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経営比較分析表

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経営比較分析表
経営比較分析表
神奈川県 横須賀市
2
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法適用
下水道事業
公共下水道
Ac1
418,277
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
有収率(%)
1か月20m 当たり家庭料金(円)
処理区域内人口(人)
-
62.80
97.68
77.68
2,398
406,227
3
2
面積(km )
100.83
グラフ凡例
人口密度(人/km )
4,148.34
2
■
2
処理区域面積(km )
58.49
処理区域内人口密度(人/km )
6,945.24
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①経常収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
【107.74】
16.00
107.00
14.00
106.00
12.00
105.00
10.00
104.00
8.00
103.00
6.00
102.00
4.00
101.00
2.00
100.00
0.00
H22
H23
H24
H25
H26
104.83
102.83
102.77
103.40
107.00
平均値
103.04
103.11
102.74
103.51
105.47
③流動比率(%)
【56.46】
1,200.00
200.00
1,000.00
800.00
600.00
100.00
400.00
50.00
200.00
0.00
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
13.66
14.03
15.05
11.76
13.30
0.00
H22
H23
H24
H25
H26
H22
H23
H24
H25
H26
当該値
197.70
212.72
173.18
150.25
41.15
当該値
677.81
679.61
652.30
639.85
599.32
平均値
211.52
191.62
184.15
205.35
52.63
平均値
934.38
959.10
941.18
893.45
843.57
「累積欠損」
⑤経費回収率(%)
「支払能力」
⑥汚水処理原価(円)
60.00
40.00
20.00
0.00
⑧水洗化率(%)
【142.28】
【60.35】
180.00
175.00
170.00
165.00
160.00
155.00
150.00
145.00
140.00
135.00
130.00
80.00
「債務残高」
⑦施設利用率(%)
【96.57】
100.00
【776.35】
250.00
150.00
「経常損益」
120.00
④企業債残高対事業規模比率(%)
【4.71】
108.00
当該値
1. 経営の健全性・効率性について
65.00
64.00
63.00
62.00
61.00
60.00
59.00
H22
H23
H24
H25
H26
H22
H23
H24
H25
H26
当該値
83.02
82.02
83.25
82.51
84.51
当該値
168.82
170.03
168.33
169.60
176.73
平均値
92.76
93.53
93.55
95.24
99.86
平均値
153.69
152.28
153.24
150.75
147.29
「料金水準の適切性」
【94.57】
96.50
96.00
95.50
95.00
94.50
94.00
93.50
93.00
92.50
92.00
91.50
91.00
2. 老朽化の状況について
H22
H23
H24
H25
H26
H22
H23
H24
H25
H26
当該値
63.67
63.77
64.35
61.41
60.97
当該値
95.04
95.26
95.47
95.69
95.80
平均値
62.05
61.64
61.73
61.10
61.03
平均値
92.76
93.10
93.10
93.47
93.83
「費用の効率性」
経常収支比率100%以上、累積欠損比率0%を確保
し、水洗化率も類似団体平均値より高くなっていま
す。
しかし、平成23年度から、経常収支比率は低迷
し、流動比率が減少傾向であり、資金が減少する様
子が顕著に表れていました。そのため、平成26年10
月に下水道使用料を改定し、事業資金を確保してい
ます。
ただし、維持管理費のうち、委託料や動力費など
は、増加傾向にあり、また、修繕費は、施設の老朽
化が進んでいることから、今後増加することが予測
されるため、依然として経営状況は、厳しいもので
あるといえます。
また、人口減少や工場の撤退などにより、晴天時
一日平均処理水量が減少し、近年、施設利用率は、
下がる傾向にあります。浄化センターの配置や処理
能力を見直し、適切な規模にする必要があります。
さらに、汚水処理原価が類似団体平均値より高く
なっているのは、山間部や丘陵部が中央にあるとい
う本市の地理的特性から、ポンプ場及び浄化セン
ターの数が多く、維持管理費や減価償却費が掛かる
ことが要因となっています。
なお、平成26年10月に下水道使用料を改定したに
も関わらず、平成26年度の流動比率が減少している
のは、新会計制度適用の影響によるものです。
「施設の効率性」
「使用料対象の捕捉」
近年、管渠老朽化率は、低いまま推移しています
が、今後、高度経済成長期に整備した管渠が更新時
期を迎えるため、高くなるものと予測できます。
管渠の更新には、多額の費用と長い時間を要する
ため、超長期的な視点に立って、更新費用の低減
化、平準化、管の長寿命化を図りながら、計画的に
更新を進めていきます。
なお、有形固定資産減価償却率が類似団体内で高
くなっていることから、施設の老朽化が進んでいる
ことが分析されます。
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管渠老朽化率(%)
③管渠改善率(%)
【36.27】
【4.35】
45.00
3.50
40.00
3.00
35.00
【0.17】
0.25
0.20
2.50
30.00
25.00
2.00
0.15
20.00
1.50
0.10
15.00
1.00
10.00
5.00
0.50
0.00
0.00
0.05
0.00
H22
H23
H24
H25
H26
H22
H23
H24
H25
H26
H22
H23
H24
H25
H26
当該値
7.04
7.99
8.93
9.73
38.81
当該値
0.71
0.70
0.74
0.87
0.91
当該値
0.14
0.17
0.16
0.18
0.22
平均値
13.59
14.17
15.36
16.57
28.06
平均値
1.86
2.36
2.81
3.11
3.32
平均値
0.09
0.08
0.10
0.10
0.11
「施設全体の減価償却の状況」
「管渠の経年化の状況」
「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
※ 「経常収支比率」、「累積欠損金比率」、「流動比率」、「有形固定資産減価償却率」及び「管渠老朽化率」については、法非適用企業では算出できないため、法適用企業のみの類似団体平均値及び全国平均を算出しています。
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率、管渠老朽化率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
現在は、設備投資期の企業債償還が減価償却費
(長期前受金控除後)を大幅に上回っているため、
事業資金の確保が大きな課題となっています。
このため、資本費平準化債を活用し、事業資金確
保を行うほか、計画的な更新を行う必要がありま
す。
下水道施設の更新を着実に行うため、平成23年度
から平成33年度までの上下水道事業の方向性を示し
たマスタープランを策定しています。このマスター
プランの経営目標である「いつでも安心して使える
止まらない水道・下水道」の達成に向け、具体的な
実行計画を策定し、取り組んでいます。
なお、施設規模の適正化の取組みとして、上町浄
化センターを廃止し、下町浄化センターに統合する
予定です。
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