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学生参画によるプロジェクト活動リポート「見つめる

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学生参画によるプロジェクト活動リポート「見つめる
冊子デザイン:メディア情報学科 3 年 岡田裕子 加藤夏織 小松里衣 根本祐佳 吉澤志穂
∼ 相模女子大学のスローガン ∼
学芸学部
見つめる。見つける。─学生参画によるプロジェクト活動リポート─
教室はもちろん、キャンパスを飛び出し日本全国各地で。
相模女子大学の学生が学び、体験し、活躍する場所は、数限りなく広がっています。
活動名
子ども教育学科
キャンパス内における自然復元(ビオトープ)
子ども教育学科
子ども教育学科とプロジェクト活動
子ども教育学科
専門教育科目
「 楽 プロジェクト活動演習」
での多様なグループワーク
子ども教育学科
学生による図書館報「さがみ」
の制作
メディア情報学科
大学周辺地域を紹介するフリーペーパーの制作
メディア情報学科
さがみの潤水プロジェクト
メディア情報学科
サイバーモール
「さがじょ.
com」
の開設
メディア情報学科
市民団体(NPO)
のウェブサイト制作と更新
メディア情報学科
町田ご当地アイドルプロジェクト
メディア情報学科・生活デザイン学科
相模台紹介DVDの作成
メディア情報学科
横浜市+
(株)
ケイスとのデザインプロジェクト
「濱文様ブランドのオリジナルてぬぐい柄を店頭に」
(2010年)
生活デザイン学科
長野県百瀬畳店+熊本県園田農園との畳い草を使った雑貨のデザインプロジェクト
(2010年)
生活デザイン学科
伊勢丹相模原店20周年イベント
「二十歳のコラボ」
ファッションショー(2010年)
生活デザイン学科
伊勢丹相模原店クリスマスイベントファッションショー(2011年、2012年)
生活デザイン学科
横浜市+
「(株)
ありあけ」
との
「スイーツデザインプロジェクト」
(2011年)
生活デザイン学科
横浜市+横浜クラシック家具「(株)
ダニエル」
との
「クラフトデザイン・プロジェクト」
(2011年)
生活デザイン学科
横浜市+自動車用シートフレームや園芸用品などの製造・販売メーカー「(株)セプト・ワン」
との「園芸用パッケージデザイン・プロジェクト」
(2012年)
生活デザイン学科
横浜市+
(株)金原との学生アイディアに基づく学校制服デザイン
(産学官連携プロジェクト)
生活デザイン学科
横浜市+
「輸出梱包」
「倉庫」
「段ボール箱」
「機工」メーカー「(株)イシカワ」
との「段ボールを利用した新しいデザイン・プロジェクト」
(2013年度)
生活デザイン学科
税金展ポスターの制作(相模原税務署+相模原関税会)
(2010年、2011年、2012年)
生活デザイン学科
相模大野かぼちゃまつり
(チームさがみはらプラス)/ファッションショー(相模大野中央公園)
(2010年、2011年、2012年)
生活デザイン学科
町田中央公民館で、町田市、桜美林大学、町田デザイン専門学校と協同で企画運営した、ファッションショー「まちコレ」でのファッションショー(2013年)
生活デザイン学科
新しいロゴマークと併せて
「見つめる人になる。見つける人になる。」の大学のスローガンを制定
相模大野銀座商店街/夏祭り新聞折込広告(チラシ)制作(2010年)
生活デザイン学科
したのは、創立110年に当たった2010年のことであった。
どのようにして学生たちの発想力を育
相模大野銀座商店街における舗道用絵シートデザインとモニュメントの制作および設置(2010年)
生活デザイン学科
相模大野北口商店街/第22回ハロウィンフェスティバル・フェイスペイント
(2010年、2011年、2012年)
生活デザイン学科
相模大野銀座商店街夏まつりへの参加(2010年)
生活デザイン学科
相模原市をホームタウンとするサッカークラブS.
C.相模原の試合におけるフェイスペイント協力
(2011年)
生活デザイン学科
この冊子は、相模女子大学で行われている学生が参画する学内外のプロジェクト活動を紹介するものです。
わたしたち学生は、活動を通じて何を見つめ、何を見つけたのでしょうか?
柔軟で新鮮な発想力で地域の未来に貢献する、
「見つめる人になる。見つける人になる。」ためのプロジェクト活動を、参加したメンバーから語ってもらいます。
もし気になる活動が見つかったら、次はみなさんがプロジェクトの主役になってください。
プロジェクト活動とは 学内外を問わず、学生の自主参画によるさまざまな活動のことをプロジェクト活動と呼んでいます。
メッセージ
て、そして伸ばすことができるか。それがスローガンに託されている課題だったが、
プロジェクト
活動を通じて養われた学生の行動力は、つとに彼女たちをして新しい発想に向かわせているよ
うにも、私には見えた。
「さがみ発想コンテスト」を催す一方、2012年度から全学共通科目に
「さ
がみ発想講座」を開設したが、授業の方がむしろそのあとを追う恰好で、学生が参画するプロ
人間社会学部
ジェクト活動は、それまでをも凌ぐほどの多彩な拡がりを示すようになったなかで、特に学外で
の展開によって、
「日経グローカル」の調査で、本学が地域貢献度において、2011年度、2012
年度と、2年連続して全国の女子大の第1位となったのは、
もとより余得というべきものである。
2013年6月
学長 谷崎
昭男
「相模大野アートクラフト春の市、秋の市」
への参加(2010年、2011年、2012年)
生活デザイン学科
「NHK横浜放送局1周年記念イベント」
でのフェイスペイント協力
(2011年、2012年)
生活デザイン学科
福島県本宮市の農産物流通支援
社会マネジメント学科・全学
高校生による被災地支援活動(商品開発)
への協力
社会マネジメント学科・英語文化コミュニケーション学科
新潟県津南町でのそば蒔き・刈り取り、相生祭での調理・販売
社会マネジメント学科
佐渡市との交流
社会マネジメント学科・全学
「(株)
つかもと」
と提携した甘納糖「imoshoku」
をはじめとした新商品開発
静岡県焼津市、愛知県新城市との地域交流(まちづくり)
「しんしろ茶」
の消費拡大につながる新商品の開発
2013年度プロジェクト活動一覧
全学
活動名
おもに取り組んでいる学科
被災地支援学生ボランティア委員会の活動
(岩手県大船渡市支援分科会・被災地を伝える分科会)
全学
福島県本宮市における地域協働活動
全学
小田急百貨店町田店における相模女子大学地域連携フェアの開催
全学
(株)
サガミチェーンとのコラボメニュー開発プロジェクト
全学
『大学は美味しい!!』
フェアへの参加
全学
リポート
P.3
P.4
学芸学部
ノジマステラ神奈川の支援活動
全学・生活デザイン学科
さがみ発想コンテストによる
「キッズレストラン」
の実現
全学
P.4
CEMLA学習支援ボランティア
日本語日本文学科
P.5
小倉百人一首かるた大会開催校としての支援・競技かるたのPR活動
日本語日本文学科
相模女子大学 書初め展
日本語日本文学科
地域と連携した
「相模女子大学バイリンガル・トーストマスターズ・クラブ」
英語文化コミュニケーション学科
幼稚園児から大学生まで参加の
「相模女子大学英語フェスティバル」
の運営
英語文化コミュニケーション学科
相模女子大学小学部での放課後英語チューター
英語文化コミュニケーション学科
相模女子大学中学部での放課後英語チューター
英語文化コミュニケーション学科
英語文化コミュニケーション学科
英語文化コミュニケーション学科
相模大野駅周辺観光促進プロジェクト
英語文化コミュニケーション学科
東北地方の観光活性化を考えるボランティア・ツアー
英語文化コミュニケーション学科
福島県本宮市での小学校英語教育ボランティア活動
英語文化コミュニケーション学科
新潟県佐渡島における着地型旅行商品の企画とパンフレット制作
英語文化コミュニケーション学科
新潟県佐渡島における観光みやげの商品企画
英語文化コミュニケーション学科
新潟県佐渡島における民俗芸能の伝承活動を通じたコミュニティ支援
英語文化コミュニケーション学科
新潟県佐渡島における能舞台を活用したコミュニティ支援
英語文化コミュニケーション学科
学生主導によるオープンキャンパスの学科企画展示
英語文化コミュニケーション学科
学生主導による学科紹介パンフレットの製作
英語文化コミュニケーション学科
P.6
P.7
P.8
P.8・9
P.9
社会マネジメント学科
社会マネジメント学科
社会マネジメント学科・全学
鳥取県各地域との交流
社会マネジメント学科
地域物産展の企画・運営(相生祭、小田急町田店、高島屋新宿店、相模大野駅)
社会マネジメント学科・全学
学内で野菜を育てる
「マーガレット農園」
の運営
社会マネジメント学科
学生イベントチーム
「サガPro」主催の地域交流イベント
「ボノ女ールEXPO」
社会マネジメント学科
SUBWAY相模大野店(831Cafe ヤサイカフェ)
のメニュー開発
社会マネジメント学科
コミュニティFM局
「FMさがみ」
の番組制作
社会マネジメント学科・全学
地域のケーブルテレビ番組「さがまちバンバン」
の制作
社会マネジメント学科・メディア情報学科
「NHKミニミニ映像大賞」
への参加
社会マネジメント学科
「フォトシティさがみはら 子供写真教室」映像制作
社会マネジメント学科
「さがまちコンソーシアム」
への参加(地域情報誌「さがまち」
の編集など)
社会マネジメント学科・全学
「サンタプロジェクト・さがみはら」
の立ち上げ
P.10
P.10
人間心理学科
P.11
相模原養護学校でのボランティア
人間心理学科
P.11
相模原市青少年相談センター「メンタルフレンド」
でのボランティア活動
人間心理学科
食育フェア
(神奈川県)
健康栄養学科
ジュニアアスリートのための栄養と運動の講座
健康栄養学科
小学生と幼稚園児を対象とした
「キッズクッキング」
健康栄養学科
P.12
地域のベーカリー「ボナペティ」
との共同による健康パンの考案
健康栄養学科
P.12
地域のレストラン
「レ・ドア」
との共同によるどんぐり焼きドーナツの考案
健康栄養学科
つぼみの会サマーキャンプについて
「自分でつくる元気な骨vol.2∼骨でわかる・食で作る・高校生からの親子の健康」講座における学生スタッフの活動
P.6
リポート
社会マネジメント学科
三重県熊野市での田植え・稲刈り、新商品企画、物産展支援
「がん予防キャンペーン∼エビデンスに基づく 予防と実践」
(藤沢市)
におけるメニューづくりと調理実習
短期大学部
相模原市観光協会
「さがみはらを歩こう」
パンフレット英語版の制作
P.5
栄養科学部
「タイに子供用車いすを届けよう!」
プロジェクト
1
おもに取り組んでいる学科
相生祭などでの多様なステージパフォーマンス
管理栄養学科
管理栄養学科
P13
健康栄養学科・管理栄養学科
食育フェア
(東京都、相模原市)
管理栄養学科
EKS活動「つなぐ手・EKS」食育プロジェクトの取り組み
管理栄養学科
栄養科学部学生による新入生食生活支援講座
管理栄養学科
長野県の伝統食「あんぼ」
の具材開発
食物栄養学科
米粉を使用したパン&スイーツコンテストの取り組み
食物栄養学科
P.14
マーガレットケーキ
(次世代ケーキ)
の誕生
食物栄養学科
P.14
P.13
2
全学
被災地支援学生ボランティア委員会の活動
(株)
サガミチェーンとのコラボメニュー開発プロジェクト
■岩手県大船渡市支援分科会
和食麺処サガミに、
自分が考案したメニューが採用され、実際に
将来栄養士としてメニュー開発に携わりたいと思っているので、
2012年度は4年生が主体となって、仮設住宅の方々と花植えと
船渡のアピールと支援を行います。何をもって
「復興した」
といえる
商品として販売されることが信じられませんでした。
大変貴重な体験をさせて頂きました。
これからも食に携わり、
チャレ
工作などを行いました。11月には相生祭で、大船渡のさんまとホタ
かは難しいところですが、活動を続けていきたいです。活動を通じ
私はゼミで「キッズクッキング」
という子どもたちに料理を教える
ンジし続けたいと思います。
テ、
さんまのつみれ汁を販売しました。来てくださった方には、震災
て、大船渡の方々は、
「 被災者」ではなく、
ちょっと離れたところにい
活動を行っています。
その中で普段からレシピを考案したり、
オリジ
の事を思い出して頂いたと同時に、東北の海の幸の美味しさを知っ
る
「お友達」、
もしくは私たちのもう一つの
「家族」
のような存在になり
ナルのレシピを作ったりすることが好きなので、
この企画を知った時
て頂く機会にもなったと思います。
この売り上げの一部は支援金と
つつあります。
は、
自分の力を試せるチャンスだと思いました。
して大船渡市に送りました。
このように活動できているのは大学をはじめ、地域の皆様のご理
テーマは「333円で食べられるサイドメニュー」だったので、秋冬
2013年度も、今までの活動を元に更なる貢献ができるよう努力
解、
ご協力あってのことです。
に向けて
「そばがきのキノコあんかけ」
を提案しました。
レシピを考え
しています。3月には、仮設住宅の方と花植えと簡単な体操などを通
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
始めた時はどんなメニューがお客様に喜ばれるか悩みましたが、試
して
「心のケア」
を目的に活動してきました。今年からさらに相模大
英語文化コミュニケーション学科 2 年 渡部綾乃
健康栄養学科 4 年 藤田 早季
行錯誤を重ねた結果、満足のいくものが出来たと思います。試食会
にも参加して、実際に店舗で商品を見た時は感激でした。
野で行われるイベント
「もんじぇ祭り」
にも参加します。
こちらでも大
自分の作ったものがお客様に提供されるのは嬉しさと同時に緊
張感があります。商品開発を行っている方々は日々この様な気持ち
で取り組まれているんだなと感じました。
この経験を通じて、商品を
作る難しさを学びました。
また、
自分の自信にもつながりました。
さがみ発想コンテストによる
「キッズレストラン」の実現
■被災地の現状を伝える分科会
が子どもに一人ずつ付き添って料理をして、お母さん方におもてな
しをしました。
貨店作り」がテーマでしたが、
もともと産学連携プロジェクトに興味
グランプリの受賞はもとより、実現できるとは思ってもいなかった
があり、せっかくのチャンスだと思ったので友人を誘って3人で応募
ので、驚きとともに大変嬉しかったです。参加された方のアンケート
点を当て、取材しました。撮影した写真と映像を使い、2013年6月
しました。
で好評価を頂いたことも嬉しかったです。現在は、敬老の日に向け
ます。被災地の現状を伝える分科会では、被災地の今の様子を定
に
「ユニコムプラザさがみはら」
にて展示会を開催しました。大船渡
私たちは食物栄養学科なので食に関わるキッズレストランのよう
て企画を考案中です。
期的に世に伝え、
自分たちにできることは何かを考え、風化を少しで
津波伝承館にご協力いただき、震災発生当時の様子や語り部のお
な企画にしたいと当初から考えていましたが、いざ準備を始めてみ
このプロジェクトは、社会と関わり、広い視野で物事を考えるた
も遅らせる活動を実施しています。
話の映像をご提供いただきました。開催した3日間で、合計544名
ると、内容はもちろんのこと、
プレゼンテーションの方法など初めて
め、授業とは違った点から学ぶ事がたくさんあります。課題やアルバ
2012年11月には、ベストセラーとなった
『つなみの子どもたち』
の方にご来場いただきました。
で戸惑うことが多く、図書館や実際に百貨店に足を運んで準備を
イトなどと両立していくのは大変でしたが、
この経験は今後必ず生
の著者である森健氏に被災した子どもたちの思いや、
これからにつ
ボランティアは、がれきの撤去だけではありません。現地へ行って
進めていきました。
こうして提案した企画が、子供がシェフになり
かされると思います。
いてご講演いただきました。
この講演会は、相模大野図書館を運営
観光してお土産を買うこともボランティアです。現地へ行かなくても
きって家族をもてなす
「キッズレストラン」
です。
されているNPO法人らいぶらいぶ様と共催で実施しました。
被災地を思い続け語り継ぐのも支援の1つだと思います。津波の恐
書類審査通過後、最終審査ではプレゼンテーションを行い、3人
また、2013年3月の大船渡訪問の際には、大船渡市の現状を撮
ろしさを伝えるだけでなく、震災の学びを防災につなげられるような
グループであることを生かして劇を取り入れて発表しました。
その結
影し、現地の方にインタビューを実施しました。
いつまでも悲しいだ
活動をしたいと考えています。
月日が経つにつれてどうしても震災の記憶が薄れて行ってしまい
けじゃない被災地を伝えるために、復興へと歩み始めている姿に焦
3
今回、
さがみ発想コンテストに応募したのは、校内に掲示してある
ポスターがきっかけでした。
「 子どもにとって魅力ある新しい地域百
食物栄養学科 2 年 日高真里乃
果、
グランプリを受賞することができました。
さらに5月12日の母の日
メディア情報学科 4 年 山根可奈
には、伊勢丹相模原店で「キッズレストラン」が実現しました。学生
4
日本語日本文学科
英語文化コミュニケーション学科
CEMLA学習支援ボランティア
<CEMLAは学習のお手伝いをするところ>
福島県本宮市での小学校英語教育ボランティア活動
<ともに成長する場として>
春休み期間を利用して、英語科教員免許取得を目指している3
感じたことは、震災の影響はまだ大きく残っていて、決して解決した
CEMLAとは、相模原青陵高校とNPO法人多文化共生教育
初めてCEMLAで生徒に日本語を教えてみて感じたことは、分か
年生と2年生の計5人で、福島県本宮市へ約1週間のボランティア
わけではないということ、
そして3.11の震災を忘れずに、次の世代へ
ネットワークかながわの主催する多文化学習活動センター(Center
りやすく説明することの難しさです。今まで疑問を持たずに使ってい
に行きました。昨年に引き続き小学5、
6年生を対象とした英語授
と伝えていかなければならないということです。
また、英語の授業で
for Multicultural Learning & Activities)
のことです。毎週土曜
た日本語でも、生徒にはわからないことや、説明を求められて困って
業のお届けです。ボランティア出発前は、春休み中の日程を5人で
は生徒との距離の取り方、教え方、言葉づかい、など教員になる上
日に
「日本語教授法」
の受講生が中心となり、
日本語を母語としない
しまうことが多いです。改めて自分が使っている日本語の難しさに気
調整して、午後中話し合いをしたり、指導案を作ったり、模擬授業を
で基本的なことを学ぶことができたので、
とても貴重な時間を過ご
地域の中高生に対する学習支援活動を行っています。勉強だけで
づき、母語を見直す良い機会になりました。
また、生徒との交流も新
したりと、
かなり大変でした。
すこととなりました。
これからも被災地で暮らす多くの方々に私達は
なく、季節の行事や交流会、
また、文化祭では活動報告の展示とと
しい発見ばかりで、
これからも続けていきたいと思っています。
私達は「英語にふれあう」
をテーマに、本宮市内の2つの小学校
何ができるのか、何を学べるのかを考え、積極的にボランティアに参
で授業を行いました。授業ではまず、簡単な英語での自己紹介と相
加するべきだと感じました。
もに
「世界のフリマ」
( 様々な国の小物販売)
などをともに行い、楽し
日本語日本文学科3年 小野祐里枝
英語文化コミュニケーション学科 3 年 中林聡子
模女子大学の紹介をしました。次に人気キャラクターを使って簡単
い相互交流の場となっています。
なbody partsの単語を教え、最後は学んだ単語で歌とbingoの活
動をしました。
1校目は、生徒数が多く、校舎も最近新しくなったと
のことで、
とてもきれいでした。生徒たちは、
みんな真面目に取り組ん
でくれました。
2校目は、
1学年に1クラスしかないほど生徒数は少
なく、
ドアのないオープン教室になっていました。
ここでも、
みんな意
欲的に元気よく授業に取り組んでくれました。
どちらの小学校でも、
教えている私達までが楽しめる授業となりました。
滞在した民泊先では農業ボランティアも行い、本宮市の方々と交
流することができました。
わずか1週間の滞在でしたが、私達が強く
「タイに子供用車いすを届けよう!」
プロジェクト
相模女子大学 書初め展
に企業へ募金依頼や学園祭に模擬店を出店して資金の工面をして
日本語日本文学科には11号館3階に書道教室が2室あり
(1室
受けたお礼として、
タイに子供用車椅子を届けるボランティアプロ
います。今年は、旅行会社HISの協力のもと、
自分達でツアーを企画
は40畳の和室)、両教室とも硯・下敷等を完備しています。
ジェクトを2011年度から開始しました。国際ボランティアプロジェク
運営し、
2月19日から5泊6日の日程で他学部他大学の学生にも参
相模女子大学書初め展は、平成25年度2月に第3回展を相模大
を通して、企画運営力、
コミュニケーション能力など社会人基礎力を
加して頂きました。バンコクでは、
日本大使館へ実施報告、バンコク
野ギャラリーにて開催しました。第1回・第2回展は学内の小学部・
身につけるとともに、
グローバルな視点で考える力を学ぶことを目的
大学との学生交流、贈呈式、施設・個人宅訪問を行いました。
中学部・高等部・大学の連携で実施しましたが、第3回展では一般
としています。
効果と成果:プロジェクトは、企画から運営まで学生主導の活動なら
参加部も設けました。
活動内容・運営プロセス:タイの障がい児施設と個人宅に80台の子
びに大学以外の人々と接する経験や体験からの学びは、理論と実践
毎年11月3日・4日に開催される相生祭に参加し、両日の来場者
供用車いすを届けるために、学生は毎月第3日曜日、NPO法人「海
が伴い社会性が強化され、
目標達成が本人の自信につながっていま
に向けて
「久し振りに筆を持ってみませんか」
という呼びかけを大書
外に子ども用車椅子を送る会」
( 東京都福生市)が主催する定例会
す。2013年、経済産業省が主催する
「社会人基礎力グランプリコン
したポスターを和室の窓に張り出しました。
また、3日は中・高校生に
に参加し、施設や個人から寄付して頂いた車椅子を清掃・修理しま
テスト2013」
で本プロジェクトが関東代表として選ばれ、全国大会に
よるパフォーマンスも実施し、盛り上がりました。
す。
また神奈川県内の各施設に車椅子の寄付を依頼・収集し、同時
も出場しました。
また、
日本をはじめ、
タイの新聞にも掲載され日本と
一般の方の参加は、予想を上回り60名以上でした。書初め展へ
も40名の出品を数え、12月の審査会で11名の方の作品が入選、2
タイの友好関係のアピールにもつながりました。
月の各賞選考会で特別賞と準大賞に各1点が入りました。地元相
学生の感想:自分達が修理した80台の車椅子が勢ぞろいした光景
模原はじめ神奈川県や東京都の方々、年齢も幼児から70歳代まで
に感動しました。施設訪問では、
はじめは言葉も通じないので戸惑い
幅広く、多くの方々に楽しんでいただきました。
ましたが、接していると言葉が通じなくても楽しく遊ぶことができ笑顔
11月の相生祭の折には第4回展に向けての書初め制作の他、墨
のすごさをあらためて感じました。バンコクから200キロ離れた個人
をすって色紙に一字を書くコーナーを設ける予定です。情報化社
宅訪問では、
1台の車いすのために村の皆からお礼を言われた時
会の現在、パソコンや携帯のメールで用が足り、
「 手書き」
という機
に、
これまでの資金繰りやツアー企画などの大変さも一気に忘れ、
ま
会が少なくなっています。活動を通じて、人の繋がりや温もりを感じ
た、
がんばろうという気持ちになりました。現地に行き、現状を把握す
ることのできる
「手書き」
を大切にする気持ちを伝えたいと思います。
ることがいかに大切であるかということを感じました。
日本語日本文学科 2006 年度卒業 丸岡優子
5
プロジェクトの目的:私達は、東日本大震災で多くの国から支援を
英語文化コミュニケーション学科 4 年 浅場美香
6
子ども教育学科
メディア情報学科
子ども教育学科とプロジェクト活動
さがみの潤水プロジェクト
保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を志望する学生が多く集まる
参加させていただくという点に、
この試みが全国的に注目される理
メディア情報学科では、2011年、相模原市がシティー・プロモー
モーションビデオは、
メディア情報学科の学生が採水地に赴き、現
子ども教育学科には、
もともと
「教育インターンシップ」
「 楽 習プロ
由があります。≪プレイセンターきらきらキッズ≫は、学生たちが提
ションを主眼として市内で採水した水をボトルドウォーターとして販
地を撮影して15分の映像作品を編集・制作したもので、相模原市
ジェクト演習」
「 保育実習・教育実習」
など、保育実践現場や教育実
供する託児ではなく、子育て中の父母と一緒に、子どもや子育てに
売することを決定したことを受けて、
マーケティングと広報を含む商
緑区の美しい自然と豊かな水を画面いっぱいに表現したもので、訪
践現場をはじめとする、
この社会の色々な部分や側面と関わりをも
ついて学び合う場なのです。
品企画を担当することになりました。学科プロジェクトとして取り組
れた人に水源地をイメージしていただけたと思います。
むことになり、通称「水プロジェクト」
は2011年の5月末より本格稼
販売用ボトルラベルのデザインは、実際にボトルサンプルを作成
つための授業が少なくありません。
子ども教育学科 3 年 高山瑞穂
もちろん、授業だけではありません。例えば、対外的には相模大野
●どれみんみん
働しはじめました。
し、販売者の意見を聞いたり、店頭での冷蔵ケースに並べるなどの
商店街のハロウィーンパーティーのお手伝いや神奈川県立相模原
子ども教育学科の誕生ととともに生まれ、一緒に歩んできた、主
「水プロジェクト」
は、
3つの学生チームに分かれて展開しました。
試行を繰り返して、最終案3点を相模原商工会議所に納めました。
養護学校との交流会など、
そして、学内的には新入生歓迎会や相
に知的障がい児(ダウン症・自閉症)
の余暇支援を目的とするボラン
(1)
マーケティングチーム:市場調査や商品コンセプト開発を担当
生祭(大学祭)での表現活動ステージ企画や映画上映企画など、
ティア活動です。
時と場合に応じた多種多様なプロジェクト活動が展開されていま
季 節 季 節の創 作 活 動( 絵
(2)プロモーションチーム:
「さがみはらフェスタ」会場の中央ス
市内の小売り店舗で販売されています。
また、2012年には、市販用
す。つまり、子ども教育学科の学生としての学習には、必ず何らかの
画・工作他)、相生祭での、障
テージで上映するプロモーションビデオ
(PV)
の企画・制作とイ
のラベルのほかに、相模女子大学オリジナルバージョンとして、青野
プロジェクト活動が関わっていると言えます。
がい者作業所製品の販売(障
ベントのサポートを担当しました。
原の自然をモチーフとしたラベルも作られ、学内のイベント用に限定
がい児も売り子)、児童福祉関
≪子育て支援センター≫との連携協力
子ども教育学科が関係する数多くのプロジェクト活動の中で最も
メディア情報学科 4 年 小畑結衣
2011年11月19日、20日の両日にわたって開催された
「さがみは
らフェスタ」では、
ボトルドウォーターのプロモーションとして、会場
特徴的なもの、
それが≪子育て支援センター≫との連携協力による
での 障 が い 児 のウォークラ
リー、外での社会生活訓練(シーパラダイス・マザー牧場他)支援に
に水を紹介するブースを設け、採水地の写真をパネル展示するとと
本学の≪子育て支援センター≫は、①発達が気になる子とその
汗を流しています。2010年度からは専門の講師を招いての音楽療
もに、水の流れる音とスタンプラリーを組み合わせて、
「 巡る水」
をコ
保護者に対する子育て支援 ②子育てに関する悩みを持つ方々へ
法の催しも始まり、
ますます活動の幅を広げつつあります。
子ども教育学科 3 年 吉田華歩
年度に開設されたものであり、学科の垣根を越え、
「相談事業(障が
●こぐまクラブ
い福祉相談など)」
「子育て支援事業(ベビー発達体操など)」
「研修
2013年度から始まった
「子育て広場」
であり、毎月1回親子を対
事業(講演会など)」
「ボランティア活動事業(余暇支援など)」
など、
象にしたグループ活動を行っています。その中で、学生が主体と
四つの領域の諸活動が活発に進められています。
その中で、子ども
生産されています。
ました。
運 営する他 、大 学キャンパス
いくつかの活動です。
の援助 ③地域社会に向けた幅広い子育て支援を目的に、2010
ンセプトとした会場プランを展開しました。学生は、企画を立てると
ともに、
ブースの運営に携わり、好評を得ました。
また、
「さがみはらフェスタ」の中央ステージで上映した水のプロ
なって子どもグループの制作
教育学科の学生と教員が、センターの活動に積極的に参加しなが
活動の企画や運営を担当して
ら活動している例を紹介します。
います。
またこぐまグループで
は子ども担当制を導入してい
町田ご当地アイドルプロジェクト
お披露目イベントを企画
「町田の力になりたかった。」
●プレイセンターきらきらキッズ
るため、子どもの発達の変化や
2010年度にスタートした、全国的にも珍しい学生・父母(保護
関わりを学ぶことができます。
ルが生まれています。相模女子大学最寄りの相模大野駅の隣の町
者)
・子どもが一体となって展開される、
ユニークな子育て相互支援
子ども教育学科 4 年 山下美香
田駅から地元をPRするアイドル ミラクルマーチ が誕生するというこ
だらけで苦戦しましたが、何とかお披露目を成功させることができた
のではないかと思います。
イベントチーム メディア情報学科 4 年 武田恵理
AKB48の活躍が日本中に飛び火し、今、
日本各地にご当地アイド
CDジャケットデザインとポスターを制作
「社会のなかで作業がしたかった。」
活動で、
「 子育て支援論」
「 子育て支援実践研究」
という専門科目の
●COOK親子料理教室
とで、少しでも力になれたらと思い、私たちはプロジェクトに参加しま
上で展開されます。
2010年度に誕生した、余暇
した。
そして、ゆりーとフェスティバル in 町田(2012年10月21日開
も、
自己満足の世界に終わることが多く、少しでも社会の中で作業が
≪プレイセンター≫とは、第二次世界大戦中にNew Zealandで
支援を目的とするボランティア
催)
の中で行われたミラクルマーチのお披露目イベントの企画スタッ
したかったという理由からです。町田は住みやすく、
いい街ですが、市
私たちがプロジェクトに参加したのは、普段はデザイン作業をして
「草の根」的に発生した父母たちがお互いにお互いの子育てを支援
活動です。野菜ソムリエを講師
フとして活動しました。
内で一番多く運行しているバスは
「神奈川中央交通」
(通称かなちゅ
し合うという活動(組織)
で、現在ではそれが、New Zealand第三
に招き、
自閉症児やダウン症児
イベントの企画を始めたのは、
うバス)。東京都でありながら神奈川県と間違われることも多いよう
位の就学前教育の場にまで発展しています。専門職としての保育
の親子と一緒に、年に数回、料
同年の夏。道行く人たちの注目を
です。町田の人にとって、
それがコンプレックスだといいます。若干自
士や教諭をおかず、
それゆえ、親
理教室を開いていますが、
そこ
集めるために、私たちはイベントの
虐的ですが、全国の人にもわかりやすく、町田のコンセプトを ギリギ
たちが他人に頼らない「助け合
では毎回、季節や行事に合わせたメニューやレシピを考え、子ども
冒頭で各メンバーの紹介VTRを
リ東京 に決定。
そこで、
かなちゅうバスが町田のコンセプトを最も視
い」の子育てを展開する過程を
たちの料理に対する興味関心や、
自分で料理する楽しみや喜びを引
大画面で大々的に流すことにしま
覚的に表しているということで、
アイドルの頭にはバスのイラストをか
通じ、
お互いのエンパワメント
(力
き出せる工夫をしています。
また、学外での地域行事に参加したり、
した。1分程度のVTRでいかにイ
ぶせ、顔には、町田の地図のペインティングをして、CDジャケットとポ
量形成)
を目指すところが最大の
相模原市の姉妹都市/岩手県大船渡市への震災復興支援のため
ベントにインパクトを与えられる
スターを制作しました。実際の作業の面白さと難しさを体験したプロ
特長です。近未来の母親候補生
の炊き出しにも出かけました。
か?私たちは何度も企画会議と編
ジェクトでした。
でもある学生たちが、
その活動に
7
(3)
ラベルデザインチーム:販売用ボトルラベルのデザインを担当し
係の映画上映会などを企画し
3点のデザイン案のなかからパズルをモチーフとした案が採用さ
れ、実際に量産されて伊勢丹相模原店をはじめセブンイレブンなど
しました。
子ども教育学科 2 年 森優希
©2013 MARch Project
ミラクルマーチ:http://miracle-march.com/
集を繰り返しました。慣れないこと
デザインチーム メディア情報学科 4 年 長沢真奈美
8
生活デザイン学科
社会マネジメント学科
町田ご当地アイドル「ミラクルマーチ」の衣装デザイン・制作(MARch Project)
「しんしろ茶」の消費拡大につながる新商品の開発
私たち生活デザイン学科は、MARch Projectによる町田
社会マネジメント学科と愛知県新城市との交流は2009年からで
市を活性化するための企画である
「町田ご当地アイドル・ミ
す。松下啓一教授が新城市の自治基本条例づくりを支援し、学生
ラクルマーチ」の誕生に関わりました。私たちが担当させて
を交えた地域交流事業を始めたことがきっかけでした。
やどら焼き、
フレーバー・ティー、お茶漬け、
「もちゃもちゃうどん」に
いただいたのは、
ミラクルマーチのデビュー用衣装のデザイ
愛知県一の茶葉の産地である新城市が抱える問題は、
ペットボトル
決定しました。
自分の提案した商品がグランプリに決定し、
より意欲
ンと制作です。
入りのお茶が普及する一方で茶葉の消費が減っている事です。2014
が増しました。
これからも新城市を元気にするため一層努力したい
生活デザイン学科10人の学生がデザイン画によるプレ
年度に新東名高速道路が開通、
インターチェンジが開設される際に
と思っています。
ゼンを行い、
その中の一つが選ばれました。
アイドルの衣装
新城市の特産品を大々的に販売したいので協力してほしいという依
入選作を相生祭で紹介し、来場者を対
会を行いました。その結果、当時1年生の渋谷由利香の提案した
「みどりのもちもち五平
」がグランプリに、入選作はパウンドケーキ
ということで普段着るような私服とは違い、豪華なデザイン
頼が社会マネジメント学科に寄せられました。
そして、湧口清隆教授
象に商品化に向けたアンケートをとりまし
にするよう心掛けて考えました。決定した衣装はワンピース
の指導のもとで学生たちが新商品開発に協力することになりました。
た。
その結果を受けて、
まず、当時2年生の
で、
目を引くイエローとブルーのバイカラー。
レースがあしら
©2013 MARch Project
ミラクルマーチ:http://miracle-march.com/
2012年6月に1年生から3年生23人からなるプロジェクトが発
園田彩夏さん提案のパウンドケーキと当時
生地選びをしました。
そして、生地の裁断・縫製。制作人数が少ない
足しました。
「 発掘!
『しんしろ茶』
の新しい楽しみ方」
コンテストを開
3年生の仲野栞さん提案のどら焼きを商品化することが決まり、
リューミーにさせたスカートが、
アイドルら
ため毎日たくさんの時間を使い、やっとの思いで5人分の衣装を作
催し、オープンキャンパスでは「しんしろ茶」の試飲会や、
「しんしろ
2013年2月から試作品づくりが始まりました。パウンドケーキは、園
しくて可愛いデザインです。
り上げました。
アイドルの皆さんに着てもらうことを考えると、普段自
茶」
を使った新商品のアイデア募集を行いました。
9月にプロジェク
田さんが新城市を再訪し、製品化を手掛けてくれるケーキ店「プチ
トメンバーが新城市を訪問し市役所やお茶生産農家を交え、審査
メール」
のパティシエと一緒にレシピの改良をしました。結果、65gサ
われたカフスや、チュールでふわふわとボ
アイドルオーディションの最終選考で
分のために制作している時よりもとても緊張しながら縫製しました。
は、審査委員も務めさせて頂きました。
とて
2012年10月21日に行われた ゆりーとフェスティバル in 町田
イズの箱入りパウンドケーキ
(写真)
とすることを決定しました。
も貴重な体験でしたし、
どの方たちが私た
で町田のアイドル
「ミラクルマーチ」が正式にデビューしました。
その
3月に小田急百貨店町田店で開催された
「相模女子大学地域連
ちの衣装を着てくださるのだろうと、わくわ
舞台にて、生でアイドルの皆さんが私たちのプロデュースした衣装
携フェア」
と
「ユニコムプラザさがみはら」のオープニングイベントで
くしました。
を着て歌い、踊っている姿を見てとても感動し、
このプロジェクトに
試食アンケートをとりました。今年は、
アンケート結果をもとにさらに
衣装制作としては、
まずは生地提供をし
関われて良かったと心から思うことができました。
商品を改良し、商品化をめざします。新商品が販売されたらぜひお
生活デザイン学科 2 年 白須佳織里
て下さった町田のユザワヤを訪問し、皆で
試しください。
社会マネジメント学科 2 年 渋谷由利香
横浜市+
(株)金原との学生アイディアに基づく学校制服デザイン(産学官連携プロジェクト)
私たち生活デザイン学科の9名は4グループに分かれ、株式会
つことの難しさを感じました。最後に金原(KIMPARA)のスタッフ
社金原(KIMPARA)
と横浜市経済環境局との産学官連携プロ
の方から製品化に向けた実践的なアドバイスをいただき、
このプロ
「サガPro」
とは社会マネジメント学科の1∼3年生の有志約40
ジェクトで新しい学校制服のデザインを提案しました。
ジェクトは幕を閉じました。半年間、今回のプロジェクトに参加して、
名が集まって出来たイベントチームです。みんなで知恵を出し合っ
初夏に会社の方からこのプロジェクトについて説明をいただきま
商品を作る難しさを知ると共に、形になった時の大きな達成感を得
た企画の第一弾が「ボノ女(じょ)ールEXPO」でした。相模大野駅
した。
デザインは、制服というカテゴリーから外れないように、
しかし
ることが出来ました。
このようにして私たちがデザインし試作してい
前のボーノ相模大野3階にある市民・大学交流センター「ユニコム
最近まで制服を着ていたからこそできる自由な発想を求められまし
ただいた制服は、相模女子大学の2号館1階に展示されています。
プラザさがみはら」のオープニングセレモニーとして、2013年3月
た。高校生だった時のことを思い出しながら、
「こんな制服があった
是非一度見に来てください。
20日に開催しました。大学と地域との交流を目的に、相模原の歴
ら着たかった」
と思うデザインを出し合いました。
そこから、単純すぎ
るもの、逆に奇抜すぎるものを省いて残ったデザインは、長財布や
9
じょ
学生イベントチーム
「サガPro」主催の地域交流イベント
「ボノ女ールEXPO」
生活デザイン学科 2 年 鈴木萌・増田夕莉
史・経済・市民活動について紹介しました。
「歴史」分野では、相模川に伝わる
「帆かけ舟」
をとりあげ、磯部民
来場者の方が相模原の歴史に詳しく、逆に私達が教えてもらうと
iPhoneが入る大きめのサイズのポケットや花柄・動物柄・部活を象
俗資料館の方々にインタビューをしたり、船大工の道具などを展示し
いう場面もありました。
このように会場では地域の方々と直接話をす
徴する柄のリボンなどのデザインです。
ました。
「 経済」分野では、相模大野の商店街を盛り上げるべく活動
る機会が多々あり、多くの方に相模女子大学について知ってもらう
3回行われたプレゼンテーションでは、会社の方や横浜の方から
している
「大野ジャズ」
のみなさんの協力を得て、
インタビューの様子
ことができました。
そして、メンバーみんなで作り上げたという達成
多くのアドバイスを頂きました。
そのアドバイスを元に、
デザインの再
や演奏風景を撮影して上映しました。
「市民活動」分野では、NPO団
感を感じることができました。
検討や仮の生地で試作を作るなど、
ブラッシュアップを重ねていき
体の
「WE21ジャパン」
の方々の協力でチャリティバザーを行ったり、
第二弾のイベントとして4月26日昼休みに学内の
「茜館」
で社会マ
ました。最終プレゼンテーションでは、
プロの縫製工員の方の手に
不要な布を使ってシュシュを作るリメイク体験を行ったりしました。
ネジメント学科新入生歓迎イベントを行いました。軽食を取りながら
よって試作して下さった制服をお持ち頂きました。
自分たちがデザ
その他にも
「サガProのゆるキャラを作ろう」
をテーマに来場者に
「サガPro」
について説明したり、
自己紹介ゲームで2∼3年生との交
インした制服を実際に着てみることができ感動したと共に、想像して
キャラクターデザイン案を描いてもらったり、社会マネジメント学科
流をしたり、大盛況でした。第三弾として、11月の
「相生祭」
に向けて
いたイメージよりも素敵に出来上がっており、型紙という平面の時
の地域連携プロジェクトで開発した
「しんしろ茶」
を使ったパウンド
企画を準備中です。
点から実際の生地で作り上げられ立体的になった時の想像力を持
ケーキやどら焼きの試食を行うなど、盛りだくさんの内容でした。
社会マネジメント学科 3 年 小林千紘
10
人間心理学科
健康栄養学科
「サンタプロジェクト・さがみはら」の立ち上げ
小学生と幼稚園児を対象とした
「キッズクッキング」
サンタプロジェクトとは、
クリスマスを病院で過ごす子どもたちに
私は大学に入る前からキッズクッキングのことを知り、
ずっと参加
絵本をプレゼントしようという活動のことです。健康であれば自宅で
してみたいと思っていました。将来は保育園の栄養士になりたいと
家族と楽しく過ごすクリスマスを、病院で過ごさなければならない子
考えているので、
こうして子どもたちと一緒に料理することができ、
良
どもたちはとても寂しい思いをするのではないでしょうか。
そんな子
い経験になりました。
どもたちに絵本をプレゼントすることで、ほんのひとときでも笑顔に
実際には想像以上に大変なことばかりでした。最初に献立を考え
なってもらいたいというのがサンタプロジェクトの目的です。
ることから始まりましたが、子どもたちに合った献立を立てることは
一般の市民の方に参加してもらうことで、普段ならあまり考えな
難しく、
まだまだ勉強が足りないと感じました。
また、分かりやすく伝
い、
クリスマスを病院で過ごしている子どもたちがいるということに目
えることはもちろん、調理・片づけの際の声掛けによって、いかに子
を向けてもらえます。
また、子どもを心配する親にとって、絵本をも
どもたちのやる気を引き出すかが大切だと感じました。
らって喜ぶ子どもの姿を見ることで、少しでも明るい気持ちになって
しかし、新しいことを学んだときの子どもたちの驚いた顔や、
うまく
もらえるといいなと考えました。
そして、
そのような子どもに市民が絵
調理ができたときの嬉しそうな顔、食べているときの楽しそうな顔を
本をプレゼントすることで、市民と病院にいる子どもたちがつながる
謝の意味を込めて
「サンタクロース認定証」
をお渡しします。市民の
見ていると、
こちらも嬉しくなり、達成感を感じられました。小さい時
ことができます。
方にプロジェクトに参加してもらうためのポスターやチラシ、絵本の
からの食生活は発育や発達に関わってくるので、
とても重要です。
うにならなければいけないのだと気付くきっかけになり、更にしっか
私たちの具体的な活動内容は、活動に協力してくれる書店と病
プレゼントに添えるメッセージカード、サンタクロース認定証などの
子どもたちがこの経験を通して、食べることの意味や大切さを学ん
りと勉強して色々な知識を身につけ、学んでいきたいと思うようにな
院を探し、集まった絵本を病院にいる子どもたちに届けることです。
作成をしました。特にメッセージカードとサンタクロース認定証は、
でくれればと思います。私自身も、大学を卒業し、栄養士になった時
りました。
に毎日献立を立てたり、食べる人の年齢に合わせた料理を作れるよ
書店には、子どもの性別や年齢などの情報
もらって喜んでもらえるようにひとつひとつ手作りしました。
が書かれたメッセージカードを置きます。
そ
昨年は20冊以上の絵本が集まり、病院の子どもたち全員に届け
して、
プロジェクトに賛同してくれたお客さ
ることができました。後日、絵本をあげた子どものお母さんから感謝
んに、
カードの情報をもとに子どもへプレゼ
の手紙を頂き、やって良かったと思いましたし、大変心が温かくなり
ントする絵本を選んで買ってもらいます。
ました。今年度もサンタプロジェクトは続けていきたいと思っていま
カードにひとことメッセージを書いてもら
す。昨年よりも多くの子どもたちへ絵本をプレゼントし、笑顔になっ
い、絵本と一緒に子どもにプレゼントしま
てもらえたらいいなと思います。
す。絵本を買って下さったお客さんには、感
人間心理学科 4 年 遠藤ちひろ・安田千華
地域のベーカリー「ボナペティ」
との共同による健康パンの考案
―絆のイケメンパン完成―
3年前、野田艶子先生のゼミ生と地域のベーカリー「ボナペティ」
「美味しく」安心して召し上がっていただける健康志向のパンの商
及び相模原商工会議所を仲介に産学連携で
『病気などで食事やカ
品開発であったそうです。
ロリー制限』がある方にも安心して召し上がっていただけるパンの
野田先生は『くま子さんの美人パン』
を妊婦さん向けに提案され
考案がされました。具体的には
「高血圧や糖尿病、妊婦さん」向けの
ました。妊娠期は、精神的にも不安定な時期であり、少しでも癒され
「健康パン」
の提案です。
相模原養護学校でのボランティア
健康栄養学科 4 年 佐藤志保
て心の和む空間を味わって頂けたら幸いと食材やキャラクターにも
10種類商品開発されたそうですが、
その中でも、今日も常時3種
こだわられたそうです。昨今の食生活はインスタント食品、
コンビニ
類が販売されています。
弁当、
ファーストフード、
スナック菓子、清涼飲料水などの取り過ぎ
わたしたちは、尾崎康子先生のゼミナールがきっかけで、相模原
ひとり異なった課題を行っていることなどからそう感じました。二つ
パンの名前は
『くま子さんの美人パン』
『 美女あんぱん』
『こんにゃ
で脂肪過多の食事が多く、血管壁に脂肪が付き血液循環が悪くな
養護学校のボランティア募集を知りました。見学をさせていただい
目は、障がいを持つ人が多数派である環境にいることで、
自然に障
くブレット』
です。地域の皆様から支持をいただき毎日大好評のよう
り
「貧血状態」
に陥る可能性が高いと考えます。
そこで、抗酸化作用
た上で参加することに決め、現在は週に一度、授業のサポートをし
がいを個性と捉えるようになったことです。
です。
のあるビタミンA・C・E(エース)が豊富なかぼちゃを
「あん」
にして、
ています。
これらの経験を通して、障がいというものが特別なものだと考え
コンセプトは塩分、糖分を減らし、バター、天然酵母を使用して
生地に鉄分たっぷりの、
ほうれん草とそのペイストで貧血予防と、若
私たちが活動を通して気がついたことが二つあります。一つ目は、
なくなりました。今後もボランティア活動を続けることで、
より広く深
「個」が大切にされているということです。例えば、同じ授業でも一人
い人間理解力を身につけられればと考えています。
人間心理学科4年 鈴木彩子・竹内咲・知花のぞみ
返りのビタミンのゴマを練り込み焼き上げ、
とっても愛らしい
「くま」
の顔に眼はウインクにしたなど健康パンにかける想いを聞くことが
できました。
今回、相鉄線の三ツ境駅にあります
「まちふく」様とのどんぐり粉の
商品開発のご縁をいただき、
「どんぐり焼きドーナツ」
を考案し
『大学
は美味しい!!』
フェアーに出展しました。
また、
『くま子さんの美人パ
ン』
に彼ができたらいいなとゼミ生で話していたので、先輩に引き継
いで『くま夫くんのイケメンパン』
を考案しました。
「あん」
はじゃがい
もの男爵を蒸かしてベーコンを入れました。生地はどんぐり粉にアー
モンドパウダーでコクを付け、高血圧予防を想定して薄味にした食
べやすいパンです。
イケメンを演じたいので蝶ネクタイにしました。
健康栄養学科 3 年 中山千沙都
11
12
管理栄養学科
食物栄養学科
つぼみの会サマーキャンプについて
マーガレットケーキ
(次世代ケーキ)の誕生
毎年8月に3泊4日の日程で行われています。場所は以前、福島
私たちは、ゼミナールの中で食物栄養学科広報の一環としてア
県の霊山トレーニングセンターで実施されていましたが、震災後は
ピールできるお菓子はないだろうかということをきっかけにケーキの
静岡県の宿舎で実施しています。
試作が始まりました。本学キャンパスでは銀杏・夏みかん・柿など
キャンプには、小学生から高校生までの小児1型糖尿病患児が
様々な果物が収穫できます。その中でケーキの食材に合う梅にク
卒業した後はゼミの後輩たちが先輩である私たちからバトンを引
参加しています。
ローズアップし梅酒を作りました。その梅酒と実をケーキに加え、
き継いで自然の色や素材を大切にしたおやつ&デリショップ「3p.
スタッフは医師、看護師、管理栄養士等がいて、私たちはその中
ケーキの型は相模女子大学の校章であるマーガレットの花をイ
m.(さんじ)」
さんの販売協力を得て、大学や授業といった垣根を越
の栄養学生スタッフとして活動しました。様々な職種の方と協力して
メージしてマグリット型にしました。食物栄養学科として栄養価にも
えて一般消費者の方に食べていただく機会を得ました。
その第一歩
作り上げるキャンプはまさにチーム医療です。
こだわり、体を作り代謝を上げるもととなるたんぱく質を日常生活の
が『大学は美味しい!!』
フェアでした。
ケーキの特徴をしっかり消費
栄養学生スタッフは私たち相模女子大学だけではなく、他大学の
ことができるように細かいところまで話し合い、検討・改善をします。
中で、手軽に摂取できるよう高純度の
(パフォーマンスプロテインパ
者の方に伝え注目されたことから、多くの方より高い評価をいただ
学生も参加しています。活動する中で知識を活用、習得できます。
そ
<感想>
ウダー)を添加したケーキを考案しました。
また、
日持ちのする焼き
いた結果2012年のフード・アクション・ニッポンアワード審査委員
キャンプに参加して、患児が私たちの作った食事を
「おいしい」
と
菓子で日が増すにつれて味に深みが出て、味の変化も楽しめるよう
特別賞を受賞し、世間的にも大きく認知されることになりました。
<栄養スタッフの仕事内容>
言って笑顔で食べてくれることが何よりも嬉しかったです。サマー
にこだわりました。
朝・昼・夕・間食の食事の準備が主な仕事です。
それ以外に、摂食
キャンプで経験したことを今後に生かし、立派な管理栄養士になり
調査、調理実習、栄養授業を行います。
これらは、栄養スタッフが計画
たいと思います。興味のある方は一緒にキャンプに参加しませんか?
<誕生のきっかけと試行錯誤>
<開発の成果と今後の活動>
を立てて行います。
ミーティングは何度も重ねます。
当日円滑に進める
管理栄養学科 4 年 鈴木里穂・三浦祐佳
れは互いによい刺激となり、切磋琢磨することができます。
EKS活動「つなぐ手・EKS」食育プロジェクトの取り組み
この開発を通して、
マーガレットケーキの説明をしているときに、
マーガレットケーキの型や材料の吟味も終わり、
いざケーキの試
美味しさだけでなく栄養面でもこだわっていることをお話すると興
作作りが始まりましたが、最初の1年間はケーキの材料の配合を決
味深そうに熱心に話を聞いて下さり、私たちが考えている以上に健
定するまで試作を繰り返し、嗜好面から官能評価を学科内の学生
康にこだわっている方々が多いことを肌で感じました。
ともとても貴
と教員、
さらには学園祭の学科ブースに見えた受験生と大勢の人か
重な経験が出来ました。
ら評価を得て、多くの人から好まれる味を参考に決定しました。
デコ
今後も体に優しい新しい商品の開発にこだわり、多くの人に発信
レーションから包装に至るまでも話し合いを行った末に次世代に繋
して行きたいと思います。
食物栄養学科 2011 年度卒業 中村朋美・伊藤佳穂
げるケーキが誕生しました。
<EKS食育プロジェクトについて>
になろう」、
6年生「スペシャルランチ探検隊になろう」
と、継続して実
EKS食育プロジェクトとは、相模女子大学併設の小学部と栄養
施している特徴を生かし子どもたちが昨年度に学習した内容を踏ま
科学部の研究室や授業とのコラボによる小学部の児童全員への継
えて食の学習が積み重なるように、発育発達段階に合わせた授業
続的な食育の取り組みです。各学期1∼2時間の授業や、給食の
を実施しました。
時間など小学部の教室や、大学のガーデンホールなどで行います。
例えば、
6年生では1学期に
「スペシャルランチ探検隊」
として、全
<プロジェクトの目的>
今年度で3年目を迎えたこのプロジェクトも、
その成果や課題を確
校生徒と先生がたにとって
「からだとこころにぴったりなスペシャル
国産小麦の利用拡大をはかるためと、年々増加する小麦アレル
ントとして第二次選考を行っ
認しながらより効果的に進められるよう大学の教員、院生、学部生、
ランチを作ろう!」
をテーマに児童がお弁当給食の献立を立案しま
ギーの子どもでも食べられるパンやスイーツの開発をすることを目
た結果、金賞に 栄養たっぷり
そして小学部の先生方とタッグを組んでいます。ちなみに、EKSと
した。
クラス代表献立のうち全校投票で選ばれた1つのメニューは
的に、原材料の粉材料のうち米粉を50%以上使用したパン&ス
鳥さんのシチューパン 、銀賞
は、Eiyo Kagakubu Sistersの略です。
実際に12月のお弁当給食となりました。子どもたちからとても好評
イーツのレシピコンテストを開催しました。
に 米粉のガトーショコラ 、銅
<活動内容>
で、下級生からは「毎日スペシャルランチがいい」、
「自分たちもぜひ
<運営プロセス>
賞に 米粉のシフォンケーキ
食育プログラムの実施では、小学部の先生方からのアドバイスを
いただきながら、40分間の授業がより充実するよう指導案を修正し
献立を考えてみたい」
との声もあがりました。 大学院博士前期課程 2 年 外山智美
た目、独創性、味の三点をポイ
23年度の第2回米粉を使用したパン・スイーツ
レシピコンテスト入賞作品がオギノパンとの共
同開発で商品化され、町田小田急百貨店での
地域連携フェアで販売されました。
主催に
(株)
オギノパンと食物栄養学科川上ゼミ、大迫ゼミ、後援
が選ばれ、
オギノパンの社長より表彰状と副賞が贈られました。翌年
に学長室、審査員にオギノパン社長、同ベーカリー責任者、社会マ
も第2回米粉を使用したパン&スイーツコンテストを行い、米粉とき
な粉クッキー 、マーブルケーキ など入賞2作品が町田小田急デ
パートの相模女子大学産学連携物産展で販売されました。
ながら進めます。学年テーマは、
1年生「あいさつマスターになろ
<今後の活動>
ネジメント学科湧口先生、本学カフェテリア店長およびゼミ担当教
う」、
2年生「カムカムマスターになろう」、
3年生「おはしマスターに
3年目になる今年度は、新たな取り組みとして児童がより主体と
員、事務局にゼミ学生の協力のもと2010年に第1回コンテストを開
なろう」、
4年生「お野菜探検隊になろう」、
5年生「おさかな探検隊
なった授業内容となるようにプログラムを改善しています。例えば、6
催しました。
7月下旬にポスターの作成、掲示、
ホームページに詳細
年生の
「スペシャルランチ探検隊になろう」
では、実際に登場する献
と応募用紙を掲載し、本学学生と卒業生へ周知したのち、
9月下旬
入賞レシピのうち1作品がオギノパンで商品化され、2011年3月
<今後の活動計画>
立の全校投票での際に、
6年生自らが各クラス代表献立をアピール
に応募を締め切り、第一次選考(書類選考)、第二次選考(作品審
1日からオギノパンの本社直営店、ルポン、イトーヨーカ堂(アリオ
する企画へとヴァージョンアップします。
査)
を経て、相生祭にて第二次審査の通過作品をパワーポイントに
橋本店、古淵店)、
フレサたからや(神奈川県6店)、
マルエツ
(三カ
EKSの顔を覚えてくれる児童も増え、EKS食育プロジェクトを楽
て説明し、入賞者の発表と表彰式を行いました。
木店、鷲尾店、田名店)で順次発売されました。
また、本学のカフェ
しみに待っていてくれている様子がよく伺えます。私たちも児童の笑
<コンテストの結果>
テリアの喫茶コーナーでも発売されたことがあります。価格設定は
第1回米粉を使用したパン&スイーツコンテストでは、食物栄養学
1個230円と学生でも購入しやすい価格となっています。現在は、注
えていき、今後、
自分自身の将来にも役立てていきたいと思います。
科、管理栄養学科、健康栄養学科、食物栄養学科卒業生から34作
文販売にて販売が行われています。
管理栄養学科4年 安齋聡美
品の応募があり、第一次選考では11作品が選ばれました。
その後、見
顔を見るのがとても楽しみです。
この活動を通して食の大切さを伝
13
米粉を使用したパン&スイーツコンテストの取り組み
食物栄養学科 2010 年度卒業 米粉班
澤崎麻奈美(ゼミ長)・斉藤美沙・鈴木めぐみ・内藤恵
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