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ESET Endpoint Protectionシリーズ バージョン6への

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ESET Endpoint Protectionシリーズ バージョン6への
ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
第2版
2017年1月
キヤノン IT ソリューションズ株式会社
セキュリティソリューション事業部
ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
目次
1. はじめに ............................................................................................... 3
2. 本資料における構成の前提 ........................................................................ 4
3. 新バージョンへのバージョンアップフロー .................................................... 5
4. 作業をはじめる前に................................................................................. 6
5. [STEP1] 旧バージョン管理/ミラー用プログラムの アンインストール ........... 12
6. [STEP2] 新バージョン管理/ミラー用プログラムの インストール ................. 15
7. [STEP3] クライアント用プログラムのバージョンアップ ............................ 20
8. [STEP4] ESET Remote Administrator V6.x での管理開始 ..................... 24
9. 参考資料 ............................................................................................. 26
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
1. はじめに
○ 本資料は、ESET Endpoint Protection シリーズをご利用のお客さまが旧バージョンか
らバージョン6へバージョンアップする際に必要となる作業や注意事項について記載
しています。
○ 本資料は、本資料作成時のソフトウェア及びハードウェアの情報に基づき作成されてい
ます。ソフトウェアのバージョンアップなどにより、記載内容とソフトウェアに搭載さ
れている機能及び名称が異なっている場合があります。また本資料の内容は、将来予告
なく変更することがあります。
○ 本製品の一部またはすべてを無断で複写、複製、改変することはその形態問わず、禁じ
ます。
○ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における
商標または、登録商標です。ESET、ESET Endpoint Security はスロバキア共和国
ESET,LLC ならびに ESET,spol. s. r. o.に帰属します。本資料の著作権は、キヤノン IT
ソリューションズ株式会社に帰属します。その他の製品名及び社名などは、各社の商標
または登録商標です。
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
2. 本資料における構成の前提
本資料は、以下の構成を前提として、旧バージョンのプログラムからバージョン 6 へ
バージョンアップをする際のフローや注意点を記載しております。
以下の構成に当てはまらないバージョンや構成におきましても、本資料を参考にバー
ジョンアップを実施いただけるように必要な情報を記載しております。
全体構成
バージョンアップ前
・クライアント数は Windows が
300 クライアント程度
・1 台のサーバー機で管理機能と
ミラー機能を運用
・専用サーバー機での運用
サーバー用
プログラム
・ESET Remote Administrator
V4.0(管理兼ミラー用)
・ESET NOD32 アンチウイルス
V4.2
(ウイルス・スパイウェア対策用)
クライアント用
プログラム
・ESET Smart Security V4.2
・ESET NOD32 アンチウイルス
V4.2
バージョンアップ後
・クライアント数は Windows が
300 クライアント程度
・1 台のサーバー機で管理機能と
ミラー機能を運用
・専用サーバー機での運用
・既存サーバーをそのまま利用
・各クライアント端末はインターネット
接続可能
・ESET Remote Administrator
V6.x(管理用)
・ESET File Security for
Microsoft Windows Server V6.x
(ウイルス・スパイウェア対策兼
ミラー用)
・ERA エージェント
・ESET Endpoint Security V6.x
・ESET Endpoint アンチウイルス V6.x
・ERA エージェント
※ESET Remote Administrator V6.x に、ミラー機能は搭載されておりません。
【サーバー】
ESET 社サーバー
※ 各クライアント端末は
インターネット接続可能
ESET Remote Administrator Server V4.0(略称 ERAS V4.0)/
ESET Remote Administrator Console V4.0(略称 ERAC V4.0)
→ ESET Remote Administrator V6.x(略称 ERA V6.x)
ESET NOD32 アンチウイルス V4.2(略称 EAV V4.2)
→ ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.x
(略称 EFSW V6.x)
【クライアント】
ESET Smart Security V4.2(略称 ESS V4.2)
→ ESET Endpoint Security V6.x
(略称 EES V6.x)
ESET NOD32 アンチウイルス V4.2(略称 EAV V4.2)
→ ESET Endpoint アンチウイルス V6.x
(略称 EEA V6.x)
ERA エージェント
→新規インストール
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
3. 新バージョンへのバージョンアップフロー
旧バージョンからバージョン 6 へバージョンアップをおこなうにあたり必要なステッ
プは、以下の通りです。
作業をはじめる前に (P6)

新バージョンの動作環境確認

プログラムのダウンロード
新バージョンへのバージョンアップは、以下のフローで実施します。
[STEP1] 旧バージョン管理/ミラー用プログラムのアンインストール (P12)
STEP1-1. ESET Remote Administrator V4.0 のアンインストール
STEP1-2. ESET NOD32 アンチウイルス V4.2 のアンインストール
[STEP2] 新バージョン管理/ミラー用プログラムのインストール (P15)
STEP2-1.
ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.x の
インストールとミラーサーバーの設定
STEP2-2.
ESET Remote Administrator V6.x のインストール
の
インストール
[STEP3] クライアント用プログラムのバージョンアップ (P20)
STEP3-1.ERA エージェントの展開
STEP3-2.クライアント用プログラムのインストール
STEP3-3.クライアント用プログラムのアクティベーション
[STEP4] ESET Remote Administrator V6.x での管理開始 (P24)
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4. 作業をはじめる前に

新バージョンの動作環境確認
新バージョンをご利用いただく環境が、バージョン 6 の動作環境を満たしているか、
下記 Web ページより確認します。
<ERA 動作環境>
https://eset-info.canonits.jp/business/endpoint_protection_adv/spec.html#anc08
<EFSW 動作環境>
https://eset-info.canonits.jp/business/endpoint_protection_adv/spec.html#anc06
<EES 動作環境>
https://eset-info.canonits.jp/business/endpoint_protection_adv/spec.html#anc01
<EEA 動作環境>
https://eset-info.canonits.jp/business/endpoint_protection_adv/spec.html#anc02

プログラムのダウンロード
下記のプログラムをダウンロードしてください。

ESET Remote Administrator V6.x
※ ご利用環境に合わせて 64 ビット、または、32 ビットを選択してください。

ERA エージェント
※ ご利用環境に合わせて 64 ビット、または、32 ビットを選択してください。

ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.x
※ ご利用環境に合わせて 64 ビット、または、32 ビットを選択してください。

ESET Endpoint Security V6.x、または、ESET Endpoint アンチウイルス V6.x
※ ご利用になるプログラムをダウンロードしてください。
※ ご利用環境に合わせて 64 ビット、または、32 ビットを選択してくだい。

エージェントライブインストーラ 設定変換ツール
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【各種プログラムのダウンロード方法】
下記 Web ページにて、各種プログラムを公開しております。
●ESET Endpoint Protection シリーズ ユーザーズサイト
http://canon-its.jp/product/eset/users/
※ログイン時に「シリアル番号」
、
「ユーザー名」が必要です。
① ログイン後のトップ画面より、タブから[プログラム/マニュアル]を選択してく
ださい。
② 画面右側の[プログラムの一覧から選ぶ]を選択してください。
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■ERA/ERA エージェントのダウンロード■
クライアント管理用プログラムから[Windows Server でご利用の場合]を選択し、
[ESET Remote Administrator]インストーラと[ERA エージェント]をダウンロ
ードしてください。
※ESET Remote Administrator は[オールインワンインストーラ]を選択してく
ださい。
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■EFSW のダウンロード■
クライアント用プログラムから[Windows Server でご利用の場合]を選択し、
[ESET File Security for Microsoft Windows Server]インストーラをダウンロード
してください。
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■EES/EEA のダウンロード■
クライアント用プログラムから[Windows でご利用の場合]を選択し、[ESET
Endpoint Security]または[ESET Endpoint アンチウイルス]インストーラをダウ
ンロードしてください。
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■エージェントライブインストーラ 設定変換ツールのダウンロード■
各種資料・ツールから[ツール]を選択し、
[ESET Remote Administrator V6.x 向け エ
ージェントライブインストーラ 設定変換ツール]をダウンロードしてください。
本資料では、弊社ユーザーズサイト内の資料をご案内する場合がございます。必要に応じて
資料をご覧になる場合には、以下ユーザーズサイトにログイン後、各資料をダウンロードし
てください。
http://canon-its.jp/product/eset/users/
※ログイン時に、シリアル番号とユーザー名を入力して下さい。
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5. [STEP1] 旧バージョン管理/ミラー用プログラムの
アンインストール
サーバーでご利用いただいている管理兼ミラー用プログラム(ERA V4.0)とウイルス・
スパイウェア対策プログラム(EAV V4.2)をアンインストールします。
STEP1-1. ESET Remote Administrator V4.0 のアンインストール
<注意>
ERA V5.1 以前から ERA V6.x への上書きインストールによるバージョンアップは対応し
ておりません。ERA V5.1 のアンインストール後、ERA V6.x をインストールしてくださ
い。
その際、ログや設定の引き継ぎはおこなわれないため、新規に設定する必要がございます。
旧バージョンの設定やログを保管されたい場合は、下記 Web ページのバックアップ手順を
ご参照ください。
【Q.ESET Remote Administrator のフルバックアップをする手順、および、リストアす
る手順について】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/119?site_domain=business
また、ERA V5.1 のアンインストールから新バージョンにて管理を開始するまでの間、ク
ライアントの管理やログの収集はおこなえません。管理期間を継続されたい場合には、別
途サーバーをご用意いただく必要がございますので、ご注意ください。
ERAS V4.0 と ERAC V4.0 のアンインストール方法は、以下の通りです。
【ERAS V4.0 アンインストール手順】
① [スタート]→[すべてのプログラム]をクリックします。
② [ESET]→[ESET Remote Administrator Server]→[アンインストール]を
クリックし、アンインストーラを起動します。
③ [この製品をアンインストールしますか?] 確認ダイアログが表示されますので、
[はい] をクリックします。
④ アンインストールを開始します。
アンインストール処理実行中は、進捗状況が表示されます。進捗状況の表示が消
えるとアンインストールの完了です。
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
【ERAC V4.0 アンインストール手順】
① [スタート]→[すべてのプログラム]をクリックします。
② [ESET]→[ESET Remote Administrator Console]→[アンインストール]を
クリックし、アンインストーラを起動します。
③ [この製品をアンインストールしますか?] 確認ダイアログが表示されますので、
[はい]をクリックします。
④ アンインストールを開始します
アンインストール処理実行中は、進捗状況が表示されます。進捗状況の表示が消
えると、アンインストールの完了です。
※アンインストール手順は「ESET Smart Security/ESET NOD32 アンチウイル
ス V4.2 ライセンス製品ユーザーズガイド 導入編」にも公開しております。
ユーザーズガイドは、ユーザーズサイトからダウンロードできます。
<参考>
ERA V4.0 以外のバージョンのアンインストール方法は、各プログラムのユーザ
ーズマニュアルご参照ください。
※マニュアルは、ユーザーズサイトからダウンロードできます。
<参考>
ERA のバージョンアップについて詳細は、下記 Web ページをご参照ください。
【ESET Remote Administrator V5.0 以降へのバージョンアップ方法】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/151?site_domain=business
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
STEP1-2. ESET NOD32 アンチウイルス V4.2 のアンインストール
<注意>
EAV V4.2 から EFSW V6.x への上書きインストールによるバージョンアップは対応し
ておりません。
そのため、データベースやバックアップソフトの除外設定など、弊社よりご案内してお
りますサーバー推奨設定以外の設定をおこなっている場合には、事前にメモなどを取
り、EFSW V6.x のインストール後、再度設定をおこなってください。
EAV V4.2 のアンインストール方法は、以下の通りです。
【EAV V4.2 アンインストール手順】
① [スタート]→[すべてのプログラム]をクリックします。
② [ESET]→[ESET NOD32 アンチウイルス]→[アンインストール]をクリック
し、アンインストーラを起動します。
③ ウィザードが起動しますので、
[次へ]をクリックします。
④ [削除]をクリックします。
⑤ [オプションを1つ選択してください]をクリックし、メニューから項目を選択し
ます。
[その他の追加データ]にアンインストールした理由を入力し、
[次へ]をク
リックします。
※[アンケートデータを抽出します]のチェックを外すと、アンケート提出する
ことなく、アンインストールがおこなえます。
⑥ [削除]をクリックし、アンインストールを開始します。
⑦ [ユーザーアカウント制御]ダイアログが表示された場合は、
[はい]または[続
行]をクリックしてください。
⑧ [完了]をクリックし、ウィザードを終了します。
⑨ パソコンの再起動を促すダイアログが表示されますので、すぐに再起動をおこな
う場合は[はい]をクリックします。
※アンインストール手順は「ESET Smart Security/ESET NOD32 アンチウイル
ス V4.2 ライセンス製品ユーザーズガイド 導入編」にも公開しております。
ユーザーズガイドは、ユーザーズサイトからダウンロードできます。
<参考>
EFSW V4.5 から EFSW V6.x へは上書きインストールでバージョンアップが可
能です。
その際の注意点を下記 Web ページで紹介しておりますので、ご参照ください。
【ESET File Security for Microsoft Windows Server の上書きインストール時
の設定引継ぎに関する注意点について】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/74?site_domain=business
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
6. [STEP2] 新バージョン管理/ミラー用プログラムの
インストール
旧バージョンをアンインストールしたサーバーに、ウイルス・スパイウェア対策プログ
ラム(EFSW V6.x)と管理用プログラム(ERA V6.x)をインストールし、管理サーバ
ー兼ミラーサーバーとして設定します。
STEP2-1. ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.x の
インストールとミラーサーバーの設定
■プログラムインストール■
EFSW V6.x のインストール手順は「ESET File Security for Microsoft Windows
Server ユーザーズマニュアル」をご参照ください。
※ユーザーズマニュアルは、ユーザーズサイトからダウンロードできます。
■アクティベーション■
<注意>
バージョン 6 をご利用になる場合、アクティベーション作業が必要になります。
アクティベーションをおこなわないと、ウイルス定義データベースのアップデートがお
こなえないため新しく定義された脅威に対して保護されません。
※アクティベーションとは、旧バージョン(V5.0 以前)の「ユーザー名・パスワ
ードの設定」に代わる作業となります。
プログラムインストールが完了しましたら、
「製品のアクティベーション」画面が表示
されます。
製品のアクティベーションは、下記の方法でおこなうことができます。
A) 製品認証キーを入力する方法(インターネット接続可能な場合)
B) オフラインライセンスファイルを読み込む方法(オフライン環境の場合)
本資料では、A)製品認証キーを入力する方法(インターネット接続可能な場合)をご
案内します。インターネットに接続可能な端末、今後接続する可能性のある端末は、必
ずこちらの方法でアクティベーションをおこなってください。
詳細な手順は、下記 Web ページをご参照ください。
【製品のアクティベーション(製品認証キー、または、ユーザー名・パスワードの設定)
方法】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/48?site_domain=business
<参考>
B)オフラインライセンスファイルを読み込む方法(オフライン環境の場合)は、下
記 Web ページをご参照ください。
【製品のアクティベーションをオフライン環境でおこなうには?】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/4267?site_domain=business
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
■ミラーサーバー設定■
<注意>
ERA V6.x には、ミラー機能は搭載されておりません。
そのため、ミラーサーバーからウイルス定義データベースの配布をおこなう場合に
は、EFSW V6.x をご利用ください。
EFSW V6.x にてミラーサーバーの設定をおこないます。ERA V4.0 をインストールし
ていた既存サーバーと同一のサーバーに設定することで、クライアント側での設定変
更を必要とせず、構築完了後には新しく設定したミラーサーバーからウイルス定義デ
ータベースのアップデートをおこなうことができます。
設定手順は、下記 Web ページをご参照ください。
【ミラーサーバーの設定方法】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/103?site_domain=business
■ミラーサーバー接続確認■
上記 Web ページの設定をしていただくことで、EFSW V6.x が新しいミラーサーバー
となります。クライアント用プログラムにてウイルス定義データベースのアップデー
トが正しくおこなえていることを確認してください。
確認方法は、上記 Web ページをご参照ください。
<参考>
400 デバイス以上のクライアントがミラーサーバーからウイルス定義データベー
スをアップデートする場合は、IIS を利用してクライアントへウイルス定義デー
タベースを公開する構成を推奨しております。IIS の設定は「IIS ミラーサーバー
構築ウィザード」をご利用ください。
※ユーザーズサイトから、ダウンロードできます。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
STEP2-2. ESET Remote Administrator V6.x のインストール
■プログラムインストール■
インストール方法は使用するシステムに合わせて以下2種類に分かれています。
 オールインワンインストール(Windows 版)
 コンポーネントインストール(Windows/Linux 版)
弊社では、オールインワンインストールのご利用を推奨しております。インストール手
順は、
「ESET Remote Administrator ユーザーズマニュアル」をご参照ください。
※ユーザーズマニュアルは、ユーザーズサイトからダウンロードできます。
<参考>
ERA V6.x では、クライアントから収集したログや設定ファイルを、既定でイン
ストールされる Microsoft SQL Server に保存します。管理するクライアントの
台数が多い場合やログを長期間保存する場合は、容量制限のないデータベースを
ご利用ください。
詳細は、下記 Web ページをご参照ください。
【ESET Remote Administrator のサポート対象データベースについて】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/91?site_domain=business
<参考>
ERA で使用するポート番号は、下記 Web ページをご参照ください。
【ESET Remote Administrator で使用するポート番号について】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/94?site_domain=business
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
■ERA V6.x へログイン■
インストールが完了しましたら、以下の手順に従って ERA V6.x へログインしてくだ
さい。
① Web ブラウザより以下のアドレスにアクセスします。
https://<ERA サーバーの IP アドレス>/era/webconsole
以下の画面が表示されますので「このサイトの閲覧を続行する(推奨されません)
。
」
をクリックします。
※ここでは、ERA のインストール時に独自に作成したセキュリティ証明書を
利用しているため、管理画面アクセス時に上記の注意画面が表示されます。
※お使いのブラウザにより表示内容が異なります。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
② ERA V6.x のログイン画面が表示されます。
プルダウンメニューより[日本語]を選択し、インストール時に設定した[ERA ロ
グイン名]と[ERA ログインパスワード]を入力して[ログイン]をクリックしま
す。
③ ログイン後、下図のように ERA V6.x の画面が表示されることをご確認ください。
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
7. [STEP3] クライアント用プログラムのバージョンアップ
クライアント用プログラムのバージョンアップをおこないます。
STEP3-1. ERA エージェントの展開
<注意>
ERA エージェントとは、従来のクライアント用プログラムのリモート管理機能を 1 つの
プログラムとして独立させたものです。
ERA V6.x でクライアント用プログラムを管理する場合には、クライアント端末にクライ
アント用プログラムに加え、ERA エージェントもインストールする必要がございます。
ERA エージェントの展開は、下記の方法でおこなうことができます。
A) 各クライアント端末上でエージェントライブインストーラを実行する方法
(ローカル展開)
B) ERA のタスク機能を利用して展開する方法(リモート展開)
本資料では、A) 各クライアント端末上でエージェントライブインストーラを実行す
る方法(ローカル展開)をご案内しております。
■エージェントライブインストーラ■
エージェントライブインストーラとは、ERA Web コンソール上で ERA エージェント
のインストーラを作成し、各クライアント端末へ配布して実行する方法です。
配布手段としては、電子メールおよびリムーバブルメディア(USB メモリーなど)を
想定しており、展開は各クライアント端末での操作になりますのでご注意ください。
実行手順は、本資料の「9.参考資料 9-1. エージェントライブインストーラを利用し
たクライアントへの ERA エージェント展開手順(P26)
」をご参照ください。
※展開手順は、ユーザーズマニュアルにも記載されております。
<参考>
B) ERA のタスク機能を利用して展開する方法は、下記 Web ページをご参照く
ださい。
【ESET Remote Administrator V6.2 以降を利用してクライアント用プログラム
をリモートインストールするには?】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/5163?site_domain=business
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
STEP3-2. クライアント用プログラムのインストール
クライアント用プログラムのインストールは、下記の方法でおこなうことができます。
A) 各クライアント端末上でインストーラを実行する方法
(ローカルインストール)
B) ERA のタスク配布を利用する方法(リモートインストール)
本資料では、A)各クライアント端末上でインストーラを実行する方法(ローカルイン
ストール)をご案内します。引き継がれない設定や新バージョンでの新規項目は、ERA
のポリシーで設定をおこないます。
■プログラムのバージョンアップ■
<注意>
旧バージョンから新バージョンへの上書きインストールをおこなう場合、一部引き継が
れない設定項目がございます。
引き継ぐことができない設定項目については、下記 Web ページをご参照ください。
【上書きインストールによって設定は引き継がれますか?】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/69?site_domain=business
ESS/EAV V4.2 から EES/EEA V6.x へ上書きインストールによるバージョンアップが
可能です。
「4.作業をはじめる前に(P6)
」で用意したクライアント用プログラムのインストーラ
を各クライアント端末上で実行し、バージョンアップをおこなってください。
インストール方法は、各プログラムのユーザーズマニュアルをご参照ください。
※ユーザーズマニュアルは、ユーザーズサイトからダウンロードできます。
<参考>
クライアント用プログラムのインストールに、クライアントの操作を必要とせず
サイレントでインストールすることもできます。
詳細な手順は、本資料の「9.参考資料 9-2.サイレントインストール(P33)
」を
ご参照ください。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
■ポリシーを利用した設定配布■
ERA のポリシー機能を利用して、クライアント用プログラムの設定を配布するための
ポリシーを作成します。
ポリシーの作成手順は、下記 Web ページをご参照ください。
【新しいポリシーを作成する手順】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/3613?site_domain=business
<参考>
あらかじめ各クライアントで統一したい設定ファイルを用意し、インストール時
に設定を読み込ませながらインストールする「設定読み込み型インストール」と
いう方法もございます。
詳細は、下記 Web ページをご参照ください。
【設定読み込み型インストール】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/20?site_domain=business
<参考>
B) ERA のタスク配布を利用する方法(リモートインストール)は、下記 Web ペ
ージをご参照ください。
【クライアント用プログラムをバージョンアップするには?】
- b. ESET Remote Administrator を利用して自動展開する
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/160?site_domain=business
<参考>
ESS/EAV V4.2 以外のバージョンからのバージョンアップについては、下記 Web ペ
ージをご参照ください。
【 ESET Endpoint Security / ESET Endpoint ア ン チ ウ イ ル ス / ESET File
Security for Microsoft Windows Server は、ESET Smart Security / ESET NOD32
アンチウイルスから上書きインストールでバージョンアップできますか?】
http://eset-support.canon-its.jp/faq/show/60?site_domain=business
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
STEP3-3. クライアント用プログラムのアクティベーション
<注意>
バージョン 6 をご利用になる場合、インストール後に各クライアント用プログラムのア
クティベーション作業が必要になります。
アクティベーションをおこなわないと、ウイルス定義データベースのアップデートがお
こなえないため新しくウイルスとして定義された脅威に対して保護されません。
※アクティベーションとは、旧バージョン(V5.0 以前)の「ユーザー名・パスワー
ドの設定」に代わる作業となります。
アクティベーションは、ERA での管理の有無によって、下記の方法でおこなうことが
できます。
A) ERA での管理あり
・ タスク機能を利用し、製品認証キー、または、オフラインライセンスファ
イルを配布し、自動でアクティベーションを行う
・ リモートインストール時に製品認証キー、または、オフラインライセンス
ファイルを選択し、自動でアクティベーションを行う
B) ERA での管理なし
・ 各クライアント端末上で製品認証キーを入力する
・ 各クライアント端末上でオフラインライセンスファイルを読み込む
本資料では、A)ERA での管理ありで ERA のタスク機能を利用し、製品認証キーを配
布する手順をご案内します。
こちらの方法は、各クライアント端末がインターネットに接続可能であることが必須
です。
実行手順は、本資料の「9.参考資料 9-3. ESET Remote Administrator のタスク配
布を利用したクライアント用プログラムのアクティベーション手順(P34)
」をご参照
ください。
<参考>
A)ERA での管理ありで、リモートインストール時に製品認証キー、または、オフラ
インライセンスファイルを選択し、自動でアクティベーションを行う方法は、
「ESET
Remote Administrator ユーザーズマニュアルの 4.2.3 製品インストール」をご参
照ください。
※ユーザーズマニュアルは、ユーザーズサイトからダウンロードできます。
<参考>
B)ERA での管理なしで、製品認証キー入力やオフラインライセンスファイルを読み
込む方法は、本資料の「STEP2-1. ESET File Security for Microsoft Windows
Server V6.x のインストールとミラーサーバーの設定(P15)
」をご参照ください。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
8. [STEP4] ESET Remote Administrator V6.x での管理開始
以下の手順に従って、ERA V6.x にて管理ができているかどうか確認してください。
① ERA V6.x の Web コンソールの[コンピューター]メニューから[Windows コ
ンピューター]を選択します。
② 管理対象のクライアントが表示されていること、また、
[ウイルス定義データベー
ス]が[更新]と表示されていることを確認してください。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
③ 管理対象クライアントの[セキュリティ製品]が[ESET Endpoint Security]ま
たは[ESET Endpoint Antivirus]に、
[セキュリティ製品バージョン]が[6.X]
にバージョンアップしていることを確認してください。
※管理対象のクライアントのステータスが黄色や赤色になっている場合、クライ
アント側でエラー(ウイルス定義データベースがアップデートされていない、
アクティベーションされていないなど)が発生している可能性がありますので、
詳細を確認して対応をおこないます。
以上で、バージョン6へのバージョンアップは終了となります。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
9. 参考資料
9-1.
エージェントライブインストーラを利用したクライアントへの ERA
エージェント展開手順
① 以下のプログラムをご用意ください。

ERA エージェント
※ ご利用環境に合わせて 64 ビット、または、32 ビットを選択してくださ
い。
 エージェントライブインストーラ 変換ツール
② 画面左側のアイコンにカーソルを合わせると、アイコンの詳細が表示され[管理]
の下にクイックリンク一覧が表示されます。一番下の[エージェントライブインス
トーラ]をクリックします。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
③ エージェントライブインストーラの設定画面が表示されたら下記の通り設定しま
す。
サーバーホスト名 [サーバーのホスト名]または[サーバーの IP アドレス]
を入力
ピア証明書
[ERA 証明書]を選択
ERA 証明書
[サーバー証明書]を選択
[選択]をクリックします。
④ [証明書パスフレーズ]を設定している場合には入力し、[インストーラの取得]
をクリックします。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
⑤ [WINDOWS 用エージェントインストーラ]の[ダウンロード]をクリックし、
ファイルを保存します。
⑥ [eset_remote_administrator_agent-windows.zip]がダウンロードされます。
解凍すると、
[EraAgentInstaller.bat]が生成されます。
⑦ 本資料では、手順①で用意した[ERA エージェント]
(「Agent_x64.msi」または
「Agent_x86.msi」
)を使用するため、
[EraAgentInstaller.bat]に含まれる設定
の一部をツールで変更します。
[エージェントライブインストーラ 変換ツール]をダブルクリックします。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
⑧ ユーザーアカウント制御画面が表示された場合は、
[はい]を選択します。
⑨ [エージェントライブインストーラ 設定変換ツール]画面が表示されますので、
[次へ]をクリックします。
⑩ [参照]をクリックし、手順⑥で作成した[EraAgentInstaller.bat]を選択し、
[次
へ]をクリックします。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
⑪ 設定ファイルの変換処理がおこなわれます。
⑫ 変換処理完了後に以下のような画面が表示されますので、ファイルの場所を確認
し、
[完了]をクリックします。
⑬ 作成された[EraAgent_setup.bat]が作成されていることを確認し、任意のフォ
ルダーに、
[EraAgent_setup.bat]と[ERA エージェント]
(
「Agent_x64.msi」
または「Agent_x86.msi」)を保存します。
⑭ 手順⑬で作成したフォルダーをクライアント端末に配布し[EraAgent_setup.bat]
をダブルクリックで実行します。
コマンドプロンプトが開き、インストールが開始されます。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
⑮ ユーザーアカウント制御画面が表示された場合は[はい]をクリックします。
⑯ 以下のような画面が表示され、自動的にインストールが進みます。
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
⑰ 画面が消えたら[コントロールパネル]→[プログラムと機能]を開き、[ESET
Remote Administrator Agent]がインストールされたことを確認します。
以上で、ERA エージェントのインストールは完了です。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
9-2.
サイレントインストール
① クライアント用プログラムのインストーラを用意します。
② 以下の内容を記載したバッチファイルを作成します。
eea_nt64_jpn.msi /qb! reboot=”force”
eea_nt64_jpn.msi
qb!
reboot=”force”
インストーラのファイル名です。
利用するインストーラのファイル名に合わせて下さい。
インストールの進捗状況を表示するオプションです。
インストール途中でのキャンセルはできません。
インストール完了後にシステムの再起動をおこなうオプ
ションです。
③ 手順①で用意したインストーラと手順②で作成したファイルを同じフォルダーに
保存します。
④ 手順③で作成したフォルダーを、クライアントのローカルにコピーします。
⑤ 手順④でコピーしたバッチファイルを実行します。
⑥ [ユーザーアカウント制御]ダイアログが表示された場合は、
[はい]または[続
行]をクリックしてください。
⑦ インストール開始後ウィザードは表示されず、進捗状況のみが表示されます。イン
ストールが完了すると、再起動をおこなうかどうかの確認画面が表示されますの
で、再起動をおこないます。
以上で、サイレントインストールは完了です。
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ESET Endpoint Protection シリーズ
バージョン 6 へのバージョンアップについて
9-3.
ESET Remote Administrator のタスク配布を利用したクライアント
用プログラムのアクティベーション手順
① 画面左側の[管理]アイコン→[クライアントタスク]選択して、
[新規作成]を
クリックします。
② [基本]の各項目を以下の通り設定します。
名前
タスクの名前を入力(例:アクティベーション)
説明
タスクの説明を入力(任意)
タスク分類
[ESET セキュリティ製品]を選択
タスク
[製品のアクティベーション]を選択
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
③ [ターゲット]をクリックして開き、
[ターゲットの追加]ボタンをクリックしま
す。
④ [ターゲットを追加]をクリックします。
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
⑤ [ターゲットを選択してください]
、または、
[コンピューターを選択してください]
の項目より、
[アクティベーションされていないセキュリティ製品を検出]をクリ
ックします。
⑥ [コンピューター名]横のチェックボックスを選択し、アクティベーションされて
いない全端末が選択されていることを確認します。
[OK]をクリックします。
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
⑦ [終了]ボタンをクリックします。
⑧ [設定]をクリックして開き、
[<ESET ライセンスを選択>]をクリックします。
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バージョン 6 へのバージョンアップについて
⑨ 適用するライセンス情報を選択し、
[OK]ボタンをクリックします。
⑩ 最後に、[サマリー]に表示されるタスクの概要に問題がないことを確認のうえ、
[終了]ボタンをクリックします。
以上で、ESET Remote Administrator のタスク配布を利用したクライアント用プログラム
のアクティベーション手順は完了です。
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