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OECD 第 2 回インターンレポート

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OECD 第 2 回インターンレポート
OECD 第 2 回インターンレポート
東京外国語大学大学院 総合国際学研究科
国際コミュニケーション・通訳専修コース
砂金 学
Gaku ISAGO
2015 Aug.04
◆基本情報
派遣機関:経済協力開発機構パリ本部
(Organization for Economic Co-operation and Development: OECD)
都市:パリ、フランス
勤務部署:Public Affairs and Communication Directorate(PAC)内 Media Division
派遣期間:2015 年 7 月 1 日-2015 年 9 月 30 日(予定)
◆第2回のレポートでは職務内容を述べようと思う。
夜の凱旋門
◆1日のスケジュール
08:00
出勤
Early Flash の準備
08:30
Early Flash をコピー機でスキャン
Media Review の準備・Today’s markets
09:30-09:50
Media Review をスキャン・30 部程度印刷
Media Review を Château に配達
10:20-10:40
Media Review を PAC/COM のメンバーに配達
Media Review の indexing
12:30-13:00
Today’s World News(1)送信
昼食・休憩(1 時間)
16:30-16:50
Today’s World News(2)送信
17:00
業務終了
◆朝来てまずやること
大量の新聞を上司からうけとり、上司の指示に従って切り取る。それをどの記事がどの新聞だ
ったかを明示するために、ロゴを印刷した紙に貼り付ける。読みやすいように貼るのは一苦労。
時には裏表両方だったりしてコピーを使う必要もある。
上司は新聞記事の端に Early Flash 用には「×F」、Media Review 用には「×」と赤ペンでマ
ークしているのでその記事を切り取る。
記事は、英語はもちろんフランス語・ドイツ語・イタリア語・たまに日本語や中国語もある。
◆Today’s Markets
Reuters の日経・FOREX・Global Markets・European Factors の最新記事をメールで送る。
◆Early Flash
切り取った新聞の Early Flash 用の記事はとにかく優先して一刻も早く仕上げる。だいたい 30
ページから 50 ページ程度だろうか。上司がコピーした記事の順番を整え、それをわたしてく
れるのでコピー機でスキャンして pdf 化して PC から見られるようにする。また 1 部印刷し、
PAC の Director のところへ届ける。ちなみに Director
はまだ出勤していない。
◆Media Review
Early Flash がおわるとすぐにこちらの準備。やる内
容は Early Flash におなじ。新聞を切り取ってコピー
する。これは 50 ページから 70 ページ程度。上司が
順番を整えたあと、スキャンして pdf 化して、今度は
30 部程度印刷。
印刷の途中で 15 部程度できたら表紙をとともにホチ
キスで綴じる。その 15 部はちょっと離れた Château
に届けるものなので、出来次第もっていく。戻ってき
たころには残りのコピーもほぼ終わっているのでそれ
を表紙とともに綴じて、PAC のメンバーに配達する。
OECD の Château
夏は職員もみんなバカンスに出てしまい、印刷するのも少し無駄
なので Media Review は 8 月は印刷版の配布は行わず、データのみ
の配信となる。印刷しないだけで新聞切り抜きなどの作業はある。
◆Media Review の indexing
スキャンした Media Review はデータドライブ上に保存されている
が、閲覧を容易にするために「どの新聞か」「著者」「テーマ」
「関連国・地域」などをタグ付けする。テーマはあらかじめ決ま
っており、そこからクリックして選ぶ。フランス人とスペイン人
がいるのでそれらの言語は彼らに任せ、自分の担当は英語とドイ
ツ語と日本語や中国語などの記事である。知っている言語でも深
く読んでいると時間的に終わらないので、キーワードをスキャン
するようにざっと読む。
Media Review が 8 月は休止する旨の案内
◆Today’s World News(1)および(2)
OECD に関連したニュースや世界の主要経済ニュースを集めてメールにリンクをはって送る。
時間的にマーケットが開いている時間にニュースが多くなるので、(1)はヨーロッパ、(2)はアメ
リカなどを中心とするが、特に制限はない。言語は英語とフランス語。
Early Flash と Media Review の準備が終わったら基本的にニュース探しが仕事となる。
◆翌日の Media Review の準備
翌日の Media Review にそなえて、OECD 関連のニュースをプリントアウトしておく。どの言
語でも記事を集めるが、日本語や中国語などあまり職員が得手としないような言語は英語でタ
イトルを訳しておく。Today’s World News に使ったものも OECD 関連のやつなら印刷してお
く。
◆午後になったら当日の新聞がそろうので、それらを決められた棚にアーカイブとしてとって
おく。毎週月曜には 1 週間分きちんとストックされているかチェックし、不足があれば(ゴミ
箱を…)探す。もし不足があれば上司に報告する。
仕事場の一風景が Instagram に掲載される
(カメラ目線の写真はなぜか不採用で一人だけ黙々と)
◆昼食について
時間は 1 時間である。OECD には 1 つの社員食堂と 2 つのカフェがある。
カフェには怪しげな“寿司”なるものが売っているが試したことはない。
なおオフィスの近くに給湯器というか給水器があるので、コップとイン
スタントコーヒーや紅茶などを持参すればいつでも飲むことができる。
入り口にあるメニュー見本は↓こんな感じ。
誰ですかねロビーに
「良い官僚」って書いたの
実際に出てくる盛り付けはこんな感じ。→
きれいに盛り付けられているわけはない。
メインは 7.80€。パン、ドリンク、サラダ、デザートなどもある。
残念なことに 8 月は社員食堂とカフェのひとつが閉まるとのことなので仕方なく昼食は持参。
↓スーパーで買う。賞味期限が 1 週間ぐらい。
ひとつカフェが開いているのでここでも昼食を調達できる。→
◆目標設定
本インターンの目標と達成度自己評価を記載しておく。
 語学・コミュニケーション
ビジネスで使う英語と日常会話で使うフランス語。業務に適切なコミュニケーション。
 スムーズでスピーディな業務遂行
この仕事はスピードが求められるため項目に加える。
 人脈形成
ビジネスマンとして人脈を築く。
 パリの生活
Work life balance
点数
語学・コミュニケーション
4/10
スムーズでスピーディな業務遂行
6/10
人脈形成
2/10
パリの生活
3/10
理由
仕事では英語でコミュニケーションをとっているが、いまだに
「コミュニケーション不足」と指摘されることもあるので要改
善。「言わなくてもわかること」は通じない点をしっかり意識し
なくてはならない。フランス語については学校ないし先生をまだ
探していないのでひと段落ついた今さがすことにする。
基本的な作業は慣れてきてスピードも上がったが、たまに上司か
らミスを指摘されたりもするので制度をあげることが必要。また
人によって指示が違うこともあるので要注意。
PAC のメンバーはだいたい話ができたと思う。
OECD パリ本部には 2 人日本人で知っている職員がいるが、まだメ
ールを書いたぐらいである。1 人はたまたま Media Review を配達
する際にばったり会って今度食事に行くことになった。
日本人以外にも別の部署のドイツ人のインターン生とたまにラン
チにいったりするが、まだほかにも知り合いを増やしたい。
ステイ先のオーナーがほとんど料理をしない人で調理器具があま
りないので料理ができないでいる。調理器具を買ってしまおうか
迷っている。またルーブル美術館にいったぐらいで観光地に今回
は行っていないので今後いろいろパリを訪問する。旅行にも行っ
ていないので週末にフランスドイツなど行っておきたい。
◆さいごに街の写真をいくつか
革命記念日(7/14)の写真 from AFP
エッフェル塔と夜景
東京にも四ッ谷駅とかにある PAUL
これは Opéra 駅
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