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飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクトの推進とフランス・オ

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飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクトの推進とフランス・オ
インターネットでの情報提供
提供予定日
11月7日(金)
平成26年11月6日(木) 県政記者クラブ配布資料
担 当 課
担
当
担 当 者
電話番号
国際戦略推進課 総括管理監
高橋 洋子
直通 058-272-8173
内 線 2351
飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクトの推進とフランス・オ=ラン県
およびドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州との連携について
~知事による清流の国ぎふのPR(フランス、ドイツ、スイス)(2)~
本県では、平成21年度より、官民連携により主に成長著しいアジアをターゲットとして観光
誘客と県産品・農産物の輸出促進を図る「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト」を推進して
きました。今後は欧米での取組みにも力を入れることとし、今回、初めてフランスとスイスで知
事のトップセールスを実施します。また、フランス・アルザス州オ=ラン県との経済・観光に関
する交流やドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク(BW)州とのエネルギーと森林・林業分野に
関する交流の促進等も併せて行います。
これらの取組みを実施するため、現在、知事がフランス、ドイツ、スイスの3ヶ国を訪問して
いますので、活動状況を下記のとおり報告します。
記
【日 程】
平成26年11月3日(月・祝)~13日(木) 9泊11日
【目 的】
①観光誘客、県産品・農産物輸出に向けたトップセールス(飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト)
②フランス・アルザス州オ=ラン県との交流促進
③ドイツ・BW州との次世代エネルギー、森林・林業分野の交流連携促進
【主な内容(知事日程)】
<フランス・パリ>
・岐阜県・飛騨牛フェアの開催、飛騨牛PRイベント
・飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアへの海外ナショナルチーム合宿誘致
・県産品継続取扱い候補店のオーナーへの県産品PR
ア ジ ア
・大手訪日旅行会社「ASIA」での岐阜県PR
・在仏大使公邸での各界要人との懇談、岐阜県PR
<フランス・アルザス州オ=ラン県>
・コルマール国際観光展への参加・出展
・アルザス州オ=ラン県との経済・観光に関する協力覚書の締結
・オ=ラン県議会議長(知事)、アルザス・欧州日本学研究所所長との面談
<ドイツ・BW州>
・BW州環境・気候・エネルギー省大臣、科学・研究・芸術省大臣、他関係自治体首長との面談
・ロッテンブルク林業単科大学と森林文化アカデミーとの連携覚書の締結立会
・次世代エネルギー関連施設、研究所視察
<スイス・チューリッヒ>
サ ト
・県産品継続取扱い候補店「sato」での県産品テストマーケティング・オープニング参加
【参加予定者】
県関係者のほか
ほらぐちひろし
県議会
洞口 博 議長 (フランス、ドイツ)
くにしまみちひろ
の む ら まこと
しらかわしゅうへい
市町村長
高山市 國島芳明 市長、下呂市 野村 誠 市長、飛騨市 白川 修 平 副市長、
わたなべ き み お
なりはらしげる
御嵩町 渡邊公夫 町長、白川村 成原 茂 村長(いずれも同行はフランスのみ)
民間事業者等 地酒醸造事業者、全農関係者、観光事業者、県産品(和紙、加工食品)事業者、
みたけ華ずし関係者、東濃地歌舞伎関係者、岐阜日仏協会関係者、寄せ植え華道関係者
(以上フランス、一部スイス)
岐阜大学、林業・木材事業者、次世代エネルギー事業者(以上ドイツ)
アルザスワイン街道と飛騨地酒ツーリズム協
議会との友好宣言(H26.4.3 調印)
本年4月、アルザスワイン街道と飛騨地酒ツ
ーリズム協議会が友好宣言を取り交わした。
平成25~26年は、日本とアルザスの友好
交流 150 周年にあたり、飛騨地酒ツーリズム協
議会とアルザスワイン街道の交流や観光展へ
の出展などを通して、岐阜県とオ=ラン県、両
県の市町村同士が今後も交流を活性化させて
いくこととしている。
特に、高山市では、本県とオ=ラン県との協
力覚書の締結に合わせて、11月7日に県庁所
在地コルマールと経済・観光分野に関する協力
協定を締結する予定。
ドイツBW州とのエネルギー及び森林業に関する
交流・協力に関する覚書(H25.5.22 締結)
県は平成 17 年度より、ドイツBW州を訪問し、
同州の先進的な森林・林業等を調査するとともに、
平成20年度から、BW州内の森林専門官を招い
て研修会を開催するなど、技術交流を進めてきた。
BW州のエネルギー研究とグリーンテクノロジ
ーをテーマにした訪日ミッション(同州2大臣を
含む)が本県を視察されるのを機に、BW州とエ
ネルギー及び森林・林業分野で両県州間の交流・
協力関係を深めることを目的に覚書を締結した。
<フランス・パリ>
■県産品ワークショップ視察
○日時
11月5日(水)10:00~10:20(現地時間)
○場所
ユーラジアム校
○ワークショップ
(有)大橋量器の木枡とかんなくずを使った加湿器の制作(県職員が実施)
○案内者
ヴァレリー・ウーテリック理事長兼校長、ナスタジア・ブック教員
○出席者
知事、洞口博 県議会議長、市川篤丸 県観光交流推進局長、古田菜穂子 県観光交流推進顧問、北川
博満 県地域産業課長
○ユーラジアム校(Eurasiam)について
・ヨーロッパで初の日本を専門的に学ぶ学校として設立された、フランス文部省認定高等教育機関。
・アート・コミュニケーション学部とマネージメント学部があり、修業年限は学士が3年、修士が5
年。
・大垣市内の2校(大垣女子短期大学、学校法人日本中央学園日本総合ビジネス専門学校)が同校とマ
ンガ教育等に関する学生や教職員の交流等を促進するため、それぞれ学術交流協定を締結(2014 年 2
月、2014 年 6 月)。ユーラジアム校から留学生を受け入れ、マンガ描写技法など実践的なマンガ技
術に関する授業等を行っている。
○(有)大橋量器について
・大垣市の枡メーカー。年間約200万個を生産し、全国シェアの約8割を誇る。
・2014 年 7 月にパリで開催された「ジャパンエキスポ 2014」に初出展し、北米やアセアン諸国に加え、
欧州での販路開拓にも力を入れている。
○概要
・県職員が、日本文化に理解がありマンガ等の交流で既に県とつながりのあるユーラジアム校で、学
生19名に対し、木枡にまつわる歴史や文化を紹介するとともに、大橋量器の木枡とかんなくずを使
用した加湿器を制作するワークショップを実施。
・知事等は同校のウーテリック理事長兼校長の案内でワークショップを視察。知事は学生への挨拶の中
で、大垣の学校との民間交流が発展し、学生が県とフランスとの新たな交流を担う懸け橋となること
への期待を述べ、県への訪問を呼びかけた。
・議長は学生にワークショップの感想を聞きながら、学生を激励した。
<主な発言>
〔ウーテリック校長〕
・来年2月には大垣女子短期大学の学生をユーラジアム校に迎え、その後には同校の学生を大垣に派遣
する計画がある。このような関係を築けていることに感謝しており、今後も発展させたい。
〔知事〕
・4年前、大垣女子短期大学で勉強するため、ユーラジアム校の学生が岐阜県を訪問した際に県庁で面
談した。同校の卒業生の中には、マンガのプロになり活躍している方がいると聞いており、皆さんに
も頑張っていただき、岐阜県との交流の懸け橋となっていただきたい。
〔ブック教員〕
・4年前に大垣女子短期大学で勉強した経験があり、現在は同校で教員をしている。交流は非常に有意
義なもので、今後も継続・発展させていきたい。
◇県産品ワークショップの視察
■GAS候補店「CFOC」の視察・面談
○日時
11月5日(水)11:00~11:50(現地時間)
○場所
CFOC(シー・エフ・オー・シー)
○面談者
ソフィール・ル・タヌール ジェネラルマネージャー、ヴァレリー・ル・エノ クリエイティブディ
レクター
○出席者
知事、洞口博 県議会議長、神野達雄 JETRO 岐阜貿易情報センター所長、上田暁子 JETRO パリ事務所
ディレクター、市川篤丸 県観光交流推進局長、古田菜穂子 県観光交流推進顧問、北川博満 県地域
産業課長
○概要
・海外の主要都市に県産品の継続販売拠点を設ける海外連携型アンテナショップ(GAS)構築プロジ
ェクトのパリにおける候補店の一つであるセレクトショップ「CFOC」を訪問し、店舗コンセプト
や取扱商品について店内を視察しながら説明を受けるとともに、その後の面談では、県産品の取扱い
拡大やオリジナル商品の開発、今後の具体的な連携・支援内容など細部を含めて意見交換を行った。
(エノ氏は今年7月に県を訪問し、陶磁器、家具、和紙を取扱う企業との面談を実施した)
○主な発言
〔タヌール氏〕
・近代的でデラックス感がある質の高いアジアテイストの商品を提供している。日本製の商品の割合は
12~15%。
・日本人には細やかさがあり、職人は誇りを持って商品を作っている。仕上げは完璧で、他国にはない
良さがある。
・岐阜県の家具や陶磁器の企業とも既に取引を行っており人気。家具は売り切れており、追加発注して
いるほど。
・今年7月に県をエノ氏が訪問した際に、社員が3人で規模は小さいが、他にはない薄さの陶器を作っ
ているところを見つけた。同社とフランスでの独占契約を結びたいと思っており、県の支援もいただ
きたい。
・県とも中期的なパートナーシップを結びたい。項目案としては、フランスの若手デザイナーが考えた
デザインを岐阜県の職人に作ってもらうためのフランス人デザイナーの県内での受け入れや、パリの
日本人コミュニティ向けのイベントの開催など。また小ロットで仕入れるため、迅速で確実な輸送手
段の確保など、県内企業だけの力では解決が難しい課題への支援についても求めたい。
〔知事〕
・県産品に高い関心があり新商品開発への意欲もあるなど、大変嬉しく思う。総論から各論へ一つひと
つ丁寧に議論を行うことで、パートナーシップを強化したい。
・タヌール氏自身にも県を訪問いただき、様々な企業を見ていただきたい。
【GAS(Global Antenna Shop)】
・県では、積極的に海外販路を拡大しようとする県内企業を支援するため、海外の既存の小売店等と
連携して県産品の継続販売を図る連携型の「海外アンテナショップ(Global Antenna Shop 略称:
GAS)構築プロジェクト」を昨年度より3年計画で実施中
【CFOCについて】
◇正式名: compagnie française de l'orient et de la chine(CFOC)
(コンパニー・フランセーズ・ドゥ・ロリオン・エ・ドゥ・ラ・シーヌ)
会社名を直訳すると、オリエントと中国のフランス会社
◇開業:1966年
◇所在地:パリ(オスマン店、サンジェルマン店)
◇取扱品
・家具、食器、インテリア小物、リネン類、お茶用品
・岐阜県産品(家具、和紙製品、陶磁器)の取り扱いあり。
◇特徴
・先代の経営者がアジアの日常生活用品の収集家でもあったため、アジアの職人技術に対する理解が
深い。アジアの伝統産品から派生したデザイン商品を販売するパリでは珍しいショップ。
・パリの古い街並みが残されたおしゃれな場所に立地し、高感度でデザイン性も高い店舗を感じさせ
る。店内は広く、地下や1階にはカフェもあり、家具やテーブルウェアのセットなど生活空間の提
案(展示)をしており、家具から小物まで幅広い商品を販売している。
・日本人デザイナーとのコラボによる自社ブランド商品も多く取り扱い、企画展を定期的に行ってい
る。
◇GAS候補店「CFOC」の視察・面談
■フランス外務省外務事務次官との昼食懇談
○日時
11月5日(水)13:00~14:45(現地時間)
○場所
フランス外務省内レストラン
○面談者
クリスチャン・マセ フランス外務省外務事務次官(前駐日フランス大使)夫妻 他
○出席者
知事、知事夫人
○概要
・知事は、駐日フランス大使在任中に県とフランスとの交流推進に尽力したマセ事務次官夫妻と懇
談を行い、各種意見交換を行った。
■訪日旅行会社「ASIA」幹部との面談
○日時
11月5日(水)15:30~16:15(現地時間)
○場所
ASIA
○面談者
ジャン=ポール・シャントレーヌ最高経営責任者、オリヴィエ・シフェール アジア地域商品造成担当
ディレクター、マリラン・ジャルダ商品販売ディレクター
○出席者
知事、堀泰則 飛騨・高山観光コンベンション協会会長/岐阜県観光連盟副会長、中村一 岐阜県観光連
盟理事、野尻辰彦 穂高荘ホテルズ・リゾート社主、山田拓 (株)美ら地球代表取締役、市川篤丸 県観
光交流推進局長、桐山敏通 県国際戦略推進課長
○同席者
高橋広治 JNTOパリ事務所長
○ASIAについて
・アジア、オセアニア方面を専門とする現地旅行会社で、アジア方面の送客数はフランスでトップクラ
ス。オーダーメイドの旅を得意としている。(パッケージツアーや航空券手配の取扱も行っている)
○概要
・日本向け旅行商品の造成を手掛けているASIAを民間の観光事業者とともに訪問し、知事が県の豊
富で魅力的な観光資源や北陸新幹線など最新の話題、旅行商品の具体的な提案、県の海外戦略やフラ
ンスとの関わりや交流実績、今後の方向性などについて具体的な説明を行った。
・民間事業者からは地域の魅力や特徴等について説明があり、新たな旅行商品造成と送客について依頼
した。
<主な発言>
〔シャントレーヌ氏〕
・岐阜県はフランス人が魅力に感じ旅行で求めている伝統、文化、景色などが豊富。フランスにおける
アジア向け商品造成のリーダーとして、
岐阜県に焦点を当てたプロモーションを実施するなど検討し
たい。知事のプレゼンは内容が深く非常に興味深かった。
・日本向け商品は、今年、59%増と大きく伸びている。日本はフランス人の憧れの国であり、今後旅
行者は一層拡大すると思う。食や自然など、どの分野においても、フランス人は体験することを求め
ている。
・美濃和紙のユネスコ無形文化遺産への登録や、フランス陸連の飛騨御嶽高地トレーニングエリアでの
合宿などが決まれば、岐阜県の名をフランス人に知ってもらうことに大きく寄与する。それは当社が
県の旅行商品のプロモーションを行う場合にも役立つこと。旅行業界にとっても素晴らしい機会にな
る。
◇訪日旅行会社「ASIA」幹部との面談
■岐阜県・飛騨牛フェアの開催
○日時
11月5日(水)19:00~21:30(現地時間)
○場所
ホテル・ウエストミンスター
○主催
岐阜県、ホテル・ウエストミンスター
○招待者
約200名
フランス政財界要人、メディア、流通・レストラン関係者、観光・ショップ・輸入関係者、在仏日
本関係機関 他
○出席者
知事、知事夫人、洞口博 県議会議長、國島芳明 高山市長、島田政吾 高山市議会議長、野村誠 下呂
市長、渡邊公夫 御嵩町長、成原茂 白川村長、白川修平 飛騨市副市長、岡田忠敏 岐阜県農業協同組
合中央会会長、足立能夫 全国農業協同組合連合会岐阜県本部運営委員会会長、桑田博之 全国農業協
同組合連合会岐阜県本部県本部長/岐阜県農林水産物輸出促進協議会会長、河本晃 全国農業協同組合
連合会岐阜県本部営農販売支援部部長、加藤孝義 (株)岐孝園 代表取締役、堀泰則 飛騨・高山観光
コンベンション協会会長/岐阜県観光連盟副会長、中村一 岐阜県観光連盟理事、野尻辰彦 穂高荘ホ
テルズ・リゾート社主、野尻智子 穂高荘ホテルズ・リゾート、山田拓 (株)美ら地球代表取締役、佐々
木美由紀 (株)美ら地球、三輪研二 (株)三輪酒造代表取締役社長、渡会充晃 岩村醸造(株)代表取締
役社長大橋博行(有)大橋量器代表取締役、久家麻妃 アーテック㈱取締役社長、高森幹啓 (株)鵜舞
屋代表取締役社長、堀田茂樹 ㈲レイク・ルイーズ代表取締役、みたけ華ずしの会(堀田照子会長、
安藤君枝、平光芳美、堀田好江)、岐阜自慢ジカブキプロジェクト(市川尚樹、兼山丈晴、伊藤隆、
吉村博司、矢野純子)、神野達雄 JETRO 岐阜貿易情報センター所長、松川禮子 県教育長、平工孝義
県農政部長、市川篤丸 県観光交流推進局長、古田菜穂子 県観光交流推進顧問、桐山敏通 県国際戦
略推進課長、北川博満 県地域産業課長、樋口博久 県農産物流通課長、栗山利宏 県スポーツ推進課
主幹他
○行事について
・フランスにおける県の知名度向上と飛騨牛や地酒をはじめとする地場産品の販路開拓・拡大、及び県
への誘客促進を図るため、県がホテル・ウエストミンスターの協力を得て共催で現地の各界関係者を
招待し、「岐阜県・飛騨牛フェア」をフランスで初めて開催。
・欧州デビューとなった飛騨牛や地酒をはじめ、飲食関係では早生富有柿を使ったシャーベット、わさ
び、茶(煎茶、ほうじ茶)、栗和菓子、みたけ華ずし、佃煮、米粉麺、ドライフルーツなどを提供・
PRするとともに、地場産品(陶磁器、和紙製品、木工品、刃物など)や花の展示PRや、観光パネ
ル、映像、パンフレットでの観光紹介、地歌舞伎演者によるパフォーマンスや衣装展示などを通じて、
県の「観光・食・モノ」を総合的かつ一体的に、官民連携により大々的にパリで初めてPRを行った。
○概要
・最初に、地歌舞伎演者3名が登場し、地酒、華ずし、五平餅、飛騨牛など岐阜の自慢をフランス語を
交えて演じ来場者から大喝采を受けた後、ホテル・ウエストミンスターのイバン・ルブラン支配人と
知事による主催者挨拶、飛騨牛の特徴など県について良く知る鈴木庸一駐仏日本国大使からの来賓祝
辞、及び県を訪問し飛騨牛について熟知するパリの有名食肉店オーナー、ユーゴ・デノワイエ氏によ
るフランス人専門家から見た飛騨牛と県の魅力紹介が行われた。
・次に、知事、洞口博県議会議長、岡田忠敏岐阜県農業協同組合中央会会長が、イバン・ルブラン支配
人、鈴木庸一駐仏日本国大使、兒玉和夫 OECD日本政府代表部大使、ユーゴ・デノワイエ氏、シ
ェフやメディア向けの飛騨牛プロモーションで協力いただいたダ・ローザ氏が岐阜の地酒(三輪酒造
と岩村醸造)で鏡開きを行い、洞口議長による乾杯を木枡で行った。
・県から各分野の多くの関係者が会場に訪れ、フランスの招待者に対し、ホスト役として各々の立場で
PRを積極的に行った。華ずしや加工食品は直ぐになくなる程、評判が高かった。
・知事は、要人やメディアなど来場者に対し、精力的に会場を回りながら県の魅力を様々な観点でアピ
ールした。また、県の各出展者を回り、激励しながら感謝の気持ちを伝えた。
<主な発言>
〔知事挨拶〕
・今日は岐阜県を初めてパリに大きく紹介する日。様々な岐阜のものを持参した。
・飛騨牛はとろける味が特徴。美濃和紙はユネスコ無形文化遺産になる見込みで、同様に再来年には高
山祭などの登録を目指し現在チャレンジしている。
・当イベントを通じて、フランスの皆さんと岐阜県との新しい交流がスタートし、地域間の交流が更に
発展することを期待している
〔鈴木大使祝辞〕
・岐阜県の魅力を県関係各位がパリに紹介されることは大変ありがたいこと。
〔デノワイエ氏説明〕
・県を訪問したことがある。飛騨牛は優雅で上品な味が特徴で、今回の機会に是非とも味わってほしい。
・県では心のこもった厚い歓迎を受けた。非常に素晴らしいところ。
<招待者の主な声>
・飛騨牛はどの料理方法でも美味しい。柔らかく食感もとてもよい。フランスでも受け入れられるは
ずで、早く食肉店で一般に販売されることを望む。飛騨牛の味を引き立てる味付けも素晴らしい。
・様々な種類の地酒を試したが、どれも特徴があり素晴らしい。本気でパリへの進出を考えれば、道
は開けるはず。
・刃物といえば日本の品質が世界で一番。包丁については、様々なデザインのものがあり興味深い。
・地歌舞伎は素晴らしかった。非常に興味深く、楽しく、日本の文化も感じることができた。
<県出展者の主な声>
・佃煮を出したがすぐになくなった。美味しいと言って食べてもらえたので、パリでも売れる実感を得
ることができよかった。
・素晴らしい機会を設定してもらった。フランスまで来てプロモーションに参加することは民間にとっ
て簡単ではないが、参加することで現地の反応を知ることは、今後の展開を考える上で意味がある。
・地酒はヨーロッパではロンドン、パリ、その次にミラノが有望だと思っている。積極的に世界に打っ
て出たい。
◇岐阜県・飛騨牛フェアにおける地歌舞伎パフォーマンスと岐阜の地酒による鏡開き
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