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歩行・走行3 『ウォークラリー』 H24 年 04 月版

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歩行・走行3 『ウォークラリー』 H24 年 04 月版
歩行・走行3
『ウォークラリー』
H24 年 04 月版
交差点や分岐点だけが記載されたコース図(コマ図)や地図を利用して,仲間と協力しながら
グループで歩き,時間得点と課題得点の合計で競うゲームです。約6キロと約8.5キロのコー
スがあります。未知のコースを踏破する喜びと,自然を味わうことができるプログラムです。
【 時 期 】 5月~11月初旬
※大雨後に崩れた場所がある場合や積雪がある場合など,実施時期できない場合もあ
る。
【所要時間】
(Aコース,8.5キロ)3.5時間以上
(Bコース,6.0キロ)3時間以上
【 対 象 】 小学校高学年以上
【 準 備 】 (個
人)帽子,軍手,汗ふき用タオル,運動靴,水筒,弁当,カッパ(セパレート
タイプが望ましい),リュックサック,筆記用具,時計(グループで一つ)
(自然の家)コース図(コマ図),地図,解答用紙,バインダー,無線機,自転車,
ポンチョ
【 展開例 】
1.天候および天気予報の確認,参加者の体調,参加者数と待機人数をしっかり把握する。
2.出発時間の1分前に地図をグループに渡し,3~5分間隔でスタートする。
3.指導者は,交通量の多い場所に立って,活動者の安全確保をする。また,巡回用の自転車も貸し
出すことができる。
4.アクシデント(道に迷った・けが人が出た等)が起こった場合には,自然の家に連絡する。
【指導上の留意点】
1.できるだけコースの下見を行い,コースの状況,ペース配分,休憩場所を確認する。
2.人数に応じて,グループ編成(1グループ4~6人)をする。
3.参加者に持ち物などの事前指導をする等,準備を整えておく。
・熱中症対策に,水分を持参させる。
・岩石や植物の採取をしないこと,またジュースの空き缶,弁当のゴミ等はすべて持ち帰る。
・近くを車が通ることがあるので,注意する。
・春,秋は防寒に配慮した服装を準備する。
・川の水は飲まない。出発前にトイレの指導をする。途中トイレはない。
・森林内にはダニが生息しているため,活動中は肌を露出しない服装(長そで,長ズボン,帽子
等)にする。また,活動が終了し自然の家に入る前に体にダニが付着していないかお互いに確
認する。
【参
考】
◎保健体育
◎特別活動
○理
科
~
~
~
長距離歩行を通した体力作りをすることができる。
集団の一員として,仲間意識や達成感の共有をすることができる。
四季折々の山野草・野鳥・滝の流れを観察することができる。
写真の赤色のポストは,Bコース用のものです。Aコー
スは,黄色のポストです。『CP』とは,チェックポイン
トをあらわします。CP1から順番にたどっていくと,自
然の家にゴールできます(Aコースは 19 番まで,Bコー
スは 15 番まであります)。
出発前に,右のような『コース図(コ
マ図)』と『地図』と下のような『解答
用紙』を各グループに配布します。コ
マ図の見方を理解しないままスタート
すると,チェックポイントを見付ける
ことができず,次のグループに追いつ
かれてしまいます。しっかりウォーク
ラリーの仕方を説明してから,スター
トして下さい。
Aコースは,距離も長く,活動者が車道を歩
くケースも出てきます。指導者は,交通量の多
い場所に立って,活動者の安全確保をして下さ
い。巡回用の自転車も貸し出しますので,ご利
用下さい。また,熱中症などを避けるためにも
水分の持参は徹底して下さい。
日高の自然の豊かさを感じな
がら歩いて欲しいものです。そ
のためにも,出発前に指導者か
ら声かけがあると効果的です。
歩行・走行4
『町内ウォークラリー「ひだからハンター」』
H24 年 04 月版
自然の家周辺のフィールドにある日高町の地域資源『ひだから』等を探す長距離歩行ゲームで
す。活動用シートをもとにグループで話し合い,協力しながら町内を歩き『ひだから』等を探し
ます。活動を通して,協力性を高めることや,仲間の良さに気付く効果が期待されます。
【 時 期 】 4月~11月(少雨実施可能)
【所要時間】
2.5時間以上
【 対 象 】 小学校高学年以上
【 準 備 】 (個
人)帽子,汗ふき,長距離歩行に適した服装・靴,水筒,鉛筆,雨具,時計(グ
ループで一つ)
(自然の家)活動用シート3種(①問題用紙,②解答用紙,③マップ)
引率者用シート2種(①問題・解答用紙,②マップ)・無線機・自転車・
ふりかえり用シート,クリップボード
※雨天時,持っていない人にはポンチョ,長靴なども貸出可能
活動用シートを手に,日高町内を歩きます。写真の場所に行かなければ答えがわからない問題に
チャレンジし,時間内(各団体で制限時間を設定)にどれだけ問題に答え,点数を集めることがで
きたかを競います。自然の家から遠い場所にある「ひだから」ほど,得点が高く設定されています。
【 展開例 】
1.つどいの広場に集合し,ルール,注意事項の説明を行う。
2.資料(ひだから写真,マップ,ヒントカード)を配布する。
3.グループごとに資料の内容を確認する。作戦会議を行い出発する。
4.作戦会議の行い方や時間は団体の実態に応じて決め,一斉に出発しても良い。
5.団体代表者が答え得点を発表し,得点集計をする。
6.結果発表を行う。
7.活動の振り返りを行う(必要に応じてふりかえり用のシートもある)。
地図とヒントをもとに作戦会議中…
あった!!
【指導上の留意点】
1.グループでの話し合いを大切にする。
2.1グループは4~6人の構成が目安。
3.参加者に持ち物を連絡し,準備を整えておく。事前指導を行っておく。
4.課題は,活動シートをもとに,日高の宝『ひだから』等がある場所を見付け出し,そこに行かな
ければ答えがわからない問題に答えること。
5.問題の答えは活動用シートに記入してくること。
6.グループで協力するゲームなので,活動中は必ずグループ行動する。手分けして個人で探すのは
反則と判断する。
7.注意事項の伝達
・交通安全に注意して活動すること。地図に太線で示した道は交通量が多いので注意する。
・信号機がある場所は,信号機を使うこと。
・町民の生活の場で活動することになる。大声を出すなど,町民の迷惑になることはしない。
・個人住宅の庭を歩く,敷地内に入ることはしないよう気を付ける。
8.植物の採取はしない。ごみは全て持ち帰ること。
9.活動のフィールドは自然の家の周辺と日高の町。地図の範囲から離れた場所にひだからは無い。
10.制限時間を確認する。
【参
考】
◎特別活動
~
○保健体育
○社
会
~
~
協力して課題を解決する中で,コミュニケーション力を高めたり,仲
間の良さを発見したりすることができる。
長距離歩行を通した体力作りをすることができる。
地図の読み取り・地図記号・地域の歴史などを学習することができる。
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