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5 放送 - 総務省

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5 放送 - 総務省
四国のICT
2015
第2版
5 放送
【情報通信部 放送課 担当】
【5 放送】
(1) データ・現状
放送サービスの提供状況
5-01
【香川】
【愛媛】
TV・FM・AM
TV・AM
コミュニティ放送局
TV・FM・AM
NHK松山
NHK高松
TV・AM
南海放送㈱
西日本放送㈱
TV
㈱テレビ愛媛
TV
㈱瀬戸内海放送
TV
㈱あいテレビ
TV
山陽放送㈱
TV
㈱愛媛朝日テレビ
TV
岡山放送㈱
FM
㈱エフエム愛媛
TV
テレビせとうち㈱
FM
㈱エフエム香川
エフエム高松コミュニティ放送(株)
エフエム・サン(株)
(株)エフエムびざん
今治コミュニティ放送(株)
高知シティエフエムラジオ放送(株)
宇和島ケーブルテレビ(株)
【徳島】
コミュニティ放送は、災害発生時には臨
時災害FM局としても活用できる地域の
特色を活かした番組や防災・災害情報
等を提供する地域情報の発信拠点とし
て、豊かで安全な街づくりに貢献できる
放送局です。
V-Highマルチメディア放送局
携帯端末向けマルチメディア放送は、
VHFアナログ放送(10~12ch(V-High))
の跡地を利用して、スマートフォンやタ
ブレット端末向けに音声、映像、デー
タなどのコンテンツを配信する全国一
律の放送サービスです。
㈱ジャパン・モバイルキャスティング
TV・FM・AM
TV・AM
FM
NHK徳島
四国放送㈱
㈱エフエム徳島
国立大学法人香川大学
【高知】
TV・FM・AM
TV・AM
(株)ハートネットワーク
NHK高知
㈱高知放送
TV
㈱テレビ高知
TV
高知さんさんテレビ㈱
FM
㈱エフエム高知
(株)愛媛CATV
エリア放送局
エリア放送は、地上デジタル放送に割り
当てられたUHF帯のホワイトスペースを
使用しておこなわれるワンセグ携帯等に
向けたエリア限定の放送サービスです。
【5 放送】
(1) データ・現状
四国の放送事業者一覧
(NHK及び四国に本社を置く民間放送事業者)
■日本放送協会
県名
■民間放送事業者(県域放送)
放送事業者
メディア
愛 媛
日本放送協会松山放送局
TV/R
/FM
香 川
日本放送協会高松放送局
TV/R
/FM
徳 島
日本放送協会徳島放送局
TV/R
/FM
高 知
日本放送協会高知放送局
TV/R
/FM
開局年月日
(R)
(TV)
(FM)
(R)
(TV)
(FM)
(R)
(TV)
(FM)
(R)
(TV)
(FM)
1941.3.9
1957.5.29
1962.12.24
1944.5.17
1969.3.22
1965.3.22
1933.7.23
1959.3.15
1965.3.1
1932.3.22
1958.11.28
1954.4.1
県名
徳 島
県名
放送事業者
メディア
開局年月日
徳 島
㈱エフエムびざん
CFM
1996.7.1
エフエム・サン(株)
CFM
1994.3.31
エフエム高松コミュニティ放送(株)
CFM
1996.4.1
今治コミュニティ放送(株)
CFM
2002.2.17
宇和島ケーブルテレビ(株)
CFM
2012.3.10
高知シティエフエムラジオ放送(株)
CFM
2000.4.2
香 川
■民間放送事業者(エリア放送)
県名
放送事業者
メディア
開局年月日
香 川
香川大学
ABC
2013.2.28
㈱愛媛CATV
ABC
2013.6.1
㈱ハートネットワーク
ABC
2012.10.3
愛 媛
メディア
系列
開局年月日
四国放送㈱
JRT
TV/R
兼営
西日本放送㈱
RNC
TV/R
兼営
㈱瀬戸内海放送
KSB
TV
ANN (TV) 1969.4.1
南海放送㈱
RNB
TV/R
兼営
(R) 1953.10.1
NNN (TV) 1958.12.1
(FM) 2014.12.1
㈱テレビ愛媛
EBC
TV
FNN (TV) 1969.12.10
㈱あいテレビ
itv
TV
JNN (TV) 1992.10.1
㈱愛媛朝日テレビ
eat
TV
ANN (TV) 1995.4.1
㈱高知放送
RKC
TV/R
兼営
㈱テレビ高知
KUTV
TV
JNN (TV) 1970.4.1
高知さんさんテレビ㈱
KSS
TV
FNN (TV) 1997.4.1
愛 媛
高 知
愛 媛
放送事業者
香 川
■民間放送事業者(コミュニティFM)
高 知
5-02
(R) 1952.7.1
NNN
(TV) 1959.4.1
NNN
NNN
(R) 1953.10.1
(TV) 1958.7.1
(R) 1953.9.1
(TV) 1959.4.1
徳 島
㈱エフエム徳島
FM
JFN
(FM) 1992.4.1
香 川
㈱エフエム香川
FM
JFN
(FM) 1988.4.1
愛 媛
㈱エフエム愛媛
FM
JFN
(FM) 1982.2.1
高 知
㈱エフエム高知
FM
JFN
(FM) 1992.4.1
【5 放送】
(1) データ・現状
北海道
JNN(28社)
北海道放送 HBC
テレビ局の全国ネットワーク
NNN(30社)
札幌テレビ放送 STV
FNN(28社)
北海道文化放送 UHB
ANN(26社)
北海道テレビ放送 HTB
岩手めんこいテレビ MIT
岩手朝日テレビ IAT
青 森
青森テレビ ATV
青森放送 RAB
岩 手
アイビシー岩手放送 IBC
テレビ岩手 TVI
宮 城
東北放送 TBC
宮城テレビ放送 MMT
仙台放送 東日本放送 KHB
秋田放送 ABS
秋田テレビ AKT
秋田朝日放送 AAB
山形テレビ YTS
秋 田
5-03
TXN(6社)
テレビ北海道 TVH
独立U局
青森朝日放送 ABA
山 形
テレビユー山形 TUY
山形放送 YBC
さくらんぼテレビジョン SAY
福 島
テレビユー福島 TUF
福島中央テレビ FCT
福島テレビ FTV
福島放送 KFB
東 京
TBSテレビ TBS
日本テレビ放送網 NTV
フジテレビジョン CX
テレビ朝日 EX
テレビ東京 TX
東京メトロポリタンテレビジョン MXTV
群 馬
群馬テレビ GTV
栃 木
とちぎテレビ GYT
茨 城
埼 玉
テレビ埼玉 TVS
千 葉
千葉テレビ放送 CTC
神奈川
新 潟
テレビ神奈川 TVK
新潟放送 BSN
テレビ新潟放送網 TeNY
新潟総合テレビ NST
新潟テレビ21 UX
長 野
信越放送 SBC
テレビ信州 TSB
長野放送 NBS
長野朝日放送 ABN
山 梨
テレビ山梨 UTY
山梨放送 YBS
静 岡
静岡放送 SBS
静岡第一テレビ SDT
テレビ静岡 SUT
静岡朝日テレビ SATV
富 山
チューリップテレビ TUT
北日本放送 KNB
富山テレビ放送 BBT
石 川
北陸放送 MRO
テレビ金沢 KTK
石川テレビ放送 ITC
北陸朝日放送 HAB
福井放送 FBC
福井テレビジョン放送 FTB
福井放送 FBC
中京テレビ放送 CTV
東海テレビ放送 THK
名古屋テレビ放送
福 井
愛 知
中部日本放送 CBC
テレビ愛知 TVA
岐 阜
岐阜放送 GBS
三 重
三重テレビ放送 MTV
大 阪
毎日放送 MBS
讀賣テレビ放送 YTV
関西テレビ放送 KTV
朝日放送 ABC
テレビ大阪 TVO
滋 賀
びわ湖放送 BBC
京 都
京都放送 KBS
奈 良
奈良テレビ放送 TVN
兵 庫
サンテレビジョン SUN
和歌山
テレビ和歌山 WTV
鳥 取
島 根
山陰放送 BSS
岡 山
山陽放送 RSK
日本海テレビジョン放送 NKT
山陰中央テレビジョン放送 TSK
香 川
徳 島
テレビせとうち TSC
岡山放送 OHK
西日本放送 RNC
瀬戸内海放送 KSB
四国放送 JRT
愛 媛
あいテレビ ITV
南海放送 RNB
テレビ愛媛 EBC
高 知
テレビ高知 KUTV
高知放送 RKC
高知さんさんテレビ KSS
テレビ新広島 TSS
広島ホームテレビ HOME
テレビ西日本 TNC
九州朝日放送 KBC
広 島
中国放送 RCC
広島テレビ放送 HTV
山 口
テレビ山口 TYS
山口放送 KRY
福 岡
RKB毎日放送 RKB
福岡放送 FBS
佐 賀
愛媛朝日テレビ EAT
山口朝日放送 YAB
TVQ九州放送 TVQ
サガテレビ STS
長 崎
長崎放送 NBC
長崎国際テレビ NIB
テレビ長崎 KTN
長崎文化放送 NCC
熊 本
熊本放送 RKK
熊本県民テレビ KKT
テレビ熊本 TKU
熊本朝日放送 KAB
大 分
大分放送 OBS
テレビ大分 TOS
テレビ大分 TOS
大分朝日放送 OAB
宮 崎
宮崎放送 MRT
テレビ宮崎 UMK
テレビ宮崎 UMK
テレビ宮崎 UMK
鹿児島
南日本放送 MBC
鹿児島讀賣テレビ KYT
鹿児島テレビ放送 KTS
鹿児島放送 KKB
沖 縄
琉球放送 RBC
沖縄テレビ放送 OTV
琉球朝日放送 QAB
クロスネット局
2015年3月31日現在
【5 放送】
(1) データ・現状
四国におけるケーブルテレビの普及状況
【別紙3】
5-04
○平成27年3月末時点において、四国のケーブルテレビは、48事業者が提供しています。
うち、45事業者がRF方式により、3事業者がIPマルチキャスト方式によるものです。
○徳島県阿南市、小松島市、吉野川市及び上板町において、複数の地域事業者が競合しています。また、徳島県と
香川県の主なエリアにおいて、スカパーJSAT(株)と地域事業者が競合しています。
スカパーJSAT(株)
平成26年8月、よさこいケーブルネット(株)が
高知県中土佐町で事業開始
愛媛県 12事業者
上島町
香川県 7事業者
(株)ケーブルメディア四国
香川テレビ放送網(株)
中讃ケーブルビジョン(株)
三豊ケーブルテレビ放送(株)
今治市(旧波方町)
今治シーエーティーブィ(株)
高松市(旧塩江町)
さぬき市
阿波市
上板町有線テレビ(株)
日本中央テレビ(株)
石井町有線放送農業協同組合
エーアイテレビ(株)
(株)テレビ鳴門
(株)ひのき
(株)STNet
スカパーJSAT(株)
徳島県 20事業者
(株)四国中央テレビ
四国中央市
(株)ハートネットワーク
ケーブルテレビ徳島(株)
国府町農事放送農業協同組合
(株)東阿波ケーブルテレビ
徳島県南メディアネットワーク(株)
阿南市
(株)愛媛CATV
(株)ケーブルテレビあなん
(株)ケーブルネットおえ
那賀町
テレビ阿波(株)
(株)池田ケーブルネットワーク
(株)ケーブルネットワーク西瀬戸
(一財)八西CATV
三好市
香南施設農業協同組合
高知ケーブルテレビ(株)
よさこいケーブルネット(株)
西予CATV(株)
四万十町
宇和島市
宇和島ケーブルテレビ(株)
(株)愛媛CATV
黒潮町
エフビットコミュニケーションズ(株)
高知県 7事業者
IPマルチキャスト方式 3事業者
㈱アイキャスト
㈱クーレボ KDDI㈱
※いずれも、四国全域にサービスを提供
西南地域ネットワーク(株)
※本資料中の「ケーブルテレビ」とは、501端子以上の有線電気通信設備を使用して自主放送を含む映像サービスを
行っているものを指します。 (地上波等の再放送のみの施設、小規模な施設は含みません。)
※平成27年3月31日現在、一部地域でも業務開始済みの市町村を色付けで表示しています。
なお、平成26年度業務開始は格子模様で表示しています。
【5 放送】
(1) データ・現状
四国のケーブルテレビ事業者一覧≪徳島県≫
5-05
平成27年4月30日現在
【5 放送】
(1) データ・現状
県名
ケーブル事業者名
香川 香川テレビ放送網㈱
5-06
四国のケーブルテレビ事業者一覧≪香川・愛媛≫
種別
業務区域
業務開始日
三セク 坂出市、宇多津町の各一部
昭和60年3月20日
高松市の一部、さぬき市及び東かが
香川 ㈱ケーブルメディア四国
三セク
平成8年10月1日
わ市の全域
昭和59年11月20
香川 さぬき市
自治体 さぬき市の全域
日
香川 高松市
自治体 高松市の一部(旧塩江町の全域) 平成16年6月1日
丸亀市、多度津町の各一部、まんの
平成1年11月2日
香川 中讃ケーブルビジョン㈱
三セク
う町、琴平町の各全域
香川 三豊ケーブルテレビ放送㈱
三セク 観音寺市、三豊市の各全域
昭和62年11月1日
綾川町、宇多津町、直島町、小豆島
町、土庄町の各全域
純民
香川 スカパーJSAT㈱
高松市、さぬき市、三木町、善通寺 平成26年3月20日
市、多度津町、丸亀市、観音寺市、
三豊市、坂出市の各一部
愛媛 今治市
自治体 今治市の一部(旧波方町の全域) 平成4年8月11日
愛媛 今治シーエーティーブィ㈱
三セク 今治市の一部
平成2年8月29日
宇和島市の一部、鬼北町、松野町
平成3年9月23日
愛媛 宇和島ケーブルテレビ㈱
三セク
の各全域
愛媛 宇和島市
自治体 宇和島市の一部
平成21年10月1日
松山市、伊予市、東温市、砥部町、
平成3年9月30日
愛媛 ㈱愛媛CATV
三セク
松前町の各一部、愛南町の全域
愛媛 上島町
自治体 上島町の全域(魚島、高井神島除く) 平成8年4月3日
愛媛 ㈱ケーブルネットワーク西瀬戸 三セク 大洲市及び内子町の各一部
平成2年6月12日
愛媛 四国中央市
自治体 四国中央市の一部(高速道路以南) 平成19年3月1日
愛媛 ㈱四国中央テレビ
三セク 四国中央市の一部(高速道路以北) 平成18年3月1日
愛媛 西予CATV㈱
三セク 西予市の全域
平成3年1月1日
愛媛 ㈱ハートネットワーク
三セク 新居浜市、西条市の一部
平成2年12月4日
八幡浜市(大島除く)、伊方町の各全
愛媛 (一財)八西CATV
財団
平成3年6月25日
域
イン
コミュ
Wiエリア
ター
MVNO
ニティ
Max
放送
ネット
FM
○
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
○
-
-
-
-
-
-
-
-
-
○
○
○
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
○
○
○
○
○
-
○
○
○
○
○
○
○
○
-
-
-
-
-
-
平成27年4月30日現在
【5 放送】
(1) データ・現状
県名
高知
高知
高知
高知
四国のケーブルテレビ事業者一覧≪高知≫
ケーブル事業者名
黒潮町
高知ケーブルテレビ㈱
香南施設農業協同組合
四万十町
高知 西南地域ネットワーク㈱
高知 よさこいケーブルネット㈱
高知
エフビットコミュニケーションズ
㈱
種別
業務区域
自治体
三セク
組合
自治体
黒潮町の全域
高知市、南国市、いの町の各一部
香南市の全域
四万十町の全域
宿毛市、四万十市の一部
三セク
大月町の全域
須崎市、土佐市、中土佐町の各全
三セク
域
純民 室戸市の全域
業務開始日
5-07
イン
コミュ
Wiエリア
ター
MVNO
ニティ
Max
放送
ネット
FM
平成23年6月1日
昭和62年12月1日
平成6年4月1日
平成13年3月1日
平成14年11月21
日
○
○
○
-
-
-
-
○
-
-
-
-
平成8年6月1日
○
-
-
-
-
平成23年4月1日
○
-
-
-
-
平成27年4月30日現在
【5 放送】
(1) データ・現状
四国におけるケーブルテレビの加入世帯数・普及率の推移
5-08
○平成27年3月末時点において、四国のケーブルテレビの加入世帯数は約73万世帯(前年同期から10,778
世帯増加)、世帯普及率は41.6%(同0.5%増加)です。
○平成23年7月24日の地上デジタル放送への完全移行に伴い、平成24年3月末まで加入世帯数及び普及率
ともに増加が続いていましたが、その後は横ばいに推移しています。
加入世帯数
1,000,000
900,000
加入世帯数
世帯普及率
45.0
42.4
800,000
700,000
世帯普及率
[%] 50.0
42.1
41.1
38.6
40.0
41.6
35.0
600,000
30.0
500,000
25.0
400,000
300,000
660,253
729,578
726,648
719,319
730,097
20.0
15.0
200,000
10.0
100,000
5.0
0.0
0
H23.3末
RF方式
IPマルチ
キャスト方式
660,253
-
H24.3末
H25.3末
H26.3末
H27.3末
701,708
703,320
695,682
704,148
27,870
23,328
23,637
25,949
(注1)平成23年3月末までは、RF方式のみの加入世帯数。平成24年3月末以降は、RF方式とIPマルチキャスト方式の加入世帯数の合計。
(注2)本資料中の「ケーブルテレビ」とは、501端子以上の有線電気通信設備を使用して自主放送を含む映像サービスを行っているものを指します。
(地上波等の再放送のみの施設、小規模な施設は含みません。)
【5 放送】
(1) データ・現状
四国における県別のケーブルテレビ加入世帯数の推移
5-09
○徳島県の世帯普及率は、88.6%と高く、四年連続全国1位。
○徳島県の加入世帯数は、地上デジタル放送への完全移行後も増加が続いています。
○香川県及び高知県の加入世帯数は2年ぶりに、愛媛県は1年ぶりに増加に転じました。
350,000
300,000
250,000
284,719
287,749
230,135
235,190
290,071
292,386
229,778
232,829
徳島県
(世帯普及率88.6%)
262,318
200,000
愛媛県
(世帯普及率36.1%)
198,775
150,000
100,000
50,000
120,292
78,868
125,815
香川県
(世帯普及率27.8%)
116,524
114,994
118,675
88,909
87,185
84,476
86,207
H24.3末
H25.3末
H26.3末
H27.3末
高知県
(世帯普及率24.4%)
0
H23.3末
(注1)平成23年3月末までは、RF方式のみの加入世帯数。平成24年3月末以降は、RF方式とIPマルチキャスト方式の加入世帯数の合計。
(注2)本資料中の「ケーブルテレビ」とは、501端子以上の有線電気通信設備を使用して自主放送を含む映像サービスを行っているものを指します。
(地上波等の再放送のみの施設、小規模な施設は含みません。)
【5 放送】
(1) データ・現状
4K、8K放送
5-10
2006年、ITUにおいて、現行のハイビジョンを超える画質(いわゆるスーパーハイビジョン)の規格が標準化
規格は、4K・8K(K=1000を意味する単位)の二種類(現行ハイビジョンは2K)
4Kは、現行ハイビジョンの4倍の画質で、50インチ程度のテレビを想定
8Kは、現行ハイビジョンの16倍の画質で、100インチ程度のテレビを想定
解像度
画面サイズ
約200万画素
2K
1,920×1,080
= 2,073,600
4倍(4K←2K)
50インチ
3,840×2,160
= 8,294,400
16倍(8K←2K)
テレビ
(HDTV:地デジ等)
約800万画素
4K
8K
32インチ
実用化状況
実用放送・映画
VOD
(デジタル制作・配信)
100インチ
約3,300万画素
7,680×4,320
=33,177,600
実験段階
(パブリックビューイング
等)
【5 放送】
(1) データ・現状
4K・8K推進のためのロードマップ~第二次中間報告(2015年7月)~
5-11
【5 放送】
(1) データ・現状
機密性○
4K実用放送の開始
5-12
平成27年12月1日四国4事業者が4K実用放送開始
全国で39事業者が4K実用放送開始
①株式会社愛媛CATV
②香川ケーブルテレビ放送網株式会社
③ケーブルテレビ徳島株式会社
④株式会社ハートネットワーク
株式会社愛媛CATVは、全国で唯一、独自の4Kコミュニティチャンネルも開始
地デジ等の画面
②
①
④
4K放送の画面
8K放送の画面
③
約200万画素
約800万画素
※イメージ
約3,300万画素
【5 放送】
(1) データ・現状
スマートテレビ
5-13
【現状】
総務省は、放送サービスの高度化に関する施策の一環として、放送番組と多様なウェブア
プリケーションが連動したり、テレビとスマートフォン/タブレットが連携するスマートテ
レビの推進に向け、実証実験を実施
平成25年度 スマートテレビの標準化に関する実証実験
・ハイブリットキャスト技術を活用した実証実験を実施。
平成26年度 スマートテレビの活用による公共・地域情報等の発信に関する実証実験
・放送・通信連携によるスマートテレビを活用した公共・地域情報を発信す
るアプリケーション(スマテレ・アプリ)効果検証を実施
<スマートテレビアプリの例>
・テレビと紐づけられたスマートフォン上で、放送番組のリアルタ
イム同時視聴 (リモートアクセス)
・放送中の番組を、遡って再生(スタートオーバー)
・スポーツ中継等で様々な切り口の映像などをテレビ上に同時表示。
手元のスマホ・タブレットで詳細な選手データなどを表示
・多言語字幕表示や、きめ細やかな防災情報・地域情報等の表示
○四国の民放におけるスマートテレビの取組例(平成26年度実証実験)
■ジャパンケーブルキャスト 愛媛CATV
ハイブリッドキャスト機能を利用し、松山市内を走る「坊ちゃん列車」の位置情報と走行履歴を表示
■マルチスクリーン放送協議会(SyncCast) 南海放送、あいテレビ、愛媛朝日テレビ
番組で紹介された商品やサービスの情報、番組中で流れた音楽の情報をスマートフォン等に表示
【5 放送】
(1) データ・現状
インターネットによる映像サービス
5-14
○ 各局公式VODサイト
※価格は全て税抜き
日本放送協会
日本テレビ
テレビ朝日
TBS
テレビ東京
フジテレビ
公式VOD
サイト名
NHK
オンデマンド
日テレ
オンデマンド
テレ朝動画
TBS
オンデマンド
テレビ東京
オンデマンド
フジテレビ
オンデマンド
開始時期
2008年12月
2005年10月
2009年6月
2005年11月
2006年2月
2005年7月
受信端末
パソコン、テレビ※1、スマートフォン、タブレット
公式VOD 1話視聴の場合:無料 ~ 300円※2
サイトの 全話パック※3:1500円~2520円※2
料金例 月額定額プランの場合:数百円~1500円※4
※1 対応テレビで視聴可能
※2 視聴可能期間は、各局のサービスまたは番組により異なる
※3 例えばドラマの場合、1タイトル10話程度がパックになっている
※4 視聴可能番組数は各局により異なるが、ドラマ、アニメ、バラエティ
などを配信
○ 横断的なVODサイト例
■Hulu
・米国放送事業者NBC、ABC、FOX等の共同出資で設立されたインターネット動画配信サービス
・月額933円で、約10000話の国内外のドラマや映画等が見放題
・2011年9月 日本でサービス開始
・2014年2月 日本テレビが日本法人を買収。同年4月現在、日本テレビ、TBS、テレビ東京、NHK等
のコンテンツを提供
■CM付き無料見逃し配信サービス「TVer」
・在京キー5局で平成27年10月から、PC、スマートホン、タブレット向けに実施予定
・各社が個別に実施している番組配信を、共通のポータルから利用できるようにする。
○四国の民放における自社配信の例
■南海放送Hulu及び南海放送オンデマンド
■YouTube公式チャンネル 瀬戸内海放送、南海放送、テレビ愛媛、愛媛朝日テレビ、テレビ高知
出典:各社Webサイト等より作成
【5 放送】
(1) データ・現状
四国におけるインターネットラジオ①
5-15
NHK(AM・FM放送)
都道府県
徳島県
香川県
愛媛県
放送事業者
らじる★らじる
備考(放送開始日)
日本放送協会
○
「らじる★らじる」(H23.9.1開始)
[ 無 料 ]
高知県
<NHKネットラジオ らじる★らじるについて>
・「らじる★らじる」とは、NHKラジオ第1・第2・FMの番組をインターネットを通して放送と同時に提供するサービスです。
民放(AM放送 )
都道府県
徳島県
放送事業者
四国放送
radiko.jp(ラジコ)
香川県
西日本放送
-
愛媛県
南海放送
○
高知県
高知放送
○
○
備考(放送開始日)
「radiko.jp」 (H22.3.15開始)
(H26.4.1有料放送開始)
「四国放送ラジコ」(H27.4.1開始)無料
「南海放送ラジコ」(H24.11.1開始) 無 料・有料
「高知放送ラジコ」(H27.4.1開始)無料・有料
<「radiko.jp」(ラジコ)について>
・ラジコでは、平成26年4月1日より全国の民放ラジオが聴ける有料(月額350円(税別))サイマル放送も加わりました。
民放(FM放送)
都道府県
徳島県
放送事業者
エフエム徳島
ドコデモFM
○
LISMO WAVE
○
備考(放送開始日)
香川県
エフエム香川
○
○
愛媛県
エフエム愛媛
○
○
「ドコデモFM」(H23.12.5開始)
「LISMO WAVE」(H23.1.26開始)
[ 有 料 ]
高知県
エフエム高知
○
○
<ドコデモFM、LISMO WAVEについて(サイマル放送)>
・「ドコデモFM」は、全国の民放FMラジオが聴ける有料(Android 月額315円(税込み)、iPhone月額300円(税込み))のサービスです。
・「LISMO WAVE]は、全国の民放FMラジオが聴ける有料(月額300円(税別))のサービスです。
◎出典:インターネットラジオ事業者HPより作成
(平成27年4月1日現在)
【5 放送】
(1) データ・現状
四国におけるインターネットラジオ②
5-16
コミュニティ放送(CFM)
都道府県
市区町村
放送事業者名
JCBAサイマル
CSRA加盟
徳島県
徳島市
エフエムびざん
香川県
坂出市
エフエム・サン
香川県
高松市
エフエム高松コミュニティ放送
愛媛県
今治市
今治コミュニティ放送
○
愛媛県
宇和島市
宇和島ケーブルテレビ
-
-
高知県
高知市
高知シティエフエムラジオ放送
-
-
-
備考(放送開始日)
○
CSRA加盟 (H22.8.10開始)
○
CSRA加盟 (H26.8.18開始)
○
CSRA加盟 (H21.6.5開始)
JCBAサイマル (H26.2.17開始)
・ JCBA(一般社団法人日本コミュニティ放送協会)では、平成24年5月1日より、「インターネットサイマルラジオ」サイト
の運用を開始
・ コミュニティ放送局のインターネットサイマル放送は、Community Simul Radio Alliance (CSRA) が、平成18年4月1日
より運用開始
◎出典:インターネットラジオ事業者HPより作成
(平成27年4月1日現在)
【5 放送】
(1) データ・現状
ケーブルプラットフォーム
5-17
【ケーブル・プラットフォームの構築】
○ 我が国全世帯の1/2が加入するに至ったケーブル事業の更なる発展のために、2013年度中に、業界共通の
「プラットフォーム」を一部構築した。これにより、サービスの効率化と高度化を進め、競争激化する映像サービス
分野にて、ケーブルテレビ事業者の競争力強化が期待
○ 規模の経済によるメリット、視聴者への共通的サービス実現のため、可能な限り早期に、多数の事業者が参画
しやすいビジネスモデルの構築、大規模事業者等の積極的参加等が重要
【四国の現状】中讃ケーブルビジョン㈱が2013年12月2日に、㈱ハートネットワークが同年12月24日に、香川テレビ放送
網㈱が2014年3月1日に「milplus(みるプラス)」(IP-VOD)を導入
プラットフォームの機能
【具体的機能例】
①IP映像伝送機能
(IP-VODサービス、IPリニア放送)
②ID連携機能
③監視制御機能
④AJC-CMS機能
⑤お客様管理システム(SMS)機能
スケジュール
【2013年度】
・2013年9月、日本ケーブルテレビ連盟内に「新サービス・プラットフォーム推進特別委員会」設置
・2013年に「IP-VODサービス」を開始
【2014年度以降】
・2014年6月に「無線利活用WG」を設立し、MVNO、地域BWA、WiFiを3本柱とした検討を始める。
・同年10月JCTAとIIJは、MVNO事業で協業し、全国のケーブルテレビ事業者に向けて業界連携MVNOプラットフォームを
提供開始
【5 放送】
(1) データ・現状
マルチメディア放送
V-Low帯(99MHz~108MHz)
○車載器や携帯端末での受信が中心
○地域向けの放送
○無料放送が中心
平成26年7月15日、FM東京が出資する(株)
VIPから全国7つの放送対象地域全てに申請の
あった開設計画を認定
今後は、ソフト事業者の募集・認定を行っていく
予定
※ ソフト事業者の募集・認定は、ハード事業者
のサービス開始予定地域から順に行う。
※(株)VIPは、九州からサービス開始予定
(想定されているサービス)
① ドライバー向け
音楽番組やニュース・天気予報等のデータ配
信、道路走行に関する安心・安全情報の配信
② スマートフォンなどの個人向け端末や公共の
デジタルサイネージ向け
音楽番組やきめ細やかな地域情報、地域の
安心・安全情報などの地域コンテンツの配信
5-18
V-High帯(207.5MHz~222MHz)
○携帯端末での受信が中心
○全国一律の放送
○有料エンターテイメント分野の番組が中心
(株)ジャパン・モバイルキャスティング((株)
mmbiの100%子会社)をハード事業者として認
定
NTTドコモ等が出資する(株)mmbiが、 「NOT
TV」のサービス名で、平成24年4月から放送
サービスを開始(平成26年3月末時点で、約161
万契約)。四国では、平成25年2月から放送
未使用の周波数があることから、平成26年4月
17日に追加のソフト事業者5社を認定。平成27年
4月に放送開始
【5 放送】
(1) データ・現状
エリア放送
5-19
地上デジタル放送に割り当てられたUHF帯のホワイトスペースを活用して行われるワンセグ携帯等の地上デジタ
ルテレビ放送受信機に向けたエリア限定の放送サービス(平成24年4月2日施行)
1 制度の概要
・一の市町村の一部の区域のうち、特定の狭小な区域における需要に応えるための放送
・免許審査は、申請順(先願主義)。参入希望者は、使用可能な周波数の目安となる表を参考に申請
・地上デジタル放送の周波数帯を活用することから、地上デジタル放送(将来設置されるものも含む)に混信を与えてはならない。
・免許期間は、5年(H24年度は、年度内のみ)
2 技術基準
・使用周波数帯 : 470MHz~710MHzのホワイトスペース(チャンネルスペースマップを参考に選定)
・空中線電力
: フルセグ型(5.7MHz):原則10mW以下(特例130mW以下)、 ワンセグ型(468kHz):原則(10/13)mW以下(特例
10mW以下)
・業務区域
: 原則の空中線電力の場合、 半径 数十m~200m程度
四国におけるエリア放送の免許状況
エリア放送が使用する
ホワイトスペースのイメージ
・ある周波数
(チャンネ
ル)におけ
る地デジの
エリアの隙
間の内、地
デジに混信
を与えない
設置場所で、
その周波
ホワイト
数がホワイ
スペース
トスペース
利用不可
として利用
可能。
免許人
ホワイト
スペース
利用可能
無線設備の設置場所
ch
34ch(3
局)
放送内容
免許の日
行政情報
観光情報
商店街情報
H25.4.1
(再免)
*H24.10.3
(株)ハート
ネットワー
ク
愛媛県
・新居浜市役所、イオンモー
ル、テレコムプラザ
・西条市フレスポ西条
香川大学
香川県 高松市
・香川大学林町キャンパス危
機管理研究センター
50ch(1
局)
キャンパス情報
防災情報
H25.4.1(再免)
*H25.2.28
(ch変更)
*H26.8.29
(株)愛媛
CATV
愛媛県
・松山市銀天街
31ch(1
局)
地域情報
観光情報
H25.5.28
(株)愛媛
CATV
愛媛県
35ch(3
・松山市松山空港、西消防署、
局)
松山観光港等
地域情報
観光情報
H25.9.11
32ch(1局)
*は、最初の免許日
【5 放送】
(1) データ・現状
四国のテレビ放送事業者の平成26年度収支
5-0
5-20
(上段:四国、下段:全国、金額単位:百万円、前年度比増減率:%)
事業
者数
テレビ放送事業者
テレビ放送単営
ラジオ (AM)、 テレビ
兼営
10
127
6
94
4
33
収 支 状 況
売上高
営業費用
営業損益
経常損益
当期損益
26年度
前年度比
26年度
前年度比 26年度 前年度比 26年度 前年度比 26年度 前年度比
47,896
+0.9%
41,759
-0.6%
6,137
+13.0%
6,963
+13.8%
4,484
+18.2%
2,208,290
+0.7% 2,057,906
+0.5% 150,387
+2.8% 168,091
+0.7% 104,296
+7.4%
24,532
-1.1%
21,677
-0.9%
2,855
-2.7%
3,204
+2.1%
1,767
+1.1%
1,868,256
+0.6% 1,739,663
+0.4% 128,598
+2.6% 141,770
-0.2% 88,281
+7.1%
23,364
+3.2%
20,082
-0.3%
3,282
+31.4%
3,759
+26.2%
2,717
+32.9%
340,034
+1.2%
318,243
+1.0% 21,789
+4.3%
26,321
+5.9% 16,015
+9.1%
注:この資料は、平成26年度の事業収支結果の報告に基づき、収支状況を取りまとめたもの
テレビ放送事業者の
収支状況の推移(売上高、営業費用)
テレビ放送事業者の
収支状況の推移(営業損益)
【5 放送】
(1) データ・現状
四国のFM放送事業者の平成26年度収支
5-0
5-21
(上段:四国、下段:全国、金額単位:百万円、前年度比増減率:%)
事業
者数
ラジオ放送単営社(注2)
FM放送単営
4
66
4
51
売上高
26年度
前年度比
1,358
-5.8%
116,444
+0.6%
1,358
-5.8%
62,113
+1.1%
営業費用
26年度
前年度比
1,339
-3.4%
113,354
+0.1%
1,339
-3.4%
59,172
-0.2%
収 支 状 況
営業損益
経常損益
当期損益
26年度 前年度比 26年度 前年度比 26年度 前年度比
19
-65.5%
30
-54.5%
16
-59.0%
3,085
+25.6%
5,252
+28.5%
5,475
+351.4%
19
-65.5%
30
-54.5%
16
-59.0%
2,937
+36.7%
4,425
+40.4%
3,126
+69.3%
注1:この資料は、平成26年度の事業収支結果の報告に基づき、収支状況を取りまとめたもの
注2:ラジオ放送単営社の全国66社の内訳は、AM放送単営社14社、短波放送単営社1社、FM放送単営社51社
FM放送事業者の
収支状況の推移(売上高、営業費用)
FM放送事業者の
収支状況の推移(営業損益)
【5 放送】
(1) データ・現状
四国のケーブルテレビ事業者の平成26年度収支
(ケーブルテレビ事業のみ)
5-22
(上段:四国、下段:全国、金額単位:百万円、前年度比増減率:%)
売上高
事業
者数
ケーブルテレビ事業
27
294
収 支 状 況
営業費用
前年度比
15,855
497,510
営業損益
前年度比
-1.6%
-1.1%
14,995
446,850
-1.3%
-3.0%
前年度比
861
50,660
-6.5%
19.6%
注1:この資料は、平成26年度までに開局した有線テレビジョン放送事業者の事業収支結果の報告に基づき、直
近の決算期の収支状況を取りまとめたもの
注2:対象は、501端子以上の有線電気通信設備を使用して自主放送を含む映像サービスを行う営利法人のうち、
IPマルチキャスト方式による事業者等を除く者
億円
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
ケーブルテレビ事業者の
収支状況の推移(売上高、営業費用)
億円
10
ケーブルテレビ事業者の
収支状況の推移(営業損益)
8
6
四国ケーブル
(売上高)
四国ケーブル
(営業費用)
4
2
0
-2
-4
四国ケーブ
四国ケーブル
(営業損益)
ル(営業損
益)
【5 放送】
(1) データ・現状
民間放送事業者の字幕放送等の平成25年度実績
5-23
視聴覚障害者が放送を通じて情報を取得し、社会参加をしていく上で、視聴覚障害者向け放送の普及を進めていくことは
重要な課題となっています。
これまで総務省は、視聴覚障害者向け放送の普及に向けて、「視聴覚障害者向け番組の放送努力義務化」、「字幕・解
説放送普及目標の策定、進捗状況の公表」、「字幕・解説番組等制作費の一部助成」を実施し、各放送事業者の自主的
な取組を促してきました。
視聴覚障害者向け放送普及行政の指針(抜粋)
1 字幕放送(地上系民放)(注1)
普及目標の対象
対象時間
7時から24時
対象番組
字幕付与可能な全ての放送番組
(注2)
目標
備考
2017年度までに対象の放送番組の全て
に字幕付与
大規模災害等緊急時放送については、
できる限り全てに字幕付与
県域局については、できる限り目標に
近づくよう字幕付与する。
注1 字幕放送には、データ放送やオープンキャプションにより番組の大部分を説明している場合を含む
注2「字幕付与可能な放送番組」とは次に掲げる放送番組を除く全ての放送番組
①技術的に字幕を付すことができない放送番組(例 現在のところ、複数人が同時に会話を行う生放送番組) ②外国語の番組 ③大部分が器楽演奏の音楽番組 ④権利処理上の理由等により字幕を付す
ことができない放送番組
2 解説放送(地上系民放)
普及目標の対象
対象時間
7時から24時
対象番組
権利処理上の理由等により解説を付
すことができない放送番組を除く全て
の放送番組(注3)
目標
備考
2017年度までに対象の放送番組の10%
に解説付与
県域局については、できる限り目標に
近づくよう字幕付与する。
注3 「権利処理上の理由等により解説を付すことができない放送番組」とは次に掲げる放送番組
①権利処理上の理由により解説を付すことができない放送番組 ②2か国語放送や副音声など2以上の音声を使用している放送番組 ③5.1chサラウンド放送番組 ④主音声に付与する隙間のない放送
番組
3 手話放送
NHKにおいては、手話放送の実施時間をできる限り増加させる。地上系民放及び有線テレビジョン放送においては、手話放送の実
施・充実に向けて、できる限りの取り組みを行う。
【5 放送】
(1) データ・現状
字幕放送の推移状況(四国及び全国)
5-24
80.0%
75.0%
70.0%
四国の民放10社
65.0%
全国の系列ローカル局
60.0%
55.0%
50.0%
H22年度
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
行政指針の普及目標の対象となる放送番組における
字幕番組の割合(注1)
H22年度
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
四国の民放10社(注2)
61.7%
64.7%
67.8%
69.5%
73.2%
全国の系列ローカル局(注3)
61.2%
64.0%
66.4%
69.4%
74.0%
注1 2週間のサンプル週(平成26年5月26日(月)~6月1日(日)及び12月1日(月)~12月7日(日))における調査。
普及目標の対象となる放送番組とは、7時から24時までの間に放送される番組のうち、次に掲げる放送番組を除くすべての放送番組をいう。
・技術的に字幕を付すことができない放送番組(例 現在のところ、複数人が同時に会話を行う生放送番組)
・外国語の番組 ・大部分が器楽演奏の音楽番組
・権利処理上の理由等により字幕を付すことができない放送番組
注2 四国放送、高知放送、西日本放送、南海放送、瀬戸内海放送、テレビ愛媛、テレビ高知、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、高知さんさんテレビの10社
注3 在京キー局5局、在阪準キー4局、在名広域4局を除く101社
【5 放送】
(1) データ・現状
テレビ、ラジオ、コミュニティ放送事業者の放送停止事故の発生状況
5-25
放送局種別の放送停止事故件数
○ 放送停止事故は、四国で14件(昨年度17件)、重大事故は1件(昨年度0件)
放送種別
継続時間
15分未満
15分以上 30分未満
30分以上 1時間未満
1時間以上 1時間30分未満
1時間30分以上 2時間未満
2時間以上 5時間未満
5時間以上 10時間未満
10時間以上
計
重大事故 計(件数)
地上基幹放送
重要な中継局
小規模な中継局
(プラン局※1)
テレビ及びラジオ
コミュニティ放送
H25年度 H26年度 H25年度 H26年度 H25年度 H26年度 H25年度 H26年度 H25年度 H26年度
8
4
5
4
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
1
1
1
2
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
1
0
1
0
0
2
0
0
0
0
0
1
0
1
2
2
0
0
0
0
0
0
2
2
1
2
0
0
0
0
0
0
1
2
1
3
0
0
0
0
0
0
1
3
17
14
6
5
5
0
1
1
5
8
0
1
0
1
0
0
0
0
合計(件数)
親局
放送停止の原因(内訳)
○ 設備故障5件(昨年度4件)、自然災害0件(昨年度0件)、第三者要因6件
(昨年度4件)、人為的要因3件(昨年度8件)、その他0件(昨年度1件)
合計
計 (重大事故)
設備故障
自然災害
H25
年度
H26
年度
H25
年度
H26
年度
H25
年度
H26
年度
17
14
4
5 (1)
0
0
第三者要因
(停電含む)
H25
H26
年度 年度
4
6
人為的要因
人為的要因
21%
3件
設備故障
36%
5件
その他
H25
年度
H26
年度
H25
年度
H26
年度
8
3
1
0
※1 基幹放送用周波数使用計画に記載されている中継局
※2 重大な事故は、放送の停止時間が親局は15分以上(コミュニティ放送の親局は2時間以上)、重要な
中継局は2時間以上のもの(放送法施行規則第125条)
第三者要因
43%
6件
平成26年度放送停止事故の発生原因別
【5 放送】
(1) データ・現状
ケーブルテレビ放送事業者の放送停止事故の発生状況
5-26
設備規模別の放送停止事故件数
○ 放送停止事故は、四国で6件(昨年度1件)、重大事故は0件(昨年度0件)
設備規模
継続時間
2時間以上
3時間以上
4時間以上
5時間以上
小規模
(引込端子数501~5,000)
H25年度
H26年度
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
2
計
計
H25年度
0
0
1
0
0
1
H26年度
1
0
0
1
4
6
重大事故 計(件数)
0
0
3時間未満
4時間未満
5時間未満
10時間未満
10時間以上
中・大規模
(引込端子数5,001~)
H25年度
H26年度
0
1
0
0
1
0
0
1
0
2
1
4
0
0
放送停止の原因(内訳)
○ 設備故障2件(昨年度1件)、自然災害2件(昨年度0件)、第三者要因2
件(昨年度0件)、人為的要因0件(昨年度0件)、その他0件(昨年度0件)
合計(件数)
計
設備故障
自然災害
H25
年度
H26
年度
H25
年度
H26
年度
H25
年度
H26
年度
1
6
1
2
0
2
第三者要因
(停電含む)
H25
H26
年度
年度
0
2
人為的要因
その他
H25
年度
H26
年度
H25
年度
H26
年度
0
0
0
0
※1 重大事故は、放送の停止を受けた利用者の数が3万世帯以上、かつ、放送の停止時間が2時間以
上のもの(放送法第137条)
※2 放送停止事故の報告対象は、放送の停止を受けた利用者の数が500以上又は利用者の過半数に
影響が及び、かつ、放送の停止時間が2時間以上のもの(放送法施行規則第159条)
第三者要
因
33
%
2件
設備故障
33
%
2件
自然災害
33
%
2件
平成26年度放送停止事故の発生原
因別
【5 放送】
(2) 地デジ完全移行
地上デジタル放送(地デジ化)年表①
全国
平成6年4月22日
5-27
四国
「放送のデジタル化に関する研究会」報告書(デジタ
ル化推進の基本方針等)
平成13年3月12日
「岡山・香川地上デジタル放送推進協議会」設立
平成13年4月27日
徳島・愛媛・高知の各「地上デジタル放送推進協議
会」の設立
平成13年7月17日
「全国地上デジタル放送推進協議会」の設立
平成13年7月25日
放送普及基本計画、周波数割当計画及び放送用周
波数使用計画の変更
(地上デジタル放送に関する規定の整備。アナログ放
送の終了期限を平成23年7月24日までと規定。)
平成15年3月1日
「総務省地デジコールセンター」設置(視聴者相談対応)
平成15年4月
平成15年12月1日
アナログ周波数変更対策(チャンネル変更)を鳴門北
灘局(徳島県)より開始
東京・名古屋・大阪で地上デジタル放送開始
平成16年1月
ARIB瀬戸内地域アナログテレビチャンネル変更対策
受信対策センターの開所(愛媛地域受信対策セン
ター、徳島・香川地域受信対策センター)
平成17年7月1日
ARIB瀬戸内地域センターの「徳島・香川地域受信対
策センター」を「徳島・香川・高知受信対策センター」に
変更
平成18年10月1日
徳島・松山・高知で地上デジタル放送開始
平成18年12月1日
高松で地上デジタル放送開始
【5 放送】
(2) 地デジ完全移行
地上デジタル放送(地デジ化)年表②
全国
5-28
四国
平成19年3月
アナログ周波数変更対策を完了(全国653地域471
万世帯の対策完了)
平成19年4月
デジタル中継局(自立建設困難)整備支援及び辺地共聴施設整備支援を開始
平成20年7月
デジタル中継局(新局)整備支援を開始
平成20年10月1日
「総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)」開設
(11ヶ所)
「総務省四国地域テレビ受信者支援センター」(松山
市)を開設
平成21年2月2日
デジサポ拡充(51ヶ所)
四国各県の4ヶ所に拡充(徳島市、高松市、松山市、
高知市)
平成21年5月11日
受信障害対策共聴施設の助成金募集開始
平成21年8月17日
集合住宅共聴施設の助成金募集開始
平成21年10月1日
地デジ簡易チューナー給付支援の申込受付開始
平成22年3月11日
地デジ難視対策の暫定衛星放送の開始
平成22年4月
新たな難視対策事業の個別受信視聴対策(高性能アンテナ、CATV加入)及びデジタル混信対策の開始
平成22年7月14日
長浜出海局(愛媛県)の旧波停波をもって、4年間に
わたるアナログ周波数変更対策を完了(70地域約3
8万世帯)
デジアナ変換サービスを㈱四国中央テレビ(愛媛県)
と四国中央市(愛媛県)が開始(全国初)
平成23年7月24日
アナログ放送の終了・地デジへの完全移行(東北3県H24.3.31を除く)
平成24年2月24日
デジサポ一部整理(51ヶ所のうち34ヶ所閉所)
香川・高知のデジサポの閉所
平成24年8月31日
デジサポ拠点整理(全国14拠点)
徳島のデジサポの閉所
平成27年3月31日
地デジ難視対策の暫定衛星放送の終了、地デジ難視対策の終了
平成27年5月31日
デジサポ地域拠点の閉所
デジサポ四国の閉所
【5 放送】
(2) 地デジ完全移行
地デジ受信環境の整備
5-29
平成23年7月24日 地上アナログ放送は四国地方でも終了し、地上デジタル放送に移行
平成26年度末までに全ての地上デジタル放送難視世帯に対する恒久対策を完了
・
地上テレビジョン放送のデジタル化によって、電波の特性の違いなどにより、アナログ放送は受信できていたが
デジタル放送は受信できない「新たな難視」等のデジタル難視が発生したことから、その対策工事を実施
・ 対策工事としては、ケーブルテレビ等への移行、高性能UHFアンテナの整備、共聴施設の新設による方法の他、
新たにワンセグ受信による方法を追加して対策
地デジ難視対策の推移(四国)
デジタル中継局整備支援
平成23年度
末残数
平成24年度
末残数
平成25年度
末残数
平成26年度
末残数
徳島県
60
39
14
0
香川県
178
9
5
0
愛媛県
722
153
74
0
高知県
190
24
14
0
合 計
1,150
225
107
0
デジタル混信の解消
新たな難視地区等に
おける恒久対策の実施
辺地共聴施設のデジタル化支援
暫定衛星対策
高性能等アンテナ対策
地上デジタル放送への円滑な移行の
ための環境整備・支援を終了
コールセンターの運営
デジサポによる受信相談・調査
etc.
平成27年3月末に基本的に対策を完了するとともに、地デジ難視対策衛星放
送も終了
デジタル混信対策については、従来からの電波の異常伝搬による混信の発
生が想定されることから、平成27年度以降も引き続き混信発生状況を確認し
つつ対策を実施する。
【5 放送】
(2) 地デジ完全移行
デジアナ変換終了①
5-30
地上デジタル放送への円滑な移行のため、ケーブルテレビ事業者がデジタルの信号をアナログに
変換し、アナログテレビでも地デジが見られる「デジアナ変換サービス」を行ってきましたが、平
成27年3月末※までに終了しました。
※徳島県の一部事業者は、4月末までに終了(管内のデジアナ変換事業者数 34事業者)
【デジアナ変換サービス終了時の画面イメージ】
【デジアナ変換サービスとは】
アナログ停波後もアナログテレビを利用できるよう、ケーブルテレビ事業者がデジタル放送をアナログ放送に変換して番組を提供。
CATV会社
視聴者宅内
デジタル放送
セットトップボックス
(STB)
デジタル
テレビ
チャンネル変換装置
アナログ放送(平成27年3※月まで)
※CATV事業者によって終了日が前後。
デジアナ変換装置
【アナログテレビ】
アナログ
テレビ
対応方法
①デジタルテレビへの買換え
②簡易チューナーの接続
③ケーブルテレビ加入(有料契約)
【5 放送】
(2) 地デジ完全移行
デジアナ変換終了②
5-31
デジアナ変換年表
全国
四国
平成18年10月1日
徳島・松山・高知で地上デジタル放送開始
平成18年12月1日
高松で地上デジタル放送開始
平成22年2月19日
総務省よりCATV事業者にデジアナ変換実施を要請
平成22年4月
デジアナ変換導入への支援開始
デジアナ変換サービスを㈱四国中央テレビ(愛媛県)と
四国中央市(愛媛県)が開始(全国初)
平成22年7月14日
「デジアナ変換サービス」終了
平成27年3月まで
(事業者により終了日は相違)
徳島県の一部事業者は、4月までに終了
【5 放送】
(2) 地デジ完全移行
地上デジタル放送関連の主な支援の実績
5-32
地上デジタル放送への完全移行のための送受信環境整備のため、整備に要する費用の一部について
国が補助
支援事業
実施年度
事業件数
補助額
デジタルテレビ中継局整備事業
平成19年度~平成26年度
46件
約3億600万円
辺地共聴施設整備事業
平成19年度~平成26年度
392件
約9億9,600万円
受信障害対策共聴施設整備事業
(共聴施設改修)
平成21年度~平成23年度
20件
約3,400万円
受信障害対策共聴施設整備事業
(ケーブルテレビ移行)
平成21年度~平成23年度
46件
約4,400万円
共同住宅共聴施設整備事業
平成21年度~平成23年度
113件
約3,500万円
デジアナ変換施設整備事業
平成22年度~平成23年度
16件
約4,500万円
新たな難視対策事業
(ケーブルテレビ等加入対策)
平成22年度~平成26年度
13,074件
約3億8,800万円
新たな難視対策事業
(ケーブルテレビ幹線対策)
平成23年度~平成26年度
6件
約3,200万円
新たな難視対策事業
(高性能アンテナ対策)
平成23年度~平成26年度
269件
約1億7,800万円
新たな難視対策事業
(共聴施設対策(新設))
平成23年度~平成26年度
89件
約5億9,500万円
暫定的難視聴対策事業
(地デジ難視対策衛星放送の受信対策)
平成21年度~平成26年度
2,103世帯
-
デジタル混信対策事業
平成22年度~平成26年度
78件
約2,600万円
【5 放送】
(3) 放送の防災対策
臨時災害放送局
5-33
臨時災害放送局とは、暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生した場合に、その被害を軽
減するために役立つことを目的とし、地方公共団体等が臨時かつ一時的に開設するFMラジオ放送です。
概要
◆免許主体
◆周波数
◆空中線電力
◆免許の期間
◆免許の方法
・・・・・ 市町村(都道府県)
・・・・・ FM放送の周波数
・・・・・ 必要に応じて最小限(参考:コミュニテイFM放送局は20Wまで)
・・・・・ 被災者の日常生活が安定するまで
・・・・・ ひとまず電話等の口頭で免許(臨機の措置)。落ち着いてから書類処理
⇒ 類型としては、
①既存のコミュニティFM放送局をいったん休止し、その設備を使用して臨時災害対策FM局を開設
するケース
②市町村(都道府県)が、災害時のみに臨時災害対策FM局を開設するケース
市町村
ラジオ
•
•
臨時災害放送局
被害の軽減に
役立つ情報
被災者の生活
安定に寄与す
る情報
被災住民
【5 放送】
(3) 放送の防災対策
FM方式によるAMラジオ放送の補完中継局
5-34
○補完中継局は、難聴対策又は災害対策の必要性が認められる場合に限り開設できます。
○「難聴」とは、「標準放送を行なう放送局の放送区域」に規定するAMラジオ放送の法定電界強度を満たさない地点、
又は電気雑音の影響や外国波混信等によりAMラジオ放送の聴取が困難と判断される地点が継続的かつ地域的に
一定程度の連続性をもって存在する状態と定義
【四国の実績】南海放送㈱(RNB)に対し、平成26年10月31日に予備免許を付与。同年12月1日本放送開始
①都市型難聴対策
③地理的・地形的難聴対策
補完中継局
FM補完局
AM放送局
補完中継局
AM放送局
建築物による遮へ
いによる電界強度
の低下又は電気雑
音の影響等の要因
による受信障害対
策を開設目的とす
るもの
②外国波混信対策
AM放送局
地形的原因で生じる遮へいによる受信障害対
策又は地理的原因による受信障害対策を開
設目的とするもの
④災害対策
外国のAM放送局
AM放送局
補完中継局
AM放送局
補完中継局
中波放送の放送設備
が災害発生時に被害
を受け、放送の継続
が困難となる事態へ
の対策を開設目的と
するもの
外国波との混信
による難聴対策
を開設目的とす
るもの
AM中継局
AM波
FM波
【5 放送】
(3) 放送の防災対策
南海放送(株)による災害対策FM補完中継局の開設
5-35
南海放送(株)は、AMラジオ送信所が災害発生時に被害を受け、放送の継続が困難となる事態
に備え、全国で初めてFM補完中継局を開設し平成26年12月1日から放送を開始しました。
・FM補完局は、南海放送と北日本放送(富山県)が同日に全国で初めて放送開始
・AMラジオの送信所が洪水や津波の被害を受けても、FMラジオで放送を継続
・AMラジオ番組を、高音質のFM放送でも提供
【松山・新居浜FM放送区域概略図】
赤線の内側の地域では、AMラジオ放送
に加え、FMラジオ放送の聴取が可能
松山FM補完局
(平成26年12月1日放送開始)
放送区域内世帯数
:約268,000世帯
ー 放送エリアの目安(0.25mV/m)
● 送信所
新居浜FM補完局
(平成27年3月21日放送開始)
放送区域内世帯数
:約97,000世帯
・エリア内であっても地形やビル陰等により電波が遮られるなど、聴取でき
ない場合あり
・南海放送は、今後、FM放送区域を愛媛県内各地に拡大予定
【5 放送】
(3) 放送の防災対策
5-36
放送ネットワーク整備支援事業
被災情報や避難情報など、国民の生命・財産の確保に不可欠な情報を確実に提供するため、
災害発生時に地域において重要な情報伝達手段となる放送ネットワークの強靱化を実現します。
【四国の実績】平成26年度補正予算により、南海放送㈱の取組を支援
【施策の概要】
(1)施策の背景
東日本大震災をはじめ、深刻な災害(地震、台風、豪雨、竜巻等)が頻発していることや、南海トラフ巨大地震・首都直下地震
等の大規模災害発生の可能性が指摘されていることを踏まえ、放送ネットワークの強靱化を推進し、住民が地方公共団体等か
ら災害関連情報等を確実に入手できるような環境を構築する。
(2)施策の具体的内容
放送網の遮断の回避等といった防災上の観点から、次の費用の一部を補助
①放送局の予備送信設備、災害対策補完送信所、 緊急地震速報設備等の整備費用(地上基幹放送ネットワーク整備事業)
②ケーブルテレビ幹線の2ルート化等の整備費用(地域ケーブルテレビネットワーク整備事業)
(3)補助率
地方公共団体 補助率1/2
第3セクター、地上基幹放送事業者等 補助率1/3
国民の生命・財産の確保に不可欠な情報の確実な提供
放送施設の
災害対策強化
放送メディア
本
社
送信所
住
民
予備送信設備
災害情報の
迅速・正確な伝達
予備電源設備
災害対策補完送信所
ケーブルテレビ幹線の
2ルート化等
等
緊急地震速報
緊急警報放送
等
予備送信設備、災害対策補完送信所、緊急地震速報設備等の整備を促進
【5 放送】
(3) 放送の防災対策
民放ラジオ難聴解消支援事業
5-37
国民生活に密着した情報や災害時における生命・財産の確保に必要な情報の
提供を確保するため、ラジオの難聴解消のための中継局整備を支援
【四国の実績】
平成26年度予算により、南海放送㈱の取組を支援
1 施策の概要
(1)放送は、国民生活に密着した情報提供手段として、特にラジオは災害時の「ファースト・インフォーマー」(第一情報
提供者)として、今後もその社会的責務を果たしていくことが必要
(2)ラジオについては、地形的・地理的要因、外国波混信のほか、電子機器の普及や建物の堅牢化等により難聴が増
加しており、その解消が課題
(3)平時や災害時において、国民に対する放送による迅速かつ適切な情報提供手段を確保するため、難聴解消のた
めの中継局整備を行うラジオ放送事業者等に対し、その整備費用の一部を補助
2 スキーム (補助金)
(1)事業主体
民間ラジオ放送事業者、自治体等
(2)補助対象
難聴対策としての中継局整備
(3)補助率
・地理的・地形的難聴、外国波混信 2/3
・都市型難聴 1/2
【5 放送】
(3) 放送の防災対策
放送ネットワーク災害対策促進税制
5-38
被災情報や避難情報など国民の生命・財産の確保に不可欠な情報を確実に提供する
ため、ラジオ放送事業者の予備送信設備等の整備に対して、税制上の特例措置を創設
【四国の実績】平成26年8月に南海放送(株)の基幹放送設備等整備計画を確認
1 対象者
ラジオ放送事業者
2 対象設備
災害対策のために取得した予備送信設備等(送信機、電源設備、アンテナ等)
(自然災害の可能性の高い場所にある送信所について、新たに一体的に整備する場合に限る。)
3 特例措置
(1)国税(法人税) : 特別償却15%
(2)地方税(固定資産税) : 課税標準3/4(取得後3年間)
(法人住民税・事業税) : 国税に準じた措置
4 適用期間
2年間(平成26年4月1日から平成28年3月31日)
【対象設備イメージ】
既存の
ラジオ送信所
AM
FM
~自然災害の可能性が高い場所~
【5 放送】
(3) 放送の防災対策
地域ケーブルテレビネットワーク整備事業
5-39
1 概要
災害発生時等に地域において重要な情報伝達手段となる地方公共団体、第三セクターのケーブルテレ
ビが所有する放送・通信ネットワークについて、放送・通信網切断による情報遮断の回避といった防災
上の観点から、有線網切断が想定される箇所等の①伝送路の複線(ループ)化、②一部無線化、③監視
制御機能の強化を行う事業に対し、その費用の一部を補助します。
2 スキーム(補助)
補助対象
:市町村(複数の地方公共団体の連携主体を含む。)、第三セクター
補助率
:市町村の単独若しくは連携の場合:1/2、第三セクターの場合:1/3
補助対象経費 :伝送路設備、送受信装置、無線アクセス装置、監視制御・測定装置 等
【四国の実績】 平成25年度補正予算
㈱ハートネットワーク(愛媛県)、四万十市(高知県)の取組を支援
平成27年度予算(交付決定)
㈱ハートネットワーク(愛媛県)の取組を支援
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