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日本語 - GCUS

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日本語 - GCUS
設立の経緯
設立の経緯
2000 年 9 月
国連ミレニアム開発目標
2000年9月ニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットに参加した147の国家元首を含む189の加盟
国代表は、
21世紀の国際社会の目標として国連ミレニアム宣言を採択しました。
この宣言の中で、
「2015年まで
に安全な飲料水及び衛生施設を継続的に利用できない人々の割合を半減する」
との目標が掲げられました。
Net ODA from DAC Countries to Developing Countries(in the water sector)
水分野におけるDAC諸国から途上国へのODA実績
Source:Report Development Co-operation Efforts and policies of the
Members of the Development Assistance Committee
100%
1,800
90%
1,600
80%
1,400
70%
1,258
1,200
1,029
60%
54%
1,011
1,000
50%
43%
800
40%
32%
600
30%
28%
400
20%
200
10%
0
Japan’
s share of all DAC countries
DAC諸国全体に占める日本のシェア
Net ODA in the water sector($ million)
水分野におけるODA実績(百万ドル)
※DAC:OECD’
s Development Assistance Committee ※DAC:OECDの開発援助委員会
2,000
0%
1994
1996
1998
2000
Denmark
デンマーク
France
フランス
Germany
ドイツ
Italy
イタリア
Japan
日本
Netherlands
オランダ
United Kingdom
イギリス
United States
アメリカ
Japan’
s share
日本のシェア
日本は水分野で世界最大の援助国です。日本の経験、技術も踏まえながら、世界の衛生、水問題の解決に向
けて、それぞれの地域にふさわしい技術や仕組みを探しながら積極的な協力を行っています。今後は日本
の経験・技術を使った建設、管理・運営まで含めたトータルな支援を行っていくことが求められています。
2007 年 12 月
第1回アジア・太平洋水サミット
アジア・太平洋地域の水問題解決のため、
アジア・太平洋地域の36の国が参加して2007年12月大分県別府
で開催されました。
「水の安全保障:リーダーシップと責任」
という全体テーマに意見が交わされ、
とりわけ衛生
問題が人間の尊厳に関わる重要なテーマだと再認識されました。
2008 年 7 月
洞爺湖サミット
参加国はG8を含む過去最多の22か国で気候変動や食料危機など地球規模の問題や、
アフリカ開発などを取り
上げました。
2009 年 1 月
世 界 に 届 け 、日 本 の 技 術
チーム水・日本発進
世界の水問題解決の実現を目指した
「チーム水・日本」の結成に向けて、その行動主体を支援する
「水の安全
保障戦略機構」が発足しました。
「チーム水・日本」の行動主体の一つとして、下水道グローバルセンターも名
乗りを上げました。
2009 年 3 月
第5回世界水フォーラム
192カ国から約3万人が参加し、
トルコ・イスタンブールで開催されました。
「水問題解決のための架け橋」
という
全体テーマに意見が交わされ、
とりわけ
「いかに専門化組織の支援のもとでミレニアム開発目標を達成するか」
が話し合われたセッションでは、
GCUSの活動方針を紹介し、
各国から多くの期待が寄せられました。
2009 年 4 月 28 日
下水道グローバルセンターを設立
日本の下水道を世界の下水道へ。
世界には安全な飲料水のない地域、衛生施設のない地域が数多くあります。
「すべての人に水と衛生を」これは、国連ミレニアム開発目標の一つであるだけでなく、戦後の水質汚
濁の歴史を克服し、今や世界に誇れる安心な水と安全な衛生環境を持つ日本から世界に発信するメッ
〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 日本ビル1階
TEL:03(3516)2854(直通) FAX:03(5200)0847
URL:http://www.gcus.jp/
セージでもあります。
日本の経験と技術で国際貢献をより一層推進していくため、下水道グローバルセンターは誕生しました。
2009. 6. 1TH TX 改訂2版
活動内容
(Japan Global Center for Urban Sanitation)
あらゆる活動と情報をつなげることができます
とは…
計画・建設から管理・運営に至るまで、
日本の産学官のあらゆるノウハウを結集し、海外で持続可能な下水道シス
テムを普及させるため、JICA等の国際協力活動に対し、
技術的側面を中心とした支援を行います。
海外での現地調査
国・地方公共団体の国際協力活動・国際交流活動を支援するとともに、
、
3つの活動目的
世界の水・衛生問題や地球温暖化問題の解決を目指す
国際貢献
『国際貢献』
日本での研修受入れ支援
・下水道などの普及状況
・施設の稼動状況
・管理・運営上の問題
(体制・制度などの整備状況など)
・質的向上のニーズ
(下水再生水利用、汚泥の資源化など)
下水道関連企業の技術を海外で活かすための
『ビジネス展開支援』
海外での現地調査の情報に基づき、研
修に役立てる。また研修生からの情報
も集積。
過去の研修実績の評価・蓄積
海外での広報活動
海外での活動成果を地方公共団体等にフィードバックさせる
・本邦政策・技術に関するワークショップ、
セミナー等の開催。
『国内施策への還元』
GCUS
海外での案件形成に資する諸活動
ビジネス
展開支援
国内施策
策
への還元
の還元
還
日本で研修を受けた研修生が自国でど
のように役立てたのかを評価・集積。
対象国・地域ニーズに合った
本邦技術の適用支援
過去に日本で研修を受けた海外政府幹
部や日本から海外に派遣されている職員
などと連携し、現地の情報収集をし、案
などと連携し
連携 、現地
現地の情報
情報収集を
収集 し、案
案
件形成などに活用。
国 際 協 力 活 動に必 要 な 技 術に関 する
ニーズの発掘、開発、指針等を整備。
日本から世界へ“人・情報・技術”の架け橋
組織と運営形態
海外での現地調査・国際協力活動における情報、日本国内での人材・技術などの情報を集
約し、下水道グローバルセンターが情報プラットフォームとなり、日本と世界の支援対象国
のより最適なマッチングを実現していきます。
JICA・国土交通省
等の国際協力活動
A国支援
グループ
B国支援
グループ
C国支援
グループ
連 携
水関連機関
(産学官の各機関)
産学官の各機関
依頼等
対象国・地域や活動内容に応じて
下記機関から活動グループを編成
技術的支援
国土技術政策総合研究所
事務局
㈳日本下水道協会
日本下水道事業団
㈶下水道新技術推進機構
㈶下水道業務管理センター
支援対象国
その他下水道関係機関等
大 学
大 学
下水道関連企業
地方公共団体
地方公共
地方公共団体
方 共団体
方公共団体
体
情報提供など
ど (下水道関係部局)
(下
下水
下水道
下水道関係部
水道
水道関係部局
道 係
道関係部
係部局
部局
局)
)
支援対象国
海外の下水道
関連団体
GCUS
●国際支援
●海外ネットワーク
地方公共団体
関連企業
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