ ン ラ イ ン展開で ト ラ フ ィ ッ ク を処理する よ う に設定 さ れたセ ン シ ン グ イ ン
タ ー フ ェ イ ス。 イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スはペア で イ ン ラ イ ン セ ッ ト に追加
する必要があ り ます。
インライン セッ ト
イ ン ラ イ ン イ ン タ ー フ ェ イ スの 1 つ以上のペア。
イ ン ラ イ ン展開
管理対象デバイ スがネ ッ ト ワー ク上で イ ン ラ イ ン に配置 さ れてい る Sourcefire
3D System 展開環境。 こ の設定では、 デバイ スはス イ ッ チ ン グ、 ルーテ ィ ン グ、
ア ク セス制御、 お よび侵入検知 と 防御を使用する ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク フ
ローに影響する こ と があ り ます。
ウィジェ ッ ト
ダ ッ シ ュ ボー ド ウ ィ ジ ェ ッ ト を参照 し て く だ さ い。
エン ド ポイ ン ト
ユーザが組織の高度マルウ ェ ア防御戦略の一環 と し て FireAMP コ ネ ク タ を イ ン
ス ト ールする コ ン ピ ュ ー タ またはモバイル デバイ ス。
カ ス タ ム ユーザ
ロール
特殊な ア ク セス特権が付与 さ れているユーザ ロール。 カ ス タ ム ユーザ ロールに
は一連の メ ニ ュ ー ベースのア ク セス許可およびシ ス テム ア ク セス許可を含める
こ と がで き ます。 また カ ス タ ム ユーザ ロールは完全に独自に作成 さ れるか、 ま
たは事前定義ユーザ ロールに基づいています。
仮想ス イ ッ チ
ネ ッ ト ワー ク を通過する着信 ト ラ フ ィ ッ ク と 発信 ト ラ フ ィ ッ ク を処理する ス イ ッ
チ ド イ ン タ ー フ ェ イ スのグループ。 レ イ ヤ 2 展開環境では、 ネ ッ ト ワー ク を論
理セグ メ ン ト に分割 し 、 管理対象デバイ スの仮想ス イ ッ チがス タ ン ド ア ロ ン ブ
ロー ド キ ャ ス ト ド メ イ ン と し て機能する よ う に設定で き ます。 仮想ス イ ッ チは、
ホス ト か らの Media Access Control (MAC) ア ド レ ス を使用 し てパケ ッ ト の送
信先を決定 し ます。
仮想デバイ ス
仮想ホス テ ィ ン グ環境の各自の機器に展開で き る管理対象デバイ ス。 仮想デバイ
ス を仮想ス イ ッ チ または仮想ルー タ と し て設定する こ と はで き ません。
仮想防御セ ン タ ー
仮想ホス テ ィ ン グ環境の各自の機器に展開で き る防御セ ン タ ー。
仮想ルー タ
レ イ ヤ 3 ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グするルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スのグ
ループ。 レ イ ヤ 3 展開環境では、 宛先 IP ア ド レ スに基づいてパケ ッ ト の転送を
決定 し てパケ ッ ト をルーテ ィ ン グする よ う に、 仮想ルー タ を設定で き ます。 ス タ
テ ィ ッ ク ルー ト を定義 し 、 Routing Information Protocol (RIP) および Open
Shortest Path First (OSPF) ダ イ ナ ミ ッ ク ルーテ ィ ン グ プ ロ ト コ ルを設定 し 、
ネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス変換 (NAT) を実装で き ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
310
用語集
管理イ ン タ ー フ ェ
イス
Sourcefire 3D System ア プ ラ イ ア ン ス を管理する ために使用する ネ ッ ト ワー ク
イ ン タ ー フ ェ イ ス。 ほ と んどの展開環境では、 管理イ ン タ ー フ ェ イ スが内部保護
ネ ッ ト ワー ク に接続 さ れます。 セ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス と 比較。
管理対象デバイ ス
デバイ ス を参照 し て く だ さ い。
ク ラ イアン ト
1 つのホス ト で実行 さ れ、 一部の操作を別のホス ト (サーバ) で実行する ア プ リ
ケーシ ョ ン。 ク ラ イ ア ン ト ア プ リ ケーシ ョ ン と も呼ばれます。 た と えば、 電子
メ ール ク ラ イ ア ン ト では電子 メ ールを送受信で き ます。 シ ス テムは、 あ る ホス
ト 上のユーザが特定の ク ラ イ ア ン ト を使用 し て別のホス ト にア ク セスする こ と を
検出する と 、 ホス ト プ ロ フ ァ イルおよびネ ッ ト ワー ク マ ッ プのその情報 ( ク ラ
イ ア ン ト の名前 と バージ ョ ン (使用可能な場合) な ど) を報告 し ます。
ク ラ イアン ト アプ
リ ケーシ ョ ン
ク ラ イ ア ン ト を参照 し て く だ さ い。
ク ラ ス タ リ ング
2 つのピ ア シ リ ーズ 3デバイ ス またはス タ ッ ク間のネ ッ ト ワーキング機能 と 設定
デー タ の冗長性を実現する機能。 ク ラ ス タ リ ン グは、 ポ リ シーの適用、 シ ス テム
の更新、 お よび登録のための 1 つの論理シ ス テムを提供 し ます。 冗長な防御セ
ン タ ーを設定で き る よ う にする高可用性 と 比較。
高可用性
デバイ ス グループ を管理する ために、 冗長な物理防御セ ン タ ーを設定で き る よ
う にする機能。 管理対象デバイ スか ら両方の防御セ ン タ ーへのイ ベ ン ト デー タ
ス ト リ ーム と ほ と んどの構成要素は、 両方の防御セ ン タ ーで維持 さ れます。 プ ラ
イ マ リ 防御セ ン タ ーで障害が発生 し た場合、 セ カ ン ダ リ 防御セ ン タ ーを使用 し て
中断せずにネ ッ ト ワー ク を監視で き ます。 冗長なデバイ ス を指定で き る ク ラ ス タ
リ ン グ と 比較。
高速パス ルール
限定 さ れた条件を使用 し て、 分析の必要がない ト ラ フ ィ ッ クが処理をバイパス で
き る よ う にデバイ スのハー ド ウ ェ ア レ ベルで設定するルール。
高度マルウ ェ ア防御
略語は AMP。 Sourcefire 3D System のネ ッ ト ワー ク ベースのマルウ ェ ア検出お
よびマルウ ェ ア ク ラ ウ ド 検索機能です。 FireAMP サブ ス ク リ プ シ ョ ン を必要 と
する Sourcefire のエ ン ド ポ イ ン ト ベースの AMP ツールであ る FireAMP と 比較。
コマン ド ラ イン イ
ン ターフ ェ イス
シ リ ーズ 3 および仮想デバイ スの制限付き テキス ト ベース イ ン タ ー フ ェ イ ス。
CLI ユーザが実行で き る コ マ ン ド は、 ユーザに割 り 当て られてい る ア ク セスのレ
ベルに よ っ て異な り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
311
用語集
コ ン テキス ト メ
ニュー
Sourcefire 3D System の他の機能にア ク セスする ためのシ ョ ー ト カ ッ ト と し て使
用で き る、 Web イ ン タ ー フ ェ イ スの多 く のページ で使用可能なポ ッ プ ア ッ プ メ
ニ ュ ー。 こ の メ ニ ュ ーの内容は、 さ ま ざ ま な要因 (表示 し ている ページ、 調査対
象デー タ 、 ユーザ ロールな ど) に応 じ て異な り ます。 コ ン テキス ト メ ニ ュ ーの
オプ シ ョ ンには、 侵入ルール、 イ ベン ト 、 お よびホス ト 情報への リ ン ク、 さ ま ざ
まな侵入ルール設定、 Context Explorer へのク イ ッ ク リ ン ク、 Security Intelligence
のグ ローバル ブ ラ ッ ク リ ス ト またはグ ローバル ホワ イ ト リ ス ト へ IPS ア ド レ ス
によ り ホス ト を追加する ためのオプ シ ョ ン、 およびグ ローバル ホワ イ ト リ ス ト
へ SHA-256 ハ ッ シ ュ値に よ り フ ァ イルを追加する ためのオプ シ ョ ン な どが含ま
れます。
サーバ
ア プ リ ケーシ ョ ン プ ロ ト コ ル ト ラ フ ィ ッ ク で識別 さ れる ホス ト 上に イ ン ス ト ー
ル さ れたサーバ ア プ リ ケーシ ョ ン (ク ラ イ ア ン ト ア プ リ ケーシ ョ ン と 比較)。
シ ス テム ポ リ シー
メ ール中継ホス ト の設定や時間同期設定な ど、 展開環境の複数ア プ ラ イ ア ン ス で
類似する可能性の高い設定。 防御セ ン タ ーを使用 し て、 シ ス テム ポ リ シーを そ
れ自体およびその管理対象デバイ スに適用 し ます。
修復
シ ス テムに対 し て行われる可能性のあ る攻撃の影響を軽減する ア ク シ ョ ン。 修復
を設定 し 、 相関ポ リ シー内で修復を相関ルール と コ ン プ ラ イ ア ン ス ホワ イ ト リ
ス ト に関連付ける こ と がで き ます。 こ れに よ り 、 ルールが ト リ ガー さ れる と 、 防
御セ ン タ ーが修復を実行 し ます。 こ れに よ り 、 ユーザが攻撃に即時に対処で き な
い場合で も攻撃の影響を自動的に緩和で き、 またシ ス テムが組織のセキ ュ リ テ ィ
ポ リ シーに準拠 し 続ける よ う にする こ と がで き ます。 防御セ ン タ ーには事前定義
の修復モ ジ ュ ールが付属 し ています。 ま た柔軟性のあ る API を使用 し て カ ス タ
ム修復を作成する こ と も で き ます。
詳細設定
設定する にあた っ て特定の専門知識を必要 と する プ リ プ ロ セ ッ サまたはその他の
侵入ポ リ シー機能。 通常、 詳細設定は変更をほ と んど またはま っ た く 必要 と せ
ず、 またすべての展開環境に共通する ものではあ り ません。
シ リ ーズ 2
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス モデルの 2 番目のシ リ ーズ。 リ ソ ース、 アーキテ ク
チ ャ、 ラ イ セ ン ス制限のため、 シ リ ーズ 2 ア プ ラ イ ア ン ス でサポー ト さ れる
Sourcefire 3D System 機能セ ッ ト は限定 さ れています。 シ リ ーズ 2 デバイ スに
は、 3D500、 3D1000、 3D2000、 3D2100、 3D2500、 3D3500、 3D4500、
3D6500 および 3D9900 が含まれます。 シ リ ーズ 2 防御セ ン タ ーには、 DC500、
DC1000、 お よび DC3000 が含まれます。
シ リ ーズ 3
Sourcefire ア プ ラ イ ア ン ス モデルの 3 番目の シ リ ーズ。 シ リ ーズ 3 ア プ ラ イ ア
ン スには、 7000 シ リ ーズお よび 8000 シ リ ーズ デバイ ス、 DC750、 DC1500 お
よび DC3500 防御セ ン タ ーが含まれます。
侵入
ネ ッ ト ワー ク で発生 し たセキ ュ リ テ ィ 違反、 攻撃、 ま たはエ ク ス プ ロ イ ト 。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
312
用語集
侵入イ ベ ン ト
侵入ポ リ シー違反を記録する イ ベン ト 。 侵入イ ベン ト デー タ には、 日付、 時刻、
エ ク ス プ ロ イ ト の タ イ プ、 および攻撃 と その標的に関する コ ン テキス ト 情報が含
まれます。
侵入検知 と 防御
ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク でのセキ ュ リ テ ィ ポ リ シー違反の監視。 イ ン ラ イ ン
展開では、 悪意のあ る ト ラ フ ィ ッ ク を ブ ロ ッ ク または変更で き る機能。
Sourcefire 3D System では、 ア ク セス制御ルールまたはデ フ ォ ル ト ア ク シ ョ ン
に侵入ポ リ シーを関連付ける と き に侵入検知 と 防御を実行 し ます。
侵入ポ リ シー
ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク で侵入およびセキ ュ リ テ ィ ポ リ シー違反を検査する
よ う に設定で き る各種 コ ンポーネ ン ト 。 こ れ らの コ ンポーネ ン ト には、 プ ロ ト コ
ル ヘ ッ ダー値、 ペ イ ロー ド の内容、 特定パケ ッ ト サイ ズ特性を検査する侵入
ルール、 侵入ルールで よ く 使用 さ れる変数、 FireSIGHT の推奨ルール設定、 詳細
設定 (プ リ プ ロ セ ッ サやその他の検出およびパ フ ォ ーマ ン ス機能な ど)、 関連す
る プ リ プ ロ セ ッ サ オプ シ ョ ンのイ ベン ト の生成を許可する プ リ プ ロ セ ッ サ ルー
ルな どが含まれます。 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ クがア ク セス制御ルールの条件
を満たす場合、 侵入ポ リ シーでその ト ラ フ ィ ッ ク を検査で き ます。 また、 侵入ポ
リ シーをデ フ ォ ル ト ア ク シ ョ ン に関連付ける こ と も で き ます。
侵入ルール
監視対象ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク に適用する と 、 侵入、 セキ ュ リ テ ィ ポ リ
シー違反、 およびセキ ュ リ テ ィ 侵害の可能性を特定する一連の引数およびキー
ワー ド 。 シ ス テムはルール条件に照 ら し てパケ ッ ト を比較 し ます。 パケ ッ ト
デー タ が条件に一致する と 、 ルールが ト リ ガー さ れ、 侵入イ ベン ト が生成 さ れま
す。 侵入ルールには、 ド ロ ッ プ ルールやパス ルールな どが含まれます。
スイ ッチ
マルチポー ト ブ リ ッ ジ と し て機能する ネ ッ ト ワー ク デバイ ス。 シ ス テムはネ ッ
ト ワー ク デ ィ ス カバ リ を使用 し て、 ス イ ッ チ を ブ リ ッ ジ と し て識別 し ます。 ま
た、 管理対象デバイ ス を、 複数のネ ッ ト ワー ク間でパケ ッ ト ス イ ッ チ ン グ を実
行する仮想ス イ ッ チ と し て設定で き ます。
スイ ッチ ド イン
ターフ ェ イス
レ イ ヤ 2 展開環境で ト ラ フ ィ ッ ク を切 り 替え る ために使用する イ ン タ ー フ ェ イ
ス。 タ グな し VLAN ト ラ フ ィ ッ ク を処理する ための物理ス イ ッ チ ド イ ン タ ー
フ ェ イ ス と 、 指定の VLAN タ グが付いた ト ラ フ ィ ッ ク を処理する ための論理ス
イ ッ チ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス を設定で き ます。
スケジ ュ ール タ
スク
1 回実行するか、 または繰 り 返 し 定期的に実行する よ う にスケジ ュ ールで き る管
理タ ス ク。
スタ ッ ク
検出 リ ソ ース を共有する 2 ~ 4 台の接続デバイ ス。
スタ ッ ク
ス タ ッ ク 構成で 2 ~ 4 台の物理デバイ ス を接続する こ と で、 ネ ッ ト ワー ク セグ
メ ン ト で検査する ト ラ フ ィ ッ クの量を増加で き る機能。 ス タ ッ ク構成を確立する
と き に、 各ス タ ッ ク構成デバイ スの リ ソ ース を 1 つの共有構成に統合 し ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
313
用語集
脆弱性
ホス ト が影響を受けやすい特定のセキ ュ リ テ ィ 侵害の記述。 防御セ ン タ ーは、 各
ホス ト が影響を受ける脆弱性に関する情報を、 ホス ト のホス ト プ ロ フ ァ イルに
示 し ます。 また、 脆弱性ネ ッ ト ワー ク マ ッ プ を使用 し て、 監視対象ネ ッ ト ワー
ク 全体で シ ス テムが検出 し た脆弱性の概要を把握で き ます。 ホス ト が特定のセ
キ ュ リ テ ィ 侵害に対 し て脆弱ではな く な っ た と 判断 し た場合は、 特定の脆弱性を
非ア ク テ ィ ブ化するか、 または無効 と し て マー ク で き ます。
脆弱性デー タ ベース
こ れはホス ト が影響を受けやすい既知の脆弱性のデー タ ベース です。 VDB と も
呼ばれます。 シ ス テムは、 各ホス ト で検出 さ れたオペ レーテ ィ ン グ シ ス テム、
ア プ リ ケーシ ョ ン プ ロ ト コ ル、 お よび ク ラ イ ア ン ト を VBD に関連付けます。 こ
れに よ り 、 特定のホス ト が原因でネ ッ ト ワー ク侵害の リ ス クが増大 し てい るかど
う かを判別で き ます。 VDB 更新には、 新規お よび更新 さ れた脆弱性、 および新
規または更新 さ れたア プ リ ケーシ ョ ン デ ィ テ ク タ が含まれる場合があ り ます。
セキ ュ リ テ ィ
ゾーン
1 つ以上のイ ン ラ イ ン、 パ ッ シ ブ、 ス イ ッ チ ド 、 またはルーテ ッ ド イ ン タ ー
フ ェ イ スのグループ。 こ れ ら を使用 し て、 さ ま ざ ま なポ リ シー と 設定で ト ラ
フ ィ ッ ク フ ローを分類および管理で き ます。 1 つのゾーンのイ ン タ ー フ ェ イ ス
が複数のデバイ スにまたがる場合があ り ます。 また、 1 つのデバイ スで複数のセ
キ ュ リ テ ィ ゾーン を設定する こ と も で き ます。 ト ラ フ ィ ッ ク を処理する には、
その前に、 設定する各イ ン タ ー フ ェ イ ス を セキ ュ リ テ ィ ゾーン に割 り 当て る必
要があ り ます。 各イ ン タ ー フ ェ イ スは 1 つのセキ ュ リ テ ィ ゾーン だけに属する
こ と がで き ます。
セキ ュ リ テ ィ ポ リ
シー
ネ ッ ト ワー ク を保護する ための組織のガ イ ド ラ イ ン。 た と えば、 セキ ュ リ テ ィ
ポ リ シーではワ イ ヤレ ス ア ク セス ポ イ ン ト の使用が禁止 さ れる こ と があ り ま
す。 セキ ュ リ テ ィ ポ リ シーにはア ク セ プ タ ブル ユース ポ リ シー (AUP) も含ま
れている こ と があ り ます。 AUP は、 組織のシ ス テムの使用方法に関する ガ イ ド
ラ イ ン を従業員に提供 し ます。
セキ ュ リ テ ィ ポ リ
シー違反
セキ ュ リ テ ィ 侵害、 攻撃、 エ ク ス プ ロ イ ト 、 ま たはその他のネ ッ ト ワー クの不正
使用。
接続
2 つのホス ト 間の監視対象セ ッ シ ョ ン。 ア ク セス制御ポ リ シーの管理対象デバイ
スに よ り 検出 さ れた接続を ロ グに記録で き ます。 ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ ポ
リ シーで、 ネ ッ ト ワー ク デバイ ス 接続のロ グ記録を設定 し ます。
設定可能なバイパス
バイパス モー ド を設定で き る よ う にする イ ン ラ イ ン セ ッ ト の特性。
センシング イ ン
ターフ ェ イス
ネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト の監視に使用するデバイ ス上のネ ッ ト ワー ク イ ン タ ー
フ ェ イ ス。 管理イ ン タ ー フ ェ イ ス と 比較。
相関
ネ ッ ト ワー クの脅威に リ アル タ イ ムで対応する相関ポ リ シーを作成する ために使
用で き る機能。 相関の修復 コ ンポーネ ン ト が提供する柔軟な API に よ り 、 ポ リ
シー違反に対応する独自のカ ス タ ム修復モ ジ ュ ールを作成 し て ア ッ プ ロー ド で き
ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
314
用語集
ゾーン
セキ ュ リ テ ィ ゾーン を参照 し て く だ さ い。
タ スク キュー
ア プ ラ イ ア ン スが実行する必要があ る ジ ョ ブのキ ュ ー。 ポ リ シー を適用 し 、 ソ フ
ト ウ ェ ア更新を イ ン ス ト ール し 、 他の長時間かかる ジ ョ ブ を実行する と 、 ジ ョ ブ
がキ ュ ーに入れ られ、 ジ ョ ブのス テー タ スが [Task Status] ページに表示 さ れま
す。 [Task Status] ページにはジ ョ ブの詳細な リ ス ト が表示 さ れ、 ジ ョ ブのス テー
タ ス を更新する ために 10 秒ご と に更新 さ れます。
ダ ッ シ ュ ボー ド
シ ス テムに よ り 収集および生成 さ れた イ ベン ト に関するデー タ を含む、 現在のシ
ス テム ス テー タ スの概要を示す表示画面。 シ ス テムに付属のダ ッ シ ュ ボー ド を
増強する には、 複数のカ ス タ ム ダ ッ シ ュ ボー ド を作成 し 、 ダ ッ シ ュ ボー ド ウ ィ
ジ ェ ッ ト を選択 し て こ れ らのカ ス タ ム ダ ッ シ ュ ボー ド に取 り 込む こ と がで き ま
す。 監視対象ネ ッ ト ワー クの状況 と 動作について、 幅広 く 簡潔で鮮やかな情報を
表示する Context Explorer と 比較。
ダ ッ シ ュ ボー ド
ウィジェ ッ ト
Sourcefire 3D System の特定の側面に関する情報を示す小型で自己完結型のダ ッ
シ ュ ボー ド コ ンポーネ ン ト 。
タ ッ プ モー ド
ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク フ ローがデバイ ス を通過する代わ り に、 各パケ ッ ト
の コ ピーが分析 さ れ、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク フ ローが影響を受けない、 シ
リ ーズ 3 デバイ スおよび 3D9900 で使用可能な拡張イ ン ラ イ ン セ ッ ト オプ シ ョ
ン。 パケ ッ ト 自体ではな く パケ ッ ト の コ ピーを処理する ため、 ト ラ フ ィ ッ ク を ド
ロ ッ プ、 変更、 またはブ ロ ッ ク する よ う にア ク セス制御お よび侵入ポ リ シーを設
定 し ている場合で も、 デバイ スはパケ ッ ト ス ト リ ームに影響 し ません。
デ ィ ス カバ リ
管理対象デバイ ス を使用 し てネ ッ ト ワー ク を監視 し 、 ネ ッ ト ワー クの完全で永続
的な ビ ュ ーを提供する Sourcefire 3D System コ ンポーネ ン ト 。 ネ ッ ト ワー ク
デ ィ ス カバ リ では、 ネ ッ ト ワー ク上のホス ト の数 と タ イ プ (ネ ッ ト ワー ク デバ
イ ス と モバイル デバイ ス を含む)、 こ れ ら のホス ト のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ
ム、 ア ク テ ィ ブ な ア プ リ ケーシ ョ ン、 およびオープ ン ポー ト に関する情報が判
別 さ れます。 また、 ネ ッ ト ワー ク上でユーザ ア ク テ ィ ビ テ ィ を監視する よ う に
Sourcefire 管理対象デバイ ス を設定する こ と も で き ます。 こ れに よ り 、 ポ リ シー
違反、 攻撃、 またはネ ッ ト ワー ク脆弱性の発生源を特定で き ます。
デ ィ ス カバ リ ポ リ
シー
ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ ポ リ シーを参照 し て く だ さ い。
デー タ ベース ア ク
セス
サー ド パーテ ィ ク ラ イ ア ン ト に よ る防御セ ン タ ー デー タ ベースへの読み取 り 専
用ア ク セス を許可する機能。
テーブル ビ ュ ー
イ ベ ン ト 情報を表示する ワー ク フ ロー ページ タ イ プ。 デー タ ベース テーブルの
フ ィ ール ド ご と に 1 つのカ ラ ムがあ り ます。 イ ベ ン ト 分析の実行時に、 目的の
イ ベ ン ト の詳細を表示する テーブル ビ ュ ーに移動する前に、 ド リ ルダウ ン ペー
ジ を使用 し て調査する イ ベン ト を制限で き ます。 多 く の場合、 テーブル ビ ュ ー
は、 シ ス テムに付属のワー ク フ ローの最後か ら 2 番目のページにな り ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
315
用語集
適用
ポ リ シーまたはそのポ リ シーに対する変更を反映する ために実行する ア ク シ ョ
ン。 ほ と んどのポ リ シーは、 防御セ ン タ ーか ら その管理対象デバイ スに対 し て適
用 さ れます。 ただ し 相関ポ リ シーは、 管理対象デバイ スの設定の変更に関与 し な
いので、 ユーザがア ク テ ィ ブ または非ア ク テ ィ ブに し ます。
デ コ ーダ
スニ ッ フ ィ ン グ さ れたパケ ッ ト を、 プ リ プ ロ セ ッ サが認識で き る形式に変換する
侵入検知 と 防御 コ ンポーネ ン ト 。
デバイ ス
さ ま ざ ま なスループ ッ ト で使用可能であ り 、 耐障害性を備えた専用ア プ ラ イ ア ン
ス。 デバイ ス で有効にする ラ イ セ ン ス付き機能に応 じ て、 こ れ らのデバイ ス を使
用 し て ト ラ フ ィ ッ ク を受動的に監視 し 、 ネ ッ ト ワー ク資産、 ア プ リ ケーシ ョ ン
ト ラ フ ィ ッ ク、 お よびユーザ ア ク テ ィ ビ テ ィ の全体的なマ ッ プ を作成 し 、 侵入
検知 と 防御を実行 し 、 ア ク セス制御を実行 し 、 ス イ ッ チ ン グおよびルーテ ィ ン グ
を設定で き ます。 デバイ スは防御セ ン タ ーで管理する必要があ り ます。
デバイ ス ク ラ ス タ
リ ング
ク ラ ス タ リ ン グ を参照 し て く だ さ い。
デバイ ス ス タ ッ キ
ング
ス タ ッ ク を参照 し て く だ さ い。
デフ ォル ト ア ク
ション
ア ク セス制御ポ リ シーの一部 と し て、 ポ リ シーのどのルールの条件 も 満た し てい
ない ト ラ フ ィ ッ クの処理方法を決定 し ます。 ア ク セス制御ルールまたは Security
Intelligence 設定が含まれていないア ク セス制御ポ リ シーを適用する と 、 デ フ ォ
ル ト ポ リ シー ア ク シ ョ ン に よ り 、 ネ ッ ト ワー ク 上の非高速パス ト ラ フ ィ ッ ク の
処理方法が決定 し ます。 以降の検査な し で ト ラ フ ィ ッ ク を信頼またはブ ロ ッ ク す
るか、 ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ ポ リ シーま たは侵入ポ リ シーを使用 し て検査
する よ う に、 デ フ ォ ル ト ア ク シ ョ ン を設定で き ます。
ト ラ ン スペア レ ン ト
イ ン ラ イ ン モー ド
デバイ スが 「Bump In The Wire」 と し て動作で き る よ う に し 、 また認識するす
べてのネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク を、 その送信元 と 宛先に関係な く 転送で き る
よ う にする拡張イ ン ラ イ ン セ ッ ト オプ シ ョ ン。
ネ ッ ト ワー ク デ ィ
ス カバ リ
デ ィ ス カバ リ を参照 し て く だ さ い。
ネ ッ ト ワー ク デ ィ
ス カバ リ ポ リ シー
シ ス テムが特定のネ ッ ト ワー ク セグ メ ン ト (ネ ッ ト ワー ク デバイ ス 対応デバイ
スに よ り 監視 さ れる ネ ッ ト ワー ク を含む) について収集する、 デ ィ ス カバ リ ポ
リ シーの種類 (ホス ト 、 ユーザ、 およびア プ リ ケーシ ョ ン デー タ を含む) を指
定するポ リ シー。 ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ ポ リ シーは、 イ ンポー ト の解決設
定 と ア ク テ ィ ブ な検出 ソ ースの優先度 も管理 し ます。
ネ ッ ト ワー ク デバ
イス
Sourcefire 3D System で、 ルー タ 、 NAT デバイ ス、 または論理イ ン タ ー フ ェ イ
ス と し て識別 さ れる ホス ト 。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
316
用語集
ネ ッ ト ワー ク フ ァ
イルの伝搬経路
ホス ト がネ ッ ト ワー ク 上で フ ァ イルを転送する際の フ ァ イルの経路の視覚表現。
SHA-256 ハ ッ シ ュ値が関連付け られているすべての フ ァ イルに対 し て、 伝搬経
路マ ッ プには、 フ ァ イルを転送 し たすべてのホス ト の IP ア ド レ ス、 フ ァ イルが
検出 さ れた時間、 フ ァ イルのマルウ ェ アの性質、 関連する フ ァ イル イ ベン ト お
よびマルウ ェ ア イ ベ ン ト な どが表示 さ れます。
ネ ッ ト ワーク マ ッ プ
ネ ッ ト ワー ク を詳細に表現 し た もの。 ネ ッ ト ワー ク マ ッ プ では、 ホス ト 、 モバ
イル デバイ ス、 ネ ッ ト ワー ク上で稼働する ネ ッ ト ワー ク デバイ ス と 、 その関連
する ホス ト 属性、 ア プ リ ケーシ ョ ン プ ロ ト コ ル、 および脆弱性の観点か ら ネ ッ
ト ワー ク ト ポロ ジ を確認で き ます。
バイパス モー ド
セ ッ ト 内のセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ ス でなん らかの理由で障害が発生 し た場
合に、 ト ラ フ ィ ッ ク を続行で き る よ う にする イ ン ラ イ ン セ ッ ト の特性。
ハイ ブ リ ッ ド イ ン
ターフ ェ イス
シ ス テムが仮想ルー タ と 仮想ス イ ッ チの間の ト ラ フ ィ ッ ク を ブ リ ッ ジ ン グで き る
よ う にする、 管理対象デバイ ス上の論理イ ン タ ー フ ェ イ ス。
パッ シブ イ ン ター
フ ェ イス
パ ッ シ ブ展開環境で ト ラ フ ィ ッ ク を分析する よ う に設定 さ れてい る セ ン シ ン グ
イ ン タ ー フ ェ イ ス。
パ ッ シ ブ検出
管理対象デバイ スに よ り 受動的に収集 さ れた ト ラ フ ィ ッ クの分析に よ るデ ィ ス カ
バ リ ポ リ シーの収集。 ア ク テ ィ ブ検出 と 比較。
非バイパス モー ド
イ ン ラ イ ン セ ッ ト 内のセ ン シ ン グ イ ン タ ー フ ェ イ スがなん ら かの理由で失敗 し
た場合に、 ト ラ フ ィ ッ ク を ブ ロ ッ ク する イ ン ラ イ ン セ ッ ト の特性。
フ ァ イル タ イ プ
PDF、 EXE、 MP3 な ど、 特定の フ ァ イル形式 タ イ プ。
フ ァ イル ポ リ シー
シ ス テムが フ ァ イル制御 と 高度マルウ ェ ア防御を実行する ために使用するポ リ
シー。 フ ァ イル ポ リ シーは フ ァ イル ルールに取 り 込まれ、 ア ク セス制御ポ リ
シー内のア ク セス制御ルールに よ り 呼び出 さ れます。
フ ァ イル制御
ア ク セス制御の一部であ り 、 ネ ッ ト ワー ク を通過で き る フ ァ イル タ イ プ を指定
し 、 ロ グに記録で き る よ う にする機能。
フ ァ イル伝搬経路
ネ ッ ト ワー ク フ ァ イルの伝搬経路を参照 し て く だ さ い。
フ ィード
Security Intelligence フ ィ ー ド を参照 し て く だ さ い。
物理イ ン タ ー フ ェ
イス
NetMod の物理ポー ト を表す イ ン タ ー フ ェ イ ス。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
317
用語集
プ リ プロセ ッサ
侵入ポ リ シーに よ り 検査 さ れた ト ラ フ ィ ッ ク を正規化する機能。 不適切なヘ ッ
ダー オプ シ ョ ンの特定、 IP デー タ グ ラ ムの最適化、 TCP ス テー ト フ ル イ ン スペ
ク シ ョ ン お よびス ト リ ーム リ ア セ ン ブ リ の提供、 チ ェ ッ ク サムの検証に よ り 、
ネ ッ ト ワー ク層プ ロ ト コ ルおよび ト ラ ン スポー ト 層プ ロ ト コ ルの異常を特定する
のに役立ち ます。 プ リ プ ロ セ ッ サは、 シ ス テムが分析で き る形式で特定の タ イ プ
のパケ ッ ト デー タ を レ ン ダ リ ン グで き ます。 こ のよ う な プ リ プ ロ セ ッ サは、
デー タ 正規化プ リ プ ロ セ ッ サまたはア プ リ ケーシ ョ ン層プ ロ ト コ ル プ リ プ ロ
セ ッ サ と も呼ばれます。 ア プ リ ケーシ ョ ン層プ ロ ト コ ル エ ン コ ー ド を正規化す
る こ と で、 シ ス テムは、 デー タ を表す方法が異な るパケ ッ ト に同 じ コ ン テ ン ツ関
連侵入ルールを効果的に適用 し 、 意味のあ る な結果を得る こ と がで き ます。 プ リ
プ ロ セ ッ サは、 設定 し た プ リ プ ロ セ ッ サ オプ シ ョ ンがパケ ッ ト によ っ て ト リ
ガー さ れる たびにプ リ プ ロ セ ッ サ ルールを生成 し ます。
プ リ プロセ ッサ
ルール
プ リ プ ロ セ ッ サまたはポー ト スキ ャ ン フ ロー デ ィ テ ク タ に関連付け られてい る
侵入ルール。 プ リ プ ロ セ ッ サ ルールで イ ベン ト を生成する には、 プ リ プ ロ セ ッ
サ ルールを有効にする必要があ り ます。 プ リ プ ロ セ ッ サ ルールには、 プ リ プ ロ
セ ッ サ固有の GID (ジ ェ ネ レ ー タ ID) があ り ます。
ヘルス ポ リ シー
展開環境内のア プ ラ イ ア ン スのヘルス を検査する と き に使用 さ れる条件。ヘルス
ポ リ シーはヘルス モ ジ ュ ールを使用 し て、 Sourcefire 3D System のハー ド ウ ェ
ア と ソ フ ト ウ ェ アが正 し く 機能 し てい るかど う かを示 し ます。 デ フ ォ ル ト のヘル
ス ポ リ シーを使用するか、 または独自のポ リ シーを作成で き ます。
ヘルス モ ジ ュ ール
展開環境でのア プ ラ イ ア ン スの特定のパ フ ォ ーマ ン ス要素 (CPU 使用率や使用
可能なデ ィ ス ク スペース な ど) に関する テ ス ト 。 ヘルス モ ジ ュ ールはヘルス ポ
リ シーで有効に し 、 監視対象のパ フ ォ ーマ ン ス要素が特定のレ ベルに達する と ヘ
ルス イ ベン ト を生成 し ます。
ヘルス モ ニ タ
展開環境のア プ ラ イ ア ン スのパ フ ォ ーマ ン ス を継続的に監視する機能。 ヘルス
モ ニ タ は、 適用 さ れる ヘルス ポ リ シー内のヘルス モ ジ ュ ールを使用 し て、 ア プ
ラ イ ア ン ス を テ ス ト し ます。
防御セ ン タ ー
デバイ ス を管理 し 、 こ れ らのデバイ ス で生成 さ れる イ ベン ト を自動的に集約お よ
び関連付け る こ と がで き る中央管理ポ イ ン ト 。
保護ネ ッ ト ワー ク
フ ァ イ アウ ォ ールな どのデバイ スに よ っ て他のネ ッ ト ワー クのユーザか ら保護 さ
れている組織の内部ネ ッ ト ワー ク。 Sourcefire 3D System に付属の侵入ルールの
多 く は、 変数を使用 し て保護ネ ッ ト ワー ク と 非保護 (外部) ネ ッ ト ワー ク を定義
し ます。
保護ラ イ セ ン ス
シ リ ーズ 3 と 仮想デバイ スの ラ イ セ ン ス。 こ の ラ イ セ ン スに よ り 、 侵入検知 と
防御、 フ ァ イル制御、 お よびSecurity Intelligence フ ィ ル タ リ ン グ を実行で き ま
す。 ラ イ セ ン スがない場合で も、 シ リ ーズ 2 デバイ スには 保護機能 (Security
Intelligence を除 く ) が自動的に組み込まれています。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
318
用語集
ホス ト
固有の IP ア ド レ スが割 り 当て られてい る ネ ッ ト ワー ク接続デバイ ス。Sourcefire
3D System では、 ホス ト と は、 特定 さ れたホス ト の う ち、 モバイル デバイ ス、
ブ リ ッ ジ、 ルー タ 、 NAT デバイ ス、 または論理イ ン タ ー フ ェ イ スのいずれに も
分類 さ れない も のです。
ホス ト 入力
ネ ッ ト ワー ク マ ッ プの情報を増やすために、 ス ク リ プ ト または コ マ ン ド ラ イ ン
フ ァ イルを使用 し てサー ド パーテ ィ ソ ースか ら デー タ を イ ンポー ト で き る よ う
にする機能。 Web イ ン タ ー フ ェ イ スに も い く つかのホス ト 入力機能があ り ます。
こ れ らの機能では、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テムま たはア プ リ ケーシ ョ ン プ ロ ト
コ ルの識別情報を変更 し 、 脆弱性を有効化または無効化 し 、 ネ ッ ト ワー ク マ ッ
プから さ まざまな項目 (ク ラ イ ア ン ト やサーバなど) を削除する こ とがで き ます。
ポ リ シー
設定を (ほ と んどの場合ア プ ラ イ ア ン ス) に適用する ための メ カ ニズム。 「ア
ク セス制御ポ リ シー」、 「相関ポ リ シー」、 「 フ ァ イル ポ リ シー」、 「ヘルス ポ リ
シー」、 「侵入ポ リ シー」、 「ネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ ポ リ シー」、 および
「シ ス テム ポ リ シー」 を参照。
マルウ ェ ア イ ベ
ント
Sourcefire の高度マルウ ェ ア防御 ソ リ ュ ーシ ョ ンの 1 つに よ り 生成 さ れる イ ベン
ト 。 ネ ッ ト ワー ク ベースのマルウ ェ ア イ ベ ン ト は、 Sourcefire ク ラ ウ ド か ら
ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク で検出 さ れた フ ァ イルのマルウ ェ アの性質が返 さ れ
る と 、 生成 さ れます。 その性質が変更 さ れる と 、 遡及的マルウ ェ ア イ ベン ト が
生成 さ れます。 エ ン ド ポ イ ン ト ベースのマルウ ェ ア イ ベ ン ト (展開 さ れてい る
FireAMP コ ネ ク タ が脅威を検出するか、 マルウ ェ アの実行を ブ ロ ッ ク するか、
マルウ ェ ア を検疫するか、 マルウ ェ アの検疫に失敗 し た場合に生成 さ れる イ ベ ン
ト ) と 比較。
マルウ ェ ア ク ラ ウ
ド 検索
フ ァ イルの SHA-256 ハ ッ シ ュ値に基づいて、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク で検出
さ れた フ ァ イルのマルウ ェ アの性質を判別する ため、 防御セ ン タ ーが Sourcefire
ク ラ ウ ド と 通信する プ ロ セス。
マルウ ェ ア ブ
ロック
Sourcefire のネ ッ ト ワー ク ベースの高度マルウ ェ ア防御 (AMP) ソ リ ュ ーシ ョ
ンの コ ン ポーネ ン ト 。 マルウ ェ ア検出に よ り 検出 さ れた フ ァ イルのマルウ ェ ア特
性が生成 さ れた後で、 フ ァ イルを ブ ロ ッ ク するか、 ま たは フ ァ イルのア ッ プ ロー
ド またはダウ ン ロー ド を許可で き ます。 FireAMP サブ ス ク リ プ シ ョ ン を必要 と
する Sourcefire のエ ン ド ポ イ ン ト ベースの AMP ツールであ る FireAMP と 比較。
マルウ ェ ア ラ イ セ
ンス
ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク で高度マルウ ェ ア防御 (AMP) の実行を許可する ラ
イ セ ン ス。 フ ァ イル ポ リ シーを使用 し て、 管理対象デバイ スに よ り 検出 さ れた
特定の フ ァ イル タ イ プに対 し て マルウ ェ ア ク ラ ウ ド 検索を実行する よ う にシ ス
テムを設定で き ます。 FireAMP サブ ス ク リ プ シ ョ ン と 比較。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
319
用語集
マルウ ェ ア検出
Sourcefire のネ ッ ト ワー ク ベースの高度マルウ ェ ア防御 (AMP) ソ リ ュ ーシ ョ
ンの コ ン ポーネ ン ト 。 全体的な ア ク セス制御設定の一部 と し て管理対象デバイ ス
に適用 さ れる フ ァ イル ポ リ シーに よ り 、 ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク が検査 さ れ
ます。 次に、 防御セ ン タ ーは検出 さ れた特定の フ ァ イル タ イ プに対 し て マル
ウ ェ ア ク ラ ウ ド 検索を実行 し 、 フ ァ イルのマルウ ェ アの性質を警告する イ ベ ン
ト を生成 し ます。 その後 AMP マルウ ェ ア ブ ロ ッ クが実行 さ れ、 フ ァ イルがブ
ロ ッ ク さ れるか、 または フ ァ イルのア ッ プ ロー ド またはダウ ン ロー ド が許可 さ れ
ます。 FireAMP サブ ス ク リ プ シ ョ ン を必要 と する Sourcefire のエ ン ド ポ イ ン ト
ベースの AMP ツールであ る FireAMP と 比較。
マルウ ェ ア防止
高度マルウ ェ ア防御を参照 し て く だ さ い。
モニ タ
ア ク セス制御ポ リ シーで、 Security Intelligence のブ ラ ッ ク リ ス ト またはア ク セ
ス制御ルールに一致するが、 即時に許可 し た り ブ ロ ッ ク し た り せずに ト ラ フ ィ ッ
ク の評価を続行する こ と を許可する ト ラ フ ィ ッ ク の記録方法。
モバイル デバイ ス
Sourcefire 3D System では、 デ ィ ス カバ リ 機能に よ り モバイル ハン ド ヘル ド デ
バイ ス (携帯電話や タ ブ レ ッ ト な ど) と し て識別 さ れる ホス ト 。 多 く の場合、 モ
バイル デバイ スがジ ェ イルブ レ イ ク さ れているかど う かを シ ス テムが検出で き
ます。
ユーザ
管理対象デバイ ス またはユーザ エージ ェ ン ト に よ っ て検出 さ れたネ ッ ト ワー ク
ア ク テ ィ ビ テ ィ のユーザ。
ユーザ ア ク テ ィ ビ
ティ
シ ス テムがユーザ ロ グ イ ン (オプ シ ョ ン で一部の失敗 し た ロ グ イ ン試行を含む)
または防御セ ン タ ー デー タ ベースでのユーザ レ コ ー ド の追加または削除を検出
する と 生成 さ れる イ ベン ト 。
ユーザ エージ ェ
ント
ネ ッ ト ワー ク に ロ グ イ ンする と き、 またはその他の何 ら かの理由で Active
Directory 資格情報に対 し て認証する と き に、 ユーザを監視する ためにサーバに
イ ン ス ト ール さ れる エージ ェ ン ト 。 ア ク セス制御ユーザのユーザ ア ク テ ィ ビ
テ ィ は、 ユーザ エージ ェ ン ト に よ っ て報告 さ れる場合にだけア ク セス制御に使
用 さ れます。
ユーザ ロール
Sourcefire 3D System のユーザに付与 さ れたア ク セスのレ ベル。 た と えば、 イ ベ
ン ト アナ リ ス ト 、 Sourcefire 3D System を管理する管理者、 サー ド パーテ ィ
ツールを使用 し て防御セ ン タ ー デー タ ベースにア ク セスするユーザな どに対 し 、
Web イ ン タ ー フ ェ イ スへの異な る ア ク セス特権を付与で き ます。 また、 特殊な
ア ク セス権限を含む カ ス タ ム ロールを作成で き ます。
ユーザ制御
ネ ッ ト ワー ク に入る こ と がで き るか、 ネ ッ ト ワー クか ら 出る こ と がで き るか、 ま
たはネ ッ ト ワー クか ら 出ずに内部を移動で き るユーザ関連 ト ラ フ ィ ッ ク を指定
し 、 こ れを ロ グに記録する こ と がで き る よ う にする機能 (ア ク セス制御の一部)。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
320
用語集
ユーザ対応
組織が脅威、 エ ン ド ポ イ ン ト 、 ネ ッ ト ワー ク イ ン テ リ ジ ェ ン ス をユーザ識別情
報に関連付ける こ と がで き る よ う に し 、 またユーザがユーザ制御を実行で き る よ
う にする機能。
リスト
Security Intelligence リ ス ト を参照 し て く だ さ い。
リ ン ク ス テー ト の
伝搬
イ ン ラ イ ン セ ッ ト のイ ン タ ー フ ェ イ スの 1 つが停止 し た場合に、 ペアの 2 番目
のイ ン タ ー フ ェ イ ス を自動的に停止 さ せるバイパス モー ド でのイ ン ラ イ ン セ ッ
ト のオプ シ ョ ン。 停止 し た イ ン タ ー フ ェ イ スが再び起動する と 、 も う 一方のイ ン
タ ー フ ェ イ ス も 自動的に起動 し ます。 つま り 、 ペアの 1 つのイ ン タ ー フ ェ イ ス
の リ ン ク ス テー ト が変化する と 、 も う 一方のイ ン タ ー フ ェ イ スの リ ン ク ス テー
ト も、 その状態に一致する よ う に自動的に変更 さ れます。
ルー タ
ゲー ト ウ ェ イ に配置 さ れ、 ネ ッ ト ワー ク間でパケ ッ ト を転送する ネ ッ ト ワー ク
デバイ ス。 シ ス テムはネ ッ ト ワー ク デ ィ ス カバ リ を使用する こ と でルー タ を検
出で き ます。 また、 管理対象デバイ ス を、 複数のイ ン タ ー フ ェ イ ス間の ト ラ
フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グする仮想ルー タ と し て設定する こ と も で き ます。
ルーテ ッ ド イ ン
ターフ ェ イス
レ イ ヤ 3 展開環境で ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ン グする イ ン タ ー フ ェ イ ス。 タ グ
な し VLAN ト ラ フ ィ ッ ク を処理する ための物理ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ ス と 、
指定の VLAN タ グが付いた ト ラ フ ィ ッ ク を処理する ための論理ルーテ ッ ド イ ン
タ ー フ ェ イ ス を設定で き ます。 ま た、 ルーテ ッ ド イ ン タ ー フ ェ イ スに静的な ア
ド レ ス解決プ ロ ト コ ル (ARP) エ ン ト リ を追加で き ます。
ルール
ネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ クの検査で照合する基準を提供する構成要素。 通常、
ポ リ シーに含まれています。
ルール ア ク シ ョ ン
ルールの条件を満たすネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ クがシ ス テムに よ り どのよ う に
処理 さ れるかを指定する設定。 「ア ク セス制御ルール」 および 「 フ ァ イル ルール
ア ク シ ョ ン」 を参照。
ルールの状態
侵入ルールが侵入ポ リ シー内で有効であ るか ([Generate Events] または [Drop
and Generate Events] に設定)、 または無効であ るか ([Disable] に設定)。 有効に
さ れたルールはネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ クの評価に使用 さ れ、 無効に さ れた
ルールは使用 さ れません。
ルール更新
必要に応 じ て提供 さ れる侵入ルールの更新。新規お よび更新 さ れた標準テキス ト
ルール、 共有オブ ジ ェ ク ト のルール、 およびプ リ プ ロ セ ッ サ ルールが含まれて
います。 ルール更新に よ り 、 ルールが削除 さ れ、 デ フ ォ ル ト 侵入ポ リ シー設定が
変更 さ れ、 シ ス テム変数 と ルール カ テ ゴ リ が追加または削除 さ れる こ と も あ り
ます。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
321
用語集
レ イヤ
侵入ポ リ シー内のすべての侵入ルール、 プ リ プ ロ セ ッ サ ルール、 お よび詳細設
定の集合。 ポ リ シー内の組み込みレ イ ヤに カ ス タ ム ユーザ レ イ ヤを追加で き ま
す。 侵入ポ リ シーの上位レ イヤの設定に よ り 、 下位レ イヤの設定がオーバー ラ イ
ド さ れます。
レ ピ ュ テーシ ョ ン
(IP ア ド レ ス)
Security Intelligenceを参照 し て く だ さ い。
論理イ ン タ ー フ ェ
イス
特定の VLAN タ グ付き ト ラ フ ィ ッ クが物理イ ン タ ー フ ェ イ ス を通過する と き に、
その ト ラ フ ィ ッ ク を処理する ために定義する仮想サブ イ ン タ ー フ ェ イ ス。
バージ ョ ン 5.3
Sourcefire 3D System イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド
322
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