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2016年法学既修者試験受験要項

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2016年法学既修者試験受験要項
法学検定試験委員会
公益財団法人
公益社団法人
日弁連法務研究財団
商事法務研究会
■Test of Legal Proficiency■
法学検定試験
法学既修者試験
2016年受験要項
2016年7月17日
(日)実施
出 願 受 付 期 間
5 月 10 日(火)∼ 6 月 8 日(水)
願 書 郵 送 締 切
6 月 9 日(木)消印有効
受 験 料( 税 込 み )
12,960 円
法学検定試験委員会事務局
https://www.jlf.or.jp/hogaku/index.shtml
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-9-10
茅場町ブロードスクエア2F
TEL03
(5614)
5636 FAX03
(3661)
7150
(受付時間:平日10:00∼17:00)
※ お問い合わせは,受験者ご本人に限らせていただきます。
…………………法学検定試験の概要……………………
「法学検定試験」とは
「法学検定試験」は,公益財団法人日弁連法務研究財団と公益社団法人商事法務研究会が共同で組織した法学検定
試験委員会が実施している,法学全般に関するわが国唯一の検定試験です。
法学検定試験4級・3級を 2000 年から,2級を翌 2001 年から実施していましたが,法科大学院が定着したことを受けて,
2012 年から新制度で実施することとなり,現在はベーシック
〈基礎〉
コース・スタンダード〈中級〉
コース・アドバンスト
〈上級〉
コースの 3 つのコースを実施しています。これらの試験は,法学に関する学力を客観的に評価する唯一の試験として,大学
での単位認定,企業の入社・配属時の参考資料等,さまざまな場面で利用されております。
また,2003 年から実施している「法学既修者試験」は,各法科大学院の「既修者コース(2年コース)」を目指す受験
者のために実施しているもので,法学既修者であることを証明する資料として,多くの法科大学院で提出を求められておりま
す(本要項 11 頁参照)
。
法学検定試験委員会とその組織
公益財団法人日弁連法務研究財団と公益社団法人商事法務研究会は,法学検定試験を共同で実施するため,その企
画・実施の機関として法学検定試験委員会を設置し,その事務局を公益社団法人商事法務研究会内に置いています。
主催団体
■公益財団法人 日弁連法務研究財団(1998年設立)
日本弁護士連合会が中心となって設立された公益財団法人で,一段と複雑・多様化,高度化,国際化しつつある法律
問題に対応すべく,弁護士,公認会計士,税理士, 弁理士,司法書士から企業の法務担当者までの広範な会員をもって
構成され,適性試験事業・認証評価事業等法科大学院関連事業,法律実務の研修,法および司法制度の研究,法情
報の収集と提供を通じて社会の発展に貢献することを目的としています。
■公益社団法人 商事法務研究会(1955年設立)
経済活動に係る法制度に関する調査研究を行うとともに,社会への法律知識の普及・啓発活動を行うことにより,公正か
つ自由な経済活動の機会の確保・促進,その活性化による国民生活の安定向上に寄与し,経済の健全な発展に貢献する
ことを目的とし,主に,民商事法・司法制度・環境法制・消費者法制・法教育等に関する調査研究,および法科大学院
入学のための適性試験や法学検定試験の実施等を行っている公益社団法人です。
法学検定試験委員会
委 員 長
新
副委員長
江 頭 憲 治 郎
堂
幸 司
委
員
大 谷 實
学校法人同志社総長
委
員
奥 島 孝 康
白 大学学長・早稲田大学名誉教授
委
員
鎌 田
早稲田大学総長
委
員
佐 藤 幸 治
京都大学名誉教授
委
員
塩 野 宏
東京大学名誉教授
委
員
高 橋 宏 志
公益財団法人日弁連法務研究財団理事長・中央大学教授・東京大学名誉教授
委
員
永 井 和 之
中央大学教授
委
員
三 井 誠
京都女子大学客員教授・神戸大学名誉教授
委
員
安 永 正 昭
同志社大学教授・神戸大学名誉教授
薫
公益財団法人日弁連法務研究財団名誉会長・東京大学名誉教授
公益社団法人商事法務研究会代表理事会長・早稲田大学教授・東京大学名誉教授
(2016 年 1 月現在,五十音順)
2
………………法学検定試験5つの特徴………………
1.法学全般に関するわが国唯一の検定試験
全国規模で実施され,毎年,法学部在学・出身か否かを問わず,多くの学生や社会人等がチャレンジしています。
2.
学習レベルにあった法的知識・能力が身につく(ベーシック〈基礎〉コース・スタンダード〈中級〉コース)
法学検定試験ベーシック
〈基礎〉
コース・スタンダード
〈中級〉
コースは,各科目の重要論点を網羅的にとりあげている『2015
年法学検定試験問題集』
(商事法務刊)から 6 ∼ 7 割程度が試験問題として出題されます(問題集の問題そのものが出
題されるとは限りません)。問題集に沿って学習することにより,無理なく各科目全般に関する知識・能力を身につけられ,
実際に試験で学習の成果を測ることができます。
3.レベル・進路にあわせコースを選択できる
ベーシック〈基礎〉コース(かつての 4 級)は,「法学入門」「憲法」「民法」「刑法」といった基本法についての基礎
的知識・能力を測る試験ですので,日常の学習のまとめや目安として活用できます。
スタンダード〈中級〉コース(かつての 3 級)は,「法学一般」「憲法」「民法」「刑法」の必須科目に加えて,将来の
進路や学習の度合い等に応じて 5 科目(民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法・基本法総合)から 1 科目を選択
でき,基本的な条文の解釈や重要判例の理解度を測れます。各種資格試験や採用試験の腕試しとして,さらには法律学
の知識・能力の到達度測定手段として利用できます。
アドバンスト
〈上級〉コース(かつての 2 級)は,民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法の選択科目から 1 科目選
択するほか,やや発展的な科目(労働法・倒産法・経済法・知的財産法)を加えた中からもう1 科目の選択を要求して
います。将来法曹を目指すためのステップとして,また企業や官公署等において法律実務を担当しうるだけの一定水準以
上の体系的な法学の実力を証明する試験として利用され,相当高度なレベルとなっています。
法学既修者試験は,法科大学院の2年コース(既修者コース)出願の際に,受験者が各校に対して自分が法学既修
者であることを証明するための資料提供を目的とするものです。法学既修者認定の実施方法・判断等の詳細は各校に委
ねられていますが,この試験のスコアは,多くの法科大学院で利用されています(本要項 11 頁参照)
。
4.就職・採用試験の場で威力を発揮
大学受験時の偏差値ではなく,大学で何を学んだかを客観的に証明するツールとして,各企業や団体等の就職・採用
試験の場で威力を発揮します。
5.法学界最高水準の陣容でバックアップ
法学検定試験委員会は,法学の各専門分野においてわが国を代表する研究者によって組織されています。また各分野
の気鋭の研究者によって練られた問題を水準に応じて出題しています(出題委員は非公表)。さらに本検定試験には,全
国の法学研究者がその趣意にご賛同くださり,さまざまなご意見・ご指導・ご協力を得ています。
【各級のレベル(目安)
】
ベ ー シ ッ ク〈基礎〉コース(4級相当) 法学部1∼2年次生程度
スタンダード〈中級〉コース(3級相当) 法学部2年次生∼標準的な3年次生程度
アドバンスト〈上級〉コース(2級相当) 法曹を目指す等学習の進んでいる法学部3年次生および法学部修了程度
法学部修了程度
法学既修者試験
法科大学院出願時の実力が,法学既修者であることを証明する程度
………法学既修者試験の実施状況
(2015年)
………
●志願者数・実受験者数
志願者数
第1部 受験者数
第2部 受験者数
合 計
1,387名
1,252名
807名
第1部(必須)=憲法・民法・刑法
第2部(任意)=民事訴訟法・刑事訴訟法
第3部=商法
2015年は実施していない
第4部=行政法 ●平均点等
第1部
第2部
第1部+第2部
受験者数
1,252名
807名
807名
満点(各科目40点)
120点
80点
200点
平均点
72.57点
49.8点
122.318点
3
最高点
111点
78点
186点
最低点
23点
16点
67点
標準偏差
14.367
12.658
24.678
………………法学既修者試験実施要項………………
申込方法・受付期間一覧
受付期間・締切は,申込方法により異なりますのでご注意ください。
申込方法
受験料支払方法
願書郵送
ウェブサイト
コンビニ店頭設置機械※
受付期間
締切
特約書店もしくは
銀行振込
5 月10 日(火)∼ 6 月 8 日
(水)
〈書店受付〉
6月9日
(木)消印有効
カード決済もしくは
コンビニ決済
5 月10 日(火)∼ 6 月 10 日
(金)
コンビニ決済: 6 月 5 日(日)
カ ー ド 決 済: 6 月 10 日
(金)
各コンビニ店頭
5 月 10 日
(火)∼ 6 月 10 日
(金)
6 月 10 日(金)
※セブンイレブン…「マルチコピー」 ローソン…「Loppi」 ミニストップ…「MINISTOP Loppi」 ファミリーマート…「Famiポート」 サークルKサンクス…「Kステーション」
出願資格
本試験はどなたでも出願することができます。受験資格は一切問いません。
ただし,既修者認定は,各法科大学院の判断により行われます。
試験科目・試験時間
…出題は 2015 年 10 月 1 日現在施行されている法律を基準とします
憲法・民法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法の 5 科目(商法・行政法は 2016 年は実施しません)
第 1 部「憲法・民法・刑法」はすべての受験者に受験が義務づけられますが,第 2 部「民事訴訟法・刑事訴訟法」
の受験は任意です。
各法科大学院によって,既修者認定における本試験の利用の方法が異なるため,5 科目の受験を必須としておりません。
試験科目
集合時間
試験時間
第1部
受験の要否
必須
憲法・民法・刑法
13:00
13:30∼15:00 (90分)
第2部
任意
民事訴訟法・刑事訴訟法
15:20
15:30∼16:30 (60分)
※受験料は受験科目数にかかわらず12,960円(税込み)です。
試験科目の範囲とレベル
詳細については,
『2016 年法学既修者試験過去問集』
(商事法務,2016 年 2 月刊)を,出題範囲については本要項 5 頁
をご参照ください。
出題形式・解答方式
出題形式は,①正誤問題 20 問(各 1 点)および②択一問題 5 問(各 4 点)とし,各科目25 問(40 点満点)とします。
解答方式はマークシート方式です。
試験会場
札幌,仙台,東京,名古屋,大阪,広島,福岡の全国 7 地区で実施します。
なお,具体的な試験会場は受験票にて通知します。指定された受験地区・試験会場の変更はできません(複数の会場
で実施する地区(東京地区等)がありますが,出願時に特定の会場を希望・指定することはできません)。
身障者等受験特別措置について
ウェブサイトの「身障者等受験特別措置実施概要」をよく読み,「身障者等受験特別措置申請書」等必要書類一式を事
務局までお送りください。申込方法により提出方法や期限が違いますので,お間違えのないようご留意ください。
成績通知書の送付
本試験については合否判定は行わず,試験の成績(スコア)のみ受験者に通知します(9 頁参照)。試験結果に関する
個別の照会には一切応じられません。
4
………………法学既修者試験 出題範囲………………
憲法
憲法の構成要素たる人権保障および統治機構という2 つの分野から,ほぼ網羅的に,そこで必要とされる基本的知識や
主要な論点に関する理解度を問う。法科大学院における学修を念頭に,判例・学説に関して少し掘り下げた理解や応用力
を試すような問題も含まれる。たとえば憲法判例についていえば,憲法上の争点および判決の要旨にとどまらず,事案の具体
的内容,判決で示された理論構成,それに対する有力な反対意見や学説の論評等の理解が必要とされる。
民法
民法典全般(総則,物権,債権,親族,相続)にかかわる問題のほか,実務上あるいは理論上重要な役割を果たして
いる特別法(借地借家法,消費者契約法,製造物責任法等)からも出題する。条文や判例にかかわる表面的な知識の確
認だけでなく,実務や学説における対立がなぜ生じているか,それぞれの理論が目指しているものは何なのかといった理論的
な背景の正確な理解や基本的な法知識を具体的な事例に適用する能力を身につけているかを問う。
刑法
犯罪論の諸問題(構成要件該当性,違法性,責任,未遂,共犯,個人的法益,社会的法益,国家的法益)と刑法
典の条文や判例・通説の基本的な理解を問う。また,各犯罪類型の解釈のみならず,罪数論や歴史・刑罰論に関する問
題も出題する。
民事訴訟法
民事訴訟法典(総論,裁判所,当事者・代理人,訴えの種類・対象,訴え提起の手続・訴訟の進行,口頭弁論の
諸原則・弁論主義・処分権主義,訴訟要件,証拠調べ,判決,複雑訴訟,多数当事者訴訟,上訴・再審,特別手続)
,
民事訴訟規則の条文の知識に加え,判例・通説の基本的な理解を問う。また,学説の対立構造や,民事訴訟制度の沿革,
立法論,比較法等の基本的理解も問う。なお,裁判所法,人事訴訟法,非訟事件手続法,民事調停法,家事事件手続
法,仲裁法,いわゆるADR 法,民事執行法等も,民事訴訟法の理解に必要な限度で問うものとする。
刑事訴訟法
刑事訴訟法典全般(総則,捜査,公訴の提起,公判手続,証拠,裁判,略式手続,上訴,非常救済手続)におけ
る基本的な条文・理論構成および重要判例や学説の理解,それらを具体的な設例に応用する能力,さらに刑事訴訟制度
の沿革,立法論,比較法等の基本的理解についても問う。なお,憲法31条以下の刑事手続にかかわる基本的権利・自由
を定めた条項や,警察官職務執行法,いわゆる裁判員法,通信傍受法,少年法等の刑事訴訟関連法規のうち最も基本的
な事項を定めた条項,および刑事訴訟法典を補充し手続の細目を定めた刑事訴訟規則等からも出題する。
商法(2016年は実施しない)
商法(総則,商行為),会社法,手形法,小切手法,商業登記法の各基本条文や重要判例・通説の理解を問う。
会社法施行規則および会社計算規則の基本的な知識も出題対象に含まれる。
行政法(2016年は実施しない)
行政法総論,行政裁量,行政手続,行政争訟・国家補償,行政組織法(内閣法,内閣府設置法,国家行政組織法等)に
おける基本的な条文および重要判例や通説の理解を問う。また,これらの基本的理解をもとに複数の法領域にまたがった具体的な事
例に適用する能力を身につけているかを問う。なお,地方自治法,公務員法および公物法は範囲外とし,情報公開と個人情報保
護に関しては細部の知識を問うような問題構成は避けることにする。
5
……………出願から成績通知までのフロー……………
※各日程は,「申込方法・受付期間一覧」(本要項4頁)で必ずご確認ください。
出願書類配布開始
5月∼
■出願書類
(願書・専用封筒)
の入手方法
①大学生協購買部・主要書店
(特約書店等)
からの入手
特約書店等で配布します。
②ウェブサイト等での出願書類の請求
ウェブサイトから出願書類の請求ができます。
出願受付開始
5月10日
出願受付終了
願書郵送締切
6月8日
6月9日
消印有効
■申込みの方法
①郵送での申込み
〈受験料を特約書店等へ支払う場合〉
特約書店等で受験料を支払い,特約書店等発行の
「書店払込証書」
と
「願書」
を「専用封筒」に入れて,法学検定試験委員会事務局へ郵送してください。
一般の封筒でも構いませんが折り曲げ厳禁です。
(
)
〈受験料を指定口座へ振り込む場合〉
下記の銀行口座に受験料を振込み(ATM可・インターネットバンキング
不可)
,
「振込金額」
と
「振込人氏名」
が明記されている
「利用明細」
または
「振込
証明書」
のいずれかと
「願書」
を
「専用封筒」
に入れて,法学検定試験委員会事
務局へ郵送してください。一般の封筒でも構いませんが折り曲げ厳禁です。
①みずほ銀行
銀座支店 (普通)2275905
口座名 法学検定試験委員会事務局 受験料振込先
②ゆうちょ銀行
〈ゆうちょ銀行から〉 00180-3-567530
〈他行から〉 〇一九支店 (当座)0567530
口座名 法学検定試験委員会事務局 6月10日
ウェブ申込の
コンビニ決済
6月5日
②ウェブサイト,コンビニ(店頭設置機械)からの申込み
受付期間中は,ウェブサイトの出願専用ページまたは全国のコンビニ(店
頭設置機械)から直接,受験の申込みができます
(締切日にご注意ください。
ウェブサイトから申し込まれた場合,支払方法により締切日が異なります)。
ウェブサイト,コンビニ(店頭設置機械)から直接,受験を申し込まれ
た場合は,願書の郵送は不要です。
受験票の発送
7月4日頃
■受験票の到着
受験票は願書に記載された住所宛に,「特定記録」郵便で発送します。試
験日より5日前までに受験票が到着しない場合には法学検定試験委員会事務
局までご連絡ください。
試験当日
7月17日
■受験票の持参・写真の貼付
受験票は当日必ず会場に持参してください。受験票には写真貼付欄があり
ますので,写真2枚をご自分で貼付してください。写真の大きさは縦4cm×
横3cmで6ヵ月以内に写した上半身脱帽,正面の証明写真
(カラー・モノクロ
共に可)
に限ります。写真のコピー,家庭用プリンターで普通紙に印刷した
もの,プリクラ,サングラス着用,集合写真は認められません。
試験結果の発送
8月5日頃
■試験結果の発送
試験結果は,願書に記載された住所宛に「簡易書留」郵便で発送します(願
書に記載した住所とこの時点での現住所が異なる場合は,必ず郵便局に転送届
をお出しください)
。
受験申込締切
( )
∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼
∼
∼
∼ ◎郵送による申込みの際,
願書等は消印有効日までに必ず投函してください。消印有効日以降の消印のものは無効と ∼
∼
∼
∼ なります。この場合,
∼
受験料は返却されません。
∼
∼
∼ ◎受験料を特約書店や銀行に支払いまたは振込まれても,願書等が試験委員会事務局まで到着しない場合や正式 ∼
∼
∼
∼ に受理されない場合,申込みは無効となります。この場合,受験料は返却されません。
∼
∼ ◎申込者の都合で受験を取り止めた場合,受験料の返却および次回受験への振替は認められません。
∼
∼
∼
∼
∼
∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼
6
……………………願書の記入要領……………………
★願書は黒のボールペン・万年筆等を用い,楷書で丁寧に記入してください。
出願に際しての注意事項
●ウェブサイト,コンビニ店頭設置機械から受験を申込まれた場合は,願書の郵送は不要です。
●書類に不備がある場合は,申込みを受理できないことがありますので十分注意してください。
●受験料を払い込まないで出願した場合は受理できません。
●受験料を払い込んでも,願書の提出がない場合,受験することはできません。
法学既修者試験出願時の
願書記入例
記入要領については,願書裏面でご確認ください。
②受験地 希望の受験地区番号を選び,地区名と番号をあわせ
て記入してください(指定された受験地区の変更はできません)
。
東京地区の会場は,A 地区(23 区内および区に隣接する市)
会場と B 地区(東京西部)に会場を設定していますが,都合
によりご希望の地区が指定されるとは限りません。
⑤学校番号,学年番号については願書裏面をご参照ください。
⑥身障者等受験特別措置を希望して申請書を添付している場合
身障者等受験特別措置を希望される方は,身障者等受験特別
措置についての「概要」をよく読み,願書と一緒に必ず「申
請書」等必要書類一式を揃えてお送りください。なお,
「概要」
や「申請書」はウェブサイトからダウンロードできます。
申請書の添付がある場合のみチェック欄にチェックマーク
( )を入れてください。
⑦通信欄
受験に際して申し出るべき事項があれば記入してください。
ただし,身障者等受験特別措置については,通信欄には記
入しないでください。
7
…………………試験当日の注意事項…………………
◎集合時間
試験開始時間 30 分前から試験に関する説明を行いますので,集合時間(本要項 4 頁参照)までに指定された
座席に必ず着席してください(遅刻厳禁)
。なお,各部の試験開始時間に遅れた場合は,受験をお断りします。
◎携帯品
1. 受 験 票:2ヵ所の写真貼付欄に写真を貼付してください。受験票に写真がない場合は , 試験結果を発
送しません。また,受験票を忘れた場合は受験をお断りすることがあります。
2. 筆記用具:HBまたは B の黒鉛筆,消しゴム。その他の筆記用具(HB・B 以外の黒鉛筆,シャープペン
シル等)を使用した場合,採点機械で読みとることができず,無答と判断されることがあります。
3. 腕 時 計:携帯電話等すべての通信機器,ストップウォッチを時計として使用することはできません(腕時
計に準じるサイズ(10cm×10cm 程度)の置き時計は使用可)。
◎注意
1. 携帯電話等すべての通信機器は,必ず電源を切り,カバン等の中にしまってください。また,時計等のア
ラーム音は試験の妨げになりますので解除しておいてください。
2. ボールペン,定規,マーカー,耳せん,ストップウォッチ等の補助具は一切使用できません。
3. 試験終了時間前に答案を完成させた場合であっても途中退出はできません。
4. 各部間の休憩時間を除く試験時間中の退席は原則としてできません(トイレ・体調不良等やむを得ない場
合は挙手をして試験監督員の誘導に従うこと)。
5. 試験監督員の許可なく途中退席等を行った場合は不正行為とみなし , 試験教室への再入室をお断りする
ことがあります。
6. 試験を途中で棄権する場合であっても解答用紙は回収します。
◎不正行為
以下の行為を行った場合は,失格とします。その場合,受験したすべての部の答案を無効とし,以後の受験を
認めません。また,結果の発送も行いません。
1. 試験中に, 他人に援助を与えたり, 他人から援助を受けた場合
2. 他人に代わって試験を受けた場合
3. 他人に対する迷惑行為を行った場合
4. 試験終了の合図があっても筆記用具を置かない等, 試験監督員の指示に従わなかった場合
5. その他不正行為を行った場合
◎試験が実施されなかった場合の措置
天災(地震・台風)等により試験が実施されなかった場合は,すみやかに代替措置をとります。その場合,
受験を希望しない受験者は受験料全額の返却を請求することができます。ただし , 代替措置に伴う受験者の不
便 , 費用,その他の個人的損害については法学検定試験委員会およびこれを組織する団体は一切の責任を負
いません。
受験票の取扱いについて
「受験票」は,写真の方が本試験を受験したことを証明するものです。試験終了後も以下の用途等で受験票
を使用する場合がありますので,大切に保管してください(再発行の場合は有料となります)。なお,受験者
の方からお問い合わせ頂いた場合でも,受験番号・科目番号・個人の成績等については,お電話でお教えする
ことはできませんのでご了承ください。
① 法科大学院等から,受験の際,携帯・提示を求められた場合
②「成績データ提供」を利用する場合(本要項10頁参照)
③ 成績証明書の追加発行を希望する場合,またその方法の確認のため
④ その他,法学検定試験委員会事務局への問い合わせのため
8
………法学既修者試験受験者に対する提供資料………
受験者には,①成績通知書,②成績証明カード各部3枚綴り1通(厳封済み)を「簡易書留」郵便にて
お送りします。
4通以上成績証明書が必要な方には追加発行いたします(有料)。追加発行の申請手順と申請受付期間
等の詳細は受験票に明記します。
試験当日,解答用紙に,出願予定の法科大学院名(3校まで)を記入いただけます(任意)。記入いた
だいた方には,上記「①成績通知書」にて志望法科大学院ごとの順位・平均点等をお知らせします。
(本人用)
【成績通知書】
ホウガク タロウ
法学太郎
011K−0001
【成績証明カード】
(提出用)
×
(「成績証明カード」は厳封して発行)
∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼
∼
∼
∼ 試験の正解一覧は,翌営業日(7 月19日)17 時までに公表します。また,得点分布・平均点等の統計資料は 8 月5 ∼
∼
∼
∼ 日頃公表します。いずれも,公表は法学検定試験委員会のウェブサイト上で行います。
∼
∼
∼
∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼
●個人情報の取扱い●
1.受験者の個人情報は,法学検定試験委員会を組織する公益財団法人日弁連法務研究財団および公益社団法人
商事法務研究会が個人情報保護法の趣旨に則り,適正に管理・利用します。
2.受験者の個人情報は,受験者の承諾なく第三者に提供することはありません。
3.受験者が,各法科大学院への出願の際,次頁記載の「①出願書類への記入・②所定用紙の提出」のいずれか
の方法により自己の「法学既修者試験」の受験番号を提示した場合は,成績データ提供を許諾したものと
みなし,当該法科大学院に対して,その記載内容に基づいて試験結果や願書記載事項等の個人情報を直接
提供いたします。ただし,解答用紙に記入いただいた志望法科大学院に関する情報は第三者に提供するこ
とはありません。
4.個人が特定できないように統計処理したデータは,各種研究・調査の資料として利用することがあります。
なお,当該データは,各種研究・調査の資料とするため,当試験委員会が特に承認した団体およびグルー
プ等に提供する場合もあります。
9
……各法科大学院への成績データ提供について……
成績証明書は,8月5日頃の発送となります。
成績証明書の到着前に出願が締め切られる法科大学院に対しては,下記の要領で成績を提出(提供許諾)
してください。
① 出願書類への記入 各法科大学院の出願書類に『法学既修者試験成績提供希望記入欄』がある場合は,
受験番号と成績データを提供する部の科目番号を記入してください。なお,各法科大学院の出願書類
の形式によっては,本試験の受験番号を明記すれば,法科大学院が要求するすべての試験科目の成績
について提供を許諾したことになる場合もあります。
② 所定用紙の提出 各法科大学院の願書に『法学既修者試験成績提供希望記入欄』がない場合は,『成
績データ提供許諾用紙』(A4サイズ)をウェブサイトよりダウンロードし,法科大学院名・氏名・受
験番号と,成績データを提出する部の欄に科目番号を記入して,出願する法科大学院へ提出してくだ
さい。
この『法学既修者試験成績提供希望記入欄』や『成績データ提供許諾用紙』の記載事項に基づき,法学検
定試験委員会より当該法科大学院に対して受験者の成績データを直接提供します。なお,法科大学院によっ
ては,『成績データ提供許諾用紙』の提出が認められない場合もありますので,各法科大学院の受験要項等
であらかじめ提出の可否(要否)をご確認ください(本要項11頁参照)。
受験番号・科目番号は,受験票にて通知します。
SAMPLE
10
…………法科大学院入試時の利用状況一覧…………
【表の見方】
本一覧は,各法科大学院の2016年4月入学のための受験要項やその後のウェブサイトの記載内容等をもとに作成したものである。
2016年度入試のための最新情報・資料提出の可否(要否)は各法科大学院の公式発表(要項・ウェブサイト)を確認されたい。
なお,このページにおける法学既修者試験という記述は,法学検定試験委員会が主催する「法学既修者試験」をあらわす。
○法学既修者試験・法学検定試験アドバンスト〈上級〉コース
必須:既修者コース出願の際に提出が義務づけられている
考慮:任意提出資料として提出が可能で,「加点」もしくは「考慮」の対象となる
○備考
既修者コース出願の際に評価対象となる科目の詳細。なお,「法学既修者試験」において,1部は受験が必須である。
各部の詳細:第1部 憲法・民法・刑法/第2部 民事訴訟法・刑事訴訟法
※第3部商法・第4部行政法は,2016年は実施しない。
法科大学院
国
立
公
立
私
立
北海道大学
東北大学
千葉大学
筑波大学
東京大学
一橋大学
横浜国立大学
金沢大学
名古屋大学
京都大学
大阪大学
神戸大学
岡山大学
広島大学
九州大学
琉球大学
首都大学東京
大阪市立大学
北海学園大学
青山学院大学
学習院大学
慶應義塾大学
駒澤大学
上智大学
法学既修者試験 法検上級
必須 考慮
考慮
○
○
○
1部
○
備 考
法科大学院
○
法学既修者試験 法検上級
必須 考慮
考慮
専修大学
○
○
創価大学
○
○
中央大学
日本大学
法政大学
明治大学
○
備 考
評価を希望する部のみ提出
可能
法検・既修のうち,いずれか
高い方のみ評価
1部
△
B方式(地方含む)
:1部+2部
○
一般B日程:1部必須
立教大学
○
○
○
○
○
○
○
○
○
1部(偏差値60以上で加算)
1部+2部(120点以上で加点)
既修コースのある全日程
提出する場合は,1部+2部
私
早稲田大学
桐蔭横浜大学
立
愛知大学
南山大学
名城大学
同志社大学
立命館大学
関西大学
近畿大学
関西学院大学
甲南大学
西南学院大学
福岡大学
△
○
○
一般C∼E日程:任意
特待B日程:1部必須
○
○
○
1部(夏入試)
○
○
○
○
*募集停止:信州大学,新潟大学,静岡大学,島根大学,香川・愛媛大学,熊本大学,鹿児島大学,東北学院大学,白 大学,駿河台大学,獨協大学,國學
院大學,成蹊大学,大東文化大学,東海大学,東洋大学,明治学院大学,神奈川大学,関東学院大学,山梨学院大学,愛知学院大学,中京大学,
京都産業大学,龍谷大学,大阪学院大学,広島修道大学,久留米大学は,2017年度の入学者募集を行っていない。
11
……学校名コード一覧(国立大学,公立大学,私立大学別)……
※該当する学校が一覧にない場合は「3000」を記入してください。
コード
国立大学
コード
公立大学・私立大学
コード
私立大学
コード
私立大学
1001
1002
1003
1004
1006
1007
1101
1102
1103
1105
1106
1107
1108
1109
1201
1202
1203
1204
1206
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1401
1402
1501
1502
1503
1504
1505
1701
1702
1703
1801
岩手大学
愛媛大学
大分大学
大阪大学
岡山大学
小樽商科大学
香川大学
鹿児島大学
金沢大学
九州大学
京都大学
熊本大学
神戸大学
高知大学
埼玉大学
佐賀大学
静岡大学
島根大学
信州大学
千葉大学
筑波大学
東京大学
東北大学
富山大学
東京学芸大学
名古屋大学
新潟大学
一橋大学
弘前大学
広島大学
福島大学
北海道大学
山形大学
山口大学
横浜国立大学
琉球大学
1005
1104
1110
1205
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
大阪市立大学
北九州市立大学
高知県立大学
首都大学東京※1
愛知大学
愛知学院大学
青森中央学院大学
青山学院大学
朝日大学
麻布大学
亜細亜大学
大阪学院大学
大阪経済大学
大阪経済法科大学
大阪国際大学
岡山商科大学
沖縄大学
沖縄国際大学
学習院大学
神奈川大学
関西大学
関西学院大学
関東学院大学
関東学園大学
九州国際大学
京都学園大学
京都産業大学
京都女子大学
杏林大学
近畿大学
久留米大学
慶應義塾大学
甲南大学
神戸学院大学
國學院大學
国士舘大学
2119
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
2313
2314
2315
2316
2317
2318
2401
2402
2403
駒澤大学
作新学院大学
札幌大学
札幌学院大学
志學館大学
城西大学
上智大学
駿河台大学
成蹊大学
成城大学
西南学院大学
清和大学
摂南大学
専修大学
創価大学
大東文化大学
高岡法科大学
拓殖大学
中央大学
中央学院大学
中京大学
帝京大学
帝塚山大学
東亜大学
桐蔭横浜大学
東海大学
東京経済大学
同志社大学
東北学院大学
東洋大学
獨協大学
同志社女子大学
常葉大学
名古屋学院大学
名古屋経済大学
奈良産業大学
2404
2405
2406
2407
2408
2501
2502
2503
2504
2505
2506
2507
2508
2509
2510
2511
2512
2601
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2701
2702
2801
2802
2803
2804
2805
2901
南山大学
二松学舎大学
日本大学
日本文化大学
ノースアジア大学※2
白 大学
姫路獨協大学
広島修道大学
福岡大学
福山平成大学
富士大学
平成国際大学
法政大学
放送大学
北陸大学
北海学園大学
阪南大学
松山大学
宮崎産業経営大学
明海大学
明治大学
明治学院大学
名城大学
桃山学院大学
武蔵大学
武蔵野大学
山梨学院大学
四日市大学
立教大学
立正大学
立命館大学
龍谷大学
流通経済大学
早稲田大学
※2…秋田経済法科大学
※1…東京都立大学
3000
12
その他
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