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平成 14年 3月期 中間決算短信(連結)

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平成 14年 3月期 中間決算短信(連結)
平成 14年 3月期
中間決算短信(連結)
上
日立工機株式会社
場
会
社
名
コード番号
問合せ先
平成 13年 10月 30日
上場取引所 東 大
6581
本社所在都道府県
東京都
責任者役職名
取締役総務部長
氏
名 佐 藤 尚 夫
TEL (03) 5783 - 0601
中間決算取締役会開催日 平成 13年 10月 30日
米国会計基準採用の有無
無
1. 13年 9月中間期の連結業績(平成 13年 4月 1日 ∼ 平成 13年 9月 30日)
(1)連結経営成績
(百万円未満切り捨て表示)
売
上
高
営 業 利 益
経 常 利 益
13年 9月中間期
12年 9月中間期
13年 3月期
百万円
%
百万円
%
百万円
%
64,226
65,913
130,682
△ 2.6
-
2,284
1,430
2,214
59.7
-
1,643
451
1,187
264.2
-
中間(当期)純利益
1 株 当 た り 中 間
( 当 期 ) 純 利 益
円 銭
潜在株式調整後1株当
たり中間(当期)純利益
円 銭
百万円
%
13年 9月中間期
347 △ 85.4
2.82
12年 9月中間期
2,375
19.30
19.14
13年 3月期
3,018
24.53
24.42
(注)①持分法投資損益
13年 9月中間期
△8 百万円 12年 9月中間期
△5 百万円 13年 3月期
②期中平均株式数(連結) 13年 9月中間期 123,070,105株 12年 9月中間期 123,069,656株 13年 3月期
③会計処理の方法の変更 無
④売上高、営業利益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期増減率
16 百万円
123,069,903株
(2)連結財政状態
総
資
産
株 主 資 本
百万円
13年 9月中間期
138,454
12年 9月中間期
147,674
13年 3月期
150,061
(注)期末発行済株式数(連結) 13年 9月中間期
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
123,072,475株
12年 9月中間期
123,071,637株
△ 1,091
△ 4,512
566
(5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連結(新規)
−社
(除外)
1社
736.39
738.51
742.84
13年 3月期
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
(4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項
連結子会社数
26社
持分法適用非連結子会社数
期 末
持分法(新規)
百万円
−社
(除外)
−社
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期)
3,200
4 円 06 銭
1
百万円
500
高
百万円
20,631
22,695
28,870
持分法適用関連会社数
百万円
130,000
残
百万円
△ 8,104
△ 1,103
△ 2,604
−社
123,067,011株
現金及び現金同等物
2. 14年 3月期の連結業績予想( 平成 13年 4月 1日 ∼ 平成 14年 3月 31日 )
売
上
高
経 常 利 益
当 期 純 利 益
通 期
円 銭
65.5
61.5
60.9
投資活動による
キャッシュ・フロー
974
△ 1,159
1,149
1株当たり株主資本
%
90,629
90,889
91,419
百万円
13年 9月中間期
12年 9月中間期
13年 3月期
株主資本比率
百万円
1社
企 業 集 団 の 状 況
当企業集団は、日立工機㈱(当社)及び子会社25社、関連会社1社、その他の関係会
社1社等により構成されており、主な事業は、電動工具、プリンタ並びに理化学機器の製
造及び販売です。また、その他の関係会社である㈱日立製作所の主な事業は、情報・通信
システム関連製品、電子デバイス関連製品、電力・産業システム関連製品並びにデジタル
メディア・家電関連製品の製造及び販売です。
以上に述べた企業集団の概略図は以下のとおりです。
国内
海外
生産会社
(電動工具)
㈱日立工機佐和
㈱日立工機原町
(電動工具、プリンタ)
㈱日立工機山形
日工産業㈱
生産会社
製品・製品
開発の協力
生産用部品
製品
生産用部品
生産用部品
製品
生産用部品
(電動工具)
日立工機パーツセンタ㈱
(プリンタ)
㈱日立製作所※2
(プリンタ、理化学機器)
日製産業㈱※3
(電動工具)
日立工機販売㈱
その他の会社(特約店)※3
部品管理
製品(販売
委託)
製品
原材料
製品
日立工機︵生産・販売︶
販売・サービス会社
製品
製品・サービス
部品
販売・サービス会社
製品・サー
ビス部品
設計・製図・情報技術
サービス会社
㈱日立工機インフォメー
(プリンタ)
Hitachi Koki Imaging Solutions, Inc.
(プリンタ)
Hitachi Koki Asia Co., Ltd.
(電動工具)
Hitachi Koki (Singapore) Pte. Ltd.
Hitachi Koki (Malaysia) Sdn. Bhd.
広東日立工機有限公司
福建日立工機有限公司
Hitachi Koki U.S.A., Ltd.
その他の会社3社
(連結子会社…2社、※1…
1社)
設計・情報
技術サー
ビス
製品・サー
ビス部品
ションテクノロジー
(電動工具)
Hitachi Koki Asia Co., Ltd.
Hitachi Koki U.S.A. Ltd.
Hitachi Power Tools (U.K.) Ltd.
その他の会社7社(連結子会
社…7社)
(プリンタ)
Hitachi Koki Printer Asia Pte. Ltd.
(注)1.※1…関連会社(持分法適用会社)
※2…その他の関係会社
※3…関係会社以外の関連当事者
2.上記概略図は、平成13年9月30日現在のものです。
3.日製産業㈱は、平成13年10月1日付で㈱日立製作所計測器グループ、半導
体製造装置グループと事業統合し、合わせて商号を㈱日立ハイテクノロジーズ
に変更しました。
2
経 営 方 針
1.会社の経営の基本方針
当社グループは、優れた自主技術による製品とサービスの提供を通じて社会に貢献することを経
営の基本方針としており、電動工具、プリンティングシステム、理化学機器の3つの事業分野にお
いて、使いやすさと安全性を追求した製品をワールドワイドにお届けしております。さらに、顧客
第一主義に基づいた魅力ある新製品の早期投入や積極的な営業・サービス活動に取り組んでいます。
また、グループ各社間の連携強化により、グローバル連結経営の強化にも努めております。
21世紀においても、当社グループは、各製品・事業分野でグローバルナンバーワンとなること
を目指し、世界トップクラスの技術で「もの創り」に挑戦していきます。
2.会社の経営管理組織の整備等に関する施策
当社グループの業績については、平成11年3月期、平成12年3月期と、当期純利益で2年連
続の赤字を余儀なくされました。そこで、平成12年4月1日付で①事業グループ制の導入、②執
行役員制の導入、③電動工具事業グループ製造部門の分社化、④子会社への業務移管、⑤営業力の
強化など思い切った事業構造改革・経営改革を行い、経営体質の強化と競争力の強化を図りました。
こうした施策が効を奏して平成13年3月期は黒字化を達成し、平成13年9月中間期も黒字と
なりましたが、まだ完全な体力を回復したとはいい難いうえに経済環境や事業環境の急変も加わっ
たことにより、業績改善のための更なる施策が必要となりました。そこで当社グループは、環境変
化に対応した体制づくりのための緊急の課題として、新たな構造改革を行うこととしました。
構造改革の概要は、以下のとおりです。
① プリンティングシステム事業グループ製造部門の分社化
製造のローコスト化を目指して、プリンティングシステム事業グループ製造部門を別会社とし
て独立させます。分社化を行うことで従来以上にコスト意識が高められ、経費節減などの企業努
力により価格競争力の向上を図ります。また、年齢54歳以上の従業員を新会社に転属させ、転
属後の年収を転属前の70%の水準とします。このことにより、人件費の削減を図ります。
新会社(株式会社日立工機勝田)は平成13年12月に設立し、従業員数は約350人となる
見込みです。この新会社は、プリンティングシステム事業グループのメインの生産拠点として、
技術、価格、品質などあらゆる面で競争力のある新会社といたします。
② 笠間工場の閉鎖
笠間工場(茨城県笠間市)は昭和45年9月に設立され、インパクトプリンタの心臓部である
ハンマの生産工場として重要な役割を果たしてきました。
現在、笠間工場では主に漢字ドットプリンタのハンマの生産を行っていますが、今回、笠間工
場を閉鎖して(平成13年12月閉鎖)、この業務を子会社の株式会社日立工機山形に移管する
ことにより漢字ドットプリンタの生産を一元化するなど、業務の効率化を図ります。
③ 電動工具事業グループ生産拠点の統廃合と中国生産拠点における増産体制の立ち上げ
平成14年2月までに子会社の日立工機シンガポール社の製造部門を日立工機マレーシア社に
移管することにより生産集約化を行い、効率的な運営を目指します。
また、中国の生産拠点である広東日立工機有限公司、福建日立工機有限公司の生産体制を増強
しており、グローバルな生産効率の向上を図ります。
さらに、子会社の株式会社日立工機原町については人員削減も含めて抜本的な経営再建を図っ
ていきます。
3
④ 人員の削減と適正配置
以下のような施策により、人件費の削減などを図ります。
a.平成13年8∼9月に管理職の早期退職優遇制度を実施した結果、当社単独ベースで管理職
の人員の約15%を削減しました。
b.平成13年9月1日付で人材活用センタを新設し、社外出向の積極的な推進を図ります。
c.新規採用計画の縮小と自然減により人員の抑制を図ります。平成13年10月から平成15
年3月末までの1.5年間で当社グループ国内連結ベースでは約100人の自然減となりま
す。
d.プリンタ営業への人員増強を行い、プリント・オン・デマンド製品の自主営業を更に強力に
推し進めます。また、子会社の株式会社日立工機インフォメーションテクノロジーへの人員
増強も行い、情報システム関連業務における当社グループ外に対しての販路拡大を積極的に
行います。
なお、これらの構造改革に伴って発生する特別損失に対しては、原則として遊休資産を売却して
充当することを考えています。
以上のような構造改革を行うことによりプリンティングシステム事業グループを含めた当社グ
ループ全体の土台を早急に固めるとともに、新製品開発のスピードアップ、営業力の強化、生産拠
点の統廃合などを積極的に推進し、グローバル連結経営の強化を図ってまいります。
3.中長期的な会社の経営戦略
当社グループは現在、平成15年3月期を最終年度とする中期経営計画の達成に向けて取り組
んでいます。
従来にも増して厳しくなる環境の下、目標値の必達を目指して、引き続き積極果敢な経営施策
を行ってまいります。
中期経営計画の概要は、以下のとおりです。
(1)目標値
グループ連結経営の強化、経営効率の徹底、コスト競争力の強化及び新製品開発力の強化に
より、平成15年3月期で、連結ベースの売上高1,500億円、営業利益84億円、経常利
益72億円、税引前当期純利益60億円、当期純利益35億円を目指します。
(2)目標達成策
a.グループ連結経営の強化
・グローバル経営の徹底(含む拠点統廃合)
・不採算拠点(問題会社)の抜本的改革
・関連子会社の自立化と収益の拡大
b.グループ事業戦略の強化
・マーケティング力・製品企画力の強化
c.高効率経営の徹底
・TSCM(トータル・サプライ・チェーン・マネジメント)の全社的導入による高効率
経営の徹底推進
・連結キャッシュフローの改善
d.コスト競争力の強化
・PRP(プロキュアメント・リニューアル・プロジェクト)によるコスト低減(2年間
で20%の原価低減)
・シックスシグマ活動による効率的な経営の徹底
・不採算製品の見直し
・積極的なアライアンスによる製品の相互補完
4
e.新製品開発力の強化
・戦略的新製品の重点開発(日立グループとの連携)
・解析主導型設計の積極的推進による製品開発期間の短縮
(3)部門別目標達成策
① 電動工具部門
a.生産拠点の見直し
平成13年4月1日付で生産統轄部を新設して国内・海外各工場の製造拠点を統轄する
体制を整えるなど、グローバルな生産効率の向上を図っています。特に、中国の生産拠点
である広東日立工機有限公司、福建日立工機有限公司の生産体制を増強しており、その生
産量を台数ベースで平成15年3月期には現在のほぼ2倍とする予定です。
また、平成14年2月までに子会社の日立工機シンガポール社の製造部門を閉鎖し、日
立工機マレーシア社に製品移管を行います。さらに、平成14年3月までに子会社の株式
会社日立工機原町の生産機種のうち卓上丸のこ、角のみなどを電動工具事業グループの主
力生産拠点である株式会社日立工機佐和に移管するとともに、株式会社日立工機原町の人
員を削減する予定です。これらの生産移管により生産集約化を行い、効率的な運営を目指
します。
b.営業力の強化
国内では、新製品のコードレスインパクトドライバ、レーザマーカ付卓上スライド丸の
こが大型ヒット製品となり、これらを中心に拡販を図っていきます。また、引き続きホー
ムセンタールートへの積極的な拡販を行っているほか、平成13年4月1日付で子会社の
日立工機サービス株式会社(現 日立工機パーツセンタ株式会社)の部品販売・サービス部
門を当社に統合することにより、効率化の推進と売上拡大を図っています。
また海外では、北米地域を中心に引き続きネーラーや中国生産製品を主軸として販売を
強化するとともに、ホームセンタールートの拡大を図っていきます。
c.新製品開発の重点化とスピードアップ
設計、開発の面では3次元CAD活用によるスピーディーな新製品開発の実績(コード
レスインパクトドライバ、ネーラー)を更に積み上げるとともに、今後はハンマ、ハンマ
ドリルの開発に展開していきます。
② プリンティングシステム部門
a.HIKIS社の経営再建
子会社のHIKIS社(日立工機イメージングソリューションズ社)は、平成13年
1月より、新経営陣のもとで経営再建計画を強力に進めているところです。
経営再建計画により、まず、平成12年末の従業員850人(含むサプライ部門500
人)を平成13年末までに730人(含むサプライ部門500人)に削減します。
次に、営業拠点の統廃合などにより総経費の削減を図ります。
さらに、当社製品の販売拠点として組織を再編成し、営業力の強化を図ります。
この経営再建計画は予定どおり着実に進んでおり、平成13年12月には営業利益ベー
スでブレークイーブンを目指します。
b.営業力の強化
大手OEM先と定期的にミーティングを開催して既存の顧客のニーズを着実に吸い上げ
ていくとともに、新規のOEM先を開拓するなど、積極的な営業展開を図っています。
さらに、受注獲得を推進するためにプリンタ営業への人員増強を行い、プリント・オン・
デマンド製品の自主営業を更に強力に推し進めています。
5
c.次世代連続紙レーザ・プリンタの開発
印刷速度世界最高速レベルの技術を活かしたレーザ・プリンタの更なる高速化、高画質
化を目指した新製品開発を進めています。
d.カット紙レーザ・プリンタシリーズの開発
平成13年3月期より販売中の高速カット紙レーザ・プリンタDDPシリーズの更なる
性能アップを図るなど、今後もプリント・オン・デマンド製品の販売強化を図っていきま
す。
e.ハイエンド・カラー・プリンタの開発
市場でのカラー化への需要が高まってきているため、ニーズに対応した新製品を早急に
市場投入できるよう、新規事業として高速ハイエンド・カラー・プリンタの開発を強力に
推し進めています。
③ 理化学機器部門
a.新製品の販売強化
売れ筋の小形遠心機の新製品を販売強化するとともに、マイクロプレートロボットAP
シリーズなどのゲノム創薬分野等のバイオ関連製品の拡販にも努めています。
b.超遠心機のグローバル展開強化
米国ケンドロ社とのアライアンスを強化して、超遠心機の世界シェアアップを図ってい
きます。
4.目標とする経営指標
前述の中期経営計画における諸施策を実行して、売上の拡大とコストの削減に取り組んでいくこ
とにより連結経営における収益性の向上を図り、平成15年3月期で、連結ベースの売上高経常利
益率5%を目指します。
ROE(当期純利益÷株主資本)については、連結ベースで、当面は4%、長期的には8%以上
を確保できる体質を作り上げたいと考えています。また、ROA(税引前当期純利益÷総資産)に
ついても、連結ベースで、当面は4%、長期的には6%以上を目指します。
5.会社の利益配分に関する基本方針
利益配分に関しては、基本的には将来の事業計画、業績・財務状況などを総合的に勘案の上、株
主への利益配分及び内部留保額を決定しています。
また、内部留保資金につきましては、コアとなる製品・技術及び合理化設備への重点投資など、
その効率的な配分に努めます。
当中間期の中間配当につきましては、諸般の事情を勘案の上、1株につき4円としました。
6.関連当事者との関係に関する基本方針
当社株式の保有状況をみますと、株式会社日立製作所は、当社の発行済株式数のうち約23%を
保有する筆頭株主となっています。さらに、同社を含めた日立グループ各社による当社持株比率を
合計すると約32%となります。
このように、当社は、日立グループの一員として株式会社日立製作所と緊密な関係にあり、開発
パートナーとして協力してプリンタ製品の開発を行うとともに、販売パートナーとしてもプリンタ
製品の販売の一部を委託するなど、強力な連携の下で事業展開を図っています。
また、当社取締役8名のうち1名、監査役4名のうち2名が株式会社日立製作所との兼務となっ
ています。
6
経 営 成 績
当中間期の我が国経済は、住宅投資が引き続き減少したほか設備投資が増加から減少に転じ、デ
フレが進行するなど、全体として極めて厳しい状況のなかで推移しました。一方海外では、IT産
業を中心とした米国経済の大幅な減速により、ヨーロッパ地域、アジア地域でも経済成長が鈍化し
ました。
かかる情勢下にあって、当社グループは、グループ連結経営の強化、高効率経営の徹底、コスト
競争力の強化、新製品開発力の強化を掲げて、本格的な業績回復に向け、積極果敢な経営を行って
まいりました。
以上のような状況の下、当中間期における当社グループの連結ベースの売上高は642
億円となりました。一方利益面では、土地の売却による特別利益もあったため、経常利益16億円、
当期純利益3億円となりました。
当期の部門別の状況は、以下のとおりです。
① 電動工具部門
電動工具部門では、国内において全体的に厳しい状況だったものの、新製品のコードレスイ
ンパクトドライバが好調に推移し、また、海外においても北米・ヨーロッパ・アジア地域の売
上が堅調に推移しました。
この結果、売上高は394億3千7百万円となりました。
② プリンティングシステム部門
プリンティングシステム部門では、国内において景気回復の遅れや金融機関の統廃合、大型
コンピュータシステム専用プリンタからネットワーク対応プリンタへの需要変化などにより売
上が減少し、また、海外においても米国経済減速などの影響を受けて売上が落ち込みました。
この結果、売上高は229億8千万円となりました。
③ 理化学機器部門
理化学機器部門では、半導体製造装置関連の設備投資が抑制されたことから真空ポンプの売
上は落ち込みましたが、バイオテクノロジー関連の研究が活発化したことや新製品の投入によ
り、国内、海外とも遠心機の売上が増加しました。
この結果、売上高は18億8百万円となりました。
米国での同時多発テロ事件の影響もあり世界同時不況の懸念が一層高まるなど、通期の経済見通
しは、予断を許さない厳しい状況が続くものと思われます。
通期の業績見通しについては、連結ベースの売上高1,300億円 (電動工具部門
809億円、プリンティングシステム部門455億円、理化学機器部門36億円)、経常利益32
億円、税引前当期純利益19億円、当期純利益5億円を見込んでいます。
7
中
間
連 結 貸
借
対
照
表
(単位 百万円)
平成13年9月中間期(A)
平成12年9月中間期(B)
平成13年3月期(C)
比 較 増 減
(平成13.9.30現在)
(平成12.9.30現在)
(平成13.3.31現在)
(A)−(C)
産
86,628
94,999
96,555
△ 9,927
金
6,908
13,235
16,726
△ 9,818
受 取 手 形 及 び 売 掛 金
32,390
31,751
34,267
△ 1,876
有
券
13,789
7,072
12,221
1,568
期
科
別
目
( 資 産 の 部 )
流
動
現
金
資
及
び
価
預
証
た
な
卸
資
産
28,206
28,300
29,160
△ 953
短
期
貸
付
金
179
9,158
170
8
産
3,659
3,223
3,807
△ 148
そ の 他 の 流 動 資 産
繰
延
2,730
3,429
1,671
1,058
金
△ 1,236
△ 1,171
△ 1,469
233
産
51,825
52,675
53,505
△ 1,679
産
35,688
36,488
36,241
△ 553
建 物 及 び 構 築 物
15,368
15,540
15,401
△ 33
機械装置及び運搬具
10,669
11,472
11,007
△ 338
その他の有形固定資産
9,651
9,475
9,832
△ 181
産
1,277
1,190
1,218
59
投 資 そ の 他 の 資 産
14,859
14,996
16,045
△ 1,185
3,232
4,277
4,576
△ 1,344
貸
税
倒
固
金
引
定
有
形
無
資
資
固
形
当
定
固
資
定
資
投
資
有
価
証
券
繰
延
税
金
資
産
6,969
6,263
6,996
△ 27
その他の投資その他の資産
4,658
4,455
4,471
186
計
138,454
147,674
150,061
△ 11,607
債
34,553
41,892
45,456
△ 10,903
支 払 手 形 及 び 買 掛 金
10,290
11,877
13,701
△ 3,411
資
産
合
( 負 債 の 部 )
流
動
負
社
債
1,506
−
1,506
−
金
10,822
17,131
17,461
△ 6,638
そ の 他 の 流 動 負 債
11,935
12,882
12,788
△ 852
債
12,826
14,462
12,719
107
債
−
1,506
−
−
短
期
固
借
定
入
負
社
長
金
656
789
712
△ 56
金
11,952
11,945
11,751
201
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
145
154
171
△ 26
そ の 他 の 固 定 負 債
72
67
83
△ 10
計
47,380
56,354
58,175
△ 10,795
分
444
431
466
△ 21
金
17,813
17,813
17,813
−
金
21,388
21,388
21,388
−
金
60,673
60,479
60,866
△ 193
その他有価証券評価差額金
△ 122
755
312
△ 435
為 替 換 算 調 整 勘 定
△ 9,124
△ 9,548
△ 8,959
△ 164
0
0
△ 2
2
退
期
職
負
借
給
入
付
債
引
当
合
( 少 数 株 主 持 分 )
少
数
株
主
持
( 資 本 の 部 )
資
資
連
本
本
準
結
備
剰
余
自
己
株
式
資
本
合
計
負債、少数株主持分及び資本 合計
90,629
90,889
91,419
△ 790
138,454
147,674
150,061
△ 11,607
8
中 間 連 結 損 益 計 算 書
(単位 百万円)
期 別
(
科 目
平成 13 年 9 月中間期
自 平成 13. 4. 1 )
至 平成 13. 9.30
比 率
平成 12 年 9 月中間期
自 平成 12. 4. 1 )
(
至 平成 12. 9.30
比 率
%
売
上
(
平成 13 年 3 月期
自 平成 12. 4. 1 )
至 平成 13. 3.31
比 率
%
%
高
64,226
100.0
65,913
100.0
130,682
100.0
価
43,696
68.0
45,765
69.4
91,580
70.1
益
20,530
32.0
20,148
30.6
39,101
29.9
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
18,245
28.4
18,717
28.4
36,886
28.2
益
2,284
3.6
1,430
2.2
2,214
1.7
益
211
0.3
535
0.8
1,143
0.9
息
84
99
254
益
9
210
210
益
−
−
317
他
117
225
360
売
上
売
上
営
営
業
価
利
利
外
収
取
為
証
利
券
替
そ
営
総
業
受
有
原
売
却
差
の
業
外
用
852
利
息
310
877
差
損
89
80
他
452
556
利
益
1,643
2.6
451
0.7
1,187
0.9
利
益
1,267
2.0
1,959
3.0
2,223
1.7
益
1,267
失
1,833
退 職 給 付 会 計 適 用 に 伴 う
会 計 基 準 変 更 時 差 異 償 却 額
598
598
事 業 構 造 改 革 費 用
1,235
−
支
払
為
替
そ
の
経
常
特
固
別
定
特
固
費
資
産
別
定
却
2,170
1.7
1,463
−
707
846
2,223
1,908
1.3
1.5
1,196
1.7
1,564
2.4
1,503
1.2
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
246
0.4
452
0.7
763
0.6
法
額
483
0.8
△
1,337
△
2.0
△ 2,337
△ 1.8
少 数 株 主 損 益 ( △ 減 算 )
−
−
△ 74
△
0.1
△ 中 間 ( 当 期 ) 純 利 益
347
0.5
2,375
整
248
711
1,077
調
却
1,959
2.9
2.3
−
等
除
損
税
産
1,515
税金等調整前中間(当期)純利益
人
資
売
損
1.3
−
3.6
59
3,018
−
2.3
中 間 連 結 剰 余 金 計 算 書
(単位 百万円)
期 別
科 目
平成 13 年 9 月中間期
(平成 13.9.30 現在)
平成 12 年 9 月中間期
(平成 12.9.30 現在)
平成 13 年 3 月期
(平成 13.3.31 現在)
連 結 剰 余 金 期 首 残 高
60,866
58,471
58,471
連 結 剰 余 金 増 加 高
−
−
114
−
−
米 国 会 計 基 準 に よ る
年 金 費 用 負 担 額 戻 入
114
連 結 剰 余 金 減 少 高
540
367
738
配
492
246
738
−
121
−
金
48
−
中 間 ( 当 期 ) 純 利 益
347
2,375
3,018
連結剰余金中間期末(期末)残高
60,673
60,479
60,866
当
金
米 国 会 計 基 準 に よ る
年
取
金
締
費
役
用
賞
負
与
担
額
9
−
中 間 連 結 キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー 計 算 書
(単位 百万円)
期
別
平成13年9月中間期
平成13年3月期
平成12年9月中間期
( 自 平成13年 4月 1日 ) ( 自 平成12年 4月 1日 ) ( 自 平成12年 4月 1日 )
科
至 平成13年 9月30日
至 平成12年 9月30日
至 平成13年 3月31日
金 額
金 額
金 額
目
Ⅰ営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間(当期)純利益
1,077
1,564
1,503
減
3,140
3,144
6,337
価
償
却
額
退 職 金 引 当 金 の 減 少 額
−
退 職 給 付 引 当 金 の 増 加 額
139
受
取
利
支
有
固
息
及
び
払
価
上
た
な
仕
入
券
資
産
債
卸
当
利
証
定
売
配
権
資
債
務
そ
△
息
131
11,779
11,751
△
644
302
1,463
益
△
9
△
210
△
210
売
却
益
△
増
の
の
減
増
減
減
小 少
1,267
△
1,959
△
2,223
額
2,195
△
637
△
1,469
額
997
△
420
△
667
△
1,281
△
1,039
額
△
3,598
他
△
1,092
373
1,023
1,781
1,251
4,385
124
131
302
計
311
△
647
△
1,265
−
△
1,600
△
1,800
620
△
293
△
471
974
△
1,159
1,149
額
−
△
4,801
706
有 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 入
83
470
482
特
別
法
人
の
△
310
利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額
息
△
11,945
却
の
利
112
11,779
売
の
産
金
△
退
職
税
支
金
等
払
の
の
支
支
額
払
払
△
額
額
△
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ投資活動によるキャッシュ・フロー
定
期
預
金
の
純
増
減
有形固定資産の取得による支出
△
有形固定資産の売却による収入
2,156
1,318
無形固定資産の取得による支出
△
238
そ
他
△
97
投資活動によるキャッシュ・フロー
△
1,091
短 期 借 入 金 の 純 減 少 額
△
長 期 借 入 金 の 返 済 に よ る 支 出
配
の
△
1,722
△
1,322
△
239
4,161
3,636
△
390
457
292
△
4,512
566
7,516
△
712
△
1,808
△
106
△
133
△
496
△
492
△
246
△
738
11
△
12
Ⅲ財務活動によるキャッシュ・フロー
そ
当
金
の
の
支
払
額
他
財務活動によるキャッシュ・フロー
△
8,104
△
1,103
Ⅳ現金及び現金同等物に係る換算差額
△
16
△
8
Ⅴ 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 減 額
△
8,238
△
6,784
438
△
2,604
278
△
610
Ⅵ 現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 首 残 高
28,870
29,480
29,480
Ⅶ現金及び現金同等物中間期末(期末)残高
20,631
22,695
28,870
10
中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1. 連結の範囲に関する事項
連結子会社数 26 社
Hitachi Koki Imaging Solutions, Inc.、㈱日立工機原町他24社すべて連結している。
(除外)㈱湘南日立工機
2. 持分法の適用に関する事項
関連会社上海日立電動工具有限公司に対する投資については持分法を適用している。
上海日立電動工具有限公司の中間決算日は 6 月 30 日であり、持分法の適用にあたっては同日現在の財
務諸表を使用している。
3. 連結子会社の中間決算日等に関する事項
連結子会社のうち、Hitachi Koki Imaging Solutions, Inc.、広東日立工機有限公司、福建日立工
機有限公司の中間決算日は 6 月 30 日であり、Hitachi Koki (Singapore) Pte. Ltd.、Hitachi Koki
(Malaysia) Sdn. Bhd.、Hitachi Koki India Ltd.、Hitachi Koki Asia Co., Ltd.及び Hitachi
Koki Europe Ltd.の中間決算日は 8 月 31 日である。
中間連結財務諸表の作成にあたっては全て同日現在の財務諸表を使用している。
4. 会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
①たな卸資産
製品・半製品・材料 …………… 主として移動平均法に基づく低価法
仕
掛
品 …………… 主として個別法に基づく原価法
②有価証券
その他有価証券
時価のあるもの ……………… 中間決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部資本
直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの ……………… 移動平均法による原価法
(2)
重要な減価償却資産の減価償却の方法
有形固定資産の減価償却の方法は、建物(附属設備を含む)については主として定額法、その他に
ついては主として定率法によっている。
無形固定資産の減価償却の方法は定額法を採用している。
(3)重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権に
ついては個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上している。
②退職給付引当金
当社及び国内連結子会社及び一部の在外連結子会社は、従業員の退職給付に備えるため、当連結
会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当中間連結会計期間末におい
て発生していると認められる額を計上している。
なお、会計基準変更時差異(5,984 百万円)については、5年による按分額を費用処理している。
数理計算上の差異は、発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として 15 年)によ
る定額法により翌連結会計年度から費用処理している。
③役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えて、規程による必要額を計上している。
11
(4) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、中間連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益とし
て処理している。なお、在外子会社等の資産及び負債は、中間連結決算日の直物為替相場により円
貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は少数株主持分及び資本
の部における為替換算調整勘定に含めている。
(5) 重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引について
は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。
(6) 重要なヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法
一部の在外子会社は、為替予約及び通貨スワップについて、振当処理を採用している。
ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段 ヘッジ対象
通貨スワップ 外貨建借入金
為替予約 外貨建売掛金
ヘッジ方針
外貨建金銭債権債務に係る為替相場の変動リスクを回避するために、必要な範囲内で利用して
いる。
(7) その他中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっている。
5. 中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引出し可能な
預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月
以内に償還期限の到来する短期投資からなっている。
[注記事項]
(中間連結貸借対照表関係)
(平成 13 年 9 月中間期) (平成 12 年 9 月中間期)
1.
2.
3.
関連会社に対する株式
投資有価証券(株式)
自己株式数
担保資産及び担保付債務
(平成 13 年 3 月期)
344 百万円
301 株
288 百万円
1,139 株
337 百万円
5,765 株
売 掛 金
たな卸資産
建 物 等
104 百万円
205 百万円
419 百万円
86 百万円
206 百万円
−
103 百万円
201 百万円
363 百万円
合 計
上記に対応する債務
短期借入金
730 百万円
292 百万円
667 百万円
297 百万円
84 百万円
293 百万円
担保に供している資産の額
12
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び中間期末(期末)残高相当額
(平成 13 年 9 月中間期) (平成 12 年 9 月中間期)
(平成 13 年 3 月期)
取 得 価 額 相 当 額
減価償却累計額相当額
538 百万円
287 百万円
720 百万円
363 百万円
635 百万円
341 百万円
期 末 残 高 相 当 額
251 百万円
357 百万円
293 百万円
(2)未経過リース料中間期末(期末)残高相当額
(平成 13 年 9 月中間期) (平成 12 年 9 月中間期)
1 年 内
1 年 超
合
計
(平成 13 年 3 月期)
97 百万円
158 百万円
133 百万円
229 百万円
113 百万円
190 百万円
256 百万円
362 百万円
304 百万円
(3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
(平成 13 年 9 月中間期) (平成 12 年 9 月中間期)
支 払 リ ー ス 料
減価償却費相当額
支 払 利 息 相 当 額
59 百万円
56 百万円
3 百万円
(平成 13 年 3 月期)
74 百万円
70 百万円
3 百万円
135 百万円
128 百万円
7 百万円
(4)減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっている。
(5) 支払利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各期への配分方法
については、利息法によっている。
2. オペレーティング・リース取引
未 経 過 リ ー ス 料
(平成 13 年 9 月中間期) (平成 12 年 9 月中間期)
1 年 内
1 年 超
合
計
(平成 13 年 3 月期)
19 百万円
19 百万円
20 百万円
22 百万円
22 百万円
19 百万円
39 百万円
42 百万円
41 百万円
(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)
現金及び現金同等物の中間期末(期末)残高と中間連結貸借対照表(連結貸借対照表)に記載されている科目
の金額との関係
(平成 13 年 9 月中間期) (平成 12 年 9 月中間期)
現 金 及 び 預 金 勘 定
有 価 証 券 勘 定
預入期間が 3 ヶ月を
超える定期預金等
株 式 投 資 信 託 等
買現先の
コマーシャル・ペーパー
現金及び現金同等物の
期末残高
6,908 百万円
13,789 百万円
△
(平成 13 年 3 月期)
13,235 百万円
7,072 百万円
16,726 百万円
12,221 百万円
△
5,565 百万円
△
1,038 百万円
77 百万円
−
−
8,991 百万円
−
20,631 百万円
22,695 百万円
28,870 百万円
66 百万円
−
13
△
セ グ メ ン ト 情 報
1.事業の種類別セグメント情報
平成13年9月期(平成13年4月1日∼平成13年9月30日)
(単位 百万円)
プリンティング
消去又は
電動工具
理化学機器
計
連 結
シ ス テ ム
全 社
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1) 外部顧客に対する売上高
39,437
22,980
1,808
64,226
−
64,226
(2) セグメント間の
内部売上高又は振替高
−
−
−
−
(
−)
−
計
39,437
22,980
1,808
64,226
(
−)
64,226
営
業
費
用
37,532
22,684
1,724
61,942
(
−)
61,942
営
業
利
益
1,904
295
83
2,284
(
−)
2,284
平成12年9月期(平成12年4月1日∼平成12年9月30日)
(単位 百万円)
プリンティング
消去又は
電動工具
理化学機器
計
連 結
シ ス テ ム
全 社
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
38,314
25,879
1,720
65,913
−
65,913
(2)セグメント間の
内部売上高又は振替高
−
−
−
−
(
−)
−
計
38,314
25,879
1,720
65,913
(
−)
65,913
営
業
費
用
37,359
25,424
1,698
64,482
(
−)
64,482
営
業
利
益
954
454
21
1,430
(
− )
1,430
平成13年3月期(平成12年4月1日∼平成13年3月31日)
(単位 百万円)
プリンティング
消去又は
電動工具
理化学機器
計
連 結
シ ス テ ム
全 社
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(3) 外部顧客に対する売上高
76,516
50,612
3,553
130,682
−
130,682
(4) セグメント間の
内部売上高又は振替高
−
−
−
−
(
−)
−
計
76,516
50,612
3,553
130,682
(
−)
130,682
営
業
費
用
74,045
51,019
3,402
128,467
(
−)
128,467
営 業 利 益 ( △損失)
2,471
△ 407
150
2,214
(
−)
2,214
(注)1.事業区分の方法
事業区分の方法は、製品の種類の類似性を考慮して、電動工具、プリンティングシステム、
理化学機器に区分している。
2. 各事業区分の主要製品
主 要 製 品
電
動
工
具
プリンティング
シ ス テ ム
理 化 学 機 器
金工用電動工具、木工用電動工具、コードレス工具、建設用電動工具、
釘打機、木工機械、家庭用電動工具、集じん機、エンジン機器、食品機械
連続紙レーザプリンタ、カット紙レーザプリンタ、ドットラインプリンタ、
バンドプリンタ、用紙前後処理装置
超遠心機、冷却遠心機、小形遠心機、真空ポンプ、
サイレントエアコンプレッサ、ラボ(実験室)用ロボット
14
2.所在地別セグメント情報
平成13年9月期(平成13年4月1日∼平成13年9月30日)
(単位 百万円)
消去又は
日 本
ア ジ ア
ヨーロッパ
北アメリカ
その他
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の
内部売上高又は振替高
35,256
4,798
8,458
14,587
1,125
64,226
10,195
3,943
183
403
−
14,726
(14,726)
計
45,452
8,742
8,642
14,990
1,125
78,953
(14,726)
64,226
用
43,104
8,628
8,457
14,939
1,146
76,276
(14,334)
61,942
営 業 利 益 ( △損失)
2,348
114
185
50
392)
2,284
営
業
費
△
21
計
全 社
2,677
平成12年9月期(平成12年4月1日∼平成12年9月30日)
−
(
連 結
64,226
−
(単位 百万円)
消去又は
日 本
ア ジ ア
ヨーロッパ
北アメリカ
その他
計
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の
内部売上高又は振替高
38,649
3,989
8,321
13,787
1,165
65,913
10,648
2,931
149
366
−
14,096
( 14,096)
計
全 社
−
連 結
65,913
−
49,297
6,921
8,471
14,154
1,165
80,010
(14,096)
65,913
用
46,425
6,829
8,740
14,920
1,217
78,134
(13,651)
64,482
営 業 利 益 ( △損失)
2,872
91
444)
1,430
営
業
費
△
269
△
766
△
52
1,875
平成13年3月期(平成12年4月1日∼平成13年3月31日)
(
(単位 百万円)
ア ジ ア
ヨーロッパ
北アメリカ
その他
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の
内部売上高又は振替高
75,994
8,071
17,995
26,319
2,301
130,682
20,739
6,267
328
839
−
28,175
(28,175)
計
96,734
14,339
18,323
27,159
2,301
158,857
(28,175)
130,682
用
90,923
14,290
2,442
155,897
(27,429)
128,467
営 業 利 益 ( △損失)
5,810
49
745)
2,214
営
業
費
19,057
△
734
(注)1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっている。
2. 本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1) ア ジ ア……シンガポール、マレーシア、中国
(2) ヨーロッパ……ドイツ、フランス、オランダ、英国
(5) 北アメリカ……米国、カナダ
(6) そ の 他……オーストラリア
15
29,182
△2,023
△
140
計
消去又は
日 本
2,960
全 社
−
(
連 結
130,682
−
3. 海 外 売 上 高
平成13年9月期(平成13年4月1日∼平成13年9月30日)
(単位 百万円)
ア
Ⅰ 海
外
売
上
高
Ⅱ 連
結
売
上
高
ジ
ア
4,982
ヨーロッパ
10,543
北アメリカ
そ
18,504
の
他
1,827
計
35,858
64,226
Ⅲ 連結売上高に占める
海外売上高の割合
7.8 %
16.4 %
28.8 %
2.8 %
55.8 %
平成12年9月期(平成12年4月1日∼平成12年9月30日)
(単位 百万円)
ア
Ⅰ 海
外
売
上
高
Ⅱ 連
結
売
上
高
ジ
ア
4,533
ヨーロッパ
11,711
北アメリカ
そ
18,279
の
他
1,641
計
36,166
65,913
Ⅲ 連結売上高に占める
海外売上高の割合
6.9 %
17.8 %
27.7 %
2.5 %
54.9 %
平成13年3月期(平成12年4月1日∼平成13年3月31日)
(単位 百万円)
ア
Ⅰ 海
外
売
上
高
Ⅱ 連
結
売
上
高
Ⅲ 連結売上高に占める
海外売上高の割合
ジ
ア
8,902
ヨーロッパ
23,944
北アメリカ
34,834
そ
の
他
3,417
計
71,099
130,682
6.8 %
18.3 %
26.7 %
2.6 %
54.4 %
(注)1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっている。
2.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1) ア ジ ア……シンガポール、マレーシア、中国
(2) ヨーロッパ……ドイツ、フランス、オランダ、英国
(3) 北アメリカ……米国、カナダ
(4) そ の 他……オーストラリア
3.海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高である。
16
有 価 証 券
(当中間連結会計期間)
1. その他有価証券で時価のあるもの
(単位 百万円)
当中間連結会計期間末(平成 13 年 9 月 30 日現在)
(1) 株 式
(2) 投 資 信 託
(3) 社
債
合
計
取 得 原 価
中間連結貸借対照表
計 上 額
2,489
4,521
12
7,023
2,301
4,493
17
6,812
差
額
△ 187
△ 28
4
△ 211
2.時価評価されていない主な有価証券 (平成 13 年 9 月 30 日現在)
(単位 百万円)
中間連結貸借対照表
計 上 額
その他有価証券
マネー・マネージメント・ファンド
その他
関連会社株式
9,752
112
344
(前中間連結会計期間)
1.その他有価証券で時価のあるもの
(単位 百万円)
前中間連結会計期間末(平成 12 年 9 月 30 日現在)
(1) 株 式
(2) 投 資 信 託
(3) 社
債
合
計
取 得 原 価
中間連結貸借対照表
計
上
額
2,532
3,035
12
5,580
3,819
3,030
29
6,879
差
△
額
1,286
5
17
1,298
2.時価評価されていない主な有価証券 (平成 12 年 9 月 30 日現在)
(単位 百万円)
中間連結貸借対照表
計 上 額
その他有価証券
マネー・マネージメント・ファンド
その他
関連会社株式
4,034
148
288
(前連結会計年度)
1.その他有価証券で時価のあるもの
(単位 百万円)
前連結会計年度末(平成 13 年 3 月 31 日現在)
(1) 株 式
(2) 投 資 信 託
(3) 社
債
合
計
取 得 原 価
連結貸借対照表
計
上
額
2,550
3,035
12
5,598
3,078
3,024
21
6,124
2.時価評価されていない主な有価証券 (平成 13 年 3 月 31 日現在)
(単位 百万円)
連結貸借対照表
計 上 額
その他有価証券
マネー・マネージメント・ファンド
その他
関連会社株式
10,204
130
337
17
差
△
額
528
11
9
526
デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
(当中間連結会計期間)
(単位 百万円)
当中間連結会計期間末(平成 13 年 9 月 30 日現在)
対象物の種類
取引の種類
契 約 額 等
時
価
評 価 損 益
通 貨
為替予約取引
合 計
6,529
6,533
△
3
6,529
6,533
△
3
(前中間連結会計期間)
(単位 百万円)
前中間連結会計期間末(平成 12 年 9 月 30 日現在)
対象物の種類
取引の種類
契 約 額 等
時
価
評 価 損 益
通 貨
為替予約取引
合 計
5,929
5,940
△
10
5,929
5,940
△
10
(前連結会計年度)
(単位 百万円)
前連結会計年度末(平成 13 年 3 月 31 日現在)
対象物の種類
取引の種類
契 約 額 等
時
価
評 価 損 益
通 貨
為替予約取引
合 計
6,043
6,394
△
351
6,043
6,394
△
351
(注)1. 時価の算定方法
先物為替相場によっている。
2. ヘッジ会計が適用されているものについては、記載対象から除いている。
18
平成 14年 3月期
上
場
会
社
個別中間財務諸表の概要
平成 13年 10月 30日
名 日立工機株式会社
コード番号
上場取引所 東 大
6581
本社所在都道府県
東京都
問合せ先 責任者役職名 取締役総務部長
氏
名 佐 藤 尚 夫
TEL (03) 5783 - 0601
中間決算取締役会開催日 平成 13年 10月 30日
中間配当支払開始日
平成 13年 12月 7日
中間配当制度の有無 有
1. 13年 9月中間期の業績(平成 13年 4月 1日 ∼ 平成 13年 9月 30日)
(1)経営成績
(百万円未満切り捨て表示)
売
上
高
営 業 利 益
経 常 利 益
13年 9月中間期
12年 9月中間期
13年 3月期
百万円
%
百万円
%
百万円
%
44,972
46,464
91,036
△ 3.2
3.0
1,674
2,657
4,663
△ 37.0
-
875
1,445
1,916
△ 39.4
428.9
中間(当期)純利益
13年 9月中間期
12年 9月中間期
百万円
%
2,455
2,271
3,706
8.1
-
1 株 当 た り 中 間
( 当 期 ) 純 利 益
円 銭
19.95
18.45
30.11
13年 3月期
(注)①期中平均株式数
13年 9月中間期 123,072,776 株 12年 9月中間期 123,072,776 株 13年 3月期
②会計処理の方法の変更 無
③売上高、営業利益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期増減率
123,072,776 株
(2)配当状況
1株当たり 1株当たり
中間配当金 年間配当金
円 銭
円 銭
4.00
4.00
−
−
8.00
13年 9月中間期
12年 9月中間期
13年 3月期
−
(3)財政状態
総
資
産
株 主 資 本
百万円
13年 9月中間期
12年 9月中間期
13年 3月期
(注)期末発行済株式数
115,486
124,662
117,802
株主資本比率 1株当たり
株主資本
百万円
85,119
83,140
83,639
13年 9月中間期
123,072,776 株
12年 9月中間期
%
円 銭
73.7
66.7
71.0
691.62
675.54
679.59
123,072,776 株
13年 3月期
2. 14年 3月期の業績予想( 平成 13年 4月 1日 ∼ 平成 14年 3月 31日 )
売
上
高
経 常 利 益
当 期 純 利 益
百万円
通 期
91,000
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期)
百万円
1,800
百万円
2,500
20 円 31 銭
19
123,072,776 株
1株当たり年間配当金
期 末
円 銭
円 銭
4.00
8.00
貸
借
対
照
表
(単位 百万円)
期
科
別
目
平成13年9月中間期(A) 平成12年9月中間期(B)
平成13年3月期(C)
(平成13.9.30現在) (平成12.9.30現在) (平成13.3.31現在)
比 較 増 減
(A)−(C)
( 資 産 の 部 )
流
動
資
産
64,090
66,521
55,857
現 金 及 び 預 金
3,561
9,274
3,901
△
340
受
形
3,600
3,715
4,043
△
442
金
22,893
21,910
21,702
1,190
券
13,779
7,064
12,213
1,566
産
9,299
10,867
9,313
金
6,229
973
1,172
5,057
金
1,624
10,172
330
1,293
繰 延 税 金 資 産
3,282
2,787
3,326
△
44
その他の流動資産
59
54
124
△
64
取
売
掛
有
た
価
な
未
短
貸
固
手
証
卸
収
期
倒
定
資
入
貸
引
付
当
資
金
△
239
△
299
△
8,232
△
14
269
30
産
51,396
58,141
61,944
△10,547
有 形 固 定 資 産
21,990
26,081
25,896
△
3,905
賃 貸 用 固 定 資 産
1,369
1,559
1,481
△
112
物
10,584
10,390
10,241
機 械 及 び 装 置
3,391
7,654
7,400
△
4,009
その他の有形固定資産
6,645
6,476
6,772
△
127
無 形 固 定 資 産
816
742
814
投資その他の資産
28,590
31,316
35,234
△
6,643
投 資 有 価 証 券
22,130
21,627
24,988
△
2,857
金
2,707
2,871
2,802
△
94
繰 延 税 金 資 産
6,585
6,103
6,759
△
174
その他の投資その他の資産
672
724
693
△
20
−
−
△
3,500
建
長
資
期
貸
付
海外投資等損失引当金
△
3,500
貸
金
△
6
計
115,486
倒
産
引
合
当
△
10
124,662
20
△
343
1
10
117,802
4
△
2,315
(単位 百万円)
期
科
別
目
平成13年9月中間期(A) 平成12年9月中間期(B)
平成13年3月期(C)
比 較 増 減
(平成13.9.30現在)
(平成12.9.30現在)
(平成13.3.31現在)
(A)−(C)
債
19,208
16,529
18,216
992
金
10,299
9,624
9,220
1,078
1,506
−
1,506
−
112
112
112
−
用
4,122
4,086
4,065
57
未 払 法 人 税 等
35
15
22
12
返 品 差 損 引 当 金
22
32
31
△
9
その他の流動負債
3,111
2,658
3,259
△
148
債
11,158
24,993
15,946
△
4,787
債
−
1,506
−
金
656
768
712
退 職 給 付 引 当 金
10,390
10,299
10,147
役員退職慰労引当金
112
110
136
△
24
海外投資等損失引当金
−
12,310
4,950
△
4,950
計
30,367
41,522
34,162
△
3,795
金
17,813
17,813
17,813
−
( 負 債 の 部 )
流
動
負
買
掛
1年以内償還予定の
転
換
社
債
1年以内返済予定の
長 期 借 入 金
未
固
払
費
定
転
換
長
負
負
期
社
借
債
入
合
−
△
56
242
( 資 本 の 部 )
資
本
資
本
準
備
金
21,388
21,388
21,388
−
利
益
準
備
金
3,080
2,976
3,025
55
そ の 他 の 剰 余 金
42,959
40,205
41,099
1,860
金
35,300
35,300
35,300
−
中間(当期)未処分利益
7,659
4,905
5,799
1,860
122
755
312
計
85,119
83,140
83,639
負 債 及 び 資 本 合 計
115,486
124,662
117,802
別
途
積
立
その他有価証券評価差額金
資
本
合
△
21
△
435
1,480
△
2,315
損
益
計
算
書
(単位 百万円)
期
平成13年9月中間期
別
(
科
自 平成13.4. 1
至 平成13.9.30
比
目
売
上
平成12年9月中間期
)(
平成13年3月期
自 平成12.4. 1
至 平成12.9.30
率
比
)(
自 平成12.4. 1
至 平成13.3.31
)
率
比 率
%
%
%
46,464 100.0
91,036 100.0
高
44,972
100.0
価
32,364
72.0
33,478
72.1
66,250
72.8
売 上 総 利 益
12,607
28.0
12,985
27.9
24,786
27.2
販売費及び一般管理費
10,933
24.3
10,328
22.2
20,123
22.1
売
上
原
営
利
益
1,674
3.7
2,657
5.7
4,663
5.1
収
益
467
1.0
985
2.1
2,078
2.3
息
52
71
220
金
177
486
813
他
237
426
1,044
用
1,266
息
23
14
31
海外投資等損失
引 当 金 繰 入 額
873
1,870
4,351
そ
他
369
312
440
益
875
1.9
1,445
3.1
1,916
2.1
営
業
業
外
受
取
受
利
取
配
そ
営
当
の
業
支
外
払
費
利
の
経
常
利
2.8
2,197
4.7
4,824
5.3
特
別
利
益
3,267
7.3
144
0.3
683
0.8
特
別
損
失
1,106
2.4
349
0.7
776
0.9
税引前中間(当期)純利益
3,036
6.8
1,240
2.7
1,824
2.0
法人税、住民税及び事業税
50
0.1
12
0.0
38
0.0
法 人 税 等 調 整 額
531
1.2
中 間 ( 当 期 ) 純 利 益
2,455
5.5
前
益
5,203
2,634
2,634
額
−
−
492
中 間 配 当 に 伴 う
利 益 準 備 金 積 立 額
−
−
49
中間(当期)未処分利益
7,659
4,905
5,799
中
期
間
繰
越
配
利
当
22
△
1,043 △
2.2
2,271
4.9
△
1,920 △
2.1
3,706
4.1
中間財務諸表作成の基本となる重要な事項
1.資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券
子会社株式及び関連会社株式 ・・・・・・ 移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの ・・・・・・・・・・・・・・・ 中間決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部資本
直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの ・・・・・・・・・・・・・・・ 移動平均法による原価法
(2) たな卸資産
製品・半製品・材料 ・・・・・・・・・・・・・ 移動平均法に基づく低価法
仕
掛
品 ・・・・・・・・・・・・・ 個別法に基づく原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
建物(附属設備を含む)については定額法、その他については定率法を採用している。
(2) 無形固定資産
定額法を採用している。
なお、ソフトウェア( 自社利用) については、社内における見込利用可能期間による定額法を採用
している。
3.引当金の計上基準
(1) 海外投資等損失引当金
海外事業法人に対する投資損失に備えるため、当該法人に対する投資の為替変動損失及び当該法人
の財政状態等を基礎として計上している。
(2) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等
特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上している。
(3) 返品差損引当金
プリンタの返品による損失に備えるため、返品損見込額を売上高に対する過去の経験率に基づき
計上している。
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づ
き、当中間会計期間末において発生していると認められる額を計上している。
なお、会計基準変更時差異( 4,119 百万円)については、5 年による按分額を費用処理している。
また、数理計算上の差異は、発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15 年)による
定額法により翌事業年度から費用処理している。
(5) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えるため、規程による必要額を計上している。
4.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、
通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。
5.その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっている。
23
[注記事項]
(貸借対照表関係)
1.有形固定資産の減価償却累計額
(平成 13 年9月中間期)
38,874 百万円
2.保
証
債
(平成 12 年9月中間期)
58,610 百万円
(平 成 13 年 3 月 期 )
58,427 百万円
務
(平成 13 年9月中間期)
7,724 百万円
(平成 12 年9月中間期)
6,860 百万円
(平 成 13 年 3 月 期 )
9,238 百万円
3.輸 出 手 形 未 決 済 残 高
(平成 13 年9月中間期)
428 百万円
(平成 12 年9月中間期)
349 百万円
(平 成 13 年 3 月 期 )
492 百万円
4.中間会計期間末日満期手形の会計処理
当中間期の末日は金融機関の休日であったが、満期日に決済が行われたものとして処理している。当
中間期末日満期手形の金額は、次のとおりである。
受取手形
685 百万円
(損益計算書関係)
1.減価償却実施額
(平成 13 年9月中間期)
有形固定資産
無形固定資産
1,493 百万円
145 百万円
(平成 12 年9月中間期)
1,855 百万円
117 百万円
(平 成 13 年 3 月 期 )
3,838 百万円
255 百万円
2.特別利益
特別利益の内容は、土地売却益 1,267 百万円及び子会社特別配当金 2,000 百万円である。
3.特別損失
特別損失の内容は、退職給付会計適用に伴う会計基準変更時差異の 5 年按分による償却額
411 百万円及び事業構造改革費用 694 百万円である。
24
[リース取引関係]
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び中間期末(期末)残高相当額
(平成 13 年9月中間期)
取 得 価 額 相 当 額
減価償却累計額相当額
中間期末(期末)残高相当額
(平成 12 年9月中間期)
289 百万円
214 百万円
74 百万円
282 百万円
156 百万円
125 百万円
(平 成 13 年 3 月 期 )
295 百万円
188 百万円
107 百万円
(2)未経過リース料中間期末(期末)残高相当額
(平成 13 年9月中間期)
1
1
年
年
合
内
超
計
(平成 12 年9月中間期)
48 百万円
29 百万円
77 百万円
63 百万円
65 百万円
129 百万円
(平 成 13 年 3 月 期 )
62 百万円
48 百万円
110 百万円
(3)支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
(平成 13 年9月中間期)
支 払 リ ー ス 料
減価償却費相当額
支 払 利 息 相 当 額
34 百万円
32 百万円
1 百万円
(平成 12 年9月中間期)
39 百万円
37 百万円
1 百万円
(平 成 13 年 3 月 期 )
72 百万円
68 百万円
3 百万円
(4)減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっている。
(5)利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各期への配分方法について
は、利息法によっている。
[有価証券関係]
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものはない。
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