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漁業取締船 白嶺丸 第2種B中間検査及び一般修繕

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漁業取締船 白嶺丸 第2種B中間検査及び一般修繕
平成28年度
漁業取締船
白嶺丸
第2種B中間検査及び一般修繕
仕
様
書
平成28年6月
水
産
庁
主
1.総トン数
2.全長 × 幅 × 深さ
3.船質
4.従業制限
5.最大搭載人員
6.竜骨
7.艤装数
8.推進器
9.舵
10.主機関(推進装置)
11.減速機
12.発電機関
13.主発電機関
14.建造造船所
15.進水年月日
前回検査
種類
年月日
場所
16.指定工事の有無
要
船
舶
要
目
499トン
63.37m × 9.60m × 4.30m
鋼
第三種漁船
29名(船員26名、その他 3名)
フォールスキール
921
かもめプロペラ
CPC-95BF
かもめプロペラ
新潟鉄工所
6MG28HX
新潟コンバーター
MMGRPAY
新潟鉄工所
6NSD-G
大洋電機
TNF38C-6
(株)新潟鉄工所新潟造船工場
平成 4年12月10日
定期検査
平成27年 6月25日
サンセイ株式会社下関工場
無
4翼スキュードCPP × 1基
流線形復板式フラップ付
2,000PS × 750/240rpm
5642-84型
600PS × 1,200rpm
500KVA × 450V
目
第
1
章
総
第
2
章
船
第
則
体
部
(第101条 ~ 第108条)…………………………………………総則
1~
2頁
門
第1節
検査受検及び関連工事
(第201条 ~ 第202条)…………………………………………船体
1~
3頁
第2節
一般修繕工事
(第211条 ~ 第215条)…………………………………………船体
4~
9頁
3
章
機
関
部
門
白嶺丸機関分割検査受検計画書
第
次
……………………………………………
2頁
第1節
検査及び関連工事
(第301条 ~ 第305条)………………………………………
機関
1~
第2節
一般修繕工事
(第311条 ~ 第321条)………………………………………
機関
7~12頁
1~
4
章
無
線
部
6頁
門
第1節
検査及び関連工事
(第401条 ~ 第402条)………………………………………
無線
第2節
一般修繕工事
(第411条 ~ 第412条)………………………………………
無線
2頁
3頁
第
1
章
総
則
第101条
施工範囲
1.本仕様書は、平成28年度に実施する白嶺丸第2種中間検査、機関分割検査、無線定期検査及び一般修繕工事に適用する。
2.法規に定められている事項または当然必要とされる工事においては、本仕様書に明記されていない場合でもこれを負担・施工すること。
また、重複記載事項は主たる項によること。
3.本仕様書により難いかまたは疑義のある事項については、監督員と協議の上決定すること。
4.追加工事または本仕様書の一部変更を必要とする場合は、監督員の承認を得た後に施工すること。
第102条
関係法規
次の関係法規に基づき検査準備及び検査手続きを行い、運輸局その他の関係官庁の検査に合格させること。
(1)船舶安全法及び関係法令
(2)漁船法及び関係法令
(3)海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律及び関係法令
(4)電波法及び関係法令
(5)海上衝突予防法及び関係法令
(6)その他船舶関係法令
第103条
使用材料
1.官給品以外は、指定する箇所を除き、全て造船所手配とする。
2.本工事に使用する材料は、全て JIS規格品、またはこれと同等以上に良質で、傷その他欠点のないものを使用すること。
第104条
留意事項
1.工事は誠実丁寧に施行し、工程に関しては監督員と十分協議すること。
2.工事上の事故防止のための安全、防火及び保安対策に関しては万全の処置を講じることとする。また、夜間や暗所においては、必要に応じ
て照明及び誘導灯を設置すること。
なお、工事中の損傷事故に関しては一切の責任を負うこと。
3.木甲板、通路、側壁、室内その他工事箇所及び経路に至る汚損防止対策(養生等)行うとともに、同箇所及び監督員の指定場所については
工事終了後に充分な清掃を実施すること。
- 総則
1 -
第105条
便宜供与
1.本船に飲料水・電力(AC450V、300A)を供給し、電話を仮設すること。
2.本船食堂及び監督員の指定場所(本船又は本船至近場所)にスポットクーラー(5kW以上の容量を有するもの)を設置、また、機関管制
室のエアコンユニットへ冷却清水を供給し、作業環境の効率を図ること。
3.炊事場、食堂、事務室、入浴設備(現場仮設手洗い場を含む)、宿泊施設(家族を含む)を提供し、宿泊施設・便所等の使用に際して支障
及び不都合が生じた場合は、誠実且つ速やかに改善及び対処を行うこと。
4.本船乗組員の作業に関して、エアーホース、工具等の貸与、クレーンの使用に便宜を図ること。
5.工事により生じた廃材は一括して保管し、工事完了後明細書を提出し、処分については監督員の指示に従うものとする。
第106条
図書、証書等
工事完了後、下記の図書等を各3部提出すること。ただし、(7)については機関部に1部の提出とする。
(1)検査記録表
(2)運転成績表
(3)計測表
(4)改正図
(5)重量重心計算書
(6)換装及び改造に伴う改測資料、図面
(7)ビルジ・廃油処理証明書
(8)その他必要と認めるもの
第107条
試験等
工事完了後、係留運転及び海上試運転並びに性能試験を行うこと。
第108条
工事期間
工事期間は、造船所回航日数及び海上試運転を含み、9月1日から9月28日までの28日間以内とする。
- 総則
2 -
第
2
章
第1節
船
体
部
門
検査受検及び関連工事
第201条 入渠及び関連工事
1.船体入出渠
201条
2.船底、船側外板の洗浄、錆打ち、塗装
(1)船底、船側外板の高圧清水洗い
(2)船底(約840㎡)、船側外板(約520㎡)の発錆箇所錆打ち、不良塗膜面剥離のうえ、次
の要領にて塗装のこと
①船底外板(約840㎡、舵及びホースパイプ内部を含む。)
タッチアップ
バンノー500R
シーグランプリ660HS
オールオーバー
シーグランプリ660HS
2回
1回
1回
②船側外板(約520㎡、ホースパイプ、ブルワークトップを含む。)
タッチアップ
EPZRB-2
バンノー500R
アクリ700J
白
オールオーバー
アクリ700J
白
1回
1回
1回
1回
不良塗膜剥離は、ディスクサンダーを使用し、塗
装は原則としてエアースプレーとする(舵板、ホ
ースパイプ内部、シーチェスト内部及びブルワー
クトップを含む)
塗料は造船所手配支給とする
発錆部 約8%
膜厚100μm、塗装間隔約5時間(注水まで12時間)
キングストン内はシーグランプリとする
膜厚40μm、塗装間隔5時間
3.船体諸マーク書換
船名及び船籍港、喫水標、満載喫水線、水産庁文字、漁船登録番号、IMO番号等
黒色塗装(水線下は白色塗装)
魚探ドーム表示を含む
4.国際満載喫水線受検
5.錨錆打ち塗装、錨鎖清掃整備受検
(1)錨(1,129㎏×2丁)及び錨鎖(34㎜×8節×2連)を繰り出しのうえ、渠底に配列
各ジョイニング及びケンターシャックル開放整備、計測実施
- 船体
1 -
計測表を提出し、検査に合格させること
シャックルは加熱開放しないこと
(2)錨錆打ち、塗装
(3)節及び半節マーク塗装
万能プライマー厚膜型塗装
節マークは白色(6節:黄色、7節:赤色)半節は黄色
(4)錨鎖振替え、復旧
計測結果に基づき監督員が指示する
6.船底保護亜鉛板の交換
低位シーチェスト
高位シーチェスト
放水銃シーチェスト
ラダートランク
舵(主板)
舵(副板)
バウスラスタートンネル
ZAP-A
ZAP-A
ZAP-A
ZAP-A
ZAP-A
ZAP-A
ZAP-A
B-9
B-9
B-9
B-9
B-9
B-4
B-4
(300×150×30)
(300×150×30)
(300×150×30)
(300×150×30)
(300×150×30)
(200×100×30)
(200×100×30)
4枚×2箇所
2枚×2箇所
8枚
4枚
4枚
2枚
6枚
7枚
10枚
第202条 検査及び関連工事
1.操舵装置受検及び関連工事
(1)操舵装置受検
(2)電動機2台の開放点検整備、ベアリング交換及びグリス注油
(3)油圧ポンプ2台の開放点検整備、サクションフィルター清掃
(4)油圧ユニット及び油圧ラインをフラッシングのうえ、作動油を交換
合計枚数
B-9
24枚、B-4
17枚
202条
操舵装置型式 川崎重工 R21-180VHO
(1)本船準備
(2)(3)Oリング、シール、ベアリングはドック支給
(3)タンク内サクションフィルター2個の清掃含む
(4)作動油はダフニースーパーハイドロ68
作動油210リットルはドック支給
ラインのエア抜き実施後、作動確認
(5)Vパッキン5枚組(部品番号:1207)はドック支給
(6)施工前に床板等の取外し及び陸揚げを行うこと
施工後に清掃及び汚損箇所の補修を行い現状復
帰すること
(5)左舷ラム用Vパッキンの交換
(6)汚損防止措置及び現状復帰
2.航海用具受検
3.救命設備受検
(1)膨張式救命筏 FRN-SA-15型(藤倉ゴム工業
投下テスト、陸揚げ整備受検
保護亜鉛板はドック支給とする
取付けスタッドボルトを塗膜被覆しないこと
監督員立ち会いのもと導通確認を行うこと
シーチェスト亜鉛板取付ボルトは回止施行のこと
他の亜鉛版についてはボルト部パテ充填のこと
本船準備
平成4年11月製造)
4台
(2)膨張式救命胴衣
38着
- 船体
2 -
整備事業所にて実施、点検記録表提出のこと
船酔止薬、救難食糧、飲料水等を交換のこと
投下テストは1台についてのみ実施
炭酸ガス充填装置不良胴衣についてはマガジンを
交換のこと
4.消防設備受検
(1)自動火災報知設備点検整備
(2)固定式鎮火性ガス消火装置点検整備、可聴式警報装置の作動試験
(3)移動式泡消火器(45L)点検整備薬剤詰替
(4)持ち運び式炭酸ガス消火器点検整備
(5)持ち運び式粉末消火器点検整備
(6)消防射水試験(GSポンプ及び可搬式非常用消火ポンプ)
(7)消防員装具
1台
3本
12本
2式
5.閉鎖、排水装置一式
(1)次の①~④に該当する逆止弁を取り外し清掃、塗装後復旧
① 40SMV
(機関室
Fr.33 右舷)
② 50SMV
(調理室
Fr.54 右舷)
③ 65SMV
(機関室
Fr.42、右舷、Fr.41 左舷)
④100SMV
(操機手室 Fr.68 左舷、機関室 Fr.43 右舷)スピンドル付
1個
2個
2個
2個
(2)次の閉鎖装置について点検整備を行い検査に合格させること
水密扉 10、風雨密扉 4、ベンチレーター 10、天窓 1、舷窓 29、空気抜管 29
ハッチ 4、水密滑り戸 1
(3)ビルジハット清掃、塗装、受検
8箇所
舵機室、工作室、油圧ポンプ室 2、スラスタ-室、調理室、糧食庫、甲板長倉庫
- 船体
(1)~(5)点検記録表提出のこと
本船準備
自蔵式呼吸具酸素ボンベ6本検量
検量調査の結果、充填酸素量が低下または成分劣
化が確認された場合、適宜再充填すること
3 -
フランジより取外しのうえ陸揚げ、開放点検整備
内部塗装はノンタールエポキシとする
水密Oリングに摩耗あれば交換のこと
④については居住区の養生を入念に行い、施工後
は室内清掃を行うこと
劣化したパッキンは全て交換のこと
ローズボックスは開放し整備すること
不良部にはノンタールエポキシを塗装のこと
ビルジ吸引試験は本船実施、張水すること
第2節
一般修繕工事
第211条 塗装工事
1.マスト等錆打、塗装
(1)次に掲げる①~⑮の発錆部を錆打、清掃後、各要領にて塗装すること
タッチアップ
バンノー200
オールオーバー
アクリル樹脂上塗り
船体部船外
①船首マスト(放水銃架台を含む)
白
②レーダーマスト
白
③船尾マスト
黒
④煙突
青、赤、白、黒
⑤ボートダビット
白
⑥ハウス周り
白
⑦ブルワーク内面
灰
⑧ウインドラス 1、ムアリングウインチ 7、クレーン 2
灰
⑨ホースパイプ
灰
イ 船体部船内
2回
1回
211条
ディスクサンダー、スクレーパー使用
投光器、電源箱等の付属物を含む
油煙汚損が著しい場合はシンナーで除去すること
指定するノンスリップ箇所には滑り止めコート剤
を使用すること
ア
⑩浴室内部
⑪船尾両舷出入り口付近内部
ウ 機関部関連
⑫メカニカルベンチレーター
⑬化粧煙突頂部内面並びに排気筒
エ
約30㎡
約40㎡
約21㎡
約85㎡
約22㎡
約350㎡
130㎡
発錆部 5%(放水銃架台面はノンスリップ)
発錆部 5%
発錆部 5%
発錆部 5%
発錆部 5%(両舷)
発錆部 5% ウォーターウェイ含む
発錆部 10%
発錆部 10%
約70㎡
約15㎡
白
白
約12㎡
約28㎡
白
黒
10台
一式
塗料支給
フォクスルデッキ及びコンパスデッキ(計約260㎡)
上甲板船尾デッキ(約200㎡)塗装に係る塗料支給
天井部は結露防止剤含有塗料使用
天井及びタイトドア裏側を含む。
発錆部 5%
発錆部 20% 排気筒は耐熱塗料タッチアップ 3回
本船作業で塗装するためバンノー200(発錆部 5
%タッチアップ2回塗装)及びアクリル樹脂系ノン
スリップ塗料(オールオーバー)
- 船体
4 -
2.諸区画、倉庫、錆打清掃塗装
次の①、②について発錆部を錆打清掃後、各要領にて塗装
タッチアップ
ノンタールエポキシ
オールオーバー
ノンタールエポキシ
①錨鎖庫(両舷)
②ラダートランク
錨鎖庫内のスラッジ陸揚げを含む
1回
1回
10㎡
5㎡
3.清水槽清掃塗装
次の①、②を各要領にて塗装
内部水洗清掃、発錆部の下地処理後、塗装すること
タッチアップ
クリーンキープ
①No.1 F.W.T.(P & S)
②G.F.W.T.
1回
70㎡×2
80㎡
4.バラストタンク等清掃塗装
(1)次の①~④の内部を水洗い清掃すること
なお、③についてのみ発錆部の下地処理後、塗装すること
タッチアップ
ビスマックス
①F.P.T
②No.1 B.W.T.
③No.2 B.W.T.
④減揺タンク(バイパス管を含む)
清水積載容量
発錆部
発錆部
10%
10%
ローズボックス開放整備、塗装
マンホール開放復旧、パッキン交換
水質検査を実施のうえ、成績書を提出のこと
発錆部5%、ディスクサンダー、スクレーパー使用
塗装後、漲水あく抜きを2回実施すること
施工後は全槽に張水すること
マンホール開放、パッキン交換
発錆部5%、ディスクサンダー、スクレーパー使用
1回
18.66㎥
11.01㎥
24.64㎥
21.00㎥
③監督員の指示する保護亜鉛板を交換のこと
(B-4 200×100×30 6枚)
(2)クリーンビルジタンクの内部残滓を陸揚げ、清掃、錆打、塗装、復旧
オールオーバー
ノンタールエポキシ
6.56㎥
1回
発錆部30%ディスクサンダー、スクレーパー使用
監督員の指示する保護亜鉛板を交換のこと
(B-9 300×150×30 2枚)
(3)次の①~③について内部残滓を陸揚げ、清掃、復旧
①ドレンタンク
②スラッジタンク
③廃油タンク
2.27㎥
1.70㎥
6.32㎥
ドレンタンクは残滓陸揚げのみ
第212条 汚物処理装置整備
次の各号について開放点検整備、付属機器及び消耗品を交換すること
- 船体
212条
五光製作所製 TFe-30
5 -
(1)汚物処理装置内の沈殿汚泥排出及び洗浄
(2)接触酸化材、仕切り板、上蓋等の陸揚げ及び洗浄
(3)本体内部及び上記陸揚げ品について発錆部の錆打ち後、タッチアップ塗装
(4)内部の全塗装
(5)排出ポンプ、循環ポンプの開放、点検、整備
(6)臭気抜きファン及び三方弁の交換
(7)装置復旧後、メーカー立会いのうえ作動確認
第213条 鉄工工事
1.船首マストフラックライン用クリート設置
2.船橋前部庇の両舷にアイピース設置
乾ドック入渠中にすべての工事を完了すること
※1
※1
※2
※2
Oリング、シール類、ベアリング、作動油等
の消耗品及び交換が必要な不良部品はドック
支給とする。
臭気抜きファン:VFM-4(ドック支給)
三方弁:SOIL LINE BRANCH SLB-100(官給)
1箇所
213条
クリート寸法
2箇所
フックを掛けるためのアイφは30mm程度
高さ60mm、上端間200mm程度
3.2号艇ホイスト頂部の投光器交換
投光器:湘南工作所 500W(官給)
取付架台のボルト貫通部の改良施工
4.取締用梯子の固定用ラウンドバー及び清水ホースリール架台設置
梯子固縛用のラウンドバー1本を指定箇所に設置
指定箇所:ドームアンテナ支柱、付帯工事なし
第214条 管系工事
1.汚水配管清掃
汚物処理装置に接続する全ての大便、小便管系を取り外しの上清掃後、復旧
2.汚物処理装置 上部通風機用臭気抜管の交換
214条
接続されている全ての弁体の清掃、塗装を含む
便管腐食箇所を肉盛溶接等で補修する
小便管S字トラップ3組を交換すること(官給)
亜鉛メッキ鋼管 5K 65A 管長13m
8本組、分岐及びドレン抜き各2箇所あり
切替できない箇所については、監督員と協議のう
え錆打ち、亜鉛メッキ塗装を実施
結露誘発部分についてラギング施工すること
3.調理室排水管清掃
(1)調理室ディスポーザー船外排水管を取外し清掃、復旧すること
- 船体
6 -
(2)調理室シンク船外排水管を取外し清掃後、復旧すること
(3)ディスポーザー開放点検整備
(3)回転刃を交換すること(官給)
モーターのベアリングは、ドック支給
ベアリング型式
6205ZZ×1、6305ZZ×1
4.清水管系バルブ交換
(1)清水タンク取り出し口(P,S)
(2)右舷船首楼甲板 清水積み込みバイパスバルブ
2箇所
1箇所
バルブはドック支給
50A 5K 玉型弁
50A 5K 玉型弁
5.ビルジ、クリーンビルジ管系工事
(1)スラスター室ビルジ管系工事
ビルジ管交換
バルブ交換
1箇所
2箇所
(2)クリーンビルジ管系工事
船外排出バルブ交換
1箇所
(3)イジェクター排水管系工事
排水管交換
1箇所
40A及び50A 5K 管長200mm、異型フランジ管
枝管なし 亜鉛メッキ
6.汚物管系工事
バルブ改装
1箇所
巴工業バタフライバルブ(700G-2G-100A)
既存バルブのスピンドル及び弁体を撤去すること
第215条 その他の工事
1.1号艇換装工事
(1)1号艇船体換装
・新ボート換装
・現装ダビットクレードル部分改造
・各種検査等申請一式
・旧1号艇処分
(2)新1号艇関連無線工事
バルブはドック支給
40A 5K 管長600mm、枝管200mm
40A 5K 逆止アングル弁×1
40A 5K スイング逆止弁×1
亜鉛メッキ
バルブはドック支給
65A 5K スルース弁、両舷
215条
形式:MST 620J-SPL(艇長約6.2m)
納期:約6ヶ月
連絡先:(株)ユーアールエー 浦谷氏
TEL078-322-1122
- 船体
7 -
・航空無線設置(取締艇)
・27MHz無線機設置(取締艇)
・27MHz船位表示装置(本船)
1台
1台
1台
2.1号艇用ダビット整備
(1)吊下げワイヤー交換
(2)油圧ホース交換
1式
1本
3.船首油圧ユニット作動油タンクパッキン交換
点検ハッチ漏油部のパッキンを交換すること
4.船首尾マスト及びレーダーマスト
一式
フラッグライン用滑車交換
5.航海灯 灯具交換
(1)前部マスト灯 (2)後部マスト灯
(6)前部錨泊灯
(7)後部錨泊灯
(3)右舷灯
形式:TCM-D166HBC ケンウッド製
形式:JSD-283 日本無線製
形式:JSD-283 日本無線製
カーリーCフレームダビット
吊下げワイヤー(直径16mm×20m)は官給とする
高圧ホース#107 3/8 1300㎜:上部減揺装置部
高圧ホースは官給する
本船による整備作業のため足場を設置すること
作業に伴い減少した作動油を補充すること
作動油:ダフニースーパーハイドロ68A
滑車5個を官給する
(4)左舷灯
(5)船尾灯
灯具類はドック支給
(1)~(5)二重式:上段(AC110V)下段(DC24V)
(6)~(7)単式(DC24V)
灯具の形状により架台を適宜改装すること
灯具架台の防振対策を充分に行うこと
6.2号艇電動ホイスト用電動機・減速機換装
電動機及び減速機、ワイヤーリールを官給する
既設品を撤去し同型品と交換すること
7.甲板投光器及び航海灯接続箱の移設及び集約工事
前部及び後部マスト、レーダーマストに設置されている投光器接続箱を、上甲板の監督
官が指定する場所に移設及び集約するとともに、必要に応じ増設すること
なお、前記航海灯の灯具交換工事についても同様の措置を執ること
防水性を考慮した接続箱を設置し、既設のレセプ
タクル式直接配線を是正すること
電路線をコイルし浸水耐性を向上させること
8.オートパイロット基盤交換
メーカー認定技術者による基盤交換作業を実施すること
オートパイロット 横河電子機器(株) PT200
基盤は本船支給
前面パネル 個別表示灯基盤V8210CM ANNUNCIATOR
を交換すること。
9.甲板投光器交換
ハロゲン投光器をLED式投光器に交換
LED式投光器
- 船体
8 -
官給
船首マスト
船尾マスト
前向き(500W×2)、船橋甲板後部
前向き(500W×2)、船尾マスト
後向き(500W×1)
後向き(1kw×2)
LED式投光器形式
500W:SLD-80、1KW:SLD-160WA(湘南工作販売)
取付架台の改装を含む
10.船首楼甲板漏水箇所の補修溶接
カーリーダビット照射灯ポスト基部(5cm×2)の
再溶接を行うことにより漏水を遮断すること
溶接箇所の下部は空所であり付帯工事は生じない
11.錨鎖パイプ破孔の補修溶接
左舷錨鎖パイプの破孔(約1mm)を溶接により封鎖
し漏水を遮断すること
溶接に伴う付帯工事は生じない
- 船体
9 -
白 嶺 丸 機 関 分 割 検 査 計 画 書
1/2
◎:定期検査準備
○:中間検査準備
年 度
検査
内容
番号 項 目
1
主
機
関
2
減
速
機
3
空
気
槽
4
発
電
機
関
名 称
1 号
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
第
2
B
種
中
間
検
査
第
2
B
種
中
間
検
査
第第
3 2
A
種種
中中
間間
検検
査査
第
2
B
種
中
間
検
査
○
5
定
期
検
査
◎
主機関
付属機器を含む
2 号
○
減速機
付属機器を含む
◎
◎
○
1 号
◎
2 号
◎
1号機
○
◎
2号機
○
1号機
空
気
圧
縮
機
平成32年度
○
◎
◎
主空気圧縮機
2号機
非常用空気圧縮機
○
○
1 号
◎
◎
◎
低温セントラル
清水冷却器
◎
2 号
6
熱
交
換
器
関
係
◎
高温セントラル清水冷却器
◎
1 号
主機関
LO冷却器
◎
2 号
減速機LO冷却器
◎
白 嶺 丸 機 関 分 割 検 査 計 画 書
2/2
◎:定期検査準備
○:中間検査準備
年 度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 平成32年度
検査
内容
番号 項 目
名 称
1 号
主機冷却
海水ポンプ
第
2
B
種
中
間
検
査
第第
3 2
A
種種
中中
間間
検検
査査
〇
〇
7
ポ
ン
プ
関
係
期
検
査
◎
◎
◎
◎
2 号
◎
3 号
主機予備
潤滑油ポンプ
定
◎
1 号
セントラル冷却
清水ポンプ
第
2
B
種
中
間
検
査
〇
2 号
3 号
第
2
B
種
中
間
検
査
◎
1 号
◎
2 号
主機予備ジャケット
冷却水ポンプ
◎
減速機予備LOポンプ
◎
減速機
予備クラッチ油
ポンプ
CPP
変節油ポンプ
主機予備FO
供給ポンプ
◎
1 号
◎
2 号
◎
1 号
◎
2 号
◎
1 号
◎
2 号
FO移送ポンプ
◎
FOサービスポンプ
◎
ビルジバラストポンプ
〇
◎
雑用兼消防ポンプ
〇
◎
第
3
章
第1節
機
関
部
門
検査及び関連工事
第301条
主機関関係分割検査工事
1号主機関(新潟原動機(株) 6MG28HX型 2,000PS)中間検査に伴い下記工事施工、
受検、復旧(海上試運転、調整を含む)
1台
*1
1.シリンダヘッド開放、整備
6気筒
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック (シリンダヘッド燃焼面・吸・排気弁弁傘部)
(3)水圧試験(シリンダヘッド冷却水側)
*2
(4)吸・排気弁摺合せ
各12本
*3
(5)吸気弁及び排気弁ロートマット開放、鋼球及びスプリング新替 各12個
2)計測項目
(1)吸・排気弁ステム外径、ガイド内径及び間隙
(2)吸・排気弁座肉厚
(3)ロッカーアームブッシュ内径、軸外径及び間隙
2.下記附属弁(各6個)開放、摺合せ、調整
1)燃料噴射弁
*4
2)指圧器弁
3)安全弁
*5
4)起動弁
3.ピストン抜き出し開放、整備
6気筒
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック
(ピストンの燃焼面、リング溝、ピストンピンボス部、クランクピンメタル)
(3)磁気探傷検査(ピストンピン、連接棒セレーション部、クランクピンボルト)
2)計測項目
(1)ピストンリング幅、リング溝幅及び間隙
(2)ピストンピン外径、ピストンピンボス及びピストンピンメタル内径
(3)連接棒大端部楕円量
- 機関
1 -
301条
*1
部品官給
海上試運転時、1・2号主機関負荷バランス調整
*2
*3
試験圧力 0.5MPaにて30分
弁座の削正(外当たり1/3~1/2程度)
*4
噴射圧力 330 ㎏/㎠
*5
調整圧力 206 ㎏/㎠
(4)クランクピン外径及びクランクピンメタルとの間隙
(5)クランクピンのカムウェアー
*6
(6)シリンダライナ内径、ピストン外径
(7)シリンダライナ内径偏摩耗度
4.クランク軸
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック(クランク軸フィレット部、油穴部)
2)計測項目
(1)クランクデフレクション
*7
(2)スラスト軸受間隙クランクジャーナル外径と主軸受との間隙
*8
5.燃料噴射ポンプ開放、整備
6台
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
2)計測項目
(1)突き始め計測
*9
(2)プランジャ・バレル間隙
(3)プランジャスプリング自由長
(4)ローラ内径、ローラーピン外径、ブッシュ内外径及び間隙
6.排気タービン過給機(新潟原動機(株)NR-24/R)陸揚げ開放、タービンロータ新替
1基
*10
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
2)計測項目
(1)ローター軸、軸受及びスラスト間隙
(2)フローティングメタルの内・外径及び長さ
(3)バランステスト
7.下記ポンプ開放、整備
1)機付潤滑油ポンプ
2)機付冷却清水ポンプ
3)機付燃料供給ポンプ
*11
(1)検査項目
①開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
②各ギアの歯当たり状態、摩耗等損傷の有無
(2)計測項目
- 機関
2 -
*6
必要であれば許容値内に納まるよう修正
*7
*8
開放前、復旧後の冷態時
開放前、復旧後
*9
機関取外し前後計測
必要あれば突き始めタイミング調整
ポンプ単体にて開放前後のプランジャ切り欠き
とケガキ線との一致確認
*10
新替部品(タービンロータ仕組、ブロワ羽根車、軸端
ナット及びフローティングメタル)は工事施工者供給
問い合わせ先:新潟原動機代理店共和水産
TEL 0859-44-2871 FAX 0859-44-0474
*11
ポンプ駆動軸ベアリング、オイルシール新替
ベアリングは工事施工者供給
①歯車軸(ポンプ軸)外径、同ブッシュ内径及び間隙
②インペラ外径、マウスリング内径及び間隙
③ポンプシャフトの曲り
8.排気管伸縮継手(排気マニホールド(125A×6本)、過給機出口(450A×1本))新替*12
第302条
主発電機関分割検査工事
1号主発電機関(新潟原動機(株) 6NSD-G型 600PS)中間検査に伴う下記工事施工、受検、
復旧、試運転、調整
1台
*1
1.シリンダヘッド開放、整備
6気筒
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック (シリンダヘッド燃焼面・吸気弁弁傘部)
(3)水圧試験 (シリンダヘッド冷却水側)
*2
(4)吸・排気弁摺合せ
各12本
2)計測項目
(1)吸・排気弁ステム外径、ガイド内径及び間隙
(2)吸・排気弁座肉厚
(3)ロッカーアームブッシュ内径、軸外径及び間隙
2.ピストン、連接棒及びライナ抜き出し開放、整備
6気筒
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック
(ピストンの燃焼面、リング溝、ピストンピンボス部、クランクピンメタル、
ライナフランジ部)
(3)磁気探傷検査(ピストンピン、連接棒セレーション部、クランクピンボルト)
(4)ライナ冷却水側のスケール付着状態
(5)ライナディグレージング施工
*3
2)計測項目
(1)ピストンリング幅、リング溝幅及び間隙
(2)ピストンピン外径、ピストンピンボス及びピストンピンメタル内径及び間隙
(3)クランクピン外径及びクランクピンメタルとの間隙
(4)シリンダライナ内径、ピストン外径
3.主軸受及びスラスト軸受開放
主軸受 7組、スラスト軸受 2組
1)検査項目
- 機関
3 -
*12
伸縮継手官給
302条
*1
部品官給
試運転後、機付燃料油ストレーナ及び機付潤滑油
ストレーナの開放掃除施工のこと
*2
試験圧力 0.4MPaにて30min
*3
面粗度 Ra1.0~1.5μm
クロスハッチ傾斜度 15~30°
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック
(クランク軸フィレット部、油穴部、主軸受スタッドボルト、軸受メタル)
2)計測項目
*4
(1)クランクデフレクション
(2)クランク軸スラスト間隙
4.ギアケース、カム軸ケース開放、整備
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)各ギアの歯当たり状態
(3)カム、プッシュロッド等の当たり状態
2)計測項目
(1)カム軸スラスト間隙
(2)各ギヤのバックラッシュ
①クランクギア-第1アイドルギア間
②第2アイドルギア-カムギア間
③第2アイドルギア-燃料噴射ポンプ駆動ギア
④第3アイドルギア-機付潤滑油ポンプ駆動ギア間
⑤機付潤滑油ポンプ駆動ギア-機付冷却清水ポンプ駆動ギア間
5.燃料噴射ポンプ及びガバナ開放、整備
1台
*5
1)検査項目
(1)吐出弁シート部及びガスケット部当たり
(2)プランジャリード部摩耗
(3)プランジャラッピング仕上げ面当たり、損傷の有無
(4)プランジャバネ、吐出弁バネの折損、傷、錆等の有無
6.排気タービン過給機(三菱重工業 TD-13型)陸揚げ開放、整備
1基
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック(タービン、コンプレッサー羽根、羽根軸及びノズル)
(3)給気マニホールド掃除
2)計測項目
(1)ローター軸径、軸曲り
(2)ベアリングハウジング内径
(3)フローティングメタルの内・外径及び長さ
7.下記ポンプ開放、整備
- 機関
4 -
*4
開放前、復旧後の冷態時
*5
噴射量、ガバナ性能、噴射時期確認、調整
オイルシール及び不良品は新替
吐出弁ホルダー全数新替
1)機付潤滑油ポンプ
2)機付冷却清水ポンプ
(1)検査項目
①開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
②各ギアの歯当たり状態、摩耗等損傷の有無
(2)計測項目
①歯車軸(ポンプ軸)外径、同ブッシュ内径及び間隙
②インペラ外径、マウスリング内径及び間隙
③ポンプシャフトの曲り
8.下記冷却器開放、掃除、水圧試験施工
1)空気冷却器
(冷却面積 16.4 m 2)
2)潤滑油冷却器 (冷却面積 4.2 m 2)
9.エアモーター開放、掃除、計測、復旧、試運転、調整
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック(駆動軸、ギア部)
10.防振ゴム高さ計測
*6
*6
*7
*7
*8
*8
第303条
空気圧縮機分割検査工事
非常用空気圧縮機(三和鉄工所 SKH2K型)中間検査に伴う下記工事施工、受検、復旧、
試運転、調整
1台
*1
1.シリンダヘッド開放
1)検査・計測項目
(1)吐出弁開放、弁・バネの腐食、摩耗等損傷の有無
(2) ピストンリングの膠着、摩耗等損傷の有無
303条
第304条
冷却器関係検査工事
1号低温清水冷却器(アルファラバル AK20-FL)を定期検査に伴い開放、整備、受検、
復旧、プレートはメーカーにてリコンディショニング施工
1台
*1
1.検査項目
1)水圧試験
*2
304条
- 機関
5 -
*1
*1
*2
試験圧力
1)清水側
0.4MPaにて10min
2)潤滑油側 0.8MPaにて10min
歯車室グリス入替
(カップグリス#250又はリチウムグリス)
整備後は予備とし、現在予備のものと交換
温態時(機関停止後1時間以内)計測
部品官給
充気試験報告書提出のこと
ガスケットは工事施工者供給
プレート組立はメーカー立会
試験圧力 片圧 0.2MPaにて30min
第305条
ポンプ関係分割検査工事
下記ポンプを中間検査に伴い開放、メカニカルシール及びボールベアリング新替、受検、
復旧、試運転、調整
*1
1.1・3号主冷却海水ポンプ(大東ポンプ工業 VCM-150(160 m 3 /h)) 2台
*2
(1)検査項目
①開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)計測項目
①インペラ外径、マウスリング内径及び間隙
- 機関
6 -
305条
*1
*2
部品官給、ボールベアリングは工事施工者供給
ポンプシャフトのオイルシール接触部は溶射施工のこと
第2節
一般修繕工事
第311条
主機関関係修繕工事
主機関(新潟原動機(株) 6MG28HX型 2,000PS)関係の下記工事施工、復旧
*1
1.2号主機関排気タービン過給機(新潟原動機(株)NR-24/R)陸揚げ開放、タービン
ロータ新替
1基
*2
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
2)計測項目
(1)ローター軸、軸受及びスラスト間隙
(2)フローティングメタルの内・外径及び長さ
(3)バランステスト
311条
*1 部品官給
第312条
主発電機関関係修繕工事
主発電機関(新潟原動機(株) 6NSD-G型 600PS)に伴う下記工事施工、復旧
1.1・2号主発電機関の下記附属弁(各12個)の開放、摺合せ、調整
1)燃料噴射弁
2)指圧器弁
2.2号主発電機関 燃料噴射ポンプ及びガバナ開放、点検、整備
1台
1)検査項目
(1)吐出弁のシート部、ガスケット部の当り
(2)プランジャのリード部の摩耗
(3)プランジャのラッピング仕上げ面の当たり、損傷点検
(4)プランジャバネ、吐出弁バネの折損、傷、錆等の点検
2)計測項目
(1)ガバナシフター幅、シフター案内幅
(2)ガバナウェイトピン軸径、軸受内径
3.2号主発電機関 エアモーター開放、掃除、計測、復旧、試運転、調整
1)検査項目
(1)開放部の腐食、摩耗等損傷の有無
(2)カラーチェック(駆動軸、ギア部)
4.1・2号主発電機関 潤滑油プライミングポンプ配管工事
*1
*2
312条
*1 部品官給
*2 燃料噴射弁は本船整備品と交換
指圧器弁は弁全数新替
*3
*3
噴射量、ガバナ性能、噴射時期確認、調整
整備後は予備とし、現在予備のものと交換
オイルシール及び不良品は新替
*4
*4
歯車室グリス入替
(カップグリス#250又はリチウムグリス)
整備後は予備とし、本船予備品と交換
- 機関
7 -
*2
新替部品(タービンロータ仕組、ブロワ羽根車、軸端
ナット及びフローティングメタル)は工事施工者供給
問い合わせ先:新潟原動機代理店共和水産
TEL 0859-44-2871 FAX 0859-44-0474
(1)同ポンプ吸入側及び吐出側配管、現場合わせの上、新替
①吸入側配管 5k-20Aフランジ3枚、ポンプねじ込み部Rc3/4
②吐出側配管 5k-20Aフランジ3枚、ポンプねじ込み部Rc3/4
第313条
*1
*1
2本
2本
冷凍機関係修繕工事
*1
1.居住区空気調和装置関係下記工事施工
1)送風機ベアリング及びVベルト新替
*2
2)フロン排出抑制法に定められた定期点検
*3
第314条
プロペラ及びバウスラスター関係修繕工事
プロペラ(かもめプロペラ(株) CPC-95BF型 4翼 3000mmφ)及びバウスラスター
(同TCA-30MN 4翼 900φ)関係の下記工事施工
1.プロペラ軸及び軸受け、軸端部間隙計測
2.プロペラ羽根及びボス部清掃、研磨、塗装
3.プロペラ羽根根元部カラーチェック施工
4.ロープガード内防蝕亜鉛新替
第315条
造水装置関係工事
蒸発式造水装置(アルファラバル JWP-16-C50型)関係の下記工事施工
1.逆止弁板、各ラバースリーブ交換
2.デミスタ薬液洗浄
3.エゼクターポンプ(兵神機械 HLY-25M)開放、整備、メカニカルシール及び
ボールベアリング新替、運転、調整
1台
4.フロントカバーパッキン当たり部補修
作製配管は全て酸洗い、耐圧試験施工
吸入側配管:SGP-E、長さ 約60mm
吐出側配管:SGP-E、長さ 約70mm
313条
*1 連絡先:日新興業(株) 大前氏
TEL 03-5710-7061 FAX 03-5710-0261
*2 ピロー型ベアリングは工事施工者供給
UCP207CE(エンドカバー付)×1、UCP309×1
*3 点検証明書を2部提出
314条
*1
*1
軸端部間隙計測はプロペラ軸部のみ
*2
*2
塗料(中国塗料ペラクリーンZ)は工事施工者供給
*3
*3
防蝕亜鉛は工事施工者供給
*3
*4
315条
*1 開放にかかる部品は官給
連絡先:アルファラバル(株) 千葉氏
TEL 03-5462-2141 FAX 03-5462-2453
*2 洗浄用薬液は官給
*3 ボールベアリングは工事施工者供給
*4 補修方法はメーカーと協議
*1
1.現装品撤去の上、新規機器搬入、据付、各機器動作確認、調整
2.下記配線にかかるハブ及び無線LANアクセスポイント、電源用コンセント取付け(架
台含む)、各機器間のLANケーブル及び電源ケーブル配線、繫ぎ込み 一式
316条
*1 メーカー指定工事
連絡先:JRCS 濱砂氏
TEL 083-775-2030 FAX 083-775-2022
資材は工事施工者供給
第316条
*1
*2
エンジンデータ収集システム換装工事
- 機関
8 -
1)LANケーブル
(1)機関当直室ハブ~機関当直室新規機器(5台)
(2)機関当直室ハブ~機関室無線LANアクセスポイント
計4箇所
①主機関船首側工作台付近(フレームNo.40)
1箇所
②温水ボイラー付近(フレームNo.28)
1箇所
③造水装置付近(フレームNo.28)
1箇所
④軸室CPP変節油ポンプ付近(フレームNo.14)
1箇所
(3)機関当直室ハブ~右舷船尾予備品倉庫無線LANアクセスポイント
(4)機関当直室ハブ~左舷船尾予備品倉庫有線LANコネクタ
(5)機関当直室ハブ~居住区空調装置室無線LANアクセスポイント
(6)機関室ハブ~糧食冷凍装置室無線LANアクセスポイント
2)AC100V電源ケーブル
(1)機関室内タブレットPC常時設置箇所にAC100V用電線、配線の上、電源コン
セント設置
3)AC100V(UPS)電源ケーブル
(1)機関当直室UPS~機関当直室ハブ
3.付帯工事
一式
(1)新規機器据付においてスペース確保等により必要となった付帯工事
(2)各所の天井、壁等の内張り、貫通部の取外し、復旧
(3)各所の電装品の取外し、復旧
(4)その他、必要となった箇所の付帯工事
第317条
非常用バッテリー換装工事
1.現装非常用アルカリバッテリー撤去、廃棄
2.下記の新規アルカリバッテリー搬入、据付、各装置の配線
1)一般用
2)無線用
3.作動確認、調整
4.その他工事にかかる付帯工事
40セル
20セル
一式
一式
9 -
(1)AC100V電源ケーブル:D-1.5、約5m×1本
設置予定箇所:主機関船首側工作台付近
(1)必要な電線はメーカー供給の上、配線施工
*1
317条
*1 バッテリーは官給
*2
*3
*4
*2
*3
*4
第318条
電気関係工事
1.海洋生物付着防止装置(大機ゴム工業㈱ ダイキカピオネーター 1BA-2503-1)下記工事施工 *1
- 機関
システム構成図は別紙1.及び2.参照
(1)必要な電線はメーカー供給の上、配線施工
(2)LANケーブル:CAT5Eシールド、あじろ付き
①約15m×1本
②約25m×1本
③約25m×1本
④約30m×1本
(3)LANケーブル:CAT5Eシールド、あじろ付き、約45m×1本
(4)LANケーブル:CAT5Eシールド、あじろ付き、約45m×1本
(5)LANケーブル:CAT5Eシールド、あじろ付き、約35m×1本
(6)LANケーブル:CAT5Eシールド、あじろ付き、約45m×1本
JIS形式:AM200PE×20セル×2組
JIS形式:AM300P ×20セル×1組
メーカー指定工事
連絡先:バッテリー納入業者
318条
*1 メーカー指定工事
1)制御盤換装
(1)現装品撤去・搬出の上、新規制御盤搬入、据付、作動確認、調整
(2)各配線新替、繫ぎ込み(制御盤~接続箱~各電極棒)
①制御盤~銅・アルミ電極棒(右舷高位)
②制御盤~銅・アルミ電極棒(右舷低位)
③制御盤~銅・アルミ電極棒(左舷高位)
④制御盤~銅・アルミ電極棒(左舷低位)
2)電極棒新替
(1)銅電極棒 (両舷高位・低位船底弁箱)
計4本
(2)アルミ電極棒 (両舷高位・低位船底弁箱)
計4本
2.下記電動機を開放、洗浄、乾燥、ボールベアリング新替、絶縁塗装、復旧後試運転、
絶縁計測
*2
(1)3号主冷却海水ポンプ用
(15.0kW)
1台
(2)造水装置エゼクターポンプ用
(11.0kW)
1台
(3)便所・浴室・洗濯室通風機用
(0.75kW)
1台
3.船内全ての電路(440V、220V、100V、24V)、電気機器(交流発電機3台含)の絶縁抵抗
計測、不良箇所は修理
4.下記主機関遠隔操縦装置(自動負荷分担制御装置)ポテンショ調整、運転確認 *4
1)1,2号ガバナ追従発信器用
2個
2)1,2号燃料ラック追従発信器用
2個
第319条
配管関係工事
1.下記バタフライ弁新替
1)両舷高位船底弁ストレーナ出口
(TOMOE 722F-2G 5k-200A)
2個
2)両舷低位船底弁ストレーナ出口
(TOMOE 722F-2G 5k-250A)
2個
3)主冷却海水ポンプ入口
(TOMOE 700G-2G 5k-150A)
3個
4)低温冷却清水冷却器出入口
(TOMOE 700G-2G 5k-150A)
4個
5)低温冷却清水冷却器逆洗出入口
(TOMOE 700G-2G 5k-100A)
4個
6)造水装置エゼクターポンプストレーナ入口(TOMOE 705G-1T 5k-80A) 1個
2.下記犠牲管新替、指定の管は予備も作製
1)高温冷却清水クーラ入口管
(5k-150A×0.3m)
(予備含む)2本
2)高温冷却清水クーラ出口管
(5k-150A×0.3m)
(予備含む)2本
3)1号低温冷却清水クーラ入口管(5k-150A×0.4m)
1本
4)1号低温冷却清水クーラ出口管(5k-150A×0.7m)
1本
- 機関
10 -
連絡先:日立造船(旧 アタカ大機) 小日向氏
TEL 03-6404-0827 FAX 03-6404-0866
制御盤本体及び電極棒は官給
その他資材は工事施工者供給
(2)
①TPYC-2×約1m×1本、SPYC-2×約1.5m×2本
②TPYC-2×約1m×1本、SPYC-2×約0.5m×2本
③TPYC-2×約2m×1本、SPYC-2×約0.5m×2本
④TPYC-2×約2m×1本、SPYC-2×約0.5m×2本
*2 ボールベアリングは工事施工者供給
(1)6307ZZ×1、6309ZZ×1
(2)6208ZZ×1、6310ZZ×1
(3)6306ZZ×2
*4
メーカー指定工事
連絡先:エヌ・ゼット・ケイ 中町氏
TEL 03-775-3251 FAX 03-5232-3257
*1
319条
*1 バタフライ弁は官給
*2
*3
*2
*3
管は枝管も含みSTPG sche80
1)、2)は洗浄用15A枝管付
*4
*4
3)~6)は洗浄用15A枝管及び
防食亜鉛取付フランジ(65A)付
5)2号低温冷却清水クーラ入口管(5k-150A×0.4m)
6)2号低温冷却清水クーラ出口管(5k-150A×0.7m)
7)主冷却海水ポンプ入口管
(5k-150A×0.4m)
8)船尾管冷却海水入口管
(5k、10k- 40A×0.7m)
9)雑用兼消防ポンプ入口管
(5k-100A×0.3m)
10)ビルジバラストポンプポンプ入口管 (5k-100A×0.3m)
11)エゼクターポンプ入口管
(5k- 80A×0.3m)
12)サニタリー海水管
(5k- 32A×0.5m)
3.機関室内海水配管模様替え
1)下記海水管撤去
(1)上甲板トイレ洗浄ライン
2)下記海水コーティング管現合作製、取付
(1)サニタリーライン(トイレ及びギャレーへ)
(2)サニタリーライン(トイレ及びギャレーへ)
(3)サニタリーライン(トイレへ)
(予備含む)2本
1本
3本
(予備含む)2本
1本
1本
1本
(予備含む)2本
1本
1本(現状は亜鉛メッキ管)
1本
*5
*6
*5
*5
*5
*7
*5
*6
防食亜鉛取付フランジ(65A)付
U字管、両端のフランジは規格違い
*7
防食亜鉛取付フランジ(32A)付
*9
*10
*9
*10
機関室境界貫通部にてブラインドフランジ処理
32A×約8m
*13
*14
*15
*13
*14
*15
5k-32A×0.4m、フランジ2枚、曲り1箇所
5k-32A×1.8m、フランジ2枚、曲り2箇所
5k-32A×0.2m、フランジ2枚、曲り1箇所
第320条
船底、船外弁工事
1.船底、船外弁陸揚げ開放、掃除、摺合わせ、グランドパッキン新替、内部塗装、復旧 *1
1)船底弁
*2
(1)高位船底弁
( 5k-200A)
2個
(2)低位船底弁
( 5k-250A)
2個
(3)両舷高低位掃除用空気弁
(16k- 15A)
4個
2)船外弁
*3
(1)高温冷却清水冷却器用
( 5k-125A)
1個
(2)低温冷却清水冷却器用
( 5k-125A)
1個
320条
*1 内外部錆打、塗装(2回塗り、塗料は官給)
*2 弁蓋パッキンにはヒーパーパッキン使用
第321条
その他一般修繕工事
1.下記自動温度調整弁開放、整備
1)電空式温調弁シリンダポジショナ及びパワーシリンダ開放、Oリング、ダイヤフラ
ム、パッキン類ほか消耗品新替、復旧、運転調整
*1
(1)発電機関給気温度調整用
(テーピ RB-50A)
2組
321条
- 機関
11 -
*3
*1
船外弁は漏洩試験施工(0.5MPa 1min以上)
船外部取付にはヒーパーパッキン使用
部品官給
シリンダポジショナ SMC IP200-50-X59
パワーシリンダ
SMC CPA2B50-50-X61
2)ワックス式自動温調弁エレメント作動温度確認、シャフトシール及びOリング新替
(1)発電機関高温冷却清水用
(テーピ RI-50、LI-50)
2台
*2
*2
新替部品は工事施工者供給
2.薬液式海洋生物付着防止装置換装
*3
1)現装置(操作盤、電磁弁パネル、薬液タンク)、工事にかかる資材撤去、廃棄
*3
メーカー指定工事 連絡先:反田商事 吉田氏
TEL 03-3669-6658 FAX 03-3669-6680
操作盤、電磁弁パネル、薬液タンクユニット、チェック弁
Ass'y 一式は官給
その他資材は工事施工者(造船所)供給
新規装置の詳細配置図及び工事施工内容は
別紙3.参照
操作盤は当直室内右舷出入口付近壁に設置
1式
2)指定場所に架台作製、新装置搬入、据付
1式
3)指定箇所に配管及び電線敷設、配線
4)試運転、注入状況確認、調整
5)その他工事にかかる付帯工事
1式
*4
*4
《機関部門工事全般注意事項》
1.工事に係る場所、及びそこに至る船内通路等の汚損防止の為、養生、並びに完工後の掃除を入念に行うこと
2.各機器より取り外した部品は、全て陸揚げし、陸上施設にて整備、計測を行うこと
3.開放した機器類のOリング、ガスケット、オイルシール、パッキン、割ピン、廻り止め、ボールベアリング、メカニカルシール等は全
て新替し、メーカー指定のものを使用すること
また、組立時の主要部の締付トルク、塗布するシール剤、塗料等は、メーカーの指定に基づき施工すること
4.工事に伴って発生したビルジは、適宣処理すること
- 機関
12 -
第
4
章
第1節
無
線
部
門
検査及び関連工事
第401条
無線定期検査受検工事
401条
無線検査受検の申請手続き・準備、整備点検の実施、試験成績表・整備記録表の提出を 認定登録整備業者による認定検査(書面検査)で受検
行い検査に合格の上、引渡しのこと。
保守要件:船上保守、設備の二重化
整備点検は、陸上保守と同内容を実施。
受検・整備にかかる費用は全てドック負担。
1.MF/HF無線通信装置
1装置
日本無線 JSS-2500N
1装置
日本無線 JSS-2500
2.国際VHF無線電話装置
2装置
日本無線 JHS-770S
3.ナブテックス受信機
1装置
日本無線 NCR-333
1装置
日本無線 NCR-733
4.船舶自動識別装置(AIS)
1装置
日本無線 JHS-180
5.衛星非常用位置指示無線標識装置 (EPIRB)
1装置
日本無線 JQE-103
陸揚整備、JG用整備点検記録表提出
6.レーダー
2装置
日本無線 JMA-9953-9XA(Xバンド)
①マグネトロンの交換、空中線可動部グリス塗布
マグネトロン:2J55はドック支給
日本無線 JMA-9132-SA(Sバンド)
マグネトロン:M1555はドック支給
7.インマルサットC通信装置
1装置
日本無線 JUE-85
8.オシロスコープ
1装置
日立 V-522
①較正を行うこと。
9.周波数カウンター
1装置
アンリツ MF57A
①較正を行うこと。
10.終端形電力計
1装置
フジソク TP-3502A-21
①較正を行うこと。
11.SSB送受信機
1装置
日本無線 JSB-78
15.選択呼出送信装置
1装置
太洋無線 THR-L400
16.船上通信設備
8装置
日本無線 JHS-430(子機)
4装置
日本無線 JHS-431(子機)
17.無線方位測定機
1装置
太洋無線 TD-C338MKⅡ
- 1 -
18.インマルサットF船舶地球局設備
19.双方向無線電話
20.レーダートランスポンダ(SART)
1装置
2装置
1装置
第402条
無線電話通信装置換装工事
1.本船既設の27MHzDSB・27MHzSSB・40MHzDSB・船上通信基
地局無線電話装置を換装すること。
2.設置場所は原則として既設の場所とするが、必要に応じて木工及び鉄工工事を行
い、船舶の動揺や振動に充分耐えられるようにすること。
3.アンテナ用同軸ケーブル及びその他配線は原則として現用のものを使用することと
するが、腐食等により使用に耐えられない場合は新たに敷設すること。
4.本設備の換装に伴う関係官庁への手続を行うこと。
5.無線設備の保守等の承認の手続きについて、変更手続きを運輸局へ届けること。
6.本換装工事終了後、監督官立ち会いの上、正常な動作を確認すること。
7.詳細は監督官と協議の上、決定すること。
- 2 -
日本無線 JUE-410F
日本無線 JHS-7
JOTRON Tron SART20
402条 メーカー指定工事
(指定業者:日本無線株式会社)
各無線電話装置及びその他必要な部材等は全てドック
支給とし、装置の型式は次の通りとする。
27MHzDSB:JSD-283(日本無線製)
27MHzSSB:TH-4035(日本無線製)
40MHzDSB:TV-S705(日本無線製)
船 上 通 信 基 地 局:JHS-400A(日本無線
製)
第2節
一般修繕工事
第411条
メールサーバーメンテナンス作業
1.本船既設のメールサーバー及びWSUSについて、点検を行い正常な動作を確認
すると共に不足しているセキュリティパッチ等を導入すること。
2.詳細は監督官と協議の上、決定すること。
411条 メーカー指定工事
(指定業者:MHI下関エンジニアリング株式会社)
第412条 取締艇無線機新設工事
412条
1.27MHzDSB無線電話について、船橋指定箇所及び新しい取締艇に新設するこ
指定機器
と。
・27MHzDSB無線電話(日本無線製:JSD
2.船橋に新設する27MHzDSB無線電話について、レーダー及びECDISに配
-283)
線及び必要な工事を行い、取締艇の位置情報を表示出来るようにすること。また、
・アナログ・デジタル無線電話(ケンウッド製:T
船舶に起こり得る動揺及び振動、塩害に充分な耐久性を有する状態とすること。
CM-D166HBC)
3.取締艇に新設する27MHzDSB無線電話について、無線機を設置する場所は監
無線機及びその他必要な部材は全てドック支給とす
督官と協議の上で決定することとし、必要な工事を行い、取締艇に起こり得る動揺
る。
及び振動、塩害に充分な耐久性を有する状態とすること。
4.アナログ・デジタル無線電話について、新しい取締艇に新設すること。
5.取締艇に新設するアナログ・デジタル無線電話について、無線機を設置する場所は
監督官と協議の上で決定することとし、必要な工事を行い、取締艇に起こり得る動
揺及び振動、塩害に充分な耐久性を有する状態とすること。
6.全ての無線機について、必要な設定を行うと共に、関係官庁へ必要な手続きを行う
こと。設定内容については監督官と協議の上、決定すること。
7.本工事終了後、監督官の立ち会いの上、正常な動作を確認すること。
8.詳細は監督官と協議の上、決定すること。
- 3 -
別紙1.白嶺丸 エンジンデータ収集システム換装工事システム構成図(全体)
AC100V電源ケーブル CAT5E LANケーブル
あじろ付き
(機器付属品)
LANケーブル
LANケーブル(外線)
8本
DC24V電源ケーブル
機関室、船尾予備品倉庫、居住区空調装置室、糧食冷凍装置室
無線LANアクセスポイント : 計7台
船尾予備品倉庫用 有線LANコネクタ : 1箇所
(無線LANアクセスポイントはLANケーブルで電源供給し、LANケーブルの配線のみとする。)
機関当直室
当直監視盤 AMS(SMS-22-K)(抜粋)
機関当直室
DC24Vより
8本
オペレータステーション
(OPS)
POE対応
スイッチングハブ
16ポート用
POE HUB①
A4カラーレーザー複合機
(EDS及び事務用)
1台
A4カラーレーザープリンタ
(既存品)
1台
船内LANへ
HUB②へ
AMS用HUBへ
UPSよりAC100V
フィールドステーション
コントロールユニット
(FSCU)
HUB
ゲートウェイステーション
リアルデータ収集用
(GWS)
UPSよりAC100V
HUB②
8ポート
事務用デスクトップPC
(常用:EDS、事務用)
1台
デスクトップPCへ
RS232Cケーブル
USB電源監視ソフト用
予備用ノートPC
(EDSバックアップ、事務用)
1台
バックアップ用ノートPC
(予備:EDS、事務用)
1台
USBケーブル(3m以内)
シリアル通信経路
USBケーブル
(1.8m以内)
既存レーザープリンタへ
UPS
1台
RS422
PC関連機器
(監視盤上など)
RS422~USB
変換器(DC24V)
USB~LAN変換
アダプタ中継
USB~LAN変換
アダプタ中継
LAN型HDD
1台
GWS故障時のバックアップ通信系統
UPSよりAC100V
※ EDSなどのLAN系統と船内LAN系統は分離します。
※ 当直監視盤のデータ収集PC、プリンタ等の設置場所は、ノートPC収納箇所
造作や椅子などを置いて作業しやすいように、蹴込み造作などの盤構造の
改造あり。監督官と協議とします。(造船所殿所掌)
※ 無線LANアクセスポイント取り付け及び外線LANケーブル(CAT5E)は、
あじろ外装付きで配線、LANコンセント、コネクタ取り付けなど造船所殿
所掌とします。
無線LANアクセスポイント設置場所は、監督官と協議とします。
別紙2.白嶺丸 エンジンデータ収集システム換装工事システム構成図(機関室、倉庫など)
LANケーブル
LANケーブル(外線)
DC24V電源ケーブル
AC100V電源ケーブル
(機器付属品)
※ 無線LANアクセスポイント取り付け及び外線LANケーブル(CAT5E)は、
あじろ外装付きで配線、LANコンセント、コネクタ取り付けなど造船所殿
所掌とします。
AC100V電源ケーブル
居住区空調装置室、糧食冷凍装置室
船尾予備品倉庫
有線LANコンセント
タブレットPC
EXTVDU表示など
タブレットPC
EXTVDU表示など
左舷船尾予備品倉庫
1箇所
無線LANアクセスポイント
居住区空調装置室
1台
糧食冷凍装置室
1台
無線LANアクセスポイント
右舷船尾予備品倉庫
1台
2本
2本
機関当直室
機関室
※ タブレットPC設置用のポケットを追加
製作する。(造船所殿所掌)
無線LANアクセスポイント
機関室 4台
POE対応
スイッチングハブ
16ポート用
4本
HUB①
UPSより
GWSへ
タブレットPC
EXTVDU表示など
※ 機関当直室よりAC100V
配線追加
(造船所殿所掌)
LAN型HDDへ
ノートPCへ
AC100V
※ タブレットPCは、データ収集システム表示、EXTVDU表示とします。
その他予備品データなどは、現在、白嶺丸で運用中のエクセルファイル
などをデスクPC上の共有フォルダにおいて表示編集されるものとします。
専用の保守整備、部品管理システムは無しとします。
デスクトップPCへ
A4カラーレーザー複合機へ
別紙3.薬液式海洋生物付着防止装置換装工事 詳細配置図及び工事施工内容
2号機関室通風機
ダクト
620
510
510
通風機
吹出し口
(数値単位:mm)
左舷側
275
905
230
雑用空気配管
①スカイライト用操作レバー
②操作空気用
ドレンセパレーター&減圧弁
610
スカイライト用操作レバー
幅360×奥行200×高さ300
1670
電磁弁パネル
幅510×奥行230×高さ350
(薬液タンク上部、通風ダクト壁に設置)
手摺ポール③
電磁弁パネル
幅510×奥行230×高さ350
(薬液タンク上部、通風ダクト壁に設置)
2号機関室
通風機ダクト
2号機関室通風機
ダクトフランジ部
1360
操作空気用
ドレンセパレーター&減圧弁
幅360×奥行150×高さ190
850
640
120L薬液タンク
幅620×奥行620×高さ860+170
薬液タンク架台
通風機
吹出し口
640 700
120L薬液タンク
幅620×奥行620×高さ860+170
980
680
床コーミング
幅700×奥行850×高さ75
510
手摺ポール②
275
床プレート下アングル位置
機関室階段
2160
900
床コーミング
幅700×奥行850×高さ75
手摺ポール①
船
首
側
壁
320
操作空気弁
(A-38V)
16K-15A
船
首
側
壁
薬液タンク架台
幅620×奥行620×高さ150
床プレート
図2.断面図
(機関室上段踊り場から2号機関室通風機ダクトを見た図)
スカイライト開閉シリンダー接続ホースへ
雑用空気配管
約500mm移設
スカイライト用操作レバー
幅360×奥行200×高さ300
銅管φ 10×計 約4m
接続仕様は現状と同等とする。
560
機
関
室
出
入
口
ド
ア
機関室上段
踊り場
右舷側
図1.平面図
操作空気用配管
15A×約900mm
曲り×1、フランジ×1
2
通号
風機
機関
室
約750mm移設
床プレート
操作空気用
ドレンセパレーター&減圧弁
幅360×奥行150×高さ190
機関室上段
踊り場
図3.スカイライト操作レバー等移設箇所 断面図
(機関室船尾側からスカイライト操作レバー等を見た図)
(詳細)工事施工内容:
1.現用・「操作盤」、「薬液タンク」、「電磁弁パネル」、各銅管、各配線等、本装置に関わるもの一式全て撤去すること。
銅管については、両舷低位・高位及び左舷船外へ敷設されているもの計6本撤去すること。
左舷船外へ敷設されている銅管を撤去した後は、開口部を閉鎖すること。
各配線については、必要箇所端末処理施工すること。
2.新規・「タッチパネル式操作盤」は、機関当直室内の右舷側出入口付近壁に設置すること。壁の補強が必要。
3.新規・「薬液タンク」及び「電磁弁パネル」を上図(機関室内上段、踊り場の左舷側、スカイライト開閉操作レバー下)の指定箇所に新設する。
4.薬液タンク置き場付近の現用・「床プレート」及び「手摺」、その他を撤去の上、下記工事を施工する。
工事施工に際して、施工箇所の下部には主機関・CPP機側監視盤があるため、養生の上、十分注意して施工すること。
(1)撤去品
①床プレート(寸法:560×740mm、1枚):上図「床プレート下アングル位置」より左舷側(不要なアングル含む)
②手摺(φ 27×L1700mm、φ 16×L1700mm、各1本):「手摺ポール②」より左舷側(「手摺ポール③」(φ 27×L1030mm、1本)含む)
(2)模様替え箇所
①床プレート撤去後、床にコーミング(幅700×奥行850×高さ75mm)を施工すること。(コーミングにはドレン落とし穴は設けない。)
②手摺(現用品と同等形状、材質:SUS、φ 27&φ 16mm×各1本)を「手摺ポール②」から床コーミングの大きさに合わせて2号機関室通風機ダクトに
取り外し可能なように接続・敷設する。
③床から手摺TOPまでの垂直空洞箇所は、透明ビニールシート(厚さ:約2mm)を取付け、機関室下段への漏水防止を図る。(取付方法は別途現場にて協議の上、決定する。)
④薬液タンク本体は船体動揺による転倒防止のため振れ止め板またはバンドにより固定する。(同タンクは取り外し可能なように施工すること。)
⑤薬液タンク本体下部には据付架台を設ける。(幅620×奥行620×高さ150mm)
⑥清水サービス配管(5K-25A)より分岐し、薬液タンクへ清水を補給できるようにする。
(配管1本:15A×1,000mm(詳細配管形状は薬液タンク設置後、現場合わせ)、玉型弁(5K-15A)1個、ボールバルブ(1/2,SUS304)1個、各継手使用、
清水補給はホースで行える仕様とする。)
5.新規・「電磁弁パネル」(重量:40kg)は、2号機関室通風機ダクトに取り付ける。取付架台及び補強アングル取付が必要。
6.「スカイライト開閉操作レバー」及び「操作空気用ドレンセパレーター&減圧弁Assy.」は、現用品を流用する。
新規・「薬液タンク」及び「電磁弁パネル」の設置箇所の上方、また現在位置より右舷側へ移設する。(図3.参照)
(操作し易い位置、また、スカイライトの開口部より左舷側へ移設する。)
付帯工事:雑用空気配管及び銅管の模様替え、各架台取付等
①操作空気用配管:15A×約900mm、曲り×1、フランジ×1
②操作空気用ドレンセパレーター&減圧弁Assy.~スカイライト開閉操作レバー~スカイライト開閉シリンダー接続ホース手前付近
銅管:φ 10×計 約4m、接続仕様は現状と同等とする。
7.下記、機器間の銅管(φ 8mm、各1本)敷設(必要箇所には振れ止めバンド取付)
①薬液タンク(パルスポンプ)~電磁弁パネル : 長さ 約3m
②電磁弁パネル~左舷高位船底弁箱注入弁 : 長さ 約8m
③電磁弁パネル~左舷低位船底弁箱注入弁 : 長さ 約10m
④電磁弁パネル~右舷高位船底弁箱注入弁 : 長さ 約12m
⑤電磁弁パネル~右舷低位船底弁箱注入弁 : 長さ 約12m
8.下記、機器間の配線敷設
①機関室AC100V分電盤(N-5)予備MCB16(機関当直室)~タッチパネル式操作盤 : 形式 TPYC-1、長さ 約15m
②タッチパネル式操作盤~薬液タンク・パルスポンプ : 形式 タンク(低液面警報):TTYC-1・ポンプ:TTYC-1、長さ 約15m
③タッチパネル式操作盤~電磁弁パネル : 形式 MPYC-12、長さ 約16m
9.その他、必要な付帯工事 一式
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