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第 43 回 パリ大会

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第 43 回 パリ大会
パリ大会2010年概要
日
時
2010 年 8 月 22 日(日)~ 8 月 27 日(金)
場
所
フランス・パリ市内 パレ・ド・コングレ国際会議場
参加者
3277 名(8 月 24 日現在)
国別参加者
日本 159 名(7 月 31 日現在の登録者)
論文数
開会式
全体で 414 篇,日本からは 28 篇
(フランス 32 篇,ブラジル 30 篇に次ぎ世界第3位。以下,ドイツ 26,スペイン
23,アメリカ,イタリア 19,スウェーデン 18,イギリス 17,スイス 16,オー
ストラリア,韓国,ロシア 13,カナダ 12,オランダ,中国 11 と続く。)
2010 年 8 月 22 日(日)16:00~17:00
概
要
冒頭,CIGRE の Andre MERLIN 会長が 2010 年パリ大会の開会を宣言。CIGRE の新事務総長
F.Meslier 氏の紹介に続き,ゲストスピーカー森詳介前電事連会長(関西電力会長)を紹介した。
森前会長は,CIGRE パリ大会における日本人初のオープニングスピーチとして,”Initiatives
and Perspectives by the Power Industry towards a Low Carbon Emission Society”(低炭素
化社会に向けた電力産業の取組み)と題した講演を行った。
地球温暖化問題において「電気」がキーの技術となることを皮切りに,①地球温暖化問題に関
する日本の政策動向と日本の電気事業者の取組み,②特に送配電ネットワークが重要な要素とな
ること,③スマートグリッドに関する電力技術者への期待,④日本型スマートグリッドの定義と
取り組み,⑤最後に CIGRE の役割として技術・情報共有の必要性を強調し,類似の取り組みとし
て産学連携の象徴である日本パワーアカデミー,を紹介した。日本のプレゼンスを大いに高める
講演であり,会場からの拍手が鳴りやまなかった。
その後 MERLIN 会長から,至近の CIGRE 活動について概要の紹介,CIGRE の新名誉会員 10 名の
紹介があり,最後に CIGRE メダルの表彰式が行われた。Heinz-Helmut SCHRAMM 氏ドイツ(SCA3 で
活動。シーメンス社出身),Jean KOWAL 氏フランス(事務総長/本年退任。EDF 出身)の両氏に,
メダルが授与された。なお,両氏の受賞スピーチでも森前会長のスピーチが引用された。
(1)森詳介前電事連会長の講演(要旨)
 現在の電力業界における最大の課題は地球温暖化問題。電気は温室効果ガス排出削減と経済
成長を同時に達成可能とするキーとなる技術。日本は,省エネにより世界で低炭素社会を実
現している国の一つ。
 日本の政策動向としては,炭素税,排出権取引,再生可能エネルギーの FIT 制度(固定価格
買取)を含めた法的枠組みの確立に注力している状況であり,全世界的な視点,実現可能性,
持続可能性,国民の受容性などから見た公平性を考慮した,慎重な議論が求められている。
 電力業界としては,3つのE(Energy security, Economy, Environmental protection)の
同時達成に向けた取り組みを実施。
 供給サイド:①原子力発電所の新設,稼働率向上,核燃料サイクルの確立,②火力(化
石燃料)発電所の効率向上,③高度経済成長期に建設した送配電ネットワークの更新に
合わせた高効率化
 需要サイド:①電化推進による省エネ,②高効率機器の普及,③ヒートポンプと電気自
動車など経済的でかつ温室効果ガス削減に貢献する機器の普及
 全世界で低炭素社会の実現のためには,電化促進と発電所の低炭素化が鍵。特に経済成長著
しいアジアの取り組みが重要。そのためには,送配電システムの高効率化,スマートグリッ
ド技術の適用による電力系統の高度化が鍵となる。AORC(Asia-Oceania Regional Council of
CIGRE理事会報告
Ⅰ.旧メンバーによる理事会(2010.8.21 2:00pm~)
1.前回(120 回,2009.10.14,アルゼンチン ブエノスアイレス)議事録確認 … 異議なく承認
2.TC(技術委員会)報告
 TC の戦略プランをとりまとめ,2010 年 4 月号の Electra 誌に掲載したことが報告。
 中長期的には,①SC 間を横断する TC Project の実行(将来系統開発,UHV など)②CIGRE 内部
の Internal Procedure の改善 ③CIGRE の認知度向上 について活動を深めていくことを再確
認した。
 若い技術者を CIGRE に積極的に参加させるための方策を検討中。
「白髪の専門家集団」
「若手に
開かれていない」というイメージの払拭に取り掛かる。
 各 SC の活動は良好との理解。但し,WG の改廃,アウトプットの拡大等に一部課題。
 日本は7WG で convener を務めており世界で 10 番目。中国における躍進が話題になった。最大
はアメリカの 20WG。
 CIGRE 出版物の質向上,Electra の活用,退任 SC 委員長の活用等についても意見交換
3.財務
(1)決算(2009.12.31 時点)
 2010 年 1 月 1 日より,CIGRE は正式に「非営利団体」に復帰。付加価値税(VAT)が免除。
 2009-2010 年の会計年度において,財務収入等を加えた収支は▲497k ユーロ。
(予算は▲577k ユーロ
であり,経済環境を考えればある程度満足すべき結果と評価。)
(2)予算(2009~2010 年)
 IT 効率化への投資や新 NC 設立時の資金援助,各国 NC 活動支援などの会員サービス向上に資す
るために相応の資金が必要であり,2011 年から年会費を改定することの是非が論議された。結
果,本部年会費の改定が総会に提案されることとなった。(改定例:個人会員:72→74 ユーロ:団
体会員:480→500 ユーロ(注:本部年会費は 2002 年より据置きされていた。)
)
4.委員の選出
 来る 8 月 24 日(火)の新理事会で,本部執行委員会,理事会を代表する TC 委員会の新委員を
決定する。
 本部三役:会長,財務担当,TC 委員長は,本人の職務継続の意思と理事会の支持を確認し,留
任の方向。
 執行委員:欧州6,北米・南米3,アジア・太平洋2,アフリカ中東1は,2009-2010 年平均
の等価会員数にて自動的に選出される。
(日本はアジア・太平洋で中国についで第 2 位)
 残り3議席:理事会による選挙で決定される。
(注:アジア・太平洋の等価会員数(2009-2010 年平均値)
:中国 435,日本 427,オーストラ
リア 422,インド 335 であった。JNC 各位の会員数拡大運動へのご理解とご支援に深謝)
6.2010 年パリセッションの準備状況:
 参加登録者数:8 月 24 日現在で 3277 名の参加登録があった。
 論文採択:572 編の梗概を受領し 414 編を採択。本論文提出時に様式が CIGRE 指定のものでない
ものや著者・内容が梗概から変更されているものがあり選考プロセスへの影響が指摘された。
 全体構成:2008 年大会をほぼ踏襲。大きな変更なし。6 つの SC でポスターセッションを実施。
 展示会(CIGRE EXPO):場所的な制約が有ったが 129 社が登録。
7.論文採択数の考え方
 CIGRE 活動の拡大に向けて,中小 NC からの論文数を増やすべきという考えと,それらの論文が
十分な質を備えていないという懸念に対して,バランスを取った論文採択を行うために選考の
あり方,NCA 論文が全体論文に占める割合等が論議された。
 ①全論文中の 50~60%を NCA 論文とすること ②1NC から 2 つを超える論文を同一 SC で採択
しないこと ③各区分の論文数で(NCA+AA+IA)/NCA が3を超えないことが申し合わされた。
8.コミュニケーションツールの改善
 Electra:各 SC の活動報告を年 1 回は行うこととした。招待論文への投稿が期待されている。
 Web/e-cigre:利用拡大・利便の向上が期待されている。若手会員ほど e-cigre を活用している。
 PPT/DVD:活動紹介の標準的 PPT を準備中。今後はプロの参画を得て DVD も準備される予定。
1
9.他の機関との連係
 IEC ・・・・・今後とも緊密な関係を保つことが再確認された。IEC 会長が CIGRE 理事会に出席。
10.History of CIGRE
 主要な構成が決まり出版専門家も交えて編纂/英文化が進んでおり,第 I 部については最終的に
2011 年中頃に発刊の見込みとなった。第Ⅱ部も 2011 年中には発刊される予定。(JNC からは関
根顧問がアドバイザーとして参画されている)
第Ⅰ部:国際活動(CIGRE 以前,1920~50 年代,50~90 年代,現在,将来に分けて記述)
第Ⅱ部:各国 NC 活動の紹介が中心となる。JNC も原稿を提示済み。ロシア,カナダも提示済み。
11. 2011 年シンポジウム
 ブラジル (4/3~6)
・・・C1,C2,C4 による共催で,Recife 市で開催。
 イタリア (9/13~15)・・TC が推進母体となり,ボローニアで開催。
 合わせて ERIAC(アンデス地域会議)の会合が 2011 年 5/22~26 パラグアイで開催されることが
紹介された。
12.CIGRE の会員等
 等価会員数のトップ 10 として,ブラジル,英国,中国,フランス,米国,日本,豪州,独国,
ロシア,インドが紹介された。英国,中国,日本では会員数の大幅な増加があったと紹介。
 AC,SC メンバーは個人会員であることが再確認。
13.その他
 2012 年パリ大会は 2012 年 8 月 26 日~31 日で開催。
Ⅱ.新メンバーによる理事会報告(2010.8.24 9:30pm~12:00pm)
1.執行委員会メンバーの選出
(1)3役の選出
会長:Merlin(フランス)
,財務:Esmeraldo(ブラジル)
,技術委員会委員長:Froehlich(スイ
ス)各氏が留任。
(2)地域代表(上記役員含む12名)の選出
 ヨ ー ロ ッパ 地 区( 6 名):
仏,英,独,露,スペイン,スイス
 アメリカ
( 3 名):
ブラジル,アメリカ,カナダ
 ア ジ ア ・太 平 洋( 2 名):
中国,日本
 アフリカ・中近東(1名):
エジプト
(3)投票による選出(3名)
 10 カ国からの立候補に対して投票し,以下を選出
アルゼンチン:Jorge NIZOVOY 豪州:Richard BEVAN 南アフリカ:Rob STEPHEN
(4)理事会を代表する TC メンバー選出(2 名)
 デンマーク:Jörgen CHRISTENSEN,ニュージーランド:Ray BROWN
2.次回理事会:
 2011 年 6 月 14-17 日,韓国で開催の予定。
 執行委員会は 2011 年 5 月第一週,ドイツで開催される。
以 上
2




CIGRE)でも活発に議論されている。
スマートグリッドには,地球温暖化と(電力システムだけでなく)社会システム全体の効率
化という2つのニーズがある。スマートグリッドのコンセプトは社会全体の要請に基づきエ
ネルギー全体の効率を上げること。一方,電力インフラは長寿命であり,一旦導入された設
備の更新は容易ではない。そのためスマートかつ電化が推進された社会の実現に向けた多く
の課題があるが,電力技術者はこれを解決できると信じている。
日本におけるスマートグリッドは,政府目標の 2020 年太陽光 2800 万kW 導入などに対応で
きるよう,「負荷追従可能な発電機,電力貯蔵装置,太陽光出力予測を利用した新たな制御
システムにより,原子力と再生可能エネルギーがより多く導入可能となるグリッド」と定義。
これからの電力技術者,CIGRE の役割として,以下を強調。
 「次世代送配電ネットワークの実現に向け,次世代のエンジニアを育てる」取り組みと
して,日本パワーアカデミーを紹介
 電力の安定供給が電力技術者としての変わらざるミッションであること
 CIGRE は技術・情報共有の場として,重要な役割を果たしていること
最後に以下の2点をまとめとして講演を終了。
 我々電力技術者の知恵と勇気とをもってすれば,地球温暖化問題を解決できる。
 地球レベル,地域レベルで電力技術者を連携してくれる「CIGRE」のさらなる発展を期待。
(2)CIGRE MERLIN 会長の CIGRE の活動状況の紹介
 2009 年の経済危機にも関わらず,会員は着実に増加(等価会員数 11,194)。57 カ国に国内
委員会が設置され,89 カ国 7250 人の会員がいる。2009 年導入の若手会員制度は,CIGRE の
若い世代への浸透につながる。また,特にアジア,南アメリカのプレゼンス増加に感謝した
い。
 CIGRE は 2009 年に中国(桂林),カナダ(カルガリー,IEEE/PES と協賛)でシンポジアを開
催。さらに,IEC とのジョイントシンポジウム“UHV の国際標準化”をインド(ニューデリー)
で開催(2007 年の中国開催に引き続き,第2回の開催)。
(3)新名誉会員の紹介
 以下の方々が新名誉会員に指名されたことが,画面上に顔写真を映す形で紹介された。
本部委員長退任者:
 Michel ARMSTRONG 氏
カナダ
(SCC2 委員長,独立コンサルタント)
 Pierre BOSS 氏
スイス
(SCA2 委員長,ABB 社所属)
 Bernard DALLE 氏
フランス
(SCB2 委員長,EDF R&D 社)
 Georges de MONTRAVEL 氏 フランス
(SCD2 委員長,仏国検査機関役員)
 Ernst GOCKENBACH 氏
ドイツ
(SCD1 委員長,ハノーバ工科大学)
 Fredrik RÜTER 氏
スウェーデン(SCB1 委員長,バッテンフォール・コンサルティング社)
本部執行委員経験者/退任者:
 Clark GELLINGS 氏
アメリカ
(執行委員退任予定者, 米国 EPRI 社)
 Kjell ISAKSSON 氏
スウェーデン
(元執行委員,バッテンフォール社)
 Fernando SOTO MARTOS 氏 スペイン
(前執行委員, スペイン RED 社)
 Rolf WINDMÖLLER 氏
ドイツ
(元執行委員)
(4)CIGRE のメダルの授与
 CIGRE 活動への貢献が特に顕著な方に与えられる CIGRE メダルの受賞者 2 名が紹介された。
 Heinz-Helmut SCHRAMM 氏
(SCA3 で活動。シーメンス社出身)
 Jean KOWAL 氏
(事務総長/本年退任。EDF 出身)
第 6 回 NC フォーラム(旧
各国 NC 代表者会議)報告
各国国内委員会(NC)の代表者や Secretaries が一同に会する NC フォーラム(旧各国 NC 代表者会議)
が 8 月 27 日(水)に開催された。日本からは JNC 目黒幹事が出席。会議の概要は以下の通り。
1.日 時:
2.場 所:
3.参加者:
2010 年 8 月 25 日(水)9 時~12 時 00 分
パリ国際会議場 会議室 352B
57 カ国中 40 カ国程度から約 60 名が出席
 オーストラリアの Smith 氏が議長役を務め議事進行を行った。主な参加国は,フランス,英国,
ドイツ,スペイン,イタリア,スイス,ロシア,ボスニア,ポーランド,オーストリア,米国,
ブラジル,メキシコ,チリ,ベネズエラ,アルゼンチン,中国,オーストラリア,日本,韓国他
 2008 年以降,モンテネグロ,キプロス NC が新規に設立された旨が紹介された。
4.審議内容:
主な審議内容はセッション論文の選考,会員管理&ELECTRA 送付等であった。
(1) 前回(2008 年 8 月 27 日)議事録の承認
 前回会議の議事録について,異議なく承認された。
(2) 新事務総長の紹介
 本パリ大会で事務総長に就任した Meslier 氏が各国 NC 代表者に紹介された。
 事務局 Ney 女史が 2010 年中に交代することが紹介された。同女史は CIGRE 本部に 22 年間
勤務とのこと。後任は現在 Edition を担当している Ms.Cathy O’Rourke。
(3) 2010 年セッションに関する意見交換
主な意見及び本部の応答は以下の通り。
 論文選考:①梗概が高い質を備えているか,優先議題と合致しているかをチェックするのは
各国 NC の重要な役割 ②論文提出に際しては論文リスト(EXCEL)を添付して送付 ③採
択された梗概に対して提出される本論文のタイトル,著書が変わっているものがあり本部
の事務処理を煩雑にしている。NC チェックのこと。④提出日限は厳守のこと。
 参加登録:①初期段階において登録システムにトラブルがあり混乱したが,今後電子登録の
改良を継続②ホテルの予約などについてもリンクがあれば利便性が向上するとの指摘あり。
 CD-R 送付:①コスト削減の観点から NC 経由で送付。②クーリエで NC に送付し NC から普通便で
送付することで送付期間が最短化できる。③FTP アドレスからのダウンロードはセキュリテ
ィーの問題もあり推奨できない。
(4) 現在本部で取組んでいる活動の紹介
 各国 NC への財政支援:2 年間で総額 10 万ユーロの財政支援の用意について表明。CIGRE の存
在感の向上に資する内容についてのみ適用。
 採択論文数に関する変更:総論文数に対する NCA 論文数の割合を 60%以下にすることで決
定。各国 NC が提出される論文総数も 30 以下であると規定。
 History of CIGRE:①全体を 2 部構成とし,第一巻を CIGRE 活動全体での成果,第二巻を
各 NC の歴史により構成しようとしている。2011 年中頃の発刊を期して第一巻を準備中。仏
語版を現在英訳中。②第二巻は 2011 年中の発刊を予定。第二巻で貢献できる内容があれば
2 ヶ月以内に本部に送付のこと。
(5) SC メンバーの交代について
 メンバーの更新:①CV の提示に際し長大なものは不要。②候補者について様式に沿った記入
を期待。特に Family Name, Given Name の順で記載のこと。③写真の添付も有用。④候補
者は CIGRE 個人会員であること。団体会員のメンバーは不可。
 各国 NC の視点で見たときの今後のあり方については意見なし。
1
(6) 会員管理:
 本部事務量:①会員数が 8000 名にもなろうとしており相当量の手間をかけて処理。業務効
率向上のため日限厳守のこと。②会員名簿には本部指定の様式(EXCEL 版)を用いること。
 ELECTRA の送付:①多数の ELECTRA が送達先不明で返送。各国 NC は会員住所(ELECTRA の
送付先)の把握に注力のこと。②3 月末までの会員登録に基づき ELECTRA(印刷版)を送付
する。それ以降に登録内容が更新された場合には送付しない。③会員登録が遅れた場合で
もメンバーは e-CIGRE から ELECTRA をダウンロードできる。
 会員証:今後ともプラスティックの会員証が適用される。
(7) 本部と各国 NC の協調:
 NC の変更:連絡先,NC 代表者,幹事などの変更は速やかに本部に連絡のこと。
 情報交換:TC は検討内容を CIGRE HP にアップして情報交換している。今後の方向である。
(8) Web site 改定状況:
 本部 Web:コンテンツを改定中。CIGRE のブランドイメージの確立を企図。
 SC Web:各 SC で改定者の確保に苦労。負担が大きい。会員エリアの活用も検討のこと。
(9) 各国 NC 活動報告:
 活動報告:30 カ国から報告があった旨を報告。未提出国も 9 月末までに提出のこと。
 ブラジル:国内委員会/CIGRE 活動を紹介する DVD を作成,機関誌も発行している。
 中国:若手会員 5 人をパリ大会に招待。報告書の作成・総会での活動紹介が条件。
 各国国内委員会に期待される役割:活動の活性化,方向付け,新規会員の獲得(会員数増
大),若手会員に対する啓蒙活動,会員リストの管理,などについて,今後とも注力して
欲しい
 チリ:2011 年 10 月に地震が電力システムに与える影響に関する地域会議を開催する予定。
出席を期待。
(10) その他:
 論文著者:個人会員であるか,団体会員の代表者であること。
 Jean Kowal 氏退任:その貢献について賛辞が送られ,拍手を持って閉会した。
2
AORC*会議報告
日 時:2010 年 8 月 24 日 12:30~15:00
場 所:ROOM251B
出席 NC: 日本(1),中国(4),韓国(1),インドネシア(1),マレーシア(3),タイ(2),オースト
ラリア(2),ニュージーランド(1)
議 事:
① 出席者自己紹介
② 前回議事録(2010 年 Petaling Jaya 会議)の確認
 記録内容の修正がなされた。
(オーストラリアが実施しているパリ大会出
席等者等への資金援助が,「by company」とされていたが,「by National
Panel」と変更するように要請があった。)
③ AORC-PANEL B1 の紹介(2010 年韓国会議)
 20 名以上の参加があり,成功裏に終了。
 ヨーロッパからの参加者も増加させたいため,次回の中国会議からは SC
レギュラーミーティングとの併設を模索する。
④ 各国活動の紹介(2008~2010)
 各国より,概略,以下のような内容が報告された。(発表順)
国
日本
オーストラリア
マレーシア
タイ
中国
韓国
インドネシア
概要

総会資料(JNC 活動概要)英文版に沿って報告。

優秀論文選定,パリ大会準備など前回会議以降の活動を報告。

若手技術者 2 名のパリ大会参加を NC がサポート。

2011 年には,C5 と B4 の SC ミーティングを実施予定。

2010 に C4 コロキウムを実施。

マレーシアも Nuclear の導入を計画していることを紹介。

現委員長の Binthond 氏が退職されたため,新委員長選定中。

タイも Nuclear 導入を計画。

桂林シンポジウム,UHV シンポジウム開催等,活発な活動をアピール。

Young staff project を推進中。パリ大会に 4 名の若手を招待。

AORC B1 Panel を韓国で実施したことを紹介。

2011 年の本部理事会のホスト国となることを紹介。

2008 年 AORC-Tech MTG ‘Cross border Connection’を開催。
10 カ国以上からの出席を得て,好評裏に終了。

2010 年:若手技術者を対象に,Sweden から技術者を招聘して,
パワーシステムセミナを開催した。
ニュージーランド

現在,各 WG へのレギュラーメンバー選定を推進している。
1
*) AORC: Asia-Oceania Regional Council
⑤ 次期議長選挙
 次期議長国として中国がタイを推薦するも,国内分科会の体制が十分で
なく,時期尚早であるとして,中国が議長国となることに決定した。議
長は Li 女史となった。
⑥ AORC 活動予定
 次回のミーティングはタイで開催する。タイからは 10 月実施との要求が
あったが,準備期間が必要なため,別途タイから開催時期を提案するこ
とになった。
 技術会議(TC)のテーマについてはタイ,インドネシアから「Nuclear」
との強い主張があったが,日本,オーストラリアより「CIGRE の SCOPE
外」として反対し,別のテーマとすることに決定した。
⑦ その他:
 今後の AORC 活動活発化を目的として,マレーシア,中国,オーストラリ
ア,インドネシア,日本でタスクフォースを組むことが決定した。
2
パリ大会日本主催パーティ報告
今回で9回目となるカクテルパーティを,日本国大使館に隣接した Salons Hoche にて
開催した。海外から約 150 名,日本から約 130 名の出席者を得て,大変,盛会であった。
Merlin 会長夫妻,Kowal 前事務総長夫妻,Meslier 新事務総長,各国理事などの要人を,
田井委員長夫妻,山口副委員長,林前委員長夫妻,関根顧問夫妻を始めとする日本からの
参加者でお出迎えした。
1.開催日時・会場
日 時:2010 年 8 月 25 日(水) 19:00~21:00
会 場:Salons Hoche 内 Salon Monceau
2.パーティの状況
Merlin 会長夫妻,Kowal 前事務総長夫妻,Meslier 新事務総長,各国理事などの要
人を,田井委員長夫妻,山口副委員長,林前委員長夫妻,関根顧問夫妻を始めとする日
本からの参加者でお出迎えした。英国が主催するパーティと同日の開催となったが,海
外からの多くのお客さまをお迎えすることができた。日本からは田井委員長を始めとす
る日本 CIGRE 国内委員会役員や SC 日本代表レギュラーメンバーなど約 130 名が参加し,
日本食や日本各地の地酒、和楽器を使った音楽などで海外招待者をおもてなしし,会議
場とは一味違った貴重な交流の機会が得られた。
オープニングパネル(8 月 23 日午前)
1.演題
❖ 「The Need for Technology and Intelligence in the Future Power System」
「将来の電力系統における技術と情報の必要性」
2.報告内容
(1)基調講演(Clark W. Gellings,EPRI,米国)
❖ 一口に「スマートグリッド」と言っても様々な定義が存在するが,そのビジョンは一つで
ある。
❖ あらゆる設備を通信網で相互接続し,先進のセンサや計算機の使用により高度に装備され
る。その特徴は,消費者を取り込み,効率を向上させ,信頼性を確保するとともに,再生
可能エネルギーや電気自動車の導入を可能にすることにある。
❖ スマートグリッドは,発電所から最終消費者へ至る価値連鎖において生じる損失の低減や,
電力系統の信頼性向上にも寄与する。
❖ 主要な自動車メーカは,電気自動車の導入に向けて積極的な動きを示している。
❖ スマートグリッドは,風力や太陽光によって変動する発電量を補完する。
❖ また,スマートグリッドは,点検や状態評価の自動化を可能にする。世界中の各社が色々
なデバイスを使用している。
(2)将来のエネルギーネットワーク展望(Goran Andersson,ETH Zurich,スイス)
❖ ETH にて「エネルギー戦略」をまとめたが,電気が将来のエネルギーシステムの中核とな
るであろう。
❖ エコロジー,経済性,機能性の向上に向けて 30~50 年後の電力系統がいかにあるべきかを
考える「将来のエネルギーネットワーク展望(VoFEN)」プロジェクトを,ABB,AREVA
(Alstom),Siemens やスイスの電力会社が関与して実施した。
❖ エネルギーの入力から出力への変換を行うエネルギーハブが核となる要素であり,伝達関
数によりモデル化される。また,ハブ相互間は,エネルギーインターコネクタにより接続
される。このような要素を使って,エネルギー潮流,信頼性,経済性などを分析するモデ
ルを構築した。
❖ VoFEN プロジェクトの枠組みには,リスク評価と投資戦略,システムの制御,ケーススタ
ディなどが含まれる。
❖ ハブ・アプローチは,柔軟性の高いモデル化ツールである。
(3)より強固でよりスマートな系統に向けて(Peter Terwiesch,ABB,スイス)
❖ 需要増加への対応,信頼性の向上,CO2 排出削減,価値連鎖における損失など,電力系統
が直面している課題を紹介した。
❖ 地域によって,電力需要の伸びや電力系統への取組の優先順位付けには違いがある。再生
可能エネルギーの導入についても同様である。
❖ 技術的な課題として,断続的な風力や太陽光発電に対して電力貯蔵を有するより強固な電
力系統の必要性,発電に適する地域と需要地域とのミスマッチ,電力インフラ建設に対す
る公衆の理解獲得困難化などが挙げられる。
❖ より強固でよりスマートな系統に向けて,UHV 交流送電,HVDC 送電,パワエレの活用,
FACTS と電力貯蔵の組合せ,配電系統の改善などを紹介した。
❖ 利害が衝突する複数の要求事項について,調和を図っていくことが鍵となる。
(4)CIGRE の役割:将来の方向付け(Phil Southwell,Western Power,豪州)
❖ 電力系統が直面している課題や CIGRE メンバーの多様性を紹介した。
❖ 技術的な課題として,以下の 10 項目が挙げられる。

アクティブな配電系統

大量の情報交換

HVDC/パワエレの統合

大量の電力貯蔵設備の設置

新しい系統運用・制御

新しい保護コンセプト

新しい計画コンセプト

技術的性能のための新しいツール

地下インフラの増加

ステークホルダーの理解獲得の必要性
❖ 上記の課題それぞれに対して,複数の SC が果敢に取り組んでいることを紹介した。
(5)スマートグリッド:相互情報交換可能性(Arshad Mansoor,EPRI,米国)
❖ 最 適 な相 互情 報 交換 可能 性 の実 現に 向 けた 基礎 と して , IEC/PAS 62559 「Publicity
Available Specification」というタイトルの予備規格が発行された。
❖ 2010 年 1 月に発行された NIST 報告書には,スマートグリッド展望と参照モデル,75 に上
る既存規格,優先的なアクションプランプロジェクト,サイバーセキュリティ方針などが
記載されている。
❖ 相互情報交換可能性に向けた規格化から実施段階へと移行しつつある。スマートグリッド
のデモンストレーションが行われており,国際的な共同作業例として,EDF の事例を紹介
した。
❖ 電気自動車とスマートグリッドの統合のデモンストレーションの例として,GM-EPRI の
事例を紹介した。
❖ 得られた教訓を共有して,個々のスマートグリッド・デモンストレーションの価値を最大
化することが大事である。
(6)最後に,会場の参加者とパネリストの間で,質疑応答・意見交換が活発に行われた。
Technical Exhibition(展示会)
2010年8月23日から8月27日までCIGRE会場(パレ・ド・コングレ国際会議場)の2階展示フロ
アにて開催された。今回の出展数は前回の128件とほぼ同じ129件であり,一時期続いた減少傾
向を脱し安定している。(96年からの出展数推移は,72→100→120→100→81→93→128→129)
実機器(モデル)や多数の技術を紹介する大きいブースから,ソフト的な紹介が中心となる
小さいブースまで展示面積の差はあるものの,各ブースでは実物を見て理解してもらおうと,
紙面では紹介しきれない内容を積極的にアピールしていた。通路が人で溢れ,通行できない場
合もあり,大変盛況であった。全般的に「スマートグリッド」や「環境負荷低減」に関連する
内容が多いのが,今回の特徴であると言えよう。
わが国からは,東芝,日本AEパワーシステムズ,三菱電機の3社が出展した。東芝は,スマー
トグリッドへのソリューションに重点を置いた内容となっており,グリッド監視制御装置のデ
モやよりスマートな将来をイメージしたジオラマも展示していた。日本AEパワーシステムズは,
UHVとサステナビリティをテーマにパネル紹介を行っていた。1100kV以下の変電機器の中国・米
国・南アフリカなどへの納入実績や,36~145kV VCBやスマートGIS,シリコン油入変圧器を中
心に来訪者の関心を集めていた。三菱電機は,Partnership for successと銘打って,幅広い顧
客のニーズに対応する種々の技術を紹介していた。真空バルブ,センサ類,光CT,保護リレー
装置などの実物も展示していた。3社ともに多くの訪問者を集め,注目を浴びていた。
CIGRE Paris Session
氏名
河辺
賢一
参加報告書
所属
東京大学
旅程(参加イベント等を含む)
8/21 東京/成田出発 [空路 EY871]
8/22 →アブダビ(UAE)(経由)[空路 EY37]→パリ(フランス)、Welcome Drink
8/23
Opening Ceremony、WG.C1.19、Workshop ”Large Disturbance”、英国 NGN 開催 Drink Reception
8/24 英国 NGN 開催 RTE 見学会、C1 レギュラーミーティング
8/25
C1 スペシャルレポーターとの面接
8/26
C1 Discussion Meeting、FNC 主催 Dinner”Soiree”
8/27 パリ(フランス)[空路
EY32]→アブダビ(UAE)(経由)[空路
EY878]
8/28 →東京/成田到着
内容および所感
CIGRE の活動において、私は WG.C1.19 の国内作業会に若手のメンバーとして参加させて頂いている。今回、
若手委員への参加費用援助の話を頂き、パリ大会に参加させて頂く運びとなった。パリ大会参加の主な目的は、
英国の若手技術者向けの組織である NGN(Next Generation Network)が主催するイベントに参加し、国外の若手
技術者との交流を図ることである。
パリ大会の会場では、NGN のスタンドが設けられており、まずはこのスタンドを訪問した。スタンドには、
NGN の Chairperson を務める Beatrice Chong 氏(National Grid)をはじめ、NGN の Steering Committee のメンバー
が待機していたので、自己紹介を行い、NGN の活動に関する話を伺った。NGN は、2007 年に CIGRE UK の
活動に馴染みのない英国の若手の技術者(学生も含む)を対象として設立された。設立にあたっては、現在 NGN
の Executive メンバーとなっている Chris John 氏(Sinclair Knight Merz)、Colin Ray 氏(National Grid)、Adam
Middleton 氏(GE Energy)と、数人の若手技術者との間で、組織設立の目的などについて話し合われた。NGN の
会員数は、2010 年6月時点で 164 人となっている。活動は、Steering Committee を中心とする若手メンバーが
主体となっており、イベントの開催、メンバーの勧誘、宣伝ビデオの作成まで手掛けているようである。Chong
氏の説明では、NGN 会員に登録することによる特典(benefit)として、次の4つのキーワードを挙げている。
① Inform:NGN の活動情報を知ることができる(メールベース)。
② Engage:NGN の活動に対して自由にアイデア・意見を出せる。テクニカルツアー(設備見学会など)を通し
て専門家の話を聞くことができる。
③ Network:テクニカルツアーを通じて産業界の方々と交流することができる。若手メンバーの間で、今後
長きに亘る交友関係を築くことができる。
④ Develop:メンバーやオブザーバとして WG に参加することで、自身の専門性や知見を深めることができ
る。
NGN メンバーの CIGRE パリ大会参加にあたっては、参加費を英国 NC(national committee)が支援し、交通費・
宿泊費等は各メンバーが所属する大学・企業が支援しているということであった。また、普段の活動における
設備見学会では、招待した企業が費用負担をしてくれるという。
パリ大会参加二日目(8/23)の夜は、LaDefance 地区にある Areva Tower にて、NGN が主催する若手技術者向
けの Drink Reception があった。本イベントの目的は、若手技術者どうしの交流であり、1時間半ほど飲み物
が用意された一室で交流の時間がもたれた。この時間で、互いの自己紹介を行い、パリ大会参加への経緯や、
参加している CIGRE の WG などについて情報交換を行った。本イベントには、英国、アイルランド、ドイツ、
オランダ、ロシア、米国、オーストラリア、日本からの若手技術者が参加し、特に英国、ドイツ、ロシアから
の参加者が多い印象を受けた。アジア圏からの参加者は日本だけであった。また、このイベントは ALSTOM
がスポンサーとなっており、パーティーの前には ALSTOM から 30 分ほど企業紹介が行われた。
三日目(8/24)の午前には、NGN 主催のイベントである RTE の企業訪問に参加した。本イベントには、ロシ
ア、ドイツ、英国、米国、日本からの参加があった。参加当初は、設備見学会を想像していたが、実際には
RTE の企業説明会であった。イベント自体は、RTE 内の会議室で企業説明を受けて終わったが、イベント終
了後、何人かの若手技術者とランチをとり、再び交流することができた。
上記二つのイベントを通して、若手技術者との面識ができたため、5 日目(8/26)の FNC 主催ディナーにおい
ても彼らと交流した。FNC ディナーでは、お酒も交えて互いの国の文化や、趣味などが話題となり、親交を
深めることができた。
今回 NGN イベントに参加した若手技術者のうち、約4割は博士課程・修士課程の学生で、私が親交を深め
た若手技術者は主に学生であった。ロシアから参加した学生は、国内の学術会議で表彰を受け、その副賞が
CIGRE パリ大会への参加であったという。ドイツでは、Young Energy Net という英国 CIGRE NGN と同様の若
手組織が 2010 年の 5 月ごろに立ちあげられ、その組織から何名かの学生が参加していた(設立間もない組織な
ので、メンバー数は現在 10 名程度)。Young Energy Net は、電気製品に承認マークを与える認定試験・検査業
務を行う協会である VDE がスポンサーとなっている。私が親しくなったドイツ人の修士課程の学生がこの組
織のリーダーをしており、今回も Young Energy Net の活動を宣伝するために、VDE の支援を受けてパリ大会
に参加していた。ドイツではこの VDE が学生と産業界をつなぐプラットフォームをつくっているようである。
今回のパリ大会参加で、Young Energy Net と英国 NGN と合同のイベント開催の可能性について話あったとい
う。
若手技術者(主に学生)との交流を通して感じたのは、彼らのコミュニケーション能力の高さと、CIGRE 活動
に対する積極性である。英語を母国語としない国の出身であっても、積極的に他国の若手技術者に話しかける
姿は、日本の学生にはあまり見られない姿であった。ただし、全ての若手技術者が英語を流暢に話せる訳では
なく、ロシアから来た学生の一人は、今回のイベントを通して、今後さらに英語での会話能力を高めなければ
ならないと感じたと話していた。また、私が交流した英国、ドイツの若手技術者の中には、博士課程の学生で
WG のメンバーになっている方もおり、そうでない学生でもオブザーバとして参加しているという人がいた。
我が国では、殆どの学生が CIGRE の活動さえ知らないことを考えると、産業界の方々が集まる場に積極的に
身を置こうとする彼らの意識の高さに感銘を受けた。
今回のパリ大会参加では、NGN 関連のイベントのほかにも、WGC1.19 への参加や C1 ミーティングでのコ
ントリビューション実施など、CIGRE 活動の雰囲気を味わう貴重な体験をさせて頂いた。彼らと同等に議論
を行うためには、専門的な知識は無論のこと、語学能力もまだまだ足りないということを痛感した。また、自
身と年齢の近い若手技術者との交流は私にとって大きな刺激となったため、我が国においても、意欲のあるよ
り多くの学生・若手技術者がこのような場に参加できる環境が整えばいいと感じた。距離の問題は大きいが、
各国の意欲ある若手技術者との交流は、我々の国際性や社会貢献への意欲を高めるはずである。
最後になりますが、今回の CIGRE パリ大会参加にあたって、ご支援・ご助言してくださった JNC の関係者
の皆様、C1 国内分科会の関係者の皆様、横山明彦先生に心より感謝の意を表します。
パリ大会会場
NGN イベントの様子②
C1 ミーティングにおけるコントリビューション
NGN イベントの様子①
NGN イベントの様子③
FNC 主催 Dinner にて
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