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『銃よ、おまえは誰のために』(松田 久・1973年)

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『銃よ、おまえは誰のために』(松田 久・1973年)
銃 よ、
おまえは
誰 のために
序文/ はじめ に
第 一章 この裁判と情勢 に ついて
第 二章 日本 の階級構成と各階級 の動向 、
諸 問題
I︺
第 二章 ︹
銃よ / おまえは誰 のため に
処 刑﹂ 問題と ﹁
銃 撃戦﹂
︱︱ ﹁
︱︱
.
o
Ⅱ︺バ ン フ ﹃
赤軍 N
︹
4﹄批判
補章 弁 証法 に ついて
あ とが き
″
く目の>臨 時 増 刊
付 1 森 同志 に社会主義 の勝利を誓う
付2 さよならノ 行 ってま いります
松
●連合赤軍総括への試論
ヽ o億 臓 ミ ン ■
﹁
人 生 が ど んな空虚 で 死 んだ よう な姿 を 示そ う とも 、信 実 と精 力 と情
熱 を も ち、腕 に覚 え のあ る人間 はそ のた め に堕 落 は しな い。 彼 は歩 み
つま る と ころ挫折 す る のだ。 ︱ 世 人 は
入 り、 行 動 し、築 き あげ る。
そ れを廃 墟 だ と いう。﹂これ は ゴ ッホ の言葉 で あ る。 ⋮ ⋮ 挫折 しよう と
廃 墟 とよば れ よう と、我 々は堕 落 し てはな ら な いし、 す る つも りも な
い。 ﹁
の同志 た ち よ/ 同 志 たちも同様 で あ ろう。 腕 に覚 え
連合 赤 軍 ・
のあ る者 は堕 落 し てはな ら な い、腕 に覚 え のな い者 な ら な おさ らで あ
ろう。歩 み入 り、 行 動 し、築 き あげ ると き挫 折 も あ れば 飛躍 も あ る。
で はな く、 ﹁
暗﹂
明・
と﹁
暗﹂
我 々 にあ る のは ゴ ッホ の描 く、絶 望的 な ﹁
明 ・で あ る。
の中 に 牙生 る ﹁
い つ か会 いた いけ ど 、 で も さ よ な ら 森 の オ ヤジ さ ん / も は や
あ な た を 想 っ て涙 を こ ぼ す こ と も な い。 あ な た を 想 って詩 を 書
く こと も な い、 も は や あ な た と は 違 う 一赤 軍 兵 士 だ し 、 わ た し
自 身 と し て の 一赤 軍 兵 士 だ し 、 人 民 全 て の 一赤 軍 兵 士 にな る の
だ か ら 、 野 草 の 如 き 赤 軍 兵 士 にな る のだ か ら 。
森恒夫
遺稿 ,
査証編集 委員会 編集 日本赤色救援会 協力
● 定 価 4 3 0円
レし い ゝ
つ
=H ●上野勝輝/ 定 650円
価
いま、 こうし て読者 の前 に提出 され て いる この 一冊 の黒 い書物は単 に死んだ森恒夫 の ﹃
遺稿集﹄
よりは、兵 士森恒 夫 の手 にな った ︿
連合 赤 軍﹀ の戦 いのひと つの ﹃
総括論集﹄な のである。
英 雄 兵 士 の物 語
国 家 論 の発 展 のため年 ︱ ︱
ク ス、 レー ニン主義 の国 家論を 過渡期世界 にお いて発展 させるため の創造 的意欲 に燃えた歴史 の概説 である。
この文章 は世界革命戦争 を生き抜 く無名 の兵士たち のた め に書 くも のであ る。 これは単な る物 語 ではなく、 マル
続刊︺
︹
5
出
査 証 第二 需4
塩見孝也/榎 原均/奥 平剛士 C嗅稿 ︶
/若宮正則/蔵 田計成 /ガ ッサ ン ・カ ナ フ ァー ニ/ ほか
奥平 剛士= 安 田安 之遺稿 集 積題
定 価 3 5 0円
査 証 出版
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