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工業の地方分散と東北地方における工業の現段階

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工業の地方分散と東北地方における工業の現段階
(22麟
難文纏
難論灘
工業の地方分散と東北地方における工業の現段階
一統計分板を中心として一
末 吉 健 治
えで,最後にここに捲摘さ為ているような麺方工
i.はじめに
業の抱える構造的な開題にアプローチするための
本稿に与えられたテーマは瞭詑−業の戦後弱
分構フレームを,とくに農耕地域を念頭に置きな
年涯ということであるが,ここでは工業の地方分
がら,工業地理学の課題に弓捲{せけて検討する。
散1こ麗わる論点に課題を罎定する。というのも,
さて,工業の地域的な動海を金縷レベルで分析
東靴地方における工業の現段踏は,欝6§年代後半
した醗究は,慶に多くの蓄積蕃ある.まず,従来
以鋒の地方分数を考腐することなしには掘握しえ
の代表的な見解と考えられ,る麟究から戦後5§年間
ないと考えられるからである。そこで本稿で濾,
における工業の地域的展聡を素捻してみる。
工業の地域的展開を統謙分析によって整理するな
欝6§年以前の工業の地域的構成について,耀嵩
かで,東乾地方垂こおける工業動向を全撰的な続野
(欝§3〉は磯城的産業構成のアンバランスのう
から確認し,工業簿成の変化と工業の成長性につ
えに,先進資本主義国なみの工業の局地的集積・
いて験討する.
集中と難域的編荘墨緬.26)撚つく吟あげられてい
欝6容年代後学以降の工業の地方分散と縫方工業
ること,「藪大工業地帯都工業部闘全体として,
の特質との総連にアプ麗一チした硬究として漉§
全覆に圧樹的な鐘璽をしめるばか撃でなく.工業
されるの縁,安東(臆86〉の罫地方の経済学遜で
のあらゆる部糊をつうじて卓越しているま(騨27)
ある。安棄の醸究は,現代における地方の工業化
こと,とくに機械工業解罫全部懇をつうじて,そ
をめぐる議論の癒纏ある鐵発点と簸麗づけられよ
の黄櫨をことごとく窟渡工業地帯にゆだねている
う。安東は,欝簿年代における地方経済の成長の
ことまゆ.2鯨,そして夢工業地域の特化垂ま,迂織
要霞を単純労騰力需要と財政による辮得のトラン
生産工程の各般躇ごとに,いわば縦擬的におこな
スファーとに求め,それを夢発展なき成長まと蒋
われ,むしろ穏互に独立した最終完成羅幾の横擬
徴づける.単純労働力需要はいうまでもなく,こ
的な分業にとぼしいま勧.37/ことをその特徴とし
の闘の工業の地方分数によってもたらされ,たもの
て鮨擁している・そして,こうした工業の地壕構
であ蓉,そ轟は大企業による労働力体系の再編と
造にみられる特異姓を霞本資本主義の後進盤に求
めている。
その結果としての絶域縫の機能分極の過程であっ
た,と摺握される.した解って,地方経済は大企
業や中央行財政への鍵霧を深め,新たなかたちで
このような工業の地域構造は,高度成長幾にお
ける本賂的重紀学工業化を軸とする再生産構造の
の構造的問題を累積させるに至った。すなわち,
再編成のもとで,新たな構造へと転換していく。
工業の地方分数のプ資セスはゼ新たな地域闘格差ま
工業の地域構造の転換の一つ徽基礎素材型業種に
の開題を内在させていたのである・本稿では,東
お謬る立地変動である.これは覆内資源から海外
麓地方における工業の現状を統誹的に確認したう
資源への転換によってもたらされ,姥鮫約分激的
一2i一
(22灘〉
き
第7巻 第3弩 玉露§、歪
綴島大学地壇礒究
な立地を示していた麟内資源立地型工業の多くも,
構成の重化学工業化をもたらしてきたことは事実
太平洋ベルト地帯へと集穣していった.もう一つ
である。また,首都藝織こおける先端技衛産業の展
は,撫工継立型業種である機敏工業の動海である.
醗は,一難の生産機籠を地方圏に分散させること
機械工業は疑存集積地域のなかでも寮旗における
によって,よ雛高次の生産機能に特免していくプ
集積・集率然著しく,その外麺的鉱夫をつうじて
ロセスで生じたものであると考えら細る。これら
地域的集積・集串が強化され,首灘馨の鑪盤をあ
の諸、点を意識しつつ,以下では工業の地方分数を
界させた。この闘に,労働力を捲寫した地方分数
統計的に分析する.
が灘嬉されるぶ,離晶部鍔や労働集約的離職こ撮
られてお蓼,地域的集積・集中を大きく変更する
2.電機・衣毅工業を中心とする地方分散
には至らなかった(北緯・矢瞬編,欝77;松橋,
産98韓。
轡 地靉靆業種構成の変牝
珍籍年代に入って,石麹麓機を契機に韓本経済
工業の成長性にみられる地域的な差異は,第i
は鱈成長に移行すると瞬縛に,新たな産業講造の
に工業藻鍔幾の不均等発展の地域的な反狭として,
転換のもとで地域講造の再編成が進行してきてい
すなわち地域懸の工業講成のi差異を要馨として,
る。産業構造の転換で特鍛的なことは,重化学工
業のなかでも基礎素材型業種ぶ抵成長に移行し,
第2に講一の工業蔀鍔内における立地展開をその
要石としている(矢灘,懲器〉。以下ではまず第
簾工総立型業種の高成長との分化麟頚著になって
iの点を櫨討する。
きたことである。さらに,業種の枠を越えて減量
高度成長霧の趨、薫となるig55年における地綾警董
経営,知識集約化,製贔と工程両懸におけるマイ
業種構成の特籔は,依然として繊維工業段躇の権
ク買エレクト聾ニクス化麟進展した.その結果,
威を反験して,食品,繊維.木材工業など解上位
工業の地域構造は,依然として高度成長期に形成
を霞める地域が多くなっていることである(第i
さ為た構造越維持さ蕊ながらも,第iに垂髪学工
表〉。そのなかで,聡藁内陸,麗棄臨海,東海,
業部腸内の不均等な成長を反狭して.太平洋ベル
詫睦,近畿内陸,逓畿臨海,毒鴎では製造品鐵荷
ト地帯内蔀での不均等性が頻薯とな撃,首都蟹の
額等ベース(以下霊鑑荷額ベース/で,一般機械
優位性が高まってきた.第2に,この首都麟の優
鍵盤は,さらに都毒型工業と産業構造の展縫軸で
工業が。と位5翻絹に入っているし,詫海道,北東
ある先螺披講産業に支えられた.第3に,葬ベル
製鉄辮立地を翼験して,鉄鍛業か従業者ベースに
ト鰭帯では工業の一定の地方分散をみた東麓,九
おいても鐵荷額ベースにおいても土建にある。こ
詫,詫九州では戦前靉靆における国内資源詣肉の
州の一部を除いて穂薄的に跳重が無下,もしくは
のように雄豊域建蚕の業種構成は多簾{窒をもつが, 垂
停滞した。総懸年歳以降における工業の纏域構造
髪学玉薬を牢心に一霞の類型化が羅籠である.
は,重化学工業部鍔露都の二極分化と,完端技徳
塵荷額ベースでみれば基礎素材型(鉄鋼,葬鉄
産業の震絹を背景としてダ撫工継立型工業の地域
金羅,石漆・石巌,化学〉の姥率が全蟹水準(3§.i
的展醗によ静,ますますストレートに規定されみ
%〉を上灘るのは,詑東麓,南東詫,近畿臨海,
ようになってきている」(松橋,鯵86,慶.欝5/.
出蕩,麟国,麓九州の6地域となってお馨,講九
工業の地方分散は,鰺6§年代後楽よ鯵活発にな
州も全国水準に造る。一方,燦工継立型(機械4
る解,それは舞本工業の地域構造全体からみれ’ば,
業種.金薦〉の銚率が全蟹水準(葺、§%〉を上躍
慶存の地域講造を大きく転換する機動力にはな鯵
るのは,灘棄臨海,透畿臨海,田鶴の3地域であ
えなかった.しかし,従来,地方資源敏存型業種
る。さらに,重化学工業2部轡の合計が全国水準
や溝費露工業などのほかにみるべき工業の立雛し
軽8.癖%〉を上麟るのは,関棄臨濤1,近畿臨海,
ていなかった東麓地方においては,工業の地方分
戯場,北九州の4難域であ参,詑九州では地域内
散ぶ一定の工業化と撫工継立型を主体とする工業
購域で重化学工業港突鐙している。以上を重化学
一22一
{225至〉
工業の地方分数と東麓地方における工業の現段階
第董表 地竣霧工業構成(総総奪,上盤s業種)
(挙韓:菟)
工鑓立 礎嚢舞
a〉鍵業巻
難雛難lllll
艶、マ
2薯、§
(攣盤:嘱〉
工経堂 礎案誘
巻〉製造島趨萄額篭
雛難lllllll灘 1熱1
罐騒端麗
騰 睡夢
難i 擦…嬢…li撚i鎌 :きi蕪
蒸繕1灘ll灘1:鰹蕪購
涯u地域区分緯以一下の遇参。
r靴濾道i罵玉.詫海道。嘆ζ東乾1霊2.簿森.3.唐手,逢.種紙聴東4鎗=5.営簾,能虚形,
7。癌轟.8.新潟。ξ欝粟爽陸≦業§.茨絃.鷺.栃木,獄.群編.鷲.山梨,i3、長野・彰蕪東醗濾オ
諾騒、蟻蚕.蔦.千葉,鯵.康家,鷲.神祭撰.r東海」算盤、鋒蝿,聾.鞍寧,2亀愛知.2i、流量・
瀧睦」盤22.塞麹.23.載…1,2達.福井。r遜譲輿簸妥5.滋賀.2§.哀都27、奈良ノ透蕪識
並欝.撫撫1.鱒.;糠.3{}.兵醸。職臨監3董.魚取,32.島糧、喰畿羅33.難風34.応急
35.1鎗.隣簸罵薦.徳島,3了.勧…1.跳.愛媛,3§.蕩知.畦丸綿監婚.福難菰乾鴛
42.長鋳.43.大分。騰九鮪越蓬.熊本,45.霞麟.郵.鷺発癌」錦織畷7、沖縄
淫2)業種垂ま産業中分類による.
r食藏∫=食料藻製造業.飲舞・麟斜・たばこ製造業,f織綾ま踏鐵維一£業{衣蹴その魑の鐵維製贔
を験く》, f衣籐ま盤衣簸・その趨の繊雑嚢贔製造業,罫本経i=寒梅・木製贔製造業(家興を験く瓢
軒家興」=家箕・装辮贔製造業,Fパルプ}罵パルプ・緩・紙撚工業製造業.「鐙籔i需鐵叛・舞灘・舞
麗連謹樂,蓑覚学3罵翫学工業.f石燕・樋麹累石麹製贔・毒裟製藏製造業,f窯業i濡窯業・全署製
贔製造業,f鉄鋼」置銭鐘藁,移難鉄圭=葬鉄金羅製造業.罰金羅墨=金麓製贔製造業,評議械才=一般灘
械盤具製造業,罫電毅∫嘘電気機誠雛具製造業.f輸送∫需韓送馬機械器具製造業、下精密∫瓢糖蜜機械
鋸具製造業.
なお,野その縫ヨ{プラスチック製品製造業を含む1は表欝していない。
漣3}罫麹工組立璽ま=金聾,雛誠.電離,難送,精密.r基礎乗越季罵窯業,絶学,看麹・羅惹慈舞錐・鉄鋼・
資料1遠藤省「工業続譜表ま懲終年。
工業の内部構成からまとめると,縫東臨海,透畿
%,石瀬畷萩難.3%〉と撫工緯立型(3、9%)
臨海,晦鶴の3蟻域は重化学工業の内部構成のバ
のアンバランスは著しい。
ランスが櫓薄的にとれてお滲,詫東靴,南東靴,
以上をまとめると,軽工業を主体とする山陰,
暖国,詑九州,薦九辮は,重化学工業のなかでも
軽工業を主体としつつ重{ヒ学工業の内部講成麟基
輯録的に基礎素樗璽の難事撰高く,飽地域に請け
礎素材璽に偏する詑海道,詫東北,購東詑.罎国,
ての素緯供給基地的な綴藩を強くもつ.とくに,
溝九州,軽工業のなかでも鐵維工業を主体とし重
麓九州の基礎素材型〈うち鉄鎚122.2%)と擁工総
化学工業の内部権威が結抗する東海,近畿内陸,
立型(3.9鵯〉,詑東麓の基礎素樗型(うち鉄鋼鰺.i
基礎素新型に偏する詫陸,撫工縫立型に偏する闘
一23一
橿鳥大学地域義野究 (2252)
第7巻 第3毫} ig§{3、i
第2表 地竣霧工業構成(嬉憩奪.上盤彗業種〉
(単建=嘱)
工紐並墓礎案樵辮誌奪箆
巌〉鍵業蒸
1.聡
轡 麟
茎.鱗
鷺九舞
壷姦舞
全 麟
(単艶1華客)
工継立墜礎嚢耀簿騒無餓
形〉製造藷鐵薄額簿
鑛灘lll糠ll!懸1辮ilill… 套.懸
墜醗滋藤瞬蟹嫌嫌馨
跳遼遠虚睡醗麓醗一全
爽醗 残胤
畿畿 一
灘陰欝灘1灘1!き懇難ll翻叢 欝欝iき 1懲壌: i liiきi 薩
難 離籍1灘i灘i灘モ1轟1,騰碁、1:器
注玉}地竣無分および業種分類絃第i灘こ講じ.
注2〉婦55年地建,肇該地織の簿年の敷盤÷55年の数鑓。
資料)通産省龍工業統謙衰日g5§年,7巷年.
東内陸,さらに基礎素材型の圧倒的構成に支えら
スで3§.董%から28.要鴨へと死重を低下させた.ま
れる北九州,重化学工業の内部バランスが権懸的
ず,重化学工業を中心に,55年から捲年にか酵て
にとれ,かつ全霞水準をま二緩る構成を激す縫東臨
の地域購工業講成分変紀をみる、、
海,透畿内睦,紅鱒霧,という類型化撚擁籠であろ
罎蓉額ベースでみて基礎素馨型の比率が全馨水
準(28.i%1を上回るのは,銘菓詫,逝畿臨海,
う.
雄55年から簿年の闘における鍵業者ベース.鐵
震蕩,懸覆,北丸穣の5地域となってお瞬,覊束
荷額ベースの鯵びと爾捲繧の地域懸業種構成を第
龍も全馨水準にほぼ等しく,基本的には欝灘年段
2表に示す。この闘の変化で注§されるのは、南
縷と講様の権威になっている.簾工経堂型が全蟹
充嬢を縫いて,機械,電機,輸送などの撫工継立
水準(37.7鎚〉を一と懸る4擁ま麗東内陸,関東醸海.
型業種麟鍵業者ベースでも鐵荷額ベースでも.数位
東海の3地裁で,55年酸基では全露水準を一鉦繕っ
を霞めていることである.全閣レベルでも電機が
ていた透畿臨灘,毒購はそれぞれ35.2%,28.3%
王位となむ,撫工総立型の銘率は鍵業者ベースで
となってお鯵,趨工継立型の壕内購成比は上昇し
23.3%から38.雀%へ.鐵荷額ベースでi7.9%から
たものの金緩水準には及ばなかった.55年段踏で
37.7%へと大輪に上饗した。一方で基礎素材整は
燦工継立型が域内権威臆%を.t翻るのは関東臨海
鍵業者ベースで懲.2%から懇.i%へ芋患荷額ベー
のみであったが,7§年段購では載海道,此菓詑,
…2護
工業の地方分散と葉詑地方にお継る工業の現綾購
(2器3}
南九州という縁辺地域を除けば,いずれの地域も
内縫の講照性潜認められる。第3に軽工1業と重化
2§%を上露る水準に達した.また,重化学工業2
部轡の合議麟全国水準(§5.8%〉を上醸るのは,
学工業の詰航する構成をもつ南東詫と露羅の太平
洋ベルト地帯に準ずる成長性である.第4に重化
麗東内陸,騰東臨海,近畿臨海,山陵の4地域と
学工業のなかでも基礎素縫型垂こ偏する田鶴と牝九
な鯵,東海,詑九州の2地域解これらに準ずる.
州の成長姓に欝窯{整麟認められ,る。第5に撫工緯
高度成長蠣をつうじて襲策内陸の重牝学工業化撰
立型趨§%水準に達する灘東内陸,騰東臨海東
格段に進展した。
海に:おける高成長と,第6に透畿臨海の停滞であ
以上を全国レベルにおける重化学工業化の水準
る。
に照らしてまとめると,縮対的に軽工業の箆率が
このように,高度成長簸においては全国的に重
高く,重化学工業のなかでも基礎素材型の箆率が
化学工業化購進展してくるなかで,太平洋ベルト
高い詫海道,北東詑,醇九州,藤工総立型の鐘率
地帯中核部の工業構成麟簾工緯立型を中心に拡充
摂高》、繊陰,繊維工業の比率潜依然として高い詫
されると瞬時に,その外延部への披及をつうじて
陸.近畿内陸,軽工業と重化学工業麟雛航する講
当該地域の一定の工業の成長がもたらされた。
東北.露国,重化学工業の箆率解高く基礎素材型
鯵簿年代に入移,羅本経済は第i次薦漉電機を
に偏する密鑑,詫九聾i,撫工総立型の箆率麟高い
契機として.繧成長段葬織こ移行した。賠年から93
屡1東内陸,驚東臨海.東海,両部習の誌航する近
年の闘における鍵業者,患荷額の紳びと§3年にお
畿臨海に類型化できよう。
謬る爾捲擦の地域懸工業構成を第3表に示す。こ
つぎに,このような工業構成の変髭と各地域の
の闘の全襲レベルの推移は,撫工継立型の比率が
工業の成長牲の縫孫について縷試してみよう、ま
鍵業者ベースで38.壕%から妬.3%へ鐵薄額ベー
ず,簿55年から鴇年の闘における工業の紳びを瑳
スで37、7%から鎗.融%へと上昇したのに請して,
業者ベースでみると,全蟹シベルの2.捻絡を上露
基礎素馨型縁それぞれ蔦.i%から鴛.3%,28.茎%
るのは,働東北,南東乾,雛束海陸.麗東臨海,
から2奪.i%へと櫨最的に縮小した.簿年代以降の
由陰となってお静,権麟的に重化学工業化の遅れ
産業構造転換のもとで,工業構成のよ管一屡の擁
ていた地駿のなかでも太軍洋ベルト地帯の外延離
工鰹立型へのシフトが進展した。この轟きを反験
とその中核である離策での伸びが高水準を示した.
して雛域幾工業購域のうえでも,患荷額ベースで
縫方,逓畿臨海の紳び縁この閣i、i鱗審身ことどまっ
電機が第i位を姦める地域は2→6,輸送が第i
てお雛,簸紙水準の紳びとなっている.鐵荷額ベ
{立を占める鰭域はi→2とな吟,簾工総立型ぶ地
ースでみると,全国レベルの鎗.2§賠を上罹るの
域霧業種構成に占めるウエイトぶ高まってきた。
は,麗東内陸のを最高として,麗東臨海,東海,
以下では,まず重化学工業を中心に低成長幾にお
透畿内睦,晦鶴となってお鯵,太平洋ベルト地帯
ける地鞍懸業種構成の変姥を綾試する。
の中核的な工業集積を掩える地誠が一般的に高い
簿§3年1こおいてケ出荷額ベースで基礎素馨墾の
簿びを示した.ただし,近畿は臨海オ豊繍び憾むな
艮1率が全蟹水準(2馨.2%〉を上麟るのは関東臨海,
かで内陸の紳びが高くなっている。
逓畿臨海,麟錺,靉靆,載九州,沖縄の6地域と
以.とのような工業の成長牲と上遠した域内構成
なってお替,沖縄を除けば,簿年には全蟹水準に
を中心とした蟻域の類型乾との縫連は,つぎのよ
達していた詫東龍と塞時は全蟹水準には達してい
うにまとめることができよう.第iに一定の重化
なかった麗棄臨海とぶ入れ替わった.簾工総立型
学工業化を達成しつつも依然として軽工業を主体
が全蟹水準(49.〔}%〉を上穰るのは.麗東内陸,
とする講成をもつ詑海道,北東麓,南九州,蜜陰
麗東臨海,東海の3地域となってお警,醇東靴,
の穣講的な成長牲の低さである.第2に繊維工業
近畿内陸の2地域解それに準ずるレベルに達して
麟敢然高率を羨める詫睦の穂薄的な成長姓の低さ
いる。7《)年段華皆では詑海道,詫東訛,南九州とい
と繊羅が高率を占めな摂らも高い紳ぴを示す返畿
った縁辺地域において簾工継立型は2蓼%に達して
一25一
福鶴大学地域暴発 第7巻 第3号 i鱒6.董
(225婚
磯鞭
第§表 地綾鷲工業携成(跨欝隼,上盤§業種〉
(単盤1%〉
工総立 礎葉越量短7奪奪鋤
鑑嬢i灘lll麟灘蕪雑i翻
§.瓢
難灘縮叢雛:1灘総畿1雛1:1贈1
§.綴
圭.総
壷.3至
i.2遵
蓋、彗マ
繋llil!llきミ1藩llll闘1
難儀.響縷葦:雑嬬
漣_、縄.品〈麗.襲職譲(露玉離業(歓董〉
磯(懇.馨薙畠(豊’釜、5膿誠(鱒、轟)
全 馨
(攣短=冤〉
工総廠謹謹素読認羅奪姥
む〉製造贔滋薄額等
暴(蓬5,誓事疹ブ億菖)羅(麟)無業(昌・奪)1漉(荘・き)け73 1乳窓 蓬麗
鷺海遵
響llllllllllllll
機(裏奪.翻 送(董5.簸 島(査垂.讐〉
擁(馨、暮〉’乞学(マ.5〉i聡.聾 騰.量 4惑豊
全 盤
濠酵地域麩分および業種分類隷第茎表に属し
潅2}雌簿年鑑絃,蕪該地域の韓年の数鎧÷7{}年の数魑.
資料}通藍省線二業続譜表畳懲7轡年,警3年.
いなかった解.93年では詑海道の鷲.7%,沖縄の
ける工業雇絹の綴面で重要性を堆してきている。
8.9%を除けば.いずれの地球も3§%水準に達し
以上のようにこの騰の地鞍懸業種権威の変化は,
た。重化学工業2部絹の合計が全羅水準ξ69.2%〉
全国的な簾工緯立型の銘率上昇と基礎素材璽の箆
を上騒るのは獲1東内陸,灘東臨海.東海,由霧の
率低下のもとで,食贔嚇鐵荷額ベースで鶴%以上
違地織とな蓼,7§年の構成と比較すれば近畿臨海
を占め.敢然として軽工業炉工業権威上重要な地
と東海とが人為替わった。
縫にある詫海道,購九州,瀞縄などの縁辺地域を
鍵業者ベースでみた場合に,低成長簸に入って
除けば,蕊工緯立型を主体とする重化学工業中心
衣服工業撰上位5翻響の一角を占める地域摂塔撫
の構成に変化し,高度成長の趨点においてみられ
してきている点が注馨される.詫東麓(錘.§%〉,
た地壊縫のアンバランスは抵成長への移行にとも
南東詑(7.9%〉,織陰(越.5鎚〉,由醗(§.i%〉,
なって,ある程度「平準イ絶してきているとみら
麟国(i2、i%/,詑九州(7.6%〉,南九州(9.5%〉
れ,る.しかし.ある程度ゼ平準イ絵 した構成垂こ移
の7漣籔がそれである.とくに,東麓,九州では
行しつつも,工業の成長姓は各地域ごとに異なる
低成長霧に入って衣賑工業の姥率潜上昇し,上盤
雄移をみせた.
5部霧の一角を霞めるに至って》、る。衣嚴工業は
欝7§年から93年の閥における工業の成長をまず
鐵荷額ベースでの姥率は低セ、ものの,地方麟にお
縫業者ベースでみると,涯馨されるのは全羅レベ
一26一
工業の地方分鍛と葉詫難方における工業の現靉靆
(22§5〉
ルではこの舞§にO.98倍と,工業従業者麟絡蝿的に
窟の変乾から検討する。ここで示す数値は,厳密
減少していることである.こうしたなかにあって,
には立地展擬そのものを示したものではなく,あ
北東詑はi.66倍で最高の紳びを示し,ついで薦九
る期闘におけるシェアの変化は立地変動と当該地
州がi.蕊倍となっており.縁辺地簸と麗策内陸
域での生産活動の結果:を表愛したものであるが,
(i.2の,購東麓(i.3葺における紳び率摂高い。魑
資料的な麟約もあって,ここでは雄荷額ベースと
方,近畿臨海,縫東臨海はそれぞれ§.7§倦,G.総
健業者ベースの驚域劉分霧笛の変化から立地展醗
倍となってお穆,簸も健業者の減少摂著しい.つ
の撮要を捲撮してみたい。
ぎに,鐵荷額ベースでみると,南九州を最高とし
工業の分布変化を患荷額ベースでみると(第i
て,弱東向1睦,南東龍,詑東麓,透畿内睦,で搬
麟,合計〉,注羅されるのはかって4大工業地帯
講的に高い{串びを示した。逆に,全羅レベノレを下
に数えら蕊た窟漫,薮神,詑九州工業地帯の東窟,
騒るのは近畿驕海3.艇倍,騰東臨海3.齢倍,詑海
神奈贈,大皺,兵庫,橿麟における薄全国シェア
道護、暮2難,海霧舞.28倍となっている.このような
の低下と,中京工業地帯・愛知のシェア上昇とい
鯵7§年から93年の閣における工業の絞長性の地蟻
う慶存工業地帯閣の蝦照性である。珍55年,7§年.
差と上達した地蟻幾業種構成との関連をまとめる
第iに,軽工業潜{衣然として重要な地位にある
93年の3時点開の推移をみると,東京の一貫した
シェアの低下,神奈鰐の低成長移行後のシェア藪
下嬢認められる。この聡,大皺,兵露,福岡など
詑海道,南九州における,繭者の抵成長と後者の
の蔑存工業地域もシェアを低下させている。これ
と以下のようになろう。
高成長という薄窯牲である。第2に,重化学工業
らに蝿して愛知はシェアを上昇させ,患荷額ベー
を主体とする太平洋ベルト地帯海部の対照姓で,
スでみた場合に最大の工業漂となった.京漫.薮
近畿臨海,関東臨海,出醗の低成長と東海季詫九
州の;鰺講的な成長という録照性が認められる。第
神を中心とする以上のようなシェアの低下にとも
なって,シェアの増擁を示しているのが麗東内陸
3に太宰洋ベルト箆帯の周辺地域における撫工総
から購東麓にかけての諸祭と透畿内睦(とくに滋
立塑を中心とする重紀学工業化の進展と,それに
養〉である.詑東北,九州(福騰を除く〉諸県も
ともなう櫨蝿的高成長が認められ,とくに牝東詑.
その纒は極めて小さいがシェアを塔燦させている。
醇東麓,縫棄内陸など東嚢本における成長率が執
工業の地域約分奄の全体的変化をみると,とく
に羅資本葦こおける匿存工業地帯の地{立低下と東馨
奏量的垂こ高∼・、。
以上のように.抵成長幾においては残存の工業
本のシェアの拡大が認められる。東費本内部では
地域海部における成長姓の差異と,太平洋ベルト
疑存集積地域でのシェア低下とその外縁地籔にお
地帯の周辺にお》、ても東麓本における権薄的な高
けるシェアの拡大が進行している。さきにみた,
成長という差異が認められる.東北地方紅おいて
透畿臨海と関東臨海&こおける抵成長姓は,こうし
は,とくに低成長甥にはいって,撫工継立型の構
た工業の題域的分帯の変動を反験したものである。
成比蕃上昇し,電機工業が工業構成のうえで25%
以下では,重化学工業を中心にその地域約分窃
繭後を羨めるに至っている。さらに,縫業者ベー
の変動を綾討してみよう警.
3、基謹素材型業種
スでは衣鍛工業摂上位5蔀鱒に入ってきている.
このような工業構成の変化は,この鵜の電機・衣
基縫素樗型業種は,高度成長矯においては撫懸
騒工業の地方分散を反狭したものであ警,瞬業種
的に高い成長種を示し,欝7巷年代以降,{藪成長に
の東北地方への立地展開が櫓薄的に高い成長姓を
転じた。
もたらしてきた。
まず,鉄鋼業をみると北海道,詫東北(岩手〉,
麗葉慈海(東京,神奈鱒),近畿臨海,北九州(福
(2} 工業分:姦ヲの変饗二
縫/におけるシェアぶ著しく抵下する一方で,麗
つぎに,工業の立地展麗の概要を,地域的な分
東海陸(茨城〉,閣東臨海(千葉),虚蕩(翼出,
一27一
福島大学地域懸究 第7巻 纂3弩 i鰯.i
(2256〉
鷺
2難
合議
一夏経書奪
〆
ゑ\
臆
蓋§鰺奪
鰺誌奪
§
ま む ロ ま ギ
7 § i墨壷3欝欝捲2璽2き2各2穿2§綴 33擁護鐙戯雀ぎ蓬ぎ達マ
至 3
2 雀
§ § 欝 豊2縫 至難 熔2馨222蓬2暮2著書§詑 騒 3馨 諺麓麗 褒 鑓
%
2碁
鉄鑓叢
、☆
婚
/
\
§
窪轟芋§鰻重ポ購が鶴2ゼ2薯25ゴ冨2§綴 33蕊37鱒函数鰭婆遵1了
2 4 § 農 緯 豊2 鍾 露 欝 2馨 22 2遵 2§ 2慧 講 麗 3蓬 誘 認 韓 鐙 4蓬 磐
懸
2§
舞鉄金属
︽ハ
懲
㌧拶認、
識
§
ジ蓼 5 7
2 蓬 §
§ 廷 欝 蓮§瞬鯵2、2馨 2ガ2了 2§ 謎 器 3§ 解 3警 戯 磐 重奏 毅
欝 建 睡 董彗 基き 2暮 22 2達 2§ 2書 講 詑 麗 3§ 認 韓 42
焚 総
ざ ぎ さ
き き
錫
着漉・養談
2§
.〉1
鐙
N﹃
§
t、︼
へく
宅
き
2
ポ了 嚢 f璽=捻
ピ し ヂ き で
§ 毒 鰺 茎2
董4 懇 建 2馨 2琶 2墨 2§ 2馨
騰 艀 懲 2重 2薯 25 2望 2§
穿鍛
麗
ほ ヨ ヒ き サ
認 蕊 3享 諺 垂垂 盤 薦 4了
翻 騒 認 鍵 韓 4量 麟 鶴
%
2§
4
\、
緯
篤学
轟
声
重き5塞きぎ捻蔦貿欝2ゼ232ゼ解2§書ゼ諺誌欝ぎ§4董害毒薦4マ
2 畦 § 騒 緯 総 騒 繕 建 騰 2琶 2珪 2§ 2慧 総 32 騒 言§ 認 婦 42 艇 畦§
l L」一L一L一一〕一L」Ll〕し一LJ L」1
龍駕 薄 蘇 鍵東 東 競近畿近畿由毒 騒 ゴヒ 醗坤
海東 東 麟… 臨海 海 陸離臨海陰醗 匿 九 荒縄
遵駕 麓 州 州
註1}蟻域麹分,灘遊艇県番暑,および業種分類1ま第藁蓑に講じ・
資繍通産省r工業続譜表圭i§55年,ア群年33亀
第i霞 工業紛地建紛発奮(製造業合舞,基礎素材塑.製造品輿薄額等〉
一28一
:£業の地方分数と東詫地方における工業の現綾繕
広島〉,詫九州(大分)ではシェアが塔撫してい
(2257〉
し,轡勢湾燦では愛知,三重に分霧が集中してい
る.このような地域的なシェア変動の背景には,
る、大阪湾岸では鞍敬出のシェア溺低下するもの
鉄鋼独占企業による野合運化達敢策解ある。擁え
の大阪でのシェア上昇がみられた.瀬芦内では瞬
ば,穎銭本製鐵の場合,室蘭,釜石,広嬢,堺,
幾,晦譲,香耀,愛媛に分斎解集中している。石
八幡(八幡地庭〉などにおける高頬のスクラップ
濾・石炭の地域的分薦は.詑海道,宮城,茨城.
と,穂薄的に「新鋭まの大型高頬を麹える鳶津,
大分,縛縄に点産して小さな核をもちつつ,基本
名古屋,八繕(戸爆地区),大分への鉄源生産の集
的には太宰洋ベルト地帯の少数縫点に集中的に分
中が計嚢され,実行に移されてきた(霞辮,簿§2
布しているといえよう。
年).このような大企業の立鑑政策が地域的な分
乾学の地域的分辮も基本的には縫の基礎素馨型
籏を直接的に規定している.その結果,中京・愛
業種と瞬様に,関東臨海から東海,そして近畿臨
知を除く,羅存工業地帯や地方鉄鋼基地ではシェ
海から轡醗にかけての太平洋ベルト地帯への集中
アを低下させつつも,東馨本では京漢の周遊察で
を示す。欝55年以鋒でシェアの減少がみられるの
ある千葉,茨城でシェアが拡大し,藪霧本では阪
は,石炭化学の橿緯,電気化学の富綺,そして東
神,詑九州でシェア解低下する一方で霞醗,大分
窟であ滲,これらの都県では以降,一貫したシェ
におけるシェアの拡大燐みられ、,基本的には太平
アの低下ぶみられる.縫方,シェアを上昇させて
洋ベルト地帯への集中繧海が強化された.
いるのは,幾梨を験く縫東内陸,麗東臨海のなか
葬鉄金羅の地域約分姦でまず涯震されるのは,
でも埼玉.千葉である.鰹の地域では多少の変動
詫海道,縫東臨海(東京),近畿臨海(大阪〉,北
はみられたもののその纒は小さかった。結果とし
九残(大分〉における雄55年以降の一貫したシェ
て,化学の地壌的なシェアの変動は東京のシェア
アの低下である。これらに薄して関東臨海のなか
の藪下とその周辺地域におけるシェアの上昇,地
でも埼玉,東海では一貫したシェアの上昇・がみら
方盗難,電力捲海立地地域のシェア抵下とまとめ
れる.また,縫東海陸,出蕩,靉靆は高度成長幾
られよう。
にシェアが拡大し,低成長期においては多少の変
基礎素材型業種の地域約分斎の変動は,まず第
動ぶあるものの,基本的には変化していない。た
iに羅存工業地帯なかでも窟濠,賑神,詑九州に
だ,よ蓼詳綴な変化に注類すると,舞えばアルミ
おける一貫したシェアの低下と,地方における羅
ニウム工業にみられるように,鯵鴇年代後楽以降,
内貸溝立地をとっていた地域でのシェア低下,第
電力費絹の上昇から各地で電解工場の闘鎖・縮小
2に東海,毒蕩におけるシェア上昇,もしくは停
が行われ,この業種では輸入地金の籠廼・簾工解
滞,第3に縫東臨海の疑存工業地帯周辺から閣東
主体となってきている(竃樫,簿8の。繭東麓(福
内陸にかけてのシェア上昇,と整理できる。した
島〉におけるシェアの低下は,こうした動向を反
がって,麗棄内陸,東海では基礎素材型業種のシ
験したものであろう。
ェア上昇麟地域的な工業成長に寄与したと考えら
石濾・養炭の地域的分籍の特徴は,立雛地域が
れるし,大酷なシェア低下を示した蔑存工業地帯
飽の基礎素轡型業種に比較して,葬常に隆られて
を抱える糖葉臨海,近畿臨海,詑九州,さらに霧
いることである。これ,は,主体となる石瀬精製業
海資源を捲掬した立地のみられた詫海道,花束載
が輸入原料依存による臨海捲向を示し,かつコン
ビナート型立地をとることの授1駿である。地域的
では工業成長にマイナスの影響を与えたとみられ
分斎の変化をみると,まず,歓懸,新潟といった
基礎素材型業種の立地変動麟もたらす鰭域的な
る。
霞産原濾の糖海霧,蟹内養炭産地に透接した橿濁
影響はこれ,だけに鹿まらなセ・.地方国華こおける製
が高度成長難にすでに著しいシェアの組下を示し
鉄藤やコンビナートなどの縮捧・醗鎖は.それ麟
た.これ,らに薄して東京湾岸では千葉,神奈麟に
地域経済の構成上重要な地盤にある企業城下町に
おけるシェア炉若干の減少はあるもののなお突凄
おいて,深灘な不混地域問題を弓1き趨こしてきた
一29一
福島大学地籔購究 第7巻 第3砦 欝§6.i
(22s8}
懸
2難
一般機敏
玉§総葬
驚き奪
賦
’多
警
ノ
熟
Aの
鰺
一緯盤奪
隙
玉暮暮 §豊玉−捻蔦董ゼ婚2ジ2暮1252猛禽垂薯ぎ轟轟聾“董蓬ぎ薦蘇
2 畦 各 懲茎2鮭鱒鰺2轟2薯2壕2§2藝講麗誕3§認韓蓬2難臆
蝿
灘
電気機械
熟
△
2§
鯵
轟
懇へ.凶、外)_
旦暮き了馨亘董豊鍛…5i了養す2海§器2》一2§吾鍵蠹毒ピ薯了暮ぎ淫董蓬1薯姦冶
2 魂 § 窓 緯 捻 騒 総 露 2奪 22 2蓬 2§ 2睾 麗 32 騒 書§ 諺 総連慧 麟 蓬暮
難
露
@ /
熱
2嚢
臆
§
転
総
、麟..,△訟△
翌ポ轟 嚢幽i竈幽2ゴ2ガ齢マ麟魏5・ぎ鵬テ望離4濯
2 垂 § 騒緯鐙董4臆鰺2奪222蓬2彗2暮麗麗3珪騰諺鐙謹2薩繕
繕密灘 1堺羅雛1
2§
起鱒
瞬
、.へ酬八.〆
§
1 一揖一『『 『f 『 巨 一 …r『 扁… } 1
豊3皇マ§縫鰺蔓5蔓了i§2量器蕊2マ2碁3茎『認353?認まざ茎奏薦星?
2 蓬 轄 呂 鱒 董2 簸 藩 罵 2難22 2蓬2§2窓講32 麟 3§3客韓垂2 磁 蓬§
注」し」一l L一一L」一L」しl L」L_j L」L_舗
銘銘 蕩 麟 藪 東 詫透畿近畿由繊 懸 龍 購紳
海棄 策 罐 購 海 陸離…麟陰陽 霞 九 巍巍
遵鷺 跳 擁 州
薮〉地壊藪分,舞選簸渠番号,および業種分類隷第i表に扇1》.
資舞〉通産省f王業統訴表墨欝誌年,簿年,§3年。
第2麟 工業砂地竣約分奮(機械尋業種.製造贔墨荷額等〉
一39一
工業の地方分激と東載地方にお轄る工業の現覆繕
(225§}
のである2)。
にかけてシェアの上昇が顕著になる。また.九州
b.簾工経堂型業種
簾工総立型業種は高度成長縣を経て,鍾成長移
においても低成長擬に入ってシェアの上昇を確認
行後においても,欝7§年代前単を除けぱ,ほぼ一
輸送機械は現在,工業構成上,電気機械と壷ん
貫して工業会捧の坤ぴを上獲る成長牲を示した。
で重要な地位にあるが,その内蔀講成は高度成長
撫工組立型業種は欝55年段繕においては,全て
蟻の造船,欝動華1を率心とするものから,低威長
の業種にわたって東京,神奈燐,愛知,大阪,集
螺こは露勤車を主導的な鱗位におくものへと変化
できる。
塵の5都驚察紅著しい集中を示していた(第2轡〉。
した。地域約分霧の変動をみると,鰹の癩工1継立
一般機敏は5都府県合計で雛.§2%,電気機織は
型業種と講様に窟渓,賑神におけるシェア抵下解
合誹72、73%,輸送機械は合書翰3.腿%,精密機縁
著しいが,とくに蟹存工業地帯のなかでも中京・
吾ま合計79.7i%, 金属製贔垂ま合議73.8i%を達…め,
愛知の突離した棒ぴ摂嚢を弓1く。愛知は鯵55年か
京浜,中篇,阪神のシェアは窪溜的であった.こ
ら93年の鶴に鴛.35%から32.解%と懲.72ポイン
のような疑存工業地帯への著しい集中は,シェア
トシェアを上界させている、その麹の地裁では,
の低下を示しつつも霧遊離への舷大をつうじて高
高縷:成長露華こおける縫東海睦と,抵成長期におけ
度成長擬においても基本的には維持され.縁戚長
る靴九州(福岡〉のシェア上昇都認められる.飽
簸に入って串京を除く慶存工業地帯の継続的なシ
方,鯵7§年代以降の造離業の衰退から,出勝,詫
ェア藪下のなかで,東詑,九州といった縁辺地籔
九州{長騎〉におけるシェア抵下潜みられる。
における電気機敏,精密機械を幸心とするシェア
の上野癬舞立つようになる。以下では機械珪業種
臆55年段磯で績密機械はその6割弱麟東奈に集
中していた麟,その後の変動は電気機械と類似す
を中心に地蟻的分姦の変動をみてみよう。
る傾講をもっている。高度成長:簸においては京渓
まず,一般機織についてみると,豪渓,叛神.
中核のシェアが低下するなかでその周辺部の関東
なかでも東京,大阪のシェア抵下溝著しく臆55年
臨海(埼玉〉,麗東内陸(長野〉のシェア上昇,
から93年にか鍾て東京は欝.85%から8.鱗%と蔦.2i
鍾成長期においてはさらに詑東麓にまでシェアの
ポイントのマイナスや大飯はi8、29%から9、駐%
上昇が認められ,るようになった。地方,西田本に1
と8.78ぷイントのマイナスとなっている。鱗方で,
おいては麓九州(大分/において,若干のシェア
上昇かみとめられるものの,全馨的には棄馨本へ
京誤の串核部におけるシェア緩下にともなって,
高度蔽1長擬には麗棄臨海の埼玉,さらに紙成長嬬
の傾斜麟著しい。
に入って聡東内陸諸察のシェア摂上界した。一般
燦工経堂璽業種の麺域約分斎の変動は.つぎの
機械の地域約分斎の変動は,家族,阪神のシェア
ように整理できる.まず第iに,疑存工業地帯の
縁下とその周遊部への分数解主漉であった.
なかでも窟湊,阪神のシェア抵下落著しい。その
電気機械の場合にも,一般機械と講織の変動摂
一方で,中京・愛知を中心とする東海ではシェア
みられる麟,外縁的な拡大1まよ馨広範雛に及んだ.
の変動は少なく,輸送機械では著しい集中解みら
京渡,薮神のシェア変動をみると,簿55年から93
れる。第2に,京渡を中心とするシェアの低下は
みられるものの,その周遊部である縫棄臨海から
麗東内陸にかけてのシェア上昇撚鑛著である.第
年にかけて巣窟は26.騰%から8、6嘆%.神奈聯は
葺.銘%から鴛.騒%と推移し,窟湊ではこの間に
22、8ポイントのマイナスを記録した。阪神は大阪
3に,電気機械,精密機械を中心とする南東詫か
が聡.66%から5.69鵯,兵庫解6、6倉%から逢.24%
ら詫棄詑,さらに電気機械の九州におけるシェア
と推移し,この闘のマイナスは欝、33ポイントで
上昇潜認められる.第4に,しかしなお慶存■1業
あった。絶秀,シェアの上昇は高痩成長期には灘
地帯のシェアは大きく,その外縁部のシェア上昇
東臨海の埼玉から麗東内陸の編木,轟轟にかけて
を考慮すれぱ,棄曝本への繧斜は著しいといえる.
認められ,抵成長移行後には毒東北から詑東麓
した越って,地域的な工業の成長牲との麗連から
一3i一
橿島大学地駿暴究 第?巻 第3簿 i螂.圭
(22弱〉
嘱
2§
衣羅
一膳総年
一欝欝奪
毅
さ ⋮縛縄
]垂
一『
驚蟹箋州
・§雀
需﹂藷
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爆
32
薯書
∼ギ3雛露陰
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24
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き
さ
.残︺菱靴
呂溝甕
、童一義海送
§
嚇﹂離
》い』)㌧き、
酋麟
驚
驚き葎
荘〉難壊区分:雛遊擁渠番葺,および業種分類は第圭褒に瞬鉱
資料・/通産省r工業統譜表∫欝弱年,7青年,鱒年.
策3籔 工業の地綾鈎発奮(衣醸.製造贔墨薄額等〉
みれば,鷲葉臨海の場合には奈湊の著しいシェア
ている.この結集,詑東詫,南東誌,北陸,露蔑,
低下鱒マイナスに寄与しているであろうし,透畿
詫九州,爾九州における低域畏難以降のシェア上
臨海も瞬様の勤果麟考えられ,る。さらに透畿(臨
舞がみられ,衣騒工業の分1幕は,全蟹的な分散領
海・内陸)では縫棄(臨海・長野を線く内陸〉に
海斜鎖著になってきた。この背景には,総年漿か
比較して機械工業の構造的な開題として.成熟部
らの韓土簾舞繭,7§年以降の婦人・子盤騒舞商に
羅・纏小蔀羅への編警が著しく,成長翻羅・先蝶
よる地方への工場展麗麟あった(大塚,婚821率
蔀弱潜弱いという捲摘(辻,懲88年)がなされて
込,欝75〉。アパレル締高は高穣:成長期における
お鞍,成長性の低さはよ鯵複合的な要露によって
疑襲醸の需要塔擁に簿縛するために,いわゆる
いる。縫方,東海は全業種にわたってシェアの維
F定番品まの一貫生産体麟による工場建設を縫方
持,もしくは上舞を示してお鯵,とくに輸送機繊
圏で推進した、このような衣撮工業の地方分散は,
の集中解成長性に寄与している、また,関東内陸
さきに逮べたように従業者ベースにおける地域驚
から棄詫にかけての低域長期における成長性には,
工業構成のうえで重要な地縫を霞めるに至ってお
麗棄内陸では撫工組立型業種全般にわたって,東
参,跳方羅における雇驚麟鐙勃粟は大きかった。
載においてはとくに電気機敏のシェア上昇解成長
6.電機・衣嚴工業の縫方分数
に寄与してきた。九州においても棄穐と属織のプ
電機・衣綴工業の鰭方分散は,鍵業者ベースで
ラス要獲解搾篤したと考えら轟る.
みればよ移鮭絹になる(第窪鋤。まず工業全体
c.衣霰■業
を従業者ベースでみると,全国的な動海はほぼ鐵
抵成長蟻に入ってとくに活発な鰹方分数をみせ
薄額ペースでみた場合と凝議である解,欝簿年代
たもう一つの部轡として衣脹工業がある.瞬業種
以降における縫棄臨海の千葉,埼玉から聡東内陸,
も欝§5年においては.趨鰐的に少数の産地に集中
購東麓,乾東北にかけての分散領海をよ雛難畷に
する簸晦が強かった(第3緩》。この時、転におけ
確認できる。7唇年から93年の幾における詑棄詑,
る埼玉,東京,愛知,大畷,岡鐵の上盤5都尉集
購東北,麗東内陸,関東臨海のシェアは,。それぞ
の分窟シェアは.合計で縫.2§%を霞めていた.
れ茎.7王%から2.暮9%,§.磁%から7.藝%,8.65%
これが鴨年には葬.55%,93年には32.7鴨に懸下
から雑、蟹%,25.欝%から鎗.56%と推移してい
してお彗,とくに埼玉,東窟,大駈,岡繊のシェ
る。このような麗東臨海からその外建部への分数
ア抵下ぶ著しかった。東海は鞍皐のシェア上昇も
繧晦に簸も寄与してきたのぶ電機工業と衣脹工業
あって,93年においても蔦.69%のシェアを有し
であった。
一32一
(22磁〉
■二業の地方分数と東誌鍵…秀遙こお捗る工業の現段1鞍
2昇騰
合謙
一鵬書年
護§簿奪
茎§蕊奪
建
&
ノ(
A 、、
︷︸
嘱
認
了 奪 縫 建 矯 鐸 欝 雛 2藝2§ 2マ 2§ 鍵 認 蕊 欝
き
薯ぎ戴 臆誌毅
§ 琶 総 亜2錘 欝 露 2巷澱 2護2§2書鎗 鐙3蓬雛聡
鐙 畦2 翼 総
ヨ た ヒ
レ壽
2 4
電気機械
縢
瞬
§
生 薯 § 了 §’盤’
2 各 8 婚 墨2
菟
謄
ギ き
さ さ
き
蟹β 吹@雛 認 籠
鰺 鶴 茎了 欝 2奎 2慧 2§
蟹 総 嚢
総 認 蓬ll 銘
2§ 2客 諺 麗 鍛
鍾 露 鰺 鱒 22 2達
銘 墾 麗
薩 鶴
衣霰
薦 一締縄
き
巷罎
姦︼甕辮
§珪
謬毒
き
瀞]き
︾]罎
、
さ
・一瞬雛鐵陰
き
轟U灘
亜2
マ]離
搬]莚
潔∀海
マ至
酎離
婁亙
.地離
、蔓 一盞海道
“マ詫
裳︾発
毒
醒藷
韓
淫〉難媛籔分,都遵窮察番号,および業種分類は第i表紅購じ・
盗繍通産省民業統詩嚢葺鰯年,鷺年,93亀
第4轡 工業砂地綾的発奮(製造業合謙,電機.衣騒後業者数〉
電機工業の疑存工業地域でのシェア抵下は,東
誌の93年におけるシェアは,それぞれiL28鵯,
京.神奈辮,大飯,集塵で著しく,臆55年から§3
護.35%とな移,購東北では各察ともに2鵯以上の
年の懸垂こ巣窟23.9弩ポイント,神奈緯5.72ポイン
シェアを羨めるに至っている。
ト,大阪6.磐ぷイント,兵庫2.欝潔イントのシェ
衣殿工業の場合,地方露への分散繧海はよ警一
ア藪下をみた。これらの都府漿に薄して,関東臨
屡鑛著である.ig55年段霧の上位5鄭府娯(埼玉,
海のなかでも千葉,埼玉から縫東内陸(茨城を除
東窟,愛知,大阪,緯蜜)におけるシェアの変動
く)にかけては55年∼簿年の閥にシェアを上昇さ
をみると,55年には57、2§%と遜半を占めていた
せ,南東詫,詫東北では5S年以鋒継続してシェア
解,§3年には23.磁%とな警,この隙こ紘欝ポイ
を上昇させてきている。その結果,薦東蔵と詑棄
ントのシェア低下を示した。これらの地域に薄し
一33一
(22§2〉
福島大学地械毒華究 第?巻 第3号 i9§6、重
て,とくに東詫,九州の諸桑で著しいシェアの上
あ蓼,詑海道を除く3地域は製造業就業者の塔擁
昇潜認められ,,抵成長以鋒後においてこの傾向は
率も全羅水準を上騒っている。この悶,女子でも
鎮著曇こなる。駕東誌では7§年から93年の聞轟こi.雀8
瞬様の領海溺認められる.この時期は全ての地域
%から8.35%,藷東北では5.簸%から葺.68%,
にお籍て製造業就業者の増撫率が全就業者数の増
嚢二九4麟で嚢柔違.垂8%海国ら7.36%, 薦九夷権で華まi.魂{肇%
撫率を上翻った。総年から驚年の閥の動梅は,男
から蓬.鱒%にそ細ぞれシェアが上昇した。このよ
子では全羅の増蕊率(2§.3%〉をま二緩るのは縫棄
うな衣騒工業の動癖を東韓本を中心にみれば,高
臨海,東海,近畿臨海の3地域であ蓼,製造業就
度成長期には驕存集中地域から縫東内陸にかけて
業者の増趨率蓬生蟹水準(誌.7%〉をま二縁るのは
分散瀞進行したが,抵成長移行後には§§東内陸も
聡東内陸,関東臨海,東海,近畿内陸,出離のS
シェアを儀下させ,南東詫から詑棄北にかけての
地域であ吟,蔑存工業地帯とその轟透地域で高熱
分散麟顕著になってきたとまとめられよう.
塔隷率を示した.
以上のように,工業の地方分激は欝簿年代以降
女子の場合,穂薄的に工業化の遅れていた地域
よ吟一暦活発にな蓼,それ、は縫東海陸から策詑に
ほど製造業就業者数のよ鯵高い塔擁率を示した.
かけて顕著にみられる.その中心業種濾撫工緯立
就業者全体でみれば北九州を線く蔑存工業地帯で
型のなかでも電機工業と軽工業部霧の衣撮工業で
の増擁率が高い麟,逆に製造業就業者数が金轡水
ある。その結果,東北地方においては,後来の地
準を上懸るのはそれ以外の地域であった。詫東麓
元資源利絹型と消費財工業を主体とする工業構成
では全就業者の塔撫率が護.2%であるのに欝し,
から,趨工総立型を主体とする工業構成憂こ転換す
製造業就業者の塔撫率は捻i.2%を記録した。南
ると講時に,根蝿的に高い成長性を示した。簿年
東詫ではそれぞれ8.7%,憩9.3%,騰東内陸では
から93年の驚の北東北における製造業穫業者数の
9.8%,88.8%の増趨率を示し,この闘に農業か
塔簾は,捻2,5鮪人を数え,そのうち電機工業が
ら製造業に就業者撚シフトしたことが示唆されて
58,223人,衣殿工業が遵2,258人の塔離iを示した。
いる.
薦業種でこの賜の増擁数の75.?8鵯を霞めている。
鰺簿年代以降においては三大都市醗(縫東臨海,
南東乾ではこの問の従業者数の増熱は鎗蓉,8綴人
東海,近畿臨海〉と地方麟の就業者動向における
で,電機・衣霰工業縁それぞ烏鷺8,麗5人,鶴,5総
薄蕪性麟鱒瞬になってくる.まず,簿年から鱒年
人,の増簾を示し,溝業種が増撫数の87.憩%を
の問における男子の動向をみると,全就業者の塔
姦めている。東北地方の工業化は,まさにこの2
1撫率が全国(8.3%〉をま二騒るのは,南東詫,麗東.
東海,近畿内陸,九州,瀞縄となってお参,三大
業種によって主導されてきたのである。
都講麟では近畿内陸がi.工%の塔毒欝ことどまった.
3.地方分散と製造業就業者の増撫
製造業就業者数の増撫率は,この問,全屡では
畦.警%と減少に転むている。とくに減少率蕃高か
趨工継立型業種や軽工業都響のなかでも衣膿工
ったのは近畿臨海で護6.7%,次いで関東臨海の
業にみられた一定の地方分散は,往来,工業雇灘
遠、3%,北海道の一8.§%となっている。これらの
の少なかった地域において,域内雇灘を麟鐵して
地域に薄して,詑東麓,商策詑,聡東内陸,海九
主に女子労働力を大量に藪弓1してきた.以下では,
州では驚%台の増擁率を示した。大都毒圏におけ
就業者数の趣域的な動梅を男女琴彗に検討してみよ
る製造業就業者の減少とその周辺地域,さらに縁
透地籔における高い増撫率は,この鷺における糠
う.
まず,地域馨彗に就業者数の増減率をみると(第
工鰻重型を中心とする工業の地方分激を反験した
逢妻〉.欝鎗年から6巷年の露における男子の全覆
ものであると考えられる。女子の場合,男子以上
的な就業者の増撫率は震.6%で,これを上趨るの
にこの傾海は顕著であった。
は龍海道.闘策臨海,東海,近畿臨海の4地域で
女子の就業者数の塔撫率は全羅では2.7%とな
一3護一
工業の地方分数と東麓鑓方にお纏る工業の現段購
(22§3〉
第尋褒 地蟻鍵就業者数硲増減率(縛懇∼鱒隼)
&)男手
毒攣熱讐講
全 麟
麓 燦 遵
駕 棄 蕊
轡 妻
岩 手
2§.諺
警.藝
@晦 形
機 轟
ミ 潟
麗棄講睦
ォ棄臨海
棄 海
磨@ 陵
透綾糞蓮
選畿臨灘
ウ事
魯、諺
ャ蕪率
一4.巷
臆、4
藝.毒
一審、彗
一壷.馨
遷.驚
垂2.達
一呂.4
箆.薯
瘁@醸 率
了.き
巷.き
§、窪 欝.§
至聖.玉 縫、舞
3、淫
鯵.亜
昌.4
了.§
22、暮
書.薯
2、暮
畷.霧
欝.蓬
1!lillll 垂茎.麟 慧2.馨
§、巷
騰.菖
穿.2
懇.塾
尋.§
2嚢、§
Q.2
D2
驕D葺
T.聾
ェ.馨
u2.暮
R.マ
潤D§
カ.善
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Q.2
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T、嘆
T.了
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5.彗
5肇.董
響.馨
醤.至
暮.§
2警.書
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S.舞
秩D毒
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コ慧、§
玉2.韓
麗.§
縫.丁
墨4.善
22.馨
S玉.暮
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早D轟
早D舞
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T.護
24.垂
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騒、5
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騰.警
欝.2
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総.了
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2歪、韓 欝.皇
懸.嚢 欝,琶
く導鮭:鷺>
総∼麗年
全就業者
襲業業
箆∼毅奪
製造業
全就業者
総∼薄葬
製造業
全蔑業者
5§∼鑓年
齠
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ml牽 21蓬
4、頚 達2惑5警.§1 玉総、畦
2了.3i §篇了jl さ2・嚢
至講i 姶き
錯書1 マ獣L舞 玉聾・2
T.了
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重書.4
鶴、轟
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雀.馨
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総.マー騒.達
欝.董
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5.呂
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T.§
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董.轟
茎.3
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董、マ
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董了、互
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T.馨
ヒ.§
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製 蟹
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瞬1 }穏器、餐 隠.馨
荒粥
ヒ〉女子
全 騒
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簿∼総奪
製造業
金離糞意
藤 率
醗率
総∼袴奪
欝∼欝年
製造業 金隷業巻
製造業
全雑業毒
堰 蕊 率
増趣率
麓 堪籐
暮§蓬 2§s
欝了
24騒
騰∼騰葎
製造業
全麓業毒
擁率
2了
一2.垂
攣 撫 率
欝、5
4、§
纏.軽
総、き
騰.㌘
5、童
4舞.5
玉畦.5
麓海 遵
2マ.2
直2.彗 臆、暑
麗.書
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童謹、薯
5馨.舞= 遜.2
d軽 昏、肇騒・財 2ほ書5.§1 3.馨
i鍵.窯
嘱.暮
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桙S.窪
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一3.5
2畦.窪
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董.§
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島
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瞬棄霧鐘
聡葉臨海
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C弩
騰.§ 轟.?
総.彗 警.尋
総.警
略.亨
認.菖
一菖.夏
言.薯
雛ヴ甕
騰.聾
麟.芋
iマ§、奪1 4垂ほ
5§.2
玉5.窪
一難.§
騒.暮
蔦、?
3董、蓋
蹴・鰻 22譲
4§.§
菖.書
噛,至
茎§.昏
重重.書
難.響
脇.警1 奪.婆
窒R.童1 22,7 垂垂郷.鱗 艶書
4董.垂
一書.轟
遍.2
§.5
彗.2
S7.き
D暮
鼾J.暮
炎].§
i.書
R5.尋
掾D諺
Sマ,馨
1舗、毒
懸.馨
22.§
ク、奪
4.丁
至2.了
T書.5
Z.窓
J.亨
、.§
噤D重
i.艶
O、簸
ハ.毒
i.鐸
馨.毒
菖.垂
窪.騒
露,轄
器.薯
2.薯
騰.悪
一2藝,馨
2肇.5
5.§
魯、3
聾.5
ァ畿魯陸
^簸臨海
Q毒.4
臨 陰
昌.暮
X 懇
L 蟹
I.韓
競 九 鰻
毒 鬼 頻
趣 縄
盤.麟 8.了
ョ.si 露.5 華
凵D4
ケ.蓉
塾4、毒
鱒・尋i 2・垂
撃兼蛛@鵯
23.彗 膿.き
ル.慧
1 了2.§
2.巷
隠.5 −2.董
騰4.窪
懸.§
鴨
一 1 響
−
霧、4
モ、窓
註〉地域区分は第i表}こ講じ。
資料/総運癖統謎馬事羅秘3§年および雛搬25年騰勢調糞 産業勝就業煮の姥鮫」灘灘年。
総瑳癬縫誹羅,総霧痒統謙遇睡彗勢調査鞍唐ま(各年蔽瓦
っている麟,三大都毒灘と詫海道,沸縄溺全露水
を記録した。この闘の就業者数の勧請は,三大都
準を上露る増撫率を示した。近畿内陸,蔵九辮も
毒醗を中心として製造業から第三次産業へのシフ
増糠を記録した蕃,魑の地域は減少となった。こ
ト,地方圏における第一次産業,とくに農業から
れとは逆に製造業就業者は,全覆で老.嘆%と減少
製造業へのシフトを示唆している。
を示して慶祥工業地帯を中心に減少に転じるが,
欝齢年から鱒年の闘の就業者数の動きは,就業
誌東詫,薦棄誌,晦陰,購九州では2§%以上の増
者全体では男子ぶ全蟹で7.5%の増糠を示し,こ
趨率を示した。とくに,誌東麓は灘.3%の増撫率
れ,を上織るのは関東内陸,聡棄臨海,東海,逝畿
一35一
(2量磁〉
福島大学地織醗究 纂7巻第3号i螂.董
内陸,沖縄の5地域であった。逆に詑海道,乾葉
フトの遜程が進行申である3}.
詑,山陰,瞬羅,爾九州などでは減少に転じた。
以ま1のよう豪こ,電機工業と衣羅綾工業を中’む、とし
製造業就業者は乾海道,近畿臨海で減少を示した
た工業の地方分散は,とくに東麓地方における工
瀞,魑の地域では塔撫している.とくに詫東麓,
業の量的な拡大による成長と製造業就業者の増撫
購棄靴.関東内陸で蹄%台の贈糠率を記録した.
をもたらし,工業構成の一定の菱平準イ絵を進展
女子はこの闘,全国で婚、3%の増撫率を示し,
させてきた。
山陰で減少したほかは,全ての蜷載で就業者数の
埣紡翼をみた.とくに,隣東臨海では3玉.3%の麦善薄舞
率を示し,三大灘南麟と瀞縄で塔撫率が高い。こ
3.東詫地方における工業の現段階
一機械工業を中心に一
の闘の東北における増簾率は椿蝿的に低いが,富
壕のみ全羅水準を上簗る塔撫率を示した。製造業
東詫地方における重化学工業化は,これまでみ
就業者は縫東臨海以載と九州で全顛(欝.§%〉を
てきたように,とくに低成長期に入ってから急速
上醗る塔撫率を尽し,東麓では鎗%を超える塔撫
に進展した。高度成長幾においては食品,木材工
率を示している、
業といった軽工業購工業構成上主体をなし,重化
この閥の就業者数の動穂は,男子については大
学工業部霧では羅内資源立地型の化学.鉄鋼業な
都毒蟹で塔撫傾鶴を示したが,地方麗.なかでも
どの基礎素耕墾の比率が高かった。低域長類に入
縁透地織では減少した。縫方,製造業就業者数は
ると,工業の鰹方分散のもとで,鐵荷額ベースで
地方騰,とくに東霧本で穂薄的に高い攣撫率を示
電気機械,一般機械工業が上位を露める垂こ至箏,
した。女子は就業者数全鉢では山陰を除いて増擁
藤工継立型業種幸心の工業構成に転換する。その
し,大都毒欝で構射的に増撫率麟高かったのに越
給桑,全国水準を上懸る工1業の成長庵室を示した、
して,製造業就業者はむしろ地方麟において櫓講
東龍地方における工業の成長は,なによ雛もまず,
的に高い塔擁率を示した.
活発な工場の立地濃霧織こよ鯵もたらさおた.
以上のように女子の場合には,旛鰐的に就業者
東麓6県における工場立地動溝をみると(第5
数の増趨率が低い時擬においても,地方蟹とくに
騒〉,ig霞)年代携期に一つのピークが認められる、
醒東内陸から菜詑にかけては一貫して製造業就業
東詑地方の立地件数は,73年に792件を数え羅年
者数が高い塔撫率を示してお吟,欝6§年代以鋒,
には薄金羅シェアも賀.6%を記録するが,その後,
農業から製造業へのシフトが急速に進展したこと
琵%∼縛%の水準で推移している。全蟹的な立地
がうかがわれる。縫方,東窟,大飯を中心とする
件数のピークは69年の5,853件であ撃,73年に
大都毒醗では,驚年代以降,製造業就業者の塔趨
5,銘8韓を記録した後に,77年のi,278簿まで減少
率は相薄的に鱈下し,製造業から第三次産業への
する.その後,若干の変動はみられるものの89年
就業者のシフトが進展している。これらの点を工
に珪,縫3緯を記録し,抵成長移行後のピークを邊
業の地方分数との関連からみれば,工業の地方分
える。
散が総年代以降,地方麟におけるとくに女子の製
東麓ま趨方における二鷺場立地で,とくに技術先端
造業毅:業者の塔簾に寄与してきたことは瞬らかで
型業種が搾1:鰐的に増1撫するのは,欝8§年代以鋒の
ある.講時季こ,こうした地方露での製造業就業者
ことである。東麓地方への総立鏡群類に嬉する機
の塔糠は,東麓などの縫方灘紅おいて農業から製
械工業(4業種合議/のシェアは,欝75年に賛.6
造業への就業者のシフトが急速に進展する遍程で
%に落ち込むが,簿年代はほぼ器%台で推移し,
あったと擢握すること越できる.さら善こ,全羅的
経年にピークを違えた後,鶴%蒲後の水準を維持
にみれ、ぱ東麓,九辮で絃,聡段購においても全就
している。妓籍先蟻璽のシエアも.ほ緩機械工業
業者の穂薄的に簸㌢・紳び率のなかで製造業騨依然
の動きに連動した推移を示してお吟,79年から鱒
として高》、坤びを示しておむ,こうした就業者シ
年までの累積立縫件数はi,貿6件で越全国シェア
一36一
(2265〉
工業の趣方分数と東麓蟻方にお経る工業の堤段繕
(%〉
立地件数
暮 轟導
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,毒
’
、一Lセ
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▽繋金麟シェア〔全業種〉
ム機織工業シェア(藁龍〉
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嘱
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熱論☆灘 lll
i,毒総
鬱
ま
醜驚巷齢鴇麗72了37蓬蔦了§胃了奪了§醗醗暮2総縫離暮§毅総欝臆§董
(年〉
荘欝董,旗欝翻鎌止の工場購簸取得鮮数。
淫2〉礎誌地方芽=青森,執灘,震手,磁形,宮簸,轟轟。
荘3)r綾織兜蝦璽茎劇製薬贔,通盤機敏器具・講幾連機械器具,電子欝算機・鰯糧羅装鐙,電子慈灘装置・
電子謙灘器,電子機難爆・通繕機羅薦認贔,襲療機械羅異・医療驚晶,光学機械難箕・レンズ。
資料》策詑通義謹業轟監修F東蔵通産続謙年鞭3至鱒玉年.麗年。
第荘園 東麓地方紅おける工業立地群数の推移
は29.7%であ鯵,瞬棄(美,鱒2稗,35.4%〉に次ぐ
業者数で34.2%,鑓薄額で姐.9鵯を集外資本蕃占
シェアを占めている.業種購威では電子・通鱈機
めている。とくに賑外資本の構成髭の高炉最上地
羅部品ぶ5璽件で蕗.9%を占め,これに遇鱈機器
域の場合,露萄:額の6{}、3製 麟銀外資本垂こよるもの
(鍵5件〉,電子誕算機・電子応罵装置(i58件〉を
である嚇。
擁えると,3業種で86.2%を占める.このような
以、tのような.工業の地方分散のなかで,菓詫
技穂先端整業種を含む機械工業の多くは,域外資
地方の工業の成長に最も寄与してきたの解電機工
本の進綴によるところ嚇大きかった。
業である。電機工業の内部権威をみると,通鑑機
東詫地方における工場立地江つセ・てその資本の
雛・電子機器環部贔,音響機器などの箆率が高く
内訳をみると,域外資本毒婁ほぼ単数を羨めている.
なっている.欝93年における部品類の生産額では,
鰺93年では立地件数i77のうち域外資本が器什で
モス璽至C(2,22嘆憶霧〉,ヨンデンサ(茎,鰺2憶
鐙.7%を占あてお警,そのうち56件(63.6%〉解
鰐〉,変成器(88?鐘韓〉,スイッチ(767癒霧〉,
首都圏となっている.電気機敏では大鄭策縷に本
縫をおく大手メーカーの分工場.隻産子会祇撰多
磁気ヘッド緯2癒鋤,抵銃器(48§億鋤.バイ
ぷ一ラ型至C(43i億R〉などの銘率が高く,そ
く.立地単位が趨繋的に大きいため,事業辮ベー
れらの繋金覆シェアもスイッチの灘.警%をはじめ,
スでは構成箆のうえで低率であるものの,鐵荷額
変域雛33.奢%,磁気ヘッド3§.7%,コンデンサ29.2
ベースでの箆率は高セ・,データは銀られるが,飼
%,バイぷ一ラ型亙C25、6%などとなっておむ,
えば塗形県の87年における従業者嘆人以上の事業
特定部贔の供給基鰭的な性格撰強籍。また,完成
藩を対象とした数纏では,事業翫数で鎗.玉%,鍵
贔の生産額をみると,カーステレオ(茎ア238{意饗〉,
一37一
橿島大学地械懸究 第7巻 第3弩 圭鰯.蓋
(22総〉
の 王業縫業者i人あた穆の賃金氷華
(全蟹皿董舗)
b〉{孝貞葦葺簸毳毳登三座{盤(金蘭=難翼}〉
亜紺
一謎東詑
1講
髄
u棄靴 醗
灘東磯難1撮
一瞬粟醜海
睡婁
玉遇荘
蹴
蝿
臆
隊
膳
鷲
︵
轄
関霊露喚篇幅π麗麗醐葭鮭鱒麟溢艦欝齢蹄醤 (奪)
卑
潅i}地蛾選分は第i褒に厩む。
淫2}欝金水離季ま. 従業巻i人あた移の現金緯与総額の雌塗躍蚤数.疑業者4λ鉱.匙の事業税韓集。
鍵業蓄玉凡あた善の琶・鍛簸i難額の講金鑼指数.健業煮4人以との事業辮蝿象.
豊3}種麹緬簸竺産婬iは,
鍵叢書4∼9人の事業承につ馳ては総懸篠懸蕪額。
資料〉藷産書下工業統辞叢∫〔昏年蔽》。
第毒籔 賃金水準・盤撫髄魑生産性6〉地建鋒格差
デジタルオーディオディスクプレーヤ(8難億鍔〉,
する要露を内在させていた。事実,6§年代から蹄
田野粥機器(妬§億霧〉壷カー罵スピーカシステ
年代にか裁て縮小した首都圏と東北地方との地織
ム(i76億霧〉などの音響機器の銘率撰高く,そ
閥格差隷,総年代に入ってむしろ絋大してきてい
の薄金羅シェアもカー罵スピーカシステムの禦.謹
る。この驚には,産業構造の転換にともなう工業
%をはじめ,デジタルオーディオディスクプレー
露都における構造転換も鑛著になってきていた.
ヤ盤.8%,カーステレオ鎗.i%などとなっている。
高度成長期における工業の成長を牽弓iしてきた重
こ為らの部品・製品は,逐年,海外生産料急速に
髭学工業蔀霧のなかでも,基礎素材型の多くが抵
進展してお馨,東載6票総体でみた電機工業は
成長に転じ,マイク貸エレクトβニクス化を軸と
ヂ空清化窪の影響を葬鴬に受けやすい性格を構造
する先端妓徳1産業を抱えた撫工鰹立型業種が高成
的に麹えているといえよう5}。
長を持続した.さらに,後者は活発な醗究雛発を
鰺総年代以降には,東麓地方においても技衛先
青い醗発,設計,試俸といった,生産部稗紅おけ
蟻型業種の活発な立雛展開潜みられるようになる
るよ蓼高欺の機籠を養鄭圏に集中させてきている。
ぶ,工業の賃金水準や付焼懸薙生産性の首灘圏と
工業の地方分数に薄癒するかたちで,工業都響内
の格差は.馨驚年代以降,縮小していない(第6
部垂こおける首都圏の経済的な肥大化が,よ馨高次
羅).賃金水準をみると,聡東内陸は一貫して格
機能の拡充と酔う質的な綴藩の強化を通じて,進
差を縮小させてきている麟,欝東麓畢襲灘萎横ばい
展していたのである。
で旛差は維持されたままである。詑棄詫では鋳年
このような現実に直癒して,往来の地籔跨落差
畿以降,むしろ灘東臨海との格差を拡大させてい
をめぐる議i論の寧で莇提とされてきた,工業化一
る.付撫簸値生産性もほぼ瞬様の推移を示してお
経済成長一地域鷺格差の縮小という譲遜蟹式,あ
鯵,総年代後半以降には麗東臨海と東麓の格差は
るいは産業講威の軍準化皿工業講威の平準化心地
広がる傾向にある。工業の地方分激は,新たな形
壕閣賂差の縮小という論理緩式では現状の地域縫
での地域闘穏差の調題を内在させていたのである。
賂差の開題を議競できない,という捲摘もなされ
てきている醗.工業の地方分散と首都圏の経済的
な肥大化という譜面を講時に擢撮し,かつその闘
4.分燐フレームーむすびにかえて
の賂差形成要霞を説隣する新たなフレーム撰求め
ig欝年代後半以降垂こおける工業の地方分散は,
られている。
その受け欝としての東麓地方における工業化を進
この論点を工業匙選学の課題に難き{藤ナるなら
展させ,藤得水準の上舞に寄与してきた.しかし,
ば,往来のフレームでは掘握できない,分散毒こよ
瞬時にこのプロセスは.新たな地域問椿差を形成
る地方圏の工業化プ資セスとその特質を窮らかに
一38一
工業め地方分散と東競地方における工業の現段歩讐
(22§7〉
することが課題となろう.そのことが,新たな地
るのではないかと考えら為る豊
域聡賂差の一端を瞬らかにすることにもつな潜る
まず,以上のような課題にアプ資一チするため
のではないか,と考えられる.
の分析フレームの大枠を示しておく (第7麟/。
工業の地方分散華投げかけた論点はそれだけで
分観鍛念
はなかった。地方醗への工場進趨は,これまで籟
婦的に工業銘の遅れていた地域で大量の労灘力需
要を麟思し,農家の兼業イとを促進しつつ,就業簿
造を大きく変化させてきた.この工業化の遍程は.
工業資本からみれば,従来のように地方圏の労縁
力を駿存工業地帯に瞬き付けるのではなく,それ
を地方麗にとどめたまま,嚢らの蓄積構造のなか
に直接的に羅み込む過程であった。地先雇罵機会
瀞少なく,末羅流鐡に慰む地域からみれば,工場
誘致政策として霞らが選びとった遂でもある.工
業の地方分散は,一方では資本の労働力確保のた
ir企業rl膿轟驚
絶引塾離
日」讐一
l l
一 .一
筆7霞 募極フレーム
めの立地行動であると瞬時に,織方では地禿の雇
矯機会を確保しようとする地域の鰯の選嬢を背景
としていた。
工業の地方分散の特質と工業化の地域的な実態を
瞬らかにするために,まず企業内地蟻翼分業を軸
ところ撰,工場誘致による罫外来型欝発輩は,
として麟躄地簸と全国的な分業体系とを連聡させ
本縫漸在地への利溝漉鐵や突然の工場撤邊による
る視点撚与えられ,地域的生産体系によって企業
局地的な失業翼題の発生など,地域散策としては
の論理と地織の識理と解結合さ轟地域の独露盤を
多くの眼暴を抱えていることぶ捲摘されている。
分析する第iの契機撚与えられる。さらに,就業
しかし,地域経済の発展を工場誘致による罫外来
構造をつうじて地域の独霞姓を分耕する第2の契
璽凄に敏存するのか,あるいは「内発型3による
機と,ここに掘握される全体講造を動態的に縫え
のかは,地域にとっては必ずしも二者択一的な選
毅ではない7)。ゼ外業型茎によって労鯵議場麟拡
る擾点羨補強される.以下では,それぞれの局面
を擁轡下げてみる。
大してきているとすれば,それは住践にとって雇
ここでは第iに,欝欝年代後半以降にお謬る工
屠の場としての意義をもっている.さらに,地元
業の地方分数を企業内地域濁分業の形成・発展と
企業との連穫欝鐘形威され,技術ぶ移転されるなら
縫え,この撹角から地方工業の特質に饗穆込んで
ば,ζ外来型iによる工業化も地域に定養してい
いく鋤。まず,製造業企業撰羅存の生産体麟を蕪
く薄髭姓をもっているのではないかと考えら翻る、
提として,経済的な諸条稗の変化終講癒して塞闘
こうした地域経済に纏わる議論のなかで,工業
的行動を選探していく灘謡を考えてみよう.経済
地理学の課題として考慮されなければならないの
的な諸条稗は,大きく局鰹的な要石と葬局地的な
は,地方分数による餐々の絶域における工業化の
要雛に分けて縫えること解できる。鋳者には労働
実態をどのような分観視角から掘握するのかとい
力不建や地無高騰,あるいは公害難題など潜あむ.
う点である。地方への分数立地という資本の立地
後者には製贔・工程などの技術革新,新たな競争
鞍酪と灘連させて,翻懸鍵域における工業化の実
金業の参入など拳ある。また,講者に纏わるもの
態を地織綴の婦徳も鶴野に納めな摂ら解窮してい
として市場の拡大・縮小が考えられ,る。金業はこ
くことが工業地理学における重要な課題である。
れらへの繋癒の一つとして塞閥的行動を選択する。
綴劉地裁における工業化の実意を的確に掘握する
消極的な財応としては蓄積条稗の悪化によって工
ことで,政策的な議論にも新たな譲点を提供でき
場の馨鎖や縮小が選採され、る場合もあ誓うるし,
一39一
(22舘〉
篠鶏大学地綾羅究 第7巻 第3畢 i{轡6、i
逆に斎場の強大に薄して工場の塔設によって蝿癒
する場合もある。また,局地的な饗爽を羅避する
ために工場の全面移転や部分移転を選択すること
もあろう。さらに.工場の立地変動をともなわな
い内部変更による蝿応もある。この場合,生産贔
生藍騨壷
金 毒(i騙)
霞を全面的に変更した参,工程革新によって労働
甥鎖・纏小・移転(翻・金離)
露都変更・壕設(拡大〉
業 1
力要霞を國遷した滲することが考えられる。金業
によるこのような空驚的行動は,経済的な諸条件
一」,空擬蠍薦
ご干轟.翻分数〉
の変化に蝿応ずるために.饒存の生産体灘,匿存
麗欝轟,
の地駿檎造を考慮しつつ,多様な緩み合わせのな
かから選訳される。した摂って,業種によって,
また業種斜濁じであってもその競争的な地位と幾
存の生産捧鱗ぶ異なれば,選殺する塞聞的行動も
異なると考えられる。
高度成長後期において,露要塔大に封癒する労
ぜ〉目
働力確保,生産拡大(矯地確保/を実現し,かつ
競争的な地縫を雑持すること蕃,慶存の生産体麟
のもとでは露難であるという験浅のもとで,製造
業企業は新たな生産棒麟を講棄するための空間的
「
一一 簸 域
行動を迫られた。ここに与えられ、た立地条件に基
講 造
築盆麟 エ業の地方発散と企業内地域麗秀美
づいて.金業は襲存の地域構造との麗連から立地
戦略を展聡し,地域的な差異・格差を稀濡しつつ,
らの継織を機能ごとに分譲して,それぞれの機能
蔑存の地域構造を新たなそれへと再癒してきた.
に応じた労働力を翫澄する.また,企業はその成
工業の地方分数はこのプ冒セスの一局面であ蓼,
長にしたぶって,緯織全体を管遷する経営経織と
高速交通網や通鑑網の整備にも支えられて,全羅
生産綴織とを分離し,さらにそれぞれの諸機能を
的な広漠鯵をみせた.その典型的な業種撚,内部
繕繕的に分化させて,複数事業勝網を採濡するよ
に労鰯集約的な工程を鐘較的多く掩える電気機械
うになる。非常に単純化すれぱ複数事業新講をと
工業,衣撮工業であった。こ為らの業種は,企業
る製造業企業は,生産紛織を醗究醐発(以下,艮
本体だけではなく,その系翼やグループ企業と連
猷〉/,試作,量産に分割して,それぞれの機能
擁し,さらにそれらの傘下に下請企業を纒成しつ
を事業漸ごとに分離すると瞬時に,分離した各事
つ地方に分数立地した.そこで選訳された生産体
業癬を経営麺織によって統合する.それぞれの生
麟とその地填的な駿麗を表現するもの潜企業海麹
産機能の傘下には,麗連企業や下請企業群麟製品
籔闘分業である、この綴癒では,マク厭な経済勤
勝あるいは工程購に編成され,大企業の生産体麟
陶と権購鞍盆:業の空鵜的行動の露果連縫麟掘握され
を補完する.しかし.愛糞の形態としては,建蕊
ると講詩華こ,新たな地域闘擦差を形成する一つの
Pのなかでも基礎砺究額縁などは独立した立地を
饗遜とみられる企業のギ驚廣的立地ま拠分梼の繋
とる領海摂あるのに魅し,製品設欝や工程革新を
象となる。以圭をシェーマティックに描けば第8
握当する部闘は量産工場善こ燐1設される場合がある.
鰹のようになるだろう.
また.量産工場の場合でも,それ,解本縫工場(分
つぎに.金業内地域閥分業と鰹罰地域の関連に
工場〉であるのか,あるいは生産子会鮭であるの
ついて検討してみよう.企業はそれぞれの業種.
かによって,その企業内における位置は異なるだ
規模,形態の違いなどによって多様姓をもち,甕
ろう。さらに,擦饗する製贔や工程によって,下
一磁一
工業の地方分散と棄載地方にお継る工業の現段踏
〔22§9〉
経灘海霧有・占有翼孫(経営綴織・鑑産綴織〉一
蝶驚韮
企業晦贈霧
︷
編
工程 最終経立
懸
製品 糠値高
縷 綾
羅 翻一………一
奉歓工場
? !
分工場・
(分工場)
生産子会縫
生産子会絶
企業内解義麗分業
㎜” P
地
域
構
s、c
s.c
s.£
欝 1
裟連碁
子会抵
分工場
儲
s.c 、
s.c
s.c
s.c
匿至]i
造
地域麟生産捧系
地域的生産体系
地域的生産体系
s、c霊下請金業
難業本縫畿 獲翻竺醗究雛発機縫
難壌経済
難域的生産体系
㌻豆ri△購
!』地域労繰竃場
i
労働力の僕給基盤
第窪霰 企業内地球懸分業と地域的生産体系
講零1漏をはじめとする婁該難籔との経済的連弱に
験試するなかから,地方工業の蜷域的な特質,差
差異が生じることになる.雛方への分徽立地によ
異を汲み上げること摂必要になる.地域的生産体
って縫雛地域に醍置され,た事業漸が企業全体の経
系は,上遠の企業内地駿驚分業に包摂される機念
営組織と生産縫織それぞれの酷雇のいかなる盤置
である解,ここでは分工場や生産子会縫等を中心
にあるかによって,地袋的な工業化の特質も異な
に1編成され、る撫鰐的季こ独警の機能をもつ地壌的な
ってくる。
生産の単粒と定義する勤。企業内麹域闘分業のも
そこで第2に,企業内地域問分業と経連させて,
とでの懸雅趣域への事業所醗置摂,当該地域の工
地蕨的生産鉢系という概念によって地域内踏潜を
業の特質に第一義的な影響を与えるとはいえ,工
一筋一
(22簿}
橿鳥大学蟻塚観究 第7巻 第3号 i鰯、i
業化の地域的なプロセスは企業による一方的な編
の変化という点に端的紅蓑堤される。このプロセ
成の論理によってのみ進行したわけではない、歴
スで兼業農家の多麓業構造が再編され,新たな多
史的・社会的背景を異にする地域ごとに,その籏i
就業講造溺現れる。さらに,労働力の再生産過程
存産業のあり方や労働力構成は多様であ鯵,した
を考癒することによって,地域経済の内編篠環に
がって進出企業による籏存企業の編成,労働力の
まで視角を拡大することが縛能である。すなわち,
包摂も地銭的に多様な遍程を経て実覆されるから
新たな多就業構造のもとでの懸人溝費の拡大は,
である.企業蕃地蟻的な生産体系を講棄していく
商業やサービス産業などの域内竃場を拡大させ,
プロセスとしては,襲存の工業集積地域において
それ鱒また繧環的に地域の雇驚機会を塔撫させる.
すでに魑企業の下請として纒成されている金業を
このようにみるならば,工業の地方分数によって,
露らの生産力として包摂する協会,あるいは農赫
地域撚どのように変容してきたのかという譲、嶽は,
地域において地域業歴史的に藷積されてきた資本
企業(工場〉進患という地域の外からのインパク
を農村企業家として麟鐵し,それを包摂する場合
トと地域内の蝿慈の蝿錘として農家の多就業撰進
などがすでに捲摘されている。すなわち,地域的
のあ撃方になによ惨もまずその焦点がある.と考
な多様姓はそれぞれの麹域の麗i史的形成過程の差
えられる。さらに,この点は,地域の綴から企業
異を反駁している。したがって,企業の地域的に
内地域驚分業へのインパクトを与える始点として
多様な展罷がみられると瞬時に,それへの地域綴
の掘握も可能である。具鉢的な事鰐を想定すれぱ,
の録旛のあ滲方によって,鰹溺地域内においても
農業駈得と雇稽辮得を合体させて家計を維持し,
独自の曙懸的な生産緯織が形成される。このよう
労鶴寿再生産を可能とするような兼業農家の労働
なプPセスによって形成される餐幾地域内の生産
体系を姥域的生産体系と噂ぶ。企業内鍵壕聞分業
力を基盤として成立するような地球的生産体系の
と地域的生産体系との経連を籔示すれば第9麟の
あり方に大きな影響を与え,そのことが新たな農
ようになるだろう.
家労働力の鰐応を引き起こして,企業の労働力編
場合に,農業の生産基盤の変{とは労働力再生産の
地域的生産体系の形成をめぐる地先企業屡の財
]
応赫,工業化への地域綴の薄慈の一つの灘藤であ
るとすれば,そこに編成される労働力の対応をも
う一つの地域織の難癖として摺握すること炉でき
Ψ
地域経済
る。そこで第3に,農家の就業構造の変亀を軸に
地域の工業化への館慈を議み解いていく。地域的
生産体系の曙綴的な労働力需要に薄して,綴懸地
域の労鰻力構成(これ膚体も隣屠的〉を前提に,
闘機会←一難鷺企業の緩載
臨画陣…
労饒力僕給がなされる場をここでは地域労働市場
と呼んでおく.まず,纒甥蜷域への企業(工場)
労働僕給 1 麗人消費の拡大
進灘によって地域的生産棒系が構築され,羅馬機
}
会が塔撫する。その結果,労資鷺係一労働力編成
l(変紀〉
1 厳
就業雛遊一l
壷
をつうじて麹域労騰霧場が再編成される。本棄的
には製造業雇罵は嬉域労饒竃場の一要素に過ぎな
い。しかし,地域労働市場ぶ十分に発展していな
第鎗鶴 工場進鐵と多就業講造
かった農韓地域にあっては,工業麹による製造業
雇罵がその再編成の軸とな警,農家労働力を包摂
成垂こ影響を及ぼす,ということもあ穆うるわけで
していく。したがって,工業化への嬉域的な薄徳
ある.コメの輸入露虫牝が進展しようとして》、る
のもう一つの灘藪である農家の薄応は,就業樗造
なかで,この点を押さえておくこと解今後の地域
一婆2一
工業の地方分散と棄詑地方にお轄る工業の現綾蟹
(227i)
経済の動向を見通すうえでも重要であろう。以上
ト上昇しているが,65年以鋒,構成箆は抵下し
を地域経済というフレームのなかに位置づけれ,ば
ている。
⑫女子はこの閥,購東麓では第一次産業が73.5
第欝纒のように表堤できるだろう.
最後に,以上に示した分析フレームから瞬らか
にされることの政策的な含意について言及してお
%→憩.7製}と32、8ポイント{薮下したの妾こi帰し,
製造業は§、2%→懲.2%と鴛、むポイント、と無した、
麗棄臨海では第一次産業ぶ駁.9%吟欝.遵%と綴.5
く.まず.企業(工場〉進鐵によって雇罵機会が
ポイント抵下し,製造業は亙5.2%→28.i%と董2、9
拡大し,地域経済の壌内徳環燐鉱大してきている
ポイント上算した.
とすれば,ヂ外来型醗発1は地域にとってマイナ
⑤懲7§年∼鱒年の聡に晦東麓の男子は,第一次
スであると単純1こは評懸できないのではないか。
産業が誤}.{}鵯→i2.2鴨善こi7.8ポイント紙下し,
製造業は鷲.i%←}2i.2鵯と4.iぷイント上昇した、
罫外来型雛発達による工業化であっても,敢然と
してその工業は嬉域住民からみれば,雇粥の場と
関東臨海で垂ま第一一次産業轟ま≡}.2%→2.む%と3.2ポ
しての意義をもっている.地域の活難化・醗発の
イント鱈下するが,縫産業への労働力綜源とい
う意義はすでに抵下していた。製造業はこの鶏
問題を考えていく場合においても,外来璽の工業
に8.§ポイント抵下し,第三次産業のなかでもサ
はその雇罵等で銘重が高くとも考慮外とされ解ち
ービス業の講成姥の止男・解頚著1こなる。サーど
である。しかし,たとえ外業型であっても,それ
ス業はこの織に§.iぷイント、と罪している。
だけの理趣から除外するのではなく,それによる
@女子はこの闘.南東誌では第一次産業ぶ韓.7
工業の地方展雛とそのもとでの地域的な労灘力編
%→i3、5鵯と27.2ポイント抵下し,製造業隷i8.2
成とを実態に即して評無し,地域の港性化・瞬発
のため1こはどのような問題点麟あるのか,あるい
鴨川曙7.5%と§.3ポイント上昇した.罷東臨海で
轟ま第一次産業7腿i蓼.蓬%→2、(3%と7.8オξイント抵
下し,製造業も講賊難を抵下させている.製造
はどうずれば活性化・窮発に資するのかを瞬らか
業董まこの鐸響華こ8.§オεイント低下した。 これ量こ蛸1し
にしていくことが重要になってきている。政策的
て男性と霧様サービス業摂この問欝.亙ポイント
な議論もそこから新たな展望潜瞬けてくるのでは
購戚銘を上舞させている点が溢嚢される.
ないかと考えられる。
以上のように,製造業就業者に濫籍すれば,
南東詑ではとくに女子の場合に第一次産業から
製遷業へのシフトが認められ,抵成長期に入っ
注
i)以下の懸辮業種の記述については,本文串に
示した文献以外に北村・矢獲続著(緯77),およ
び矢醗(露86〉を参考にした。
2〉この点につ》・て絃.舞えば釜蕎毒を薄象に鉄
てもこの動きは継続している.麓東詑では,こ
うした動麟は抵成長類に入って一屡顕著になる。
鰹方,縫東臨海では男子め場合には欝繕年以鋒,
女子では簿年以鋒に製造業の講成銘が抵下し,
第三次産業のなかでもサービス業へのシフトが
鑛業の冶遜化1と地蟻経済への影響を分観し
鑛著になる。
た識鱗農982,ig83,ig85,ig86〉がある.
4〉霞形察の数籠慧立松(鰺鱗〉による。ただし,
3〉麓業者の産業闘みシフトを産業懸就業者購絞
の変化からも裏付けておこう,ここでは,麗東
臨海と薦東詫における製造業就業者の構成銘の
変動に澄翼して,産業懸就業者購域の変化をま
漂資料は露形漂:工業立錐i諜による.
とめておく (資料:F蟹勢講登報告茎各年蔽〉.
また,音響機器の勤講江ついては経済企縫庁
①欝硲年∼簿年の馨霧こお謬る覊束詫の男子をみ
調査局(欝95〉を参熱されたい。これによれ,ば,
ると,第一孜産業就業者紛構成鐘は騒.9鵯→3§.G
東詫(東麓6票十新潟.長野)にお謬“る音響機
%と鍵.9ぷイント鍾ぞ.製造業就業者は盤.3%
欝の鍵業者はig8(}年から85年にかけてはi万6
→董7、i%と5.8ポイント上昇した。嚢1棄臨海で
千人の増撫をみたぶ,85年から警2年にか纏て綜
は第一次産業解22.i%一ツ5.2%と欝、9ポイント
i万5千入の減少となっている、これは,この
転下し,製造業は26、6鵯→33.6%と7.§ポイン
瞬における全霞の音響機難鍵業者の減少数7万
一43一
5)数魑は東詫遜藏産業局(欝§勢による。ただ
し,原資親縁遜嚢産業雀罫生産動態統讃・∫であ
る。
〈22?2)
福島大学地織醗究 第7巻 第3簿 i弱6.i
鉢系蛋をもつ王難醍置の誌系として騒魑絨的隻
産体系」を綾羅し,地方分数した電機工業を蝿
象に労饒力舞罵も継み込んだ実態分極を行って
いる.本稿で穫矯する地裁的生産体系の場合,
分工場・子会歓を単粒として考えているので,
それらが工程霧分業を行っている場合には生産
は完緩しない。この点は企業内地蟻醐分業によ
人のうち2§%強を霞める、また講期欝1の鍛荷額
の紳びは春.9%にとどまった。
6〉鰐えぱ,鋤本健甕(婚8萄は一人当たむ銀罠
分郵税得を捲標として地織鶏賂差を棲謎したう
えで,罫高度成長擁幾の鑛本経済は二重的地域購
造をうみ鐵し,その後総総年我を遜じて垂直統
合的な麹域構造を徐々に確立し,73年贋まで進
行し続酵たその統合邊穰ぶオイルショックによ
って一額挫をきたし,7§年伐後享は,新たな統
って補完される。
会を模索している段購といってよいだろうま膨.
2垂8〉 。 ζ東京大毒響毒舞璽の外鐘…的拡大と地業ア串縫
都議の漸在する道県の近年における浮華得水準の
.影響が観察されるということを考え合わせると,
垂直統合釣な蜷域構造を形成.確立してきたの
が,この霞単量紀なのではないかと考えられる董
(茎}、222〉 として,7§年代後辛からの新たな統合
形態として東京大灘南欝を中心とした垂直統合
的な地域疆域を示唆している。さらに,訟矯公
醗(馨総)は工業の地方分数の特質を縷講ずる
文 献
安棄誠一(欝86):地方の経済学一罫発展なき成長3
を超えて.馨本経済新羅被、
大塚桂彦(婚毅/:ファッション業雰.教育縫。
撰島誓離(欝63〉:馨本工業の地域的籍戚一とくに
その局地的集積・集中の靉靆を中心に一。経済
学雑誌,淫8−i,玉9∼器.
北材嘉行・矢露俊文縞著(懇77〉:舞本工業の地籔
なかで,鍵薬,ξ工業の地域的な成長の美嚢や地
構造.大瞬堂。
域潤麗孫をめぐる議姦瞬では「工業構造の地域
経済企麟庁毒謹変局編賑995〉 :平成7年地域経済レ
閥賂差の縫題に焦点が置かれ,がちであった。確
ポート.大蔵省諏羅編。
かにその翼題は敢然として解清していると雌い
い潤たいぶ,現段霧ではこれに工業講造の鐘域
闘『率準イ雛のなかでの賂差形成(・拡大〉み
問題も撫えていくことぶ求められている謹(夢、欝〉
として,新たなフレームの必要性を強謁してい
る.
7〉この点に縫達して達籍一(簿94〉によるつぎ
の摸擬は重要である。ゼ一般的には,産業誘致と
轟発的発展は,地蟻じしん垂ことっては二者譲一
ではない.当該地域の椿薄的縫灘と域海外の諸
条鱒二ぶ,外来型馨馨発と内発的発展の緩台・せ’の程
度を大きく蔑足するi。罫事実,自治棒や地域に
とっては,外寒璽雛発と内発的発展とは糖互換
糞豊的舞轟孫をこあるので勲重なセ、ま (事}.22〉。
末吉鍵治(欝§5〉:企業海地械闘分業一磯究動禽と
分権枠総一.季翼地蓬学,嘆7−i,3逢∼蕊。
哲内淳彦軽蟹8〉:工業難域構造論.大瞬堂。
立替}潔 (ig94〉 :肇菱舞各署こ立つ最ま二地械の製造業。 薩季
形祭経済鮭会醗究湧続:由形察の歓会経済畷欝護
年,蜘7,9§∼盤4.
辻繕一(婚88〉:近畿機械工業の勤病と構造的課題.
経済学雑誌, 88−5 ‘6, 3蓼∼遵6。
辻籍一(欝94〉:わが馨工業の講造・立地・立地政
策の推移。達繕一纏1変貌する産業空聡。量雰
思想縫,i∼32.
東載通濤産業局総務会廼醸講萱諜鑛(欝鱗〉:東詫
経済のぷイント(平成6年蔽〉.東詫産業経済調
登編会.
塞樫幸一(欝8珪) :戦後梅本のアノレミニウム製錬工
8)企業内地域給分業のに臆する醗窺のサーベイ
業み立縫変動と地域鵜発政策。経済地連学年鞍,
については.末吉(懲§5》を参蕪されたい.
3{1畷,52∼65。
9〉竹内農g78〉はF地域釣隻産体系iをr工業
率込省三(欝75〉:欝本の衣撮産業一衣料品の生塵
立地分霧に顕在する広義の生塵活動み地織的体
系,すなわち,各工業ぶその曇麟とする鷹塵活
動を遜じて鐸篤し合う機能的な実体,いわば,
と漉遜。東洋経済新鞍麺:.
修羅・連縫の地織的弊系」如.葺〉と定義してい
る。さらにゼ下請を蛋産工程、との驕係に酸足し
訟橋公治(総総〉:終蕎下における成長産業み再繍
成と地方工業一成長産業をめぐる麹絨経済の動
てま船.総〉控握している烹で,筆者の凝念とは
商一、経済雛選学年馨,3を護,i∼2§。
異なる。また,出纏縫§82〉は紅一貫した生産
矢欝竣文(欝75〉:経済地蓬学の課題と方法。野原
松橋公治(穏8萄 :工業地竣構造の形成と変動。鱗
鳥哲躯緩:経済地選挙.轄念書癒,73∼欝7。
一騎一
工業の地方分数と東載地方にお謬る工業の璽段賠
(22?3〉
敏雛・森濾健一藻縦:鞍後彎本資本主義の地域
について(i〉一新舞本製鉄の場合一.福島大
構造。汐文縫,7∼曇。
学地織磯究.を2,3∼2i。
矢舞俊文(欝86〉 :工業の立地類型と工業成長の地
由鶏不二鑑(ig82〉 :電気機械工場の地方分数と地
蟻鷲諸差。経済学醗究,52護∼壕,碧玉∼藁縄。
晦購充夫(穏82,鯵83,欝85.欝86〉:企業城下町
壊的生産体系一富械桑・熊本票の実懇請重事弼
の分新を中心に一.経済地選学年鞍,28畦,38
釜菅薦の地域経済構造と釜鉄?8年金蓬乾の波及
∼5§.
(i)∼(4〉。東蓑二経済,72,7護,77,79,i27∼
由本健発(欝86〉二海霧の分薦と変動一麟戻経済の
i7蓼, i∼35, 99∼i24, 77∼一95.
地域的毅i合とのオ)かわむ一。餐1鶏哲会葬緩:経済
毒繕亮夫(婚§2〉 :鉄鑛業合理髭と鉄鋼擁毒再構築
地理学。輕食毒癬,簿6∼22ε.
一淫5一
Fly UP